政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4975 号  2019・3・6(水)

2019/03/06

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わたなべ りや うじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」4975号
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        2019(平成31)年 3月6日(水)




      「専守防衛」ほど無意味なものはない:加瀬英明

       「拉致:朝鮮半島の闇、日本の闇」第24章:“シーチン”修一 2.0

                     紫式部と蕪村の「和紙」:毛馬一三        
                            
                    話 の 福 袋
                     反     響
                    身 辺 雑 記


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「専守防衛」ほど無意味なものはない
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            加瀬 英明

日本は世界のなかで、自国の憲法が安全保障の最大の脅威となっている、 唯一つの国だ。

憲法はその国の精神を、表わしている。

前文が、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにす る」と述べて、日本だけに先の大戦の全責任を、一方的に負わせて、日本 が悪い国だときめつけている。

この憲法のもとで、日本は自虐的な態度をとってきたために、国外から軽 くみられ、虐げられる原因をつくってきた。

前文はさらに、一国の安全を世界の「諸国の公正と信頼して、われらの安 全と生存を保持」すると、宣言している。

日本国憲法が世界の現実を歪めてきたために、国民が危険な幻想に浸って きた。

日本は人にたとえれば、幻視、幻聴を病んできたために、人格が崩壊し て、正常な社会的関係を結ぶことができない統合失調症を患っている。

このところ、韓国が日本を好き放題に嬲(なぶ)っているために、日本で嫌 韓感情が沸騰している。 

書店に嫌韓本が並び、雑誌も韓国に呆れ果てて、韓国を憐れむ記事で埋 まっている。

慰安婦(ウイアンプ)など両国間の合意を踏み躙ったうえで、徴用工(ジン ヨンゴン)、火器管制レーダーの照射問題など、常軌を逸した振舞いがと まらない。

韓国は現実を無視して妄想にとらわれているから、とうてい国家と呼べな い。日本中が韓国を疫病のように、みるようになっている。

韓国は国として体をなしていない。政府もどう対応したらよいか、途方に 暮れている。

だが、いったい日本に韓国を見下したり、嘲る資格があるものだろうか。

昨年、政府が3万トン級の“いずも型”ヘリコプター搭載護衛艦を空母に改 装して、F35Bステルス戦闘機を搭載すると発表すると、岩屋防衛相が 「状況に応じて戦闘機を載せるから、他国への脅威とはならない」と述 べ、自公与党が「専守防衛の枠内で運用する」という確認書を交換した。

だが、危機が迫ってから、艦載機を載せるのでは、訓練や運用に支障はな いのだろうか。

テレビのワイドショーで、識者が真顔をして「攻撃空母を保有するのは、 憲法違反だ」と述べていたが、番組の他の出演者は誰も非常識な発言だ と、思わなかった。多くの視聴者も同じことだったろう。

中国の国防支出は中国政府の発表によっても、1988年以後、毎年2桁で増 して、日本の10倍以上もあり、アメリカにつぐ軍事大国となっている。
 
私には“いずも級”護衛艦を、F35B戦闘機を8機か、10機搭載する小型空 母に改装しても、どうして中国に脅威を与えることになるのか、理解でき ない。

「専守防衛」という言葉は、日本国憲法と同じように、日本の国内にだけ 通用して、外国語に訳することが、まったくできない。「専守」という概 念自体が、世界のどこにも存在していない、無意味な言葉だ。

日本語でも、具体的に何を意味しているのか、分からない。

いったい「専守に徹する」スポーツ競技が、あるものだろうか。読者諸賢 のなかで、説明できる方がいられるだろうか。「必要最小限の防衛力」 も、意味がない言葉だ。

日本の独立と国民の生命を、わけが分からない言葉に託して、よいはずが ない。

 人体の健康と同じように、平和は努力して守らねばならない。平和を守 る努力をしないのでは、平和を大切にしているといえない。




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「拉致:朝鮮半島の闇、日本の闇」第24章
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        “シーチン”修一 2.0

ヨタヨタと散歩していたら、春の静かな、遠慮がちな訪れを見つけた。

可愛い黄色の花をつけたカタバミ、蝋梅、紅梅、白梅、さらに紅白ミック スのしだれ梅、緑化センターではクリスマスローズやスミレなど多彩な 花々、温室にはコバルトブルーのヒスイカズラが女王様然として目を引 く。町会の花壇には感動的な菜の花がいっぱい、桜並木のつぼみは日々膨 れ始めた。

小生の屋上庭園にはいろいろな小鳥が来るが、餌を食べて小生の無聊を慰 めてくれる鳥として初めてツグミ、アカハラ、ムクドリが来た。ウグイス は「わたし、こんなもの好かないわ」とすぐに消えてしまったが、木の実 が好みのようだ。ツグミはつがいで薄ピンクの花をおいしそうにパクパク 食べてしまったが、そのうち小生も味見をしてみよう。

スズメたちは、ツグミなど鋭いくちばしの大きな体の新参者を歓迎はしな いが、恐れずに一緒に食べている。肉食で残酷なモズは見かけただけで50 羽のスズメが一斉に逃げる。ザーッというすごい羽音で、文字通りの一目 散だ。遅れたのか賢いのかは分からないが、草木やプランターの陰に隠れ る奴もいる。

モズは標的に向かって凄い速さで一直線に向かってくる。まるで矢のよ う、弾道ミサイルだ。ほとんど攻撃力のないスズメは三十六計逃げるにし かずだが、実に小回りが良く、パッと身をひるがえしてモズの攻撃をかわ すのだ。鳥の中で恐らくスズメは一番繁殖しているだろうが、この類を見 ないほどの「小回り力」が大いなる武器になっているのかもしれない。

韓国はモズのような北の攻撃圧力を、カネとスマイルでかわしている。ヤ クザに殺されたり暴れられたくなければミカジメ料を払って、へらへらす るのと同じだ。昔から強い者とは喧嘩をしない、三跪九叩頭の朝貢外交で 圧力をかわしてきたのだから、カネとスマイルでその場の緊張が解ければ いいのだろう。

日米が「暴排条例を守れ」といくら言ったところで、スズメに「逃げてば かりいないで戦え」と言うようなものだ。

スズメは可愛いが、まったくキンバエのような韓国からすればこう反論す るだろう。

「余計なお世話や! うちは『長い物には巻かれろ』でずっとやってきた んやで。相手が弱ったらすかさず豹変して掠奪、強姦、傷害、殺害するの がうちの伝統的なやり方や。ま、日本には舌戦、脅し、レーダー照射で嫌 がらせをしておるレベルやけどな、そのうちに南北共同で叩き潰してやる で。それは国民感情法で決められている国民の正義、義務でな、国民感情 法はすべての法律、条約を上回る最高法やねん。そやさかい、それを遵守 するのがうちらの務めや。チョッパリはよー覚悟するこっちゃ」

まあコリアン半島人は「コリナイ/懲りない」から、ウェノムへの劣等感 を罵倒に転化することで留飲を下げているのだろう、これまでも、これか らも。

韓国のアカ新聞「ハンギョレ」2019/2/10、「寄稿/キム・ヌリ中央大教授 『大韓民国100年、清算なき歴史』」から。

<2019年は歴史的な年だ。2・8独立宣言、3・1革命、上海臨時政府樹立が すべて100周年をむかえる。“大韓民国”が、自主独立運動の火の手に乗っ て遠い他国で誕生してから1世紀を迎えたということだ。

大韓民国が経てきた過去の1世紀は、実に残酷な時代だった。

韓国現代史を振り返り最も驚くべき点は、苛酷な歴史による多くの悲劇に もかかわらず、過去がまともに清算されたことがただの一度もないという 事実だ。大韓民国ほどに、過去が清算されなかった国が他にあるだろうか?

日帝の高等警察の刑事が解放後にも独立闘士を尋問した国、日本軍の将校 が解放された国の大統領になり、それでも足りずにその娘までが大統領に なる国、ファシスト親日派が作った歌を“愛国歌”として歌う国―それが大 韓民国だ。

親日の過去清算と関連してみれば、解放された空間で親日派が民族主義者 を制圧した「反民特別委」の武装解除が歴史の行方を決定づけた分岐点 だった。

問題は親日の過去だけではない。良民虐殺の過去、軍事独裁の過去、司法 殺人の過去、拷問犯罪の過去、御用学問の過去…。何一つまともに清算さ れたことがない。今も変わらず多くの盧徳述、宋堯讚、朴正煕、梁承泰、 李根安、葛奉根が、この社会を支配しているのが私たちの現実だ>

「過去清算」・・・って何よ。過去の延長として今があり、そこから学ん でこれからどんな国を創るのかが今人の仕事だろう。韓国にははっきりし たビジョンがない。近代化と赤化の間で大きく揺れ動いている。「感情と 気分と妄想とバックミラー」だけで「理性と知性と計算とコンパス」がな い。まるでカンカラ菅と鳩ポッポしか人材がいないみたいだ。

小生は「♪過去はどんなに暗くても」未来は明るいだろう、明るくするぞ と思ってきたが、コリアンは相変わらず「バックミラーしか見ない」、つ くづく「恨/ハン」の民族だ。病膏肓、永遠にそうだろう、永遠の「悪 夢」。御先祖様は彼らを「バ〇チョン」と呼んだが・・・前方不注意でそ のうち事故るだろう。反省しない、自浄機能なし・・・未来はないわなあ。

良き隣人を持てば君は幸せになれる、悪しき隣人を持てば君は哲学者にな れる? 凡人のままでもいいから半島人とは関わりたくないなあ、と思わ ない? なあ、同志諸君!

そうだわ、気分一新、「赤毛のアン」のお話よ、良くって?

こういう言葉遣いは1917年のロシア革命に影響された「大正デモクラ シー」が生んだものだと山本夏彦翁は書いていたが(不倫、親不幸、核家 族もそう)、アンを日本に紹介した訳者の村岡花子はクリスチャンで、女 権拡張運動家、不倫もしているという(大正語では「自由恋愛ね、ずいぶ んご発展ね!」か)。彼女の翻訳はもろ「大正デモクラシー」言葉で埋め 尽くされているような気分になるわよ、ちょっとレトロで素敵じゃない?

著者のモード・モンゴメリは不倫はしなかったろうが、当時で言えば「翔 んでる女」だったろう。彼女は仮面をかぶって、あるいは役になりきって 「牧師の妻」を演じたのだが、その忙しさ、心身への負担は尋常ではな い。モリー・ギレン著「運命の紡ぎ車」から。

<(モード)が大人になった時には(教義に)疑問を持ち、反抗心を抱く ようになっていた。正真正銘の(牧師の)伴侶として夫に忠実であるこ と、社会生活のなかで彼女が引き受けた役割に忠実であること、若い人々 に愛読される作家としての立場に忠実であること、こういうことがすべて 相まって、モードは心のうちで、義務感と本心との間の良心の葛藤を鎮め るのは並大抵のことではなかった。

彼女は「自分を取り巻く環境のために、無理やり芝居をさせられている」 ことに気付いていたのである。この止むことのない内面の葛藤の気配すら もモードの周りの人々には届かなかったということは、彼女の性格の強さ を示す印である。

(教区員や周囲の人々は)うんざりする仕事に延々と力を注ぎ続けたり、 みんなから逃げ出して孤独に浸りたいという彼女の気持ちなど決して理解 できなかったのである>

モードはペンフレンド(ともに♂)のウィーバー(在加州、後に教師、作 家)とマクミラン(在英、後に著名ジャーナリスト)宛に典型的な1週間 の退屈きわまりない細目を一覧表にして送っている。

今晩:青年団の劇のリハーサル。
昨夜:お茶の会で外出。
日曜夜:讃美歌詠唱集会。
土曜夜:(教区内にあるもう一つの教会で)礼拝集会。会衆の前であいさ つし、教区を去っていく伝導夫人会員に贈り物を贈呈。
金曜夜:青年親睦会の指導。
木曜夜:例の劇の練習。
水曜:ロイド・ジョージの演説を聞くためトロントに出かける。
火曜夜:牧師の訪問。
月曜夜:劇の練習。

さぞウンザリするだろう。1920年のある結婚披露宴に「一種の義務」で出 席した際のこと。

<私は午前2時までその席に連なり、部屋のあちこちにずらりと居並ぶ何 十人という女の人たちとおしゃべりをしなければならなかったのです。と うとう私はまったく意志を持たずにいつまでもしゃべる続ける機械になっ たような気分になりました>

モードの筆跡は一葉女史の草書体のように非常に美しく、かつ個性的だ が、若い時に筆跡鑑定をしてもらったことがある。結果は――

<「あなたはかなり傲慢な性格ですが、他の人々のみならず自分自身もよ く知っているので、そういう性格が非常によく抑えられています。優美な もの、贅沢なもの、さらに、品のいい作法、等々を大いに好みます。『あ なたは、本当の自分とは全く違って見えるほどに、自分の内面の考えや感 情を押さえつけ、隠すすべを知っています』。

非情に愛想よく、丁寧で親切な態度を取ることができます。あなたは自分 の意思を持っています。安楽と気楽さを好みます。非常な倹約家であり、 とても慎重であると同時に外交的手腕に優れ、猜疑心が強く、容易に人を 信じません・・・>

『 』内はモード自身によるが、マクミランに「このくだりは私が牧師の 妻となるべく運命づけられていたことを示しています!!」と書き送って いる。

静かに自然を鑑賞したり、夢想したり、執筆したり、読書したり、家事に 没頭したり・・・モードはそういった「自分の時間」「クールダウンの時 間」を持ちたくても、思うようにできなかった。悲劇と言えば悲劇だが、 天はモードに試練を課したのか・・・「艱難人を玉にす」とは言うもの の、試練は時に人を押しつぶす。

「運命が もしもあるなら 捕まえて 絞め殺したき わが人生」

40年以上前に知った短歌(朝日歌壇らしい)だが、モードもそんな気分に 落ち込むこともあったのではないか。まあ、順風満帆の人生なんて珍しい のかもしれず、グロッキーになってもグレンバスターで逆転勝利とか、と にもかくにも完走したとか・・・モードはどうやって乗り越えたのだろ う。(つづく)

さてさて、前回に続いて「正論」2005年2月号「大島信三編集長インタ ビュー 元朝鮮総連活動家の懺悔録『未来のために私の過去を話します』 元朝鮮青年同盟中央本部副委員長兼組織部長:全京千」から要約する。

<――日本国内での拉致を含めて何らかの対日工作の指示はありましたか。

全 拉致などについては何も言われていません。「あなたが日本に帰った ら、ラジオで暗号を送ります。モランボン(牡丹峰)があなたの暗号名で す」とは言われました。ラジオでモランボンとくれば、自分あてなので数 字を聞き取って書くわけです。それを乱数表で解読します。

帰る時に活動資金として現金で30万円渡されました。超短波の通信機器な どもそれで買えということですね。洋服もくれました。

――乱数表は向こうで貰ったのでしょう。

全 いや、日本に帰ってから、ある人物から預かりました。その人は新潟 へ来る万景峰号で渡されたようです。

――極秘に出国し、極秘に戻ってくる。そんなことが日常茶飯事に繰り返さ れていたんですね。戻る時も接線ポイントは須佐ですか。

全 下関です。その時、いろいろ注意を受けました。日本に上陸したら 酔っ払いの振りをしろとか、官憲に尋問された時の答え方とか。

――ひょっとしたら北に留め置かれる可能性もありました。戻れてよかった ですね。

全 下関に着いたときはホッとしました。(帰る際の指示は)朝鮮労働党 との連絡を密にして欲しい、何か危険な時があったとしても一切ばれない ように始末してほしい、乱数表などは最初から地下に埋めときなさいと。

――当然、帰国後も全さんの行動はずっと見張られてますよね。

全 恐らくそうでしょう。私に指令を出した人間の上に、さらにまた命令 を出す人物がいるんですよ。これが司令塔であり、ほんとのくせ者です よ。(つづく)

「北、中共、南は敵」という認識がない人はゴロゴロいるだろう。社会 党、社民党、民主党、共産党などの人々ばかりでなく、マスコミの多くも そうだろう。共産主義幻想=憎日・反日の人はカネも絡んでいるのだろ う、まず転向はしない。新左翼小児病だった団塊世代が消えればずいぶん 世の中は浄化されるのではないか。

「連合」(日本労働組合総連合会)は加盟組合員が700万人。弱体の野党 が野合でドタバタしており、連合は支持政党をどこにするのか困っている ようだ。賃上げや労働環境を良くしたいのなら自民党を支持すればいいの に、労組=野党(ほとんど時代錯誤のアカ、ピンク、アホ)支持の悪しき 伝統から離脱できないでいる。専従(夏彦翁曰く「どんなに落ちぶれても 君、専従になるなかれ」)も野党もカネが命だから変身、変心、改革がで きないでいる。

キチ〇イ頭になるもアカ尾になるなかれ、だな。同じアカオでも赤尾敏先 生の姪、赤尾由美氏が元気なのは結構なことである。

【「措置入院」精神病棟の日々(115)】庭の枯れ草を掃除していたら、 その下に緑の葉が育っていた。枯れ草が次代の命を冬の寒さから守り、育 んでいたのだ。人もそうありたいね。

身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂(松陰)

松陰先生曰く「志士は溝壑(こうがく)に在るを忘れず、勇士は其の元 (かうべ)を喪うことを忘れず」 。志士たらんとする者は野垂れ死にや 首を斬られることを覚悟しておけ、と。小生の辞世の句も用意しておかな ければ。

狂に病み 夢は昔の あの娘やこの娘 逢いたく思えど 今は婆さん(修一)

こちらは爺さん・・・全然カッコヨクないなあ、救いがないよ。有島武郎 の不倫心中は梅雨時の別荘の庭で、発見が遅れたので目も当てられない状 態だったという。ヂイヂには心中する相手もいやしない。ぜんぜん素敵 じゃないわよ、いやーね! 発狂亭“非大正ロマン”雀庵の病棟日記から。

【2016/12/25】【産経】今朝もすこぶる充実していた。一番手は“キラ星” 古森義久「未来への祈り 首相に願う」、曰く「米側の戦争への認識を見 ると、日本軍と実際に激しく戦った人たちほど、あの戦争は両国が国益を 衝突させ、国運をかけて雌雄を決した対決であり、そこには道義的な善悪 の入る余地が少ないという態度を保つように映る。その決戦に米国が勝 ち、日本が敗れたのである」

「日米間の戦争での怨讐の時代はとっくに終わったのだ。首相の真珠湾訪 問を機会に、今また謝罪や釈明を求める動きは米国自体ではなく、中韓の 反日勢力や日本内部の反体制からの政治策動だと言えよう」

大ベテランがいきなりレフトに弾丸ライナー性のホームラン、オーエ信者 数名負傷。

二番手は河崎真澄「中国、相続税導入へ 格差深刻 3月にも審議」。中 共の国庫は枯渇し、庶民をなだめるアメの原資が枯渇しそうなのだ。固定 資産税の本格導入も始まりそうだという。左中間を抜く3塁打。

「上に政策あれば下に対策あり」の国柄だから、カネはますます国外へ流 れ出て、習近平の党内基盤は弱まるしかない。

その分を庶民からの「熱烈支持」で補うという大衆動員ポピュリズムは、 選挙で決着をつけるというシステムがないから暴力による「第二次文化大 革命」にならざるを得ない。習は最大最強の利権集団、7大軍区の反発も 引き起こすから、中共の一党独裁は終わり、連邦制にならざるを得まい。

これは小生の妄想なのか? 20世紀にソ連が消えるなんて誰も予測できな かったが、1989年末で崩壊した。築城70年、落城2年だった。1949年の中 共独裁国家建国から来年(2017)で68年。落城へのカウントダウンが始 まっている。

三番手は松浦肇「トランプ氏は新興企業が嫌い?」。曰く「ITなどの企業 は伝統企業の半分しか雇用を生んでいず、トランプ氏は『雇用を米国に取 り戻す』と訴える。労働集約的なダウ平均株価銘柄企業に有利な政策を打 ち出し、シリコンバレーの企業群を敵視するのは自然の流れだ。

例えばトランプ氏は大型の法人減税を約束しているが、新興企業は減税の メリットを享受しにくい。税法上の利益をほとんど生んでいない銘柄多い ためだ。(上昇中の)株式相場は次期政権の政策効果を先読みしているの である」

さすが元日経のベテラン、センター前の二塁打で一点追加だ。(つづ く)2019/3/2



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紫式部と蕪村の「和紙」
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          毛馬 一三


書き出しは、大阪俳人与謝蕪村のことからだ。蕪村(幼名:寅)は、生誕 地大阪毛馬村で幼少の頃、母親から手ほどきをうけて高価な「和紙」を 使って「絵」を描いて、幼少時期を楽しんでいたことを、知った。

寅は、庄屋の子供だったから、高価な「和紙」を父から自在に貰って、絵 描きに思いのままに使ったらしい。

その幼少の頃の絵心と嗜みが、苦難を乗り越えて江戸に下り、巴人と遭遇 してから本格的な俳人となったのも、この幼少の頃「和紙」に挑んだ「絵 心」とが結び付いたらしい。

さて、本題―。

高貴な「和紙」の事を知った時、ジャンルは違うが、紫式部が思い切り 使って「和紙」を使って「世界最古の長編小説・源氏物語」を書いたこと を思い出した。

そのキッカケは、福井県越前市の「和紙の里」を訪ねてからである。

越前市新在家町にある「越前和紙の里・紙の文化会館」と隣接する「卯立 の工芸館」、「パピルス館」を回り、越前和紙の歴史を物語る種々の文献 や和紙漉き道具の展示、越前和紙歴史を現す模型や実物パネルなどを見て 廻った。

中でも「パピルス館」での紙漉きを行い、汗を掻きかき約20分掛けて自 作の和紙を仕上げたのは、今でもその時の感動が飛び出してくる。

流し漉きといって、漉舟(水槽)に、水・紙料(原料)・ネリ(トロロア オイ)を入れてよくかき回したあと、漉簀ですくい上げ、両手で上下左右 に巧みに動かしていくと、B5くらいの「和紙」が出来上がる。まさにマ ジックの世界だ。

ところでこの越前和紙だが、今から約1500年前、越前の岡太川の上流に美 しい姫が現れ、村人に紙の漉き方を伝授したという謂れがある。

山間で田畑に乏しかった集落の村人にとり、紙漉きを伝授されたことで、 村の営みは豊かになり、以後村人はこの姫を「川上御前」と崇め、岡太神 社(大瀧神社)の祭神として祀っている。

<その後大化の改新で、徴税のため全国の戸籍簿が作られることとなり、 戸籍や税を記入するために必要となったのが「和紙」である。そのため に、越前では大量の紙が漉かれ出したという。

加えて仏教の伝来で写経用として和紙の需要は急増し、紙漉きは越前の地 に根ざした産業として大きな発展を遂げてきている>。

さて長編小説「源氏物語」の作者紫式部は、執筆に取り掛かる6年前の 24歳の時(996年)、「和紙」の里・越前武生に居住することにな り、山ほどの「和紙」に囲まれて、存分に文筆活動に励んだ。

当時、都では「和紙」への大量の需要があったらしく、宮廷人も物書きも 喉から手が出る程の「和紙」だったが、手には入らなかった。

ではどうして都にいた紫式部が、遥か離れた「和紙」の里越前の武生に移 住してきたのか。それはご当地の国司となった父の藤原為時の“転勤”に関 わりがある。文才だけでなく、商才に長けた為時の実像が浮かび上がる。

<為時は、中級の貴族で、国司の中で実際に任地へ赴く“転勤族”だったそ うで、996年一旦淡路の国(下国)の国司に任命されるが、当時の権力 者・藤原道長に賄賂の手を使って、転勤先を越前の国(上国)の国守に変更 してもらっている。はっきり言えば為時は、淡路の国(下国)には赴任した くなかったのだ。何故なのか。

当時、中国や高麗からの貿易船が日本にやってくる場合、海が荒れた時や 海流の関係で、同船団が「越前や若狭」の国を母港とすることが多く、こ のため海外の貴重な特産品が国司のもとに届けられ、実入りは最高のもの だったという>。

藤原為時一族は、中級の貴族ながら文才をもって宮中に名をはせ、娘紫式 部自身も為時の薫陶よろしく、幼少の頃から当時の女性より優れた才能で 漢文を読みこなす程の才女だったといわれる。

これも商才に長けたばかりでなく、父親の愛情として、物書きの娘に書き 損じに幾らでも対処できる「和紙」提供の環境を与えたものといわれる。

<この為時の思いは、式部が後に書き始める「源氏物語」の中に、武生で の生き様が生かされている。恐らく有り余る「和紙」を使い、後の長編小 説「源氏物語」の大筋の筋書きをここで書き綴っていたのではないだろう か。平安時代の歌集で、紫式部の和歌128 首を集めた「紫式部集」の中 に、武生の地で詠んだ「雪の歌」が4 首ある。

越前武生の地での経験が、紫式部に将来の行き方に影響を与えたことはま ちがいない。と同時に式部は、国司の父親のお陰で結婚資金をたっぷり貯 め込むことも成し遂げて、約2年の滞在の後、京都に戻り、27歳になっ た998年に藤原宣孝と結婚している>。

越前武生の生活は、紫式部にとり「和紙」との出会いを果たして、後の世 界最古の長編小説への道を拓くことに繋げた事は、紛れもない事実であろう。

<紫式部の書いた「源氏物語」の原本は現存していない。作者の手元に あった草稿本が、藤原道長の手によって勝手に持ち出され外部に流出する など、「源氏物語」の本文は当初から非常に複雑な伝幡経路を辿っていた という。

確実に平安時代に作成されたと判断できる写本は、現在のところ一つも見 つかっておらず、この時期の写本を元に作成されたと見られる写本も、非 常に数が限られているという>。
 
この歴史の事実と筆者の推論を抱きながら、「紫式部公園」に回り、千年 前の姿をした高い式部像に対面してきた。

北京五輪の開会式の時、中国の古代4大発明の一つとして「紙」を絵画の 絵巻をCGで描き、国威を高らかに示した。

この紙が7〜800年後に日本に渡り、「和紙」となった。その後、「世 界最古の長編小説を書いた女性が日本にいた」ということは、中国は勿論 諸外国は知らない。

参考:ウィキペディア、: 青表紙証本「夕顔」 宮内庁書陵部蔵 
 


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読 者 の 発 言
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 ◎何故「非通知」の電話に出たのだろう:前田正晶

4日にこの問題を採り上げたばかりだったところ、今朝から方々のテレビ局で役者の斉藤洋介がその詐欺にやられて100万円を取られたと報じている。残念だしお気の毒だと思う。だが、不思議でならないのは、彼の奥方が何で「非通知」の電話に出たのかという点だ。それだと解っていたのならば、絶対に出てはならないのだ。私には余所様の電話機がどうなっているか知る由もないが、ナンバーデイスプレー方式でなくとも「非通知」と解るものなのだろうか。

実は、5日も我が家の固定電話にも「非通知」がかかってきていた。そこには「非通知」の表示が出ているし、電話機が自動的に着信拒否すると解っていたので、何時切れるかを見ていれば良かっただけのことだ。斉藤家では「非通知」と知って出てしまったのが痛恨の失敗だったと思う。ここで改めて斉藤家にお薦めしたいことは「ナンバーデイスプレー方式の電話機に切り替えること」だ。既に詐欺集団内には「あの家はカモだった」との知らせが回っている恐れがあると思う。

正直なところ、本当厭にな時代になったものだと思っている。私は嘗て携帯電話が20世紀最悪の開発商品で、スマートフォンが21世紀最悪の開発商品だろうだと指摘したが、固定電話機も詐欺集団に悪用される古き悪しき商品になってしまうとは考えたこともなかった。

 ◎綺麗事に流れていなかったか:前田正晶

私は何度でも言うが「何を怖れているのか知らないが『論争と対立』を回 避しようとしている姿勢が見えている」ところに問題があると思ってい る。「一国の利益や権益を守る交渉をする際には綺麗事では済まないの だ」と肝に銘じて事に当たるべきだ。そういう交渉を推し進めるのは馴れ てきてもかなり度胸が必要となるが、そこを乗り越えなければ、何時まで 経っても我が国は相手に舐められてしまう結果になりかねないのだ。*

その点について週刊AWACS氏は昨年の3月4日に下記の通り論じておられた。


<*我が国のように相手に譲歩ばかりしたために今の複雑な日韓関係を 作ってしまった。米国はよく見ている筈、また、文大統領の親北融和姿勢 も米国にとっては厄介な代物、両国ともに一筋縄ではいかない面倒な国で ある。>*

これに対する私の見解は以下のようにものになる。

<誠にご尤もです。長年アメリカの大手メーカーの日本駐在マネージャー として対日交渉に従事し経験を積んだ者として、その後も外務省や民間の 企業等の外国との姿勢を見ていますと

「落としどころか妥協点を探ろうと努める」、「相手の顔を潰さないよう にしよう」、「論争を避け、対立を回避する」、「これを言うことで失う ものがありはしないかと怖れる」という態度が読み取れました。であれ ば、指摘されたように韓国が相手でも「譲歩」ばかりになったのでしょ う。そうは言いましたが、
現在ではこれらが変わっていればお許しを。>

となっていた。

私がここで上記のような指摘するくらいだから、

アメリカ側は日本側の交渉の姿勢と考え方を十分に読み切っていたのであ る。故にアメリカだけではなく、韓国にも「これを言っても先ず何も失わ ない」とばかりに交渉を始められてしまったのだろうと思う。ここで看過 できないことは「韓国にはアメリカの4年制の大学とビジネススクールに 留学しMBAを取得した者が、特に財閥系の企業のオウナーの子息等に数多 くいる点」なのである。即ち、彼らはある程度以上にアメリカ式交渉術の 骨子を習得していると思えるのだ。

我が国からも勿論Ivy League等の有名私立大学でMBA取得者はいるが、 「企業から派遣された者たちも含めて、彼ら我が国からの留学生はと言え ば、アメリカの大学にとって所詮はお客様である事が間々あり、英語力に 問題なしとはしない」と私の友人でスタンフォード大学、プリンストン大 学、ペンシルベニア大学等のビジネススクールで教えた経験がある
YM氏は語っている。

それのみならず、私が経験上も強調したい点は「彼らの中に入ってアメリ カ人の文化に加えて思想・信条・哲学・思考体系に馴れた上で仕事をして みて、初めて彼らの仕事に進め方や交渉術の実態を知る機会が生まれるの だ。これはアメリカに駐在するとか留学しただけでは窺い知ることは非常 に難しいことだと、信じている。そうである以上、そのようなアメリカ人 の企業社会の文化の中で仕事をしてきた者たちは「もっと寄り積極的にそ の経験談を語り、相互の違いを解説すべきだ」と私は考えている。

私が知る限り、歴代の内閣にはアメリカの大学に留学経験者が相当数おら れるが、遺憾ながら諸外国との交渉に強気に「これを言うべきだ。言って も失うものはない」と真っ向から(英語で)切り出した大臣は、現職の河 野太郎氏以外にはいなかったようなのだ。私には外交交渉を相手の機嫌を 損ねないような綺麗事で済ませるとか、フェアープレー賞を獲ってきても 何の役にも立たなかったのは遺憾ながら歴史が証明してしまっているとし か思えないのだ。

言い方を変えれば「トランプ大統領に向かっても『殿。失礼ですが、その お説は歴史的事実を弁えておられないご発言です』と断言するくらいの勇 気を当たり前のように発揮すべきだ」でもあり、文在寅大統領には「貴方 様のご発言はこことここで条約違反であり、国際的には通用しませんよ」 くらいを真正面から言って聞かせるべきだと言うことだ。



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身 辺 雑 記
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6日の東京湾岸は曇天。夜には雨か。

5日の東京湾岸は快晴。散歩は爽快だった。夕方は同級生らで東京女子医大近くの呑み屋で一献。楽しかった。
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創刊日:2004-01-18  
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