政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4788 号  2018・8・31(金)

2018/08/31

                         
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4788号
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       2018(平成30)年8月31日(金)



              ばあちゃんが死んだ:馬場伯明

         一箇大隊をアフガニスタンへ派遣:宮崎正弘
    
        中国の軍事膨張で正念場の日本:櫻井よしこ

           インスリン注射不要の夢:渡部亮次郎
          
                                 
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4788号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
               御意見・御感想は:
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ばあちゃんが死んだ
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    馬場 伯明

(最近、年上の人や同世代の人たちの死が目に付くようになった。私も年 をとっているのだ。73歳。72歳で死んだ祖母のことを思い出し、以前書い た文章を少し修正の上、再掲させていただきます)。

2007/11/23の日本TVの金曜ロードショーで「佐賀のがばいばあちゃん(島 田洋七原作)」があった。佐賀県の田園風景やその頃の登場人物などを見 て、私が生まれたふるさとの長崎県島原半島南串山町の古い母屋や小屋を 思いだした。

今から56年前、昭和27(1952)年の秋の夜、私のばあちゃん(祖母、馬場 カメヲ)が死んだ。72歳。私は8歳。死因は複雑な腸閉塞だったらしい。 大腸が詰まって働かなくなり、寝たきりとなり内容物が逆流し嘔吐と腹痛 を繰り返していた。

祖母は便秘の傾向があり母が浣腸をしてやっていた。夏頃から症状が重く なりほとんど便が出なくなった。腹が大きく脹れあがり苦しそうだった。 我慢強い祖母は痛みを堪えていた。声にならない声を出していた。

父の小学校の同級生でかかりつけ医師の平野伊都夫先生はそれまで何度も 何度も石鹸水や下剤の薬などを管(くだ)でお尻から入れていた。何とか して中のものを出そうとしたが、出なかった。

ある日の夜、平野先生が往診に来られた。祖母は寝室の納戸ではなく広い 座 敷に寝かせてあった。祖父、父母と、私たち子供たち(孫)4人、そし て、同村に住む叔母たち(祖母の娘)が見守っていた。祖母の低いうめき 声が一瞬止まった。

祖母は突然焦げ茶色のどろどろしたものを吐いた。母が慌ててタオルで拭 き取った。平野先生が静かに注射をした。祖母は少し楽になったかのよう な穏やかな顔になった。でも、目は瞑ったままだった。


父が言った。「のりあき、ばあちゃんの耳元でおめけ!(喚け・叫べ)」 「行かっさんごて(あの世へ行かれないように)『ばあちゃん』って、太 か声でおめけ!」と。私と姉が大きな声でおめく。「ばあちゃん!ばあ ちゃん!ばあちゃん!」「行かんで!行かんで!行かんで!帰って来 (こ)んね!」。

幼稚園児の頃、私は祖母の寝間の蒲団にもぐりこみいっしょに寝ていた。 祖母は小学校には行かなかったらしいが、寝物語に「掛け算の九九」を私 に教え込んだ。私は小学校1年生のとき先生の前で99=81までをすべて暗 誦し驚かせたそうである(後年、母から聞いた)。

祖母が母に内緒で私に飴玉をくれたこともある。「ばあちゃん!ばあちゃ ん!ばあちゃん!」。私は耳元で喚(おめ)いた。叔母たちが「おっかん (おっ母ん)!おっかん!」と呼びかけ、父母も祖母を呼び続けた。

祖父が「カメヲ〜、カメヲ〜」と祖母の耳元で呼んだ。しかし、祖母の目 は閉じたまま動かない。しばらくして、平野先生が頷きながら父に何かを つぶやいた。父は「お世話になりました」と頭を下げた。

ばあちゃんが死んでしまった。母や叔母たちは大きな声を出して泣いた。 でも、祖父と父は涙を堪えていた。私と姉妹たちは母の傍で、目の前の死 の意味がよくわからないまま、おいおい泣いた。

祖母は同村の隣の地区の農家から祖父に嫁いだ。田畑を耕し作物を収穫 し、蚕を育て機(はた)を織り着物を縫い、三度の飯を作り、父(次男) をはじめ8人の子供を産み育てた。戦争や病気で5人が自分より先に逝って しまった。その悲しみに耐えて生きた。それも運命である。苦労と悲しみ の一生であったかもしれない。

時は過ぎ2000(平成12)年。父は祖母の50回忌法要を行った。一族が自宅 に集まり供養し祖母の生前の思い出を語り合った。「おっかんな(は)機 (はた)織りが上手やったもん」と叔母の一人が言った。「頭ん(が)た いて(大変)よかった」ともう一人の叔母が言った。

「小学校へ上がる前の私に祖母が『掛け算の九九』を教え込み、99=81ま で暗唱した私に1年生のS先生がびっくり」という話を母が披露した。56歳 の私はその事実にまったく覚えがなく、少し恥ずかしかった。

今の時代、人の死の瞬間(とき)に立ち会うことはほとんどない。あの 頃、死に際に人は自宅の畳の上でもがき苦しんだが、大勢の家族や親戚の 者たちに見守られながら逝った。生きた欠片(かけら)まですべてを捨て 去り、安らかな顔になり、家族らに思い出を残した。

人の死に立ち会うことは辛く悲しいことである。だが、その死に立ち会う ことで、人間のはかなさや人生のあわれを感じ、同時に、人の命の大切さ と人間の尊厳を心と体で実感した。

ばあちゃん(祖母)の死に立ち会ったことは、その後の私に深い影響を及 ぼした。祖母が死んだ5年後の春、昭和32(1957)年に祖父が86歳で死去 した。

54年後の昨年、平成18(2006)年3月、祖母が暮らし死んだ同じ古家で、3 年の自宅介護の末、父は94歳で亡くなった。
(千葉市在住 2007.11.24  2018.8.31再掲)




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一箇大隊をアフガニスタンへ派遣
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)8月29日(水曜日)
        通巻第5808号 
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 中国人民解放軍、一箇大隊をアフガニスタンへ派遣
  ジブチに継ぐ海外軍事基地を「訓練基地」を称して建設。
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地図を拡げていただくとアフガニスタンの特徴的な地形、その細長い回廊 が、中国の新彊ウィグル自治区へと繋がっていることが分かる。この回廊 は通称「アフガン回廊」(ワクハン回廊。350キロ)と呼ばれる。

このワクハン回廊の中国に近いバダクシャン地区に、中国人民解放軍は訓 練キャンプを設営し、一箇大隊を派遣する。ジブチに継いで2番目の海外 基地となる。中国は「訓練キャンプだ」と言い逃れている。中国軍の1箇 大隊は500名。

目的は何か? アフガニスタンの無法地帯から、この回廊を経てウィグル の若いイスラム戦士らが、新彊ウィグル自治区へ潜入している。

中国はかれらを「テロリスト、分裂主義者、過激なイスラム教徒の取り締 まり」だという。中国が具体的にテロリストと分類しているなかには、 「東トルキスタン独立運動」が含まれている。

「東トルキスタン」が正式の国名であり、中国が戦後のどさくさに乗じて 侵略し、新彊ウィグル自治区などと勝手に命名した。「あたらしい辺疆」 という意味である。チベットを「解放した」と詐称するのと同じ詭弁である。

さてことしのSCO(上海協力会議)にアフガニスタンは正式メンバーと なって、習近平の「シルクロード」構想に加わった。これが伏線だったのだ。

アフガニスタン政府は、領内「アフガン回廊」に中国軍の訓練基地を認め た。中国の狙いは表向きテロリスト対策だが、もうひとつはアフガン領内 にある豊饒な鉱物資源鉱区だろう。
       
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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 ヒトラーはルーズベルトの挑発をことごとく黙殺した。
  米国は「東洋にヒトラーの代役」(つまり戦勝国史観の悪役)を捜し あてた

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チャールズ・カラン・タンシル 渡辺惣樹訳『裏口からの参戦』(草思社)
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副題は「ルーズベルト外交の正体 1933−1941」である。分厚い翻訳本、 しかも上下二巻。渡辺惣樹氏の名訳。斯界に衝撃を与え続ける翻訳者は、 どうやって、このたぐいの名著原典を探し出すのか、不思議である。

本書は1952年に「戦勝国史観」に対するアンチテーゼとして刊行され、米 国の歴史学界において、一部の歴史学者からは高い評価を得たが、ルーズ ベルト大統領一派は、攻撃、侮辱を重ねて、本書を排斥した。チャールズ はジョージタウン大学などで教鞭を執ったが、晩年は左翼からの罵倒に よって恵まれない環境のなかに生涯を終えた。

真実を言う学者は、どの世界でも冷遇されるものである。

しかし66年ぶりに日本で甦ったのだ。

反日家だったルーズベルトは、国民世論が絶対的に参戦反対というムード の中で、じつは軍の高層部も日本との戦争には反対だった。それならば、 謀略を仕掛けて日本に真珠湾攻撃をしでかすように仕向け、まさに「裏 口」から第二次世界大戦へ雪崩れ込んだ。その具体的なルーズベルト政権 の騙しの方法がどうであったかを歴史を溯って詳述する。

まずドイツだった。しかしルーズベルト外交の裏の意図をヒトラーは戦略 的に先回りして、読んでいた。

ヒトラーはアメリカの挑発に乗らなかった。黙殺したのだ。

反日戦争屋のスティムソンが、1940年に陸軍長官となった。矛先は明瞭に 日本に向けられた。

スティムソンは、日記にこう書いた。

「問題はいかにして日本に最初の一発を撃たせるかである。もちろん、そ れが我々にあまりにも危険であってはならないが。。。」

その翌日にハルは日本に最後通牒を突きつけたのだ。

ヒトラーが拒否した役回りを日本の政治家にふることをルーズベルトは決 めた。

「ルーズベルトはシグナル役を東洋に見つけた。真珠湾攻撃が起きた。
彼が待ちに待った死の曲を演奏するシグナルとなる事件を日本がおこ し てくれた」。

直前までの和平交渉からハルノートへいたるまでの表向きの歴史は、すで に多くが語られた。日本が戦争回避に必死だったことは誰もが知っている。

問題は「語られなかった」水面下の動きだった。

米軍は「天気予報」の暗号で「東の風、雨」というダミー暗号から、日米 開戦が不可避となってことを事前に知っていた。これらの詳細は本書にあ たっていただくことにして、真珠湾攻撃当日、次のホワイトホウスのなか の動きの描写はきわめて印象的である。

「真珠湾攻撃の報が届く前のホワイトハウスの執務室は穏やかだった。外 から入る電話を遮断していた。大統領は、切手のコレクションを静かに整 理し、ポプキンズは大統領の愛犬ファラと戯れていた。運命の午後 一時 が過ぎた。しばらくして日本軍による真珠湾攻撃をしらせる報が届い た。そうしてアメリカはあの大戦に引きずり込まれた。大戦が終 わった 今も、共産主義国と戦い続けている有様である」

翻訳者の渡辺氏はフーバー大統領の『裏切られた自由』、フィッシュの 『ルーズベルトの開戦責任』の翻訳もこなしたが、この本をもって日本人 インテリに『是非読んで欲しい三部作』としている。
        
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1781回】                 
――「支那人は不可解の謎題也」・・・徳富(6)
  徳富蘇峰『支那漫遊記』(民友社 大正7年)

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徳富は満鉄経営の問題点を挙げながら、「滿鐵に必要なるは、創業の氣分 也。然り創業の氣分なり」と説く。やはり初心忘るるべからず、である。 さて、昭和20年8月15日の敗戦のその日まで、満鉄経営首脳陣は「初心」 を貫いたといえるだろうか。

10月10日、大連を発ち営口に向う。

これまでの観察から、「眞の滿洲の富は、寧ろ關東州以北にある可し。更 らに進んで云はゞ、奉天以北にある可し。或は長春以北にありと云ふが、 尤も恰當の言ならむ」とする。「長春以北」といえば、その先に北満が控 え、要衝のハルピンを東西に貫いて東清鉄道が奔り、東に向えばウラジオ ストック、西に向えば満州里からチタを経てモスクワ、ペトログラードに 繋がる。ならば日本の進む道は革命ロシア(ソ連)を相手に北満を押さ え、東清鉄道に対し圧力を与え、あわよくば北満産業の大動脈であり生命 線である東清鉄道を影響下に置くことあるはずだ。

かつて満洲最大の交易港であった営口も、いまや「其の血液の大部分を、 大連に吸ひ取られ」てしまい、「衰殘の形骸に過ぎざるが如し」。

満州の2大河川といえば、北流してハルピン郊外を過る松花江と南流して 営口で渤海湾に注ぐ遼河である。前者の流域一帯には「露國の勢力注入せ られ」、後者流域は「英國の勢力區域」である。徳富は遼河を西に越えて 遼西地方に入った後、海岸沿いに南下して中国本部と満洲を限る山海関を 経て秦皇島に至った。

日本は遼河の東側である遼東地方についてはともかくも、英国の影響下に ある遼西地方に至っては関心を払わない。「遼河は實に支那に於ける、自 然的大動脈也。此の大動脈を、如何にせんとする乎。而して此の大動脈の 流域たる遼西を、如何にせんとする乎」と疑問を呈する。満州経営のリス クと将来性を考えるなら大連一辺倒は危険であり、遼西地方に対する考え ておくべきだ、というのだろう。

 京奉線で天津を経由して北京入りしたのは10月13日午後9時近くだった。
 北京では紫禁城、文華殿、孔子廟、国子観、天壇などの旧跡を訪ねてい るが、それらの建物の落?ぶりを眼にし、数年前に洪憲を名乗り念願の帝 位に就きながら内外からの強い批判を受けて帝政を取り止め憤死した袁世 凱の人物評を下している。

 「袁世凱は誤魔化を以て始終せり。死者に鞭つは、吾人の屑とせざる所 なるも、彼が本性は、端なく此處にも暴露せらる。彼は根本的の施設家よ りも、一時の間に合せ的の仕事師」に過ぎない。「彼の帝政も亦た、槿花 一朝の夢たりし也。而して今後袁翁に代りて、支那を統一するもの、知ら ず何人ぞ」。

北京では段祺瑞総理、馮国璋総統、段芝貴北京衛戍司令官、梁啓超財政部 総長、曹汝霖交通部総長、湯化龍内務部総長、汪大燮外交部総長など当時 の中華民国政府首脳と面談している。

はたして彼らの中に「今後袁翁に代りて、支那を統一する」ことのできる 人物を見い出すことが出来たのか。以上の要人には釋宗演も顔合わせを し、その際の人物評を『燕雲楚水 楞伽道人手記』に見ることができる。 同一人物に対する徳富と釋宗演の評価の違いを知るのも一興か。

先ず段祺瑞については、「小男にして、顔色??、顴骨秀で、眼の玉きよ ろりとして、極めて落ち着きたる風あり。支那人には、恐らく珍しき寡默 にして、且つお世辭の少なき男なる可し」。

一見したところ、「聰明の人」なのかどうか判然とはしない。だが「多少 意志あり、且つ自信ある人」のようでもある。「些か一本調子にして、鼻 先強きに似たり」。以上は「唯だ余が印象」に過ぎない。

徳富にとって段は期待できる人物ではなさそうだ。

     
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■読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
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(読者の声1)過日の日本文化チャンネルの討論番組で、中国の話題はいつ ものことながら、最後に宮崎さんが「習近平訪日時には『プーさん』のぬ いぐるみ、お面など被って『歓迎デモ』を」と提案されたとき、会場も爆 笑でしたが、みていて吹き出しました。

 すごく「上品」な諧謔デモですので、中国が一番困るはず。どこかの団 体がおやりになるのなら、小生も参加します。(NJ生、横浜)



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(読者の声2)産経新聞に大きな広告が打たれていたので、書店へ行くと 平積みでした。宮崎さんと石平さんの対談第九弾『アジアの覇者は誰か 習近平か、いやトランプと安倍だ! 』(ワック)を購い、昨日読み終えま した。
 またアマゾンの書評にはやくも下記の評価が上がっていました。

「題名はいささか紛らわしいが、中身は代表的チャイナ・ウォッチャー二 人による東アジアおよび習近平独裁下の中国の現状分析です。わが国のマ スコミが報道しないことを遠慮会釈なく述べているのが心地よい。注目す べき論点を紹介すると

? 中国人は独裁のほうが安定すると考える者が多い。

? 習近平の中国は、防犯カメラとネット監視のデジタル全体主義。

? 権力者の腐敗は、中国五千年の伝統文化。

? 習近平は共産党幹部を恐怖政治で押さえつけた。

? 習近平は独裁を強化し中華皇帝を演じたが、中華帝国の野望をむきだし にしたため米国を敵に回し、米国は本気で中国潰しにかかった。

? 中国では習近平を「ダーサービー」(金をばらまく人)と呼ぶが、同音の 言葉に「大馬鹿」という意味の言葉がある。

? アジア諸国はいまやほとんどが中国の経済植民地。

? 中国の狙いは南シナ海からアフリカまでの支配。

? 一帯一路の狙いは過剰在庫の処分と過剰労働力の輸出。必ず挫折する」 (引用止め)

問題だらけの中国経済に、日本経済新聞などが奥歯にものが挟まったよ うに言いよどむ、本当のことを明解に分析され、その弱点を、すばりと指 摘されつつ、決して先入観や固定概念からの批判ではなく、現実に中国で 起こっていることを踏まえての議論でしたので、大いに参考になりました。

この調子ですと、来年は第十弾となるのでしょうか。(HU生、茨城)

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(読者の声3)雑誌の『PRESIDENT』(9月17日号)に「日経 のFT記事はゴミ」というコラムがあり、まったく賛成です。日経をやめ ようかと思っているところでした。FTを1600億円も出した買収した あ たりから、日経は政治色がリベラルに変色し、おかしな記事が目立つの も、このあたりが原因ですかね。

その昔、1984年頃でしたか、『ザ日経』上下巻や『日経新聞の読み 方』 を書かれたこともある宮崎さんにお尋ねします。
  (YD生、千代田区)


(宮崎正弘のコメント)FT(英紙『フィナンシャル・タイムズ』)の政 治コラムからの転載が多く、しかも内容たるやNYタイムズと変わりばえ のしないリベラル色が濃厚です。

経済と市場分析では光る同紙ですが、政治となるとグローバリズムのイ デオロギーが強く、したがって分析も浅薄で、中身は薄く NEWSWEEKの政治コラムの左翼偏向、トランプ嫌いと似ています。
だから読む気力が萎えてしまいますね。この点で、トランプを是々非々で 論じるようになった『ウォールストリート・ジャーナル』のほうがマシです。

日経の翻訳コラムはまさに『ゴミ』です。

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(読者の声3)御新刊『米中貿易戦争で始まった中国の破滅』(徳間書 店)を、早速通読しました。

世界各地の動きをヴィヴィドに伝える最先端のレポートでもあり、世界 の新聞雑誌をくまなくウオッチングしている宮崎さんならではの仕事であ ると思います。

また宮崎さんの相変わらずのエネルギッシュな行動力には驚かされます。 その場の雰囲気、活力、人々の思惑に触れることこそ、ジャーナリストの 本来の姿なのだと思い知らされます。古臭いパラダイムに今も縋り付いて 書き物をしている某新聞の記者たちは爪の垢を煎じて飲むべきでしょう。 (HT生、大田区)
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(読者の声4)米国のトルコ制裁によってトルコの通貨リアが暴落し、ベ ネズエラ、アルゼンチン、南アなどの通貨も併行して暴落したのですが、 日本の新聞を読むと、さもエルドアン(トルコ大統領)が悪いように書か れ、またそういうアメリカ型の評価が主流のようです。

この点で貴誌はまったくユニークで、「米国のトルコ制裁は戦略的に間 違っている」との立場から分析されています。

エルドアンが全面的に正しいとは思いませんが、アメリカの言い分もま た一方的ですね。(JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)欧米のジャーナリズムほど、エリート意識が強 く、そのうえ自己中毒的なエゴイズムに立脚しており、一方的思いこみが 激しく、偏向しています。

基本は人権、自由といいながらキリスト教価値観を脅かす行為には本能的 に反撥するのでしょう。

エルドアンはイスラム回帰を志向し、一時期は米国へ亡命したデュラン 師と蜜月関係でした。つまり、トルコの文化的価値を大事にしようとし て、国内の西欧崇拝組みと戦っているのであり、「トルコ・ファースト」 です。

だから米ドルで鼻をかんだりするエルドアンファンが輩出する。

ナショナリズムが衝突するのは当然の理論的帰結でもあり、日本は欧米 の論理に組みする必要はないはずです。

スーチーを見て下さい。人権のヒロインと持ち上げていたのが、いまや ロヒンギャ弾圧の悪の政治家と酷評され、ノーベル平和賞を返せ、あの民 族弾圧はジェノサイドだ等と、英雄視してきた欧米メディアが口走ってい るのですから。

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(読者の声5)「アジア自由民主連帯協議会」講演会のお知らせです。
今回の講演会では、米朝会談以後、アメリカと中国の経済をめぐる関係が 激しい対立を迎えている情勢下、今後の世界情勢とアジアの民主化の行方 について、国際政治学者の藤井厳喜先生のお話を伺います。
ぜひ皆様方のご参加をよろしくお願いします(事前申し込みは不要です、 直接会場においでください)
          記
日 時 9月22日(土)午後1時半開場 2時開会
場 所 拓殖大学文京キャンパス C館402号室
  (東京メトロ 丸ノ内線「茗荷谷駅」下車 徒歩3分)
https://www.takushoku-u.ac.jp/summary/bunkyo-campus.html
講 師 藤井厳喜(国際政治学者)
参加費 1000円
主 催 アジア自由民主連帯協議会
連絡先 三浦(電話 08034857189)古川(電話  09040751778)


        
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中国の軍事膨張で正念場の日本
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         櫻井よしこ

8月16日、米国防総省は、中国の軍事・安全保障の動向に関する年次報告 書を公表した。非常に堅実で説得力のある内容だ。日本がいよいよ正念場 に立たされていることを切実に感じさせられるものでもあった。

ここで重要なのは国防総省や国家安全保障会議(NSC)の考え方と、ト ランプ大統領自身の考え方がどこで重なり、どこで離れていくのかを知っ ておくことである。米軍の最高司令官は、無論、大統領だ。議会の承認も 必要だが、大統領は殆んどの重要事項を独自に決めてしまえるほどの強い 権限を有している。大統領に制度上与えられている一連の強い権限は、ト ランプ氏の型破りな人柄によって、一層増幅されていると考えるべきだ。

トランプ氏は閣僚や補佐官に依存しない。大事なことでも相談さえしな い。独自に決断してしまいがちだ。今回のように国防総省が中国の軍事的 脅威を分析し、米国の取るべき道として非常にまともな方針や戦略を打ち 出したからといって、大統領がそれに従うわけではないということだ。米 国に依存せざるを得ない同盟国として安心などできないのだ。

今年の年次報告書は、中国が眼前の課題に対処しながら、大戦略を着実に 進めていることを真っ先に記述している。大事な点である。中国は21世紀 最初の20年間を「戦略的好機」の期間ととらえ、世界制覇を実現するため に多層的な攻略をしかけているが、その長期戦略から目を逸らすなと警告 しているのである。

中国は米国にも世界にも「騙し騙し」の手法でやってくる。弱小国に圧力 をかけるにしても、米国との衝突には至らないようにその直前で攻略を止 めて様子を見る。中国が世界規模で行っていることを見れば侵略や覇権の 意図は明らかなのだが、そこを突かれる直前に、「一帯一路」に代表され る経済に重点を置いたかのような政策を打ち出すことで、対中警戒心を緩 めさせる。その背後で再び侵略を進める。

中国海兵隊は3万人に拡大

この繰り返しが中国の基本行動型であることを、年次報告書は明記してい る。圧力、脅迫、甘言、経済支援の罠などを駆使して自らの望むものを奪 うその戦略を、習近平政権は「中国の夢」、「偉大なる中華民族の復興」 などという美しい言葉で宣伝してきた。「ウィンウィンの関係」「人類運 命共同体」などと謳いながら、習氏は中国人民解放軍(PLA)を世界最 強の軍隊にするために組織改革を含む中国軍立て直し計画を断行してきた。

中国の軍事力の驚異的ビルドアップの実態をきっちり押さえたうえで、年 次報告書はPLAの侵略的行動について具体的に警告する。

たとえば、上陸作戦を担う中国海軍陸戦隊(海兵隊)は現在2個旅団で約1 万人だが、これを2020年までに7個旅団、約3万人以上にまで拡大させると いうのだ。中国陸戦隊は一体どこに上陸しようというのか。台湾か尖閣 か。彼らは両方とも中国の核心的利益だと表明済みだ。

年次報告書には台湾と尖閣を巡る危機も詳述された。たとえば尖閣諸島周 辺の日本領海に、中国船は4隻が一団となって、平均すると10日に1回の頻 度で侵入、などと詳しい。

中国は海からだけでなく空からもやってくる。中国軍機による接近は急増 しており、航空自衛隊の緊急発進も増え続けている。昨年度の実績で全体 の約55%が中国軍機に対するものだ。PLAの爆撃機はいまや沖縄本島と 宮古島の間をわが物顔に往復する。空自の緊急発進はこれまで2機態勢で 行われていたが、現在は4機態勢、まさに尖閣周辺は緊迫の海だ。

そうした中、あとわずか2年、東京五輪までに中国海兵隊は3倍になる。彼 らの狙いが台湾にあるのは確かであろうが、尖閣諸島占拠の優先度も同様 に高いと見ておかなければならないだろう。

習氏は国家主席に就任する直前の13年1月に、PLA全軍に「戦争の準備 をせよ」と指示を下した。同年3月にはロシアを、6月には米国を訪れ、尖 閣問題について中国の主張を展開し、両国の支持を求めた。習氏の試みは 失敗したが、尖閣奪取の執念はカリフォルニアでのオバマ大統領との首脳 会談で浮き彫りにされた。なんと習氏は1時間半にわたって尖閣問題にお ける中国の立場を説明したのだ(矢板明夫『習近平の悲劇』産経新聞出版)。

ギラギラした目で尖閣も台湾も狙う習政権の戦略に対して日本版海兵隊、 水陸機動団は今年3月に2100人態勢で発足したばかりだ。五輪後の21年頃 には3000人に拡充予定だが、中国陸戦隊の3万人には到底見合わないだろう。

トランプ氏の考え方

にも拘わらず、日本に危機感が溢れているわけでもない。日米同盟が抑止 力となり、中国を思いとどまらせることができるとの考えが根強いせい か。現在の日米安保体制の緊密かつ良好な関係ゆえに、一朝有事には米軍 も日本を大いに扶(たす)けてくれるに違いないと考える人々が多いせいだ ろうか。しかし真に重要なのはトランプ氏の考え方なのである。

ロシアのプーチン大統領は敵ではなく競争相手だと言い、北大西洋条約機 構(NATO)諸国を悪し様に非難するトランプ氏は、そもそも同盟関係 をどう考えているのか。7月のNATO首脳会議にはどのような考え方で 臨もうとしていたのか。これらの疑問についてトランプ氏の考えを正確に 読みとっておかなければ大変なことになる。

8月11、12日付の「ニューヨーク・タイムズ」(NYT)紙が「米政府事 務方がトランプからNATOを守り通した」と報じていた。トランプ氏は 6月の先進7か国首脳会議(G7)で、カナダのトルドー首相を痛罵し、共 同声明に署名しないと宣言した。前代未聞のことだった。NATO首脳会 議が同様の失敗に終わることだけは避けようと、ボルトン国家安全保障問 題担当大統領補佐官がNATO各国と緊急に話し合った。万が一にでも、 トランプ氏がNATO脱退を言い出さないように、「肉がしっかり詰まっ た」NATO軍強化策を大急ぎで取りまとめたのだ。

柱は「4つの30構想」とした。「30機械化大隊、30飛行群、戦闘艦30隻が 30日以内に反撃開始可能」な軍事力を20年までに完成させるため、全加盟 国が具体的目標を設定し、直ちに取りかかると合意した。

合意を、トランプ氏がブリュッセルに到着する前に成し遂げて、米国脱退 の道を塞いでしまったのだ。今回は29か国が力を合わせてここまで漕ぎつ けた。しかし、世界全体がどの方向に行くのか定かでない地平に立ってい ることに変わりはない。この間、中国の世界制覇の野望は不変である。わ が国はこれまでに見たこともない速度と規模で国防能力を高めなければな らないのである。

『週刊新潮』 2018年8月30日号 日本ルネッサンス 第816回



             
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インスリン注射不要の夢
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     渡部 亮次郎

2006年8月、京大の山中伸也教授が、人の皮膚から採った細胞に4つの遺伝 子を入れて培養したら、万能細胞ができた。iPS細胞=人工多能性幹細胞 と言うそうだ。

万能細胞から、神経細胞、心臓細胞、臓器細胞、血液細胞、軟骨などが作 られ糖尿病や心臓病に使えるとされている。

自分の皮膚から採った細胞だから、自分の体に入れても拒否反応がない。 ノーベル賞だという声が上がって本当に受賞した。細胞や臓器の再生へ、 万能細胞の研究競争が激化するだろう。

山中教授は、何年かしたら、人工細胞ができると言う。激しい競争がある からだ。

しかし、4つの遺伝子は、癌細胞から採っているので、人に応用すると思 わぬ事故になる可能性があると言う。

山中氏は、神戸大→大阪市立大→カリフォルニア大と研究を続けて、世界初 の万能細胞を作った。

人工細胞は、糖尿病、心筋梗塞(しんきんこうそく)、脊髄損傷(せきず いそんしょう)などの治療に使える。
http://www2.ocn.ne.jp/~norikazu/Epageh3.htm

このうち糖尿病治療への展望について専門家に聞いて見ると、うまくすれ ばインスリン注射が要らなくなる可能性があるという明るい見通しがある らしい。

糖尿病は、食べたものを血肉にするホルモン「インスリン」が膵臓から十 分に出てこないため、溢れた栄養(ブドウ糖)が血管を内部から攻撃した 末に小便に混じって出る病気である。小便が甘くなるから糖尿病。

糖尿病それ自体ではなかなか死なないが、内部から血管を糖分で攻撃され ると、脳梗塞、心筋梗塞、盲目、足の切断、癌多発といった
「合併症」を招いて、寿命より10年は早く死ぬ。

栃木県にある自治医科大学内分泌代謝科の石橋俊教授によると、駄目に なった膵臓や膵頭を何らかの方法で丈夫なものを移植すれば問題は一挙に 解決し、インスリン注射も要らなくなる。

しかし日本ではドナーが不足し、膵頭を調整する試薬の供給がストップし たりして、こうした治療を受ける患者は2桁どまりだ。

そこで注目されたのが、インスリン「製造工場」ともいえる膵ベーター細 胞の再生治療だったがヒトの受精卵の仕様に付随する倫理的制約や拒否反 応が壁になって進んでいなかった。

そこへ登場したのが山中教授の万能細胞。ヒトES細胞から膵ベーター細胞 を作る研究は壁に突き当たったが、山中教授のiPS細胞なら、自分の皮膚 から出来た物だから拒否反応も倫理的な問題も起きない。

問題は今回できた4つの遺伝子が、がん細胞からとっているので、人に応 用すると思わぬ事故になる可能性があることだ。石橋教授は「この問題が 解消されれば、実用化は意外に早いかも知れない」と言っている。

資料:(社)日本糖尿病協会関東甲信越地方連絡協議会機関紙「糖友 ニュース」91号(2008・7・1)  執筆 08・06・28





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重 要 情 報
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 ◎中国企業がヒラリー氏の私用メールサーバをハックした=報道

中国企業が、ヒラリー・クリントン氏の私用メールのほぼすべてを、ヒラ リー氏の送受信と同時に入手するハッキングを行っていたという。米政府 関係者と元諜報員の話を、ウェブメディアが8月28日に報じた。

英字ウェブメディア「デイリー・コーラー」に語った匿名の政府職員の1 人によると、クリントン氏の電子メールは、サーバに組み込まれたコード により、添付ファイルを含めてリアルタイムに在米の中国企業に送信され ていた。

フォックス・ニュースは29日、関係筋の取材から、この中国企業が中国政 府の諜報役を担っていると報じた。

報道を受けて、トランプ大統領は同日ツイートし、「中国はヒラリー・ク リントンの私用メール・サーバーをハックしたとの報告。ロシアではない ことが明らかになった。(冗談だろう?)FBIと司法省は優先するべきで はないか?実際、非常に大きな話だ、多くの機密情報がある!」と驚きを 隠せない様子だ。

中国外務省の華春瑩報道官は同日「この種の疑惑は、初めて聞いた訳では ない」「中国はサイバー安全保障に尽力しており、いかなる形のインター ネット攻撃や秘密盗用にも断固として反対し、取り締まる」と述べ、メー ルハッキングと中国関与の報道を否定した。

7月12日の米議会で発言したルイ・ゴーメット議員(テキサス州・共和 党)によると、米政府機関・諜報交流調査庁(ICIG)はクリントン氏の電 子メールのほとんどが「外国企業」に送られていると確認しているという。

ゴーメット議員は、「外国企業」の詳細を語らなかったが、ロシアとは無 関係であると述べた。また、ICIG調査官ら2人は、FBI関係者に対して、中 国側の侵入に繰り返し警告したという。にもかかわらず、当時のFBIベテ ラン諜報官でロシア介入疑惑捜査担当ピーター・ストラック氏は、ICIGが 提供した情報を深刻に受けることもなく、クリントン氏に警告したという 報告もないと述べた。

ストラック氏は2016年大統領選挙期間に、同僚で愛人のリサ・ページ弁護 士に対して、トランプ氏のことを「バカ」「(大統領になるのを)我々は 止める」と批判的な意見を送っていたことが発覚し、FBIは8月に同氏を免 職した。

デイリー・コーラーに語った元諜報員によると、ICIGは2015年頃からハッ キングの可能性を指摘していたという。ICIGが深く調査したところ、ヒラ リー氏の電子メールの最上部と最下部には装飾が付けられているが、その なかにメールのコピーデータを中国企業へ送信する仕組みがあった。

「ICIGは、ある程度のフィッシングがあったと考えている。中国側がこの ような工作をするのは有名だ」。この元諜報員は「トカゲのしっぽ切り」 になる可能性があるとして、企業の名前を明らかにすることを避けた。

デイリー・コーラーに語った別の政府職員によると、このハッキング問題 には、ワシントンのヴァージニア北部郊外にある中国国営企業が関連して いると語った。その企業は、中国政府のための諜報役を果たすとされる。 さらに、技術系企業ではなく「中国政府の(諜報の)前線組織だ」と述べた。
(翻訳編集・佐渡道世)

【写真】 2009年国務長官任期中のヒラリー・クリントン氏、エレベー ターのなかで携帯を確認している (Chip Somodevilla/Getty Images)
https://img.epochtimes.jp/i/2018/08/30/t_rqzqqwnsr4quaylnvy3z.png
【大紀元】 2018年08月30日 10時51分
※ ドナルド・トランプ大統領のTweet: 
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2374193782607322&set=a.630510343642350&type=3
〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎宮川沙江さんの主張が全面的に正しいとして:前田正晶

私は何度か我が国の多くの(敢えて全部とまでは言わないが)スポーツの 協会というか上部団体の役員たちはほぼ無能か使い物にならない(簡単に 言えば世間知らずのアホばかり)だと決めつけてきた。

それは「彼らは嘗ては名選手だったかも知れないが、その後はその極々狭 い世界に閉じこもって、まともな社会か世間の風にも当たらず社会常識を 備える間もなく頑迷な老人の如くになってしまった連中ばかりだ」という 意味である。

最近ではレスリング協会の栄和人元本部長にボクシング連盟だかの山根明 が悪い意味での典型的な例として挙げられるだろう。そこにまた彼らに輪 をかけたといっても良いだろう間抜けなマスコミが加わっておかしな報道 の仕方をするのだから、事態が改善される訳がない。

しかもマスコミも協会もあるいは選手たちも何を血迷ったのか、少し英語 が解る私には意味不明な「パワー・ハラスメント」(略して「パワハ ラ」)というカタカナ語を使うのだから、益々救いようがなくなっていく のだ。

今回の宮川さんの件が報じられてから(恐らく我が国の大学の運動部でも 最もきつかったと思うところだが)体育会出身者が「パワハラはおかし い。俺に言わせれば理不尽な圧力をかけることだと思う」と言っていた。 確かに、栄和人もその範疇に入るだろうし、山根明も同様だろう。私には 何でもかんでもカタカナ語にしてしまう意味も目的もが解らないし、大体 からして power harassment などと言う英語の表現は存在しないし、そう いう犯罪があって警察が取り締まる訳でもないだろう。即刻使用を止めて 「理不尽な圧力をかけられた宮川沙江さん」のように具体的に報道すべきだ。

掲題のように「彼女の主張が全面的に正しい」とすれば、塚原夫妻が宮川 さんに対して言ったことは不当で理不尽な圧力以外の何物でもないと思 う。だが、マスコミが言う「パワハラ」では具体的に何を言いたいのか サッパリ解らない。

私は彼らマスメディアは体操界における朝日生命と塚 原夫妻の強烈な存 在を承知しているからこそ、18歳の少女を擁護する姿勢 は示さず、協会 と塚原夫妻の代弁者に徹しているのかと読んでいるのだ が、如何なもの だろう。

私には当然だが、宮川さんをあのコーチから引き離して朝日生命の傘下に 入れれば「もっと伸びてオリンピックの代表になれるのか否か」など解る 訳がない。だが、どう考えても18歳の将来有望なのだろう少女を慣れ親し んだコーチから引き離すことが理不尽ではないとは思えないのだ。

また、宮川沙江さんは暴力を振るわれたのは1年ほど前だったと言ってい るが、そのことを捉えてそのコーチの登録を抹消することが正常な感覚と いうか神経の下での判断とは思えない気がする。

私は以前にアメリカのビジネススクールではその教科にMBAと一口に言っ ても「学校運営のマスター」や「病院経営のマスター」があると指摘した ことがあった。私はこの考え方を応用すれば「各種の競技の上部団体の幹 部か会長か責任ある役員には何処かのビジネススクールで経営を学んでき た経営の専門家を当てて、競技そのものの運営や進行には狭い世界だけで 育ってきた非常識な連中にやらせれば良いのでは」と考えている。

最後に矢張り英語の講釈をしておこう。“harass”とはジーニアス英和には 「(人)を厄介なこと・心配なので絶えず困らせる、繰り返し悩ます」と ある。さらに「敵を(繰り返し)攻撃する」ともある。Oxfordには (often passive) to annoy or worry〜 by putting pressure on them saying or doing things to them とある。これを「誰かが誰かに理不尽 な圧力をかける」という犯罪のような意味でカタカナ語にしたのはおかし いと思う。

以前にも述べたが、W社で副社長兼事業本部長たちが集められて sexual harassmentの注意があった時には「今日の服装は良いね」とか「今日の貴 女は何時もより美しい」とか「今日の化粧では一層映えるね」というよう な言い方は駄目だと教えられたそうだった。

それが我が国に入るや本家本元にはない「パワハラ」だの「マタハラ」
などという奇怪なカタカナ語が出来てしまうのが恐ろしいのだ。曲解だ。 こういうカタカナ語を産み出すのは何処の不勉強な奴かと何時も不思議に 思っている。


 ◎7月の北との極秘接触報道 菅義偉官房長官コメントせず トランプ 「真珠湾」発言は否定

菅義偉官房長官は29日の記者会見で、米紙ワシントン・ポスト電子版が 28日に日本と北朝鮮の情報当局高官が7月にベトナムで極秘接触してい たと報じた件について「コメントは控えたい。政府としては拉致・核・ミ サイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて全力で取り組んでいきた い」と述べた。

一方、トランプ大統領が6月にホワイトハウスで安倍晋三首相と会談した 際、貿易問題に関連して「真珠湾攻撃を忘れないぞ」と述べたとした同紙 の報道に対しては、菅氏は「事実はない」と否定した。

同紙によると、会談は北村滋内閣情報官と北朝鮮の金聖恵(キム・ソン ヘ)統一戦線策略室長との間で行われ、日本人拉致被害者問題などを話し 合ったとみられる。トランプ政権には事前に知らされず、米側は不快感を 示したとされる。

【写真】記者会見する菅官房長官=29日午前、首相官邸
<https://www.sankei.com/politics/photos/180829/plt1808290009-p1.html>https://www.sankei.com/politics/photos/180829/plt1808290009-p1.html
【産經ニュース】2018.8.29 12:17
・今回問題報道(真珠湾)の発信元 ― ワシントン・ポスト紙の記事
https://www.washingtonpost.com/world/national-security/i-remember-pearl-harbor-inside-trumps-hot-and-cold-relationship-with-japans-prime-minister/2018/08/28/d6117021-e310-40a4-b688-68fdf5ed2f38_story.html?noredirect=on&utm_term=.10f84ec31651
 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎7月の北との極秘接触報道 菅義偉官房長官コメントせず トランプ 「真珠湾」発言は否定

菅義偉官房長官は29日の記者会見で、米紙ワシントン・ポスト電子版が 28日に日本と北朝鮮の情報当局高官が7月にベトナムで極秘接触してい たと報じた件について「コメントは控えたい。政府としては拉致・核・ミ サイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて全力で取り組んでいきた い」と述べた。

一方、トランプ大統領が6月にホワイトハウスで安倍晋三首相と会談した 際、貿易問題に関連して「真珠湾攻撃を忘れないぞ」と述べたとした同紙 の報道に対しては、菅氏は「事実はない」と否定した。

同紙によると、会談は北村滋内閣情報官と北朝鮮の金聖恵(キム・ソン ヘ)統一戦線策略室長との間で行われ、日本人拉致被害者問題などを話し 合ったとみられる。トランプ政権には事前に知らされず、米側は不快感を 示したとされる。

【写真】記者会見する菅官房長官=29日午前、首相官邸
<https://www.sankei.com/politics/photos/180829/plt1808290009-p1.html>https://www.sankei.com/politics/photos/180829/plt1808290009-p1.html
【産經ニュース】2018.8.29 12:17
・今回問題報道(真珠湾)の発信元 ― ワシントン・ポスト紙の記事
https://www.washingtonpost.com/world/national-security/i-remember-pearl-harbor-inside-trumps-hot-and-cold-relationship-with-japans-prime-minister/2018/08/28/d6117021-e310-40a4-b688-68fdf5ed2f38_story.html?noredirect=on&utm_term=.10f84ec31651
 〔情報収録 − 坂元 誠〕


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身 辺 雑 記
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月末の東京湾岸も晴天、暑くなりそうだ。

30日の東京湾岸は晴天。大阪在住の畏友池尻さんから焼酎を30日に頂い た。これでまた馬力がつこうというものだ。池尻さん、どうもありがとう ございました。

夏休み明けの隣の第三亀戸中学校、30日は午前9時にはプールで体育の時 間だろう、女子生徒たちが泳ぎを始めた。9時半、男子生徒たちも入った。

私の少年時代は干拓前の秋田県の八郎潟とともにあり、沿岸の浅瀬の砂底 に居るシジミを獲ることで泳ぎを自然に覚えた。干拓後、学校にはプール ができたのだろうか。反応の遅いわが郷土秋田を憂いている。

すっかり忘れていた佐々木新一を30日聴いた。

佐々木 新一(ささき しんいち、1946年12月3日 - )は、日本の演歌歌 手である。本名:佐々木 新市。

青森県南津軽郡藤崎町出身。

1963年(昭和38年)、青森市立第一高校2年生の時に上京、作曲家の桜田 誠一の門下生となる。

1965年(昭和40年)5月、キングレコードより『若さの世界』でデ ビュー。当時のニックネームは“ニューワン”。

1966年(昭和41年)1月リリースの『あの娘たずねて』が大ヒット、ミリ オンセラーとなる。

2016年6月、胃ガンが発覚。手術を受け、12月7日に、「みちのくランプの 宿」の公開レコーディングを行い仕事復帰を行う。

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創刊日:2004-01-18  
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  • 名無しさん2018/09/01

    船瀬俊介「コンクリート住宅は9年早死にする」(リヨン社)。



     これは、現代建築の致命的欠陥を告発したものだ。



     これは、マスコミの最大級のタブーでもあった。コンクリートと鉄は建築業界を支える2大建材である。



     それを告発するなど、メディアにとって、絶対許されるものではない。



     データは、全て学界発表された論文のみである。



     よって、科学的にも実証された事実ばかりである。



     旧弊たる建築界が、この一石を投じることによって自浄と変革に向かうことを念じていた願いとは裏腹に、建築学会どころか建築行政、さらにはマスコミまでもが、指摘と提案を完全黙殺した。



     つまり、建築利権にとって、完全コンクリート批判などは絶対タブーだった。



     すなわち、現代建築は、完全にコンクリート・マフィアに支配されている。



     「言ってはいけない」「聞いてはいけない」



     これらの対応を見ていると、建築学界も医学界も、全くよく似ていると感じるしかない。



     つまり、建築利権の総元締めであるマフィアが存在する。



     それは、まず東大工学部・建築学科を最高権威とする学界権力である。



     さらに、それに連なるゼネコン業界、彼らの権威と利権に触れることは、絶対禁忌なのだ。



     彼らを総称する言葉は、「建築マフィア」という言葉しかない。



     だから、学界、業界、政界どころかマスコミまで、このコンクリート問題を黙殺している。



     そのため国民もまた、全く蚊帳の外に置かれ、無知のままに過ごしている。



     よって、ここでハッキリとそのタブーに挑む。



     コンクリート住宅に住むと、どうして9年も早死にするのか? 



     コンクリート建築の致命的欠陥とは何か?



     その実態を明らかにする。



     消費者どころか建築関係者ですら、初めて聞く衝撃的な事実のはずだ。



     コンクリート建築と言えば、近代建築と同義である。それは、現代建築に至るまで変わらない。



     近代建築を代表する建築家、フランスのル・コルビュジェ(1887ー1965)も、その作品は、ほとんどすべて鉄筋コンクリート製だ。



     もう一人の双璧、アメリカのフランク・ロイド・ライト(1867ー1959)。その代表作「落水荘」をはじめ、コンクリート建築が大半を占める。



     だから、近代から現代にかけての建築物は、まさにコンクリート建築そのものだった。



     つまり、コンクリートを批判することは、近代から現代にかけて建築を否定することに他ならない。



     そんな書籍の存在など、建築界にとって許されるはずはない。だから、船瀬俊介「コンクリート住宅は9年早死にする」は、完全黙殺され今日に至る。いや、ただ一つ例外があった。



     この本は韓国語に翻訳され、なんとベストセラーになったのだ。すると、韓国テレビ局KBSが、「コンクリート住宅は9年早死に!」と銘打って、前後編2時間ものドキュメンタリー番組を制作、放映したのだ。



     担当ディレクターに聞いたところ、前編を放映するや建築業界から轟轟たる非難、苦情がテレビに殺到したと言う。「では、後編放映は無理でしょう」と尋ねると「大丈夫。放映すればこっちのものよ」と言う。番組プログラムの合間を縫って続編も放送してしまった。



     コリアパアーに脱帽した。ここでも日本メディアは完全に韓国に負けている。スポンサーの圧力に怯え、委縮しているマスコミに未来などない。



     日本にはコンクリート打ちっぱなしで有名な安藤忠雄氏がいるが、彼のような建築家がコンクリート被害を拡大させた。韓国の人は同じ過ちを繰り返さないでほしいい。

  • 名無しさん2018/08/31

    報道したのは関テレなど3社だけ!武健一逮捕・関西テレビは関西生コンのマジキチぶりまで確り報道

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7195.html

    武委員長、湯川副委員長逮捕でどうなる?

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53292266.html

    関西生コントップ、逮捕。辻元清美との関係、実は国会で文書配布されていた。籠池夫人のメール内容で暴露済み

    https://samurai20.jp/2018/08/decision-4/

    防衛省元幹部が石破茂の決断力のなさを赤裸々に語る 省内での不人気ぶりを暴露

    http://japannews01.blog.jp/archives/50513273.html?ref=popular_article&id=4445257-186973

    天使の羽根

    https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%81%AE%E7%BE%BD%E6%A0%B9&chips=q:%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%81%AE%E7%BE%BD%E6%A0%B9,g_3:%E8%82%A9+%E7%94%B2%E9%AA%A8&sa=X&ved=0ahUKEwiQppyctpPdAhWLQN4KHZGmB1MQ4lYIKigA&biw=1088&bih=527&dpr=1.75

    売国奴の石破茂が石破派を結成「首相目指す」・北朝鮮で女をねだって、制裁に反対!外国人から献金

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-5971.html

    在日朝鮮人の通名は犯罪の温床です

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-99.html

    農薬空散でがんが41倍

    http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=1956

    警察がカトリック教会を急襲

    http://www.dcsociety.org/2012/info2012/180807-1.pdf

    オレンジ家

    https://shanti-phula.net/ja/social/blog/wp-content/uploads/2018/08/180828_1100_1.png

    「スペイン風邪」の現場証言

    http://www.asyura2.com/0510/health11/msg/158.html