政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

全て表示する >

頂門の一針5121 号  2019・7・30(火)

2019/07/30



□■■□──────────────────────────□■■□
 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5121号
□■■□──────────────────────────□■■□

        
        2019(令和元年)年 7月30日(火)



        マラー検察官の国会喚問は大失敗:Andy Chang


             「わが祖国」スメタナ:渡部亮次郎
               
         フンセン、中国と海軍基地建設で:宮崎正弘
      
                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記



━━━━━━━━━━━━━━━
マラー検察官の国会喚問は大失敗

━━━━━━━━━━━━━━━

          Andy Chang 

米国でマラー検察官が22カ月の調査の後で発表したトランプ大統領の
ロシア癒着疑惑の調査では、報告書の第一部でトランプのロシア癒着
の証拠はなかったと結論した。

だが報告書の第2部ではトランプが調査を妨害した疑惑調査では罪の
証拠はなかったが、トランプの名誉を回復(Exonerate)するに至って
いないと結論付けた。マラー検察官は調査結果は全て報告書に書いたから
付け加えることはないと述べたが、マラー検察官は「トランプ有罪の証拠
はなかったけれど、国会が大統領を罷免する権利がある」と付け加えたの
である。

この発言のため民主党優勢の国会はマラー検察官を国会に召喚してト
ランプを罷免するための新証拠を探すとした。共和党側はロシア疑惑
とはヒラリーが選挙違法ででっち上げたものでトランプは冤罪で、冤
罪をでっち上げたFBI/DOJを調査すべきだと主張している。国会喚問
の二つの委員会、司法委員会はトランプが選挙で違法行為があったか
について調査し、情報委員会はロシアの選挙介入についてトランプが
関連した疑惑とトランプがマラーの調査を妨害したかを調査する。

7月24日にマラー検察官は国会の司法委員会と情報委員会の喚問に応
じて、二つの委員会でそれぞれ3時間の質問に答えた。国会喚問の結
論は両党側の議員とメディアが認めたように民主党にとって大失敗
(Disaster)、または不発弾(Dud)だった。もう一つの結果は後述
するようにマラー氏の検察官としての信用がガタ落ちしたことである。

民主党側がトランプ不利な言質を得ようとした度重なる質問に対し、
マラー検察官は二十数回も「報告書に書いている通り」と答え、新たな
証拠はなかった。民主党側の議員がトランプに不利な意見を述べても
マラー検察官は「同意できない」と答えるか、「私の調査に関係ない」
と答えた。民主党側の得た唯一の結果はトランプとロシアの癒着の証
拠はなかったと述べたことである。

トランプの調査妨害についてマラー検察官は「名誉回復(Exonerate)
と結論しなかった」と報告書にあったことを再確認した。民主党側は
名誉が回復できないとは「罪の疑惑が残っている」と主張しているが、
共和党議員は「検察官の任務は有罪証拠を調査することである、証拠
がなければ無罪、名誉回復は検察権の任務ではない」と反論した。更
に共和党議員は、「検察官の任務である有罪証拠がないと結論としたの
にトランプの名誉を回復しなかった」とし、司法部に名誉回復の責任
を取らせるようにしたと譴責した。

トランプとロシアの癒着(Collusion)調査について、マラー検察官は
「癒着」は法律用語ではないとしたが、共和党議員はマラー検察官が
癒着(Collusion)とはトランプがロシアと結合した陰謀(Conspiracy)
のことと報告書に書いてあることを指摘し、陰謀の調査でトランプが
ロシアと共謀した証拠はなかったと書いてあると指摘した。つまり癒
着(ロシアとトランプが共謀した)証拠がなかったなら名誉を回復す
べきなのにトランプの名誉を回復をする責任を司法部になすり付ける
べきではないと譴責した。マラー氏は共和党議員の何回もの譴責にす
べて沈黙を守り返答しなかった。

共和党側はマラー検察官がなぜFBIの高級官僚、Andrew Weissmannや
Peter Stzrokなど、反トランプ陰謀の仲間の人たちを使って調査した
明白な違法行為を追及した。更にこの調査はスティール文書と言う偽
の証拠を元にFBIがFISA(防諜スパイの調査申請)始めたことを追及し
したがマラー検察官はスティール文書、ヒラリー、FISAの違法性など
については一切答えることはしないと断って共和党の追求を避けた。
そして更にマラー検察官は「私は仕事ができる人を起用しただけで、
反トランプの人物を選んで雇用したのではない」と答えた。

これを更に追及されたマラー検察官は呆れたことにAndrew Weissmann
がヒラリーの当選パーティに参加したことやPeter StzrokとSteeleの関
係をみんな知らなかったと述べ、スティール文書がヒラリーの金で
Fusion GPS会社がスティールを雇って作成したことなど、みんな知らな
いと答えたのである。

彼の起用した調査員の政治動向や反トランプの中心であるガセネタの
ことなど一切知らないと答えたのは衝撃的である。これでマラー検察官
が調査に不適任で部下に任せっきりだったことが暴露されたのである。

マラー検察官は数多の質問に答えることが出来なかった。6時間にわ
たる質問で報告書の内容も詳しくないことがわかり、議員の質問に対
して報告書のどのページかと聞き返し、議員に指摘されて報告書の該
当箇所を読んだあとで「ここに書いた通りです」と答えたことが20
数回にも及んだので、恐らくこの調査報告は部下のワイスマンが書い
たのだろうと言うことが判明した。つまりマラー氏は不適任でしかも
調査を部下に任せていたことがわかった。ワイスマンは反トランプの
首魁だから報告書の信憑性、正当性が疑問視されることになった。

この国会喚問は民主党のロシヤ癒着の調査と共和党のトランプ冤罪を
でっち上げた証拠を探すためだったので、民主党と共和党の双方から
いろいろな質問があり、双方にとって有利、不利な結果があったので、
注意しなければ「群盲象を撫でる」報道となってしまう。特に翌朝の
「テレ朝」の報道は、「トランプ氏は大統領の任期を終えたら追訴でき
る」と述べていた。これではまるでトランプは有罪だが在職中は起訴
できないが、退職すればすぐ追訴され有罪判決を受けるように思われ
てしまう。

実際に起きたことは当日朝の聴聞会でTed Lieu議員(民主党)が大統
領を退職後に追訴出来るかと訊ね、マラー検察官が「法律は全ての人
に公平だから退職後は追訴できる」と答えたことである。しかしこの
あとマラー検察官は午後の聴聞会で「この答は不完全である。誰でも
追訴する権利はあるが、本調査でトランプ大統領の有罪証拠はなかっ
た」と追加説明した。

トランプ大統領の追訴について民主党議員は「法律上の時効」は5年
だがトランプ氏が2020年に再選を果たせば退職は8年後で、時効にな
るだろう(ロシア癒着は2016年)と言った議論がなされた。マラー検
察官の追加説明でトランプの有罪証拠はなかったと言明したので時効
論は意味がない。

国会喚問の翌日、民主党側はトランプ有罪の追加証拠はなかったが、
トランプ罷免の努力は継続すると発表、これに対しペロシ国会議長
(民主党)は証拠がなければ罷免はできない、たとえ下院が罷免案を
通しても上院で否決されると述べた。

共和党議員の大多数は、トランプのロシア癒着は冤罪であることが
わかった。今後はトランプの冤罪をでっち上げた真犯人の調査をす
べき、William Bar司法長官の「冤罪調査の調査」に期待すると述べた。


     
━━━━━━━━━━
「わが祖国」スメタナ
━━━━━━━━━━


     渡部 亮次郎

元気の出ない時に聞く曲はスメタナの「我が祖国」だ。ポロン、ポロンと
珍しくハープの演奏から始まる交響詩組曲である。私のクラシック教室に
は先生がいないから、ここ20年ぐらい、手に入るだけのCDをやたら聴いて
好きな曲を探す。スメタナはそうした1人である。

ベドルジハ・スメタナSmetana,Bedrich (1824〜1884)はチェコの作曲
家。幼いころから音楽への才能を示し,ピアノと作曲を学ぶ。1848年フラ
ンスの2月革命がチェコにも及び,プラハで急進派が蜂起したときそれに
参加,革命軍のための行進曲や《自由の歌》を書いた。

革命が鎮圧された後は,リストの援助を得てプラハに音楽学校を開設。56
年から5年間はスウェーデンのイェーテボリ市の音楽協会〈ハーモニー協
会〉の指揮者を務めた。

61年帰国ののちは,再び大きな盛上がりをみせていたチェコの民族運動の
音楽的スポークスマンとして大活躍を始め,チェコ人のための国民劇場完
成までの仮劇場のために,《チェコのブランデンブルク人》(1863)や《ダリ
ボル》(1867)のようなナショナリズムを鼓吹した愛国的なオペラを作曲した。

また,理想化されたチェコの農村の姿をミュージカル・コメディ風に描い
た《売られた花嫁》(1866。1870改訂)の大成功によって,歌劇場の首席指揮
者の地位も手中に収めた。

しかし74年,50歳のときに聴覚を失い,晩年はチェコ北部のヤブケニツェ
村に隠とんし,肉体的・精神的状態の悪化と戦いながら作曲に専念。祖国
の風物と民族を賛美した6曲から成る交響詩組曲《わが祖国》(1879。

その第2曲《モルダウ》はとくに親しまれている)や自叙伝的な2つの弦楽四
重奏曲,《第1番わが生涯より》(1876)と《第2番ニ短調》(1883)を完成したの
ち,プラハの精神病院で狂死した。

作品にはなお合唱曲と歌曲,多数のピアノ曲などもあるが,〈ボヘミア楽
派〉といわれるチェコの国民楽派の創始者であり,ロシアのムソルグス
キーやフランスのベルリオーズと並んで,音楽におけるリアリズムのあり
方を後世に示した先駆者の一1人でもあった。 佐川 吉男

参考:世界大百科事典(C)株式会社日立システムアンドサービスより。


またhttp://www.kk.iij4u.or.jp/~takuya/vltava.htm  に拠ると、

スメタナは同じチェコ出身で後輩格であるドヴォルジャークと共に、土地
に根ざした作風を持つ、いわゆる「チェコ国民楽派」として有名な作曲家
である。

ヨーロッパ各地で研鑚を積みつつも、やはり自らが生まれ育ったチェコの
ことが忘れられず、帰国後「ヴィシュフラド(高い城)」「モルダウ」
「シャールカ」「ボヘミアの森と草原にて」「ターボル」「ブラニーク」
という一連の交響詩を次々と世に出し、祖国への熱い思いを託した。

この6曲は1882年11月、この順番で連作交響詩「我が祖国」としてプラハ
にて初演され、大好評を博した。

以来この曲はチェコ国民の愛国心を象徴する傑作として、現在チェコで毎
年行われている「プラハの春音楽祭」の初日は決まってチェコ・フィル
ハーモニーにより「我が祖国」全曲が演奏される等、スメタナの生涯をか
けた愛国心はたくさんのチェコ国民に受け継がれているという。

この「モルダウ」はその連作交響詩の2曲目で、しばしば単独でも演奏さ
れる。幸いなことに作曲者自身により、ここは何を描写しているのか具体
的な注釈が残っており、曲を初めて聴く人でも容易にその場面を想像できる。

以下その必見ポイント(?)を順を追って記す。

○「モルダウの最初の源流」
水源地はチェコ西部の山の奥深くである。2本のフルートにより雪が溶け
てやがて流れとなる様子が表されている。繊細なハープのハーモニクスと
ヴァイオリンのピチカートは、あちこちで陽の光に当たってきらめく水の
しずくである。

○「モルダウの第2の源流」
さきの源流(フルート)にやや温度差のある別の流れ(クラリネット)が
合流し、少しだけ水に温かさが加わる。こうして徐々に楽器の数が増え、
水が集まり、河の流れが出来上がってくる。ここでオーボエを伴った弦楽
器により、最も有名なモルダウ河の主題が提示される。

○「森〜狩り」
流れは森の中に入り、ホルンのシグナルとともに馬に乗った勇壮な狩人が
横切る。角笛の音が森のあちこちにこだまする。牧場のカウベルも時折聞
こえ、弦楽器による河の流れは絶え間なく続く。

○「村の婚礼」
拍子は6/8拍子から2/4拍子に変わり、森を抜けると少し視界が開け、村の
集落が見えて来る。今日は村の若者の結婚式。教会から出てきた若い2人
を、村人たちの陽気なフォークダンスが迎え、祝福するヨーデルの歌声が
響く。

○「月の光〜水の精の踊り」
結婚式の夜も更け、あたりは静けさを取り戻す。ファゴットとオーボエの
先導により水の精が登場し、フルートとクラリネットが冒頭と同じような
無窮動を繰り返しつつ楽しげに浮遊する。弦楽器群によりまた水量が徐々
に増え、さきのモルダウ河の主題が再現される。

○「聖ヨハネの急流」
突如として傾斜が急になり、水の勢いが速くなる。岩にぶつかり、激しい
水しぶきを上げる様子がリアルに描写されている。

○「モルダウの力強い流れ」
曲はホ短調からホ長調に転調し、モルダウ河はプラハ市内に入る。オーケ
ストラ全体によりこの「モルダウ河のテーマ」が賛歌として力強く歌われる。

○「ヴィシュフラド(高い城)の主題」
かくてプラハ市内にある歴史的な古城、ヴィシュフラド(高い城)に挨拶
する。ここは前作である交響詩「ヴィシュフラド(高い城)」(「我が祖
国」第1曲)のテーマが回帰する瞬間でもあり、本来ならば全曲を連続演
奏した時に効果が得られるように作られており、プラハ市内を抜けてなお
果てしなく続く流れを見送りつつ、フェードアウトされて曲は締めくくら
れている。

この「モルダウ」の作曲に着手した頃、スメタナは耳の病が悪化し、あの
ベートーヴェンと同様に聴覚を失ってしまった。したがってこの「モルダ
ウ」以降、スメタナ自身は自分の作品を音として聴いていない。

スメタナは1884年に世を去り、自らの作品で歌い上げたモルダウ河とヴィ
シュフラドのすぐ近くの墓地に静かに眠っている。と書かれているが狂死
とはあまりに可哀想だ。2007・06・08

     
━━━━━━━━━━━━━━━
フンセン、中国と海軍基地建設で
━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)7月23日(火曜日)
        通巻第6152号  <前日発行>
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 フンセン、中国と海軍基地建設で秘密協定に署名か
   30」年担保、99年リース、コッコン空港は2020年に完成
********************************
偵察衛星によってカンボジアのタイ湾に面するコッコンの郊外に3600メー
トルの滑走路がほぼ完成していることが判明した。大型ジェット機ばかり
か、この長さがあれば軍用の大型輸送機が発着できる。

かねて情報を掴んでいた米国は昨秋、ペンス副大統領がフンセン首相に書
簡を送り、中国の海軍基地使用を認めるのではないかと打診し、2019年1
月には米国防総省が、カンボジア国防相に問い合わせをしている。

フンセン首相も、カンボジア国防相も「そんなことはあり得ない。フェイ
ク情報だ」と頭から否定してきた。

コッコン開発はタイ国境に近いことからリゾート観光、ゴルフコースなど
を建設し、一帯を「一帯一路」の一環プロジェクトとして、中国は38億ド
ルの投資を表明した地域である。

しかし疑惑は深まり、ウォールストリートジャーナルは7月21日付けで、
「密約の機密文書にフンセンが署名した」と報じた。具体的にはコッコン
を30年の担保、99年のリースとしたことが判明したと報道した。

 この遣り方は、同様な契約を迫られて拒否したタンザニア大統領が、メ
ディアに暴露してことで、世界的に中国が同様なオファーをしている事実
も浮かんだ。
    
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読者の声  どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
(読者の声1)貴誌7月21日号の読者欄に関して、在日朝鮮人の辛氏は、
野村進『コリアン世界の旅』(講談社α文庫)でこのように。
(以下引用 P.133、辛淑玉へのインタビューより)

「私、1970年頃に阿佐ヶ谷の朝鮮学校(東京都杉並区の朝鮮第9初級学
校)に入るまでは、日本の小学校でいじめっ子だったんですよ。日本人の
子と「朝鮮人ごっこ」っていうのをして、「あんたは朴」「あんたは李」
と、私が決める。気に入らないと名前を付けてやらないわけ。そうする
と、みんな朝鮮人になりたくて、私に媚びてくるんですよ。でも、ならし
てあーげないって(笑)。ところが、朝鮮学校に入ったら、私より強いや
つが山のようにいる」(以下略)(KL生)

  ♪
(読者の声2)今回の参議院選挙で、改憲勢力は発議に必要な3分の2に
手が届きませんでした。憲法改正は遠のいたと思います。

自民党は議席を増やしていますから、一応は勝利なのでしょうが、相変わ
らず莫迦たちの政党が議席を取得しました。なんとも日本には政治がわか
らないポピュリズムが蔓延っているのでしょうねぇ。(GH生、茨城)


(宮崎正弘のコメント)10代から20代の有権者の自民党支持が急増してお
り、旧「革新」を支えるのが「団塊の世代」以後、とくに60代から70代に
固まっています。

全体として左翼は減速しており、身内での票の取り合いが進んでいるとみ
ました。山本一派が2議席を取り、その代わりに川田龍平が落選しており
ます。
また「NHKから国民を守る党」が一議席とりましたね。快挙では?
一方で「維新」が意外なほど健闘しています。改憲勢力ですが、時代が急
変すれば、少数野党が立場をころりと変えるでしょう。

  ♪ 
(読者の声3)「2019年参議院選挙 ―日本よ、どこへ行く!」
参議院選挙の結果が出ましたが、改憲勢力は憲法改正に必要な3分の2の
多数を失ってしまいました。ペルシャ湾情勢も風雲急を告げる中、今後の
憲法改正と安全保障議論は、どこへ行くのでしょうか?

単なる結果としての議席配分だけではなく、その背景にある民意や政党の
支持構造、無党派層の動向等を知ることで、これからの日本の進路も見え
てくるのではないかと思われます。

そのようなことを目的とした以下の研究会に未だ少しの残席が御座いま
す。貴重な機会ですので多くの方々のお申し込みを待ち申し上げております。

2019年の参議院選挙は今後の憲法改正その他の国家としての日本の進む道
に大きな影響を与える重大なものと思われます。そこで、その結果を詳細
に分析し、背景にある民意を精密に知ることは、これからの日本を考える
上でも非常に重要なものと思われます。

米国型の科学的選挙分析に関する日本の第一人者が、そのような諸件を踏
まえて科学的データに基づいて解説してくださいます。貴重な機会ですの
で、多くの方々のご参加を待ち申し上げております。
            記
【日 時】 平成31年7月25日(木曜日)午後6時〜8時 (受付5時
30分)
【会 場】 憲政記念館・第2会議室 (千代田区永田町1-1-1/国会正面
向側)
【参加費】 2000円
【講 師】三浦博史:慶應義塾大学卒。安田信託銀行入行。その後1979年
から椎名素夫衆議院議員公設秘書を9年間務める。その間、社団法人国際
経済政策調査会事務局長等を歴任。1988年、米国国務省個人招聘プログラ
ムで米国に派遣。1989年、日本初の選挙プランニング会社である「アス
ク」を設立。代表取締役。以後、世界各地の選挙事情の情報収集などにも
努め、日本各地で行われる国会・首長・地方議会選挙で、わが国初の選挙
プランナーとして活動中。
演 題  「2019年参議院選挙 ―日本よ、どこへ行く!」
【主 催】グローバル・イッシューズ総合研究所
【要予約】以下の申込フォームから必ず事前にお申込みください。
https://ozakiyukio.jp/information/2019.html?fbclid=IwAR0bsevQSLSDlZOmpYYXqZhdiWSLNI6PCYAyFNYA_NxdohsvOcJjaFglKoc#0611
   (グローバル・イッシューズ総合研究所)

            
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
脅威に囲まれる日本、いま安保を考えよ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━


            櫻井よしこ

7月1日、経済産業省が「大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて」
を発表した。韓国向けのフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の輸出
審査の厳格化が内容だ。

これらの戦略物資は、これまで韓国をホワイト国、即ち、貿易管理の体制
が整った信頼できる国であると見做して3年間申請不要で許可していた。
だが後述するように韓国はもはや信頼できる貿易相手ではないと判明し、
7月4日以降、輸出案件毎に出荷先、量などを日本政府に申請し、審査を受
けさせることになった。

「朝日新聞」は同措置を安倍晋三首相による韓国への感情的報復措置とみ
て「報復を即時撤回せよ」と社説で主張したが、的外れだ。そもそも今回
の措置は、「禁輸」ではない。これまでの優遇措置を改めて普通の措置に
戻すだけである。たとえばEUは韓国をホワイト国に指定しておらず、普
通の国として扱っている。日本もEU同様、普通待遇で韓国と貿易すると
いうだけのことだ。

安倍総理は地域の安定を損なう通常兵器や関連技術の移転防止をうたう
ワッセナー協約に日本も入っていることを踏まえ、こう語っている。

「今回の措置は安全保障上の貿易管理をそれぞれの国が果たしていくとい
う義務です。相手国が約束を守らないなかでは優遇措置は取れないのであ
り、当然の判断です。WTO違反ではまったくない」

国連安保理・北朝鮮制裁委員会専門家パネルの元委員、古川勝久氏が
FNNPRIMEで指摘した。

「2015年から19年3月の間に韓国国内で摘発されたのは計156件でした。そ
のうち、実に102件が大量破壊兵器(WMD)関連事件でした」

氏が示した具体例の中には、核弾頭や遠心分離機のパーツ等の製造にも使
用されうる高性能の精密工作機械などがあった。「核兵器製造・開発・使
用に利用可能な物品を統制する多者間国際体制」(NSG)の規制対象と
なる工作機械類の不正輸出事件も多数摘発されていた。核燃料棒の被覆材
として用いられるジルコニウム(14億6600万円相当)も中国に不正輸出さ
れていた。

北朝鮮のために

不正輸出事件は2015年の14件から、17年及び18年の各々40件超へ、さらに
19年は3月までのわずか3か月間に30件以上へと、文在寅大統領の下で急増
した。日本政府は韓国政府に協議を呼びかけてきたが、「過去3年以上、
韓国政府との意思疎通は困難であった」と官房副長官の西村康稔氏が述べ
たように、文政権は話し合いに応じていない。

ここで私は、文大統領の秘書室長(官房長官)だった任鍾晳(イム・ジョ
ンソク)氏の奇妙な外国訪問を思い出す。17年12月、氏は4日間の日程で
アラブ首長国連邦(UAE)とレバノンを訪れた。当時両国には韓国部隊
が派遣されており、任氏は大統領特使として部隊激励のために中東を訪問
したという。だが大統領秘書室長の外国訪問は極めて異例である。任氏は
文氏の親北朝鮮政策の主導者であり、親北朝鮮のUAEやレバノンで、北
朝鮮の重要人物と接触か、などと取り沙汰されたが、結局、何もわからな
い怪しい訪問だった。

それから間もない18年1月1日、金正恩朝鮮労働党委員長が新年の挨拶で
「平昌五輪に代表団を派遣する用意がある」と発表した。朝鮮半島情勢激
変の始まりだった。このときまでに、韓国は国際社会による制裁破りも含
めて、北朝鮮のためにあらゆる障害を取り除くと、誓約でもしたのではな
いかと疑うものだ。

現在までに文在寅政権は、韓国軍から北朝鮮に対峙する力を殆んどすべて
奪い去った。対北防諜部隊は事実上解体され、韓国は北朝鮮の工作に対し
て完全に無防備だ。

韓国軍の武器装備体系にはイージス艦や潜水艦が含まれるが、海軍力が殆
んどない北朝鮮に対する備えとしては不必要なものだ。韓国保有の「玄武
2号」、射程300キロの弾道ミサイルは射程を更に長くしようと試みたが、
日本への脅威となるとして米国が止めさせた経緯がある。これらの武器装
備は日本を仮想敵国と位置づければおよそ全て納得できる。文政権が韓国
にとっての敵は日本だと見ていると、少なからぬ専門家が考えるゆえんで
ある。

韓国が北朝鮮にさらに宥和的になって、連邦政府などの形で統一に向か
い、大韓民国が北朝鮮に吸収されるとき、60万の韓国軍は日本への敵対勢
力となる。北朝鮮が核を諦めなければ統一朝鮮は核保有国となる。彼らは
前述のように多数の弾道ミサイルを有し日本攻撃も可能である。対する日
本には核は無論ない。弾道ミサイルもない。どのようにしてわが国を守る
のか、心許ない状況の日本に対して、トランプ米大統領の重大発言がなさ
れた。

米国に頼れない状況

6月24日、ブルームバーグ通信がトランプ氏の「日米安全保障条約は不平
等」「米国は日本防衛の義務を負うが、日本にはその必要がない」「日米
安保条約を破棄する可能性」もあるとの発言を報じた。26日にはトランプ
氏自身が「フォックスビジネス」の電話取材に応じて、「日本が攻撃され
れば、我々は第三次世界大戦を戦う。日本を守り、命と、大事なものを犠
牲にして戦う。しかし、我々が攻撃されても、日本は我々を助ける必要が
ない」と語った。大阪での20カ国・地域(G20)首脳会議後の記者会見で
日米安保条約破棄の可能性を問われ、「全くない、ただ、日米安保は不平
等だ」とも言った。

現実を見れば、安保条約の破棄は見通せる近未来、日米双方の国益上考え
られない。それでもトランプ氏の一連の発言は「本音」であろう。

トランプ氏は、米軍が差し出すのは命だが、日本側は結局、金でしかな
い。「命と金」の引き替えは不平等だと言っているのだ。それに日本は応
えなくてはならない。

さらにもうひとつの問題が生じた。安倍総理がイランを訪問した6月13
日、ホルムズ海峡で日本の石油タンカーが攻撃を受けた。

7月10日には英国の石油タンカーがイラン革命防衛隊の武装船3隻に拿捕さ
れそうになった。英海軍の護衛艦「モントローズ」がイラン船に砲を向け
て警告し、イラン船は退散した。その後、英海軍は新たに駆逐艦「ダンカ
ン」を中東に派遣した。

この間イラン側は一貫して如何なる関与も否定しているが、9日、米国か
ら「有志連合」結成の提案がなされた。その主旨は、各国のタンカーの安
全は各国が守り、米軍は全体の調整をするということだ。

朝鮮半島、ホルムズ海峡、ペルシャ湾、すべてにおいて自国を自力で守ら
なければならない体制に、世界はむかっている。米国との緊密な関係だけ
に頼れない状況が生まれている。如何にして日本を守るのか。それをこの
選挙で問うべきであろう。

『週刊新潮』 2019年7月25日号 日本ルネッサンス 第861回


        
━━━━━━━
重 要 情 報
━━━━━━━

◎ベトナムが国際社会に認められたと実感したのは17〜8年前だったか、ベトナムで暮らし始めて4〜5年が経過し子供が幼稚園に通っていた頃だった。生活の水準はまだ高くなく、いわゆるハードシップが高い、何を手に入れるのも大変な時代だった。

医療環境も当然良いとは言えず、家族を持つ身としてはそれが常に気になることだった。

ある日のこと、昼食中、友人の携帯電話に病院から電話が入った。予約は突然キャンセル。病院は当分閉鎖するので今後は別の病院に行ってくれと言うだけ言って電話は切れた。当時市内で一番設備の整った、外資系の病院で外国人医師も多く、外国人である我々はよく利用していた。

他にも小さい外資系のクリニックがあるので、風邪等軽症の場合は問題ないが、手術となるとその大きな病院、フレンチ・ホスピタルが命綱だった。そこが閉鎖。

その夕方からあちこちから情報が入る。当時のベトナムは海外の日本人社会同様『村社会』で、情報は口コミが普通。その病院に勤めていた人から漏れた情報が瞬く間に『村』に広がる。

よく分からないけど多分伝染病で、病院中が消毒された、白い粉がそこら中に。患者が出たが病名がわからない、箝口令が敷かれている。もっとも箝口令なんて敷いても無駄だが、とにかくてんやわんや。

SARSだった。重症急性呼吸器症候群。インフルエンザのようなウィルス性の呼吸器疾患だ。中国からハノイに来た出張者が入院したのがその病院。そこでウィルスが広がった。治療にあたったイタリア人医師が罹患し、その後命を落とす。家族帯同だったから、妻子の関係からの繋がりも多く、ハノイに住む外国人には衝撃的だった。

私たち日本人にも他人事ではなかった。そのイタリア人医師の状態が悪くなり、これ以上ベトナムではお手上げとなった時、イタリア本国は彼の帰国を許さなかったと聞く。またフランスもそのようなケースの場合帰国させないと言ったらしい。日本がどうなるかが私達の一番の心配で、そうなっては、万が一発熱でもしようものならハノイの病院に行っても怖がって入れてもらえないだろうし、日本に帰国することも出来ないかもしれない。当時の日本政府は、最悪の場合そうなるかもしれないと言っていた。

私が出来ることは、家族の健康、特に子供に気を付けて少しでもおかしかったら早めに対処すること。そのためには情報。

笑われるかもしれないが、その時の私の情報源は2ちゃんねるだった。どこの誰かわからない人が書き込んでいる多くの情報の中には偽情報ももちろん沢山ある。煽ることを目的に書かれているものもある。しかし本当のものもある。出回っている情報の真偽、逃した追加の情報等、必要なものが沢山ある。その中にベトナム政府が出した情報がポツポツ見られるようになったのも発症後そんなに後のことではない。

ベトナムが国際社会の一員になったのを感じたのは、情報を可能な限り公開し報告したからだ。中国ではその数ヶ月前にSARSを確認していたのだがWHOに報告しなかった。世界は中国を非難した。ベトナムも共産党の一党独裁だから同じように隠そうと思えば隠せただろうし、人間でもよくあるように、最小限の人にしか知られたくなかっただろうに、よく公開したと思う。

あの時の舵取りが大成功で、その後に起きた鳥インフルエンザの時も上手に対処した。これもまた中国とは反対の行動で、世界に高く評価された。それまでの共産主義国は秘密主義というイメージを少し壊してくれ、現在も他の数カ国とは少し違う位置付けにある気がするのは私だけだろうか。

余談だが、フレンチ・ホスピタルが閉鎖された日、そんなことを知らず、子供が発熱し行きつけのクリニックに連れて行ったところ、物々しい雰囲気に違和感を感じ、その夜に帰国した友人がいる。日本に戻って数日後SARSのことを知る。

結果としては子供はSARSではなかったし、日本は発症者を締め出さなかったし、SARSもその後収束していったが、私は彼女の勘に一目置くこととなった。

また私の一日何時間にもおよぶ2ちゃんねる漬けは、情報の真偽を見分ける勘を養う訓練となった。(由喜)



◎>彼らはそう言いつつも世界的な大会で10以内に入れば代表に内定と
か、マラソンのように常に「日本人1位」などという間抜けなことを言っ
ている。ここに見せていることは、3位入賞が不可能だと承知していても
「参加することに意義がある」という「メダル至上主義」との矛盾を隠そ
うともしない不可解というか、不統一なオリンピックに向けた姿勢である。

愚かなことだと言いたくもなる。と、ここまで述べてきて、あらためて民
主党政権下で「2番じゃ駄目なんですか」と宣わった某大臣の迷言を思い
出した。いや、あれはひょっとして至言だったのかも知れない。<があり
ました。全くもって同感です。期待される選手への試合前の『贔屓の引き
倒し』的なスクラム報道と、『残念な結果になった』場合のテレビの掌返
し報道には、不愉快を超えて怒りを覚えます。もし我が子がその立場に
立った時の家族や関係者の気持ちを思えば、どんな結果であっても、キチ
ンと報道してもらいたい。沈着冷静に勝負に挑もうとしている選手の心の
中にテニスシューズを履いたままズカズカと入り込むような松岡某の発狂
レポートを見せられると、心底うんざりします。

「日本人1位」という奇妙な表現も、劣等感の裏返しそのものです。「日
本人1位」が通用するのなら、「日本人2位」だって「3位」だってそれ以
下だって、それまで血のにじむような努力を重ねてきた結果であり、家族
や関係者は抱き合って喜びたい心境でしょうに。

ただ、「日本人横綱」という語感には、現実への劣等感だけではなく、期
待と誇りと喜びが複雑に絡み合っています。忌々しい話です。

更に、> 民主党政権下で「2番じゃ駄目なんですか」と宣わった某大臣の
迷言を思い出した。いや、あれはひょっとして至言だったのかも知れない
<スポーツの世界の2位3位と技術界の2位3位とは全く次元の異なるお話で
しょう。今話題になっている「フッ化ポリイミド」では、精製純度がコン
マ11ケタ(百億分の一)だそうで、韓国内で模造してもせいぜい3・4ケタ
どまり、2位や3位では製品の歩留まりが低くて使いモンにならぬと言うこ
とです。

因みに、かの村田蓮舫は「息子が小学校の徒競走で1番になった」と喜び
のツイートをし、早速フォロワーから「2位じゃダメなんですか?」と書
き込まれていました。(九州男)

◎WTOに提訴とは「日本憎し」で凝り固まっているのか:前田正晶

この「輸出手続きの変更」を韓国が問題にし始めて以来、細川昌彦中部大
学教授を始めとする多くの専門家の方々が「韓国はWTOにこの件を問題と
して提起し、更に提訴するとの意向まで示している。だが、その場合に仮
に言わば二審まで行ったとすると結審までは数年かかってしまうことがあ
り得る。その間に新たな方式で輸入を申し入れたとすると、マスコミが言
うような90日も要することはなく精々1ヶ月以内で通ってしまうだろう。
そうすれば提訴しながら輸入を続けることになってしまうのだが・・・」
と疑問を呈しておられた。

25日夜のTBSの「報道1930」でも松川参議院議員他の出席者もこの点を指
摘しておられた。私にも如何に文在寅大統領が反日と残渣整理だったかに
政治生命を賭けて取り組んでおられるにしても、この専門家たちが指摘さ
れたように輸入が進行したとすれば、仮にというかもしもWTOで敗訴に終
わったらどうする気なのかが不明だとしか思えないのだ。また、例えば数
年をかけて勝訴になったとしても、その頃には文在寅氏は青瓦台にはいな
いかも知れないのだ。

経産省は26日にTwitterで韓国に反論して「WTOでは韓国の主張に賛同し
た国はなかった」とあらためて指摘した。私は午前中に僅か時間があった
ので、ジムのサロンでNew York Timesをさっと見出しだけ拾い読みした
が、WTOに関する記事は1行もなかったと思った。これはアメリかでは、我
が国で過大に評価されているとしか思えない大手地方紙でも、この件に関
心がないと見て良いのかと判断した。



◎自分の国を自分で守ろうとしない野党をこそ責めるべきでは:前田正晶

トランプ大統領が安保条約の破棄までを声高に3度も(?)主張して以
来、我が国では多くの有識者と専門家の間で「国民が憲法9条と安保に依
存した平和を貪っていては駄目で、自国は自らの手で守るべきだと自覚し
認識すべき時が来たのだ」トランプ大統領の警告を肯定する意見を表明さ
れた。私如きでもこの見解にはさして異論を挟む予知がないと思ってい
る。だが、有識者等の方々は何故国民の意識不足を責められるだけで、憲
法改正の阻止に不当な全力を傾ける野党や朝日新聞等をお切りにならない
のかと不満なのである。

彼らが憲法改正反対にどれほどの時間と労力を投入してきたかを、私が
ここに云々する必要はあるまいと思う。枝野如きは一度は改憲に賛成する
かの如き駄文を発表していたにも拘わらず、立憲民主党とやらを小池百合
子のお陰で設立してからは見事に「憲法改正の阻止」の旗頭になってし
まった。安保法制改革の際にも彼らは全力で反対した。そこに今度はホル
ムズ海峡海峡での安全運航問題が生じてアメリカからは“coalition”への
参加を要望されたが、恐らく野党どもは憲法と安保法制を持ち出して反対
するに決まっていると、今から予想している。

私も国民の1人だが、有識者と専門家の方々に言われずとも、これくらい
の事の認識も理解もあると思っている。私が言いたいことは「責められる
べきは何処の国の国会議員かも解らないような枝野を始めとする不心得な
野党の議員だ」という点である。マスコミの連中だってこれくらいの良識
というか認識はあるのだろうと勝手に考えているが、自発的に「自国は自
分で守る態勢を整えよう」と論じたのでは面白くないとでも考えているの
かも知れない。だから有識者の口を借りているのではないのか。

私は後難を恐れて言うが「coalitionを結成せざるを得なくなったのはト
ランプ大統領が核合意からの離脱を実行されたことに起因しており、イラ
ンとの関係が悪化した為ではないのか」と思っている。宮家邦彦氏も指摘
されたように“coalition”を何処かの何方かが「有志連合」などと訳した
からこの事全体おかしくなったのだとも本気で考えている。であるから、
本文中でも“coalition”(「コアリション」に近いのが英語の発音)とし
て、「有志連合」を使っていないのだ。

27日の産経新聞では元自衛艦隊司令官の香田洋二氏が「coalitionに参加
しない選択もある」等の4つの選択肢を論じておられる。産経ならではの
1面の記事だ。


◎私には何の繋がりも関心もない世界での出来事だが:前田正晶

21日はフジテレビだったかで松本人志と東野幸治が語るのを、投票に出
かけるまで聞いていた。極端なことを言わせて貰えば「私にとっては吉本
興業の問題がどのように転んでも何の関係もないこと」ではあるが、彼ら
が何を言うかに少しだけ興味があっただけだ。


この両人が言っていたことと吉本興業社長・岡本昭彦氏が会見で述べたこ
とを聞く限りでは、この会社の会長も社長も未だ経営者と言うよりも興行
師が会社経営の責任を担っているだけであって、6,000人もの芸人を傘下
に置き1,000人もの社員を統治する能力を備えているのではないようだと
思った。だが、この一件はテレビ局にとっては重大な運営上も問題である
ので、一所懸命に採り上げて報じているのだと良く分った。

聞いていて気付いたことだが、内容も性質も全く異なるものの、先の日大
フェニックスの「レイト・ヒット問題」(=マスコミが言う「悪質タック
ル問題」のことで、詳細は省くが報道の仕方は誤りである)と似ている点
がある。即ち、極悪人のように扱われた宮川泰介君が先に記者会見をして
真相と思わせることを語ってしまったので、後から記者会見した内田前監
督と井上下コーチが否定しても追い付かなかったし、宮川君が語ったこと
が「正しい」として世間に広まってしまった。言いたいことは「岡本社長
が後追いで会見しても受け入れられるのか」なのである。

何れにせよ、テレビ局やスポーツ新聞は事の真相を承知しているとして
も、この程度の話題で視聴者や読者の関心を煽るような報道を続けている
のを苦々しい思いで眺めている。私はイランが絡みのホルムズ海峡対策と
いうか有志連合の件や、ボルトン補佐官の来日と韓国行きに時間も紙面も
割くべきだと思っている。「何だ、結局は何時ものマスコミ批判じゃない
か」と言われそうだ。


◎WTOに提訴とは「日本憎し」で凝り固まっているのか:前田正晶

この「輸出手続きの変更」を韓国が問題にし始めて以来、細川昌彦中部
大学教授を始めとする多くの専門家の方々が「韓国はWTOにこの件を問題
として提起し、更に提訴するとの意向まで示している。だが、その場合に
仮に言わば二審まで行ったとすると結審までは数年かかってしまうことが
あり得る。その間に新たな方式で輸入を申し入れたとすると、マスコミが
言うような90日も要することはなく精々1ヶ月以内で通ってしまうだろ
う。そうすれば提訴しながら輸入を続けることになってしまうのだ
が・・・」と疑問を呈しておられた。

25日夜のTBSの「報道1930」でも松川参議院議員他の出席者もこの点を指
摘していた。私にも如何に文在寅大統領が反日と残渣整理だったかに政治
生命を賭けて取り組んでいるにしても、この専門家たちが指摘したように
輸入が進行したとすれば、仮にというかもしもWTOで敗訴に終わったらど
うする気なのかが不明だとしか思えないのだ。また、例えば数年をかけて
勝訴になったとしても、その頃には文在寅氏は青瓦台にはいないかも知れ
ないのだ。

経産省は26日にTwitterで韓国に反論して「WTOでは韓国の主張に賛同した
国はなかった」とあらためて指摘した。私は午前中に僅か時間があったの
で、ジムのサロンでNew York Timesをさっと見出しだけ拾い読みしたが、
WTOに関する記事は1行もなかったと思った。これはアメリかでは、我が国
で過大に評価されているとしか思えない大手地方紙でも、この件に関心が
ないと見て良いのかと判断した。


━━━━━━━
身 辺 雑 記  
━━━━━━━

30日の東京湾岸は梅雨明けとあって快晴、爽快。

29日もセミの声を聴きながら猿江恩賜公園を散歩した。

セミと言えば日中平和友好条約の締結で北京を訪問したとき、迎賓館を取
り巻くセミの大群の鳴き声で相手の声が聴きとなくて困ったことを思い出す。

中国の独裁者毛沢東は昼間眠るのに雀が煩いと全滅させたというが、セミ
はうるさくなかったのか。独裁者とは恐ろしい。

大阪在住の親友池尻一寛さんが夫人を病気で亡くされた。どなたか後添い
を探してやってくださらんか。
                        
                         読者数:6001人

          

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。