政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4816 号2018・9・27(木)

2018/09/27

                       
□■■□──────────────────────────□■■□ わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4814号
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       2018(平成30)年  9月26日(水)



          モスクやキリスト地下教会が:宮崎正弘

      アリババ集団マー会長退任の背後に:櫻井よしこ
                             
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4814号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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モスクやキリスト地下教会が
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)9月11日(火曜日)弐
        通巻第5824号  
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 モスクやキリスト地下教会が弾圧される傍らで
  崇山少林寺(禅宗)は五星紅旗を高く掲げた政治宗教集団化
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河南省開封から南へバスで2時間強。宏大な山のなかに出現するのは霊験 あらたかなる霊山。崇山少林寺の本山は世界遺産でもある。

いまでは観光客がうじゃうじゃと雲海をバックに写真を撮る景勝地でもあ るが、禅宗の本山でもあり、この少林寺のボス=釈永信は中国共産党公認 の仏教界の副代表を務める。

だから釈は「少林寺CEO」という渾名もあるが、「政治和尚」とも言わ れる。

正式に崇山少林寺は朝夕の儀式で五星紅旗を掲げた。

1500年の同寺の歴史始まった以来である。宗教弾圧を強める習近平政権の 顔色を読んでのことだろう。しかし、これは「宗教の自由」が建前上保証 されている憲法に抵触し、多くの中国人からみれば、失望であろう。
ネットには「釈迦とマルクスが握手? まさか」という意見が見られる。

他方で、新彊ウィグル自治区のムスリム弾圧は、世界からいかに非難を浴 びようと、「あれ(強制収容所)は職業訓練所だ」と詭弁を弄し、その弾圧 は青海省から陝西省、寧夏回族自治区のモスクにも及んでいる。

弾圧は都市部のキリスト教の教会にも及んできた。

北京の朝暘区にある巨大なキリスト教地下教会が閉鎖される危機に直面し ている。「不法な印刷物が配布されている。活動は非合法だ」と当局は監 視を強化してきた。

許可の無い集会は禁止されている(ミサに多数が集まるのも禁止)、「新教 の自由はどこへいった?」と信者が騒ぎ出した。

地下教会などと言っても、おおっぴらにミサは行われてきたが、六年前の 週近平政権発足と同時に規制が強まり、多くの信者はいまでは地下教会に も通わず「家庭教会」で祈りを捧げているという(南華早報、9月10日)。

      
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1787回】                
――「支那人は不可解の謎題也」・・・徳富(12)
徳富蘇峰『支那漫遊記』(民友社 大正7年)

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上海から鉄路で向った蘇州では「俗惡」としかいいようのない寒山寺を見 物した後、留園に向う。

園主の盛宜懷は「李鴻章の門下の一人にして、夙に經濟事業に着眼し、招 商局の如き、漢冶萍の如き、船舶に礦山に、若しくは製鐵、紡績の類、一 として手を出さゞるなし。其の富を致したる一因は、蓋し日本人との、妥 協の結果とも云ふを得可し」。

「盛宜懷氏逝きて、上海に殯する一年」の後、その「柩は、上海より著 し、方さに明日を以て、本葬式を行はんとする」。そこで徳富は、盛宜懷 が贅を尽くして造りあげた留園散策がてら葬式見物に出かけた。先ずは 「名刺を出して、案内を請」いて会場へ。

「群衆雜踏、一大祭日の如く、飲食物の屋臺店さへ設けられ、老幼男女、 貴賤貧富の往來織るが如し。予等は新設せられたる大牌門を過ぎ、幄舎の 中を奏樂にて練り行き。賓席にて喫茶し。更らに僧侶團を貫きて、靈位の 前に香を奠せり」。その瞬間、徳富の背後から楽の音に合わせて「號泣の 掛聲をなす者ありて、予等の哀情を、挑發せんとする」ようだ。「所謂泣 男泣女の類なる可し」。

蘇州から浦口へ。浦口を発ち江蘇省と山東省とを貫き天津に至る津浦鉄道 で鳳陽、宿、徐州と北上し曲阜、泰山へ。

 「支那旅行中、最も不愉快なる一は、汽車、汽船の昇降の場合也」。そ れというのも苦力は五月蠅く係員は不親切で、「癪に障らぬものはなし」 だからだ。

たとえば船に乗った場合、「船の周圍には、乞食船群がり、予等の鼻先に 棒を突き出し、其端に袋をぶら下げ、頻りに金錢を投ず可く、強請しつゝ あり」。「一船去れば、一船來る。小供あり、老嫗あり、或は若者あり、 壮婦あり」。だが「乞食商賈も、一種の營業と見れば、致方なし」という ものだ。

「支那旅行に當惑は、南京蟲と乞食」だが、「予は寧ろ南京蟲を以て、忍 び得可しとなす也」。いいかえるならば、乞食は南京蟲以下ということだ。

 津浦鉄道の一等車での出来事である。「支那乘客の一人、車中の喫烟室 にて、硝子窓を明窓と誤り認め、無遠慮に頭を突き出し、落花微塵に硝子 を破り、併せて其の面を破りたる抔。彼是笑止の事件」に遭遇した。
「支那乘客の一人」はガラスを知らなかったのか。

 曲阜では孔子廟へ。

「秋艸枯れは果てゝ、滿目凄凉、唯空しく『大成至聖文宜王墓』の墓碑の 立つを見るのみ」だった。「孔子を以て國家の主となしつゝある支那人 が、孔子に對して、何等の神明的敬虔なく、英雄崇拝の熱情なきは、意外 と云はん乎、意中と云はん乎」。

ここでも「何れの靈地、名所」と同じく番人が「参詣者に五月蠅く案内料 を要求し、貪りて?くを知ら」ず。こういったことは「頗る孔子に對し て、赤面の至り」だろうが、そんなことは平気の平左の日常茶飯事だ。

「孔子の墳墓や、其の子孫の墳墓や、其の宏大巍々たる亨殿や?代の石碑 や、毫も吾人の心を動かすに足らず」。ただ不思議なのは、「革命毎に一 切を破壞する支那に、此の如き遺物あるは、是亦た孔子の恩惠たらずんば あらざる也」。

次いで泰山に登った。「泰山には名物多し」。「第一は石也、全山皆石な れば也」。「第二は牛糞」で、「第三は乞食也。然も乞食は、泰山の身の 專有ならざれば、或は廣く支那の名物と稱するも可ならむ」。

 泰山を離れ済南へ。同地は「山東省の首都にして、人口20萬と稱す。獨 逸山東經營に就いては、其の要衝たりしや論なし」。日本が青島占領後、 済南と鉄道沿線に5千人ほどの日本人が入った模様だが、その過半は「支 那人に受けの惡しきこと勿論」とか。

     
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1) 大坂の高槻で辻元某女のような國賊が未だに大手を振って 選挙に当選できるのは、高山右近の祟りですかな?

それとも高山右近に売り飛ばされた女性の祟りですか? 何れにしても高 槻にそのような因縁があったとは。因みに高槻のお隣(正確には大山崎町 がありますが)には細川ガラシャの縁の勝竜寺城がありますね。

それから、この地域(昔の攝津の國の山奥)は隠れキリシタンが住んでい たと言う事で有名です。しかし明治維新になってそれが明るみに出た時、 彼らが信仰していた教(話)はカトリックとは似ても似つかぬものになっ ていたとか。。。

何れにしても、ユダヤ教といい、基督教といい、イスラム教といい、マニ 教の流れをくむ宗教は恐ろしいものですね。自分が善と思うもの以外はす べて悪魔にするのですから。だから新教徒にとって旧教徒も悪魔でよかっ たのでしょう。ああ恐ろしい。

善悪の極端な判断のみならず、その裏でする事とのギャップがまた恐ろし い。その偽善が、その犯罪者性向が恐ろしい。そして、その一次元的な歴 史観がまた恐ろしい。(CY生)



(宮崎正弘のコメント)そういえば高槻市内で彼女のポスターをよく見ま した。そのうえ、後援会事務所も町中にありましたね。 

高槻から2つ目が「ガラシア通り」のある勝竜寺城跡地。JRの駅は「長 岡京」です。東口には村田製作所本社の高層ビルが聳えています。

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(読者の声2) 貴誌前号の書評にあった高山正之氏の切支丹伴天連どもの 闇のビジネス=「火薬一樽を女50人と引き換えにした。日本の女は高く 売れた」という話、ネットの世界ではかなり有名になりました。

家康が全国を平定し駿府城に隠居していた1614年当時の様子が「江戸の英 吉利熱」(タイモン・スクリーチ著)に出てきます。

1613年に商館を開いたイギリス、主力と期待した毛織物は全く売れない。 売れたのは銃・鉛・火薬だった。

『1614年4月20日、大坂のイートンは江戸のウィッカムに手紙を送る。
「エンペラー(家康)が1ピクールあたり6タエルの値段ですべての鉛を買 い取った」という報告を駿府に赴いたアダムスから受けたと興奮気味に報 告している。買い取ったのは将軍秀忠ではなく、引退していた家康であ る。目前に計画している戦を嗅ぎつけられないようにという計算のうえで のことだろう」

豊臣側は戦の準備を進めていない時期、関東では関西よりも30%も高く 銃弾が売れた。

それから6週間後、イートンは関西での火薬類販売を諦めて大坂に在庫し ていた火薬類を平戸へ送り返す。しかし平戸では「ここでは売れないか ら」と断られ今度は江戸へ向けてたらい回し。家康はこの、もともと大坂 にあった鉛のすべてを買い取った上、オランダ側にも持ち合わせのすべて を買い取ると伝えていた。豊臣側がこの状況に気づいたのは10月になっ てから、時すでに遅し、でした。

家康の用心深さと知謀には感心させられます。

大坂の陣で一時的に大儲けしたイギリス、1615年以降は商売が振るわず、 1613年以来、わずか10年で撤退。その後1671年、再度日本へ来航するも、 チャールズ二世の妻キャサリンがポルトガル人との理由でイギリスとの貿 易再開は不可となる。日本人のキリスト教嫌いはここまで徹底していたの ですね。(PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)スペインとポルトガルを追い出して、替わりに日 本との貿易特権は、邪教布教の野心がまったくない英と蘭へ。

平戸を自由貿易港として英国とオランダに独占的に与えた上、ウィリア ム・アダムズも、平戸に商館をかまえたほどでした。

しかし英国側は日本のマーケットの需要を知らず、売れない商品ばかりを 交易に持ってきた。英国は去りますが、抜け目のないオランダガが平戸に 残り、やがて鎖国時代には長崎の出島を独占し、英国は幕末まで日本に興 味を失ったのですね。

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(読者の声3)「トランプ米大統領を批判する、あたかも(藤井厳喜氏が書 いておられるような)『ディープ・ステイト』に属するかのような匿名の 政府高官の寄稿がN/Y・タイムズ紙に掲載されたのを受け、ホワイトハ ウスは7日も『裏切り者』の特定に奔走した」と8日付け各紙が報じてい ます。

この記事の本質は何か?

それは「選挙で決まった方向性をリードしなければならない内閣などの政 権担当者と、その実務を担う官僚との対立の先鋭化をどうすべきか」とい う、新たに浮上した世界共通の問題だと認識する事です。

米国の場合では、選挙で選ばれた大統領の意向にあからさまに反する行動 をとる、選挙で選ばれてもいない官僚を放置することは、民主主義体制の 堅持といった重大な問題、すなわちレジティマシーをどうすれば守れるだ ろうかという制度問題に直結するのです。

つまりスキャンダル扱いでは済まない事なのです。

これに対する効果的手段が定着しない限り、所謂反体制派は、選挙そのも のを軽視または無視し、役所に対する「働きかけ」を強化したり、サボ タージュなどにて自らの政治目標を達成することに注力するようになるで しょう。古い話を持ちだせば、(渡辺惣樹氏が言うように)フランクリ ン・ルーズベルト政権下のホワイトやヒスなどは米国民の戦争介入に反対 する世論を「凌駕」するためにこの種の方法を採ったとも言えなくはあり ません。

かような問題は、米国ばかりではなくヨーロッパでも顕著になりつつある ようで、選挙で選ばれてもいない所謂「EU官僚たち」が参加国の国情を ふまえることなく、好き勝手な『規則』を増産し、それに嫌気を感じたこ とが英国のEU離脱の牽引力の一つになっているようです。

又(上記のヒスが創った)国連も同じであり、真の歴史も経緯も知らな い、日本国民からすればレジティマシーのないどこの馬の骨かもわからな い国連の官僚が仲間を集い、慰安婦問題や人権問題で勝手な振る舞いをし て憚りません。

世界遺産やその他の国連の多くの取り組みも、その裏には国連官僚の私的 利用目的が在ることは常識です。

我が国も同様です。

日本でも官僚トップが「面従腹背」を正々堂々と書籍で表するくらいです から、彼からすれば、選挙で選ばれた内閣の指示に従わず。それに反する 行動を官僚たちが実行することを白昼堂々と奨励していることになります。

しばしば国会で野党が行政機関の落ち度などを大声で総理や諸大臣を糾弾 していますが、今の時代は内閣の下部組織であるべき官僚からなる行政機 関が内閣とは一体ではなく、「デープ・ステイト」の如く反政府的な政治 集団になりかけているところで、民主主義とは別物の集団になりつつある という実態をまず国会は認識しなくてはならないはずです。

以上の如く、レジティマシーのない官僚などの反政府的集団が、選挙で決 められた方策を内閣などの政治的被付託者を妨害するという昨今の現状 を、どう解消・排除すべきかをマスコミも真剣に取り上げ、紙上に提議す べきであるはずです。(SSA生)

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(読者の声4) 蒋介石はなぜスターリンに隷従したのか。

先日Sさんから、蒋介石は何故スターリンに隷従したのか聞かれた。たし かにこれは重要な問題である。

1.転向
まず転向であるが、これは1936.12の西安事件である。蒋介石が部下の張 学良の裏切りにより共産側に捕まった。それまでの蒋介石は、1927年から 反共反ソで内戦を続け、事件直前には国共内戦の勝利5分前という絶好の 位置に付けていた。

それが事件後、内戦を止めて、関係の無い日本攻撃の準備を行い、 1937.8.13から支那事変を始めたのである。いうまでもなく近代戦は補給 戦である。軍事衝突があったから即大戦争になるというものではない。ヤ クザの出入りではないのだ。

実際、蘭州にはソ連の巨大援蒋基地が作られ、外モンゴル経由、ウルムチ 経由で大量のトラック輸送により厖大な兵器、弾薬などが集積された。
飛行機は戦闘機、爆撃機一千機に上り赤軍要員は四千名に達したという。

まさに支那事変がソ連の代理戦争であった事が分かる。ソ連にとっての支 那事変は独ソ戦に備えた東西挟撃を防ぐ避雷針だったという。日本は自国 の防衛には関係の無い支那の内戦に引きずりこまれ、45万人の青年と厖大 な富を失ったわけで、民族の歴史に残る大失敗だった。

2.助命条件

 蒋介石の西安事件の回想録には何も釈放条件が書いてない。しかし何も ないはずはない。そこで推定であるが、欧米の研究者は蒋介石はピストル で自分の生命を脅されたとみている。さらにモスクワには12年も人質中の 息子の?経国がいる。これで蒋介石は降参したのではないか。実際?経国 は翌年の1937.4にソ連人妻を連れて帰国している。

3.蒋介石の弱み

次に蒋介石はなぜその後もスターリンに首根っこを押さえ続けられたの か、である。

本来南京に戻ったのだから、監禁中何を約束しようが反古に出来るはず だ。しかししていない。それどころか関係の無い日本攻撃に走って大切な 虎の子の直轄軍を損耗してしまった。戦後内戦が再開すると、あの直轄軍 があれば、と嘆いたという。

 そこで推測であるが、私は蒋介石が「恥ずかしい写真」を撮られたので は無いかと思っている。というのはソ連秘密警察のNKVDはあらゆる残酷な 拷問を行っているからだ。まさにサイコパス集団だった。蒋介石はスター リンを異常に恐れ、その後ルーズベルトがスターリンと会談をするように 言っても、断ったという。

 4.その他

1937.12の独のトラウトマン工作:蒋介石はスターリンに講和受諾を相談 して禁じられている。米国のソ連専門家D・Jダーリンは蒋介石が相談した のは、受諾したかったからであろうと述べている。断るつもりなら相談し ないからだ。

毛沢東が蒋介石を殺そうとしたがスターリンが止めたというエドガー・ス ノーの俗説が流布している。しかしスノーは宋慶齢からの伝聞でありよく 知らないと記している。
宋慶齢は孫文未亡人でモスクワ寄りの共産主義者である。大体当時のス ターリンは左翼の恐怖の神であり、支那の共産ゲリラの隊長に過ぎない毛 沢東がスターリンに異論を唱える事など危険でやるわけがない。これはス ターリンの関与を隠すためのデマであろう。
 なお蒋介石は台湾に逃亡後、張学良に対して「お前のために支那を失っ た」と終生許さなかったという。
参考、「黒幕はスターリンだった」落合道夫著ハート出版
   (落合道夫)



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(読者の声5)日本文化チャンネル桜からのおしらせです。今晩の「フロン ト・ジャパン」は、ホスト福島香織さん、ゲスト宮崎正弘さんでお送りし ます。
 テーマは「『トランプ・ドクトリン』は道半ば」と「ジャック・マー (馬雲=アリババのCEO)引退の真相」の2本です。番組は明日から ユーチューブでも見られます。


 
   
    
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アリババ集団マー会長退任の背後に
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          櫻井よしこ

「アリババ集団マー会長退任の背後に金持ち排除を進める習近平主席の影」

中国電子商取引(EC)最大手、アリババ集団のジャック・マー会長が五 四歳の誕生日、9月10日を期し会長職を退くと米「ニューヨーク・タイム ズ」紙が報じた。

3日後、アリババ集団は、退任は今年ではなく、来年の9月10日だと発表し た。マー氏が株主に宛てて公開した書簡には「大好きな教育分野に戻りた い。世界は大きく、私はまだ若く、新しいことに挑戦したい」と書かれて おり、時期は1年ずれたが、会長退任は間違いなさそうだ。

そこで誰しも思うだろう。マー氏はアリババ集団を一代で時価総額約4000 億ドル(約44兆円)企業に育て上げた。スマホ決済で一気にキャッシュレ ス社会を出現させ、昨年の決済総額1377兆円の約半分を自社のアリペイが 占めた程の成功もおさめた。その彼が何故、いま、退くのか、と。

中国共産党の下で人々はいかにして富と権力を得るのか、権力の一部とな ればなったでどれ程の火傷を負い失脚するのかを思えば、マー氏退任の背 景に影を見るのは当然だ。「産経新聞」外信部次長の矢板明夫氏が語る。

「習近平国家主席の基本方針は毛沢東路線への回帰です。その特徴のひと つが金持ち潰しです。毛沢東は全権力を中国共産党に集中させ、その上に 立つ自身の存在を核心と位置づけました。習氏も同じようにしたい。核心 はひとり、中心軸はひとつ。その一本軸の縦構造に並列して、兆円単位の 資産を動かす民間の大金持ちが生まれると、そこにも求心力が動く。核心 は2つは不要、そこで金持ち排除に走るのです」

習政権下で大富豪が次々に逮捕され、消されるケースが続いている。今年 5月にも中国保険業界の一角を占めていた安邦保険集団の元会長、呉小暉 氏が懲役18年の刑を科され失脚した。

呉氏はトランプ米大統領の娘婿、ジャレッド・クシュナー氏と非常に近い 関係にあった。2016年の米大統領選挙でトランプ氏の勝利が確定した直 後、クシュナー氏が最初に会食した相手が呉氏だった。

呉氏は中国共産党とのコネをばねにのし上がった。若き日に浙江省杭州市 長の娘と結婚し、自動車販売の利権で財を成し、次に元上海市長の息子の コネを活用して〓小平(とう・しょうへい)一家に接近、妻と離婚して〓 (とう)の孫娘と再婚した。より大きな共産党へのコネを手に、呉氏は保 険業界に進出、短期間に巨万の富を築いてニューヨークの名門ホテル 「ウォルドルフ・アストリア」を買収した。

だが、米政権に深く食い込み影響力を発揮するような存在を、共産党が許 容し続けることはないのである。当局の調査が始まり、保険監督局が安邦 保険集団を公的管理下に置いたのが今年2月、3月には裁判開始、5月10日 には先述の判決が下された。〓(とう)の孫娘の夫といえども冷酷に切り 捨てられた。

大富豪が得意の絶頂で逮捕、投獄され、あるいは自殺に追い込まれる事例 など掃いて捨てる程あるのが中国だ。矢板氏は中国人大富豪の「寿命」は 10年単位で見るのが妥当だと言う。

「中国共産党の権力にくっついて利権を手にする大富豪は権力者が交替し て新しい権力層が生まれるときが危機なのです。前任者の人脈や利権はこ とごとく剥奪されるからです。それが種々の逮捕や自殺事件につながります」

どれ程頑張っても中国人の個人的栄華は10年が目途、20年はもたないとい うのだ。マー氏は通貨の意味を変える程の大変化を巻き起こし、資本主義 経済の新たな波を中国に起こしたかに見える。しかし、共産党支配の論理 の下では、長続きさせてもらえない。

マー氏はビル・ゲイツ氏のように社会貢献に力を注ぎたいと発言した。果 たして習氏がそれを諒とするのか、まだわからない。少なくとも、このま ま「盛大な成功」を続ければ、己の命運が尽きるとの自覚が退任予告につ ながったと見てよいだろう。

『週刊ダイヤモンド』2018年9月29日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1248


          
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重 要 情 報
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 ◎前田正晶さん あなたが力説しているカタカナ英語の問題、その根源が主に日本のテレビ局にありませんか。そこを叩いて根絶しないと、焼け石に水でないですが。品川 阿生居士


 ◎秦郁彦著『慰安婦と戦場の性』英訳本及び其の書評

産経新聞の英文サイト「JAPAN Forward」にJune Teufel Dreyer教授の書 評が掲載されました。
[BOOK REVIEW] ‘Comfort Women and Sex in the Battle Zone’ by Ikuhiko Hata
June Teufel Dreyer September 19, 2018 12:51 am
.
<http://japan-forward.com/book-review-comfort-women-and-sex><http://japan-forward.com/book-review-comfort-women-and-sex…/>http://japan-forward.com/book-review-comfort-women-and-sex…/

『 Comfort Women and Sex in the Battle Zone 』
 著者:Ikuhiko Hata
 翻訳:Jason Morgan
 出版社:Hamilton Books 
 定 価:11,571円(Amazon参考価格) 

●詳細は下記のJAPAN Forward (JFSS)サイトをご覧の程:
<http://www.jfss.gr.jp/home/index/article/id/754>http://www.jfss.gr.jp/home/index/article/id/754
<http://www.jfss.gr.jp/>http://www.jfss.gr.jp/…/profes…/2018-09-06/5b90b3011a090.jpg

上記のProf. June Teufel Dreyer(筆名「金?芳」氏)による此の書評を 通讀したところ、一見FDR信奉派と目される同氏が、意外にも秦郁彦氏の 著書を正確に讀破しておられるものと信じられる下りが幾つか目に留まり ました。例えば、「日本軍が朝鮮女性を徴發・略奪した」などと朝鮮側が 叫び續ける捏造虚構物語を、同氏は下記の通り完全に否定しています。

不思議なことに、同教授が常連として適時に投稿しておられるNBRのUS- Japan Forumと謂ふメーリングリスト上で、本件に就ひて議論や情報提供 がなされた記録が皆無であることがわかります。これは、同メーリングリ ストの主宰者が約3年前に、「慰安婦/從軍賣春婦」問題は避けるやうに と要請した事がいまもなお尾を引いていくものと推察できます。

つまり、「慰安婦/從軍賣春婦」の眞相を知る彼らメーリングリストのメ ンバー達が、PRCの壓力が利ひているとみられるNBR管理層の意向を忖度し てゐるが故に、我々その眞相を正確に知る者が意見を述べても反論できな いと謂ふ弱みが彼らの側にあることが判る次第です。
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Sold by Families, Not Abducted

Records indicate that, rather than being abducted from their homes by military men, as some women later claimed, they were in fact sold to brokers, generally of their own ethnicity, by their impoverished families. Aberrations did occur, but could be severely punished ― there is at least one case of execution.

In Korea, Japanese officers feared that the population would react  to even rumors of abduction and rape by rioting, and that the Korean police would be loath to stop it. In Southeast Asia, such behavior would undermine the Japanese government’s contention that it had come to liberate the population from the bonds of Western colonialism to create a Greater East Asia Co-Prosperity Sphere.

An examination of pay scales shows that the women were paid several times more than the troops were. Many met the conditions of their debt within a year or two; some of these opted to stay, either sending their earnings home to their families or spending lavishly on themselves. Fate did not favor the frugal who chose to save what they made: they were paid in military script, which lost its value as the war turned against Japan. 【以下、轉記省略】

評者: ジューン・トイフェル・ドライヤー・
June Teufel Dreyer is a professor of political science at the University of Miami, Coral Gables, Florida, where she teaches courses on China, U.S. defense policy, and international relations. Professor Dreyer has lectured to, and taught a course for, National Security Agency analysts, and consults for organizations including the National Geographic and Centra Technology. She is a senior fellow of the Foreign Policy Research Institute and a member of International Institute for Strategic Studies. Her recent book, <https://japan-forward.com/award-winning-book-pulls-back-curtain-on-long-history-of-sino-japanese-relations/>Middle Kingdom and the Empire of the Rising Sun: Sino-Japanese Relations Past and Present, won the fourth annual Japan Study Award from the <https://en.jinf.jp/>Japan Institute for National Fundamentals in Tokyo.
翻訳者:ジョーソン・モーガン
1977年生まれ。 アメリカ合衆国ルイジアナ州出身。 専門は日本史、 法 社会学史。 ハワイ大学アジア学学部中国研究学科修士課程修了後、 ウィ スコンシン大学大学院博士課程修了。 著書に『アメリカはなぜ日本を見 下すのか? 間違いだらけの「対日歴史観」を正す』『リベラルに支配さ れたアメリカの末路 日本人愛国者への警告』、 共著に『英語対訳で学ぶ 日本』がある。
June Teufel Dreyer〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎歳を追って頑固に:前田正晶

25日は某大手メーカーのグループ企業の社長を務められた方々3人と懇談 した。その際採り上げられた話題の中に、同じグループ会社の元幹部で若 い時から頑固一徹の方が歳と共に益々頑固になって行って、言わば手が付 けられなくなったという話があった。私は普通は高齢化すればそれなりに 柔軟になって行くものかと思っていたので、興味ある現象かと思って聞い ていた。

実は、私自身がこの話を聞いて身につまされることがあったのだ。それは 1990年から言わば副業のような形で始めた物書き業はリタイヤー後の80
歳まで続けていたし、70歳台になっても周囲の方々のご厚意で講演や講義 をする機会を与えて頂いていた。そこで怖いというか恐ろしいと思ったこ とを経験した。それは歳を経るごとに自分が書いていること、語っている ことを「俺は何と素晴らしいことを書いているのだろう」であるとか「素 晴らしい書き物ではないか」と、自己陶酔に陥ることが屡々あったのだ。

しかも、そう感じた時の爽快感には何とも言えない快感があるのだ。矢張 りこの世は「亀の甲より年の功」だと実感してウットリとなってしまうの である。だが、気が落ち着いてから読み直してみれば「何だこれは。以前 に書いた(述べた)ことの焼き直しではないか」であるとか「何と無味乾 燥な内容である事よ。恥ずかしくもなくこんなものを公開したのか」と情 けない思いに襲われることが多くなっていた。簡単に言えば、単なる錯覚 か思い上がりなのである。

それだけではない。自説の素晴らしさを確信する余りに他者からの反論や 批判を寄せ付けられなくなり「解らないなら黙っていろ。君等には私の高 尚な(例えば英語論)理論など解る訳がないのだ。良く熟読玩味せよ」な どと心の中で叫んでいたのである。即ち、他人様の意見を受け入れようと しない老化による頑固さが顔を出しているということだ。換言すれば「高 齢化の産物」だろうと思うのだ。兎に角「自分が素晴らしい」と思いたい 症候群なのだ。

このように考えている時にふと思い浮かんだのが、fake newsかどうかは 別にして「側近の意見具申もブリーフィングも聞かない」とか「長い報告 者は読まない」と言われているトランプ大統領のことだった。トランプ様 はこれまでに多くの斬新な政策を次から次へと独断専行的に発令され、全 く強引に我が道を思うがままに歩んでこられたと私は見ている。その結果 が現在のアメリカ経済の好調であり、叩いておくべき中国というか習近平 を貿易戦争を仕掛けて追い込んでおられる。対中国の出方は歓迎である

先日はその強引な様子を “Nothing interferes his schedule.”と表現し た。私は「その “Going my way”振りの裏には、既に70歳を超えられた頑 固さが益々強硬になって行っているのではないのか」と考えたくなったの である。現時点まではその独断専行主義で金正恩委員長を圧倒して見せた し、どちらを向いているのか良く解らない文在寅大統領も巧みに利用され たし、FTAにも引っ張り込まれて5万台ものアメリカ仕様の車の輸入まで約 束させた。強引さと頑固さには何らの過誤もないのだ。

私が見る限りトランプ大統領にとっては残された標的は安倍総理と我が国 である。昨日話題になった高齢化した頑固の方は誰が何を言おうとほぼ絶 対に聞き入れなかったそうだ。私にはトランプ大統領が高齢化した上での 頑固さに発する独断専行なのか、熟慮の末の強引な「アメリカファース ト」であり「貿易赤字削減策」なのかは解らない。だが、「俺はアメリカ の為に何と素晴らしい政策を打ち出したか」と自己陶酔と頑固の境地に 入っておられたのであれば、安倍総理も茂木大臣も苦労されるだろう。

話は一寸変わるが、特に茂木大臣は以前に我が国が提示した鉄鋼輸出交渉 案を「紙くずだ」と言って紙飛行機に追って飛ばしてしまったと聞くライ トハイザーUSTR代表との交渉には、手を焼かされるのではないか。


 ◎小野寺まさる元札幌市議会議員
https://mobile.twitter.com/onoderamasaru/status/1044438769053515776
皆さんが信じている赤い羽根や緑の羽根等のいわゆる「羽根もの募金」。
羽根は中国から億単位で買うという「中国や天下り役人がウハウハの募 金」です。

使い道も「中国での植林」等とめちゃくちゃです。で、極め付けはこれ
赤い羽根募金が何故か在日の方々による韓国料理講習に使われています…
  (収録ー中山)

 ◎日ロ関係 一切の前提条件設けず日ロ平和条約締結を提案
米中ロ関係 プーチン氏、打算の中国接近

─────────────────────────
▼北方4島について、日本政府はずっと国民を騙している
─────────────────────────
ロシアのプーチン大統領は12日、安倍首相に対して、一切の前提条件を設 けずに2018年末までに日ロ平和条約を締結するよう提案しました。

これは安倍首相が平和条約や領土問題の解決について「アプローチを変え なければならない」と述べたのに対し、プーチン大統領が賛同したもので、
まず平和条約を締結した上で友人同士として意見の隔たりがある問題につ いて解決していこうというものです。

このプーチン大統領の提案について、日本のマスコミは「なぜ安倍首相は 反論しないのか?」と指摘していますが、安倍首相としては「真実」を理 解しているだけに歯がゆい思いをしていることでしょう。

河野外相は日本とロシアの北方領土に関する真実について、どこまで理解 しているのかわかりませんが、安倍首相はプーチン大統領との20回を超え るミーティングなどを通して理解しているはずです。

日本の方針は「北方4島の返還を前提にして平和条約を締結すること」
であり、これは以前からずっと変わらないもの。

菅官房長官などもこの趣旨の発言をしていますが、そもそもこの認識が間 違いであり、日本政府がずっと隠してきている「嘘」なのです。

ロシア側の認識は「北方4島は第2次大戦の結果、ソ連に与えられたも の」であり、日本は敗戦国としてその条件を受け入れたわけだから、固有 の領土かどうかは関係がない、というもの。

ラブロフ外相もプーチン大統領も、このような見解を示しています。そし て、このロシア側の主張が「真実」です。

終戦時にソ連と米国の間で交わされた電報のやり取りが残っています。
ソ連のスターリンが北海道の北半分を求めたのに対して、米国側は反発。
代わりに北方4島などをソ連が領有することを認めました。

この詳細は拙著「ロシア・ショック」の中でも紹介していますが、長谷川 毅氏の「暗闘」という本に書かれています。

米国の図書館などにある精密な情報を研究した本で、先ほどの電報などを もとに当時の真実を見事に浮かび上がらせています。

すなわち、北海道の分割を嫌い、北方4島をソ連に渡したのは米国なので す。今でもロシア(ソ連)を悪者のように糾弾する人もいますが、犯人は 米国ですからロシアを非難すること自体がお門違いです。

さらに言えば、日本が「北方4島の返還を前提」に固執するようになった のも、米国に原因があります。1956年鳩山内閣の頃、重光外相がダレス国 務長官と会合した際日本はソ連に対して「2島の返還を前提」に友好条約 を締結したいと告げました。

しかし、ダレス国務長官がこれを受け入れず、「(ソ連に対して)4島の 返還」を求めない限り、沖縄を返還しないと条件を突きつけました。

つまり、米国は沖縄の返還を条件にしつつ、日本とソ連を仲違いさせよう としたのでしょう。

この1956年以降、日本では「北方4島の返還」が前提になり、それなくし てロシア(ソ連)との平和条約の締結はない、という考え方が一般的にな りました。

1956年までの戦後10年間においては「4島の返還」を絶対条件とする論調 ではありませんでしたが、この時を境にして一気に変わりました。


─────────────────────────
▼プーチン大統領といち早く平和条約を締結することが、安倍首相の唯一 最大の貢献
─────────────────────────

今回のプーチン大統領の提案に対して、マスコミも識者も随分と叩いてい るようですが、1956年以降日本の外務省を中心に政府がずっと国民に嘘を ついてきた結果、真実を理解せずに批判している人がほとんどでしょう。
プーチン大統領の提案は理にかなっています。

日本政府の「嘘」を前提にするのではなく、とにかくまず平和条約を締結 することから始めようということです。

プーチン大統領の提案通り、まず平和条約を締結すれば、おそらく「2島 の返還」はすぐに実現すると思います。残りの2島については、折り合い がつくときに返還してもらう、というくらいで考えればいいでしょう。

相手がプーチン大統領であれば、このように事を運ぶことはできるでしょ うが、別の人間になったら「1島」も返還されない可能性も大いにあります。

今、安倍首相は「とぼけた」態度を貫いています。真実を理解しながら も、周りにはそれを知らず理解していない人も多いでしょうし、長い間日 本を支配してきた自民党が国民に嘘をついていたという事実をどう説明す るか、など悩ましい状況にあるのだと思います。

安倍首相に期待したいのは、ロシアに対して経済協力などを続けながら、
とにかくいち早くロシアとの平和条約を締結して欲しい、ということで す。今回の自民党総裁選に勝利した場合、それが実現できれば、安倍首相 にとって唯一にして最大の貢献になると私は思います。

北方4島の全てが返還されなくても、それによってどれほどマスコミから 叩かれても、安倍首相とプーチン大統領の間で、平和条約の締結を実現す べきです。

菅官房長官などは知ったかぶりをして、4島返還について日本政府の方針 に変わりはないなどと発言していますが、全く気にする必要はありません。
プーチン大統領の次を誰が担うのかわかりませんが、仮にメドベージェフ 氏が大統領になれば、2島返還ですら絶対に容認しないでしょう。

プーチン大統領が在任中にまず平和条約を締結することは、極めて重要だ と私は思います。

というのも、中国がロシアに接近しつつあるので、ロシアにとって日本の 必要性が低下し、このままだと日本にとってさらに厳しい状況になるから です。

今回の東方経済フォーラムを見ていても、プーチン大統領と中国は明らか に接近したと私は感じました。

中国は巨大な人口を抱える東北三省の経済状況がよろしくありません。
その対策として、極東ロシアへの投資に向けて動いています。中国とロシ アの国境を流れる黒竜江(アムール川)をまたいで、現在両国を結ぶ橋を 建設しています。

中国側とロシア側でそれぞれ資金を出し合っていて、橋の建設には中国の 技術が活用されています。

中国とロシア間の動きが活発化し、中国から極東ロシアへの投資が拡大す ると、その貢献度はかなり大きなものになります。

今回、安倍首相とプーチン大統領で視察に行ったと言われているマツダの エンジン工場のレベルではないでしょう。

また中国とロシアは、同じく米国にいじめられている立場として、ボス トーク2018で巨大な軍事演習を予定しています。

日本も目を覚まさないと、全て中国に持っていかれてしまいます。少なく ともプーチン大統領は内心では親日派なので、今のうちに早く動くべきで す。最後にもう1度述べておきます。

安倍首相には、自民党総裁選に勝利したら、どんな批判を受けても悪役に なろうとも、何が何でもロシアとの平和条約の締結を実現させて欲しい、 と思います。

★備考
本メールマガジンを転送や転載される場合の許可申請は不要です。
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★発行・編集
BBT大学オープンカレッジ 問題解決力トレーニングプログラム
大前研一ニュースの視点 編集部

※この記事は9月16日にBBTchで放映された大前研一ライブの内容を一部抜 粋し編集しています

〔情報収録 − 坂元 誠〕

 ◎貴誌 9月13日(木)4801号中、「品川 阿生居士」氏から

「老人のこと2題」の投稿がありました。

「会員約150名、会合の参加者の実人員は1/3程度。2/3の人たちは年間 1200円の会費を折角出しながら単に名前を連ねているだけである。なかに は身体の不調や不自由で活動に参加できない人もいるだろうが、それにし てもこの差は少なくない。これも理解が難しい現象である。このように会 費を出しながら老人会の活動に全く参加していない人たちの考え方を直接 聞いてみたいものだ。」

小生、去年途中から老人会の会計に指名。当会も年会費1200円で男41、女 44の85名ですが、毎月の定例会参加者は30名程度、年に2回の敬老の日と 花見会(いずれも公民館内)は約50名です。ある時、同様の疑問を抱き 「足腰の弱った方の不参加はやむを得ないとしても、もうホーム入居者の 方の会費徴収は心苦しい」と爺ぃセブンで述べたところ即座に会長から 「良いんですよ、寂しいお葬式は嫌でしょう?」

この一言で疑問氷解・・・       九州男


 ◎日ロ関係 一切の前提条件設けず日ロ平和条約締結を提案
米中ロ関係 プーチン氏、打算の中国接近

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▼北方4島について、日本政府はずっと国民を騙している
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ロシアのプーチン大統領は12日、安倍首相に対して、一切の前提条件を設 けずに2018年末までに日ロ平和条約を締結するよう提案しました。

これは安倍首相が平和条約や領土問題の解決について「アプローチを変え なければならない」と述べたのに対し、プーチン大統領が賛同したもの で、まず平和条約を締結した上で友人同士として意見の隔たりがある問題 について解決していこうというものです。

このプーチン大統領の提案について、日本のマスコミは「なぜ安倍首相は 反論しないのか?」と指摘していますが、安倍首相としては「真実」を理 解しているだけに歯がゆい思いをしていることでしょう。

河野外相は日本とロシアの北方領土に関する真実について、どこまで理解 しているのかわかりませんが、安倍首相はプーチン大統領との20回を超え るミーティングなどを通して理解しているはずです。

日本の方針は「北方4島の返還を前提にして平和条約を締結すること」で あり、これは以前からずっと変わらないもの。

菅官房長官などもこの趣旨の発言をしていますが、そもそもこの認識が間 違いであり、日本政府がずっと隠してきている「嘘」なのです。

ロシア側の認識は「北方4島は第2次大戦の結果、ソ連に与えられたも の」であり、日本は敗戦国としてその条件を受け入れたわけだから、
固有の領土かどうかは関係がない、というもの。

ラブロフ外相もプーチン大統領も、このような見解を示しています。
そして、このロシア側の主張が「真実」です。

終戦時にソ連と米国の間で交わされた電報のやり取りが残っています。
ソ連のスターリンが北海道の北半分を求めたのに対して、米国側は反発。
代わりに北方4島などをソ連が領有することを認めました。

この詳細は拙著「ロシア・ショック」の中でも紹介していますが、長谷川 毅氏の「暗闘」という本に書かれています。

米国の図書館などにある精密な情報を研究した本で、先ほどの電報などを もとに当時の真実を見事に浮かび上がらせています。

すなわち、北海道の分割を嫌い、北方4島をソ連に渡したのは米国なので す。今でもロシア(ソ連)を悪者のように糾弾する人もいますが、犯人は 米国ですからロシアを非難すること自体がお門違いです。

さらに言えば、日本が「北方4島の返還を前提」に固執するようになった のも、米国に原因があります。1956年鳩山内閣の頃、重光外相がダレス国 務長官と会合した際、日本はソ連に対して「2島の返還を前提」に友好条 約を締結したいと告げました。

しかし、ダレス国務長官がこれを受け入れず、「(ソ連に対して)4島の 返還」を求めない限り、沖縄を返還しないと条件を突きつけました。

つまり、米国は沖縄の返還を条件にしつつ、日本とソ連を仲違いさせよう としたのでしょう。

この1956年以降、日本では「北方4島の返還」が前提になり、それなくし てロシア(ソ連)との平和条約の締結はない、という考え方が一般的にな りました。

1956年までの戦後10年間においては「4島の返還」を絶対条件とする論調 ではありませんでしたが、この時を境にして一気に変わりました。


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▼プーチン大統領といち早く平和条約を締結することが、安倍首相の唯一 最大の貢献
─────────────────────────

今回のプーチン大統領の提案に対して、マスコミも識者も随分と叩いてい るようですが、1956年以降日本の外務省を中心に政府がずっと国民に嘘を ついてきた結果、真実を理解せずに批判している人がほとんどでしょう。
プーチン大統領の提案は理にかなっています。

日本政府の「嘘」を前提にするのではなく、とにかくまず平和条約を締結 することから始めようということです。

プーチン大統領の提案通り、まず平和条約を締結すれば、おそらく「2島 の返還」はすぐに実現すると思います。

残りの2島については、折り合いがつくときに返還してもらう、というく らいで考えればいいでしょう。相手がプーチン大統領であれば、このよう に事を運ぶことはできるでしょうが、別の人間になったら「1島」も返還 されない可能性も大いにあります。

今、安倍首相は「とぼけた」態度を貫いています。真実を理解しながら も、周りにはそれを知らず理解していない人も多いでしょうし、長い間日 本を支配してきた自民党が国民に嘘をついていたという事実をどう説明す るか、など悩ましい状況にあるのだと思います。

安倍首相に期待したいのは、ロシアに対して経済協力などを続けながら、
とにかくいち早くロシアとの平和条約を締結して欲しい、ということで す。今回の自民党総裁選に勝利した場合、それが実現できれば、安倍首相 にとって唯一にして最大の貢献になると私は思います。

北方4島の全てが返還されなくても、それによってどれほどマスコミから 叩かれても、安倍首相とプーチン大統領の間で、平和条約の締結を実現す べきです。

菅官房長官などは知ったかぶりをして、4島返還について日本政府の方針 に変わりはないなどと発言していますが、全く気にする必要はありません。

プーチン大統領の次を誰が担うのかわかりませんが、仮にメドベージェフ 氏が大統領になれば、2島返還ですら絶対に容認しないでしょう。プーチ ン大統領が在任中にまず平和条約を締結することは、極めて重要だと私は 思います。

というのも、中国がロシアに接近しつつあるので、ロシアにとって日本の 必要性が低下し、このままだと日本にとってさらに厳しい状況になるから です。

今回の東方経済フォーラムを見ていても、プーチン大統領と中国は明らか に接近したと私は感じました。

中国は巨大な人口を抱える東北三省の経済状況がよろしくありません。そ の対策として、極東ロシアへの投資に向けて動いています。

中国とロシアの国境を流れる黒竜江(アムール川)をまたいで、現在両国 を結ぶ橋を建設しています。中国側とロシア側でそれぞれ資金を出し合っ ていて、橋の建設には中国の技術が活用されています。

中国とロシア間の動きが活発化し、中国から極東ロシアへの投資が拡大す ると、その貢献度はかなり大きなものになります。

今回、安倍首相とプーチン大統領で視察に行ったと言われているマツダの エンジン工場のレベルではないでしょう。

また中国とロシアは、同じく米国にいじめられている立場として、ボス トーク2018で巨大な軍事演習を予定しています。

日本も目を覚まさないと、全て中国に持っていかれてしまいます。少なく ともプーチン大統領は内心では親日派なので、今のうちに早く動くべきで す。最後にもう1度述べておきます。

安倍首相には、自民党総裁選に勝利したら、どんな批判を受けても悪役に なろうとも、何が何でもロシアとの平和条約の締結を実現させて欲しい、 と思います。

★備考
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ぜひお知り合いの方にもご案内ください。

★発行・編集
BBT大学オープンカレッジ 問題解決力トレーニングプログラム
大前研一ニュースの視点 編集部

※この記事は9月16日にBBTchで放映された大前研一ライブの内容を一部抜 粋し編集しています

〔情報収録 − 坂元 誠〕

 

 ◎大坂なおみは2大会連続1位とはならなかった:前田正晶

掲題とは無関係のようなことかも知れないが経験上も言えることで、第1 位とか#1シェアーホールダーになろうと営々と努力し、日夜懸命に練習に 励んでいる頃の方が、第1位の座を守ろうと努めていることよりも遙かに 楽しく、狙い定めた目標に到達しようとしている苦労の方が遙かにやり甲 斐があるものなのだ。それは私が1975年に転進したW社は日本市場最低の シェアーホールダーで、そこから15年近くをかけて#1に上り詰めたのだ が、その苦労よりも首位の座を守る方が何十倍も辛く、且つ困難な活動を 強いられたのだった。

憧れの座に着いてみては初めて解ったこととは「攻めるよりも守る方が遙 かに難しく、且つまた精神的には慢心することなく余程しっかりしていな いことには、何時追い落としてきた嘗ての#1サプライヤーに首位の座を奪 い返されるか解らない」という防御の難しさをイヤというほど味合わされ たのだった。相手だって然るもので、当方の弱点を研究しては攻めてくる ので、守る方としては如何なる小さな欠陥でも生じないように常に八方に 気を配っていなければならず、間違ってもつまらない品質問題など起こし てはならないのである。

テニスでは「ミス」というのを “unforced errors”と表現しているが、 我々は小さな人為的品質問題を “workmanship problem”と呼んで、営業担 当者から工場の組合員たちにまで徹底して注意し、如何なる細かな事故で も起こさないようにするように努めてきた。その気配りと注意を怠らない 姿勢を採り続ける方が、首位の座にいる競争相手(competitor)を蹴落と そうとする努力の数倍は神経を使ったものだった。

何が言いたいのかと言えば、US Openを獲ってしまった大坂なおみは20
歳にして他の世界中にいるプロのテニスプレーヤーの標的になってしまっ たのであり、彼女が獲得した首位の座を守らせておくものかと、世界の強 豪が牙をむいて追いかけてくる事態に直面したのである。私には大坂なお みが最初から意図的に狙っていたUSOのチャンピオンの座を努力の結果と して取れたか否かは知らない。だが、あのチャンピオンになった瞬間から 彼女は追われる立場に立ったのだ、意識していたかいないかに拘わらず。

だからこそ、あの決勝戦の前にウイルス性の疾患に罹ったとか言うが、そ の守らねばならない座の重さと、目に物見せてくれようと迫ってくるプリ スコバと真っ向勝負をしてチャンピオンの力を見せねばならなかったのだ という重圧下にあったと、私は見ていた。それは勝負であるから常に優勝 できるものではないが、USOのチャンピオンともなれば格好の標的となる し、彼女自身もそれなりの貫禄も見せねばならないという重圧とも戦って いたと思う。

その極めて難しい状況下で2位で終わった強さには敬意を表さねばなるま い。だが、大坂なおみはこれから先もUSOのチャンピオンという肩書きの 下に試合に出なければならないのであるから、守るべき地位の重さを十分 に認識して試合に望まねばならないのだろうと、私は見ている。換言すれ ば、上だけを見ているのではなく、下から追いかけてくる者たちとの戦い がのしかかってくるのだ。そういう試合を何処まで楽しみながらやってい けるかという問題だろう。追う身の方が楽しかったなどと言わないこと だ。それは自分との戦いかも知れないのだ。

 ◎コストパフォーマンスはどうなるかな:前田正晶

月末で期限が切れるシルバーパスを更新した。住民税を払っている世帯主 の当方は¥20.510の負担である。調べれば判ることだが、以前はこれほど 多額の負担ではなかったが、石原慎太郎都知事の頃に値上げされてしまっ た。同年代層への配慮が足りないしようがない奴だった。

毎回このパスを更新する度に「果たして俺はこの金額を無事に消化してコ ストをカバーするだけ行動できるだろうか」と不安に陥るのだ。即ち、毎 月最低でも¥1,700分都営バス・地下鉄・私鉄のバスに乗らないと元が取 れないのだ。細かいことを言えば、¥210のバスを最低でも5往復乗らねば ならないのである。

幸いにも毎週3日はバスでジムを往復しているから何とかなっているが、 近頃は都心というか銀座や新橋の方向にまで出向く勇気と気力が衰えてき たので、今年辺りは元が取れないかと不安である。

都バスや私鉄のバスに乗ってご覧になれば解るが、乗客の大部分はシル バーパスを利用される高齢のご婦人である。即ち、高齢化社会がここまで 進んだかという実態をイヤというほど見せつけられているのだ。

多くの杖をつかれた老婦人たちは買い物に出られるのでバスを利用するし か手段がないようであり、時には急な坂を登る道を一停留所だけ利用され るご婦人も見受けられる。冗談半分でいえば「明日は我が身か?」
というところかも知れない。

特に我がアパートの前を通る東中野から高田馬場駅の間を1時間に一本だ け運行しているKBバスなどは、顔馴染みの老婦人方で何時も混み合ってい る。それは高田馬場駅前にはドンキホーテもあれば、バスを乗り換えれば 人気が高いスーパーがあるし、東中野駅付近にも大手のスーパーが軒を連 ねているかのようだ。

だが、我がアパートの中にはコンビニの配達に依存し始めた高齢者もおら れるし、ワタミの宅食が毎日のように来ている。この現象にしても「明日 は我が身か?」なのだ。

問題はどうやら「コストパフォーマンス」の域を出ているかのようだ。こ のような時の流れというか傾向は止まることがないと思って眺めている。 問題提起をする気など毛頭ないが、大変は時代になったと実感させられて いる。

 ◎安倍総裁には望みたいことが多々ある:前田正晶

大方の予想通り安倍晋三総裁が石破茂対立候補を圧倒して三選された。即 ち、これから先3年は余程のことがない限り安倍内閣が続くと思って期待 して良いのだろう。

それはそれで結構だと思うが、総理と自民党には期待すると言うよりも、 現状よりも良い状態に持って行って貰いたいと要望したいことが数多くあ ると思っている。私の希望には難しい理論の裏付けなどなく、ただ単純に こうなってくれればもっと良いと願うのだという類いのことが多い。順序 不同で思いつくままに述べていこう。

低金利の解消:

80歳で2度目の心筋梗塞にあって仕事を辞めてしまったので、それから後 は株式投資をする才覚もなく僅かな蓄えを銀行に預けて年金で暮らすよう になった。お陰で黒田日銀総裁の低金利政策とは如何なるものかを痛感さ せられた。私には無縁なことだが「高金利というか高い利回り」を謳った 詐欺というか投資の案件が多くなったのも宜なることかと感じている。金 利を上げれば国債がどうのという理屈は解るが、何とかならないかと思っ てしまう状況だ。黒田という人には疑問を感じている。

外交戦略:

総理の世界中を駆け巡られる外交戦略は、あのひたすら我が道を行かれる トランプ大統領というひたすら我が道を行く強引な指導者と親交を結ばれ た辺りは素晴らしいと思って眺めてきた。だが、トランプ大統領は総理に 対して「恩に着るぜ」(= I owe you a great big favor. )と言うべ き間柄でありながら、こと貿易赤字解消となると余り「義理を返す(= return the virtue )という感覚をお持ちではないようで気懸かりだ。私 は総理は押されて然るべきだと思う。

自動車の関税を引き上げるというのはジェスチャーだけだという説を為す 専門家もいるようだが、今回の会談では言うべきことをズバリと言って頂 きたいとお願いしたい思いだ。トランプ大統領にも色々と都合があるだろ うが、こっちだって多くの経済的事情があるのだ。「トランプ大統領功成 りて万骨枯る」では困るのであるとお解り願うべきだ。

アベノミクス:

私は最早第一線を退いて24年を経たので景気の動向を身を以て感じ取るこ とが出来なくなっている。残された方法は街に出て大小の小売業の店に 入って買い物客の動きを見るとか、偶にする買い物で物価の変動を感じ取 るとか、これも偶に乗るタクシーで運転手さんたちに景気の動向を如何に 感じ取っているかを質問するくらいしかない。タクシー運転手さんたちの 捉え方は「景気が良くなった良くなったというが、我々の段階までは降り てきていない。タクシーテイケットを気前よく使う会社は激減している」
などと言っている。簡単に言えば我が国の隅々まで景気が良くなっている のではないと思っている。もどかしいのである。

だからと言うか何と言うべきか、私は数年前に「アベノミクスはこれから 本格的に成功する段階にある」と皮肉めいたことを言って、アメリカの元 の同僚に説明した。そう言う訳は何も「未だ成功していない」のは総理の せいではなく、内部留保ばかりに専念し、幾ら総理に要望されても給与を 思い切って上げられないような凡庸な経営者が増えたというだけのことだ。

その辺りを、私は何時もある私と同年齢の元社長が言われた「経営者の劣 化だ」が当たっていると思っている。団塊の世代の後を引き継いだのが彼 らなのである。某世界的な電器会社の元副社長も同様な見方をしておられ
た。

政治:

これも論じなければなるまい。森友と加計の問題をあそこまで引き摺った というかアホなマスメディアと野党連合に引っ張らせたのは、私は安倍総 理以下の力不足だったという結論にしたい。あの空疎な論戦でどれほど国 費と時間を無駄にしたのかは計り知れない。だが、あれがあっても国民の 支持は野党には向かなかった。思ったより賢明だったと私は安堵してい る。私は安倍総理以下自民党は今度はこのような案件を終わりにして国費 と時間を空費を避けるよう最善の努力をして貰いたいと思っている。

言いたくはないが、総理はご自分の奥方の管理に万遺憾ななきを期して頂 きたいと言えば失礼に当たるかな。

拉致問題:

遅滞なく解決するよう一層の具体的努力を願いたい。水面下の交渉や努力 もあるのだろうと思いたいが、実効が上がらない以上「何を為さっている のか」と歯がゆいのであるし、被害者ご家族の心中察するに余りある。私 は何かと言えばこの問題の実情と解決をアメリカに行って訴える努力がも う一つ解らないのだ。確かに、金正恩委員長に対してトランプ大統領の影 響力があることは解るが、トランプ様に言われたからといって金正恩委員 長が即刻行動を起こすとは思えないのだが、どんなものだろう。

オリンピック:

私は小池百合子に一票を投じてしまった都民の一人として大いに反省して いる。豊洲問題をあれほど引っ張り、築地からの道路の整備をあれほど遅 滞させた小池の責任は非常に重大である。彼女を泳がせた責任が内閣にも あるように思えてならない。出来ることならば、あのような都知事にオリ ンピックを仕切らせたくない。総理以下自民党は遠慮することなく小池都 知事を厳しく管理してまともな都政をさせて、オリンピックを総理ご自身 も関与されて運営出来ればと願っている。極論を言えば、私は東京オリン ピックは今となっては余計な負担だと思っている。

憲法改正:

私は「憲法の改正は議論をするしないの問題ではない」と信じている。要 するに「改正する以外に何があるのか」と考えているので、改正論を述べ たことすらない。総理に何はさておいても期待するのが「憲法改正」であ る。憲法第九条に縋って国を売ってもう良いという連中などに気を配る必 要などない。未だ3年もあるではないか。やるべきだと言っておられる以 上、推し進めて頂きたい。

結び:

ここでは再び外交に戻るが、世界は一筋縄ではいかない指導者ばかりの時 代になってしまった。DPRKだって現時点では猫をかぶっているかの如く で、何時また牙をむいてくるかなどは解ったものではない。その処理をト ランプ大統領と文在寅大統領に依存していて良いものだろうか。「我が国 は蚊帳の外」などと言う論調が一時幅をきかせたが、総理がその気になっ て乗り出してトランプ大統領を動かせるほどの影響力があるはずの間柄で あり、発言力をお持ちだと希望的に思っている。


 ◎コストパフォーマンスはどうなるかな:前田正晶

9月末で期限が切れるシルバーパスを更新した。住民税を払っている世帯 主の当方は¥20.510の負担である。調べれば解ることだが、以前はこれほ ど多額の負担ではなかったが、石原慎太郎都知事の頃に値上げされてし まった。同年代層への配慮が足りないしようがない奴だった。

毎回このパスを更新する度に「果たして俺はこの金額を無事に消化してコ ストをカバーするだけ行動できるだろうか」と不安に陥るのだ。即ち、毎 月最低でも¥1,700分都営バス・地下鉄・私鉄のバスに乗らないと元が取 れないのだ。即ち、細かいことを言えば、¥210のバスを最低でも5往復乗 らねばならないのである。幸いにも毎週3日はバスでジムを往復している から何とかなっているが、近頃は都心というか銀座や新橋の方向にまで出 向く勇気と気力が衰えてきたので、今年辺りは元が取れないかと不安である。

都バスや私鉄のバスに乗ってご覧になれば解るが、乗客の大部分はシル バーパスを利用される高齢のご婦人である。即ち、高齢化社会がここまで 進んだかという実態をイヤというほど見せつけられているのだ。多くの杖 をつかれた老婦人たちは買い物に出られるのでバスを利用するしか手段が ないようであり、時には急な坂を登る道を一停留所だけ利用されるご婦人 も見受けられる。冗談半分でいえば「明日は我が身か?」というところか も知れない。

特に我がアパートの前を通る東中野から高田馬場駅の間を1時間に一本だ 駅にはドンキホーテもけ運行して 付近にも大手のスーパーが軒を連ねて いるかのようだ。だが、我がアパートのように来ている。この現象にして も「明日は我が身か?」なのだ。

問題はどうやら「コストパフォーマンス」の域を出ているかのようだ。こ のような時の流れというか傾向は止まることがないと思って眺めている。 問題提起を する気など毛頭ないが、大変は時代になったと実感させられ ている。




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身 辺 雑 記
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27日の東京湾岸は曇天。

26日の東京湾岸は曇天。

25日、大学病院での内科の定期検診。「異常ナシ」。次回は11月20日。

                        読者:5587 



                     

                      


                         

                         






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創刊日:2004-01-18  
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  • 名無しさん2018/09/27

    (薬を止めると頭痛は治る)



     「頭痛の原因は、頭痛薬だった。薬を止めると頭痛は治る」 この事実に全く気が付かず、長年頭痛薬を愛用している人が大勢いる。製薬会社にすれば笑いが止まらない。間違いなく死ぬまで愛用してくれるからである。



     「頭痛の原因が頭痛薬」と言う事実を証明する病名「薬物乱用頭痛」。文字通り、薬によって引き起こされた頭痛である。そのメカニズムは、消炎鎮痛剤と全く同じケースである。一時的に痛みを感じさせなくさせるだけである。薬が切れたら、また痛くなる。これを繰り返す。ズバリ「薬を止めたら頭痛が治る」と言う本を清水俊彦医師が書いている。



    (最後は「薬物乱用頭痛」に陥る)



     「鎮痛剤は、痛みを感じる神経の回路を断つだけであり、痛みの原因である炎症そのものを押さえる作用はない。頻繁に頭痛薬を使って、痛みだけをごまかしていると、効きが悪くなる。さらに、脳の神経細胞が過敏になって、些細な刺激も痛いと感じるようになる」(清水医師)



     更に頭痛薬も毒薬なので交感神経を緊張させる。すると、血流が阻害され、痛みがさらに増すという悪循環が始まる。薬で頭痛を抑えているつもりが、頭痛の回数が増えて、慢性化する。症状も悪化し、薬物乱用頭痛に陥ってしまうのである。



    (ドラッグ中毒の禁断症状)



     「治療が病気を作る」「薬が病気を作る」と言う医療マフィアの陰謀が存在する。まさに知らぬは患者ばかりなり。長年の頭痛持ちの人は、胸に手を当てて考えてほしい。思い当たることがあるはずである。「40歳を超えて、月に5?6回以上、頭が痛くて、鎮痛剤(頭痛薬)が手放せない人は薬物乱用頭痛の疑いがある」(清水医師)



     この頭痛薬が原因の慢性頭痛は、頭痛薬の禁断症状である。患者は薬物依存症なのである。つまりは、頭痛薬と言うドラッグ中毒の禁断症状なのである。それは、今日もテレビなどの頭痛薬の巧みなCMで大量生産されている。



    (分娩の止血用「血液製剤」もペテンだった)



     出産時に産婦人科では「血液製剤」も乱用してきた。その代表が「フィブリノゲン」である。「血液製剤」とは、「血液」を原料にした製薬である。人の血液を原料にしているので、気になるのは感染症である。他人の血液は、様々な病原体に汚染されている。その典型がエイズや肝炎のウイルスである。これら血液製剤の「医薬品添付文書」にも「感染症リスクを完全に除去することはできない」とはっきりと警告している。つまり、「感染症の危険がある」と製薬メーカーも認めている。しかし、産婦人科の現場では、これらの警告を無視して、何十年にもわたって、この血液製剤「フィブリノゲン」を妊婦に打ちまくってきた。この薬剤は、「止血剤」と記載されている。つまり、出産時の妊婦の出血を止めるという名目で乱用されてきた。そして、悲劇が発覚した時は、すでに手遅れだった。この「血液製剤」を注射された妊婦の多くが、深刻な感染症であるC型肝炎に感染していた。犠牲者数は、推定でも約200万人に及ぶ。病院側がカルテを既に破棄している為、膨大な被害者たちは、闇の奥に葬り去られたままである。C型肝炎は、将来肝臓癌に移行するリスクが極めて高い病気である。多くの被害者たちが裁判に訴えた。そこで女性たちは、唖然とする事実を知らされたのである。なんと「フィブリノゲンには一切止血効果は無かった」。まさに、有害無益のペテン薬であり、これは重大なる医療詐欺である。傷害罪である。しかし、裁判の判決は残酷だった。ほんの一部の原告に、C型肝炎との因果関係は認めたものの大多数の裁判では「国・製薬会社に責任はない」と、訴訟はすべて棄却されたのである。この国の司法制度自体が巨大企業の僕なのである。企業の権利の前には、国民の権利など無きに等しいのである。→(最高裁判所の判事たちがCIAの支配下にあり、CIAの命令通りに判決しないと左遷される仕組みになっている)



    (血液製剤と感染症で製薬会社と病院は荒稼ぎ)



     「血液製剤」自体が有害無益である。製薬業界では、それを「ブラッド・ダイヤモンド」と呼んでいる。タダ同然でプールに集められた血液が、きわめて高価な薬剤に化けるからである。血液製剤と感染症で病院は荒稼ぎし、吸血ビジネスの総本山が悪魔組織、日本赤十字である。



    (子宮頸癌ワクチンは生物兵器である)



     「ワクチンは生物兵器」と言うと多くの人は絶句する。しかし、事実である。さらに、ワクチン自体の感染症予防効果は一切証明されていない。つまり、人類は、ロックフェラー財閥など国際医療マフィアに騙されてきたのである。



     子宮頸癌ワクチンを受けた少女たちに、「失神」「卒倒」「痙攣」「脳脊髄炎」などの重大副作用が多発し社会問題になっている。厚労省も慌てて推奨を中止した。このワクチン「添付文書」には「劇薬」とある。これは「時として死ぬ場合もある毒性を持つ」という意味である。インドでは同種のワクチンを120人の少女に打ったところ、4名が死亡した。厚労省でも「ワクチンと子宮頸癌の関係は科学的に証明されていない」と述べている。つまり、癌を防ぐかどうか判らないと言っている。



    (医者が出す小児用薬はもっと怖い)



    「風邪を治す薬はない」が常識である。風には薬は不必要であり、寝ていれば治る。風邪薬でも毒性があり、子供に与えてはいけない。



    「LL配合シロップ」(小児用)→シロップ状にして甘みをつけ子供にも飲みやすくしただけである。添付文書にも劇薬とある。これは毒薬に次ぐ毒性があるという意味である。主成分は鎮痛解熱剤「アセトアミノフェン」である。それはSJS(スティーブンス・ジョンソン症候群)を引き起こす恐ろしい毒性成分である。さらに、添付文書には警告として「重篤な肝障害が発症する恐れがある」と明記されている。



    「幼児用PL配合顆粒」→添付文書に「劇薬指定の総合感冒薬」とあり、「重篤な肝機能障害」の警告がある。さらに「乳児突然死症候群」(SIDS)の恐怖が目を引く。



    「小児用アスピリン」→脳出血、肝障害、胃潰瘍、脳硬膜外出血、小腸出血などの副作用が警告されている。



    「小児用ラミクタール」→劇薬」でSJSを警告。さらに「自殺念慮・自殺企図」の重大注意もある。



     これらリスクを説明せず医師は投与している。添付文書チェックをしなければならない。

  • 名無しさん2018/09/27

    八重山日報・本島版が沖縄二紙に与える影響。本社を訪問し、社長と会う。

    https://samurai20.jp/2018/09/yaeyama/

    関西生コン支部と沖縄知事選挙

     幹部の逮捕で封じられた反米沖縄闘争

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53295241.html

    辻元清美氏と関西生コンとの関係… 大阪府警が組合員16人逮捕 週刊朝日「献金」報道に事務所「収支報告書の通り」

    https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180921/soc1809210007-p2.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto

    イタリア、移民・難民の許可厳格化へ 副首相「イタリアをより安全にする第一歩」

    http://military38.com/archives/52493003.html

    広尾散歩通り

    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%BA%83%E5%B0%BE%E6%95%A3%E6%AD%A9%E9%80%9A%E3%82%8A&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj5t-71xdfdAhVHW7wKHShWC4MQ_AUICygC&biw=1097&bih=531

    引き続きアメリカからの報告です。

    https://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12405823484.html

    朝日「ウイグル民族融和を進めよ」!朝日新聞社説が民族独立を否定し民族浄化を奨励・歴史も偽造!

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7226.html

    韓国の日本なりすまし

    http://brute.sakura.ne.jp/wp/?page_id=555

    朝鮮人による犯罪行為について

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-266.html

    医療マフィアによる大量虐殺

    http://www.asyura2.com/sora/bd15/msg/649.html