政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針5104 号  2019・7・13(土)

2019/07/13



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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5104号
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        2019(令和元年)年 7月13日(土)



                 天啓のアフリカ:加瀬英明

            モナコ王国は通信網に決定:宮崎正弘
  
                100万円は100g:渡部亮次郎
    
              米中・米朝首脳会談:櫻井よしこ    
          
               
                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記

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天啓のアフリカ
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  加瀬 英明

私は仕事で、国内、国外を頻繁に旅行する。海外が200回を数えよう。

草鞋を脱ぐ暇がない。懐かしい思い出がいっぱいに詰まった、宝石函のよ
うだ。

私はアフリカを訪れるのを夢見ていた。80年代に希少金属の国家備蓄計画
を提言したところ、通産省から希少金属が集中して産出するアフリカ南部
へお使いすることになった。

ジンバブエで大臣に接待された。ワインで喉を潤しながら、「わが国にお
出下さる貴国の方々のパスポートに生年が記されていますが、戸籍制度が
ないのにどうしてお分かりになりますか」と質問した。すると、「自分で
申告します。自分でそう思っている歳のほうが、正しいでしよう?」と切
り返された。

天啓だった。私がいまでも若いと思っているのは、そのためだ。

ナミビアでも閣僚が歓待してくれた。父親は族長で妻が12人いるが、自分
は妻が1人だと語った。「私も妻が1人ですが、苦労しています」と苦笑
したら、「12人もいれば妻たちが自治会をつくっているので、問題ありま
せん。それより1人が大変です。人間関係は1対1が、いちばん難しいで
しよう?」とたしなめられたのを、忘れられない。



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モナコ王国は通信網に決定
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)7月11日(木曜日)弐
        通巻第6137号  
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 モナコ王国は通信網にファーウェイ5G採用を正式に決定
  英仏独もファーウェイ排撃は「適当に」「微温的に」。
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モナコは次世代5Gの通信ネットワークにファーウェイの採用を正式に決
めた。たとえ小国とはいえ、西側世界で、米国の示しているファーウェイ
排撃に非協力を表明したことは、大きな衝撃である。

英国は中枢機関をのぞき、ファーウェイは排撃しないとしてきたが、ドイ
ツ、フランスも同様な路線に傾いた。ただし軍事技術に関しては規制をか
ける。

アジアにおいても、マレーシア、シンガポール、フィリピンはファーウェ
イの5Gも、排除しない立場を表明している。

インドは反中国路線だが、5G技術に関しては、ファーウェイとの共同研
究を進めている。インドのシリコンバレーといわれるバンガロールと中国
に貴州省貴陽(中国のシリコンバレーともいわれる)との間には直行便が
あるほどだ。

また米国にしても、G20大阪で、トランプ大統領がファーウェイへの輸出
は汎用品に限っては容認すると記者会見した。これに対して連邦議会は猛
烈に反対し、トランプを弱腰と決めつけたが、「ファーウェイをELリス
トに残すことには変わりはなく、あくまで民生用に限っている」とクド
ロー国家経済会議議長は釈明している。

完全排撃となると最悪の被害は米国のアップルが被る。

したがってG20直前にもアップルは関税の第4弾に執拗に待ったをかけて
いた。iフォン、iパッドなどが関税障壁で競争力を失うという懸念に直面
していたからだた。

中国の巻き返し、欧米の中枢を揺らしている。
      
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1923回】               
 ――「中国人の変わり身の速さに感嘆を禁じ得なかった」
廖亦武『銃弾とアヘン』(白水社 2019年)

                ▽

書名にある「銃弾」は1989年6月の天安門事件に際して人民解放軍兵士の
銃口から撃ち出された銃弾を、「アヘン」は事件後に?小平から発せられ
た「南巡講話」を転機に国を挙げて突入した金権万能社会を支配する金銭
欲を象徴する。

「六四天安門事件」生と死の記憶」のサブタイトルを持つ本書は、「六四
大虐殺以前、私は伝統に反する詩人だった」と自らを語る廖亦武が「反革
命宣伝煽動罪で懲役四年」の刑を終えて後、いわれなき罪によって強引に
刑務所に放り込まれ、人生の大半を失ったような市井の人々を訪ね歩きイ
ンタビューし、事件に対するする彼らの心の裡を問い質し、彼らが語る思
いの丈を綴った証言録である。

本書に登場する人々は天安門広場で民主化運動をリードし、内外のメディ
アから注目され「芸能界の有名人気取りだった」柴玲のような民主化ス
ターでもなく、当局による「大虐殺」が始まったら「脱兎のごとく走り
去った」「国内外の六四エリート」でもないし、「肝心な時にチェーンが
外れて動けなくなる自転車みたいな」知識人でもない。何よりも義侠心と
正義感から解放軍に立ち向かった無名の「街頭の勇士」たちだ。

当局と衝突し、尾行を躱し、社会の冷たい目に耐えながら市井に暮らす証
言者は16人ほど。彼らが経た人生を知るほどにヒシヒシと伝わってくるの
は、「共産党は本当にあっという間に人を殺す」との憤怒と恐怖だ。
以下、興味深い証言を拾ってみた。

 「(あの時)中国人は民主という大きな夢を見ていたんだ」

「(運動は)私たちにとってはカーニバルだったな、独裁政府が人民大衆
の大海に沈んだんだから」

「六四の主体となったのは何千何万にのぼる暴徒たちだった」

「いつまでも毛沢東の亡霊がつきまとう限り、トウ小平の強力な支配を取
り除かない限り、共産党の統治である限り、反抗の帰結はすなわち流血な
のだ」

「学生や文人が、瞬き1つせずに人を殺せる熟練した政治屋と争ってどう
して勝てる?」

「(刑務所に)入ってわずか半年で、牛のような屈強な体つきのおれが、
飢えで10キロあまり肉が削げ、残るは骸骨だけになった」

「(庶民は)死んでも死にきれない。貧しい庶民ほど、死なないと政府は
わかっているんだ。死んだところで、何だっていうんだ? (中略)雑居
房は狭いし、王八(ばか野郎)は多いし、皮膚と皮膚がくっついて、臭い
ケツとケツがくっついているから、一人が病気になるとあっというま間に
みんな病気になる」

「(刑期を終えた後の不遇を)おれも恨まないよ。こういうことになった
のはほかでもなく、改革開放で利益と欲に目がくらみ、魂を売って道義を
忘れ、みんなが腐敗に憧れる新時代に乗った中国人のおれたちなんだもの」

「絶対多数の中国人は、一生騙されて、声を呑み込んで我慢し、妻を寝取
られた男みたいに暮らしている」

「捕まったことがなかったから、プロレタリア独裁がどれほどすごいかわ
からなかったんだ」

「老いぼれで醜悪なあのチビは」「毛沢東にもてあそばれたのに、毛沢東
の例の調子でひとをもてあそぶんだ」

「売春するより貧しいほうが笑われるこの時世」に「絶対多数の中国人と
同様、生活に洗脳された?」

 中国人に附いて回る「銃弾」と「アヘン」・・・。どっちにしてもマト
モではない。QED》


(宮崎正弘のコメント)すごい本が翻訳されたのですね。
https://www.amazon.co.jp//dp/4560096988

  

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100万円は100g
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    渡部 亮次郎

こんな事をご存知ですか。1000万円は1000gつまり1Kgである。
だから1億円は10Kg。とても持ちきれない。車で運ぶしかない。

金大中拉致事件を田中角栄政権が「政治的に」解決した時、「お礼」とし
て、当時の「日本担当閣僚」が目白の田中邸に買い物袋2つに現金を詰め
て運んだ。

買い物袋に入る重さの限度はどのくらいだろう?5Kg=5000万円が限界
じゃないか。閣僚は袋を両手に下げて「1つは奥様へ」といったら角さん
は「そうか大平君(外務大臣)だね」と答えたという。

この話は閣僚を案内した田中後援会の幹部が月刊誌「文芸春秋」で披露し
て私を驚かせたが、世の中にはあまり評判にならずに終わった。角さんが
「色紙を書こうか」と言った。領収書代わりである。

だが閣僚は不要と答えた。大平外相に渡ったかどうかは知る由も無いが、
角さんが猫糞するような人ではなかったことは確かである。

ところで紙幣を重さで量る話は田舎の県会議員なんかを相手にした時は出
るわけもない。やはり中央の政界である。私に教えたのは政界の、それも
実力者と言われる人物だった。

政界と言うところは人にカネを掴ませる時は確実に現金を掴ませる。小切
手なんかではない。それも新聞紙にくるんだり、買い物袋に入れて渡すの
が普通だ。相手がかしこまらないよう、気を遣うわけだ。

石橋湛山政権の出来るときが現金買収のはじめと言われているが、
昭和30年代前半のあの頃は精々100万単位だった。それを10倍にしたのが
角福戦争といわれた田中角栄対福田赳夫による昭和47年の自民党総裁選挙
だった。

しかし、福田は現金は全く使わず、使ったのは専ら角さんといわれた。
1000万円はサントリーだるまの空き箱に納まるといわれた。

現在の政界ではこうした話は無縁。ただ1人知っているのは小沢一郎であ
る。目方で量る話も知っているはず。角栄、金丸信の教育である。文中敬
称略  2011・1・24




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米中・米朝首脳会談
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   櫻井よしこ

「米中・米朝首脳会談、つきまとう危うさ」

国際政治はテレビと共にある。

安倍晋三首相の20カ国・地域(G20)首脳会議での巧みな采配も、惜しく
も吹き飛ばされた感がある。世界の目は板門店でのトランプ・金正恩両首
脳に集中し、その他の印象を消し去った。凄いものだ。

6月30日、15時45分、トランプ大統領が韓国の「自由の家」からゆっくり
と軍事境界線に向かって歩き始めると、北側からは金正恩朝鮮労働党委員
長が歩み寄った。境界線の南北に二人が相対し、握手をし言葉を交わし
て、やがてトランプ氏が北側に足を踏み入れたとき、思わず私自身、大き
な笑顔になった。メモをとりつつ、冷静に見ているつもりが、大きな笑顔
がこぼれたのである。中継映像を見ていた人の多くも同様だったのではな
いか。

二人が北朝鮮側で暫し佇んで境界線に戻り、そのまま自然な形で揃って韓
国側に入ったときには、取材陣の叫び声が聞こえた。カメラに囲まれて立
ち話をする金氏は、大きな賭けに出たがうまく意思の疎通がはかれそうだ
と、ひと安心した様子だった。安堵と嬉しさを隠しきれない表情には、そ
の残虐な行動に似合わない子供っぽさが残っていた。

トランプ氏は「つい昨日、金委員長に会うことを思いついた」と繰り返し
たが、ワシントンで発行されている「ザ・ヒル」は、同紙が行った24日の
インタビューでトランプ氏が板門店で金氏に会う考えを語っていたと報じ
た。ホワイトハウスがセキュリティ確保のためその件を当日まで伏せるよ
うに依頼し、報道できなかったという。

トランプ氏側が少なくとも1週間は板門店会談について考えを巡らしてい
たのに対して、金氏にとってはいきなりの提案だったわけだ。金氏は「ツ
イッターを見て本当に驚いた」と語っている。これはトランプ氏との立ち
話を終えて、韓国側の「自由の家」に入り、トランプ氏と並んで坐ったと
きの発言だ。

安倍晋三首相の役割

「昨日の午後、初めて、会いたいというトランプ大統領のメッセージを聞
いた。私も再度会いたかった」

金氏は、トランプ氏の「会いたい」というメッセージを受けて、決断し、
板門店に来た。その間約24時間だったことになる。いきなり言われて駆け
つけた。面子にこだわらず、大決断をしたのは明らかだ。その決断力を考
えるとき、「我々はもっとよくできる。もっとよくなることを世界に見せ
られる」という金氏の言葉に希望を持ちたくなるが、やはり問いたくな
る。「もっとよくなる」とは、核・ミサイル廃棄と拉致問題解決を意味し
ているか、と。

両首脳の会談は50分間にわたった。トランプ氏は韓国を去るに当たり、
「予定は2時間半遅れたけれど、すばらしかった」と、紅潮した顔で語っ
た。舞い上がる程の上機嫌は、金氏との会話が具体的な果実につながると
の思いを抱いたからであろう。

北朝鮮相手の交渉が順調に進むとは中々思えないが、今回の「いきなり会
談」で化学反応が起き、交渉が前進する可能性はあるだろうか。

ここで、横田早紀江さんのトランプ評が思い出される。早紀江さんはこれ
までに二度トランプ氏に会っている。

「トランプさんは、あたたかな父性を感じさせます。よき家庭の一家のお
父さんという感じで、守ってくれるような印象でした」

国際関係が真に冷徹な力関係であるのは言うまでもない。それでもトラン
プ・金両氏の関係は、これから存外うまくいくのではないか。

そこで安倍首相の役割が重要になる。核・ミサイル・拉致の三課題を優先
すること、問題がすべて解決して初めて見返りを与えるという結果重視の
原則を守らせることだ。さもなければ北朝鮮とのせめぎ合いに敗れると、
トランプ大統領に助言し続けることだ。

今回、明確になったのは、トランプ氏は北朝鮮に関して、韓国の、そして
中国の助力を全く必要としていないことだ。

習近平主席は内外共に行き詰まっている。国際社会で中国の友人はほとん
どいない。そこで来日前の6月20日、21日の両日、習氏は恐らく、北朝鮮
の核問題と米中貿易問題を一体化させて米国の優位に立つべく平壌を訪れ
た。すると、23日にトランプ氏が金氏に手紙を送り、金氏はそれを「すば
らしい手紙がきた」と言って公表した。まずトランプ氏の手紙で、次に板
門店首脳会談で、習氏の意図は粉々に砕かれた。

金氏も習氏に、米国との仲介を求めているわけではない。求めているのは
国連の制裁破りをしてでも、援助してくれということだ。

中国の情けが命綱

習政権はすでに巧妙な制裁破りを実行中だが、具体例について6月28日の
「言論テレビ」で朝鮮問題専門家の西岡力氏が語った。

「国連制裁の対象になっていない観光で中国は正恩に外貨を与えていま
す。北朝鮮への中国人観光客は2017年が80万人、18年は50%増の120万人
でした。観光客が増えた背景に中国当局が観光業者に補助金を出している
という有力情報があります。旅行費用の7割を中国政府が補助し、業者が3
割取って、ツアーを4割値引きで売り出す。中国人は安い費用で平壌に行
き、焼き肉を食べてカラオケで歌って、夜は買春をするというカラクリです」

この種の客を満載した大型観光バスが毎日多数、北朝鮮に向かい、国連制
裁の対象である鉄鉱石や石炭の先物買いも行われているという。現物は制
裁解除の暁に受け取る条件で、支払いは半分に値引きして現金決済だとい
う。西岡氏の指摘だ。

「中国もそうですが、北朝鮮も騙す国です。先払いなどすれば詐欺にあう
のは当然だと思いますが、大丈夫だという。中国当局の保証があるからだ
そうです。国際社会が北朝鮮の核・ミサイル開発阻止でその外貨を枯渇さ
せようとしているときに、中国はこうした汚い手段で制裁破りをしている
のです」

国連制裁があり、米中の貿易戦争が続く限り、中国は米国に正面から逆ら
えない。結果、中国は今も巧妙なルール破りをしているが、さらに狡知を
極めていくだろう。中国の情けが命綱の金氏がどれだけトランプ氏に接近
するかは、中国のやり方をどれだけ国際社会が封じ込められるかという課
題と重なる。

G20の米中会談はその点で危うさを残した。ほとんどすべての中国からの
輸入品に25%の関税をかけるという第4弾の関税は回避され、米中はつか
の間の休戦に入った。そしてファーウェイへの米企業による輸出を一部認
めることになった。トランプ氏の直感や思いつきは素晴らしくとも、中・
長期的戦略は描き切れていない。むしろ戦略の欠如が懸念される。それで
は中国に敗れかねず、全く油断できないのである。
『週刊新潮』 2019年7月11日号 日本ルネッサンス 第859回






   
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重 要 情 報
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◎人体と顎関節症と耳管開放症:前田正晶

11日から病院通いが続いている。その結果判明したことは、今年の1月か
ら苦しめられたというか悩まされていた病というか症状が、どのようにし
て起きていたかがほぼ(と言って良いのだろうと思う)判明したことだ。
判明したからといって直ちに治る訳ではないが「人間の体(私だけではな
いと信じたいが)はそのように微妙に器官と器官が繋がっているのか」と
あらためて認識出来たのだった。そこで、もしかして諸賢にご参考になる
かと思って、ここ2日間に学んだことを紹介してみようと思うに至った。

顎関節症:

ここには11日顎関節症治療科に診て頂きに行った。教授の診察の前に診察
された若い女医さんが最初にしたことは、顔中の筋肉を圧されて何処がど
れほど痛みを感じるかという診察だった。意外だったのは顔中何処を触ら
れても「痛い」か「圧されている感じが濃厚である」となる点だった。先
生は更に首筋まで圧されて「感じますか」と尋ねられるのだが、その筋の
ほとんど全部が当方が気象病の為に痛むのだと思い込んでいた箇所だっ
た。しかも、顔の筋肉のどれかが、睡眠中かPCを使っている時の歯を食い
しばっていると判明すると診断されたのには驚きを禁じ得なかった。

要するに顎関節症の影響が顔(頭)から首筋にまで及んでいたということ
だと解った。先生はその対策としては「なるべく痛みか圧されていると
解った筋をこれまでの顎の運動に加えて、出来る限り頻繁にマッサージす
ること」を指示された。本来の主治医である菅沼教授は女医さんからその
現報告を聞かれた後で「かなり良くなってきたから、次回の外来はこれま
での40日間隔ではなく2ヶ月先を予約しておくこと」と指示されて、次の
患者さんに向かわれた。

3月から毎日開口と顎の運動を1セットとして3セット続けて来た効果が現
れたと嬉しかったと同時に、教授の指示を信頼して運動を続けてきたこと
が報われたと一安心だった。もう既にビーフステーキや苦手だった野菜サ
ラダのような繊維質も克服したが、ビスケットや煎餅のような固い物には
未だ挑戦していない。だが、そういう物以外は普通に噛んで食べられるよ
うにまで回復はしているというのが現状。

耳管開放症:

12日は国立国際医療研究センター病院の泌尿器科(前立腺肥大の為)と耳
鼻咽喉科での診察だった。耳鼻咽喉科での病名はこの表現で良いのだと思
うのだが。実は3ヶ月ほど前だったろうか、突然右の耳が気圧が変わった
時に(例えば高地から低地に降りた時)「ガーン」となってしまって自分
の声の音量が解らなくなってしまうような現象が突発的に、しかも頻繁に
起きるようになり、これにも悩まされていた。その件を5月末に受けた循
環器内科の定期検診の際に主治医に訴えてみたところ、耳鼻咽喉科を紹介
して頂いた次第だった。

耳鼻科の医師は先ず鼓膜の状態を検査されたが異常がなかったので「最近
痩せませんでしたか」と訊かれた。そこで顎関節症で55〜56 kgから約5
kg程体重が減少したと報告した。そこで先生は痩せた為に耳と喉を繋ぐ器
官が解放されたので開いたままになっているようだと言われ、先ずは聴力
の検査となった。結果は先生曰く「年齢相応に聞こえていて問題なし」
だった。そして結論はその器官が開いたことだったが、病名は私が勝手に
耳管開放症だと思ったので、念の為に検索してみると、

「耳管開放症とは耳と鼻・のどをつなぐ管(耳管)が開きっぱなしにな
るために起こる病気です。耳がふさがった感じがしたり(耳閉感)、自分
の声・自分の呼吸音が耳に響いたり(自声強聴・自己呼吸音聴取)する病
気です。不快な状態が続くと精神的にイライラしてきます。」とあった。
自分が悩まされている症状が将にこれだった。即ち、顎関節症の影響で噛
めなくなって食べられなくなり自然に小食となった結果で体重が約10%も
減少したことが、耳に悪影響を与えていたのだと解った。

耳鼻咽喉科の医師の指示は極力食べられるだけ食べて体重を増やすことが
治療法になるので、当分の間はそれ以外に通常は薦められていない間食ま
でも敢えて実行しなさいというものだった。食欲増進の為には漢方薬を処
方して1ヶ月経ったらまた診察しましょうとなった。このように、ここに
も明らかに顎関節症の影響が現れていたのだった。本当に「なるほど、人
体の中であらゆる器官(気管?)が繋がっており、どれか一つに変調を来
すと「思わぬ所に影響が出るものだ」と解った次第だった。

このように非常に有意義な半日を国立国際医療研究センター病院で過ごし
たのだったが、二つの科、それも耳鼻咽喉科が初診だった為に待ち時間が
長くなり、他にも採血、採尿、心電図とあった為に、朝は8時半に入った
病院を出たのは12時半だったし、それからまたバスに乗って我が家の近所
の調剤薬局を出たのは1時半を回っていた。最早高齢化した私には1日に2
箇所を回るのは限界だし、梅雨のせいか気温も低く、霧雨のような降り方
にも往復と濡れてしまいかなり疲労困憊して帰宅した。



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身 辺 雑 記
━━━━━━━

13 日の東京湾岸は曇天。
                         読者数:6001人








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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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  • 名無しさん2019/07/13

    1991年、崩壊した共産圏に代わって、東ヨーロッパを含めたEUという新体制へと移行した。特に共通通貨「ユーロ」を導入した2002年以降、その実態はリベラルなふりをしたナチス新帝国と言って過言ではない。



     事実、ユーロ導入後、ドイツ以外のヨーロッパ主要国の経済は、日本以上にガタガタになった。ドイツが、どんなに輸出を増やそうと他の加盟国経済が悪化するのでユーロは安値で推移する。しかも、資源や労働者は域内から格安でいくらでも揃うのだ。ドイツ独り勝ちになるべく制度設計されていることがわかる。EUと言うナチス新帝国の皇帝が、ドイツのアンゲラ・メルケル首相である。ロシア当局は、アドルフ・ヒトラーの死亡時、ヒトラーの精子を持ち出したナチス科学者による「人工授精によって生まれたのがメルケル」という驚愕の調査結果を発表している。



     実は中国も旧ソ連と同じ運命をたどる予定だった。それが「メイン州の密約」である。2007年、開放政策で躍進する中国を搾取するためにパパ・ブッシュは、ロシアのプーチン大統領をメイン州にあるブッシュ家の保養地に招待した。そこでパパ・ブッシュはプーチンに対して「中国を6つに分割してアメリカ、ヨーロッパ、ロシアらで分割統治する」プランを提示していたのだ。このプランは、プーチン大統領が乗らなかったことで実現しなかったが、実現していれば世界はさらなる地獄の様相を呈していたであろう。



     まずパパ・ブッシュが戦後体制から「新世界」のグランドデザインを描く。その計画に基づき、クリントン政権が準備を行い、それを完成させたのが、2001年、自作自演の9・11によってアメリカを完全に掌握したベイビーブッシュ(ジョージ・W・ブッシュ)というわけである。



     2016年、ナチスの世界支配を継続すべくヒラリー・クリントンが大統領選で本命視される中で,突如、ドナルド・トランプが勝利したのは決して偶然ではない。反ナチスの動き、いや「革命」と言っていいだろう。打倒ナチスを掲げてアメリカ軍を中心としたCIA、FBI(連邦捜査局)、軍需関連のアメリカ愛国連合が立ち上がり、トランプを担ぎ上げた。いわば合法的な軍事クーデターであった。



     ここでジョージ・W・ブッシュ(ベイビー・ブッシュ)とアル・ゴアが戦った2000年のアメリカ大統領選について見てみたい。これが「革命」の引き金となる最初の一撃であったからである。



     まず、ベイビー・ブッシュを擁立したタカ派は大統領選で不正を行い、票の数え直しを巡る裁判(ブッシュVSゴア事件)で米最高裁判所を脅して勝利を勝ち取った。その意味で、この大統領選挙は実質的にアメリカのファシスト・クーデターであった。ナチス派が計画していた「有色人種を中心に人類の9割を削減する人工ハルマゲドン」の実現のためにアメリカ大統領という絶大な権力が不可欠だったからである。



     彼らは、最初に9・11自作自演テロを引き起こすと「米国愛国者法」というナチスドイツのファシスト憲法と瓜二つの法案をアメリカ議会で可決させ、軍事予算も一気に拡大、第3次世界大戦勃発に向けて確実に準備を整えていった。



     しかし、戦争だけでは彼らが想定していたほどには人口が減らないことを悟るや、欧米各国の農家に補助金をばら撒き食料ではなく燃料を作らせ、33カ国に食糧危機を引き起こした。それと同時に有色人種、特に黄色人種にしか感染しない生物兵器(SARSや新型鳥インフルエンザなど)を世界にまき散らし第3次世界大戦勃発に先立って粛々と人口削減計画を進める。



     またブッシュ政権は、9・11を機に「大量破壊兵器」などの嘘を口実にして中近東など中央アジアの侵略も始めた。その狙いは石油資源のツボを掌握することでアメリカによる21世紀の世界覇権を引き続き維持するためだった。



     ここまで露骨に犯罪行為を繰り返せば、気づく人も増える。事実、9・11事件を境にインターネットを通じて世の中の嘘に目を覚まし始める人間が急増した。それに伴って新時代の始まりを喚起する勢力が欧米やアジアで次々と登場した。これが「革命軍」となっていく。



     まずはチンパン・ハンパンなどのアジアの結社である。さらにBRICSが激発する。そして欧米の精鋭たちも自分たちの上層部の異常性に気づいていった。



     特にヨーロッパを拠点とする「温暖化派」は、パパ・ブッシュが率いる「テロ戦争派」と「ナチス派」に押されていたこともあって、彼らと手を切ってBRICSら「革命軍」と、一種の同盟関係を結ぶ。これにより、情勢が一変していく。



     これに加えて「悪の手先」の如く扱われてきたアメリカの軍・諜報当局内部の改革派は、米国家安全保障局(NSA)や、米国防情報局(DIA)を中心に「従来の欧米権力による支配体制」からの脱却を水面下で計画するようになる。それがトランプ政権の誕生につながっていくのである。