政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4762 号  2018・8・5(日)

2018/08/05

                       
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4762号
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       2018(平成30)年8月5日(日)



              日本は学ぶべきである:加瀬英明

         ジャーナリスト3人が殺害された:宮崎正弘
     
        人口学から見て非常に脆弱な中国:櫻井よしこ
                           
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4762号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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日本は学ぶべきである
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     加瀬 英明

スウェーデンの国防の備えに日本は学ぶべきである

北ヨーロッパのスウェーデンといえば、読者諸賢の多くが「スモーガス ボード」という、魚貝類が中心となったスウェーデン料理を、知っていら れることだろう。さまざまな料理が並び、客が好むだけ取る、日本で「バ イキング料理」の語源となっている。

スウェーデンはフィンランドとノルウェーと国境を接しており、親日国家 で、人口が1012万人、国土は日本の1.2倍ある。平和国家だ。

 今年5月21日に、スウェーデン政府は『戦争、あるいは危機において、 何をすべきか』と題する小冊子を、スウェーデン国民に配布した。

この小冊子は、「敵国による侵略を蒙った場合に、侵略者に対して、国民 全員があらゆる手段を講じて抵抗する」ことを、求めている。

 政府の民間防衛局によって発行されたものだが、「もし、わが国が侵略 された場合に、国民は最後まで戦い、絶対に降伏しない。抵抗をやめるよ うにという、情報が流れたとしても、虚偽のものであるから、いっさい信 じてはならない」と、述べている。

ヨーロッパでは、4年前にプーチン大統領のロシアが、武力によってウク ライナからクリミア半島を奪取し、ウクライナ東部の内戦に介入している ために、ロシアがさらに侵攻するのではないか、緊張がたかまっている。

スウェーデン対岸のバルト海に面する、冷戦後にソ連から独立した3つの 小国のエストニア、ラトビア、リトアニアを守るために、米英独、カナダ 軍部隊が進駐している。

なぜ、スウェーデンが危機感に駆られているのだろうか?

スウェーデンとロシアの間には、フィンランドがある。

先のスウェーデン政府の小冊子は序文で、次のように述べている。

「わが国では長期間にわたって、戦争に対する備えが、限られたものでし かなかった。

しかし、わが国を取り巻く世界情勢が大きく変化しつつあることから、政 府はわが国の防衛体制を強化すべきことを、決定した。

平時における防衛態勢を確固としたものとすることが、戦時において国防 を強靭化することになる」

政府は侵攻を蒙った場合に、若者、壮年の男子は銃を執って戦い、婦人、 高齢者は、負傷者の看護、補給などの後方支援に当たることを、期待して いる。

もっとも、スウェーデンはロシアがすぐに侵攻してくることを、予想して いない。10年後を、見据えているのだ。アメリカが「アメリカ・ファー スト」の掛け声のもとで、米軍をヨーロッパから引き揚げてしまう可能性 に備えているのだ。

それに対して、日本はどうだろうか?

日本を取り巻く状況が、重大な危機を孕むようになっているというのに、 憲法に自衛隊の存在を書き込むべきか、不毛な論議に、国論を二分して熱 中している。

自衛隊は「憲法解釈」による、「専守防衛」の鎖によって縛られているた めに、敵の基地を攻撃する能力がまったくなく、敵が本土を侵すまで、戦 うことを禁じられている。

中国が虎視眈眈(たんたん)と、尖閣諸島だけでなく沖縄全体を奪おうと 狙っているのに、現行憲法の呪いによって、日本独力で守ることができな い。脆い国は、侵略を招く。

 一刻も早く、憲法改正が求められる。



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ジャーナリスト3人が殺害された
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)8月3日(金曜日)弐
        通巻第5778号  
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 中央アフリカでロシア人ジャーナリスト3人が殺害された
  「反プーチンの記者」だったから「ロシアの謀略機関の仕業」?
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中央アフリカは政情が安定せず、年中行事のようにクーデターが繰り返さ れる。

記憶が鮮明なところでも、典型の悪は独裁体制を築いたボカサ「皇帝」だ ろう。もともと中央アフリカはブランスの植民地。彼は仏蘭西軍兵士とし てインドシナでも戦い、現地兵としては最高位の大尉に出世し、独立後の 参謀長だった。

1966年から76年まで、「中央アフリカ帝国」の皇帝だった、このポストを 旧宗主国のフランスも認めていた。ボカサの時代錯誤的な戴冠式は、ナポ レオンの真似をして、豪華な王冠、着飾った儀仗兵、世界のマスコミが揶 揄した。

ボカサの独裁は10年で潰え、故国を追われ、一度は死刑も宣告されるが、 最後はフランスの軍人恩給で暮らし、寂しく死んだ。

以後も軍事クーデターが繰り返され、貧困から抜け出せず、首都のバング イいがい、この国は中央政府の統治が及んでいない無法地帯だ。

第一に地域により部族がことなり、統一言語は事実上ないためフランス語 が公用語である。しかし教育を受けない多くの国民はフランス語を話せない

第二にイスラム過激派の存在であり、長年のキリスト教徒の対立が基盤に ある。

第三に居住地を追われた難民が、国内に散在しているが、政治の貧困は、 この問題の解決を困難にしてきた。

第四は国連PKOだが、フランス軍が主体で、AU(アフリカ連合)が、 PKOを組織しているものの士気が低く、安全保障に殆ど寄与していない。

したがって中央アフリカは、世界でも最悪の危険地帯であり、安全など夢 物語、いたるところにギャング団が跋扈する。

中央アフリカのギャング団は地域による縄張りがあって、14も組織が存在 しており、主としてダイヤモンドと金の密輸に手を染めている。

中央アフリカ政府軍は、フランスで軍事訓練を受け、機関銃などで武装し ているが、近年は多くの武器が中国とロシアが供給源となってきた。ちな みに日本は大使館も隣国へ移している。

このような治安状態の国に、その準備もなく、情報もないロシア人ジャー ナリスト3名が入ったのである。

飛んで火に入る夏の虫、ではないか。

しかもかれらは「ミハイル・ホドルコフスキー調査管理センター」から派 遣され、ドキュメント・フィルムを編集し、ロシア軍と中央アフリカ政府 との癒着を取材する意図を抱いていたらしい。根っからの反プーチン派で あることも報じられている。


 ▲背後で暗躍した胡散臭い組織や集団

さて、ミハイル・ホドルコフスキー?
 
詐欺もどき手法で旧国有企業をあらっぽく買収して成り上がり、石油大手 「ユコス」の経営者にしてロシア最大富豪になりあがった人物である。国 営ルークオイルと肩を並べるほどの大企業に成長したユコスは、大型合併 後、その権益をエクソンモービルに売却する計画も進んでいた。

野党に献金を始めたホドルコフスキーは、大々的な反プーチンの政治運動 を展開した。

2003年には「ロシア開放財団」を設立し、ロスチャイルドとキッシン ジャーを顧問に迎えていた。

こうして激しくクレムリンと衝突したあげく、2003年に脱税、マネーロン ダリングなどの容儀で逮捕され、懲役九年、シベリアのチタ刑務所に収監 されていた。

この間、プーチンはさっさとユコス解体に手をつけ、同じ石油企業と合併 させて、ロフネフツを誕生させた。

このロフネフツこそ、プーチン人脈の利権でもある。

2013年になって、ドイツが仲介し、プーチンがホドルコフスキーの恩赦を 発表、すぐにドイツへ出国した。

その後、ロンドンに移住し、最近は反プーチン政治運動の中心のひとりと して海外から指令を出しているとも言われる。

さてロシア人ジャーナリスト殺害事件は、2018年7月31日、首都バングイ から30キロ離れた場所でおこった。

ギャング団に射殺され高価なカメラ、フィルムならびに現金が盗まれた。 運転手は生きており、彼を雇用したのは密告者(つまり情報提供者)だった。

どうやら最初から仕組まれたプロットが存在しているようである。

反プーチンのジャーナリストだからと言って短絡的にロシアの謀略機関の 仕業とは断言できないのではないか。しかし、これ以上のデータを持ち合 わせていないので筆者は、この先の推理は行わない。
      
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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 明治、大正、昭和、平成の4代を生きた逓信省員は樺太で何を見たか
  北海道の鰊漁がすたれ、青年は大志を抱いて樺太へ渡った

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佐藤守『ある樺太庁電信官の回想』(青林堂)
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この物語は、フィクションではなく実話である。発見された日誌をほぼ忠 実に復刻したものだが、平凡な通信員と思いきや、まことに波瀾万丈の人 生が展開されている。

しかし、ドラマになるほどの激変要素は少なく、見方を変えて謂えば、あ まりにもきまじめな逓信公務員の前半人生の記録である。とはいえ、在職 中に五十数カ所の勤務先転勤という変動する時代を生きた。

主人公の佐藤芳次郎(文中では内藤姓)は、明治時代に、北海道の日本海 側、ニシンが豊漁を極めた時代に生まれた。ところが鰊漁ブームが去る と、コミュニテイィは貧困に喘ぎ、志を胸に秘めて樺太は渡った。

ロシアとの間に千島樺太交換条約が締結され、南樺太に日本の統治が確定 した時代だった。

開拓移民が奨励され、南樺太にくまなく鉄道が敷かれ、あちこちに立派な ビル、官公庁が建設され、神社も造られた。電報の需要が高く、あちこち に逓信省の電報電話、郵便局が設置され、曠野、悪路、大雪のなかを馬橇 で走った。ヒグマとも出会い、電報配達は難儀を極めた。

じつは評者(宮崎)も、南樺太を鉄道で一周した経験がある。

十数年前になるが、JR北海道が主催した珍しいツアーを聞きつけ、出発 地の稚内へ飛んだ。そこからはロシアのフェリーで渡った。

日本時代に豊原といったユジノサハリンスクでは、お城のような庁舎(い まはロシアの官庁)、多くの日本時代の建物は、神社を含めてそのまま 残っていた。王子製紙の社宅も残っていた。

日本時代、樺太には39万の邦人が暮らしていたのだ。

その苦労話を基軸に主人公の前半の人生が語られる。当時の営みを樺太を 舞台に活き活きと描かれているが、時代背景にシベリア出兵、第1次世界 大戦、通州事件、上海事件、5・15、2・26がおこった。

なるほど、この日記からも、かの「通州事件」が樺太にまでちゃんと報道 されていたことが分かる。そういう逸話が豊饒に挿入されている。

とりわけ、瞠目したエピソードは、女優の岡田嘉子事件である。作者の在 職中の事件だった。

 「愛の逃避行」などと日本中が騒いだ。岡田嘉子が共産主義者の杉本某を 伴って、樺太国境からロシアへ亡命しようとした事件だ。

しかし現場にいた人から言わせれば、真相は「愛の逃避行」などという 空々しいことではなく、当時、樺太で語られた事件のあらましは次のよう であったと言うのである。

「映画界にも進出した女優・岡田嘉子が、内縁関係にあった山田(隆弥) を捨てて映画の相手役竹内良一と失踪して結婚。その後更に共産党員であ る杉本良吉と恋に落ち、杉本が軍隊に召集されることを怖れた2人が、ソ 連側に」亡命しようとした。

 奇しくも樺太庁特高課長が連絡船のなかで岡田と出会う。岡田は「国境 警備警官の慰問だ」などと嘘をついて特高課長の歓心を買った。

ころりと岡田の媚態に騙されて、行く先の警察署長に電話し、「唯々諾々 と歓待にこれ努めた挙句、馬橇や宿屋の手配までも直接各派出所あてに指 示をした」ほど、すっかり警戒心を失わせていたのである。

「莫迦な大将、敵より怖い」の言葉通り、すべての善意の人々は岡田にこ ろりと騙されていた。

さはさりながら岡田はしぶとくソ連時代を生き延び、日本にも一度里帰り を果たすが、真相を語らないままに現世と訣別した。

 さていったい何故、佐藤守閣下が本書を監修されてのかと訝しんだのだ が、なんと、著者の佐藤芳次郎氏は、佐藤閣下の父上なのだった。

   
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)貴誌5762号、および5763号ですが、中国の人民元が下がれ ば物価は上昇します。支那では貧富差が大きいので社会不安要素です。崩 壊の始まりの始まりです。

また記事中「ゾンビ企業、 すでに2100社が倒産、国有企業の失業が急増 している 」とあります。

毛沢東の時代は貧しく貧富差はないし、教育も平等です。今は貧富差が拡 大し教育も不平等です。経済は停滞し、失業者が増えております。「一帯 一路」は外国の名を借りた国内の失業者対策でしょう。残る対策は外国侵 略がしかありません。軍事的空白を作らないことです。(IS生)



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(読者の声2)杉田水脈議員のLGBT発言をきっかけとして生じた一連の騒 動は、皮肉を込めて言えば、「人権」の賞味期限がとうに切れて、腐りか けてしまっていることを、如実に示したように見えます。

騒いでいるのは、時代遅れの野党のみで、そのシンパたちも、どうして豊 田議員のときのようにワイドショーが騒がないのか?と不満たらたらのよ うです。おそらく、LGBTを積極活用しているテレビとしては、ミイラ取り が反ってミイラになってしまうことを恐れて、及び腰になっているのだろ うと推察されます。

現在の世界を見渡してみますと、ヨーロッパに移民が大挙して押し寄せ て、EU各国が国家的な危機を迎えているのは、グローバリズムが持ち込ん だ、この人権思想がもたらした皮肉な成果・災厄に他なりません。

それだけに、これこそがグローバリズムの破綻の象徴と言えます。

したがって替わりにナショナリズムが台頭するのはむしろ必然と言えま す。それ故に、その賞味期限の過ぎた反国家的なグローバリズムの人権思 想も、歴史の舞台から姿を消すべき時が来たといえると思います。

トランプ政権が、国連の人権委員会を脱退したのも、その予兆かもしれま せん。

その人権思想が、如何に偽善であり、欺瞞であるかは、人権主義者のいう <人間の尊厳>や<多様性>の実態を見ればよく分かります。たとえば、 人権教育の本部である文科省の次官という重責を担う立場にありながら、 管理売春の巣窟に週四日も足しげく通いたくなる即自的感情の肯定・礼賛 が<人間の尊厳>の正体であり、反国家・非国家的生き方をする者をたく さん作ることが<多様性>教育の正体だということです。

これらすべては、反国家的な、非学問的かつ偽善的概念でしかない、人権 思想の論理的な帰結なのです。

だからこの人権なる概念は、国家から個人を守ると云いながら、じつは国 家を破壊して、結果として、個人である国民を、むしろ不幸に陥らせるも のでしかないのです。つまり、人権は、人類を救うものなどでは決してな く、むしろ反対に不幸のどん底に落とすものでしかないということです。
それが、現在ヨーロッパで起きている現実なのです。

なぜそうなってしまうのかと云いますと、人間の本質は、人権論が云うよ うな空想的・固定的なものではなく、社会的・国家的かつ歴史的存在だか らです。

つまり、社会・国家の歴史的な歩みの中で生まれ育っていくものだという ことです。つまり、人間は国家なしには生きていけない存在なのです。だ から、国家を失ったユダヤ民族ですらが、バラバラにいろいろな国家の中 に潜り込まなければ生きていけなかったのです。

しかし彼らの多くは、決してその国家に同化しようとはしませんでした。
そういう者たちの怨念が、反国家的な人権思想を作ったのです。ここに人 権思想の欺瞞性の淵源が存在します。

この人間の本質である<人間は国家なしには生きていけない>を、国家の 側からいうならば、そうした国家の歴史的な歩みは、国民たる人間の生産 および再生産によって支えられているということでもあります。

したがって人間の生産及び再生産は、国家にとっても国民にとっても、本 質的な一大事です。そしてそれは、国家単位でおこなうものですから、子 供が欲しくとも恵まれない場合も、その中に含んでの全体として、国家が 生産再生産されることが大切なのです。

そういう意味で杉田議員が、LGBTを非生産的だとしたのは、事実であり、 全く正当な指摘です。

この場合の生産性は、子供があるかないかという現象的な問題ではなく、 人間の本質、国家の普遍性を、自分の意志で拒否している、という意味で の非生産性なのです。

もっと言うならば、国家・社会の歴史性の中に生まれ、その歴史性を享受 しながら、歪んだ形で育ってしまった自らの即自的感情を、何よりも絶対 視し、何よりも大事だとして、その国家・社会の歴史性を拒否するとい う、確信的な非社会・反国家の非生産性なのです。

じつは、人権論者のいう多様性とは、このような多様性なのです。

その多様性を、人間の尊厳は何よりも価値があるから、非社会的であろう と、反国家的であろうと認めて、法的にも差別しないで平等に扱うのが進 歩的な国家のあり方だ、と主張しているのです。しかし、このように、国 民としての責任を自ら放棄しておきながら、国民の権利だけは平等に認め ろと要求するというのは、自由のはき違えであり、理不尽きわまりない要 求ですので、きっぱりと拒否すべきです。

すなわち国家として、社会として、このような非社会的・反国家的生き方 をする個人を、まともな国民と差別するのは当然のことです。ところが、 これを差別だ(そのとおり!それのどこが悪い?)人権侵害だ!と非難す るのが、腐りきった人権思想の正体なのです。

問題はその陳腐な人権が、憲法の中で基本的人権と称して保証されている ことです。しかしながら、その肝心の人権には、「人間は生まれながらに 自由にして平等」とあるだけで、どういうわけか国家が全く入っていません。

このような国家と関係ないところで規定されている人権なる概念は、国家 の憲法を構成する概念として不適格であり、廃棄されるべきです。
代わりに憲法で謳われるべきは、国民としての権利であり、責任であり、 自由であるべきです。   (稲村生 渋谷)



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(読者の声3)貴誌書評、中西輝政『日本人として知っておきたい世界史 の教訓』(育鵬社、発売=扶桑社)にでてくるナポレオン戦争ですが、寄 生虫の本を読んでいたら面白い話が出てきました。

『わたしたちの体は寄生虫を欲している』(ロブ・ダン著 飛鳥新社)に よるとロシア遠征のナポレオン軍の大半は病気で死んだという。原因は赤 痢やシラミによって広がった猩紅熱。フランス人はかつらをつけていたの で、シラミや病気の温床を頭に載せて運んでいるようなものだった。

かつらというのは学校の音楽室にあるバッハやモーツァルトがかぶってい るあれです。イギリスの裁判所では今でもかぶっています。

ロシア人はかつらなど被らないので被害が少なかったという。

 第二次大戦でアメリカに負け占領された日本、野菜といえば人糞肥料で すからアメリカ軍は生鮮野菜まですべて本土から空輸していました。とこ ろが前掲書によるとアメリカでも1930―40年代には子供の2人に1人は腸 に寄生虫がいたという。

何万年も寄生虫と共存してきた人間が寄生虫をすべて駆除した結果がアレ ルギーや原因不明の難病の増加につながっている、というのは、満洲生ま れの寄生虫博士、藤田紘一郎氏が何十年も前から指摘しています。

なにごともバランスが大事なのに潔癖・清潔志向が強すぎて悪玉菌を排除 すれば、それまでは大人しかった細菌がはびこり悪さをする。国際政治と 同じです。

第1次大戦ではドイツ・オーストリア・オスマントルコを倒したものの、 それまで弱小(菌でいえば日和見菌)だったチェコやポーランドが増長し てしまいます。

その結果、力を回復したドイツは両国を占領してしまう。第2次大戦では 悪玉菌はドイツと日本とされましたが、ドイツと日本が敗れたあとにはソ 連と中共(中国)というより酷い菌がはびこり、ソ連は倒したものの中共は まだ頑張っている状態、しかも市場は資本主義という偽装は薬剤耐性菌で すね。

アメリカは単細胞でなんでも選挙すれば解決すると思っている。だから世 界中で失敗を繰り返してきた。

病気はペニシリンはじめ抗生物質ですべて解決する、作物の病気には農薬 を、それでもだめなら遺伝子操作とどんどんエスカレート。近頃の薬剤耐 性菌はアルカイダでありISなのでしょう。

寄生虫や細菌・微生物など生物学関連の本を読むと人間社会の縮図にも思 えてきます。(PB生、千葉)



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(読者の声4)米国政府、民間での研究やイノベーションに対する中国の 脅威に関する公聴会のテキストです。米下院情報委員会で7月19日、米国 の政府、民間での研究やイノベーションに対する中国の脅威に関する公聴 会が開かれました。以下のサイトで各証言者の証言内容をご覧いただけま す。
https://intelligence.house.gov/calendar/eventsingle.aspx?EventID=904



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(読者の声5)藤井厳喜が聞く! ウイグル最新情勢【第54回呉竹会アジ アフォーラム】のご案内です。 
 ウイグル民族運動リーダー、ラビヤ・カディール女史来日。緊急決定?

                記

日時  平成30年8月12日 (日) 18:00〜20:00講演
場所  中野サンプラザ8階 研修室
講師  ラビヤ・カディール女史
通訳  トゥール・ムハメット (日本ウイグル連盟会長)
    司会と解説   藤井厳喜 (呉竹会代表幹事)
参加費 2000円 (維持会員様と学生は無料)予約不要。
主催 呉竹会  (会長 頭山興助)
office.toyama@docomo.ne.jp
電話 080-8919-0515(担当 望月)



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人口学から見て非常に脆弱な中国
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         櫻井よしこ

「人口学から見て非常に脆弱な中国 日本の真の国難も同様だ」

シンクタンク「国家基本問題研究所」は今年5月、創立10周年国際セミ ナーにフランスの歴史人口学者で家族人類学者のエマニュエル・トッド氏 を招いた。氏は国家や国際関係を経済や軍事を軸とした戦略論ではなく、 人口や家族形態の変化を軸に論ずることで知られる。

たとえば博士号を取得した若き研究者の時代、旧ソ連の乳幼児の死亡率の 高さから、同国の崩壊を予測した。歴史の展開を言い当てた氏は25歳にし て国際的な評価を確立した。

人口学から見た場合、少子高齢化の日本は脆弱国家そのものだ。トッド氏 はわが国に鋭い警告を発し続けるが、もうひとつ、氏が非常に脆弱な大国 とするのが中国だ。彼らの危機は人口動態にとどまらず、教育、国民の流 出にあるという。

トッド氏の描く中国の危機の大構図を理解するには、近藤大介氏の『未来 の中国年表 超高齢大国でこれから起こること』(講談社現代新書)を読 むのがよい。近藤氏は毎年数回中国を訪れ、人々や社会の様子を定点観測 してきた。

1982年から2015年まで、30年余の「一人っ子政策」の結果、現在30代以下 の中国人は基本的に皆一人っ子である。彼らは「小皇帝」「小公主(皇帝 の小さな姫君)」などと呼ばれ、「四二一家庭(四人の祖父母と二人の親 が一人の子供に集中して甘やかす)」の中で育つ。彼らの一番の問題が 「肥満」だそうだ。我が儘一杯の肥満児の大軍がひしめく社会はどこから 見ても不健全だ。

中国政府は少子高齢化に陥った日本の轍を踏むまいと、3年前に正式に二 人っ子政策に転換した。だが、多くの中国の若い世代はもはや二人の子供 など持ちたくないと考える。理由のひとつが年老いた両親と子供を同時に 養う事態に直面することだそうだ。保育園、幼稚園、小児科病院など施設 が整っていないというのも理由である。一人っ子には一人っ子の概念が定 着しており、その他のケースを想像しにくい心理の壁もあるという。

一人っ子政策は中国の労働市場や高齢化の加速に深刻な問題を生じさせた だけでなく、近隣諸国や世界に大変な犠牲を強いつつある。

一人しか子供を持てないなら、男児優先だという伝統的価値観ゆえに、生 まれてくる子供の数の男女差が異常に大きい。人間の子供はどの国でも男 の赤ちゃんの数が女の赤ちゃんよりも多い。比率は大体、女児を100とす ると男児が102から107の間を正常値と見る。ところが中国では120を超え た年が近年で三度もあり、3000万人もの結婚適齢期の男性が結婚相手を見 つけられないでいる。

彼らはどうするのか。近藤氏は(1)国際結婚、(2)同性愛、(3)空 巣青年の道があるという。

(1)は、中国農村部ではアフリカの女性たちとの結婚がすでに大流行だ そうだ。彼女らが中国に流入する事例もあるが、逆に中国人労働者がアフ リカで結婚するケースも多い。結果、漢民族がアフリカ諸国を席巻するの である。
  
これとは別に、私は中国の少数民族、ウイグル人女性が適齢期になると故 郷から遠く離れた沿海部に連れて行かれ、安い賃金で働かされ、最終的に 漢人男性との結婚を強いられる実例を多く聞いてきた。その結果、ウイグ ル人男性は結婚相手を奪われ、子供を持てず民族浄化が進行中だ。

(2)は彼らの文明、選択である。
  
 (3)の空巣青年とは親のスネをかじって引きこもり、恋も旅もスマホ 体験で満足する人々だ。彼らはずっと一人でいる可能性が高い。社会福祉 制度の整っていない段階で習近平政権はこれらの問題に対処できるとは思 えない。
  
だが、日本も危うい。安倍晋三首相の言うように、少子化こそは日本の真 の国難であることを知り対処したい。

『週刊ダイヤモンド』 2018年8月4日号 
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1242



      
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重 要 情 報
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◇◆◇写真映像情報網◇◆週刊AWACS 2018年8月5日◇◆◇◆◇

▼唸声中国映像/食品配達員、蹴とばしただけでは物足りずツバも飛ばす
[https://stat.ameba.jp/user_images/20180805/02/unarigoe/be/74/g/o0420023514241715242.gif]<https://stat.ameba.jp/user_images/20180805/02/unarigoe/be/74/g/o0420023514241715242.gif>

GIFはエレベーター内で配達する食事を蹴とばす配達員/唸声

【重慶】 8/1午後、渝中区のマンションのエレベーター内で配達員が出前の食事を床に投げて蹴とばし、挙句の果ては唾まで吐いている様子が監視カメラに捉えられていた。エレベーター内には住民も乗っており、この非道を目撃している。男性は笑ってみており気にも留めていないようだが、女性はスマホで録画をしており、配達員はそれに気が付いて、スマホを取り上げた。

こうした映像はこれまでにもたくさんアップされている。配達員に対する時間の縛りなどもあると言うが、それだけではないようだ。食べ物に対して、こういったことが平気でできること自体に問題がある。毒餃子のようなことも軽い気持ちでやるのだろう。食の安全性を疑う中国人であるが、こんな状態であれば、いつまでも食の安全など覚束ない。

映像:梨視頻8/4:テイクアウト配達員弁当箱を蹴とばして唾を吐く  (2:21)
https://www.pearvideo.com/video_1404224

では、今週号をお楽しみください。
https://ameblo.jp/unarigoe/entry-12395676276.html
誕生日の音楽映像(アントニオ・チェスティ、作曲家)
https://ameblo.jp/unarigoe/entry-12395642015.html
2018/8/5 唸声


◎暴暑の中で面白い経験をした日だった:前田正晶

3日は朝のうちの未だ暑くなる前にと、午前8時50分に出て徒歩で約10 分 のSクリニックに向かった。それでも先客は老人ばかりで当方は4番目 だったのには恐れ入った。「老人は早起きだからな」と思ったが、そう 思った自分自身は立派な老人だった。

予定通りにブロック注射を受けて直ぐ近くにあるジムに行けば既に10時10 分過ぎでは致し方なくほんの少しのストレッチとマッサージ・チェアのみ で終わりにしてバスルームに向かい、大きな風呂で血行を良くしてから帰宅。

昼食後に一休みしてから新大久保駅前発午後2時41分のバスに乗るべく我 が家を2時25分に出発して、新宿ヒロクリニックに到着して2時分。そこで 帽子を脱げば僅か25分間に頭髪は水をかぶったかのように汗ビッショリ だった。

35度ともなれば午後3時頃の暑さがどれだけきついかを再認識さ せられ た。帰路は予定と違って徒歩になったが、クリニックから大久保通 り出 た3時20分過ぎにはパラパラと降っていた雨は間もなく厳しい日差し の中 で本降りとなって、雨宿りの止むなきに至った。

久し振りに経験する狐の嫁入りだったが、雨宿りをして5分も経たないう ちに止んでしまった。その雨宿りをしていた連中が誰一人として日本語を 喋っていなかったのも如何にも大久保通りという感じだった。

この程度の 雨降りでは一向に涼しくもならず、途中で町中一安売りのバ ナナを買いに 立ち寄ったイスラム教徒が店番をする八百屋兼ハラルフー ド店では、珍し くも白人が店番をしていた。そこで遠慮することなく 「貴方は何処の国の 人」と尋ねると「イラン」という答えだった。

そこで何気なく「イランはシーア派で、何時も店番をしている人はスンニ 派のバングラデシュ人では」と尋ねたところ「その通りだ」に始まって、 かなり流暢な日本語で滔々と「その昔はペルシャと言って」から現在の対 イスラエルとその後ろに立つアメリカとの関係云々というように歴史から 現在の中近東情勢までを語り始めた。こちらも負けていられないと、商社 の中近東駐在経験者からきかされたことの受け売りで「湾岸戦争における 悪い奴はフセインのイラクではなくクエイトであり、あれはアメリカの過 ちだった」と語って見た。

彼は「将にその通りであるし、我々は何千年かけても彼らジューイッシュ に奪われたイスラム教の聖地を取り戻すのだ」と、これまた商社マンたち が教えてくれた通りのことを言っていた。彼も「日本のマスコミはペル シャアラブやイスラエルの間の争いの歴史を理解しておらぬようで、全く 本当のことを報道しないのは怪しからん」と言うのだが、これもまた中近 東駐在経験者の説と同じだった。

要するに彼は「アメリカはイランとは相容れざる国」と言うのだが、私は 「そのアメリカの同盟国に来て暮らしているのは何故か」と訊いてみたい 衝動に駆られたが止めにした。だが、私にとっては思いがけない出来事で ある語り合いだったが、ある意味で貴重な経験だった。考えて見れば、私 にとってはイラン人と語り合ったのは生まれて初めてだった。

それから帰宅して一休みして、一日で三度目の外出になる歯科医院に出掛 けたのが4時半という具合で全く多忙な一日だった。良くぞ暑さに耐えた と思わずにはいられなかった。因みに、冒頭の「暴暑」は韓国で現在使わ れていると知った表現を引用したもの。


◎BMW出火事故相次ぐ 韓国、運転自粛を要請

韓国で高級車BMWから出火する事故が今年に入って30件以上相次いでい る。韓国の国土交通省は3日、特定の車種を所有するユーザーに早期の安 全点検を促し「安全が確保されるまでできるだけ運転を自粛してほしい」 と呼び掛ける異例の談話を発表した。

現地法人のBMWコリアが7月下旬に42車種、計約10万台のリコール(無 料の回収・修理)を発表した後も発火事故が続き、炎上する車両の様子が 連日報じられ、ユーザーの不安が高まっている。

国交省によると、BMW側は排出ガス系統に欠陥があり、高温の排出ガス が発生することが発火原因とみている。聯合ニュースによると、BMWコ リアは2017年式から、排出ガス系統の設計を変えたモデルを販売していた という。 発火問題により車が使えなくなり金銭的、精神的被害を受けた とするユーザーによる損害賠償訴訟が相次ぎ、聯合によると、千人規模の 集団訴訟の計画もある。

BMW側は、リコール対象車の所有者に安全点検が終わるまで無償で代替 車両を提供している。(共同)

【写真】 高速道路で炎上するBMWの車両=2日(江原警察庁高速道路 巡察隊提供・聯合=共同)
https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/38430097_2326855594007808_8944633624326569984_n.jpg?_nc_cat=0&oh=4d761b77474ef9d5e4e3e486fb889293&oe=5C139746
【産經ニュース】 2018.8.4 06:42 〔情報収録 − 坂元 誠〕

◎中国、経済安定化に向け財政出動を拡大も、株価下落

7月31日に開催された中国共産党中央政治局会議で、今年下半期の中国マ クロ経済政策について話し合いが行われた。当局は、「雇用の安定化、金 融の安定化、貿易の安定化、外資企業の安定化(外資企業の撤退を防 ぐ)、投資の安定化と、経済の見通しを安定させる」「外資企業の中国で の合法権益を守る」とのスローガンを掲げ、緩和的な金融政策と積極的な 財政政策を実施する方針を示した。

一方、当局は、債務圧縮政策を継続し、「住宅価格の上昇」を断固として 阻止していくとの姿勢を示した。

米中貿易戦の影響で中国経済は失速している。専門家は、中国当局が景気 安定化に向けて政策を大きく転換したと認識する一方、景気下支え効果に 期待できないと指摘した。

中国当局の経済政策方針は、新たな経済刺激策と捉えた。しかし、当局が 引き続き不動産抑制措置を強化することに投資家が嫌気をさし、8月1日と 2日中国株市場では株価相場が低迷した。

1日、主要株価指数の上海総合終値は前日比1.8%安の2824.53を付けた。 不動産関連銘柄が約3.39%下落した。

2日、トランプ米政権が、2000億ドル相当の中国製品に対する追加関税措 置の税率を当初の10%から25%に引き上げる意向を受けて、上海総合は同 2%安の2768.02ポイントを付けて取引を終了した。

中国中山大学の林江教授は、米ラジオ・フリーアジア(RFA)に対して、 財政出動拡大と緩和的な金融政策による潤沢な流動性を実体経済に流れる よう、当局が不動産抑制措置を一段と強化すると示した理由だと分析し た。31日、広東省深セン市と上海市が、住宅購入・住宅ローン規制の強化 を発表した。

中国の経済学者の巩勝利氏は、財政出動による公共投資が拡大し、地方政 府が抱える債務がさらに増え、金融リスクの拡大を警告した。また、当局 の掲げる「債務圧縮政策」に相反すると、政策の矛盾を指摘した。

また巩氏は、米国の追加利上げ実施と米中貿易摩擦の激化で、「ドル」が 米国に戻る勢いが加速し、人民元は対ドルで暴落する可能性が高まってい る、「中国の景気低迷はますます深刻化する」と推測する。(翻訳編集・ 張哲)

【写真】 中国当局が7月31日に景気安定を図り、積極的な財政政策と緩和 的な金融政策などを打ち上げたが、国内株市場では上海総合が1日と2日に 下落し続けた(AFP/Getty Images)
<http://img.epochtimes.jp/i/2018/08/03/t_gkzl2jsaivuww5cjgpea.jpg>http://img.epochtimes.jp/i/2018/08/03/t_gkzl2jsaivuww5cjgpea.jpg
【大紀元】 2018年08月03日 13時54分 〔情報収録 − 坂元 誠〕

◎河野太郎外相と李容浩DPRK外相が会談した:前田正晶

シンガポールで開催中のASEANの会合で河野外相が李外相と会談の機会を 設けられた。少なくとも最低限度のグッドニュースだと思う。河野外相は 記者団に「日本政府の考え方や基本的な立場を伝えた」と語られたと報じ られた。

報道では河野外相が拉致問題について触れたか否かは不明だが、私は外務 省か大臣か知らぬが、DPRKが「我が国としては拉致問題は解決済み」と言 明している不遜な姿勢に対して真っ向から資料を提示してまでも厳しく反 論したとは聞いたことがない。絶対にすべきなのだ。

私が長年主張してきた「諸外国に対する交渉の根本原則として、外国が公 式か非公式を問わず我が国の主張と相容れないことを表明した場合には場 合には、瞬時に真っから反論すべきである。論争と対立などを怖れている べきではない。彼らは我が国のように沈黙していれば『我が方の主張が受 け入れられた』か『勝った』と解釈するのが当たり前なのだ。それが彼ら の思考体系だ」を忘れて貰ってはいけないのだ。「沈黙は金」どころか無 価値の屑鉄以下なのだ。

私はDPRKの「拉致問題は解決済み」の言い分は労働新聞を使ってのもの だったかと記憶するが、それとても労働党の機関紙であればDPRK政府の公 式の見解の表明と考えるべきだろう。私は菅官房長官か外務省が正式に反 論か抗議したかは不勉強で知らないが、外国、少なくともアメリカの文化 に馴れておられると思っている河野外相がこの点にも触れられただろうと 希望的に密かに考えている。産経は「本格交渉へ最低限の成果」とした が、安倍総理が可及的速やかに「最大限」にして下さることを祈念する。


◎御殿場のアウトレットで思わせられたこと:前田正晶

Alipayを受け付けるというステッカー(英語ではstickerなのだが、何故か 「ステッカー」などというおかしな表記にしたのだろう?)があった店が あった。時代はもうそこまで来たのかとあらためて認識させられた。

何年前だったか都内に「銀聯カード」を受け付けると出ている店を発見し た際に「中国人とその経済がそれほど有難いのか」と憤慨したのを思い出 した。「それほど無作法な彼らの資金力に期待したいとは情けないと思っ ていた」という意味だ。

同時に痛感したことは「経済的には後進国的である者がかなり多いはずの 中国ではあっても、経済的にも、生活水準も、社会的なシステムも我が国 のように段階的に順を追って進歩し変化していくのではなく、一足飛びか 二足飛びのように中間の段階を経ずして進歩していくものだ」という点で ある。

私のように「スマートフォンなどは今更持つ必要はない」と(負け惜し み?)言っているようでは、現在の中国のように(私には異様に思え る)ICT化が進んだ国では暮らせないと思うのだ。

それと同時に事改めて感じたことは「多くの中国人を始めとして(非白人 国の)外国人たちがあれほど混み合っている御殿場のアウトレットで全何 らの警戒心を見せずに思うがままに歩き回っている辺りに、我が国の世界 中でも最も優れた安全性(奇妙なカタカナ語ではセキュリティーだが、 securityの本当の発音は違う)が悲しいほどに示されていた。更に後難を 恐れて言えば、我が国は私が経験したどの国よりも外国人に対して親切す ぎるし、甘過ぎるのであると思わずにはいられない。

先ほども、何処かの局のニュースで採り上げていたが「外国人が日本に来 て不満に思うこと」の中に「街中やホテル等での表示が解り難い」という のがあった。甘やかすなと言いたい。私が知る限りでは日本語のアナウン スがあったのは、シアトル空港内のチェックインカウンターとゲート間の 移動の際の乗り物の中だけだった。アメリカ以外では何処に行っても掲示 板等には英語が出ていれば最も親切な方で、普通には「エイヤッ」と見当 を付けるか、解らない言葉でも「ここはこうだからこれで良いはず」と恐 る恐る試みるしかないのだ。

余談で自慢話的だが、スペインではバスの中で、“salida emergenciaと あったのでmergenciaは恐らく英語のemergencyのことだろうから emergency exitと解釈すれば良いのだろうと見当を付けて現地のガイドに 聞いてみたら正解だった。

勿論、ガイからは我々観光客に対してそういう説明などなかった。私には 「我が国のように謙ったかのように親切にすべき」か「外国式に自分の身 を守るのはご自分でどうぞ」の何れを採るべきかは未だに解らない。だ が、どうしても我が国の親切さは過剰に思える時が多々ある。



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身 辺 雑 記
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5日の東京湾岸は久し振りに曇天。暑さ和らぐや。

終日、クーラーをつけている。ゼニで命が買えるのだから安いものだ。

私は秋田県人。祖父は日露戦争に出征し、ラッパ手をさせられたそうだ。
徴兵されて初めて洋服を着せられた。「ボタンというものは下から順には めるものだ」と教えられたそうだ。
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  • 名無しさん2018/08/05

     日本の介護の間違いを具体的に指摘する。それはざっと15ポイントにも達する。



    1、食べさせ過ぎ→老人に1日5食とは多すぎる!



     高級老人ホームでは、1日5食も食べさせる。1日1食で生きている某氏などは、食べ過ぎで死んでしまうだろう。古代ヨガの教えがある。「腹八分で医者いらず」「腹六分で老いを忘れる」「腹四分で神に近づく」



     1935年、米コーネル大学のマッケイ教授は、腹六分のマウスは、腹十分のマウスより2倍長く生きることを立証した。つまり、食べる量を半分にすれば約2倍生きることができるのだ。



     そのメカニズムは、1999年、長寿遺伝子(サーチュイン)発見で証明された。(マサチュセッツ工科大学・ガレンテ博士)



     だから、老人に1日5食も無理に食べさせるのは「死ね」と言うこと。老人施設では、食欲の無い老人の口に、職員が無理やり食べ物を押し込んでいる。これは虐待である。少なくとも、1日1食から2食など、少食・断食の自由と権利を認めるべきだ。



    2、お肉食べ過ぎ→動物食は老人を殺す!



     介護現場も、間違いだらけの栄養学に毒されている。フォイトは栄養学の父とされて今日に至っているが、その理論は出鱈目の極みである。今も栄養学の中心理論とされているから、悲喜劇はいまだ続いている。フォイト栄養学の決定的間違いは、肉食礼賛である。



     「腐る」と言う漢字は、「消化器(府)」に「肉」が入った様を表している。それは腸内細菌の悪玉菌が、肉を餌に大増殖して発癌物質なども有毒物を発生させる状態を表している。老人に肉を食べさせるのは「死ね」と言うのに等しい。



    3、寝かせ切りは虐待だ→1日寝ると1年老ける!



     75歳を超えて1日寝たきりは1年老ける。それは「廃用萎縮」という現象である。特に筋肉と骨格は使わないと急激に衰える。日本の老人介護では、わざと寝たきりにして、筋肉、骨力、そして生命力を奪っている。そして、日本の介護者、医療者は「寝かせすぎ」の恐ろしさに無頓着だ。こうして日本では意図的に寝たきり老人が大量生産され続けている。ヨガの教えに「運動不足は緩慢な自殺である」 そして、「指1本でも動かせるなら全霊を込めて動かせ、すると全身の筋肉が連動してくる」



    だから、寝たきり老人は、100円ショップで売っているハンドクリップを握って指、手、握力から鍛えることだ。すると、腕力から上半身、そして下半身と筋肉が次第に発達してくる。さらに、筋肉は若返りホルモン、マイオカインを分泌する。



    4、座りすぎほど老ける→座る時間が長い人ほど早死にする!



     日本は座りすぎ天国である。筋肉は老化しないが、退化する。鍛えれば筋力もアップする。デスクワークが長い人は、立ち机がおすすめだ。これは欧米オフィスなどで急速に普及している。立って、しゃがんでの1日50回のスクワットを行えば脚の理想筋トレとなる。



    5、かまいすぎ→完全介護は最悪介護である!



     日本の介護現場では、「何でもしてやること」が福祉だと勘違いしている。「病院で病人がなぜ治らないのか?→それは病人扱いするからである」



     ヨガ道場では、一切病人扱いしない。老人扱いするから老人になるのだ。老人施設で介護士が一人一人、全身を洗ってあげると聞いて、唖然とした。「体くらい自分で洗わせたら」と言いたい。「何でもしてもらえば、何もできなくなる」のは当たり前の話である。



    6、甘やかしすぎ→心が赤ちゃんに逆戻りし、認知症も進む!



     老人介護施設では、介護士さんたちは、本当にやさしい。しかし、この甘やかしが、老人の依存性を高め、次第に心が赤ちゃん返りをする。それは認知症、ボケなど退行現象を引き起こす。特に老人に幼児語で話しかけてはいけない。それは幼児化、つまり、退行現象に拍車をかけてしまう。



    7、洗いすぎ→皮膚病、禿、白髪の元凶である!



     皮膚科医は、アトピーの最大原因は、洗いすぎだと言う。さらに合成洗剤配合のボデイソープなどは最悪だ。具体的に弱酸性ビオレなどは最悪だ。それは、皮膚刺激の強い合成洗剤だからだ。体をゴシゴシ合成洗剤で洗うと、皮膚の保護層(バリアゾーン)が破壊され、奪われてしまう。そこには20種以上の常在菌が住みついて、外部の悪玉菌の侵入を防いでいる。体を洗いすぎると、この常在菌まで取り去ってしまい、皮膚はむき出し、無防備となる。そこに有害菌が棲みついて湿疹やアトピーなどの皮膚疾患の原因となる。



     チベットなどの入浴習慣のない国では、アトピー患者はゼロである。タレントのタモリは入浴しても体を洗わないことで有名だ。それでも汚れの8割は落ちる。だから風呂でゴシゴシ体を洗うのは狂気の沙汰なのである。介護現場でもこのタモリ方式を採用すべきである。

  • 名無しさん2018/08/05

    杉田水脈議員、LGBTへの差別発言? 言葉尻だけとらえるな糞マスゴミ!

    http://ryotaroneko.ti-da.net/e10624992.html

    菅野完、米国で女性に2度の傷害事件!第2の犯行後の保釈中に逃亡!米警察から逮捕状が出ていた!

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7168.html

    神奈川新聞というところには石橋学記者だけではない。

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53289575.html

    安田純平の手書きメモに「多数の名前を記載されていて」状況が更に混迷 複数の名前を使い分けていた?

    http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50512541.html



    https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E7%BF%81&chips=q:%E7%BF%81,g_2:%E8%83%BD&sa=X&ved=0ahUKEwj5j-W2mdLcAhUU_GEKHaiYAesQ4lYIKCgA&biw=1097&bih=531&dpr=1.75

    旧宮家復籍運動はリトマス試験紙を活用すべし

    http://oncon.seesaa.net/article/16689197.html

    与える喜び

    http://www.okabem.com/essay/chapel2.pdf

    ジェラルド・セレンテ氏:アフガニスタンから米軍撤退?

    http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52030037.html



    http://livedoor.blogimg.jp/nichmatomerunn/imgs/3/5/350c9541.jpg

    農水省:自家採種を原則禁止に?

    http://blog.rederio.jp/archives/3506

    ロバート・ケネディ・ジュニアが政府による水銀/自閉症スキャンダルの隠蔽を暴く 

    http://www.asyura2.com/08/health14/msg/186.html

    日本人の誇りある歌も消したGHQ。はよ取り戻さんかい!

    https://ameblo.jp/gekiokoobachan/entry-12395319240.html