政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4851 号  2018・11・2(金)

2018/11/02

                      
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4851号
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       2018(平成30)年  11月2日(金)



         中国の身分不相応な立ち位置:宮崎正弘

            園田直の二十三回忌:渡部亮次郎

            中国の正体を見誤るな:櫻井よしこ                             
                                                                                               話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4851号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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中国の身分不相応な立ち位置
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)10月31日(水曜日)
        通巻第5873号 
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 「中国は身分不相応な立ち位置を求めるべきではない」
   トウ小平の長男(トウ僕方)が中国身体障害者大会で間接批判
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トウ小平の長男(74歳)は文革中の1968年に、ビルの屋上から突き落とさ れて身体障害者となり、爾来、車いすの生活。中国全国身体障害者組織の 会長として、社会活動に従事してきた。

 さきに開催された全国大会で議長に再選され、挨拶に立ったトウ僕方 は、「中国は身分不相応な立ち位置を求めるべきではない」と発言したこ とが分かった。これは間接的な習近平批判ではないのか、と。

「中国はもっと広い立ち位置を求め、野心を剥き出しにするような行為を 続けるべきではない。四十年前に父が切り開いた路線は、そういう方向に はなかった」。つまり「養光韜晦」(能ある鷹は爪を隠す)というトウ小 平の遺言を重視しろ、と言っているのである。

僕方はまたこうも言った。

「たしかに国際情勢は激変しているが、われわれの求めるものは平和と発 展であって、世界のほかの国々との調和が重要である。それが本当の 『ウィンウィン戦略』である。身分不相応な目標を掲げるのではなく、中 国の国内に関して、もっと議論を為すべきではないか」

1970年代後半、文革が終わり中国は制度改革に踏み切って、民主化のうね りが目立つ時期があった。それの動きは89年の天安門事件で押しつぶさ れ、民主学生を弾圧したのもトウ小平だった。

このスピーチは9月16日に北京で開催された身障者全国大会で行われた が、演説記録は非公開だった。『サウスチャイナ・モーニングポスト』 (2018年10月30日)が別のルートから入手し、発表に踏み切った。
     
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1812回】             
――「支那人は不可解の謎題也」・・・徳富(37)
徳富蘇峰『支那漫遊記』(民友社 大正7年)

■「(72)何故に支那文明の同化力は宏大なる乎」

「蓋し支那人の外物を容るゝや、必ず之を支那化せずんば止まず」。「支 那文明の同化力の、其包容力に比して、更に一層宏大な」り。じつは「支 那の文明は、亞細亞の一大平原たる、殆んど一世界とも云ひ得可き地域に 發生し、四圍より、各種の要素を會湊し、之を凝結し、之を結晶したる者 なれば」こそ、「同化作用の無敵なる所以」であり、「如何なる外來の勢 力も、之を其の根底より破壞するは、到底不可能」である。

そこで考えられるのが「支那文明の敵ありとせば」、それは外来の文明で はなく「其の久遠の?史」にある。「年代と與に、其の消耗する量の多き に比して、新たに補充する量の少なき結果」、当然のように「文明の新 鋭、活?なる生氣を、減殺」することになる。

――ならば放っておけば、遅かれ早かれ自壊の道を進むということか。

■「(73)日支何れか同化力強き乎」

両国人を「公平に觀察すれば、支那人が日本化するよりも、日本人が支那 化する方、多かるべく推定さらるゝ也」。それというのも、「支那文明 は、其の物質上の愉快、及び便宜に於て、何となく人を引き附け、吸ひ込 むが如き力ある」からだ。

「之(支那文明)に接觸する久し」ければ、「何人も自から支那化し、支 那人化するを禁ずる能はざる可し」。「支那文明は、無意識の裡に、他を 催眠術に誘ふ底の魔力を有す」。かりに「支那が武力的に、不能者たるが 爲めに、總ての點に不能者視」したなら、それは「實に大なる油斷」であ る。彼らは武力的な短所を補うだけの長所を、「他の方面に有する」こと を忘れてはならない。

「吾人(徳富)は日支親善を、中心より希望す」るが、彼らの同化力には 「深甚の考慮を廻らさゞるを得ない」。彼らの「同化力や、今日と雖も決 して侮る可らざる也」。

■「(74)二重人格」

「支那人は僞善者」ではない。「心に思はぬ事を、口に語り、表裏二樣の 使ひ分けを、自ら承知の上にて、之を行ふ」という「先天的の二重人格」 の持ち主だ。だから「彼等は僞善を行ひつゝ、自ら僞善たる事に氣附か」 ない。気づかないのだから「之を僞善と云ふは、餘りに支那人を買被りた る、判斷を云はざるを得」ない。

 「表裏二樣の使ひ分けは、支那數千年を一貫したる、一種の國風、民 俗」というものだ。彼らは「理想を立てゝ、之に嚮往する」のではなく、 「理想は理想とし、實際は實際として、截然たる區別を定め」ている。だ から彼らの「實際を知らんと欲せば、寧ろ理想の反對を見る」がいいのだ。

 「實際が理想の如くならざればとて、毫も疚しき所」はない。だからこ そ「彼等が煩悶なく、懊惱なきも、亦當然也」。そこにこそ「支那人が比 較的、樂天人種たる所以」がある。

 ――無原則という大原則に敵う術があるわけがない。ならば面子とは理想 なのか、実際なのか。彼らが掲げる理想のなかに実際があると仮定するな ら、「實際を知らんと欲せば、寧ろ理想の反對を見る」のではなく、理想 の3,4割を実際と瀬踏みしてみるのがいいのではなかろうか。「煩悶な く、懊惱なき」ゆえに無反省・・・これを無敵というに違いない。

■「(75)理想と實際」

「支那に於ては、一切の法度、如何に精美に出て來りとするも、概ね徒法 たるに過ぎず。然も徒法たりとて輕視す可からざるは、猶ほ廢道たりと て、道として保存せらるゝが如し」。

 なにせ「世界に支那程、空論國はなき也」。だから「議論の爲めに議 論」であり、「實行と議論とは、全く別物視」している。
そこに「彼等の議論が無責任」の背景がある。
《QED》


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園田直の二十三回忌
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    渡部 亮次郎

(元NHK政治記者 元外相・厚相秘書官)

晩年になって福田、大平、鈴木の3内閣で外務大臣を務めて死んだ故園田 直の二十三回忌が3月27日に東京の増上寺で営まれ、秘書官だった私も参 列した。

僅か70歳の死だった。糖尿病でありながらインスリンを打たなかったため の「若死に」であった。皮肉な事に、彼が厚生大臣(当時)の時、日本で はじめて糖尿病患者の「自己注射」を許可。結果、医療業者の競争を促 し、注射針は世界一細くなり、注射は殆ど無痛になっている。

彼が残した業績として、水俣病など公害病の初認定が残るが、外務大臣と してやり遂げた日中平和友好条約の締結は40年も以前のことだから、語ら れる事も少なくなった。私はNHK政治記者から彼の秘書官に発令された 者だけに、その舞台裏を記者の目で見つめていた。

中国について、実は田中角栄氏が首相として国交正常化交渉をした際、 NHK政治部から記者として北京に同行していた。その時発せられた共同 声明で日中平和友好条約の締結が公約されていたのだが、田中氏はスキャ ンダルの為退陣し、次の三木内閣も交渉に行き詰まって退陣し6年が空費 されていた。

福田内閣を打ち立てた園田は官房長官として鳩山外務大臣よりも積極的な 条約推進論者であった。そのため剣道の弟子で中国育ちの人物をしばしば 北京に派遣、廖承志氏ら共産党政権の有力者と接触させていた。

それがモノを言った。偶然にも園田は福田首相に煙たがられ、外務大臣に 横滑り。当に日中平和友好条約の担当者になった。更に偶然にも中国側で も条約の推進勢力たる鄧小平氏が復活。鄧氏の動静は大使館からの公式情 報としては全く入ってこないが、例の剣道の弟子からは詳細に入ってきた。

「園田が来れば調印する」という鄧氏の発言すら入ってきた。しかし大使 館情報しか知らない福田首相と外相の仲は、首相の自民党総裁再選問題と 絡んで、悪化していった。

締結を渋りだした首相に無断で北京行きの特別機を手配したのは有田事務 次官。園田情報に賭けたのである。

動きは記者たちから首相に洩れた。だから箱根で静養中の首相に決断を求 めに園田が厳しい顔で会ったとき、首相がいきなり「直(ちょく)さん、 いつ行くや」といって園田をびっくりさせた。

かくて1978年8月8日、特別機は羽田を飛び立った。人民大会堂での交渉は たった2回目で中国側が日本案を全面受諾した。

それから6年後、園田は死んだ。それまでに大平、鈴木内閣で外相と厚生 大臣を務めた。



      
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中国の正体を見誤るな
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    櫻井よしこ

「「新冷戦」の今、中国の正体を見誤るな」

世界はまさに「新冷戦」の時代に入っている。トランプ大統領は10月20 日、訪問先のネバダ州でアメリカは中距離核戦力(INF)全廃条約を破 棄するとこう語った。

「ロシアが我々の所にきて、また中国が我々の所にきて、口を揃えて『互 いに賢くなろう、そして我々の中の誰も、あんな武器(中距離核)を開発 するのはやめよう』と言わない限り、アメリカは(中距離核を)開発しな ければならないだろう」

トランプ氏はさらに「ロシアが賢くなり、他国も賢くなる」こと、即ち INFを放棄することが大事だと繰り返した。「他国」が中国を意味して おり、その「他国」がINFを諦める可能性はほぼないと予測しているの も、間違いないだろう。

メディアから、本当にINF全廃条約から離脱するのかと問われ、「そう だ。離脱する(pull out)」と述べ「アメリカには7000億ドル(77兆円) を超える軍事費がある」と強調した。中露両国を相手に、十分な核戦力を 構築できると誇示した。

INF全廃条約は、1987年にレーガン米大統領とゴルバチョフ・ソ連共産 党書記長との間で締結された。核弾頭を搭載する地上発射型の、射程 500〜5500キロのミサイルを全廃するとの内容だ。やがてソ連は崩壊しロ シアとなったが、両国は廃棄を続け、2001年には双方がINFを全廃した と確認した。

しかし、プーチン政権が14年に「ノバトール9M729」と呼ばれる巡航ミサ イルを開発したとき、オバマ大統領はこれをINF全廃条約違反だと断じ た。無論ロシア側は否定したが、今回、トランプ氏はロシアの否定を認め ず、正面からその違反行為に対抗すると宣言したわけだ。

ちなみにトランプ氏は、7月16日にヘルシンキでプーチン大統領と首脳会 談を行ったときは、INFについては殆ど理解していなかった。それがい ま、国防総省や安全保障問題担当大統領補佐官のボルトン氏らの助言に 従ってロシアを非難する。米国の安全保障政策は専門家らによって決定さ れているのである。

「新しいタイプの核兵器」

トランプ氏の離脱宣言で注目すべき点は、標的がロシアだけではなく、中 国も大いに問題視されていることだ。中国はINF全廃条約の当事国では ないことを利用して、中距離核ミサイルを含む兵器を着々と開発、配備し てきた。結果として、中距離核ミサイルを保有していないのは米国だけと いう状況が生じた。トランプ政権を支える安全保障問題の専門家らは、こ の点についての懸念を深めていたのである。

今回の発言が単にトランプ氏の思いつきや暴走ではなく、政権の基本政策 であったことが、昨年12月に発表された米国の「国家安全保障戦略」と、 今年2月の「核態勢の見直し」から見えてくる。

前者では中露に対して「アメリカの軍事力、影響力と国益に挑み、アメリ カの安全と繁栄を侵食しようとしている」という非難の言葉を投げかけて いる。後者では、冷戦が最も激しかった時期に較べて米国は核弾頭の85% を廃棄したとの主張を展開し、にも拘わらず、10年の「核態勢の見直し」 報告以来今日まで、「潜在敵国」(potential adversaries)による核の 脅威が高まっているとして、次のように強調した。

「米国が核兵器を削減し続けてきたこの間、中露を含む他の国々は正反対 の動きをした。彼らは新しいタイプの核兵器を作り、核戦略を充実させ、 宇宙やサイバースペースに至るまで侵略的に行動した」

非常に興味深く、また説得力もあったのが、報告書の8頁に掲載された 「2010年以降の核運搬手段」の図表である。米中露が10年以降に新たに開 発に着手した、或いは実戦配備した核運搬手段の紹介である。中露の欄に はかなりの種類が列挙されている反面、米国の部分はほとんどが空白に なっている。

ロシアの場合、新たに地上に配備された核ミサイルはSS27Mod2(大 陸間弾道ミサイル、ICBM)、SSC08(地上発射巡航ミサイル、 GLCM)がある。潜水艦から撃ち出される海洋配備のミサイルは SSN32、SSN30などの4種類、空から撃ち込むものはKh102が実戦配 備されたと書かれている。

その他、開発着手済みの地上発射、潜水艦発射或いは爆撃機から撃ち込ま れるミサイルが7種類も列挙されている。

中国も、地上発射のミサイルは実戦配備済みと開発中のものが、ロシア同 様5種類列挙され、海に関してもロシアとほぼ同じ4種類が記載されている。

一方米国は地上発射、海洋配備の新しいミサイルは10年以降、開発も配備 もしていない。米国が10年以降導入したのは戦闘機のF35Aである。

トランプ氏の決断

対照的に中国は凄まじい。核ミサイル以前に第一列島線、第二列島線を想 定済みだ。有事の際には、西太平洋に米軍の進入を許さない、台湾や尖閣 諸島攻略などの作戦の初期段階で中国が上陸し占拠して目的を達せられる ように、米軍の進入を遅らせる戦略を描き、準備を進めてきた。

そのために彼らは非対称の戦いを考えてきた。米軍の誇る空母群に中国の 空母をあてるのでなく、弾道ミサイルを搭載した潜水艦を配備するなどが そうである。建造費も膨大で、艦自体も巨大な空母に対して、建造費がは るかに少なく、潜ってしまえば探知するのが非常に難しい小さな潜水艦を あてるのである。このような考えから中国保有の潜水艦はいまや71隻もあ る。わが国は16隻、米国は69隻である。

中国はINF条約に全く縛られることなく、すでに射程1500キロの東風 (DF)21Dを配備済みだ。これは潜水艦から発射されると、複数の弾頭 が迎撃ミサイルを回避して飛ぶため「空母キラー」として恐れられている。

他にも「DF26」ミサイルは射程3000〜5000キロ、「グアム・キラー」と 通称される。なんといっても米軍には、中露両国が保有するこれらの中距 離核ミサイルがない。

こうした事情を考えれば、トランプ氏の決断には十分な理由があると言わ ざるを得ない。今後の展開はまだ定かではないが、米国の離脱論は消えな いと見るべきだ。

米国の最大限の警戒心がロシアのみならず中国に向けられている現実を、 日米安保条約に依存する日本は弁(わきま)えておかなければならない。米 露、米中新冷戦は米中貿易戦争からも明らかな現実である。

英国のウィリアムソン国防相は「絶対的に揺るがぬ決意でワシントンの側 に立つ」と語った。安倍晋三首相は折りしも10月26日、日中首脳会談に臨 む。中国の本質を見誤って甘い対応をしてはならない。日本の主張をきち んと表明することだ。
『週刊新潮』 2018年11月1日 日本ルネッサンス 第825回



            
       
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重 要 情 報
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 ◎未だ体調が維持できていた日だった:前田正晶

31日は朝は8時半までにブログの更新を終えて、気分良くジムにバスで向 かった。着替えて上がっていけば未だ9時40分。近頃は到着していきなり マッサージチェアに座って体をほぐすことから入っていくようにしている。

その後マットで20分ほどのストレッチとなったが、予測していた以上に体 が動いた。次は300 mほどの短時間のウオーキングの後でシャワーから ジェットバス。そろそろ気温も下がってきたので湯冷めしないように十分 に汗を流してから、11時37分のバスで帰宅。

日本シリーズ:

今夜も長時間の日本シリーズ観戦となると予測して午後はひたすら休養。 このシリーズは最早ソフトバンクの優勢は動かしがたいところまで来てし まったと見ているが、兎に角観戦を開始。だが、広島は1回の表に一塁に 出ていた菊地が当たっていないというか、ソフトバンクに研究し尽くされ ていると言うべきか、不振の丸が3―0から放った右中間突破のヒットで本 塁まで突っ走って、ソフトバンクの野手の好返球の連続でアウトになった ところまでで「広島の勝ちはない」と読んで興味を失った。これでは先が 思いやられると思って、色々と他局も見ていた。

NHKのトランプ大統領の特集:

9時からのNHKのニュースでトランプ大統領の中間選挙を目指しているの か、アメリカファーストの為か判然としない面もある遊説の後を追ってい る現地からの中継(なのだろう)を興味を持って見ていた。私は以前から トランプ大統領という人は選挙キャンペーンの頃からの公約を、その是非 や正当性は別にして常に実現する方向に動いていると同時に、前任者の実 績をこれでもかと破壊していっておられると思って見ていた。

その点ではトランプ大統領がやることは必ずしも unpredictable とは言 い切れない面があるが、何時何処で何を為さるか解らないという点では 「予測不可能」ではあると思っている。イリノイ州の田舎町での演説でも 「失業率をここ半世紀で最低に下げた」、「鉄鋼とアルミに関税を掛けて jobを安定させ増やした」、「大使館を公約通りエルサレムに移した」と 叫んで8,000人の聴衆に大歓迎された。彼の「反移民策」もプーアホワイ トを含む白人層に大受けだとNHKは指摘していた。

また、NHKはリポートの焦点を「トランプ大統領はアメリカのキリスト教 徒の中の大多数を占める福音派(Evangelical)対策に絞っており、その 成果が着々と挙がっている」という点を強調していた。その中で、当初は トランプ氏を支持していなかった福音派の一家が彼らの好みに合う政策を 実現していることから支持に変わって行った経過を採り上げていた。中に は「あのツイッターはどうかと思うが、それを打ち消すだけの実績があ る」と語る者がいることも採り上げていた。

このNHKの報告を聞いていると、トランプ大統領の岩盤の支持層は確かに プーアホワイト以下の層であると再確認できるが、NHKはその中でも圧倒 的に白人が多いことも強調していた。だが、同時にアメリカにはヒスパ ニックとアジア系の移民の急増が続いた為に、2050年には白人の比率が 50%を割るという点を報じるのを忘れていなかった。これは私はずっと以 前から指摘して来たことで、minoritiesがminority ではなくなる日は遠 くないとしてして来たことと一致している。

NHKはそこまで言っていなかったが、福音派の支持を取り付けたというこ とは、来たるべき中間選挙での優勢振りを裏書きしていることになる。 NHKは「共和党内でもトランプ大統領が増えている」という点を指摘する のを忘れていなかった。彼ら支持者は「もしかするとトランプ氏がアメリ カ史上最高の大統領になるかも知れない」とまで言い出す状態だった。

それはそれとして、トランプ大統領が対中国と言うべきか「対習近平」と 言うべきか、最早単なる貿易戦争とは言えない状態になっている熱い冷戦 を何処までやり抜くかは重大な問題だろう。トランプ大統領のこれまでの 手法を見ている限 り、徹底的にやるだろうとも思わせるが、金正恩委員 長のの非核化の交渉を見てい ると、何処となく中途半端かと疑いたくな る面があると見える気がする。となれば、 矢張り Mr.
Unpredictable であり続けられるのかとも考えてしまう。

私はこの時期にあって安倍総理は表現こそ変えはしたが、何処となく「一 帯一路」で窮地に立たされそうな習近平に救いの手を伸ばしたかという気 もするの だ。現在のところ、この件についてはトランプ大統領からの反 応がないところを見る と、安倍総理は事前に根回しをしてあったのかと 考えたいと思って眺めている。何れ にせよ、国際情勢は一層流動的に なってきたし、難しい局面が続くと思っている。



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身 辺 雑 記
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2日の東京湾岸は快晴、爽快。

私は毎日夜8時半に寝て翌朝4時半に目が覚める。ベッドから降りるのは6 時半ごろ。朝食に納豆を食べ、近くの都立猿江恩賜公園へ行き、家人に 乗ってもらった車椅子につかまりながら30分ほど散歩。

帰宅後翌日のメルマガ編集に取り掛かるというのが日課、年齢:82、110歳 ぐらいを目指している。但し兄は先に81で死んだ。誤嚥性肺炎。糖尿病 だったのにインスリン注射を怠ったため抵抗力を失っていたのだ。頭の良 い馬 鹿だったのだ。
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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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