政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4927 号  2019・1・17[木)

2019/01/17

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 わたなべ りや うじらう のメイ ル・マガジン「頂門の一針」4927
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        2019(平成31)年  1月17日(木)



         さぁ次はオマーンの漁場を狙え:宮崎正弘

            いもち病(稲熱病)の怖さ:渡部亮次郎

            八百万の神という神道の:櫻井よしこ
                    
                      話 の 福 袋
                       反     響
                      身 辺 雑 記


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さぁ次はオマーンの漁場を狙え
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)1月12日(土曜日)弐
        通巻第5952号  
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さぁ次はオマーンの漁場を狙え、中国「一帯一路」の罠
  470隻の近代漁船が2万3000の小舟、零細漁師の漁場を直撃
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ホルムズ海峡の隘路、対岸がイランのバンダル・アッバース。サウジアラ ビア半島側はオマーン(旧国名はマスカット・オマーン)の飛び地である。

ドバイに滞在していたおり、オマーンの国境まで4WDを疾駆させて行っ たことがあるが、荒れた台地に茶褐色に岩肌、農地にもならない曠野。そ れが国境だった。

オマーン本国は、ホルムズ海峡を扼する飛び地から東南東。アラビア海と インド洋に「7」のような地形でせり出している。海岸線が3165キロ のも及ぶ。

海洋地政学にとって、要衝となるのは当然だろうと思える。首都のマス コットから南西南へ500キロ。ここがインド洋に面するドクムという漁村 である。

つい昨今まで、ドクムを中心とする5万人の漁師たちは2万3000といわれ る小舟にヤマハのモーターを駆動させて漁場を移動し、漁獲類は「干し 物」にしてから駱駝の背にのせ、首都マスカットまで500キロ、月の砂漠 をキャラバンで運搬していた。

俄かに、この寒村に焦点が当たった。

「一帯一路」を標榜する中国が舌なめずりしながら大々的に進出してきた からだ。中国はこう言った。「ドクムを中東最大の漁業基地にして東アフ リカ一帯の漁業センターにしよう」。

オマーンを取り込む「一帯一路の」の罠が仕掛けられたのだ。

2017年、中国はこのドクムを「免税特区」「輸出工業区」として開発する ために107億ドルを投資する、条件は25年の租借で、更新可能としたいと 提案した。この降って湧いたような巨額投資にオマーンはすぐ合意に達した。

オマーンは歳入の55%を石油に依存しているため、ほかの産業育成による 収入源の確保に魅力がある。

しかし中国の隠された企図とは、いずれ漁場拠点の軍港転用であり、ジブ チに海軍基地をつくったように、長期戦略に基づいている。

オマーンは絶対君主制、サィード国王の独裁政治だが、一応、議会があ る。大政翼参会的な議会はすぐに中国の案件を諒承し、2020年完成を目指 して工事が始まった。すでに10の漁場に冷凍倉庫、魚介類加工、製氷製造 工場などが建設された。

中国は合計470隻の近代的漁船を投入するとしており、10の工場がすでに 稼働している(アジアタイムズ、1月11日)。

怒ったのは地元の漁民、零細で小舟による釣りで生計を立ててきたが、大 型漁船、冷凍設備をもつ近代船などが近海から魚を収獲すると、地元漁民 の生活が成り立たなくなるではないか。

オマーン政府は漁民の怒りをいかに静めるか注目が集まっている。

        
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1842回】     
 ――「只敗殘と、荒涼と、そして寂寞との空氣に満たされて居る」――諸橋 (15)
諸橋徹次『遊支雜筆』(目?書店 昭和13年)

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長江を遡り諸橋の旅は続く。

よくもまあ、と思えるほどに丁寧に名勝旧跡を回り、関連する故事来歴を 記しながら、時の流れの中で惨澹として珍妙に変わり果てた姿を綴ってい る。だが、これまで見て来た惨状と大同小異なので敢えて割愛するが、や はり大冶鉄山については日本人として記憶しておくべきと思うので、手短 に綴っておく。

 じつは大冶が全山鉄鉱山であることを発見したのは、清末に近代化を進 めた代表的指導者の張之洞の秘書だった。彼は古書の記述から一帯には鉄 鉱山があると推測する。そこでドイツ人技師に調査を依頼すると、はたせ るかな豊富な鉄鉱脈を発見したものの、「其の技師は張之洞に先立つて、 本國の公使に知らせた。獨乙公使は素知らぬ顔で其の邊りの土地を讓與し て欲しひ」と張之洞に申し出る。

すると「此のくせものと、張は一喝の下に技師を解雇した」。なんともド イツ人の振る舞いはセコイ。やはりドイツ人はセコイのだ。

 陶淵明の墓に詣でるべく旅を続ける。某村に着く。「夕日輝きて心地よ し」。農家に宿を頼むと「殊勝にも御泊りなされ」と。「地獄に佛な り」。だが「室に入れば汚きこと限りな」く、「戸障子とては一枚もな し」。「先ず伴へる苦力に飯を炊かせて」、諸橋は「其の家より芋と葱と を買求め」て調理して食事とした。

疲労の余りかバタン、キュー。「一睡の後醒むれば、予の伴へる苦力と宅 の主人とは、尚頻りに酒を呑みて興がる」。苦力は得意げに諸橋は老朋友 だと説明している。「可笑い」。

そこまではよかったが、そのうちに「苦力小便せまほしと云ふ」。すると 「主人自ら導いて至れる」のは諸橋の寝ている部屋だった。「南無三寶、 臭氣鼻を撲ちて堪へ難し。點燈して見れば汚き便器四疊半にも足らぬ我が 室にあるなり」。かくて我慢ならなくなった諸橋は「苦力を呼び、命じて 其の便器を取去らしむ」。

あの謹厳実直を絵に描いたような漢学者の諸橋が、なんと「汚き便器」の 隣で「臭氣鼻を撲ちて堪」い思いを抱きながら寝ていたとは。古人の言う ように、確かに艱難汝ヲ玉ニスルものらしい。

 某地でのこと。「最上の旅館なりと馬夫の案内」に誘われると、「狹隘 湫隘殆ど馬小屋にも劣る處」だった。しかも「室外には馬糞積んで山の如 し」。

 また或る所では。「此の地旅館なし。驛長に一宿を乞うへば、近來土匪 猖獗にして、城外の地は保證し難し、日の暮れざる間に」、早く市街地 行って衙門(やくしょ)を訪ねよ、と。

 その土匪だが「居民に課する強制徴収は甚だ苛酷」であり、支払いに応 じな場合は「立ちどころに之を殺す」。当時、一帯に土匪が多かったの は、北京中枢の一角を占めていた段祺瑞麾下の軍が敗北したからであり、 兵士たちは「段軍の潰散と共に今郷に歸り、土匪とな」ったからである。

そこもと左様にして食いっぱぐれれば流民になり、流民は匪賊になり、匪 賊が兵士になり、運よく戦で軍功を挙げればトントン拍子に出世して、将 軍となり政府の役人に。破れた兵士は匪賊になり、匪賊は流民に。やがて 流民から乞食に。これが「好い鉄は釘にならない。好い人は兵にならな い」人々の、人生双六ということになる。

 曲阜の孔子廟を訪ねた時のこと。「今朝來土匪の猖獗を傳ふる事頻りな り。曰く尼山に五百人の土匪あり、首領を于三?と云ふ。久山に二千五百 の土匪あり、首領を劉某と云ふ。之に對して濟南第五師團歩兵の一營千五 百人之に當り居れども、官軍戰毎に利あらず、今は曲阜を去る遠からざる 姚村まで土匪の襲來あり」。どうやら孔子サマの有難さもご利益も、土匪 の前では役には立たなかったようだ。

やはり小人は閑居して不善を為すものだ。
数多くの奇天烈な体験も、また『大漢和辞典』作りの下地になったのだろうか



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いもち病(稲熱病)の怖さ
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      渡部 亮次郎

「蓑(みの)着て笠(かさ)着て鍬(くわ)持って お百姓さんご苦労さ ん」という童謡がNHK第1放送から流れていた時代がある。明治でも大正で もない、昭和も敗戦直後、1947、8年ごろだった。食糧難の時代、国民みん なして百姓にゴマをすったのである。

蓑や笠を着る百姓は今やどこにも存在しない。すべて機械化して田圃から は女性が姿を消した。田植えも稲刈りも機械がやるし、除草は農薬が解決 してくれた。結果、農村からは猫背、蟹股、腰曲がりが居なくなって久しい。

しかし、その代わり、田圃から女性と共に居なくなったのが泥鰌(どじょ う)とトンボである。稲作の大敵「いもち病」を防除すべく禁じ手「水銀 系農薬」を使ったからである。「いもち」はそれほど恐ろしい。今でも恐 ろしい。

「いもち」とはイネに対する最も普通の病気で,穂,葉,茎などに発生し て大害を与える。とくに山間,北部地域では,いもち病との闘いが稲作の 大きな課題であった。この事情を反映して,日本植物病理学の分野では最 も多く,また深く研究されてきた病害である。

穂に発生すると発病部位から先の方は実らないので、「穂首いもち」は被 害が深刻である。「葉いもち」、穂いもちとも同じ菌によって起こるが、 発生の様相としては、比較的葉いもちが多くて穂いもちの少ない南日本型 と、逆に葉いもちよりも穂いもちの多い北日本型がある。

若いイネに激発すると株全体が萎縮して枯れてしまう。この病状を「ずり 込みいもち」という。防除に失敗すれば収穫ゼロ。

防除薬剤としては,戦前はボルドー液万能であったが,戦後一時期有機水 銀剤が脚光を浴び目覚ましい効果を挙げた。これが禁じ手と気付いて止め たものの遅かりし。泥鰌は死滅した。

現在では抗生物質剤(ブラストサイジンS、カスガマイシンなど)や有機リ ン粒剤などが使われている。

いもちは一般に,日照不足,多雨,低温のときに病気が多く,またイネの 体内に遊離の窒素成分が多く,ケイ酸が少ないときに発生が多い。

いもち病の発生程度は年次によっても異なり,ほぼ10年周期で大発生が記 録されている。昭和年代に入ってからは,1934(昭和9)年の稲作冷害が 有名で,東北地方では娘の身売など深刻な社会問題が発生した。

陸軍のクーデター「2・26事件(1936年)」の背景であるが、この不作には純 冷害のほかにいもち病による被害が大きかった。

戦後では,53(昭和28)年,63(38)年,74(49)年に大発生をみている。

的確な防除を行うには発生を予察することが肝要である。以前から気象条 件,イネの体質,胞子の飛散などを知って穂いもち病の発生を予測してい たが,近年コンピューター導入で,大量のデータからの予察も試みられて いる。

日本ではじめてこの病気が記録されたのは,1679年(延宝7)の《永禄以来当 院記録年鑑》(広積院祐栄書)とされるが,その後の《耕稼春秋》(1707ごろ) の記載が人口に膾炙(かいしや)している。

イネ品種によってかなり抵抗性に違いがみられる。外国イネには強度の抵 抗性のものがあるが,日本在来の品種は概してかかりやすい。

従って日本にいける稲の品種改良は、収穫量、食味の追及とともにいもち など稲の病害虫に対する抵抗力の研究に重点が置かれてきた。

最近は外国イネの強い抵抗性因子を導入した品種も育成されている。しか しせっかく抵抗性品種ができても突然ひどく罹病してしまうことがある。 これはレース新生のためであることが多い。

レースrace とは形態が同じでありながら病原性の異なる菌で,日本には 今16以上のイネいもち病菌レースが知られている。

ここ数年 Pyricularia属菌の菌学的な研究が進み,イネいもち病菌とシコ クビエいもち病菌の交配によって有性胞子が形成され,またイネいもち病 菌がタケに寄生性のあることが知られるなどして,菌の所属について検討 される時機にある。資料 世界大百科事典(C)株式会社日立システムアン ドサービス 2008・07・07



       
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八百万の神という神道の
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      櫻井よしこ

八百万の神という神道の宗教観は多様性重視に向かう国際社会の手本に 

友人の伊藤穰一氏が慶應義塾大学から博士号を授与され、お祝いの会が あった。氏の研究テーマを説明することは私の能力に余るが、お祝いの席 での会話は刺激的で、私の頭の錆を少しずつ剥がしてくれた。

伊藤氏を友人達は皆、親しみをこめて「ジョイ」(Joi)と呼ぶ。彼は マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボにおける初めての日本 人所長だ。MITは88人ものノーベル賞受賞者を輩出してきた世界屈指の 大学である。

2011年の所長就任以来、伊藤氏は「境界線から、ハミ出ればハミ出るほど 良い」という考えで、概念を打ち破る多数の研究プロジェクトを進めてきた。

氏は近著、『教養としてのテクノロジー』(NHK出版新書)でこう指摘 している。インターネットの普及からすでに20年、情報革命の時代は終わ り、テクノロジーが経済や社会を根底から変えようとしている。だからこ そ、テクノロジーの発達を哲学として理解することが大事だと。

たとえば人工知能(AI)である。AIの技術はあらゆるサービスのイン フラとして、実用化の域に達しつつある。グーグルの動画サービス「ユー チューブ」では、日々10億本の動画が字幕付きで発信され、精度は完全で ないにしても、英語のニュースがワンクリックで日本語に翻訳される。

産業革命で多くの仕事が機械化されたように翻訳も他分野の仕事もAIが 人間に代わって担うことになる。

その中では、働くことの目的は自ずと変化せざるを得ない。生活費のため ではなく、意味のあることのために人間は働き始めると、伊藤氏はいう。
では生活費はどのようにして手にするのか。

ひとつの方法として米サンフランシスコ市やフィンランドですでに実験が 始まっている「ユニバーサル・ベーシック・インカム」(UBI)の仕組 みが考えられる。生活保護を含む現行のセーフティネットに代わる制度と して、政府が国民全員に一定額の生活費を支給する。

一本化することで支給にかかる費用を抑制し、貧困対策にも効果を発揮す ると期待されている。
UBIで生活できるのであれば、働かない人間も出てくるだろう。だが、 多くの人は自分の人生の意味を考え、生き方の価値を高めるためにどう働 けばよいのかを考え始めると、予測されている。

ビットコインで広く認知された仮想通貨についての氏の指摘も興味深い。 氏は1995年に現在の仮想通貨に通ずるディジタル・キャッシュの概念を打 ち出している。
「新しいサイバーな国には新しい通貨が必要だ」という認識で進めたディ ジタル・キャッシュは、しかし、バブル崩壊で一旦潰えた。いま再び仮想 通貨が注目を浴びているが、ルールもガバナンスも未整備だ。

最終的に損をする被害者が出るような仕組みの上に成り立っている状況が 解決されれば、仮想通貨が従来の通貨の意味を根本的に変える時がくると の示唆は、私にとって衝撃的だ。

テクノロジーの発達が仕事の意味を変え、言葉の壁を取り払い、通貨の在 り方も変えていく。人類社会のインフラの劇的変化の最先端でハミ出るこ とを是とする伊藤氏が最後に言及しているのが、人間と自然の関係性を西 洋とは全く異なる考え方でとらえる神道である。

一神教のキリスト教とは異なり、八百万の神がいらっしゃる日本、山川草 木すべてに神が宿ると考える宗教観は、国家、財力、権力などの大きな力 による一元管理から離れ、多様性重視に向かおうとする国際社会にとっ て、ひとつのお手本になると、氏は説く。

人類の在り方を着実に変えつつあるテクノロジーの最先端を走る伊藤氏の 中に、目指すべき地平として、自然との調和の中で育まれてきた神道の概 念の色濃いことに、日本の行くべき一筋の道を見ることができるのではな いか。

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重 要 情 報
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 ◎憲法改正へ、最も困難と見えることに、果敢に挑戦しよう!

日本を取りまく情勢は、韓国の戦時中の応募工員への賠償金支払ひ訴訟 や、いはゆる従軍慰安婦の団体解散問題、韓国海軍による我が自衛隊哨戒 機への火器管制レーダー照射問題など、日に日に深刻度をましてゐる。し かしその背後にあるより根本的な我が国の憲法改正問題にまでは、識者の 言及する声が、櫻井よしこ氏以外からは余り聞こえて来ないのはなぜだら うか。

確かに、憲法改正問題は、見かけ上、最も困難であり、また労力を要する 問題ではある。しかし、日本の朝野がひとたびこの最も困難な問題に果敢 に取り組む姿勢を見せた途端に、内外の状況は一変することも、これはあ またの歴史的事実が証明することである。かつて我が国は、巨大なロシア にたいして闘ひをいどんだのではなかったか。

その結果、アメリカといふ援助者が現れたのである。

また、売られた喧嘩とは言へ、大東亜戦争を受けて立ったことも、敗戦は したが数多くのアジアの植民地の解放につながり、世界史の大転換をもた らしたではないか。

だから、我等は焦眉の急である憲法改正の問題に、四つに取り組まうでは ないか。その姿勢こそが、懦夫をして立たしめるのである。継続は力であ る。人が無限力を発揮した時に、天祐が現れるのである。(北村維康)


 ◎国語力の低下かまたは破壊か:前田正晶

正月(休み)の間は他に見たいものもなかったので、サッカー、ラグ ビー、駅伝、ヴァレーボール、バスケットボールもあったと思うが、そう いう競技の高校の全国大会の中継を見ていた。私が採り上げたいのは何処 の高校が勝ったとか負けたとかではなく、そこに登場する高校生たちの 「名前」(アホなマスコミ用語では「下の名前」だが)の乱れというか、 一層激しくなったキラキラ化と当て字、誤字、重箱読み等々の何でもあり というか「如何なる頭脳構造でかかる命名をしたのか」と思わせてくれた 不可解さに呆れていた。

換言すれば「我々1930年代前半生まれには想像も出来ない従来の命名の仕 方の破壊とでも言いたい、我が国の名前の文化を無残に破壊した新時代の 到来を確認できた」とでもなるだろうか。そこに使われている漢字には明 らかに流行り廃りがあって、新時代にあっては「翔」、「航」、「大」 (ヒロと読ませる)、「平」、「太」、「斗」、「介」、「星」、 「莉」、「詩」、「乃」等々だが、外国人のファースネームに語呂合わせ をした「賢斗」だの「沙羅」というようなものもこれまた多かった。

要するに往年は顕著だった例えば「伊東家」においては必ず「?」の字を 入れるといったような、その家系における伝統などは全く無視されて、 我々旧時代の者には絶対に読めないような名前だけがのさばっているの だ。私には昨年甲子園を沸かせた金足農高の吉田君の「輝星」など は、 何としても読みようがなかった。また、MLBで栄えある“Rookie of the year”(これを新人王と訳したのは名訳か迷訳かは私には判断できな い が)を獲った大谷君の「翔平」などは上記の文字から二つも使った傑作 かと思わせてくれる。

正直に言えば、私はかかる命名の仕方が良い傾向だとはとても考えられな い。学校教育で国語と漢字の使い方と読み方をまともに教えていないので かかる結果を生じたのだと思い込んでいる。同時に、我が国の命名の仕方 の文化を破壊してしまっていることは好ましいことだとは到底思えないの だ。より厳しく腹蔵なきことを言えば「その程度の命名しか出来ないよう な、知的な下層階級が増えたのではないのか」とすら思いたくなってしまう。

それだけではない、「外国人のファースネームを真似た当て字をすること は、21世紀の今日でも未だに外国人に対する憧憬の念でもあるのか」と非 常に情けなく思っている。その点は精一杯穏やかに言えば「そのような名 前をつけておけば、将来海外に進出した際に彼らの世界に馴染みやすくて 有利だろう」とでも考えたのかも知れない。だが、これもとんだお笑い種 で、その殆どは正式なファーストネームではなく、ニックネームである例 が多いのだ。例えば「トム」だの「ケイト」などは言わば略称なのだ。


 ◎前月比△0.03%の346,858人に:前田正晶

11月には1,253人と大幅に増加した人口は対前月比117人の減少となってい た。中でも外国人は140人の減少で、日本人は23人の増加だった。New
Koreatownとイスラム横町の賑わいは相変わらずで、特に例のホットドッ グ類を売る店は新たな店舗がJR山手線・新大久保駅の北側にまで進出して くる有様だった。百人町の住民としては「矢張りそこまでの勢いがあった のか」とあらためて認識させられたのだった。偽らざる感想を言えば「婦 女子はもう少し韓国に対して物を思えよ」とでもなるだろう。

先ほどもテレビのニュースで採り上げていたところでは「新宿区の成人式 に参加した者のうち49%が諸々の外国の若者だった」そうだ。その報道で も「新宿区の住民の12%が外国人であるが、この状態から見ても雨後の竹 の子の如くに増加している日本語学校に通っている外国の若者がどれほど 多いかが解ろうというもの」と決めつけていたが、私は全くその通りであ ると常日頃感じている。現に、18年12月の外国人の比率は12.6%であり、 11月とほぼ同じだった。

先週の金曜日に都下町田市から遠征してこられた2名の専門商社OBは、丁 度昼前で午前中の授業が終わったらしい日本語学校から新大久保駅の方向 に歩いて行く学生たちの何時切れるかの見通しが立たない流れに「噂には 聞いていたがこれほどまでに多いとは想像もしていなかった」と感嘆の声 を上げておられた。以前新宿区内には日本語50軒以上もあるとは聞いてい たが、我が家と新大久保駅までの僅か600 mの間にも何時の間にやら6校も 出来ていたという状態。我々新宿区民はそういう連中の「成人」を祝う経 費まで負担せねばならぬらしい。

私は新出入国管理法が成立したとあれば、益々この地区に色々な意味で外 国人が増え続けるだろうと予測している。私はこの地区で何らかの形で就 労している外国人はそういう法律の埒外の者が圧倒的に多いだろう見てい る。それは、依然として新規開店しつつあるハラルフード兼青果物を扱う イスラム教徒が店番をする(経営しているとは思えないのだが)の店は、 概ねバングラデシュ等のイスラム教徒を使っているので、技能修習生など とは無縁の状況下にあると思って見ている。

私は彼らが何処まで我が国の法律や規制を遵守しているのか等知る由もな いが、私は彼らの店は遠慮会釈なく増加する一方なので、その辺りを新宿 なり東京都庁などはどの程度まで管理し、規制出来ているのかと思う。笑 い話のようだが、もう代替わりして店名も変わったしまった有名な韓国料 理店には、何の意味があるのか不明だったが韓国の調理師免許証が展示さ れていた。今となっては、これなどは良心的な部類に入るのかも知れない と思う。中国の連中などにはこの程度までの順法精神があるのだろうか。

11月の外国人の数は43,550人と新宿区の人口の12.55%となり、11月の 12.59%からほんの僅かだけ減少していた。私はこの比率は過去最高の部 類だろうし、今後とも増え続けていく気がしてならない。新宿区には韓国 人が多いというような定説があるかの如きだが、それも誤認識であろう。 数年前から登録上では中国人が最も多く韓国人は二番手であり、もしかす ると間もなくイスラム教徒かベトナム人に抜かれるかも知れないと思う。 ここ百人町/大久保界隈でも韓国語が聞こえてくるのと「珍しいな」と感 じるほどである。

私は大久保通りの山手線等のガードの向こう側というか明治通り寄りを “New Koreatown”と命名したが、それほど「何とかドッグ」の人気が凄ま じいのである。即ち、そこには韓国式のジャンクフード即ち「〜ドッグ」 と化粧品を売る店が繁盛しているという意味である。そこに老若の女性た ちが群がって大いに賑わっているだけに変わってしまったのだ。彼女たち には危機的な日韓関係などは全く眼中にはない模様だ。

目下JR山手線の駅の中で最も古物化してエレベーターは言うに及ばすエス カレーターもない不便な新大久保駅が改装工事中だが、その構内の混雑振 りなどは恐ろしいほどで、老化して反射神経が衰えた私などは階段を利用 するだけでも恐怖すら感じさせられるほど常時大混雑いているのだ。それ ほど異邦人の乗降客が多いという意味だが。私は極力この駅の利用を回避 して新宿駅西口に行くのでさえ、シルバーパスを活かしてバスを乗り継く か、エレベーターもエスカレーターも完備されている高田馬場駅に回って いる。行政機関はかかる新宿区とその外国人過多の現実を何処まで把握し ておられるのか大いに疑問に思っている。

今月も同じ事を指摘するが、業務スーパー「河内屋」で常に異邦人が数千 円も投じて調理済みではない食料品を大量に買い込んでいく様子を見れば 「この店は違法滞在?の外国人にまでも協力しているのではないか」と疑 問に感じる。しかも、その隣に開店したドンキホーテにも外国人様御用達 である。私はこれらの2店、特にドンキホーテはアジア系の者たちの需要 を見込んで進出したのではないかと疑っている。オウナーの安田氏は流石 に機を見るに敏なのかも知れない。

私は「彼らに我が国そのものでなければ、東京都と新宿区が外国人に食い 物されている」と腹立たしい思いで見ている。恐らくこのICT化とSNS
が普及した時代にあっては、多くのアジアの国では「新宿区百人町は我々 の街となった。宿泊設備(違法民宿?)も用意されているので大いに利用 すべし」とでも掲示板に記載されているのではないかと疑っている。私は 「アジア系」と表現をしているが、その中でも圧倒的に多いのが中国人で ある。だが、この界隈には中国料理店はほとんど見かけないのも不思議だ。

私は我が国の政府も一般人も外国人に対して甘過ぎるし寛容で、過剰に歓 迎をしていると思う。上記の町田市からの方たちが驚いていたことは「海 外送金」(=remittance)の事務所が多かった事実。それ即ち、「我が国 に来ている連中はここで仕事にありついて、稼いだ金を故国に送ってい る」ということなのだから。別な見方をすれば、彼れは新宿区に金を落と しに来ている訳ではないということだ。

即ち、この街には爆買いなどが出来る連中が来る訳がないのだと断じる。 巣食っているのは日本語学校に来ている連中ばかりだ。先月も採り上げた が、知り合いのネパール人は「大久保通りに群がる連中は豊かではないの で、アジア料理店の出店を避けた」と言っていた。だからこそ、私は「彼 ら異邦人を有り難がるべきではないし、歓迎したり法改正をしてまで誘致 する必要などない」と思うのだ。

私は政府はこの界隈のような実態を知らずに労働者を受け入れようとする し、観光客を誘致しようとされることを非常に疑問に思っている。政府に は上述のように外国人どもが我が国を食い物にしている実態を十分に調査 して認識して貰いたいと願っている。ある新宿区議の中にはは「百人町/ 大久保界隈は未だスラム化していないので現状のままでも良いのだ」との 認識を示す者もいた。

> 参考資料: 新宿区広報しんじゅく 平成31年12・15




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身 辺 雑 記
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17日の東京湾岸は快晴、爽快。

東京湾岸は好天続き、雨は当分降らないようだ。散歩を義務付けられて いる身にはありがたいことだ。
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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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  • 名無しさん2019/01/17

    薬の「安全性」「有効性」三分の二は捏造である!



     衝撃的告発がある。それは、4人のノーベル賞受賞者を含む著名科学者たちによる調査委員会の報告である。FDA(米食品医薬品局)が指揮を取り、抜き打ち調査で臨床試験論文を精査した結果は、次の通りであった。



    1全体の三分の一は、実際に臨床試験を行っていない。



    2さらに三分の一が、診察録(カルテ)と違うデータで捏造していた。



    3臨床試験の結果に、科学性を認められるのは、僅か三分の一程度に過ぎない。



     これは恐ろしい現実である。なぜなら、医療品の認可はメーカーが提出する臨床試験結果に基づき決定されるからである。そこで審査されるのは「安全性」「有効性」などである。ところが、医療品の臨床試験の三分の二以上は、試験現場で、データ改竄、捏造、不正が白昼堂々と横行していたのである。つまり、医薬品認可で申請された「安全性」「有効性」も三分の二以上はインチキで捏造されているのである。



     更に仰天の告発がある。米科学基準局リチャード・ロバーツ博士は断言している。



    「学者が科学誌に論文を発表するデータの半分、あるいはそれ以上は無効である。研究者が正確にデータを測定したという証拠も無く、首尾一貫した証拠もない」



     アイオワ州立大学のレイ・ウォリング博士(心理学)は、科学論文の執筆者37人に論文根拠となったデータ提供を求めたが、レイ教授の手元に届いたのはわずか7データのみだった。これらを解析した結果、教授は次のように結論付けた。



    「いずれも重大なミスが含まれ、科学的事実とは認められない」 つまり、結論として調査対象の37論文は、全て全滅したのである。



     論文不正と言えば、STAP細胞の小保方さんを想起するが、小保方さんを糾弾する調査委員会の委員長まで論文不正が発覚したのである。さらにノーベル賞の山中教授の論文にも2か所不正が見つかり、山中教授はシドロモドロになった。医学論文は、そのようなレベルであり、不正の温床なのである。



     日本の医療費が41・5兆円となった。(2015年) 介護費用などを加えれば50兆円に迫る。もはや、国家財政の半分を占めている。



    「日本の医療制度は最短5年で破綻する」 これは、現役厚生労働省幹部の告発である。



    医療費は膨張する一方で、団塊世代が75歳以上になる2025年に向け、ますます厳しくなっている。「税金負担増も限界にきている。消費税率引き上げも10%では到底足りない」 つまり、早ければ5年以内に破綻するだろう。医療大崩壊のカウントダウンが始まっているのである。



     医療破綻の大きな原因の一つが、超高額医療費である。その最たるものが抗癌剤である。1グラム当たりの薬価が、3億3170万円もするのである。ダイヤモンドよりも高い。その薬名は「ペグイントロン」という。さらに、超高額抗癌剤はゴロゴロある。それでも純粋な患者たちは、「それだけ高いのなら効くのではないか?」と騙されてしまうのである。これは超猛毒で原液を打ったら即死する。厚労省幹部ですら「抗癌剤は大変な猛毒で癌を治せない」と証言している。つまり超高額の超猛毒で毒殺するのである。→それが癌治療の正体である。



     ここまで書いても信じられない人がいる。まさに洗脳の恐ろしさである。目覚めなければならない。1グラム3億円超の抗癌剤の代金は誰が支払うのか?→それは私たちの税金である。血の出るような思いで支払った保険料や税金から、バキュームの様に吸い上げられている。その巨額の金はどこに行くのか?→ロックフェラー財閥等が所有する製薬会社になだれ込むのである。彼等こそ、国際医療マフィアなのである。彼らが日本の国家財政を食いつぶしているのである。この事実を国民は、誰も知らない。気付かない。なぜなら、彼らは医療教育(狂育)だけでなく、通信社、新聞社、テレビなどマスコミまで完全支配しているからである。



     1985年、既にアメリカ国立がん研究所(NCI)デヴュタ所長が議会で「抗癌剤は癌治療には無力」と証言している。30年以上も前に明らかにされた真実が、完全に隠蔽され、全人類は未だに騙され続けている。それどころか1グラム数億円と言う超高額詐欺に飽き足らず、医療マフィアはさらなる詐欺犯罪で荒稼ぎしている。超高額抗癌剤「オブジーボ」などはその典型である。黒色肉腫に効くという謳い文句で2014年に、世界に先駆けて日本で許可された。1年間の薬剤費は、一人当たり約3500万円と言う。暴利をむさぼるのは製薬会社だけでなく、癌を専門とする病院にとっても甘い汁である。抗癌剤認可には罠がある。抗癌剤は例外なく超猛毒なので、投与すると2割程度の癌腫瘍は、その猛毒に驚き、縮むこともある。すると「効いた」ことにして厚労省は認可してしまう。ところが癌細胞は、たちまち「反抗癌剤遺伝子」(ADG)を発動させ、抗癌剤を無力化し5か月で元のサイズにリバウンドしてしまう。その後、抗癌剤刺激で悪性化した癌腫瘍は一気に猛増殖して、患者の命を奪う。しかし、このADGの存在について触れることは医学界のタブーとなっている。なぜなら、抗癌剤の巨大利権の根底が覆されてしまうからである。



     国家財政を崩壊させるのは人工透析治療も同様である。人工透析費用は患者一人当たり約500万円である。さらに患者は一級障害者に認定されると約500万円支給される。つまり、約1000万円の税金が投入されるのである。2013年には31万人を突破し、3兆円以上の国費が「人工透析」と言う悪魔の利権に注ぎ込まれている。→しかし、最低でも患者の8割は食事療法で完治し、透析は一切不要なのである。ところが、医療マフィアはその事実を一切患者には教えない。マスコミにも報道させない。その責任の一端は、真実を学ぼうともせず、従順な患者自身にもあることを指摘しなければならない。

  • 名無しさん2019/01/17

    日本のIT産業が中国に盗まれている

    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%EF%BC%A9%EF%BC%B4%E7%94%A3%E6%A5%AD%E3%81%8C%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AB%E7%9B%97%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjpiumPsvPfAhVIu7wKHSGvDmoQ_AUIDygC&biw=853&bih=413&dpr=2.25

    【新事実】自称徴用工の給料、総連に払われていた。主体思想の資金源?【総連に請求すべきと思った人はシェア】https://samurai20.jp/2019/01/souren/

    連帯ユニオン・関生支部は北朝鮮支援をやめろ!

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53307433.html

    【山口真帆さん暴行】文春が存在を隠した「いなぷぅ氏」が事件の核心か!文春は相関図転載のネット民に”削除警告”連発!マスコミ・警察も絡む、組織ぐるみの「秋元一派の闇」! 

    https://yuruneto.com/bunsyun-yamaguti/

    相関図が修正されてた(笑) 

    https://twitter.com/evolamatias/status/1083857549193957376/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1083857549193957376&ref_url=https%3A%2F%2Fshanti-phula.net%2Fja%2Fsocial%2Fblog%2F

    中国経済の「底」が完全に抜けた!

    https://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/37bcd61431d1f62456f872bc127971b9?fm=entry_awp_sleep

    予防接種副反応報告、これでいいの?

    http://wonderful-ww.jugem.jp/?page=25&cid=11

    朝鮮族の真の歴史

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-418.html

    ロキソニン(消炎鎮痛剤)は血流を止めて症状を悪化させる。

    https://blog.goo.ne.jp/takaomorimoto/e/70c279c63b5c46d9fd5d02e50fe052f7?fm=entry_awp