政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針5160 号  2019・9・7(土)

2019/09/07



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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5160号
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       2019(令和元年)年 9月7日(土)



雀庵の「洗脳、扇動、恐怖政治は限界に」:“シーチン”修一 2.0

             「きりたんぽ」怖い:渡部亮次郎

     アメリカの壮大なる犯罪事件:Andy Chang

 
                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記


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雀庵の「洗脳、扇動、恐怖政治は限界に」
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        “シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red Gables/23(2019/9/5)】山本夏彦翁は「正義はやがて国 を亡ぼす」と書いたが、政治、特に外交は「昨日の敵/友は、今日の友 / 敵、明日の敵/友」で、永遠に変わらないのは「国益だけ」という論はよ くある。

過去を見ても、鬼畜米英は日本の親友みたいになった。支那の国民党は 敵だったが、台湾に引き籠ってから日本は仲良くなった。国民党の敵の中 共が台頭すると日本は掌返しで日中友好と叫び出した。「サヨナラ台湾、 ニーハオ北京」・・・

明日はどうなるのか、分からない。いずこの国も“国際政治天気予報”に 敏感になっているが、積み木崩しでアレヨという間に状況が変わるから、 国家経営は実に難しい。

芥川龍之介の「侏儒の言葉」は面白かった。ビアスの「悪魔の辞典」、 モンテーニュの「随想録」みたいに秘伝辛子が入っているが、「悪魔の辞 典」を日本に紹介したのは芥川だそうだ。彼は「随想録」も読んでいる。

「侏儒の言葉」は『文藝春秋』に1923/大正12年1月から1927/昭和2年の 自死まで断続的に連載された。頭が良過ぎるというか、早熟というか、35 歳で逝くのはチョットナーという気がする。早世とか夭折は当時の文壇の 流行病だったのだろうか。

「侏儒の言葉」から引用(要約)する。

<古来政治的天才とは民衆の意志を彼自身の意志とするもののように思 われていた。が、これは正反対であろう。むしろ政治的天才とは「彼自身 の意志を民衆の意志とする」もののことを云うのである。

少くとも民衆の意志であるかのように信ぜしめるものを云うのである。

この故に政治的天才は俳優的天才を伴うらしい。ナポレオンは「荘厳と 滑稽との差は僅わずかに一歩である」と云った。この言葉は帝王の言葉と 云うよりも名優の言葉にふさわしそうである。

民衆は大義を信ずるものである。が、政治的天才は常に大義そのものに は一文の銭をも投じないものである。唯民衆を支配する為には大義の仮面 を用いなければならぬ。しかし一度用いたが最後、大義の仮面は永久に脱 することを得ないものである。もし又強いて脱そうとすれば、如何なる政 治的天才もたちまち非命に倒れる外はない。

つまり帝王も王冠の為におのずから支配を受けているのである。この故 に政治的天才の悲劇は必ず喜劇をも兼ねぬことはない>

「彼自身の意志を民衆の意志とする」・・・ヒトラーの演説は実に民衆 の魂を高揚させたのだろう。彼自身が演説中に興奮して倒れ込むことも あったという。エクスタシー、ヒステリー、失神・・・まさに名優だ。

「JFK」ケネディの(カネと野望に溢れた父親が雇っただろう)ゴース トライター、スピーチライターは実に優秀だった。JFKのオツムは普通な がら、軍歴があり(日本軍に撃沈され漂流、これを父親は「英雄譚の物 語」にした))、イケメンで(TV映りが良いように化粧をした)、病的な 女好き(秘せられたろう)という男の演説は、しかし、聴衆を大いに魅了 した。

モンテーニュ曰く――

<ある修辞学者は、「自分の仕事は、小さな事柄を大きそうに見せ/思 わせることである」と言った。スパルタでなら詐術師として鞭打たれたに 違いない。

(古代アテナイ全盛期の王に次ぐ事実上の最高権力者ペリクレスの政敵に 対して)王は「角力(すもう)ではどっちが強いのか、ペリクレスか、そ れとも汝か」と尋ねたところ、彼はこう答えた。

「どうとも言えませぬ。わたしが角力で彼を地に投げても、彼は並み居 る人々に向かって『自分は倒れはしなかった』と言い張り、結局勝ってし まいます」

王はさぞかし驚いたことだろう。

婦人の化粧は男の目を欺くが、大した損害ではない。ところが修辞学者 は我らの目ではなく判断を欺き、変えることを職としている。クレタのよ うに秩序、善政のもとにある国々は、雄弁家をあまり尊重しない。


アリストン(スパルタ王)は賢明にも修辞学を「人民を納得させる学問」 と言った。ソクラテスとプラトンは「欺きかつへつらう術」と言った。マ ホメット教徒は修辞学を無用の長物として子弟に教えることを禁じた。

またアテネ人は、修辞学が彼らの都においてはなはだ重んじられたため にいかに世を毒したかを悟り、人の感情を煽り立てるような部分を削除さ せた。

修辞学は、常軌を逸した群衆や暴徒を扇動したり操縦したりするために 案出された道具である。医薬のように病める国家においてのみ使用される 道具である。

俗衆や無知の者、誰でも彼でもが何でもなしえた国々、たえず物情騒然 の国々には(修辞学に長けた)雄弁家が集まった。これらの共和国におい ては、雄弁の助けを借りずに衆望を負いえた人物はほとんど見られないの である。

ポンペイウス、カエサル、クラッシュス、ルクルス・・・いずれも己の 雄弁を大きな頼りとして、とうとうあれほどの高位まで昇ったのである。 雄弁を武器以上に活用したのである。

政治が安定しないと雄弁家が百家争鳴、暗愚軽信の庶民は耳に快い美辞 麗句に魅せられてしまい、理性によって物事の真偽を識別するに至らな い、一人の君主をいただく国は、そうでない国々ほどに雄弁を必要としな いようだ・・・>


我らの隣人、支那、半島は概ね権力者の暗闘と民の暗愚軽信の「私利私欲 的支那人(シナジー)効果」で何百年も活火山だ。時々女が火に油を注 ぐ。いつ大噴火するか分からない。

香港政府は中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改 正案の正式撤回を表明した(9/4)。建国70週年を迎える10月1日の国慶節 前後あたりまでは香港に対する中共軍の攻撃はなさそうだ。


この“休戦”は習近平と上海閥(香港に強い)、共青団(海軍に強い)との 合意によるものだろう。習近平は建国70周年を安泰に迎える代償として何 を譲歩したのか。

地球を俯瞰すれば、独裁国家の「洗脳、扇動、恐怖政治」は限界に来て いる、と小生は思う。不都合な政敵を闇討ちするようなやり方ではとても 国際競争を乗り切れはしない。少なくとも中共は香港の普通選挙を認めな ければ香港市民は手を緩めないのではないか。

<9月11日から12日にかけて、香港で「一帯一路」サミット2019が開催 されることになっている。参加者は部長級ではあるものの、現状では開催 可能なはずがない。では、どうするつもりなのか?・・・他の都市に移し て開催するだろうと推測される。その都市はどこかと考えた時に「深セ ン」が有力候補として考えられる>(遠藤誉・中国問題グローバル研究所 所長)

こんな騒擾の中で「一帯一路」会議で訪中するのは三跪九叩頭の属国に よるお見舞いみたいで、中共を警戒する多くの国から反発を買うのではな いか。

香港人を圧殺すれば台湾人は中共の侵略に命懸けで反発する。外資系企 業や人材は逃げ出し、ロシアのように孤立するしかない。連邦制国家への 移行は出血の最も少ない体制転換だ。習近平がそれを成せば永遠の名君と して、成さねば永遠の暴君として歴史に刻まれるだろう。

発狂亭“香港加油!台湾加油!”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(141)2017/1/12】承前【産経】広告「宮 崎正弘『日本が全体主義に陥る日』」。個人の自由の抑制、社会・集団の 利益優先・・・多かれ少なかれ先進国は選挙で政権を選ぶから、右や左に ぶれる危険性は常にあるし、回復力もあるから、大きく国を棄損すること はなさそうだ。

阿比留瑠偉ボナパルト「実現しつつある『高麗共和国』」、「誰が大統 領になるにせよ、韓国の従中、反米、反日、親北の左派路線は今後ますま す強まりそうで、在韓米軍の撤退すら現実味を帯びてきそうだ」。韓国は 自殺するのだろう、ほとんど狂気。

石平「習政権を襲う“黒船”トランプとの貿易、南シナ海、台湾という3 つの戦線」。米中はお互いにジャブは打つけれど、激烈な権力闘争を抱え る習としては当面は様子見でいくしかないだろう。

伊藤元重「正論 グローバル化が諸悪の根源か」。それはどうかは分か らないが、ヒト・モノ・カネが国境を越えて自由に動き回ると、国柄、公 序良俗、価値観などが壊れる危険性は高い。制御できないとかなりヤバ イ。2019/9/5



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「きりたんぽ」怖い
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     渡部 亮次郎

今やご存知のように秋田料理「きりたんぽ」は殆ど「全国区」になった が、味は全く落ちてしまった。地元秋田では、空港や主要駅で「土産」と して通年販売する都合上、潰した飯の中に「防腐剤」を入れ始めたので、 「コメの秋田」の美味しさは全く無くなった。

同じ秋田県でも、山形や宮城県に隣接する県南では、きりたんぽは食べな い。あれは県北のもの。昔は南部藩だった鹿角郡が発祥の地。あの辺に暮 らした熊の狩猟師「またぎ」が作り出したもの、といわれている。だが、 私は秋田県人の癖に、県北に住むようになるまで全く知らなかった。

昭和33(1958)年6月、NHK秋田放送局大館市駐在通信員になって、大館 市内に下宿し、いろいろな取材を始めた。

大館警察署の取材は早朝4時に起きて行く。勿論、他社は誰も来ていな い。管内の火事、交通事故の一報が沢山入っている。そのなかから適当な ものを、それなりの文章にして、秋田放送局へ電話で送稿。

受けるのは、当直のアナウンサー。大体新人だ。だが、ローカル放送は午 前6時。その前の5時は仙台から東北地方全域向けの放送。そこでアナウン サー殿に頼んで仙台に吹き込んでもらう。

仙台の報道課には記者が泊まっている。デスクが昨夜仕組んでいった ニュースはすべて昨日までのもの。大館発の交通事故や火事は唯一の 「ニュース」だ。かくてNHK仙台発の午前5時の「管内ニュース」は、 毎朝「大館発」だらけ。面白かった。

そのうちに忘年会のシーズンになった。各社の記者は老人ばかり。出世は 止まっているから、官庁や商工会議所にたかって酒を呑むことばかり考え ている。

こちらは「明日」に望みを賭けている身だから、「たかり」は避けたい。 だが、まだ民放記者の駐在の無い時代。宴席からNHKが欠けると目立つ とかで、「そこは付き合い」と引っ張られる。

のだから、終いには「きりたんぽ怖い」になってしまった。あれから50年 以上過ぎたが「きりたんぽ怖い」は治らない。2020・1・5




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アメリカの壮大なる犯罪事件
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Andy Chang

これは2009年オバマ当選から今日までのアメリカの壮大なる犯罪事件である。
オバマとヒラリーの罪を隠すため次から次と罪に罪を重ねた結果である。

AC通信:No.753 Andy Chang (2019/09/04)
AC論説 No.753 諸悪の根源はヒラリーとオバマである

ヒラリーとオバマの罪を隠すため、政府高官が総出で罪を隠蔽し、続
けてヒラリーの罪を永久に隠すためヒラリーを大統領に当選させよう
とした。ところがトランプが当選したので罪の追及を逃れるためトラ
ンプのロシア癒着をでっち上げて調査し、それも失敗したので今度は
トランプの追求を続けてトランプ再選を阻む。これは2009年オバマ当
選から今日までのアメリカの壮大なる犯罪事件である。オバマとヒラ
リーの罪を隠すため次から次と罪に罪を重ねた結果である。

さまざまな犯罪の根源はヒラリーが国務長官となった2009年ごろか
ら機密でないスマホとクリントン家にサーバーを使ったことから始ま
る。これはヒラリー個人の犯罪だからオバマ政権は見逃していたが、
2012年にベンガジ事件が起きてオバマとヒラリーの大罪を隠そうとし
たことから政府高官の介入と隠蔽操作がどんどん増えて行った。

ベンガジ事件は今でも詳しいことが明らかになっていない。以下は私
の個人的解釈と説明と断っておく。始まりはアメリカつまりオバマと
ヒラリーが中東の「革命勢力」に秘密裏に武器を提供して「独裁政権」
を倒したことである。

2010年にチュニジアでジャスミン革命が起きて2011年にベンアリ政権
を倒した。この時にアメリカが提供した武器をリビアに移し、2011年
2月から10月までかけてリビアのカダフィ政権を倒した。ここまでは
アメリカが武器を秘密裏に提供していたことが既にわかっている。革
命勢力集団とはアルカイーダと言われている。

カダフィを倒した後でアメリカ(つまりオバマとヒラリー)は提供し
た武器を取り戻してシリア政権を倒すつもりだったが、革命勢力は武
器の返還を拒絶し、ヒラリーの代理ブルメンソールは交渉が難航した
のでアメリカ大使が秘密交渉に出る必要があった。2012年7月ヒラリ
ーは「秘密の護衛無しの行動」で駐リビア大使スティーブンス氏を首
都のトリポリからベンガジに派遣した。そして9月にベンガジの領事
館が攻撃された。ヒラリーとオバマはホワイトハウスに籠って協議し
ながらスティーブンスの7時間に渉る救援コールを無視した結果、ス
ティーブンス大使など4人が殺害された。

ところがオバマはこの秘密交渉を隠蔽するためスーザン・ライス国連
大使を使ってベンガジ事件を「反モスレムDVDが原因の暴動」とウソ
のニュースを発表した。これがベンガジ事件のあらましである。

ベンガジ事件が発生したあと、「司法の監督」Judicial Watch社(JW)
はアメリカの情報公開法(Freedom of Information Act)を根拠にして
ベンガジ事件の全てのデータの公開を求めた。国務院や司法部、CIA
やFBIなどはデータの提供をかなり遅らせていたが2014年になってか
ら提供したデータにはヒラリーの交信記録がスッポリ欠如していたの
である。その後国務院はヒラリーのデータは個人のサーバーにあった
ので国務院の記録になかったと弁解した。

JW社は「ドーナッツの穴」みたいにヒラリーのメール記録が欠けて
いるとして再調査を要求した。2012年12月5日になってようやくヒラ
リーの住宅から12箱のデータが届けられた。これでヒラリーが個人サ
ーバーを使用していたことが明らかになり、2013年2月にNYタイムス
がヒラリーの個人スマホとサーバーの無許可使用をすっぱ抜いたので
ヒラリーの犯罪事実が明らかになったのである。

それでもヒラリーの提供した資料には33000通のメールが勝手に消去
されていた。追及が始まるとヒラリーはテレビに出演して、個人のス
マホ12個をハンマーで叩き潰し、サーバーのデータをフッ酸で完全に
消した行為を笑いながら喋ったのである。最近になって消去された
33000通のデータはホワイトハウスから発見され、他にも他の箇所に
コピーしたと言う新事実が発見されている。

2016年にヒラリーが選挙に立候補したがオバマ政権はベンガジ事件や
ヒラリーの違法行為を隠すため絶対にヒラリーを当選させねばならな
い。そこでヒラリーの金で英国の元スパイを使ってスティール文書を
でっち上げた。しかもスティール本人は何度もFBIと直接の連絡があ
りFBIから支払いを受けていた。2016年5月、コーメイFBI長官は調
査でヒラリーの違法を認めたが不起訴とした。しかも投票日の一週間
前にウマ・アベディンの夫のパソコンからヒラリーの交信データが発
見されたがコーメイ長官は再びヒラリーを不起訴とした。

これだけたくさんの隠蔽工作を行ったにも拘らずトランプが当選した
のである。ヒラリー陣営、オバマ政権の高官たちはパニックに陥った。
そこで罪の隠蔽工作にかかわった政府高官たちは続けて罪を隠すため、
再びガセネタのスティール文書を使ってトランプのロシア癒着の調査
を続けたのであった。ところがマラー検察官の調査結果は癒着の証拠
がないと結論したのである。その代りマラー氏はトランプの潔白を証
明できないと結論したのである。証拠がなければ無罪であるのに無罪
ではないと言う結論でトランプの罪の調査を続けさせたのだ。

ベンガジ事件はアメリカがテロ集団に武器を提供した国際陰謀である。
オバマとヒラリーの壮大な犯罪が明らかになれば国家の一大事だから
民主党が優勢の国会はトランプの架空の犯罪を調査し続け、来年の選
挙で必ずトランプを落選させて一切を闇に葬るつもりである。これは
アメリカ有史以来の巨悪犯罪事件である。トランプが落選すればすべ
ては闇に葬られる。トランプが当選すれば犯罪調査は続けられる。


   
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重 要 情 報
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◎5日のスポーツを冷静な評論家から見れば:前田正晶

乗りかかった船で出来るだけ簡潔に論評していって見よう。

U―18の野球の世界大会:

言わば2次予選に入って温存していたのだろう奥川君に投げさせた。私に は「疲労が残っていたので」というのはこじつけで、何か別な理由があっ たと疑っていた。結果は上々でカナダ相手に7回投げてホームランの1点で 抑えたのは立派だったと評価する。我が国のメディアはこと野球となると 「三振奪取偏執狂」であり、その数の多さを称えるしか能がないようだ。 奥川君は21個のアウトの内18が三振だったのは良かったと言えば言えると 思う。私は北米の野球は全員が常に勝負を挑んで、何が何でも振ってくる から、三振を取りやすくなると見ているのだが。

私が奥川君で気になるのは、あの投球フォームだ。体が出来上がってい ない高校生であれだけの速い直球を投げるのは良いが、左足が突っ張るか に見えて上体で投げているように見えるのが気になる。もっと体が沈み込 んでも良いのじゃないかという気がする。先日、読売の菅野が中日に打ち 込まれて2回で引っ込んだ時のフォームを、仁志だたかが「あのような投 げた後のフォームが乱れた菅野を初めて見た」と言ったが、その形に似て いたのが気になるという意味。今夜は韓国が相手で大船渡の佐々木君を出 すようだが、彼も登板間隔の空き過ぎが気になる。でも是非とも勝って欲 しい。

サッカーの対パラグアイ戦:

私は森保監督が香川真司を外したのに感情を害されたので、前半の2点 取ったところを見ただけで止めた。それはテレビ局(日テレだったか?) が騒ぐ割りにはパラグアイが大したことがあるとは思えなかったので、我 が方の勝利を信じていた次第。久保建英君はマスコミの騒ぎすぎだし、本 当にスペインで一軍でジダン監督に使えると評価されたのだったら、レン タルには出されなかっただろう。それに、いくら技巧派であってもあの体 格では辛いと思う。現にデイフェンスをしないと森保監督に叱られたと か。小柄の私が言うのだが、未だそこまで手が(脚が?)回らないと思うよ。

バスケットボールの対アメリカ戦:

ここでもマスコミは八村塁君を騒ぎすぎ。私はお陰様でアメリカでNBAの 試合を何度か見ているから言えるので、彼程度の選手はアメリカに行けば いくらでもいると思っていた。果たせるかな、スター選手が来ていない NBAの選抜テイームと対戦すれば、押さえ込まれてしまったではないか。 先方も八村を十分にスカウテイングして来ただろうから、残念ながら当た り前の結末だと思う。今後は彼がNBAの中で揉まれて何処まで伸びるかだ ろうと思う。あの得点差が我が国対NBAの差となって現れたと思っていた。

読売の野球:

中日に負け続けるとは予想していなかったので、あの結果は少し意外だっ た。だが、追いかける立場にあるDeNAが格下の阪神に負けてくれたので、 ゲーム差を維持出来たし、このまま菅野が直ぐには戻ってこなくとも、何 とかリーグ制覇は出来てしまう気がする。私はこの球団の欠陥は他球団か らFAの選手を買ってくるので高齢化の傾向があるし、もうこれ以上伸びそ うもない者を多く抱えている点だと見ている。未だに阿部慎之助に亀井善 行でもあるまいと思う。年俸通りに働いているのは、輸入品の丸と山口だ けではないか。


◎5日のPrime Newsは興味深い内容だった:前田正晶

5日の夜は関心があるスポーツの中継も多く、Prime Newsが始まってか らはCMの間に裏番組で試合の成り行きを見守っていた次第。それらは奥川 君が出てきたU―18の野球、サッカー日本代表の対パラグアイ戦、読売の野 球、バスケットボールの対アメリカ戦という具合だった。スポーツの方は 別途論じるとしてPrime Newsの感想を。



7日夜は私に言わせて貰えば出演者の粒が揃っていた。換言すれば、所謂 テレビ局が言う専門家ではない方々だったということ。即ち、韓国問題、 就中「離韓、離米」を語られたのが、佐藤外務副大臣、真田愛知淑徳大学 教授、鈴置元日経新聞編集委員と予てから私としては信頼感を持って発言 を聞いていた評論家ではない現職者か実務経験者だった。スポーツの方に も関心が行っていたので、綺麗には纏められないので、順序不同で「これ は」と思った項目を挙げていこう。

離米:

佐藤副大臣を除いては、文大統領に対する評価というか(査定というの か)見方は当然ながら極めて厳しいのだった。極端な表現で纏めれば「政 権は瓦解に向かっており、大統領自身は何をやっているのか解ってしない だろう」とでもなるか。兎に角、「光復節の演説で披瀝したDPRKとの統合 で我が国を越える経済の規模を有する国になること以外は脳裏にないだだ ろうということで、アメリカから離れてしまうことは、そもそも文大統領 の基本方針であり、その方向に進まざるを得ないのは日本が悪いのだとい う責任転嫁のロジックである」とのことだった。

ここまでは別に大変な驚きではないと思ったが、鈴置氏は既に米韓同盟 は文大統領が破棄するまでもなく実質的に破綻していると指摘されたのに は,司会の反町が慌てていた。私にとっては「ふーん」という以外の反応 は出来なかった。

経済:

この点は元は旧東京銀行(旧横浜正金銀行で、現在の三菱UFJ)出身の真 田教授の解説が迫力があった。最早、景気が良い悪いという次元ではな く、手持ちの外貨も実質的に減少しており、97年のIMFによる救済と同様 なところまで来るだろうということだ。我が国が既に「スワップ」を拒否 したことであり、「事と次第によっては・・・」ということだそうだ。個 人的に裕福な層では危機を見越して元を売ってドルに替えて海外に逃亡を 図っている傾向が出ているという。

サムソンは半導体の売れ行きが好調であると言うが、実態は過剰な在庫の 処分が進んでいるのであって、韓国最大の企業としては経営の危機を脱す る為には「アメリカの会社になってしまおうという計画すらある」という 見方があるそうで。先日サムソンの代表が来日した背景には、勿論原材料 の確保の目的もあったが、資金繰りもあったのだという観測もあったそうだ。

GSOMIA:

文大統領がこの期に及んで外遊して東南アジアの3ヶ国を歴訪していた が、タイ国では何とGSOMIAを締結していたのだそうだ。我が国とのそれを 破棄してアメリカをあれほど怒らせておきながらタイと手を結んだとは。 知らなかった私は十分に驚かされた。昨夜のお三方の観測では既に文在寅 大統領は何が何でもDPRK最優先なので、元から好みではなかったアメリカ と切れても構わないとの姿勢を示したのだということだそうで。ではアメ リカが本気で離韓に踏み切るかはトランプ大統領の決断次第なので、とて も読み切れないという意見だった。理解出来る。

在韓米軍の費用負担:

トランプ大統領に5倍と吹っ掛けられているが、果たして今年末までにど のように決着するかが問題だ。文在寅大統領は出ていって貰うことが基本 方針であるから如何なる判断をするかには,私でも十分に関心がある。文 大統領は在韓米軍が出ていった後に如何なる事態が起きるかを何処までお 考えかと思うと、この件は我が国の安全保障問題にとっても非常に重大な ことだと痛感させられながら聞いていた。お三方の解説は「トランプ大統 領は損か得かでお考えになる方だから」となっていた。

以上の他にも「アレッ」と引き込まれる話題が多かったが、私個人に印象 ではこの辺りに大いなる興味があったということだった。簡単に言えるこ とは「文在寅大統領は既に帰らざる川を渡り始めた」ように思えた。



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身 辺 雑 記  
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7日、久しぶりに快晴、爽快。

東京湾岸は6日、久しぶりの好天。爽快に散歩した。公園はセミだらけ だった。日中平和友好条約の締結交渉で訪れた際の北京郊外の迎賓館のセ ミ時雨を思い出す。煩くて大臣の指示が聞き取れなかった。

隣の中学校のプールでは朝から女生徒の嬌声で賑わっていた。
                           読者:6001人

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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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