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頂門の一針

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頂門の一針5079 号  2019・6・18(火)

2019/06/18




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 わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5079号
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        2019(令和元年)年 6月18日(火)



         習近平、来日キャンセルの可能性:宮崎正弘

              「三猿」中国特派員:渡部亮次郎

         緊密な日米関係を内外に示した:櫻井よしこ

                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記

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習近平、来日キャンセルの可能性
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)6月14日(金曜日)弐
       通巻第6111号 
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜習近平、来日キャンセルの可能性。G20大阪
香港の抗議行動弾圧に世界が抗議、孤立深める中国にペンス演説が追い打ちへ
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 香港騒乱」とでも言うべきか。雨傘革命を超える参加者。容疑者の中国
送還合法化への法律改正に反対する抗議の人並みは100万人。

香港返還いらい最大の動員となったのも、香港住民の切羽詰まった危機
感、将来への不安感の表れであり、げんに香港の未来を絶望し、バンクー
バーへ舞い戻った香港人の数、数万という。

容疑者引き渡しの法改正をめぐり、中国送還を合法化しようとする林鄭行
政長官ならびに立法府の親中派に対して、民衆は抗議デモで応じた。つい
に議会は開かれず、また法案の成立が不透明となった。抗議行動は引き続
き、警官隊と衝突し多数の負傷者と逮捕者を出した。

抗議側がひるまずに行動を続けるのは、香港の自治が完璧に失われる怖れ
が強く、謂わば香港住民にとって生死をかけた戦いである。

深センに戦車隊が入ったとか、警官に襲いかかるのは中国国家公安部のヤ
ラセとか、様々なニュースが飛び交っているが、国際的な反響は悉くが中
国に否定的である。

強い応援団が出現した。ペロシ下院議長は、香港問題を米国議会で取り上
げ、もし条例改正案を香港議会が承認した場合、貿易上の特権的な待遇を
見直すとし、米議会で法案を審議すると表明した。デモ参加者を支持した
のである。

なにしろ下院は民主党が多数派であり、日頃はトランプ批判に明け暮れて
きた民主党があたかもトランプ路線の先を走ったのである。
 それまで習近平は快適な旅を続けた。

ロシアのサンクトペテルブルグの経済フォーラムではプーチンから持ち上
げられ、中国とロシアは良好なパートナーシップだと言い合って(お互い
に眼を逸らしながら)、誰も眼にも明らかな欺瞞の握手を交わし、保護貿
易主義に立ち向かう等として米国を非難した。

6月13日にはキリギスの首都ビシュケクへ飛んで、第19回のSCO(上海
協力機構)で演説し、インドからやってきたモディ首相とかたい握手、お
たがいに平和を望み、中国は地域の脅威にはならない等と歯が浮いたよう
な発言。それよりキリギスでは、ジベコフ大統領から「中国はながい間に
わたってキルギスを支援してくれた。この恩は忘れない」とおだてられ同
国最高位の勲章を贈られ、いたくご満悦だった。


▼居心地の良さはロシアとキルギスで終わり、つぎの不愉快な旅が待っている

この快適な旅が終わり、つぎに待っているのが米国から突きつけられた諸
要求を飲むのか、飲まないのか。大阪のG20への出席は習近平にとっ
て、いまや不愉快千万のイベントなのである。

「もしトランプ大統領と習近平の大阪における首脳会談が実現しなけれ
ば、トランプ大統領はもっと強硬な対中制裁措置を準備している。中国か
らはまだ公式的な返答がない」とラリー・クドロー国家経済会議議長は6
月13日、ピーターソン國際経済研究所における講演で表明した。

日本がやきもきし始めた。28日からの大阪G20ホスト国として、共同声明
がどうなるかも不透明になった。一斉に香港問題への言及があって中国を
糾弾するような内容になれば、北京としては立つ瀬もなくなるだろう。
習近平が来日を直前にキャンセルする可能性が浮上した。

孤立無援、四面楚歌は習近平だけではなく、韓国の文在寅大統領も、あら
ゆる策謀が成就せず、やけくそで来日キャンセルに追随する可能性がある。

まして24日に予定されるペンス副大統領の演説は人権問題、中国のチベッ
トとウィグルにおける血の弾圧が「人権を擁護する国につくのか」「人権
弾圧の国につくのか」と踏み絵を踏ませるがごとく、参加国に鋭く問いた
だし、世界へ向けて中国封じ込め、中国制裁を明確に呼びかける内容とな
るだろうとワシントンでは予想されている。

        
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「三猿」中国特派員
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    渡部 亮次郎

中国にいる日本の特派員は「真実」を取材する自由がない。知ったことを
自由に送信する自由も無い。常に言動を中国官憲に監視され、牽制され、
二六時中、本国送還に怯えている。「見ざる 言わざる 聞かざる」。特
派員だけれども記者ではない?

実は容共国会議員たちが日中国交回復以前に結んでしまった日中記者交換
協定に縛られていて、実際、国外退去処分を体験しているからである。殆
どの評論家はこのことを知らず「日本のマスコミは中国にだらしない」と
非難する。

中国からの国外退去処分の具体的な事件としては、産経新聞の北京支局
長・柴田穂氏が、中国の壁新聞(街頭に貼ってある貼り紙)を翻訳し日本
へ紹介したところ1967年追放処分を受けた 。この時期、他の新聞社も、
朝日新聞を除いて追放処分を受けている。

80年代に共同通信社の北京特派員であった辺見秀逸記者が、中国共産党の
機密文書をスクープし、その後、処分を受けた。

90年代には読売新聞社の北京特派員記者が、「1996年以降、中国の国家秘
密を違法に報道した」などとして、当局から国外退去処分を通告された例
がある。読売新聞社は、記者の行動は通常の取材活動の範囲内だったと確
信している、としている。

艱難辛苦。中国語を覚えてなぜマスコミに就職したか、と言えば、中国に
出かけて報道に携わりたいからである。しかし、行ってみたら報道の自由
が全く無い。

さりとて協定をかいくぐって「特種」を1度取ったところで、国外退去と
なれば2度と再び中国へは行けなくなる。国内で翻訳係りで一生を終わる
事になりかねない。では冒険を止めるしかない。いくら批判、非難されて
もメシの食い上げは避けようとなるのは自然である。

日中記者交換協定は、日中国交再開に先立つ1964(昭和39)年4月19日、日
本と中国の間で取り交わされた。国交正常化に向けて取材競争を焦った日
本側マスコミ各社が、松村謙三氏ら自民党親中派をせっついて結んでし
まった。正式名は「日中双方の新聞記者交換に関するメモ」。

(1)日本政府は中国を敵視してはならない
(2)米国に追随して「2つの中国」をつくる陰謀を弄しない
(3)中日両国関係が正常化の方向に発展するのを妨げない
すなわち、中国政府(中国共産党)に不利な言動を行なわない

日中関係の妨げになる言動を行なわない・台湾(中華民国)独立を肯定し
ないことが取り決められている。違反すると、記者が中国国内から追放さ
れる。これらの協定により、中国に対する正しい報道がなされていないわ
けだ。

新聞・TV各社がお互いに他社に先んじて中国(北京、上海など)に自社記
者、カメラマンを常駐させ他社のハナを明かせたいとの競争を展開した結
果、中国側に足元を見られ、屈辱的な協定にゴーサインを出してしまった
のである。しかも政府は関与していない。国交が無かったから。

1964(昭和39)年4月19日、当時LT貿易を扱っていた高碕達之助事務所と廖
承志(早大出身)事務所は、その会談において、日中双方の新聞記者交換
と、貿易連絡所の相互設置に関する事項を取り決めた。

会談の代表者は、松村謙三・衆議院議員と廖承志・中日友好協会会長。こ
の会談には、日本側から竹山祐太郎、岡崎嘉平太、古井喜実、大久保任晴
が参加し、中国側から孫平化、王暁雲が参加した。

1968(昭和43)年3月6日、「日中覚書貿易会談コミュニケ」(日本日中覚書
貿易事務所代表・中国中日備忘録貿易弁事処代表の会談コミュニケ)が発
表され、LT貿易に替わり覚書貿易が制度化された。

滞中記者の活動については、例の3点の遵守が取り決められただけだった。

当時日本新聞協会と中国新聞工作者協会との間で交渉が進められているに
も拘わらず、対中関係を改善しようとする自民党一部親中派によって頭越
しに決められたという側面があるように見える。しかし実際は承認していた。

日本側は記者を北京に派遣するにあたって、中国の意に反する報道を行わ
ないことを約束したものであり、当時北京に常駐記者をおいていた朝日新
聞、読売新聞、毎日新聞、NHKなどと今後北京に常駐を希望する報道各社
にもこの文書を承認することが要求された。

以上の条文を厳守しない場合は中国に支社を置き記者を常駐させることを
禁じられた。

田中角栄首相による1972年9月29日、「日本国政府と中華人民共和国政府
の共同声明」(日中共同声明)が発表され、日中両国間の国交は正常化した。

1974年1月5日には両国政府間で日中貿易協定が結ばれ、同日には「日中常
駐記者交換に関する覚書」(日中常駐記者交換覚書)も交わされた。しか
し日中記者交換協定は全く改善されていない。

対中政策は、以前と異なって中国の大学で中国語を学んだ「チャイナス
クール」によって独占されているから、協定を変えようと提案する動きな
ど出るわけが無い。

かくて現在に至るまで、中国へ不利な記事の報道や対中ODAに関する報道
は自粛されている。2008・02・28

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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緊密な日米関係を内外に示した
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         櫻井よしこ

「緊密な日米関係を内外に示した今回の首脳外交は大成功で終えた」



5月25日から4日間、トランプ米大統領の訪日が無事終了した。天皇、皇后
両陛下は令和初の国賓をにこやかにお迎えされ、国民も大いに安堵したの
ではないか。

滞在中、トランプ大統領は対日貿易赤字、日本がF35戦闘機を105機買う
ことなどに度々言及し、環太平洋経済連携協定(TPP)への激しい反発
も口にした。日米間の貿易問題に加えて、拉致、北朝鮮に傾く韓国文在寅
政権、膨張する中国の脅威にも対処しなければならない安倍晋三首相に
とって、眼前の貿易問題を超えて緊密な日米関係を内外に示すことは、大
いなる国益である。その点で今回の首脳外交は大成功だった。

だが、「朝日新聞」は5月28日の紙面で安倍外交を徹底的に批判した。
「抱きつき、泣きつき──。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そ
んな言葉しか浮かばない」(「天声人語」)という具合だ。社説も「もて
なし外交の限界 対米追従より価値の基軸を」と題して、「国賓を丁重に
迎えるのは当然だが、度が過ぎる」と書き、安倍首相のイラン訪問予定に
ついては、「米国の代弁者では、仲介者たり得ない」と釘をさした。

朝日の主張はただの観念論であろう。拉致問題でトランプ大統領は安倍首
相の「代弁者」になって、金正恩朝鮮労働党委員長に日本側の考えや要求
を伝え続けている。トランプ・金両首脳の3回の会談のすべてで、トラン
プ大統領は拉致問題を取り上げた。今回も家族会の皆さんに会い、安倍首
相への全面的支持を表明した。

日朝首脳会談は容易に実現するとは思えないが、トランプ大統領が安倍首
相の気持ちを代弁した結果、首脳会談の可能性が生まれている。イランに
関して安倍首相が力を尽くすことの何が問題なのか。

朝日の論調を「読売新聞」のそれと比較した。読売の社説は「多国間協調
を主導する同盟に 貿易問題で無用な対立避けたい」と題し、「貿易収支
は景気や為替など様々な要因に左右される」として、「赤字削減に固執す
る意味が乏しいことを、米国に訴え続け」よと説いた。「TPPから離脱
した米国が、参加国より有利な条件を得ては筋が通らない。TPPと同水
準の合意にとどめるべきだ」とも主張した。読売の主張の方が余程まとも
でフェアでもある。

米中対立は単なる貿易赤字削減の域を越えて、国の在り方、いわゆる「価
値観の闘い」の域に入っている。知的財産権の窃盗、言論の自由や人権の
圧迫、少数民族の弾圧や虐殺、国際法無視の現状変更などに異議を唱える
米国に、日本も欧州諸国も程度の差はあるものの共鳴している。だからこ
そ、同盟国である日本や欧州に、余りにも対立含みの要求を突きつけない
でほしいと願っている。

だが、トランプ大統領にはそれが通じない。難しい相手にどうわたり合う
か。とりわけ日本の立場は苦しい。本原稿執筆中の5月28日も、中国の
5000トンクラス、大型武装船2隻を含む4隻が尖閣諸島の接続水域に侵入中
だ。連続47日、この間彼らは度々領海も侵犯した。かつてない軍事的脅威
が眼前にあるが、わが国は有効な手立てを打てない。中国や北朝鮮の安全
保障上の脅威から日本を守るには力不足で、米国の支援が必要である。

そんなハンディゆえに安倍首相は朝日が主張する「経済も安全保障も、
ルールに基づく多国間の協力を重んじ」てきた。TPP11や日欧EPAを
まとめ、航行の自由、法の遵守、平和的解決を掲げてインド・太平洋戦略
を打ち出したのがその証左だ。日本が実現に漕ぎつけたこれらの実績を評
価せずに批判のための批判に力を注ぐ朝日の国際情勢分析は信頼できない
のではないか。米国との合意はTPPと同水準にせよと助言する読売を評
価するゆえんである。
『週刊ダイヤモンド』 2019年6月8日号
新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1282 


       
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重 要 情 報
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◎体調の改善と維持に良いことだから大いに語り合いなさい:前田正晶

以前の入院中に看護婦さんに「お見舞いに来られた家族の方よりも、余
所の方に来て頂いて話しをされる方が回復には役に立ちます」と教えられ
たことがあった。その時は何故か人恋しくなって何人かの友人に電話をし
て来て貰ったことがあった後だった。その時は看護婦さんにそう聞かされ
ても「そういうものかな」という程度の受け止め方していなかった。だ
が、普段でも例えば外で永年の友人であるYM氏などと長時間語り合って
帰って来た後では、家内に「機嫌が良い」と指摘されていたものだった。

今月は10日(月)には二十数年ぶりにその昔の大得意先の部長で系列会
社の常務だった方とお目にかかって2時間も語り合った。この方は2回もア
メリカ出張のアテンドをしていた経験があった。とても楽しい語り合い
だった。

17日(月)には定例となっている同じ会社のグループ企業の社長を務めら
れた方3人との昼食会があり、23日(日)にはもう30年ものお付き合いと
なっている大学教授の方と昼食会を予定している。尤も、この先生と初め
て知り合った時は専任講師になられた頃だったが。

という具合で、毎週3日はジムに行って、と言うと如何にも運動に励んで
いるようだが、実態は2時間ほどの間にストレッチと3〜400 m程のウオー
キングの後でマッサージチェアに座ってから、ジムの大きなジェットバス
につかってくるだけで「運動をした」という気分を味わってくる程度のこ
と。主たる目的は飽くまでも風呂だと言えるかも知れない。その他にはブ
ログの毎日更新を続けているという過密日程?に加えて、この梅雨時の天
候不安定の時期にそれでなくとも主治医に遠出を禁じられている状態では
昼食会の連続は適切なのかと、昨日掛かりつけのクリニックのS先生に
伺って見た。

S先生は「大いに結構だから回顧談でも何でもドンドンおやりなさい。そ
うすることが貴方の体調にも精神状態にとっても良いことだから」と激励
して下さったのだ。但し、そこには条件があって「遠出はしなさんなよ」
だった。深く考えるまでもないことで、上記の看護婦さんの指摘と同じこ
とを言われたのだった。そう思ってみれば「老人の社交場か」と揶揄した
ようなことを言っているジムでは、実に多くの男女の老人が群を為して運
動そっちのけで楽しそうに長時間語り合っている。すると、ジムとはこう
いう方法で気分爽快になる為の場なのかも知れないと思うのだ。

という次第で、本日は明日17日の為に体調を整えて万全の調子で語り合
いの場に臨もうと大いに張り切っているのだ。会食の場所も新宿駅西口で
あって、S医師に注意されたような遠出ではない。山手線ならば1駅という
近場である。後は天候が低気圧などとならずに安定していることを願うだ
けだ。

◎ここにもタッチパネルが:前田正晶

先週の雨降りの日に新宿の中村屋の前で待ち合わせの約束があったの
で、雨を避けたい一心で新宿駅東口から何処まで地下で行けるかを試して
みた。すると、かなり中村屋に近いはずの武蔵野館の地下に到着した。幸
いなことに、そこにはエレベーターがあって今や最も苦痛である階段を上
がらずに地上に出られると分り一安心だった。

そこでは、何となく奇妙なだと感じたのは映画館でありながら切符売り
場が見えなかったことだった。しかし、後から後からとやってくる若者た
ちは何かの自販機みたいなものに向かって行くのだ。それは入場券発行機
でタッチパネルになっているのだった。「なるほど。時代の進歩はここま
で来ていたか」と感じたが、最早感心もしなかったし、AI時代の到来が騒
がれているのだから当然の現象化と受け止めた。尤も、映画館に最後に
入ったのは恐らく前世紀末だったと思うので、変化の程を知らないのも当
然かも知れない。

2000年になってからだと記憶するが、成田から出国する際にチェックイ
ンは人が対応するのではなく機械にパスポートを挟み込んで終わりで、後
はタッチパネルで預ける荷物ありとすれば係が対応するようになっていた
のは、ボーディングパスが搭乗券とは言えないような薄い紙になっていた
ことと同様に、時代の変化を痛感させられたものだった。それがANAだっ
たか何処だったか記憶は定かではないが、航空会社は経費切り詰めに懸命
なのだなと思わせられた。しかし、アメリカにはこういうシステムは存在
していなかった。遅れている国になったなと思わせられた。

映画館がそういう時代になっているのも当然で、2年ほど前だったか高田
馬場の駅からそう遠くない「はま寿司」に行って見たら、席の受付から注
文までがタッチパネルになっていたのだ、未だにアナログの世界に住む家
内が「イヤな時代になった」と嘆いたのだった。これにしたところで、遠
からぬ将来にはキャッシュレスだかで、その場でスマートフォンをかざせ
ば会計が終わってしまう時代になってしまうだろうと想像している。

我が国では若年の労働人口が不足していると言うから、このような自動
化は当然かと思う。だが、2012年にカリフォルニア州に行った時にはLAX
の空港ではチェックインは全て人がやっていた。トランプ大統領は失業率
を低下させた、多くの新規のjobを創造したと言われるが、もしかすると
依然として人の手に頼っている職場を維持しているだけもかも知れないの
ではなどと言いたくなってしまう。当方は健康上の理由から2015年でパス
ポートが切れたままにしてあるので、アメリカの実態調査に行けなくなっ
たが、こういう点には大いに関心がある。


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身 辺 雑 記
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18 日の東京湾岸は晴れ。

17日の東京湾岸は快晴、爽快。
                   読者数:6001人


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