政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4797 号  2018・9・9(日)

2018/09/09

                         
                         
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4797号
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       2018(平成30)年  9月9日(日)



            毛馬を出奔した蕪村の理由:石岡荘十

           トランプ暴露本の波紋広がる:杉浦正章

               むしろ中国が示した:宮崎正弘         
            のど自慢に出場したのだ:渡部亮次郎
        
       
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4797号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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毛馬を出奔した蕪村の理由
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        石岡 荘十

インフルエンザというか、「はやり風邪」の記述を歴史の中にたどると、 今で言う「新型インフルエンザ」はじつは昔から繰り返し起きていたこと がわかる。だからいまさら「新型」というネーミングは「いかがなもの か」と首をかしげる感染症や公衆衛生の専門家が少なくない。

南北朝時代を描いた歴史物語、「増鏡」にこんな記述がある。

「ことしはいかなるにか 、しはぶきやみはやりて、ひとおおくうせたま ふ」「しはぶき」は咳のことだから「咳をする病で多くの人が死んだ」と いうことだ。また、「大鏡」には、1006年前の寛弘8年(1011年)6月、一 条法皇が「しはぶきやみ」のため死亡したと書かれている。

ずっと時代を下って享保18年(1733年)、大阪市中で33万人が流行性感冒 にかかり、2,600人が死亡。

注(蕪村が庄屋を引き継げず、庄屋:問屋・宿屋を売却して、毛馬を出奔 した。家族も身内も、蕪村に家督を継がさせようとしたが、父親が死んだ 以上、絵だけに頼って江戸へ下り、俳人巴人を訪ねて、弟子となった。イ ンフルエンザが人生を変えた。

この流行は江戸へ蔓延し、人々は藁人形で疫病神を作り、鉦(かね)や太 鼓を打ち鳴らし、はやし立てながら海辺で疫病神を送った、とある。

これらの出来事は、いずれも6月、7月の暑い季節に起きており、疫学的に 証明されたわけではないが、どうも、寒い時期に起きるいわゆる季節性の 風邪とは違うようだ。

さらに、江戸時代には天下の横綱・谷風がはやり風邪にかかり本場所を休 んで、連勝記録が止まってしまった。世間では「谷風もかかったはやりか ぜ」と怖れ、四股名にひっかけて、はやりかぜのことを「たにかぜ」と呼 んだそうだ。

天保6年(1835年)の「医療生始」という書物には「印弗魯英撒(いんふ りゅえんざ)」の言葉が早くも見える。

そして1918年春から翌年にかけて、第1次世界大戦の最中、海の向こうで はアメリカに端を発した史上最悪のインフルエンザ「スペイン風邪」が ヨーロッパに持ち込まれて猛威をふるい、やがて全地球に蔓延する。

感染者は当時の全地球人口の三分の一の6億人、いろいろな説があるが死 者は5000万人に達したといわれる。日本では、大正7年のことだ。当時の 人口5500万人に対し最新の研究では死者は48万人に達していたと推定する 説もある。当時の新聞の見出しはこうだ。

「西班牙風邪遂に交通機関に影響(東京朝日新聞 大正7年10月31 日)」。「電信事務も大故障(読売新聞 大正8年2月6日)」---。

スペイン風邪については↓。
http://www.melma.com/backnumber_108241_4570052/

これらは明らかに、季節性のインフルエンザとは違った。スペイン風邪の 病原体が「新型インフルエンザ」と同じA型インフルエンザH1N1と分 かったのは、1933年になってからのことである。

つまり、いま問題になっている新型インフルエンザはじつは「新型」でも なんでもなく、「旧型」のリバイバルなのである。その後1997年、アラス カの凍土の中から発見された4遺体から、肺組織の検体が採取され漸くス ペイン風邪の病原体の正体が科学的に裏付けられた。

スペイン風邪だけでなく、6月や7月の湿気の多い梅雨のむし暑い季節に流 行った「しはぶきやみ」もじつはいまの新型インフルエンザのご先祖様の 仕業だったかもしれない。

「新型インフルエンザは時々現れる。1580年以来10〜13回パンデミック (世界規模の蔓延)が発生している」(国立感染症研究所の岡部信彦情報 センター長)のである。

アジア風邪は1956年に中国南西部で発生し、翌年から世界的に流行した。 ウイルスはA型のH2N2亜型である。H、Nの詳しい説明は素人には手 に負えないのでここでは省くが、新型インフルエンザH1N1の親戚筋、 「いとこ」か「はとこ」だ。死者はスペインかぜの1/10以下であったが、 抗生物質の普及以降としては重大級の流行であった。

40年ほど前、前回の「パンデミック」である香港風邪(H3N2)が1968 年に発生。6月に香港で流行を始め、8月に台湾とシンガポールに、9月に は日本に、12月にはアメリカに飛び火する。結局、日本では2,000人、世 界では56,000人が死亡したと言われている。日本では3億円事件のあの年 である。

10年前、1998年にも香港風邪が流行った。このときはH3N2ウイルスだっ たが、アジア風邪(H2N2)のフルチェンジだったといわれる。

一昨年2007年に流行ったAソ連型インフルエンザの先祖は、30年前の1977 年のソ連風邪(H1N1)だ。因みに、ソ連と名前が付いているが、“原産 地”、つまり発祥地は中国だといわれている。1977年5月に中国北西部で流 行をはじめ、同年12月にシベリア、西部ロシア、日本へ、さらに翌年1978 年6月にはアメリカへと飛び火。

ウイルスがスペイン風邪と同型だったということで、研究室に保存されて いたスペイン風邪のウィルスが何かの理由で漏れ出したという憶測もある くらいよく似ている。

これらスペイン、香港、ソ連の風邪は、いずれも近年も流行を繰り返して いるA香港型インフルエンザのご祖先、鳥インフルエンザから変異した新 種のウィルスによるものだといわれている。

「新型インフルエンザ」とは、人間はまだ感染したことがない新種のイン フルエンザのことを言い、新種のウィルスであるため、人間にとっては免 疫が働かないとされているが、じつは中にはリバイバル、ちょっと“化粧 直し”をして姿を現すものもあることがわかる。

いま大騒ぎしている新型インフルエンザは英語では‘Swine Flu’という。

‘New Type Influenza’などとは言わない。「新型」とまったく別のインフ ルエンザのような印象を与えるネーミングをしているのは日本だけのよう だ。いま流行っているのはブタ由来のインフルエンザなのだが、死亡率が 高く本当に怖いのは鳥由来のインフルエンザ(’Avian Flu’ Bird Flu’)で ある。

過去にも何度か鳥インフルエンザの“震源地”となった中国大陸の関連情報 について業界では、今ひとつマユツバだという見方もある。ことによった ら香港風邪のリバイバル型が周辺国を窺っているかもしれない。

軍事的な脅威ばかりが声高に議論されているが、ウイルスに対する警戒を 怠ってはならない。



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トランプ暴露本の波紋広がる
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        杉浦 正章

マティス国防長官「トランプは、小学5,6年生」

ワシントンポストの著名記者ボブ・ウッドワードが、短気で予測不可能な トランプを制御しようと苦闘する米政府高官の実態を暴露した。11日に出 版される「Fear(恐怖)」は、米政府高官らの生々しいトランプ批判を報 じている。ウオーターゲート事件以来の内部告発である。内容はトランプ の愚かさを告発しているが、一種の“舌禍事件”であり、政権にとってはイ メージダウンになっても致命傷にはなるまい。

ウッドワードは74歳になるが、ウオーターゲート事件でカール・バーンス タイン記者と共に内部告発者“デイープスロート”から数々のスクープを掲 載、ニクソンを退陣に追い込んだ。筆者はワシントンポスト紙が販売にな る午前零時過ぎにワシントンの街角で購入、両記者の署名入りの特ダネ記 事を度々転電したものだ。

 「Fear(恐怖)」の抜粋を報じたウオールストリートジャーナル紙な どによると、トランプ側近らが、いかにトランプを軽蔑しているかが分か る。抜粋はまずトランプが、今年1月の国家安全保障会議(NSC)で、 在韓米軍の常駐に関し「あの地域にどうして軍事資源を投入する必要があ るのだ」と疑問を提起。

これに対してマティス国防長官は「我々は第3次 世界大戦を防ぐために やっている」と米軍のプレゼンスの重要性を説いた が、トランプの退席 後、側近に「行動も理解力も、まるで小学5年生か6 年生だ」と漏らし たという。

この席でトランプはあきれたことに「我々は 愚かなことをしなければ、 もっと金持ちになれる」など発言して、不満気 であったという。「金持 ち」になることが政権運営の尺度であるとは恐れ 入った。

 トランプはダンフォード統合作戦本部長に対して北朝鮮への先制攻撃計 画を策定するよう指示するという、驚くべき行動もとった。 政権発足当 時から問題になったロシア疑惑に関しても、マーラー特別検察官の事情聴 取を想定して弁護士と打ち合わせたが、事実認識が全くなく、作り上げで お茶を濁そうとして、弁護士をあきれさせた。

こうしたトランプについて、「Fear(恐怖)」は、トランプの側近や閣 僚からも不満の声が漏れ聞こえるようになっているという。大統領首席補 佐官のジョン・ケリーまでがトランプを「ばか」「錯乱している」「かれ に何かを理解させるのは無理」と述べたという。

これについてケリーは声 明で、自身がトランプ氏をばか呼ばわりしてい たというのは事実ではない と打ち消した。「トランプ氏との関係は強固 で率直に何でも言い合える」 とも述べ、不和説の打ち消しに懸命になっ ている。トランプも4日のツ イッターで「Fear(恐怖)の証言は嘘ばか りで国民をだますものだ」と憤 りをあらわにした。

 この舌禍事件はトランプ政権の裏側を余すことなく伝えていて興味深い が、その本質はニクソン政権が倒れたウオーターゲート事件とは天地の違 いがある。ウオーターゲート事件は1972年6月17日にワシントンD.C.の民 主党本部で起きた盗聴侵入事件に始まったアメリカの一大政治スキャンダ ルである。

盗聴、侵入、司法妨害、証拠隠滅、特別検察官解任、大統領弾 劾発議、 大統領辞任と続いたが、盗聴、侵入は犯罪であり、今回の側近の 不平不 満とは性格を異にする。久しぶりに名前が登場したウッドワード も、老 記者の健在ぶりを示したが、本人が「この本で政権は終わる」と予 言す るほど簡単には政権は倒れまい。ただ2か月後に控えた議会の中間選 挙 には民主党が下院で過半数を取る可能性が出てきており、そうなればト ランプの政権運営は苦しくなる。


        
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むしろ中国が示した
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)9月7日(金曜日)弐
        通巻第5820号  
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 「危機管理」の見本は、むしろ中国が示したのではないのか
 台風21号。関空へ特別バスを仕立て、中国人旅行者を選別し輸送した
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関空水没、北海道地震による大停電。日本の危機管理が試された。注目 すべきはただちに自衛隊が4000人、救援活動と給水のために出動した こ と。24時間以内に2万4000名の派遣態勢が組まれたことである。
 
しかし9月10日から予定されていた米海兵隊との共同訓練が中止と なっ た。国家防衛より、人命救助という日本の戦後のヒューマニズム重視 は、時として国家安全保障の根幹に抵触する。戦後レジュームの宿痾だ。
 
メディアは相変わらず国民の安全保障の優先課題を「ライフラインの確 保」(電気、水道、ガス)においた。メディアも交通アクセス、そして原 発の被災状況報道を優先し、ついで「被災者」の訴え(当然、行政への不 満となる)。自衛隊が真っ先に現場へ行って給水している様子や被災地で の危険な任務に就いていることなどはあまり報じない。

定番はガソリンスタンド、スーパーに食料や電池、ガスボンベを買い求め る長い列。物流がとまり、保冷庫も電気が来ないので腐食が始まる。
自然災害は日本が台風の通り道であり、火山列島である以上、避けること が出来ないが、日頃の危機管理が杜撰な実態がさらけ出された。

関空水没、北海道大停電を、もし「戦争」と仮定して考えてみると、本当 の危機に遭遇したときに、何を一番優先してなさねばならないか、日本の 対応はあべこべのケースが多いことを示した。

デジタル社会の到来では通信の確保、電源の確保が重要である。いみじ くも、報道では電池切れによる充電器の設置とか、公衆電話の無料開放と かを大きく報じたが、充電設備と公衆電話が不足していることが分かった。

病院船をもたない日本には「移動する病院」という発想がない。また多 くの病院には自家発電設備が脆弱であり、糖尿患者などは緊急措置が必要 になる。

デジタル文明の下で重要課題は、光ファイバーケーブルの拠点の安全で ある。日本の海底ケーブルは、一本の基幹ルートに依存し、補完ルートが ない。ここを攻撃されると、ほぼ全ての日本の通信網が破壊される。

関空のケースでは避難ルートが神戸へ向かう高速船が3隻しかなかっ た。それも定員が110名。海上の人工島に建てた飛行場は30年で沈没す る と当初から予想されたのに、抜本的な代替プランはなく、鉄道などの沖 合島へのアクセスは一本の橋梁に頼っていた。
 
滑走路が水没したとき、駐機していた飛行機は僅か3機、これは不幸中 の幸いだった。東北大地震のおり、仙台空港では駐機していた十数機の自 衛隊機が失われた。もし、空港がミサイル攻撃を受けたときに、短時間で 修復工事ができないという、日本の対応力の弱さもやはり深刻な問題である。

北海道地震でも、おどろくなかれ全戸が停電した。電源を1箇所の発電 所 に依拠し、補完の選択肢がない。これは安全保障上の手抜かりだろう。 また原発が停止中であることが問題にならなかった。原発が動いていれば 全戸停電という事態は防げたのではないのか。これを通信に置き換える と、通信施設の源を襲撃されたら、ほぼ全ての日本の通信が途絶えるとい うことである。


 ▲空港で夜を明かした旅客の過半が外国人だった

他方、関空には2000人のツーリストが残されていると最初、報じら れた が、実際には7800名もいたのだ。

メディアは立ち往生した旅客の弁当とか水の配給の画面つくりをしていた が、被災人数の掌握でできていなかった。そればかりか、非常食のストッ クがあまりにも少なかった。

脱線だが、6年前に体験した筆者の個人的経験を書く。

北京から成田便に搭乗したところ、「関東方面が嵐のため」とかの理由 で、いきなり関空へ着陸した、空港ロビィでの宿泊を余儀なくされた。後 日判明したのは午後十一時前に成田に着けそうにもなく、途中の関空に着 陸したのだった。その説明を中国の飛行機会社は説明しなかった。

配給されたのは寝袋と1万円の見舞金。そして翌朝の食事券。出発はな ぜか昼過ぎになるという。ところが、100人近くいた中国人旅客は、早朝 に いなくなっていた。中国人の喧しい抗議に対応できず、別の手だてを 用意 したらしかった。要するに「ゴネ得」なのだ。

今次、関空で何が起きていたか。

実は700人の中国人ツーリスト、250人の台湾からのツーリスト、 そして 70人の香港人(それぞれパスポートが異なる)。1000人以上の旅客 は、 中国系だったのである。


 ▲中国の大阪領事館は迅速に対応した

中国の大阪領事館はただちに行動を取った。バスをチャーターして関空 へ派遣し、中国人ツーリスト選別し、交通アクセスの地点へと運んだの だ。しかも台湾客には「あなたが中国人であることを認めたら乗せてや る」と差別した。

これは台湾で問題となって台湾のメディアが騒いだ。

在日台湾機関はこうした措置をとらなかった。このため中国系の台湾メ ディアが、中国側の差別待遇を攻撃するのでなく、駐日大使の謝長挺が無 能だと、『中国時報』などは、このときとばかりに攻撃した。

幾つか思い出すことがある。

東日本大震災のとき、中国は新潟空港などにチャーター機を飛ばし、十万 人とも言われた在日中国人を中国各地へ手際よく運んだ。在日大使館に司 令塔があるのだ。

リビアでは、カダフィ暗殺、政府壊滅の時に、飛行機、フェリー、バスな どありとあらゆる交通手段をチャーターして、じつに3万6000名いた 中 国人を救出した。

中央アジアの小国キルギスで暴動が発生したおりには、奥地のオシェとい うキルギス第2の都市に4機のチャーター機を飛ばして、500名いたと さ れる中国人を救出した。

これが可能となるのは、逆に言えば外国にいる中国人の動向さえ、出先 の外交機関が把握していること、携帯電話の連絡網があること、つまり防 犯カメラを全土に張り巡らせて、携帯電話の会話さえも防諜している国だ からこそ可能なのだが、基本的に中国人の多くが軍事訓練をうけていて、 危機にいかに対応できるかを、中国では日頃から実践しているからではな いのだろうか?

デジタル社会、次世代通信機器や半導体開発で、もはや日本の優位はあ とかたもないという実態が露呈したのである。

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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1785回】                  
――「支那人は不可解の謎題也」・・・徳富(10)
徳富蘇峰『支那漫遊記』(民友社 大正7年)

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客観的に考えるなら、親日と反日はコインの裏表であるように思う。歴 史的に、あるいは現実的に考えて見るならば、親日だからといって反中、 あるいは売国ではないだろう。たとえば日中戦争のなかで?介石に反旗を 翻し敢えて日本との「同生共死」の道を選んだ汪精衛にしても、反?介石 であり反毛沢東ではあっても、親日の向こう側に『在るべき中国』への熱 い思いが秘められていたはずだ。

むしろ日本との「同生共死」の道を貫くことこそが民族にとっての本来の 姿であるとの信念が、彼の行動を支えていたに違いない。彼の信念からす れば、国民党も共産党も共に民族の敵であり反中分子であっただろう。

やはり国際政治を親日、反日を基準に即断することは愚というしかない。

閑話休題。

漢口を離れた徳富は長江を下り九江から南昌へ。名勝の廬山に登り、「長 江の激浪」を体験する。蕪湖から南京へ。秦淮の画舫を楽しみ、清凉山の 遊び、金山寺や甘露寺を訪れる。淡烟に煙る揚州で一日を過ごし、やがて 上海へ。

上海では中国人が著した日本論の白眉とされる『日本論』を著した戴天 仇と面談する。どのような会話が交わされたのか。大いに知りたいところ ではあるが、残念ながら徳富は一切言及していない。ただ「戴氏の日本語 に到りては、天下一品、日本人も恐らくは三舎を避く可し」と。

上海名物の競馬場に向ったが、競馬を見るたけではなく、「競馬を見る 人を見んが爲め」だった。「競馬は露骨に云へば、一種の賭博」だ。「競 馬場は黄海の賭博場」だ。賭博にかけて「英人と、支那人とは、共通嗜好 を有す」が、「英人專ら馬を以て具となし、支馴人專牌を以て具と爲すの み」。

「夜は日本人倶樂部に於て日支記者の晩餐會あり」。旧知の日本人記者 が「會主として支那語にて、開會の辭を演じた」。

そこで徳富は「日人支那語を習ひ、支那人日語を學び、其れの日常の交 際、應接に於て、通譯を用ひず、互ひに自他の國語を以てせば、情意疎通 に於て、頗る便宜ならむ」と考えた。「支那に於ける商戰、社交戰、勢力 戰に於て最上の利器」は支那語であればこそ、「予は日本に於ける青年諸 君が、切に此點に留意せんことを望む」とした。

 ところが、である。

徳富の挨拶に次いで立った「支那側の一人」の記者が起立して「滔々と支 那語の演説を始め、一節了る毎に、又た滔々と日本語して、自から通譯」 し、「一場の喝采を博した」のである。「日人支那語を習ひ、支那人日語 を學」ぶべしという徳富の「希望を實現する者」を眼前にして、「支那人 の語學に於ける、天才に庶幾し、日本人遠く之に及ば」ないことを改めて 思い知る。

「日本人が自から語學に拙なるを以て、一種の誇りなすは、大なる心得違 也」と慨歎し、一転して「今や英人は遲蒔ながら、支那各地に於て、支那 語研究の學校を設け。苟も各會社に於て、支那語に通ずる者は、特別の手 當金を與ふることとなせり」とイギリスの例を紹介しつつ、「我が國民た るもの、豈に猛省せずして可ならん哉」と結ぶ。「支那各地に於て、支那 語研究の學校を設け」る英国に対し、日本は上海の東亜同文書院のみ。確 かに「我が國民たるもの、豈に猛省せずして可ならん哉」である。

上海から杭州に向い西湖に遊ぶ。

「西湖のみならず、道路の改善せられたるは、支那旅行中隨處皆是にし て、支那名物の一なる惡道路は、今や殆んど其の跡を失はんとす」。どう やら徳富は旅行中、「支那名物の一なる惡道路」を見ることはなかったよ うだ。そこで「吾人は翻つて、之を我が日本の道路に比して、自ら先進國 たるを誇るの、頗る鐵面皮なると思」ったそうである。
     
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
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(読者の声1) 安倍首相がいよいよ戦後の清算に取りかかります。

「占領憲法改正論」 安倍首相が憲法改正に取り組む。これは全面改正の ためのとっかかりであるが、必ず成功させなければならない。この成否は 国民の危機感が決め手となる。それには、まず占領憲法制定の経緯とその 後の経過を知る必要がある。

1.ルーズベルトは満州進出欲から邪魔な日本を軍事的に滅ぼしたが、G ケナンによると日本固有の領土である千島の対ソ割譲からみて日本の歴史 的な消滅まで計画していた可能性があるという。だとすれば彼が死ぬまで 戦線を維持した日本軍は偉大だった。早く降伏していれば日本は列強に分 割され国家を失っていただろう。そして上陸した占領軍が日本を政治的に 滅ぼすために日本人に課したのが占領憲法である。
これは占領軍のやっつけ仕事という説もあるが日本人の生態を知り、綿密 に作られているので占領前から研究されていたものと思う。

2.憲法論
  憲法とは本来民族固有の生態を守るための基本政策である。だから明 治憲法の制定に当たって伊藤博文ら先人は内外の歴史や事例を周到によく 調査し研究して 作り上げた。

その柱となる基本政策が、天皇崇敬、先祖崇拝、国民国防、 家制度、そ して教育勅語であった。これにより戦前日本は人口が倍増し、 戦後の廃 墟からも立ち上がることができた。

しかし占領憲法は日本の滅亡を狙ったものである。だから国家生存に不可 欠な国防政策がない。代わりに平和、人権、平等などの空想的なユートピ ア思想が盛り込まれている。日本民族が限られた資源で厳しい生存環境を 生き抜くための現実的な思想や政策がない。特に皇族を廃止し皇室を衰退 させるという時限爆弾が組み込まれた。

だからいま日本は国難に苦しんでいる。これは制定過程に日本人が参加し ていないことから明らかなように当時の米国人による米国アジア政策のた めの日本憲法であった。

3.しかし1949年米国が支那の共産化で支那大陸から蹴りだされると戦前 の極東政策は、とらぬ狸の皮算用に終わった。すると逆に日本の占領が無 駄になり国防費が負担になった。

そこで米国は対日方針を180度転換し日本を独立させることにした。
それが1949年に始まる東京国際裁判法廷の解散、1950年の対日講和誘導、 1951年のマッカーサーの日本自衛論証言、1951年のSF講和条約と再独 立、そして日米安保条約締結の流れである。

こうして折角制定した占領憲法はわずか4年で米国にとって有害無益なも のになってしまった。特に国防禁止は都合が悪いので1953年11月ニクソン 副大統領がわざわざ来日し東京で日本国民に憲法九条は誤りだった、と発 表した。

4.意外な日本の再軍備への抵抗:ここで米国側が意外としたのは、日本 政府の再軍備反対である。独立国にとって軍備は必要不可欠だからだ。
 これは日本政府が米国の保護を前提として、戦後の米ソの指導した激し い反日本軍宣伝の影響を恐れたためと思われるが、より直接的には、折か ら発生していた朝鮮戦争への国連軍名目の新日本軍の投入を恐れたためと いう。

5.1953年10月に池田勇人は米国の要請で渡米し、ロバートソン国務次官 補と会談した。そして米側の再軍備の要請に対し以下の理由で断ったという。

1)兵役対象の青年はGHQにより何が起ころうと2 う度と銃を執らな いよ うに教え込まれた。

2)婦人は大切な人をささげたのにGHQに大迫害を受けたので絶対に再 軍備に反対する。

3)それでも軍隊を作ると、GHQが共産党の活動を野放しにしたので、 左翼武力クーデタをおこす恐れがある。

4)日本人が自分のことは自分でしか守れないと気づくには、相当の時間 がかかるだろう。

6.一方、ソ連は17世紀以来300年にわたり日本侵略を進めてきたが、20 世紀には日本の敗戦という絶好の機会を得て米軍撤退後の日本の占領併合 をねらった。

そこでGHQに入りこみ憲法を使って日本の政治、社会、文化の徹底破 壊を進めた。

またソ連は日本社会に浸透し、日本の与野党、労働組合、マスコミ、教 育、文化、映画界などを支配して内部から日本人に危機を伝えず民族主義 を抑圧させた。特にヤミ検閲である閉ざされた言語空間工作は大成功し半 世紀以上日本国民を危機を知らない温室状態に置くことに成功した。

その後1991年ソ連は自滅したがロシアの地政学的な敵性は変わらず、中朝 とともに日本を強大な武力で威嚇している。この9月2日には大型爆撃機が 日本列島を周回し、28隻からなる大艦隊が宗谷海峡を通過している。 戦 前の日本なら国民は大騒ぎだ。

それにしてもこれほど危険な強国に囲まれながら、日本人が国防を禁止す る憲法を墨守し、危機感もなく60年も生存していることは世界の歴史に例 がない。騙されているとしか言いようがない。しかしこの裏で実際には横 田めぐみさんら国民が誘拐され領土は侵略されていた。

この眠らされていた日本に強力な神風が吹いてきた。それがインター ネットである。今までにない圧倒的な双方向情報力で積年の閉ざされた言 語空間工作が吹き飛ばされ、内外の危機や積年の不都合が国民の前に露呈 してきたのだ。

そこで日本復活のために、今回の安倍首相の国民投票提案を梃子にし て、国民の錆付いた危機感を動かしたい。これには危機情報の提供が潤滑 油として不可欠になる。

ただこの情報提供は危機だけでなく希望も提示することが必要だ。兵器の 発達により、世界は戦前と違って小国でも絶対的国防力の整備が可能に なっている。まだ時間があるからいたずらにパニックになることはない。

日本人が日本の子供たちは自分たちでしか守れないと真に気づけば、後は いやでも自分で世界に追いついてゆくだろう。(落合道夫)

  ♪
(読者の声2)秦郁彦著『慰安婦と戦場の性』の翻訳本が出版されました。
『 Comfort Women and Sex in the Battle Zone 』
著 者:Ikuhiko Hata
翻 訳:Jason Morgan
出版社:Hamilton Books 
定 価:11,571円(Amazon参考価格) 
●詳細は下記JFSSホームページをご覧くださいませ。

http://www.jfss.gr.jp/home/index/article/id/754
http://www.jfss.gr.jp/Uploads/professor/2018-09-06/5b90b3011a090.jpg
当フォーラムでは、2016年8月に「対外発信助成会」を設立し、信頼の お ける註のついた書物を、外国の出版社から外国語訳で出版できるよう活 動を開始致しました。

これは海外において悪質な反日プロパガンダがかなり広く組織的に行な われていることに鑑み、相手の言葉を用いて上手に説得できるよう学術的 にバランスのとれた書物を選択し出版することで、わが国から正確な情報 を外国向けに発信する運動を進めるものであります。

第一作は、秦郁彦著『慰安婦と戦場の性』(新潮選書)に致しました。
 英訳はジェイソン・モーガン氏(歴史学博士)、出版社は米ハミルトン ブックスより『Comfort Women and Sex in the Battle Zone』としてこの 9月、出版の運びとなりました。本書は日本初の「慰安婦」についての専 門書となります。国際社会の中で多くの方々にお読み頂ければ幸甚に存じ ます。(一般社団法人 日本戦略研究フォーラム

  ♪
(読者の声3)すこし先の話ですが、ラジオ日本の番組に宮崎正弘さんが生 出演の予定があります。

9月26日、午後0時50分から午後2時まで、ラジオ日本「マット安川のず ばり勝負」です。近くなりましたら討論テーマなどをお知らせします。
   (ラジオ日本「マット安川のずばり勝負」)



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のど自慢に出場したのだ
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      渡部 亮次郎

1946(昭和21)年のこの日、NHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が開始 され、それを記念してNHKが制定した。

第1回の応募者は900人で予選通過者は30人、実に競争率30倍の超難関 だった。

今でも12倍を超える人気長寿番組とか。1946(昭和21)年のこの日、NHK ラジオで東京)「のど自慢素人音楽会」が開始され、それを記念してNHK が制定しました。

第1回の応募者は900人で予選通過者は30人、実に競争率30倍の超難関で した。

今でも12倍を超える人気長寿番組とか。

私も高校生のころ、秋田市での大会に出場、合格した。受験戦争ムードに 反発したもの。唄ったのは「チャペルの鐘」

   作詩:和田隆夫
   作曲:八州秀章

1)なつかしの アカシアの小径は
 白いチャペルに つづく径
 若き愁い 胸に秘めて
 アベ・マリア 夕陽に歌えば
 白いチャペルの ああ
 白いチャペルの 鐘が鳴る

2)嫁ぎゆく あのひとと眺めた
 白いチャペルの 丘の雲
 あわき想い 風に流れ
 アベ・マリア しずかに歌えば
 白いチャペルの ああ
 白いチャペルの 鐘が鳴る

3)忘られぬ 思い出の小径よ
 白いチャペルに つづく径
 若きなやみ 星に告げて
 アベ・マリア 涙に歌えば
 白いチャペルの ああ
 白いチャペルの 鐘が鳴る

この歌を聞くと、なぜか札幌の時計台を連想する。理由は分からない。で もあれは時計台であってチャペルではない・・・。では「チャペル」とは 何ぞや? 
Wikipediaによると、
「チャペル (Chapel) は、本来クリスチャンが礼拝する場所であるが、日 本では私邸、ホテル、学校、兵舎、客船、空港、病院などに設けられる、 教会の所有ではない礼拝堂を指している。」

とある。どうも教会の礼拝堂はチャペルとは言わないらしい。結婚式場が チャペルだ。

でもこの歌詞は、何とも淡い恋でいいな〜。(ジイサンには縁が無い が・・・)

白いチャペルか・・・

フト、2年前の今頃、オーストリアに行って教会を見た事を思い出した。 ヨーロッパはどこに行っても教会だ。2年前は2週間掛けてオーストリアを 一周したが、オーストリアでも、どこに行っても尖塔の教会があった。中 でも有名で「これどこかで見た事がある・・」と思った教会が二つあっ た。ハイリゲンブルートの教会とハルシュタットの教会である。この歌と はあまり関係ないが、“絵になる”教会の写真を見ながら、岡本敦郎の歌を 聞くもの一興か?

大学を出てNHKで記者になった。

政治部所属に成ってある夜、新宿のスナックで唄っていたら、見知らぬ男 に声をかけられてびっくりした。「うちへ入りませんか」という。名刺に は「ダニー飯田とパラダイスキング」とあった。「政治記者から歌手へ転 身」というのがおもしろいというのだ。

記者の仕事が面白くてたまらない時期だったこともあって断った。
あれから50年。まったく歌う機会が無いままにすごしたから今では歌は聴 くものと心得ている。2013・10・29


           
   
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重 要 情 報
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 ◎米政府、台湾と断交の中南米3カ国の大使を召還 中国の影響力拡大に対抗策協議

【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省のナウアート報道官は7日、ドミニカ共和国とエルサルバドル駐在の米大使とパナマ駐在の米代理大使を本国に召還したと発表した。

ドミニカ共和国が5月、エルサルバドルが8月、パナマが6月にそれぞれ台湾と断交し、中国と国交を樹立したのを受け、「事態に関して協議するため」としている。

トランプ政権は、中国が巨大経済圏構想「一帯一路」の一環として、巨額のインフラ投資や経済支援を手がかりに「米国の裏庭」である中南米やカリブ海諸国で影響力を拡大するのを警戒。特に、今年に入って台湾と外交関係を結んでいた国々が相次いで中国と国交を結んだことに強い危機感を抱いている。

ナウアート氏によると大使らは、米政府の首脳部と「中米とカリブ海一帯での強力かつ独立した民主体制と経済の支援に向けた方策について話し合う」としており、中国に対抗した中南米諸国との連携強化策を探るとみられる。

現在、台湾と外交関係がある中南米諸国はグアテマラ、ニカラグア、ホンジュラス、ハイチ、パラグアイなど9カ国。

【写真】 国民から歓迎を受けるトランプ米大統領=7日、サウスダコタ州(AP)
http://www.sankei.com/world/photos/180908/wor1809080011-p1.html
【産經ニュース】 2018.9.8 09:58 〔情報収録 − 坂元 誠〕

 ◎米政府、台湾と断交の中南米3カ国の大使を召還 中国の影響力拡大 に対抗策協議

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省のナウアート報道官は7日、ドミニ カ共和国とエルサルバドル駐在の米大使とパナマ駐在の米代理大使を本国 に召還したと発表した。

ドミニカ共和国が5月、エルサルバドルが8月、パナマが6月にそれぞれ 台湾と断交し、中国と国交を樹立したのを受け、「事態に関して協議する ため」としている。

トランプ政権は、中国が巨大経済圏構想「一帯一路」の一環として、巨額 のインフラ投資や経済支援を手がかりに「米国の裏庭」である中南米やカ リブ海諸国で影響力を拡大するのを警戒。特に、今年に入って台湾と外交 関係を結んでいた国々が相次いで中国と国交を結んだことに強い危機感を 抱いている。

ナウアート氏によると大使らは、米政府の首脳部と「中米とカリブ海一帯 での強力かつ独立した民主体制と経済の支援に向けた方策について話し合 う」としており、中国に対抗した中南米諸国との連携強化策を探るとみら れる。

現在、台湾と外交関係がある中南米諸国はグアテマラ、ニカラグア、ホン ジュラス、ハイチ、パラグアイなど9カ国。

【写真】 国民から歓迎を受けるトランプ米大統領=7日、サウスダコタ 州(AP)
http://www.sankei.com/world/photos/180908/wor1809080011-p1.html
【産經ニュース】 2018.9.8 09:58 〔情報収録 − 坂元 誠〕

 ◎屈辱的な2連敗だった:前田正晶

韓国と台湾に連敗した責任の90%は永田とやら言う監督にあると思う。高 野連はどういう基準で甲子園を連覇した大阪桐蔭の西谷監督を当てなかっ たのか知る由もないが、あの監督の無能振りは凄まじかった。大体からし て左打者を6人も並べる打線を組めば、相手が左投手を当ててくるくらい は自明の理だと思うが、あの監督は左打者ばかりを並べるのを変えなかっ た。思うに、大阪桐蔭は左打者ばかりで優勝したのだから相手の左投げ投 手を克服可能とでも読んだか思って見ていた。読み違いだと断じておく。

実は、私の閃きとチャンとした理論的な裏付けもあって韓国と台湾に連敗 と出ていたので、妙な言い方だが「その通りになるか」と思いながらテレ ビ観戦していた。それに加えてアホなマスコミは香港とスリランカに勝っ た勝ったと言い募り、根尾がサイクルヒットを打ったと騒ぎ立てていた が、高校生が小学生を相手にして勝ったことが手柄になる訳がないと同じ ことで、あれは勝って当然の無残な試合だったので、何の参考にならな かった。

私は2年前だったかの藤平、加藤、堀等の投手や平沢大河等と選手が揃っ ていた頃をことを考えても、高校生の寄せ集めでは多くを望めないと考え ていた。それのみならず気懸かりだったのが、マスコミの例によって例の 如き持ち上げ過ぎだった。あれで高校生たちが慢心しなければ良いのだが と心配していた。根尾などはすっかりバッテイングを崩されていて全く役 に立っていなかった。最悪だったのが根尾をライト放り出してまで使った 小園でエラーばかり。あれでも根尾をショートストップに戻さなかったの は監督の大失態だと切って捨てる。

兎に角、左打者どもの工夫の無さも酷かったし、解説の元横浜高校の大監 督渡辺元智氏が「あの左投手に低めのスライダーには手を出すな。目付を 高めにおけ」と指示がでているべきだと言っていたにも拘わらず、皆スラ イダーに手を出していたのは永田監督がまともな指示を選手たちに出して いなかったのだろうとしか思えなかった。兎に角、渡辺氏が言っていたこ とがほとんど出来ていなかったと言うことは「ベンチは何をしていたの か」なのである。

それに高野連が選んだのかどうか知らないが不適切な選出が多いと思っ た。特に2番を打たせていた蛭間と言ったかなどは明らかに役立たずで、 全く2番と打者としの役目を果たしていなかった。それに台湾戦に野尻と 言ったか木更津総合から連れてきた打者を使ったが、彼はどうでも良いよ うな始めの2試合では打ったが、韓国と台湾が相手では無用の長物だっ た。これは一般論でもあるが、もしかして両国のスカウティングが行き届 いていたのかも知れない。

あれほど工夫のない試合を2回も続けた責任は監督にあるのは当たり前だ が、選手たちも責めを負うべきだ。それに私を驚かせたのが台湾戦にも吉 田輝星を使ったことだった。彼には甲子園の疲れが残っているのか知れな いが、あの投球を見ていた限りでは「速球主体」の投手ではなく持ってい る球種が少ないにも拘わらず「技巧は投手」に変身していた。あれでは何 の役にも立たない。それにあらためて体つきを見れば、張本勲ではないが 明らかな走り込み不足というか下半身に筋肉がついておらず、未完成品と いうか、未だ未だチャンとしたコーチが付いて再教育の必要ありと見た。

そういう点では大阪桐蔭の柿木も同様で、甲子園の決勝戦での投球を見た 時には「こんな程度で優勝投手か」と思ったほど雑な仕上がりだった。か の野村克也式に言えば「投手とは何か」と問いかければ答えられないだろ うと思わせた。全般的に打者たちも雑だし、高校で何を教え込まれたと疑 いたくなった。もしかして「甲子園で勝つ為のトーナメント方式を克服す る小技と技巧だけを叩き込まれた集団か」と思わせてくれた。

正直なことを言えば「台湾に負けてもそれほど腹立たしくはないが、韓国 にあのように捻られたのは極めて不愉快。監督は土下座してでも不手際を 詫びろ」と言いたい思いだった。情けない連敗だった。あんなことをして いれば中国にだって負けるぞ。永田監督よ、猛省せよ。

 
 ◎総裁選であって総選挙ではない:谷口潤二

9月20日に自民党の総裁選が行われるとのことで賑わっていますが、山口4 区或いは鳥取1区の選挙区に在住していない身としては全く関係のない事 柄にしか思えてなりません。確かに現在自民党が与党であるところからそ の党の総裁選で勝利すれば首相になるということになります。

しかしながら、それは国民の意見を反映してのということになるのでしょ うか。記載するまでもなく、現状の日本の選挙システムからは個人が直接 首相になる候補者に投票できません。憲法改正を謳うのであればまずは、 2者(党)一択というシステムを構成すべく動くことが大切なのではない でしょうか。問題はあるにせよ、直接投票できる米国において、選出され たトランプ大統領に対して「Heis not myPresident(彼は私の大統領では ない)」というスローガンを掲げる人が多くいます。前述した選挙区に在 住しない者としては、安倍首相に対して、「Heis not my Prime Minister(彼は私の首相ではない)」と自信をもって言えます。練馬在住  


 ◎1日に4箇所も回ったとは:前田正晶

7日(金)は朝からどんよりと曇った陰鬱な天候。これではまた低気圧に 苛まれるかと気分が沈んだまま5時に起床。何とか体は動いたので、自ら を鼓舞して先ずは朝食。だが、バナナを1本食べたところで戦意喪失。デ イキャフのコーヒーも何とか半分飲んでから休息。本日の最初の予約は9 時30分からの東京山手メデイカルセンターの大腸肛門科。早く着けば早く 診て頂けるかと9時5分過ぎにチェックイン。受付番号は2。

9時半前に呼ばれて問題なしとの診断で3ヶ月先の予約をして会計に。会計 を終えて今度は徒歩3分ほどの調剤薬局へ。ここまでで10時10分前だった ので、19分のバスでジムに向かうべく一旦帰宅。薬と書類を放り出してか らバス停に向かったが、十分に間に合った。

10時40分にはチェックインが出来て一路4階のマッサージチェアに。15分
間体をほぐしてから20分間のストレッチ。100 mのトラックを全速で(と 言っても本日の体調では75秒掛かった)3周してバスルームに。

熱いシャワーを、凝っている首筋や腰に十分に浴びせてからジェットバス に入浴。血行が良くなったと感じてからプラスティックス製の椅子に座っ て汗を流しながら休養。これが中々気分爽快。着替えを終えて外に出てみ れば12時を回っていて雨の気配を消えていたので、イオンのスーパー(元 はと言えばピーコック)内のリトルマーメードで昼食用に出来たてのパン を買って37分のバスで帰宅。

午後は大久保の新宿Hクリニックに3時の予約でプラセンタエキスの注射に 行くので、「ここまでよく頑張った」と自分を少しだけ褒めてからソ ファーに横たわった。しかし、ふと気が付けば2時25分を過ぎており、新 大久保駅前発42分のバスに乗らないと間に合わない状況。慌てて着替えを して痛む足を引きずって駅までの約700 mを必死で歩いた。バスには間に 合った。疲れた。

帰りのバスは3時18分と42分だが、会計を終えて時計を見れば30分過ぎで 18分には間に合わず、42分には間があるので「ままよ」と大勢の婦女子で 歩行もままならぬ大久保通りを歩いて帰る決意をした。だが、歩いたお陰 で解ったことは、あの若い女性に大人気で行列が出来ている韓国風の食べ 物は「アリランドッグ」という名称で、言うなればアメリカンドッグにも 似た串刺しにしてあり、何か色々とトッピングとでも言うものがゴテゴテ 付いたファストフードだった。何でこんなものの為に新大久保まで来るの かと情けない思いだった。「少しはものを思えよ」と言ってやりたかった。

兎に角、何処の国の人かも知らないお兄さんが「行列の最後尾」というプ ラカードを持って立っているほどの人気。あんなのを食べる為に彼女らは 何処から来ているのだろう。「彼ら反日で抗日の異国の民を喜ばせる必要 なんて何処にあるのか」と言ってやりたい気がしてならなかった。人混み の大久保通りを歩くのは兎に角蒸し暑かった。そこで、暑さと喉の渇きに 耐えかねて我が家の前のイオン系の小型食品専門スーパーでサイダーを 買って帰宅。

考えて見れば、あれほど多忙だったW社在職中でも1日に4社も訪問して回 ることはなかった。それをこの低気圧と自律神経失調症に苦しめられてい る体で、この年齢で回ってきたのだから、我ながら良く保ったと思う。だ が、脚の怠さも相当なもので、朝から歩き続けている間に私を追い抜いて いった人は男女を問わず無数にいたが、ついぞ追い抜けた人はいなかっ た。でも十分な距離を歩かざるを得なかったので運動になったと思う。今 夜はさぞかし熟睡できるだろう。



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身 辺 雑 記
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9日の東京湾岸は晴れ。

8日午後、見るともなしに南の青空を見ていると青空に浮いた雲がゆっ く り西から東に流れて行った。季節がゆっくり夏から秋に移っていること を示している。暑かった夏が去ってゆくのだ。

都合上、毎朝の散歩は不可欠だから毎朝、雨が降ってないように祈って起 きる。8日は快晴だった。土曜日とあって猿江公園の散歩者は極少なかった。

隣の第三亀戸中学校は休みだったが、男子生徒数人が登校し、校庭で運動 をしていた。午後には女子生徒たちがテニスをしていた。

離れて暮らす娘から8日届いたメイルによると娘の長男、私にとっての孫 息子は今春から京都の大学に在学しているそうだ。私は会ったことも無 い。娘は朝日新聞社の管理で3人の子持ちである。

























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創刊日:2004-01-18  
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  • 名無しさん2018/09/09

    これは実話です。

    欧米人「NHKのアナウンサーは股間隠すけどアダムとイブのマネ?」→日本人「?」→外国人「アダムとイブのマネしてるって欧米人は笑ってるよ」

  • 名無しさん2018/09/09

    情け容赦のないドローン攻撃を加速させたのが、2001年9月11日以降のテロとの戦いである。地球の裏側のオペレーターは、無人機のカメラが捉えた怪しい人物はすべてテロリストと見做して攻撃する。だから、民間人が次々と犠牲になっていく。



    「母は、子供たちと畑に出て野菜を収穫していたら、突然、アメリカの無人機は攻撃してきて、母の体は吹き飛びました」



     2012年、米軍のドローンにより母親を誤爆されらパキスタンの男性は嘆きと怒りをあらわにする。(NHK「クローズアップ現代」2013年9月26日)



     国連の報告でも、2004年以降、パキスタンだけでも4000人以上が犠牲になっている。



     しかし、現実は、そんな甘いものではない。



    「無人機攻撃による虐殺の9割が誤爆だった・・・」



     民間NGO団体の衝撃告発だ。なぜ、惨劇は続くのか?



     例えば、道路わきで水道工事をしているとすると、上空から無人機カメラでとらえたオペレーターは「ゲリラが側溝に爆弾を仕掛けている」と勝手に判断する。広場で男性たちが数十人体操をしていると、ゲリラが軍事訓練をしていると解釈してミサイルを撃ち込む。結婚式で集まっているとゲリラの集会とみなして攻撃する・・・・。まさに、非道、滅茶苦茶である。



     米軍の戦略の本音は、これら無差別殺戮を繰り返すことだ。そして、民衆に憎悪を植え付け復讐のテロを起こさせる。これが狙いだ。つまりは、テロの拡大再生産・・・・これこそアメリカ側の軍事目的なのだ。ある無人機オペレーターは画面で子供を爆殺したことを悔いて職を辞めた。その時、上官から5年間の任務で殺害したターゲットが1600人に達することを知らされた。



     世界最大のテロ国家はアメリカであることに、誰でも気づくはずである。しかし、欧米を初め世界各国は、最新ドローン壁開発に血道をあげている。



    「もはや、ドローンなしの戦争はあり得ない」



     米軍の高官は、そう明言している。米空軍のパイロット養成数は、すでに有人機パイロットより、無人機オペレーターが上回っているのだ。



     それは、米空軍が、将来、戦闘機などに無人化を視野においていることの証しだ。軍産複合体や世界中の先端企業が、ドローン開発に殺到する目的がもう一つある。



     それが知的所有権の確保だ。皮肉なことに「戦争は発明の母」なのだ。そこで開発された技術はよかれあしかれ、民間に転用されて巨大利益を生みだす。典型的な例が、コンピュータであり、インタネットだ。さらに、GPSも軍事技術が民間に援用されたものである。



     米軍の新型兵器開発を狙うのがDARPA(国防高等研究計画局)だ。ペンタゴン(米国防総省)の一部門で、民間企業と提携して最新兵器を開発する。プレデターから蚊ドローンまで、官民合同で研究開発されたものだ。ここで開発費用にDARPAから巨額資金が投入される。参加企業はほとんど自分の懐を痛めることなく、公費で研究開発できる。そして、完成した技術特許は自分たちで独占する。実に巧妙なやり方だ。



     いわば無尽蔵の研究費(軍事費)が投入されるため、驚嘆する性能ドローン兵器が次々に開発されている。昆虫型ドローンなどはその典型だろう。その傑作が蚊ドローンだ。別名「スパイ・モスキート」と言う。そこには注射針と極小カメラが内蔵されている。「ターゲットを監視するだけでなく、皮膚に泊まってDNAサンプルまで持ち帰る。本人の体にとどまって監視できるわけで、これは究極の監視ロボットと言えるだろう」(白鳥敬著「無人兵器」河出書房新社)



     



    「このスパイ・モスキートは実用化されている」と内部告白したのがエドワード・スノーデン氏である。



    彼は世界最大スパイ組織NSA(米国家安全保障局)による盗聴や監視に実態を告発した。まさに、現代の英雄と言える。



     その証言だから信憑性がある。彼がまだNSA職員だった時、極秘モニター・ルームに入った。その部屋の壁面には360度パノラマのように監視映像が映し出されていた。そして驚いたことに、映像は、蚊ドローンのカメラが映し出したものという。



     このロボットの蚊は、VXガスなど超猛毒を標的に駐車して、暗殺することも可能と言う。蚊に刺されたと思ったら、それが殺人ロボットだった。当人は夢にも気付かないだろう。虫型ドローンの存在が知られたのが、2007年、アフガニスタンのデモ隊上空を無数の蠅型ロボットが乱舞していたからだ。その指摘を受けてDARPAは、しぶしぶ虫型ロボットの開発と存在を認めた。

  • 名無しさん2018/09/09

    【コンス・股間隠し撲滅】NEXCO ネクスコ 中日本 CM 制作担当者はコンスは変だと気づきました

    https://blog.goo.ne.jp/chaos1024/e/3c74797102fac6d8e409caa301547c5e

    石破茂の推薦人に物凄くダメなメンバーが揃って有権者絶句 自民党内のあかん連中が勢揃い

    http://japannews01.blog.jp/archives/50513572.html?ref=popular_article&id=4445257-186973

    重陽

    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%87%8D%E9%99%BD&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwisosqj9qndAhUE77wKHUWcAJ0Q_AUIDCgD&biw=1097&bih=531&dpr=1.75

    石破茂、北朝鮮で女をねだり盗撮され、制裁に反対!日朝に連絡員事務所を設置!

    https://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/50265741.html

    アンリトンルールとは?野球で知っておくべき暗黙の了解!

    https://www.journey.gives/entry/unwritten-rules-baseball

    五大お嬢様女子大

    https://www.dokujo.com/love/39086.html

    沖縄メディアの方々へのイメージレスポンス

    https://ameblo.jp/heisaku1701/

    韓国軍がベトナムで行った非道(虐殺とライダイハン)

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-46.html

    いいですね!、、「いい加減に目を覚まさんかい!」目を開けたまま何も見えていない日本人

    https://ameblo.jp/tosyusai-syaraku/entry-12370751303.html

    朝日新聞VS「テーミス」全面戦争激化! 慰安婦問題の大誤報めぐり…メディアによる「仁義なき戦い」

    https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/180904/lif18090420300028-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp

    コリアン(朝鮮民族、韓国人・北朝鮮人)が認めたがらない歴史的事実

    https://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/e1f0897014374e5340858dfb7f826ce8?fm=entry_awp_sleep

    【「西郷どん」交友録】山岡鉄舟、西郷の心をつかんだ「人間力」

    https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180829/soc1808290022-n1.html

    国内のワクチン被害の例

    http://www.asyura2.com/sora/bd15/msg/648.html