政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針5221 号  2019・11・7(木)

2019/11/07



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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5221号
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      2019(令和元年)年 11月7日(木)


           顧客宅で窃盗容疑のセコム社員を逮捕:馬場伯明

     雀庵の「台湾のゲリラと蜂起に苦戦」:“シーチン”修一 2.0

         人類史で不平不満がはじめて権利となった:加瀬英明

                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記

      

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顧客宅で窃盗容疑のセコム社員を逮捕
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             馬場伯明


産経新聞(ニュース:2019.11.1金 14:00 )から抜粋し、抄録する。

《・・9月下旬、警報機が誤作動した留守中の尼崎市の民家に合鍵で入り、
室内を物色し高級腕時計などを盗んだとして、兵庫県警は11月1日、警備
最大手「セコム」社員、坂上直希容疑者(24)を窃盗と住居侵入の疑いで
逮捕した。坂上容疑者はその貴金属を大阪市内の買い取り店に転売したと
いう》。

坂上容疑者は任意聴取に対し「身に覚えがない」と供述していたらしい
が、あくまで容疑者である。しかし、WEB(You-Tube)には、建物の防犯
カメラに入退出する姿が(すでに)アップされている。盗取現場の画像で
はないが、買い取り店の現物と照らし合わせると容疑は深いと思われる。

どうしようもないなあ。警察官の窃盗や詐欺などの犯罪報道がときどきあ
るけれども、信用日本No1の警備会社であるセコム社員のこのような犯罪
を私は聞いたことがない(もし、見逃していたらごめんなさい)。

それだけに、このニュースの価値は大きい。ところが、事件と逮捕をすぐ
報じたマスコミは少なかった。(みなさんの)NHK、(興味本位の)民放
局、(正義の)朝日新聞、(国民の)読売新聞、・・・など、その多くの
配信や記事が遅れたことは気にかかる。
勘ぐれば、最近流行(はやり)の「忖度」なのか。「(セコムの)セコム
ラガッツ(ラグビー:トップイーストリーグDiv.15位)の選手にタックル
され、ぶっ飛ばされたら痛いから」、いや「セコムさんのCMがなくなって
しまったら困るからねえ〜」ということかもしれない。

その意味では、産経新聞と佐賀新聞などが先頭切って報道したことには拍
手を送りたい。でも、「余計なこつば、書いてくれたなあ。こいじゃ、セ
コムさんからCMば貰えんごつなるじゃなかか(九州弁)」などと経営陣の
一部から怨嗟の声が聞こえたような気がしたが、あれは、空耳だったか? 

それにしても、セコム社員の窃盗事件はまずかった。セコムの社員教育は
しっかりしていたはずなのに。長嶋茂雄さんも、「社員を、セコムしてま
すか?」と、さぞがっかりしたことであろう。

「泥棒を捕えてみれば・・あらら」である。「セコムしてますか」だった
CMも「一部はセコムしてません」とか「セコムしても意味が半分です」で
はダメであるし、ひょっとしたら「セコムしてても、注意して」に代える
ことになるかもしれない(笑)。

セコムは、ラグビーチーム:セコムラガッツを所有し、世界最高峰リーグ
「スーパーラグビー」に挑む日本選抜チーム「サンウルブズ」のオフィ
シャルスポンサーでもある。チームが負け続けても支援し続けた。

大盛況だった先のラグビーワールドカップでもオフィシャルスポンサー8
社の一角を占めた。「ひたむきに前に突き進むというラグビーの特性が
我々の企業風土に合致しており、W杯への協賛もごく自然な流れ(同社
コーポレート広報部)」とのことだ。

You-Tube「飯田兄弟」では「人に対し正直、人を欺かない(長男 飯田博
日本名門酒会最高顧問)」、「至誠天に通ず(全3人)」と熱く語りあう
姿があった。ラグビーワールドカップのCMでは、セコムのキーワード
「・・をセコムする」が強調されていた。

社員の窃盗事件に対し「何をしているのだ」とセコムの飯田氏らは悔しさ
と怒りで唇を噛みしめていると思う。事件の要因は何だったのか。ほんの
出来心だったかもしれない。入社前からの道徳教育、実際の労働条件(24
時間・班勤務・緊張を強いられる仕事)や労働環境、賃金水準、そして入
社後の集団・個人のOJT教育など多くの課題があるだろう。

そこで、傍観者の私が口をはさむ必要もないとも思われる。それでも、私
はあえて言っておきたい。「親の心子知らず」とならないように、社員
(子)の教育をしっかりお願いしたい。それは結果として、日本人と日本
のためにつながるから。

セコムコーポレート広報部は、産経新聞の取材に対し「社員が逮捕された
事実について把握しておらず、コメントできない(2019.11.1)」と。内
容を把握したらすぐ「コメント」を発してほしい。

いつも、少し斜めから世の中を眺めている友人のAさんは、次のように言
うに違いない。「またまた、(馬場の)ありきたりのご教訓か。そんなこ
とを言っても、書いても、所詮、無意味さ」と。

いやいや、ときには、愚直な正論があってもいいのだ。私は、日本国の人
間・組織・社会を守るセコム(企業)を信じている。眩しく凛々しいセコ
ム(社員)であってほしい。愚直なSECOMであってほしい。
がんばれ、SECOM!(千葉市在住 2019.11.4)

(追記)セコムコーポレート広報部は「お客さまや社会に対して不安を与
えて申し訳ないと考えています。再発防止を徹底していきます」とコメン
ト。同社は(11月)1日付で坂上容疑者を懲戒解雇処分とした。


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雀庵の「台湾のゲリラと蜂起に苦戦」
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      “シーチン”修一 2.0



【Anne G. of Red Gables/47(2019/11/5】駅から200m、用水路を超えた
50m四方のところはビニールハウスの園芸農家だった。ここがようやく更
地になった。その南側には同じ地主の母屋と蔵があり、海鼠壁の蔵以外は
傷みが激しく、立派な欅の門も朽ちそうながら、「金融、不動産、建設関
係者立入禁止」の看板があった。ここも50m四方の広さで、ここ1年ほど
は人の姿を見なかった。「炊煙立たず」の感。

「先祖伝来の土地は絶対売らん、百姓に生まれ、百姓で死ぬんだ!」と
いう頑固な地主が亡くなり、相続税のことなどの問題もあり、後継ぎがよ
うやくマンションを建設する気になったのか、あるいは税の物納のために
更地にしたのかもしれない。小生がオーナーなら土地を担保に借金して
1〜2Fテナント、3F以上は全戸南向きの高層マンションにするがなあ。

儲けるためではなく、住民、街のために「土地を活かす」というのは気
分がいい。母屋の方も更地にして「公園を造るべし」との条件で市あるい
は区に寄付してもいいだろう。考えただけでドキドキするから当事者なら
大変だろうな。「公園!? 親父、気が狂った! 禁治産者だ、入院させ
よう!」と絶対なるね。

今のままでは資産があると肉親相食む争奪戦になるのは目に見えてい
る。家長がすべて相続し、その代わりに一族の面倒を見るという古来から
の「一子家督制度」を復活させないと「日本らしさ」は消えてしまうので
はないか。

日本・・・わが祖国・・・いずこの国民も祖国は愛しているだろうが、
いろいろな理由で逃げ出す人もいる。日本から逃げ出すのはゴロツキだけ
で、政治亡命とか生活難で他国へ移住する人なんて聞いたことがない。ア
カだらけの「おフランス」に憧れる人はいるが。

厚労省はOECD調査から「経済水準の高さ、就業率の高さ、教育水準の高
さ、長寿社会を実現した質の高い保健医療システムなどが、日本社会の長
所として挙げられる」(平成24年度版白書)と、まあ、いささか自画自賛
している。

多くの課題はあるものの、生活満足度(幸福度)は93.6%、先進国とし
て十分に合格点だ(内閣府調査)。


ご先祖様が育て、先人が搗き、先輩が捏ねたニッポンチャチャチャモチを
食いつぶすのではなく、坂の上の雲、金メダルを目指してタスキを繋ぐの
が男の子や、大和男児や、敷島の道や!のう。

欧米帝国に蚕食される大清帝国と、産声を上げたばかりながら「強くな
らなければ食われる」と富国強兵を急ぐ日本のとの戦い「日清戦争」。下
関条約で合意した「日本への台湾割譲」を容認しない台湾清軍討伐の石光
真清らの戦いは続く。

無我夢中で初陣は無事終了したものの、日本軍の軍容が思っていたほど
大きくない、むしろ小さいと知った先住民や清軍はゲリラ戦で攻撃を強め
てきた。石光の手記「城下の人」から引用する。

<瑞芳で初めて戦争を体験した時は眼先が暗くなり、腰が浮き上がっ
て、この世の思いもなかったが、二度、三度と敵を追ってゆくうちに、だ
んだんと敵兵の姿も見えるようになったし、地形を考えて兵を指揮する度
胸もできた。

最初は、私は自分が意気地なしだと思っていたので、敢えて自分の体験
を人に話さなかったが、夜営の思い出話に、戦友たちの間にもぽつぽつ本
当の体験談が交わされるようになった。それによると、お互いの初陣の気
持ちは似たり寄ったりであったので、安心した。


(修一:こういう生の証言は歴史を「追体験」する上でとても有効だ。追
体験=先人の貴重な体験を自分のものにすること、この状況の中で自分な
らどうしたろう、こうしたろう、ああしたろう、ああでもない、こうでも
ないと考えること。大体「そうするしかなかった、それ以外の策はなかり
し」と思うことが多い。分かっていても目の前の穴に落ちるのが男の子だ
が・・・ま、上手く這い上がってくれ・・・諦観? 君子仰向けに近寄ら
ず?・・・他策なし? 参考意見としておこう))

瑞芳から敵を追って基隆を占領し、続いて台北に入った。総督樺山資紀
大将、門田秀松参謀長等が幕僚を従えて乗り込み、6月17日に施政式が行
われた。これが意外にも台湾占領の犠牲者を多くする原因になったのである。

というのは、式後の台北駐在の部隊の分列式をしたのであるが、これが
あまりにも少数で、せいぜい一連隊ほどのものであった。(連
帯:1000〜3000人程。運動会みたいな規模)

式には台湾側の代表者はもちろん、一般市民も見物していたが、台湾側
は意外の感に打たれたのである。

「こんな少数の軍隊だったのか。唐景松将軍は数十万の日軍が来襲した
と信じて退却したのだ。こんなことなら、いずれ逆襲して日軍を追い払う
だろう」

この情報が敵側に達してから台湾軍の抵抗が強くなって、各地にゲリラ
部隊や民兵が蜂起して、ひどく我々を悩ました>

大名行列ではないけれど、見物人を圧倒させるためには「さすが加賀百
万国の前田さま!」とびっくりさせるほどの演出が必要だということだ。
いわゆる国威発揚。陛下の即位礼、五輪などもその代表だろう。庶民はも
とより一流の目が肥えている人々も「ウーン・・・神話時代から126
代・・・いやはやすごい国だ」と感動し、敬服せざるを得ない。「わが国
も皇室制度を復活させた方がいいんじゃないかなあ」と思うVIPは結構多
いのではないか。

(チンケな時計台と「白い恋人」しかないところで国威発揚かよ!? 
それでいいのか。全国3500万のヂヂババ同志諸君! 立て老いたる者よ、
今ぞ日は近し、 醒めよ我が同胞(はらから) 暁は来ぬ、暴虐無恥のIOCに
鉄槌を!)

発狂亭“うつ伏せで枕なしで眠ると腰痛がとっても緩和する。頭は慣れた
向きにすること。逆をやると確実に寝違える。冬の独房はキッツイさか
い、気ーつけてな、応援しておるで”軟派雀庵の病棟日記から。

そう言えば退院してから丸3年、脳みそはかなりクリアになってきた。カ
ウンセラーの陽子ちゃんに会いたいなあと、湿気てるものの「シケベ」心
がうずうずする。気分は硬派なんだけれど・・・

「痴に働けば何が立つ。嬢に棹させば流される。君子を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい」

【措置入院 精神病棟の日々(164)2017/1/20】産経、若林要紀
「iRONNA 発 官民格差 公務員だけが『バラ色の人生』送れる国」。ま
あ、民間に比べればいろいろなメリットというか、手厚い面があるのだろ
うが、まず第一に「コンチクショウ、うらやましい」と思うなら、公務員
を目指したらどうか。

第二に、公務員は福利厚生に恵まれているが、民間はそのレベルに近づ
ける努力をすべきで、嫉妬していても何の前進、解決にもならない。概ね
アカの専従に乗っ取られた労組は、改善ではなく革命を目指しており、融
和的な労働環境改善にはやる気がないし、労使協調は不本意だろう。

大企業の専従は基本的には社員ではなくなり、文字通り組合の仕事しか
しない。取材した経験から言うと「現場では使えないようなバカ」という
か「脳内お花畑の大人になれない少年」みたいだった。夏彦翁が「組合専
従になるなかれ」と言っていたのはこのことかと合点したものである。

第三に、不景気になると公務員志望が目立つが、逆になると民間の方が
旨味、余禄などがあり、安定しているものの接待費もない公務員は人気が
なかったと思う。

役人だろうが民間だろうが、頭が良くて仕事ができて一所懸命努力する
奴、つまり長嶋や王さんのような人がトップになる。できる奴が一番努力
し、できない坊主は遊んでいる、3回裏でコールドゲームだ。できる奴が
できない坊主の老後の面倒を見るのって、正しい社会なのか?(つづ
く)2019/11/5



      
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人類史で不平不満がはじめて権利となった
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               加瀬英明

私たち日本国民は、韓国で歴代の政権が反日感情を煽ってきたのに、困惑
しきっている。

韓国政府や、アメリカ、オーストラリア、カナダなどに移住した韓国人
が、旧日本軍の慰安婦が「性奴隷(セックス・スレイブ)」だったと主張し
て、世界各所に“慰安婦像”を建ててきたために、日本が非人道的な国だと
ひろく信じられるようになっている。

韓国のこの誹謗に対して、日本政府や、民間による反論が、不十分なのか
もしれない。

河野洋平官房長官(当時)が慰安婦について故(ゆえ)なく謝罪し、日本を
代表する(と信じられている)朝日新聞が、娘たちを拉致して慰安婦とな
ることを強いたという、捏造した報道を繰り返したとしても、どうして慰
安婦が「性奴隷」だったという嘘が、世界に受けいれられるようになった
のだろうか?

反日」の日本人による「性奴隷」という造語が、人々のみだらな好奇心を
そそったのは間違いない。

慰安婦が「性奴隷」だったという韓国の訴えが、世界にひろまったのは、
今世紀に入ってから先進国において不平不満が権利だとみなされて、社会
を動かすようになったからだろう。

人類は長い歳月にわたって、与えられた境遇に耐えたものだった。

ところが、テクノロジーの恩恵によって、豊かさが爆発したように増した
ことによって、個人に何よりも高い価値が与えられ、人々が放縦で我儘に
なった。

そのために、人類の歴史ではじめて不平不満が権利として、認められるよ
うになっている。

 個人が王座についた

都会に住んでいると、誰もがかつての王侯貴族のような生活を営んでいる。

贅を極めているのに、贅に耽っているのに気付かないが、これほどの贅沢
はない。

スマホを使って、世界中の料理が自宅まで届く。タクシーを拾って、行き
先をいえばよい。指先一つで、家電を動かせる。

テレビによって、居間でバラエティー・ニュース・ショーをはじめとする
芸能(おわらい)番組を楽しめる。

あらゆるサービスが、身の回りにある。サービスserviceの語源は、ヨー
ロッパ諸語のもとのラテン語で、奴隷を意味するセルヴスservusだ。

今日、先進国に住む人々は、大勢の奴隷にかしづかれているのだ。それな
のに、不満でいっぱいだ。豊かさと便利さが増すにしたがって、人々の不
平不満が増してきた。

80年代が終わるまでは製造業が世界を制していたが、金融業によって代
られ、今世紀に入ってネットが普及したために、すべて個人の嗜好に迎合
するようになっている。産業革命は大量消費時代をもたらし、ネット革命
は個人を主役にした。

 権利の概念が一変した

そのなかで、人々が際限ない欲望を満たす権利が与えられている、と思い
込まされて、権利という概念が一変した。

10年ほど前から、アメリカで始まった女性たちによる「ミー・トゥ
#MeToo運動」が、そうだ。10年か、15年前にレイプされたと名乗り出
ることによって、有力者がつぎつぎ社会的地位を奪われている。

レズビアン、バイセクシュアル、ゲイ、トランスセクシュアル、クイア
(変態)が差別を蒙ってきたから、社会的な権利を主張している。

LGBTQ運動も、最近になって出現したものだ。アメリカ、イギリス、
ヨーロッパでは、新聞やテレビがLGBTQIと、Iインターセクシュア
ルを加えている。

個人が崇められる時代だ。個人は多様であるから、性的な嗜好までが細分
化されるようになっている。

「差別語」を排斥するのも、“差別”によって被害を蒙ってきたという人々
の地位を、向上させるものとされる。

アメリカでは、リベラルなオバマ政権のもとで、ミスター、ミセス、ミス
の呼称が男女差別に当たるから、「ミックスMX」と呼ぶように求められた
し、「メリー・クリスマス」「クリスマス・ツリー」は、キリスト教徒以
外の者を差別するから、「ハッピー・ホリデイズ」「ホリデイ・ツリー」
と呼ばねばならなかった。

オバマ政権の最後の年には、大統領令によって、自分が信じる性によって
男女どちらの便所を使ってもよいこととなった。トランプ政権になって撤
回されたが、リベラルなカリフォルニア州などでは、「ジェンダー・フ
リー」(性差別なし)といって、便所に男女の区別がない。

 不平不満が伝統社会を解体する

この8月には、サンフランシスコ市議会が条例によって「マンホール」の
マンが女性を差別するといって、「メインテナンス・ホール」と、呼ぶこ
とを定めた。

日本でも言葉狩りが猖獗をきわめ、女と帚が組み合わされているから差別
だといって、婦人警察官、婦人自衛官が、女性警察官、女性自衛官に改め
られるなど、言葉の破壊が進んでいる。それなのに、厚労省が「妊婦」
「産婦人科」という言葉を使っている。どちらかにしてほしい。

女権活動家が、妬む、妨げる、妖(あや)しい、嫌、姦、奴、奸などの字が
差別になるから廃止すべきだと、要求している。

男女は体も、精神構造も違っているのに、差別することになるから「男ら
しい」とか、「女らしい」といってはならない。男女を区別すると、差別
とみなされる。

アントニオ・グラムシ(1891年〜1937年)といえば、イタリア共
産党の思想家だったが、グラムシの著書は1960、70年代の全共闘世
代の左翼のバイブルだった。

グラムシは共産主義者だが、階級闘争によって歴史の必然として革命が成
就して、共産社会が実現するというマルクスの理論を否定して、先進国に
おいて豊かさが増してゆく結果、社会集団が解体して、革命への自覚を欠
き、組織されることがない一般の人々に移ることによって、国家が消滅し
てゆくと説いた。

グラムシはネオマルキシストと呼ばれているが、在来文化の鎖によって縛
られてきた社会集団が、個人に高い価値が与えられることによって、解体
してゆくと予見した。

 巨大な不平不満産業の登場

日本でも、不平不満によって、社会を統べてきた慣習が力を失いつつある。

「セクハラ」「パワハラ」「人種差別」「男女差別」「過ぎ去った歴史」
から、「気候変動」まで、不平不満の種でいっぱいだ。

私は地球温暖化が、人間の活動によってもたらされていると、信じない。

気象変動は地球を見舞ってきた、自然のサイクルによってもたらされている。

二酸化炭素(CO2)が目の敵(かたき)にされているが、CO2が増えれ
ば、かえって緑化が進むことによって、作物の増収がもたらされる。

マスコミが北極の白クマの数が激減しているとか、北極の氷が急速に溶け
ていると、報道している。テレビが気の毒な白熊の映像を放映して、人々
の同情をそそっている。

事実は、白クマの個体数は増えており、体重も増している。北極の氷も科
学的なデータによって増えていることが、証明されている。

そのために、クリントン政権のアルバート・ゴア元副大統領をはじめとす
る、地球温暖化に反対する闘士たちが、白クマや、北極の氷を、温暖化の
例として用いなくなった。

ところが、気候変動をはじめとして、人々の不平不満を煽ることによっ
て、マスコミや各種団体が、巨額の金儲けをしている。

この裏では、仏教や、キリスト教などが説く、世界の恐ろしい終末観が手
助けをしていよう。

不平不満が権利となったために、不平不満が巨大な産業となっている。不
平不満が人々を元気づける。かつてなかった現象だ。

韓国が、旧日本軍の慰安婦が「性奴隷」だったと言いふらして、成功して
いるのは、このような背景があるからだ。



       
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重 要 情 報
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◎太陽の位置が下がってきていた:前田正晶

今年は夏から初秋にかけて国の内外で余りにも大小取り混ぜて出来事が
多かったし、異常気象とやらのせいで10月末になっても空調をかけて冷や
しているような状態だったので、つい季節が移ろうのに気が付かなかた。 と言うのも、この6年前までは仕事部屋だったこの南向きのPCの部屋
には、昼間では太陽の位置が下がり、その光が真正面から入ってくるので
眩しくてカーテンを閉めねばならなくなっていたのだった。これが秋が去
りつつあり、冬が直ぐそこまで迫っていると示す毎年の現象だ。

去る2日(土)には10数年振りになるだろうか、駒沢公園内の第2競技場に
フットボールの関東大学リーグ戦、日本大学フェニックス対東海大学トラ
イトンズの試合を観に行った。この年齢になっても何とか年に1試合は
フェニックスの試合を見るよう心掛けるというか、何とか観に行けるよう
に衰えた体調を整えているのだ。

今年はもう一昨年のことになってしまっ
た、あの関学との定期戦での監督かコーチの誤った指示で関学のQBを負傷
させた為に、フェニックスはリーグ戦に出場停止で、昔で言えば2部に降
格となっていたのだ。すなわち、2年振りの観戦となった次第。

その駒沢公園だが、以前にこの第2競技場にフットボールを観に来たのが
何年前かの記憶もなかった。その頃の記憶で駒澤大学前駅から歩いて行け
ば良いと思っていたが、愚息がそれは無理だと言うので、敢えて彼の車で
行くことにした。

ところが、駒澤大学駅前から曲がった辺りから先は全く
知らない光景で、もしも電車で来て歩いたならば確実に目標を失って道に
迷っていただろうと痛感させられた。それどころか、公園内の建物も以前
にはなかったものばかりで、何処をどう歩けば第2に到着できるのか全く
解らなかった。

何もここだけのことではないが、都内では久しぶりに出向く先では先ず今
浦島状態になってしまうのだ。帰路にその前を通過した駒澤大学も大きく
変貌していて、徒歩だった場合にはとても道標にはならなかっただろうと
思う。

都内を車で移動する度に思うことは「これほど中層から高層のオ
フィスビルとアパートを建てまくっていれば、何時かは東京都全体が地盤
沈下してしまうのではないか」なのである。

特に渋谷などは変化が激しく、後から後から高層ビルが建っていくが、あ
そこならばそもそも谷底のような所だから、あれ以上は沈むまいなど無駄
なことを考えながら通過している。だが、あの急速な変化には到底着いて
いけないだろうから、極力敬遠するようにしている。

何年前だったか、地下から地上に出るだけでも迷いに迷って、
そこかしこにいる駅員に聞きな
がら長い時間をかけて空が見えた時には万歳を叫びたくなったほど。

我が国の四季は時とともに変化してきたのだが、近頃は11月になっても東
京では気温が20度台だったりするので、極めて季節感が乏しくなってき
た。2日のフットボール観戦の時は天気予報は20度となっていたが、

超後期高齢者に寒さは禁物と自覚しているので、ユニクロのヒートテック の極暖の下着を引っ張り出して着用していった。それで、午後も3時を過 ぎて日陰となるとこの極暖で丁度良い防寒下着だったというか、何とか冷 え込まずに済むようになった次第だった。

先ほども大久保通りまで買い物に出て、その帰り道に100円ショップの前
を通ってふと中を覗くと、そこにはもう既に2020年のカレンダーが出品さ
れていた。そうだ、来月で今年は終わりなのだと時の過ぎるのの速さをあ
らためて痛感させられたし、これからやってくる季節は冬だったのだと思
い知らされたのだった。古人は「歳月人を待たず」とはよくも言ったもの
だと思う。



◎韓国に譲歩はNG。尊厳と国益を大きく損なうニッポンの甘い対応

?国際?2019.11.06 ?109 by 津田慶治『国際戦略コラム有料版』

11月4日、訪問先のタイで、通訳を交え「会話」した日韓両首脳。韓国サ イドは「友好的な雰囲気の中での歓談」とする一方、日本側は「言葉を交 わしただけ」との認識を示すなど、二国間の温度差が改めて浮き彫りにな る形となりましたが、

この先日本は隣国にどのような姿勢で向き合うべきなのでしょうか。今回 のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者の津田慶治さんが、日本の 甘い態度が韓国に「日本が譲歩するという妄想」を抱かせているとして、 強い態度に出るしか問題の解決はないと記しています。



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身 辺 雑 記
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6日は茨城県鹿嶋市にある家人の先祖代々の墓に参った後、向島の洋食屋「あきら」で会食。家人の姉夫婦ら。



                       読者:6003人








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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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