政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4950 号  2019・2・9(土)

2019/02/09

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わたなべ りや うじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」4950号
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        2019(平成31)年  2月9日(土)



                     「借金の罠」に気をつけよう:宮崎正弘

                          中国が始める宇宙戦争:櫻井よしこ

                          バカヤローはつぶやき:渡部亮次郎
                                 
                      話 の 福 袋
                        反     響
                      身 辺 雑 記



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「借金の罠」に気をつけよう
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)2月8日(金曜日)
         通巻第5986号  
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 アフリカ開発銀行(AFDB)も警告「借金の罠」に気をつけよう
  ジブチ、ナイジェリア、スーダンなど金融破綻が近い
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IMF世銀は中国から膨大な借金を抱え込んだパキスタン、モルディブ、 スリランカなど15ケ国を「債務超過」として名前を挙げるレポートを出し たが、アフリカ開発銀行(AFDB)も、これに倣った。

とくにAFDBは域内の破産可能性国家としてジブチをあげ「中国の借金 による悪性の財政難に瀕している」とした。

2017年のアフリカの債権市場はユーロ債権で溢れていた。およそ700億 ユーロから1000億ユーロの範囲で、アフリカ諸国の債権が取引され、つぎ に中国のマネーが流入した。

単年度で負債がGDPの5%以内なら、一応の基準と観るのがAFDB で、EUのそれは3%である。

全般的に東アフリカはGDP成長率が平均6%、エチオピア、ルワンダ、 タンザニアなどが成長を固めていたが南スーダンの内戦勃発で、いずれも 低成長に陥った。

西アフリカも原油価格下落でナイジェリアが挫折、部族闘争が再燃し、付 近のセネガル、コートジボワールなどが不況の再来となった。

南部アフリカでも南アが経済的停滞にあって周辺国の成長は望み薄であ り、アンゴラは付加価値税を導入し、歳入不足を補う。ほかの国々は歳入 が予算の75%を満たせず、不足分を中国からのオファーに飛び乗る形で 経済発展にしがみつこうとする。

南アとナイジェリアはまもなく大統領選挙を迎え、消費物価の値上りを抑 え込む政権は焦りを見せている。

中国は、アフリカに向こう3年間で600億ドルを投じると豪語している が、種々の事情からその実現は困難ではないか。 
        
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  読者の声 ☆どくしゃのこえ ★READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)過日の西部邁さんの追悼会で宮崎さんの冒頭の挨拶を思い 浮かべながら御著『青空の下で読むニーチェ』をすこしづつ読んでおりま す。学生時代、格好をつけて哲学書にも挑戦したのですが、頭が稚拙なう え、とても日本語と思えぬ翻訳の所為もあり、2ページていどで挫折した ものです。

御著のプロローグに『ニヒリズムを虚無主義と翻訳したのが誤り』、 「ニーチェは朗らかに読む思想」、そして「ニーチェは人生を強く生きよ と主張した」には眼が開かれる思いがしました。

この頃、自分がどのような死を迎えるのか、結局のところ、どう生きるか の問題なのだと考えるようになっており、このような時に貴著に巡り会え たのも天の啓示のようなものを感じた次第です。(AM子、横浜)

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(読者の声2)小生はドイツ語専攻ですし、ドイツには10年近く住んでお りました。ニーチェはドイツ語でも難解なので、敬遠してきました。御書 『青空の下で読むニーチェ』は、そういう小生にとって良い「とっかか り」を造ってくれました。

ニーチェが三島由紀夫の作品にまで様々な影響を与えていたことは初めて 知りました。宮崎さんの論壇、文壇の人々との交流の多彩さに目を見張り ましたし、とりわけ、西部先生との交友の話、大変興味深かったです。
貴著には多彩な論点が提示してあるので、わたしも貴書をヒントにしなが ら、ぼちぼち考えてみたいと思います。(YM生、中野区)

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(読者の声3)グローバル・イッシューズ総合研究所は、代表取締役吉川 圭一が7冊目の著作として今までと全く異なるトランプ政権分析の書『救 世主トランプ―“世界の終末”は起こるか?』(近代消防社)を刊行するこ とを記念し、以下の要領にて出版記念会を開催することと致しました。
当日は吉川が新著の内容に関して、講演させて頂き、その後にご希望の方 だけで懇親会を行う予定です。そこでは発起人の方々等との御懇談も予定 しております。皆様に楽しく有意義な一時を御提供できれば幸いと存じま す。多くの方々のご参加を待ち申し上げております。

発起人:拓殖大学国際文化研究所教授ペマ・ギャルポ
       公益財団法人日本国際問題研究所客員研究員 田村重信

講師:吉川圭一(亜細亜大学国際関係学科を経て筑波大学大学院で経済学 修士を取得。参議院議員公設秘書、国際問題評論家ペマ・ギャルポ氏事務 所特別秘書等を経て2002年独立。GLOBAL ISSUES INSTITUTE代表取締役。 2011年4月から2016年末まで一般社団法人日本安全保障・危機管理学会 (JSSC)ワシントン事務所長兼任。講演歴多数。

新著の内容:トランプ氏が米国大統領になってから、その政治が余りに既 存の理性主義の観点からすると、理解できない部分が多い。しかし、それ は既存の近代理性主義が、グローバル経済や人工知能の発達等で自己疎外 を起こし、機能不全に陥っていたためではないか?トランプ氏こそ、それ を打破する“救世主”なのではないか?そのような観点から、トランプ大統 領の目指す新しい政治を、米国の主流・非主流の各メディア、シンクタン ク報告書そして世論調査結果等を含む豊富な資料に基づいて、今までにな い角度から精密に論じ、そして日本にも大きな影響のある、アメリカと中 東や中国との今後の関係に関しても展望した、既存の米国政治専門家とは 全く異なる意欲作。ケント・ギルバート氏推薦。
 共催:一般財団法人尾崎行雄記念財団
協力:株式会社近代消防社
             記
日時:(講演会)2019年3月25日18時から19時30分
   (懇親会)2019年3月25日20時から21時30分
場所:(講演会)憲政記念館   (電話:03―3581―1778)
   (懇親会)町村会館ペルラン(電話:03―3581―9471)
会費:(講演会)3000円(書籍代込み。当日、尾崎財団受付にてお支 払いください)
   (懇親会)3000円(パーティ代。当日、ペルラン受付にてお支 払いください)
申込:必ず以下のフォームから事前にお申込みください。
https://ozakiyukio.jp/information/2019.html#0128

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(読者の声4)重松?修(まさなお)さんの故郷の愛媛県松山市から「広 がれ! ふるさと松山の心」が送られてきました。松山市の教育委員会が 作成した冊子です。

 正岡子規、秋山真之、好古兄弟などに混じって、ついに重松さんも郷土 の偉人として紹介されるようになりました。これこそ私の願っていたとこ ろでした。冊子の表紙と編集ページの面を含めて添付ファイルにしました。

娘さんの晃子(てるこ)さんが語っている言葉に、高松宮様との面談時間 は3時間半となっています。これは私も晃子さんから聞いていますが、 『続 朝鮮農村物語』では、?時間半となっています。『高松宮日記』を 見ても、?時間半が妥当と思われます。まあ、そんなことは小さなことで す。『朝鮮で聖者と呼ばれた日本人』(草思社)をご購読いただいて、励 ましてもらった人たちもおります。本当に有難うございました。
   (田中秀雄)

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(読者の声5)通巻第5985号「読者の声」への小生投稿についての「宮崎 先生コメント」として「財務省筋がながす日本のGDP224%だから危険 という説は増税を目論む官庁が工作するフェイクニュースです。そもそも 赤字国債をGDP比とする計算の遣り方は、経済学的に重要な意味はあり ません。」とありますが、こういう側面があることは私も否定しません が、結論としては同意できません。

「日本は対外債権(海外純資産)が3兆ドル強、対外債務は事実上ゼロ。 経常収支はつねに黒字。国民の金融資産はGDPの3倍以上あります」と 言われますが、たとえそうであっても、金利が上がれば、現在は低金利に 抑えているために比較的安定的である国債費が急増大します。そして現状 では低金利のためにあまり問題化していませんが、毎年の借換債発行が急 膨張を始めざるを得なくなります。

国債価格が下落し始めたら、日銀(独り)が限度に近いまで国債を保有し ている現状では、国債の買手はなくなって、さらなる国債価格下落(金利 上昇)が起こるという悪循環の加速度が増すはずです。

吉田繁治氏は『財政破綻からAI産業革命へ』(PHP研究所2017年2月 発行)において、「純債務論」(純債務は名目GDPより少なく。国債発 行には余力がある)、「対外純資産論」(対外純資産が327兆円もある国 が財政破産するわけがない)「国債ゼロ金利論」(金利の低さは、国債に 対する信用が厚く、金融機関が欲していることを示す。今後も国債はいく らでも発行できるから、財政は破産しない)などといった論に対して、根 拠を上げて検討を加えています。

結論として、早ければ2018年から19年に、遅くとも20年から21年に日本財 政がデフォルトに陥る確率が70%程度と予想しています。そして、残りの 30%の確率は、日銀が市場の実勢を無視して、金利を低く保つ金融抑圧の 成功を挙げています。

この著作が公になってから、もう既に2年が経過し、以上の予想も、今の ところは必ずしも妥当しているわけではないものの、私はこの吉田氏の見 方に共感、同感しています。

英エコノミスト誌編『2050年の世界』(原書2012年)では「はじめに」に おいて、米国の経済学者アーヴィング・フィッシャーが「わたしの予想で は、これから数か月のあいだに、株式市場は大幅に上昇するだろう」と予 言したのは、1929年の株価大暴落が起きる一週間前だったこと、英国人 ジャーナリストが「私見を述べると、今後、既存の六大国のあいだで戦争 は勃発しないだろう」と記したのは1914年のことだったというエピソード を紹介しています。未来を予測することは難しい。
はたして、近未来の現実の展開はどうなるのか。(CAM)



        
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中国が始める宇宙戦争
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     櫻井よしこ
 
「月を独り占め、中国が始める宇宙戦争」

都会の真ん中に住んでいても美しい月に見とれる夜がある。38万キロ離れ た地球から眺める月は、欠けていても満ちていても冴え冴えと美しい。満 月のとき、目を細めてじっと見れば、平凡な言い方だが、そこには明らか にうさぎがいる。

いまその月面で人工物がひとつ走り回っている。中国の探査車「玉兎」で ある。

1月3日、中国の月探査機「嫦娥(じょうが)4号」が人類初の快挙、月の裏 面着陸を成し遂げた。少しも嬉しくない。中国は2007年に嫦娥1号を、10 年には嫦娥2号を送り月を周回させた。これで月面の詳細な地図を作成 し、13年に嫦娥3号が月の表側に、今回、嫦娥4号が人類未踏の月の裏側に 着陸し、探査車の玉兎を月面に降ろした。

50年前、アメリカの有人宇宙船アポロ11号が月に降り立ち、アームストロ ング船長が人類初の一歩を月に刻んだ。そのときの中継画像を当時学生 だった私はカナダ・アルバータ州の友人の家族と共に見た。アメリカ人で はないカナダ人も日本人の私も皆、釘づけだ。興奮と驚嘆と憧憬、まるで わがことのような嬉しさを分かち合ったのを覚えている。

今回そんな高揚感はない。中国が宇宙戦争でアメリカの先を行くのかと、 むしろ不安になる。中国の宇宙開発を振りかえれば軍事的野望は明らか で、人類の平和的発展とは程遠い征服の意図を感じるからである。

21世紀の戦争はサイバー空間と宇宙から始まる。私たちはすでに08年8月 のロシアとグルジア(ジョージア)との戦い、14年3月のロシアとウクラ イナの戦いで、サイバー戦争が行われたことを知っている。

小野寺五典前防衛相が「言論テレビ」で語ったのだが、ウクライナでは、 まず突然携帯電話がつながらなくなり、テレビ、ラジオ各局の通信が遮断 され、公共の交通機関が止まった。ウクライナ軍の混乱の中、見知らぬ 人々がやってきて街を占拠した。それがロシア軍で、クリミア半島はいと も簡単に奪われた。

ミサイルで気象衛星を破壊

ロシアはすでに少なくとも二度、人類にサイバー戦争を仕掛け、ロシアに 反対する勢力を倒し、国土を奪ったわけだ。

月に手を掛けた中国は今後、ロシアを上回る規模で本質的に同様の行動に 出ると心得ておくのが正しい。外交・安全保障の専門家で中国問題に詳し い小原凡司氏も「言論テレビ」で、「宇宙戦争の幕を開けたのは中国」だ と明言し、その始まりは12年前に遡ると指摘した。

嫦娥1号の月周回と同じ07年、中国は高度850キロにあり、すでに寿命が尽 きていた自国の気象衛星を地上発射のミサイルで破壊してみせた。このと き世界は本当に驚いた。

「あの驚きは、中国が衛星破壊能力を身につけたためではありません。そ ういうことを中国は本当にやるのだ、ということで驚いたのです」と、小 原氏。

冷戦後、米露両国は互いの衛星を破壊することはしないという暗黙の了解 に達していたのだという。衛星の破壊は、相手の目や耳を潰すことだ。相 手の状況を見ることができず、通信もできない。自分たちが偵察に行って も情報も入ってこない。当然、疑心暗鬼に陥り、恐怖心に駆られる。衛星 を破壊されたうえで攻撃されればどうなるか。衛星なしには精密なピンポ イント攻撃は不可能であるから、まともな反撃はできない。そこで大量破 壊兵器で広い範囲を一挙に潰そうという悪魔のささやきに乗せられてしま う。かくして核兵器使用の動機が高まり、人類を悲劇に陥れる。

このようなことが十分考えられるため、衛星破壊はしないという暗黙の了 解が生まれたと、小原氏は語る。

「その暗黙の了解を破ったのが07年の中国だったのです。彼らは本当に戦 争する気なのかと、国際社会は驚きました。さらに中国は13年までに、高 度3万キロメートルから4万キロメートルの、いま最も高い軌道にある静止 衛星の破壊能力を確立したと言われています。静止衛星も含めて地球を周 回している衛星のほぼすべてを破壊する能力を、彼らは手にしたと見られ ているのです」

中国共産党中央委員会の政治理論誌『求是』の10年12月号には、次のよう に書かれている。

「衛星への攻撃は米国を攻撃する最も効果的な手段だ。速やかに宇宙兵器 開発の努力をすべきだ。最終的に人工衛星からミサイルを発射できるよう になれば、米国はどこにも隠れる場所がないと知るだろう」

アメリカを標的にして屈服させようという意図は明らかだ。このような意 図が、少なくとも中国の軍事戦略の司令塔である中央軍事委員会の下で発 表されている。彼らの「宇宙強国」計画では、20年末までに中国版GPS 「北斗」の35機打ち上げが決定されており、中国は全世界に「監視の目」 を持つことになる。

人民解放軍の能力

全世界、全天候型の地球観測システムの運用について、中国は民間用の衛 星網だと説明する。北斗は測位精度が2.5メートル程度とされており、ア メリカの衛星に較べれば、能力は落ちる。中国の発表をどのように読み解 くのがよいのか。小原氏の説明だ。

「民間用の衛星網とされる北斗より、地上にある物体の探知、識別能力を 非常に重視している中国人民解放軍(PLA)の衛星の能力はもっと高い と見てよいと思います。PLAの太平洋上における探知範囲は500万平方 キロメートルに及ぶと、これは彼ら自身が喧伝しています。それほど広い 海域で、米海軍の艦船を対艦弾道ミサイルで攻撃するのに必要な探知能力 を身につけたと言っているわけです」

一群の北斗打ち上げは20年には達成される。それをさらに強化するのが、 22年までに完成予定の中国独自の宇宙ステーション「天宮」だ。有人で長 期滞在型の宇宙ステーションを中国が完成させる構えなのに対して、日米 露など15カ国が参加する国際宇宙ステーション(ISS)の先行きは不安 である。

トランプ米政権は25年までに資金拠出を打ち切り、ISSの運営を民間に 移転するとしている。ロシアはロシア単独の宇宙ステーション建設を模索 中で、欧州は宇宙計画を継続する方向だ。ISSがどのような形で継続さ れるのか、また、各国の宇宙政策の形もまだ見えてこない。ひとつ明確な のは、中国だけが宇宙ステーションを持ち宇宙を独占するという最悪の状 況は避けなければならないということだ。

中国の戦略の息の長さ、継続する国家の意志の、真の脅威を実感する。軍 事的要素を忌み嫌い、国防についてまともに考えもしない日本は、自力で 自国を守れない。そんな国など、国家とは言えないということを肝に銘じ たい。
『週刊新潮』 2019年2月7日号日本ルネッサンス 第838回



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バカヤローはつぶやき
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       渡部 亮次郎

 <昭和28(1953)年2月28日、衆院予算委の席だった。右派社会党の西村 栄一氏が国際情勢について吉田茂首相に質(ただ)していると、首相は次 第に興奮してきた。西村氏が「興奮しない方がいい」などといさめるうち に、とうとう「バカヤロー」と叫んでしまった。>とあるが、あれは叫ん だのではなかった。「つぶやき」だった。

あの頃私は、高校3年生、まだテレビは無かった時代。それでも国会紛糾 の図が脳裡に残っているという事は、映画の「ニュース」を見たのだろう。

西村氏への答弁の最後に「バカヤロー」と呟き、それがろくおんsれてし まったのだ。産経抄の筆者は戦後生まれか。いずれ、現場は現認してなく て知識としての「バカヤロー」だから、つい「叫んだ」と覚えたのだろ う。筆者の若輩さを感じる。若さと未熟さ。調べればすぐ分かることなの に調べていない。

「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
1953年2月28日の衆議院予算委員会で、吉田茂首相と右派社会党の西村栄 一議員との質疑応答中、吉田が西村に対して「バカヤロー」と暴言を吐い たことがきっかけとなって衆議院が解散された。

「バカヤロー」と書くと大声を出したような印象を与えるが、映像資料で 見れば分かるように、吉田は非常に小さな声で席に着きつつ「ばかやろ う」とつぶやいたのみで、それを偶然マイクが拾った為に騒ぎが大きく なったというのが実態である。

問題となった、吉田茂と西村栄一の質疑応答の内容。

西村「総理大臣が過日の施政演説で述べられました国際情勢は楽観すべき であるという根拠は一体どこにお求めになりましたか」

吉田「私は国際情勢は楽観すべしと述べたのではなくして、戦争の危険が 遠ざかりつつあるということをイギリスの総理大臣、あるいはアイゼンハ ウアー大統領自身も言われたと思いますが、英米の首脳者が言われておる から、私もそう信じたのであります(中略)」

西村「私は日本国総理大臣に国際情勢の見通しを承っておる。イギリス総 理大臣の翻訳を承っておるのではない。(中略)イギリスの総理大臣の楽 観論あるいは外国の総理大臣の楽観論ではなしに、

(中略)日本の総理大臣に日本国民は問わんとしておるのであります。 (中略)やはり日本の総理大臣としての国際情勢の見通しとその対策をお 述べになることが当然ではないか、こう思うのであります」

吉田「ただいまの私の答弁は、日本の総理大臣として御答弁いたしたので あります。私は確信するのであります」

西村「総理大臣は興奮しない方がよろしい。別に興奮する必要はないじゃ ないか」

吉田「無礼なことを言うな!」

西村「何が無礼だ!」

吉田「無礼じゃないか!」

西村「質問しているのに何が無礼だ。君の言うことが無礼だ。(中略)翻 訳した言葉を述べずに、日本の総理大臣として答弁しなさいということが 何が無礼だ! 答弁できないのか、君は……」

吉田「ばかやろう……」
西村「何がバカヤローだ!国民の代表に対してバカヤローとは何事だ!! (以下略)」

直後に吉田は発言を取り消し、西村栄一もそれを了承したものの、この失 言を議会軽視の表れとした右派社会党は、吉田首相を「議員としての懲罰 事犯」に該当するとして懲罰委員会に付託するための動議を提出(この背 景には鳩山一郎・三木武吉ら自由党非主流派の画策があったといわれる)。

3月2日に行われた採決に際しては自由党非主流派ばかりか主流派と見られ ていた広川弘禅農相らの一派も欠席し(この欠席を理由に広川は農相を罷 免された)、懲罰委員会への付託動議は可決された。

さらに追い討ちをかけるように内閣不信任決議案が提出され、先の懲罰事 犯の委員会付託動議採決で欠席した自由党鳩山派三十余名が脱党し不信任 案に賛成したために3月14日にこれも可決。これを受けて吉田は衆議院を 解散し、4月19日に第26回衆議院議員総選挙が行われることになった。

さすがの吉田茂も発言当初は「つい言ってしまったのがマイクに入った」 としょげ返っていたが、数日後には元気を取り戻し、会合で「これからも ちょいちょい失言するかもしれないので、よろしく」と余裕しゃくしゃく のスピーチを行っている。

吉田と西村栄一の関係は以前からしっくりいっていなかった。第2次世界 大戦中、吉田は親英派として軍部に睨まれ、一時憲兵に身柄を拘束される 憂き目にも遭っていた。

逆に西村は軍人との繋がりがあり、戦時中かなり力が強かった。その様な やっかみも手伝って、吉田は西村に好感情を抱いていなかった。これが 「バカヤロー発言」の一因とする見方がある。

このときの新聞記事では、2人の興奮したやり取りの後、場内は鎮まり返 り、そんな中、岡崎勝男外相に何事かを囁かれた吉田は「ニヤリと笑って 立ち上がり丁重に取り消すとある。このことから、吉田の心中は「緊張の ための照れ笑いといい過ぎたとの思いが交錯した複雑な心境であったこと がうかがわれる。

解散後の総選挙では吉田の率いる自由党は大敗、かろうじて政権を維持し たものの少数与党に転落し吉田の影響力は急速に衰えていった。これが吉 田退陣につながる。

晩年吉田はその回想録の中で「取るに足らない言葉尻をとらえて」不信任 案に同調した与党の仲間を「裏切り」と糾弾し、「当時起こった多くの奇 怪事」で最大のもので「忘れる事が出来ない」と述べている。

上記のように、吉田が発言を取り消したため、議事録の中の、西村と吉田 が発言した「無礼」と「バカヤロー」という部分は削除されており、現在 の議事録で全てを確認する事はできない。

西村氏は西村真悟氏(落選中)の父であり、鳩山由起夫首相は、当時、吉田 の足を 引っ張った鳩山一郎の孫である。

産経抄も冒頭でチョンボはしたが、材料にして突いた点はただしい。
▼そこらの夫婦げんかではない。国会での首相の発言だった。歴史家の半 藤一利氏は著書『21世紀への伝言』で、映画の寅さんの「それをいっ ちゃおしめえよ」のそれだったと書く。その通りこの暴言は、首相懲罰動 議や内閣不信任案の可決へと展開していった。

▼こんな古い話を持ち出すのは鳩山内閣の閣僚の言動がちょっと気になる からである。先日の参院予算委の質疑で答弁中に野党からヤジが飛ぶと 「うるさい!」と怒鳴る。質問者が「全大臣にお聞きしたい」と言うと 「私は全という名前ではない」と答弁を拒否する。

▼野党を小馬鹿にしたようなこの「高圧病」は鳩山由紀夫首相にも伝染し たようだ。米軍普天間飛行場の移設先を5月までに決められなかった場合 の責任を何度も問われると、すぐけんか腰になる。「その質問自体があり えない」と答えるのを拒否してしまった。

▼民主党などが野党であれば、ある程度許されるかもしれない。だが権力 を握る与党になった以上、常に謙虚に自らを律しなければならない。民主 主義の要諦(ようてい)である。「それをいっちゃおしめえよ」がわから ないようでは「政権交代をしたのだから」と胸を張る資格はない。

 ▼もっとも民主党などのイラダチもわからなくはない。小沢一郎幹事長 への疑惑などで、守勢一方に立たされているからである。そういえば「バ カヤロー」も、吉田の「ワンマン政治」に対する与野党の批判が強まって いるころに飛び出した。2010・1・30


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心筋梗塞は予知できる
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    石岡 荘十


まず、死因について。

私の父親も死因は「心不全」とされていたが、長い間、この死亡診断書に 何の疑問も感じなかった。しかし、よく考えてみれば「心不全」というの は単に「心臓が動かなくなった」という意味であるから、病気の「結果」 そのものであり、死のトリガー、「原因」ではない。

<最初は背中が痛いと言われたと報じられていた。亡くなった後では容易 に心筋梗塞だったとは解らないのではないか。誰でも経験して学習し教訓 に出来る病ではないので、発症した場合の対処は困難だろう>、これこそ が「死因」となった心筋梗塞を疑わせる症状だ。

私も大動脈弁がうまく開閉しなくなり、十数年前人工の弁に置き換える手 術を受けているが、そこに至る症状として<背中が痛い>を何年にもわ たって、何度も経験している。

心臓の血流が途絶えると、背中が重苦しくなる。痛いと感じる人もいる。 この苦しさは、血流が滞った程度(狭心症)の場合は、15分程度で回復す る。不整脈のひとつ心房細動の時もそうだ。

私が何度も経験したが、それ以上自覚症状が長く、30分とか続くのは血管 (冠動脈)が完全に詰まっている(心筋梗塞)だと考えた方がいい。ほっ ておけば死に至る。

胸が痛くなるという症状だと、「心臓がおかしいのではないか」と分かり やすいが、心筋梗塞になると左の奥歯がうずいたり痛くなったり、肩が 凝ったりすることもある。歯医者や整形外科に駆け込む人もいるが、これ は心筋梗塞の症状のひとつなのである。

歯医者で鎮痛剤をもらって「一丁上がり」となるが、じつは心筋梗塞の症 状だ。こういうのを「放散痛」という。

不幸にして、こんな知識がなく死んでしまった後、患者を解剖すると死因 が心筋梗塞であったことは明らかになる。

<発症した場合の対処は困難だろう>といっておられるが、心臓疾患の9 割は、対処の仕方を誤らなければ、決して「死に至る病」ではないのである。

本誌常連の前田正晶さんが書いておられる記事が見事にそのポイントを突 いている。
その要点をまとめると、

<失神するほどの、激痛と胸部に圧迫感があった。自分で119番に電話し て症状を説明していた>

<放っておけば治るとかとは思ったが、何故かこれは「一過性の痛みでは ない」と判断した>

<救急患者を受付けてくれる大病院が多いこと、救急車が搬送してくれた 先が国立国際医療センターだったこと、最も偉い先生が日曜日の当直だった>

<心筋梗塞に対応する準備が整っていたのだった。処置も素早かった>

<その判断が正しかったと後で解るのだが、私の場合は幸運の連続だった>

つまり、前田さまのケースは<幸運が重なった>結果であり、誰でもがこ ううまくいくわけではない。

年間の死者5千人を切る交通事故死にあの大騒ぎで安全運動を展開してい る。なのに、心臓疾患で年間15万人以上が死ぬ。なぜか。前田さんのよう な幸運の女神の恩寵に浴する人はそんなに多くない、それだけ啓蒙が行き わたっていないということだ。

<時間との争いであるなどとは知る由もないだろう。知識は皆無だった> とおっしゃるが、そんな人に幸運が訪れることは滅多にない。

この歳になったら、天下国家の危機を憂うる高邁な論議をする前に、わが 身の危機管理に少しのエネルギーを注ぐべきだというのが私からのアドバ イスだ。心臓病は<誰でも経験して学習し教訓に出来る病>なのである。



            
                   
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重 要 情 報
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 ◎江戸時代、日本の教育制度は世界一でした。当時の識字率(文字が読 める人の率)は世界一でした。イギリスでもフランスでもドイツでも、識 字率は10%代でした。

日本は国民の2人に1人は字が読めましたが、その教養、知性、学問の素 養があったからこそ、明治維新を国民が一丸となって最小の内戦で越える ことができたのです。その教育とは、主に文章を読む力でした。

本当の日本人が持っていた精神性とか気概性とか自覚とか読解力とか、明 治を生みだした教育制度を日本国民が自覚して、今から改めていくこと が、日本の国力の復活につながります。

日本の国を守り、日本の国民を守り、日本の文化を守り、希望を持てるよ うな教育になっていくように教育を刷新して、日本人の自覚を刷新して、 日本人の本質を出す教育制度に改めることが必要です。

2021年から、センター試験に代わり「大学入学共通テスト」が実施されま すが、「大学入学共通テスト」は国語と数学と英語の3科目のみでいいと 考えます。(まこと)


 ◎英語を和訳する時には洋画の題名の邦訳のような感覚で:前田正晶

6日は方々のテレビ局で有識者や専門家を集めてトランプ大統領の「一般 教書演説」の分析をやっていたので、大いなる興味を持って見て(聞い て)いた。その「一般教書」の基になっている英語の表記を見る度に、掲 題の「英語を和訳する時には洋画の題名の邦訳のような感覚で」と言われ た高校3年の時に英語の授業を担当して頂いた鈴木忠夫先生のこの名言を 思い出すのだ。基になっている英語には何処にも「一般」に当たる単語も なければ「教書」もないのだ。

故に鈴木先生の名言を思い出すのだ。例えば古い話で恐縮だが、当時評判 になっていた亜米利加の映画に「哀愁」というのがあった。この英語の題 名は“Waterloo bridge”だったのだ。物凄い意訳というか映画の制作者の 意図だったのだろう男女の出会いの橋を題名にしたところを見事に振り 切って、悲劇的な恋愛という筋立てを尊重した「哀愁」にしてしまった。 要するにこれくらいの大胆さを持たないと、他人を唸らせるような見事な 英文和訳は出来ないという意味だ。

その点では我が国の英文和訳の達人の技には何時も「素晴らしい」と感嘆 させられているし、何という忖度振りかと腹立たしい思いをさせられるこ ともある。そこで思い当たる「上手い」か「凄い」と言いたくなる、屡々 報道関係に登場する我が国に広く普及している和訳の例を挙げていこう。

一般教書演説:

解説)元の英語はThe State of the Union Addressであり、大統領が内 政・外交の方針を述べる演説のこと。私にはそれならば「施政方針演説」 で良かったような気もするのだが如何なものだろう。

国際連合:

解説)言うまでもない「国連」のことだが、これは英語の表記はThe United Nationsであって、何処にもinternationalという言葉はない。こ の和訳はこれまでにその「阿り」方を散々貶してきたので、これ以上は触 れない。

安全保障委員会:

解説)これも感心するのみだ。The Security Councilなのだが、security
という単語には「保障」というまでの意味はないように思える。だが、こ の和訳ではこの委員会の神々しさが十分に表現され、何故我が国が入りた い、常任理事会に選ばれたいという願望が表れている気がする。

常任理事国:

解説)これも凄いと思って何時も感心している。英語表記は“permanent member”であるから。私は上手い和訳の極みだと思っている。誰がこのよ うに訳したのかと感心している。

聖火:

解説)我が国ではオリンピックは余程神聖な行事だと崇め奉られているか らこそ、こういう和訳が出てきたのかと疑っている。尤も、初期のオリン ピックには神聖さがあったのだと察してはいるが。英語の表記は“Olympic  flame”である。

選手村:

解説)これは上手い訳し方だと感心している。英語表記はアッサリと “Olympic village”なのだから。これには本気で「座布団1
枚」と声をかけても良いかと思っている


 ◎妙な世の中だ:小室圭さん親子:前田正晶

小室圭さんの件では各テレビ局が採り上げて騒いでいる。私が面白いとい うか奇異に感じていることは、小室圭さんとその母親がどうのと言うより も「マスコミ論調は全て元の母親の婚約者であるX氏かA氏だかの言い分が 基調になっていて、小室さん親子の主張はおかしい」という点だ。私に解 らない点は「その某氏が言っておられることに誤りはないのか。確証があ るのか」なのだ。それが真実でなければ、小室さん親子は名誉毀損ででも 訴訟を起こせる気がするが、その気配もないところからすれば小室さん親 子の悪足掻きとしか思えないのだ。私は何れにせよ、小室さんは早期に決 着させるべく詰めることだと思っている。

韓国につける薬:

私は既に「韓国につける薬をは開発する学者か研究者が出てこられれば即 刻ノーベル賞受賞に推薦したい(ノミネートしたいではない、念の為)」 と述べた。その時にはあのレーダー照射問題はあそこまでで終わりで、決 着はつけずに終わるのかと思っていた。即ち、我が国対韓国関係は改善さ れずに進んでいくものだという理解である。ところが、それに飽き足らな かった韓国は今度はまたもや我が国の哨戒機が威嚇飛行をしたと言い出し た。例によって、また「謝罪せよ」と言うらしい。

韓国が我が国と事を構えようとするのは今回が何百回目だろうから、特に 驚きはないが私は彼らはかかる国内向けとしか思えないショーを演じて何 を得ようとする気かと疑っている。文在寅大統領は人気低迷気味だが、彼 の任期は未だ未だ残っており、末期的な対日抗戦をを繰り広げて支持率の 改善を図る時期だとは思えないのだ。では、何が狙いなのだろうか?最も 読みやすい狙いは「このような我が国を貶める宣伝活動をして世界的に蔑 まれるようにする気では」なのだが、私はこの手口はこれまでも朝日新聞 や反日日本人どもの支持を得て嫌になるほど成功してきたと思っている。

故にと言うか何と言うべきか、安倍政権は何としてでも「韓国につける 薬」を可及的速やかに開発製品化すべきだと思っている。その一つは「
*河野外相程度に任せて外相会談等でお茶を濁すのではなく、総理ご自身 がソウルに乗り困れって文在寅大統領と対座してその非を攻めるべきだと いう風に考えている。

私はそうでもしない限り「彼らは日本は未だ未だ弱 気であり、真っ向か ら向かってこない」と高を括っていると思っている。 これまでに、我が 方から韓国を真っ向から徹底して叩いたことはなかった と追う。故に、 彼らはつけ上がっているとは考えられないか。私はそう思 い込んでい る。虚言を吐く方が正当だと世界に思わせてどうする気です か、総理。


 ◎英語を和訳する時には洋画の題名の邦訳のような感覚で:前田正晶

6日は方々のテレビ局で有識者や専門家を集めてトランプ大統領の「一般 教書演説」の分析をやっていたので、大いなる興味を持って見て(聞い て)いた。その「一般教書」の基になっている英語の表記を見る度に、掲 題の「英語を和訳する時には洋画の題名の邦訳のような感覚で」と言われ た高校3年の時に英語の授業を担当して頂いた鈴木忠夫先生のこの名言を 思い出すのだ。基になっている英語には何処にも「一般」に当たる単語も なければ「教書」もないのだ。

故に鈴木先生の名言を思い出すのだ。例えば古い話で恐縮だが、当時評判 になっていた亜米利加の映画に「哀愁」というのがあった。この英語の題 名は“Waterloobridge”だったのだ。物凄い意訳というか映画の制作者の意 図だったのだろう男女の出会いの橋を題名にしたところを見事に振り切っ て、悲劇的な恋愛という筋立てを尊重した「哀愁」にしてしまった。要す るにこれくらいの大胆さを持たないと、他人を唸らせるような見事な英文 和訳は出来ないという意味だ。

その点では我が国の英文和訳の達人の技には何時も「素晴らしい」と感嘆 させられているし、何という忖度振りかと腹立たしい思いをさせられるこ ともある。そこで思い当たる「上手い」か「凄い」と言いたくなる、屡々 報道関係に登場する我が国に広く普及している和訳の例を挙げていこう。

一般教書演説:

解説)元の英語はThe State of the Union Address
であり、大統領が内政・外交の方針を述べる演説のこと。私にはそれなら ば「施政方針演説」で良かったような気もするのだが如何なものだろう。

国際連合:

解説)言うまでもない「国連」のことだが、これは英語の表記はThe United Nationsであって、何処にもinternational
という言葉はない。この和訳はこれまでにその「阿り」方を散々貶してき たので、これ以上は触れない。

安全保障委員会:

解説)これも感心するのみだ。The Security Councilなのだが、security
という単語には「保障」というまでの意味はないように思える。だが、こ の和訳ではこの委員会の神々しさが十分に表現され、何故我が国が入りた い、常任理事会に選ばれたいという願望が表れている気がする。


常任理事国:

解説)これも凄いと思って何時も感心している。英語表記は“permanent member”であるから。私は上手い和訳の極みだと思っている。誰がこのよ うに訳したのかと感心している。

聖火:

解説)我が国ではオリンピックは余程神聖な行事だと崇め奉られているか らこそ、こういう和訳が出てきたのかと疑っている。尤も、初期のオリン ピックには神聖さがあったのだと察してはいるが。英語の表記は“Olympic  flame”である。

選手村:

解説)これは上手い訳し方だと感心している。英語表記はアッサリと “Olympic village”なのだから。これには本気で「座布団1
枚」と声をかけても良いかと思っている



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身 辺 雑 記
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8日の東京湾岸は快晴、爽快。夕方は「あきら」で義姉夫婦と一献。

7日も大学病院。診察と投薬。
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創刊日:2004-01-18  
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