政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針5016 号  2019・4・16火)

2019/04/16

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わたなべ りや うじらう のメイル・マガジン「頂門の一針」5016号
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        2019(平成31)年 4月16日(火)



      ロシアゲートからスパイゲートへ移行:Andy Chang
           
                 <書評とコラム>:宮崎正弘

      私たちは「日本」を守り続けられるか:櫻井よしこ
   
                     
                      話 の 福 袋
                        反     響
                      身 辺 雑 記



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ロシアゲートからスパイゲートへ移行
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           Andy Chang 
 

ロシアゲートの調査が終わってマラー報告書ではトランプのロシア疑
惑の証拠が見つからなかったと発表されたと思ったら、今度はスパイ
ゲートが始まった。スパイゲートとはバー司法長官が国会で民主党議
員に政府調査機関がトランプ陣営にスパイ行為を行ったかと聞かれ、
確かにスパイ行為があったと答えたことから始まったのだ。

先週水曜日(10日)に民主党優勢の国会がバー司法長官を喚問して、
民主党のJean Shaheen上院議員が「貴官は政府の調査機関(FBI)がト
ランプ陣営にスパイ行為を行った調査を開始したが、スパイ行為はあ
ったのか?」と聞かれ、バー司法長官は「スパイ行為。イエス、確か
にスパイ行為がありました」と答えたのである。

慌てたもう一人の上院議員が「なぜFBIの調査をスパイと呼ぶのか?」
と聞かれ、「調査機関がさまざまな事項について調査をするのは当然だ
が、政治調査(Political investigation)は別問題だ。政治調査はある
べきでない。スパイ行為は重大事件(Big deal)である。司法部が調
査をするのは当然のことである」と答えた。

更にもう一人の民主党議員は「FBIの調査をスパイ行為と呼ぶのは社
会に大きな影響を与える。なぜスパイ行為と呼ぶのか?」と聞かれ、
バー司法長官は、「法的許可の無い調査(Unauthorized Investigation)
だからスパイ行為だ」と答えた。

このあとメディアがさっそくSpygateと言う名称を奉ったのである。
民主党側は、バー司法長官を国会に喚問してマラー報告書の「無削除
全文」の提出を求めるつもりだったのだが、藪をつついて蛇を出した
結果となった。

なぜこんなことが起きたのか?

(1)トランプが嫌いだから。
(2)ヒラリーを当選させたかった。ヒラリーが落選した後も恨みが
残った。
(3)オバマ民主党は共和党に負けたくなかった。しかし、トランプ
が当選した後も民主選挙で当選した大統領をでっち上げの無実の罪で
調査を始めた。
(4)トランプが当選したけれどロシア疑惑をデッチ上げて監獄にブ
チ込んでやるという。この陰謀にオバマ政権の国務院、FBI、DOJ、CIA、
NSAなどの高級官僚が多数関わっていたのである。

Deep Stateの陰謀はかなり大がかりだった。The Epoch Times(新紀元
時報)のYoutube報道によればオバマ政府の各部門で陰謀に加担した
人物が各部門で数人ずつ、全部で40人ぐらいが顔写真入りで報道され
ている。

Deep Stateの犯罪がかくも大がかりでしかも執念深いものだったとは、
博打に負けこんで更に大博打を打ち、遂に破産した状態とソックリで
ある。もともとヒラリー当選のために罪を犯し、落選しても罪を隠すた
め更に罪を重ねていったのだ。

マラー検察官の調査は2,500,000,000ドルと二年の時間、20数人の弁
護士を使って200人以上の証人喚問を行い、2,800件の書類召喚状を発
布してもトランプのロシア癒着の証拠が見つからなかった。つまりト
ランプは無実の罪で二年も苦しめられた被害者である。米国有史以来
の大犯罪であり、これだけの金と時間と労力を費やした大陰謀につい
て、誰が首謀者で仲間は誰でどうやってトランプの罪をデッチ上げた
のか、真相調査を要求するのは当然である。

私は今シンガポールに居て、こちらで数人の人とトランプについて話
し合ったが、みんながみんな今でもトランプが有罪だと言い張って譲
らない。マラー報告書では「ロシア疑惑の証拠」が見つからなかった
が、犯罪証拠がなかったと言う結論は出していないと言う。調査して
も証拠が出なかった、けれどもトランプは有罪だと言うのは可笑しな
話である。でも全世界でトランプの潔白を信じない人はかなり多いこ
とがわかる。トランプの潔白を証明するためにもDeep Stateの犯罪調
査は続けるべきである。



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<書評とコラム>
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019)4月15日(月曜日)
        通巻第6041号 
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桜林美佐監修/自衛隊家族会編『自衛官が語る災害派遣の記録─被災者に
寄り添う支援』(並木書房)
L・ネヴィル著/床井雅美監訳『欧州対テロ部隊─進化する戦術と最新装
備』(並木書房)
樋泉克夫のコラム 
読者の声
       
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その使命は命を救うこと。生きる希望と勇気を与えること
半世紀にわたる災害救援の活動からみるヒューマニズム。

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桜林美佐監修/自衛隊家族会編『自衛官が語る災害派遣の記録─被災者に
寄り添う支援』(並木書房)
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本書は、自衛隊員の家族によって構成される自衛隊家族会の機関紙『おや
ばと』に連載された「回想 自衛隊の災害派遣」をまとめた。過去半世紀
に亘って実施された主な災害派遣と、それに従事した指揮官・幕僚・隊員
たち37人の証言が収められている。

昭和26年のルース台風で当時の警察予備隊が初の災害派遣をして以来、自
衛隊はこれまでに4万件を超える災害派遣を実施してきた。離島での救急
患者の輸送をはじめ、不発弾処理、行方不明者の捜索、医療や防疫まで、
その活動は広範に及んだ。

世界にも報じられた「阪神・淡路大震災」では当時の厚生省から被災者の
入浴支援は「公衆衛生法に反する」と指摘されたり、「地下鉄サリン事
件」では、自ら防毒マスクを外して安全を確認した化学防護隊長の証言な
どが記録された。

被災地でご遺体を搬送したら、警察から「検視前に動かすと公務執行妨害
になる」と言われたり、瓦礫の除去も私有財産を勝手に処分することが許
されるのかという問題もあった。

2016年の「熊本地震」災害派遣では、即応予備自衛官が招集され、整体師
の資格をもつ隊員が避難所で被災者のケアをし、フォークリフト技能者が
救援物資の仕分けの大活躍だった。

自衛隊の災害派遣というと、ヘリコプターなど機動力を活用した迅速な部
隊の展開、組織力を発揮した人命救助、そして行方不明者の捜索などが中
心と言われるが、救援活動の指揮能力の高さが、それを可能にしたのだ。

監修の桜林美佐氏は言う。

「手記を通して感じるのは、自衛官たちが「真心」を尽くしているという
ことです。それだけに、その誠意に応えるとともに、もっと高く評価しな
くてはなりませんし、東日本大震災当時、第1輸送ヘリコプター群第104
飛行隊長だった加藤憲司さんが触れているように、隊員たちが後顧の憂い
なく任務に専念できるように留守家族の支援を手厚くし、強化することは
不可欠だとつくづく思います。本書を通して、多くの読者に自衛隊の活動
への理解促進と、防災の一助にしていただければ幸いです。」

なお編者の桜林美佐さんは防衛問題研究家。TV番組制作などを経て防衛・
安全保障問題を研究・執筆。2013年防衛研究所特別課程修了。防衛省「防
衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委
員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理
事。国家基本問題研究所客員研究員。著書に『奇跡の船「宗谷」』『海を
ひらく−知られざる掃海部隊』『誰も語らなかった防衛産業』『自衛隊と
防衛産業』(以上、並木書房)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産経
新聞出版)、『自衛隊の経済学』(イーストプレス)、『自衛官の心意
気』(PHP研究所)、『自衛隊の実像〜自衛官24万人の覚悟を問う』
(テーミス)他

公益社団法人 自衛隊家族会は「自衛隊員の心の支えになりたい」との親
心から自然発生的に結成された「全国自衛隊父兄会」が1976(昭和51)年
「社団法人」、2012(平成24)年に「公益社団法人」として認可され、
2016年に「公益社団法人自衛隊家族会」と名称変更。現在、約7万5千人の
会員が国民の防衛意識の高揚、自衛隊員の激励、家族支援などの活動を全
国各地で活発に実施中。防衛情報紙『おやばと』を毎月発行、総合募集情
報誌『ディフェンス ワールド』を年1回発行。
         
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ヨーロッパをテロから守る警察・法執行機関最強の対テロ部隊!
 東京五輪を間近に控えて日本も本格的なテロ対策を講じなければならない

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L・ネヴィル著/床井雅美監訳『欧州対テロ部隊─進化する戦術と最新装
備』(並木書房)
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1972年のミュンヘン・オリンピックにおけるイスラエル人選手の虐殺は、
国際テロリズムの危険性について世界に大きな警鐘を鳴らした。とくにこ
のような事態に準備ができていなかったヨーロッパ各国政府の受けた衝撃
は大きく、それから数週間以内にドイツ、フランスなどの警察組織・法執
行機関、軍の中にテロ対処専門部隊が発足した。

 本書は主として対テロ戦の道を切り開いたイギリスのSAS特殊プロジェ
クトチーム、ドイツのGSG9、フランスのGIGNの誕生の経緯、実際の作戦
をたどりながら、これらの部隊を手本にして発足した30か国以上もの欧州
各国の対テロ部隊の現状を活写する。

ここには2015年1月にパリで起きた『シャルリー・エブド』襲撃事件、さ
らに同年11月に発生したパリ同時多発テロ事件での特殊部隊「BRI-BAC」
の対テロ作戦も紹介されている。

その後もさまざまなテロ組織から継続的な、あるいは新たな脅威に対して
対テロ部隊の戦術と装備品は進化を続けたが東京オリンピック・パラリン
ピックを来年に控え、日本もテロ警備は他人事ではない。

テロリズムと戦争の境界が曖昧になり、絶えずテロの脅威にさらされてい
る現代の世界で、日本もこの当事者だ。

監訳者・床井雅美氏はこう言う。

「本書の監訳にあたって、ドイツの対テロ部隊「GSG9」を訪問したとき
のことを思い出した。 当時、GSG9の隊長を務めていたのは本書でも紹
介されているウーリッヒ・ウェグナー氏で、取材に自ら丁寧に対応してく
れた。

対テロ任務という部隊の性格上、明らかにできないものもあっただろう
が、私の質問に対し、誠実に答えてくれたのが印象的だった。そのときの
談話の中でとくに記憶に残ったものがある。

それはGSG9隊員の選抜要件に関することで、体力・運動能力、戦闘・射
撃技能、適性などについて答えが返ってくると予想しての質問だったが、
意外なことにウェグナー氏がいちばんはじめに挙げたのは、志願者の性
格、とりわけ沈着さと辛抱強さを重要視するとのことだった。

本書にもあるとおり、隊員は国境警備隊や警察で数年の勤務経験がある者
の中から選抜される。したがって、ある一定レベルの体力的、技術的な能
力や適性はすでに備えているはずだ。ウェグナー氏の挙げた性格上の要件
は訓練で獲得されるというより、持って生まれた資質や長い成長過程をと
おして涵養されるものであろう。

さらにウェグナー氏は、選考の際に同レベルの志願者2人のうち、どちら
かを選ぶとき、1人が独身者で、もう1人が既婚者だとしたら、後者を採
用すると付け加えた。家庭を持つ者のほうが、判断や行動において、冷静
でしかも慎重な場合が多いからだとその理由を説明してくれた。

実は、このような性格こそ特殊部隊の任務に最も重要なのである。

対テロ作戦にしろボディガード任務にしろ、実力行使が開始されると数
分、長くても10分以内に敵を制圧・無力化する必要がある、さもなければ
人質や警護対象者に危害が加えられたり、事態が思わぬ方向に悪化してし
まうからだ。実力行使は現場の指揮官や隊員が勝手に判断、実行できるも
のではない。

事態解決のためのあらゆる手段が試みられ、最終的には国家指導者や政府
レベルの高度な政治判断によって実力行使の許可が出される。それまでの
間、現場に展開した部隊は、すぐに行動開始できる態勢で警戒を解くこと
なく、注意深く、そして辛抱強く待ち続けなくてはならない。だから、
ウェグナー氏は前述した隊員の資質を最重視していたのだ。」

著者のリー・ネヴィル氏はアフガニスタンとイラクで活躍した一般部隊と
特殊部隊ならびにこれら部隊が使用した武器や車両に関する数多くの書籍
を執筆しているオーストラリア人の軍事ジャーナリスト。オスプレイ社か
らはすでに6冊の本が出版されており、さらに数冊が刊行の予定。戦闘
ゲームの開発とテレビ・ドキュメンタリーの制作において数社のコンサル
タントを務めている。

また翻訳を担当した床井雅美氏はデュッセルドルフ(ドイツ)と東京に事
務所を持ち、軍用兵器の取材を長年つづける。とくに陸戦兵器の研究では
世界的権威として知られる。主な著書に『世界の小火器』(ゴマ書房)、
ピクトリアルIDシリーズ『最新ピストル図鑑』『ベレッタ・ストーリー』
『最新マシンガン図鑑』(徳間文庫)、『メカブックス・現代ピストル』
『メカブックス・ピストル弾薬事典』『最新軍用銃事典』(並木書房)な
ど多数。
  
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1878回】            
 ――「『私有』と言ふ點に絶大の奸智を働かす國である」――竹内(4)
竹内逸『支那印象記』(中央美術社 昭和2年)

                 ▽

建国直後の1951年11月から52年8月にかけて、毛沢東は「三反・五反運
動」と称する運動を全国展開して「公私混淆の惡弊打破」を訴えたが徒労
に終わった。

1978年末の開放政策に踏み切った後の1980年8月、トウ小平は「幹部らは
職権を乱用し、現実からも一般大衆からも目を背け、偉そうに体裁を装う
ことに時間と労力を費やし、無駄話にふけり、ガチガチとした考え方に縛
られ、行政機関に無駄なスタッフを置き、鈍臭くて無能で無責任で約束も
守らず、問題に対処せずに書類を延々とたらい回しし、他人に責任をなす
りつけ、役人風を吹かせ、なにかにつけて他人を非難し、攻撃し、民主主
義を抑圧し、上役と部下を欺き、気まぐれで横暴で、えこひいきで、袖の
下を使えば、他の汚職にも関与している」(『現代中国の父 トウ小平』
エズラ・F・ヴォ―ゲル 益尾知佐子・杉本孝訳 日本経済新聞社 2013
年)と獅子吼したが、とどのつまりは徒労に終わった。

1989年6月、共産党独裁反対を掲げて天安門広場に集まった若者たちは幹
部による「公財私用」に反対の声を揚げたが、解放軍の力に由って圧殺さ
れてしまった。

 習近平は政権掌握から程なく「反四風運動」の旗を掲げ、幹部の綱紀粛
正を打ち出した。「反四風運動」とは、幹部による形式主義・官僚主義・
享楽主義・贅沢主義の四つの作風(四風)――具体的には公金を使っての派
手な宴会、カラオケ・レストランのみならずナイトクラブまで併設したよ
うな贅沢極まりない庁舎の建設、個人的な贅沢なパーティー、はたまた企
業接待による浪費など――に反対し、幹部の身勝手極まりない振る舞いを厳
禁することで、農村と都市、都市における富む者と貧しい者の格差の拡大
が引き起こす仇富感情を抑え、社会的安定を確立させ、政権への求心力を
高めようとした。

 これに加えて外出訪問の簡素化、分不相応な大人数での歓送迎禁止、客
を迎える際には絨毯を敷かない、外出訪問時の随員の制限などを定めた
「反浪費八項目規定」も用意されたとか。いわば、なべて平等を旨とする
社会主義政権の最高指導者としては、「これでは人民に示しがつかないで
はないか」という『大苦言』といったところだが、現在までのところ政権
の一強化は進むものの、「反四風運動」は雲散霧消化。暖簾に腕押し、糠
にクギ。

ういえば今から7年ほど前に雲南省を旅した時、「中国で最もインド洋に
近い都市」をキャッチコピーにしていた芒市の市政府役所の壁に「国家工
作人員十条禁令」がデカデカと張り出されていたことを思い出した。

それには麗々しく

一、本来の職務を遂行せず、職務を疎かにすることは厳禁。
二、ウソで固め、上司を騙し部下を誑かし、業務を執行せず、引き伸ばす
ことは厳禁。

三、物資購入の際に横流し、公共工事入札の際に手心を加えることは厳禁。

四、職務権限をタテに相手業者に金銭、食事を強要することは厳禁。
五、賭博に加わることは厳禁。
六、公共の場での麻雀は厳禁。
七、飲酒でイザコザを起こし、業務に支障をきたすことは厳禁。
八、勤務時間中に本来業務を怠ることは厳禁。
九、公金を高額遊興費に流用することを厳禁。
十、如何なる理由があれ薬物の使用を厳禁」
と10項目が。

ということは、この種の「公私混淆の惡弊打破」を特に厳禁とせざるをえ
ないほどに「公私混淆の惡弊」が横行しているに違いない。

 じつは江澤民もまた最高権力者であった当時、「永做人民公僕(永遠に
人民の公僕たれ)」の6文字を掲げていたはず。つまり、この6文字を持
ち出さねばならないほどに「公私混淆の惡弊」が横行していたというこ
と。いや、そうに決まっている。

  福沢諭吉の「門閥制度は親の仇」に倣って「公私混淆の惡弊」を「民
族の仇」と言いたいが、やはり「公私混淆の惡弊」は『民族的業病』と諦
めるしかない・・・デスね。《QED》
 
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★読者の声 ★READERS‘ OPINIONS ★どくしゃのこえ
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(読者の声1) F35Aの墜落事故について感じること

先頃のF35A事故に関し、痛く感じた事を御知らせします。操縦幹部が
40代の三佐という公表:恐らく40代半ば又は後半ではないか。昭和期
と異なり、操縦幹部を希望する若者が益々減り、後継者が少なく、先輩が
高齢化しても戦闘機搭乗を余儀なくされている。

本来、ジェット戦闘機の操縦幹部は、30代末期、例外的に四十まで勤めて
リタイヤし、他の職域に異動。ジェット戦闘機の戦闘行動は非常にきつぃ
ので40代を過ぎてやるのは過酷!!

恐らく第三国に戦力を判定されるので年齢を具体的に公表しない。若者が
自衛隊を志願する政策を強化すべきである。

三沢市長は、操縦幹部の殉職に哀悼を意を表すことなく、今後、陸地での
墜落の危険性のみを危惧して飛行再開に反対した。沖縄知事と同様に国防
意識がなく、地域エゴに終始する。これが平成以来、高まる国民の国防意
識の欠落現象である。三沢事故の場合、防衛大臣が市長に陳謝する必要性
は全くない。三沢市長は、所要の対策を講じ、今後、益々訓練に励み、防
衛力を強化されたいと要望すべきだ。我が国は国民の対する愛国心と国防
に関する教育が欠落している。

防衛省は、事故や基地問題が起きると常に防衛大臣を表に出しており、極
めて遺憾。統幕広報部の最高幹部(将官)が全く機能していない。

欧米諸国、中国と同様に広報担当が常に正面に出て対外広報作戦を実行
し、大臣は真に政治上、外交上、大事な問題に対応すべきだ!!
以上は、国防に関する現状と問題点の把握分析と対策の考え方の一例で
す。(高井三郎。元1等陸佐、軍事評論家)

  ♪
(読者の声2)京都ならびに周辺の愛読者のみなさんへ日亜教会からのお
知らせです。

 御興味のある方は、参加事前申し込みは必要ございませんので、当日直
接会場までお越し下さい。お問い合わせは、072-922-5331 又
info@jas21.com 林まで。。

「日亜協会 第271回 例会 ご案内」

5月例会は筑波から非韓三原則の古田博司先生をお迎えするため,「現代
日本学講座」(洛風書房主催)との合同研究会として京都で開催させて戴く
ことになりました.会場はJR京都駅西側で京阪奈・滋賀のいずれからも
お越しやすい会場です.知友もお誘い合せの上,お越し下さい.
          記
日時: 令和元年5月11日(土) 14時開場 14:30〜17:00(講演と質疑)
会場: キャンパス・プラザ京都 (075-353-9111) 第一会議室
     (JR京都駅中央口を出て,そのまま西へ3分,ビックカメラ
の向い側)
会費: 千円 (非会員二千円),学生200円
    懇親会も現代日本学講座のお世話で京都駅近くであります.
演 題: 日韓関係の現状と将来(仮題)
講 師: 古 田 博 司 氏 (筑波大学大学院教授)

 <講師プロフィール> 慶應大学文学部史学科卒業,同54年同大学文学
研究科東洋史専攻修士課程修了.同55年より61年まで,ソウル大学師範大
学院国語研究科に留学,同時に延世大学,漢陽大学などで日本語教師.同
63年に帰国して下関市立大学経済学部講師,平成5年筑波大学社会科学系
助教授を経て,同12年同教授,法学博士(筑波大学).現代韓国朝鮮学会事
務局長,第一回日韓歴史共同研究会委員,第二回同委員幹事,アジア調査
会研究委員会委員などを歴任.著書に『ソウルの儒者たち〜韓国人の精神
風土』『朝鮮民族を読み解く〜北と南に共通するもの』『東アジアの思想
風景』(サントリー学芸賞)『東アジア・イデオロギーを超えて』(吉野作
造賞)『日本文明圏の覚醒』『ヨーロッパ思想を読み解く〜何が近代科学
を生んだか』『統一朝鮮は日本の災難』など多数.産経新聞「正論欄」担
当,平成18年正論新風賞受賞。


(読者の声3)44回 家村中佐の兵法講座 兵法書として読む『古事記』
『日本書紀』

日本最古の史書とされる『古事記』『日本書紀』には、遠い昔から今に伝
わる日本人の戦争観や武力行使のあり方、優れた戦略・戦術や軍隊の指
揮・統率など、現代社会においても十分に役立つ最高の兵法書としての教
えが数多あります。

今回の兵法講座では、皇位継承をめぐる蘇我氏の内紛、中大兄皇子と中臣
鎌子の出会い、蘇我蝦夷・入鹿父子の横暴と滅亡などにつきまして、図や
絵を用いてビジュアルに、分かりやすく解説いたします。
             記
日 時:平成31年4月20日(土)13:30開演(16:30終了予定)
場 所:文京シビックセンター5階 会議室A
講 師:家村和幸(日本兵法研究会会長、元陸上自衛隊戦術教官・予備2
等陸佐)
演 題:第17話 舒明天皇と皇極天皇 
参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
 FAX 03-3389-6278(件名「兵法講座」にてご連絡ください。
事前に、「新説『古事記』『日本書紀』でわかった大和統一」(宝島社新
書486)をお読みいただくと、理解が深まります!
   (日本兵法研究会会長 家村和幸)


 

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私たちは「日本」を守り続けられるか
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           櫻井よしこ

「私たちは「日本」を守り続けられるか 今こそ福澤諭吉の姿勢に学びたい」

春爛漫の日、新元号「令和」が発表された。出典は1200年前の『万葉集』
だ。長い歴史で初めて漢籍から離れ大和の文化から元号が生まれたことを
多くの人々が好感した。

この悦びは、古(いにしえ)の時代、私たちが中国から文字を学び、その
制度のよき点のみを取り入れて国造りをしたこと、その先に日本独自の価
値観に基づく大和の道を歩んだことを改めて認識させてくれる。

歴史の営みを振り返るとき、私たちの胸にはかつての中国への感謝と共
に、中華の文明に埋没せず、大和の道を選んだ先人たちへの敬愛の情が生
まれてくるだろう。

大和の道を最も端的に表現しているのが『万葉集』である。天皇、皇族か
ら、農民、兵士まで、階層や男女の別なく歌を詠み、それらをきちんと記
録して、再び言う、1200年以上、保持し続け、今日に至る。こんな国は他
にない。この新しい道を歩み続けて行く先に、大きな可能性が開けるので
はないか。歴史の大潮流における画期の一歩が踏み出された予感がする。

世界中が政治力学の根本的変化の中にあるいま、先人たちが大和の道を築
くことで立派な国造りを成功させたように、私たちはなれるだろうか。
「日本」を守り続けていけるだろうか。そんな想いで福澤諭吉の著作を読
み直している。約1世紀半も前、先人たちはどのように開国と政治体制の
大転換、列強諸国の脅威などの大波に立ち向かい、克服し得たのだろうか。

当時の世論形成の重要な道標を示し続けた福澤は、世界の事象を極めて具
体的かつ細かい観察眼でとらえている。事実を厳格に認識し、冷静に論
じ、事実抜きの論評はしていない。

たとえば明治12(1879)年8月に発表された『民情一新』である。明治12
年にはまだ帝国議会も開設されていない。帝国議会の誕生は明治
23(1890)年である。

福澤は書いている。

西洋との接触によって日本に「文明開化」がもたらされたと世論に流布さ
れているが、事実を把握しておかなければ大いに誤ちをおかすだろうとし
て、「西洋の理論決して深きに非ず、東洋の理論決して浅きに非ず」だ
と、明確に断じている。

そのうえで、ではなぜ、西洋の文物が「文明開化」を促すとしてもてはや
されるのかと問うている。それは西洋では文学も理論も実用に結びついて
いるからだと福澤は説く。つきつめていくと国全体に交通の便が開かれ、
人々は物理的精神的に解かれているからだと言うのだ。

「人心が一度び実用に赴くときは、その社会に行われる文学なり理論なり
は、皆、実用の範囲を脱す可らず(実用に耐えなければならない)」

福澤は冷静に洋の東西を比較し、日本が手掛けるべきことを具体的に挙げ
たのだ。具体論が基本にあるために、否定するのは難しい。『兵論』、即
ち国防論についても同様だ。

明治15(1882)年の『兵論』は立国に兵備の欠かせないことから書き出
し、列強諸国の人々、歳入、陸軍人、陸軍費、軍艦、海軍費を比較した。
当然の比較だが、福澤は単なる数字上の比較で終わっていない。

軍人1人が守る国民の数はフランスが70人、ロシア110、イタリア130、オ
ランダ57、イギリス230、ゲルマン(ドイツ)100、日本480だなどの比較
に加えて軍人の給料、それで賄いうる食事の質までも細かに論じた。日本
の兵の給与、1日6銭では「鮮魚肉類」は口にできず、肉食の多い列強諸国
や支那と較べて、日本の軍人は体力面で劣るなどと、説得力のある説明が
続く。

事実に基づいた視点は研ぎ澄まされている。このような姿勢をとりわけい
ま、学びたいと思う。
『週刊ダイヤモンド』 2019年4月13日号
新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1275 

 

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重 要 情 報
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 ◎我が国を食い物にさせるな:前田正晶

私が毎月「新宿区の人口」で指摘しているように、如何なるヴィザで入国
しているのか知りませんが(観光ヴィザかも)異邦人どもが好き勝手をし
ているのを毎日のように見せられれば、おいそれと「移民を受け入れよ
う」とか「難民申請を認めるべきだ」などと言う気にはとてもなれる訳が
ありません。

14日も新大久保駅前のイスラム横町にあるトルコのケバブのスタンドの前
の椅子に無造作に腰掛けて食べているイスラム教徒を見ましたが、鎌倉の
食べ歩きを非難するくらいならば、ここ新宿区のこの界隈に来て彼らの無
作法さを見てからにしてくれと言いたくなります。彼らは喫茶店に入って
語り合う習慣がないのか、経済的に余裕がないのか、常に路上に群れを為
して立ち話をして一般の歩行者の妨げになっております。

石原慎太郎氏の指摘した池袋のアパートの状態も問題でしょうが、私はこ
の地区の大病院や開業医の先生方のクリニック等に国民健康保険証を持っ
て堂々と受診に来る連中の方が問題が大きいと思っております。彼らはス
マートフォンのアプリを参照しながら問診票に苦もなく記入していきま
す。私は彼らに唯々諾々と保険証を交付する制度にも問題があると思いま
すが、彼らに我が国の保険制度に参加を許すのは財政上に問題があると思
うのです。保険金は我々が負担しているのです。

昨年だったかに東京山手メデイカルセンター(旧社会保険中央病院)の産
婦人科で見た光景は、受診待ちの妊婦が全部アジア系の人たちだったこと
です。新宿区では出産すると30万円と児童手当が支給されるのです。ま
た、テレビの報道では在留許可証(以前の外国人登録証)と国保の保険証
は中国でセットにして数千円で偽造されているとかです。毎月指摘してい
るように、この街には「海外送金」の事務所(店舗?)は増加の一途で
す。我が国が食い物にされている揺るぎなき証拠です。私はこういう状態
にあるからこそ、無闇に労働力としての移民や外国人の入国を歓迎するな
と主張するのです。

自分の経験から言えることは「何処の国に行っても街を歩く時は四方八
方に気を配り、同時に自分が外国人であると悟られないようにすること」
が非常に重要なのです。ニューヨークでは転勤される前から付き合いが
あったメーカーの駐在員に「交通信号の前で立ち止まったりキョロキョロ
しないこと。無造作に信号無視して歩くこと(J walk)」とあらためて警
告されました。ところがどうでしょう、この街ではそこの国の若者でも恰
も自国の街を歩いているかの如く全く無警戒です。我が国の安全保障に只
乗りされているのです。見方を変えれば「我が国ほど良い国はない」とな
ります。

このような状態が続き、一層悪化すれば、仰せのようにこの街に住む日
本人が激減から皆無になる区域が出てくるかも知れませんね。




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身 辺 雑 記
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幣誌が発行5000号を超えたというので友人たちが15日夜、東京駅近くで祝賀の宴を張ってくれた。持つべきものは友である。16日の津きょう湾岸は快晴、爽快。

毎日散歩する都立猿江恩賜公園の桜は殆ど散った。これからは新緑の季
節。15日は夕方、東京駅地下で友人と一献。呑むのは焼酎。中学生の時は
ドブロク、高校のときは日本酒、大学の時はウイスキー。老人になったら
もっぱら麦焼酎。宿酔いしないのがいい。

NHK時代担当した自民党の実力者河野一郎氏は風貌とは裏腹に下戸だっ
た。ところが語るところによると、クレムリンで会談した際、相手のフル
シチョフがペーパーナイフを振り回して危なかったから、そのナイフを記
念にくれと言ったら、このウオッカを飲み干したらやるという。行きがか
り上やむを得ないから呑んだ。こっちは下戸だから「あの時はこれで死ぬ
のかと思った」と述懐していた。彼が腹部大動脈瘤破裂で死ぬとき2歳
だった孫の太郎クンが今や外務大臣だ。あれから30年以上経ったのか。

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