政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4779号  2018・8・22(水)

2018/08/22

                         
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4779号
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       2018(平成30)年8月22日(水)



   非核化 成果なければ米国「海上封鎖」断行か:加瀬英明

                マハティール訪中:宮崎正弘                 
      中国マネーが席巻する征服と略奪の網:櫻井よしこ
              
                        
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4779号
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非核化 成果なければ米国「海上封鎖」断行か
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                加瀬 英明

日本を守る? 非核化 成果なければ米国「海上封鎖」断行か

米中間で、“関税合戦”による死闘が始まった。

その脇で、いま、中東が爆発しそうだ。米中間のデスマッチの幕があがる わきで、北朝鮮危機がどこかへ行ってしまったように、みえる。米朝はこ こ当分のあいだは、交渉を続けてゆくのだろうか。

8月初めに、シンガポールで東南アジア諸国連合(ASEAN)サミット が催された。

北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相が、「米国が同時並行する措置をとらな ければ、わが国だけが非核化を進めることはありえない」と演説したのに もかかわらず、ポンペイオ国務長官は北朝鮮の非核化について、「北の決 意は固く楽観している」と述べて、李外相と固い握手を交わした。

日本では、6月にシンガポールにおいて「歴史的な」米朝首脳会談が行わ れてから、しばらくは緊張が解けたものと判断して、北朝鮮からのミサイ ル攻撃に備えて、東京(防衛省構内)、島根、広島、愛媛、高知各県、北 海道に展開していた、PAC3ミサイル迎撃ミサイルを撤収した。

北朝鮮は、米国から南北平和協定、制裁の緩和など段階的な見返りを求め て、トランプ政権をじゃらしている。北はワシントンを甘くみているのだ。

だが、トランプ政権は北朝鮮をあやしながら、北朝鮮に鉈(なた)を振る う瞬間を、待っている。

もし、11月初頭の米国中間選挙の前までに、北が非核化へ向けて、米選 挙民が納得できる成果を差し出さなければ、海軍艦艇を用いて、北朝鮮に 対する海上封鎖を実施することになろう。米国民は何よりも力を好むか ら、喝采しよう。

 私は本紙の『日本を守る』連載(4月27日号)のなかで、米国が北朝 鮮に対して海上封鎖を断行する可能性が高いと予想している。

 海上封鎖という“トランプ砲”が発せられると、日本の政府と国会が激震 によって襲われよう。米海軍が日本のすぐわきにある北朝鮮に対して、海 上封鎖を実施しているというのに、自衛隊が燃料食糧の供給などの後方支 援に役割を限定するわけには、ゆくまい。

 中東は日本のエネルギーの80%以上を、供給している。
日本を揺るがしかねない危機が中東で進行しているのに、日本の世論は目 をそらしている。

 
          
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マハティール訪中
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)8月21日(火曜日)弐
        通巻第5800号   
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 マハティール訪中。マレーシア経済、最悪の問題は対外債務だった
   トルコ制裁によるリラ暴落がドミノでアルゼンチン、ブラジルへ
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マレーシアのマハティール首相は5日間の日程で8月17日から中国を訪 問。まず浙江省に足を運び、アリババ本社と吉利(GEELY)自動車を 訪問した。

20日には李克強首相と習近平出席に別個に面談した。

李克強との会談では、「中国とマレーシアの友好関係は変わらない。自由 と公平な貿易の持続と発展を希望している。ただし新幹線工事の中止につ いてはマレーシアの財政事情を考慮して欲しい。中国が悪いとは言ってい ない。悪いのはナジブ前政権の無謀な計画と汚職である」と言った。

共同記者会見ではマレーシア新幹線の話は出なかった。

マハティール首相の老練さ、中国を正面から批判せず、国内の劣悪な財政 環境と前政権に責任を転嫁して、まずは中国との交易の拡大はお互いの利 益のために発展させると言ったのだ。

習近平との会談は同日(8月20日)に行われ、楊潔チ国務委員らが同席し た。席上、マハティールは「インフラ建設での協同強化」と「戦略的対話 の重視」を述べ、通貨スワップに合意した。

8月18日の杭州アリババ本社訪問では馬雲CEOが直接応対し、説明役も 務めるなどの厚遇ぶりだった。同社はクアラランプール國際空港近くに拠 点を解説したばかりだが、マレーシアの交通渋滞の解消などでAI設備の 交渉を続けている。また仮想通貨のノウハウなどにもマハティールは興味 を示した。
 
同じく吉利自動車を訪問した理由は、マハティールの強い個人的な関心か らだ。

嘗て国民車プロトンを三菱自動車などと提携で立ち上げたのは彼自身だっ た。その後、マレーシアの国民車プロトンは円滑な販売実績が上がらず、 昨年に中国の吉利に買収された。思うところが深いのはそのためで、再 度、マハティールはマレーシア国民車の離陸を夢見ているのである。 

そこで問題視されるのが、マレーシアの債務問題である。

まずは下記の一覧表をご覧頂きたい。世界の数ある新興国家のなかで、 ワースト15を掲げる。

深刻極まりない新興諸国の財務状況
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順位  国名      対外債務(単位=億ドル)   対GDP比較
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1   モンゴル        239億ドル      215・3%
2   キルギス         80         110・9
3   ラオス         142          83・5%
4   タジキスタン       49          67・1
5   マレーシア      2004          63・7
6   トルコ        4667          54・9
7   南アフリカ      1832          52・5
8   アルゼンチン     2537          39・8
9   メキシコ       4540          39・5
10  ロシア        5199          34・0%
11  タイ         1527          33・5
12  ブラジル       6809          33・1
13  パキスタン       727          23・9
14  フィリピン       732          23・4
15  インド        5297          20・3

モンゴルが対外債務を中国に依存した大きな理由は、旧ソ連衛星圏として の桎梏から逃れるため直接投資を歓迎したからだった。モンゴルが外貨稼 ぎで売るものは石炭しかなく、それもアクセスが悪いため中国にしか販売 ルートがない。石炭鉱区を担保に結局は中国からカネを借りた結果である。

キルギスはロシアへの出稼ぎでGDPの25%を占める。つまり旧ソ連とい う宗主国を敵には回せないが、中国がシルクロード関連で投資をしてくれ るのでつい乗ってしまった結果である。

ラオスも同様、新幹線の総工費が60億ドル。絶望的な投資受け入れも、一 党独裁だから出来たが、末端の国民の不満は加速化している。


 ▲だれが、これだけの対外債務を膨張させたのだ?

意外なのはマレーシアがワースト5になっていることだ。

マレーシアの財政健全化、汚職追放を前面に掲げて選挙に奇跡の勝利をと げたマハティールが日本訪問につづいて、シルクロード問題で揉める中国 を訪問した理由は、このあたりにあると言えるだろう。

中国が主導し、東海岸のおよそ20%の工事が完了した段階での中止だに、 中国は怒りをひめているものの、このマレーシア新幹線総工費は200億ド ルと予測されており、3300万国民、対外債務が2000ん億ドルを超えている 国の規模には、やはりふさわしいとは言えないプロジェクトだったのである。

       
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■読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読
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(読者の声1)金曜日です。8月24日、三島由紀夫研究会の公開講座のご 案内です。
             記


日時   8月24日(金)18時半開演(18時開場)
場所   アルカディア市ヶ谷(私学会館)
講師   澤村修治(作家・文芸評論家)
演題  「反抗と仁愛〜日本の浪曼主義」
     三島思想の源流としてまず西郷隆盛に触れ、次いで日本浪曼派 を論じます

<講師略歴>昭和35年生れ。東京都出身。千葉大学人文学部人文学科卒。 大手出版社勤務、新書や選書の編集長をつとめる傍ら、主に評論と評伝の 執筆を行う。『表現者』にも寄稿。主な著作『悲傷の追想「コギト」編集 発行人、肥下恒夫の生涯』(ライトハウス開港社)『敗戦日本と浪曼派の 態度』(ライトハウス開港社)『唐木順三―あめつちとともに』(ミネル ヴァ書房〈日本評伝選〉)『西郷隆盛 滅びの美学』(幻冬舎新書)その 他多数。
会場分担金 会員・学生1千円(一般2千円)
 なお、この会は公開講座ですので、予約不要。どなたでもいきなり会場 に来られても、受講できます。



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(読者の声2)第2次大戦で日本から見ての3悪人といえばルーズベル ト、スターリン、チャーチル。ルーズベルトとスターリンについては多く の書籍で描かれますが、チャーチルに関してはヒトラーから英国を救った 英雄という過大評価ばかりが目立ちます。

パトリック・ブキャナンはチャーチルを批判していたとおもいますが、英 国に二度も裏切られたポーランドでの評価はどうなっているのか知りたい ものです。

反共主義者だったはずのチャーチルが独ソ戦開始後にスターリンと会談、 スターリンのもてなしに感謝し尻尾を振る始末。

東欧からギリシャまでソ連の影響力割合を密約で認めた当事者なのに、戦 後はソ連の支配下に入った東欧を念頭に「鉄のカーテン」などとソ連を非 難する。今のネット社会なら「お前が言うな!」と非難轟々だったでしょう。

チャーチル・裏切りで検索したら面白い話がありました。

BBC Documentary The Fall  of Singapore The Great Betrayal 邦題 『チャーチルを裏切った男たち』2012年の作品(動画検索で出てきます)。
主人公はスコットランド貴族のウィリアム・フォーブス=センピル卿。英 国の陸軍航空隊・海軍航空隊・空軍で活躍。1920年代には民間のセンピル 教育団を率いて日本へ渡り創成期の日本海軍航空隊を指導。日英同盟終了 後も日英の軍事交流は密かに続いており、日本は航空母艦の建造技術から 空母での離発着訓練まで英国人の指導・助言を受けていた。

ロンドン駐在武官時代の豊田貞次郎との繋がりがあったとは驚き。1937年 の朝日新聞社『神風号』による欧亜連絡飛行記録樹立など航空機はまだま だ発展途上だったことがわかります。

ウィキペディアによると『神風号は1937年(昭和12年)4月6日早暁に立川 飛行場を離陸。台北、ハノイ、ビエンチャン、カルカッタ、カラチ、バス ラ、バグダッド、アテネ、ローマ、パリと着陸し、現地時間の4月9日午 後、ロンドンに着陸。立川離陸後94時間17分56秒で、給油・仮眠をのぞく 実飛行時間は、51時間19分23秒であった。

デイリー・エクスプレス紙は、4月8日付朝刊のトップに神風号の接近を報 じ、ロンドンのクロイドン空港や前経由地のパリのル・ブルジェ空港は人 波にあふれ、飯沼操縦士と塚越機関士はフランス政府からレジオンドヌー ル勲章を受勲した』

映像ではロンドン到着の歓迎式典でセンピルを挟んで飯沼・塚越両名、後 ろには吉田茂がいます。

塚越機関士はアラブ人のような風貌と思ったら母親は英国人でした。

第2次大戦直前の大西洋会談の内容も日本側に漏れていた。マレー・シン ガポール攻略戦では日英同盟当時の日本海軍はペナンに寄港しており情報 を得ていた。シンガポール要塞の見取り図まで日本軍は掴んでいたという。

英国の情報がこれほど漏れているのにセンピルが検挙もされなかったのは 王室にも繋がりのある貴族ということと、英国が日本の暗号を解読してい ることを秘匿するためだったという。

逆に考えると日本の軍や政府中枢にスパイがいてもおかしくない。

海軍の基本戦略を強引に捻じ曲げ真珠湾攻撃をした山本五十六がアメリカ のエージェントだったとしても不思議ではありません。

関東軍には「敗戦革命」を望むものもいた。戦前の統制経済が強まる時期 には関西の経済界から「官僚にアカが潜り込んでいるのでは」という指摘 もありました。当時の貴族や皇室関係者に情報を漏洩する人物がいたとし ても英国同様なかったことにされていたのかもしれません。

今の日本の政界を見ても野党は帰化人・反日日本人だらけ。

母親が済州島の小沢一郎、同じく母親が韓国人という鳩山由紀夫、北朝鮮 繋がりの菅直人に福島瑞穂・辻元清美、中国のスパイ蓮舫、革マルの枝野 に中核の山本太郎。ソウルの日本大使館前で反日デモに参加した岡崎トミ 子が国家公安委員長を務めていた民主党政権時代は機密がダダ漏れでした。

自民党総裁選でフェイクニュースを垂れ流すメディアが石破茂を推すの は、彼が「お仲間」と見て間違いないのでしょうね。(PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)ポーランドにおけるチャーチルの評価ですか? 

そういえばワルシャワ市内になぜかドゴールの銅像が聳立していました。



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(読者の声3)国連人種差別撤廃委員会96セッション「第10回・第 11回 日本政府報告に関するNGOレポート」(その8―7、慰安婦とク マラス ワミ報告)――人種差別に反対するNGO日本連合人種差別に反対する NGO日本連合のレポートの7番目は「7、慰安婦 とクマラスワミ報 告」です。

「慰安婦とクマラスワミ報告」(日本文):
  http://hassin.org/01/wp-content/uploads/CERD96-8.pdf
 (英文):
 http://www.sdh-fact.com/CL/2018-08-CERD96_Japan_JNCRD-8.pdf

国連人種差別撤廃委員会が年に日本政府に出した最終見解は、委員会が 「慰安婦」について非常に誤った理解に基づいていることを、本レポート は指摘しています。

なぜなら米軍報告のような“第一次資料”には「慰安婦は兵隊らのために 日本軍に付属している売春婦ないし追軍商売人に過ぎない」こと、女衒か ら提供された前渡金が、家族が負った借金であるため、これの返済のため に契約に基づいて働いていたこと、慰安婦の月収は工場の熟練工が30円 に時代に1500円と高級であったこと、さらに「捕虜が太平洋地域で見 た 朝鮮人慰安婦は全て自発的または親に売られて売春業を営むようになっ たものばかりであった」などと記録されていることを全く無視しているか らです。

要するに委員会の理解は「1996年のクマラスワミ報告書」に基づく もの とみられますが、この報告書は極めて事実と乖離するものであること を 本レポートは詳しく説明しています。

「クマラスワミ報告」は日本を誹謗中傷することを目的とした2冊の本に 基づいて書かれたことを立証しています。1つは、G. Hicks の『The Comfort Women』 であり、もう一つは例の詐話師吉田清治の『私の戦争犯 罪』です。

このような全く信頼の置けない事実と異なる「クマラスワミ報告書」に 基づいて人権委員会の勧告が行われることは全く不当です。この報告書を 抜本的に見直す、またはその全部について無効とすることを本レポートは 要求しています。(「史実を世界に発信する会」 茂木弘道)

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(読者の声4)朝日新聞(8月20日)に、こんなニュースがあります。
 「食用を目的としたセミの幼虫などの捕獲はやめてください――。埼玉県 川口市の青木町公園総合運動場にこんな文言の看板が設置され、ツイッ ターで話題になっている。市によると、複数の市民からセミの幼虫を大量 に捕っているという苦情を受け、6月に設置したものだ」。

食用に蝉を食べる、ってやはりあの国の人たちでしょうか。川口といえ ばチャイナタウンですし。(HU生、川崎市)


(宮崎正弘のコメント)特定するのは難しいですが、たとえばミャンマー の夜店に行けば、バッタ、ゴキブリ、カマキリなど昆虫のてんぷらを売っ ていますし、中国ではゴキブリ専門の養成企業があります。栄養剤の原液 をつくるためです。蝉の幼虫も、健康志向の食材利用でしょうか?

     
   
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中国マネーが席巻する征服と略奪の網
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            櫻井よしこ

「中国マネーが席巻する征服と略奪の網 日本は負の流れ変える歴史的使 命がある」

中国で異変が起きている。7月26日、北京の米大使館付近で爆発事件が発 生、中国当局は内蒙古自治区出身の26歳の男を拘束した。情報筋は、少数 民族に対する苛酷な監視の網をくぐってモンゴル系の青年が爆弾を所持し て北京中心部の米大使館に近づくなど、あり得ないと強調する。

「産経新聞」の藤本欣也記者が7月17日に北京発で報じたのは、(1)7月 第2週、屋内外の習近平中国国家主席の写真やポスターの即刻撤去を命じ る警察文書がインターネットで拡散した、(2)中国政府系のシンクタン ク「社会科学院」で習氏の思想及び実績を研究するプロジェクトが中止さ れた、(3)党機関紙「人民日報」一面から習氏の名前が消え始めたとい う内容だった。

いずれも権力闘争の明確な兆候と見てよい変化である。

中国の報道では常に鋭い視点を見せる産経の矢板明夫記者も7月18日の紙 面で以下の点を報じた。(1)7月初め、江沢民、胡錦濤、朱鎔基、温家 宝らを含む党長老が連名で党中央に経済・外交政策の見直しを求める書簡 を出した、(2)長老たちは、党内にはいま個人崇拝や左派的急進主義な どの問題がある、早急に改めよと要請した、(3)習氏の政治路線と距離 を置く李克強首相の存在感がにわかに高まった。

(2)の「個人崇拝」や「左派的急進主義」などの表現は、独裁者、毛沢 東の時代に逆戻りするかのような習氏を念頭に置いた警告であろう。長老 群の習氏に対する強い不満が読みとれる。

8月1日の産経で、中国河北省の北戴河から西見由章記者が報じた。北戴河 は毎夏、中国共産党の指導部や長老が一堂に会し、2週間ほどかけて人事 や重要政策を議論する場として知られる。会議に備えて、渤海に面した北 戴河一帯は数キロにわたって交通が遮断され厳重な警備体制が敷かれる が、街中で見掛ける看板には、ごく一部を除いて習氏の名前がないという のだ。

最も顕著なのが、「新時代の中国の特色ある社会主義思想の偉大な勝利を 勝ち取ろう」という大スローガンを書いた看板である。これは昨年10月の 第19回共産党大会で華々しく打ち上げた習氏の思想である。当然、「習近 平による」という枕言葉がつかなければならない。にも拘わらず、沿道沿 いの看板には習氏の名前はないのである。

また、街のどこにも習氏の肖像画や写真が1点もないそうだ。習氏の個人 独裁体制が批判されているのは明らかといえる。

北戴河で長老たちはどんな人事を要求するのか。学生時代の級友たちを重 要閣僚や側近につける習氏の「縁故政治」にストップをかけるのか、憲法 改正まで断行して、習氏は自らの終身主席制度への路線を敷いたが、それ を阻止するのか。そこまでの力が長老たちにあるのかは不明だが、中国が 尋常ならざる混乱に陥る可能性もある。

習氏の強権政治が牽制されるにしても、警戒すべきは国際社会に対する中 国支配の網が、彼らの言う一帯一路構想の下で着々と進んでいることだ。 一帯一路構想で620億ドル(約6兆8200億円)という最大規模の融資を受け たパキスタンは、そのプロジェクトのおよそ全てで債務の罠にはまりつつ ある。

過大借り入れで返済不能に陥るのはもはや避けられないだろう。7月の選 挙で誕生した新政府が、いつ世界銀行などに緊急援助を求めるかが注目さ れる中で、中国の債務の罠に捕捉された国々はスリランカのように、港や ダム、重要インフラ、広大な国土を99年間などの長期間、中国に奪われて しまいかねない。

中国がどうなろうと、中国マネーによる征服と略奪の網は広がっている。 この負の流れを米欧諸国と共に変えていくのが日本の歴史的使命である。 奮起し、世界の秩序構築に貢献する責任を政治には自覚してほしい。
『週刊ダイヤモンド』2018年8月11・18日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1243

            
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重 要 情 報
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 ◎Subject: [つくる会・支援ML] ご参考まで

書評 新刊『吉田茂という反省』(杉原誠四郎・阿羅健一対談/自由社/2500円) 30/8/18

本書を一気読みしたが実に痛快!、というのは戦後73年も経過したというのに巷は相も変わらず、現実無視の不毛かつ稚拙な言論空間が支配しているからだ・・「平和憲法を守れ」、「九条を形骸化させるな」・・という聞き飽きたオウム返しの連呼。朝日、毎日‥新聞、月刊誌・それもいい年を超えた奇怪な知識人たちが「何物かに憑かれたかのように」気味悪いワンパターン現象を見せる。トラウマは無意識のうちに人生を一生支配するが、それにも似てトラウマならざる思想洗脳も無意識のうちに個人及び集団を動かす。本書は「その元凶、実は吉田茂その人にある」というもの。

その結果 日本人は戦争の原因を総て軍人に押し付け思考停止を続けている。アナロジーとしてドイツは民族生き残りのためヒトラー一人を悪者にしたてた。前者は無意識に、後者は意識的に・・その差は大きい。前者は幼児を思わせ、後者は狡賢い大人を思わせる。戦後日本の言論空間はまだ12歳のままである。

さて本書の能書きは本書に任せ、茲は著者の本音の言葉を一部引用する。

(杉原誠四郎氏:教育研究家、日本近現代史研究家、新しい歴史教科書をつくる会顧問・元会長。阿羅健一氏:評論家、近現代史研究家、南京戦の真実を追求する会会長)

■「教育というのは、先祖から受け継いだ文化のうち、普遍的な部分を、誇りをもって肯定し、そのうえでその文化を次の世代に伝えるという活動が含まれているわけですね。かの戦争は避けるべき戦争だった。あるいは避けられた戦争だった。つまりはしてはならない戦争だった。だけどでたらめに戦争をしたわけではない。日本には日本なりに言い分があった。そこでね、何度も言うことになり、くどくなるんですが、その避けなければならないのに、『避けることに失敗したことの、最も大きな責任を持つところの外務省の責任を、吉田は国民の目から隠してしまった。

そのために戦争に関わる日本の言い分を国家的に語ることができなくなった。つまり、かの戦争を公式には自虐的にしか語れない国家にしてしまった』」(杉原氏)

■「そうです。原爆投下は不要であるのにかかわらず、ソ連を牽制するために投下したというのは、ソ連を擁護するために、もともと左翼が唱えた筈の原爆投下論ですよね。それが全日本人合意の原爆投下論になるというのは、『吉田のつくった外務省を批判しないという戦後の日本社会の言論空間でしか考えられないことではないですか』・・・片岡鉄哉が平成四年(1992年)、『さらば吉田茂』(文芸春秋)を出して、『吉田ドクトリンとか何とか言っているうちに日本は委縮した。矮小化した。卑俗化した。気品を失った。大きなこと。美しいこと。善いこと。勇敢なこと。ノーブ
ルなこと。これらのすべてを日本は拒否するようになったのである』と述べています。吉田ドクトリンの否定ですよね」(阿羅氏)

どうだろう、お二人のちょっとした引用文を読んでも、吉田茂の巧妙な「情報隠蔽」の影響が計り知れないほど大きなものかが想像できるであろう。GHQも真っ青になるほど吉田茂と外務省による見事な(芸術的な?)情報隠蔽(=国民騙し、国民への裏切り)が行われ、今に至るも影響を与えているではないか。日本人の政治的小児振りの根本原因は、最初GHQにより、さらに吉田茂と外務省がそれに輪をかけるように仕組んできたのである。昭和60年、外務省の小和田恆局長が言った「日本=ハンディキャップ国家」はまさに外務省の内閣法制局との合作による自虐史観の理論化であり、外務省の本当の姿を言い表したものであった。

「憲法改正も、吉田茂の反省がなければ何も変わらない」という視点からのお二人の叫びは事実に基づいており説得力が抜群である。その説得力は、負の遺産を子孫に遺してはならないというお二人の愛国心から来るものだ。

本書は戦後日本社会の様々な矛盾を解き明かしてくれるバイブルである。
「吉田茂は外務省の巨大な戦争責任を隠した。そのために国民は日本の歴史を正しく見ることができなくなった!」・・詳しくはお二人の熱く語る愛国対談を通してご理解いただきたい。いますぐに・・!!(私は息子にも本書をプレゼントすることにした)私は「憲法は国民道徳の基である」を口癖にしており、吉田茂の反省を通過せずして憲法論議も何もない・・に新鮮味を感じたが、本書でその確信を得た思いである。

憲法、特権者の在り方、公共の精神、拉致問題、慰安婦問題、教科書採択問題・・等々の根本問題を考えるうえで読者の期待に答える回答が得られると確信する次第である。
以上 濱田 實(東京三多摩)


 ◎日本語と英語の思考体系の違い:前田正晶

19日に投稿しました「森尾由美の英会話指導」は奇しくも3年前の15年の 12月13日にも同じ題名で書いていたので、それを「森尾由美の英会話指導 #1」として、あらためて加筆・訂正の上でお送りする次第です。

What kind of dressing do you have? :

フジテレビでは日曜日の朝6時半から森尾由美、磯野貴理子、松居直美の3 人が語り合う、それなりに面白い番組を流している。カリフォルニア州は LAに住んでいるはずの森尾が毎週出てくるのも不思議だとは思う時もある。

森尾は何回かに一度は生きた英語の会話の指導?の如きものをやるのに私 は興味を惹かれる。少なくとも我が国の学校教育の「科学としての英語」 ではないところが肝腎なのだから。「なるほど、現地人はそう言うのか」 と感心しておられる向きもあるだろう。結構なことではある。今朝(15年 の12月13日のことだった)は森尾由美の指導にこの私は以下のように刺激 されたのだった。

掲題の表現は本13日の朝に買い物に行って「どんなドレッシングがありま すか」と尋ねる時にはこう言うのだと、森尾が挙げた例文だ。その通りだ し、立派に学校教科書としても通用するEnglishではあると言える。だ が、ここから先では「nativespeakerたちが使う表現は、このような教科 書的ではないので困るのだ」と言いたい。

多くの現地人は「ありますか?」または「在庫していますか?」と尋ねる 際に教科書的な”have”ではなく、”carry”で来ることが多いのだから。こ れは「在庫」=”inventory”を言う時に”carry inventory of 何とかかん とか”と表現することからているかと思うが、これがアメリカで の”English”だと思って置かれると良いだろう。

私は have を使うと「所有する」か「持っている」という意味が強いと感 覚的に理解している。即ち、在庫して売りに出しているという意味が稀薄 になりはしないかと言いたいのだ。

この“have”と”carry”の違いの場合はほんの一例であり、このように現地 人たちは「科学的」ではないEnglishを日常的に使ってくると承知してお くと良いだろう。

それは時にはidiom”であり、”slang”であり「それって何のこと」戸惑わ してくれるものだ。所謂日常会話であるから、そんなに難しいことではな いので、少し例を挙げてみよう。

アメリカでコーヒーは食事の前でもその途中でもがぶのみする安価な飲み 物なので、常にwaiter等が「お代わりが要りますか」という意で”More coffee?” と言って回ってくる。

欲しい時には “Yes, please.” と言ってcupを差し出せば良いだけのこと だが、要らない場合もあれば少しだけ欲しい時もある。「不要だ」は簡単 で”No thankyou.”で良いのだ。だが、現地人はこうは簡単にはことを終わ らせない。カップの上に手をかざして”I’ll stay with this for a while.”等と言う人もいる。「現状で良いよ」という断り方。または”Not right now. Thanks.”等という言い方もする。

私は「少しだけ」は言いにくいと思っていたが、”A little, please.”で 十分だと経験的に学習した。だが、アメリカ事情に不馴れな頃に現地人 が”Just a dash.”と言うのを聞いて流石に上手いことを言うなと感心して いた。

ところが、ある時にwaiterは手元が狂ってなみなみと注いでしまった。お 客は「多過ぎる」と言って叱った。すると彼は慌てず”This is my dash. Sorry.”とにこやかに切り返して呆気なく終わった。

長い説明だったが、私が強調したい点はEnglishの表現の仕方は学校の試 験ではないのだから、必ずしも答えは一つということはないという点なの である。各 人のその時の気分で色々な表現を使われてしまうので、単語 帳的な知識を誇っている と簡単な表現でも困惑させられるものだと言い たいのだ。

それに持論である「カタカ ナ語」が怪しからん働きをすることもある。 初めてアメリカ本土に行って本社のマ ネージャーと打ち合わせの時に コーヒーが出たのだが、”How do you take it?” と秘書 に尋ねら
れて瞬間的に混乱させられたとは何度も述べた。

それは「どのようにして飲むのか」と訊かれれば「コーヒーカップから」 に決まっていると思ったのであった。だが、アメリカ人のEnglishの意味 では “cream andugar ” は要るかと尋ねていたのだった。そこで ”I’ll take it straight.Thank you.”と答えて切り抜けた。彼らはコーヒーには 「ミルク」は入れ ないで”cream”を入れるのだが、カタカナ語というか我 が国の習慣では「ミルクと砂糖は?」という表現になってしまっているの が怖い。

こういう細かい例を挙げる目的には「科学としての英語」で習い覚えた単 語帳的知識で英会話に臨むと、思いもかけなかった聞き慣れないか見慣れ ない表現が 飛び出してくる。そこで「アレッ」となった時点で思考回路 が閉ざされてしまう経験 を何度かしたものだった。この難関を克服する 為には懸命になって「彼ら現地人は 『こういう時にはこのように表現す るのか』と記憶して、それを使う時が来るのを待っ ておくこと」だっ た。これはその気にならないと容易に蓄積出来ないので大変なの だが。

そのような「native speaker並の上手い表現」の記憶のファイルが増える ようにするのも必要だが、肝腎な点は「その現地人の表現が科学としての 英語の言い 方とどう違うか、米国と日本の思考体系と文化の何処かどの ように違っているかを把 握することだ」と信じている。「いや、俺は飽 くまでも『科学としての英語』で十分 である、そこまでやらないで十分 海外で用が足りてきた」と主張される方も多いだろ う。それはそれで結 構なことで、私はそう言われる方の英語力というか表現力に介入 しよう とまでは考えていない。「何が何でも通じれば良い」か「コミュニケー ション が取れれば良い」と自信をお持ちなのだから。


 ◎山下泰裕団長以下役員に監督不行き届きの責任はないのか:前田正晶

私は1970年から72年の冬にかけて東南アジアと韓国に出張する機会があっ た。未だアメリカの会社に移籍する前のことだ。事前に言智についてある 程度のことは経験者から聞かされていたが、それらの諸国では法規制を無 視するであるとか、袖の下が有効であるという事実を見せつけられて、何 となく我が国との対比で優越感の如きものを味わえたのだった。

さらに風紀(spring sales?)という点では何処の国も似たようなもの だった。

私はバスケットボールの男子代表選手たちにどの程度の海外遠征の経験が あるのか知らないが、今回の出来事は非常識で自覚がない大失態である。 外国にはそういう誘惑というかその機会は我が国よりも遙かに数多くある とは聞かされていなかったのだろうか。役員や監督たちは「自制せよ」と は言ってなかったのだろうか。いや、選手団結成の際に男子だけを集めて 然るべき注意というか警告をしておかなかったのだろうかと思う。

私は1997年にインドネシアには2度出張の経験があるが、担当した商社の 駐在員からは「絶対に単独行動は避けて欲しい。外出は当社が計画しバス を準備するのでそれだけを利用願いたい」とはっきりと申し渡されてた。

さらに「どうしても単独で外出したければ、強盗に遭った時に備えて10ド ル程度だけ持って出ること」とも聞かされていた。つまり、ジャカルタで も単独行動は論外だということだ。いや、安全を確保する意味からも「無 断で単独の外出は厳禁」くらいは言い渡しておくべきだったと思う。

私は新宿区の人口を論じる一文でも何度か「我が国ほど安全な国はなく、 勝手に入ってきたアジア系やイスラム教徒どもは全く何の不安もなく町中 を歩き回っている」と指摘して来たが、これほどの安全保障がある国は日 本だけである。

特に東南アジアに行けば安全が無い代わりに諸々の誘惑があるくらいは常 識だと思う。その点を代表選手たちに事前に十分に叩き込んでおかなかっ たとしたら、山下泰裕団長以下役員の責任だと思うのだ。私は常識として 「外国は怖いところだと認識せよ」と教えておくべきだったと言いたい。



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身 辺 雑 記
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21日夜は家人の次姉の案内で自由が丘の焼き肉店へ。

22日の東京湾岸は晴れ。


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  • 名無しさん2018/08/22

    1970-80年代当時のアメリカ国内法で、癌治療に抗がん剤、切除手術、放射線照射」以外の方法を用いることを厳罰とする動きが表面化した。つまり、癌患者を代替療法や自然療法などで治すと、関係者は逮捕され、投獄される。クリニックは差し押さえ、閉鎖、破壊の憂き目に遭う。



     まるで、冗談のような話だが、アメリカでは、実際に、この理不尽な弾圧が日夜、強行された。「AWGは魔術か、医療か?」の著者、俊成氏は、その背景をこう解説する。



    「医学界の利益、薬品業界の利益を固守しようとする、議会内の強い動きがあった」「まるで、AWG誕生を間近に見越したような法規制だった。これを見て、AWG人体実験のスポンサーは降りた。AWG開発のため人体実験をやったこと自体が、重大犯罪になりかねない」



     まさに、魔女狩りだった。空恐ろしい弾圧だった。闇から仕掛けた黒幕がロックフェラー財閥だ。この年代、食事療法など癌代替療法は、次々に摘発され、関係者は逮捕された。そのため、自然療法の関係者たちは、メキシコ国境を超えて亡命し、国境近くに自然療法クリニックを開設したのだ。



     これ一つとっても、アメリカが自由、博愛、平等の国などでは絶対にないことが一目瞭然だ。実際はナチスばかりのファッショ体制国家なのだ。



     さて、このような非道な米政府による弾圧はAWG開発メンバーたちをも恐怖に陥れた。



    「波動医学の研究者は、世の中から消されてしまう」とメンバーの一人が言い出し、後の6人は青ざめた。これほどまで、優れた治癒結果(コードナンバー)が集まるとは、メンバーの当初の予想を超えていた。



    AWGは、とりわけ癌に対して素晴らしい成果を挙げた。それが逆にメンバーたちに、危機感を与えた。学界からの排除だけではない。身に迫る暗殺の危険が真剣に論議された。「残念だが俺は降りる」と一人が首を振って言った。誰も反対しなかった。全員が同調し、7人のチームは散り散りになった。



     日本から来た松浦一人が完成した疾病別「コード表」を日本に持ち帰ったのである。こうして、AWGは松浦医師一人の手に委ねられた。



     彼は、研究の火種を消すまいと、郷里・浜松でAWGを応用した治療研究を継続した。すると、評判が評判を呼び、何千人もの患者が殺到した。その必死の思いに応えるべく日夜奮闘した結果が、警察による逮捕劇だったのである。



     1999年、浜松地裁で一審判決が言い渡された。



    「罪名、薬事法84条、同条24条・・・ほかの違反。懲役1年6か月及び罰金200万円。執行猶予4年とする」



     そして「AWGは、従来の医学の治療方法を格段に進歩させた医療原理である」との松浦の主張は退けられた。判決文では「たんに、様々な周波数の低周波を身体に流す機能を持つに過ぎない」と決めつけている。松浦は控訴し、最高裁まで争った。しかし、いずれも棄却され、罪状が確定した。



     日本と言う国家そのものが巨大医療マフィアに乗っ取られているのである。裁判で勝てるはずもなかった。しかし、AWG波動療法は弾圧に屈したわけではない。松浦の逮捕は医師免許を持たない獣医であったゆえに、狙い撃ちされた。医師は、自らの裁量で補助療法を行うことができる。ただし、ネックはAWG治療の原理を医学界(医師会、薬学会)が、全く認めていないことにある。



     だから、健康保険診療の対象外とされている。つまり、保険がきかない。受けるなら自由診療しかない。さらにAWG治療は、患者一人当たり治療時間が長い。一人当たり平均2ー3時間かかる。よって、1回の治療費は最低でも2万円で経営が何とか成り立つと言う。



     AWG治療器は、弾圧にもかかわらず治癒した患者さんたちの口コミで、全国的に広まっている。その後、AWGは改良がくわえられ4タイプの機種がある。



    「周波数を組み合わせることで400種以上の疾病に対応できます」 「気になる料金は1時間3000ー6000円くらい」「ただし、AWGは低周波数治療器として、効能は「疼痛緩和」「マッサージ」しか認められていない。それ以外の効能は言えない」と言う。



     AWGを取材して、ロバート・ベッカーの「電気療法」理論など、他の波動療法との共通点に驚く。それは生命体の各組織、臓器は、各々固有の周波数を有するという真理だ。



    「基本原理は、100年以上、昔から分かっていたんですね」と、AWG関係者は語る。各臓器の固有周波数の乱れを外部から特定周波数の磁気・電波・音波などで修復補正すれば、各臓器は正常周波数に戻り、疾病は消えていく。これが波動理論の基本原理だ。



     逆に、各臓器の周波数の偏りを測定すれば、病んだ臓器が一瞬で検知できる。それを応用したのが「ニュースキャン」「メタトロン」などの測定器だ。1台300万円ほどである。全国の病院などで数百台も普及している。しかし、政府はこの機種を認めていない。これほど正確な疾病測定装置を公認するとCTやMRIの利権が崩壊してしまうからだ。しかし、薬物療法中心の誤った医学理論に基づいていた現代医学は、大崩壊を始めた。その後には、波動療法など新しい医学が芽吹き、育つことは間違いない。失われた乳房復活という奇跡がすべてを物語っている。

  • 名無しさん2018/08/22

    NHKの中村雄一郎記者、大丈夫?その取材は違法とちゃうんか?

    https://ameblo.jp/gekiokoobachan/entry-12398958923.html

    滋賀県警(組対)VS連帯関生支部(暴力労組)

    子分に喋られると親分(武建一)が困るので必死なのか

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53291209.html

    参院竹下派の幹部が石破茂の記者会見に激怒して不支持を断言 最後の頼みの綱さえ失い始める

    http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50513035.html

    モンサントの歴史的有罪判決ーラウンドアップでガンに

    http://blog.rederio.jp/archives/3697

    小野和幸

    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%92%8C%E5%B9%B8&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwja2pfdkf3cAhUCxrwKHefABAQQ_AUICygC&biw=1097&bih=531

    共産中国はアメリカがつくった?G・マーシャルの背信外交

    https://bookmeter.com/books/215899

    朝鮮残留孤児がいない理由

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-186.html

    2018年8月時事解説・時局分析

    https://nipponsaisei.jp/archives/187

    【韓国の反応】韓国人「朝日新聞が慰安婦捏造を認めて謝罪した後も、吉田清治の証言を教科書に載せるべきだと主張する学者の論文が堂々と審査を通る韓国という国」

    http://oboega-01.blog.jp/archives/1072216488.html

    予防接種の「成功」に対する批判と反論 病気の減少は予防接種の効果なのか 

    http://www.asyura.com/sora/bd16/msg/829.html