政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針5153 号  2019・8・31(土)

2019/08/31



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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5153号
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       2019(令和元年)年 8月31日(土)



    【変見自在】具にもつかない:高山 正之
      
雀庵の「多くの誤解、虚偽、不透明:“シーチン”修一 2.0

       「ロードプライシング」:今城敬之
        
                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記



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【変見自在】具にもつかない
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  高山 正之  『週刊新潮』 2019年9月5日号


 李氏朝鮮の国旗は深紅色の地の中央に黄色と白の丸が描かれる。黒いフ リルもついた立派な旗だ。

 なのに今の韓国旗は白地の中央に赤と青の丸がある。日の丸と見紛う。

 日本が大嫌いと言うなら李朝風にするか、別のデザインにすればよかった。

 それでも日の丸もどきにしたのはどこかに日本への憧れがあるからだと いう。八代亜紀風に言えば「憎い、恋しい」の思いが交錯して断ち切れない。

 だから彼らの振る舞いのどこかに「日本」が顔を出す。目下の反日騒ぎ を牽引する労組の元締めも総評風に「労総」という。

 その集会に87歳の爺さまがいつも出てきては一席語る。名を具然喆(グヨ ンチョル)という。

「軍艦島の真実」(加藤康子制作)によると具は自称慶尚南道の極貧の家 庭に生まれた。父は日本に渡って端島(ハシマ)(軍艦島)で働き口にありつ けた。

 家族を呼び寄せるほどのカネを稼いで8歳の具は父の許にやってきた。

 食べることの心配はなくなった。学校にも通えた。まるで天国だったろう。

 だから集会で具は日本への感謝を語るかと思ったら違った。彼は言う。

「通学の道筋で朝鮮人が食べ物を乞うていた」

「教室の窓から中ノ島が見えた。炭鉱で死んだ朝鮮人を荼毘に付す煙が立 ち上がっていた。煙は毎日のように増えていった」

「終戦の日、満州から連れてこられた支那人千人の姿が見えなくなった。 坑道に閉じ込められ、坑口を爆破して生き埋めにしたという。純朴な朝鮮 人の想像を超える残忍さだ」

 最後のくだりは「残忍な朝鮮人も思いつかない」くらいにしておけばま だ尤もらしかっただろうに。

 それはともかく具はこの世の地獄の軍艦島に6年も住まい、虐殺され殺 されていった同胞を何十人何百人も目撃したと語った。

 その一言一言に聴衆は呻き、やがて呻きは「日本人を叩きのめすスミ ダ」の怒声に変わっていった。

 具はつい先だって軍艦島に?里帰り?し、長崎新聞は地獄の生き証人の 言葉を忠実に紙面化した。

 でも記事に異議がでた。具が通ったという軍艦島の国民学校の同級生は 「李や金や張はいたが具なんてやつはいなかった」

「中ノ島は学校とは島の反対側の海にある。学校の窓からは見えもしない」

「軍艦島は高度に近代化した都市だった。それぞれ宿舎も食堂もあった。 朝鮮人用の居住区も食堂もあった。乞食など島に立ち入る余地すらない」

 因みに朝鮮人用には女郎屋「吉田屋」もあった。経営者も女郎も朝鮮人 だった。

 具の話は当時の住人の記憶と何一つ合致しない。6年もいたというのに 彼を知る者もいない。学校の名簿にも彼の名はない。

 おまけに「支那人生き埋め」の嘘も盛り込んだ。

 彼は軍艦島を故郷と思う人たちの心を深く傷つけて恥じない。

 そんな具の話を載せた長崎新聞の松尾潤報道部次長は「端島の人たちの 話も真実だと思う。同時に徴用工の話の中にも真実があると思う」と語る。

 で、松尾は二つの真実を天秤にかけて具を取った。

 学校の名簿を調べたり当時の島民の話を聞いたりしなかった。ジャーナ リスト松尾はそこまで慧眼だと言い放っている。

 似た人がいる。あいちトリエンナーレに860万円で雇われた津田大介だ。

 彼は韓国の彫刻家、金運成夫婦が作った慰安婦像をアートだと言い放った。

 彼はそう判断したが、像はホントは女子中学生二人が米軍車両に轢かれ て死んだ事件を題材に作られた。中学の学習椅子に座っているのはそのた めだ。

 それを米軍基地前に置こうとしてどやされ、ずっとお蔵入りしていた。

 それが後に日本大使館への嫌がらせに担ぎ出された。今は慰安婦少女像 と名を改めて設置されている。

 慰安婦話は元々朝日新聞の捏造話だ。おまけに像は流用ものだ。どこを どうすればアートになるのか。韓国に群がる人はなぜみな韓国人に似てく るのだろう。

出典:『週刊新潮』2019年9月5日号 【変見自在】具にもつかない

著者:高山 正之

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松本市 久保田 康文 
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雀庵の「多くの誤解、虚偽、不透明」
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“シーチン”修一 2.0



【Anne G. of Red Gables/18(2019/8/28)】何となく涼しくなってきた。 晩夏と言うのか。夜はパンツ一枚では冷える。あと3週間もすれば秋の彼 岸。今年も盛夏を生き延びたから来年の春までは現状維持、status quo で行くかもしれない。

我が庭を訪う雀の繁殖期は昨年までは4、5月だったが、今年は長い。今で も親に餌を貰っている子雀がいるし、追いかけっこをして恋を楽しんでい るカップルもいる。

繁殖期が伸びたのは食糧事情が良いためだろう。雀には朝5時と夕3時に餌 遣り/給餌をするが、メインディッシュ(大宴会場用)とデザート(中宴 会場用)を作るのに1回分で30分かかる。何となく昔風の畜産農業をやっ ているみたい。

料理には市販の「小鳥の餌(皮つき)」も盛る。冬には自然の餌が少ない ために50羽ほど来るが、今は30〜40羽で、1回の食事量は体育会系部活の 中高生並みの大盛だ。欣喜雀躍、実によく食べる。

食糧事情が良いと人口増になるが、先進国の場合は「家庭を持たなくても 生活に困らない」からだろう、「カネはかかるし、どうせ出ていくのだか ら」と少子化になるし、結婚しない人も増えている。

結婚して子供を2〜3人産んで育てれば補助金/奨励金を出すという支援制 度を拡充すれば少子高齢化の先進国病は直せるのではないか。

支援をやり過ぎるとフランスのように両親が(母子家庭が有利なために入 籍せず)左団扇のヒッキー、社会の寄生虫、「パラサイト家族」みたいに なるから加減が難しいが。

老人よりも次代を担う若い世代が大事だ。トリアージで優先するべきは子 供、若者/青年で、ブービー賞は家事の上手いバアバ、最後はDIYもできな いヂイヂ、最悪は何をするか分からない発狂ヂイヂだ。

暗愚(を装うアカ)のヂイヂは「老後の生活には年金の他に2000万円の蓄 えが必要だ」という言葉に反発を装っているが、額はともかく1000万円ほ どの金融性資産は最低必要だろう。公的年金だけでは一般的には月5〜10 万円ほどで、これではキツイ。

我が母は叔父さん(母にとっては義弟)に「(趣味の)書道、俳句は(表 装や吟行などで)何かと物入りで月5万円ではきついわ」とこぼすと、叔 父さんは「ネエサン、それで暮らしている人もいるんだから」と説いてい たっけ。

戦争や自然災害で政府が機能しなくなっても餓死はしないほどの準備はし ておかないと自尊自立の一人前とは言えない。社会のお荷物になってはい けない、というのは最低のルールだ。1週間分の米と日銀のキャッシュが あればどうにかしのげる。仮想通貨なんて誰も信用しない。

「老後2000万円」に噛みつく奴は、腹の中で別のことを狙っている。孫子 の兵法の「東を向いてコブシを振り上げているが、狙いは西」という高等 戦術で、よく見極めないとバカを見る。この世はフェイクに満ちているのだ。

ISなどの自爆テロは相変わらずだが、ニュース価値はほぼなくなった。飛 行機が墜ちて何人も死ぬとマスコミは大騒ぎするが、移動距離当たり一番 安全なのは航空機だ。墜落事故は珍しいからニュースになるだけ。

一番危険な乗り物は自動車だろう。日本では自動車事故で年間80万人が死 傷、うち4000人は「24時間以内に」死んでいる。2日目に死んだ人などを 加えれば5000人ほどになるのではないか。

米国では交通事故死者だけで3万人(銃で死ぬ人も同じ)、支那では少な く見ても20万人以上らしい。支那は日本の人口の10倍だから、多いのは分 かるが、日本の人口を基準にすれば2万人が死んでいる。日本の5倍だ。報 道の自由がないし、隠蔽、捏造が当たり前の国だから実際は分からない。 貧乏人は事故に遭ってもまともな補償は受けていないのではないか。(西 側の保険システムは制限されている)

1980年頃の支那では現地ガイドが「高級車と一般車の衝突事故では高級車 はお咎めなし、『ぼろい車が悪い』となります」と言っていた。高級車は 共産党幹部などが乗るから正義というわけ。ソ連では幹部専用レーンも あったときく。渋滞なんて関係ない、俺は偉いのだ、特権階級なのだ、と いうわけ。

「原発は危ない」も誤解、虚偽のフェイクだ。

有史以来(と言っても1950年〜)、世界の原発事故で放射能被曝により死 んだ人は1年に1人、計70人ほど。原発は一番安全なエネルギー源である。

世界で鮫に殺された人は年間10人、人に殺された鮫は年間150万トン。ア ル中が原因で(肝硬変やうつ病などで)死んだ日本人は年間3万5000人、 ギャンブル依存症では統計がないみたい(家庭崩壊とかはあるだろう が)。カジノ=ギャンブル依存症=悪という説は根拠が薄いし、米国では そういう発想自体がない。

不透明な話で価値観、判断を自分の都合の良いように曲げようとするのも フェイクだろう。

中露北、韓国のアカや、仏独のリベラル≒アカモドキはフェイクが上手 い、というかフェイクしか話さない。昔ファシスト、今フェイキスト /fakistにご用心。

小生は嘘つきのフェイキスト、フェイカーではなく、ただの発狂中のアジ テーターである。アジには時に光り輝く真実がある・・・?

発狂亭“和風アジは世界を魅了”雀庵の病棟日記から。キッコーマンの海外 売上は国内を上回っている。

【措置入院 精神病棟の日々(134)2017/1/8】承前【産経】長辻象平 「人工頭脳という絶望と欲望」はかなり悲観的だ。かつて人類は伝染病の コレラ、チフス、HIV、あるいは核兵器競争で「人類の終わりまであと5 分」とか、悲観している。

小生は、医学の進歩→人口過剰→食糧不足→戦争→需給バランス回復となると 思っていたが、ここ100年で食糧生産性は急増したから、この予測は大外 れだった。ICTやAIの普及でなくなった仕事もあるが、生まれた仕事もあ る。上手に使えばいいと思うが。

「南谷真鈴さん(20)冒険で弱い自分に勝ちたい 7大陸最高峰 日本人 最年少で制覇、北極点、世界一周・・・尽きぬ挑戦」。

職業としての冒険家。昔は貴族や大金持ちの趣味道楽だったが、今は営利 の仕事、ビジネスの面が大きいみたい。チームで動かないとどうしようも なく、スポンサー開拓、営業、宣伝、現地の手配、サポート。帰国後の記 者会見、写真展、講演、出版・・・収入もあるが経費も膨大だろう。

小生は植村直己氏を自宅に取材したことがあるが、華やかさのかけらもな く、清貧、求道の人だった。奥様は清楚で、前線から下賜休暇で帰ってき た夫を温かく、そっと抱き締めている風情があった。

俳優・歌手から冒険家へ転じた和泉雅子氏も事務所に訪ねたが、実に質素 だった。先日亡くなった田部井淳子氏や、現役バリバリの野口健氏もそう だろう。

TVで引っ張り凧の人気タレントにでもならない限り、冒険家は一家を支え る職業にはならないだろう。それは詩人や芸術家のごとく、損得では割り 切れない「生き方」であり、それ自体が実にきわどい冒険だ。(つづ く)2019/8/28



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「ロードプライシング」
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今城敬之


 
開幕まであと1年を切った東京五輪、パラリンピックに向け、組織委員 会 と東京都は、都心の大動脈である首都高速道路の渋滞対策として通行料 金が時間帯で変わる「ロードプライシング」を導入することを決めました。
 →五輪中の首都高、交通規制では不十分 1000円値上げ

 競技時間と重なる時間帯は自家用や社用の乗用車に千円が上乗せされま す。中型以上のバス、トラックやタクシー、福祉関係の車両などは対象 外。物流事業者らに、通行量の少ない時間の利用をうながすため、未明の 時間帯は自動料金収受システム(ETC)搭載車に限り、全車種を半額にし ます。

 首都高の交通量をめぐっては、7月下旬に五輪本番を想定した大規模な 交通規制が実施されましたが、通常よりも最大30%減らすとする組織委の 目標には及ばず変動料金の導入が判断されたといいます。

 五輪を最優先した施策で、物流を中心に企業活動などに影響が出ること は必至で、すでに集配ルートや時間の見直しなどの検討をはじめた企業も あります。また、都心部での通行量を規制する以上は、鉄道やバスなど公 共交通機関の充実や、一般道での渋滞対策も必要でしょう。
 →豊洲、五輪期間は金曜休業 選手村付近の交通混雑対策

 現在、選手たちの多くは、激しい代表争いの渦中にあります。東京・日 本武道館で開催中の柔道世界選手権で日に行われた男子66キロ級、初出場 の丸山城志郎選手と3連覇を目指した阿部一二三選手の準決勝は壮絶な闘 いに思わず息を呑みました。各階級1人の枠をめぐる代表争いはこれから も続きますが、4年に一度、しかも地元での五輪への執念をお互いの姿か ら感じました。
 →丸山、精神力で金 内股磨き、阿部乗り越える

 五輪・パラリンピックの主役はやはり選手です。そして、すばらしい戦 いに大きな声援と拍手を送る観客も欠かせない存在でしょう。選手たちが 遺憾なく実力を発揮し、外国からの観客に気持ちよく応援してもらうに は、円滑な運営が何より大切です。

 人生をかけて戦う選手たちに最高の舞台を用意するために、1人1人の協 力、知恵と工夫を結集させたいものです。

        

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重 要 情 報
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◎英会話は結局は慣れと度胸になるが:前田正晶

英語は総合的に勉強すべきだ:

いきなり否定的なことから入っていくが、私は「英会話」などという独立した勉強の科目などないと信じている。即ち、「会話とは英語で自分の思うところを淀みなく表現出来て誰かと話が出来るようになる為には、英語そのものを基礎から基本的に勉強して理解出来ているかいないかの問題である」のだ。

より具体的に私の持論を展開すれば「英語の勉強の過程で,英文解釈だの、英作文だの、単語だの、文法などとバラバラに教えるか勉強するのではなく、教科書を音読・暗記して、覚えている内容を淀みなく暗唱出来るように総合的に学習して置くべきだと言いたいのである。実際に、私は英文和訳や英作文などという勉強の仕方をしてこなかったし、GHQの秘書の方に教えられた英語のままで考え、流れの中で覚え記憶した言葉の使い方で、英語だけはまともな成績を挙げることが出来ていた。また、高校1年になった頃にはアメリカ人たちと英語で話し合う時に何ら不自由しなかったのだ。

と、ここまで言ってしまえば、それだけで英会話の勉強法を語ったことになってしまったと思う。だが、これだけでは何ら諸賢のご参考にはならないと思うので、もう少し具体的なことを論じていこうと思う。

英会話とは:

一口に英会話などと言うが、私にはこれだけでは何のことを言っているのか不明確だと思えてならない。雑談なのか世間話なのか、何か主題(「テーマ」とも言うがこれはドイツ語で、英語はthemeであり強いてカタカナ書きすれば「スイ―ム」とでもなるか)が決められていて、その範囲内で語り合うのかはハッキリしていないと思う。私は要するに何らかの話題を、知っている限りの表現と単語というか言葉を使って自然に話し合うのが会話だと思っている。会話とは思いがけなかったような広い範囲に話題が展開していくのかなどは事前に分からないのが普通だろう。

世間では英会話など言えば、何かよほど美しい表現や言葉を散りばめねばならないと思う人は多いのではないか。または、如何なる話題にも対応せねばならないと緊張しておられる方がおられるだろう。だが、雑談や世間話ならば中学校(現代では、もしかして小学校のか?)1〜2年の教科書に出てくるような易しい言葉(口語的表現か慣用句を構成しているような解りやすい単語)だけで出来るものなのだ。要するに、難しく考えるとか、気取る必要などないということだ。

その為には可能な限りキチンとした教養があるアメリカ人乃至は英語を母国語とする人と会話をする機会を求めることが良い勉強になると思っている。それは「なるほど、こういうことを言う時にはこういう風に表現するのか」と言うお手本に接することが出来るからである。

だが、この方式の難点は「貴方にその外国人が話している英語が果たし程度も高くて真似をする価値があるかないかが容易に判断は難しかろう」ということ。即ち、「無闇矢鱈にnative speakerを有り難がるな」ということだ。解りやすく言えば、一般の方では彼らが「何処の馬の骨か」を判定できるだけの英語力と判断力は備わっていないだろうという意味。

嘗てシアトル支店で最高の英語の使い手という商社マンから聞いた苦労話では「赴任した当初に最も苦しんだことは、アメリカ人が余りにも早く話すように聞こえたし、一つの文章が何処から始まって何処で終わったかというか、何処で切れたのかが全く聞き取れなかったこと」だそうだ。

この何処で切れるのか聞き取れないと言うことは「英語には連結音と“rーlinking”という次に来る単語の頭の母音と連結してしまう発音がある点」が正確に聞き取りにくくしているのだ。簡単な例を挙げれば“There is 〜.”は「デアリイズ」のように繋がってしまって「デア・イズ」とはならないのである。

その駐在員はそれだけではなく、話の途中で「済みません、もう一度言って下さい」と言うタイミングが取れなくて、解らないままに半紙が進んでしまったのも悩みの種だったと述懐していた。。

こういう経験談を纏めてみると「学習法としては結局のところ経験を積んでいくしかないのだが、その間にこれと思う表現と言い方を沢山覚えて表現の小引き出しを増やしていくしかない」というような結論になってしまうのだ。

私の幸運:

私はそういう意味では、幸いにもアメリカの大手製造業の会社に入っていたので、品格というか教養があると思う上司か同僚が使う表現を覚えて真似する機会が常にあったのだった。このように native speakerに学ぶのは良い方法なのだが、問題点は「彼らは日本人がどういうことで悩むのか、どういうことが解らなくて苦しんでいるのか」などほとんど解っていないので、痒いところにまで手が届くその点では、私は支配階層のアメリカ人の中にあっては外国人だったので、寧ろ気楽に何でも質問することが出来たし、聞くは一時の恥だと割り切っていた。

Native speakerに無闇に依存しないこと:

その昔に「アメリカ人がゆっくりと我々にも解るように話してくれたので、何とかついて行けた」などと言う人もいたが、私はほとんど嘘だと思っている。彼らにそんな器用なことが出来る訳がないし、彼らが一般の日本人が聞き取れる速度など承知しているとは思えないのだ。故に、私は無闇矢鱈にnative speakerから学ぶことを積極的には勧めないのだ。

後難を恐れずに言えば「ましてや、そのアメリカ人か外国人の教養の程度や出自をどうやって判断するのかも問題だろう。いや、一般の方には解る訳がないと言って誤りではない」と断言する。後難を恐れずに言えば、我が国の学校教育で英語を学ばれた方々にはアメリカの南部やオーストラリアやニュージーランドの訛りなどを聞き分けられる訳がないのだと言いたい。

生きた英語の例:

そこで「もう一度言って下さい」は我が国ではごく普通に“I beg your pardon.”と教えられているようだが、私は何故かこういう言い方を聞いた記憶がない。仲間内では“What’s that?” と簡単に言うか “Excuse me.” の語尾を上げて言えば十分だ。または“What did you say now?” か“I'm sorry.”の”sorry”にアクセントを置いて語尾を上げるかでも通じる。時には“Say that again?”とズバリと来る場合もあるが、ここでは前に“Could you”と付ければ、より丁寧になる。一寸ひねった言い方では、“Would you please rephrase rain check for me?”のように解説を求める言い方をすることもある。

以上、難しい単語など一つも出てきていない点に注目されたい。ここで更に強調しておきたいことは、こういう文例を黙読するだけでは覚えきれないので、何回も音読して覚えてしまおうとする姿勢が必要なのだという点だ。換言すれば、英語の表現を効率良く覚える為には、読んで目から入れようとせずに耳から入れようとことが肝腎なのだ。これこそが私が主張する音読・暗記・暗唱による学習法である。

1970年代前半に、あるカナダ人の青年とどうしても面談してフランス語と英語の日本語への通訳を依頼せねばならないことがあって、知り合いのカナダ大使館の商務官に彼の連絡先を教えていただきたいと電話でお願いした。その時に電話の向こうで聞こえたのが彼が誰かに向かって言った“Do you know his whereabouts?” だった。「彼の所在を知っているか?」をこう言うのかと知った。

更に “Can you get hold of him?” も聞こえた。「彼に連絡がつくかい」はこのように言えば良いのかと学べた。私は既に “Can you reach him? ” は承知していたが、カナダ大使館との電話連絡のお陰で「どのようにして誰々と連絡するか」の表現の引き出しが一つ増えた次第だった。私は会話が上達するかどうかは、こういう場合に「これは使えそうだ」と覚える気があるかないかだと思うのだ。

これらの表現は言わば口語体での会話にはごく普通に出てくるのだが、私の現場での経験では、我が国の学校教育ではここまで踏み込んだ言い方を教えられていないようだと見ていた。実は、この種類の表現を覚えていても、現実にはなかなか使える機会は訪れないだろうと思っている。だから敢えて教えないのかとも考えた。だが、現実の会話ではこのような優しい単語を使った口語体や慣用句での表現の洪水である事が多いのだから英会話が大変なのだ。

結び:

それも、「何時始まって何処で切れるのかサッパリ解らない早さで話されるので“rain check”のような言葉が出てきたところで集中力が切れてしまうようだ。対策はどうすれば良いのか」と尋ねられれば、結局は「習うよりは馴れろ」しかないのではと、突き放したような言い方になるのだが、悪しからず。だからこそ、私は長年英会話とは「習うより慣れろ」であり「慣れと度胸だ」と言ってきたのだ。


◎韓国は最終的な目標を何処に設定しているのだろう:前田正晶

私はつい先頃文在寅大統領をやり口を見て、往年の萩本欽一の番組の題名 だった「欽どこ」をもじって、「文チャンの何処までやるの」と揶揄した のだった。29日には光復節の「トーンダウンした」とマスコミが形容した 演説とは180度転換して得意技である我が国を貶める内容の談話を発表し ている。彼らというか文大統領はこれまでの数々の国際法違反や条約違反 に加えて次なる貶める為の手法として福島の食品の放射能汚染を持ち出し 方かと思えば、パラリンピックのメダルのデザインは彼らが常に批判の標 的にしてきた旭日旗を想起させて怪しからんと来た。

相変わらず貿易管理手続きの変更を半島からの労務者の判決に対する報復 だと言い募るのにはもう馴れたが、今度はGSOMIAはその手続きを撤回すれ ば再考してやると言わんばかりの出方をしてきた。しかもそれに飽き足ら ず「アメリカがこの件に介入するのは余計なお世話だ」と言わんばかり に,本当は安全保障上もDPRKよりも遙かに重要な同盟国であるアメリカに 向かっても反抗の姿勢を見せ始めた。文大統領が色々な意味で苦境に立た されているくらいは私にでも解るが、我が国をここまで敵視した上でアメ リカにも逆らう先に、彼は何を目指しているのだろうかは解らない。

専門家の方々のご意見やマスコミ報道によれば、支持率も低下気味なとこ ろに後継者にと目論んでいた法相に指名した曽国氏の親族等に対する不品 行が暴かれて検察の捜索が入ってしまったのでは,歴代の大統領の最後の 切り札だった「反日、抗日、日本を陥れ蔑む」カードを切ってきたのは 「あー、矢張りその手で来たか」と思わせてくれるのに十分である。見方 にもよるだろうが文大統領は相当以上に手詰まりの局面に立たされている ようだと読める。この状況では外務省の金杉局長が訪韓して談じ込んでも 事態は一歩も動くまいと思う。

私は文大統領と韓国の進歩派が我が国を貶めようと企んで打ってきた手の 中には,政府が本気になって対抗手段か救済の手を打たねばならない案件 があると思っている。それは北九州に韓国からの旅行者が来なくなったこ とによる地元経済の苦境である。それでなくとも不振に悩んでいる地方の 経済に、今度は大豪雨が襲ってきて家屋の喪失や交通手段の壊滅等の大損 害と事故が大規模で生じているのだ。雨は未だに降り止まぬ様子で被害は 拡大しそうだ。この事態は何とか言うボランティアの方が1人で向いて解 決出来るものではない。私は政府の緊急の対応が必要だと思っている。

そこで、文在寅大統領がどこまでやる気なのだが、まさか彼は我が国をあ らゆる手法で攻め立てて「悪う御座いました。前非を悔いて貴国のお言葉 に従って全てを元に戻しますからお許しを」とでも言わせる気ではあるま いと思う。だが、アメリカを含めた3ヶ国の同盟関係をぶち壊すようなこ とをして、その先に何があるのかを考えているのだろうかと疑いたくな る。彼が本気でDPRKと統合すれば我が国をも凌駕する経済大国、それも核 兵器を持った大国にのし上がってアメリカの支援も保護も不要になれると とでも夢見ているのだろうか。

GSOMIAを破棄して金正恩委員長を喜ばせ、中国とロシアに極東における覇 権のチャンス到来と思い込ませ、その一角に滑り込もうとでも計画してい るのだろうか。それならそれで結構だが、危機に瀕しかかっている自国の 経済はどうする気なのだろうか。YM氏がいみじくも指摘したように、アメ リカは既にGAFAが代表するように物造りからソフトの経済に転換してし まっている。韓国が半導体を造るといっても、その形態では所詮はアメリ カのソフト産業の下請けになっただけだ。文大統領の眼力はそこまでに及 んでいるのだろうか。その親会社のアメリカを敵に回しかねない反アメリ か的な言動はプラスになると思っているのだろうか。

文在寅大統領ばかりを批判してきたが、この韓国の動きを見る時に我が国 がどのように対応して不条理に暴れ回る文在寅大統領と韓国を何時の日か 制圧して、正常な日本対韓国の関係に持ち込んで東アジアを安定させねば ならないのだ。安倍内閣には何時までも「静かな無視」を続けるだけでは なく「物言う正当で理詰めの対抗策」に打って出て頂くことを期待して終 わる。兎に角「正義は我が方にある」のだから。


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身 辺 雑 記  
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31日の東京湾岸は予報に反し晴れ。爽快。

30日野東京湾岸は雨。散歩は午後にした。

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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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