政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4868 号  2018・11・19(月)

2018/11/19

                      
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4868号
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       2018(平成30)年  11月19日(月)



           カンボジア西海岸に軍港建設:宮崎正弘

         中性脂肪が気になる人の食事療法:庄司哲雄

            韓国の徴用工問題の背後:櫻井よしこ
            
                                                                                                                                    話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4868号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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カンボジア西海岸に軍港建設 
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)11月17日(土曜日)
         通巻第5894号  
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 カンボジア西海岸に軍港建設が中国の本命のようだ
 フンセン独裁の実質は中国の傀儡政権。4万5000ヘクタールを99年貸与
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 カンボジアのタイ国境に位置するコーン地方は、未開発の荒れ地。地図 にさえ地名がない。プノンペンから直線で西へ、タイランド湾に面したあ たりがコーン洲。カンボジアの海岸線はかなり長いが、西南部のシアヌー クビル以外は未開発である。

タイとの山岳国境地帯にはクメール建築の「ブエア・ビヒア寺院」が世界 遺産に登録されたため、タイと激しい国境紛争が起こり、まだ決着が付い ていない。ただし、この場所はシュムリアップの真北で、沿岸部とは関係 がない。
 
拠点はシアヌークビルということになる。

深海で、すでに日本の援助でコンテナターミナルもあり、輸出港の役割を 果たしているが、シアヌーク港湾公社の25%株式は日本のジャイカが所有 している。中国の進出に対抗するためだった。

カンボジアに対しての支援は日本がトップで、これまでに(1)有償資金 協力約1,168億円(2016年度までの累計)。(2)無償資金協力約1,972億 円(2016年度までの累計)。(3)技術協力約871億円(2016年度までの累計)

カンボジア和平会議は日本が主導権を握り、その後もPKOに自衛隊が派 遣され、大きな犠牲を出しながらも、一応の治安回復はなされた。橋梁工 事、道路工事なども、日本が貢献したが、近年、中国が大規模にインフラ 建設に進出した。

プノンペンの豪華マンション、とくにガードマン付きの億ションは殆どが 中国のデベロッパー、学校は中国語を教えるところもあり、華僑の「活 躍」が目立つ。


さて前記コーン州の現状だが、その後、シアヌークビルは周辺の孤島がリ ゾートとして開発され、旧宗主国のフランスが注目し、あちこちにリゾー トヴィラが出現するようになった。日本の海水浴客も多少は目立つように なった。

プノンペンとの間には航空路が開かれるや、案の定、ドッとやって来たの は、例によって中国人ツアーだった。治安が悪化し、環境が汚染され、不 満が昂じているが、フンセン政権は中国の傀儡、国民の声などまったく聞 く耳を持たない。


 ▼フンセン独裁政権にとって興味の対象はチャイナマネー

フンセンにとっての関心事は中国が持ちかけてきたタイランド湾に面する コーン州の開発である。すでに4万5000ヘクタールは中国系に99年の租借 を認めてという情報もある。

ただしカンボジアは立憲君主国、いちおう憲法では外国人の1万ヘクター ル以上の土地所有は認められていない。このため、カンボジア国籍の華僑 の会社と中国資本の合弁というかたちで、第1期工事は1万ヘクタール。 ここに中国の謳い文句は、リゾート、病院、学校、高層ビル、ショッピン グ・モールに国際空港、そして港湾施設の開発。。。。。。

2008年、カンボジア政府は、正式に中国の天津ユニオン開発会社に38億ド ルの対価に99年の租借を認める、これはカンボジア全海岸線の2割をしめる。

中国は、ジブチにひきつづき、ここに海外海軍基地を造成するのが最終目 標であると推定される。

カンボジアは12万の軍隊を持つが、設備が貧弱な海軍。タイの沿岸警備隊 にとっても、ものの数ではなかった。

しかし、カンボジアのタイランド湾沿岸に海軍基地が整備され、中国海軍 の駆逐艦、フリゲート官が寄港するとなると、安全保障上の大問題となる。

さきのパプアニューギニアにおけるASEAN会議で、この問題はタイか ら提議されなかったが、一方でタイ政府は中国が持ちかけている夢の構想 「クラ運河」の壮大なプロジェクトという甘言におどらされているからだ ろう。

  
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)第42回 家村中佐の兵法講座 兵法書として読む『古事 記』『日本書紀』

日本最古の史書とされる『古事記』『日本書紀』には、遠い昔から今に伝 わる日本人の戦争観や武力行使のあり方、優れた戦略・戦術や軍隊の指 揮・統率など、現代社会においても十分に役立つ最高の兵法書としての教 えが数多あります。

今回の兵法講座では、女帝・推古天皇の治世とそれを支えた摂政・聖徳太 子による十七条憲法の制定、遣隋使の派遣や、隋と高句麗の戦い、あるい は日本の古代史が塗りつぶされて、予言書『未来記』が記されたり南極・ アメリカのある地球儀が作られた謎などにつきまして、図や絵を用いなが らビジュアルに、分かりやすく解説いたします。
           記
日時: 12月15日(土)13:00開場、13:30開演(16:30終了予定)
場所: 文京シビックセンター5階 会議室A
講師: 家村和幸(日本兵法研究会会長、元陸上自衛隊戦術教官・予備2 等陸佐)
演題: 第15話「推古天皇と聖徳太子」
参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
 FAX 03-3389-6278
    件名「兵法講座」にてご連絡ください。


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(読者の声2)11月14日(水曜日)弐、通巻第5889号の千葉のNB生さん の「スー・チーから人権賞を取り上げる云々」の読者の声に宮崎先生は 「来年のノーベル平和賞は、ラビア・カディール女史に授与してほしいも のです」とコメントしておられますが、先生の言は誠にもっともなことです。
私も先生と同じように考え、ブログ『オプジーボ! 今年のノーベル各賞』
https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=16917
『ノーベル賞』
https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=15390
に取り上げました。オバマ前大統領の受賞については、「噴飯もの」とい う趣旨のことをおっしゃっていますが、このことについてはブログ『あ あ、されどノーベル賞ーーその2 ついでに「反核運動」について一言』 (https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=6487 )に書いております。

また過去には多くの日本人が受賞を逃していますが、それらはいずれも人 種偏見が元だと思われます。そのことについては『ああ、されどノーベル 賞ーーその1』
(https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=6486 )をお読みくださ い。千葉のNB生さんは、大江健三郎からも「ノーベル文学賞」を取り下 げて貰いたいとおっしゃっていますが、私も大賛成です。 
  (AG生)

         
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中性脂肪が気になる人の食事療法
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           庄司 哲雄

<中性脂肪とは>

血液中の中性脂肪(トリグリセリドともいう)には二つの由来があり、食 事で摂取した脂肪が小腸から吸収され血液中に現われたものと、肝臓で炭 水化物から脂肪に作り変えられて血液中に放出されたものがあります。

いずれも、体の組織でエネルギーとして利用されるのですが、血液中の濃 度が極端に(1000mg/dL以上)増えすぎますと、急性膵炎を引き起こ すことがありますし、それほどでない場合でも(150mg/dL以上)動脈 硬化の原因のひとつになります。

<中性脂肪を下げる食事の第一歩>

食事療法の基本は、摂取エネルギーの適正化です。脂肪の摂りすぎのみな らず、炭水化物の過剰も中性脂肪を増やしてしまいますので、全てのトー タルを適正にする必要があります。

身体活動度にもよりますが、標準体重1Kgあたり25〜30kcal/日程度が 適切です。肥満気味の方は少なめにし、減量を目指します。アルコール多 飲や運動不足は中性脂肪の大敵です。

<炭水化物と脂肪のどちらをひかえるか>

各人の食習慣により異なる場合がありえますが、炭水化物1グラムで 4kcal、脂肪1グラムで9kcalですから、脂肪摂取を控えることが大変効 果的です。

<ジアシルグリセロールとは>

少し難しくなりますが、中性脂肪とはグリセロールという物質に脂肪酸が 3つ結合した構造(TAG)をしており、いわゆる「油」です。

これに対して、脂肪酸が2つだけ結合した油もあり、これをジアシルグリ セロール(DAG)といいます。同じような油であっても、小腸で吸収さ れてからの代謝が異なるため、中性脂肪の値や体脂肪への影響の程度に差 があります。

通常の油TAGは、小腸で膵リパーゼという酸素のはたらきで、脂肪酸が 2つはずれ、脂肪酸ひとつだけが結合したモノアシルグリセロール (MAG)に分解されます。それぞれは吸収された後、小腸でまた中性脂 肪に再合成され、血液中に放出されます。

一方、DAGは中性脂肪へ再合成されにくいため、食後の中性脂肪の上昇 が小さく、また体脂肪の蓄積も少ないといわれています。最近、DAGを 利用した機能性食品が開発されています。しかし、DAGの取りすぎもカ ロリー 過剰につながりますので、通常の油TAGとの置き換え程度にす べきでしょう。

<脂質低下作用のある機能性食品>

動物に含まれるステロールという脂質の代表はコレステロールですが、
植物には植物ステロールという脂質が含まれます。これは小腸でのコレス テロール吸収を抑制する働きがあります。

<専門医に相談すべき病気>

中性脂肪の増加する病態には、糖尿病やある種のホルモン異常、稀には先 天的な代謝障害もありますので、一度は専門の先生にご相談いただくのも 大切だと思います。
<大阪市立大学大学院代謝内分泌病態内科学  >



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韓国の徴用工問題の背後
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     櫻井よしこ

「韓国の徴用工問題の背後に広がる深い闇 ネット媒体も駆使して実態を 伝えたい」

ネット配信の「言論テレビ」を始めてよかったと思うことがふえている。 本が好きで、雑誌も新聞も紙で読むことが一番しっくりする私でさえも、 ネットの力、その可能性に驚かされる毎日である。

11月2日に配信した言論テレビの2時間の特別番組では韓国大法院(最高 裁)判決を論じ、多くの視聴者に届けた。元徴用工問題に関する韓国側の 判決は周知のとおり、日本企業(新日鐵住金)に戦時中、非人道的で不法 な労働を強要されたと訴え出ていた労働者4人に4億ウォン(約4000万円) の支払いを命ずるものだった。

1965年の協定によって、請求権問題は「完全かつ最終的に解決された」の であり、日本にとっては受け入れられない判決だ。

加えて、安倍晋三首相が国会で明言したように、原告4人は元徴用工では ない。これは朝鮮問題専門家でシンクタンク「国家基本問題研究所」の研 究員である西岡力氏が、韓国大法院の資料を読み解く中で発見した。

朝鮮半島の人々を日本企業が募集し始めたのは1939年である。徴用は44年 9月に始まり、翌年3月頃まで約半年間続いた。注目すべきことは、この間 ずっと、募集枠を大きく超えて万単位の労働者が日本に働きに来ていたこ とだ。統計を見ると、少なくとも1万6000人の労働者が不正渡航を理由に 朝鮮半島に送り返されている。それだけ日本における労働条件がよかった ということであろう。

今回の裁判の原告4人も企業の募集広告を見たり、役場から勧められて応 募したりして、民間企業の賃金、待遇の諸条件に納得して働きに来た。彼 ら全員が徴用の始まる44年9月以前に渡日しており徴用とは無関係だ。

だが、韓国の司法は民間企業の募集で渡日した労働者も含めて全員を「徴 用」と見做す。その理論構成の少なからぬ部分を、日本の知識人が担って きたと、西岡氏は語る。

「60年代に日本の朝鮮統治は犯罪だったという研究が始まっているので す。その典型が『朝鮮人強制連行の記録』という朝鮮大学校の教員だった 朴慶植氏が書いた本です。彼の弟子だった人が、いま東京大学の先生に なったりしています」

彼らは日本の朝鮮半島統治が如何に不法であり犯罪的であったかを研究 し、そうした主張に共鳴する弁護士や運動家が90年代に韓国に渡り、日本 を訴えるための原告を探した。この構図は慰安婦問題と酷似している。西 岡氏は語る。

「日本に来て、日本で裁判を起こす。費用は日本側が持ち、手続きも全て 日本側が行う。日本も旅行できるということで始まったのが戦後補償裁判 でした。しかし、日本では全て敗訴だった。この原告たちは言っていま す。日本の運動家の皆さんが励ましてくれて、もう一回、韓国で裁判を起 こした、と」

日本は法治国家であり、条約も法律も厳格に守られるために、韓国の原告 が勝利する余地はなかったが、韓国での裁判となると、今回の事例に見ら れるように状況は異なってくる。

関連して、菅直人氏が首相の時、怪し気な動きがあったと、西岡氏は言う。

「左派的な日韓知識人の連帯の中で、菅氏に談話を出させ、日朝併合条約 は無効、つまり日韓併合は非合法的だったと言わせようとしたのです。こ れは実現しませんでしたが、併合条約が無効だとされれば、日韓関係の根 本は崩れます。それが彼らの狙いです」

韓国には常に、日本による併合は違法で無効だと決めつけようとする勢力 が存在する。しかし、反日政権だった盧武鉉氏でさえ日韓請求権協定の内 容は否定できなかった。それがいま最高裁で否定される次元にきてしまっ た。この背後にある深い闇の実態を、紙媒体だけでなく大きな広がりを持 つネットを駆使して伝えていきたい。

『週刊ダイヤモンド』 2018年11月17日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1256


      
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重 要 情 報
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 ◎アングル:豪中が要衝パプア巡り火花、南太平洋の勢力争い

[シドニー/北京 15日 ロイター] - パプアニューギニアのオニール 首相が6月、北部の沖合いに浮かぶマヌス島の港湾整備に中国が資金援助 する可能性があると警鐘を鳴らすと、隣国オーストラリアは驚き、すぐさ ま反応した。

オーストラリアは8月に政権交代があったにもかかわらず、直ちに対抗案 を策定したと、政府筋や外交筋はロイターに明らかにした。この島は戦略 的な要衝に位置しており、中国軍の艦艇が定期的に寄港する懸念が出ていた。

米国の忠実な同盟国であるオーストラリアは今月、港の整備に資金協力す ると発表した。南太平洋で中国が勢力を拡大しようとする中、オーストラ リアがこの地域における影響力を改めて主張する動きだと、専門家はみて いる。

「マヌス島の港はわれわれにとって大きな懸念だった」と、米国の外交筋 はロイターに語った。「中国軍の艦艇が港を使用する可能性は大いにあっ た。オーストラリアが港の再開発に資金提供することになり、われわれも 非常に喜んでいる」

<中国は第2の支援国>

パプアニューギニアは今週、首都ポートモレスビーでアジア太平洋経済協 力会議(APEC)の首脳会議を主催する。オーストラリアはこのタイミング に合わせ、これまでの口約束を正式な合意にすべく、準備を進めている。

パプアニューギニアでのAPEC開催は、太平洋地域における自由貿易の重要 性を議論する一方、この地域で覇権を争う米国と中国が、影響力を広げる ための場ともみられている。

中国は2011年以降、太平洋の島しょ国に13億ドル(約1500億円)規模の低 利融資あるいは無償融資を行っており、オーストラリアに次いで2番目に 大きな支援国となっている。西側諸国は、太平洋の小国が中国からの過剰 な借金に苦しむことになるのではないかと懸念している。

中国は、島しょ国の開発支援に隠れた動機はなく、オーストラリアは自分 たちをライバルではなく地域のパートナーとして見るべきだとしている。

中国の習近平国家主席は16日、この地域の島しょ国8カ国との首脳会議で 巨大経済圏構想「一帯一路」をアピールするとみられ、構想の参加に手を 挙げる国が出てくることが予想される。

オーストラリアのモリソン首相は、太平洋地域を自国の「縄張り」と位置 づけ、影響力を強める中国に対抗し、インフラ整備に最大30億豪ドル(約 2500億円)の低利融資や無償融資を提供することを申し出ている。

「オーストラリアが太平洋地域から目を離したせいで、リセットを余儀な くされたと国内では受け止められている」と、メルボルンにあるラ・ト ローブ大学のニック・ビスリー教授(国際関係学)は言う。

<足並みそろわぬ西側>

加盟する21カ国・地域の中で最貧国のパプアニューギニアが、APEC首脳会 議を開催するのは初めてとなる。同国にとって最重要課題は、不十分なイ ンフラ設備や高い犯罪率、崩壊寸前の医療制度といったイメージを覆し、 首都ポートモレスビーで開く会議を成功させることだと、西側当局者らは 言う。

パプアニューギニア政府が会議の成功を重視していることを理解している 豪中は、会議の開催に巨額の資金支援を行っている。

だが、APECを利用しようとする西側の努力を、米国の冷めた態度が台無し にしている。トランプ米大統領は会議に参加しない。

代わりにペンス副大統領が出席するが、期間中はポートモレスビーに滞在 せず、オーストラリア北東部の都市ケアンズから毎日通うという。

一方、習主席はポートモレスビーに数日間滞在し、そこから周辺国を公式 に訪問する予定だ。

<米軍グアム基地の脅威に>

第2次世界大戦中、マヌス島には大規模な米海軍基地があり、米国の太平 洋戦略に重要な役割を果たしていた。昨今は、オーストラリアが国外2カ 所に設置し、物議をかもしている移民の一時収容施設の1つがある。

パプアニューギニアで中国がプレゼンスを高めれば、太平洋における西側 諸国の航行に影響が及ぶ一方、中国がグアムの米軍基地に近づきやすくな ると、専門家は指摘する。

「南シナ海のように、中国が太平洋で軍事化を進めることをオーストラリ アは懸念している」と、前出のビスリー教授は指摘する。

問題は、中国がそのような強固な足場を築いているかどうかだと、外交官 や当局者は話す。

パプアニューギニアは、対外債務全体の約4分の1に当たる約5億9000万ド ルの対中債務を抱えている。南太平洋諸国の中で最大だ。

「中国の存在は至るところで見られる。主にパプアニューギニアへの投資 を通じて成し遂げてきたものだ」と、フランスの外交官は語る。「パプア ニューギニアが経済的に困難な今、中国の言うことがまかり通る」(翻 訳:伊藤典子 編集:久保信博)

 【写真】  11月15日、戦略的な要衝に位置するパプアニューギニアを巡 り、オーストラリアと中国が火花を散らしている。写真は、APEC開催のバ ナー。首都ポートモレスビーで撮影(2018年 ロイター/David Gray)
https://www.epochtimes.jp/reuter_img/2018/11/tag:reuters.com,2018:binary_LYNXNPEEAE0N3-BASEIMAGE.jpg
【大紀元】 2018年11月17日 13時00分  〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎我が代表はチャンスを逃しすぎて引き分けに終わった:前田正晶

16日に大分県で日本代表対ベネズエラのサッカーの試合が開催された。当 方はテレビ観戦だったが、その試合の感想を一言。

滅多に褒めない私だが、この森保一新監督率いる日本代表は「良いサッ カーをして楽しませてくれて大変結構」と認めている。何もサッカーだけ に限ったことではないが、大方のその競技のOBである解説者は何が何でも 褒めるだけで、決して後継者である選手たちを真っ向唐竹割りで批判する ことはない。兎に角「良いプレー」だの「この点が良かった」だのと褒め るだけだ。そんな程度は見ていれば分ることだ。

ある競技の社会人リーグのコーチや助監督などを務めた人物に言わせれば 「同じ業界にいる以上、同業者を貶しては自分の出身母体に顔向けならな いし、とんでもない不心得者として爪弾きされることになってしまい、居 られなくなること必定」なのだそうだ。

その意味では17日夜TBSが解説に起用した某元日本代表は典型的なベン チャ ラ解説者だと私は決めつけている。失礼、業界に忠実な立派な解説 者である。

解説者批判これくらいにして試合の話しに行こう。マスコミも囃し立てて いる、中島翔哉、堂安律、南野拓実の3名は確かに生きが良く技術も優れ ているし、ヨーロッパで揉まれてきただけに簡単に当たられ負けしない点 も好ましい。

特に中島は私自身が小さかったので、その点を補う為に色々 な特徴を出 せるような個人技を追求したが、中島はキープ力もあるし、パ スを出す 発想も良く相手のデイフェンスの意表を突く技があって良いと思 う。も しかすると、既に同じ10番をつけていた香川真司の上を行く存在に なっ ているのではないか。

森保監督はかなり広い行動範囲で方々から人材を発掘してきていると見る が、その意味では遅れていた「世代交代」を実現させたと見える点が好ま しい。但し、昨夜の前半の顔ぶれは良かったが、上記の3名を順に引き上 げていった後では、極端に言えば別のテイームになってしまった如きで、 パス回しの発想も貧困になってしまったのは、世代交代の難しさをあらた めて浮き彫りにしていたと思っている。言葉を換えれば「選手層は未だ薄 い」という意味になってしまう。

試合開始前の閃きでは「このFIFAランキングが29位と我が代表よりも遙か に格が高い相手に負けないのではないか」だったが、それは「我が方が前 半に再三の絶好のチャンスを逃して引き分けること」だったようだ。それ 即ち、あの3人組は未だ「決めるべき時に決める力」が備わっている次元 には至っていないと言うことだろう。それかあらぬか、代表戦49試合目の 酒井宏樹が決めた1点しか取れていなかった。だが、この平均年齢が23歳 のテイームでは「未だ伸びしろが残っている」と期待して良いと思う。

訳が分らなかったのがベネズエラの29位で、何処が良くて何が上手くてそ の順位なのかという点だ。3人組のような特別の発想があって攻める訳で もなく、妙に寄せが早くて乱暴に当たるなと思わせてくれた以外に「上手 いな」と感心させてくれたことがなかった。しかも、引き分けたと言って も流れの中では点が取れずに、酒井宏樹の不注意な当たりで得たPKだけ だった。

結論めいたことを言えば「スピード感もあり、攻守に工夫があった我が方 のサッカーを楽しんで観戦していられて退屈しないで済んだ。Prime News を犠牲にして見ただけのことがあったが、現時点では二線級である連中の 技術の嵩上げ(カタカナ語で言う「レベルアップ」)をしないことには、 アジア制覇ですら難しいかも知れない」と思わせてくれた。未だ先を期待 できるという意味。

余談だが、身長197 cmというシュミット・ダニエルという初登場のGKが何 処の国の血筋かをアナウンサーが言ってくれなかったので、検索してみ た。矢吹・ダニエル・勇二という姓名で、英語表記が SCHMIDT Danielと いうそうで、父親がアメリカ人とのこと。17日夜の試合では余り攻め込ま れなかったので、実力のほどは解らなかった。

参考資料:Wikipedia



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身 辺 雑 記
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19日の東京湾岸は曇天。

18日の東京湾岸は晴天。散歩は爽快だった。

                    読者:5587人

                         





                           




                          


                        


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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

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  • 名無しさん2018/11/19

    技能実習生という名目で外国人奴隷の増員を図ろうとしているが、これには、官僚の典型的な天下り法人である「国際研修協力機構(JITCO)」が関わっている。その「JITCO」は、複数の同業企業でつくる「管理団体」や受入れ企業から年会費を徴収することで、今年度の収支予算書では、17億3,300万円の収益を得ている。



      ツイートを見ていると、この「JITCO」だけではなく、「管理団体」も問題。原口議員の真ん中のツイートに資料があり、そこに書かれていることを要約すると、“管理団体は収益を上げてはならない協同組合または公益法人のはずだが、法の抜け道を駆使してアンダーグラウンドバックマージンを受け取ったり、関連会社に業務委託させ収益を確保している。地方の協同組合が全国に技能実習生を紹介しています”と書かれています。



      収益を上げてはならないはずの管理団体が、ツイートを見る限り、犯罪組織のようなことをやっている。原口議員を始めとする野党議員には、徹底的にこの闇を暴いてもらいたい。



    https://twitter.com/kharaguchi/status/1062188967620050945/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1062188967620050945&ref_url=https%3A%2F%2Fshanti-phula.net%2Fja%2Fsocial%2Fblog%2F