政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

全て表示する >

頂門の一針5005号 2019・4・5(金)

2019/04/05

                                          □■■□──────────────────────────□■■□ 
わたなべ りや う じらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」5005号
□■■□──────────────────────────□■■□

        


        2019(平成31)年  4月5日(金)



       5G時代のテクノロジー覇権争奪戦争:宮崎正弘

        日本の国益に重なる台湾総統選挙:櫻井よしこ

               アマデウスとは誰:渡部亮次郎
                     
                      話 の 福 袋
                        反     響
                      身 辺 雑 記

━━━━━━━━━━━━━━━━━
5G時代のテクノロジー覇権争奪戦争
━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019)4月2日(火曜日)
       通巻第6034 号
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   5G時代のテクノロジー覇権争奪戦争、先頭は追いつかれる
  中国のベンチャー起業は90%が失敗したように
**********************************
ファーウェイの製品と基地局が西側の多数の国々から排斥され、経営はい ずれ苦境に陥ると予測されるのだが、「何を言ってるのよ。まったく大丈 夫。ファーウェイは中国という巨大市場が控えている上、廉価だから開発 途上国ではダントツの人気。そのうえ幾つかの新製品開発、とりわけ5G 技術では米国と伍すか、あるいは超えているわ」。

こうのたまわって、イアン・ブレナーのテレビインタビューに対して、ロ ンドンスクール・オブ・エコノミクスの金刻羽・準教授(中国人女性)が 胸を張ったのが印象的だった。

実際はどうか。

先頭ランナーは必ず追いつかれる。後追いは発明にともなう創造的費用が 安上がりで、マネをすれば良いからだ。企業スパイを駆使して先端技術を 盗み出し、模倣すれば先頭集団にのし上がることが出来た。

BAT(バイドウ、アリババ、テンセント)は、皆そうである。国家資本 主義としての中国政府の支援、政策支援ばかりか補助金であり、そのうえ 巨大な中国市場において中国政府が巧妙に外国企業の進出に規制を掛けた ため、悠々と利益を蓄え、R&D(研究開発費)にふんだんな投資が出来 たのだ。

先駆者の屍を超えて次世代技術開発で追い抜くことも出来る。人材も豊富 だった。

アメリカ留学の優秀なエンジニアを高給で雇用し、開発に没頭させた。し かし先頭に立つと、こんどは追われる身になるのだ。ファーウェイは、そ の危険性も十分に認識し始めた。

抜かれた日本が悪例のサンプルだろう。ウオークマンで、半導体で、電子 部品で世界一だった。おしみなく技術を中国に与えて、相乗効果を狙った 筈が、三洋もシャープもやぶ蛇となって、中国資本に乗っ取られる始末で ある。

いまや家電はハイエール(海爾)など中国勢に完全に市場を取られたし、 半導体は韓国のサムソン、SKホトニクス、台湾のTSMC等に抜かれた。

巻き返しを狙う官民肝いりの「ルネサス」も東芝メモリーも、外国資本が 入り込み、覇気が感じられない。通商政策がなっていないからで嘗ての 「ノトリアス通産省」は何処へいったのだろう。

 ▲スパイの元締め、情報漏れの震源地を衝け

 一方、米国は技術の死守と盗難防止、機密情報漏洩を防ぐためにZTE への半導体供給を停止し、シンガポール資本を名乗る企業「ブロードコ ム」の「クアルコム」買収を阻止した。

アリババが狙った「マネーグラム」買収も土壇場で差し止めた。
 
FBIは技術スパイ容疑者を次々と逮捕するか指名手配し、驚いた米国留 学中の研修生、学者4000名が慌てて引き揚げた。怪しげな財団を作っ てエンジニアのスカウトをしていた張首晟スタンフォード大学教授は自殺 に追い込まれ、ファーウェイCFOの孟晩舟はカナダで身柄を拘束され た。一般の留学生ヴィザも一年ごとの更新に切り替え、潜在的なスパイの 浸透に対処した。

そのうえ半導体最王手のインテルは、中国からイスラエルへ主力工場をシ フトする。トランプ政権はファーウェイ排除戦略の背後にもっと大がかり な次世代技術防衛を絡ませている。

▲中国のベンチャーキャピタルにも黄昏がやってきた。

ウーバーのブームは外食の配達以外、自転車シェア、バイクシェアなど破 産が続いている。

「中国では90%のベンチャーファンドが失敗の終わる」と華字紙も特集を 組みだした。

「潮が引いたとき、裸で泳いでいた自分を発見するだろう」とかねてから ウォーレン・バフェットは予想し、中国のベンチャーへの出資には二の足 を踏んできた。それが正解だった。

バイクシェアのOFOは、2億人の会員を誇ったが、10 億ドルの売り上 げはたちまち雲散霧消し、海外投資家が投じた22億ドルも、オーストラリ ア、チェコ、ドイツ、イスラエル、印度などで失敗し、事業を畳んだ。
米国でも大量のレイオフを出して、規模の縮小を図っている。日本では自 転車シェアの中国企業も早々と撤退した。

同業の「MOBIKE」も27億ドルの投資とともに消えてしまった。

空車(タクシー、トラックなど)を呼び出して手数料を取るオペラーター 「DIDI」は昨師走に倒産した。

560億ドルの損失だったが、直前まで株式上場を準備していた。

オンライン上の金貸しはP2P(ピエル・トゥ・ピエル)と呼ばれ、最盛 期には3500社が乱立、推定で1670億ドルのローンが組まれた、
 借り手の逃亡、不正、市払い、個人破産などが続出し、大手の「魔袋」 は、当局から詐欺容疑の捜査を受けている。

かくしてベンチャービジネスも黄昏期を迎えている。ところが中国は感度 が日本人とことなる。夢を追う投機が後をただず、2018年だけでも新たに 1070億ドルが投じられた。

 例外はアント・フィナンシャル社(アリペイの子会社)で、140億ド ルの資金はシンガポール政府系のテマサク、マレーシア政府系ファンド KHAZANAH、そしてカナダの年金基金、米国のウォバーグピンカス などが出資に応じた。
 混沌状態に陥ったことだけは確かなようだ。




━━━━━━━━━━━━━━━
日本の国益に重なる台湾総統選挙
━━━━━━━━━━━━━━━


         櫻井よしこ

「日本の国益に重なる台湾総統選挙 親日派の若き政治家は健闘できるか」



台湾が中国の支配下に入るかどうかは、インド・太平洋の地政学を揺るが すほどの影響を及ぼす。

わが国に物資を運ぶ大型船やタンカーが台湾海峡を通過できるのはそれが 公海だからだ。台湾が中国に領有されれば、同海峡は中国の内海となる。 日本の瀬戸内海のようなものだ。日本の船は通りにくくなるだろう。いわ んや米国の軍艦などへの影響は大きく、インド洋から西太平洋にかけての 米軍の作戦行動に大きな負の影響が出るのは避けられない。

トランプ米政権が台湾支援策を次々に打ち出してきたのは、南シナ海への 北東の出入口である台湾と、南西の出入口であるシンガポールを支援し、 南シナ海を自由の海として守りたいとする戦略ゆえだ。

米国のみならず、日本にもあらゆる意味で決定的な影響を及ぼす台湾情勢 だが、その台湾で来年1月、総統選挙が行われる。現職の民主進歩党、蔡 英文総統の支持率は低迷しており、中国との統一を望む台湾国民党が政権 を奪還する可能性が現時点ではかなり高い。

中国とほぼ一体だとみるべき国民党が政権を握れば、実質的な中台統一に つながると考えてよいだろう。国民党の最有力候補とされる高雄市長の韓 国瑜氏の持論は、中国との交流による景気刺激策重視である。

台湾に関して『汝、ふたつの故国に殉ず』(角川書店)を上梓したノン フィクション作家の門田?将(かどた・りゅうしょう)氏は、来年の台湾 総統選挙は日本の国益に重なる選挙であり、日本人はわが事として見守る べきだと語る。

「国民党で一番人気の韓国瑜氏が主張するように、国民党政権ができれば 中国本土による投資拡大政策が採用されます。現在も中国資本は台湾に注 入され続けていますが、それでも、表面上、台湾人の社長を据えたりし て、カモフラージュしています。政権奪取となれば、一変して、大手を 振って中国資本が流入すると思います」

武力行使に至るまでもなく、台湾は実質的に中国に「所有」されてしまい かねないということだ。そのような事態を防ぐには、次の選挙で民進党が 勝つしかない。だが、蔡氏の支持率は、中国の習近平国家主席の唱える 「一国二制度」を「絶対に受け入れない」と拒否したことで8%上昇した ものの、まだ23%にとどまっている。

台湾の大手テレビ局TVBSの世論調査では、予想される国民党の候補者 4人に対して蔡氏が勝てるのは1人だけだ。このままでは民進党はどう見て も勝ち目がない。

そんな悲観的な見方が広がっていた中で、民進党の頼清徳氏(59歳)が出 馬することになった。頼氏の出馬宣言を、氏をよく知る評論家の金美齢氏 は、「民進党にショックを与えて、蔡氏をより強く支えるため」とみる。

門田氏は「民進党に対して、このまま、座して死ぬのかと、凄い圧力をか けた」とみる。

世論調査では、蔡氏に比べて頼氏の勝利の可能性は少し高い。頼氏なら国 民党候補者4人中、2人には勝てる見込みだ。

それでも民進党勝利の可能性は低いのだが、頼氏出馬がカンフル剤になる 可能性もある。

頼氏とはどんな人物なのか。

氏は2歳のときに父親が死亡、母親が6人の子供を育てた。氏は台湾大学医 学部を出て医師となった。台湾人意識が強く、日本が大好きで熊本地震の ときにはいち早く駆けつけた。

国民党による台湾人への圧政を批判し、台湾独立論を持論とする。悪名高 い「2・28事件」で国民党に殺された湯徳章氏を偲んで、「正義と勇気の 記念日」制定に力を尽くした。10カ月後の総統選挙の見通しは現時点でわ からない。ただ、この親日派の若い政治家の健闘を祈りたい。

『週刊ダイヤモンド』 2019年3月30日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1273 




━━━━━━━━
アマデウスとは誰
━━━━━━━━


  渡部 亮次郎

東京・国立に住んでいる時に「アマデウス」という映画を観た。20年以上 前だ。モーツアルトの伝記映画であった。モーツアルトの事は多少知って いたが、アマデウスというのが名前だとは知らなかった。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart,1756年1月27日 ―1791年12月5日)は最も有名なクラシック音楽の 作曲家であり、また、ハイドン、ベートーヴェンと並ぶウィーン古典派3 巨匠の1人。オーストリアのザルツブルクに生まれ、ウィーンで没した。 35歳。

モーツァルトを描いた肖像画の中でも特に有名な絵は、モーツァルト死後 の1819年にバーバラ・クラフトによって描かれたものである。端正な男に 描かれているが、写真の無い時代。小柄、近眼、あばたの醜男だったとい う説もある。

作品総数は、断片も含め700曲以上に及ぶ。作品はあらゆるジャンルにわ たり、声楽曲(オペラ、教会用の宗教音楽、歌曲など)と器楽曲(交響 曲、協奏曲、室内楽曲、ピアノソナタなど)のどちらにも多数の作品が残 されている。自身はヴァイオリンとピアノ演奏の双方に長けていた。

作品を識別するには、植物学者のルートヴィヒ・フォン・ケッヘルが分類 した作曲順の目録であるケッヘル番号(K.+数字)が使われる。ケッヘル 番号は何度か改訂されており、最新のものは第8版である。

モーツァルト自身は、1784年以降に自作の作品目録を付けている。しか し、それより前の作品や、自身の作品目録に載っていない作品には、作曲 の時期がはっきりしないものもある。

オペラ:後宮からの誘拐、フィガロの結婚、ドン・ジョヴァンニ、コジ・ ファン・トゥッテ、魔笛

宗教音楽:大ミサ曲、レクイエム

交響曲:第25番、第38番『プラハ』、第39番、第40番、第41番『ジュピター』

セレナード:アイネ・クライネ・ナハトムジーク

ピアノ協奏曲:第20番、第21番、第23番、第24番、第26番、第27番

管楽器のための協奏曲:クラリネット協奏曲

弦楽四重奏曲:ハイドン・セット、弦楽五重奏曲:第3番、第4番

その他室内楽曲:クラリネット五重奏曲

ピアノソナタ:第11番『トルコ行進曲付き』

断片も含め700曲以上に及ぶというが、僅か35年の生涯でこれだけの作品 を残したという事は当(まさ)に天才。楽譜に記しながら次の作品を頭に 描いていたとしか思えない。

モーツァルトの作品はほとんどが長調で、装飾音の多い軽快で優美な曲が 多い。これは、当時の音楽の流行を反映したもので、ロココ様式あるいは ギャラント様式と呼ばれる。モーツアルトは歌い、ベートーヴェンは唸る と私が言ったのは当っている。

晩年に向かうにつれて、長調の作品であっても深い哀しみを帯びた作品が 増え、しばしば「天国的」と形容される。また、短調作品は非常に少ない ながら悲壮かつ哀愁あふれる曲調で、交響曲第40番ト短調のように人気が 高い。

「下書きをしない天才」と言われることがある。モーツァルトが非凡な記 憶力を持っていたのは多くの記録からも確かめられている。自筆譜の中に は完成・未完成曲含めて草稿及び修正の跡が多く発見されているというの が事実である。

人気の高いピアノ協奏曲23番においては、数年前に書かれた草稿が発見さ れている。ただし作曲するのが早かったのは事実であり、例えば交響曲第 36番はモーツァルトがリンツを訪れている間に作曲されたものであるが、 父親との手紙のやり取りから彼が3日でこれを書き上げた事が分かっている。

交響曲第39番から41番までの3つの交響曲は6週間で完成させている。ま た別の手紙からは、彼が頭の中で交響曲の第1楽章を作曲したあと、それ を譜面に書き起こしながら同時に第2楽章を頭の中で作曲し、今度は第2楽 章を書き起こしている間に第3楽章を頭の中で作曲した、という手順を踏 んでいたという事が分かっている。

モーツァルトの作品の多くは、手紙や各種の資料で確認できるように、生 計を立てるために注文を受けて書かれた。モーツァルトの時代は作曲家が のちの時代のように「自己表現の方法として作曲し、聴衆にもそれが理解 される」という状態には至っておらず、モーツァルトも芸術家というより あくまで「音楽の職人」だった。

彼が子供の頃から各地を旅行して廻った理由のひとつが就職活動であり、 ベートーヴェンのようにフリーランスとして生きていくことは非常に困難 な時代だった。

従って、モーツァルトの作品はその時代に要求された内容であり、たとえ ば長調の曲が多いのは、それだけ当時はその注文が多かった(したがって 人気があった)事の証でもある。

モーツァルトの作品はベートーヴェンの作品と比較してその差異を論じら れることもあるが、決定的に異なっているのはふたりがおかれていた社会 的状況の差であると言える。

モーツァルトは病に伏す前に、妻コンスタンツェに「自分は毒を盛られ た」と語ったことがある。また、死の後にウィーンの新聞は「毒殺された のではないか」と報じた。

しかし、当時モーツァルトの周囲の人間で毒殺を信じていていた者はいな い。1820年ごろになって、ウィーンでは「サリエリがモーツァルトを毒殺 した」という噂が流行した。

老いたサリエリは、1825年に死ぬまでこの噂に悩まされることとなる。こ の噂をアイデアとして、『モーツァルトとサリエリ』や『アマデウス』な どの作品が作られた。

現在、国際モーツァルテウム財団(ザルツブルグ)にはモーツァルトのも のとされる頭蓋骨が保管されている。頭蓋骨に記された由来によれば、埋 葬後10年目にモーツァルトを埋葬した墓地は再利用のため整理され遺骨は 散逸してしまったという。

この時、頭蓋骨だけが保管され、以来、複数の所有者の手を経て1902年に 同財団によって収蔵された。

遺骨の真贋については、その存在が知られた当初から否定的な見方が多い が、2004年、ウィーン医科大学の研究チームがモーツァルトの父レオポル ドほか親族の遺骨の発掘許可を得て、問題の頭蓋骨とのDNA鑑定を行うと 発表した。

鑑定結果はモーツァルト生誕250年目の2006年1月8日にオーストリア国営 放送のドキュメンタリー番組として公表された。

これによると、調査の試料となったのは頭蓋骨の2本の歯と、モーツァル ト一族の墓地から発掘した伯母と姪のものとされる遺骨から採取された DNAであった。

検査の結果、頭蓋骨は伯母、姪の遺骨のいずれとも縁戚関係を認められな かったが、伯母と姪とされる遺骨同士もまた縁戚関係にないことが判明 し、遺骨をめぐる


━━━━━━━
読 者 の「声
━━━━━━━

 ◎渡部亮次郎様並びに「頂門の一針」御關係の皆様、本誌發行序數5,000號の御達成を心からお祝ひ申し上げます。最近、私事にかまけてをりましたので御祝詞言上が遅延致し、甚だ失禮致しました。

馬場伯明様が之の偉業を實に端的にお纏めになりましたので、茲に引用させて戴きます −
 『Melma.comには次の表示がありました。《頂門の一針 メルマガ情報 
創刊 日:2004-01-18 最終発行日:  発行周期:不定期  Score!:9点》

15年2ケ月余の長寿メルマガとなりました。しかも、年間平均333号の発 行、すばらしいことです。ときどき、雑文で末席に加えていただいており ますが、今後ともなにとぞよろしくお願い申しあげます。「継続は力な り」。

新元号が発表される平成31年4月1日が5001号となります。心身の健 康に
留意され、次の記念号を目指していただきたいと祈念いたします』(引用終り)

渡部様のNHK記者から外務大臣秘書官へと謂ふ素晴らしい御經歴に基づく實に貴重かつ今なお生々しい實話に、82歳3ヶ月の小生は何度拝讀しても滋味盡きぬと謂ふ思ひを致して居ります。小生も、今後は努めて寄稿者各位の御高見に就ひての感想等を申し述べ度く、宜しくお願ひ致します。

今後とも重要な史實情報としての價値も非常に高い御高話を拝聽致したく、何卒御自愛の上、御健筆を揮はれますやう期待致して居ります。(坂元 誠)


◎前田様

ありがとうございます。

大して才能がなくてもあれだけいいカミさんに巡り合えたら、好き勝手な ことをしても世の中で生きていけるんだとの典型でしょうか。勘違いする ような若者が出ないことを祈るばかりです。

芸能人はスキャンダルが命、芸の肥やしなんてものでしょうか。ヒトであ る限り、スキャンダルはついて回ります。叩いてホコリの出ないヒトもい ませんので。

内田裕也の娘の最後の言葉は、<Fuckin Yuya Uchida ! Don't rest in peace ! Just Rock’n Roll !>で、テレビではFuckinを翻訳していませ んでした。一番重要なポイントなのに、翻訳すれば、<このクソ野郎 内 田裕哉!成仏できると思うな!いつまでもロックンロールやってろ!>で すかね。これを愛情とみるのがメディア、しかし、この親にしてこの子有 りと見るべきでしょう。佐藤隆一


 ◎久徳省三氏の件:前田正晶

2005号に掲載された彼の投稿は、最早主宰者と私に対する名誉毀損です。 到底看過できません。

佐藤隆一氏とも語り合ったのですが、彼でさえ「何故半角で打ったスペー スが消失したかについて即答できない」と言われます。私はあれは所謂 「文字化け」(=garble)という屡々生じる現象の部類ではないかと思っ ていると言いました。

何れにせよ、久徳氏の言いがかりで「前田氏の誤りを正す」とは言いも 言ったりだと思います。飽くまでも言いたいのであれば、私がこれまでに 数校の大学でした講義録や、西東京市の市民講座で2年続けて英語を受け 持った際のテキストも保存してありますので、誤りがあるかないかを喜ん で開示します。スペースを打たないような英語を教える者を大学や西東京 市が呼ぶでしょうか。

上記を久徳氏にお伝え頂かなくても構いませんが、もうこの方の私に対す る私怨にお付き合いなさらないで下さい。宜しくご理解のほどお願い申し 上げます。


◎矢張りミーハーが彼らの最重要な対象だったと再確認:前田正晶

故内田裕也氏の葬儀:

実は、何かと言えば「ロックンロール」と言っていた故人の歌うのを聞い た記憶がないのが残念だ。だが、昨日の葬儀の模様を各テレビ局が競って 報じるのを見せられて、彼がどうやら一時代を築いた大歌手だったと言い たいのだと初めて認識できた。彼らが故内田裕也氏をどう扱おうと勝手だ が、興味も関心もなかったような人たちにまで向かって「さー、悲し め」、「さー、嘆けよ」と言わんばかりなのは、余計なお世話だと思って いる。

私は彼にせよ、故樹木希林さんにせよ、一人のエンターテイナー(Oxford には“a person whose job is amusing or interesting people, for example, by singing, telling, jokes or dancing”とある)として、彼 または彼女のファンたちを楽しませてあげていたのであって、万人を楽し ませていた訳ではないと思っている。また、彼らはテレビ局にとっては重 要なタレントでもあったし、取材対象だったのだと理解している。だから と言って、朝から晩まで大勢の視聴者に押しつけるほどの出来事ではない と思うのだ。共に悲しみたい人だけが悲しめば良いことだと見ている。

専門の分野乃至は職業で実績を残している人たちを評価するが:

私はテレビという報道機関が現在のように広まってしまうと、彼らが勝手 に彼らの評価の基準というか、彼らにとって有益か否かを判断し「サー、 この芸能人を敬え」、「さー、この大歌手を歌を聴いて感動せよ」という 具合、無関心なはずの視聴者に向かってまで押しつける傾向が余りにも著 しくなってきたと、実は苦々しく思っている。何が言いたいのかと言え ば、往年の評価とは全く異なる基準を勝手に作り出して「歌舞伎役者を天 下の大スターだと思って崇め奉れ」と押しつけていると思えてならない。 市川海老蔵などはその例の最たるものである。

私は年齢や地位や出自に関係なく、自分がお世話になっていた業界以外で 名を為した方とか、立派な実績を挙げた方とか、私には手が出せなかった ような学問や芸術やスポーツの世界で成功しておられる方に敬意を表する には吝かではない。だが、そうかと言ってそういう方々を何かのお手本の ように崇め奉るとか、心の底からご尊敬申し上げる用意はない。それは 「人は道によって賢し」であって、それぞれの人に向いた分野があれば、 不向きな世界もあるのだから、立派に名を為しておられたからといって、 万人が崇め奉る必要がある存在ではないと思うのだ。

要するに、テレビ局(新聞も入れるべきかな)に「勝手に自分たちの尺度 で推し量って尊敬しているから、皆様も敬ったら如何ですかなどと言う な」と言いたいのだ。だが、ミーハーと言われている人たちは、嬉々とし てマスメディアが押しつける手前勝手基準を受け入れて楽しんでおられる ようだ。それも「この世を楽しむ一つの生き方かな」と思って黙って見て きたが、今回の故内田裕也氏や樹木希林さんの賞賛する様子を見て「あれ は過剰ではないのか」と思っただけだ。人はそれぞれの好みで動けば良い のだろうと割り切っておく。前田正晶

◎久徳省三氏の件:前田正晶

2005号に掲載された彼の投稿は、最早主宰者と私に対する名誉毀損です。 到底看過できません。

佐藤隆一氏とも語り合ったのですが、彼でさえ「何故半角で打ったスペー スが消失したかについて即答できない」と言われます。私はあれは所謂 「文字化け」(=garble)という屡々生じる現象の部類ではないかと思っ ていると言いました。

何れにせよ、久徳氏の言いがかりで「前田氏の誤りを正す」とは言いも 言ったりだと思います。飽くまでも言いたいのであれば、私がこれまでに 数校の大学でした講義録や、西東京市の市民講座で2年続けて英語を受け 持った際のテキストも保存してありますので、誤りがあるかないかを喜ん で開示します。スペースを打たないような英語を教える者を大学や西東京 市が招ぶでしょうか。

上記を久徳氏にお伝え頂かなくても構いませんが、もうこの方の私に対す る私怨にお付き合いなさらないで下さい。宜しくご理解のほどお願い申し 上げます。


◎久徳省三様にご転送願いたく存じます:前田正晶

遺憾ながら私はご指摘のような過ちを犯しておりません。お疑いのような ので、ご確認頂く為に私が主宰者の渡部亮次郎氏宛に「頂門の一針」にご 掲載願うべく投稿しておりますのと同じ文章を載せております私自身のブ ログ(Gooであり「新宿少数民族の声」と題して、真一文字のハンドル ネームを使用して、mas1313で開けるはず)をお読み頂ければ判明すると 存じます。私はチャンと単語と単語の間にはスペースを入れて打っており ます。

スペースが抜けていると「頂門の一針」誌上でご発見ならば、いきなり私 に向かって批判される前に主宰者の渡部亮次郎氏に「前田氏の英文にはス ペースがないが、かかるおかしな英文を投稿しているのを何故受け入れら れるのか」とお問い合わせになるのが先かと思います。

私は「頂門の一針」誌上では、私が誤りがない英文を投稿しても、屡々ご 指摘のようなスペースが失われた形になっているのを承知しておりまし た。だが、そうなってしまったのは「各寄稿者が渡部亮次郎氏のPCに投稿 し、それらを主宰者が編集され(時には校正されています)、配信を依頼 されている会社に送られ、その会社から各読者宛に配信されていく過程 で、機械上かコンピュータ上の作用でスペースが失われたのかと想定して おりました。即ち、私のあずかり知らないところで単語間のスペースが消 えたと考えておりました。

正直に申し上げれば、私はご指摘のような初歩的な失敗をするほど間抜け ではありませんし、スペルチェックくらいは慎重にかけております。特に ワードでは単語間のスペースが抜けていればキチンと赤い線が引かれるこ とはご承知だと思いますが、如何ですか。それでも尚且つ私が基本的な過 ちを犯していると仰せならば、今後は上記の私のブログをご参照願えれ ば、お解り願えると思うのです。よろしくご検討のほどお願いし申し上げ ます。



         
━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━

5000号達成への祝意に厚く御礼を申し上げます。

5日の東京湾岸は快晴。

4日は大学病院での定期検診。全く問題ナシ。次回は5月14日。毎晩、焼酎 を3合呑むことはなぜか申告しなかった。申告したら「やめろ」と言われ るにきまってるから。

選抜高校野球。習志野は打撃が全く駄目だった。

3日午後散髪、それも家人による。なぜか玄人裸足。すっきりした。

                        読者:6000人

                          

                         

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。