政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針5235号  2019・11・21(木)

2019/11/21




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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5235号
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      2019(令和元年)年 11月21日(木)



エルドアン訪米、トランプは「大ファンだ」:宮崎正弘

       国民革命デモ、文氏の横暴を止められるか:櫻井よしこ

      「お前の女房は元から俺のもの」:渡部亮次郎




                      話 の 福 袋    
                       反     響
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エルドアン訪米、トランプは「大ファンだ」
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                   宮崎正弘

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エルドアン訪米、トランプは「大ファンだ」と持ち上げた
  米国トルコ関係の改善は展望なし、お互いの不信感はぬぐえず
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米国とトルコ関係は緊張している。ほくそ笑むのはロシアのプーチンだ。
 そんなおりの11月13日、エルドアン大統領が訪米し、ホワイトハウスで 長時間の会談をこなしたうえ、笑顔で共同会見に臨んだ。エルドアンは長 身で、メラニア夫人より背が高く、トランプと並んでも引けを取らない。

「政権は歓迎したが、エルドアンは専制政治。民主主義的ではない」と 冷ややかな議会は肘鉄を食らわせた」(イスラエルの『ハーレツ』紙、 14日)。

会談後の共同記者会見でトランプはエルドアンを指して、「大ファン だ」と高く持ち上げたが、米国とトルコの関係改善は見られず、お互いの 不信感はぬぐえずに終わった。

米国の不満は第一にエルドアンが米国の強い反対にもかかわらずロシアの S400ミサイル防衛システムを導入したからである。これには共同防衛 体制を敷くNATO諸国も反発した。

米国はイラク戦争やシリア空爆などでNATOメンバーでもあるトルコに 軍事基地を置いている。

怒り心頭のトランプはF35ジェット戦闘機のトルコへの供与を中断し た。NATOの重要な一員であるトルコが、共通の防衛システムに距離を 置いたことは、今後の欧州全体の安全保障に悪影響が出る。
NATO海軍の本拠はトルコのイズミールに置かれている。

第二にクルド族への弾圧を強めるエルドアンに、米国は強い懸念を表明し ていいる。

もともとシリア南部のクルド人自治区に盤踞する武装勢力はトルコの頭痛 の種であり、米軍の撤退を機にトルコはクルド仁居住区を空爆した。
シリア内戦で米国はクルド武装勢力を励まし、武器供与をつづけてきたか ら、クルドから見れば、米国の撤退は約束の裏切りと映る。トランプはト ルコの鵺的な軍事行動に慌てて米軍撤退を延期した。

第三がトルコ国内におけるウィグル人、ウズベク人へトルコ政府は方針を 変えて、北京に協力的となり、彼らへの監視強化に転じたことである。
とくにウィグル人にとってトルコは最後の避難所だった。トルコ人はトル クメニスタン、ウズベク、カザフスタン、キルギス、そして東トルキスタ ンといわれるウィグル人とおなじチュルク系民族であり、言語体系も同じ チュルク系語族だ。だから同胞意識から、避難してくるウィグル人を保護 してきたのだ。


▲中国は札束でアンカラ政府の頬を撫でた

 そのトルコが、嘗ては中国共産党を「人類の恥」とまで非難していたこ とをすっかり忘れて、中国からの投資の魅力に勝てず、経済優先に踏み切 り、中国政府の要求に応じて国内に避難しているウィグル人への監視を強 化したばかりか、一部を中国へ強制送還し始めたのである。

 トルコ国内には35000名の亡命ウィグル人が棲み着き、コミュニ ティではウィグル語の新聞も発行されている。
このコミュニティの分断をはかるため多くの中国公安が這入り込み、活動 家にウィグルにいる家族を迫害すると脅し、スパイになれと強要し、言う ことを聞かないならトルコ政府に言いつけて強制送還をさせると露骨な脅 迫を始めた。

ウィグル独立を願う人々にとってトルコも安住の地ではなくなった。
米国に亡命したラビア・カディール女史は「世界ウィグル会議」を主宰 し、平和的解決を世界世論に訴え続ける。

ワシントンにはほかに「東トルキスタン独立政府」が存在している。実際 に1940年代から50年代初頭、東トルキスタンは独立していた。
「東トルキスタン独立」を主張するウィグル人組織はミュンヘンにもあ り、親中派メルケル政権の膝元で、活動を続けている。

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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評BOOKREVIEW  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 事実だけ,資料を正確に分析すれば、中国の実態がみえてきた
   GDPの嘘ばかりではなかった。国そのものが嘘くさい存在なのだ

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高橋洋一&石平の『データとファクトで読み解くざんねんな中国』(ビジ ネス社)
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昭和43年(1968)の春だった。
 
関西を取材中だった評者(宮崎)、最終日に夕方の奈良駅にいた。夜行 列車まで時間があったので、「そうだ、奈良には岡潔先生がお住まいの筈 だ」と思いついたのだ。いうまでもなく岡潔先生は世界的に著名な『数学 者』だが、同時に哲学者だった。

駅前の公衆電話ボックスで電話帳を繰りだし、ご自宅に電話した。

主宰していた日本学生新聞のインタビューが出来ないだろうか? たま たま在宅だった岡潔先生は「それならいらっしゃい」と鷹揚、寛大だった。
 
開口一番、初対面の学生(評者)に向かって岡潔先生は、こうきりださ れた。

「昨日(夢の中で)西行法師と会いました」。
 
嘉悦大学教授の高橋洋一氏は、数学者である。

統計分析の専門家。内閣への政策提言で有名な存在だが、数学者特有のド ライな裁断ぶりで知られる。その分析と政策には情緒が這入り込む隙がない。

他方、対談相手の石氏は、ドライでエゴイスティックは中国から日本に 帰化して、まるで情緒人間である。石氏にはウェットな感情移入が強いと ころがあるから、文章もときに論理の世界を超える。

ということは、この対談の二人はドライとウェットの対決になると予測 され、おそらく話題は噛み合わない筈である。なのに両者の馬が合うのは 文化的議論が極力少なく、政治と経済を論じているからだろうというのが 読後の第一印象だった。

事実、ふたりの意見が噛み合わない箇所が一ケ所あり、それは城山三郎の 評価をめぐるポイントである。

城山の『官僚たちの夏』は間違いだらけという高橋氏に、当該小説を読 んで日本の官僚達の、女王蜂に貢ぐ蟻のような働きぶりに感動していた石 氏は驚く。脱線ながら評者、城山の小説は殆ど読んでいるが、印象にのこ るのは『総会屋錦城』だけである。

さて本書は徹底的にファクトだけを基盤としての中国経済の分析と近未 来予測である。中味を紹介すると、読まない人がでるだろうから省略する が、ドライに事実だけを追求すれば、中国経済の公式統計の嘘が次々と満 天下に晒される。

要するに二人の結論は「独裁国家は必ず潰える」という歴史の原理。だ から日本は「常に中国の逆を行け」という推薦の言葉となる。

     
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読者の声   どくしゃのこえ  READERS‘ OPINION  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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(読者の声1)「フォーブス・オンライン」(11月13日付け)で、香港で 開催された一帯一路サミットに、五千人が世界各地から参加したのに、日 本人の参加者が、たったの五十名だったと、その関心度の低さを嘆く記事 がありましたが、「五十人も日本人が行ったのか」と逆にその時代錯誤の 人たちに驚いたものでした。
  (DR生、神奈川県)


(宮崎正弘のコメント)このサミットはデモの最中、9月初旬に開催され た展示会ですが、日本企業は一社もプースを出していません。
日本の親中派メディアでさえほとんど黙殺、日本企業が関心が薄いのは当 然でしょう。一帯一路は高利貸し、借金の罠に落ちた国々がでてきた悪評 さくさくなのですから。


(読者の声2)前号の貴誌にあったように「本当に「桜を見る会」などど うでもよいですが、そのどうでもよいことでさえ、デマをまき散らすメ ディアと野党に辟易します。
昔からここまでおかしかったでしょうか? 国会議員を総入れ替えしても らいたいです。


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国民革命デモ、文氏の横暴を止められるか
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              櫻井よしこ
 
韓国国民が闘っている。ソウルでは10月3日の「開天節」(韓国の建国記 念日)に続いて、9日の「ハングルの日」にも文在寅大統領の内外政策す べてに反対する大規模デモが行われた。25日夜から26日にかけても国民各 層が集結し文政権打倒を叫んだ。

彼らの要求は、娘の不正入学をはじめ数々のスキャンダルを抱える曹国氏 の法務大臣辞任から文政権打倒へと一段と強まった。多くの国民が、曹氏 辞任だけでは文政権の悪事は終わらない、文政権の狙いは韓国という国 家、その価値観の粉砕だと、ようやく気付いたのだ。

韓国デモのこの質的変化は、デモをする人々がつい先頃まで「保守派デ モ」と自称していたのが、「国民革命」と呼び始めたことにも表れてい る。韓国言論界の重鎮、趙甲濟氏はこう説明する。

「文政権などの左翼勢力は『民族』や『民衆』という言葉を使って大韓民 国を否定してきました。韓国は自由と民主主義を国是としています。なの に、種々の制度を変えてそうした価値観を抹殺しようとするのは憲法違反 です。国が憲法を守らないなら、主権者の国民が立ち上がり憲法を守る。 それが国民革命の意味です」

趙氏らの国民革命には反日スローガンはひとつもない。朝鮮問題専門家の 西岡力氏はこれを、理不尽な反日主義から脱け出した「自由と全体主義の 戦い」だと言い切った(「言論テレビ」10月25日)。

周知のように曹氏は法相就任から35日で辞任した。多くのメディアが保守 派デモ、国民の厳しい批判、検察に追い詰められた末の辞任だと分析し た。だが真の理由は他にあるのではないか。

辞任に当たって曹氏は「私は自らに課せられた役割を果たした」と語っ た。彼が果たしたと主張する「役割」とは、辞任表明の3時間前に発表し た「検察改革」を含めて、長年構想を練ってきた左翼革命実現の道筋をつ けたということであろう。曹氏や文大統領のいう検察改革の本質は、曹氏 が発案した「政治検察」、韓国型ゲシュタポの創設である。

逮捕は時間の問題

今年4月末に遡る。文政権はこのとき「高位公職者犯罪捜査処」(公捜 処)の設置法案を「迅速処理案件」に指定した。日本にはないこの制度 は、迅速処理案件に指定された法案は提出後330日が経過すれば必ず採決 すべしという制度だ。仮に法案審議の委員会が抵抗して審議が進まなくて も、議長権限で委員会の頭越しに本会議で採決が出来る。

迅速処理案件に指定された「公捜処」設置法案は、捜査、逮捕、起訴など の権限を検察から取り上げ、大統領直属の公捜処に移すというものだ。公 捜処のトップは大統領が直接任命するため、大統領権限が異常に強大化す る。政治検察と呼ばれるゆえんである。捜査対象となるのは高位公職者約 6000人で、法案には以下のように詳述されている。

「大統領、国会議長と国会議員、大法院長と大法官(最高裁判所長官と最 高裁判事)、憲法裁判所長と憲法裁判官……」

その他にも高位の軍人、高位の警察官など国家の政策決定や秩序維持に携 わるあらゆる分野の高位者が対象とされている。大統領は捜査対象の一番 手に明記されているが、公捜処長官は大統領が任命するため、事実上大統 領は捜査対象にはならない。「言論テレビ」で「統一日報」論説主幹の洪 熒氏が指摘した。

「公捜処の捜査対象者は6000人ですが、うち5000人が判事と検事です。法 案をよく読んで下さい。さまざまな公職者には、たとえば『政務職以上』 とか、『特別市長』とか『警務官以上』などと条件がついています。他 方、司法に携わる者については『判事と検事』だけ、即ち、全員です。司 法権限は起訴権も含めて公捜処が全ておさえる。まさに司法クーデターです」

同法案成立を文政権が異常に急いでいる。公捜処設置法案が4月末に国会 に提出され迅速処理案件に指定されたことは前述したが、当時の様子を西 岡氏が語った。

「迅速処理案件に押し込もうとする文氏の与党に、野党第一党の自由韓国 党が反対して議場は激しい殴り合いの修羅場になりました。暴力沙汰で やっと通したのです。そしていま、天皇陛下(現上皇陛下)の謝罪を求め たあの国会議長の文喜相氏が330日でなく180日で採決できると言い始めま した。法律のどこにもそんなことは一言も書かれていません。法的根拠の 全くない超法規的手法です」

文大統領一派の主張する180日目が10月28日だ。従って本稿が皆さんの目 に触れる頃、或いは公捜処設置法案は可決成立しているやもしれない。こ のように無法を承知でごり押しする背景に曹氏を巡る深い闇があるとの見 方がある。曹氏の妻は10月24日に逮捕された。このまま捜査が続けば曹氏 の逮捕は時間の問題だ。その場合、どのような闇が暴かれるのか。

北朝鮮の麻薬スキャンダル

前述のように曹氏は公捜処を立案した人物だ。韓国を左翼独裁革命で潰そ うと考えている点で、大統領の文氏とは同志である。思想が同じで、甘い マスクで国民に人気のある(あった)曹氏を、文氏が後継者に考えていた のは間違いないだろう。

曹氏を政治家にするには一定の資金が必要だ。曹氏が多額の資金をファン ドに投資していることは判明済みだが、そのファンドの投資先にソウル市 が大規模発注をしているのである。これは政権全体による闇の政治資金作 りなのではないかとの疑惑が指摘されるゆえんである。

疑惑はまだある。2017年5月、文氏は曹氏を民情首席秘書官に任命した。 検察などの法務行政全体を監督するこの地位には検察出身者が就くのが通 例で、曹氏のような学界出身者の起用は異例だった。

洪氏は、曹氏が民情首席秘書官を務めた2年余りの間に北朝鮮の麻薬に関 する巨大スキャンダルを隠蔽した疑いも浮上していると指摘する。

捜査が進めば、一連の疑惑が文政権の致命傷となりかねない。そのような 事態を防ぐために文政権が公捜処設置法成立を急いでいる可能性もある。

それにしてもこの後ろめたい法案を韓国国会は通すのか。韓国は一院制で 300議席、3名欠員で現状勢力は297、法案可決には過半数の149が必要だ。 文氏の与党「ともに民主党」は128で、与党系無所属の1人を加えて129、 過半数に20議席不足だ。第一野党の「自由韓国党」以外の少数党は左翼政 党で、彼らが文政権に協力すれば公捜処設置法案は可決される。

一方で、国民革命デモは間違いなく勢いを増しつつある。国民革命の前で 左翼政党は文政権に肩入れできるのか。国民は勝てるのか。韓国はまさに ぎりぎりの戦いの中にある。
『週刊新潮』 2019年11月7日号 日本ルネッサンス 第875号

 

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「お前の女房は元から俺のもの」
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          渡部亮次郎

わが国の尖閣諸島に対して突如として中国が領有権を主張し始めたのは 1969(昭和44)年のことだった。佐藤栄作内閣の頃だったが、わが国メディ アは無視した。

後日、外相秘書官になった時、この間の事情を外務当局に質したところ 「自分の女房をオレのもんだ、と連日叫ぶ事は恥ずかしいじゃない」と諭 された。世界の常識ではそうだろう。

だが中国にかかると全く違う。「あんたの女房は美人で金持ち。だから昔 から俺のものだったのだ」というのである。餓鬼の論理、ならず者の理屈 だ。だから外交課題には適さない。

理不尽を力で通そうとするのは布告なき宣戦とでも呼ぶしかない。菅首 相、仙谷官房長官、前原外相ら(いずれも当時)は、ここが判っていない。

しかも中国は昔は尖閣の海底に眠る石油とガスが欲しくて悪たれたが今や 違う。尖閣の辺りを自由に航行できなければ、目指す太平洋支配が可能に ならないので、一段と態度が強硬になってきているのである。

それだから、日本のいう「冷静な話し合い」などに応じるわけが無い。応 じていたら野望が挫かれかねない。

菅首相や仙谷官房長官(当時)らは、すべて「事は大きくしたくない」か ら「穏便」ばかりを口にし、すべて下手に出れば大きくならないと決めて いるようだ。

しかし、日中平和友好条約の締結交渉に従った少ない経験からするとこ ろ、日本人と根本的に違っていて、当方が1歩譲歩すれば2歩踏み込んでくる。

事はロシアをして北方領土問題にも関連するから、政府は命がけで踏ん張 らなくてはいけない。

ところでジャーナリスト水間政憲氏が明らかにしたところに依れば、中国 は7〜8年前から東京・神田の古書店で中国の古地図を買いあさって、今 では出回らなくなった。(「週刊ポスト」2010年10月15日号」。

それは「工作」に当って「証拠」となる北京市地図出版社1960年発行の 「世界地図集」第1版を地上から消す為であった。この地図では尖閣諸島 は日本の領土として、確り日本名の「魚釣島」「尖閣群島」と表記されて いるからである。

「この地図はたった1冊、日本外務省中国課が所蔵している」と水間氏。 「政府はただ東シナ海に領土問題は存在しない、と言うだけでなく、この 地図を中国に証拠として突きつけるべきだ」とも。

それを受け入れる中国では無いだろうが、おまえの女房はいい女房だから 昔からオレのもんだったというごろつきの一時的な口ふさぎには役立つか もしれない。2010・10・5執筆 



    
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重 要 情 報
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◎日本文化チャンネル桜の「沖縄の声」で、キャスターの江崎孝氏が言っ た言葉「首里城の火災は天災である」といふ言葉には、重みがある。つま り、天は怒ってゐるのだ。

首里城には、私も何回か行った。有名な観光地だし、「一度は行ってみよ うか」といふ、表敬訪問のやうな意味もあった。またかつて、小渕首相の 発案で、二千円札が発行され、その裏には首里城が描かれてゐた。

首里城を訪れた私の感想として、「地下駐車場まである大規模な観光施設 だが、何かが足りない」といふものであった。それが今回、上記の江崎氏 の話を聞いて思ひ当たった。かつて首里城は、沖縄神社であったのだが、 再建する際に御神体は他のみすぼらしい処に移されてしまひ、今は中国様 からのお遣ひをお迎へする国辱的な場所に堕落してしまってゐる。まる で、沖縄を乗っ取ったオール沖縄を僭称するサヨクの象徴ではないか。天 災が降ってくるのも、分かる気がする。

人気のある民謡『武田節』には、「人は石垣、人は城」といふ一節があ る。城は沖縄の象徴なのだから、本当の民意を表すところであるべきだ。 では本当の民意とは何か。それは、自衛隊が自分で自国を衛り、外国から の干渉を受けないことである。「琉球独立」のほらを吹いてゐる連中も、 内心はチャイナに売りつけたいだけの話だ。むしろ、沖縄は日本民族の要 である。今日本が必要としてゐるのは、沖縄どころではない、日本国の真 の独立である。亡国憲法に牛耳られることもなく、チャイナは勿論、アメ リカの言ひ成りになることもなく、正しく核武装して鉄壁の護りを持つ、 世界中から尊敬し信頼される国、ニッポンである。そのために、沖縄神社 を再び迎へ入れ、「首里城神社」として再建すれば、沖縄の神様も喜ばれ ることだらう。北村維康



◎やや疲労困憊した11月18日:前田正晶

19日は2ヶ月振りの国立国際医療研究センター病院での採血・採尿と心電 図の検査の日。8時半に出発して新大久保駅前のバス停に向かった時は丁 度雨が止むところだったが、降っていたとは知らなかった。採血の日は朝 食抜きで出掛ける為に足取りも重く、駅前までの600 mを10分以上かけて 歩くのだった。この時刻に出向くと都バスが病院の真向かいにある内閣府 統計局までノンストップで行くので、重宝に利用させて頂いている。

採血の順番は直ぐに回ってきたが、何故か何時もよりも1本多い5本を採 取された。担当された救急の制服を着た看護師さんに「今日は寒いから十 分にご注意を」と言われて終わった。それから心電図に回って10時には無 事全行程を終了して会計に回った。20分ほど待ってから掲示板に案内が出 て自動支払機に向かった。それから、地下の言わばフードコートのような 広場に降りて持参した自家製のいなり寿司を食べて遅い朝食。周囲を見回 すと、矢張り中年以上の外来なのだろう患者さんたちは持参された食事を 摂っておられるのが目立つ。

食べ終わってからやおら立ち上がってバスを乗り継いでジムに向かうこと にした。だが、あれほどの血液を失った(?)後だけにストレッチをやる 意欲もなく、兎に角入浴して血行を良くしようというのが、この強行軍 (?)の狙いだ。実は、15日のクラス会出席という藤沢遠征の疲れが昨17 日辺りから本格化して、本日は結構我と我が身に鞭打っているかのような 悲壮感も少しあったのだ。入浴を終えて帰りのバスまでに少し時間の余裕 があったので、サロン(?)で日経新聞にさっと目を通した。

そこに言わばベタ記事に近いかとも言えそうな「対韓国の3品目の輸出管 理強化関連の記事」を発見した。それは「既に2品目の輸出は承認済み で、今回は液体フッ化水素の輸出許可を聯合ニュースが報じた」というも のだった。日経新聞は「日本側に液体フッ化水素の輸出を認めれば、韓国 側がGSOMIAを巡る態度を軟化させるのではないかの期待もありそうだ」と していた。確かに管理を強化したとはいっても3品目とも輸出を認めたの では、韓国(というか文大統領)の破棄するという主張の根拠が薄弱化す ると言えるとは思う。だが、文大統領がそれほど生易しい人物だとは私に は考えられないが。

ではあっても、偶には日本経済新聞も読んでみるものだと思いながら、何 時ものことながら老人の利用客ばかりのバスで駆け足の日程を終えて無事 帰宅。大きな風呂で血行は多少改善できたが、やや遅い昼食を摂って、先 頃までソファーに寝そべって休んでいた次第。と言うのも、病院から高田 馬場駅前のジムに行く為にはバスを2回乗り換えねばならず、乗り換える 為には交差点を3度横切らねばならないので、ジムでのウオーキングを省 略しても良いだけの運動をしてあったのだ。明日は検査の結果を踏まえて の主治医の診察でまた病院に行かねばならない。これは86歳にとっては体 力よりも、待ち時間に如何に耐えるかの気力の問題だ。


◎論評の限りではないベネズエラに惨敗したサッカー:前田正晶

前半が終わったところで「これ以上見る価値無し」と思ってPrime Newsに 切り替えた。あのままでは後半にもっと取られて10対0にでもなるかと本 気で心配させられていたからだ。試合開始前に縦列に並んだ顔ぶれを見て 知らない者が多いので、森保監督は何を考えているのかと出鼻を挫かれて しまった。後で聞けば「前回の試合から8人も入れ替えた狙いが底上げの 為」だったそうだが、結果としては底上げどころか選手層の薄さと監督が 招集した二線級の質の低さをイヤと言うほど見せつけてくれただけに終 わった(いや、終わりかけた)。

もうこれ以上言いたいことも言うべきことすらない試合だった。FIFAのラ ンキングで我が方よりも上でしかも南アメリカの国の代表を相手にして、 あの顔触れで試合をしようというのは非礼ではないかと思わせられた。私 は未だ森保監督という人物の力量を信用するに至っていないので、あの選 手起用で益々イヤになってきた。だが、試合に出された選手たちにも気の 毒な面があると思う。それは、日頃からあの顔触れで試合形式の練習はし ていなかっただろうから、息がまるで合っていなかったのも無理はないと 言って上げたい。だが、下手だと言われても弁解の余地はあるまい。

特にウンザリとさせられたのが1点目を取られた時の左側のバックの守り だった。あのような古典的な2度の切り返しにむざむざと抜かれて綺麗に センターリング(これは昔の表現である)を上げさせたのには「何をやっ ているんだ」と叫びたくなってしまった。しかもゴール前ではあのハット トリックとかを達成したロンドンとやらと誰も競り合っていなかった。2 日続けての病院通いで精神的にも疲労していたのを何とか堪えてみていた 緊張が、あの失点で切れてしまった。

森保君に代表とオリンピックと両方の監督をやらせようという協会の意図 は、強行ではないいのかと思わせてくれた短期間に3試合もやらせれば、 こういう結果が出てくるものだという負の評価をされる結果となって現れ たと思う。選手層の薄さも、野球の代表が西武の首位打者の森と本塁打王 の山川、ソフトバンクの千賀と柳田を欠いても優勝してしまったのと比較 すれば、これでもかと言われそうなほど証明してしまったのではないか。 色々な意味で誠に残念な負け方だった。


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身 辺 雑 記
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21日の東京湾岸は快晴、爽快。

20日の東京湾岸は快晴、爽快。生まれ故郷の秋田は猛吹雪というのに。

右の足平に霜焼けの跡がケロイド状に残っている。アメリカとの戦争中で 栄養も悪かったのだろう。ヴィタミンCのみかんなど全くなかった。
                         

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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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