政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4854 号  2018・11・5(月)

2018/11/05

                      
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4854号
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       2018(平成30)年  11月5日(月)



          ボルソナロ新大統領が中国批判:宮崎正弘

              貴ノ岩関が訴え取下げ:川原敏明

      これからの日中関係を決める首脳会談:櫻井よしこ 
         
                                                                           話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4854号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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ボルソナロ新大統領が中国批判
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)11月4日(日曜日)
        通巻第5876号 
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 「ブラジルのトランプ」=ボルソナロ新大統領が中国批判
  われわれは「侵略者から国を護る」と当選後の第一声
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10月28日のブラジル大統領選挙は、「ブラジルのトランプ」と言わ れた ナショナリストのボルソナロが当選し、喜びの声はホワイトハウスか ら、悲しみと落胆は北京から起きた。

選挙中、ボルソナロは「MAKE BRAZIL GREAT  AGAIN」とまるで、トランプ風の標語と掲げ、「汚職追放、国有企業 削減」ばかりか、「台湾との関係強化」、「イスラエル大使館のエルサレ ム移転」なども公約としていた。

11月1日、ボルソナロ次期大統領は初めての記者会見に応じて、「わ れ われは侵略者から国を守る。基幹産業を外国には渡さない」と発言し、 間接的に中国を痛罵した。かと言って具体的に中国への貿易制裁や、規制 強化などのプランを発表したわけではない。

ブラジルは人口が2億900万人(世界第5位)という大国である。

国民ひとりあたりのGDPは9900ドル、日系移民が190万。国民の 65%が カソリック、公用語はポルトガル語である。

日本との関係は歴史も長く、深い。フィリピンから帰還した小野田少尉も ブラジルに渡って牧場を経営したし、近年は日本への出稼ぎが多く、浜松 あたりでは「ブラジル村」ができたほどだ。

安倍首相は五輪委員会で2016年にブラジルを訪問している(このとき 東 京五輪が決定した)。ボルソナロ大統領当選直後に祝電を送った。

さて、ボルソナロ新政権は反中路線を掲げて、基幹産業の鉄鉱石や農作 物への中国資本への不満を述べたが、現実問題としてブラジルが中国を排 斥することは考えにくい。

貿易相手国として、すでに中国が米国を抜いてダントツの1位であり、双 方の貿易額は750億ドルに達している。

そのうえ近年、中国資本は通信、自動車から金融にも及んでおり、27 あ る州のうち、北部では70%の融資が中国工商銀行によって為されている。
 北京はブラジル新政権の出方を固唾を呑んで待っているという構図である。
    
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(速報)
 ロシア金保有、初の2000トン突破
  保有米国債は140億ドルに激減
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世界の国別の金保有や産金国の生産状況、価格推移などを統括する WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)が11月1日に発表した直近 の統計がある。


ロシアの金保有は年初来93・2トン増やし、全体で2000トン突破 の新記 録となった。これは世界の中央銀行が保有する金全体の17%を占 める。

また金価格を、当日のレート(1214・8ドル@オンス)で計算する と、時 価になおして780億ドルに達する。

反面でロシアは米国債を市場で売却し、その残高は140億ドルに激減さ せ ていた。

また中国から大量の金を買い付けたほか、一部の国の貿易決済を金で受け 取ったことが大きな要因と見られる。
      
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  11月25日は憂国忌です!
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三島由紀夫氏追悼 第48回 追悼の夕べ
「憂国忌」のご案内
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前略 貴台におかれましてはご健勝のことと存じ上げます。

ことしもまた憂国忌の季節となりました。三島先生の没後48年にあた り、政界、言論界でも「最後の檄文」の主張にもある憲法改正の方向性 が出てきました。

また本年は明治150年にあたり、背景に明治の残映から始まる三島先 生の 傑作『春の雪』(『豊饒の海』第1巻)を中心としたシンポジウムな ど を執り行います。万障お繰り合わせの上、ご臨席いただきますれば幸甚 です。 実施要綱は下記の通りです。

           記

 日時   11月25日(日曜) 午後2時(午後1時開場)
 場所   星陵会館大ホール(千代田区永田町2−16)
 資料代  お一人 2千円 

<プログラム>          (敬称 略、順不同) 

                   総合司会     菅谷誠一郎

午後2時   開会の挨拶     三島研究会代表幹事  玉川博己

      『春の雪』名場面の朗読           村松えり

      『天人五衰』最後の場面朗読         村松英子
午後2時半 シンポジウム  「『春の雪』をめぐって」
                    小川榮太郎、富岡幸一郎、松 本徹 
              司会  上島嘉郎(『正論』前編 集長)
    
  追悼挨拶「憲法改正の時が来た」   中西哲(参議院議員) 
午後4時15分    閉会の辞。 全員で「海ゆかば」斉唱    
 <憂国忌代表発起人> 入江隆則、桶谷秀昭、竹本忠雄、富岡幸一郎、 中村彰彦
西尾幹二、細江英公、松本徹、村松英子
  (なおプログラムは予告無く変更になることがあります。ご了承下さ い) 
     
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS  読
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(読者の声1)貴誌前号5875号の「読者の声1」の文中、何か所も「普天 間」とありますが、これは「辺野古」ですね。地名についての基本的な知 識を欠いた投稿は、掲載される前に、是非十分チェックされて下さい。 (一愛読者として)

  ♪
(読者の声2)米国がイラン産原油の禁輸例外国の8か国に日本、イン ド、韓国が含まれているとマスコミが報道しています。ここで私が注目す るのは韓国が含まれていることです。

イランは北朝鮮製の武器の最大の輸入国と言われています。韓国がイラ ン産原油を輸入するのなら、輸入代金から北朝鮮からの武器輸入代金を 差っ引き、韓国がこっそり北朝鮮に差っ引かれた分を渡す可能性があります。

かつてイランが経済制裁を受けていた時、韓国が代金をウォンで支払う ことを条件にこっそり石油をイランから輸入していたという説がありま す。イランがこのウォンをまだ全部ドルに交換できていないのなら、この 取引にウォンの引き取りを含めることもできます。

韓国にとっても為替市場でウォンを大量に売りに出されて、ウォン暴落 となるよりましでしょう。

以上はこうなる可能性もあるというだけで、そうなりつつあるという情 報を私は持っていません。ただし米国政府の北朝鮮アナリストたちは当然 この可能性もあることは知っていると思います。その上で、禁輸例外国に 韓国を含めたのです。

妄想で終わるか、実際に行われるか、いずれかは分かりません。ただ し、現実に行われれば、米国政府は確実に情報を掴むと思います。
  (當田晋也)



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貴ノ岩関が訴え取下げ
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    川原 敏明  


大相撲の貴ノ岩関が元横綱の日馬富士関から暴行を受けて傷害を負
った事件で、貴ノ岩関は、日馬富士に対し、約2400万円の損害賠
償を求めて民事訴訟を提起していましたが、ニュースでこの訴えを
取り下げたということが報道されていました。

貴ノ岩関と代理人弁護士によると、モンゴルでの貴ノ岩関の家族へ
のバッシングが激しく、訴えを取り下げざるを得なかったということ
です。

モンゴルでは、日馬富士は英雄視されており、貴ノ岩関は日馬富士
の後輩にあたるのですが、傷害事件の被害者家族がバッシングを受け
ているということが事実であれば、とても悲しいことです。

これが日本であれば、貴ノ岩関の擁護派が多数であると思います。

モンゴルで家族が非難を受けていると貴ノ岩関から相談を受けた代
理人弁護士としては、正義はこちらにあるのだから民事訴訟で戦いま
しょうという趣旨のアドバイスをしたと思います。

それでも、最終的には訴えの取下げという苦渋の決断をせざるをえ
なかったということは、貴ノ岩関の家族への批難の程度が想像を超え
るものであり、貴ノ岩関もその事実に心を痛めていたことは間違いあ
りません。

民事訴訟は裁判所に判決を求める手続ではありますが、両当事者か
らの主張、立証が出そろった段階で、裁判所から和解の勧告がなされ
るのが通例です。

一般的に民事訴訟の大部分は和解によって終了しているという統計も
あります。

今回の貴ノ岩関の訴えの取り下げによって、貴ノ岩関と日馬富士の
和解の機会も失われることになると思います。

日馬富士本人や日馬富士のさらに先輩にあたる白鵬関がSNS等で
モンゴル国民に対して貴ノ岩関の家族へのバッシングはやめるように
訴えるということは期待できないのでしょうか。

日馬富士関は今後も被害弁償について誠実に対応していくと述べて
います。(弁護士)



     
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これからの日中関係を決める首脳会談
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           櫻井よしこ


 「これからの日中関係を決める首脳会談 騙され続けた長年の歴史か ら脱せるか」

10月23日、私が理事長を務めるシンクタンク「国家基本問題研究所」は 「中国の人権侵害に、日本の沈黙は許されない」とする意見広告を、複数 の全国紙に掲載した。

中国政府は100万人を超えるイスラム教徒のウイグルの人々を収容所に押 し込め、絶え間ない洗脳を行っており、多くのウイグル人が弾圧され、拷 問を受け、死亡し、廃人にされ、或いは深刻な後遺症に苦しんでいる。

米議会はマルコ・ルビオ上院議員らが中心になって、民主、共和両党が結 束し、中国政府に問題をつきつけた。米議会は中国の凄まじい人権弾圧を 「人道に対する罪」と定義し、国際社会に告発した。

2022年の冬期五輪の開催地に予定されている北京を他の都市に変更するよ う、国際オリンピック委員会に要請し、中国で国家分裂罪で無期懲役の判 決を受けて獄中にあるイリハム・トフティ氏を来年のノーベル平和賞に推 薦するという。

ルビオ氏らは同盟国にも、中国非難の同じ隊列に加わるよう求めている。 米中間で進行中の貿易戦争の背後には両国の価値観の相違がある。ウイグ ル人に対する不条理な弾圧はそのひとつである。

日米安保条約によって同盟国として結ばれている日本にとって、価値観の 闘いで、米国と共同歩調をとらない理由はない。その意味で日本の政府も 国会議員も、いま、ウイグル問題で声を上げるべきである。

トルコのサウジアラビア総領事館でジャーナリストのジャマル・カショギ 氏が殺害された。サウジ政府によるカショギ氏殺害の、人権無視の酷いや り方はもはやどの世界にも受け入れられない。

一人のジャーナリストの殺害事件が、サウジ皇太子のムハンマド・ビン・ サルマン氏の地位を危うくしている。米国とサウジの関係に亀裂が生じ, サウジの影響力が低下し、イスラエルとの連携も弱まり、イランが得を し、結果として中東情勢が揺らぐ深刻な展開になりかねない。

人権問題が世界情勢を大きく左右する要素になる中で、中国はサウジより も遙かに残酷な拷問死の山を築いてきた人権弾圧国家である。日本の政治 家が中国に抗議の声を上げない方がおかしいのである。

たとえウイグル問題がなくとも、日本政府には中国の人権弾圧について発 言しなければならない事情がある。8人もの日本人が中国にスパイとして 囚われている。彼らがスパイであるなどとは信じ難い。中国側は容疑を裏 付ける詳しい情報を全く示していない。これまでにも中国が日本人をスパ イ容疑で拘束した事例はあるが、いずれも濡れ衣と言ってよい事例だった。

26日(本稿執筆は23日)の、実に7年ぶりの日中首脳会談で安倍晋三首相 が何を語り、何を語らないかで、これからの日中関係が決まる。首相は日 中首脳会談を望みながらも中国が首脳会談実現の条件としてつきつけた要 求に屈しなかった。中国側が欲し、日本側も欲した首脳会談でも、同じよ うに妥協しないことが日本の国益を守る道だ。

日本側が中国側に求めるべきことは、まず第一に日本国民の人権と命を守 るという意味で、前述の8人の日本人救出である。次に尖閣諸島海域に定 期的に侵入する中国の公船について1ミリも譲らずに抗議することだろう。

そうしなければ尖閣海域における中国の行動を黙認し、中国が領土を奪う ことを認めることになる。第三に中国の知的財産の窃盗への抗議だ。米中 貿易戦争で米国の側につく意思を示し、同時に日本が被っている損害につ いて、これ以上許さないとの決意を示すためである。

最低限こうした点をおさえることができれば、首相の対中外交は成功だ。 それができて初めて中国に騙され続けるという長年の日中関係から脱する ことも可能になる。

『週刊ダイヤモンド』 2018年11月3日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1254

        

                 
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重 要 情 報
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 ◎貿易戦争に変化か 米中首脳が電話会談 中国側が低姿勢に

米中貿易摩擦でこれまで「徹底抗戦」と対抗姿勢を見せた中国指導部に変 化が起きた。

10月30日、中国の崔天凱駐米大使は米中国交樹立40周年記念イベントで、 米中関係を改善・発展させるのに「善良な天使が必要だ」と述べ、これま での対抗姿勢をトーンダウンさせた。このイベントで、米中民間交流を テーマにしたドキュメンタリー映画『善良な天使』が上映された。

11月1日、李克強首相は訪中した米議員団に対して、米中関係を「正常な 軌道に戻すことが可能だ」とし、「中国と米国が相互尊重と平和の精神の 下で、相違と困難を克服することを望む」と関係改善を期待した。

また同日、トランプ米大統領はツイッターで、中国の習近平国家主席と電 話会談を行ったと公表した。大統領は「長い時間、とても良い話し合いが できた。貿易問題に重点を置いた」とした。また、11月末にアルゼンチン で開催予定の20カ国・地域(G20)での首脳会談について「議論がうまく 進んでいく」と示した。

一方、習主席は10月22日に、広東省珠海市にある家電大手・格力電器を視 察した際、「自力更生の精神で奮闘せよ」と「自主的に技術革新を成し遂 げよう」と述べ、米への対抗姿勢を示唆したばかり。

この日、中国人民政治協商会議の張慶黎・副主席が香港米国商工会議所の 代表団と会談し、米中貿易戦に「恐れない」とあらためて強調した。

中国上層部の急な態度変化にいくつかの要因が考えられる。

中国経済の消耗

米中貿易戦が始まってからの4ヶ月間、中国の景気鈍化が進んでいる。株 安・元安、7〜9月期の国内総生産(GDP)成長率や個人消費動向を示す社 会消費品小売総額の伸び率の減速などが報じられた。

中国国家統計局が10月31日に発表した10月の製造業購買担当者指数 (PMI)は50.2と、9月の50.8から下落し、2016年7月以来の低水準となっ た。米中貿易戦による中国経済への影響をあらためて反映した。

同日、中国共産党中央政治局会議で国内経済に重点を置き議論を行った。 中国指導部は「経済の下振れ圧力が強まっている」「(経済情勢に)一段 と注視すると同時に、あらかじめ予測する能力を高めて、タイムリーに対 策を講じていく」と強調した。

また、習主席が11月1日、国内民営企業経営者10人との座談会で、国内経 済発展において「不確実性が拡大している」、「経済の下振れ圧力が強ま り、一部の企業の経営環境が厳しくなっている」と述べた。国内景気悪化 に対する中国指導部の焦りと危惧を浮き彫りにした。

米国の中間選挙

中国当局は、米国との協議を米中間選挙後に先延ばししたい思惑があっ た。中国は、米民主党が少なくとも下院で過半数の議席を獲得できると予 測している。予測が当たれば選挙後、トランプ大統領の対中強硬姿勢が見 直しを迫られると計算していた。 

急な態度変化の裏に、中国はこの予測を覆したという理由があるかもしれ ない。海外各メディアによると、現在共和党が上院を制するのはほぼ確実 だが、下院では民主党との接戦が続いている。

米の中国スパイ取り締まり強化

10月4日、ペンス米副大統領がハドソン研究所で経済、政治、人権、軍事 など多方面から中国の政策を批判した。「中国の安全保障機関が、最先端 の軍事計画を含む米国の技術の大規模な窃盗の黒幕です」と言及した。そ の後、司法省は中国産業スパイの取り締まり強化に乗り出し、中国の情報 部員を次々と起訴・逮捕した。司法省はまた11月1日、米半導体企業の企 業機密を盗んだとして、中国国有半導体メーカー「福建晋華集成電路」 (JHICC)などを起訴した。

米政府のこの動きで、今後中国当局が米で作り上げたスパイ・ネットワー クが完全に破壊する可能性が高い。スパイ行為に関係する国有企業、党幹 部らは米政府による資産凍結や他の金融制裁を受けるとみられる。

中国共産党の内紛

海外中国語メディアは10月31日、習近平国家主席が10月下旬広東省を視察 した際、マカオ訪問、深セン市民との触れ合い、広州市内のナイトクルー ズなど3つの公務をキャンセルした、と報じた。キャンセルの理由は「拉 致」「暗殺」に対する警戒だという。

10月23日、広東省珠海市と香港、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」の開通記念 式典に出席した習主席は演説することがなく、「正式に開通を宣言する」 との一言を述べ、足早に会場を離れた。笑顔がなく表情もさえなかった。

また、習氏が広東省入りした3日前の10月20日、中国政府の出先機関であ るマカオ連絡弁公室トップの鄭暁松主任(59)が転落死を遂げた。マカオ 警察当局の発表を待たず、中国当局は10月21日、同主任がうつ病を苦に自 宅マンションから飛び降り、死亡したと発表した。

中国当局は近年、高官の不審死を「うつ病」の理由で片付けてきた。

マカオと香港地域は、中国共産党内、江派中心人物の曽慶紅の縄張り。豪 州に亡命した中国の反体制派法学者・袁紅氷氏は、鄭氏が先日突然失脚し たインターポールの総裁・孟宏偉公安部次官とともに江沢民派に属してい ると暴露した。

鄭氏は孟次官の失脚で自身への追究も時間の問題と悟り自殺したとの見方 がある一方、江沢民派の内情を熟知するため「自殺させられた」との見方 もある。いずれにしても、党内部で依然と激しい戦いが行われているとう かがえる。

国内外で厳しい局面に立たされた中国共産党政権にとって米中対立の解消 は急務となった。トランプ米大統領は2日、米中通商協議はこれまでに大 きく進展したとした上で、両国は非常に良好な通商協定を締結できるとの 見通しを示した。同時に、中国製品に追加関税をかける可能性がなくなっ たわけではないとも述べた。(大紀元コメンテーター・唐浩、翻訳編集・ 張哲)

【写真】 2017年11月9日、訪中したトランプ米大統領と中国の習近平国家 主席(Thomas Peter ? Pool/Getty Images)
<https://img.epochtimes.jp/i/2018/11/02/t_veqczlrmmhk956ohuy2y.jpg>https://img.epochtimes.jp/i/2018/11/02/t_veqczlrmmhk956ohuy2y.jpg
【大紀元】 2018年11月03日 10時43分 〔情報収録 − 坂元 誠〕

 ◎続・続ビジネスマンの服装学:前田正晶

色彩感覚から文化比較論まで:

本当は「色の道教えます」と言いたかったのだが、穏やかな題名にしてし まった。ジョン・モロイの「出世する服装」にそこまで規定していたかは 失念したが、こと色彩に関してはかなり厳格なことまで言われているのだ。

先ずはスーツだが、往年の三越の紳士服売り場の誂えの係りには「原則は 飽くまでチャーコールグレーか濃紺で、茶系統は遊びの色だから20着も 持っているようになってからお持ちになった方が良い。少なくともビジネ スの場には不適切である」と聞かされた。

しかし、専門家には「茶系統は人の心を和ませる色だから」とも聞かされ ていた。そこで、私はその教訓を寧ろ逆手にとって、クレームの補償等の 難しい話し合いや、厄介な値上げ交渉のように先方を刺激してはならない 時には、敢えて茶色のスーツ着用にしていた。しかし、本部に出張して副 社長と会う場合などには、絶対に着ていかない(持って行かない)ように していた。

「赤」も使い方を注意すべきものである。それは「赤は冬の色であり暑苦 しいから、4〜9月の間は細かく気を遣って使わないようにする必要がある のだ。即ち、赤いネクタイ、赤いワイシャツ(というのも変で「赤いカ ラーシャツ」とでもするか)は避けよ」という意味だ。それに「赤は人の 神経を刺激する」とも言われているので、上記のような交渉事の席に出る 時は避けるべきだと言うこと。現に闘牛士は赤い布を使って牛を刺激して いるではないか。

服装とはそこまで気を遣うことかと驚かれる向きもあるだろうが、私はNY
州の名家の一族で典型的なアッパーミドルというか、あるいはそれ以上に 属するだろう短期的に上司だったMBAに、彼らの「キャジュアルな装いと は」を教えられた。それは濃紺のシングルのブレザーに空色の(ボタンダ ウンの)シャツで、ズボンは彼らが“khaki”(=カーキ色)と称する色の チノパンが定番なのだそうだ。となれば、靴の色も自ずと制限されてくる が、茶系統のローファー(Loafer)だけしか履けなくなってくる。事実、 気をつけて見ていれば、そういう階層の者たちは概ねその装いだった。

ここである程度以上後難を恐れて言うが、我が国の会社で管理職以上役員 までの方々がおよそこういう服装に対する知識がないというか気を配って おられず、既に述べたようにか金さえかけておけば良く、例えばネクタイ ならばフランスのエルメスを信仰している方が多いのである。

こうなって しまうことの最大の原因の一つには「アメリかでは大手の企 業で管理職以 上になる者たちはほとんどがIvy League等の今や年間の学 費が700万円に も達するような4年生大学とビジネススクールを経てきて いる良家の出で ある」という事実がある。

上記の私にキャジュアルナ服装を教えてくれた人物は1980年代に2人のお 子さんを東海岸等の私立大学に行かせていた。当時の貨幣価値で年間 1,000万円を苦もなく出せるだけの裕福な家庭だった。私の生涯最高の上 司だった副社長も、2人の子供をIvy Leagueの大学に行かせていた。

そういう家庭に育った子供たちは親の服装を見ているし、そういう連中が 住む住宅地にはそういう階層の者しか住んでいないので、環境が整ってい るというか、我が国とは一寸違うのである。

我が国では志士営々として努力して勉強すれば、如何なる地方の如何なる 環境からでも国立一期校に進学できで、そこから霞ヶ関でも一流企業に進 める機会があるのだ。

だが、アメリかでは、例えばトランプ大統領の支持 層のような階層に属 する者や、プーアホワイト以下では(貰いきりの奨学 金制度はあるが) 年間700万円もの学費を4年+ビジネススクールの2年間 も負担するのは不 可能に近いだろう。即ち、アメリカは「不公平」な格差 がある世界だと 言えるのに対して、我が国は「悪」を付けても良いほど平 等な世界だと 言えるのではないか。同時に言えることは「我が国にはアメ リカと較べ れば、遙かに平等な機会が待っている」のではないか。

色彩感覚の話から些か逸脱してしまったが、私は服装を論じただけでも日 本とアメリカとの文化比較論になると考えた次第だ。


◎羽田新ルート日本管制へ、米軍から条件付き移譲

米軍横田基地(東京都福生市など)が管制権を持つ横田空域について、日 本政府と米軍が、空域を通る一部旅客機の管制を日本側が行うことで合意 する見通しとなった。2020年東京五輪・パラリンピックまでの実現を目指す。

これにより、羽田空港に着陸する新ルート運用のめどが立った。月内にも 日米地位協定の運用を協議する日米合同委員会を開き、合意内容を確認する。

日本側にとっては、東京五輪に向けて羽田空港の国際線発着枠を広げるう えで、横田空域が障害となっていた。米軍が管制権を掌握しており、旅客 機を自由に飛ばせないためだ。政府は合意が得られれば、大会期間中の 20年夏までに発着枠を拡大したい考えだ。

 東京五輪では訪日客の増加が見込まれ、国土交通省は、羽田空港の国際 線の年間発着回数(昼時間帯)を現在の6万回から9・9万回に増やす計 画だ。それに合わせ、旅客機が東京湾上を通るルートに加え、都心上空を 通る新ルート案をまとめた。

新ルート案は国際線の発着が集中する夕方の約4時間、南風の場合は都心 上空を通る。使用する滑走路や天候などによって旅客機が横田空域に数分 間入るため、日米合同委員会が管制のあり方を協議してきた。

米軍側は旅客機の通過を認める一方で、管制の混乱防止を理由に「米軍が 引き続き管制を担うべきだ」と主張してきた。日本側は「旅客機の円滑な 着陸のため、日本側による管制が必要だ」と訴えていた。

協議の結果、米軍は旅客機の通過時間帯を午後の短い時間に限ることなど を条件に、日本側の管制を容認する方向となった。五輪終了後も、日本側 が管制を続ける見通しだ。
読売新聞11/4(日) 6:04配信




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身 辺 雑 記
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5日の東京湾岸はあいにくの曇天。

4日日曜日、隣の第三亀戸中学校の校庭は全面芝生とあって近所の子供た ちの絶好の遊び場となっていた。田舎と違って東京では車で危険だから
道路で遊ぶことは絶対できない。

大阪在住の畏友池尻さんから4日、焼酎を沢山いただいた。有難う、池尻 さん。これでまた馬力が出ます。因みに池尻さんご自身は下戸です。
それなのに酒飲みの心理を御存知なのです。他事ながら若い頃NHK記者と して 担当した政界の『実力者』河野一郎も下戸だった。それがソヴィエ トの実 両者フルシチョフと会談した際、行き掛かり上、ウオッカを?む 羽目になり、飲んだ「あのときは死ぬかと思った」と後日私に述懐した

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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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