政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4806 号  2018・9・18(火)

2018/09/18

                                                   
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4806号
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       2018(平成30)年  9月18日(火)



                超強風の台風22号:宮崎正弘

             角さんは糖尿病だった:渡部亮次郎

      目が離せない中国共産党内の権力闘争:櫻井よしこ
       
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4806号
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超強風の台風22号
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)9月16日(日曜日)
        通巻第5832号   
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 超強風の台風22号、フィリピンから広東を直撃へ
  ふたつの原子力発電所、最悪の事態にそなえ、緊急態勢へ
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フィリピンに猛烈な被害をもたらした台風22号(マングハット)が、16 日午後から深夜に駆けて香港に上陸し、広東省を通過することが明らかに なった。予測される進路は香港の南方から広東省の中南部を通過する。暴 風圏はすでに台湾南部から、海南島にも及んでいる。

緊急の問題が浮上した。

台風の進路には2つの原発があるのだ。

「台山」原子力発電所は、香港の西135キロ。1660メガワット。緊急会議 と防災チームが結成された。かれらの強迫観念は「フクシマ」だ。

もう1つが香港の西230キロの「陽江」原子力発電所である。

1080メガワット。6号機まであって、過去にも多くの管理不注意から事故 が報告されている。日本の基準なら1面トップ記事になるほどの事故だっ たが、中国では殆ど報じられなかった。

中国は現在40基の原発が稼働しており、石炭火力発電を代替してきた。環 境保護の最大の課題は石炭火力発電からの脱皮で、遼寧省から山西省にか けての炭鉱の多くが閉鎖され、夥しい炭鉱夫が失業という犠牲を伴った。

将来は100基を必要とする中国は、なりふり構わず原発建設に熱中してき たのだが、伝統的な「手抜き工事」でも悪名が高く、しかも、この台風 22号は、原発の場所を直撃する進路予測がでている。

    
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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 知性の劣化が、バカ文化人、エセ学者、偽善コメンティターを産んだ
  それにしても日本はどうしてアホやバカがテレビに跋扈するのか?

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北岡俊明『日本アホバカ勘違い列伝』(ワック)
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その昔、左翼全盛で全共闘とか、ノンセクト・ラジカルとか、ベ平連と か、アジビラ一枚で左まきに染まった付和雷同組の社会騒擾があった。そ の頃、全貌社から『全国大学左翼教授一覧』という本が出た。

日本共産党とそのシンパの文化人やら教授やらを網羅し、いかなる発言
をしたのかを記録したもので、当時は斬新だった。編集者から聞いたとこ ろ では「読んで抗議してきた人」「私は頼まれて『赤旗』に書いただ け」と いう釈明の人など反応は様々だったそうな。

昭和50年代に山手書房から『日本を悪くした百人』という、異なったスタ イルの本がでて、テレビタレントだの流行作家、有名教授等を俎上に載せ た。小田実とか吉永小百合とか、羽仁五郎、大島渚らも入っていたような 記憶がある。やはり売れた。

その後、左翼文化人は世代交代して、右か左かの区別がつかなくなった。
単に政府を批判するだけの人、あらゆる政策に異論をとなえて悦にいる経 済学者。民族差別だとか、少数意見をあたかも国民の総意のように言い張 る御仁。しかもややこしいことに、現象に乗っているだけで理論的裏付け を決定的にかく人が、テレビでしゃぁしゃぁとコメントを吐く時代に変 わった。

イデオロギーは消滅して、感情論が支配する環境となれば、出鱈目なこと を主張しても誰も咎めない。

なんという知性の劣化だろう!

バカ文化人、エセ学者、偽善コメンティターを大量に産んだ背景には日本 全体の知力の低下があげられる。だから日本に大量のアホやバカがテレビ に跋扈することになった。

10年ほど前に、そのことを思い出して或る編集者に『日本をダメにした百 人』などという企劃を提案したことがあるが、軽く蹴られた。

その替わりに書いたのが評者(宮崎)の『中国を動かす百人』(双葉社) で現代中国の政治、経済、スポーツ、文化を牽引する百人を網羅しての人 名事典となった。

本書は、謂わばそうした流れに棹さして、とりわけ一般の読者向けに、お かしな発言、怪しい言論を振りまくタレント、芸能人、教授や弁護士をず らりと俎上に乗せて切りまくる痛快本である。

おのれの専門分野を中途半端にした漫才師、芸能人が我が物顔、偽文化人 らが厚顔無恥に朝日新聞の社説のようなことをのたまい、スポーツ選手が えらそうに振る舞い、たいした作品もないのに作家をなのるバカまでを北 岡氏は快刀乱麻を断つがごとくに切りまくった。

とりわけ偽ブンカジンのリストに、左翼を衣の下に隠す池上彰と寺島実郎 が出てくる。

池上はリベラルな解説屋にすぎず、寺島は「なにも知らないし、知ってい ることは全部間違っている」人だ。
ただ評者はテレビを見ないので、ほかに並んでいる人たちの名前を殆ど知 らないのが残念である。  



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角さんは糖尿病だった
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     渡部 亮次郎

肩書きを言うより「角さん」で通っていた田中角栄氏。脳梗塞により75歳 で逝去した。若いころからの汗っかきは「バセドウ病」のためと周囲に説 明していたが、実は糖尿病持ちだったことは隠していた。だから脳梗塞を まねいたのだ。

彼が自民党幹事長だったころ私も彼を担当したが、糖尿病で医者通いをし た事実はなかった。ところが、彼が首相を辞めた後会ったところ「あん時 は血糖値が400にもなった」としゃべりだした。

「文春で立花隆に書かれたことには堪えなかったが児玉に書かれた佐藤昭 (あき)とのとを連日真紀子(娘)にわーわーいわれて参っちゃった。血 糖値も400まで上がるしな」と糖尿病を発症していたことをうっかり告白 してしまった。

おなじく糖尿病から「合併症」としての心筋梗塞で死亡した政治家に大平 正芳がいる。同じく首相を務めて死んだが年下の角栄を「兄貴」と呼んで 政治的にすがっていた。大平は甘党だったが、糖尿病と真剣にむきあって はいなかった。

ちゃんとインスリン注射をしていれば総理在任中70の若さで死ぬことはな かったはずだ。もっとも当時は今と違ってインスリン注射を患者自身がす ることは厚生省(当時)の「省令」で禁止されていたから多忙な政治家が 連日医者通いをすることは無理だった。

この大平の無二の親友だった伊東正義も糖尿病だった。外務大臣当時は政 務秘書官も糖尿病だった。伊東はしかし医者通いをちゃんとしていたから 80まで生きた。インスリン注射を怠ると寿命を10年は縮めるといわれている。

糖尿病にともなう網膜症のため国会の代表演説の原稿を大きすぎる字で書 いてきて有名になった田中六助は心筋梗塞で死んだが、まだ62歳と若すぎ た。医者通いをしていなかったのではないか。まず眼底出血して網膜をや られ、最後に若くして死んだことがそういう推測を招く。

日本で糖尿病患者のインスリン自己注射を許可したのは昭和56年厚生大臣 園田直がはじめてである。それまでは日本医師会の反対を歴代厚生大臣が おしきれなかったためである。

このときの園田氏はすでに1回目の厚生大臣の後、官房長官、外務大臣2期 の末という実力者に成長していたためか日本医師会も抵抗はしなかった。 禁止の「省令」は廃止された。

結果、「テルモ」など医療器具メーカーの競争が活発になり、たとえば注 射器が小型化してボールペン型になった。針も極細になり、いまでは0・ 18mmと世界一の細さになった。また血糖値の自己測定器の 小型のもの が発明されて便利になっている。

これらはすべて園田さんの決断の賜物だが、その園田さん自身は若いころ からの患者であり、患者の苦しみを知るが故に自己注射許可の決断をした のだった。わたしは秘書官として側にいたからよく見ている。

患者によっては医者に一日3回も注射のため医者に通わなければならない 人もいた。1日に医者に3回!!仕事ができない。自覚症状としては何もな い病気とあれば医者通いをやめて早死にをずる不幸をまねく例もおおかった。

そうなのだ。大決断をした園田さん自身はその恩恵に浴することなく70の 若さで死んだ。そう武道の達人も注射の痛さを嫌いインスリンから逃げて いたのだ。腎臓が機能しなくなり「腎不全」で死んだ。(2013・7・13)


        
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目が離せない中国共産党内の権力闘争 
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            櫻井よしこ

「人権は軽視されるのか改善に向かうのか 目が離せない中国共産党内の 権力闘争」

「産経新聞」外信部次長の矢板明夫氏が、ノーベル平和賞受賞者で中国政 府に弾圧され、昨年7月に事実上獄死した劉暁波氏について『私たちは中 国が世界で一番幸せな国だと思っていた』(ビジネス社)で書いている。

文化大革命の最中、都会の「知識青年」たちは農民に学べと指示され農村 に下放された。毛沢東に心酔し紅衛兵として暴れまわった血気盛んな若者 たちを、毛は当初は利用し、後に体よく農村に追い払ったのだ。下放され た約2000万人の中に劉氏、今や国家主席の習近平、首相の李克強、外相の 王毅の各氏らもいた。

毛の死で文革が終わり、知識青年は都市に戻り、大学への入学をようやく 許された。しかし戻るには下放された村の革命委員会主任である村長の許 可が要る。それには賄賂が必要だった。

劉氏も親戚中からおカネを掻き集めて200元もする高級時計を村長に贈っ たというので、あの劉氏も賄賂を使ったのかと、私は意外の感に打たれ た。ところが、許可をもらい、全ての荷物を馬車に積み込み、出発する段 になって、劉氏は村長の家に取って返し、斧を手に村長に迫った。

「あなたには3つの選択肢がある。1つ目はこの斧で私を殺す。2つ目は私 がこの斧であなたを殺す。3つ目は時計を返せ」(『世界で一番幸せ』)

感動した。この烈しさ、芯の強さ。劉氏のかもし出すおだやかな人物像と はまた別の姿がある。長く産経新聞北京特派員として幾度も劉氏と語り 合ってきた矢板氏は語る。

「彼は非常に温厚な人間です。吉林省なまりが強くて喋りは巧くない。少 し発音が不自由なために言葉が出てこない。しかし、秘めた闘志を感じさ せる落ち着いた人でした」

天安門事件後、厳しく弾圧され始めた一群の民主化リーダーの中で劉氏が 突出して人々の支持を得ている理由は、単に彼がノーベル平和賞を受けた からではない。彼は決して中国から逃げ出さず、現場で闘ったからだ。

劉氏にも海外に逃避する機会は幾度もあった。中国当局はむしろ、劉氏を 海外に追い払いたいと考えた時期もあった。だが、劉氏は拒否し続けた。 矢板氏はあるときなぜ逃げないのか、尋ねたそうだ。

「子供たちが殺されたのに、ヒゲの生えたやつが生き残っているのは理不 尽だ」と、劉氏は答えたという。

天安門事件で拘束される前、彼は北京師範大学の人気者の教授だった。彼 の講義を聞くために他大学からも学生が集まった。学生たちに向かって彼 は中国の民主化を説き、感化された学生らは天安門でのデモに参加し、多 くが殺害された。そのことに責任を感じていたのだ。

長い獄中生活で癌を患う中、劉氏はそれまで拒絶していた海外行きを当局 に訴えるようになる。それはずっと自宅で軟禁されている妻の劉霞さんを 自由にするためだった。

暁波氏の死から約1年、今年の7月、劉霞さんは突如、出国を許されドイツ に渡った。両親は亡くなっているが、弟の劉暉氏は北京にとどめられ逮捕 された。劉霞さんの出国で、人質にされたのはほぼ間違いない。

矢板氏は言う。

「いま、中国は米国との貿易戦争の真っ只中です。以前から人権問題に強 い関心を示していたドイツに譲歩し、関係を深めることで、対米関係を有 利に進めたいという思惑でしょう。加えて習主席の力が少し弱まり、李首 相の立場が少し強まっています。つまり、中国共産党の内部の権力争いが 劉霞さんへの出国許可の背景にあるのです」

習氏が勢力を盛り返せば、人権は軽視される。李氏が力を手にすれば、中 国の人権状況も少しは改善される。この意味からも中国共産党内の権力闘 争から目が離せない。
『週刊ダイヤモンド』 2018年9月8日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1246 


          
  
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重 要 情 報
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 ◎【野口裕之の軍事情勢】自衛隊OBの提言であぶり出された中国の無体に目をつぶる「日本人」の正体

「ディスる」とは「相手を否定・侮辱する」という意味だとか。12年近く毎週小欄を書いているとご賛同下さる読者も多いが、時にご批判も賜る。605の前回も「中国をディスる記事」との反発が書き込まれた。しかし、中国の軍事費は1988年比49倍、2007年比でも3倍に膨張している。科学・先端技術開発費といった「隠れ軍事費」を含めれば、安全保障上の“超常現象”と断じて差し支えない。

国際社会を利己・独善的にカクハンし→軍事・経済・政治の各正面で中華秩序を構築→強制し始めた中国を「否定」するのは必然。「侮辱」はいけないが、国民・言論弾圧など数多の無体を働く中国を「否定」しない、できない無様は記者生命の終わりを意味する。

公益財団法人《笹川平和財団》が10日に発表した《積極的平和主義実現のための提言I》に、我が国安全保障の無残な姿を改めて確認した。提言執筆者のほとんどは、現場と理論を深く学んだ旧知の防衛省・自衛隊OBで、筆者は提言内容のほぼ全てに賛同する。とはいえ、多くは「国防先進国」では「取組中か解決された問題」、あるいは「他国では考えられぬ問題」であった。提言執筆者の苦心惨たんに敬意を表すべく、一部を紹介し付言する。紙幅の都合で、主旨はそのままに編集を試みた。

【提言1=現実を反映し、柔軟で実効ある「集団的自衛権行使事態認定」判断基準の策定】

平和安全法制で限定的集団的自衛権が認められたが《新武力行使認定三要件》は《個別的自衛権行使のみを認めた従来の武力行使三要件と変わらない》。新要件は《我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由・幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険》などと定めたが、提言は《政府が認定に躊躇し時間を要する》と懸念を明記した。

 ¥《その様な事態に陥れば自衛隊の対応が柔軟性を欠き、集団的自衛権行使が実効あるものとならない/行使容認手続きには依然高い敷居が存在し、自衛隊は従前と変わらない活動を余儀なくされる/今次法制でも、我が国に関わる事態で作戦行動中の米軍に、適時の支援作戦や協同行動ができない》

東日本大震災で“指揮・統率能力”を露呈した菅直人政権に当てはめれば、決断が遅れるどころか、意図的に決断しない恐れは十分ある。違法操業中の中国漁船が逃走時、海上保安庁巡視船に体当たり、船長を公務執行妨害で逮捕しながら釈放した危ない前例もある。日米同盟に置き換えれば、同盟崩壊への序曲となろう。

【提言2=継戦能力+抗堪性+防衛生産・技術基盤の強化】

《能力を常続的に発揮すべく燃料・弾薬の備蓄・補給&修理・整備&輸送の後方支援能力=継戦能力を充実・強化する》

《重要性が増す南西地域はじめ日本全体の防衛態勢を充実するため、弾薬庫等兵站基地を強化・新設する。船舶・航空機の輸送力確保を含めた官民あげての後方支援態勢を推進。縦深性確保に向け人的・物的予備能力も充実させる》

《航空機・ミサイルによる経空攻撃やテロ+ゲリラ+特殊部隊+サイバーの攻撃より国土・国民・部隊・施設を守る。情報収集・警戒監視を担う衛星やセンサーの防護や、自衛隊&米軍基地・施設に加え港湾・空港などの官民重要施設も被害を局限し、発生後は迅速復旧し再開できる能力が肝要だ。重要施設・機能の地下化+航空機の掩体やシェルターの整備など抗堪性強化を推進する》

《兵器工廠を持たぬ我が国では国内防衛産業が防衛力の一部。生産・技術基盤弱体化は兵器可動率に影響し継戦能力低下に直結する。科学の進歩は軍民の垣根を無くしたが、軍事研究を忌避する傾向があり、防衛基盤や科学技術の進展を阻害している。かかる状況を改善する》

「日本学術会議」の安全保障への拒絶姿勢は国民の生命を危険に陥れており、知的集団の知的怠慢である。他方、自衛官が自嘲気味に詠む川柳に「タマに撃つタマが無いのがタマに傷」という秀作がある。大東亜戦争の戦訓は学習してはいるが、経済的理由も手伝い実行されていない。実は冷戦期では《ソ連の本格的侵攻を想定しつつ、平素は限定的小規模侵攻に独力で対処しうる基盤的防衛力水準に留め、本格的侵攻の蓋然性が高まれば防衛力を緊急増勢する有事エクスパンドが前提だった。平時の脆弱な兵站はリスクとして許容すべきとされていた》。

【提言3=(1)次期大綱で検討中の(最高)統合司令部において南西地域での不測事態対処計画を策定し、第一線で離島防衛する常設統合任務部隊(=陸上自衛隊第8師団/JTF−SW)司令部や隷下・支援部隊を日常的に指定(2)JTF−SWは平素の警戒監視〜犯罪以上武力攻撃未満のグレーゾーン事態対処〜武力攻撃対処まで継ぎ目のない各種事態対応を計画し、定期的に(最高)統合司令部が割り当てた陸海空部隊の能力を有機的に運用すべく計画・指揮統制能力を保持。運用統制下部隊の訓練を重ねて統合運用能力を高める。特に、離島へ戦力を緊急展開する水陸両用作戦に備え、第一線部隊の統合能力充実を最優先する】

南西諸島は東シナ海と太平洋とを隔てる安全保障戦略上の要衝で、本州全体とほぼ同等の地理的な広がりを有する事実を勘案すれば常駐規模は極めて限定的。海上・航空優勢を獲得し、部隊を緊急展開して防衛態勢を急速に整える能力が鍵となる。自衛隊の海上・航空輸送力はもちろん、国内輸送インフラを全て活用する大規模作戦となり、中央の高レベルでの計画や統制が不可欠だ》

《港湾や飛行場の安全確保も重要。飛行場や港湾に部隊展開初期、陸空自衛隊の対空ミサイル部隊を、作戦地域に陸自の地対艦ミサイル部隊を配置できれば、局地的対空・対海上防衛の傘を提供→離島への輸送機&輸送艦の行動や戦闘機&哨戒機部隊展開も可能に。海上・航空優勢は一層確実となり、地上部隊展開や住民保護も容易になる。自衛隊として米海空軍戦力に全般的支援を受け、米軍の緊急展開に防護の傘を提供できれば日米による相乗効果を上げる》

《1980年代に米軍の統合強化を巡る議論が深まった当時の統合参謀本部議長は、こう指摘した。統合とは「上陸用舟艇の艇長にとっては海兵隊員や陸軍兵士を定時・定点に上陸させること、空軍パイロットにとっては歩兵中隊長の要求する地点を正確に爆撃すること、駆逐艦のクルーにとっては海岸堡での陸上戦闘を適切な艦砲射撃で支援すること…つまり各軍種が持つ独特の能力を複合して発揮すること」》

【提言4=領空侵犯対処における武器使用権限の明確化】

《自衛隊法6章に自衛隊の行動類型を、7章に6章で規定された各行動時の権限を定める。6章では、防衛相は「外国航空機が国際法や航空法などに違反し我が国の領域上空に侵入した時は、自衛隊部隊にこれを着陸させ、又は我が国の領域の上空から退去させるため『必要な措置』を講じさせられる」と規定する》

《領空侵犯対処には自衛隊法で唯一、7章にあるべき権限規定がない。従って(前述の)『必要な措置』という6章の文言で、全て読み込む形になっている/曖昧規定が自衛隊の措置に躊躇や過度の抑制を強い、他国の挑発を誘引し、領空侵犯対処任務を適切に実施できない恐れがある》

《政府は、国際社会は領空侵犯機に撃墜を含めた武器使用を認めているとの見解を示す。一方、警職法や一部自衛隊法でも、正当防衛・緊急避難に該当しなくても危害射撃できる場合を明文規定する。ところが、警察権と位置付ける我が国の領空侵犯対処での武器使用は「必要な措置」として正当防衛・緊急避難に限られる。しかも、正当防衛・緊急避難時の武器使用は緊急行為で、警察官や他の公務員に命令や許可は求めない。反面、領空侵犯対処は上級指揮官の許可を原則としている》

【提言5=(1)グレーゾーン事態における海上保安庁の現場対処能力向上(2)拡大・多様化する任務に備え規模を拡充する】

 中国海警局は、世界最大の超大型巡視船に敵撃破目的の軍艦並みの大砲を搭載し、国内法的にも《いつでも軍事行動に移行できる組織》。対する海保では訓練内容・武器・船体構造の各面で戦闘に対処できない。海保の後詰めに陣取る海自が駆けつけるとしても時間を要する。

《「中国海軍投入の口実を与える」と、日本が先行的に現場に自衛隊を派出しない政治方針下にあって、エスカレートした状況へのシームレスな対応の確保には自衛隊の現場到着まで海保が対応できる態勢が不可欠》。だが《1000トン以上の巡視船は海保の62隻に対し135隻。差は広がる傾向に》。

海保の定員は発足以来67年間でわずか3400人強の増員。警視庁の定員4万3千人とはケタ違いで、首都圏県警と同程度。予算でも神奈川県警に及ばない。世界6位のEEZ=排他的経済水域を有する我が国の海上組織として余りに貧弱だ。

 \【提言6=(1)日米同盟戦略を、兵器研究・開発/作戦構想/指揮・統制組織を柱に、包括的かつ中長期的視点に立って策定し、対中長期戦略競争に必要な防衛力を整備する。日本としては文科・経産・防衛省が国内開発技術情報のデータベース化を進め、違法技術移転取締体制を強化する。米軍の先端技術活用実態を把握し、相互運用性に影響しそうな変革的取り組みを特定し、自衛隊への導入のあり方を検討。もって、日米共同研究・開発の機会を最大化する】

《米国はAIやロボット技術、ビッグデータ処理の新技術を兵器化し、陸海空域+水中+宇宙+サイバー空間など戦場拡大を念頭にする新作戦構想の検討や導入、新指揮・統制モデルを模索する》

《中国は精密誘導兵器による米軍の高価値アセットを標的とした戦争の「デジタル化」「ネットワーク化」に次ぐ「知能化」を視野に、AI&量子コンピューター&無人兵器などの研究・開発を進める。民間技術を軍事転用する取り組みを進め、米国はじめ外国企業とも共同開発事業を展開中だ》

《日米同盟が中国に後れをとるか否かは、中国の日米同盟に対する認識=対中抑止力の質に大きくかかわる》

冒頭で登場した「日本人」は平和安全法制制定過程で「戦争が起きる」と大騒ぎした。かくなる貧困な思考回路では、本当に戦争に巻き込まれる。我が国は「戦争ができる国」に脱皮しなければならない。「戦争がしたい国」でも「戦争をする国」でもない。「戦争ができる国」に進化しなければ、抑止力が働かず侵略される危険が高まるのだ。戦争は愚かな行為で「良い戦争」などあるはずもない。ただし、国家主権や国民の生命を断固守り抜く「正しい戦争」はある。

 国民の覚悟と精強な戦闘集団、法制を含む国防体制が揃って初めて、戦争を回避できるのである。=おわり
【写真】 国会前で安全保障関連法案可決への抗議デモを行なう人たち=平成27年9月19日、東京都千代田区
http://www.sankei.com/premium/photos/180917/prm1809170004-p1.html
【産經ニュース】 2018.9.17 07:00 〔情報収録 − 坂元 誠

 ◎スポーツ雑感、イニエスタと読売巨人軍他:前田正晶

●サッカーは一人だけ飛び抜けて上手くても:

15日夜はマスコミが褒めそやすので元スペイン代表の花形だったイニエス タが出場するヴィッセル神戸対ガンバ大阪の試合を最後まで見てしまっ た。イニエスタは何時かのW杯で何度か見たことがあるが、柔らかなとい うか体の力が抜けていて綺麗なパスを出すプレーヤーだとは認識してい た。だが、余りに名手揃いのスペイン代表の中では飛び抜けて上手いとい う印象はなかった。まして、そういう世界的な名選手が我が国のJリーグ の中堅どころの神戸にやってくるなどとは夢想だにできなかった。

解説の早野と森岡が褒めそやし続けたので(消音にすれば良かったのが) それに邪魔をされて、私なりの冷静な評価をし辛かった。上手いことは無 類に上手いとは十分に解った。「日本では誰に例えるか」など言えば失礼 に当たるかも知れないが、香川真司と全盛時代の遠藤保仁が全身の力を もっとぬく方法を覚えて「何とかして己の力を見せてやろう」という類い の意識から解放されれば、イニエスタのようなサッカーが出来るのかも知 れないとは見ている。だが、私にはイニエスタが理想像とは思えなかった。

私の見立てでは彼はヴィッセル神戸の持てる力の限界を見切っており、全 身全霊を捧げてこのテイームを引っ張っていったところで2部落ち寸前の ところまで低迷しているガンバに勝てるだけの安定した力が備わっていな いとの判断で、淡々と試合を進めていたとしか見えなかった。それはペナ ルティーエリア付近では何とか点が取れそうな形は演出してみせるが、自 分から取って見せようという意欲は余り見せていなかったと、私には見えた。

解りやすく纏めれば、イニエスタ一人の実力が周りの10人乃至は9人との 間に力の差がありすぎて、彼らがイニエスタを活かす方法が解らず、彼に 依存すべきか、あの能力をどう活用すれば最善の結果が出せるかを模索す る段階にも至っていないのだと見えた。即ち、「彼以外が下手だ」と言え ると思って見ていた。現に、後半を20分ほど残してイニエスタを引っ込め た後の神戸は、まるで別のテイームになってしまっていた。

●読売巨人軍に自力優勝の芽が消えた:

巨人軍嫌いの私がさぞかし喜んでいるだろうと思われそうだが、私はその 前に自前で日本人の高卒乃至は大学出を育てることを放棄して半世紀以上 も経ってしまったことを残念に思っている。お暇があればプロ野球選手名 鑑でも買ってご覧になれば解ることで、読売にはこれほど他球団でFAした 古手を沢山、金に飽かして取ってきていたかということと、何故これほど 役に立たなくなった生え抜きに近い高齢者に高給を払って残しているのか と驚かれるだろう。GMの香取の仕事は「これを辞めましょう」と渡辺恒雄 に進言すること以外に何があるのか。

次が凡庸監督・高橋由伸と、ほとんど生え抜きというか飼い殺し同様であ り、選手育成にまるで役に立たないコーチ陣を何とかすることだろう。高 橋由伸の采配というか選手起用も不手際が多過ぎる。もしも彼に同情でき る点があれば「上から折角巨人軍とお前の為を思って高額で有能な
FA選手を獲得してやったのだから有効的に活用して優勝せよ」と言われた いた場合である。過去にFAでかい入れた者の中で本当に優勝に貢献できた 者が何名いたか。

先日も「へー。こいつも未だいたのか」と半ば驚かされたことがあった。 それはレフトに起用されていたのが昨年弱将球団に成り下がった中日ドラ ゴンズでホームラン王を取ったゲレーロが出ていたことだ。と言うことは ゲレーロには4億円も払って二軍辺りで飼い殺しにしていたことになる。 立派にサードを守って良く打っているマギーヒー(登録名はマギーのよう だが)は何と2億6,600万円である。金の使い方が出鱈目だ。

内外野とも選手起用が一定せず、あれでは真の意味のレギュラーが育って こない。高橋監督は私があれほど駄目だと決めつけた中井を未だに先発に 使っているし、二塁手が安定していないのもおかしい。昨日だったかも、 慶応高校→慶応大学というヤワで育ちが良い山本を使ったら、とてもプロ とは言えないフライボールの落球があった。あれでは後輩だから使ってい るのかと責められても仕方がない。まともに意外にも育ったのが、智弁奈 良出身で年俸¥1,200万円の岡本和馬だけではないか。山本の年俸が ¥1,800万円というの皮肉だ。

結論めいたことを言えば「この監督の下で、伸びしろ少ない子飼いも含め て、外国人と他球団からのFA選手に依存していたのでは、丸でさえ2億 1,000万円、鈴木誠也が9,000万円の広島から15ゲームも離されたのも仕方 がないだろう。それでも、来年も高橋由伸督をさせるという決定は、私に は理解不能であると同時に喜ばしいAHOな決定であると思う。

●大谷翔平:

張本勲に倣うわけではないが、私はそもそも「二刀流」という誰が言い出 したかも知らない珍妙な起用法は賛成できなかった。なお、何度か指摘し たがアメリカでは解りやすくTwo wayと言われているし、フットボール界 では「両面」と呼んでいる。その両面を本人も希望してMLBに行ったのだ から、来年は打者のみに専念させるというソーシア監督の決定はさぞかし 残念だろう。

TBSでは張本勲がこの決定を如何にも残念と言うような表現で悔しがって いた。MLBに行けばボールも変わるし、ピッチャーマウンドの傾斜と堅さ の違いが日本人の投手に悪影響を与えることは、田中将大やダルビッシュ 有の先例で解っていたはずではなかったのか。松坂大輔が壊れたのは甲子 園での投げ過ぎが一因であると思っているので、甲子園に出なかった大谷 翔平は張本勲が常に言うような「走り込み不足」だったのかも知れない。

幸いにも大谷は未だ年齢が若いので、今シーズン終了後にトミージョンだ かの手術を受けて来シーズン半ばには打者として復帰出来れば良いかとも 思っている。だが、来年は打者のみと言っていることは手術は回避し打者 に専念させて、球団としては大谷の集客能力を十二分に活かそうという魂 胆かと疑ってしまう。私は打者よりも投手・大谷翔平がMLBで何処まで行 けるかの方に関心があったのだ。走力があることはMLBで走っているのを 見て初めて知った。凄い素質の一部である。

あの類い稀な素質を活かしていく為には、何れにせよ Two wayは断念して 投手・大谷として成長して貰いたいのだ。もう既にマスコミが騒ぎ立てた ベーブ・ルースの記録は抜けないことが明らかになったではないか。私に は大谷翔平を半分潰したと同じ状態になった原因が彼自身にあるのか、ア メリカのボールの質の違いと野球場の状態の何れであるかは解らない。だ が、現状は「遺憾」なのである。
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 ◎パワー・ハラスメントなどという英語の熟語はない:前田正晶

機会があったので、日大フェニックスのライスボウル三連覇の頃のOBに 「監督・コーチによる暴力的指導」についての見解を問いかけてみた。あ の頃のフェニックスに在籍して者たちは50歳前後になると思う。

彼の意見は「『パワハラとは権力者による理不尽な圧力のこと』と考えて いる。自分たちが高校から大学にかけての頃には確かにそういう指導法が あった。だが、現在のこの時期になって未だに暴力的指導の手法を用いて いる人たちは『時代が変わったということを認識できていないのだ』と思 う。認識不足だ。仮令自分たちがそういう環境下で育ってきたにしても、 現在に至ってもそういう指導をしているのは明らかにア
ウトだ」と明快であった。

同じ関東大学リーグの一部の他の大学のOBの中には、例の小林信也が指摘 した通りにこういう指導法を必要悪のように見ている一派もある。だが、 今やマスミ報道を見ている限りでは恰も「パワー・ハラスメント」という 刑法にでも新たに定められた法律違反があるかのようだ。そんなことはあ るまいし、しかも何故か彼らは何でもかんでも「パワー・ハラスメント」 か「パワハラ」で括ってしまっている。カタカナ語にしたら何でも通用す るとでも思っているようだだが、それはおかしなことだ。

私には何故誰にでも(私でも)納得出来るように、例えば「権力者による 理不尽な圧力」といったような表現が出来ないのか不思議としか思えな い。暴力だと言って批判し、非難するのであれば「時代の変化を認識でき ていない時代遅れの指導法」といったような解りやすい決めつけ方をしら どうかと言ってやりたい。カタカナ語排斥論者の私としては「何故パワー ハラスメントなどというおかしな言葉を使うのか」と批判するのだ。マス メディアには日本語を粗末にして貰いたくない。


 ◎スポーツ雑感、イニエスタと読売巨人軍他:前田正晶

●サッカーは1人だけ飛び抜けて上手くても:

15日夜はマスコミが褒めそやすので元スペイン代表の花形だったイニエス タが出場するヴィッセル神戸対ガンバ大阪の試合を最後まで見てしまっ た。イニエスタは何時かのW杯で何度か見たことがあるが、柔らかなとい うか体の力が抜けていて綺麗なパスを出すプレーヤーだとは認識してい た。だが、余りに名手揃いのスペイン代表の中では飛び抜けて上手いとい う印象はなかった。まして、そういう世界的な名選手が我が国のJリーグ の中堅どころの神戸にやってくるなどとは夢想だにできなかった。

解説の早野と森岡が褒めそやし続けたので(消音にすれば良かったのが) それに邪魔をされて、私なりの冷静な評価をし辛かった。上手いことは無 類に上手いとは十分に解った。「日本では誰に例えるか」など言えば失礼 に当たるかも知れないが、香川真司と全盛時代の遠藤保仁が全身の力を もっとぬく方法を覚えて「何とかして己の力を見せてやろう」という類い の意識から解放されれば、イニエスタのようなサッカーが出来るのかも知 れないとは見ている。だが、私にはイニエスタが理想像とは思えなかった。

私の見立てでは彼はヴィッセル神戸の持てる力の限界を見切っており、全 身全霊を捧げてこのテイームを引っ張っていったところで2部落ち寸前の ところまで低迷しているガンバに勝てるだけの安定した力が備わっていな いとの判断で、淡々と試合を進めていたとしか見えなかった。それはペナ ルティーエリア付近では何とか点が取れそうな形は演出してみせるが、自 分から取って見せようという意欲は余り見せていなかったと、私には見えた。

解りやすく纏めれば、イニエスタ一人の実力が周りの10人乃至は9人との 間に力の差がありすぎて、彼らがイニエスタを活かす方法が解らず、彼に 依存すべきか、あの能力をどう活用すれば最善の結果が出せるかを模索す る段階にも至っていないのだと見えた。即ち、「彼以外が下手だ」と言え ると思って見ていた。現に、後半を20分ほど残してイニエスタを引っ込め た後の神戸は、まるで別のテイームになってしまっていた。

●読売巨人軍に自力優勝の芽が消えた:

巨人軍嫌いの私がさぞかし喜んでいるだろうと思われそうだが、私はその 前に自前で日本人の高卒乃至は大学出を育てることを放棄して半世紀以上 も経ってしまったことを残念に思っている。お暇があればプロ野球選手名 鑑でも買ってご覧になれば解ることで、読売にはこれほど他球団でFAした 古手を沢山、金に飽かして取ってきていたかということと、何故これほど 役に立たなくなった生え抜きに近い高齢者に高給を払って残しているのか と驚かれるだろう。

GMの香取の仕事は「これを辞めましょう」と渡辺恒雄に進言すること以外 に何があるのか。

次が凡庸監督・高橋由伸と、ほとんど生え抜きというか飼い殺し同様であ り、選手育成にまるで役に立たないコーチ陣を何とかすることだろう。高 橋由伸の采配というか選手起用も不手際が多過ぎる。もしも彼に同情でき る点があれば「上から折角巨人軍とお前の為を思って高額で有能なFA選手 を獲得してやったのだから有効的に活用して優勝せよ」と言われた いた 場合である。過去にFAでかい入れた者の中で本当に優勝に貢献できた 者 が何名いたか。

先日も「へー。こいつも未だいたのか」と半ば驚かされたことがあった。 それはレフトに起用されていたのが昨年弱将球団に成り下がった中日ドラ ゴンズでホームラン王を取ったゲレーロが出ていたことだ。と言うことは ゲレーロには4億円も払って二軍辺りで飼い殺しにしていたことになる。 立派にサードを守って良く打っているマギーヒー(登録名はマギーのよう だが)は何と2億6,600万円である。金の使い方が出鱈目だ。

内外野とも選手起用が一定せず、あれでは真の意味のレギュラーが育って こない。高橋監督は私があれほど駄目だと決めつけた中井を未だに先発に 使っているし、二塁手が安定していないのもおかしい。昨日だったかも、 慶応高校→慶応大学というヤワで育ちが良い山本を使ったら、とてもプロ とは言えないフライボールの落球があった。あれでは後輩だから使ってい るのかと責められても仕方がない。まともに意外にも育ったのが、智弁奈 良出身で年俸¥1,200万円の岡本和馬だけではないか。山本の年俸が ¥1,800万円というの皮肉だ。

結論めいたことを言えば「この監督の下で、伸びしろ少ない子飼いも含め て、外国人と他球団からのFA選手に依存していたのでは、丸でさえ2億 1,000万円、鈴木誠也が9,000万円の広島から15ゲームも離されたのも仕方 がないだろう。それでも、来年も高橋由伸に監督をさせるという決定は、 私には理解不能であると同時に喜ばしいAHOな決定であると思う。

●大谷翔平:

張本勲に倣うわけではないが、私はそもそも「二刀流」という誰が言い出 したかも知らない珍妙な起用法は賛成できなかった。なお、何度か指摘し たがアメリカでは解りやすくTwo wayと言われているし、フットボール界 では「両面」と呼んでいる。その両面を本人も希望してMLBに行ったのだ から、来年は打者のみに専念させるというソーシア監督の決定はさぞかし 残念だろう。

先ほどもTBSでは張本勲がこの決定を如何にも残念と言うような表現で悔 しがっていた。MLBに行けばボールも変わるし、ピッチャーマウンドの傾 斜と堅さの違いが日本人の投手に悪影響を与えることは、田中将大やダル ビッシュ有の先例で解っていたはずではなかったのか。松坂大輔が壊れた のは甲子園での投げ過ぎが一因であると思っているので、甲子園に出な かった大谷翔平は張本勲が常に言うような「走り込み不足」だったのかも 知れない。

幸いにも大谷は未だ年齢が若いので、今シーズン終了後にトミージョンだ かの手術を受けて来シーズン半ばには打者として復帰出来れば良いかとも 思っている。だが、来年は打者のみと言っていることは手術は回避し打者 に専念させて、球団としては大谷の集客能力を十二分に活かそうという魂 胆かと疑ってしまう。私は打者よりも投手・大谷翔平がMLBで何処まで行 けるかの方に関心があったのだ。走力があることはMLBで走っているのを 見て初めて知った。凄い素質の一部である。



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身 辺 雑 記
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18 日の東京湾岸は薄曇り。

隣の第3亀戸中学校では敬老の日を祝して国旗を掲揚した。嬉しい。

世の中は3連休だと騒いでいるが、こちとらは毎日が休み同然だ。

散歩する公園はすっかり秋だ。緑の木々もこれからは葉を散らすのみ。
君のおかげで日陰を楽しんだよ。ありがとう。来 年の春まで、さようなら。
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創刊日:2004-01-18  
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  • 88歳爺さん2018/09/18

    最近のテレビ番組 昔のテレビ放送には感動するプログラムが多くありましたが、現状はテレビを見るのも苦痛になるようなアホラシイ放映多し。国民総痴呆化する為の放映のようでかなわん?腹が立ち脈拍が上昇してしまう。マスコミ関係人の知的水準の低下か???

  • 名無しさん2018/09/18

    癌手術は受けない方が、はるかにいい!



    (癌の8割は手術をしない方がよい)



     「週刊現代」の特集も「男たちよ、胃癌,食道癌、大腸癌、肺癌の8割は手術を受けない方がいい」と真実を語る。週刊現代は断言する。「高齢者にとって安易な手術は8割方、後悔の種になる。医者は何時でも癌を切りたがる。なぜか? その方が儲かるからである。しかし、切れば癌が治るわけではない。アナウンサーの逸見政孝さんが進行性胃癌にかかり、臓器をほとんど取ってしまい、退院できずに亡くなりました。治癒する確率がきわめて少ないのに手術をすると、結果的に患者さんの寿命を縮めてしまう場合も多い・・・」 胃や大腸癌などは、初期に見つかると、殆ど即開腹、即手術されてしまう。医者は、それが唯一、癌と戦う方法だと信じきっている。「手術で癌を取ってしまうのが一番安心」と言うのが普通の医師たちの固定観念である。



    (手術が癌を悪化させる)



     「ところが、切っても、切っても、癌は治らない。どこか間違っている」と気づいたのが若き矢山利彦医師である。彼は癌代替療法の先駆者として有名である。それ以来、それまで神の手とまで称えられた達人はメスを置いた。癌を切ると治らないどころか術死も続出している。



     ある70歳の男性は,初期の食道癌手術で急死した。医者は「これまでで一番小さな癌。ラッキー」と気軽に手術を勧めた。ところが、術後に肺炎を発症、右肺に啖が溜まり、気管支切開で呼吸確保へ、ところが医者はメスで頸動脈を傷つけ大出血で急死した。手術が成功しても、食道や胃を失った人生は悲惨である。胃に穴を開ける「胃ろう」に追い込まれる人もいる。「自分の口で食事もできない。手術せずに死んだ方がましだった」と患者は後悔する。大腸癌手術も同じ。排便障害、人工肛門、さらに性機能障害まで発症する。辛い人生が待ち構えている。



     専門医は癌手術を勧めない理由を3つ上げる。



    転移癌が原因で亡くなる。



    全癌細胞切除は不可能。



    癌が悪性化し再発する。



     つまり、癌手術が新たな癌を発生させてしまうのである。



    (乳癌、子宮癌、子宮筋腫は切ってはいけない)



     「週刊現代」は、乳癌、子宮癌、子宮筋腫、卵巣のう腫を受けてはいけない」と言う。その理由は、「手術で癌を散らすだけ」だから。医者から勧められ卵巣癌手術を受け、「癌はきれいに取れた」と言われたが、半年後、お腹が張るので検査をすると、腹膜に水が溜まる「腹膜播種」で、腹膜に癌が広がっていた。手術で卵巣癌を取り出した時、周辺臓器に癌細胞をまき散らしたのである。医者は、習い性の様に手術をしたがる。その根底に「手術こそ、自分の仕事」というプライドや「治療した」という自己満足がある。もちろん、医者や病院の「儲けの為」という側面もある。だが患者は、そのことで症状を悪化させられ、酷い場合には死に至ることすらある。たまったのもではない」(週刊現代)



    (乳房や子宮を失ったショック)



     女性特有のガンは早期で発見できた場合、手術せず、乳房や子宮は残しておいた方がいい。患者が高齢の場合も、進行が遅いので、無理に手術をする必要があるか疑問である。



    子宮筋腫→手術を受けたら、「膣から尿が漏れた」と信じられない医療被害もある。手術の時に尿管を傷つけたのである。そもそも、子宮筋腫は良性腫瘍なので、手術の必要はない。原因はほとんどが偏食等で、体内に溜まった体毒が腫瘍(おでき)として現れたものである。だから、少食・断食で体内を浄化すればいやでも完治する。しかし、無知な医者はそのような食事指導は一切しない。



    子宮腺筋症→子宮筋層に網の目のように病変が広がり、筋腫より手術が難しい。手術すると、妊娠中に子宮の一部が切れる「子宮破裂」を起こすので、医者の「すぐ切りましょう」と言う言葉には注意が必要である。



    卵巣のう腫→良性の腫瘍なので大きくなっても心配はない。医者の勧める腹腔鏡手術で小腸を傷つけられ大量出血の医療事故も発生している。



    (腰痛手術で歩行障害、寝たきり状態になる)



     先輩に、腰痛手術を受けて重度の障害になったSがいる。病名は「脊柱管狭窄症」であり、歩行障害で杖が欠かせない。Sは、庭で草むしりをしていたら、ぎっくり腰になり、医者に行ったら、「痛み止め」を処方された。これが悪運、悲劇の始まりとなる。「鎮痛剤」が切れると痛みがぶり返す。その内に経口薬では効かなくなり、座薬を処方された。それも切れると激痛が襲う。ついに全身麻酔で大手術となった。すると、天国の入り口のようなお花畑が見えた。Sさーんと遠くから医者の呼び声が聞こえてくる。顔に雨がかかって目が覚めた。雨だと思ったのは「お父さーん」と、覗き込んでいた愛娘の涙だった。たかが腰痛で、全身麻酔の大手術が必要とは思えない。ぎっくり腰は、欧米では「魔女の一撃」と呼ばれている。痛みも存在理由がある。それは「自然治癒力で治療中だから動かすな」と言うサインである。静かに休んでいれば治る。その時、肝心なのは絶食することである。「痛みは3日食べなければ7割治る。7日食べなければ9割治る」はずである。



    (痛み止めでは痛みが止まらない)



    なぜ、腰痛が治らないのか? 原因は、医者が処方する「消炎鎮痛剤」である。痛み止めでは痛みが止まらない。その理由は、鎮痛剤は血行を阻害して、痛みを感じさせなくさせているだけだから。足がしびれてつねっても感じない状態。つまり、血が流れないため神経が麻痺している。鎮痛剤は患部の血行障害で痛みを感じなくさせているだけである。鎮痛剤は手術に引きずり込む病院側の罠である。断食・断薬こそが快癒への最短距離である。

  • 名無しさん2018/09/18

    中国共産党がやっている恐ろしいこと。民族浄化、臓器移植、いや、臓器狩り。 

    http://gekiokoobachan.jp/blog-entry-399.html

    石破茂への反論  自民党本部は無任所議員のテレビ出演を制限すべきだ

    http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1104.html

    日刊紙「石破茂、沖縄向け動画で玉城デニーを援護?」→ 元自衛官「とても首相は任せられない!」

    http://seikeidouga.blog.jp/archives/1072330588.html

    安倍首相のスピーチライター怒りの告白 モリカケ批判に堪忍袋の緒が切れた 内閣官房参与・谷口智彦

    https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/180916/plt18091608400001-n1.html

    フェリス坂

    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%9D%82&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiMuMuGx8DdAhWEXbwKHS7gC4IQ_AUICygC&biw=1097&bih=531&dpr=1.75

    石破茂の正体(その2)ー“天皇制廃止狂”

    https://ameblo.jp/kororin5556/entry-12400020985.html

    反日野党に応援される石破茂ww

    https://blog.goo.ne.jp/bb-danwa/e/a0f3dc072670f48e06cbb6c25414b828

    石破茂にトランプの相手やG20議長は務まらない

    http://agora-web.jp/archives/2031948.html

    轢き殺された韓国人少女シム・ミソンさんを知ってますか?

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-400.html

    転載:タミフルは効かない! イギリスの医学雑誌から

    http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/491.html