政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針5092 号  2019・7・1(月)

2019/07/01


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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5092号
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        2019(令和元年)年 7月1日(月)



           怪しい日米安保破棄報道:阿比留 瑠比

                 中国社会科学院:宮崎正弘     

        日本の歴史をどれだけ深く学ぶか:櫻井よしこ    
         

                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記

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怪しい日米安保破棄報道
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     阿比留 瑠比

トランプ米大統領が最近の私的会話で、日米安全保障条約破棄に言及した
との米ブルムバーグ通信の報道が話題となっている。朝日新聞は26日付朝
刊で「トランプ氏 透ける本音」と見出しをつけ「『日米関係は最強』と
蜜月をアピールする安倍(晋三)政権だが、衝撃と不安を隠しきれない」と
書くなどはしゃいでいるが、政府にそんな動揺はみられない。

むしろ筆者は、元の報道の中身やトランプ氏が会話した時期に眉に唾をつ
けて眺めている。これを前提とした論理を展開するのは、無理があると考
える。

両政府とも否定

報道にあるような話は全くない。米国からも米政府の立場と相いれない
ものだという確認を受けた」

菅義偉官房長官は25日の記者会見でこう述べた。米政府も報道を否定して
いるが、何を言い出すか分からないトランプ氏のことだから、案外あり得
る話だとの見方もあるのもわかる。

確かにトランプ氏は2016年の米大統領選の最中には、日米同盟の片務性を
批判し、在日米軍の駐留経費大幅増を求めるなど、日米安保条約の在り方
に不満を表明していた。大統領選の直後、安倍首相はトランプ氏がこうし
た主張をぶつけてきた場合について、周囲にこう話していた。

「そうなれば、それを日本の対米自立のきっかけにすればいいんだ」

同盟の重要性増大

この時期のトランプ氏であれば今回の報道のように語る可能性はあるが、
大統領就任後は日米同盟の重要性を理解をした発言を続けている。安部首
相との緊密な関係もあり、5月に米大統領として初めて、日本の海上自衛
隊艦船であるいずも型護衛艦「かが」に乗艦した際には、こう訓示した。

「日本が令和の時代を迎えたその歴史的瞬間に、われわれは米日同盟を祝う」

「米国の安全保障をも向上させる日本の防衛力向上に対する私の友人、安
部首相の尽力に感謝する」

その舌の根の乾かぬうちに、日米安保条約破棄を口にするどんな動機があ
ろうか。在韓米軍の撤退と米韓同盟の破棄ならば近い将来あり得るかもし
れないが、そうなればむしろ日米同盟の重要性は決定的に増すのである。
「韓国から撤退した米軍の半分は日本に来る」(外務省幹部)との観測す
らある。

まして米国が中国との対決姿勢を強めている中で、日本ほど戦略的・地政
学的に重要な国はない。そして米国の対中政策の「プロセスの始まりは、
安部首相の(16年11月の)訪米でした」(バノン前主席戦略官兼大統領上
級顧問、月刊『Hanada』5月号)とされる。この最初の会談で、安部首
相は話題の大半を中国の脅威に絞った。

今さら考えにくい

昨年9月の日米首脳会談では、日米同盟の現状をめぐって、安部首相とト
ランプ氏との間で次のようなやりとりがあった。

トランプ氏「米軍が日本を守るために、相当の費用を費やしていることも
忘れないでほしい」

安倍首相「だからこそ安全保障関連法を成立させ、今や米国と助け合うこ
とができるようになった。米軍の防護もやっている」

トランプ氏「それは素晴らしい。ただ、米国は駐留米軍のために相当の負
担をしている」

安倍首相「日本はどの国よりも駐留経費を負担しているし、基地も提供し
ている。駐留米軍の経費は、米国内にいるときよりも安くついている」

最後にトランプ氏が「あなたは、反論の天才だな」と笑って議論は終わった。

トランプ氏が、日米安保条約破棄を今さら言うなど考えにくい。ただ、緊
迫する中東情勢に関してのツイッターに投稿したこの言葉は重視すべきで
ある。

「(中国、日本などは)危険な旅をしている自国の船を自らで守るべきだ」

 トランプ氏にいわれるまでもなく、自分で努力してこそ、他者の協力や
支援を得られるものだろう。

産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】 平成元年(2019)6月27日
(産経新聞論説委員兼政治部編集委員)

              ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
               松本市 久保田 康文氏採録 
              ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



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中国社会科学院
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)6月29日(土曜日)
         通巻第6120号  
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  中国社会科学院、シンクタンクなどにアメリカ研究を要請していた
   習近平はG20出席直前の24日に政治局会議を開催、執行部の姿
勢を確認
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6月28日、つまり米中首脳会談の直前に人民日報系の『環球時報』は書いた。

 「ポンペオ米国務長官は『クレージー』だ。かれが世界を混沌とさせた
元凶である。ポンペオが世界平和を脅かす存在であり、国務長官ふぜいで
世界政治を混乱させている。かれがタカ派のなかのタカ派だ」云々と。
このコメントはすぐさまCCTVに跳ね返った。

ほかにも中国のメディアは総合して、「トランプ政権内の一部の対中タカ
派がトランプ政権の貿易政策を誤らせているのだ」とし、対中強硬派とし
てほかに、ライトハイザーUSTR代表、ナボロ通商産業局長、ジョン・
ボルトン補佐官、ポッテンガー大統領国家安全保障局アジア担当主任らを
具体的に名指しした。

みてとれるのはトランプ政権内部の対立を煽り、あわよくば意見の分裂を
招いて対中貿易交渉の勢いを削ごうとしていることである。

この企図が見え透いているのは、米中貿易戦争が激化する直後から習近平
は社会科学院や各大学の専門家、シンクタンクに対して「アメリカ研究を
行い報告を出すように」と指示しており、かなりの予算をつけていた経過
がある。

現に社会科学院が出した報告書143本のうち、米国研究が24本、貿易を
テーマとした報告書が12本と異例の夥しさをしめしている。(サウスチャ
イナ・モーニングポスト、6月29日)。

そのうえで、6月24日に習近平は緊急の政治局会議を招集し、対米通商交
渉に臨むための意見のとりまとめをしていた。

また同時に各種の報道からほのみえるのはトランプ政権内でクシュナー、
イバンカ夫妻を、タカ派から切り離そうとしていることである。

    
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1917回】               
――「支那は日本にとりては『見知らぬ國』なり」――鶴見(12)
 鶴見祐輔『偶像破壊期の支那』(鐵道時報局 大正12年)

                ▽
鶴見が次に訪ねたのが1883年に山西省5台県で生まれ、1960年に台北で亡
くなった閻錫山である。彼は1907年に日本に留学し、士官学校の予備校で
ある東京振武学校を経て陸軍士官学校へ。弘前歩兵第31連隊勤務の後、
1909年に卒業して帰国。この間に孫文が掲げた清朝打倒の革命運動に参加
している。

同連隊が八甲田雪中行軍を敢行し、多くの犠牲者を出したのは1902(明
治35)年のこと。ならば第31連隊勤務中、閻錫山は遭難事件についての
様々なことを聞いていたことだろう。因みに閻錫山が弘前を離れた4半世
紀ほど後の1935(昭和20)年8月、昭和天皇の弟宮に当たる秩父宮雍仁親
王が第3大隊長として弘前歩兵第31連隊に着任した。

八甲田雪中行軍、閻錫山、秩父宮雍仁親王・・・弘前歩兵第31連隊は近
代日本、さらには日中両国関係の光と影を巧まずして映し出しているよう
だ。それにしても日中関係がもつれる渦中で、時代は異なれ同じ兵営で過
ごした2人は互いにどのような思いを抱いていただろうか。やはり日中両
国の不可思議な縁を痛感しないわけにはいかない。

1912(民国元)年、閻錫山は袁世凱総統によって山西都督に任ぜられ、同
省の政治と軍事の全権を握る。以後、「保境安民」の大方針の下に「山西
モンロー主義」と呼ばれる一省自治を貫徹し、豊富な鉱産資源をテコにし
て工業化を進め、山西省を模範省に築きあげた。

その後、日中戦争に際しては、国民党、共産党、日本軍と等距離を保ちな
がら兵力温存に努めている。

1946年に始まった国共内戦に際しては自軍に山西省に残留した日本軍(暫
編独立第10総隊)を加え、人民解放軍と戦ったが劣勢は免れなかった。

中華人民共和国建国直前の1949年6月に国民政府で行政院長(首相)兼国
防部長に任命されたが、ほどなく広州を経て台湾に脱出。以後、蒋介石の
下で総統府資政(顧問)などを務めたが、晩年は反共主義の立場から著述
に専念している。

閻錫山に関するやや詳しい履歴を綴ったが、彼が打ち立てた模範省の
「模範」には、ある思い出がある。ここにも日中の不思議な“結びつき”を
感ずるゆえに、もう少し閻錫山について綴ってみたい。

話は日露戦争開戦前年の1903(明治36)年に発足した「自治協会」から
始まる。

同協会は2年後の1905(明治38)年2月、静岡県賀茂郡稲取村、千葉県山武
郡源村、宮城県名取郡生出村の3村を、「明治3大模範村」として表彰した。

模範村運動は明治末期から大正期にかけて、内務省の旗振りで展開された
地方改良運動で、中央政府の政策を地方で実施できる有能な吏員、それを
在野で支える有志集団(中小地主・上層自作農)を育てることを目的とし
ていたと言われる。

じつは千葉県山武郡源村で村長を務め、寝食を忘れ模範村運動に打ち込ん
だ並木家と親交があることから、いまから4半世紀ほど以前に、山西自治
運動をテーマにしていた中国の研究者を同家に案内したことがある。

最寄りの総武本線日向駅から、畑中の道を並木家に向かった。ゆるやか
な坂を上り切って冠木門を潜ると、目の前の床の高い豪壮な邸宅の向こう
に広大な山武杉の山林が広がっていた。
 
その昔、広い庭に多くの村人が集まり模範村作りに励んでいたことだろう。

ご当主の並木さんの弁では、先々代も先代も村人の先頭に立って運動に励
んだとのこと。「山西省の吏員が調査に来たことは代々言い伝えられてい
ます」「この辺りの景色は、大正の頃と変わってはいないと思います」と
言いながら、僅かに残されていた記録を見せてくれた。

模範村作りのための並木家の奮闘ぶりは、模範省建設にどう生かされたの
か。《QED》 
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS   
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(読者の声1)貴誌先号「安倍首相は「日中関係は完全に正常化された。
来年の桜の咲くころに国賓としてお迎えしたい」などと本気なのか、随分
と下手にでたものである。「水に落ちた犬を打て」というのが中国人のし
きたりだから、習近平側からみれば、日本は何か罠を仕掛けたのかと勘ぐ
るだろう。(引用止め)
 
この文脈から、ひょっとして中共は来年の桜の季節には無くなっているの
か、と言う希望的観測も浮かび、また、米國トランプとの話でそういう話
題があったのかと勘ぐりもしますね。

國賓と言うのは首脳会談と異なり、國家元首として、もう一段上の儀式と
して訪れると言う事です。しかし習近平には國家元首としての権威も権力
も最早ないのではないでしょうか?

特に、これから米中の話し合いを進める中で、大嘗祭の頃には支那で別の
動きが起こり始めるような気もします。

出来る事なら実現してほしくない訪問ですね。この期に及んで、支那に尾
を振っている日本の醜い政治家が如何にも見苦しいですね。(CY生)

  ♪
(読者の声2)「日本の核自衛は米国次第か」

以下、ブレジンスキーの1970年代の著書「ひ弱な花、日本」から抜粋で
す。()内は小生のコメントです。当時との違いは北朝鮮の核武装と中共
の強大化です。

ということは日本を巡る国防条件は一層厳しくなっているということです。

●自衛隊の高級指揮官の発想は第2次大戦の域を出ていない。陸上自衛隊
はとても現代の攻撃部隊とみることはできない。(制度に制限があり、本
気になれない)

●中曽根氏は自分の使命は全国民が国防を論じ方針を支持してくれるよう
にすることであると述べた。(現代の安倍首相にも期待される)

●日本独立の圧力になる原因は、不安感(中朝露の敵対)、経済関係(石
油輸送路保全)、ナショナリズム(国民の気づき)、対米信頼感の低下
(米国は身代わり被曝をしない)である(適中している)

●米国の軍事的地位の国際的低下。米国の孤立主義が日本の民族主義的な
軍事化を産み出すという考えは米国の定説である。(日本は他に生存の途
はないから当然である)

●日本が国防に反対する要因。国内政治(国民は自衛に賛成)、経済面の
制約(資金は問題ない)、地域的問題(中南北朝露の妨害)。

●米国は、太平洋防衛責任の日本の肩代わりは異存が無い。(瓶の蓋論は
対中共の米軍基地正当化の詭弁である)

●米国は日本国民が1975年までに在日米軍の撤退を期待すると考えるべき
である。(このあたりは日本側の独立意欲が低いということで予想とは
違っている)

●海洋国協力体制。これは日豪インドネシアの3国防衛協力体制である。
(中共の南シナ海侵略で現実的になってきた)

●日本の核武装と日米関係

1)日本の核兵器製造能力。原材料は保有しているが、兵器にする製造能
力とデータが無い。自力製造には3−5年必要だが、米国が支援すれば短
縮できる。

2)若年層の日本国民は核兵器の保有はやむを得ないと考え始めている
(北の核で適中)

3)日本の核武装体制。核弾道弾搭載潜水艦10隻。6割を稼働させる。自
民党の幹部は、さりげなく核ミサイル潜水艦保有の話をしたことがある。

4)米国が中ソ(北)の核の脅威を受けて極東から離脱する場合には日本
は歴史上おなじみの劇的な行動転換を起こす可能性がある。

5)日本の核自衛は、内外の大問題になるだろう。日本は国際的な反響を
減らすために、豪州と共同核開発計画を進めるかも知れない。豪州で開発
する。これも米国の了解が必要だ。

6)結論:日本の核自衛は結局米国の極東政策にかかっている。しかし長
い目で見ると日本は独立する方向にかっていることは間違いない。
   (落合道夫)

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(読者の声3)G20大阪サミットの様子を夕方のニュースで見てびっく
り。本会議とは別の会場、トランプ大統領・安倍総理・習近平主席が肩を
寄せ合うほどギチギチに狭いテーブルに並んでいる。

背景の参加国の国旗で確かにG20会場なのだとわかるのですが、貧相な
事務用の椅子とテーブル。日本では記者会見などでも事務用テーブルと椅
子があたりまえ、折りたたみのパイプ椅子のことさえあります。

タイにいた頃は記者会見であれ、商業施設内での発表会であれ、テーブル
や椅子はそこそこ立派でさらに脚が隠れるようクロスをかけるのが常識
だっただけに、大阪の会場にはがっかりを通り越して残念。安倍総理が各
国首脳を迎える場面、アナウンスが素人なのか聞き取りにくい。サミット
の開催費用がどこで中抜きされているのかわかりませんが、大阪を世界に
発信するのであれば、たこ焼きなど大阪の食を提供するだけでなく、国際
会議場としてのレベルアップが必要だと感じます。

さて、ギリギリまで日韓首脳会談にこだわった文在寅大統領ですが、安倍
総理は決して歯を見せず8秒の握手でおしまい、文大統領は退出を促され
そそくさと退場。安倍総理は他国の首脳には笑顔でハグしたりと親密さを
アピール。まさに韓国に対する積極的無視戦略。

朝日新聞が事前に報じた大阪城前での写真撮影(秀吉がらみで韓国に配慮
して変更するかも?)もしっかり行われ、文在寅大統領は昼の写真撮影で
は習近平主席の横で固まっていました。

宗主国の前ではネズミのようにおとなしい。朝鮮半島を巡るババ抜きゲー
ム、どうやら中国にババを押し付けることに成功したのかも。今回のサ
ミットの最大の成果は「日本は韓国に対する特別扱いはしない」というこ
とが世界中に広く認知されたこと。これで日本は心置きなく韓国に対する
制裁措置を実行できますね。(PB生、千葉)




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日本の歴史をどれだけ深く学ぶか
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          櫻井よしこ

「日本の歴史をどれだけ深く学ぶかによって近未来を切り開く道が自ずと
明らかになる 」

安岡正篤氏は首相まで務めた宮沢喜一氏を「ヨコの学問はできてもタテの
学問がなっていない」と評した。安岡氏は、真の教養ある日本人は欧米の
事情のみならず日本の文化文明、歴史を修めなければならないと言ってい
るのである。

その意味で近年読んだ本の中でとりわけ重要だと感ずるのが白鳥庫吉博士
の書いた日本史である。当欄でも以前に少し触れたことがあるが、大正
3(1914)年に開設された「東宮御学問所」で時の皇太子、裕仁親王に日
本史を教えるために白鳥博士が書いた5巻に上る書である。いま『昭和天
皇の教科書 国史』(以下『国史』、勉誠出版)として手にすることがで
きる。

同書に特別の関心を抱くのは、米国の変容に始まり、国際社会が大激変す
る中ですべての国々が如何に国益を守り通すかに心を砕かざるを得ない時
代に突入しているからだ。米中対立の日本への影響はとりわけ強い。だか
らこそ、日本自身が足場を固める必要がある。経済と安全保障は無論だ
が、その前に安岡氏のいう「タテの学問」が欠かせない。日本人は自らを
どのような民族としてとらえるか、日本の歴史をどれだけ深く学ぶかに
よって日本の近未来を切り開く道が自ずと明らかになる。歴史の学びこそ
重要だ。

『国史』は歴代の天皇を軸にして描いた歴史だ。歴代の天皇には各々特徴
があるが、共通項は国柄継承の主軸を担ったことだ。遠い過去の天皇たち
は国家や社会、国民の暮らしと具体的にどう関わっていたのか、周囲の
国々や異民族とどう接していたのかなどが『国史』には実例に則して記さ
れている。それは巧まずして日本の国柄をわかり易く現代に伝える結果と
なっている。

前述したように、世界は激しく変化し、前例が通じにくくなってはいる
が、その中にあっても日本国の長い歴史や文化、即ち、国柄を構成する価
値観に基づいて対処すれば大きく間違うことはないだろう。

日本の国柄の基本は、世界一長い歴史をもつ皇室をいただく伝統の国だと
いう点にある。そこから生まれる価値観こそ大事にしたい。令和の時代の
いま、社会も国も水平思考で、皇室の特別扱いには異論さえある。だが、
皇室が日本人にとって特別かつ大切な存在であることに変わりはない。福
澤諭吉は『帝室論』で「一国の帝王は一家の父母の如し」と書いた。皇室
の力は安らぎをもたらす緩和力である。その皇室を、国民は敬愛の情でお
守りしなければならないと、福澤は説いた。

『国史』には福澤の視点と対をなす、皇室の国民に対する視点が次のよう
に書かれている。日本国の特徴は、天皇が日本国を「大きな家族」と見做
し、「君と民とがおだやかに和して国の基礎を強く固め」ていることだ、と。

天皇の慈しみは日本に移り住んだ異民族にも同様に注がれる。天皇は、
「(異民族を)従来の国民と同様に慈しみ、両者が溶け合って円満な国づ
くり」を実践したと『国史』は述べる。右の精神は第一次世界大戦後の
ヴェルサイユ会議で日本が人種差別撤廃を主張したこととも、対米開戦の
理由ともなった米国での日本人排斥運動への憤りとも、通底するのではな
いか。

日本の政情が概して安定しているのは天皇と皇室が高い次元からすべての
人々を公平に見て下さることにあるのではないか。ただ、歴史上、天皇や
皇室発の争いも確かにあった。それを『国史』は蘇我一族の横暴な振舞い
を例にして、どんな時も天皇は一氏族のみを寵愛してはならないと戒めて
いる。

皇室と国民の絆、人種の平等、究極の公正さなどの教えが各天皇の行動に
沿って綴られた本書が、いま一押しの書である。

さて、25年間にわたった連載は今回で終了する。読者の皆様には深く心か
らのお礼を申し上げたい。編集部の方々にも深く感謝申し上げる。
『週刊ダイヤモンド』 2019年6月29日号
新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 最終回




     
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重 要 情 報
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◎「便利の裏側」にあるものは:前田正晶

30日は前夜の早寝の為に4時には目が覚めてしまい、仕方なくテレビを見
ていた。そこで途中からチャンエルを合わせたテレ朝の「便利の裏側」に
思いがけない大勉強(?)をさせて貰った。画面にはコンビニに向けに食
品を供給している会社の8度Cに調節された倉庫内で多くの店舗向けに多種
類の加工乃至調理済みの食品をトレーに午前3時頃までに仕分けて積み込
む作業が行われていた。非常に細かい仕事で、積み込み間違いは許されな
い。ここで注目すべき点は作業員全員が週28時間の就労が許されているア
ジア等からの留学生だったということ。日本人は皆無だった。

私が言うまでもないことだが、コンビニには24時間営業に合わせるべく早
朝にも食品を納入せねばならないので、このような深夜勤をする若い働き
手が必要になるのだ。だが、音声では日本の若者が応募してくることはな
いと言っていた。「なるほど」と思わせられた。勤務を終えたネパール人
の留学生が休憩室で一服して同国人と語り合っている場面も出てきた。彼
らは働き場所を求めて治安も良く人手不足の日本の日本語学校や専門学校
に留学ヴィザを取得して働きに来ているのだそうだ。

次に出てきたのは愛知県の運送会社で、このような食品会社から出てきた
荷物のコンビニへの深夜から早朝の配送を請け負っている企業だった。私
には正確なことは解らなかったが、ここに働くアジア系の外国人留学生は
ドライバー職ではないようだった。その会社の管理部長代理という女性は
質問に答えて「深夜勤は全員外国人で彼らが若年(青年)労働者の不足を
補ってくれている。いくら募集をかけても日本人は来ない。当社に外国人
留学生が来なくなれば、人手不足倒産は免れないだろう」と語っていた。
これも「なるほど」と思って聞いた。

この会社はこういう留学ヴィザの学生を試験して内定を出しているのだそ
うだ。その内定者の1人のベトナム人は国で工科大学を出ていながら就職
口がなく、治安が良くインフラも整備され人手不足の日本に機会を求めて
やって来たのだそうだ。そこで四日市市の経済大学に留学してアルバイト
を続けその運送会社に内定を貰ったが、名古屋の出入国管理局に就労ヴィ
ザへの切り替えを申請して2ヶ月経ったが未だに認められていないと語っ
ていた。即ち、認められなければ内定も無効になるので、会社側も大いに
案じていた。

このベトナム人は運送会社での時給は¥1,380だったかで月収は¥16万円
ほどで、その中から大学の授業料を払い、2DKのアパートに妻子と暮ら
し、従兄弟まで同居させているとかだった。大学は卒業してしまったので
何としても就労ヴィザが貰えないことには内定も無効だし、万一の場合に
はまた何処かの学校に行かねば就労も不可能になる事態だそうだ。彼は
「もう、勉強は結構だ」と嘆いていた。だが、幸いにも就労ヴィザを取得
出来て一件落着だった。因みに、彼は毎日4時間しか寝ていなかったと回
顧していた。

私はこれまでに新宿区に無数にある日本語学校にあれほどアジア系の留
学生が来ている目的は何だろう。週28時間の就労が認められているとは承
知しているが、一体何時何処で働いているのか」との疑問を呈してきた。
多くの日本語学校の留学生は午後12時には授業が終わって一斉に帰って行
く様子は見慣れている。すると、彼らはそれから上記のような深夜勤務に
出ていくのかと、初めて知り得た次第だ。前述の留学生たちは一定以上の
日本語能力が身に付いている様子なので、就労には好都合なのだから、日
本語学校が繁盛するのも解る気がした。

では、あれほどの数の日本語学校を経営しているのは何処の国の人なの
か、またその狙いは那辺にあるのかという疑問は常に持っていた。だが、
今朝ほどの番組で日本語学校が人手不足の我が国で如何なる機能を持って
いるかは朧気ながら認識出来た。また、もっと重要なことは「コンビニエ
ンスストア」の「便利さ」の裏側に何があるのかという実態を、イヤと言
うほど知らされたと思った。そういう裏側の事態があるとは知らなかった
我が身の不明を恥じた。

確かに我が家の周辺にあるコンビニやイオンの食品専門のスーパーなどの
レジにいるのは東洋人が多い。だが、これなどは「駕籠に乗る人担ぐ人、
そのまた草鞋を作る人」という古い言い慣わしを当て嵌めれば、明らかに
「担ぐ人」なのではないか。私は以前から「何れ我が国には単純反復労働
やそれに類する職種を敬遠する若者が増える時代が来るだろう」と予測し
てきた。そして、その事態を「駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る
人」と言うが、究極的には「草鞋を作る人」がいなくなる時が来る危険性
が高いと唱えてきた。

今朝のテレ朝に聞かされたことは「草鞋を作る人」不足乃至は不在を補っ
ているのが、未だに発展途上にあるか就職難に喘ぐ若者を抱えたかのよう
なアジアの諸国からの留学生であるという実態が、果たして良いことなの
かどうかは疑問ではないかと考え込まされた。政府は入管法を改正して海
外から労働力を輸入すると言うが、その前に既にこういう「便利の裏側」
を担っている留学生の存在を何処まで把握しているのかなとも考えた。私
は容易ならざる時代になったものだと痛感した、夜明け前の30分弱だった
と思っている。

◎LINEの使い方の講習会:前田正晶

29日の午前中に小降りの雨をものともして買い物に出掛けた。ふと気が付
くと隣の棟の集会所に「LINEの使い方の講習会」と貼り紙あって、多くの
高齢者が参加しておられた。この状態には少し驚かされた。それはLINEと
はスマートフォンを使った仲間との交信手法と理解していたので、我がア
パートでもスマートフォンを所有する高齢者が増えて、LINEなるものの講
習会まで開催される事態ではなく時代になったのかということ。当方は今
更スマートフォンに投資する気など更々なく、PCと二つ折りの携帯電話で
他者との連絡手段は十分間に合っていると思っている。

しかし、軽減税率の方法などを遠目で眺めていると、キャッシュレスのよ
うにスマートフォンの所有者でないとその恩恵に浴せない事態となるよう
だくらいの認識はある。年齢の割には交際範囲というか連絡を取り合う方
の人数は多いという自負はあるが、負け惜しみではなくスマートフォンな
ど必要はないと考えている。中・高のクラス会ではPCすら持っていない者
が圧倒的だ。しかしながら、次々へと現れてくるICT化というのかデイジ
タル化時代の新たなアプリケーション(で良いのかな?)は全て当たり前
のようにスマートフォンを使うようになっている。IOT何ていうのも出て
きた。

そう考えながら講習会の前を通り過ぎると、受付をやっておられた顔見知
りはない女性に丁寧にお辞儀をされてしまった。私も参加者と看做された
らしい。参加しておられた高齢者の方は何処までスマートフォンを使いこ
なした上でLINEを勉強しようとしておられるのだろう。私の友人や知人に
もPCからメールを送るとスマートフォンから返信する方もおられる。

私はもう緊急に連絡を取り合う必要がある相手もほとんどなく、定期的に
原稿を送る相手もなくなった。だから、PCと旧式の携帯電話があれば十分
だと思っている。だが、何となく時代に取り残されたかという恐れがある
のは否めない。今回の講習会はその恐れを少しだけ増幅させてくれた。

◎サニブラウン君のDNAとアメリカに渡った強みか:前田正晶

28日夜は陸上の日本選手権で男子の100 m走の決勝があると知らされて、
18:30からNHKのBSに合わせて待っていた。その一方でTBSの「報道1930」
とフジのPrime Newsともに興味深い話題を採り上げていたので、頻繁に
チャンネルを変えて三つを見たり聞いたりしていた。ところが、意地悪い
事に呼び物の100 mの決勝は一番最後で20:30を過ぎてからだった。お陰
様でTBSもフジも部分的に聞く事が出来てかなり勉強させて貰えたし、陸
上の方でも高校生だの21歳の女子の大学生が優勝する場面も見せて貰えた。

ところで、肝腎「要の100 mの決勝だが、ここ一番の勝負に弱いと聞いて
いた前日本記録保持者の桐生祥秀君が、アメリカ帰りのサニブラウン・ハ
キーム君に惨敗と言っても良い形で負けてしまった。先ほど聞いた為末大
氏の解説では、向かい風0.3 mではサニブラウン君の10.02秒は9秒台に
入っていた速さだったとの事だった。私は彼と桐生君との差は、アメリカ
に渡って教えられたサニフラウン君が有利だったのは仕方がないと思って
いる。

実は、試合前に彼がマッサージを受けている絵が出たが、そこに見た臀部
の筋肉の凄い盛り上がりに驚かされたのだった。大袈裟に言えば数十セン
チの高さがあったのだ。そこで痛感した事は「アメリカ式の科学的な鍛え
方を経験したサニブラウン君は、主に国内で練習を重ねてきた桐生君にこ
れだけでも勝っているのではないのか」だった。そう言う根拠は、かの錦
織圭君はフロリダにあるIMG Academyで学んだ成果で、あの体格で確かテ
ニス界の世界のランキングでは最高4位まで行ったのだ。私が知る限りで
も、IMGの教え方はそれほど近代的且つ科学的で合理性があるのだそうだ。

恐らく、サニフラウン君が留学先に選んだフロリダ大学もIMG式の鍛え方
をしているのだと思う。それだからこそ、あの筋肉が付いたのだと思うの
だ。これは飽くまでも一般論だが、アメリカの強豪大学などでの教え方は
「トレーナーが部員にそれぞれ何処の筋肉をどのような方法で鍛えてくる
かを指示して、各人はそれぞれウエイトトレーニングなり何なりを消化し
て、十分な態勢を整えてから練習に参加する」というアメリカならではの
自主性を尊重しているそうだ。

IMGが具体的にどのような手法を用いているかは知らないが、そこにNFL
に憧れて留学した高校生が1年も経ってフットボールでは足の速さの基準
となる40ヤード走のタイムは我が国の大学生を凌駕する次元にまで達して
いたという話を聞いている。その高校生は教え方と鍛え方の科学性と合理
性を挙げていたという。又聞きでもそういう実体験を聞けば、錦織圭君が
あそこまでの世界的テニスプレーヤーになったのも解る気がする。

そのサニフラウン君だが、その父親から受け継いだアフリカ系の優れた
素質の上にアメリカ的練習法の下で過ごしてきたのだから、今回の優勝も
当然の事のように思いながら、あの後半の加速で桐生君を抜き去ったス
ピードを鑑賞していた。これから先に我が国のスポーツ界が取り入れれば
良いと思う事はアメリカ式というかIMGのような鍛え方に何処まで倣って
いくかだと思う。しかし、心すべきは「アメリカと我が国におけるスポー
ツとその選手たちの在り方は、色々な意味で大いに異なっている」という
点だ。私はこれ以上は触れたくない微妙な要素があると思っている。



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━

1日の東京湾岸は曇天。

30日の東京湾岸は小雨。ビニールを被って散歩を済ませた。

持病の糖尿病を悪化させないための最高の武器が散歩なのである。散歩は
私の死命を制す。
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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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  • 名無しさん2019/07/01

    金融異変の動きは、「米政府機関の一部閉鎖」となって噴出している。周知のとおり、アメリカは2018年12月から2019年2月まで政府機関が一部閉鎖になった。表向きの理由は、2月上旬までのつなぎ予算で「メキシコとの国境の壁建設費用を計上するか否かでトランプ大統領と議会が対立した」とされてきた。これは大嘘である。なぜなら、「壁建設のための予算」の拠出自体は、すでに議会で可決されているからである。では何が問題だったのか?



     「米政府機関の一部閉鎖」に際して政府職員の給料は差し止められているが、軍人らの給料はきちんと支払われている。この状況下でトランプ政権の軍人幹部らがそろって辞任していることに注目すべきである。



     ここで興味深いニュースが飛び込んできた。ロシアの国営宇宙企業ロスコスモス社(元ロシア連邦宇宙局)のトップ、ドミトリー・ロゴジンCEOの発言である。彼は2019年2月、アメリカNASAへの招待が中止になった理由について、「第2次アメリカ内戦が進行中の為」と述べたのである。勿論、表向きには招待中止の背景には「訪問先であったNASAの予算が米政府機関の一部閉鎖により止まっている」という経済的事情を語っている。



     これから推察していけば、アメリカ政府機関の一部閉鎖は、内戦が原因であり、それによってアメリカ国内にかなりの混乱が巻き起こっている。そこで「現在、80万人を超える政府職員の給料が差し止められているのに、軍人らの給料はきちんと支払われている」という点を加えると、アメリカ国内の秩序、治安が極限まで乱れた場合、時期を見て公に軍事政権を発表するというプランがあったことがわかる。 



     軍事政権と言うのは治安がかなり悪化してからでないと、市民からの支持は得られない。アメリカの刑務所職員の多くが給料の支払いが止まっているため、病気を理由に職場を休んでいた。この状況が続けば、囚人たちが大量脱獄しても不思議ではない。加えて、政府機関の閉鎖に伴い、フードスタンプ(低所得者世帯に食料品購入のための費用を支給する食糧援助プログラム)で生活している4400万人ものアメリカ人が食糧配給を受けられなくなる。



     そうなれば当然、大規模な食糧暴動が発生し、これに脱獄囚たちによる略奪も加わる。対処するには軍を投入するしかない。軍には給料が出ているため、スムーズに動ける。ある意味、アメリカ軍は内戦に勝つために、こうした最終手段までオプションにしていたことがわかる。



     ただし、アメリカ軍は一枚岩ではない。事実、2019年に入ってから「トランプ政権の軍人幹部らがそろって辞任している」こと、また「ポンペイオ国務長官がベネゼエラ問題の責任者としてシオニストである過激派エリオット・エイブラムスを特使に指名すると発表した」ことを鑑みれば、その裏では石油ドル体制を支配してきた旧体制勢の存在も浮かんでくる。つまり、軍による治安出動が裏目に出る懸念も強かったのだ。こうした軍内部での主導権争いと凄まじい駆け引きが未だに続いているのがアメリカの実情である。



    アメリカ解体はもはや不可避



     トランプ大統領を後押ししてきた軍事政権は、トランプが語る「ディープ・ステイト」(闇の支配者)をバージしようとしてきた。しかし、それが十全にできたとは言えない。アメリカはいったん解体するまで放置、その後、再生する方が確実ではないかという考え方が強まっている。そうなれば大混乱になる。しかし、その過程を経なければ新たな国際金融システムを発動することはできない。それほど「石油ドル本位制」の利権は巨大であり、強固なものなのだ。トランプ大統領も当初は、財務省発行紙幣に強い意欲を示していたが、それが難しいとなった途端、「石油ドル体制」での利権確保に走っている。闇の支配者のFRBの株主たちは追い出すが、引き続きアメリカの管理下に置いてアメリカの為の利益にしようとしている。結果、目先の利益に踊らされて、闇の支配者(旧体制)に利用されている。加えて軍事政権も金食い虫の軍をベースにしているだけに、金に関しては決して正義とは言えない部分も強い。それゆえ、国際社会の目は厳しく「アメリカは解体すべき」となっているのだ。



     ワシントンD・Cの全ての旧体制勢の失脚が加速するだろう。そのバージが終わってようやくアメリカの再起動へとステージは移る。ところがここにきて、トランプ大統領が旧支配者側に取り込まれたことが鮮明になった。そうなれば、トランプ政権を支持してきた軍との争いも強まる。一そうの混乱が予想されるのが2019年3月以降の情勢なのである。

  • 名無しさん2019/07/01

    デイヴィッド・ロックフェラーやジェイコブ・ロスチャイルドなど数十名の大物ハザールマフィア幹部らが、続々とあの世に旅立っている。こうした黒幕だけでなく、「実行部隊のトップ」もまた、相次いで処刑されている。



     2018年8月25日、反トランプ勢の重鎮であり、ISの生みの親の一人であるジョン・マケイン米上院議員の死去が報じられた。マケインは、アメリカへの反逆行為により処刑された。



     ただし、彼は軍当局に拘束された際に多くのことを証言・告白していたため、表向きは「アメリカにおける英雄が闘病の末に死去した」とのストーリーを発表している。マケイン関連でいえば、以前に「アキレス腱を痛めた」と報じられたが、複数の写真から、痛めた足が右であったり、左であったりしていた。その事からもギブスの下には逃走防止用のGPS発信装置が設置されていた。その意味でマケインは「死刑宣告を待つ囚人」であり、その刑が執行されたに過ぎない。



     このマケインの死を機に、これから反トランプ勢の失脚や暗殺、逮捕劇がエスカレートしていく。マケインの死刑については、大手マスコミでも確認できるようになっている。例えば、オハイオ州知事ジョン・ケーシックがCNNの生放送で「マケインは殺害された」と口を滑らせてしまったのだ。マケインにはベトナム戦争で捕虜になり、アメリカ側の作戦や機密情報をベトナム側に漏洩した過去があり、その際、それが原因で多くの仲間が殺されたことから、マケインは軍人からかなり嫌われていた。ただし、今回の処刑は「テロ組織ISの創設に加担したことだった」。



    世界に広がる各界トップの怪死・変死



     メロン財閥の御曹司マシュー・メロン(54歳)も2018年4月16日にメキシコで死亡した。彼がメキシコに向かった理由については、「薬物依存症のリハビリ・クリニックに入院するためだった」とされ、死因も「幻覚剤の服用後に心臓発作を起こして亡くなった」と広く報じられたが、病院側はメロンの死因については口を閉ざしており、タイミングからしても怪死と言わざるを得ない。



     2018年11月30日、パパ・ブッシュ(ジョージ・H・W・ブッシュ)の死去が公表された。実際には、彼は2018年の夏前にはもう死んでいた。つまり、自然死(老衰)ではなく、処刑であった。事実、パパ・ブッシュの死の直前、重要な関係者も亡くなっている。



     史上最大級の悪魔崇拝者として有名な黒悪魔術師アレイスター・クロウリーの娘だと言われているバーバラ・ブッシュが同年4月17日に死去した(92歳)。バーバラ・ブッシュはジョージ・H・W・ブッシュの妻で、第43代大統領のジョージ・W・ブッシュの母親である。彼女が亡くなった直後、自宅療養を続けていたテキサス州ヒューストンのブッシュ邸近くの製油所で大規模な爆発と火災が発生した。偉大な魔術師の血族らしく、あたかも「送り火」の如くだったという。



     さらにビルダーバーグ会議の開幕直前の2018年6月7日、オランダ王室のマクシマ王妃の妹(33歳)がアルゼンチン・ブエノスアイレスの自宅で死亡しているのが見つかった。マスコミ報道では、「最も可能性が高い死因は自殺」となっているが、ビルダーバーグ会議を提唱していたオランダ王室の親族が、この時期に変死体で発見されるとはタイミング的に何らかの意図を感じる。



     旧体制勢力は巻き返しをまだあきらめておらず、2018年7月3日、中国の海南航空を傘下に持つ複合企業「海航集団」(HNAグループ)の創業者の一人、王健会長がフランスで予想外な転落によるり死亡した。



     これについて、メディアは「写真を撮ろうとした際に、高い場所から転落した」と報じているが、王健氏は口封じのため殺された。王健はブッシュ一派による「ナチス第四帝国」の資金源ドイツ銀行に関し、同銀行を潰してしまうほどの重大な証言をする予定だった。その重大な証言とは、アジアの覚せい剤を含む国際麻薬資金のマネーロンダリング(資金浄化)についてだった。



     この王健の死からも金融を舞台にした戦いは激化の一途をたどっており、戦死するケースが続出している。



     上院民主とのトップ(院内総務)を務めていたハリー・リード元上院議員は、2016年に末期癌を発表して引退して療養中とされているが、マケインと同じように処刑されてしまった可能性が高い。

  • 名無しさん2019/07/01

    拉致被害者全員救出

    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%8B%89%E8%87%B4%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E8%80%85%E5%85%A8%E5%93%A1%E6%95%91%E5%87%BA&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjU3_e1l5LjAhVnEqYKHVkrDRAQ_AUIEigD&biw=1920&bih=985

    財務省をひたすら守る麻生君、もうバレバレやで。結果日本を貧乏にする日本国民の敵老人。 

    https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-669.html

    ウイグル自治区の中国共産党洗脳収容所 http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52041716.html

    コリアン(朝鮮民族、韓国人・北朝鮮人)が認めたがらない歴史的事実 

    https://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/e1f0897014374e5340858dfb7f826ce8

    諜報拠点として見る香港とデモ続報 https://ameblo.jp/japangard/entry-12486449255.html

    舛添要一湯河原は創価学会嫁の実家で政治家はトップリーダーの意味?http://mikarin1215.com/seijika/6571/

    トランプ候補の「在韓米軍撤退」発言に → 韓国政府ビビリまくり! http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-324.html

    日本はリサイクル大国?それとも焼却大国? https://env-eco.net/1211.html

    夫婦別姓に反対です。 https://ameblo.jp/konichiwa/entry-10442951104.html?frm=theme

    ラウンドアップの主成分 グリホサートは私の身体からも検出されました。 

    https://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12463277577.html

    ブイヤベース

    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwi0z-eTmpLjAhWmHqYKHcSnCyAQ_AUIECgB&biw=1920&bih=985&dpr=1

    世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ あまの小舟の 綱手かなしも https://hyakunin.stardust31.com/76-100/93.html

    猪苗代

    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%8C%AA%E8%8B%97%E4%BB%A3&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjD0tamm5LjAhXKyosBHThUA8kQ_AUIESgC&biw=1920&bih=985&dpr=1

    inawa