政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

全て表示する >

頂門の一針5009号 20194・9(火)

2019/04/09


                         □■■□──────────────────────────□■■□ 
わたなべ りやう じらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5009号
□■■□──────────────────────────□■■□

        


        2019(平成31)年  4月9日(火)



     香港財閥の帝王=李嘉誠の中華圏抜けだし:宮崎正弘

                100万円は100g:渡部亮次郎

      緊迫した状況が生まれている北朝鮮情:櫻井よしこ
     
                      話 の 福 袋
                        反     響
                      身 辺 雑 記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
香港財閥の帝王=李嘉誠の中華圏抜けだし
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019)4月3日(水曜日)弐
        通巻第6036号
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
香港財閥の帝王=李嘉誠の中華圏抜けだし、収入構造が変わっていた
  香港デベロッパーとしては第四位に転落したが、海外進出が凄い
**********************************

 李嘉誠が率いるCKアセット・ホールディングとは、旗艦の「和記」 (ハッチソン・ワンポア)と長江実業の持ち株会社だ。1972年に創業、躍 進につぐ躍進を遂げてきた。

とくに儲かったのが香港の不動産ならびに住宅開発だった。

ところが真っ先に中国の不動産資産売却に走り出し、3年前からは本丸で ある香港の不動産ビジネスを劇的に縮小させてきた。代案は、海外進出の 加速だった。

英国ロンドンでの住宅開発、エネルギー関連企業の連続買収、カナダで給 水企業も買収し、空港管理、駐車場、英国のエネルギー関連企業買収、通 信、薬局チェーン買収、さらには米国の鉄道会社の株式取得など。誰が見 ても李嘉誠グループは香港をいずれ捨てるとみた。
 明確な成績がでた。かつてトップだった香港の不動産開発において、 CKアセット・ホールディングは四位に陥落していたのだ
 
順位 会社名       2018年売上高(単位 HKドル)
== ===       ================
1)  新鴻海       2140億HKドル
2)  ヘンダーソン    1400
3)  新世界       1177
4)  CKアセット     600
出典 『「サウスチャイナ・モーニングポスト」(2019年4月3日)

なぜこうなるかと言えば、中国経済の将来に明るさを見ていないからであ る。直感の人だけに、しかもこれまでの経済予測を独自に分析し、他人よ り先を常に走ってきた李嘉誠の決断ゆえに、ますますの暗雲を中国にみる。

▲「このままでは中国経済は史上嘗てなかった最悪の事態を迎える」

西側メディアで有名な中国人エコノミストのミンシン・ペイ(クレアモン ド・マッキーナ大学教授。中国名は翠敏欣)は、先ごろ開催されたクレ ディスイス銀行の経済ファーラム席上で次の分析を展開した。

「中国の対米貿易交渉の不適切な対応ぶりをみていると、中国経済は過去 三十年で最悪の景気後退に陥り、国有企業から数百万の失業が産まれるだ ろう。なぜなら経済改革を急がず、政治的改革を前進させず、かえって逆 方向に、庶民が貧困化し、不自由な環境を強いられている。このような状 況下、さらなる政治的締め付けが強まれば、独自の創造性に富む企業活動 は生まれないからである」。

また彼はこう付け加えている。

「急進的な政治改革を実現し、国有企業を効率化し、経済規制を劇的に緩 めなければ、中国経済は歴史上、嘗てないほど悪性の事態を迎えるだろう」
 
            
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日本人の祖先が朝鮮族だと間違いを公言した司馬遼太郎
  この世の中にあふれる偽知識人、嘘つきジャーナリストの虚妄を暴く

  ♪
長浜浩明『新・文系ウソ社会の研究』(展転社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

題名から受ける印象は学制改革、あるいは文部省批判かなと思った。この 世の中には平然と日常的に嘘をつく中国人や朝鮮人がいるが、かれらも びっくり、虚偽と邪悪に生きる日本人がいる。

病的な左翼、朝日新聞とNHKが代弁する売国的ジャーナリストと、これ に靡く左翼学者や偽記者たちだ。その悪魔たちの詐術の仕組みを本書は解 明している。

小説家のなかで、嘘つき代表は司馬遼太郎である。

著者の長浜氏はこう言う。
 
「日本人の多くは朝鮮半島からやって来た」(『湖西の道』)と信じ、 『韓のくに紀行』では「日本人の祖先の国にゆく」、『日本よりも古い時 代から堂々たる文明と独立国を営んだ歴史をもつ朝鮮人』と書き、『神武 天皇はむろん架空の存在である』(『砂鉄の道』)と司馬遼太郎は公言し てはばからなかった。

そんなことはありえない。

「日本人の主な祖先は縄文時代から1万年以上に亘りこの地に住んできた 人々であり、前五千年頃には朝鮮半島へも進出し(中略)、日本人と中国 人や朝鮮人のY染色体ハプログループ(亜型)パターンは大きく異なること が、彼らは日本人の祖先ではない別民族であることを証明している」のだ と長浜氏は言う(52p)。

つまりファシストと共産主義者は兄弟であり、NHKや朝日新聞の報道は 偏向業者のなせるわざと比喩する。

左翼ジャーナリズムや左翼政治家は北朝鮮への賠償責任が日本にあると言 いつのっているが、逆であり、日本は債権の返還を要求しなければならな いのだ。

「日本が作ってやったダム、鉄道、建物、道路、橋、学校、灌漑施設、工 場、植林、農地、電力、通信インフラなどへの投資金額を算定すれば」、 7兆円から8兆円に及ぶのである。

なぜならオランダはインドネシア独立に対して、投資金額60億ドルを要求 した。

しかし「北朝鮮の借金は他にもある。1970年代に日本から輸入したプラン ト類の代金が未払いであり、現価で2000億円を上回っている。更に1995年 に北の要望で30 万トンの米支援を行った。その半分は有償で合意した が、その元利合計約86 億円の返済が滞っている」(227p)

日本の左翼メディアも政治家も、この点をスルーして、まだ日本の賠償責 任云々とおかしな論理を振りまいているのである。

     
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★読者の声 ★READERS‘ OPINIONS ★どくしゃのこえ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)新元号「令和」のことを、ある人は「天から降りてきた元 号だ」と云っていましたが、全くその通りだと思います。

つまり、「令和」の時代は、日本が、見失っていた自らの歴史的使命に目 覚め、本来の自分を取り戻して世界を牽引していく時代だ、ということで す。現在の国民の熱狂ぶりの中に、そういう流れも感じられます。
 そうであればあるほど、現在の日本人の本性を失った状態は、本当に深 刻な問題と云えます。
これについては、その原因がいろいろ分析されていますが、自虐史観や左 翼思想など認識・心の悪い食べ物ばかりが取りざたされていて、なぜか、 その土台となる身体の食べ物について、問題にされていることはないよう に思います。
しかしこの問題は日本の存亡にかかわる重大問題です。
なぜならそれまでの日本人の心と身体を造ってきた本来の日本の食が、欧 米のパン・乳製品・肉の食に侵食されて、日本人本来の生命力弱くなって しまった結果として、現在の日本人の健康状態は、癌・アレルギー・不妊 症の蔓延があるのです。長寿世界一だと浮かれている場合ではないのです。
これは日本の消滅の危機という深刻な問題としてとらえなければならない と思います。

 昔の日本の子供たちは、炎天下で長時間立ちっぱなしでも、平気で倒れ る者はいませんでした。青山繁晴氏が涙ながらに、硫黄島の兵士たちが高 温・灼熱地獄の洞窟の中で半年間頑張ってくれたおかげで、本土空襲が遅 れて多くの日本人の命が救われた、と仰っていました。

ところが、今の子供たちは、常温でさえも、少し立っただけでバタバタと 倒れる者が続出する現実があります。

今の日本人は、これほどに生命力が弱くなっているのです。ではそうした 現実に、日本人の健康を守るべき医療はどうしているのでしょうか?

現代医学は、病気の苦しみから人々を救っているように見えて、じつは己 の技術力を誇るばかりで、肝腎の患者本人の生命力を損ない弱めて、ます ます医療に依存せざるを得なくしている、という皮肉な現実があります。

これは、治已病という現代医学の方法論上の欠陥からくる必然性なので す。これはどういうことかと云いますと本人の生命力が弱って病気になる と、現代医学は、その過程をほとんど問題にしないで、結果としての病気 を一生懸命研究して何とかしようとします。だから、その症状を抑えるこ とに熱心で、本人の生命力で元に戻そうとする発想がそもそもないのです。

加えて、変動する環境の中で免疫防御・循環など総合的・全身的に調節し て命を守っている<交感神経ー副腎系>と腸管を中心とする内臓のみを統 括している副交感神経(本当は腸管運動神経)という次元の全く異なる神 経を同列の拮抗関係にあるとみる、現代医学の自律神経論の誤りを、両者 は生まれた時代が全然違うという事実が明らかになっても修正しようとな い現代医学こそが、その誤った交感神経論が。熱中症の蔓延の原因でもあ るのです。

これに対して、東洋医学の方法論は、治未病といって本人の生命力で何と か元に戻そうとするものです。

じつは、これに対して、東洋医学は病気になる前に治すという予防医学 だ、という矮小化された解釈が横行していますが、末期の患者でも、本人 の生命力で何とかしようとするのが、本来の東洋医学の治未病なのです。

ところが今の東洋医学の実態は、吾こそが本来の医療の王道を行く、とい う矜持を持っている者がほとんどいなくなり、西洋医学の下請けに成り下 がっている現実があることは、残念なことです。もっとも、西洋医学の医 者が東洋医学をやるケースが増えているので、やむを得ない面はあります。

しかし、その東洋医学の治未病ですらもが、かすんでしまう衝撃を最近経 験しました。

病気を治すのは薬、食は身体を造るものであり健康を維持するもの、とい うこれまでの固定概念が粉々に粉砕される現実を目の当たりにしたのです。

東洋医学の治未病はあくまでも薬で、つまり、毒を以て、現在の本人の生 命力の中のある部分の力を発揮させて、生命力を邪魔している毒を排出さ せて、生命力そのものが滞りなく発揮させるようにするものです。
しかし生命力そのものを遺伝子レベルからより見事にバージョンアップさ せる力はありません。

ところが、その生命力そのものを見事にするものがあったのです。それも 部分的な薬ではなく、それも食の中にあったのです。

公言すると医事法・薬事法に触れますので、あまり大きな声では言えませ んが、これは事実です。あまたの健康食品は、みな部分的ですが、その スーパー天寿食は、ロジャーウィリアムス博士が発見した<生命の鎖>と 云う食の栄養の一般性を完全に満たすだけでなく、遺伝子レベルでの遺伝 子の修復までもできるすごいパワーを持った食が存在していたのです。

このことは、私個人としては、ステロイドによる緑内障で50年間まったく 見えなかった片方の目が、その食で見えるようになってきているという衝 撃的な体験で実感させられました。

このような奇蹟は、このスーパー天寿食では、普遍性なのです。

食によって生命力が見事になれば、癌も、アレルギーも、不妊症さえも消 えてなくなるのです。何故ならそれらは、みな生命力の衰えによるものだ からです。不妊症に対して、現代医学は、本人の生命力などそっちのけ で、ホルモン剤を投与し、人工授精で手段を選ばず無理やり妊娠させよう とします。

その人工授精も、自然の摂理では生命力の強いもの・運の強いものが選ば れるようになっていますが、現代医学は、恣意的に選択しています。

ある医者に、その場合生命力の強いものを選んでいるのか、と問いかけた 人がいましたが、そんなことわかるわけがない、という返事が返ってきま した。これが現代医学の現実なのです。

スーパー天寿食で生命力を見事にすると、そんな不妊症の人でも、生命力 あふれる元気な子が自然分娩で授かるようになります。これは実証された 真実です。どちらが日本の未来にとって有益でしょうか?
日本の本性を取り戻す取り組みは、この点を忘れてはならないと思います。
ちなみにそのスーパー天寿食とは、アロエベラジュース・プロポリス・は ちみつ花粉です。花粉は遺伝子そのものです。

脳は遺伝子が巨大化したものと云えます。だから、脳の発達障害の児が、 普通の仔の脳よりも見事になったという奇跡も生まれているのです。

このことは「子育てレシピ」という本に書かれている実話です。この食 は、本当に信頼できるメーカーの中身の濃いものでなければ意味がないこ とを、老婆心ながら申し添えておきます。

日本が日本を取り戻すためには、まず食から、食を本来の日本の食に戻す こと!歪んだ食によって汚染されてしまった身体には、スーパー天寿食と いう力強い味方が存在していることを、是非とも知ってほしいと思いま す。 (稲村 正治)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声2) 新元号の発表だけで株が400円、内閣支持率も10ポイント 上昇したとか。日本人の皇室への思いの大きさに今更ながら瞠目するので すが、貴著『明智光秀 五百年の孤独』でお説きのように、光秀を駆り立 てたのも同じ皇室への思い、これは間違いないでしょうね。

「吾妻鑑」や「太平記」を読んでいても感じるのは、天皇のマジカルな力 です。それは武士階級だけでなく農民にとっても同じことで、「中世の 人々がなぜ領主に毎年年貢を払ったのか、その理由は本当のところ判って いない」(新田一郎『太平記の時代』)といいますが、ボクにはボクの先祖 の能登の百姓たちでも、年貢を一種天子様への義務のように心得ていたの でないか、変転する徴税権者をとばして、と想像しています。

日本民族のはるかな成立に「祭祀的統一」を見だしたのは和辻哲郎です。
「われわれは祭祀的統一としての日本民族の成立を見て来た。それは単な る生活共同体ではなくして精神的共同体であり、また単階的な集団ではな くして複階的団体、即ち祭祀的統一たる地方的団体を更に祭祀的に統一せ る高次の団体である。」(日本倫理思想史)

西部邁さんによると天皇への敬重は日本語習慣に浸透しています。「兆民 は、あえていえば、日本人の道徳、法律、自由そして権利の根底に、その 一箇所に、天皇を「神様と同様なり」とみる類の言語習慣がある、とわ かっていたのです。」(『中江兆民 百年の孤独』)。
 
江崎道朗さんが『天皇家百五十年の戦い』で明治の初めに金子堅太郎が バークを紹介して『政治論略』を書き、幸いなことにこの影響が大きかっ たことを紹介しています。

「政府を建設することは一世の人民が独り契約したるに非ずして、既に九 泉の黄壌に化せし祖先と目下政府に支配せられたる人民と及び爾後出生す る所の子孫との三種に関係ある契約を旧来より遵守せしものなれば、決し て一時人民の思想に依て指揮せらるるものに非ず」

過去と現在と未来、祖先から子孫へと、時間軸における国民統合の象徴。 政府がその担保者だ、というと専制の誹りもありえますが、天皇にはそん な恐れがありませんから、バークの理想をも超えているのかもしれませ ん。(石川県、三猫匹)

                   
━━━━━━━
100万円は100g
━━━━━━━


  渡部 亮次郎

こんな事をご存知ですか。1000万円は1000gつまり1Kgである。
だから1億円は10Kg。とても持ちきれない。車で運ぶしかない。

金大中拉致事件を田中角栄政権が「政治的に」解決した時、「お礼」とし て、当時の「日本担当閣僚」が目白の田中邸に買い物袋2つに
現金を詰めて運んだ。

買い物袋に入る重さの限度はどのくらいだろう?5Kg=5000万円が限界 じゃないか。閣僚は袋を両手に下げて「1つは奥様へ」といったら角さん は「そうか大平君(外務大臣)だね」と答えたという。

この話は閣僚を案内した田中後援会の幹部が月刊誌「文芸春秋」で披露し て私を驚かせたが、世の中にはあまり評判にならずに終わった。角さんが 「色紙を書こうか」と言った。領収書代わりである。

だが閣僚は不要と答えた。大平外相に渡ったかどうかは知る由も無いが、 角さんが猫糞するような人ではなかったことは確かである。

ところで紙幣を重さで量る話は田舎の県会議員なんかを相手にした時は出 るわけもない。やはり中央の政界である。私に教えたのは政界の、それも 実力者と言われる人物だった。

政界と言うところは人にカネを掴ませる時は確実に現金を掴ませる。小切 手なんかではない。それも新聞紙にくるんだり、買い物袋に入れて渡すの が普通だ。相手がかしこまらないよう、気を遣うわけだ。

石橋湛山政権の出来るときが現金買収のはじめと言われているが、
昭和30年代前半のあの頃は精々100万単位だった。それを10倍にしたのが 角福戦争といわれた田中角栄対福田赳夫による昭和47年の自民党総裁選挙 だった。

しかし、福田は現金は全く使わず、使ったのは専ら角さんといわれた。 1000万円はサントリーだるまの空き箱に納まるといわれた。

現在の政界ではこうした話は無縁。ただ1人知っているのは小沢一郎であ る。目方で量る話も知っているはず。角栄、金丸信の教育である。文中敬 称略  2011・1・24


━━━━━━━━━━━━━━━━━
緊迫した状況が生まれている北朝鮮情
━━━━━━━━━━━━━━━━━


            櫻井よしこ

「緊迫した状況が生まれている北朝鮮情勢 日米主導の制裁をこのまま続 けるべきだ」

2月末のベトナム・ハノイでの米朝首脳会談決裂後、金正恩朝鮮労働党委 員長の足下が不穏である。

朝鮮問題の専門家、西岡力氏が3月22日にインターネットの「言論テレ ビ」で、北朝鮮の平壌を出発した保衛部の幹部5人、部長3人と課長2人が 姿を消したと報じた。彼らは3月19日に平壌を出発し、中国との国境に近 い新義州で昼食をとり、中朝国境の川、豆満江にかかる橋を渡り中国・丹 東に向かった。そこで中国に派遣されている保衛部員らと落ち合い北京に 向かうはずだったが、忽然と消えた。

保衛部はナチスの秘密国家警察、ゲシュタポと似た組織で政治警察部隊の ことだ。

北朝鮮は直ちに追っ手を出した。保衛部は信用できないとして、軍の工作 部隊である偵察総局の精鋭20人を中国に送り込んだ。元韓国公使で「統一 日報」論説主幹の洪熒(ホン・ヒョン)氏が指摘した。

「幹部の集団逃走は保衛部解体につながる程の衝撃でしょう。5人は家族 を置き去りにして逃げている。家族は間違いなく収容所送りでしょうか ら、余程切迫した状況だったはずです」

正恩氏は祖父も父もしなかった苛烈な粛清に走っている。叔父の張成沢氏 の処刑、母違いの兄、金正男氏の暗殺、自分を守る役割で自分に最も近い 保衛司令部、さらに党の組織指導部までをも粛清し始めている。

組織指導部とは正恩氏自身が作った党の中の党だ。重要政策の決定から幹 部の人事権、正恩氏に上げる情報の取捨選択まで行う。

5人の逃走から8日、北朝鮮は中国当局にも捜索を依頼し、偵察総局の面々 も、ホテルや食堂、民家まで徹底的に捜索しているが、杳として行方が知 れない。ここまでは事実で、これから先は西岡、洪両氏の推測である。

3月1日に北朝鮮臨時政府を作ったと「自由朝鮮」と名乗る勢力が宣言し た。彼らは2月22日にスペイン・マドリッドの北朝鮮大使館を襲い、コン ピュータを持ち去った。米紙「ワシントン・ポスト」が一部始終を詳しく 報道した。自由朝鮮は暗殺された正男氏の長男のハンソル氏をマカオから 脱出させて保護している勢力だが、マカオ脱出は中国当局の協力なしには 不可能だったとされている。

とすれば、保衛部幹部5人が逮捕されていないこととも、中国当局は関係 があるのか。洪氏は次のように憂う。
 「仮に自由朝鮮がハンソル氏を担いで臨時政府樹立を画策しているのな ら、失敗すると思います。それは王朝四代目になり、中国の傀儡ですから」

西岡氏の感想だ。

「もしも自由朝鮮の犯行だとすると、彼らはかなりの組織力を持ってい る。襲撃事件を起こした、それを米国紙に書かせた、マカオからハンソル 氏を救出した。脱北者だけではできないでしょう。米中共に正恩氏の核保 有を望んでいないことを考えると、一連の事件に何らかの工作がされた可 能性はあると思います」

正恩氏はハノイから戻って、すぐに初級宣伝活動家大会を開き、以下の3 方針を打ち出した。(1)米国とは長期戦になる、(2)自給自足を強め よ、(3)指導者(自身)の神格化をするな。

ハノイに出かける前は、党幹部らを前に、対米交渉は順調だ、もうすぐ (日本から)大金をとれる、もう少しの我慢だと言っていたのとは正反対 だ。金一家は常に自分たちを神のように崇めよと命じてきた。それがい ま、人民は首領を神格化せずに、つまり、首領にたよらず食べていけと 言っている。

北朝鮮の国民は1990年代に金正日氏の悪政で300万人が餓死した。彼ら は、「今回は黙って死ねない」と誓っている(「自由北朝鮮放送」代表、 キム・ソンジン氏)。何があってもおかしくない緊迫した状況が生まれて いる。日米主導の制裁が功を奏している。
『週刊ダイヤモンド』 2019年4月6日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1274


           
━━━━━━━
読 者 の 声
━━━━━━━

◎宮古島に防衛省が設置した倉庫が、実は弾薬庫だったことが判ったとして、岩屋防衛大臣は、「説明不足」だったとして陳謝し、ミサイルと迫撃砲の弾薬を島外に撤去したといふ。

ここでなぜ岩屋大臣は、「これは皆さんを守る為に置いてあるものです。何がいけないのですか」と、開き直らなかったのだらうか。こんな腰抜けで、防衛大臣が務まるだらうか。(北村維康)

◎ゴルフには好ましい結果が出ていた:前田正晶

女子のプロゴルフのトーナメント:

先ずは何と言っても良かったことは、女子のプロゴルフで日本のゴル ファー成田美寿々が韓国の強豪・安宣柱(アン・ソンジュ)と競り合って 優勝したことだろう。これで今シーズン開幕以来日本人が5連勝したとマ スコミが騒いでいるが、今回だけは幾ら騒いでも結構だと言っておきたい ほど。中には安宣柱が首を痛めていて試合終了後直ちに帰国して手術を受 けるといったようなハンデイキャップを背負っていたと間抜けなことを 言っていたメディアもあったが、そういう状態になったのはゴルファー自 身の責任であって同情的なことを言うのは当たらない。

私は以前から韓国のプロゴルファーたちに席巻されている我が国の女子プ ロたちの不甲斐なさを批判してきたし、文在寅大統領以下我が国に対して 全く不当であり不条理である事ばかりを仕掛けてくる韓国に対しては制裁 を科すべきで、その一案として「男女を問わずプロゴルファーどもにヴィ ザの発給を停止する」ような措置を講じても良いのではないかとまで言っ てきた。韓国の女子は言わば国策的に養成されているので、アメリカに 渡っても多くのトーナメントで優勝するなど実績があり、誰かが常に世界 のランキングの上位を占めているのだ。

私に言わせて貰えば韓国で発展途上にあるゴルファーたちが小手調べに我 が国のトーナメントに出場しては貴重なスポンサー様の賞金をかっさらっ ているのであり、彼らが弱り気味の韓国経済に寄与しているのだとまで指 摘して来た。ここまでは実現するとは思えない極端な主張だが、私は我が 政府は手を拱いているだけではなく、韓国に対して何か具体的に目に見え る制裁処置を講じて思い知らせて欲しいものだと願っているのだ。

読売巨人軍の野球:

私は昨年から今年にかけて巨人嫌いの私にとって最大の不愉快な出来事 だったのが、広島でMVPを獲ってきた丸佳浩がFAを宣言したのは仕方がな いとしても、何を血迷ったか原辰徳の甘言に乗せられて読売に移籍したこ とだった。この一事だけを採っても今年のセントラルリーグには興味を失 わせられたのだった。それだけに止まらず、原が獲ってきた中島裕之や炭 谷銀仁朗や岩隈久志等がもし額面通りに働いて、読売が優勝でもしてしま えばより一層白けた気分にさせられるだろう。しかも、昨日まででは丸は
3割を打っているという状態で益々面白くない。

今年も大枚を叩いて選手名鑑を買い入れて、12球団の選手たちの経験年数 と実績、年俸、経歴にざっと目を通してみると、セントラルリーグでは中 日が最も苦しいだろうと思わせてくれた。パシフィックリーグでは主要な 選手たちの高額な年俸を見ればソフトバンクは勝って当たり前だと見えた し、オリックスやロッテは苦労しても仕方があるまいと思わせてくれた。 では肝腎の読売は同化と言えば、あれだけの投資をして古手ばかり集めれ ば、短期的には今年の優勝もあり得るかと思うが、100年の計は言いすぎ にしても、原辰徳は優勝ばかりが頭の中にあって殆ど近い将来のことは考 えていないのではないかと思わせてくれた。

柔道:

正直なところ、私は86年の半生の中で未だ一度も柔道の試合は愚か練習す らも見たことがないのだ。昨日は大野将平が延長戦で勝った試合だけ偶然 に見た。私が柔道界に対して不満に思っていることがある。それは色々と 苦労を重ねた結果で世界に柔道をあそこまで広めたのは大いなる成果であ ろうと敬意を表するが、欧米人たちに好き勝手に規則をいじり回されて現 在のようなポイントがどうしたの、指導が幾つになると負けとなるとか の、我が国古来の柔道とはかけ離れたとしか思えない“Judo”にされてし まったように見えるのは如何なものかと、つい思ってしまう。

柔道を見たこともない私がこんな事を言うのは不遜かも知れないが、私は 綺麗に組んで見事に投げるのが柔道の本来の醍醐味かと思ってきたので、 ボクシングかと思わせてくれるような手を伸ばして組み手争いを展開され るのを見れば、何か柔道とは異種の格闘技をやっているのかと思わせられ るのだ。協会か連盟か知らないが、欧米人たちを言い負かして妙な規則を 改正させて貰えないかと考えるのは誤りか。

卓球:

石川佳純が3位決定戦で勝ったところだけ見た。実は卓球も殆ど経験した ことがないのだ。というよりも団体競技であるサッカーをやって来たし、 元々好みだったフットボール観戦にも集中していたので、このような個人 競技には縁が遠かったのだ。しかしながら、あの水準に達して選手たちの 反射神経の凄さ、難しい球を打ち込まれても反応する瞬時の判断の素晴ら しさ、虚々実々の駆け引きの緻密さには感嘆するだけだ。恐らく世界のラ ンキングで10位以内に入っている連中の動体視力は常人のそれではないの だろうと思わせてくれる。

我が国の男女の第一線級の選手たちは最早中国に追い付いたかと思わせて くれる進歩発展を遂げていると思わせてくれる。だが、中国も我が国の選 手たちを十分にスカウティングして対抗してきているようだ。この世界で も中国の代表選手の一歩手前の連中は他国に移籍して進出しているよう で、欧州に行っても如何にも中国系の名字だと思わせてくれる者が多い。 我が国したところで、張本智和の両親は中国人だし、彼の妹のコーチは中 国人だ。こういう現象を国際化というかどうか知らないが、卓球がここま での人気スポーツになるとは、申し訳ないが予想したことはなかった。


◎PCの相性が悪いのでは:前田正晶

佐藤隆一氏も指摘していましたが、渡部さんのPCのOS(基本ソフト)が私 とだけではなく佐藤氏のPCとも相性が良くないと思います。

7日は再投稿も含めて4本も投稿しております。どうやらその全てが受信さ れていなかったようです。佐藤氏は渡部さんが未だWindowsの10になって いないのではないかと懸念を表明していました。私にもそう思わせてくれ る現象があります。それが久徳氏が言う単語間のスペースが消えてしまっ た現象を起こしたのかも知れません。

このメールも着信しないことを怖れてOCNのアドレスからも送信してみま す。私が言うことが間違っていたらお許しを。


━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━

8日夕は家人の次姉の案内で自由が丘の焼き肉店。高血糖を警戒して3枚に制限した。


9日の東京湾岸は快晴。

8日の東京湾岸は雨・傘を差しながら都立猿江恩賜公園を散歩した。桜が 散って道は真っ白。銀杏が新芽を吹いているのを感じながら真っ白な道 を・家人の乗ってもらった車椅子を転倒防止用に押しながら散歩を済ませた。





読者:6001人

                          

                        

                          

                         


規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。