政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

全て表示する >

頂門の一針5087 号  2019・6・26(水)

2019/06/26





□■■□──────────────────────────□■■□
 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5087号
□■■□──────────────────────────□■■□

        
        2019(令和元年)年 6月26日(水)



           昭和天皇 そのご動静と苦悩:加瀬英明

        カルフール、中国市場から撤退準備か:宮崎正弘
         
            「しょっつる」は苦手?:渡部亮次郎    
       
                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記

━━━━━━━━━━━━━
昭和天皇 そのご動静と苦悩
━━━━━━━━━━━━━


       加瀬 英明


私は先の大戦の最後の年の昭和20年の元日の夜明けから、対日占領が終
わった1年前にマッカーサー元帥が罷免され離日するまで、昭和天皇のご
動静を、『週刊新潮』に昭和49年5月から50週にわたって連載した。
  
天皇を囲んでいた皇族、政府・軍幹部、侍従、身のまわりをお世話する内
舎人(うどねり)、祭祀を介添えする掌典(しょうてん)、巫女の内掌典など
160人以上に、克明なインタビューを行ったものだった。

空襲が激しくなるなか、天皇が皇居でどのように過されていたのか、徹底
抗戦を叫ぶ軍と、現実との和戦の狭(はざ)間(ま)に立たれて、どのように
苦悩されたか、知られなかった真実があきらかにされたために、大きな反
響を呼んだ。

連載が始まると、海軍軍令部に勤務されていた高松宮殿下が、開戦翌年に
海軍がミッドウェー海戦で主力の機動艦隊を失った直後に、「兄宮」(天
皇)に宛てて、「この戦争に勝てない」と私信を届けられた秘話を伺って
書いたが、殿下がそれまで語られることがなかったので、大きな話題を呼
んだ。

昭和天皇は弟宮と会われても、その職責に無い者の意見を、取り上げられ
なかった。

昭和天皇は私たちとまったく違う時間の尺度を持っておられた。日本を
2000年以上にわたる物差しで、考えておられた。

昭和20年に戻ろう。天皇は軍がまだ勝利を収めることができると、信じら
れていた。

2月に近衛文麿公が拝謁して、「日本は戦争に敗れた。今降伏しないと共
産革命が起る」と上奏すると、「もう一度戦果を挙げたうえでないと難し
いと思う」と、仰言せられた。

天皇は幼少時から、乃木希典大将、東郷平八郎元帥らの薫陶を受けられ
て、軍を信頼されていた。梅津治美郎参謀総長が皇居内の防空舎に連日参
内して、フィリピンにおける戦況を地図をひろげて上奏すると、「それで
大丈夫か。兵站(へいたん)はどうなっておるか」と鋭く指摘されたが、命
令されることはなかった。

硫黄島が失陥し、4月に米軍が沖縄本島に上陸した6日後に、鈴木貫太郎
海軍大将に組閣を命じられた。鈴木は木戸幸一宮内相から陛下が「終戦を
考慮あそばしておられるように拝察する」ときかされた。

天皇皇后は御住まいを兼ねた防空舎の御文庫で、しばしば夜、侍従、侍従
武官、女官などを招かれて、かるたを楽しまれた。侍従武官が「夜ハ謡か
るたノ御相手ニ興ズ。賑ヤカニ遊バサル」と、日記に記している。

天皇は懊悩されていた。「あのあの」とか、「どうもどうも」とよく独り
言をいわれ、朝晩歯ブラシをくわえられたまま、注意申し上げるまで呆然
とされておられた。

5月に木戸と連合国の和平条件について相談され、「和平は早いほうがよ
い。だが、鈴木は講和の条件についてどうも弱い。軍の完全武装解除につ
いて、何とか3000人か5000人残せないか」と仰言られた。木戸が「5000人
残しても、有名無実です」とお答えした。

7月に入ると、天皇は伊勢神宮にある八咫鏡(やたのかがみ)と、熱田神宮
にある草薙剣(くさなぎのつるぎ)が米軍に奪われることを、憂慮された。
三種の神器のもう一つである勾瓊(まがたま)は、皇居にあった。天皇は木
戸に、「万一の場合は、自分がお守りして運命を共にするつもりだ」と、
いわれた。

昭和天皇は、いつ終戦を決意されたのだろうか? 

天皇は前年10月に靖国神社の例大祭に御幸されたのを最後に、東京空襲が
始まったので、皇居から出られなかったが、3月10日に東京大空襲によっ
て10万人が死亡したと推計されると、被災地を視察されたいといわれた。

軍は「一億玉砕」の本土決戦を決めていたから強く反対したが、3月18日
に皇居を出られて、1時間以内に往復できる深川の富岡八幡宮に御幸された。

天皇は神社の境内から四囲の焼け野原を見入られて、「こんなに焼けた
か‥‥」と絶句され、御料車へ促されるようにして戻られた。私は天皇がこ
の時に、終戦を決意されたにちがいないと確信した。だが、私の推測でし
かなかったので、そう書くことができなかった。

富岡八幡宮の大鳥居を潜ると、伊能忠敬の銅像がある。忠敬はここで成功
祈願を行ってから、全国測量の第一歩を踏み出した。

私は忠敬の玄孫(やしゃご)に当たるので、“江戸の三大祭”といわれた富岡
八幡宮の例大祭が江戸時代を通じて、8月15日であることを知っていた。
天皇が終戦を決意され、例大祭の日に大戦が終わったのは、御祭神の神威
によるものだったと考えたが、これもオカルトのようだったので書けな
かった。

天皇はこの後空襲を恐れて、終戦まで皇居の外にお出になられなかった。

8月に終戦を決定した御前会議が開かれ、天皇は「ほかに意見がないよう
だから、わたしの意見を述べる。わたしは国内の事情と世界の情勢を考え
合せたうえで、これ以上、戦争を続けるのは無理だと思う」と仰言せられ
て、御聖断を下された。天皇は白手袋の指先で、頬を伝わる涙をしきりに
拭われた。

天皇は阿南惟幾陸相が号泣しているのを見られて、「阿南、阿南! わた
しには国体を護る自信がある」と叫ばれた。

軍人は天皇と軍が一体だと、信じていた。「特攻隊の父」といわれた大西
滝治郎軍令部次長をはじめ、「天皇は先頭に立たれず、皇居で女官と遊ん
でおられる」と批判する高級軍人がいたが、天皇は日本の最高祭司であら
れて、武家の棟梁ではなかった。

貞明皇太后は御前会議の決定を知られると、かえって「皇室が明治維新の
前に戻るだけのことです」と、毅然としていわれた。

歴史によって蓄えられた天皇の大きな力なしに、昭和20年夏の未曽有の
危機に当たって、大戦を終えることができなかったろう。

(本書は3月に『昭和天皇の苦悩』『昭和天皇の苦闘』に分けて、勉誠出
版新書として復刻された。)



   
      
━━━━━━━━━━━━━━━━━
カルフール、中国市場から撤退準備か
━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)6月24日(月曜日)
         通巻第6115号   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カルフール、中国市場から撤退準備か。80%株式を蘇寧電器へ売却
   ドイツの「METRO AG」も中国店舗売却へ
***********************************

 反日暴動のおり、四川省成都の大型スーパー「イトーYOKADO」が
襲撃された。それでも日本はスーパーマーケット、コンビニの中国進出を
やめず、全土に展開してきた。巨大な消費市場を当て込んでのことだった。

1995年に中国に進出し、全土に210店舗をチェーン化してきたフランスの
「カルフール(中国名「家樂福」、本社フランス)」は、中国最大小売り
チェーンの「蘇寧電器」(SUNING)に株式の80%を、48億ドルで売
却する。カルフールの中国における販売高は、2018年に285億元(邦貨換
算4800億円)に達していた。

さてカルフールの筆頭株主となる「蘇寧電器」は、その20%株主がアリババ。

アリババの筆頭株主が孫正義。アリババは香港の英字紙「サウスチャイナ
モーニングポスト」のオーナーでもある。

蘇寧電器チェーンと言えば、中国で知らない者はないほどに有名な存在
で、殆どの店舗の前面に並ぶのはファーウェイ、OPPO、小売(シャオ
メイ)などの携帯電話だ。

中国全土に8881店舗という巨大スーパーは家電の安売りから営業を開始し
た。それから日本のビッグカメラのように扱う品目を増やし、販売を電子
化したため、急速に売り上げを伸ばしてきた。さらに蘇寧電器は、経営危
機に陥って財産処分を急ぐ万建集団(WANDA)から百貨店チェーン
37店舗を買収したばかり。

産業分野を超えての企業合併、再編が進む中で、フランス系スーパーの事
実上の撤退、次はドイツの「METORO AG」ではないか、と言われる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

気候変動(=地球温暖化)は虚偽のキャンペーン、懸念するに及ばす
  温暖化が地球を滅ばすなどという悪質なアジに騙されるな

  ♪
マーク・モラノ 渡辺正訳『地球温暖化の不都合な真実』(日本評論社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 
 縄文時代の氷河期から温暖化への変遷について、本書を論する前に見て
おきたい。

縄文時代のピーク時、日本の人口は26萬と推定されている。DNA鑑定に
よって、従来の考古学では解き明かせなかった、さまざまな謎が明らかと
なり、縄文人は、オリジナルな日本人、つまり原日本人と考えられる。 

DNA鑑定によって日本人が、朝鮮人、中国人とY染色体がことなり、
まった人種的にも関係がないことも実証されるに至った。つまり従来の考
古学、古代史の解釈は吹き飛んだのだ。

人口学者の推計で最盛期26萬人の縄文人は飢餓が原因で2萬人にまで激
減したと推定されている。そして渡来した弥生人が稲作をもたらしたの
で、生き延びられた等と、これまでの歴史学では解釈されてきた。

この説も近年の縄文遺跡、弥生遺跡の発掘作業がすすみ、縄文後期すでに
稲作があったことが立証され、科学的に縄文弥生の区別がないことも実証
された。

縄文人が気象変動の波にさらされたのが直接の原因で人口激減になったと
いう説もこうなるとすこぶる怪しくなる。

氷河期の終わりにマンモスと追って、西シベリアから南下してきた縄文人
が温暖気象によって北海道、東北に「定住」したのは果実や魚介類が豊富
だったからだ。

三内丸山遺跡の発見によって、縄文中期には1500年もの長期にわたる定着
がみられ、また遺蹟から出土した縄文人の人骨に損傷がないことから戦争
がなく、平和に過ごしていたことも判明した。

クリや大豆の栽培が行われていたこと、翡翠や琥珀、そして黒曜石の出土
から、縄文時代すでに信州の黒曜石産地では鉱山が経営され、遠隔地への
運搬ルートがあったことも分かった。「縄文商人」がいたのだ。

気象条件の変化は緩やかに訪れた。漸次、北海道から縄文人は南下し、青
森、岩手、秋田に住み着くようになった。すでに1万6500年前の縄文土器
が青森で発見された。

縄文中期の土偶は、現代のピカソや、ルネッサンス期のダビンチに匹敵す
るような芸術作品であったことも、世界的な学者が認めた。

日本の考古学、古代史学は、この点で旧来の学閥と学説に囚われた視野狭
窄症に陥っており、縄文土器の芸術性をみとめない。そればかりか、彼ら
は古事記も日本書紀も読んでいないようである。
 
前置きが長くなった。本書のもつ重要な意義とは、科学的に立証された事
実を語っており、論壇における衝撃作と言って良い。

じつに論理的に、且つ丁寧に平明に、ゴア元副大統領らが訴える地球温暖
化の危機説を虚偽であると立証して見せる。アメリカのアマゾンでベスト
セラーとなったのも宜なるかな、だ。

シロクマの数が減ったとゴアや左翼メディアやハリウッドの有名俳優らが
主張した。ところがシロクマは増えていた。そのうえシロクマの体重も増
えていた。だからゴアたちは、シロクマを例に用いるとまずいことがわか
り、語らなくなった。

南極の氷が溶け始めたというのも嘘で、逆に南極の氷は増えていた。
 地球温暖化を煽動する人たちは、かれらにとって不都合な真実を伝えな
いか無視するという戦術を駆使する。左翼活動家が常用するプロパガンダ
なのだ。

気候変動による地球温暖化は虚偽のキャンペーンであり、心配することは
ない。「温暖化が地球を滅ばす」等という悪質なアジに騙されるな、と本
書は科学的データをそろえて執拗に反駁している。とくに干ばつ、洪水、
豪雨、山火事と温暖化を牽強付会につなぎ合わせる非科学的な作文も、科
学者たちの実証的データをならべて反論している。

そもそも豪邸に暮らし、ヨットを浮かべ、自家用ジェット機を疾駆させて
いる金持ちが、節約を説き、食糧配給制を訴えるのは偽善ではないか。
 CO2はむしろ『作物の増収を助け、地球を緑化をすすめて砂漠を減ら
す』(ウィリアム・ハパー。プリンストン大学名誉教授)。
 
「地球を救うという甘い言葉が、科学と経済と政治をどれだけ歪め腐敗さ
せたか。(中略)パリ協定やEPA規制に、季候や海水面を変える力は何
一つない」(マーク・レヴィン、作家)。

アイゼンハワー元米大統領は退任演説で次のように言った。

「雇用や資源予算配分を通じて政府が学術界に君臨する可能性には、くれ
ぐれも警戒したい」。

だがオバマ左翼政権はそれをやった。
 
トランプはパリ協定離脱、国内エネルギー産業の規制緩和もしくは撤廃と
いう鉄槌をふりおろし、オバマ前政権がおこなった愚策の数々をすべてひ
っくり返した。

こうした文脈から本書を読み解くと、真に地球温暖化議論の虚妄が呑み込
めるのである。

        
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ♪
(読者の声1)香港のデモはすごかったですね。経済さえ自由なら政治に
は無関心だった香港人がこれほどまでに反発するとは。

漫画からアニメ化され現在も放映中の「進撃の巨人」では人間の住む都市
を大きな壁で巨人たちから守るはずだったのですが、ある日超大型巨人に
より壁を破られてしまい人間たちは逃げ惑い巨人に食い殺される。

いまの香港人の感情は中国という巨人に香港人が食い殺されるかもしれな
いという恐怖なのかもしれせん。

中国返還が決まった1990年代の香港、政治から市民の関心をそらすためな
のかエロに関しては日本以上に自由で、男性誌では挿入さえしなければ性
器描写はモザイク無し、B級お色気映画ではヘア解禁でした。そんな映画
にでてくる女性、体毛の薄い中国人と違って剛毛といっていいほど。エン
ドロールを見るとやはり日本のAV女優さんでした。

香港では風俗営業も盛んで夜総会から指圧店までさまざま。

フォトフォルダーの過去写真を見ていて思わぬ発見。2002年の香港指圧
店、鬼妹(ロシア人)680元(香港ドル)、巨乳大連妹350元、馬泰(マレー・
タイ)320元。巨乳や人妻といった言葉もAVとともに中国語に入り込んで
います。
 
1990年代は世界中どこでもソ連崩壊で出稼ぎに来たロシア女性がいました。

マカオではロシア美人に中国語で声をかけられ、ウルムチのホテルではロ
シア人から営業の電話がありました。

これが2016年には鬼妹880元、中国人280元となっている。ロシアは経済が
ある程度安定し出稼ぎ女性が減少したことによる希少価値で価格上昇、中
国は経済減速で供給過剰なのかもしれません。

風俗一つ見ても世界経済の裏側がわかる気がします。(PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)香港の若者の意識変化は、80年代から90年代
は豪に移住してパスポート取得、もしくはカナダへの移住でした。バン
クーバーは香港からの移民で溢れかえり、ホンクーバーと呼ばれたほど。
 小生も1985年まで貿易会社を経営しておりましたので、香港での取
引先が多かった。彼らはシドニーか、カナダへ移住する計画をあっけらか
んと話していましたね。

当時の香港における取引先の人々、いま誰一人香港にはいません。
 
1997年の香港返還後、一段落すると外国へ逃げていた人々がぼちぼちと香
港に戻りはじめるという現象がありました。

同時に中国経済が急成長して隣の深センがたちまち香港を超える人口増と
なって、不動産が急騰し、その頃の若者にはグローバリズム、世界で稼ぐ
という意思が明確でした。

2010年代になると、政治への関心が深まり、雨傘革命へと至りますが、潜
在意識のなかに巨人に飲み込まれる恐怖、自由への果てしなき憧れがあっ
て、それが彼らを駆り立てていたと思われます。

 同時に絶望組は中国の強硬姿勢に恐れをなして、再びバンクーバーへ戻
りました。その数、過去1年間で8万人とも言います。

また別の機会に詳細を論じますが、フィリピン、マレーシア、ラオス、カ
ンボジアへの逆流的移住がめだったことはメディアも片隅でつたえていま
す。中国人が国を捨てているのです。

驚くべき現象が南太平洋において顕著でフィジー、パプアニューギニア、
バヌアツ、サモアなどで逆に中国人が流入しています。

とくにバヌアツでは3000萬円で、市民権が取れるシステムがあり、相当数
に中国人が取得していると現地で聞きました。

   ♪
(読者の声2)一時、評判となった『日本会議の研究』(扶桑社)です
が、取材もされずに噂だけで出鱈目を書かれたのは名誉棄損と訴えていた
裁判で、著者の菅野完氏が敗訴、110万円の賠償命令が出ました。
 
「ジャーナリスト」をなのる御仁の化けの皮が剥がれたと思います。
   (HG生、横浜)


(宮崎正弘のコメント)当該書籍、小生は読んでいないのです。又聞きや
ら噂だけで裏取りをしていないで。それでいて「ルポ」と称する落書きの
類いと関係者から訊いたことがある程度です。

なにしろ左翼メディアは、保守と躍進がおもしろくなくて仕方がないので
す。逆に言えば保守の学者、文化人から財界人、官僚OB、政治家まで広
範囲に集めた日本会議を、かれらは脅威と捉えたのでしょう。

  ♪
(読者の声3)消費増税正面突破なら、山本太郎で緊急避難を

炎上した年金不足2,000万円問題に対する野党の追及が竜頭蛇尾のように
なってきて、安心した安倍政権は噂されていた衆参同日W選を避け、参院
単独選挙に向かう風情が強くなってきた。

消費高齢化を止めない限りは、究極、年金などは「うっかり長生きしてし
まった場合の文字通りの保険」位に考えて置いた方がよいのかも知れぬ。
それはさて置き話を政局へ戻すと、この年金不足問題が炎上する前は、
10%への消費税増税の是非が選挙の最大争点とされていたが、今回の炎上
のお陰により、却って図らずも増税が焦点隠しされたような格好になって
おり、安倍政権は消費税増税を正面突破で強行すると見られる。

安倍政権は、消費税増税分の使用目的として、幼保無償化や大学無償化等
を挙げるが、そもそも前者については代わりに児童手当の幼年割り増しか
バウチャー制で、入園の有無や幼稚園保育園を選べるようにし競争原理を
働かせるべきだし、後者については大学のレベルを問わない仕組みのため
「バカ田大学」の学生も増える代物で、却って日本の競争力を落とすこと
に繋がる。

このように、増税したくて堪らない財務省と官邸が妥協して捻り出した人
気取りのための頓珍漢で取って付けたような理由での増税は愚の骨頂だ
し、米中覇権戦争の最中でのそれは景気への配慮を犯罪的に欠いており、
第一に社会の仕組みを変える事のない消費税増税は単なるソロバン勘定の
弥縫策で政策の順序が違う。(拙文:「消費税再増税でアベノミクスが、
バカノミクスになる日」
http://blog.livedoor.jp/ksato123/archives/54888520.html 参照)

◆れいわ山本の登場◆

ここに来て、参議院議員の山本太郎は「れいわ新選組」を立ち上げた。参
院選もしくは衆参W選に向け消費税廃止を目玉政策として掲げるようだ。
筆者は、山本のこれまでの左翼的言動や、それが色濃く反映した今回のそ
の他の政策には基本的に反対の立場ではある。

山本は「消費税廃止を唱えれば、他の野党も5%への消費税減税位までは
打ち出す所も出て来るかも知れず、それが狙いだ。」という旨をインタ
ビュー記事で答えているが、その意気やよし。

旧民主党の残党、特に立憲民主党の枝野幸男等は、「消費税凍結」を唱え
ているが、かつて民主党が政権奪取する際の選挙公約を180度ひっくり返
して、自ら10%への消費増税法案を提起し成立させているのだから、信用
しろという方に無理がある。

もし枝野の立憲民主党に5%への消費税減税を唱えさせれば、今後増税に
肯定的に態度に転じるには嘗ての2倍の?を吐かねばならず、一定の抑止力
にはなるだろう。

安倍首相は、5%から8%への増税後の景気低迷に懲りて本音では消費税増
税に反対だったとも見えるが、ここに来ての野党の余りの体たらくぶりに
慢心し、また森加計事件で財務省に借りでも出来たのか知らぬが、「やっ
ぱり今回は消費増税が必要だよなぁ」と思い始めているように見える。
であるならば、安倍首相には12年前の第一次安倍政権時の参院選大敗の悪
夢を味わって頂くしかあるまい。

政治も外交も相対的なものである。

大悪魔と中悪魔の2択しかない場合には、中悪魔を選択する事が正義とな
る。安倍政権が消費増税正面突破するなら、参院選もしくは衆参W選では
山本太郎で緊急避難をすべきだ。山本が核となり消費減税限定のオリーブ
の木が醸成され、消費税増税の悪魔に憑依された安倍政権を誅す。
筆者はそれを期待し応援したい。(佐藤鴻全)


(宮崎正弘のコメント)御高説、逆説か、さもなくば珍論として伺いました。


━━━━━━━━━━━
「しょっつる」は苦手?
━━━━━━━━━━━


     渡部亮次郎


「しょっつる」は秋田の冬を代表する名物鍋。標準語でいえば「塩汁」。
秋田弁では「汁」が「つゆ」になり「つる」に訛る。ただし私の生まれた
旧八郎潟沿岸では材料の海魚が獲れないから「しょっつる」は造らない。

だから、おかしな事に秋田生まれの私が「しょっつる」を初めて食べたの
は40歳を過ぎてから、秋田市川反(かわばた)の料亭だった。もう塩辛も食
べられるようになっていたから結構、「美味い」と思った。

「しょっつる」の「汁」だけは瓶詰めで東京・日本橋「三越」でも売って
いて、向島(下町)生まれの家人が好物のようで、冬になると「東京しょっ
つる鍋」を食べる。秋田では名物ハタハタを使うが、無い時は適当な魚を
入れる。

「しょっつる」は秋田の冬の名物、伝統的にはハタハタで作る魚醤。現在
作られている「しょっつる」はハタハタに限らず色々な魚で作られてい
る。ハタハタ料理にも付き物。

一般的にはハタハタもしくはタラと豆腐、長ネギと一緒に鍋で煮る
「しょっつる鍋」が有名。「きりたんぽ鍋」など、他の料理の味付けにも
用いられ、ラーメンのスープに(特に隠し味として)使われる場合もある。

創作和食の店ではドレッシングや付けダレなどに混ぜる(いずれも隠し味
として)などの工夫も見られる。

しょっつる=魚醤は魚を塩とともに漬け込み、自己消化、好気性細菌の働
きで発酵させて出た液体成分が魚醤。黄褐色〜赤褐色、暗褐色の液体である。

熟成により、特有の香りまたは臭気を持つが、魚の動物性タンパク質が分
解されてできたアミノ酸と魚肉に含まれる核酸を豊富に含むため、濃厚な
うま味を有しており、料理に塩味を加えるとともに、うま味を加える働き
が強い。また、ミネラル、ビタミンも含んでいる。

日本では、近代的な食生活において、塩分濃度が高く風味が独特な魚醤
は、醤油やうま味調味料の普及により一般家庭での使用は減っているが、
いくつかの地方には魚醤を用いる文化が残っており、郷土料理などに利用
されている。

主なものでは、秋田で「しょっつる」(塩汁)のほか、能登で「いしる」
(魚汁)、香川で「いかなご醤油」が製造され、地元を中心に使用されて
いる。この他1990年代後半ころから伝統的製法とは異なる製法が開発さ
れ、商品が製造販売されている。

そのひとつに「ほっけ醤油」がある。北海道・寿都(すっつ)町 北海道
日本海、寿都名産のほっけを塩漬けにし、じっくり自然発酵させた天然発
酵・本醸造の調味料(魚醤)。

ほっけ醤油「寿都のだし風」は地元商工会・寿都水産加工業組合所属メー
カーで組織する寿都魚醤醸造委員会が立ち上げ、製造販売している。ほっ
け醤油を使った各種一夜干しなども販売。また、伊豆諸島でくさやを製造
する際に用いられるくさや液も魚醤の一種であると考えられる。

アジア、特に東南アジアの沿岸部を中心に、日本、中国なども含め、いく
つかの文化圏で用いられており、特にタイをはじめとする東南アジアで
は、塩を除けば、ほぼ唯一の塩味の調味料で、非常に多くの料理に用いら
れる。また、これらの文化圏の中には、なれずしを作る伝統を残している
地域もある。

東南アジアでは、タイのナンプラー、ベトナムのヌックマム(ニョクマム
とも) が世界的に有名である。他にも、フィリピンのパティス(patis)、
カンボジアのトゥック・トレイ、ラオスのナンパー(nam paa)、ミャン
マーのンガンピャーイェー(ngan-pya-ye)、インドネシアのケチャップ・
イカン (kecap ikan) などがある。中国の広東省やマカオの魚露(ユーロ
ウ)も地元で広く使われている。

これらの言葉はおおむね「魚の水」という意味である。福建省福州で?露
(キエロウ、1文字目は魚編に奇)といい、厦門のケチャップ(鮭汁)の
「鮭」と同じく塩辛を意味する語と、「露」を組み合わせている。


歴史的には、古代ローマにおいてもガルム(ラテン語: garum)と呼ばれ
る魚醤が使われていた。現在でもアンチョビーペーストやサーディンペー
ストがある地帯は、かつてはアンチョビやサーディンの魚醤油が使われて
いた痕跡である。

ケチャップは、トマトから作られるトマトケチャップが有名になっている
が、ケチャップの語源は、福建省や台湾の「鮭汁」 (kechiap) という魚
醤をさす言葉であるとする説が有力である。

もともとの製法は地域によりかなり異なっており、生の魚を塩漬けにした
り、干物にして用いるもの、特定の魚種だけを使う場合や網にかかった魚
をみな使う場合、オキアミなどを原料とする場合がある。

基本的に、用いる魚の種類によって、大きな魚の場合には内臓、頭、ヒレ
などを、アンチョビなど利用価値の低い小型の魚の場合には、丸ごとを用
いる場合が多い。

原則として、魚を大量の塩とともに漬け込み、そのまま数ヶ月以上発酵さ
せる。熟成が進むと、魚の形が崩れ、全体が液化してくる。その液化が進
んだものを、漉して用いる。

熟成の度合いは地域によって異なり、熟成度が少なく、魚の香りの強いも
のから、熟成が進みチーズのような発酵した匂いが中心のものもある。魚
と塩だけで熟成させるものの他に、これに野菜や香草類を加えて味を調え
るものもある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008・11・11


        
━━━━━━━
重 要 情 報
━━━━━━━

◎後期高齢者は出費も消費しないのだ:前田正晶

23日に曽野綾子さんが「故三浦朱門氏がパンツとシャツしか買わないで済
むと言うだろう」との件を採り上げたが、それでは、自分は実際にどうい
う消費生活をしているかを振り返ってみた。すると、今年になってからの
半年間にパンツもシャツも靴下も買っていなかったと判明した。ここ数年
間で毎月の出費で最大の項目は病院とクリニックの診療費と薬代で、恐ら
く金額的に次に来るのが、2〜3ヶ月に一度の理髪代だと思う。終活という
ことを頻繁に見聞するようになったが、今更置き場に困るような物は極力
買わないように努めている。

余談だが、理髪店は中央区の京橋まで出向いている。それは、これまで25
年もの間指名してきた新宿の理容師さんが店の閉鎖に伴って京橋に移籍さ
れたので、偶には東京の中心地の観察に行くもの良いだろうと思って、終
了後には銀座の中央通り経由で山手線の有楽町まで歩いて、変わりゆく東
京の空気を吸って新宿に住む田舎者感を味合わされている。



三十数年前に藤沢の一戸建てからここのアパートに越すことになった時
に、家内は知人に「これから先はセーター1着買う時には何か一着捨てる
くらいの覚悟がないと、置き場(収納)に困るから要注意」と警告された
そうだが、現在では極めて尤もな事だと痛感しながら暮らしている。

ましてや、この年齢になって置き場に困るような物は買わないのは当然
だ。思うに、全国にはそういう高齢者が3〜4人に1人はいる時代になった
のだから、内需が盛り上がらないのは当然だろうと思わずにはいられな
い。ましてや、内部留保には懸命になっても昇給はさせない経営者が増え
たとあっては、国内の消費は伸びない訳だと思っているが、誤解か誤認識
だろうか。

パンツ、アンダーシャツ、靴下のような嘗ては手に取ってみれば「中国
製」が多かった非耐久消費財を買うのは、自慢ではないが年に2回お墓参
りに行った際に立ち寄る巣鴨の地蔵通り商店街のマルジか、ジムと同じ建
物の2階にある経済的な価格の品物が並ぶユニクロである。それも前述の
ように昨年の12月にマルジで室内履きの靴下を2足買ったのが最後だ。

食生活だって慎ましやかなのもので、既に老化したお陰で小食になってい
ことに加えて、去る1月から散々悩まされてきた顎関節症の為に益々小食
にならざるを得ず、金融庁が試算されたとかの夫婦2人で月に6万円という
食事の出費は「一体どれほど贅沢に大食された家庭か」と家内が感心して
いる。当家も偶には外食はするが、最大の楽しみは近所の小さなホテルが
提供する目玉料理の¥850の鰻重である。

 曽野綾子さんは2,000万円の蓄えがなくて飢え死にされた例は知らないと
言っておられたが、現実には特殊詐欺の被害に遭われた方々はタンス預金
や銀行に1,000万円単位の蓄えがおありのようで、家内と共に感心し且つ
尊敬している。あの被害の状態では、金融庁の指摘は満更見当違いではな
いように思えてならない。それを野党の連中は安倍総理の問責決議案にし
てしまうのだから、世間の実情を全く調査していないようだ。あれでは、
三原じゅん子議員に「恥を知れ」と一喝される訳だ。


◎トランプ大統領は“unpredictable”でも理解出来る気がする:前田正晶

私はトランプ大統領が採り上げて実行されて来た政治・外交・軍事・経済
政策等を貫いているというか支えている根本的な思想というか考え方は
「アメリカファースト」であり「アメリカを再び偉大に」であると認識し
ている。その方針の裏付けになっている考え方に「アメリカにとって損か
得か」かというマスコミや専門家が屡々形容する「ビジネスマン」として
の判断の基準があると思っている。先ほども些か驚かされた「損・得勘
定」の表れとしてBloombergが報じた「アメリカにとって得が少ないから
日米安保の処分を考えておられる節がある」という考え方をされるのだ。

トランプ大統領は就任以来これまでの大統領が見せたこともなかった「大
統領令」(英語は“executive order”なのだが、相変わらず我が国の翻訳
専門家の技術は凄いと思う)に署名される場をテレビに映させては「そん
なことをなさるのですか」と我々(で悪ければ私)を驚かせてくれてい
た。そのような斬新にして誰もの意表を突くような思い切った一見何の脈
絡もないように見える多くの政策を実行されて来た。そして、その思い切
りの良さはこれまでに「アメリカにとっては良い結果」を生じてきていた。

 だが、そういう外交・内政の諸々の政策を批判するもは誤りであって、
例えば中国を相手に関税賦課合戦から入って行かれた対中国の争いは「今
後あの国がアメリカを始めとする自由主義経済であり民主主義を信奉する
諸国にとっては極めて危険極まりない存在であり「この機会に徹底的に叩
いておかれること」には何ら異論を唱える余地などないのだ。そういう視
点に立って考えて見れば、トランプ政治には脈略がないのではなく、「ア
メリカにとっては極めて有効」であり、その副産物として既存の世界の秩
序を覆して行く意図を持って取り組まれたかは疑問であると思っている。

 私にはそのトランプ大統領が打ってこられた多くの思い切った手段の陰
には、勿論ビジネス界から出てこられた大統領ならではの経済性重視があ
るにしても、あれほどの思い切りの良さの陰には極めて有能な振付師(辞
任したバノン氏のような)が付いているのではないかと何度か考えさせら
れた。私には現在は振付師が不在なのか、何代目かがお側にいて色々と斬
新且つ果断なゲームプランを提示しているのではないかという気もする。
だが、今回のイランに対する戦争はしないと言われても、制裁を強化され
たように極めて困難で解り難い事態か時代になって行くのかなとしか思え
ないのだ。

アメリカが何十年間もイランを政治的且つ経済的且つ軍事的にも嫌ってい
る事は、私如きにも理解出来るだけの歴史があり、あそこまで強硬に出て
行かれるだけの理由は十分にあると思わせられている。その点は今朝の産
経新聞の古森義久氏の解説があらためて「なるほど、そうだったか」と、
解りやすかったかと思って読んだのだった。

 私にはトランプ大統領がホルムズ海峡で「自国の船は自国で守れ」と言
われるのは、今日までの損得勘定に裏打ちされた「アメリカファースト」
に発するものだったのだろうと理解出来ると思う。だが、現実的には海上
自衛隊なり保安庁の船の派遣を実行するのは難問だろうなと言わざるを得
ない気がする。アメリカは自国が産油国になってしまった以上、そう主張
されるのかなと受け止めている。

 更に言えば、トランプ大統領は「アメリカファースト」を貫かれる以
上、イランと事を構えてイランの石油を輸入しないよう関係諸国に求めら
れ、ホメイニ師にまで制裁を科すと決められたのでは、アメリカの立場を
貫き通す大目的の前には、他国に多少の火の粉が飛ぶのは止むを得ないと
割り切っておられるようだ。でも、その他国の一つに我が国が入っている
のは非常に困った事になってくるのではないのか。

 昨年の前半に触れたことだが、永年アメリカに駐在されアメリカの政財
界の事情に精通し某元財界人と語り合った際に「トランプ大統領は如何に
安倍総理と世界で最も親しい間柄であっても、『いざ』となれば、アメリ
カの国益とご自分の再選を優先されるのであれば、あれほど親密である安
倍総理の立場を忘れるかも知れない危険性を感じることがある」という点
で意見がほぼ一致してした。私は22年半のアメリカの会社に勤務していた
間に「アメリカの政治家や経営者はそういう所をいともアッサリと割り切
ることが屡々ある」という類いの経験を何度もしたし見聞したから言うのだ。

私には、繰り返しになるが、トランプ大統領は世界を変えてやろうとして
おられるよりも、「アメリカファースト」の実践を優先され、その結果が
世界を変えてしまうことも辞さない方針を採っておられるのではないのか
見る方が正確ではないのかと思えるのだ。それに、イランを厳しく責め立
てられる背景には、アメリカのイスラエルやサウジとの関係を重要視され
ているのだと見える次第だ。

 ここから先は私如きに出来ることは「ジッと固唾をのんで成り行きを見
守っている」ことしかないと見える。28日から大阪で開催されるG20が難
しくなってくる一方の国際情勢などを解決する場になるとは余り思えない
のだ。それにしても、トランプ大統領は何をなさりに韓国に赴かれるのだ
ろう。結果として何が出てくるのかも気になるが、まさか駐韓アメリカ軍
の引き上げを悩める文在寅大統領に宣告しに赴かれるのではないだろう
な。矢張り、トランプ大統領は“unpredictable”でありながら、時には読
みやすい方なのかも知れないと思わせられることもあるか。




◎英語の学び方:前田正晶

(1)音読・暗記・暗唱以外に重要なこと:

私の記憶では昭和20年(1945年)4月に湘南中学で当時は未だ敵性語だっ
た英語の授業で先ず教えられたことは「アルファベットの各文字の発音の
仕方というか読み方」だった。即ち、簡単な例を挙げれば”a“は「ア」と
発音し、”w”は口の端を横に伸ばして「ウ」というという具合だった。そ
の時に既に“l”と“r”との微妙な違いも教えられてのだが、そう簡単には習
得できるものではなかった生徒が多かったと記憶する。“v”は本来
「ヴィー」と読むのであると教えられたが、恐らくこれを「ブイ」以外の
読み方をしている日本人は極めて希だと思っている。



この英語の学習の第一歩で既に混乱が生じていたようで、多くの生徒たち
は後に出会う「ローマ字」の影響をも受けて“a”は「ア」とだけ、“o”は
「オ」とだけ発音する英語の発音になって行ってしまうのである。私の組
の英語を担当された先生は意外にもアメリカ人との混血で、綺麗なアメリ
カ語の発音をしておられたので、多くの生徒たちは容易についていけな
かったようだった。私はこの辺りの出発点でどういう発音をする先生に教
えられたかで、将来の発音の正確さと良し悪しが大きく左右されると思っ
ている。



実際の英語の世界に入ってみると何時かは解ることだが、アメリカ語に特
に屡々見られる現象で“a”を素直に「ア」と発音しない例が多過ぎるの
だ。定冠詞の“a”にしたところで、かなり多くのアメリカ人は「エイ」と
言うのだ。即ち、That was a big surprise.の“a”は「エイ」となって
「エイ・ビッグ・サプライズ」と聞こえるという具合だ。実は、かく申す
私も「エイ」派に属することにしてある。しかし、これなどは未だお手柔
らかな方で、UKのロンドンの一部の訛りやオーストラリアの英語では“a”
は「アイ」となってしまうのである。



その例は私がこれまでに何度も採り上げた“I came here today.”が「ア
イ・カイム・ヒア・トウダイ」となってしまうのが極端な訛りだが、サッ
カー界の貴公子と我が国で持て囃したDavid Beckhamは自ら「ダイヴィッ
ド・ベッカム」と名乗っている。なお、こういう“a”の発音の仕方は
ニュージーランドでもごく普通になっている。であるからこそ、私は
native speakerに英語を教えて貰うか、英語教師として招聘する場合には
十分な注意が必要であるというのだ。そういう根拠は「アメリカに行けば
南部訛りもあれば、東海岸の一部の地域ではQueen’s Englishのような発
音をしている」のであるから。



話を元のアルファベットに戻せば、26字それぞれに正統的な発音の他に例
外的な発音がある事もあることをもチャンと教えておくべきだというこ
と。だが、それを小学校の児童に教えるのか、中学であらためて教えるの
か、どの時点で正当なUK風(=Queen’s English)とアメリカ語と、オー
ストラリアやニュージーランドという国別の違いを教えるべきかという問
題に撞着すると思う。その他に注意すべきはインドにはヒンドゥー語独特
の抑揚があるし、東南アジアの諸国にもそれぞれのアクセントと抑揚があ
るのだ。



私の結論を言ってしまえば「同盟国であるアメリカ式を取るべし」なのだ
が、それもどの地区を標準にするかと言えば「西海岸」と主張する。



だが、最大の問題点と思うことは、教える側が「どれがどの国の発音であ
るか、訛りであるか」をキチンと識別できる能力を備えていなければなら
ないという点だ。そうでもないと、折角招聘したnative speakerがアメリ
カの南部訛りや、「アイ・カイム・ヒア・トウダイ」系統だったらどう対
処するかという問題が生じるのだ。私はこの問題以外に既にトランプ大統
領の“I’m gonna 〜.であるとか、”I wanna 〜.“はお薦めしないと指摘し
てある。これは基礎を固めるのを優先すべきだということと同時に「品
格」の問題にもなるのだとご承知置き願いたい。



(2)英語の学び方を語る:前田正晶

音読・暗記・暗唱:

私は我が国の英語教育では「答えは一つである」というような数学の問題
の解答にも似た教え方をするので、常に絶対的に正しいと思う表現なり話
し方なりを選ぼうとしてしまうのだと見てきた。

この非常に厳格な縛りの中で「科学としての英語」を数学のように教えて
試験の採点をして、尚且つ5段階で査定していくのが我が国の学校教育に
おける英語の教え方であるのだから、「英語とは窮屈なものだ。解りにく
いものだ」という嫌悪感が発生したのも無理はないと思っている。しか
も、その行く手にはTOEIC(日本製でありながらアメリカからの輸入品を
装っている)だのTOEFLなどが待っているのだから始末が悪い。

私は中学生の頃に何の理屈も理論的な裏付けなとなく、そういう勉強の仕
方や教えられ方を避けて、学校で何を教えられようと関係なく自分勝手に
最も楽な勉強の仕方であった「音読・暗記・暗唱」だけを続けてきた。そ
の勝手なやり方でも何故か正しい言い方と表現を記憶できたし、表現の小
引き出しが学校で教えられるやり方に真面目についていった者たちよりも
増えていたという結果を生んでいたのだった。

念の為に確認しておけば、音読・暗記・暗唱の他には「単語帳も単語カー
ドも一切作らない」、「教科書でも何でも知らない単語に出会ったらその
都度辞書を引いて意味を理解しようとした」、「教科書には一切書き込み
をしない」、「英文和訳をして理解しようとはしない」、「英作文という
か、英語では何と言うかを、知っている限りの単語を記憶の小引き出しか
ら取りだして書いてみる」を実践していた。

その結果としては、旧制中学から大学の教養課程までの間に、英語の試験
で90点を切ったのが2回しかなかったというところに到達していたのだっ
た。更に、高校1年の頃にはアメリカ人たちの中に入っても意思の疎通で
何ら問題を感じたことがなかったほど、“I know how to express myself
well enough.”(「自分が思っていることを如何にして表現するかを心得
ている」であり、これはI can speak English.とは次元が違う言い方だと
認識していて良いだろう)と言っても良い次元にも達していた。

勿論、その間には大学受験を控えて佐々木高政氏の名作「英文構成法」で
英作文の勉強を懸命にしていたのだった。この本で学んだことの効果は絶
大で、W社の東京事務所の副社長補佐だった日系人でワシントン大学のMBA
であるJ氏には有り難いことに「英文を書く基本は出来ている」と認めて
貰えたのだった。

私は偉そうに「音読・暗記・暗唱」を推薦し「単語カード」だの「単語
帳」だの、「英文和訳」だの「英作文」等々の勉強をしなかったという
が、そこには何の理論的根拠はなかったのだ。正直に言えば「そんな面倒
な事をしなくても英語だけは良い点数が取れた」というだけのことで、楽
な勉強法だった。言うなれば真面目に勉強していないと言われても反論出
来ないかも知れない「手抜き」で「ずぼら」だったとでもなるだろう。

即ち、チャンと英語を指導要綱に従って教えておられた先生方から見れ
ば、不真面目な生徒だったにも拘わらず、気が付けば高校の頃には「文法
の達人」とも周囲にも認められるようにもなっていたのだった。そのよう
な次元に達したのが、偶然だったのか、その「ずぼら」な勉強法が良かっ
たのかなどは未だに不明だが、それでも当時の湘南中学(高校)に無数に
いた東大に楽々と進学した秀才たちと、英語だけは何とかついていける成
績を残せたのだった。

しかし、大学に入って私などは到底及ばない凄い英語力を持った同級生に
出会って、恐る恐る高校までの英語の勉強法を尋ねてみれば、何と私と全
く同じだったのには感動した。彼は私とは違って全科目に優れていたの
で、3年になった時に大学の推薦で同じイエズス会系のアメリカの大学に
留学に出て行った。ではあっても、私の勉強法が必ずしも誤りではなかっ
たことが立証されたので、大いに意を強くしたのだった。

私には彼とも他の学生とも違っていた英語の勉強法に違いがあったことは
認めておかねばなるまい。それは終戦後直ぐからGHQの日系人の秘書の方
に「英語だけで考える事」と「英語だけで考えて英語を話す事」を言わば
強制されたことが大きな力になっていたと言える点だろう。

私は大学の卒業を目の前にして「英語で仕事をする会社にだけは行きたく
ない」と固く心に決めていた。それは英語と日本語との違いを知っていた
だけに、仕事の面で英語を使う事がどれほど余計な負担になるだろうかと
考えたからだった。また、新卒で採用して頂いた会社に勤務している間に
は、一度たりともアメリカの会社に転進することなど考えたことなどな
かった。それが偶然の積み重ねで17年もお世話になった会社を離れて39歳
にして現実のことになってしまったのだった。

断言したいことは、転進は英語が出来るからではなく「紙パルプ業界にお
ける私の能力が評価されたから」と確信している。念の為に確認しておけ
ば「アメリカの会社に入ってしまえば、英語が出来るなどということは、
何ら評価の対象にはならないのである」という点だ。



(3)英語の不規則さを心得ておこう:

既に触れたが、アルファベットの“a”の読み方一つを採り上げても、我が
国に生まれ育って学校教育だけで英語を教えらえた方々にとっては、その
不規則さには呆れるか驚くか解らなくなってしまうかの何れだろうと思
う。要するに、ローマ字式やカタカナ英語にしてしまった読み方乃至は発
音は、本家本元の英語とは似ても似つかないものになっているというこ
と。とは言ったが、ここにはUKのLondon cockneyやオーストラリアと
ニュージーランド独特の訛りは含まれていないと思って頂いて良いだろう。



即ち、英語という言葉は至る所に「不規則さ」があって、動詞のように規
則動詞よりも不規則動詞の方が多いという現象すら生じているのだ。ここ
で一寸脱線するが、不規則動詞は“irregular verb”とされているのだが、
これは勿論“regular”の反対語として出来たものだと思う。そこを真似た
のか、我が国の野球用語には「イレギュラー・バウンド」というのがあ
る。私に言わせれば「では、規則正しいバウンドというのがあるのか」な
のだが、アメリかではぶっきらぼうに“bad hop”と言われているようだ。
あちらの中継放送で「イレギュラー・バウンド」という表現があったのを
聞いた記憶がない。



話を戻そう。“a”の読み方(または発音でも良いか)の不規則さの例を挙
げてみよう。先ずは我が国独特の開発商品の如きローマ字読みはそのまま
というか、我が国で通用している読み方はされないということ。例えば、
青木功という初めてアメリカのトーナメントで優勝したプロゴルファー
は、勿論“Isao Aoki”と表記されていた。だが、アメリカには「エイオ
キ」という名字のプロゴルファーしか存在していなかった。私は寡聞にし
て“Isao”がどう読まれたか確認していないが、どう考えても「アイサオ」
となるしかないと思っている。



“A”という字が入る人名がどう読まれるかと言えば、先ず「ア」となるこ
とは極めて希で、殆どの場合「エイ」にされてしまうのである。だから、
テニス界の新女王・大坂なおみ(Naomi Osaka)さんはちゃんと「ネイオ
ミ・オサカ」にされていた。私の名字の「前田」もこちらから「マエダ」
と読んでくれと予め通告しない限り、「メイダ」か「メイエダ」なること
があった。難儀なことなのである。



英語本来の発音でも単なる「ア」となっている例よりも発音記号で aとe
をくっつけたような「エア」にも似た読み方になっている例が多い。例え
ば“cat”を「カット」とは言わず「キャット」言うし、カタカナ語では
「カジュアル」にされてしまった“casual”は「キャジュアル」に近いのが
本当の発音である。一寸捻った例だが、“caterpillar”だって「カタピ
ラー」とはなっておらずに「キャタピラー」だし、何故かカタカナ語でも
「キャタピラー」となっている。



カタカナ語に「カオス」というのがあって、これは“chaos”のことだと思
うが、この読み方は「ケイアス」とする方が原語に近いと思う。以前にも
採り上げた「パトリオット」も先人は“patriot”という綴りを見てローマ
字式に「パトリオット」にしてしまったようだが、言語は「ペイトウリ
アット」が近いと思う発音だ。従って「パトリオティズム」というのも、
カタカナ語の分類にするしかないのだ。



私はこういう英語の不規則性を無視したのか、あるいは知らなかったのか
知らないが、ローマ字読み方等でカタカナ語を作って定着させてしまった
ことを、学校教育の何処かの時点でハッキリと教えて、私の持論でもある
「こういう読み方や発音の仕方は通用しないことがあるから要注意と認識
させておく必要がある」とあらためて主張したいのである。外国人の中に
は察しの良い人もいて、カタカナ語でもローマ字読み方でも「多分こうい
うことを言いたいのだろう」と理解されることも偶にはあるが、経験的に
は「???」となっていた例が多かったのである。



ここまででは年来の主張である「カタカナ語排斥論」を展開していると思
われそうだが、狙いはそこにはない。言いたいことは「長い年月の学校教
育における至らなさがあるから、我が国独特のカタカナ語が出来てしまっ
たのだ」という点であり、何時まで経っても一向に進歩しない英語教育に
対する改革論のほんの一頁のつもりなのである。






━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━

25日の東京湾岸は予報に反し曇天。近くの都立猿江恩賜公園を散歩しても
汗をかかなかった。

家人は友人と会うため車で千葉県の木更津へ行った。

                    読者数:6001人







規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • 名無しさん2019/06/26

    日本の会社は社員のためにあった!



     経営という視点で平成を眺めれば、戦後の復興と経済的躍進を支えてきた「日本式経営」から「欧米型経営」へと切り替わったことが理解できる。その分岐点に登場したのがカルロス・ゴーンなのだ。



     日本式経営の最大の特徴は、マツダの歴代フォード出身社長たちが目を見張ったように「長期計画が遂行しやすい」という点にあった。逆に言えば、株主への還元を第一義とする欧米流の経営は、常に短期での高収益が求められる。短期で最も手軽で確実な方法は、人件費の圧縮である。次は会社資産の売却となる。人件費を減らすには、アメリカならばレイオフ、日本ならば非正規雇用、派遣社員の急増となる、安い賃金で非正規の工員たちをこき使い、利益を出すために平然と解雇を繰り返す。福利厚生をドンドン減らし、施設も売却する。そうしてひねり出した利益を株主に莫大な配当として渡し、それを行った「プロフェッショナル」な経営者たちは、莫大な役員報酬を得て次の会社へと移る。これが21世紀となった平成の時代の在り方となってしまった。



     だが、「戦後の昭和」と「20世紀の平成」は違った。日本式経営では「持ち株制度」があったからである。企業の株は、創業者やオーナー一族と経営陣を除いて、その多くはメインバンクを通じて信頼できる企業で保有し合っていた。また、ボーナスの一部として社員に株を渡すストック・オプションを採用する会社も珍しくなかった。当然、各企業が株式を持ち合う以上、株式配当を強く求めることはなく、きちんとした経営方針を示せば株価の低下も受け入れた。企業間による株式の持ち合いは「ものを言う株主」のような強欲な連中を排除できるのである。とりわけ、外資や部外者を排除できる点で非常に優れていた。



     株主が安定すれば、企業は長期的視野に立って経営を行うことが可能となる。長期プランの経営計画には、社員の安定雇用が不可欠である。社員が安心して働けるという確信を見出せることが最優先の経営方針となる。そのために編み出されたのが「年功序列賃金制度」と「終身雇用」である。この2つが機能すれば、労働条件は会社の成長と共に充実していく。社員が逃げ出さないようにするには、福利厚生を充実させ、会社が得た利益をきちんと社員に還元しなければならない。経営方針が「利益を社員に還元する」こととなれば、当たり前だが労働組合と経営陣は対立することはない。労使一体が可能となり、経営はますます安定する。日本の会社は顧客と株主、そして社員のためにあったのだ。



     戦後日本の経済発展は、欧米企業では不可能な「長期的計画」に基づく商品やサービスを展開することで実現した。「メイド・イン・ジャパン」が世界を席巻したのは、日本式経営があったからである。 



     日本式経営では、社員の代表が社長となる。誰もが普通に学んで、普通に働けば、普通の暮らしが約束されていた社会が人類史上、初めて成立したのである。それが「21世紀の平成」の20年足らずで失われてしまった。



     平成時代の30年で、日本はどうなったのか?



     2016年1月、労働組合連合の調査によれば、非正規労働者2000万人超の内、7割が年収200万円以下であった。しかも、年収100万未満は38・4%、全体の4割弱である。つまり、日本の全世帯の内、3割がすでに「貧困層」に落ちているのである。



     先進国でまともな収入を得るには、高度な専門知識が必要になる。貧困層とは、その教育費を捻出できない家庭のことであり、格差の固定を意味する。今の日本の奨学金制度は、奨学金(スカラシップ)といいながら、その実態はサラ金より悪質な学資ローンである。2015年には、学生の52・5%が400万円前後の借金をして社会人になっている。



     それだけではない。日本の「虎の子」と言っていい金融資産も奪われてきた。狙い撃ちされたのは260兆円に及ぶ「郵貯マネー」だ。2001年、郵政民営化を訴えた小泉ブームによって郵政グループは民営化され、その資産は、株式投資できるようになった。



     それ以前「昭和の時代」、日本人が汗水垂らして稼いだお金は郵便局で貯金となり、その金は「財政投融資」に使われてきた。大半は地方自治体のインフラ投資になった。インフラが充実すれば、人々の暮らしはよくなる。こうして日本人のお金は日本人のために使われてきたのだ。



     それが、株式投資に回されればどうなるのか? 郵貯マネーだけでなく、年金基金(180兆円)、農協マネー80兆円も株式に投資されている。つまり、たとえ利益が出ようとも日本人の生活を豊かにすることはない。すでに日本の企業は外資によって押さえられているからである。



     会社四季報があれば見てほしい。株主構成を見ると、上場会社は英語名の投資ファンド、外資の信託銀行が大株主となっている。日本の信託銀行でも、外資の傘下となっており、名目上は自社株の委託管理だが、実態は日本企業の富の強奪である。



     大株主となった外資ファンドは、管理する自社株の価値を上げるように経営陣に要求する。しかも外資ファンドは、株価に応じて高額な役員報酬という餌を用意している。経営陣は人件費をコストカットし、名目上の数字を良くしようとする。こうして会社の利益は株主へと吸い上げられ、社員に還元されることはなくなった。



     外資ファンドの経営者や株主をたどっていくと、世界の富の99・9%を支配する「700人」の名前が必ず登場する。もはや、日本人の生活を良くすることはない。だからこそ、非正規雇用が増え、3割の世帯が貧困層に陥ってしまったのだ。



     カルロス・ゴーンは、世界の富を支配する連中たちにとって実に都合がよかった。だからこそ、プロパガンダに利用され、徹底的に持ち上げられてきたのである。

  • 名無しさん2019/06/26

    ワクチン副作用の恐怖

    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%89%AF%E4%BD%9C%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%81%90%E6%80%96&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwij3crD1YXjAhXiNKYKHdNhCzQQ_AUIESgC&biw=1523&bih=226&dpr=1.25

    日本では報道されませんが 、米国、EUでは今大変なことが 起きています。

    https://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12483540404.html

    賀来千香子

    https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E8%B3%80%E6%9D%A5%E5%8D%83%E9%A6%99%E5%AD%90+&chips=q:%E8%B3%80%E6%9D%A5+%E5%8D%83%E9%A6%99%E5%AD%90,online_chips:%E8%8B%A5%E3%81%84%E9%A0%83&sa=X&ved=0ahUKEwjpndPm1oXjAhVZyIsBHZIBC3sQ4lYIKSgA&biw=1523&bih=366&dpr=1.25

    日本での奨学金の実態は「スカラシップ」ではない

    https://www.uvpl.org/scholarship.html

    夫婦別姓反対!

    https://ameblo.jp/konichiwa/theme-10019530156.html

    モンサントのメディア操作が内部告発される! 論文偽造、学者に圧力、発がんリスク隠蔽… 「ダークマネー計画」全貌!

    https://tocana.jp/2019/06/post_99169_entry.html

    透明な傘

    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%80%8F%E6%98%8E%E3%81%AA%E5%82%98&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj09If914XjAhUnHKYKHQk3CugQ_AUIECgB&biw=1523&bih=366

    反日弁護士会がヘイト条例を推進

     刑罰を与えることに大賛成とは驚きだ。

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53323812.html

    ★二宮尊徳の事績を間違っている自由社版教科書?記述検証〈15〉

    https://blog.goo.ne.jp/project-justice/e/e59c1cc12371442ab55776cfefeb8611

    コロンビア特別区にいる外国勢力に支配されている米国

    http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52041489.html

    【桝添】家に着くまでが修学旅行だ!

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-341.html