政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4880 号  2018・12・1(土)

2018/12/01

                      
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4880号
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       2018(平成30)年  12月1日(土)



          名作「カサブランカ」は戦争中の:宮崎正弘

           「軍事同盟」で退陣した内閣:渡部亮次郎

        韓国の左翼革命政権に、妥協は無用:櫻井よしこ

    和製英語(=造語)とカタカナ語の恐ろしさ: 前田正晶                                        
                                                                                                                                             話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4880号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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名作「カサブランカ」は戦争中の
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)11月30日(金曜日)
         通巻第5907号  
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名作「カサブランカ」は戦争中のスパイ合戦を背景のラブストーリーだっ たが。。。
  いま、ジブチがまさに列強スパイ戦争の舞台となって
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高齢者なら見たことがあるかも知れない。名作映画「カサブランカ」はハ ンフリー・ボガードとイングリッド・バークマンが主演した(きっと、花 田紀凱氏なら「見たよ」って言うだろうけど)。

舞台はフランス植民地のモロッコはカサブランカ、ドイツに影響を受けた フランスからレジスタンス活動家が入り込み、またナチスのスパイも入り 込み、亡命工作、政治ロビィ、そして機密書類や、そうした背景のもとに 繰り広げられるのが、波乱に満ちたラブ・ロマンス。「君の瞳に乾杯」が 流行語となった。

いま、舞台はジブチへ移動した観がある。

 ジブチはフランス領ソマリランドから独立し、紅海の入り口を扼すシー レーンの要衝のため、米軍が基地を置いた。米軍兵士は4000名が駐屯して いる。

もちろん旧宗主国のフランスの基地(2900)があるが、この陣地にイタリ ア(300人)もドイツもスペインも、そして日本の自衛隊も、この地に 180名が駐屯している。隣接する米海軍基地は本格的な構造であり、ま たイタリアや日本が駐留部隊を派遣しているのはアデン湾の海賊退治が目 的だった。

このジブチに中国が割り込んできた。

「借金の罠」に引っかかった、というよりジブチ政府自らが中国のカネを アテにして宏大な土地を中国に提供した。中国は免税特区、貿易中継基地 の倉庫、工業団地を建設するとして、巨費を投下し、気がつけば、中国初 の、しかも宏大な海外軍事基地を保有していた。

米軍の基地使用料は年間6300万ドル、フランスは3600万ドル。中国は2000 万ドルとされている。日本の負担額は公表されていない。

中国の軍地基地はドラレという地区にあって港に位置する。その上、エチ オピアのアジスアベバからの鉄道759キロの終着駅でもある。免税特区は 4600ヘクタール、中国が投資した巨額は35億ドルに達すると言われ、軍人 ばかりか、商人、貿易商、労働者、運搬会社、乙仲業者などが入り乱れて 出入りしている。

しかも中国の軍人らは米、伊、仏、そして日本の防衛作戦の展開をスパイ している。その目的は何なのか?

第一に米軍はカタールとインド洋上のディエゴガルシアに空母群基地を置 いている。米軍の動向、あたらしい設備や方法を観察しやすい地形にある。

第二に西側の軍事演習の観察から、その整合性、効果を計測し評価できる。

第三にドラレ港をほぼ手中にした中国の海軍基地はすでに一万人収容の キャパを誇る。海兵隊、工兵さらには「得体の知れない」物資、設備を陸 揚げしている。
 ジブチは列強のスパイ合戦の策源地となった。
  
 ☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆書評 しょひょう  BOOKREVIEW 書評BOOKREVIEW  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   南北統一は韓国の滅びを意味し、米軍は撤退するしかない
  南シナ海海戦は一瞬にして終わり、対馬海峡が日本の防衛戦になる

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藤井厳喜 v 古田博司『韓国・北朝鮮の悲劇 ――米中は全面対決へ』 (ワック)
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えっと思われる挿話があちこちに挿入されている。

 古田 「2002年に北朝鮮の漁郎という飛行場に降りたことがあります。 ミグがならんでいたのだけど、赤さびで期待が真っ赤だった」

 藤井 「ええっ。戦闘機が錆びている? 本当ですか(笑)。

 古田 「驚きました。明らかに飛んでいないことが分かりました」
 またこんな会話がある。南北朝鮮の統一に関して、

 古田 「文在寅は自分たちを、ロウソク革命で暴虐な政府を倒した革命 政権だと思っている。気分だけではもう、南ベトナム解放戦線ですよ」。
 藤井 「そうそう。反共だった『大韓民国』を潰すための革命政権です からね。だから、図式は南北朝鮮 vs 日本、統一する前の段階の『高 麗連邦』は安全保障と外交が一体となり、国内体制の統一は後回しでしょ う。そうなったら北朝鮮が優位に立つ」

したがって、日本としては脱北者ではなく「脱南者」対策の方が先決であ り、古田教授は「難民対策はしっかり準備しなければなりません」と言え ば、藤井氏は

「日本に入れないことが理想ですけどね(笑)。そのために、済州島を、 米軍が保障占領して日米共同運営の難民収容所をつくればいい。去年トル コからエルドアン派の学者が来て、『トルコはシリアの難民を人道的に無 制限に入れたのが大失敗だった。国境周辺に収容所をつくって入れておく べきだった。日本は気をつけたほうが良い』と話してくれました。最初の 段階で国内に入れたらおしまいです」

二人の議論はこうした徹底したリアリズムに立脚した、国家の安全保障、 外交、軍事、貿易戦争、文化の衝突などを掘り下げていく。

結局、朝鮮半島はどうなるかと言えば、南北統一は韓国の滅びを意味し、 米軍は撤退するしかないだろうし、南シナ海海戦は一瞬にして終わり、対 馬海峡が日本の防衛戦になると、明るくない近未来を見通すのである。

        ☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆読者の声 どく しゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)人種差別撤廃提案100周年記念講演内容

その1、「日本の真珠攻撃が西欧の支配からアジア解放の引き金になった
―いまこそアジアが日本に感謝を表明する時だ」
セナカ・ウイーララトゥナ(スリランカ弁護士)

11月14日(水)4時より、「史実を世界に発信する会」 主催による掲記 講演会が衆議院第2議員会館第1会議室で開催されました。120人定員 の会議室は満員の盛況でした。衆議院議員の杉田水脈先生、参議院議員の 山田宏先生がご出席くださり、ご挨拶をいただきました。

セナカ・ウイーララトナ氏、加瀬英明氏(外交評論家・本会代表)、山下 英次氏(大阪市立大学名誉教授)の3氏の講演がありました。順次ご紹介 していきたいと思います。

最初は、メインスピーカーのセナカ・ウイートラトゥナの講演です。氏は 弁護士としてオーストラリアで20年にわたり活躍した経験を持ち、スリラ ンカでは社会活動家としても有名です。また仏教に造詣が深く(修士号取 得)、11月初めに日本で仏教の国際会議のため来日したのに合わせて今回 の講演会を企画した次第です。

氏の講演の動機は次の通りです。

戦後にメディアの情報操作や歴史記述によって、日本の指導者と国民が歴 史的に不当な扱いを露骨に受けてきた、そのことを糺すためだけではな い。スリランカの仏教徒として、東南アジアの代表として、或いは一人の アジア人として、ずっと果たせなかった恩義に報いるためであり、日本が 西欧の植民地支配から、アジアの解放をもたらす驚異的な行動をとってく れたことに、感謝するためなのだ。

 講演の全内容は次の通りです。

 講演全文(英語): www.sdh-fact.com/CL/Senakas-Speech.pdf
(日本語訳): hassin.org/01/wp-content/uploads/Senaka.pdf
            (「史実を世界に発信する会」 茂木弘道)

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(読者の声2)西部遭さんの一周忌が近付きました。命日は1月21日です が、月曜日にあたるため、2日繰り上げて1月19日に一周忌イベントを 行います。

2019年1月19日(土曜)午後2時 場所は永田町の「星陵会館」です。
 現時点でのプログラムは榊原英資、富岡幸一郎、宮崎正弘各氏のほか、 多彩な顔ぶれで追悼挨拶、シンポジウムなどが計画されています。
 具体的な内容は決まり次第、弊誌でも告知しますが、まずはスケジュー ルをお空け下さい。(西部遭先生一周忌実行委員会準備会)

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(読者の声3)「明治の日」実現総決起集会の御案内です。お一人でも多 くのご参加をお願いいたします。

明治の日実現に向け、全勢力を結集する集会です。

           記

とき   1月29日(火)午後6時〜7時30分(5時開場)
ところ  憲政記念館 講堂(千代田区永田町1−1−1)
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-5-302
電話 03-5357-1344 FAX 03-5314-9480
http://meijinohi.com/

プログラム  国民儀礼              司会:佐波優子
明治の日を実現するための議員連盟から経過説明、趣旨説明、決意表明
  会  長 古屋圭司衆議院議員
  幹事長 稲田朋美衆議院議員
  事務局長 山田宏参議院議員
明治への思いを語る
    大原康男、西村眞悟、高森明勅、江崎道朗、田沼隆志 他
主催  明治の日推進協議会

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(読者の声4)NHK・BS映画劇場は『家族』(山田洋次監督;1970年 制作・公開)は長崎から北海道へ移住する一家の物語で、設定も1970年で す。劇中、八幡製鉄所の車窓風景、福山製鉄所における生活情景、大阪万 博も登場します。当時は、経済高度成長の最盛期でした。小生も当時は関 西系鉄鋼会社に勤めていました。

1970年の三島さんの自裁からちょうど48年になるわけですが、あらためて あの当時の社会状況の描写を見ると、同時代を生きてきた人間として、そ の後の歳月と変化に感慨を覚えざるを得ません。

憂国忌とほぼ同時に、55年ぶりの大阪万博開催が決定されたのも、関西人 としては大きな喜びでした。

「生活」の変化という点からみると、敗戦の前後におけるものより、高度 成長期の前後におけるものの方が大きかったのではないでしょうか。

特に、農家では、室町時代から1960年ごろまではほとんど激変はなく、 1960年代以降の生活変化の程度は、それまでの数百年間にわたるものにも 相当するとも言われますが、その通りではないでしょうか。それにして も、三島さんには、70年代以降の我が国社会の変転も観ていただきたかっ た・・・・(CAM)



       
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「軍事同盟」で退陣した内閣
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        渡部 亮次郎

若い頃、NHK記者として4年間駐在した岩手県には、後に総理大臣になる 鈴木善幸(ぜんこう)のほか小沢佐重喜(さえき)、椎名悦三郎ら、錚々 たる政治家がいた。言うまでも無く佐重喜は小沢一郎の父、椎名は副総裁 として田中角栄の後継首相に三木武夫を推して大失敗した。

そうした中で目立つようで目立たなかった男が鈴木善幸だった。三陸沿岸 の漁民の出。はじめは日本社会党から代議士になったが、間違いに気付い て保守党に鞍替え、とうとう自民党総裁、総理大臣になった。

だが日米安保条約の何たるかも知らずに過ごし、自民党内のバランスに のっていただけだったので総理大臣にまつり上げられたものの、「能力不 足」を晒して途中退陣した。

日本大百科全書(小学館)にはこう書かれている。

<国内では自民党の絶対多数を背景に、軍事力増強、実質的な靖国(やす くに)神社公式参拝、参議院の比例代表制導入、人事院勧告凍結を実現し た>。

鈴木善幸内閣]は1980(昭和55)年7月成立した。前任の大平正芳が総選挙 中、糖尿病の合併症たる心筋梗塞で急死したところ、「闇将軍」といわれ て評判の悪かった田中角栄が裏で動いて、突如、鈴木善幸を後任として指 名した。私はその現場に居合わせた。

昭和55(1980)年6月12日未明、大平が死んだ。それに先立って、ホテルに いた私に園田直(当時は無役)から電話。「大平さんが亡くなったらしい、 調べてくれ」で確認。弔問の為、虎ノ門病院で落ち合う。

彼も当時、糖尿病が悪化。減量の為服用していた利尿剤が効き過ぎてゲッ ソリしていたので、マスコミの目を引いたことを覚えている。

病室から出てきた園田。車に乗ると「ナベしゃん、これからどうした方が いいかな」。すかさず「目白へ行きましょう」「そうだワシもそう考えて いた」。

角栄は先に弔問から戻っていたが、客は園田がその朝は初めてだった。約 1時間して出てきた園田。車中「善幸に決まった」と。「それは妥当なと ころでしょう。大平派の後継者でもあるし」と私。

大平の死で有権者の同情は自民党に集まって総選挙は、大勝。分裂寸前 だった自民党を結束させ、抗争なしで鈴木政権は成立したのだった。

<「増税なき財政再建」を公約とし、1981年3月には臨時行政調査会を設 置し行政改革を最大の課題とした>。(同)

9月になって厚生大臣齋藤邦吉の不正献金がばれて辞職。その後任に園田 が推されたのは、多分に角栄の押しがあったと思われた。

<1981年1月鈴木首相が東南アジア諸国を歴訪、5月には日米首脳会談を開 き日米「同盟関係」を明記し、西側陣営の一員としてアメリカの対ソ戦略 に協力していく姿勢を明らかにした>。

しかし鈴木首相は首脳会談では、そんなことは話題にならなかったと一旦 は否定。共同声明から軍事同盟云々を消そうとした。日米の首脳が会談す るという事は要するに日米安保体制を確認し、軍事同盟を再確認する事だ という外交上の初歩的知識に首相は欠けていたのだ。

この混乱で鈴木首相は党内で孤立感を深めた。同一派閥であった外相伊東 正義が辞任した後を埋めるのに、厚生大臣のピンチヒッターだった園田を またピンチヒッターにした。

しかし、園田は糖尿病が悪化。外遊しても飛行機から車まで歩けない場面 がしばしばとなった。マニラではとうとう日米首脳会談の共同声明なんて どうでもいい軽い問題でしかない、といった趣旨の問題発言をして政権の 足を引っ張った。

事後になって鈴木は日米首脳会談について「オレは踊り(外交)の素人なん だから、手ぶり身振りの最後まで教えないと踊れないよ。教えない外務省 が悪い」といった。外務省側は「初歩知識をお教えするのは失礼に当る か、と」。

政治における知識や情報の扱い方はビジネスの世界とまるで異なる。ビジ ネス界は「儲け」で一丸となっているが、政治の世界では役人と政治家の 間に抗争が隠されていたり、遠慮がはさまれたりして要は単純ではない。

しかし1982年6月2兆円以上の歳入欠陥が明らかとなって「増税なき財政再 建」は破綻し、行政改革も自民党・官僚の抵抗で後退を余儀なくされた。

さらに日米経済摩擦、日韓経済協力、教科書記述に対するアジア各国から の批判といった難問を適切に処理できず、内外ともに手詰まりの状態のな か、1982年10月12日突如退陣を表明した。

鈴木政治は難問を先送りにして解決を図るといった消極的姿勢を特徴とし ていた。また党幹事長に二階堂進を起用するなど田中角栄の影響力を強く 受け「角影内閣」との異名をとった。>
日本大百科全書(小学館) (文中敬称略) 2010・4・4再度掲載


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韓国の左翼革命政権に、妥協は無用
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           櫻井よしこ

親しい韓国人の友人のひとり、洪熒氏が憤って言った。

「日本の人達は文在寅政権と韓国を同一視しています。保守勢力を中心 に、多くの韓国人が文政権のやり方に怒っていることを、日本のメディア は伝えてくれません。我々は文政権の下で起きている異常事態に、日本人 と同じくらい怒っているのです」

洪氏は現在、日本で刊行されている新聞、「統一日報」の論説主幹を務め ているが、かつて、在日韓国大使館の公使だった。日本との関わりはかれ これ40年になる。

10月30日、韓国大法院(最高裁)が新日鉄住金(旧新日本製鉄)に、「元 徴用工」4人への損害賠償金として4億ウォン(約4000万円)の支払いを命 じた判決、10月11日の国際観艦式に日本の海上自衛隊の旗を掲げないよう に要求した一方で、豊臣秀吉軍を破った李舜臣(イスンシン)の旗(抗日 旗)を韓国軍艦に飾ったこと、2015年末に国際社会が注目する中で日韓両 外相が発表した、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決の蒸し返し など、文政権の横紙破りは非常識極まる。

洪氏は、心ある韓国人は皆、文政権の暴挙を恥じている、日本の政府も国 民も、韓国国民と文政権を同一視しないで対韓政策を考えるべきで、そう しなければ事態はますます悪い方向に進む、と懸念する。

まず、明確にしておくべき点は、今回の韓国人元労働者への補償に日本の 政府も企業も全く責任はないということだ。1965年の日韓請求権・経済協 力協定の第2条は、「国及びその国民(法人を含む)」の請求権問題は、 「完全かつ最終的に解決されたこと」を日韓両国が確認すると明記してい る。賠償などの請求権問題は、個人のものも法人のものも全て解決済みだ と両国政府が確認したのである。

日本政府は当時、念には念を入れて日韓間の議事録も交わした。その中 に、請求権に含まれるもの、つまり、全て解決済みとされるものは何かに ついて八項目にわたる説明がある。戦時徴用労働者の未払い賃金と補償も 含まれており、解決済みであることを二重三重に明記している。

徴用工ではなかった

安倍晋三首相が、判決直後に間髪を入れず、「国際法に照らしてあり得な い判断だ」と述べたのは当然なのである。一方で首相は重要なことを指摘 した。この裁判の原告4人は徴用工ではなく、「旧朝鮮半島出身の労働 者」だと語った。これこそ大事な点である。

これまで、韓国側は無論、私も含めた日本のメディアはみな、4人の原告 を「元徴用工」だとしてきた。日韓両政府もそのように呼んできた。司法 の場で徴用工と言われてきたことをそのまま信用してきたわけだ。

徴用とは「国家権力により国民を強制的に動員し、一定の業務に従事させ ること」(広辞苑)だ。一旦発せられれば国民は拒否出来ない。

朝鮮半島での戦時労働動員には三つの形態があった。第一は1939〜41年に 企業の募集担当者が朝鮮に渡り実施した「募集」である。

第二が42年から44年9月までの期間、朝鮮総督府が各市・郡などに動員数 を割り当て、行政の責任で募集し民間企業に割り振った「官斡旋」であ る。お役所が仲介した募集だが、職場や職種について納得いかなければ断 る自由があった。

第三が、44年9月から45年3月ごろまで発動した「徴用」である。

原告4人はいずれも募集に応じた労働者だった。4人の内の二人は43年9月 に平壌で日本製鉄(新日鉄住金の前身)の工員募集広告を見て応募し、面 接に合格して、募集担当者に引率されて渡日し、大阪製鉄所の訓練工と なった。

もう一人は41年、大田(テジョン)市長の推薦で勤労奉仕の「報国隊」に入 り、日本製鉄の募集に応じ、担当者に引率されて渡日し、釜石製鉄所の工 員となった。

最後の一人は43年1月、群山府(現在の群山市)の指示で募集に応じ、日 本製鉄募集担当者の引率で渡日、八幡製鉄所工員となった。

つまり、4人とも徴用の始まる44年9月以前に、募集に応じて日本に働きに 来た労働者である。彼らは民間企業と契約を結んで渡日した。戦争が長引 くにつれて日本の男性の多くが徴兵され、国内産業を支える人手不足が顕 著になっていた状況の下、彼らに対する待遇は総じてよかった。

4人が徴用工ではなかったことをつきとめたのは、シンクタンク「国家基 本問題研究所」研究員で朝鮮問題の専門家、西岡力氏である。氏はこの事 実を韓国大法院の判決書で発見した。日本の常識で判断すれば、間違った 事実に基づく韓国大法院の判決は無効なはずだ。ただそう考えるのは日本 人だけで、韓国側は募集も官斡旋も全て強制的な徴用だと主張しているた め、全く、話が通じない。

一切の妥協は不要

それでも、安倍首相が国会の場でこの事実を明らかにしたことは非常に重 要である。黒を白と言いくるめる韓国のやり方と、そのような手法を駆使 する文在寅政権のいかがわしさを、鋭く抉り出して見せたからだ。

文政権下の韓国で進行中の事態は教育、軍、司法、外交のいずれにおいて も通常の法治国家では考えられない異常なものだ。一連の事柄は韓国がも はや真っ当な民主主義の国などではなく、社会主義革命のまっ只中にある と認識すれば納得がいく。

革命勢力は、秩序の全て、条約も契約も常識も紙クズのように破り捨て る。現在、文政権が行っているのがまさしくそれだ。彼らは日本に不当な 判決をつきつけ巨額の資金をむしり取り、日本を貶めようとする。

洪氏は、革命政権の文氏が日本を不条理に責めたてるように、韓国の大半 の国民に対しても親北朝鮮社会主義革命を押しつけると指摘する。

このような文政権に対し、韓国内で反対の狼煙が上がり始めた。

「大将(ジェネラル)の会である星友会が、このままでは北朝鮮に韓国が席 巻されるとして、文政権の対北宥和策に警告を発しました。9月21日には 民間人3000人が文氏を与敵罪で告発しました。有罪になれば死刑しかない 重い告発です。

元大使の外交官らが文政権は韓国の安保体制を蹂躙しているとして『弾 劾』の声明文を発表しました。当初大使30人で始まった告発ですが、参加 希望の元大使らが次々に集まり、50人までふえました。いざとなると弱腰 の外交官でさえ、文政権に反対表明をするようになったのです。日本のメ ディアはなぜこうした事を伝えないのでしょうか」

と洪氏は語る。

今回の「旧朝鮮半島出身労働者問題」は、このような全体像の中でとらえ るべきで、革命志向の文政権に一切の妥協は不要なのだ。同時に日本は、 韓国が近未来には敵対する存在となることを肝に銘じ、憲法改正をはじ め、日本の地力を強める施策を急ぐのがよい。

『週刊新潮』 2018年11月15日号 日本ルネッサンス 第827回


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和製英語(=造語)とカタカナ語の恐ろしさ
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                               前田 正晶

いきなり結論めいたことから入ろう。それは「英語の単語をバラバラに覚 えただけの偏った知識で珍妙なカタカナ語を創り出し、濫用するのを辞め よ」とマスメディアに言ってやりたいのだ。本稿はその辺りを16年の11月 28日に採り上げたものに加筆・訂正して、更にカタカナ語が何故良くない かという点を指摘して、諸賢に訴えていこうとするものだ。少し長いのだ が、何卒宜しくお付き合いのほどを。

そう主張する理由は簡単明瞭で、私は1990年からのカタカナ語を排斥論者 であり、無秩序に英語とは無関係のカタカナ語を乱造し濫用することが日 本語を破壊する危険性が極めて高いと批判してきたからである。特にテレ ビ局は酷く着々とその望ましくない方向に進んでいる。

それ故に、最早20年以上もの間にあらゆる機会を捉えて一見というか一聴 英語の如くに聞こえる造語も含めて、後から後から現れてくるカタカナ語 の新語とその使用というか濫用を戒めて「使うな」、「辞めるべきだ」と 主張してきた。

その目的の為に2008年6月には元興銀常務の上田正臣氏主宰の21世紀パラ ダイム研究会では約100語を集めたプリゼンテーションを行う機会を与え て頂けた。更に、渡部亮次郎氏主宰の「頂門の一針」にはその発表を何回 かに分けて投稿したし、現在のGooのブログにも何年か前に矢張り分割で 掲載してきた。この作業は新カタカナ語が続々と現れる以上、今後とも継 続していかねばならないとかんがえている。

排斥論者の弁:

私は造語を含めてカタカナ語が余りにも数多く日常的に日本語に登場する のが理解出来なかった。だが、仔細に観察してみると日本語には漢字・平 仮名・片仮名・ローマ字とともに和製英語やカタカナ語が使われていて表 現の方法が融通無碍であるという素晴らしさがあることをあらためて見出 した。

それに止まらず、英語を主とした外国語を基にして新たな言葉を創造して きた先人と現代人の優れた英語の単語のみの知識と、それらを如何にして カタカナ語化するかという我が国独特の展開能力には敬意を表したくなった。

このようにして創造されてしまった言葉を「外来語」か「和製英語」と称 しているようだが、その多くは既に日本語の中に溶け込んでしまっている ので、今更「造語か外来語であると認識せよ」と迫るの無駄な努力かも知 れない思っている。

「頂門の一針」誌上でもまた別の機会にもこの問題を論じる機会を与えら れた時にでも、一部の方々からかなり厳しい反論および反対に出会ったも のだった。即ち、「今更それを否定することはない。これらは日本語の内 であるから、このまま使い続けよう」と主張する方が多かったのだ。

だが、しかし、私の論旨は「これらのカタカナ語を使うのは各人の好みと 自由で勝手であり、日常会話の中で使っても一向に構わないと思う。但 し、「そのカタカナ語の正体というか実態は英語とは全く無関係で純粋な 日本製の言葉である」という認識だけは持っていて欲しいのだ。更に「こ のカタカナ語の99%が英語の本来の意味か使い方とは違っているのだとい う点をお忘れないよう」と補足しておかねばなるまい。

換言すれば、カタカナ語を本来の英語(English)と比較して見れば、全 く別な事を意味する例がほとんどである知って貰いのである。外国人を相 手にして「会話」などをする時に迂闊にもカタカナ語を交ぜて氏使ってし まえば意味が通じなくなる(コミュニケーションが取れなくなる?)危険 性は極めて高いのだ。カタカナ語依存症の方々にはこういうことを十分に 弁えていて欲しいのだ。

言葉が耳から入る時の影響力:

私がこのような主張をする理由は「言葉は耳から入った場合の影響が強 く、テレビなどに登場するコメンテーター、有識者、学者、スポーツ等の 解説者、議員等の社会的に認知されるかあるいは尊敬されている人たちが 無意識に使うかあるいは誤用すると、一般人は『このような有識者が使う のだから、歴とした英語だろう』などと素直に誤解して受け止めて『何時 かは自分でも使おう』と思い込んでしまう結果になる点を好ましくない」 ところにある。

言葉の誤用:

更にこの機会に、「何も知らずに使っているアナウンサーやスポーツ番組 の解説者や、無知で無学な(失礼)テレビ・タレント(これも造語だが) たちの悪影響が最早無視できない段階に至っていることも言っておきた い」のである。それらの卑近な例をいくつか挙げてみれば、サッカーなど で「降雨の後などでピッチが滑りやすくなってしまった状態」を「スリッ ピー」と言っているのは「スリッパリー→“slippery”」の誤りである。こ れは松木安太郎が使い始めたと認識している。

他にも困った間違いだと嘆いている例に「キャプテンシー」がある。彼ら は「主将としての統率の才能」のつもりで使っているが、本当は “captainship”なのである。因みに、“presidency”と言えば「大統領の地 位」を意味するのだ。多くのアナウンサーが“award”(=賞)を「アワー ド」と言っているのも困ったものなのだ。プロデューサーでもシナリオラ イターも英和辞典くらい見ておけよと言いたくなる。

単語重視の教育の弊害:

更に、我が国の学校教育で英語を科学としてか乃至は数学のように取り扱 い、単語を覚えさせたがる教え方をすることに重きを置くのも、カタカナ 語の粗製乱造を産む原因の一つであると指摘しておきたい。それだけでは ない、「生徒を5段階で評価するために教えて、話せるようにすることは その目的ではない」とする教育方針もあることを申し添えておきたい。

日本語の表音文字化:

私が現在と未来を通じて絶対避けたいこと、あってはならないことと考え ているのが「カタカナ語の多用による日本語の表音文字化」なのである。 しかし、現実には英語の単語をカタカナ表記あるいはローマ字式に発音し て語り且つ使う人は増える一方なのだ。

こういう言葉の使い方に依存する所謂有識者や文化人が多く、彼らはこう いう語法に頼ることを衒っているとしか思えないので困る。簡単に言えば 「日本式学校教育の英語の欠陥が現れて、難しい単語の知識が豊富である ことのひけらかし」にしか見えないし、私にはいやみにしか聞こえないのだ。

私は英語という表音文字の世界で読み書き語らざるを得ない生活を続けて 解ったことは「英語とは困ったことに表音文字を使っており、一目見ただ けでは直ちに完全に理解しがたいということ」だった。

スペリングを目で追い且つ発音してみて、何を意味する言葉(単語?)か 熟語か慣用句等であるかが解って、更に音読でも黙読でも進め、文章全体 を読み終えて初めて何を言っているかが解るという面倒な言語なのだ。こ れが日本語との大きな違いである。その英語と較べれば、漢字がどれほど 便利なのかをこのような経験を通じて再認識したものだった。

英語は表音文字の羅列である以上、文字の並び方を読み切って如何なる意 味かを読み取っていかなければならないのであると同じことで、カタカナ 語はその表音文字の英語の単語を恣意的か便宜的にカタカナに置き換えた のであるから、そのカタカナ語をまた即座に元の英語に戻して考えるだけ の英語力(能力?)を備えておかねば、日本語すら解らなくなってしまい かねない事態が何時かは生じるだろうと危惧しているのだ。

例えば、私は既に槍玉に挙げたが「コラボ」という言葉に先ず耳から接し て「アレッ」という思いに囚われた。何という“big word”的な言葉を使う のかという感じだった。それが“collaboration”=「合作、共同制作品」 という単語の前半だけを取ったものだろうと察しがついた。しかし、 Oxfordには先ず“the act of working with another person or group of people to create or produce〜”とある。

“collaboration”は文語的であり、恥ずかしながら私は22年半のアメリカ の会社勤めの間に使った記憶はなく、何処かで聞いたことはある程度の代 物である。先ず日常会話などには出てこない。それにも拘わらず、手もな くカタカナ語として使ってしまう制作者の語彙には敬意をすら表したくなる。

他にも、テレビ局が濫用するカタカナ語を挙げておくと、如何なる故障、 事故、揉め事でも「トラブル」で括ってしまうこと、「思い描くこと」な く「イメージ」とするだけに飽き足らず「イメージアップまたはダウン」 としてしまうし、「アップ」と「ダウン」は英語の“up ”も“down”も前置 詞か副詞でそういう使い方がないにも拘わらず「レベルアップまたはダウ ン」などと言ってしまう無神経さがある。こういう使い方をすると、表音 文字化を推進するのみならず英語の勉強にも悪い影響を与えているとは一 向に気が付いていない辺りが怖い。

ここまでに指摘したように、偉そうに言えば私でさえ(?)如何なる意味 だったかを思い出す必要があるようなカタカナ語化された英語を日常的に 使うことが、英語を学ぼうとする人たちに対して役に立つ訳がないと思 う。カタカナ語化に「合作」か「共同制作」という漢字を使った熟語を排 除するだけの意義や意味があるのだろうかと、テレビ局や新聞社に「国語 の破壊か表音文字化になるのではないか」と問いかけてみたいのだ。

主張したかったことは「表音文字の世界に居続ける為に必要なことは、そ の文章には如何なる単語が使われているかを瞬時に読み取って知って、前 後の流れを把握し理解せよ」ということだったのだ。

換言すれば、「表音文字の世界に馴れるのは容易ではなかった」のだっ た。しかも、表音文字でありながら、同じ単語でも前後の流れ次第では全 く異なる使われ方をするし慣用句のように全く元の単語とは異なった意味 になる場合もあるので、ウッカリしていると意味を取り違える危険性もある。

時々、私はカタカナ語を使いたくない為に、英語のままで書きたいと思う ことすらある。その例には私が忌み嫌っている「セキュリティー」があ る。これは最悪でも「セキュアリテイー」であるべきはずの“security”を 「セキュリティー」のようにカタカナ語化してしまった愚かな例がある。 だが、私が試みていることは、所詮は無駄な抵抗で、私が目指している 「セキュリティー」のような「原語に不忠実なカタカナ表記」の改革には 容易に進展していかないのだと思っている。英語の発音は「セキュアラテ イ―」が最も近いと思う。「セキュリティー」は単なるローマ字式読み方 の一種である。

私がW社に転身したばかりの頃に東京事務所にいたワシントン大学のMBA だった日系人J氏はは「日本語で話している時に、英語を英語の発音のま まで入れるのは最低で最悪。日本にいる以上、矢張り日本式のカタカナ表 記の発音で言うべきだ」と教えられた。これには賛成だ。だが、私は仮に 生命の危険があると解っているようなことがあっても「セキュリティー」 とは言いたくはないし、“the Major League”は絶対に「メジャーリーグ」 という気はないし、「自己ベスト」のような漢字交じりの合成語も使う意 志など毛頭ない。私は日本語に和製英語(造語)のようなカタカナ語をこ れ以上増やして表音文字化を進めるのには絶対に反対なのだから。


                        
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重 要 情 報
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 ◎G20、日米で韓国外し! 日韓会談なし、米韓は立ち話… 専門家「韓国への最終警告」 

韓国の孤立化が際立ってきた。アルゼンチンで30日開幕のG20(20カ国・地域)首脳会合に合わせて予定されていた、ドナルド・トランプ米大統領と、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との正式会談が「立ち話」に急きょ変更になったのだ。安倍晋三首相も文氏とは会談しないうえ、日米両首脳は、インドのナレンドラ・モディ首相との日米印首脳会談を開く。国際ルールも守らず、北朝鮮に傾斜する韓国をパージするようだ。

 《韓国、トルコとは立ち話に G20で米大統領》

共同通信は30日早朝、こんな見出しの記事を配信した。サラ・サンダース米大統領報道官が29日、会談形式の変更を発表したのだ。「立ち話」とは、「あいさつ程度」という意味だ。

トランプ氏は当初、難航する「北朝鮮の非核化」交渉をめぐり、文氏と調整を図るとみられていた。韓国メディアも「文氏の大統領就任後、6回目の首脳会談」などと書き立てていた。

だが、米韓関係は急速に悪化している。

北朝鮮が非核化に向けた具体的行動を示さないなか、文氏は「対北制裁解除の必要性」を各国首脳に訴えるなど、「従北」姿勢をあらわにしていた。米国は激怒したのか、トランプ氏の長女、イバンカ大統領補佐官の110月末の韓国訪問は中止となり、ソウルのアメリカンスクールの閉鎖も発表された。

日本でも、韓国最高裁による、自称・徴用工の異常判決や、慰安婦問題の日韓合意に基づき設立された「和解・癒やし財団」の一方的解散などを受け、「韓国=敵性国家」との認識が広まっている。

こうした中、インド・太平洋地域の平和と安定を守る、新たな枠組みができた。従来の「日米韓」ではなく、G20では、日本と米国、インドによる「日米印首脳会談」が開かれるのだ。3カ国が見据えるのは、習近平国家主席率いる共産党独裁国家の中国。米国は現在、「米中新冷戦」に突入している。

拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司教授は「トランプ氏の冷淡な態度は『韓国への最終警告』といえる。最近の韓国は、米国の意向を無視して、北朝鮮に過度な支援的行動をとり、中国にも近づいている。トランプ政権が対中強硬路線を加速させるなか、『これ以上、中国、北朝鮮にすり寄るならば、米国は相応の対応を取る』というメッセージを発した。韓国としては、自国の身の振り方を決める天王山だ」と解説している。

【写真】 トランプ米大統領は韓国の文在寅大統領(左)を見放したのか…(AP)
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/181130/soc1811300012-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.11.30 〔情報収録 − 坂元 誠〕

 ◎テレビ局は何を考えているのか「名優・赤木春恵逝く」ばかり;前田正晶

29日は昼間の動き過ぎが堪えたので、夕食もそこそこに18時過ぎに寝てし まった。疲労困憊の状態ではテレビは見る勇気もなかったので、音声だけ でも聞いていた。昼間は兎に角何処の局も赤木春恵さんが亡くなったとい う追悼番組というかその関連のニューばかり。私が気にしていたのはそう いう芸能ネタではなく、結論というか判決がどう出るかは十分に予測でき ていた韓国大法院の“War time Korean workers”関連の三菱重工に対する 判決だった。

私はテレビ局が知識階級乃至はインテリ層を相手にして番組を編成してい ないことくらいは心得ているが、兎に角赤木春恵さんが如何に大女優で名 優だったかを追悼する話ばかり。こんな事よりも「日韓関係をより一層破 滅に近づけるだけの効果しかない大法院の判決の方が国家としての重大事 だろう」と認識していたので、何時その結果を伝えてくれるのかと気にし ながら横になっていた。どう考えてもテレビ局の優先順位のつけ方を誤っ ているのだが、それが彼らの経営方針では対抗できない。

それにしても、私は我が国の政府の対応は甘いというか緩過ぎると思う。 既に指摘したが、安倍総理とまでは言わないが、最低でも河野外相辺りが 青瓦台に乗り込んで文在寅大統領と膝詰め談判をし1965年に合意の遵守を 迫ることくらいしてもバチは当たらないと言いたいのだ。何処かに「英語 による韓国の不当性を国際的にあからさまにする文章を公表すべきだ」と いう説もあったが、それだって隔靴掻痒だ。国際司法裁判所に訴えて出る のも一法ではあるが、不十分だ。

私がこれまでに散々指摘したように「我が国以外の国ではというか国際的 には、何らの具体的な行動を伴う反論と否定の議論をしない限り、即ち結 果として沈黙を守っていたのでは『受け入れた』か『我々の主張が通っ た』と看做す」のである。駐日韓国大使を呼んで苦情を言っただけでは月 並みであって何の効果はないだろうし、韓国政府はシレッとして駐韓日本 大使を呼んで苦情を言っていたではないか。私は歯痒くてならない。

もう一度テレビ局に言って置くが「赤木春恵さんの訃報と韓国大法院の出 鱈目判決と、何れが国家として大事なのかをよく考えよ」なのだ。「外交 は票にならない」と聞いたことがあるが、韓国の無法に対して真っ向から 挑んでいくことは単なる外交ではあるまいし、私は総理以下が敢然として 文在寅大統領を叩いて下されば、自民党を益々支持する用意があるのだ。 何処かに韓国を叩くことの障害になっている人たちが数多くいるので、と いう話を聞いたこともある。さて、何処のことだろう?



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身 辺 雑 記
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師走の初日、東京湾岸は晴天。

NHKで記者として20年近く在籍した者としての意見を言えばテレビのレ ヴェルは国民のレヴェル、それ以上でも以下でもない。勘違いしてはいけ ない。なぜならテレビは視聴者たる国民に迎合する以外に生きる道は無い からである。

月末の東京湾岸はせ快晴。爽快。

午後は大学病院で内科の定期検診。全く問題ナシ。

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