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頂門の一針

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頂門の一針4755 号  2018・7・29(日)

2018/07/29

                       
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4755号
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      2018(平成30)年7月29日(日)



          朝日英語版記事の自己矛盾:阿比留瑠比

           次期中央軍事委員会副主任:宮崎正弘
      
            基礎疾患に注目しよう: 石岡荘十                                              
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4755号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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朝日英語版記事の自己矛盾
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      阿比留 瑠比

ギルバート氏は24日発売の僚紙夕刊フジで「朝日新聞の正体が確認できた という点では意義はあった」と語っているが、筆者も朝日の不誠実さと自 己矛盾について付け加えたい。英語版記事が「(慰安婦の)多くは朝鮮半 島出身だった」といまだに書いている部分である。

朝日は4年1月11日付朝刊1面に「多くは朝鮮人女性」という解説記事を 載せた。そこには、今回の英語版と同様に「約8割が朝鮮人女性だったと いわれる」と記されていた。

だが、朝日は慰安婦報道をめぐる自社の第三者委員会の指摘を受け、「記 事を訂正、おわびし説明します」として次のように発表している。

「朝鮮人女性の比率も、現在の知見に照らすと不正確でした」

「(今後、データベース上の記事には)『慰安婦の数や朝鮮人女性の比率 もはっきりわかっていません』といったおことわりをつけます」

朝日の英語版記事は、自社が過去に訂正、おわびした内容を、相変わらず 海外に向けて発信していることになる。それでいて外部からの修正申し入 れは、けんもほろろに拒否するのだから救いようがない。

ちなみに、慰安婦問題に詳しい現代史家の秦郁彦氏によると、慰安婦は日 本人が4割で朝鮮人は2割程度だった。どの民族の比率が高いかどうして も書きたいのならば、「多くは日本人だった」と素直に記したらいいでは ないか。

「朝日新聞が慰安婦問題を報じる際は(中略)今後もさまざまな立場から の視点や意見に耳を傾け、多角的な報道をめざしていく所存です」

朝日は今回の回答文でこう主張している。それならばせめて、「多くは朝 鮮半島出身だった」という自分たちも虚偽だと分かっている部分ぐらい は、まず訂正して当然だろう。それとも「耳を傾け」というのも、やはり 口先だけだろうか。(論説委員兼政治部編集委員)
 
産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】2018.7.26



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次期中央軍事委員会副主任
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)8月18日(金曜日)
        通巻第5397号 
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(速報)
 次期中央軍事委員会副主任に李作成将軍が有力
  中越戦争で戦歴、陸軍大将(64歳)、氾長龍退任と交替へ
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サウスチャイナモーニングポスト(8月17日)が伝えた。次期中央軍事委 員会副主任に前「成都軍管区」司令、陸軍大将の李作成(64歳)が最有力 と報じた。

李は安徽省出身で、1979年の中越戦争を指揮して戦果を上げた功績を習近 平が評価し、また汚職とは無縁と判断された。

しかし事情通によれば、さきに失脚した徐才厚、郭伯雄の人脈に重ならな いばかりか、彼らが副主任時代に軍隊で冷遇された過去を、習近平が気に 入ったという。
 
来月に引退が予定される氾長龍副主任のポストの後任となる。副主任は事 実上の軍最高位のポスト。

党大会前に軍人トップの交代が行われることは、習の主導権がやや固まっ た観がある。
     
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 中国が米国債保有高で、ふたたび世界一に返り咲いたが
   ロシアは60億ドル売り越し、1029億ドルを保有。世界14位。
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 米財務省統計により米国の赤字国債保有高は、中国が再び日本を抜い て、第1位に返り咲き、1ヶ月で443億ドルを増やしていた。

他方、ロシアは同期間に60億ドルを売却し、保有高は1029億ドルとなった。
 
これは米国赤字国債保有ランキングで世界第14」位である。

ロシアは来年の大統領選挙を控え、経済的困窮状況の克服が優先課題と なっているため、プーチン大統領は政治的に米国に対抗するポーズを示す 必要がある。だから全額の売却を控えるのだ。
 
しかし、米国との競合に明け暮れ、2022年には米国を凌駕するなどと豪語 している中国が、しかも16年10月にはIMFのSDR通貨に参入したにも かかわらず、なぜ米国債の保有高を増やす必要があるのか。

人民元経済圏を膨張させるのではなかったのか。あるいは政治的判断か経 済的事由より重要だったのだろうか?

モスクワ大学の経済学のアレキサンドル・ブズガリエ教授は『プラウダ』 (英文版、8月16日)に答え、「中国はドルが必要だからさ」と単純明快 に背景を説明した。

人民元の決裁権を増やすとはいえ、中国の輸出先はアメリカであり、しか も、多くの国々との決済はドルであり、通貨スワップを行っている香港、 マカオ、マレーシアなどでも人民元建ての貿易は少ない。

豪語していることと矛盾しているが、中国はドル基軸態勢の中で、経済活 動を維持せざるを得ないという自国通貨の脆弱性を自ら認識できているの である。
         
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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 明代の公文書「皇明実録」を読み解くと、尖閣は琉球に属し、「明の領 土ではない」
と明記されているばかりか「台湾の付属島嶼でもない」と書かれていた。

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石平 vs いしゐのぞむ『中国が反論できない真実の尖閣史』(扶桑社)
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 世の中には熱血漢がいるものである。
 尖閣諸島は日本固有の領土だが、あれは「歴史的に中国のもの」と難癖 をつけて、日本が隙を見せたら日本から奪おうとしている中国にとって は、南シナ海の岩礁を勝手に埋立て人口島とし、軍事施設を建造して「昔 から中国領だ。文句あっか」と開き直ったパターンを繰り返そうとしてい るのである。

つぎにインドに楯突き、シッキム、ブータンの領土を強奪して既成事実化 せんと軍を派遣し、いまインドとにらみ合っている。ここにバングラデ シュに通じる回廊をつくり、インドの東西分断を図ろうという長期計画が あるのだろう。

もしインドが隙を見せたら電光石火、中国はあそこを盗むだろう。なぜ、 このタイミングを撰んでいるのかと言えば、米国がいま北朝鮮問題で忙し く、インド国境の問題に介入する余裕がない。インドもそれを望んでいない。

ましてスカボロー礁を中国がフィリピンから盗取したが、米艦隊は「航行 の自由作戦」と称して、付近の海域を駆逐艦が通り抜けるだけ。中国に とってまととないチャンスだからだ。

中国共産党は天下を盗んだ革命後、南モンゴルを侵略して内蒙古自治区だ と言い張り、東トルキスタンに侵略して新彊ウィグル自治区だと獅子吼 し、そしてチベットを全部凌奪している。

尖閣諸島ばかりか、琉球回収(つまり沖縄奪還)と叫び、台湾まで「中国 の不可分の領土だ」と言い張っているのだから、その歴史意識に客観性を 求めるのは徒労でもある。

リアルポリティックスの見地に立てば、軍事戦略を行使して、相手を踏み にじっても自己の主張を達成するという弱肉強食の論理にしたがっている だけである。


さて世の中に熱血漢がいるものである、と冒頭にのべたのも、共著者のい しゐのぞむ氏のことである。

氏は中国の古文書、歴史文献の研究者だが、すでに2012年7月17日の産経 新聞が1面トップで報じたように「明代に皇帝から琉球へ派遣された使 節」が残した「上奏分」に「尖閣諸島から琉球がはじまる」と書いてある ことが判明し、中国の主張が崩壊していることを突き止めた。

尖閣で領海侵犯した中国人漁師を民主党政権下で日本はさっさと釈放し た。日本は法治国家ではなかった。国際社会に恥を晒した。

 この体たらくに怒髪天をついたいしゐ氏は、中国語でかかれた古い文献 を収集し、そこに書かれた中国語を読解したのだ。しかし骨董的な古文書 は高価である。それを自費で購入し、誰の支援も、国の推奨金もなくやり 遂げた。

とりわけ明代の公文書「皇明実録」を読み解くと、尖閣は琉球に属し、 「明の領土ではない」と明記されているばかりか「台湾の付属島嶼でもな い」と書かれていた。

清朝になると「琉球紀行は次第に詳しくなり、琉球人が水先案内をする海 域も明確化されてくる。それはなんと大陸のすぐ近くの馬祖列島からなの である」(47p)。

つまり琉球の水先案内人(向導)がいないと「琉球へ出航さえできない」 のだから、尖閣諸島を領有している筈がない。
 
本書ではほかにも膨大な尖閣史料と世界航海地図を読み解き、石平氏と徹 底的に解題したのが本書である。

石平氏が言うように「中国人にとって歴史はニセモノの骨董品」であり、 嘘放送に左右されず、我が国は断固として固有領土を守り抜かなければな らない。

でなければ推薦の百田尚樹氏が言うように「尖閣を奪取されたら日本はお しまい」である。
           
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 ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ▼READERS‘OPINIONS
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(読者の声1) アジア自由民主連帯協議会講演会報告をホームページを更 新し、つぎの報告をしております。

第29回講演会 ウイグルにおける人権弾圧最新情報
http://freeasia2011.org/japan/archives/5225
第28回講演会 南モンゴルにおける開発の実態
http://freeasia2011.org/japan/archives/5222
        (三浦小太郎)


(宮崎正弘のコメント)HPを拝読、とりわけイリハムさんのウィグルの 現状報告は衝撃的でした。こうした現状報告が広く読まれることを望みま す。読者のみなさんも、格さんにご協力下さい。



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(読者の声2)「中国ガン・台湾人医師の処方箋」(林 建良著)
 中国の本質を知る最高の解剖学とその処方箋が本書に掲載されていま す。皆様にその全貌をこれからご紹介していきます(その2)。

●台湾は中国の核心的利益ではなく核爆弾である

中国が台湾の隣国である限り、政治的、経済的、環境的の影響はどうして も避けられない。しかし今や台湾にある最大な武器は軍事でも経済でもな く、自由と民主主義なのである。台湾は守りから攻めの姿勢に転じ、積極 的に中国の民主化を促すことが安全保障につながるのであろう。

 中国人が台湾を中国の一部だと思っているからこそ、台湾はどの国より も中国人に影響力を持っている。中国が台湾を中国の一部であることを宣 伝すればするほど、台湾の影響力も強まる。影響力の増す台湾が本気に中 国の民主化運動に火をつければ、中国は分裂させられる可能性が大きい。 だから台湾は中国の核心的利益というよりは核爆弾と言ったほうがよさそ うだ。
 
●日本が協力すれば、台湾は完全な力を発揮できる

 しかし、今の台湾は単独で中国と対抗するほどの環境整備ができていな い。その一つの理由は国際的孤立感と、「中国を刺激するな」という国際 社会に蔓延している事なかれ主義である。

台湾の力を完全に発揮させるため、アジアの大国である日本との連携は不 可欠なのだが、ほとんどの台湾人は、日本は中国を恐れているあまり、台 湾に政治的関心をまったく払っていないと考えている。

実際、戦後以来、日本政府が台湾のことについて、政治的関与を避けてき たばかりだが、中国の言い分だけは唯々諾々に従っている。台湾を中国の 一部である中国の言い分を「理解して尊重」するのは一つの象徴であるのだ。
 
こうした台湾を中国に押し付ける姿勢が台湾を萎縮させ、中国ガンの膨張 を増長させている。台湾人が馬英九の中国一辺倒の政策を放任しているの も、こうした孤立感から生まれた自爆自棄の心理によるのではなかろうか。

それでも台湾人は変わらず日本に熱い視線を注いでいる。3.11大震災で台 湾人が日本に対する無私な行動はそのまま、台湾人の日本に対する情の深 さと考えてよい。日本人は忘れているが、台湾は日本の宝のような隣国な のだ。日本政府が台湾と政府間関係を持ち、一緒に中国問題を対処してい こうという姿勢があれば、台湾の持っている力も存分に発揮できるのであ ろう。

●日本版台湾関係法を制定し、台湾と政府間関係を持とう

ただ、日本が台湾と政府関係を持つには、まだ道は遠いかに見える。この 関係に関する目途はついておらず、現在は大きな空白状態だ。これが日本 にとって大きなマイナスであることは間違いない。そこでこの問題を解決 するには、台湾関係法が必要だ。アメリカはそれがあるから、中国の邪魔 を撥ね退けられ、台湾との政府間交流ができる。
 https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%82%AC%E3%83%B3-%E6%9E%97-%E5%BB%BA%E8%89%AF/dp/4890633006/ref=sr_1_4?ie=UTF8&qid=1500086916&sr=8-4&keywords=%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%82%AC%E3%83%B3
   (茂木弘道)



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基礎疾患に注目しよう 
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     石岡 荘十

「基礎疾患」は医学用語で「病気の大元の原因となる疾患」と定義される。

例えば、よく言われるのが心筋梗塞や脳梗塞の基礎疾患として挙げられる 「死の四重奏」。

内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)、高血圧、高脂血症、糖尿病の4つが 揃っていることを言い、死亡率は、そうでない人に比べて30倍以上も高く なるという調査結果がある。これにさらに喫煙習慣を加えた五つ揃い文で 「死の五重奏」という。

リンゴ型肥満というのは中高年男性の典型的な体型で、写真などで見る金 正日氏がその典型的な体型である。女性の場合は、体脂肪が引力に逆らえ ず臀部に下がってくるので「(西洋)ナシ型肥満」ということになる。


内臓脂肪型肥満の人は動脈硬化になりすく、心臓病や脳卒中へと進んでい くリスクが高まるからだ。

メルマガ「頂門の一針」主宰の渡部氏が治療の経緯を述べておられる。一 応、犯人は脳血栓の予防薬プレタールの副作用ということになったよう だ。渡部氏は数十年前に禁煙を実行しておられるし、お見掛けしたとこ ろ、内臓脂肪もそれほど大量に溜め込んでいる様子はない。しかし糖尿が ある。

高血圧、高脂血については伺ったことはないが、もし該当するような疾患 の症状があるとすれば、末永く健筆を振るわれるためにも基礎疾患を撃退 するよう心がけて頂きたい。

一口に「撃退」といっても、そのほとんどが、長年のいわゆる生活習慣病 の結果なのでそう簡単にはいかない。例えば禁煙。簡単に決別できる人も いるが、懲りるような事態、例えば片肺切除に追い込まれてやっと、止め ることが出来たという友人もいる。

心臓手術は不整脈の基礎疾患だ。

筆者は、13年前、心臓の大動脈弁が機能しなくなり人工の機械弁に置換す る手術を受けた。10歳の頃から大動脈弁がうまく閉じない障害がありなが ら、手術までの50余年間放置しておいた結果、心臓の筋肉が正常な人の2 倍近い厚さ(1.7ミリ)に肥厚し、弾力性を失いかかっていた。

手術後、不整脈の一つである心房細動に悩まされたのは、心臓手術よっ て傷つけられ弾力性を失った心筋が基礎疾患となって、時々、心臓の細胞 があちこちで異常な動きを見せるためだと診断された。そこで、術後8年 目(‘07年)、心房細動の根治治療に踏み切った。

カテーテル(ビニールの細い管)を腿の付け根から差し入れて、心臓まで 押し進め、異常行動を起こす細胞を捜索・特定し、高周波で焼き切る。

カテーテル・アブレーション(電気焼妁)といわれる最先端の不整脈治療 法だ。その上、術後、何種類かの薬の服用を強いられ、辛うじて心房細動 の再発を阻止している。

心臓手術を経験すると、心房細動を起こしやすくなる。橋本龍太郎元首相 は、心臓の弁(僧帽弁)がうまく閉じなくなり、私と同じように人工の機 械弁に取り替える手術を受けた。

その3年後(‘06)、同じように心房細動を起こし、心臓で出来た血栓(血 の塊)が飛んで腸に栄養を送る動脈を詰まらせ、どんな鎮痛剤も効かない 激痛を訴えながら死亡した、といわれる。

死因は「腸管虚血を原因とする敗血症ショックによる多臓器不全」だが、 この場合の基礎疾患は心臓手術→心房細動である。しかし、いまさら手術 経験をなかったことには出来ない。

そこで、薬で心房細動を抑え込むことになるのだが、「すべての薬は毒」 である。大学の薬学部で教鞭をとっている友人は、学生にまずこのことを 教えるという。

だから種類と量の処方にはくれぐれも慎重でなくてはならないのだが、日 本では2万種類の薬が使われている。この中からピタリ鍵穴に合う一本の 鍵のような薬を処方するのは、至難の技である。

マスターキーはない。そう考えると、副作用が出ないほうがおかしいとも いうことが出来る。私もプレタールを服用しているが、渡部氏のような副 作用は今のところない。鍵穴の型が異なるということだろう。

アメリカには「5種類以上の薬を処方する医者にはかかるな」というのが 常識だそうだが、日本では65歳以上の高齢者は平均して6種類の薬を服用 しているといわれる。

が、薬はあくまでその場しのぎの対症療法に過ぎない。その中で一番多い のは複数種の降圧剤だ。ほとんどの降圧剤には性的機能を不能にする副作 用があることはあまり知られていない。「そのお歳でもういいでしょう」 と、医者はなめて処方しているのかもしれない。なめるな! 

基礎疾患である生活習慣病の克服こそが根治治療法であり、それができれ ば “毒”をのまなくてよくなる理屈である。“夜明けのテント”も夢ではな くなるかもしれない。




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マスコミは日米間の企業の文化の違いを
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              前田 正晶

マスコミは日米間の企業の文化の違いを学ぶべきではないか:

と言って採り上げるよりも「マスコミには誤訳が多いのが気になる」とし た方が適切であるかも知れない。1月24日に久方ぶりに開催されて21世紀 パラダイム研究会でもこの点を指摘した。「野外便所」で犯した誤りもそ のうちなのでこの点をヤンワリと触れておいた。

具体例を挙げればSpecial Counselに任命されたMuellerを新聞もテレビも 「特別検察官」で押し通しているが、これは強いて日本語にすれば「特別 弁護人」辺りにしかならない。counselを辞書で見ておけが「検察官」で はないことは明瞭だったはずだ。誤訳である。

以前に別の人物が「特別検察官」が任命されたことがあったが、その英
語はSpecial Prosecutorだった。それと勘違いしたのだろうし、Mueller に与えられた使命がトランプ大統領の糾明だったので早とちりしたのだと 思っている。

そこで jobを採り上げていこう。トランプ大統領は選挙キャら“job”
を増やすことを強調してきたし、それが最大のスローガンの一つだった。 しかし、日本とアメリカの企業社会の間に存在する文化の違いを把握でき ていない模様の我が親愛なるマスコミは、何としたことか“job”を「雇 用」と訳してしまった。これは明らかに誤訳であった。

「雇用」を和英辞典で見ると“employment”と出て来るのか普通だ。それで はとemployもOxfordで見れば to give 〜 a job to do for paymentとあ る。雇ってから給与を払う為に仕事を与えるとなっている。Websterには the state of beingemployed esp. for wage or salaryとなっている。そ れではとjobをOxfordで曳けば、“work for which you receive regular payment”となっている。何処にも「雇う」とは出ていない。ここまでを良 く理解しておいて貰う必要がある。

そこで、あらためて日米間の企業の人事と採用の違いを述べていこう。
これまでに何度も解説してきたことで、アメリカの企業、特に大手の製造 業などでは我が国のように始めに新卒者を雇って教育し、その会社の在り 方を理解させた上で徐々にか直ぐにでも役に立つにしてから仕事というか 職というべきか、既存の組織に配属していく慣行というか習慣はない。勿 論、銀行・証券業界のように大量に大卒者を雇用する文化のある業種もあ ると言っておかないと片手落ちだろう。

アメリカでは既に営業(稼働)中の企業で新たに人を採用する場合はといえば

(1)その組織の事業が成長し営業担当者の増員が必要になった時、

(2)海外進出を実行するに当たって専門の担当者を雇い入れる、

(3)新規の事業部門を設ける、

(4)営業所乃至は事業所か工場を新設する、

(5)リタイヤーした者の補充をする、

(6)転職者(馘首された者を含めて)が出て欠員を生じた等のような場合、

人事と採用の権限を持つ事業本部長がその職権で即戦力となるべき者を会 社の内外から募集し、自らがinterview(=面接試験)して採否を決定す る。募集方法には時にはヘッドハンティングが使われることもある。適格 者が出てこなければ、採用を見送ることだってある。

採用は上記のような場合のことであると考えて置いて誤りではない。これ らは全て仕事、即ち jobであるとの認識が必要だ。要するにある仕事、職 務、乃至はその地位に即戦力として使える新規採用者を充てるのである。 何の当てもなく誰かを雇ってから職を与えるようなことはしない。これら の人事の権限はその事業本部長にあり、我が国のような人事部か人事課の 仕事は彼(乃至は彼女)が持っている。

ここまででお解り願えたと思うが、大卒の新規採用をしない根拠がこの辺 りにある。

仕事即ちjobが先にあって採用されればそこで雇用は発生するということ だ。このjobの難しさは、その組織の好不調、景気の変動、会社自体の業 績次第で常に改編(増減)されるということにある。即ち、新規事業が予 定したほど伸びなければ、いともアッサリと撤退し、そこに充当されてい た人員は“Your job is terminated as oftoday.”という一片の通告で解雇 されるし、それが社会通念で受け入れられるのが彼らの企業社会の文化で ある。

換言すれば、jobは会社の経営方針または事業本部長の権限により、何時 でも創り出されることであり、また彼の決断で排除される性質なのであ る。繰り返し言うが先に「雇用」があるのではない。今となっては1年前 のことだったが、トランプ大統領の大号令で自動車産業が新規の工場を設 立するようだが、そこでどのようなjobが会社側に設けられるのか、製造 現場には如何なる職種の組合員が必要になるかは「やってみなければ解ら ない」ことではないか。

更に、既に指摘したが、アメリカの自動車産業はUAWの高賃金を回避する 為にも人だけではなく、AIの導入を真剣に検討すべき時代ではないのか。 飽くまでもアメリカの経営者の常識で一般論だが、最初から具体的な計画 もなく数百人を雇い入れることなどあり得ないのがアメリカのやり方だ。

では、jobとは如何なるものを言うかを、具体例を挙げて解説してみよ う。30年ほど前のことだったか、シアトルのNorthwest航空(現Delta)の チェックインカウンターの前に、預ける荷物を検査する台が置かれ、数名 のアフリカ系の女性が配属された。

その頃はアメリカにはテロの噂があった。私がその1人に「何故、こんな 検査をする?」と尋ねた見た。彼女は言った“They gave me this job. But I’m not sure how long this job will last.”と、明らかに不安そ うだった。事実、その荷物検査は旬日を出でずして廃止された。そこで女 性は仕事が廃止され、雇用を失ったのだ。これはjobとはかくも不安定な ものだという例だ。

私が度々採り上げてきたW社の技術サービスマネージャーのL氏の初期の任 務は、諸般の事情があって多発した品質問題、回りくどいことを言わなけ ればクレーム処理の担当だった。それは、組合員の意識改革が進み、業界 最高の品質を達成するまでは多忙を極めた仕事で、年がら年中我が国を含 めて世界中を飛び回っていた。ところが、品質が安定し、客先のとの間の 信頼関係が確立されるや、彼は一転して暇な時が出て来るようになった。

その時彼が、勿論冗談だが、真顔で「どうもこれは好ましくない状態だ。 ここまで品質問題が発生しないと私の“job security”が不安になってく る」と言ってのけた。

これは確かに一理ある議論なのだ。製品の質が安定し、問題が発生しない のであれば彼のような「トラブル・シューター」は必要になってしまうか も知れないのだから。

だが、勿論そんなことはなく、彼は常に得意先の現場を巡回訪問し、自社 の製品に対する不平不満や改良等への要望を伺ってより一層の品質改良に 努力するという重大な項目が“job description”には記載されているのだ から。

再確認だが、アメリカでは先に人を雇うのではない、必要次第でその職 務、仕事、地位に充てる人材を捜し求めて充当するのが彼らの企業の文化 であり、習慣であり、伝統なのだ。マスコミの方々がこの一文を読むかど うか知らないが、間違っても“job”を「雇用」などと言わないことだ。一 つの職種に数名を必要とする現場だってあるのだ。何ならアメリカの職場 を訪れて見学してみれば如何か。



         
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重 要 情 報
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◇◆◇写真映像情報網◇◆週刊AWACS 2018年7月29日◇◆◇◆◇
▼唸声中国映像/下り坂で大型トレーラーのブレーキ故障、緊急避難路へ・・・

[https://stat.ameba.jp/user_images/20180729/04/unarigoe/da/3f/g/o0400022514237471805.gif]

GIFは昆磨高速の緊急避難路でも止まらず大きな網に救われた大型トレーラー/唸声、万一、落下していたら100mも下に真っ逆さま・・・。一体、何のための緊急避難所なのか???

【雲南省】 7/26午前、昆磨高速で下り坂でブレーキの利かなくなった大型トレーラーが上り坂となった緊急避難路に入るも止まらず、避難路の終点部分の壁を越えて運転席が飛び出したが、巨大な落下防止網に救われた。同トラックに乗っていた5人の1人は軽傷、1人は擦り傷、あとの3人はケガもなく無事だった。

映像:CGTN 7/28:To the end of the world: Out of control truck hangs off a cliff  (0:31)
https://youtu.be/G3VFx3WZZJE

では、今週号をお楽しみください。
https://ameblo.jp/unarigoe/entry-12394051815.html
誕生日の音楽映像(ゾフィー・メンター、ピアニスト・作曲家、リストの愛弟子)
https://ameblo.jp/unarigoe/entry-12393999505.html
2018/7/29 唸声


 ◎底なし厚顔無恥の文大統領、慰安婦・竹島問題で“妄言”連発 心根腐 りきった“大嘘つき手法”

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、また妄言・寝言を繰り出し た。ソウルで1日行った演説で、慰安婦問題について、「加害者である日 本政府が『終わった』と口にしてはならない」と発言。韓国が不法占拠す る島根県・竹島についても、「日本の朝鮮半島侵奪で最初に強制占領され た地であり、われわれ固有の領土だ」と言い放ったのだ。歴史を無視し、 国家間の約束を反故にする、大嘘つきの「反日」大統領に対し、日本政府 は猛烈に怒っている。

文氏は1日、日本による朝鮮半島統治下の1919年に起きた「3・1独 立運動」の記念式典で演説した。

まず、慰安婦問題に言及し、冒頭の言葉とともに「戦時の反人倫的な人権 犯罪行為は『終わった』という言葉で覆い隠せない」と発言した。2015年 の日韓合意は「最終的かつ不可逆的な解決」を確認している。度しがたい “蒸し返し”というしかない。

文氏は加えて、日本固有の領土である竹島を「韓国領だ」と強弁したうえ で、「日本がこの事実を否定していることは、帝国主義の侵略に対する反 省を拒否していることにほかならない」と、歴史的にも国際法上も異常な 主張を表明した。

平昌(ピョンチャン)冬季五輪で、北朝鮮との「南北融和」に傾斜しすぎ たため、文政権の支持率は急落している。「反日」カードを切って、国民 の期待をつなぎ止める思惑なのか。国際外交の基本を知らない、心根の腐 りきった“大嘘つきの手法”というべきだ。

菅義偉官房長官は1日の記者会見で、文氏の演説について「日韓合意に反 し、まったく受け入れられず、極めて遺憾だ」と強い不快感を示した。政 府高官は「言ったことと違う。ゴールを全く反対側に動かした」と憤って いる。当然だ。

日韓関係は氷河期に突入した。許し難い隣国政府にどう対処すべきか。

拓殖大学の藤岡信勝客員教授は「韓国には『日本には何をやっても許され る』という甘えと侮蔑が定着している。日本側は『慰安婦問題は、吉田清 治氏の虚構だった』『朝日新聞がそれを広めた』と指摘すべきだった。韓 国には言葉だけでなく、経済的な対抗措置を取るなど、厳しく臨むべき だ」と話している。

【写真】  「3・1独立運動」記念式典での行進に参加する文大統領 (左)と金正淑夫人=1日、ソウル(ロイター)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180303/soc1803030007-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180303/soc1803030007-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.3.3 〔情報収録 − 坂元 誠〕

 
 ◎底なし厚顔無恥の文大統領、慰安婦・竹島問題で“妄言”連発 心根腐 りきった“大嘘つき手法”

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、また妄言・寝言を繰り出し た。ソウルで1日行った演説で、慰安婦問題について、「加害者である日 本政府が『終わった』と口にしてはならない」と発言。韓国が不法占拠す る島根県・竹島についても、「日本の朝鮮半島侵奪で最初に強制占領され た地であり、われわれ固有の領土だ」と言い放ったのだ。歴史を無視し、 国家間の約束を反故にする、大嘘つきの「反日」大統領に対し、日本政府 は猛烈に怒っている。

文氏は1日、日本による朝鮮半島統治下の1919年に起きた「3・1独立運 動」の記念式典で演説した。

まず、慰安婦問題に言及し、冒頭の言葉とともに「戦時の反人倫的な人権 犯罪行為は『終わった』という言葉で覆い隠せない」と発言した。2015年 の日韓合意は「最終的かつ不可逆的な解決」を確認している。度しがたい “蒸し返し”というしかない。

文氏は加えて、日本固有の領土である竹島を「韓国領だ」と強弁したうえ で、「日本がこの事実を否定していることは、帝国主義の侵略に対する反 省を拒否していることにほかならない」と、歴史的にも国際法上も異常な 主張を表明した。

平昌(ピョンチャン)冬季五輪で、北朝鮮との「南北融和」に傾斜しすぎ たため、文政権の支持率は急落している。「反日」カードを切って、国民 の期待をつなぎ止める思惑なのか。国際外交の基本を知らない、心根の腐 りきった“大嘘つきの手法”というべきだ。

菅義偉官房長官は1日の記者会見で、文氏の演説について「日韓合意に反 し、まったく受け入れられず、極めて遺憾だ」と強い不快感を示した。政 府高官は「言ったことと違う。ゴールを全く反対側に動かした」と憤って いる。当然だ。

日韓関係は氷河期に突入した。許し難い隣国政府にどう対処すべきか。

拓殖大学の藤岡信勝客員教授は「韓国には『日本には何をやっても許され る』という甘えと侮蔑が定着している。日本側は『慰安婦問題は、吉田清 治氏の虚構だった』『朝日新聞がそれを広めた』と指摘すべきだった。韓 国には言葉だけでなく、経済的な対抗措置を取るなど、厳しく臨むべき だ」と話している。

【写真】  「3・1独立運動」記念式典での行進に参加する文大統領 (左)と金正淑夫人=1日、ソウル(ロイター)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180303/soc1803030007-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180303/soc1803030007-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.3.3 〔情報収録 − 坂元 誠〕

 ◎トランプ大統領が何処まで我が国とアメリカとの違いを認識出来てお られるかが問題だ:前田正晶

先日もアメリカ大手企業の日本を代表を長年勤められた長老と語り合った 際にも話題に上ったことだが「我が国は自動車の製造ではいち早くアメリ カ自身が設定した排ガス規制をアメリカより先に達成したことが切っ掛け で、アメリカ市場を席巻して言わばデトロイトの崩壊の芽を作ったと言え るかも知れない。

結果としてアメリカ側の要望を入れて自動車は輸出ではなく現地生産に転 換した。それでも、未だにあの品質で左ハンドルしか作らないデトロイト の対日輸出が不振なのは当然だろう」ということ。

彼も私も、トランプ大統領に請願に出掛けたデトロイトのメーカーも、ト ランプ大統領自身もそういう歴史的な事実というか経過を知らないはずは ないだろうに、依然として知らない(自覚していないとでも言うか)とし か思えないような姿勢で、非関税障壁等でアメリカ産の車の輸入を阻んで いると非難するのは「トランプ大統領は本当に知らないのか、あるいは 知っていて知らんふりなのかが見えない」という点で我々の見解は一致した。

以前にも述べたが、クリントン政権の下で対日輸出が不振で「買わない日 本が怪しからん」と、スーパー301条の発動まで言い出して恫喝された時 期に、W社はアメリカの対日貿易赤字削減に貢献したとしてアメリカ側の 意向もあって通産省から表彰された実績がある。対日輸出を伸ばせないア メリカの多くの製造業者からは「何故、御社は日本にそれほど売れるの か。ノーハウを伝授願いたい」と依頼が本社に殺到したそうだ。

本社の答えは「*何も特別なことをしている訳ではない。相手の市場の特 質を理解してそれに合わせる努力をしただけ」だったそうだが、それ以外 に何があるのかという問題だ。実際にはW社は「日本のメーカーや業者と 競合する製品は売らない。日本の製造業では出来ないか経済的に採算が取 れない製品を輸出して補完することを第一義とする」を実践したまでで、 アメリカの同業他社との競合はあったものの、国産品との競合は先ず引き 起こしていなかった。*

例えば、私の主たる担当分野だった液体容器原紙などは実質的に1トンの 国産紙もなかった。製紙用パルプは全輸入の30%以上のシェアーを持って いたが、それは我が国には競合する樹種がない針葉樹パルプを主体にして いたからだった。私は何も今更W社の宣伝をする気などはないが、このよ うな我が国の市場の特殊性を認識して無用な競合を回避したから、ボーイ ング社に次いで全アメリカの会社の第2位となる時期もあったように対日
輸出実績を積み上げられたのだった。

*私が言いたいことは、トランプ大統領以下の連邦政府とアメリカの製造 業の会社がそういう日本市場の特性を何処まで認識できていたか、自国の 産業の問題点が何処にあるかを正確に把握することが、対日輸出を伸ばせ るか否かの最重要課題だという点だ。私が知る限りでは、USTRの嘗ての強 硬派カーラ・ヒルズ大使も、アメリカ大使館の商務部も問題が何処にある かを正確に把握しておられた。*

更に後難を恐れて具体的に言えば、アメリカ企業の日本乃至は東京駐在員 に日本市場の特質をどれほど的確に心得た適切な人物を雇っていたかも問 題だったと言えると思うのだ。ただ単に、英語が出来る人たちを「優秀で 能力あり」と判断して採用していたのではないのかという問題はあると 思っている。即ち、何もトランプ大統領に限ったことではなく、歴代の大 統領がどれほど日本市場を理解し、その特質を認識しておられたかという 問題はあると言えると思っている。

*日本市場は国産品の優れた品質に馴れているので、非常に厳しく、小う るさくて難しい受け入れ基準があり、世界で最も厳しいと言える市場なの だ。アメリカ側の対日輸出の担当者たちがどれほどその日本とアメリカの 違いを理解し認識して、日本の基準に合わせようと努力していたかどうか は重大な課題なのだ。具体的にいえば、アメリカ市場とは異なる品質を求 めている市場に、アメリカで通用する優秀な製品だからと自信を持って持 ち込んでも、必ずしも受けないのは当たり前だったのだ。私は「文化の違 いの認識の欠如」と断じていた。*

例えば、未だに左ハンドルしか作っていないで「アメリカの優れた質の車 を輸入しない日本が怪しからん」と言うのは「市場を理解せずに、
日本規格に合わせようとしていない」努力を欠いている姿勢の問題なの だ。W社の我が事業部は苦心惨憺しても我が国の基準に合わせたのだった。
そういう市場の特性が異なる点をトランプ大統領に誰かがご進講申し上げ るべきだと思う。

重ねて申し上げれば、トランプ大統領がこういう史実をご承知で言われて いるのかどうかが解らないのが辛いところなのだ。もしもご承知で言って おられるのだったら、事はより一層難しくなるだろうと危惧する。少なく とも、我が国で対アメリカ輸出を手がけているメーカーも商社も、アメリ カ市場の特性を十分に承知で取り組んでいるのは間違いないと経験上も言 えるのだが。

クリントン政権下で日本の紙パルプ産業界が「世界最高の品質であるアメ リカ産の紙類を輸入しないのは怪しからん」と非難された頃に、日本市場 に進出を企図していたW社の洋紙部の副社長に向かって、私は「絶対に成 功しないと保証する。それでも出たいと言われれば、成功しないことを立 証する結果になっても宜しければ」という条件で懸命にお手伝いした。だ が、矢張り「成功」と言える段階には至らなかった。

理由は簡単で「アメリカの市場で受け入れられている紙質では、優秀な国 産紙に飼い慣らされた日本市場には通用しない」と解りきっていたし、流 通業者も「アメリカの原木とアメリカで受け入れられている品質では、例 えどれほど優れていると自認されて持ち込まれても、日本市場には通用し そうもないほど違い過ぎるのでは」と判断していたからだった。米国と日 本では「優れた品質」の基準が違いすぎたのだった。

*トランプ大統領は「アメリカファースト」の旗印の下に対日貿易赤字の 削減を目指されるのは当然だとは思う。だが、現実にこれまでにそのよう な歴史があって不振だったかを是非振り返って頂きたいものだと思う。少 なくとも1990年代まではW社は上手く行っていたのだから。*


 ◎トランプ大統領が何処まで我が国とアメリカとの違いを認識出来てお られるかが問題だ:前田正晶

先日もアメリカ大手企業の日本を代表を長年勤められた長老と語り合った 際にも話題に上ったことだが「我が国は自動車の製造ではいち早くアメリ カ自身が設定した排ガス規制をアメリカより先に達成したことが切っ掛け で、アメリカ市場を席巻して言わばデトロイトの崩壊の芽を作ったと言え るかも知れない。

結果としてアメリカ側の要望を入れて自動車は輸出ではなく現地生産に転 換した。それでも、未だにあの品質で左ハンドルしか作らないデトロイト の対日輸出が不振なのは当然だろう」ということ。

彼も私も、トランプ大統領に請願に出掛けたデトロイトのメーカーも、ト ランプ大統領自身もそういう歴史的な事実というか経過を知らないはずは ないだろうに、依然として知らない(自覚していないとでも言うか)とし か思えないような姿勢で、非関税障壁等でアメリカ産の車の輸入を阻んで いると非難するのは「トランプ大統領は本当に知らないのか、あるいは 知っていて知らんふりなのかが見えない」という点で我々の見解は一致した。

以前にも述べたが、クリントン政権の下で対日輸出が不振で「買わない日 本が怪しからん」と、スーパー301条の発動まで言い出して恫喝された時 期に、W社はアメリカの対日貿易赤字削減に貢献したとしてアメリカ側の 意向もあって通産省から表彰された実績がある。対日輸出を伸ばせないア メリカの多くの製造業者からは「何故、御社は日本にそれほど売れるの か。ノーハウを伝授願いたい」と依頼が本社に殺到したそうだ。

本社の答えは「*何も特別なことをしている訳ではない。相手の市場の特 質を理解してそれに合わせる努力をしただけ」だったそうだが、それ以外 に何があるのかという問題だ。実際にはW社は「日本のメーカーや業者と 競合する製品は売らない。日本の製造業では出来ないか経済的に採算が取 れない製品を輸出して補完することを第一義とする」を実践したまでで、 アメリカの同業他社との競合はあったものの、国産品との競合は先ず引き 起こしていなかった。*

例えば、私の主たる担当分野だった液体容器原紙などは実質的に1トンの 国産紙もなかった。製紙用パルプは全輸入の30%以上のシェアーを持って いたが、それは我が国には競合する樹種がない針葉樹パルプを主体にして いたからだった。私は何も今更W社の宣伝をする気などはないが、このよ うな我が国の市場の特殊性を認識して無用な競合を回避したから、ボーイ ング社に次いで全アメリカの会社の第2位となる時期もあったように対日
輸出実績を積み上げられたのだった。

*私が言いたいことは、トランプ大統領以下の連邦政府とアメリカの製造 業の会社がそういう日本市場の特性を何処まで認識できていたか、自国の 産業の問題点が何処にあるかを正確に把握することが、対日輸出を伸ばせ るか否かの最重要課題だという点だ。私が知る限りでは、USTRの嘗ての強 硬派カーラ・ヒルズ大使も、アメリカ大使館の商務部も問題が何処にある かを正確に把握しておられた。*

更に後難を恐れて具体的に言えば、アメリカ企業の日本乃至は東京駐在員 に日本市場の特質をどれほど的確に心得た適切な人物を雇っていたかも問 題だったと言えると思うのだ。ただ単に、英語が出来る人たちを「優秀で 能力あり」と判断して採用していたのではないのかという問題はあると 思っている。即ち、何もトランプ大統領に限ったことではなく、歴代の大 統領がどれほど日本市場を理解し、その特質を認識しておられたかという 問題はあると言えると思っている。

*日本市場は国産品の優れた品質に馴れているので、非常に厳しく、小う るさくて難しい受け入れ基準があり、世界で最も厳しいと言える市場なの だ。アメリカ側の対日輸出の担当者たちがどれほどその日本とアメリカの 違いを理解し認識して、日本の基準に合わせようと努力していたかどうか は重大な課題なのだ。具体的にいえば、アメリカ市場とは異なる品質を求 めている市場に、アメリカで通用する優秀な製品だからと自信を持って持 ち込んでも、必ずしも受けないのは当たり前だったのだ。私は「文化の違 いの認識の欠如」と断じていた。*

例えば、未だに左ハンドルしか作っていないで「アメリカの優れた質の車 を輸入しない日本が怪しからん」と言うのは「市場を理解せずに、
日本規格に合わせようとしていない」努力を欠いている姿勢の問題なの だ。W社の我が事業部は苦心惨憺しても我が国の基準に合わせたのだった。
そういう市場の特性が異なる点をトランプ大統領に誰かがご進講申し上げ るべきだと思う。

重ねて申し上げれば、トランプ大統領がこういう史実をご承知で言われて いるのかどうかが解らないのが辛いところなのだ。もしもご承知で言って おられるのだったら、
事はより一層難しくなるだろうと危惧する。少なくとも、我が国で対アメ リカ輸出を手がけているメーカーも商社も、
アメリカ市場の特性を十分に承知で取り組んでいるのは間違いないと経験 上も言えるのだが。

クリントン政権下で日本の紙パルプ産業界が「世界最高の品質であるアメ リカ産の紙類を輸入しないのは怪しからん」と非難された頃に、日本市場 に進出を企図していたW社の洋紙部の副社長に向かって、私は「絶対に成 功しないと保証する。それでも出たいと言われれば、成功しないことを立 証する結果になっても宜しければ」という条件で懸命にお手伝いした。だ が、矢張り「成功」と言える段階には至らなかった。

理由は簡単で「アメリカの市場で受け入れられている紙質では、優秀な国 産紙に飼い慣らされた日本市場には通用しない」と解りきっていたし、流 通業者も「アメリカの原木とアメリカで受け入れられている品質では、例 えどれほど優れていると自認されて持ち込まれても、日本市場には通用し そうもないほど違い過ぎるのでは」と判断していたからだった。米国と日 本では「優れた品質」の基準が違いすぎたのだった。

トランプ大統領は「アメリカファースト」の旗印の下に対日貿易赤字の削 減を目指されるのは当然だとは思う。だが、現実にこれまでにそのような 歴史があって不振だったかを是非振り返って頂きたいものだと思う。少な くとも1990年代まではW社は上手く行っていたのだから。*




 ◎仲々成功しない白人の世界への切り込み:前田正晶

14日の夕方は日テレのニュースを見ていたら、我が代表が南北合同テイ― ムと対戦する女子のアイスホッケーの試合に切り替わってしまった。オリ ンピックは見ないと言っていたが、私はサッカーという団体競技で育った ので、スキーやスケート等の個人種目には余り関心も知識もないが、アイ スホッケーはサッカーに通じるパスの組み立てがあるので、最後まで見て しまった。

世界の序列では我が代表が9位で、韓国が22位だったはずだから、言うま でもなく勝って当たり前だと思っていた。

結果は合同テイ―ムが第3ピリオドにGKを抜いた6人攻撃を仕掛けてくれた 際に追加点が取れたので、4対1でオリンピック参加史上初の勝利にはなっ たが、不満が残る勝ち方だった。それは鍛え方によると思うが、我が方の 攻撃の形は寧ろバスケットボールにも似た形で5人が忠実にポジション取 りをして、後陣に言わばポイントガードが控えて横のパス交換をするか前 方の空いているFWにパスを出すという型通りの攻め方をしているとみた。

だが、如何なる指導があったかなど知らないが、綺麗にパスを回すための 後陣へのバックワードパスか、相手がゴール前を密集して固めている言わ ば壁のような守備陣に向かって無謀とも言えるロングシュートを多発して いる嫌いがあった。

あれでは最初からひいて守っている合同テイームからはそう簡単に点が取 れなかったのも当然だと思った。それにシュートそのものが不安定という か不正確で、何度も好機を逃していた。

私には「フォーメーションさえ守っていれば良い」とでも考えているのか と思わせられたほど、強引に自分で突破して点を取って見せようとの意欲 が希薄に見えたのが残念だった。全般的にはパックの扱いも上手く、良く 訓練されていたと思わせてくれた。残すは欧米人と当たった場合の体格と 体力と身体能力の差を如何にして克服すべき点だと思う。この辺りは我が 国のサッカーの問題点にも共通するものがありはしないか。

女子の1,000 mのレースも見ていた。小平と高木は持てる力を出し尽くし ても、オランダ勢に1秒の何分のいくつかの差で勝ちきれなかった。これ までの精進と努力は賞賛に値すると、心から褒めてあげたい。立派な成績 である。持てる力を出し切って2位が限界だったというのは残酷だったと 思わざるを得なかった。

話は変わるが、私はこれまでに何度も「我々日本人がアメリカ(欧州でも 良いが)の会社で彼らの中に入って彼らと同等乃至はそれ以上に(物理的 にも)働くのは非常に不利な場合がある」と言ってきた。それは彼らの会 社のシステムは「彼らの体の大きさ、骨格、身体能力、持続力に基づいて 設計されているので、彼らよりもこれらの点で劣るとまでは言わないが、 及ばない諸々の点があるので、頭脳という価値的水準では負けていない」 と思っている。

だが、こういう現実は実際に経験してみなければ解らないのだ。換言すれ ば、外から見ていては分かり得ないのだ。だからこそ、何度も「こういう 不利な点を乗り越えて、初期の成績を残すのは容易でなないことが言え る」と指摘してきた。

今回の平昌オリンピックを見ていると我が国の代表選手たちが僅差で2位 になってしまった種目を見ていれば、皆彼らの世界で彼らの身体能力と体 力と(脚の長さも?)を基準にして開発され普及してきた個人種目であ る。そこに我が国の相対的に小柄で身体能力的にも劣勢に見える若者たち が果敢に挑んでいって、あそこまでの成績を挙げたのは、マスコミ共が大 騒ぎする以上の偉業だろうと私は考えている。

私が言っていることの意味が解らないと言いたい方には「一度で良いから 試しに外資系ではなくて、アメリカの会社そのもの、それも大手製造業に 高給で迎えられてみて、彼らの中で夜を日に次いで時差などは頭からない ものと思って、早朝から深夜まで国の内外を移動しても、上から期待さ れ、達成すると確約した成績を挙げる為に働
き且つ移動し続ければ、どれほどの負担になるかが解る」と申し上げてみ たい。オラ
ンダの強力な女子スケーターたちは、そういう環境が生みだした強豪なの だと思う。



大谷翔平も知ってか知らずにか、そういう世界に入っていこうとしてい る。彼らの生まれ持った強靱なというか、並外れた体力の恐ろしさは、彼 らに対抗せね ばならない立場に追い込まれて初めて解るものだ。

私は在職中に火曜日に米国から 帰ってきて出社したところ、木曜日か急 に本社を訪問したいと欧州から回ってこられた お客様のアテンドに一泊 で来いと言われて、また飛び立ったことがあった。ここで時 差がどうの
などと言っているようでは使い物にならない世界だ。


そういう基準の世界で好成績を残したあの高木、小平、原、高梨、渡部、 平野という人たちは、ただ単にメダルとやらを獲っただけが立派だったと 褒め称える のでは片手落ちだと思う。


 ◎米関税は「同盟国への侮辱」 各国が一斉反発

【3月10日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに対 する懲罰的関税の導入を決定したことを受け、米国の主要貿易相手の国々 は9日、関税導入は「保護主義」であり、同盟国に対する侮辱であるなど として、一斉に反発した。トランプ氏の決定により、世界的な貿易戦争の 恐れが高まっている。

ドイツのブリギッテ・ツィプリース(Brigitte Zypries)経済相は「この 保護主義は、欧州連合(EU)やドイツのような緊密なパートナーに対する 侮辱であり、自由貿易を制限するものだ」と語った。

EUは報復措置として、鉄鋼やピーナツバター、バーボン、デニムなどの米 国産製品に関税を課すと警告。これら製品の大半は、トランプ大統領が再 選のために有権者の支持を勝ち取る必要がある州で生産されている。

世界2位の経済大国である中国は、トランプ氏の決定は「正常な国際貿易 秩序に対する重大な攻撃だ」と非難。米国の緊密な同盟国で、世界3位の 経済大国である日本も、課税は両国間の経済関係に重大な影響を与える恐 れがあると警告した。

鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課す輸入制限措置は、15日後に 発効する予定。トランプ大統領によると、カナダとメキシコは当初の対象 国から除外され、その他の安全保障・貿易上の緊密な同盟国も交渉次第で 除外の可能性があるとされる。

英国は、鉄鋼の過剰生産問題に取り組む上で関税は「正しい方法ではな い」と批判。鉄鋼の主要生産国であるブラジルは「自国の権利と利益を守 る」ため「必要なあらゆる手段」を取ると即座に宣言した。

韓国は、自国が関税の対象から除外されない場合には世界貿易機関 (WTO)への提訴を検討すると表明した。だがWTOでの紛争解決には3年か かる場合もあり、法的手続きが進行する間、各国による報復的な貿易制限 の適用を阻止することはできない。(c)AFP/Hui Min NEO

【写真】 米ホワイトハウスの大統領執務室で、鉄鋼とアルミニウムに輸 入関税を課す文書に署名するドナルド・トランプ大統領(2018年3月8日撮 影)。(c)AFP PHOTO / Mandel NGAN
<http://www.afpbb.com/articles/-/3166834>http://www.afpbb.com/articles/-/3166834
【AFP】2018年3月10日 5:59 ベルリン 〔情報収録 − 坂元 誠〕

 ◎【有本香の以毒制毒】正恩氏より「日本の本心」わからない愚か者たち 
河野洋平氏の発言に「目まいがする」

最優先すべきは、拉致被害者全員の帰国。他の話はその後−この原則に対 し、異論は不要である。拉致問題についてだけは、日本のマスメディアお 得意の「報道・言論の自由の乱用」を棚上げし、日本国民の声を1つにし て、「同胞を返せ」と北朝鮮に強く迫るべきだ。

実際の外交交渉にあたるのは日本政府、つまり安倍晋三首相だが、国民の 声、世論はその後押し役となる。だからこそ、北朝鮮のような「敵対国」 は常に、日本の世論を注視し、世論の分断・撹乱(かくらん)を仕掛けて くる。

にもかかわらず、米朝首脳会談(12日)後、拉致問題についての「異論」 を装ったノイズがやかましい。その筆頭は、河野洋平元衆院議長が13 日、都内での講演で語った、次の発言だ。

「植民地問題の処理もできていない国に、ただ、『(拉致被害者を)帰 せ』『帰せ』と言っても問題は解決しない。国と国の関係を正して、帰し てもらうという手順を踏まざるを得ない」「今日の南北分断の遠因には日 本の植民地政策があった」「日本、韓国、北朝鮮が非核地域をつくり、核 を持たないと宣言する。核保有国に対しては、非核地域に核攻撃を絶対に しない条約を結ぶ。それぐらいの理想を持てばいい」

読むだけで目まいがする。これが一時は総理の座をもうかがった人の言葉 だとは信じられない半面、なるほどこういう「理想」を抱く人物なればこ そ、あの「河野談話」を発出し得たのかと妙に納得がいく。

同様の主張をする著名人は他にもいる。

大メディアもそれを好んで取り上げて、拉致被害者家族の気持ちを逆なで し続けているのだが、彼らが北朝鮮にこうまで寄り添う理由は何か。北朝 鮮関係者と「深い仲」の確信犯はもちろんいるが、大半は、隣国のプロパ ガンダに毒された愚か者である。

もう1つ、日本の大メディアが好んで扱う「異論」が、北朝鮮メディアの 発信内容である。米朝首脳会談後も、朝鮮中央通信が発した「拉致問題は 解決済み」という決まり文句を、日本メディアが大まじめに伝え、懸命に 日本の世論のミスリードに努めている。

だが、事実は違う。

首脳会談の席上、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員 長は、ドナルド・トランプ米大統領に対して、「日本人拉致問題は解決済 み」とは言わなかったのだ。

事実は、会談翌日、自民党の萩生田光一幹事長代行によって明かされた が、日本のメディア諸氏は、わが国の与党幹部より、わが同胞を拉致する 国のプロパガンダ機関の言うことを信用するらしく、その後も、北朝鮮の 「解決済み」メッセージばかりが連呼された。

これ以上、世論がミスリードされないよう、別の事実も明かしておこう。
 拉致問題の解決なしにカネは取れない。この認識がある正恩氏の方が、 日本の元政治家や「識者」より、よほど「日本の本心」を理解しているの である。

米朝首脳会談の席で、トランプ氏は「拉致問題が解決しない限り、日本は カネを出さない」と言い、それを聞いていながら正恩氏は「安倍首相と 会っても良い」と発言した。

 ■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生ま れ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際 関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中 国の「日本買収」計画』(ワック)、『リベラルの中国認識が日本を滅ぼ す』(産経新聞出版)、『「小池劇場」の真実 』(幻冬舎文庫)など多数。

【写真】
・ 安倍首相(右)と面会した、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(中 央)、横田早紀江さん=14日、首相官邸
・ 河野洋平氏
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180622/soc1806220005-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180622/soc1806220005-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.6.22 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎清宮幸太郎は只者ではないかも知れない:前田正晶

徒然なるままに日本ハムの野球を見てしまった。興味と関心の焦点はこれ まで比較的に低評価してきた清宮幸太郎の出来を見る点にあった。全打席 を見ていた。

何分にも栗山監督がDHと雖も高卒の新人を5番で使うのだから、それなり の評価と期待があるのだと思わずにはいられなかった。

27日の相手は楽天の左投げの辛島で、一応の実績がある上の下か中の上辺 りの力はあると見ている投手である。案の定、楽天のバッテリーは私が 「左投げの投手のスライダーが清宮の弱点」と指摘してきたスライダーで 2打席連続で三振に仕留めた。プロの投手としては当然のことで褒めるべ きことでも何でもないと思って見ていた。私はもしも辛島に問題があると すれば、スライダーの曲がり幅が狭いという点かも知れないなという程度 に考えていた。

ところが、清宮は第3打席でその曲がり幅が少ない低めに来たスライダー を見極めて鋭く速い振りで一二塁間を抜くヒットにしてしまった。試合後 のインタービューでも「狙っていた」と言っていたが、目にも止まらない 速さの打球だった。

私はあのヒットは楽天のバッテリーが連日彼を舐めてかかった失敗か、清 宮がスライダー攻めを予測して打ちに行ったのかの何れか、あるいは両方 かと思って見ていた。何れにせよ、甘く見てはならない素質の持ち主であ るとは十分に解った。その限りでは只者ではないと言えると思う。

だが、このまま清宮幸太郎がプロの投手を思うように打ち続けるかは未だ 解らないと思う。それは今年の楽天は出来が悪いし、則本を始めとして投 手陣の出来が悪すぎるので、清宮にしてやられていると思わせているの だ。だが、この楽天との2試合の出来を見て各球団のスカウトマンという か偵察員たちは只者ではないらしい「清宮対策」を考えてくるだろうと思 う。それにパシフィックリーグには菊池雄星以外にこれというエース級の 左投手がいないような気もするのだ。

実はこれまでに私は彼を褒めたことがなかった。それは正直なところ、清 宮君は当方の好みの型の運動選手ではないからだが、事ここに至れば、彼 の将来性に少し興味が湧いてきた次第だ。

 ◎移民国家のアメリカとEUの現状を見よ:前田正晶

私は悲観論者であるとお断りしておこう。私がリタイヤーした1990年代前 半の米国の人口は2億6,000万人程度だった。それが21世紀現在では3億 2,000万人と6,000万人も増加して、結果的には嘗ての少数民(minorities と複数になっている)が白人を間もなく上回ると見込まれている。

ということは、6,000万人の増加分の大部分はヒスパニックであり、イス ラム教徒であり、中国等のアジア系であると見て誤りではあるまい。それ 即ち、プーアホワイト以下の下層階級が増えてきたと言えるだろう。

私はずっと「我が国は古き言い慣わしに『駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた 草鞋を作る人』というのがあるが、現在では草鞋を作るか作る層に甘んじ る人が激減してきた」と指摘し続けてきた。そこには色々な問題があるの は間違いないが、アメリカでは「草鞋を作る人以下の層が激増しているに も拘わらず、支配階層は一向に増えていない」のであるから、草鞋作り以 下の層の心を捉えた人が続けて大統領になったのだと見ている。

しかも、その草鞋すらも作れない者どもが未だにアメリカを目指している のは仕方がないとしても、EU圏内には何らの将来性を見込めない近隣の大 陸から、あらゆる手段を講じて「難民」と称する連中が大量に流入しつつ あるようだ。その流入人口が引き起こしている問題の深刻さはアメリカで 6,000万人も増えた件とは次元が違うようだと思う。次々と拒絶する国が 増えていくのは当然だと私は考えている。その深刻さを私がここに解説す る必要などあるまい。

ところで、我が国である。草鞋を作りたがらない層が増えたと言うより も、基本的に若年の労働力が不足しているのは間違いない。そこに合法と 非合法を問わずに非白人の労働者が増えてきたのもまた疑いようもない事 実だ。そういう階層の者が増えれば如何なる危険が起きるかは、アメリカ を見ただけでも明らかだし、EUの諸国の苦難を見ればより一層明快であ る。我が国では法律の整備が追い付いていかないだけではなく、不法入国 者と滞在者を追いかけていけるだけの人手も不足している。

それでも、安倍政権は「観光客の増加を懸命に図っているし、何の為に日 本語学校に来るかも怪しい中国等からの留学生を受け入れて、週28時間の 労働を認可しているし、滞在の方法如何では国民健康保険にまで加入させ る寛容さ」である。

そういう寛容な法律的な態勢を採っていれば如何なる惨状になるかは、こ こ百人町/大久保界隈を10分でも歩いてみれば、3歳の童子でも馬鹿でも 解る状態だ。


このままに法的に対抗措置を講じないでいれば、遠からぬ将来にアメリカ と同様な草鞋を作らない層の者が増えて、参政権まで取得しないだろう が、我が国の優れたインフラと安定した治安と、外国人に過剰に親切な国 民性に便乗されるのは間違いないだろぅ。

私は特に中国人の若者が増えている事実には恐怖も脅威も感じるが、イス ラム教徒がジリジリと増えてきたのも寒心に堪えないのだ。事実かどうか は別にしても「バングラデシュは国の方針で国民を海外に出している」と いう噂も脅威的ではないのか。

安倍政権は事が外国人となると大甘だとしか思えない。私は自国を捨てて まで我が国に安住の地を求めてやってくる外国人はその国で落伍者であ り、食い詰め者であると断じている。自国でまともな職に就けない貧乏人 どもを有り難いと歓迎してどうする気かと総理以下に伺って見たい。

あれほど新宿区内を闊歩している中国人の若者たち中に工作員が数多くい たらと思う時に、寒気がする。彼らは習近平の意を帯して来ているのなな どと疑ってしまう。

我が国が難民を受けて入れていないのは正解だと思うが、難民申請をして いる間に特別在留許可を与えるのは甘過ぎると思う。国費を使っても構わ ないから怪しい申請者は強制送還する例を設ければ、一罰百戒の教訓にな ると思う。政府も各官庁も外国人に対してもっと毅然たる態度と姿勢を採 るべきだ。彼らは全て食い詰め者だと見做せば行きすぎかも知れないが、 彼らはどう考えても我が国のような優れた初等教育を受けてもいないし、 当然のことで公徳心はなく道徳など知らず、法律を遵守する精神などない 者どもだと見做して良いのだ。

私はラグビーのスーパーリーグやサッカーのW杯に出てくる外国人の選手 たちの異様な髪型に彫り物だらけの腕や体を見ていると、如何に文化の違 いがあるとは認めても、あの下品さには胸が悪くなってしまう。そういう 人種たちを受け入れて行くことが我が国と国民を劣化させる原因にでもな りはしないかと、老いたる昭和一桁生まれの心が痛んでくるのだ。安倍総 理、どうぞ外国人歓迎政策を再考慮なさって、中国やイスラム教国人等に 対して毅然たる姿勢で入国を制限することをお考え下さい。お願いします。


 ◎(最もよく成就する祈りとは、この祈りが既にきかれたと、心の中で 決めて、感謝する祈りだと言はれてゐます)

北朝鮮に拉致された人は、全員、解放され、家族のもとに還って再開を果 しました。有難うございます。有難うございます。有難うございます。 (繰り返し念 じる)北村


 ◎渡部亮次郎様

心臓の検査の結果が良好だったとのこと、誠に結構だったと存じます。今 後とも御身大事に為さるよう。前田正晶

実は、私ども85歳と80歳の夫婦は9日より都心の暴暑(産経の黒田勝弘氏 によれば、韓国では「暴」の字を当てるとか)を避けて3泊4日で静養い たします。何分にも家内は昨年まで2年連続で外科手術を受けた後で、私 は昨年秋からの自律神経失調症から未だに脱出し切れていない状態です。

短期間ですが、何とか立ち直りの切っ掛けを掴めればと願っております。 従って、29日から8月1日までは投稿を休ませて頂きます。



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身 辺 雑 記
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29 日の東京湾岸は曇天。

28日、夜来の雨も8時過ぎには上がったので散歩は無事できた。家人に 乗ってもらった車椅子を転倒防止用に押しながら都立猿江恩賜公園を歩い た。約20分。帰宅後、翌日用のメルマガを編集、午前9時のNHKニュー ス を見た。特に台風12号の動きに注目しながら。

昼過ぎには陽が差した。
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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
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  • 名無しさん2018/07/29

    環境ホルモンと言えば、大気や土壌を汚染する化学物質と勘違いしている人が多い。そんな生易しいものではない。実際には、食物、飲み水などもダイレクトに汚染されている。典型が、農薬だ。この用語は間違っている。正確には「農毒」と表記すべきだ。そして、農家の人は、この「農毒」を撒く作業を「消毒」と呼んでいる。毒を撒いて、毒を消すとは、これいかに? 正確には「毒撒き」と言い表すべきだ。「農毒」で最近、急激に使用量が増えているのがネオニコチノイド系だ。



     ネオニコチノイド「農毒」は、蜜蜂の神経を狂わせ、絶滅に追い込んでいる。よって、ヨーロッパなど世界各国で禁止、あるいは厳しい規制が課せられている。EU(ヨーロッパ連合)は2013年末、ネオニコ3成分を使用禁止、さらに全面禁止法案が提出された。フランスでは2018年9月から、ネオニコ使用を全面禁止する法律を可決した。しかし、日本だけが全くの野放しなのだ。



     昆虫蜜蜂も、ほ乳類ヒトの神経系も、構造は同じだ。だから、蜜蜂の神経が狂う、ということはヒトの神経も狂う。「発達障害の急増原因にネオニコチノイド農薬がある」と警告するのが、脳神経学者・黒田洋一郎氏である。それが、東京都医学総合研究所が2012年に発表した研究論文である。



    「ラットの小脳の培養細胞にネオニコチノイド添加すると、神経細胞の興奮作用によりニコチン性受容体を通るカルシウム・イオン流入を異常に増加させる」「カルシウム・イオン流入が(神経接合部)シナプス形成など、脳発達を調整しているから、発達異常が起こる」(黒田氏「消費者リポート」2017年5月20日)



     この実験結果が、EUの食品安全機関に伝わり、EUネオニコチノイド規制強化につながった。



    「蜂がいなくなった原因として知られていたネオニコチノイドが、実はヒトにも悪影響を与えていたことが、広く散れ渡った」(黒田氏)



     さらに、2016年、国立環境研究所の追試でネオニコチノイド神経毒性は決定的となった。



    「マウス母親にネオニコチノイド曝露させたら、生まれた子供の行動の一部に、障害が現れたのです。全部ではなく、一部と言うことろが、発達障害の特徴を表している」(黒田氏)



     神経毒性があるのは、ネオニコチノイド系農毒だけではない。以前から使われていた有機リン系農薬も、恐るべき神経毒物なのだ。そして、驚愕するのは、日本における「農毒」使用量が異様に突出していることだ。単位面積当たり農薬使用量は、欧米に比べて日本と韓国が1位、2位を分け合っている。欧米との差は約10-15倍と桁外れ。自閉症と発達障害の有病率の国際比較でもやはり、日本と韓国が突出している。 



     日韓に共通しているのは、アメリカの属国であること。その結果、有無を言わさず危険な「農毒」を大量に売りつけられ、大量の発達障害を生み出している。そして、例によって、新聞、テレビなどのマス・メディアなどは、これらの惨劇を一切報道しない、いや出来ないのだ。世界の農薬利権を独占するロックフェラー財閥が絶対に許さないからだ。



    「無農薬の有機野菜を食べているから安全だ」と思っている人もいるだろう。ところが、これら「農毒」の使用は、農業だけにとどまらない。神経毒の有機リン農薬やネオニコチノイド農薬が、新建材や合板、木材などのも乱用されている。建材の「殺菌剤」「防腐剤」「坊蟻剤」などに密かに使われている。神経毒は、木材や新建材などから揮発して室内に漂う。室内が「農毒」散布した畑と同じように、神経毒の霧で汚染される。これらは、間違いなくシックハウス症候群を引き起こす。時には、頭痛、不安、抑うつ、イライラ、不眠などの神経症状を引き起こす。時には、刃物を振り回すような暴力衝動につながる。家庭内暴力、幼児虐待、さらには障害や、最悪、殺人などにつながりかねない。



     当人たちも、イラ立ち、衝動的な怒り、暴力が、建材に使われているネオニコチノイド系農薬のせいだとは夢にも思わない。例によって、建材業界と癒着した政府、行政は、一切注意を喚起しない。大企業のスポンサーに頭が上がらないテレビ、新聞も、これら恐ろしい事実には一切触れない。書かない、語らない。

  • 名無しさん2018/07/29

    LGBT「心は男」の女性が大学生になって男性ホルモン注射で体も男性化しようとしたんだが、男性ホルモンで性欲が強くなって男の恋人ができて女性として生きていくことにしたという実例がある。

  • 名無しさん2018/07/29

    オウムのけじめと死刑について。

    https://ameblo.jp/japangard/entry-12393670604.html

    災害警戒区域がハゲ山に… 西日本豪雨が浮き彫りにする「太陽光エネルギー」という人災

    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180726-00545831-shincho-soci

    日大理事長が『反逆者に苛烈な報復人事を進める』恐怖政治が進行中。署名運動は効果を発揮せず

    http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50512328.html

    自民・杉田水脈衆院議員に殺害予告 被害届を提出 寄稿論文と関係か

    https://www.sankei.com/politics/news/180723/plt1807230013-n1.html

    clear voice

    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%B3%E5%8D%83%E7%A7%8B&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjpsKvy5cDcAhWCgbwKHQEnB_YQ_AUICigB&biw=1097&bih=471

    やってはならないことを全部やった民主党政権

    https://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/8bdfa4cbf9e2f853688d66d3ddfc698d?fm=entry_awp_sleep

    新幹線止めた「太陽光パネル」 神戸市が設置規制強化を検討 | 

    https://blog.40ch.net/2018/07/20/solar-panel-stopped-by-bullet-train-kobe-city-is-considering-strengthening-installation-restrictions/

    先の大戦は「大東亜戦争」と言おう。「太平洋戦争」は史実に反する。 

    http://gekiokoobachan.jp/blog-entry-344.html

    鎌倉:種子法カフェ  種子法廃止から見えてくる僕らの未来

    http://blog.rederio.jp/event/kamakura180729

    靖国神社A級戦犯の真実

    http://roboukoishi.blog36.fc2.com/blog-entry-62.html

    Chinaの戦争宣伝の内幕

    http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3803.html

    国内のワクチン被害の例 

    http://www.asyura.com/sora/bd15/msg/648.html

    千利休

    http://indoor-mama.cocolog-nifty.com/turedure/2008/02/post_4331.html