政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4982 号  2019・3・13(水)

2019/03/13

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わたなべ りや うじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」4982号
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        2019(平成31)年  3月13日(水)



    イタリアの連立政権が習近平訪問を前に:宮崎正弘

             「青い山脈」の頃:渡部亮次郎

       韓国の現政権は事実上の敵対勢力:櫻井よしこ
          
                       
                      話 の 福 袋
                        反     響
                      身 辺 雑 記


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イタリアの連立政権が習近平訪問を前に
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)3月12日(火曜日)
   通巻第6014号
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イタリアの連立政権が習近平訪問を前に「BRI」で分裂含み。
   コンテ首相は前向き、外務省、内務省は中国との協力を危険視
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イタリアの保守政権は一枚岩ではない。

第一党にいきなり躍進した「五つ星運動」は必ずしもナショナリストでは なく、心理的な合意の基盤にあるのは「反EU」である。政治綱領はな く、そのときそのときに場当たりで対応するポピュリスト集団、確乎たる プリンシプルが不在である。

連立の主柱「同盟」は以前の「北部同盟」である。ミラノからトリノ中心 のナショナリストが中核にあり、くわえてベルルスコーニ元首相の保守勢 力が背後で支持しているものの、現在の連立政権は政策的に対立する場面 が多い。

内閣は首相にそれほど強い権限が与えられておらず、内閣管理政権とも言 われる。

フィレンツェ大学教授だったジョセッペ・コンテが、政治の実戦経験ゼロ で首相に選ばれた経緯は周知の通りで、したがって閣内統一が容易ではない。

3月22日から3日間、習近平がイタリアを訪問する。

習近平は、ローマ訪問のあと、24日にフランスへ入り、ついで3月26日に 訪米、フロリダ州のトランプの別荘で、27日にトランプ大統領と会談し、 貿易戦争に最後の決着をつける段取りだ。

さて、イタリア政界、中国をめぐる激烈な意見対立が表面化した。

論点は「中国の一帯一路の協力するのか、しないのか」である。レンツェ 前政権は、比較的に対中融和、いまのコンテ首相も、4月に北京で開催さ れる「シルクロード・フォーラム」(BRI世界会議)にG7のなかで唯 一、首相の参加を表明している。

米国は「イタリアの国際的名誉の問題でもあり、シルクロードへの協力は いかがなものか」と警告しており、イタリア外務省もコンテ路線に反対、 もっと露骨に反対するのが内務省という対立的構造となっている。

ミラネシ外相は1月に訪米してポンペオ国務長官と会談、BRI非協力、 ファーウェイ排斥に積極姿勢を見せたほど。またガレット・マルキス内相 も「先進国イタリアの威信に傷が付く」として、国家安全保障の点からも トリエステ港の開発を中国に委ねるべきではないと強く反対している。


▲ポピュリズム右派には致命的弱点がある。

ところが最大会派「五つ星運動」は、中国の経済協力は「疲弊した伊太利 亜経済にプラス」であると、まるで呑気な、目先の利益を優先するポピュ リスト集団だから、賛成、前向きである。国際的戦略という視点から物事 を見ていない。

つまりポピュリズム右派には致命的弱点があることが明らかになったのだ。

中国が狙う地政学的理由はアドリア海の突き当たりトリエステ港の拡大工 事と近代化によって、EUへの玄関口にしようとしていることだ。

トリエステはスロベニア国境に近く、ながらく開発から取り残されていた が、コンテナ取扱量はEU域内8位あたりで、重要な港湾である。

イタリアはフィアットを量産する工業国家である。

北部は産業地帯、南部は農業と選別されるが、イタリア人の心意気は反ブ ラッセル、つまりEU中央にはいつも逆らう。したがって心意気をしめす 政治的ジェスチャーとしても親中路線を突っ走る側面があるのかも知れない。

そのうえイタリアは債務危機が燻り続け、若者の失業率が高く、近年はア フリカ諸国からの経済難民を抱えて、金欠病である。だから目先にちらつ くマネーには目が輝くというわけだ。

中国はイタリアと?インフラ建設?トリエステ港湾整備、近代化?エネル ギー?運輸?通信の分野での協同が謳い、習近平のローマ訪問に併せて、 経済協力文書の署名がおこなわれる予定という。中国はEUの団結を各個 撃破で突き崩し、BRIへのEUの理解を深めようとしていることになる。
     
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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 財務省の人事シフトが、日本を決定するという視点
  悪戯な揶揄や酷評ではなく、財務省の何たるかを私たちは知る必要が ある。

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山村明義『財務省人事が日本を決める』(徳間書店)
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財務省批判が氾濫している。急先鋒が三橋貴明、田村秀男、田中秀臣、高 橋洋一の各氏。なかでも辛口批判の高橋氏は財務省出身だ。

よくも悪くも日本を動かすのは東大卒エリート集団の財務省である。もと 大蔵省と言ったが、米国風に改称したところで中味は同じ。その人事のシ フトによって日本の財政、金融政策が決められ、政治家と組むか、対決す るかによって右か左に別れる。

典型例が『消費税』だった。

財務省としては『使いやすい政治家』と『使いにくい政治家』がいる。財 務省路線を突っ走ったのが、むしろ民主党、とくに極左出身の管直人が、 あろうことか内閣総理大臣になったときだった。この時代、日本経済には 嘗てないほどの暗黒が訪れ、デフレ脱却は不可能となった。

財務省はフェイク・ニュースを垂れ流し、情報を財務省有利に、かなり悪 質に操作する。なにしろGDP比で赤字が大変だから、まず「増税あり き」なのだ。このために「工作員」がIMF世銀に出向し、日本の財政赤 字というフェイクを植え付け、国際世論が消費税増税の圧力を日本にかけ るという芸当もこなす。

秋に消費税が10%になると、日本経済はもはや復活する力を失うだろうと 危惧されるのに、省益優先の財務省幹部には通じない。結局、エリートは 所詮、枝葉に拘るエリートであっても木を見て森を見ざる類いと批判され るのだ。
 
さて本書だが、冒頭に掲げた一般的批判とは距離をおいて、むしろ著者の 山村氏は、省内の人事抗争、その出世レースという極めて人間くさい視点 から、消費税がいかなる過程で決まっていったかを克明に辿る。展開はド キュメント風であり、近年の金融政策の歴史を人物の確執劇を基軸に綴っ ているから興味が深まる。

 また財務省内部にも親中派とそうでない派とがあり、黒田日銀総裁、中 尾ADB理事長らはどちらかと言えば親中派だろうが、土壇場でAIIB 入りを阻止した財務省には、国益を考える見識ある人もいるという事実も 抑えておく必要がある。

ところで評者(宮崎)には、本書に出てくる人名一覧などを眺めながら、 一種の感慨があった。


消費税導入は尾崎護・次官時代だった。尾崎さんは、西尾幹二氏の同級 生。学生時代は小説も書いた文学青年だった。路の会のメンバーなので、 よく顔を会わせたが、穏健そのものの紳士である。

「隠然たる影響力のあった」(127p)のが、嘗ての長岡実次官。氏は写 真入りで本書に登場するが、三島由紀夫の同級生だった。

 また次官に行く前に政治家になった人も多い。とくに浜田卓二郎氏。 時々、飲むことがあるが、この人の頭脳の冴えは凄いものがある。財務官 では行天豊氏が国際的に有名だったが、もう一人「ミスターYEN」こと 榊原英資氏は西部邁氏のよき友人だったことも思い出しながら読んだ

        
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「青い山脈」の頃
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   渡部 亮次郎

恥かしい話を書く。多分生まれて初めて観た劇映画が「青い山脈」であ り、昭和26(1951)年の早春、新制中学を卒業寸前の15歳、教師引率で、町 の映画館で観た。

もちろん白黒。公開されて既に2年経っていたらしいが、それは今になっ て調べて分かった事。町と言いながらド田舎だったのである。

昭和の御世。15歳まで映画も観られなかったとは万事、貧しかった。
もっとも戦争中は見ようにも映画が製作されてなかったらしい。

映画「青い山脈」(あおいさんみゃく)は石坂洋次郎原作の日本映画。 1949年・1957年・1963年・1975年・1988年の5回製作されたが最も名高い のは1949年の今井正監督作品である。私の観たのがこれだ。

主題歌の『青い山脈』は日本映画界に於いて名曲中の名曲ともいえる作品 で、過去の映画を紹介する番組などでは定番ソングともなている。2007年 10月24日のラヂオ深夜便で久しぶりに聴いたので映画の事を思い出したの である。

西條八十(やそ)作詞、服部良一作曲の名曲。映画を見たことが無い人でも 歌だけは歌える人が多い。また映画ではラブレターで「戀(恋)しい戀し い」というところを「變(変)しい變しい」と誤記してしまうエピソード は大いに笑わせた。

長編小説『青い山脈』は1947年に「朝日新聞」に連載。

東北の港町を舞台に、高校生の男女交際をめぐる騒動をさわやかに描いた 青春小説。また、民主主義を啓発させることにも貢献した。
私は新憲法は中学生ながらに全文を読んだが、民主主義の実際については 「青い山脈」に教えられた。

1949年に原節子主演で映画化され、大ヒットとなった。その3ヶ月前に発 表された同名の主題歌も非常に高い人気を得た。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石坂洋次郎(いしざか ようじろう 1900年1月25日―1986年10月7日)は、 小説家。青森県弘前市代官町生まれ。戸籍の上では7月25日生まれになっ ているが、実際は1月25日生まれ。

弘前市立朝陽小学校、青森県立弘前中学校(現在の青森県立弘前高等学校 の前身)に学び、慶應義塾大学国文科を卒業。1925年に青森県立弘前高等 女学校(現在の青森県立弘前中央高等学校)に勤務。

翌1926年から秋田県立横手高等女学校(現在の秋田県立横手城南高等学 校)に勤務。1929年から1938年まで秋田県立横手中学校(現在の秋田県立 横手高等学校)に勤務し教職員生活を終える。

『海を見に行く』で注目され、『三田文学』に掲載した『若い人』で三田 文学賞を受賞。しかし、右翼団体の圧力をうけ、教員を辞職。戦時中は陸 軍報道班員として、フィリピンに派遣された。

戦後は『青い山脈』を『朝日新聞』に連載。映画化され大ブームとなり、 「百万人の作家」といわれるほどの流行作家となる。数多くの映画化、ド ラマ化作品がある。

他に、『麦死なず』『陽のあたる坂道』『石中先生行状記』『光る海』など。

「青い山脈」では作者は青森県立弘前高等女学校(現在の青森県立弘前中 央高等学校)の教師であった。当時疎開中の女子学生達から聞いた学校生 活をこの小説の題材にしたと思われる(「東奥日報」2005年8月15日新聞 記事による)。

この記事は間違っている。現在の青森県立弘前中央高等学校の教師であっ たのは1925年(大正14年)であって「当時疎開中の女子学生達」とは何の ためにどこから疎開してきたのか。東奥日報の我田引水もいい加減にしろ。

閑話休題。1949年版映画のスタッフ。監督:今井正、脚本:今井正、井手 俊郎、音楽:服部良一。作曲を電車の中で、数字で作曲していたら、折か らの闇物資を売買する闇商人に間違えられた、という作り話のようなエピ ソ−ドがある。

主なキャスト 島崎先生(女学校の教師):原節子、沼田校医:龍崎一郎 、金谷六助(旧制高校生):池部良、寺沢新子(女学生):杉葉子、 ガン ちゃん(旧制高校生):伊豆肇、 笹井和子(女学生):若山セツ子、梅太 郎(芸者):木暮実千代だった。

2007年、『映画俳優 池部良』が出版される。2007年2月、東京池袋の新 文芸座のトークショーにて、その本の編集者から「青い山脈の時に31歳で したが…」と池部が質問され、

実は1916年生まれで当時33歳なのに『青い山脈』の18歳の高校生の役を 渋々受けたことや原節子先輩からガリガリに痩せていたため「豆モヤシ」 という迷惑なあだ名をつけられたり、原節子の尻をデカイと本人の目の前 で口を滑らせたために 張り手を食らいそうになったりといったエピソー ドを話している。

「ウィキペディア」による誕生日は1918年2月11日(建国記念の日)89歳  血液型B型となっているが、池袋の新文芸座のトークショーでの「実は 1916年生まれ」だとすると92歳(2008年6月現在)になってしまう。映画俳 優協会の理事長としてご活躍中ということで不問にしよう。

この作品は藤本プロと東宝の共同作品となっている。著作権の保護期間が 終了したと考えられることから現在激安DVDが発売中(但し監督没後38年以 内なので発売差し止めを求められる可能性あり)。出典: フリー百科事典 『ウィキペディア(Wikipedia)』

この映画を観た当時は大東亜戦争の敗戦から未だ6年。人口数千人の町に よく劇場があったものだが、小中学生の映画鑑賞は禁じられていたし、カ ネも持っていなかったから観たいとも考えなかった。

出来て間もない中学校では野球に夢中。3年になったら主将に指名され た。投手で4番打者。校舎の中では生徒会長でもあったから忙しかった。 家では教科書を広げる事はなかった。

中学校も間もなく卒業という春、秋田は3月と言っても当時は雪の降る日 があった。ゴム長靴にアメリカ軍払い下げのオーバーを着て寒さに耐えな がらの映画鑑賞。

生まれて初めて観る映画だったはずだが、あらすじも画面も、未だに思い 出せるところをみると興奮はしていなかったようだ。後年、父親を映画に 誘ったら「暗くて厭だ」との感想。

明るくとも見える映画といえるテレビがド田舎にも普及したのは「青い山 脈」を見てから10年以上経っていた。ましてあの頃、テレビ会社(NHK)に入 社(記者)するとは夢にも思わぬことだった。

恥かしくて退屈な思い出話。御退屈様。2007・10・25執筆



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韓国の現政権は事実上の敵対勢力
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          櫻井よしこ


「韓国の現政権は事実上の敵対勢力 日本はあらゆる面から備えるべきだ」


 

韓国大統領の文在寅氏が、1919(大正8)年3月1日に起きた反日独立の 「3・1運動」の100周年記念日を前に、2月26日、独立運動の活動家、金九 の記念館で閣議を開いた。戦時を除き、政府庁舎以外での閣議開催は初め てだ。

文氏は、「国家的な意味を込め」た同閣議に先立ち、金九の墓をはじめ、 日本の初代首相、伊藤博文公を暗殺した安重根や日本の要人2人を殺害し 死刑になった尹奉吉ら、日本から見ればテロリストらの墓を続けて参拝し たと、「産経新聞」が2月27日付で報じている。

他方、康京和韓国外相もスイスの国連人権理事会で異例の演説をした。 2015年に日韓両政府が慰安婦問題で最終的な合意をしたのは周知のとおり だ。だが康氏は、その内容は「不十分」で、「被害者中心の取り組みを進 める必要がある」と、自国の前政権が誓約した合意を全面的に否定した。

日本側は菅義偉官房長官が「慰安婦問題の最終的で不可逆的な解決を日韓 政府間で確認した。政権が代わっても責任を持って実施されないといけな い。合意の着実な実施は、わが国はもとより国際社会に対する責務だ」と 述べた。岩屋毅防衛相も自衛隊と韓国軍の関係について「韓国軍から緊張 を高めるような発信がなくなってきている」「緊張は徐々に解消に向かっ ている」と語ったが、これ以上事を荒立てたくないとの思いで日本側が発 信するこれら警告や見方は通用していない。

戦時朝鮮人労働者問題、自衛隊機へのレーダー照射とその後も続く対日対 立姿勢、慰安婦問題での卓袱台返し、安重根ら礼讃の異例の閣議などは文 在寅政権の反日路線の表明だ。韓国全体の路線でなくとも、軌道修正は非 常に困難だと心得ておくべきだろう。

朝鮮半島全体を、歴史を縦軸とし、現在進行形の国際情勢を横軸として眺 めさえすれば、文氏がこれから直面する深刻な問題も、日本が進めるべき 対策も、明らかだ。

まず、文氏が直面する問題である。文氏は反日を意識する余り、日本を貶 め、日本に協力した人々(たとえば朴正煕元大統領やその長女の朴槿恵前 大統領)を貶め、「親日派」の清算に力を注ぐ。また現在の大韓民国の起 源を前述の100年前の反日独立運動に求め、そのときの政府は大韓民国臨 時政府だとの立場をとる。

文氏はそのうえで、北朝鮮との連邦政府構築に向けて走りたいと考えてい る。だが、北朝鮮に求愛する文政権に対して、朝鮮労働党委員長の金正恩 氏は全く異なる考えを持つ。

金氏は3・1運動の意義など全く認めていない。従って、その日を祝ったり もしない。金氏にとって記念すべきは故金日成主席の樹立した朝鮮民主主 義人民共和国の足跡である。祝うべき建国は1948年9月なのであり、1919 年も3・1運動も無意味だ。

この北朝鮮の主張及び公式の立場と、自らのそれをどのように整合させて いくのかが、文氏の問題だ。文氏は金氏の持論を受け入れて、従来の自ら の主張や現在の「パフォーマンス的な反日」を放棄するのだろうか。でき るのだろうか。金氏に認めてもらうのに、そこまで自身を否定し、卑下で きるのだろうか。そこまでできるのであれば逆に、文氏の大韓民国を滅ぼ すという信念は本物だと言ってよいだろう。

朝鮮半島の現政権は、ここまで反日である。国民の半分は政権と激しく対 立してはいるが、現政権は日本にとって事実上の敵対勢力であることを日 本は冷静に見て取り、この新たな事態に軍事面を含めてあらゆる面で備え ることだ。

米国はかつて米国の安全を守る防衛線として、朝鮮半島を除いたアチソン ラインを引いた。その歴史が繰り返される体制がつくられていく可能性に 具体的に対応するときだ。
『週刊ダイヤモンド』 2019年3月9日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1270


    
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読 者 の 発 言
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身 辺 雑 記
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13日の東京湾岸は快晴。義兄の郷里・群馬県桐生の墓参に同行する。
読者:5587人


                           



                          


                        














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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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  • 名無しさん2019/03/13

    青い山脈の記事、横手高校の出身なので非常に面白かったです。通学路に石坂洋次郎記念館と石川達三・生家があります。

    伯国在住、技術士・中田賢治 

  • 名無しさん2019/03/13

    「いだてん」半年終了でいいよ。ピエール瀧でケチがついたし。

    オリンピックには「風と雲と虹と」の再放送でりりしい加藤剛に東京の守護神平将門も喜ぶよ。