政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針5070 号  2019・6・9(日)

2019/06/09


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わたなべ りやうじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5070号
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         2019(令和元年)年 6月9日(日)



       皇位の安定的継承へ 皇室典範改正を:加瀬英明

          「改憲同日選」進言:今城 敬之
                        
         今回の首脳外交は大成功で終えた:櫻井よしこ    
      

                      話 の 福 袋    
                       反     響
                      身 辺 雑 記

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皇位の安定的継承へ 皇室典範改正を
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            加瀬 英明

4月に都内で講演した時に、私は「天皇が日本の美徳を代表されているの
に対して、政治家が悪徳を代表している」といった時に、和田政宗参議院
議員が前列に座っていられるのに気づいて、「ごく少数の政治家を除い
て」と、慌てていい直した。

和田議員はNHKのアナウンサーとして知名度が高いが、皇室の崇敬者と
して、天皇を戴く日本の国柄を守るために、国政の場で先頭に立ってこら
れた。7月の参院選挙の改選に当たって、全国区から立候補されている。
和田先生にぜひ投票していただきたい。

天皇は2000年以上にわたって、日本の文化の原型を守ってくださってこら
れた。天皇は美徳を代表されてこられたからこそ、日本の民族意識のもっ
とも底にある要(かなめ)になってきた。

日本国憲法は、天皇の地位が「主権の存する国民の総意に基く」と規定し
ているが、まさか、いま生きている国民だけを意味していまい。日本が開
闢してから生きてきた、日本国民全員の総意に基くと、解釈すべきである。

世界に200あまりの国があるが、元首の家系が万世一系といわれて、226代
にわたって辿(たど)れる国は他にない。

令和という元号が示すように、日本は天皇のもとで、国民の和を保ってき
た。私たちは天皇がいない日本を想像することが、まったくできない。

外国の王朝の出自はみな、覇者である。自由な選挙によって選ばれた首相
も、覇者であることに変わりがない。天皇がいなければ、日本はまったく
違った国となってしまおう。

天皇、あるいは皇室のありかたが、その時代にあわせて変わってゆかねば
ならない、という声がある。

「開かれた皇室が望ましい」とか、「皇室は国民のあいだに融け込む努力
をするべきだ」という。そのなかで「庶民的なプリンス」とか、「庶民的
なプリンセス」が人気を博する。

だが、皇室を平民社会、大衆社会のなかに吸収させてしまって、よいもの
か。日本という国が現われてから、天皇家が変わることなく、文化の原型
を守ってこられたからこそ敬われ、今日まで続いているのではないか。

皇室の人気を芸能人の人気と、同じように考えてはなるまい。芸能人の人
気は上がったり、下ったりする。

天皇家は日本と世界の幸せを真摯に祈られる宮中祭祀を守られ、徳の手本
として存在してくださっているから有難い。

平成最後の年の4月に、天皇皇后両陛下が伊勢神宮に行幸啓された。テレ
ビで拝したが、沿道を埋めた群衆のなかの中年の女性が、記者の質問に答
えて、「もったいない」と語ったのが、国民感情を現わしていると思う。

私は皇嗣殿下となられた秋篠宮殿下が、平成元年に礼宮であられたが、昭
和天皇の諒闇(りょうあん)中に婚約された時に、皇室の将来について深い
不安をいだいた。まだ、兄宮の御婚約が決まっていなかった。一般の家庭
でも喪があけていないのに、急いで祝い事を決めないものだ。秋篠宮家の
お二人の内親王殿下の奔放なお振舞いや、「一個人として」というご発言
も、皇室のありかたにそぐわない。

秋篠宮家の悠仁親王殿下が、皇位継承者第2位となられた。このままゆく
と、悠仁親王がお一人だけになって、お世継が絶えて、皇統を維持するこ
とが危ふくなる。
 
先週、私の小学校の同級生のM君から、手紙を貰った。

「天皇家の将来を考えると、心配です。このままでは先細りになって、絶
滅危惧種です。皇統の男子を残り少ない宮家の養子とするよう、皇室典範
を改めるべきです。このままでは、全ての宮家が消滅してしまいます」

まったく同感である。占領下で臣籍降下を強いられた旧宮家の男子を、皇
籍に迎えるべきである。

どのような社会も、その国の伝統文化によって、支えられている。



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「改憲同日選」進言
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今城 敬之
 

6日朝、陸上男子で米フロリダ大のサニブラウン・ハキーム選手(20)
が、米国・テキサス州で行われた全米大学選手権の100メートル準決勝で9
秒96を マークしたニュースが入ってきました。日本記録は桐生祥秀選手
の9秒98。一瞬「おっ!」と思いましたが、レース時の条件は追い風2・4
メートルで参考記 録でした。


追い風が2・0メートルを超えると記録は公認されません。桐生選手は
2015年に米国での競技会で追い風3・3メートルを受けて9秒87を出してい
ます。

サニブラウン選手が全米大学一を懸けて挑む決勝は日本時間8日午前に
行われます。記録とともに、風にも注目です。

風と言えばもう一つ、気になる風があります。永田町の「解散風」。夏
の参議院選挙に合わせて衆議院を解散する「衆参同日選」があるのではな
いかと臆測が広がっています。

 きっかけは4月30日夜、麻生太郎副総理兼財務相が安倍晋三首相の私邸
で約2時間にわたり会談したことだといいます。前回の衆院解散となった
平成29年 9月の直前、麻生氏が私邸に首相を訪ね秋の臨時国会の冒頭解散
を勧めた時の状況に似ているとして、にわかに「風」が吹き始めました。

その後、いったん弱まるも安倍首相は4日に官邸で自民党の二階俊博幹
事長、麻生氏と会談するなど、今月に入り政府や自民党幹部と相次いで面
会し再び臆測が広がっています。

自民党の甘利明選対委員長は5日の講演で「同日選は99パーセントな
い。これは今日現在も変わらない感触だ」と打ち消し、二階氏も4日、
「マスコミが希望しているだけだ」としました。

 →くすぶる「解散風」 前回と似た状況 首相、政府・自民幹部と続々
面会、麻生氏は「改憲同日選」進言

 しかし、衆院解散は首相の専権事項。いくら否定しても1パーセントで
も可能性があるのなら風はなかなか止みません。現在、衆参同日選の7月
21日投開票 説や7月28日、さらに8月4日説もささやかれており、既に新し
いポスター作りを始めたり、選挙事務所を探し始めたりする衆院議員も少
なくないといいま す。
 →同日選なら7月28日・8月4日 衆院解散観測で国会延長シナリオ

 風は吹くのか吹かぬのか。こちらも注視してお伝えしていきます。


      
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今回の首脳外交は大成功で終えた
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          櫻井よしこ

「緊密な日米関係を内外に示した今回の首脳外交は大成功で終えた」

5月25日から4日間、トランプ米大統領の訪日が無事終了した。天皇、皇后
両陛下は令和初の国賓をにこやかにお迎えされ、国民も大いに安堵したの
ではないか。

滞在中、トランプ大統領は対日貿易赤字、日本がF35戦闘機を105機買う
ことなどに度々言及し、環太平洋経済連携協定(TPP)への激しい反発
も口にした。日米間の貿易問題に加えて、拉致、北朝鮮に傾く韓国文在寅
政権、膨張する中国の脅威にも対処しなければならない安倍晋三首相とっ
て、眼前の貿易問題を超えて緊密な日米関係を内外に示すことは、大いな
る国益である。その点で今回の首脳外交は大成功だった。

だが、「朝日新聞」は5月28日の紙面で安倍外交を徹底的に批判した。

「抱きつき、泣きつき──。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そ
んな言葉しか浮かばない」(「天声人語」)という具合だ。社説も「もて
なし外交の限界 対米追従より価値の基軸を」と題して、「国賓を丁重に
迎えるのは当然だが、度が過ぎる」と書き、安倍首相のイラン訪問予定に
ついては、「米国の代弁者では、仲介者たり得ない」と釘をさした。

朝日の主張はただの観念論であろう。拉致問題でトランプ大統領は安倍首
相の「代弁者」になって、金正恩朝鮮労働党委員長に日本側の考えや要求
を伝え続けている。トランプ・金両首脳の3回の会談のすべてで、トラン
プ大統領は拉致問題を取り上げた。今回も家族会の皆さんに会い、安倍首
相への全面的支持を表明した。

日朝首脳会談は容易に実現するとは思えないが、トランプ大統領が安倍首
相の気持ちを代弁した結果、首脳会談の可能性が生まれている。イランに
関して安倍首相が力を尽くすことの何が問題なのか。

朝日の論調を「読売新聞」のそれと比較した。読売の社説は「多国間協調
を主導する同盟に 貿易問題で無用な対立避けたい」と題し、「貿易収支
は景気や為替など様々な要因に左右される」として、「赤字削減に固執す
る意味が乏しいことを、米国に訴え続け」よと説いた。「TPPから離脱
した米国が、参加国より有利な条件を得ては筋が通らない。TPPと同水
準の合意にとどめるべきだ」とも主張した。読売の主張の方が余程まとも
でフェアでもある。

米中対立は単なる貿易赤字削減の域を越えて、国の在り方、いわゆる「価
値観の闘い」の域に入っている。知的財産権の窃盗、言論の自由や人権の
圧迫、少数民族の弾圧や虐殺、国際法無視の現状変更などに異議を唱える
米国に、日本も欧州諸国も程度の差はあるものの共鳴している。だからこ
そ、同盟国である日本や欧州に、余りにも対立含みの要求を突きつけない
でほしいと願っている。

だが、トランプ大統領にはそれが通じない。難しい相手にどうわたり合う
か。とりわけ日本の立場は苦しい。本原稿執筆中の5月28日も、中国の
5000トンクラス、大型武装船2隻を含む4隻が尖閣諸島の接続水域に侵入中
だ。連続47日、この間彼らは度々領海も侵犯した。かつてない軍事的脅威
が眼前にあるが、わが国は有効な手立てを打てない。中国や北朝鮮の安全
保障上の脅威から日本を守るには力不足で、米国の支援が必要である。

そんなハンディゆえに安倍首相は朝日が主張する「経済も安全保障も、
ルールに基づく多国間の協力を重んじ」てきた。TPP11や日欧EPAを
まとめ、航行の自由、法の遵守、平和的解決を掲げてインド・太平洋戦略
を打ち出したのがその証左だ。日本が実現に漕ぎつけたこれらの実績を評
価せずに批判のための批判に力を注ぐ朝日の国際情勢分析は信頼できない
のではないか。米国との合意はTPPと同水準にせよと助言する読売を評
価するゆえんである
『週刊ダイヤモンド』 2019年6月8日号
新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1282 


        
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重 要 情 報
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◇◆◇写真映像情報網◇◆週刊AWACS 2019年6月9日◇◆◇◆◇

▼唸声一言/G20で文大統領が会えるのは・・・

共同によれば、大阪滞在中に文大統領が在日韓国人の団体幹部に面会をするそうです。在日韓国人も文政権の反日政策には嫌気がさしているようですが、仕方なく会うのでしょうか?あまりにもデタラメな文大統領の反日行為が日本だけでなく、米国をも遠ざけてしまいました。確信犯とも言える文大統領ですから、お望み通りの結果なのでしょうが、韓国までも沈没させるのが望みとすれば、それは裏切り行為であり、すぐにでも韓国は大統領を辞めさせないと韓国自体がおかしくなると言うかおかしくなっています。日本人の大半は韓国のことを気にも留めなくなっていますが、たぶん行きつくところまで行かないと気が付かないのでしょうね。我が国も文大統領のような人物をリーダーに選べば、すぐに韓国のようになります。歴史も未来もデタラメになります。

では、今週号をお楽しみください。

https://ameblo.jp/unarigoe/entry-12476069582.html

2019/6/9 唸声

◎高齢者の自動車運転事故に思う:前田正晶

以前に何度もお断りしたことで「私はこれまでの86年間に一度も自動車
を運転したことはないし、当然ながら免許を取ろうと試みたことすらな
い」のである。従って「自動車とはここにいてもアメリカに行っても、何
方かのご好意に縋って乗せて頂くもの」だと思って過ごしてきたから、法
律的にもの技術的にも何の知識もない。という前提で今回は論じていこう
という次第だ。

今、当に高齢者が引き起こした事故が日本中で発生しており、その対応策
の一つとして免許証の自主的な返納等がマスコミの大きな話題となってい
る。そうかと思えば、地方に行けばある程度の規模の街でも高齢者だろう
と誰だろうと車、それも軽自動車がなければ生活が成り立ちにくいのだと
いう擁護論の如き主張も絶えたことはないようだ。この私にさえ、こうい
う地方の交通事情は経験上も十分に理解出来る。

先日、テレビはニュース番組とスポーツ中継を主体にしてしか見ないと
言っていた私は、何処の局だったかで所謂交通問題の専門家が年齢層別の
交通事故の数を表す棒グラフを出して「高齢者のアクセルとブレーキの踏
み間違いの事故が多い多いと報じられているが、現実にはこのグラフが示
すように20〜30歳台が起こしている事故の数は高齢者そそれとはそう変
わっていないのである」と指摘していた。なるほどその棒グラフは中央部
が凹んでいて両端が高くなっていたのだった。

既に何の知識もないとお断りしてあった私には、非常に分りやすい図表
だった。それに「若者であれば踏み違いではなくても強引や無謀な運転を
して事故を起こすことだったあり得るだろうな」と思わずにはいられな
かったほど影響を受けた。現実に、高校生の年齢で暴走して人身事故を起
こしたという報道は何度かあったと思う。現在の風潮は「これを厳しく批
判せずして、増え続けるだろう高齢者が起こす事故を如何にも社会的な大
問題として採り上げているのではないのかな」のように思えてならない。

だが、私は高齢者が事故を起こさないような対策は必要だと思う。しか
しながら、免許証返納のみが非常に重要な解決策であるかのような論調に
は疑問を感じてしまう。大きなことを言えば、我が国の自動車産業政策と
道路政策は全てが後追いであるような気がしてならない。東京都内のよう
な江戸時代の道路網を未だに使っていながら、そこにあれほども数の車を
作って投入させたのだから渋滞など起きて当然だし、事故だって発生す
る。何度も言ったが、我が家は3人の男が全員自動車の貰い事故の経験者
だ。それでも、何故か未だに車には乗せて頂くのだ。

私はマスコミ報道が偏っているのだったならば是正させるべきだし、政
府も自動車を中心にした交通政策を考え直すべきだと思うが、これを言い
出した議員を知らない。自動車を管理する前に歩道を当然のような顔をし
て疾走する自転車の始末さえ(道交法17条だったかの違反)もろくに取り
締まれない政府や警察に何を期待すれば良いのか。マスコミも一度くらい
自転車の取り締まりを大きく採り上げて見せたらどうだ。高齢の歩行者は
自転車は怖いのだ。彼らには車道を走らねばならないという法的知識はな
いようだ。コンプライアンス(どうだ、カタカナ語だ!)の問題だ。

◎対トリニダード・ドバゴのサッカーを冷静に回顧すれば相手に引き分け
とは恥ずかしい:前田正晶

色々と考えさせられる試合だったので、以下に思いつくままに並べていこう。

カタカナ語の弊害:前田正晶

相手国は英語では(と言っても公用語だそうだが)Trinidad and Tobago
だったと、国歌演奏の前の場内アナウンスの英語で確認出来た。カタカナ
語を勝手にどう作ろうと勝手だが、招待した国の国名をand 抜かすおかし
な表記にしているのは非礼であるし宜しくないと思う。何処かメディアの
1社くらい「正しくは」とか解説・訂正してもバチは当たるまいと思うがね。

森保一監督の狙いは何辺に:

彼は情けない引き分けの後のインタビューで堂々と彼の信念であるような
「若手に経験の場をを与えて力を向上させたい」と述べていた。試合開始
前にフジテレビは「メキシコがW杯だったかに若手だけで臨み成績は不振
だったが、経験を積んだ若手は次のオリンピックでは優勝した」との例を
挙げて、森保監督の昨夜の先発に私のように最早Jリーグの試合を偶にし
か見ない者には「それって誰?」という選手を2人使って大目的に邁進す
る後押しする姿勢を見せていた。

更に本番では使うとは言わなかった、広島の監督時代に得意とした「3
バック」に打って出て、長友と酒井宏樹を前に上げて見せた。相手が格下
だから試したのかと訊きたい。私はあの程度の相手に3〜4回「あわや」と
いう縦パス一発で攻め込まれた辺りと引き分けという惨状では、使っても
良いか否かの結論は出せないとは思う。だが、昨夜は不発だったと言って
おこう。

私の目には森保監督は次のW杯までには時間があると見たのか、自分が選
んだ若手に機会を与えて育てていけば間に合うと思っているのかと見てい
る。だが、昨夜は吉田麻也、川島永嗣、折角呼んだ久保建英をスタンドに
置き、更に香川真司と岡崎慎司も最後まで1秒も使わなかったのでは、若
手が背中を見たい実績がある者が不在だった。柴崎岳程度の背中を見たく
らいでは香川にも遠藤保の域に達する確率は低くないのか。


アナウンサーは自己判断で放送するな:

非常に遺憾だったのは、アナウンサーが「惜しい」と叫ぶ場合はほとんど
が「決定力不足」か「パスが不正確だった」と同義語だったのだ。アナウ
ンサーはサッカーの中継を見ている人たちは応援するだけが楽しみである
無経験者ではないと知るべきだ。偶には「遺憾ながら中島翔哉のシュート
は不正確だった」くらい言ってみたらどうだ。彼の中距離でのシュートは
全て不正確だった。GKのポジション取りが良くてストライクで捕球されて
いた訳ではないと思う。

消極的なのか慎重なのか:

前半の立ち上がりから得意のバックス間の後陣でのパス回しが始まったの
はウンザリだった。消極的だという批判だが相手は格下である。一気に深
い縦パスを出して相手のデイフェンスがどのように反応するかくらいを偵
察してみても良くはないのか。あれだけ慎重に横から後ろのパス交換を繰
り返しても前にいる連中がスペースを作りに走らないのでは、トリニダー
ドアンドドバゴの守備陣は安心して引いていれば良いと思っただろう。監
督は若手にかかる愚かな慎重さを学ばせたくて使ったのか。

中島翔哉は積極的に遠くからシュートしていたのは評価しても良いだろう
が、昨夜は何故か不発に終わった。試合も数をこなせばこういうヒもある
という例だったと同情しておこう。積極的というか中盤からのポジション
で使われた長友は豊富な経験を活かして積極な攻撃の形作りをして見せて
いたが、監督は何故か彼を後半の途中で引っ込めてしまった。兎に角昨夜
の布陣ではゲームメークをする中心的な存在がいないので、何をしたいの
か誰を使って繰り返し攻め上がりたいのというような意図が見えなかった。

何度でもいうが、私は解説者やアナウンサーが褒めそやす大迫君は未だに
「半端」だとしか評価しない。ワントップとして使われるのならば「ポス
トプレーが上手い」とか「攻撃のためが作れる」というような状況では失
格だ。「自分は自力でも点を取れる強さを持って相手に脅威を与えるべき
だ」という精神が全く見えない。昨夜の引き分けは自分の責任だったと反
省するくらいの自覚が必要ではないのか。

誰を褒めるか:

第一は富安だろう。堅実且つ強引にFIFAで93位の攻撃を反則まで使って潰
していた。20歳で良くあそこまで伸びたと山口と鈴木の解説陣は褒める
が、私は未だ怖さの経験がないし、挫折を味わっていないからだと渋く評
価して良いかと思う。あのまま伸びれば、嘗ての中沢やトウリオの域まで
そう遠からぬ将来に到達する可能性ありと見た。昨夜は吉田麻也がいな
かったので最低限の見本がいなかった。昌子源も堅実だったと思う。GKの
シュミットは「あわや」というゴール前への切り込みを防いだのだから褒
めておいてもよいかと思う。

結論:

未完成というか森保監督の目指すサッカーの途上にあるテイームなのだと
好意的に見れば、あの程度の出来でも仕方がないとは思う。だが、格下を
相手に1点も取れなかった不始末は監督以下大いに反省すべきだ。私は
「俺がやってみせるぞ」との姿勢を明確に示す目立ちたがり屋と、中心に
なってゲームを組み立てる者と、十分な決定力を有するFWを可及的速やか
に養成して欲しいと監督に言ってやりたい。ゲーム中の指導者がいなくて
「何がやりたいのか」が一向に見えないサッカーから早く脱出して貰いたい。

◎高齢者の自動車運転事故に思う:前田正晶

以前に何度もお断りしたことで「私はこれまでの86年間に一度も自動車
を運転したことはないし、当然ながら免許を取ろうと試みたことすらな
い」のである。従って「自動車とはここにいてもアメリカに行っても、何
方かのご好意に縋って乗せて頂くもの」だと思って過ごしてきたから、法
律的にもの技術的にも何の知識もない。という前提で今回は論じていこう
という次第だ。

今、当に高齢者が引き起こした事故が日本中で発生しており、その対応
策の一つとして免許証の自主的な返納等がマスコミの大きな話題となって
いる。そうかと思えば、地方に行けばある程度の規模の街でも高齢者だろ
うと誰だろうと車、それも軽自動車がなければ生活が成り立ちにくいのだ
という擁護論の如き主張も絶えたことはないようだ。この私にさえ、こう
いう地方の交通事情は経験上も十分に理解出来る。

先日、テレビはニュース番組とスポーツ中継を主体にしてしか見ないと
言っていた私は、何処の局だったかで所謂交通問題の専門家が年齢層別の
交通事故の数を表す棒グラフを出して「高齢者のアクセルとブレーキの踏
み間違いの事故が多い多いと報じられているが、現実にはこのグラフが示
すように20〜30歳台が起こしている事故の数は高齢者そそれとはそう変
わっていないのである」と指摘していた。なるほどその棒グラフは中央部
が凹んでいて両端が高くなっていたのだった。

既に何の知識もないとお断りしてあった私には、非常に分りやすい図表
だった。それに「若者であれば踏み違いではなくても強引や無謀な運転を
して事故を起こすことだったあり得るだろうな」と思わずにはいられな
かったほど影響を受けた。現実に、高校生の年齢で暴走して人身事故を起
こしたという報道は何度かあったと思う。現在の風潮は「これを厳しく批
判せずして、増え続けるだろう高齢者が起こす事故を如何にも社会的な大
問題として採り上げているのではないのかな」のように思えてならない。

だが、私は高齢者が事故を起こさないような対策は必要だと思う。しか
しながら、免許証返納のみが非常に重要な解決策であるかのような論調に
は疑問を感じてしまう。大きなことを言えば、我が国の自動車産業政策と
道路政策は全てが後追いであるような気がしてならない。

東京都内のような江戸時代の道路網を未だに使っていながら、そこにあれ
ほども数の車を作って投入させたのだから渋滞など起きて当然だし、事故
だって発生する。何度も言ったが、我が家は3人の男が全員自動車の貰い
事故の経験者だ。それでも、何故か未だに車には乗せて頂くのだ。

私はマスコミ報道が偏っているのだったならば是正させるべきだし、政
府も自動車を中心にした交通政策を考え直すべきだと思うが、これを言い
出した議員を知らない。自動車を管理する前に歩道を当然のような顔をし
て疾走する自転車の始末さえ(道交法17条だったかの違反)もろくに取り
締まれない政府や警察に何を期待すれば良いのか。マスコミも一度くらい
自転車の取り締まりを大きく採り上げて見せたらどうだ。高齢の歩行者は
自転車は怖いのだ。彼らには車道を走らねばならないという法的知識はな
いようだ。コンプライアンス(どうだ、カタカナ語だ!)の問題だ。



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身 辺 雑 記
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9日の東京湾岸は曇天、午後には雨だろう。梅雨だから仕方ない。

8日の東京湾岸は曇天。隣の中学校は土曜で休み。静かだったが、午後に
は晴れ。10人ぐらいの男女生徒が芝生のコートでテニスをしていた。こち
とらは相変わらず夕方からウーロン茶割の焼酎で一日を締めくくった。

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創刊日:2004-01-18  
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