政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4820 号  2018・10・2(火)

2018/10/02

                       
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4820号
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       2018(平成30)年  10月2日(火)



     ウィグル人への人権弾圧を見過ごすのか?:宮崎正弘

               患者自己注射物語:渡部亮次郎
 
          支離滅裂に映る細川元首相の:櫻井よしこ
    
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4820号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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ウィグル人への人権弾圧を見過ごすのか?
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)9月29日(土曜日)
        通巻第5840号   
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 ウィグル人への人権弾圧をこのまま見過ごすのか?
  米議会、中国制裁法案を準備中。ルビオ上院議員らが立ち上がる
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中国が占領している「東トルキスタン」(新彊ウィグル自治区)における 人権無視の弾圧、再教育キャンプにおける洗脳に業を煮やす米国議会で は、ちかく本格的な中国制裁法案を上程する動きがでている。
 
報道に拠れば、百万人のウィグル人が隔離され、砂漠の収容所に詰め込ま れた、あげくにイスラム教徒が忌避する豚肉を与え、コーラン読書は禁 止、一日五回の「アッラー・アクバール」祈祷もさせないで、習近平思想 本を読ませるという洗脳教育を為している。
 
2018年9月26日、上院議員のマリオ・ルビオ議員等がよびかけ、中国制裁 を具体化するようポンペオ国務長官、ムニューチン財務長官に書簡を送っ たばかりか具体的な制裁案の協議に入っていると発表された(サウスチャ イナ・モーニングポスト、9月29日)。

同時に下院外交委員会の「アジア太平洋小委員会」は、9月26日に公聴会 を開催しており、テッド・ヨーホー下院議員(フロリダ州選出)は、「こ れはSFフィクションではない。リアルな出来事、現在進行中のことだ」 と中国を批判した。

米国は偵察衛星によって収容所の位置や、人数を確認している。また在米 ウィグル人団体ばかりか、アメリカ人の研究者等を動員して人権弾圧の報 告書をまとめ、制裁対象の筆頭にウィグル自治区党書記の陳全国の在米資 産凍結などの措置をとることが盛られた。

中国は「露骨な内政干渉であり、中国には再教育センターはない。あるに は職業訓練所であり、また少数の犯罪者を収容している小さな施設がある だけだ」と反論したが、誰も信用していない。

とくにイスラム諸国へ留学した若者ら八千人が突如拘束され行方不明に なっている事実は家族からの連絡で、米国メディアは大きく取り上げている。

なにしろ中国では国防費よりも治安対策費のほうが多額であることは周知 の事実だが、セキュリティ方面の雇用も鰻のぼりで、2012年には一万人規 模だったが、17年には53800名にも膨れあがっている。

2017年に陳全国がチベット自治区党から横滑りで新彊ウィグル自治区の書 記に赴任してから、こうした弾圧が本格化した。

一方、このセキュリティ機器、施設ならびに警官の装備で、顔認識サング ラス、X線装置ならびに監視カメラの顔認識システムとの連動システムな どに米国製品が使われている怖れがあり、在上海米国商工会議所は「議会 の制裁対象には在中アメリカ企業も含まれることになるのでは」と戦々 恐々だという。

すでにドイツとスウェーデンはモラトリアム(制裁執行までの猶予)を発 表している。

    
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1796回】                      
――「支那人は不可解の謎題也」・・・徳富(21)
    徳富蘇峰『支那漫遊記』(民友社 大正7年)

  ■「(16)取る乎與ふる乎」

日本の「近時の對支交渉なるものをみると」、官と民、個人と団体の別な く「何物かを支那より取らんと欲」するばかりで、「何物かを支那に與へ んと」はしない。これに反し「歐米人、殊に米人の如きは然らず」。たと えば「病院を設け、學校を設け、特に多額の金を投じて、留學生を誘ひ、 之に特別の便宜を與へつゝあり」。彼らは「支那及び支那人に向て、大い に與ふる所あり、且つ與へんとするものゝ如き感想を支那人に與へつゝあ る也」。実際に、どれほどのものを与えることになるかどうかは別にし て、「實利主義の支那人には、物質上の寄與は、必らず剴切なる印象を與 へつゝあるに相違なけむ」。

 これに対し日本は与えることなく、「唯だ取らんと欲するに汲々」とす るのみ。これでは「日支親善を高調」したところで却って逆効果だ。かく して徳富によれば、「今や米人は、多大の捨石を、支那に措きつゝあり。 吾人は此の捨石が、物云ふ時節の到來するを、忘却す可らざる也」。

 「實利主義の支那人」を相手にするには、それなりの「捨石」が必要で あり、日本人のように「唯だ取らんと欲するに汲々」としているようで は、いずれ強烈なしっぺ返しを喰らうことになる――これが徳富の説くとこ ろだ。

  ■「(17)プロパガンダ」

将来的には「所謂る第3の思想、及び感情の共響、同鳴の點を日支兩國人 間に見出す」必要があろうが、目下のところ日本人には思いも及ばない。 ところが「歐米人の如きは、夙に其の必要を感じ、支那に向つて、自己の 主張を注入する」に努めている。

 その最たる例がドイツだが、「所謂獨逸人の『プロパガンダ』は、其の 開戰以來、異常なる力を以て、支那を席捲しつゝあり」。ドイツ人は新 聞、雑誌、小冊子、文字、さらには絵画を使ってプロパガンダを進めている。

「英米人の如きも、それ相應に、其の方面に力を竭し」ている。「上海に は、米人の手によりて、日本惡口を專門とする雜誌あり」。「有力なる英 人の機關新聞あり」。それら雑誌や新聞の主張は「直接に支那人に觸れざ る迄も、先づ支那の新聞雜誌に及び、之を通じて、支那人に及ぶもの、其 の影響决して少小にあらざる也」。

 支那における欧米のメディアが直接的に日本批判を目指しているかどう かは別に、大局的には日本と日本人に対するマイナス・イメージを植え付 けようとしていることは明らかだろう。「歐米人が、此の如く努力しつゝ あるに拘わらず、我が官民が、此の方面に於て、甚だ冷淡なる」ことに、 徳富は「驚殺せられざるを得ず」。

 北京、奉天、上海、済南などにも日本人経営の新聞はあるが、「唯だ日 常の問題に就て、日本人の立場より、支那人に向て、意見を開陳する」だ けで、欧米メディアのように積極的な宣撫・洗脳工作をしようというので はない。

プロパガンダに関するなら、日本は官民問わず余りにも無関心に過ぎる。

 ■「(18)恩讎の念」

日本側は「日支親善とさへ云へば、何時にてもその事が出で來るものと思 ふ」。だが「支那人は此の如き、單純の人種」ではない。彼らは「文明に 中毒」し、「自繩自縛」し、「極めて實利的の本能」を持つが、じつは 「理窟に囚はれたる人種」だから、何をするにも「口實」「理由」が必要 となる。彼らが掲げる「大義名分」とは、「此の口實也、理由也」。

日本は、このような「人種に對して理由も語らず、説明も與へず、藪から 棒に、唯だ我が言い分を押し透さんとす」。これを、骨折り損の草臥れ儲 けというに違いない。
     
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●読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS  
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 (読者の声1)貴誌前号、「中国は「世界の工場」から「世界の市場」、 そして「世界のゴミ箱」。タイトルにおもわず吹き出しましたが、まさに 宮崎正弘さんの『米中貿易戦争で始まった中国の破滅』(徳間書店)の予 測通りの展開になってきました。
 それにしても御指摘の「日米共同声明」の第六項が、それほど重要なこ ととは、改めて知りました。重要な情報、ありがとうございます。
   (TY生、太田原)



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(読者の声2)きのうのラジオ日本で、宮崎さんの生出演番組を拝聴して おりましたが、なるほどアジアに拡がっている反中ムードが本格化してい る状況。とりわけ五月のマレーシア選挙で親中派ナジブが敗北し、いわゆ る「マハティール・ショック」が、パキスタン、モルディブへ伝播し、い ずれも親中派政権が敗北という、新しい状況が産まれて来ました。 
そこで貴著新刊の『アメリカの「反中」は本気だ』(ビジネス社)を読み 返しているところです。
 わたしは、マイカー族なので、ラジオ日本をよく聞いておりますが、こ の番組への出演回数をもっと増やして欲しいと思います。
  (FD生、大田区)


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患者自己注射物語
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  渡部 亮次郎

日本で糖尿病患者が治療薬「インスリン」を患者自身で注射して良いと決 断した厚生大臣は園田直(そのだ すなお)である。インスリンの発見か ら既に60年経っていた。逆に言えば患者たちの悲願を歴代厚生大臣が60年 も拒否するという残虐行為をしてきたのである。

園田自身も実は重篤な糖尿病患者であった。しかしインスリンの注射から 逃れていたために大臣在任中、合併症としての腎臓病に罹り、1週間ほど 緊急入院したくらい。大変な痛がり屋。引きかえに命を落とした。

政治家にとって入院は命取り。大臣秘書官として事実を伏せるために余計 な苦労をしたものである。にも拘らず園田はそれから僅か3年後、人工透 析を途中で拒否したため、腎不全のため70歳で死亡した。昭和59(1984)年 4月2日のことだった。

その直後、私が糖尿病を発症した。全く予期せざる事態に仰天した。糖尿 病は現時点の医学では絶対治らない病気、いうなれば不治の病というから 業病(ごうびょう)ではないか。絶望的になった。

検査などの結果、私の母方の家系に糖尿病のDNA(かかりやすい遺伝子)が 有り、弟は発症しないできたが、上2人の男兄弟は暴飲暴食による肥満が 契機となって発症したものと分かった。

しかし、あれから30年近く、私は毎朝、ペン型をしたインスリン注射を繰 り返すことによって血糖値を維持し、今のところ合併症状も全く無い。普 通の生活をしていて主治医からも「文句の付けようがありません」と褒め られている。お陰で園田の年を超えた。

これの大きな理由は注射針が極細(0・18mm)になって殆ど痛みを感じなく なったからである。あの時、園田が自己注射を決断したお陰で医療器具 メーカーが、患者のためと自社の利益をもちろん考え、針を細くし、簡単 に注射できるよう研鑽を積んでくれたからである。

逆に言えば、厚生省が自己注射を許可しないものだから、医療器具メー カーは、それまで全く研鑽を積まないできてしまったのである。自己注射 で注射器や針がどんどん売れるとなって初めて研鑽を積む価値があるとい うものだ。

つまり役人や医者の頭が「安全」だけに固まっている限り医療器具は1歩 たりとも前進しないわけだ。患者たちを60年も苦しめてきた厚生省と日本 医師会の罪こそは万死に値するといっても過言ではない。

そこで常日頃、昭和56年までの糖尿病患者たちの苦しみを追ってきたが、 最近、やっとそれらしい記事をインターネット上で発見した。

「インスリン自己注射への長い道のり」(2001/05/28 月曜日)と題するも ので、とある。
http://www.geocities.jp/y_not_dm/insurin2.html

東京女子医科大学名誉教授 福岡白十字病院顧問 平田 行正氏へのイン タビュー記事「インスリン自己注射の保険適用から15周年を迎えて…」よ り抜粋と要約

<インスリンが発見されたのは、1921年(大正10年)です。欧米では供給 のメドがつくとすぐに患者の自己注射が認められました。しかし、日本で は60年もの間、自己注射が認められず、また、保険の適用もありませんで した。

当時の日本では、医療は医師の占有物だとする古い考え方が根強く、医師 会はもちろん、厚生省の役人の中にも、何もインスリン注射をしなくとも 飲み薬があるではないか、と平気で発言する人もありました。

インスリン注射が必要不可欠な糖尿病患者は、インスリンを自費で購入 し、自ら注射するという違法行為でもって、生命をつないでいました。

インスリン発見50周年にあたる昭和46年、糖尿病協会は全国的な署名運動 を行い、3ヶ月足らずで11万4,000名の署名を集めましたが、厚生省から は、「国としては、正面きってこれを取り上げるのは難しい」という回答 が繰り返されました。(佐藤内閣で厚生大臣は内田常雄に続いて齋藤昇)。

中央官庁の理解が得られず、困り果てた医療側や自治体はあの手この手で 知恵を絞り、自己注射公認まで持ちこたえました。

昭和56年(厚生大臣 園田)、各種の努力によりインスリンの自己注射が 公認され、その5年後には血糖値の自己測定が公認されました。保険適用。

医療は医師だけのものではなく、患者と共に手を携えて行うべきものだと いうことが公認された、医療史上最初の出来事です。

インスリン自己注射公認までの悪戦苦闘

長野県・浅間病院と県の衛生課や医師会などが協議して、生み出した苦肉 の策。患者の来院時にインスリンを1本処方し、その一部を注射して、残 りを渡して自己注射する。毎月1〜2回患者から直接電話で報告を受ける ことで、電話再診料として保険請求した。

新聞が長野方式として報じたため、厚生省から中止命令。

バイアル1本を処方して、注射後捨てたものを患者が拾って使用した、と いう言い逃れ。来院時に400単位を1度に注射したことにして、1〜2週 間は効いている形にした>。


1986年、研究のスタートから10年目、

血糖自己測定が健保適用に  (2003年9月)

血糖自己測定を導入した糖尿病の自己管理がスタートした頃(1976 年〜)、今では誰もがあたりまえと思っているインスリン自己注射は、医 師法に違反するという非合法のもとで行なわれていた。日本医事新報 (1971年)の読者質問欄ではインスリン自己注射の正当性について、当時 の厚生省担当官は「自己注射は全く不可であり、代わりに経口血糖降下剤 の使用があるではないか」と回答している。

これが1970年代の実態だった のである。このような状況に対して、当時 の「日本糖尿病協会」は、イン スリン発見50年を迎えて、なおインスリ ン自己注射が認められない現状を 打破すべく10万人の署名を集めた。そ して厚生大臣をはじめ関係各方面 に、インスリン自己注射の公認と健保 給付を陳情したが全く受け入れられ なかった。

正当化されたインスリンの自己注射(1981年)

 このような状況だったため、インスリンの自己注射容認と、インスリン 自己注射に関わる諸費用の健保適用までには、なお多くの人の尽力と歳月 を要した。そして結果が出たのは1981年(昭和56年)。

この年ようやくイ ンスリン自己注射の正当性の認知とこれの健保適用が 得られた。その内容 は当時行なわれていた慢性疾患指導料200点に、もう 200点加算するという ものであった。これはその後の医療のあり方に大き な影響をもたらし、血 糖自己測定も含め、患者を中心にした医療の実践 の必要性と有用性の実証 へと繋げられていった。

<血糖自己測定の健保適用(1986年)(園田死して2年後)

C:\Documents and Settings\Owner\My Documents\血糖自己測定25年.htm

インスリン自己注射の健保適用から5年後、私たちが血糖自己測定研究を スタートさせてから10年目、大方の予想を上回る速さで血糖自己測定の健 保適用がなされた。これはインスリン自己注射指導料に加算する形で設定 された。

以後、何度かの改定を経て、保険点数には血糖自己測定に必要な簡易血糖 測定機器、試験紙(センサー)、穿刺用器具、穿刺針、消毒用アルコール 綿など必要な機器や備品の全ても含まれるようになっている>。

1人の政治家の柔軟な頭脳による1秒の決断が日本の歴史を変えたといって もいい決断だった。この事実を厚生省は大げさに発表しなかったが、元秘 書官として責任をもって報告する。(文中敬称略)2007・05
  
   
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支離滅裂に映る細川元首相の
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       櫻井よしこ

  「支離滅裂に映る細川元首相のインタビュー 闇雲な政権批判はメ ディアの真価にあらず」

雑誌「選択」があらぬ方向に迷走中だ。巻頭インタビューは控え目に言っ て無意味である。明らかな誤報や歪曲報道も目立つ。

選択の誇りは日本の大戦略を示し、論ずることで言論界に重きをなすこと だったのではないか。闇雲な政権批判が物言うメディアの真価だと考えて いるとしたら、無責任な野党並みだ。

9月号の細川護煕元首相の巻頭インタビューはどう読んでも支離滅裂だっ た。氏は安倍晋三首相は「無私の心がない」「指導者として最も重要な歴 史観を明確に語っていない」などとしたうえで、「地球温暖化防止の『パ リ協定』に本気で取り組んでいるとは言い難い」とも批判した。

氏は自身の言動の意味を、全くわかっていない。小泉純一郎元首相と共に 氏自身が推進する原発ゼロ政策や再生可能エネルギーをベース電源にする という主張自体が、日本をパリ協定から遠ざけていることに思いが至らない。

細川氏の「原発再稼働反対と自然エネルギーへの転換」宣言は、実は猛暑 に見舞われた今夏、日本各地で事実上、実現されていた。原発再稼働が進 まない中で、私たちは太陽光発電と火力発電でなんとか乗り切ったのだ。

だが、大きな代償も払っている。太陽光発電の出力は午後4時には半減 し、日没時にはゼロになる。急激な出力低下を他電源で瞬時に補わなけれ ば大停電を引き起こす。原発が使えないいま、火力発電の登場となる。必 然的にCO2が大量に排出される。かくしてわが国はいま、1キロワット時 の電気を生み出すのに540グラムのCO2を発生させている。スウェーデン は11グラム、フランスは46グラムだ。わが国は先進国の中の劣等生なのだ。

それでも火力電源で太陽光電源を補えたのは奇跡的だった。太陽光の出力 低下を瞬時に補うには、戦闘機の緊急発進のような緊張のオペレーション が必要で、その神経をすりへらす操作を、たとえば九州電力では優秀な現 場職員が担った。結果、現場はヘトヘトで、九電は遂に太陽光電力の買い 取り制限を発表した。

将来に向けての再生可能エネルギーの研究開発は無論大事である。そのう えで強調したいのは、いま日本がCO2排出量を大幅に増やしてパリ協定 に逆行している現象は、細川氏らの主張がもたらす結果でもあるのだ。

細川氏はまた、安倍首相が拉致問題解決を「自分の時代の成果」にした がっていると論難したが、自己反省に欠ける同発言に、「選択」は全く斬 り込めていない。20年以上拉致問題を取材した立場から、細川氏を含めて 歴代首相の中で安倍首相ほど拉致解決に向けて力を尽くし続けている政治 家はいないと断言できる。

細川内閣の中枢を占めていた社会党系の閣僚や衆参議長は拉致問題に背を 向け、解決に向けての協力など一切しなかったではないか。1988年、梶山 答弁で北朝鮮が日本国民を拉致していると国会で明らかにされたにも拘わ らず、細川氏も関心を示したことなどなかったではないか。

自身の責任は棚に上げて安倍首相を非難する細川氏に、その矛盾を質しさ えしない「選択」の姿勢は一体、何なのだ。同じ9月号の99ページには横 田滋氏を病院に見舞った首相への批判記事がある。滋氏の容態悪化で、横 田家は首相の見舞いを「断りたかった」が「仕方なく受け入れた」と書い ている。取材に妻の早紀江さんが語った。

「ご多忙の中、総理は主人の手を握って、政府も頑張っていますから、 待っていて下さいと励まして下さった。主人は笑顔を見せました。総理の お見舞いを仕方なく受け入れたとか嫌がったなど、絶対にありません。私 も拓也も哲也も本当に総理には感謝していると、雑誌の方にはっきりとお 伝え下さい」

ニュースの判断基準を単なる反権力、反安倍の地平に置いては漂流する。 「選択」の存在価値の全否定ではないか

『週刊ダイヤモンド』 2018年9月15日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1247

        
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重 要 情 報
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 ◎元自衛官 奥茂治氏の 沖縄知事選挙 統括 ーー自民党県連幹部よ!

沖縄県知事選挙でたくさんの応援を頂きましてありがとうございました!

8万票差という敗北でしたが、一点、クリアにしておきたいのは、過激派被害を受けた東村と宜野湾市、中国の脅威を受け、生活の安定が重要視されている離島のほとんどにおいて、佐喜真氏が勝利しているということです。また、宜野湾市と名護市の市長も反デニー派(反オール沖縄)が誕生しています。

今回の玉城デニー陣営の選挙の闘い方は巧妙でした。

革新候補が単独で勝った選挙としては、大田元知事以来であり、これまでと違ったのは、辺野古移設反対などのイデオロギー闘争を封印し、共産党と社民党の看板を隠し、応援に来た党首や幹部達と一緒に写真に撮られないように腐心し、個人を売り込んだ。
ネット部隊も、過激派や学生団体など、あらゆる方面から多数動員し、「ネット右翼」と差別する自民党県連とは全く違う判断が奏功しました。

まさに「イメージ戦略」の勝利。

確信犯として、法律のグレーゾーンを逆手に取った選挙違反を日常的に繰り返し、大票田の那覇市においては、8:2くらいの割合でデニーカラー一色だった。その差が圧倒的だったため、クリーンもダーティもないほど、候補者1人が単独で目立ち、圧倒的優勢を演出する独壇場となってしまいました(選挙戦の様子はコメント欄の出演動画をご覧ください)

佐喜真陣営の致命的なミスは、支持率の事前調査発表で、最初から意図的にデニーとの差が圧倒的であると発表し、逆に相手を勢いづかせ、さらに無党派層の心理的追随を許してしまった。これまでやってきたように、危機感を煽り、油断や過信しないように誘導するつもりだったんでしょうが、必要以上に誇張したため完全に裏目に出てしまった。

今回の敗因は「知名度」という人がいますが、同じ条件で戦った名護市長選の渡具知さんの大勝利を見る限り、それは全く理由となりません。

一番の敗因は、間違った選挙手法の選択です。

?「訴求力」という意味で、全く県民の関心に寄り添っていなかったし、
?知事候補者選定プロセスにおいて、古謝景春氏、安里繁信氏を冷遇または無視して、その支援者達を怒らせてしまった。

「調整能力」は「人の痛み、気持ち」が分かる人でないと能力を発揮する事はできません。
「身内」の気持ちが分からない者が、「無関心層、無党派層」の気持ちが分かるはずはない。

そういう意味では、今回の敗北は、ある程度予期できた敗北だったのに、選挙中盤には、自民党県連の常套手段「やっと追いついた!並んだ!」戦略が出てきて唖然とした。そんな使い古した戦略を知事選挙でも導入したら、身内が最初から織込み済みで動くに決まっています。

どんな選挙であれ、沖縄において保守側で勝利したいと思うなら、自民党県連の幹部は責任を取って総退陣しなければ、本気の選挙、本気の改革、本気で沖縄を取り戻すことはできないと断言します。
このまま行けば那覇市長選挙も間違いなく落としますから。

基地移設を「争点」にしない「経済だ」と言いながら、基地の移設元の宜野湾市長を候補にし、「経済通」の古謝氏、安里氏をないがしろにしたのは愚策だったし、那覇市長選挙に出馬する翁長元県議との相性だけで選考したのもとんでもない間違いだった。
佐喜真氏が、当初から「絶対に出ない」と固辞していた中、当時手を挙げていた2人を無視して、ロクな議論を経ず「鶴の一声」で決定してしまった。本当なら、三人で県民を巻き込んだ公開討論会を重ね、三人の中から次のリーダーを選択するというコンセンサスを得る事が最大のデニー対策だったのに。

玉城デニー陣営にとって非常にラッキーだったのは、翁長氏の「弔い合戦」をタイミング良く利用できたことと、翁長氏の前任の仲井眞元知事が取付けた一括交付金の時限的最低額が継続して交付されたこと、そして前任の経済政策(特にインバウンド誘致、クルーズ船誘客などの観光分野)の収穫期に自分の任期が重なったことで、翁長時代に「失策」らしいものがなかったことです。翁長氏の「反政府」方針は決して評価されていなかったことは、地方選挙の連戦連敗が証明するところですが、彼の死去でそんなことは流れてしまった。神格化の成功です。

そういう意味では、稲嶺市政のイデオロギー闘争の犠牲になり「スタバ」か「パンダ」かが論争になった名護市長選挙とは全く違いました。

個人的には、玉城デニー氏とは友人であり、支援者でしたが、彼を担ぐ集団の異常性をとても容認することができなかった。

彼が本気で沖縄を取り戻そうと思っているのなら、とにかく共産党や社民党主体の「イデオロギー闘争」に終止符を打ち、感情で県民をミスリードすることなく、是々非々で政府と折衝を重ねて、分断された沖縄を持ち前の人柄で一つにまとめてほしい。

翁長氏がやったような「お友達人事」の利権誘導や反日政策は禍根を残すだけだし、沖縄の一番の弱者である高齢者や子供達がさらに苦しむだけ。

保守を自認するデニー氏だから、その線引きを明確にし、行動してくれるのなら、僕も友人達もデニー氏の再選を応援するでしょう。

参考にするべきは浦添市長の松本氏です。
保守革新が熾烈な選挙を戦う中で第三者として当選。当時はどちらかといえば左派のイメージであり、当選後の政策転換(保守化)で、主要な支援者が次々と去って行ったのに、その後の4年間の政策と市民との対話で、敵対していた保守派が陣営に多数加わり、圧倒的な支持を得て今日に至ります。

デニー氏を知るものとして、それを期待しています。ダメなら監視し、叩きますが、、、笑
                         (収録 中山)

 
 ◎底なし厚顔無恥の文大統領、慰安婦・竹島問題で“妄言”連発 
  心根腐 りきった“大嘘つき手法”

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、また妄言・寝言を繰り出し た。ソウルで1日行った演説で、慰安婦問題について、「加害者である日 本政府が『終わった』と口にしてはならない」と発言。韓国が不法占拠す る島根県・竹島についても、「日本の朝鮮半島侵奪で最初に強制占領され た地であり、われわれ固有の領土だ」と言い放ったのだ。歴史を無視し、 国家間の約束を反故にする、大嘘つきの「反日」大統領に対し、日本政府 は猛烈に怒っている。

文氏は1日、日本による朝鮮半島統治下の1919年に起きた「3・1独立運 動」の記念式典で演説した。

まず、慰安婦問題に言及し、冒頭の言葉とともに「戦時の反人倫的な人権 犯罪行為は『終わった』という言葉で覆い隠せない」と発言した。 2015年の日韓合意は「最終的かつ不可逆的な解決」を確認している。 度しがたい“蒸し返し”というしかない。

文氏は加えて、日本固有の領土である竹島を「韓国領だ」と強弁したうえ で、「日本がこの事実を否定していることは、帝国主義の侵略に対する反 省を拒否していることにほかならない」と、歴史的にも国際法上も異常な 主張を表明した。

平昌(ピョンチャン)冬季五輪で、北朝鮮との「南北融和」に傾斜しすぎ たため、文政権の支持率は急落している。「反日」カードを切って、国民 の期待をつなぎ止める思惑なのか。国際外交の基本を知らない、心根の腐 りきった“大嘘つきの手法”というべきだ。

菅義偉官房長官は1日の記者会見で、文氏の演説について「日韓合意に反 し、まったく受け入れられず、極めて遺憾だ」と強い不快感を示した。政 府高官は「言ったことと違う。ゴールを全く反対側に動かした」と憤って いる。当然だ。

日韓関係は氷河期に突入した。許し難い隣国政府にどう対処すべきか。

拓殖大学の藤岡信勝客員教授は「韓国には『日本には何をやっても許され る』という甘えと侮蔑が定着している。日本側は『慰安婦問題は、吉田清 治氏の虚構だった』『朝日新聞がそれを広めた』と指摘すべきだった。韓 国には言葉だけでなく、経済的な対抗措置を取るなど、厳しく臨むべき だ」と話している。

【写真】  「3・1独立運動」記念式典での行進に参加する文大統領 (左)と金正淑夫人=1日、ソウル(ロイター)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180303/soc1803030007-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180303/soc1803030007-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.3.3 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎自宅のドアのキーホルダー あなたは、どのようにしていますか。

★ <http://blog.livedoor.jp/baiasei/archives/1066427227.html> 阿生 爺のブロ
グ:自宅のドアのキーホルダー(2017・6・12)

http://blog.livedoor.jp/baiasei/archives/1066427227.html

品川 阿生居士


◎余りにも対照的だった大坂なおみとセリーナ・ウイリアムス:前田正晶


本日は生憎と新聞休刊日と言うか、余り愉快ならざる日。そのせいかあら ぬか、各テレビ局は朝から競ってか挙ってか知らぬが、この大坂なおみと ウイリアムスのことばかり。そこで、私なりの感想を。

大坂ネイオミ(彼らはNaomiと書けばこう発音する。アメリカには青木功 という人物は存在せず、Aokiは「エイオキ」になってしまう)があの決勝 戦で全てにおいて立派だったことは褒めたが、あらためて触れておけば 「あれほどの醜態をさらけ出したウイリアムスの試合態度を見せつけられ ても動揺せずに、自分のテニスをして見せたのは余程コーチの指導宜しき を得て精神的に(テレビに出てくる連中何でメンタルと言うのか。mental は形容詞だぜ)安定していたのだろうが、恐るべき20歳だし、あのウイリ アムスの暴挙を何とも思わない太々しさが備わっていたのかと疑いたくな るほどだった。凄いと思った。

一方のウイリアムスは人種問題があるのかと一瞬疑ったほどの大醜態だっ た。あれほどの悪態を審判に向かってつくとは世界の一流選手がすること ではない。いや、あれでは三流だ。試合中にあれほど感情的になってし まっては仮令格下が相手でも勝てる訳がないと思った。テニスのルール上 ではもう一度警告が出れば没収試合だったそうだが、それにしても酷すぎ た。観客があれほどブーイングをする意味が、長年彼らの中にいたので解 らないでもないが、あれも非常に礼を失した態度で不愉快だった。

ネイオミの件に戻ろう。私は彼女はこれから先が大変だと思う。目の前の 大変その一は「各テレビ局に引っ張りだこにされるだろうし、間もなく帰 国(なのだろう?)すればインタビューの嵐だろう」ということ。即ち、 彼女の目先の重大事項である最も大切な練習の時間を取られてしまうこ と。USオープンに一度勝っただけでは真の安定した実力が付いた訳ではな いと私は危惧している。ここからだ。

次は彼らが何かといえば使う「メンタル」だ。精神力のことをいいたいの だろうが、それならばその後に「ストレングス」でも付けないと意味を為 していないのだ。プログレッシブ和英には emotional strength と出てく る。どっちでも良いとは思うが、彼女はこれまで通りの精神的な強さとそ の安定を維持して貰いたいのだ。私が危惧することは、後から後からチャ ンピオンとしてインタビューされチヤホヤされると、つい気が付かぬ間に 増長してしまうことだ。これは非常に怖いことで、当人が余程気を引き締 めていないと周りが見えなくなってしまうのだ。ましてや20歳の若き女性 である。私は気をつけるべき責務はマスコミの方にあると言いたい。「彼 女を持ち上げ過ぎるな」と。

私はネイオミは未だ発展途上だと見ている。これから先にどれほど多くの トーナメントに出ていくのか知らないが、そこでは鼎の軽重を問われるよ うな試合をしてはならないと自戒して欲しい。一度でも「大坂なおみ未だ し」のような試合をしてしまえば、軽佻浮薄で移り気なマスコミが何を言 うか解らないのだ。特にアメリカのメデイアは要注意だ。何度でも言うが 「大坂なおみはこれから」なのである。ではあっても、素晴らしい体格と 精神力を兼ね備えたテニスプレーヤーが出てきたものだ。

 ◎アメリカは何を本心から求めているのか:前田正晶

以下は先日の「我が国とアメリカのTAGに思う」で、少し考えあぐねて敢 えて省いたところを採録してみた。何故発表するのを躊躇ったのか、自分 でも解らない。

トランプ大統領とライトハイザーUSTR代表は何はさておいても我が国に農 産品と牛肉と車を売りたいのが目的のようだ。だが、私は長いことアメリ カ人の中にあって(雇われて)彼らの一員として対日輸出を第一線で担当 してきた。故に彼らの輸出に対する見方も本心も(一般の方が外部からご 覧になるよりは)良く承知していると自負している。

1970年代に彼らに教えられたことは「アメリカでは輸出とは国内よりも良 い価格で売れる場合に手がけることで、その際には国内の顧客に『あなた 方よりも高く買ってくれる先に売るのだから悪しからず』と仁義を切る」 だった。

良く覚えて置いていただきたい。21世紀の現在に至ってもアメリカの製造 業がかかる方針を堅持しているのか否かはリタイヤーして24年も経った私 には判断できないし、トランプ大統領の心中など読める訳もない。

何れにせよ、アメリカの経済と産業は内需に依存しているのであって、基 本的に輸出国ではなく、それも東海岸を中心に生産しているので海外との 貿易に注力する企業の顔も自然とヨーロッパに向いているのだった。太平 洋というか西側の諸国に向けての輸出には重きを置いていなかったと言え るだろう。

しかも、繰り返して言ってきたように、アメリカでは強力な労組の攻勢に 遭って労務費が高騰して生産拠点を(中国や南アメリカ等の)海外に移さ ざるを得なくなって空洞化した為に、非耐久消費財等々は輸入に依存する 以外なくなったのだった。それにも拘わらずトランプ大統領・・・となる のだ。

アメリカだけではなくある業界で東海岸に主たる生産拠点を置く世界最大 級のメーカーの日本法人の社長に本部から派遣されてきたIvy League 級 の私立大学出身の日系人は「私の日常の業務で最も時間が費やさざるを得 ない仕事は本部に向かって『何故この程度の規模の市場に懸命に努力をし て売らねばならないかと説得すること』だった」と述懐していた。

ウエアーハウザーは幸か不幸かそういう作業をする必要がない立地条件 だったが、彼の言うことは誠に良く理解できたし、同情もした。お断りし ておくが、私がこのような話を彼から聞く機会を得たのはウエアーハウ ザーをリタイヤーした後のことだ。

TAGの交渉期間中には我が国から輸入する自動車の関税率の引き上げはし ないとも「コミット」(カタカナ語になるかな?)されたそうだ。そこを 見ていると、私には無言(会談中にはそうではなかったかも知れないと疑 うが)の圧力で猶予期間中に輸出を減らしてアメリカ国内での生産台数を 増加させよ。即ち、デトロイトの周辺でのjob を増やせと圧力をかけたか も知れないと疑いたくなる。

そう言う根拠は「何と言ってもトランプ大統領の狙いは貿易赤字の削減と jobの創造」にあるのだから。それだけではない、名うての Mr. unpredictable ではなかかったか。

念の為の補足しておくが、jobを「雇用」と訳すのはマスコミのアメリか についての勉強不足による誤りである。アメリカの製造業では新規事業を 開始するか、引退等に「より部内に空席が生じたか、業容が拡張して人員 が不足した等々の場合にのみ新規の仕事、即ちjobが発生して、会社の内 外に募集をかけるのである。そして、適任者が現れて始めて雇用が成立す るのだ。適任者が現れなければ空席とするか誰かの兼任で切り抜けるの だ。労働組合員の場合は業界横断の職能組合であるから、会社が募集す
る訳ではない。

しかしながら、私などが云々するまでもなく、我が国の自動車産業界がア メリカ向け輸出を減らして現地生産をおいそれと増やせる状況下にはない のだ。また、これは「だろう話」ではあるが、我が国からの自動車関連の 輸入の関税を25%などに引き上げれば、我が国からの部品の輸入に依存し ているデトロイトは窮地に追い込まれかねないのだ。現に、デトロイトは 関税率の引き上げをトランプ大統領に請願してはいないと言っているでは ないか。

アメリカは我が国に牛肉を買えと長年迫っているが、確かにオーストラリ アからの輸入量よりも少ない。検索した限りでは16年度に192,000 ton だった。正確になところは把握していないが、米国の国内価格で は$115/100 lbs.(=約¥278,000/ ton)程度らしい。この計算が誤りで なければ、でそれほど安いとは思えない。しかも、70年代に教えられた原 則に従えば、それより以下では輸出しないことになる。だが、その程度の 価格の牛肉をどれほど沢山売っても、我が国から輸出されている170万台 の自動車の輸入分をチャラに出来る訳がないと思う。

では、この私の見方が当たっているとした場合に、トランプ大統領は督励 してUSTRに何をさせたいのだろうか。そこが解らない。まさかプーアホワ イト以下に加えて徐々に共和党支持のインテリの支持率も高まっていると いう彼の岩盤の支持層に向けて「親友の安倍晋三を説得して巨額だった対 日貿易赤字を牛肉を買わせてこれだけ減らした」と誇りたいのだろうか。

でも、それは11月の中間選挙には間に合わないのだろうと思うし、話が 解って貰える安倍総理だって後3年の任期だ。

電気自動車(Electric vehicle→EV)の時代が来るのか:



私はほぼ毎回、何故かテレビ東京が流す「出川哲朗の充電させてくださ い」という番組を興味深く見ている。何に興味があるかと言えば、充電している時に必 ず「2時間の充電で20 km走れて電気代¥14」と出ることだ。あんなに小型で軽量に 見える電動バイクを走らせるのに2時間の充電で20 kmしか走れないのでは、1台で100 km走らせようと思えば5台の電池が必要で、充電には単純に計算すれば10時間もか かってしま
うのだ。

ましてや、重量が1 ton 以上もあるEVともなれば走っている時よりも充電 の方が長時間になりはしないかと、自動車の運転の仕方も知らず当然免許もなく、一 家の男子3人が揃って事故に遭った者が何らの自動車に関する知識もないままに心配 してあげている。アメリカでイーロン・マスクのテスラが一向に成功しないのが、肝 心要の電池を沢山乗せただけだということと電池の供給者の選択を誤っただけだと某 電器会社の元副社長も指摘されたし、そのいう問題があるとも報じられていると聞い ている。

そういう簡単なようで重要で難し問題ばかりのEVだけの製造を何年先だっ たからに認めるとEUだったかで決めたというし、マスコミや識者論調は「これから はEVの時代」で一致しているかのように見える。現に私は「アメリカでトランプ大 統領の強硬な貿易赤字作戦に従ってハリブリッド車の工場をアメリカに新設すれば、 その工場が稼働を開始する頃にはEVの時代が到来していて、とんだ時代遅れの投と 工場になっていないか」と先日論じて見せたばかりだ。

確かにEVの時代となればハイブリッド車よりも排気ガスの問題を心配せず に済むだろう。だが、4月に箱根湯本の旅館で見た駐車場には1基の充電用の設備が あった。だが、2台が同時に充電させろとなったら大変だろうなと、余り前後の事情 を考えずに心配していた。これは将来というか現在でも通用しそうな充電設備の問題 であろうと思う。

ここに、少しだけカタカナ語の問題に触れて置くが我が国では英語の gas stationを「ガソリンスタンド」にしてしまった。そうなると電気の場合は「電気 スタンド」とせざるをないのではないかと密かに案じている。充電の設備が英語がど うなっているか知らないが、我が国では「電気ステーション」か「充電スタンド」と でもせねばなるまいと思うのだ。

こういう単なる充電だけを考えてもEVの時代にするのは容易ではないと思 う。現に数千万台(なのかな?)のガソリン及びハイブリッド車が走っている我が国 では、それでなくともガソリンスタンドが廃業に追い込まれている時代である。彼ら を電気スタンドに改変させるのか、それとも新規に電気ステーションを日本全国津々 浦々に新設するというのか。その資金を誰が負担するのか。それも既に上記したよう に1基だけ
では何にもならないのではと、ずぶの素人であり門外漢が懸念している。

そう考えて「EV」で検索してみたところ、国債投資アナリスト・大原浩氏 の興味ある論文に出会ったのその一部を引用してみる。

>引用開始

そもそも、燃料のガソリンの安定供給が長期に見込めるのに、電気自動車 が脚光を浴びた理由は何か。

説明するまでもなく地球温暖化が世界的な問題として急浮上し、ガソリン 自動車は二酸化炭素排出の元凶としてやり玉に挙がったからだ。確かに電気自動車そ のものは二酸化炭素を排出しないかもしれないが、いまだ発電所は化石燃料を燃やす 方式が主流を占めているしかも、化石燃料を直接内燃機関で燃やす方式より、発電所 から長い距離を送電し充電してからの使用となり、その間、相当なエネルギー損失が 発生する。
つまり電気自動車は、化石燃料の効率悪い使い方に過ぎない。結局、環境 を破壊しているのである。

世界の発電を見れば、石炭火力が約40%、天然ガスが約20%、水力発電が 約17%、原子力が約11%。原子力を含めれば、自称環境保護運動家が主張する環境に やさしくない発電が7割以上を占めているのだ。

しかも、今後、電気自動車が普及すれば今以上に莫大な量の電気が必要に なるから、環境を破壊する発電所を新規に大量に建設しなければならなくなる。日本 だけでも自動車は8000万台もあるのだ。

<引用終わる

「なるほど」とも思わせられて読んだ。自動車では一時水素を燃料としよ うという議論が湧き起こり、何処だったか都内で「水素スタンド」を1箇所見たこと があった。

先見の明かた単なる先走りかは解らなかった。だが、今回はマスコミの EV、EVという大合唱が押している。私は遺憾ながら自動車のことは解らないので「そう 言う時代かな」とは思わせられたが、出川哲朗の番組を見て難問が多いのではないか なとボンヤリと考えつつ、「出川がここまで売れるとは」と驚いていただけ。

例によってマスコミ批判をして締め括れば、如何にも時代の流れのような 報道の仕方をせずに「EVを伸ばしていく為にはどれほどの利点があるかを述べるのは 当然としても、その前には如何なる障害(ハードルなどと言うな)があるか正面から 述べておくべき」だ。何も考えずにマスコミ報道だけを頼りにしていれば、EVではや や出遅れた感があるトヨタには経営上の問題があるように思わせる。私は絶対にそう ではないと
まで言えないが、電気スタンド?等々のインフラの整備の心配をしてから 論ずべきだと思っている。

異文化の世界の出来事である貴乃花の引退騒動:

私は相撲界をズーッと以前から「一般人の世界の文化と常識とは全く異な る文化圏だから、外部からの批判や意見は全然通用しない」と指摘してきた。そこに 今回の貴乃花の引退騒ぎである。論ずる気にもならないが、一言だけ述べておけば 「相撲協会もどれほど貴乃花が気にくわなくても自分から辞めると言いだしたのだか ら、役所以上の書式が云々などという揚げ足取りは好い加減にして、さっさと厄介払い すれば良いじゃないか」なのだ。

マスコミ報道も矢張り「判官贔屓」にした方が受けそうではあっても、協 会に睨まれても困るのか気を遣っているだけでは、何が言いたいのか解らない伝え方 で連日五月蠅いだけ。テレビもこんな何らの価値もない一件をさもニュースのように 取り上げるのをやめろ。



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身 辺 雑 記
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台風一家の都立猿江恩賜公園はちぎられた青葉で大変だった。
踏みつけては可哀そうだし。

2日の東京湾岸は快晴、爽快。
                                               読者:5587人  



                        

                        

                     

                      


                         

                         






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創刊日:2004-01-18  
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  • 名無しさん2018/10/02

    外用痛みどめは安全ではなく危険である!



     「外用痛み止め」は飲むのではなく、外から貼ったり、塗ったりする「痛み止め」である。体内に吸収され、「血流阻害」や「喘息」などの副作用が起きる。痛みとは、その部分を免疫細胞の顆粒球などが修復しているサインである。動かさず安静にしていれば、鎮まっていく。ぶり返す慢性的痛みは痛みどめが原因である。



    「バンテリン コーワ液S]→これもテレビで耳に残っているはずである。痛みの患部に塗ると痛みが消えるという。それは、インドメタシンと言う鎮痛成分が「血流を止め、知覚神経を麻痺させ、痛みを感じなくさせる」からである。長い間正座をしていると、足がしびれて、つねっても、全く痛みを感じなくなる。それは血行不良で神経が痺れただけである。痛み止めは、効果は強く、塗ると魔法のように痛みは消えるが、その効果が切れると血流が再開し、激しい痛みがぶり返す。するとまた塗るの悪循環で血行不良が慢性化し、万病の元凶へとつながる。→「不可」



    「フェイスタス5・0」→これは温布テープを貼り付ける貼付剤である。有効成分は、フェルビナクと言う薬剤である。やはり、非ステロイド抗炎症剤である。これもインドメタシンと同じ消炎鎮痛剤で、故・安保徹博士が否定する「痛み止め」である。そのメカニズムは、血流阻害である。低血流は細胞組織の低酸素、低栄養、低体温をもたらし、あらゆる病気の引き金になる。この抗炎症剤にも多くの副作用報告がある。→「不可」



    「新トクホンチール」→これは直接皮膚に塗る液状タイプの消炎鎮痛剤である。鎮痛剤としてサルチル酸グリコールが配合されている。この成分は、副作用として「喘息発作」が警告されている。やはり、薬で痛みをごまかすとロクなことはない。→「不可」



    (睡眠改善剤の副作用に不眠症、言語異常、判断力低下とは問題である)



     市販でも睡眠薬は売られている。医師の処方薬との違いは、市販の方は「睡眠改善薬」と呼ばれている。適応は「一時的な不眠症状の緩和」「ストレスが多く眠れない」「疲れているのに、神経が高ぶって寝付けない」「心配事で夜中に眼が覚める」などである。これらは「不眠症」である。メーカーは「睡眠薬」とすると医者の処方など制約があるので、薬局で売れるような名称を「睡眠改善薬」とした。効き目は、やはり脳に直接作用するので、深刻な副作用が数多く警告されている。これは一種の向精神薬なので、覚醒剤の仲間であり、常用は避けるべきである。



    「ドリエル」→効き目成分は「ジフェンヒドラミン塩酸塩」と言う薬物である。本来は皮膚のかゆみ、鼻水などのアレルギーを抑える成分だった。その副作用に「眠気を催す」と言う症状が現れたので、それを「主作用」として「睡眠改善剤」に方向転換したのである。脳の視床下部の後ろには、興奮性ニューロンが多く存在する。これら神経細胞が脳を興奮させるので「覚醒」状態になる。興奮させるのはヒスタミンと言う物質である。「ドリエル」成分には、この興奮物質ヒスタミンを抑えることで、眠くなる作用を促すのである。しかし、「副作用報告」には「不眠症」とある。中枢神経に直接作用する為、「めまい、耳鳴り、運動障害、倦怠感」などに襲われる。→「不可」



    「ネオディ」→有効成分は「ドリエル」と同じ「ジフェンヒドラミン塩酸塩」である。副作用や問題点も同じである。「添付文書」には「服用禁止」として「妊婦、15歳未満」とある。脳の発達障害などが懸念される。→「不可」



    (便秘薬を止めると出なくなる!)



    便秘の原因は食生活の偏りである。最大原因は、繊維不足、つまり、野菜嫌いに便秘は多い。さらに、白米、白パン、うどん、白砂糖など精白された食品を毎日食べている人に多い。肉好き、ジャンクフード好きにも多い。玄米、胚芽パン、黒糖、菜食などに食生活を改めればいやでも治る。



    「コーラック」→テレビCMでおなじみであるが、主成分はピサコジルと言う薬物である。大腸を直接刺激することで、低下している腸の蠕動(ぜんどう)運動を高める効果があるという。ところが、添付文書には「激しい腹痛、悪心、嘔吐の症状が現れたら、直ちに服用を中止し、医師または薬剤師に相談する」と書いてある。つまり、この薬物の正体は、大腸粘膜を刺激する薬毒なのである。その毒性刺激に反応して、大腸はその毒物を排泄しようとして蠕動運動を起こすというメカニズムである。副作用は「直腸炎、下部の痛み、残便感、一過性の血圧低下、ショック症状、手足の冷感、チアノーゼ、顔面蒼白などである。毒物で大腸粘膜を刺激して出すのと、玄米菜食で出すのでは天地の差がある。→「不可」



    「新サラリン」→有効成分はアロエエキスとセンノシドである。前者は昔から民間薬として伝承されているので問題ない。後者センノシドは、副作用が心配である。「大腸の働きを弱め、かえって便秘になる」と言う。「子宮収縮作用で早産・流産の原因」などが心配である。さらに服用量や体質で「下剤を大量に飲んだ状態になる」という。つまり、一種の下剤なのである。便秘対策は下剤に頼らず、食事に頼ることである。→「可」



    (目のかゆみ、充血で、止められなくなる(



     目薬を長年使い続けている人が多いが、これは一種の中毒症状だという。



    「新V・ロート」→添付文書には、8種類の有効成分が、眼の様々な症状を緩和するとある。マイレン酸クロルフェニラミンは、アレルギーなどを抑える抗ヒスタミン剤の一種で、目のかゆみを除くと説明されている。ところが副作用は、「目のかゆみ、過敏症状などのアレルギーを起こす」とある。さらに「過度に使用すると、異常なまぶしさ、充血を招く」と注意書きがある。目の様々な症状を緩和するはずが、目のかゆみ、まぶしさ、充血の原因になるとは問題である。さらに配合されている抗ヒスタミン剤の副作用には「複視」が警告されている。



     その他、有効成分の一つグリチルリチン酸二カリウムは、炎症を鎮める抗炎症剤として配合されているが、「瞼が晴れる、赤くなる、かゆみ、過敏症、角膜かいよう」などの副作用がある。8種類の2種目をチェックしたのに、眼の様々な症状を起こすことが判明した。他の6種類を調べると、さらに副作用が噴出してくる。つまり、この目薬の愛用者は、副作用による目の「様々な症状」を緩和するために長期にわたり使い続け、様々な症状に悩まされているのである。そして点眼中毒患者に仕立てられている。→「不可」→私も長年愛用してきたので反省させられた。

  • 名無しさん2018/10/02

    敗戦直後の日本を共産革命から救ったのは

    http://melma.com/backnumber_115_6739345/

    都LGBT条例案、家族破壊に利用される

    https://vpoint.jp/opnion/editorial/121471.html

    関生支部と中核派 (資料)

    中核派(テロ組織)が関生支援で動き出す。

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53295761.html

    玉城デニー「日米から沖縄取り戻す」 !「沖縄を一国二制度に」!「尖閣諸島は中国と話し合い大切」

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7231.html

    坂の途中の小さな店

    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%9D%82%E3%81%AE%E9%80%94%E4%B8%AD%E3%81%AE%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E5%BA%97&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiilY_O8uPdAhXFU7wKHSMZDxcQ_AUICygC&biw=524&bih=512

    韓国軍による大虐殺とライダイハンを忘れるな

    https://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/d2b6e80ba4faf5bc3e021d67a0413b39?fm=entry_awp_sleep

    【反日韓国】「徴用工強制連行はなかった」と言えるワケ 韓国で相次ぐ訴訟

    http://www.zakzak.co.jp/soc/news/181001/soc1810010001-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsTop

    大麻合法化が日本を救う!食糧 医薬品 紙 繊維 建材ヘンプクリート 大麻製プラスチック 放射能 除染 

    http://blog.livedoor.jp/matrix_zero1/archives/2072841.html

    インフルエンザワクチン製造量の推移

    http://www.wam.go.jp/wamappl/bb14GS50.nsf/0/36acd6f313ffd798492571ee000a9a7b/$FILE/20060919sankou.pdf

    【画像あり・開封の儀】日本共産党中央委員会(党本部に相当)から、厚みのある封筒が届く。【来るべきものが来たか?と思った人はシェア】

    https://samurai20.jp/2018/04/akahata-45/