政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針5230 号  2019・11・16(土)

2019/11/16





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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5230号
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      2019(令和元年)年 11月16日(土)


魔女狩りからサーカスへ:Andy Chang

         香港の大学は「軍事要塞」に化けた:宮崎正弘 

     しらじらしい桜を見る会騒ぎ:阿比留瑠比


                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記

      

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魔女狩りからサーカスへ
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Andy Chang


公聴会は一方的な「魔女狩り裁判」を公平に見せかけて国民がテレビで
観戦する「サーカス」となったのである。


AC通信 No.763 Andy Chang (2019/11/14)
AC論説 No.763 魔女狩りからサーカスへ

水曜日13日、トランプの弾劾調査はこの日から公聴会となった。公聴
会だから公平な裁判になるかと言うとそうでもなく、相変わらず民主
党のシフ委員長が10人ほどの証人喚問を来週の金曜日まで並べてい
る。共和党側の証人喚問要求は再来週になる。しかも公聴会での諮問
時間も公平に両党議員に分けられるのでなく民主党が先に質問し、共
和党側の反対尋問は時間切れになる可能性もあるという。相変わらず
シフ委員長の独裁裁判だ。

元は密告者の告発があったからトランプの弾劾調査が始まったのだ。
ペロシ議長が総会議決を取らずに弾劾調査を始めたのは違法である。
シフ委員長は非公開証言を三週間も続行し、トランプに不利な証言だ
けを公開していた。これが違法と言われたのでペロシは「後出しジャ
ンケン」で下院の票決を取って弾劾調査を正当化しようとした。

そのうちに密告者がバイデンの部下でウクライナの汚職問題について
働いていたことが明らかになり、密告者は罷免陰謀の片割れだと言わ
れるようになった。つまり弾劾調査は魔女狩りだと言われるようにな
った。それでシフ委員長は弾劾調査を非公開から公聴会に変更して不
公平な調査を公平に見せるようにした。公聴会は一方的な「魔女狩り
裁判」を公平に見せかけて国民がテレビで観戦する「サーカス」とな
ったのである。

公聴会の初日の証人はシフ委員長が選んだテイラー駐ウクライナ臨時
代理大使と国務院のジョージ・ケント国務次官補代理だった。二人と
もトランプ大統領に不利な証言をすると思ったが証言の結果は反対と
なったようだ。メディアはトランプがバイデンの調査を見返り要求し
たと証言したと報道した。実際には共和党議員の反対尋問で二人とも
直接経験した証拠がないことがハッキリした。この他にもシフ委員長
に不利な証拠が出て第一日目の公聴会はシフ委員長の惨敗と言える。

ケント氏は証言で「政敵の調査を外国に要求するのは適当でない」と
述べた。テイラー大使は冒頭証言で「私は誰の見方でもない。知って
いることだけを証言する」と述べた。ところが共和党議員の反対尋問
になったら二人の証言は誰かからの又聞きや、新聞の報道で知ったこ
とだったので、「又聞きは証拠ではない」と言われて沈黙する場面が相
次いだ。共和党のヌーネン副委員長は「どうして民主党が特に選んだ
証人はトランプ大統領に「異見」がありながら証言は又聞きばっかり
で証拠にもならない」と述べた。

ジム・ジョーダン議員が二人に対し、「貴方は大統領に会ったことがあ
りますか?」と聞いたら二人ともノーと答えた。次に「大統領と電話
で話したことがありますか?」と聞かれ、二人ともノーと答えた。そ
れでジョーダン議員が「トランプ大統領が罷免に値する罪を犯したと
思う人は手をあげて下さい」と言ったら二人とも手を上げなかった。
シフ委員長が選んだトップ証人が「有罪と言えない」と証言したのだ。
実に惨憺たる結果である。

共和党側はハンター・バイデンを喚問することを要求したが、シフ委
員長は断固拒否した。ハンターバイデンは父親のバイデン副大統領の
おかげでブリスマの顧問になって毎月5万ドルの月給取りとなったが、
その後でウクライナの司法が調査を始めたのでバイデン副大統領は米
国の援助金10億ドルを盾にしてショーキン検察官を罷免させたので
ある。ハンターバイデンを喚問するのは当然だがシフが拒否した。

共和党議員は密告者の証人喚問も要求したが、シフ委員長はこれも拒
否した。密告者の告発があったからトランプの弾劾調査が始まったの
だから密告者を喚問するのは当然だが、シフ委員長は密告者の名前を
秘密にするため証人喚問は許可しないという。誰が考えてもわかるよ
うに、ある人(馬の骨)が勝手な告発をしただけで確認も証言も取ら
ずに大統領を罷免できるはずがない。

だからジョーダン議員が「名前も知らない人の告発があった。この告
発について本人から証拠も説明も取れず、密告者の名前はシフ委員長
一人しか知らないのは荒唐無稽なことだ」と言ったら、シフ委員長は
すかさず「私は彼の名を知らない」と返事した。こいつは大問題だ。
シフは三度目の嘘を吐いたのだ。

9月に密告者の告発があったからシフ委員長の弾劾調査が始まったの
である。その時にシフ委員長は密告者の名前は知らないと公言した。
ところが数日後に密告者がシフ議員の部下に告発を相談したことがわ
り、シフ議員はこれを認めて密告者の名は知っていると認めた。つま
りシフは二度ウソを吐いたのである。そして今回の公聴会でシフ氏は
三度目の嘘、密告者の名は知らないと述べたのである。

シフのウソ発言で今後はシフ委員長と密告者、二人の「宣誓証言」を
求める方向に進むと見られる。この二人が宣誓して証言台に立つなら
弾劾調査のクライマックスとなに違いない。

魔女狩り裁判は最初は密告者の告発だった。しかし密告者が弾劾陰謀
の片割れとなったので、シフ委員長は密告者を隠して見返り要求がト
ランプの罪だと言い出した。ところが見返り要求は罪にならないこと
がだんだんハッキリして、月曜日から民主党議員は「見返り」を「賄
賂」と言い換えるようになった。賄賂とはトランプ大統領がウクライ
ナへの資金援助でバイデン調査を依頼したというのである。だが見返
り要求を賄賂と言い換えても罪にならないと法学者は一蹴した。

最後に、民主党は強引にトランプ罷免を票決して上院に持ち込むと見
られる。そして上院はこれを受けて裁判を開始すると言われている。
裁判が長引けば来年一月の民主党の候補者のプライマリー選挙に影響
するので民主党に不利となる。結果はどうなるかわからない。

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香港の大学は「軍事要塞」に化けた
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)11月15日(金曜日)
          通巻第6276号 
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香港の大学は「軍事要塞」に化けた。海外からの留学生は帰国の途に
 キャンパス内は籠城戦に備え食料備蓄、武器製造、運動場では投擲訓練
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想像より多い。数千の学生がキャンパスを軍事要塞化して立て籠った。
セメントを調達し、道路のレンガを壊しバリケードを築き、火炎瓶を大量
に用意している。籠城戦の部署を分担し合っている。

古代の戦争に登場する投擲機をかれらは自分たちで作った。弓の練習も行
われている。投石機の大型化も進んでいる。

中文大学、香港大学、香港理工大学ほか、軍事要塞化は警官隊突入を防ぐ
ためである。付近の道路は通行不能状態。九龍と香港島を結ぶ海底トンネ
ルもバリケードで封鎖された。

キャンパスには「これは戦争だ!」という標語。

ロビィや講堂などは夥しい食料と水、学生食堂は、職員に代わって料理を
作れる学生たちが食事を作っている。

戦闘服、グーグル、手袋、ヘルメットも積み上げられ、準備を整えた。

火炎瓶が大量に用意され、投擲マシーンも自分たちで周辺の木材などを運
び込み、あまつさえ防御用兵器も科技大学の学生らが工夫している。

中国大陸からの留学生が大使館の手配で特別のフェリーが用意され、脱出
した。
続いて14日からは日本、台湾などからの留学生も一斉に帰国の途に就いた。
いよいよ人民解放軍が入りそうだという情報が乱れ飛び、夜間外出禁止令
施行は時間の問題とも言われるようになった。
 何が起きるのか?
      
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1985回】                 
――「支那を亡すものは鴉片の害毒である」――上塚(3)
上塚司『揚子江を中心として』(織田書店 大正14年)

           ▽
ここで些か飛躍するようだが、「中欧班列」の最近の状況を簡単に紹介し
ておきたい。

中国の59都市とヨーロッパの15カ国を結んでいる中欧班列はロシア経由と
カザフスタン経由の2路線が稼働し、ユーラシア大陸の東と西とを結ぶ1万
km超の路線を2週間余りで繋いでいる。

輸送コストは空路の75%前後と安い。海路の2、3倍は高い運賃ではある
が所要時間は半分前後。つまり中欧班列は、空路より安い運賃で海路より
は断然早い。加えて季節による運賃変動が少ないことも魅力の1つだ。

当初の最大の懸案であった片荷問題だが、2018年を見ると欧州発便は前年
比111%増で全体の42.3%を占めるなど、解消に向かっている。スマート
フォンやモバイルなどのIT製品、自動車・自動車部品、一般機械、金属加
工品、衣類、コーヒー豆、ワイン、木材、家具などが中国から欧州へ、自
動車、日用品、食品、機械設備などが欧州から中国へ送り込まれている。
中国・欧州間を往来するコンテナーは2019年3月には110万を超えている。

中欧班列は中国以外の企業も利用し、たとえばホンダは中国で生産したエ
ンジンを欧州物流拠点(在ベルギー)への輸送に利用。日本通運は陝西省
西安とデュイスブルク(ドイツ)を繋ぐ専用貸し切り列車の試運転を開
始。フォードはドイツで生産した部品を重慶に送り込み、完成車を欧州に
送り出す。

2011年の中欧班列の列車本数を歴年で追ってみると、2011年(中国発:17
本/欧州発0本。以下同)、2012年(42本/0本)、2013年(80本/0
本)、2014年(280本/28本)、2015年(550本/265本)、2016年(1,130
本/527本)、2017年(2,339本/1,274本)、2018年(3,673本/2,690
本)――2018年の実績は6363本で前年比73%増。累計本数は2018年末で1万
3千本を突破している。

こう見てくると、20世紀初頭に構想された海蘭鉄道の先見性や戦略性、加
えるなら1世紀と言う時代の激動を改めて思い知らされるようだ。
 
上塚に戻るが、彼は20世紀初頭における中国を巡る列強の「蟻軍の甘きに
附く」ような振る舞いを「表に正義人道の衣を纏ひて、内に恐るべき豺狼
の牙を磨くあり」と形容しているが、これはそのまま一帯一路を推し進め
る習近平政権の姿勢に当てはまるに違いない。

1世紀前には「豺狼の牙」に慄いていた中国が、今や自らが「豺狼の牙」
を研ぐ。かつて列強は「正義人道の衣を纏ひて、内に恐るべき豺狼の牙を
磨」きながら、中国に利権を求めた。そして今、習近平政権の率いられた
中国は、かつて列強が中国に向かった野望の道を反対方向に進み、「正義
人道の衣」ならぬ「双?(ウィンウィン)関係」をチラつかせながら相手
国を丸め込み、「内に恐るべき豺狼の牙を磨」いている。

かつての「東亜病夫」と蔑まれた中国だったが、今や「恐るべき豺狼」に
まで“成長”してしまった。やはり自らの力で成長したわけではなく、安い
労働力を求めて押し寄せた日本や欧米諸国がカネとモノとを注ぎ込んだか
らだろう。毛沢東が30年ほどの時間をかけて辿り着いた貧乏の共同体は、
「恐るべき豺狼」に激変したのだ。これを歴史の皮肉と見るべきか。はた
また歴史の必然と考えるべきか。

上塚は「俺は一體何の爲めに歩いて居るかと自問自答」しつつ、ひたすら
歩く。
「毎日々々野と山と河とを眺め、南京蟲に喰はれ、蚊に刺され、豚肉と
ボロボロ飯を食ひ乍ら、世の中の總てから離れ、金を使つて苦勞した、得
る所果して幾何ぞや。〔中略〕俺は餘程馬鹿だワイと一方の耳で囁く。

〔中略〕實際御前は馬鹿ダ。然し數字や常識に超越した馬鹿で無くて、何
で之が出來よう。自己と利?とを忘れて馬鹿者でなくて、どうして之れが
忍ばれよう。馬鹿になれ、馬鹿になれと亦一方の耳で囁く」。馬鹿力〈バ
カリョク〉だ。
           

 
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しらじらしい桜を見る会騒ぎ
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【阿比留瑠比の極言御免】しらじらしい桜を見る会騒ぎ  令和元年
(2019)11月14日

昭和27年以来、歴代政府がほぼ毎年実施してきた首相主催の行事「桜を
見る会」がにわかに注目を集めている。立憲民主党、共産党などの野党は
活気づいて追及チームを発足させたほか、メディアでも13日付の朝日、毎
日両紙の社説が次のような見出しで、安部晋三政権を批判していた。

「首相の私物化許されぬ」(朝日新聞)

「公金私物化の疑問が募る」(毎日新聞)

また、これに呼応して13日午前の菅義偉(スガヨシヒデ)官房長官の記者会見で
は、朝日の記者が矢継ぎ早にこんな質問をしていた。

「首相に近い人たちが特別な便宜を受けたことにならないか」「各界の功
績者に該当しないように見える特定政治家の支援者が参加しているが、適
切な運営と言えるのか」

断っておくが、筆者自身は「桜を見る会」が開催されようが中止されよう
があまり関心はない。運営に適当でない部分があれば、改めるのも当然だ
ろう。ただ、野党やメディアが、以前からこの会に関心を示し、問題点が
あると指摘してきたとは到底思えないため、また難癖をつけていると受け
止めてしまうのである。

記念撮影に28分

ある年の「首相動静」記事をみると、産経新聞はこう報じている。

【午前】8時18分、公邸発。30分、東京・内藤町の新宿御苑着。31分から
59分まで、地元の後援会関係者らと記念撮影。9時、夫人とともに「桜を
見る会」に出席。10時21分、同所発。

桜を見る会の会場で、実に28分間にわたり後援会関係者と写真を撮ってい
る。いったい何人いたら、こんなに時間がかかるのだろうか。ちなみにこ
れは平成22年4月17日の民主党の鳩山由紀夫首相の動静である。

おそらく各界の功績者や功労者ではない地元の後援会関係者を明らかに優
遇していることが分かるが、この時民主党内やメディアから批判の声が上
がったとは寡黙にして知らない。

同日付朝日の夕刊はこの「桜を見る会」について写真付きで、「『雨天の
友・・・』首相、自らを鼓舞?」という見出しを付けて次のように書いて
いる。

「首相は『雨の時に集まってくれる友こそ真の友。みなさんは鳩山政権の
雨天の友だ』と呼びかけた」

もちろん、朝日が鳩山氏が「真の友」である後援会関係者と記念撮影をし
たことに気づいていなかったわけではない。

便宜感じたのか

18日付朝日朝刊の首相動静蘭にはちゃんと「地元の後援会関係者らと記
念撮影」と記録されている。毎日も同様だが、両紙はこのとき、首相によ
る私物化だなどと一切書いていない。

鳩山政権時には民主党に所属していた自民党の長尾敬前内閣府政務官は、
こう証言する。「民主党本部から、せっかくの機会だから地元後援者に上
京してもらい、後援会固めに使うよう指示があり、後援会名簿を出した。
このことは、今野党で安倍政権の私物化だと批判している旧民主党出身の
人たちも、みんな知っているはずだ。しらじらしいし、不思議な光景だと
思う」

「桜を見る会」では、メディア各社の上層部や、首相官邸キャップにも招
待状が来るため、出席経験者は少なくないはずである。彼らは、この会に
参加したことで、時の首相に特別な便宜を図ってもらったと感じたり、首
相による会の私物化に協力したと思ったりしているだろうか。

一連の騒動で来年度の「桜を見る会」は中止されることになった。長尾氏
ではないが、本当に「しらじらしい」「ばかばかしい」とむなしくなる。

(産経新聞論説委員兼政治部編集委員)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

松本市 久保田 康文 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


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重 要 情 報
━━━━━━━

◎戦前の日本では、共産党は非合法であった。ところが戦後、マッカーサーが合法化した。日本を困らせるために。マッカーサーは、パンドラの函を開けたのだ。今からでも遅くはない。その蓋を閉めて、共産党を非合法化しよう。北村維康



その理由:共産党は、皇室を認めない。今のところは現状維持だが、時が来たら皇室をを廃絶すると公言してゐる。だから、国会の開会式に天皇陛下がお言葉を述べられるときにも、共産党の議員は議場から退席するのだ。こんなことを放置してよいのか。良い筈がないではないか。令和の御代、大嘗祭が立派に執り行はれた。いまこそ戦後の積弊を清算する時だ。



◎浅緑澄みわたりたる大空に大嘗の儀の御稜威輝く(あさみどりすみわた
りたるおほぞらにおほなめのぎのみいつかがやく)

暖かき秋の日差しに包まれて二羽の烏の並びてぞ

(あたたかきあきのひざしにつつまれてにわのからすのならびてぞとま
る)北村維康



◎文在寅大統領はGSOMIAを切ると明言した:前田正晶

主権免除:

13日のPrime Newsは櫻井よしこさんのみが2時間語るという触れ込みだっ
たが、前半は高初輔弁護士も同席されて、13年に韓国の元慰安婦が日本国
に2億8千万円だったかの賠償を求めて韓国の裁判所に訴えて出た事案が
「主権免除」と我が国が韓国に通告したにも拘わらず、裁判が開始された
件について「非常に難しい」ということとその法的な根拠を細部まで解説
された。正直なところ「また韓国が」という感想しか出てこなかった。即
ち、またしても15年の合意を無視した訴訟だということ。

高弁護士は原告側の勝訴は五分五分で、もしも勝訴となったらどうなるか
までの見通しまで述べておられた。その判決を我が国が受け入れる訳がな
いのだから、朝鮮人労働者の県の判決と同様に韓国の原告側が我が国の資
産差し押さえの挙に出る確率が高いだろうとすら感じた。私はこの例から
考えても、文在寅政権下では我が国が敗訴の判決が出るとしかないのでは
と思いながら聞いていた。故に「また韓国が」との感想が出たのだった。
なお、「主権免除」については検索されれば、原告の勝訴があり得るとい
うことは読めると思う。

GSOMIAを切る:

韓国側はというか文在寅大統領政権下では、彼のDPRKとの統一を目指し、
朝鮮半島を社会主義国にしてしまおうという理想を、例えばアメリカ政府
が如何に高官を派遣してGSOMIAの継続を説いて聞かせてもというか、如何
なる邪魔が入ろうとも推し進めることは最早明かだろう。桜井さんは毎回
その点を指摘されている14日夜も桜井さんは高弁護士が退席された後もそ
の懸念というかその方針が着々と実現の方向にあると指摘されていた。

特に私が「なるほど」と思わせられた点は「我が国では一切報道されて
いないが、韓国の新聞には文大統領が全政党の党首を集めた会合で、今日
に日韓関係が悪化したのは全て日本側が悪いのであるからGSOMIAを切るか
ら協力せよと求めたこと」だった。その他にこの会合で芳しくないなと思
わせられたことがあった。それは「左派ばかりの小政党が文大統領に選挙
法を彼らに有利になるような改正を求め、大統領も了承した」という点
だった。即ち、その改正では左派政党が躍進し、第2党である民主派は少
数派に落ち込むというのだから、文大統領の行く手を遮る勢力が不在とな
るのだそうだ。

反日種族主義の翻訳本が出る:

私は如何なる場合でも事対韓国については櫻井よしこさんが主張され、解
説される点は傾聴に値すると思って信頼申し上げている。昨夜は特に例の
韓国でベストセラーになっている「反日種族主義」の翻訳本が15日に発売
されるので是非一読をと勧められていた。その内容も紹介されたが、頭か
ら韓国は嘘つきの国と決めつけている点が凄いと言われた。しかし、「韓
国人は6世紀の昔から日本が嫌いだ」と明記されているという、寧ろ我が
国の一般人にとっては意外だと思わせる記述があるとも紹介された。

私はマスコミが常に政治や経済の面では我が国と韓国は不仲だが、民間で
はお互いに決して悪感情はないという説を振りまくが、必ずしもそうなの
かなと思っている。私は日本の会社時代に韓国からの輸入の仕事で2度ほ
ど社用で訪れたし、その後も個人的に3度訪韓していた。だが、一度も彼
ら韓国人が心から我々を歓迎していると感じたことはなかった。即ち、商
売になっている以上、お客として迎えた以上、儀礼的に扱っているだけだ
ということ。しかし、1969年から交流があった中小財閥のオウナーとは好
関係であって、真の意味でのお付き合いをしていたと信じている。

対韓国の姿勢:

安倍内閣が何処まで櫻井よしこさんが指摘される文在寅大統領の日米韓同
盟よりも中国とロシアとDPRKの側との結びつきを尊重し、推進する気かを
ご承知かと気懸かりなのだ。GSOMIAを切ると全政党の党首を前にして言い
きったことは、文大統領のCとRとDとの連携への傾斜度をイヤと言うほど
表しているのであろう。そうであれば、元慰安婦の訴訟も我が国敗訴とい
う判決が何年か先に出るだろうし、それを国際司法裁判所に持っていこう
にも韓国はその規約には参加していないというのだから、労働者の敗訴の
件と同じ結末になりそうではないか。

現時点で対韓国だけが我が国が抱えている問題でも事案でもないが、その
時期にあって「桜を見る会」の件ばかり騒ぎ立てている野党とマスコミの
姿勢には心からウンザリである。テレビ局も新聞も産経を除いて、鳩山内
閣が「桜を見る会」に地元民を盛大に招待したことに触れようともしない
のは、毎度のことながら腹立たしいのだ。


◎決して褒めたい勝ち方ではなかったが勝って良かった対タジキスタンの
サッカー:前田正晶



この試合で年内のW杯の予選の試合は終了だそうだというので、昨夜は野
球などの邪魔する中継もなかったし、面白そうだったPrime Newsも犠牲に
して久しぶりにサッカーの試合を最初から観戦した。あの劣悪なグラウン
ド、解説者もアナウンサーも何度か述べた「完全アウエー状態」、一寸触
られただけでも倒れてみせ脚をかけて倒す相手の古典的な小汚さ、やたら
と神経質に必要もない反則を取る審判という悪条件下で勝ったのだから、
それなりに評価して良いと思う。だが、格下という相手に2点だけという
のも如何なものかとも言えるか。



大迫が負傷、堂安と久保がオリンピック代表の方の練習に参加ということ
で手薄となり、選手層の薄さを露呈したという批評もあったようだ。だ
が、私はその空白を埋めるべきだった者たちの技術の水準が十分に高くな
いということが問題ではないのかと思って見ていた。そのせいで取れた点
が両方とも流れの中ではなく、相手の無用な反則のお陰で貰えたPKとFKだ
けだったことの方をも反省すべきだと思う。それに加えて相変わらずの決
定力の不足というか、センターリングとシュートの不正確さは気になった。


もう一つ気に入らなかった点は、「格下という相手を前にしてあれほど気
安くGKまでを使う後方への(ピッチを広く使うとでも言うのか)パスと、
バックス間の頻繁な横パスの交換には「余りにも消極的だし、責任逃れも
甚だしい。何故自分で眼前の相手を交わして出ていかないのか」という相
も変わらぬ「安全第一」とでも形容したいサッカーだったこと。この戦法
は監督変われれど一向に変わらないのは、彼らは子供の頃からこういう風
に育てられてきたのかとすら疑いたくなった。もしかすると、そう言う当
方が時代遅れの論評をしているのかも知れないが。


あの試合を見ていると、誰が上手くて誰がもう一つなのかの判断がつけに
くかった。言い方を変えれば、全員が余り高いとは言えない水準で粒が
揃っているのかも知れない。特に昨夜はオベンチャラのみしか言わない福
田正博が解説に入っていたので、厳しく問題点が指摘されず「この完全ア
ウエー状態が気になる」という試合の内容とな無縁のことばかり言ってい
たのは「何の為の解説者か」と言ってやりたい思いだった。遠慮せずに
「悪いことは悪い」と言い、「褒める時はキチンと理論的に褒めるべき」
ではないのか。選手たちだった後でヴィデオは見るだろうから。


矢張り最後に言っておきたいことは「あの程度の相手に当たられて直ぐに
倒れてしまうような“当たられ弱さ”は改善されるべきだ」なのである。あ
の弱さには一部に「ウエイトトレーニング不足で体幹が鍛えられていない
からだ」という厳しい批判の声がある。ラグビーの日本代表選手たちの外
国人に負けなかった強さを見ると、それだけではなく練習量にも不足があ
るのかと疑ってしまう。森保監督の指導方針にも再考慮の余地があるのか
も知れない。



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━

16日の東京湾岸は久し振りの快晴、爽快。

15日は大学病院で内科の定期検診。問題ナシ、次回は来年2月7日。
                  

読者:6003人





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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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