政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針5171 号  2019・9・18(水)

2019/09/18

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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5171号
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       2019(令和元年)年 9月18日(水)



          紅色テロにおびえ海外に逃げた:宮崎正弘

             「小京都」返上の湯河原:渡部亮次郎

       GSOMIA破棄で加速する米の韓国切り:島田久仁彦

              
                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記

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紅色テロにおびえ海外に逃げた
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)9月15日(日曜日)
         通算第6195号 <前日発行> 
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 紅色テロにおびえ海外に逃げた学生指導者がでた
  「恥ずべきことだが、ボクは外国へにげます」と置手紙
******************************

 香港民主化運動で香港大学学生会委員長代行だったディビット・ケネ
ス・ワンは、8月30日夜、湾仔(ワンチャイ)のバス停付近で突然、尾
行してきた暴漢に襲撃された。犯人は175センチほど、白のTシャツに
黒マスクをしており、明らかにマフィアの一員。香港大学の学生指導者と
判別しての襲撃だった。

 「家族にも身の危険が迫っている。僕は香港を捨てて外国へ逃げます。
恥ずかしいことだけど、命が惜しい。今後の展開は海外のテレビでみるこ
とになりますが、ひたすら諸君の成功を祈ります」と友人にあてた置手紙
を残していた。

 「市民人権フロント」の幹部ジミー・シャム・ズー・キは、その前日の
8月29日にやはり襲撃されていたと発表した。
 未経験のデモを組織して、凶暴な共産党に挑んだわけだから、命懸け
だったはずであり、防衛隊を組織して、アジトを用意するなど入念な準備
が、これからは必要であろう。

 紅色テロは白色テロと並んで政治闘争の要諦にあり、政治の本質とは
しょせんゲバルトである。
 それゆえ、香港の学生たちの素人すぎる行為、その無防備をかねてから
懸念していたが、政治未経験の新世代ゆえ、これから鍛えて強くなるか、
あるいは日和見主義に走って、市井に埋没してしまうか、その分かれ道
も、目の前に現れてきた。

 15日には大規模な集会を「民戦」主催で準備されてきたが、当局が集
会を禁止したため、開催中止を決めるなど、一方で穏健派の運動の勢いは
下火になる兆候がある。
     
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1955回】                   
 ――「浦口は非常に汚い中國人の街だ」――?田(10)
   ?田球一『わが思い出 第一部』(東京書院 昭和23年)

   △
 北京に対する「悪態」は止まない。
「北京の生活はそうしたたい廢の中にあるため、悠長であり、一種病的な
感じのするさびしさを帶ている。神經衰弱でほーつとして、ブラブラ街路
をさまようたい廢人といつた感じである」そうだ。そう言う徳田こそ「た
い廢人といつた感じ」ではなかったか。

 北京を発って天津駅へ。「(軍閥の)呉佩孚一派と張作霖一派との大
衝突」から逃れようとする難民で溢れた天津駅は、「何ともいえない凄慘
な氣持を與えていた」。

 食料品店で買い物をしていると、張作霖の兵士が2、3人ドカドカと
入ってきて「大聲をたててわれわれを突きまわす」。「然しことばがわか
らない。そこで突きまわされるうちにこちらもつい大聲になつで(て?)
『いつたい何をするのだ、われわれは日本人だ、張作霖の軍隊がわれわれ
にたいして亂暴を働くとはけしからんぢやないか』」。

なにやら徳田の手にする罐詰が欲しいらしい。だが、日本語が解らな
いから、ともかく大声を上げ銃を構えて威嚇する。ここでトッキュウの熱
血漢ぶりが発揮される。「ただ威嚇するだけであつた。こうなつてみる
と、こちらもおびえているわけにはいかない。むしろごう然と突つかかつ
て行かざるを得なかつたのである。目をいからして双方對峙している中
に」、店のオヤジが割って入ってことなきをえたようだ。

それにしても、徳田の口から速射砲のように飛び出す訳の判らない日本
語で喚き散らされ、あの怒り狂ったようなギョロ目で睨まれた時、張作霖
の兵隊はどう感じたのか。「われわれは日本人だ」との?田の啖呵が気に
入った。さすがに武闘派だ。喧嘩は気合いだ。度胸だ。インテリ共産主義
者では、こうはいかなかっただろう。

ところが、である。店のオヤジが渡してくれたメモに目を遣ると、兵
士は徳田らを「日本の軍事的スパイ」と勘違いし、手にしている罐詰は
「爆彈にちがいないというのである」。「あまりいいがかりが珍妙なので
吹き出してしまつた」。

だがひょっとして言い掛かりをつけて金を強請り取ろうとしているので
は、と?田は疑う。「金の少しくらいやるのはそう苦しいことはない」
が、そうしたら付け上がるだろう。
  
「ここで斷然彼らを撃退してやろうと決心し」、「カン詰を一つずつ出す
や否や、コンクリートを目がけてばんばんと投げつけてやつた」。

ところが「やつらも爆彈と思つていないから少しも驚かない」。床に転が
る罐詰から汁がこぼれ出る。「彼らも恥しかつたとみえて手をゆるめざる
をえなかつた」。その隙に、店外に飛び出し自動車を呼び止め宿に急い
だ。さぞや徳田も「恥しかつた」だろうに。

かくて徳田は、「中國の兵隊というのはここに見る通り、スキさえあれば
ユスリをして強奪を試みることは珍らしくない。これにおびえていると、
かえつてなめられてしまつてひどい目にあうのである」と、有難くも貴
重な「教訓」を垂れる。

天津の次に向かった徐州では、同地に蟠踞する呉佩孚系と思われる軍隊
が北京奪還のための準備中だった。近代的で大型の兵器を揃えている。

そこで徳田は「こういう近代的な武器を、はたしてあの秩序ない鈍重
な中國軍閥の兵隊が使えるのだろうかと疑わざるを得なかつた。考えてみ
ると、このぼう大な軍需品は、呉佩孚が英國の勢力を背景にしていること
からすれば無理がないようにおもわれる。英國は旺盛な財政力にものいわ
せて、このぼう大な近代的武器をならべて貧弱な日本を背景とする張作霖
軍隊を威かくしようというのであろう」と考えた。

「各帝國主義國は戰爭をするために、毎年毎年新しい武器を作るが、舊
式なものをいつまで保管しておくことは馬鹿なことになる。そこでこれを
中國の軍閥に供給することは、彼らにとつては大へんな金もうけになるの
だ」と、面白くもない公式的見解である。《QED》 
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読者の声  どくしゃのこえ  READERS‘ OPINIONS 
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(読者の声2)5Gの脅威が言われてきたのですが、なにしろ日本の経済
紙にしてからが「アメリカの敗色が濃い」と分析しています。
いつぞやの桜チャンネルで、宮崎先生はトランプは5Gを飛び越えて
「6G」へゲームチェンジを図ると予測されましたが、現在、発売された
ファーウェイの新製品発売は、まったく売れずに泣かず飛ばずの状態とか。
 近未来に発展は期待薄ではないでしょうか。
   (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)小生の周囲をみても、「まだ4Gが使いこなせな
いし、これ以上、スピードが上がると言っても5Gなんて必要ない」とい
う人が多数です。

たしかに中国ではスマホの5Gが発売されましたが、通信網が未整備
で、本当に20倍のスピードが可能なのか、判定できない。フォーウェイ
とZTEの5G新スマホ売り場に行列もなく、結局、先陣争いをしただ
け、5Gブームの演出は失敗だったと言えるかもしれません。
 アップルも新製品の発売を延期しています。

  ♪
(読者の声3)貴誌前号、長谷川慶太郎氏の死去に対するコメントに「日
本人に希望を持たせる」とありましたが、それだけでも評価すべきでしょう。

元共産党員からの転向とはいえ旧ソ連圏の実態を知り共産主義の欺瞞に警
鐘を鳴らしていたと思います。田原総一朗氏との共著では田原氏も東側の
実情を見聞しながら日本国内の空気で本音を言えなかったとあります。
田原氏はいまだに左寄りの論調でいわゆる職業左翼というのでしょう。
 長谷川氏の著書で面白いのが旧ソ連圏の実情。1968年にブルガリアに招
かれた時には最新のトマト生産工場に驚いている。トマトの水耕栽培は
1985年の「つくば科学万博」で有名になりましたが、ブルガリアは1960年
代で「トマトの木」を実用化、ソ連からの小麦の供出割当はトマトをドイ
ツに輸出して得た外貨で海外の割安な小麦を輸入することで解決。
ソ連では最重要機密のミグ戦闘機も東欧の衛星国では滑走路で見放題。東
ドイツの話は独ソ関係を象徴するものでした。

ドイツ語にも堪能だったらしい長谷川氏が東ドイツ陸軍を訪問したときの
こと、軍幹部はほぼ旧ユンカーの出身。政治体制が変われど階級社会が厳
然と残っている。東ドイツ軍の将校団との会話の中で駐留ソ連軍の話が出
てくると、長谷川氏「ソ連軍はドイツ兵が撃った銃弾の薬莢を全部拾って
数えているのだろう」、それを聞いた東ドイツ将校団は床を踏み鳴らし大
いに喜んだとあります。

歴史的にも独露でいえばドイツが先進国でロシアは後進国、ロシアがド
イツの強大化を恐れていたことの現れなのですね。
薬莢といえばアメリカに占領された日本では米軍基地の薬莢を拾いに行っ
た日本人が射殺されるなどという事件も多発しました。占領国の悲哀とで
もいうべきことですが、日本はいつになったら本当に独立できるのでしょう。
  (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)その昔、キルギスへ行って、マナス空港に駐屯し
ていた米軍海兵隊の取材をしたのですが、帰路、拾ったタクシーの運転手
は教養人で英語がぺらぺらでした。

 その車中での会話。

「キルギス人は羊のようにおとなしい。外国の軍隊がいて主権がおかされ
ているというのに。国民は黙々としたがっているだけサ」。
 「日本にも条約によって数万の米軍が駐屯しているけど?」
 「えっ。日本は独立国じゃないのか」。




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「小京都」返上の湯河原
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       渡部 亮次郎

<99年から「相模の小京都」をうたい観光PRを続けてきた神奈川県湯河
原町が、キャッチフレーズに「小京都」を使わない方針を決めた。

冨田幸宏町長は取材に「町民から『どこが小京都か』という疑問の声も
あった。現実的に町が小京都になじむかというと難しい。今後は町として
使うことはない」と語り、事実上「小京都」を返上する格好だ。

「小京都」は京都と自然や景観が似ていたり、歴史的なつながりがあるこ
となどを条件に「全国京都会議」(事務局・京都市観光協会)から加盟が
認められれば、「小京都」を名乗ることができ、青森県弘前市や山口県萩
市など全国約50カ所が小京都をうたっている。

湯河原町は京都出身の日本画家、竹内栖鳳(せいほう)画伯が晩年を過ご
したり、京都・仙洞(せんとう)御所に同町吉浜海岸の「一升石」と呼ば
れる浜石が献上されたことなどから、加盟が認められたという>。毎日新
聞 1月28日(金)11時59分配信

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
小京都と呼ばれる地域が集まる団体として「全国京都会議」が存在する。
全国京都会議は京都市を含む26市町により、1985年に結成された。1988年
の第4回総会で加盟基準が次のように定められた。

1.京都に似た自然と景観
2.京都との歴史的なつながり
3.伝統的な産業と芸能があること

以上3つの要件の一つ以上に合致しておれば常任幹事会で加盟を承認され
る。全国京都会議には小京都のほか、「本家」である京都市も参加し、事
務局を同市観光協会内においている。

なお、全国京都会議に加盟していなくても、観光宣伝などを目的とした自
称、他称の「小京都」は多い。

目次
1 小京都一覧
1.1 全国京都会議加盟自治体
1.2 過去に全国京都会議に加盟していた自治体
1.3 その他の小京都

小京都一覧
全国京都会議加盟自治体

(京都府京都市)
青森県弘前市
岩手県盛岡市

岩手県遠野市
宮城県柴田郡村田町
宮城県大崎市岩出山地区

秋田県仙北市角館町 - 「みちのくの小京都」と称される。
秋田県湯沢市
山形県山形市

栃木県栃木市(「小江戸」とも)
栃木県足利市
栃木県佐野市

茨城県古河市
埼玉県比企郡小川町
埼玉県比企郡嵐山町

神奈川県足柄下郡湯河原町(2011年4月よりキャッチフレーズに「小京
都」を使わない方針)
新潟県加茂市 - 「越後の小京都」と称される。
長野県飯山市

長野県飯田市
愛知県西尾市
愛知県犬山市

富山県南砺市城端地区
福井県大野市
福井県小浜市

岐阜県高山市 - 「飛騨の小京都」と称される。
岐阜県郡上市八幡町
三重県伊賀市上野地区

兵庫県篠山市
兵庫県豊岡市出石町 - 「但馬の小京都」と称される。
兵庫県たつの市龍野町 - 「播磨の小京都」と称される。

鳥取県倉吉市
島根県松江市
島根県鹿足郡津和野町 - 「山陰の小京都」と称される。

岡山県津山市
岡山県高梁市
広島県尾道市

広島県竹原市 - 「安芸の小京都」と称される。
山口県山口市 - 「西の京」と称される。
山口県萩市

愛媛県大洲市 - 「伊予の小京都」と称される。
高知県四万十市中村地区 - 「土佐の小京都」と称される。
高知県安芸市

福岡県朝倉市秋月地区
佐賀県小城市小城町
佐賀県伊万里市

熊本県人吉市
大分県日田市
大分県杵築市

宮崎県日南市飫肥地区
鹿児島県南九州市知覧町 - 「薩摩の小京都」と称される。


過去に全国京都会議に加盟していた自治体

北海道松前郡松前町
岩手県水沢市(現・奥州市)
山形県酒田市

長野県松本市
石川県金沢市
広島県三次市
徳島県那賀郡那賀川町(現・阿南市)

2011・1・28


    
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GSOMIA破棄で加速する米の韓国切り
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島田久仁彦



GSOMIA破棄で加速する米の韓国切り。始まった国際情勢の大変調

国際2019.09.09 110 by 最後の調停官 島田久仁彦の
『無敵の交渉・コミュニケーション術』


?米朝首脳会談決定も、交渉のプロが「成果は出ない」と断じる理由

?国際交渉人が解説。各国首脳がこぞって『安倍詣で』に参じる理由

数々の国際舞台で活躍する国際交渉人の島田久仁彦さんが渡欧し、独自 ルートで情報収集して感じたのは、欧州各国が今回のGSOMIA破棄がもたら す影響に大きな懸念を抱いているということでした。島田さんは、自身の メルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーショ ン術』』で、欧州各国の懸念を生む中東情勢とアメリカの思惑を詳しく解 説。北東アジア情勢と欧州・中東情勢の密接な関わりに意識を高め、変調 に備える必要性を訴えています。


中東情勢と北東アジアの混乱の密接なリンク

今週は久しぶりに欧州に来ています。今回の訪問中にすでにいろいろな話 を聞きましたが、各国が抱いている懸念は『国際情勢は大きく変動してお り、すでに制御不可能な状況に陥っているのではないか』という内容です。

米中貿易戦争による国際経済の悪化、Hard Brexitを演出するジョンソン 首相の“劇場型政治”がもたらす欧州経済への打撃という経済的な懸念につ いては、すでに織り込み済みとのことで、ニュースで伝えられるほどの騒 ぎはないといえそうですが、安全保障上の懸念については、深刻に捉えて いるようです。

その源は、『イラン情勢への対応と中東地域の不安定化要因』と『GSOMIA 破棄で一気に高まった北東アジア地域のパワーバランスの変化』が織りな す欧州安全保障体制への影響です。


イランへの対応については、すでに述べたように、イラン核合意を大きな 成果ととらえ、その合意が生み出した欧州各国とイランとの新しい経済的 な協力とビジネスチャンスの創出もあり、イラン核合意を維持したいと考 える欧州各国と、その合意から一方的に離脱し、新たなディールを目指す トランプ大統領のアメリカによる対イラン強硬姿勢、そして再度、対米強 硬路線が復活しているイランの行方というマルチに絡み合った現状が存在 します。

イランとしては、まだ有効的な関係を保ち、アメリカの有志連合への呼び かけにも応えない欧州各国(英国は除く)への期待もあり、独仏とは友好 な関係の維持に努めています。ゆえに独仏のタンカーなどへの“働きかけ” (威嚇行為)は行っていません。

独仏、そして一部では英国も、どれほど影響力があるかどうか疑問ではあ りつつも、トランプ大統領とアメリカに対して、あまりイランを刺激しな いほうがいいと、対応について熟慮を促しています。

イギリスのトランプとさえ言われるボリス・ジョンソン首相も、対イラン 問題については、武力的な攻撃を踏みとどまるようトランプ大統領に促し ています。その代わりに、英国は米国が呼びかける有志連合に参加するこ とで、アメリカによるイラン攻撃を避けたいとの思惑があるようです。

トランプ大統領自身、あまり武力介入を望みませんし、政権の公約に在外 の米軍のコミットメントを下げたいとの意向があることも幸いし、口先で は何度も「イランへの武力行使も辞さない」と発言し、実際に6月のグ ローバルホークの撃墜時には「攻撃命令を10分前に撤回した」と明かし て、「やるときはやる」というメッセージを送っています。

しかし、大統領選挙を前に、国内でさほど大きな支持を得ていないイラン 問題で波風を立てるのは賢明でないと考えているのか、イラン問題につい ては“現状維持”もしくは、奇跡的にロウハニ大統領との直接対話を行っ て、“緊張緩和へのきっかけを探っている”というパフォーマンスを行うか のどちらかを選択する見込みです。(注:9月5日に得た情報によると国連 総会の機会を活かし、9月25日に直接対話を行うべく、イランと調整中と のこと)。


とはいえ、トランプ政権内には、常に「イラン攻撃」を支持する対イラン 強硬派(ポンペオ国務長官とボルトン補佐官など)がいますので、支持率 を操作するための起爆剤的な空爆を行う可能性はゼロではないでしょう が、イランへの攻撃がもたらす負のバックラッシュのほうが大きいことも トランプ大統領は理解しているようです。欧州各国では、アメリカによる 対イラン攻撃は、当面ないというのが見解のようです。


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重 要 情 報
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◎ここが日本だ。:北村維康

今、私の目の前に、紙が貼ってある。それに書いてある言葉は、

ここが日本だ。

である。いくらマスコミが「平和憲法」と称して国民を洗脳しようとし ても、ここには及ばない。正真正銘の日本がここにはあるからだ。マスコ ミは、自分らの立つ地盤を死んでも放さない。特に憲法の前文に当る箇所 には、かう書いてある。

日本国民は(中略)、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、わ れらの安全と生存を保持しようと決意した。(後略)

これによると、ウソをつきまくり、平気で約束を破る韓国も、「公正と信 義」があり、我等の生存でさへも、この?つきの無頼漢に委ねることに なってしまふ。本当にそれでよいのか?

いや、良い筈は絶対にない。マスコミが何と言って国民を騙さうとして も、私の小さな家の、小さな部屋は、正真正銘の日本であり、マスコミの 洗脳の埒外にある。いや、今これをお読みになってゐる貴方ですら、そこ に日本精神があればそこはマスコミ洗脳の埒外にあるのである。ここか ら、本当の日本をひろげて行かうではないか。



◎英語が苦手な一読者様のご質問に:前田正晶

アメリかでは屡々このような文法を無視したような表現に出会うもので
す。特に、私が言う支配階層に属さない人たちの間では、そういう言い方
が頻繁に使われていたと思います。“It's me.”も聞いたことはあります
が、特に気にしたことはありませんでした。

我が社の管理職の技術者でも“Don't say nothing."などと言うのを聞きま
した。二重否定ですが,これでも「黙っていろ」という意味です。お尋ね
の“It's me.”をどのような人物が何処で言ったかにもよりますが、私は非
知識階級に分類される者が使ったのではと思いました。

しかし、ここでは外国人である私が断定するのを避けて、インテリ層にあ
る昔の上司(MBAで引退後に大学院大学の教授)と同僚(技術者)にこの
文法的に誤りである表現が、一般的に認められているか否かを問い合わせ
ましたので、暫時お待ち下さい。

◎私が非常に興味を感じた2点を:前田正晶

16日のPrime Newsは出席者が木村太郎氏と古森義久氏だったので、大い
に期待して見ていた。非常に勉強になる内容で興味深い約2時間ほどだっ
た。詳細な内容をここで云々するのは私の本旨ではないので、特にこれだ
と思った点だけを採り上げておきたい。

我が国の不十分なロビーイングと広報宣伝活動:

この点はこれまでに私は何度採り上げたか解らない。兎に角、在職中にア
メリカ中を飛び回っている間には、ホテルで常にテレビはCNNをつけっぱ
なしにしておいたのだ。だが、先ず我が国関連のニュースが出てくること
はなかったし、何度か指摘したことで第一次安倍内閣の総辞職は1度だけ
報じられただけだったし、USA TODAYではほんのベタ記事だった。要する
に、我が国からは英語による情報発信がほとんどなく、同盟国とは言うも
のの我が国は「知られざる国」という印象が極めて濃厚だった。即ち、中
国人と間違われる目には何度もあったが、「日本人か」と見極められるの
は希だった。

そこで見出しの件だが、木村・古森の両氏は韓国の旺盛なロビーイング活
動と反日本宣伝は活発だが、それに対抗すべき我が国のロビーイングも広
報宣伝活動も皆無であるとアッサリと指摘されたのだった。私は先日河野
防衛大臣が外相としてだったかブルームバーグに投稿された件を採り上げ
たが16日夜の両氏はこの点には一切触れられなかったのは、アメリかでは
それほど遍く知れ渡っていないということらしいと思って聞いた。こんな
状況では極めて宜しくない。「言わずとも解って貰える」とか「神のみぞ
知る」だと思っていたら大間違いではないのか。政府の大反省を求めたい。

中近東情勢とイスラム横町:

何処の誰が何故ドローンでサウジアラビアの石油施設の半分をも攻撃した
か知らないが、中近東情勢は非常に難しいものがある。特にアメリカ対イ
ランの関係悪化などは危険極まりないものがあると思う。だが、ここで私
が採り上げたいことは木村太郎氏が採り上げた「サソリがワニを刺した」
という寓話とでも言える、中近東の言い慣わしである。「刺さないから向
こう岸まで送ってくれというサソリの言を信じたワニが半ばで刺された時
に、その理由を尋ねると『これが中近東だ』と答えた」という恐ろしい話
である。木村氏は「それほど中近東事情は解りにくいのだ」と解説された。

中近東というべきかイスラム教圏内というのか、この圏内にはついぞ訪れ
る機会もなかったし、その事情は耳学問しかない私には論じる資格もない
かも知れない。だが、トランプ大統領は一時はイスラム教徒を締め出す作
戦に出られたし、私の知人には「アメリカ建国の時にはイスラム教徒など
いなかったので、今でも不要である」などと言って嫌って見せた。私は
サッカーを通じてみた中近東勢の小汚さを何度も嘆いて見せたし「中近東
の笛」と呼ばれる不公平な審判振りにも触れてきた。だからこそ欧州勢は
中近東を嫌ってスポーツの面では「アジア」に押しつけたのだとも言った。

それはそれとして、昨晩木村・古森両氏が語った中近東情勢の難しさに
は、改めて言い知れない危機感を覚えさせられた。勿論、石油の供給問題
のような大きな案件もあるが、ここ新宿区百人町には誰が名付けたか「イ
スラム横町」などが存在し、イスラム教徒たちが増える一方である。私は
政府も東京都もこのように彼らイスラム教徒たちを好き勝手に入国させて
商売をさせていて良いのかと大いに疑問に思っている。例えば、彼らの中
にテロリストが潜んでいたらどうなるのかということ。そんなことまで考
えさせられたPrime Newsだ。

◎文在寅大統領はは左傾した新たな国の建設を目指している:前田正晶

私なりに大統領就任以来の文在寅氏が強硬に推し進めてきた反日と抗日
の数々の厭がらせと言いがかりは、彼が理想として目指してきた故盧武鉉
大統領の遺志を継承した現在までの民主主義国家である大韓民国
(Republic of Korea)を捨てて、DPRKと合体した仮に高麗連邦共和国と
でも言う左傾した国の建設に向かってまっしぐらであると思えば解りやす
いと見るようにしている。そう思えば、遂にここまでやるかと思わせられ
た、我が国の企業283社だかの製品に「戦犯企業」のステイッカー(「ス
テッカー」はカタカナ語だ)を貼ろうとなどというのは、未だ穏やかな方
だと思っている。

文大統領は既に「積弊精算」だの「親日排除」などという無理無体で極
端の排日作戦も実行段階に入っていったが、これらは皆来たるべき来年4
月の総選挙に勝って過半数の議席を確保して,彼が目指す左傾した新国家
を作る為の足がかりにする手段であり、その為には「日本叩き」と「日本
を貶めること」は彼とその支持者に受けると見込んでの強硬姿勢だと、私
は受け止めている。彼の「選挙での勝利」を目指した作戦はトランプ大統
領のそれと似た点がなきにしもあらずだが、文大統領の大統領の場合には
日本叩きの一点に集中している点が異なっていると思う。

私は既に文大統領の場合は選挙で過半数を確保すれば憲法を改正し、大
統領の多選乃至は再選を妨げないという方向にまで進むと危惧して見せ
た。日本叩きと貶めることが人気取りの作戦だとすれば、そこに生ずる疑
問は「では、文在寅大統領は究極的に何がしたいのか」ではないか。それ
では韓国民の全体が民主主義と資本主義の大韓民国を捨ててまで文大統領
政権を支持しているのかという疑問が生じる。私は多くの専門家の方々と
報道で,文在寅大統領は職権で閣僚、国会、大法院等に腹心を配置し、残
すは検察だけだったのでその上に最側近の曽国氏を任命したとのことだと
理解している。

ここまでの言わば鉄壁の態勢を固めて「日本貶め作戦」を敢行してきて
いる文大統領政権に対して、今後我が安倍改造内閣がどのように対応して
どのように反論して行かれるかが最大の課題だと思う。いえ、黙って「静
かな無視」では済まない状況に来ているのではないかと思っている。河野
新防衛大臣はブルームバーグに投稿されたそうだが、これなどは無法な文
在寅政権に対する反抗の小さな一歩に過ぎないと思う。私は文大統領があ
そこまで回りを固めた状態では、仮に安倍総理が首脳会談を敢行されても
文大統領はそう簡単には姿勢を変えないと危惧している。

まさか、直ちに韓国に乗り込んで真っ向から論戦を挑むか、または全世
界に打って出て韓国と文政権の虚言と虚報振りを知らしめるかという手段
もある。だが、外交ルートを通じての茂木新外務大臣の抜群の交渉力を活
かして貰うか、安倍総理のトランプ大統領との強力な外交関係を以て、一
刻も早くDPRKのことしか脳裏にない文在寅大統領を洗脳して頂きたいと絶
大な期待を寄せている。




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身 辺 雑 記  
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18 日の東京湾岸は午後には雨。

17日の東京湾岸は快晴、爽快。散歩は気分良かった。
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創刊日:2004-01-18  
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