政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4750 号  2018・7・24(火)

2018/07/24

                       
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4750号
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      2018(平成30)年7月24日(火)



               市場もまた奇々怪々:宮崎正弘

               歳は足に来る(続):石岡荘十
  
       敵味方の区別つかないトランプ外交:櫻井よしこ   
               
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4750号
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市場もまた奇々怪々
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)7月23日(月曜日)弐
        通巻第5763号   
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 市場もまた奇々怪々。国際情勢の複雑さは奇々怪々とするのは当然としても
  米中貿易戦争なのに、米国株が上がり、原油が上がり、しかし金価格 が下落
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トランプの仕掛けた米中貿易戦争の勃発によって、新局面が拓かれた。
中国株は二年前の最低値に接近しつつあり、また人民元は下落を続けてい る。対照的に米国株が上昇し、米国ドルが強くなり、はたまた原油相場は 高値圏に突入した。米中の金利差が縮小したため、中国から外貨がウォー ル街に還流している。

その一方で、金価格が下落している。

市場は微妙なかたちで世界情勢を反映する。

グローバリストは、トランプのNATO批判をこっぴどく批判し、訪英し て冷遇されたことを、まるで首を取ったようにはしゃいで報じた。

その後のヘルシンキにおける米ロ首脳会談は「大失敗だった」と、トラン プ批判のトーンも興奮気味である。

かねてから筆者はトランプの戦略は、究極的に中国を追い込むことにあ り、そのために同盟関係の組み換えを行っていると判断している。そのた めに、金正恩と会って、体制を保障する示唆を与え、核実験、ミサイル発 射実験の停止を約束させ、完全非核化まで制裁を解除しないと言明した。 北の中国離れを引き起こすのが初回会談の目的だった。そのことがわかっ ているからこそ、習近平は金正恩を3回も呼びつけ、その真意を確かめざ るを得なかった。

プーチンとの会談も、この長期的戦略の文脈の中で解釈すれば、ロシアの 孤立を救い、とにかくロシアを対中戦略の助っ人に迎えようとする努力な のである。開催前に、G8への復帰や制裁解除をほのめかしていたのも、 プーチンの心証を和らげるためだったと解釈できる。
 
したがって国際政治の専門家からみると、トランプ ー プーチン会談は 戦略的核兵器削減交渉の継続で合意しており、水面下ではシリア問題が話 し合われ、同時に北朝鮮とイランの非核化に対してロシアの合意を取り付 けたことをもって成果があったとみる。

トランプはクリミア併合によるロシア制裁解除も、G8への復帰も口にせ ず、しかし、対中国包囲戦略で、プーチンの支持を取り付けたのではない のか?

つまり米ロ首脳会談は、ロシアの態度を変えたという意味において成功で はなかったのか。


 ▼中国は外交的敗北を悟った

リアルな反応は、中国がすっかり米国批判をやめ、トランプ批判どころ か、中国国内の米国企業避難さえおさえて、静粛になっていることだ。つ まり、居丈高で傲慢な姿勢を大きく後退させ、とりわけ習近平の経済政策 の失敗を糊塗するため、意図的に沈黙を続けているのである。

もちろん、破産が近い経済状態に陥没してしまった中国は金融通貨政策で も、打つ手も希少となり、こんなときに米国批判を増強して、つぎの制裁 をかけられてはたまらないとする弱気な心理が作用している。

まもなく開催される北戴河会議では、長老たちが習近平の失政を批判して つるし上げを行うかもしれない。

それゆえ、習近平は雲隠れするかのようにUAE、セネガル、ルワンダ、 南アフリカ、そしてモーリシャスをめぐるたびに出て北京を留守にしたの である。
      
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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 南北境界線の南で土地の値段が上がっている不思議
  金正恩は「クラシックで教養のある人物」と韓国人は錯覚した

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呉善花 v 加藤達也『韓国・北朝鮮はこうなる!』(ワック)
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対談の一方である呉善花女史に関しては、いまさら紹介する必要もないだ ろうけれど、相手の加藤達也氏は産経ソウル特派員時代に、報道記事が朴 権惠大統領の名誉棄損だなどと因縁をつけられて厭がらせの裁判となり、 最期に無罪を勝ち取ったサムライ記者である。

この2人が米朝会談以後の朝鮮半島の展望を語り合うという画期的な試み が本書である。

呉女史が口火を切る。

「このままだと、韓国は北に飲み込まれ、金正恩大統領が誕生。韓 国は 貧しい低開発国に転落します」

加藤氏が受ける。

「韓国と北朝鮮は日本の孤立化を狙っています。これから、まともな韓国 人は、『脱北者』ならぬ『脱南者』となって。。。。」

大胆な予測は、いずれ韓国がアメリカに見捨てられ、北に併呑され、恐る べき金王朝の支配下に置かれる可能性があるという不気味さを伴う。この 予告を演繹すれば、日本にも難民が押し寄せることになるから他人事では ないのだ。では、そうしないために、日本と、アメリカはどうするべきな のかを探る。

なぜ韓国人が北に親しみを感じるのか、呉さんは、以下のようにも指摘する。

南北首脳会談で「あれだけ貧困な国であるにも拘わらず、卑屈さがなく 堂々としている金正恩の姿に『きわめて正常な人』と(韓国は)感じ入っ たのです。さらに、金正恩が、韓国人に懐かしさが感じられる古き良き言 葉を使っていたのが決定的でした」

このニュアンスは『暖かい朝鮮の言葉』であったため、クラシックで教養 のある人物だと、一種の幻覚症状に陥った。韓国人は「朝鮮のあるべき姿 を見た」となって平和ムードが一気に醸成されたというのである。

対日問題に関して、韓国人の思考回路には2つのトラックがあると加藤記 者が次の指摘をする。

「ツートラックとは、民族感情、歴史認識問題がひとつ。「もう一つは、 経済協力、あるいは安保協力。これについては別のトラックなんです。そ れぞれ、個別に話し合わなければいけないことだと言う」

日本側からみれば虫の良い話だが、韓国人はそうは思わないで「その遣り 方をずっと押しつけてくる」のだ。それは冷静に考え直さなくても、「二 枚舌」でしかなく、「反日」と同時に「用日」(日本を利用する)という 発想をする。

したがって呉女史が次のように分析を続ける。

「朴権惠の犯した罪はとても大きくて、反日、親中で出発しながら、日本 と協力して北朝鮮への圧迫を強めたと思いきや、また直ぐに反日を前面に 出すようになってしまった。政権最終末期には北朝鮮への本格的な瓦解工 作を水面下で強めていましたが右往左往するうちに最後にはスキャンダル にまみれて自滅して、文在寅政権を産み出してしまった」のである。
       
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)ようやく貴著新刊の『習近平の死角』(育鵬社)を読了し ました。一貫して御著に流れる該博な知識と入念精緻な実地踏査に裏付け られた鋭い観察に、こんかいもまた圧倒される思いで感嘆するほかありま せんでした。
 読みながらつくづくと考えたのですが、もしシナ事変から大東亜戦争前 夜の時代に、貴兄が示されたような透徹した世界情勢の読み方を身につけ ている観察者が一人いてくれたら、日本はあの破局的な戦争に引き摺り込 まれなくても済んだのではないかととうい感慨が胸裡から去らないのです。

「欧州の政情は複雑怪奇なり」として政権を投げ出すような為政者の側に あって、なにをいうか、政治とはそうしたものだと、大兄なら泰然と説明 してやれたであろうに、とそんな感想も浮かんできたことでした。

ともかく、これだけの世界史的洞察を示されているのに、こんにちの政治 家達は果たして、己の資格にふさわしいほどの洞察を学んでいるのでしょ うか。

考えてみますと、この炎天猛暑にも拘わらず肌に粟立つ思いがします。日 本の国家戦略不在の状況もすでに70年を超えます。老生ごとき意見に耳を 傾けてくれる人が少ないのですが、貴著の推薦を懲りずに続けます。不 一。(KK生、世田谷)



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(読者の声2)保守系のネットチャンネルが次々と閉鎖に追い込まれてい ます。これは、事実上の左翼の検閲です。あるいは言論弾圧と言うべきか もしれません。

KAZUYAもやられました。対策を急がなければと思いますが、先生に は何かヒントがあるのでは? と思って投稿します。
   (NG生、江東区)


(宮崎正弘のコメント)小生儀、活字世代につき、最新のツィッターもで きず、そもそもスマホも持たないため、御指摘のネットチャンネルとかは 見たこともないので、コメントをしようがありません。悪しからず。

とはいえ、政治家ならびに政治集団にとって、既存のメディアを超える ツィッターはこれからも最大のメッセージ伝達の武器であり、政治の中枢 を担うだろうという予測は確乎として持っております。
 
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1764回】          
――「支那人は巨人の巨腕に抱き込まるゝを厭はずして・・・」――中野(20)
  中野正剛『我が觀たる滿鮮』(政?社 大正4年)


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中野の説くように「滿鐵及び滿鐵附屬地は我國に取りては滿洲の全部」と はいえ、実態的には「關東州を除きては、僅かに數條の滿洲鐵道あるのみ」。
だが、「最近に支那が内蒙古及び、之に接近せる地域」を次々に開放して いる。ならば「?々國家に代りて我國民の發展を誘導すべき重責を課せら れた」る満鉄は、これら開放地域との間に路線建設につとめるべきだ。な んにせよ「鐵道の尻切れ」は意味をなさない。満鉄は内蒙古への発展を策 す一方で南下して北京・天津を抑え、外蒙古方面からのロシアの進出を牽 制することによって「攻勢的經濟經營」を展開できるのである。

  「斯く新に開放せられたる各地は、一として我が勢力範圍たる南滿及 び内蒙と重要の關係を有」していないわけだはない。そのうえに「滿洲に 於る我唯一の經濟的策源地が、彼の南滿鐵道なるを思へば滿鐵會社の重 責」は極めて重い。

  南下するロシアと日本とを武力衝突させ、両者の均衡を図ることで中 国本土の安全を図ろうとするのが袁世凱政権の一貫した近隣外交だと指摘 した後、「外蒙を把握したる露國が、漸々内蒙を壓せんとするに至りし今 日に於ても、日本は猶日露協約を信頼して、彼に南侵の意あるを疑はず」。
だから袁世凱の狙った日露衝突は起きそうにない。そこで袁世凱は次の一 手を打った。「蒙古の一部を開放して列國を誘」い込み、ロシアを抑え日 本を関東州と満鉄附属地に逼塞させようというのだ。

 日本としては、これを好機に開放地まで鉄道を延伸させるべきだ。だが 「蠢爾として進まざること從前の如」しでは、「我勢力範圍の實權は、他 の獨逸、英國、米國の如き經濟的實力によりて奪ひ去らるゝを覺悟せざる 可からざるなり。要するに今回の蒙古一部開放は、支那が露國を懼れ、日 本を憚るが故に決行せしものなり」。

 「日露協約を信頼して、彼に南侵の意あるを疑はず」「蠢爾として進ま ざること從前の如」「我勢力範圍の實權は、他の獨逸、英國、米國の如き 經濟的實力によりて奪ひ去らるゝ」「支那が露國を懼れ、日本を憚る」な どという中野の見解を並べて見ると、今日まで続く日本米中・対ロ(ソ 連)政策の軌跡を暗示しているようだ。どうやら日本外交は、一貫して失 敗から学んでこなかったということか。

 中野の主張は満州に止まってはいない。日本も門戸開放・機会均等を掲 げるわけだから、袁世凱政権による開放を欧米列国のために喜ぶと同時 に、この際、日本は「此等開放地に實力を入れ」、ロシアに外蒙の、英国 にチベットの開放を逼るべきだ。
そこまで踏み切らない限り、「我國は列國と支那外藩に於て、經濟的實力 を角する」ことなど不可能だ。「滿洲より蒙古に向ひて」、我が国が経済 進出するための使命の「殆ど過半滿鐵會社の上にあ」るわけだから、「特 許殖民會社の性質」を存分に発揮させなければならない。

  日本の将来にかかわる大いなる使命を担っているにもかかわらず、 「我滿蒙經營にして毫も進むことなからん」ばかりか、「特許殖民會社の 性質」に胡坐をかいて民業を圧迫する始末であり、いまや満鉄は「弊政の 中心」になり果てている。

 「進んで蒙古方面にまで經濟的發展をなさゞる可からざるの時運に際會 せ」るこの時期に、「特許殖民會社」の根本に立ち返り、満蒙・中国本部 はもとより、「外蒙、西蔵に進み、翻つて直隷を相通ずべきは、今日我國 民の忘る可からざる所にして、滿鐵は實に其誘導の責任を免るゝ能はざる なり」。
まさに満鉄とは「我無能なる外交の缺漏を補ふべく?々巧妙なる活動をな すべきに非ずや」。だが、「我國の植民政策は、周到なる研究と、敏捷に して巧妙なる手段とを缺き」、タテマエに拘泥こそすれ「實に官僚式を其 儘なりと云ふを得べし」。「我無能なる外交の缺漏を補ふ」に「實に官僚 式を其儘なり」では・・・暗澹。《QED》



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歳は足に来る(続)
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    石岡 荘十

数十メートル歩くと左足がだるくなって歩行困難になる。で、数分立ち止 まって休むとまた歩けるようにはなるが、またすぐだるくなる。


このような症状を専門的には「間欠性跛行」という。「跛行」はビッコを 引くという意味だ。こうなった経緯については前回述べた。今回はその続 編である。


先般、閉塞した足の大動脈にステントを入れる治療を受け、ビッコは解消 し、元通り颯爽と歩けるようになった。


はじめ、「これはてっきり腰をやられた」思い込んで、近所の接骨院に駆 け込んだら、「典型的な脊柱管狭窄症の症状だ」と断言する。つまり神経 の管が腰のところで狭まっている疑いがあるとのことで、電気治療、針を 数回やってもらったが、はかばかしくない。


血流が詰まる動脈硬化は典型的な加齢疾病だ。脳の血管が詰まれば脳梗塞 になるし、心臓の血管(冠動脈)が狭くなると狭心症、詰まると心筋梗塞 になる。私の場合は足にきたというわけである。

造影剤を使ったCTで診ると、左足付け根から動脈を15センチほど遡った ところで90パーセント狭窄していることが確認できた。左足へは最大、通 常の7割ほどしか血が流れていない。これではビッコになるわけだ。

治療法は、脳梗塞や心臓梗塞と同じだ。血管の狭くなったところにカテー テルを挿し込んでフーセンで拡げるとか、バイパスを作るとか、etc。

8/23、心臓カテーテル室でカテーテル台に横になると、若くて美形の看 護婦さんが何の躊躇もなくパラリとT字帯をはずし、左足の付け根周辺の 陰毛を電気かみそりで刈る(剃毛という)。慣れたものだ。

局所麻酔の後、この治療では実績も多い腕利きの医師が、モニター画面を 見ながらカテーテルを挿入。先端には、中心部に細くすぼめたバルーンを 仕込んだステントがある。ステントはステンレスで出来た金網のチューブ である。

これを狭窄部分まで持っていってバルーンを膨らますと、すぼめてあった ステントの内径も同時に拡がって、狭窄した血管を見事に押し広げた。

ステントは内径8ミリ、長さ40ミリ。心筋梗塞の治療に使うステントは内 径2ミリほどだから、それに較べると大型だ。治療時間は1時間ほど、治 療費86万円、自己負担9万円ほどだった。

心筋梗塞でステントを使う治療法はよく知られているが、足の大動脈狭窄 にステントを使うケースはまだそれほど多くない。

治療を受けた東京女子医大では、ステントを使った心筋梗塞治療が今年す でに数百件に上るのに対して、足に使った症例は筆者でまだ56件目だと いう。

下肢(足)へ行く動脈が詰まると、下肢が腐ってしまい、痛いだけでな く、命にかかわるケースもある。そうなると「命には代えられない」とや むを得ず下肢を切断しなければならなくなる。日本では毎年1万人以上が 足を切断されているという報告もある。高齢化で症例は増えている。

足にもステントを入れるという治療法は、循環器内科ならどこでもやって いるわけではない。リスクもある。医師の選択には慎重でありたい。

元京都大学心臓血管外科部長・米田正始(こめだまさし)医師を中心とす る研究グループは新しい血管を作って下肢切断を救う「血管再生法」とい う試みを行なっていて、再生医学のひとつとして注目されている。が、成 功症例はまだそれほど多くない。

「なんとなく足の先が冷たい」

これが、アラームだ。接骨院では治らない。歳は足にくる。専門の医師を 選んで、治療を受ける必要がある。


 
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敵味方の区別つかないトランプ外交
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          櫻井よしこ

「敵味方の区別つかないトランプ外交で欧州情勢が激変する可能性に現実味」

6月上旬、カナダでの先進7カ国首脳会議(G7)に出席したトランプ米大 統領は孤立した。「6対1」のサミットと表現されたG7の2日目午後の会合 を欠席して、トランプ氏は北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長に会うため にシンガポールに向かった。

7月11、12日の両日、ベルギーでのNATO(北大西洋条約機構)首脳会 議に臨んだトランプ氏は、ここでも多くの問題を残した。会議の前には、 NATO各国首脳に宛てて「貴国の国防費がなぜこんなに少ないのか、米 国国民に説明できない」「米国とNATOの関係はもはや持続可能ではな い」など、類例のない表現で相手国を非難する手紙を出していた。

首脳会議では、「米国が世界の貯金箱と思われている状況を止める」決意 を、改めて示した。

NATO諸国は2014年、ロシアがクリミア半島を奪ったことに警戒を強め 軍事力を高めるために、少なくとも各々のGDPの2%を軍事費に充てる と決定したが、その2%条項が守られていないとして、トランプ氏は NATO諸国を非難していたのだが、今回の首脳会議で、4%という新し い数字を突然打ち出した。

NATO首脳の間には、トランプ氏がどこまで本気なのかと疑う声もある が、4%以前の、もっと深刻な問題があるのではないか。

前述のように、カナダでのG7では価値観を共有するはずの先進諸国を非 難して、価値観の全く異なる正恩氏に会いに行った。ベルギーでの首脳会 議では同盟国を非難して、最終的にロシアのプーチン大統領に会いに行 く。集団安全保障の考え方で成り立つ世界最大規模のこの軍事同盟はそも そも旧ソ連(ロシア)を共通の敵と位置づけて組織されたものだ。トラン プ氏は完全に味方と敵の区別がつかなくなっていると思われる。

トランプ氏の「アメリカ・ファースト」は、これでは「アメリカ・アロー ン」になってしまう。米国は同盟国、あるいは友邦国として信ずるに足る 国かとの疑問が、米国にコミットし頼ってきた国々から出始めたことを、 最も喜んでいるのは中国とロシアであろう。

そうした中、ロシアはハイブリッド戦争を進める。これは「非対照的」で 「非伝統的」な力の行使によって、相手国の民主主義的体制を破壊してい く戦争のことだ。具体的にはサイバーアタックや偽情報の拡散、政治的プ ロパガンダの拡散などである。NATO諸国にとってロシアの脅威は、も はや軍事力だけではないのである。

国際社会が直面する新たな戦いは「文化が戦場」となり、音楽や映画がそ の有力手段となるといわれている。たとえばNATOの一員であるラトビ アを見てみよう。

小国ラトビアは歴史的にソ連に支配され、次にドイツ、そして再びソ連の 支配下に置かれた。ラトビアが民族国家として自立したのはソ連崩壊後の 4半世紀ほど前のことで、安定した国民生活が可能になったのは、 NATOの枠内に入って以降にすぎない。

ラトビアの人口の約3割が人種的にはロシア人だ。彼らはロシア語を母国 語とし、ロシア文化を守りつつ暮らしている。プーチン氏はラトビアはロ シア領だと主張し続ける。ロシア、そして中国も全く同様だが、「自国民 擁護」の旗を掲げて他国を脅かすのが常だ。人口の3割がロシア人という 事実は、クリミアに多くのロシア人が住んでいることが侵略の口実のひと つになったように、ラトビアを再びロシアの支配下に置く理由として十分 活用されるだろう。

こうした中、トランプ氏は、クリミアはロシア領、理由はそこに多くのロ シア人が住んでいるからと語っている。トランプ外交で欧州情勢が激変す る可能性が現実となりつつある。
『週刊ダイヤモンド』 2018年7月21日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1240 



       
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重 要 情 報
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 ◎トランプ氏、非核化「急がない」発言の真意は? 正恩氏「斬首部隊」出航の報道も 

ドナルド・トランプ米大統領が“異例の発言”を行った。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権との非核化交渉について、「急がない」と語ったのだ。北朝鮮が核廃棄への具体的行動を取らず、世界が不信感を強めている中での発信を、専門家は「忍耐だろう」と分析し、北朝鮮の態度次第では軍事オプションの可能性も高まると推察する。実際、正恩氏の「斬首作戦」実行能力を持つ米強襲揚陸艦が西太平洋に向かったとの報道もある。トランプ氏はブチ切れ寸前なのか。

「(北朝鮮との)協議は続いている。とてもうまくいっている。急ぐ必要はない。制裁は維持しているし、人質も帰ってきた。われわれは期限も設けていない」

トランプ氏は17日、ホワイトハウスでの共和党下院議員との会合で、こう述べた。北朝鮮との関係がうまくいっている「証拠」として、核実験やミサイル実験が行われていないことを挙げた。

だが、トランプ氏の言動とは裏腹に、「北朝鮮の非核化」で目に見えた動きは一切ない。それどころか、マイク・ポンペオ国務長官が訪朝して行われた米朝高官協議(6、7日)について、北朝鮮は国営メディアで「(米国は)一方的で、強盗さながらの非核化要求だけを持ち出した」と、口汚く非難したのだ。

米中貿易戦争が本格化するなか、正恩氏は「中国さえ味方に付ければ、非核化の必要はない」と強硬姿勢に転じた可能性がある。

ふざけたことに、北朝鮮は、国際社会が積み上げてきた経済制裁を破る行動も見せている。

日本の防衛省は4日、北朝鮮船籍タンカーが6月29日に東シナ海の公海上で、船籍不明の船と物資を積み替える「瀬取り」を行った疑いがあると発表した。

12日には、米国連代表部が、北朝鮮が今年1〜5月、瀬取りで石油精製品を少なくとも89回輸入したと指摘する文書を、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に提出した。

米国を軽視するような言動がみられるなか、トランプ氏が北朝鮮に猶予を与えるような発言をした真意は何か。

国際政治学者の藤井厳喜氏は「米朝間では、さまざまな形でタイムリミットをつけた交渉をしているはずだ。ただ、トランプ氏がそれを公言すると、(北朝鮮が約束を破った場合)行動しなければならなくなり、自分で自分の首を絞める。トランプ氏は忍耐を続けている」と推測する。

注目されるタイムリミットはいつごろなのか。

藤井氏は「年内に、核施設に査察に入るなど具体的な動きがない限り、トランプ氏がしびれを切らし、『シンガポール会談は何だったんだ』『約束手形を落とせ』という話になるのではないか。万が一、北朝鮮が核実験、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験をやるということになれば、米国の軍事オプションの可能性が高まる」と指摘する。

実際、軍事力行使の可能性をうかがわせる動きもある。

韓国・中央日報(日本語版)は17日、米海軍のエセックス揚陸準備団(ARG)と、海兵隊の第13遠征隊(MEU)が10日(米国時間)、米カリフォルニア州サンディエゴを出港したと報じた。目的地は朝鮮半島が含まれる西太平洋で、揚陸準備団には強襲揚陸艦「エセックス」が含まれているという。

エセックスには、最新鋭ステルス戦闘機F35Bを保有する米海兵隊の第211海兵戦闘攻撃飛行大隊が配属されているため、同紙は「北朝鮮最高指導者を精密打撃する『斬首能力』を備えている」と紹介した。

米軍は今年に入ってから、強襲揚陸艦を中心にした打撃群を新たに編成した。強襲揚陸艦からは、ヘリコプターで「斬首作戦」に投入する特殊部隊を一気に北朝鮮に送り込むことができる。

 
一見、友好ムードの米朝関係は、破滅の可能性を秘めていそうだ。

【写真】 
・  出航した米急襲揚陸艦「エセックス」 出航した米急襲揚陸艦「エセックス」
・  金正恩(ロイター)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180723/soc1807230009-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180723/soc1807230009-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.7.23

 ◎イランとの衝突は「あらゆる戦争を引き起こす」ロウハニ大統領が米 に警告

【7月23日 AFP】イランのハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領 は22日、米国に対し「ライオンの尻尾をもてあそぶようなこと」は止める よう警告し、イランと衝突すれば「あらゆる戦争を引き起こす可能性」が あると述べた。

 ロウハニ氏は首都テヘランでイラン人外交官らを前に行った演説の中で 「ドナルド・トランプ米大統領は、イランに戦争を宣言しておきながら、 イラン国民を助けたいなどと言っている」「イラン国民が自らの安全や利 益に反するよう挑発することは許されない」と述べた。

 さらにロウハニ氏は米国に対し、原油の重要な海上輸送路であるホルム ズ海峡(Strait of Hormuz)を閉鎖することも可能だと再度警告。「イラ ンは常にこの海峡の安全を保証してきた。ライオンの尻尾をもてあそぶよ うなことは止めるべきだ。さもなければ永遠に後悔することになるだろ う」「イランとの和平は全ての和平をもたらし、イランとの戦争はあらゆ る戦争を引き起こすだろう」と述べた。

 一方、イランと欧米などが結んだイラン核合意からの離脱を表明したト ランプ政権は、イランの政権交代を望む姿勢を示唆している。マイク・ポ ンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は22日、カリフォルニア州シミバレー (Simi Valley)で行った講演で、イラン国外のイラン人社会に対し、イ ラン国内の抗議活動を「支援」するよう呼び掛けた。当局によると、カリ フォルニア州南部には約25万人のイラン系米国人が住んでいる。(c)AFP

【写真】イランの首都テヘランで閣僚との会議に出席したハッサン・ロウ ハニ大統領(2018年7月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO / IRANIAN PRESIDENCY
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【AFP】2018年7月23日 12:20 テヘラン  〔情報収録 − 坂元 誠

 ◎ダメージ・ジーンズを着用だったそうだ:前田正晶

芥川賞を受賞された高橋弘希なる作家がその記者会見に極めて寛いだ服装 で出てきたと、テレビのニュースで採り上げていた。そこで記者が尋ねた ことは「その服装に何か意味があるのか」だったと記憶するが、答えは 「家にあったものを着てきただけのこと」だった。

そういう質問が出てくるのも尤もだと思うが、高橋氏がはいていたのは 「ダメージ・ジーンズ」と紹介されたからだった。大方の読者はこれが意 味することというか、着衣が何であるかお解りだと思うが、私は問題が二 つあると思った次第。

先ずはカタカナ語としての問題点。細かいことと言うか固いことを言うよ うだが、ダメージ・ジーンズでは全く意味を為していないし、文法的には 出鱈目なのである。これが日頃指摘している「カタカナ語を作る際に日本 語にはない観念の言葉は、全て元の英語を無視したものにしてしまう」の 典型的な例なのである。ここまで私が何を言いたいかをお解り頂ける方が おられると希望的に考えている。

何処が宜しくないのかと指摘すれば「ダメージ」(damage)だけでは動詞 の原形で、「ジーンズ」の前に来る形容詞の役割を果たせないのである。 恐らく学校ではこういう場合には「過去分詞の形容詞用法」で damaged とせよと教えたはずであると思っている。

ところが、そのようなチャンとした英語教育を受けて有名大学を経てアナ ウンサーなりキャスターになったはずの者が何ら躊躇うこともなく原稿に あったのだろう「ダメージ・ジーンズ」と読み上げてしまうのだ。

私は経験上もここで文法的にも正確なカタカナ語にして「ダメージド・ ジーンズ」と読んだとしても上司から叱責され、挙げ句の果てに職を失う ような事態にはならないだろうと思うのだ。言いたいことはまともに学業 を終えてきたのだったならば「ダメージ・ジーンズではおかしい、文法的 に誤りである。私の信念で訂正して読み上げる」くらいのことが出来ない のかと思うのだ。何時も同じ事を言うが「我が国に学校教育における英語 の教え方の至らなさがここにも現れた」のである。

これは余談めいた話だが、私自身がこれまでの人生でブルージーンズ乃至 は和製語の「ジーパン」は似合わないと思っているので、一度だけしか 買ったことがなく、しかも予想通り似合わなかったこともあって、ジーン ズについては詳しい知識がない。従って damaged jeans という英語の表 現があるか否かは解らないのだ。彼らが blue jeans という表現は使う か、簡単に denim (デニム)か時たま Levi’sと言うのを
聞いたことがある。

次はデニムの生地を使ったズボンである。私は何が正式な名称かは解って いないのだ。30年ほど前に、一度だけ次の目的地に行く前にジーンズをは いた姿を見た上司がFirst time to see you in jeans. と言ったのを未だ に覚えている。であるから、英語ではもしかして damaged blue jean か、damaged Levi’s か、damaged jeans かも知れないなと思っている程 度だ。私が危惧している点は、もしかして「ダメージ・ジーンズ」は我が 国だけに通用する造語かも知れないということである。


 ◎この猛暑を普通と思い考慮すべきことがある:前田正晶

22日には全国の観測地点の30%以上が猛暑日を記録したと報じられてい た。都内では6時40分に30度を超えたとの報道があった。熱中症での救急 搬送が激増しているとも聞いた。

私はこの気象を最早異常と見做すよりもこれが普通であると思って、それ
に対処すべきではないかとすら考えている。22日はごく短時間にほんの 100 mほどを2往復したが、それだけでもどれほど暑いかは十分に感 じ取 れた。

その最中に何らの配慮もしない朝日新聞は、高校球児とやらの夢を実現さ せるべき甲子園野球の100回記念大会とやらの予選を全国で進め、着々と 代表校が決まっているようだ。私はこれこそが異常であると思って新聞と テレビの報道を眺めている。

30度を超えただけで室内での熱中症が発生しているこの時期に、関東地方 とは比較にならないほど暑く且つ夏場の湿度が高い兵庫県の西宮市で野球 大会をやろうというのだから。しかも、試合をするのは真っ昼間であり高 校生である。

私は出場する高校生たちとそれを応援する子供たちと観客で、どれくらい の熱中症かそれに準じる体調の不備を訴える人たちが出てくるのかと、密 かに大いに心配している。大阪府や兵庫県で夏を過ごされた経験がない方 には解らないだろうが、私は昭和38年春から40年一杯兵庫県の芦屋市に住 んで見て、とても関東生まれで育ちには耐えられない辛さだと、イヤと言 うほど思い知らされた。

今年の異常と言われる気象条件下では兵庫県のあの辺りの猛暑振りがどの ようなものかは大凡の想像が付く。38度だの何のと言うのは空気中の温度 であり、日中にはそこに直射日光の照り返しが来るのだ。恐らく野球を やっている時間帯では40度台の後半にもなることだろうと思う。未だ身体 能力が十分に備わっていない高校生たちには苛酷すぎる条件になるのでは ないか。倒れる者が出てくるのではないかと危惧する。それを担架で運ぼ うという程度の態勢しか整っていないのだから恐ろしい。

私は何も野球を止めてしまえとまでは言う気はない。だが、朝日新聞も経 費をケチらないで試合会場を甲子園だけに限定することなく、夜間にも試 合が出来るドーム球場等の活用(と言うか阪神だけに犠牲を強いることな く、他の球団とも交渉してドーム球場を借用するくらいの手を打つべき) すべきではないだろうか。

大阪市内には一箇所しかないようだが、その場合は名古屋でも福岡でも、 はたまた東京ドームだったあるではないか。甲子園で夜間に開催する手も あるが、あの地区の「夕凪」の暑さを思い出すと今でもゾッとする。

私は長年主張してきたことがだ、甲子園の野球は戦後間もなくの娯楽がな い時期にはそれなりの価値があったし、野球という点では「斯道奨励」の 効果もあっ ただろう。

それに忘れてならないのが朝日新聞社の販売促進手段としての有効性が あった。だが、これらの使命も終わりその時代は既に過ぎ去っており、何 れは我が国 にも「紙に印刷された新聞が激減する時代」がやってくるの だ。即ち、この夏のお祭 りはとっくにその賞味期限は切れているという こと。朝日と高野連が為すべきことは 「代替の手段」と言うか手法の案 出ではないのか。

高校生に犠牲を強いていながら、それを販売促進の手段とする考え方から もう好い加減に離れるべきではないのか。その辺りを考慮せよと現在の途 方もない気 象条件の大変動が提案しているのではないのか。高校生に夢 とやらを追わせて事故が 発生したらどうやって補償する気かと思ってい る。私は極論を言っているつもりはない。


 ◎当分の間は黙って見守っていくしかないと思う:前田正晶

トランプ大統領の近頃の政策というか、言動というか、主に外交面の作戦 には従来通りの全く予断を許さない(unpredictableと形容されてきた) 振る舞いが多く、賛否両論というか毀誉褒貶相半ばすという傾向が見える と思う点が多々ある。

私には英語で言う “play it by ear”的だなと形容したくなるような感が ある。これは英辞郎には“楽譜なし[暗譜で・聞き覚え]で演奏する、即 興[ぶっつけ本番]で行う、その場の状況に合わせてやる”という解釈が 出ているが、私はその通りかと見ている。「出たとこ勝負」と言っても良 いだろう。

しかしながら、反トランプ派のアメリカの報道機関は「中間選挙対策」で あるとか「公約した通りで、ラストベルトのプーアホワイト以下の労働者 層を意識しての作戦」と言って表しているようだ。

ではあっても、私はその底流にあるのは矢張り「アメリカファースト」で あり「アメリカを再び偉大に」の2大スローガンであると思って見てい る。それが高率の関税賦課政策が示すような保護貿易指向であると見える のかも知れない。一説には「彼がやることには全て『金』が絡んでいる」 というのもある。

だが、その「ぶっつけ本番」と揶揄されるような政策を打ち出されても、 国内の景気は安定しており、支持率も50%に迫っているのであるから、や れプーテイン大統領に取り込まれたようだとか、金正恩委員長に騙された ようで朝鮮半島の非核化の具体的なものが一向に見えてこないではないか 等の批判派無用であるような気がするのだ。

私は上記のように「出たとこ勝負」に見えても真底には確たる信念が厳然 として存在し、時と場合によって「ぶっつけ本番」になっているだけか と、寧ろ好意的にすら見たい気がするのだ。故に、当分の間はあれこれと 批判することなく黙ってトランプ流の政治がどのような成果を挙げていく かを注視していれば良いのだと考えるようにしている。

但し、そのぶっつけ本番の政策の中には「我が国からの輸入自動車の関税 を25%に引き上げよう」などという明らかに見当違いで我が国にとって不 利益としか考えようがない案件もある。

そういう事案に対しては、成り行きを見守るのではなく、然るべき場を設 けて「そこには誤解も誤認識もあります。是非再検討なさるように」と対 立と論争を怖れることなく、申し入れていくべきだと思う。

既に申し入れは行われたとの報道もあったが、兎に角アメリカが相手の交 渉ごとでは「沈黙は絶対禁物であり、反論しない限り、受け入れられた」 と理解されてしまうのだと肝に銘じて事に当たるべきなのだ。



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身 辺 雑 記
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24日の東京湾岸は曇天。朝から大学病院で定期検診。

若い頃、NHKの大阪で報道部の副部長をやらされた。当然甲子園の野球大 会のデスクをやらなければならなかったがネット裏の暑いのが厭だだから 「野球は知らない」としらを切っていたものの、秋の運動会で4打数4安打 を 打ってバレた。

隣の第三亀戸中学校は夏休みだが、23日は炎天下、芝生の校庭でテニス大 会。父兄 もたくさん詰めかけていた。見ているこちらは熱中症を心配し ていた。

あまりの暑さに耐えかねたか、 男子生徒数人がプールに来た。男性先生 も泳いでいた。隣の8階から見下ろしていた。

メルマガの編集は午前9時前には終わり、することも無いまま、CDで青木 光一を聴いた。実に久しぶり。室内はクーラーをつけっぱなし。

大好きな焼酎は午後6時にならないと呑まない。昼酒は絶対に?まない、 アル中になる。アル中で何人かの友人を失った。82歳。癌で死んでいった 友も多い。
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  • 名無しさん2018/07/24

    実は自民党政権下でも、環境行政の最高責任者が、石鹸の優位性をはっきり認めている。



     時の環境庁、鯨岡兵輔長官の国会質疑での答弁だ。



     傍聴していたが、その時の感動は忘れがたい。琵琶湖汚染防止のための質疑だった。社会党議員がこう質問した。



    「環境庁長官にお答え願いたい。人体・環境への安全性、さらに洗浄力などを考慮したとき、優れているのは合成洗剤か、石鹸か、どちらですか?」



     答弁席に立った鯨岡兵輔長官は明快に言い放った。



    「お答えいたします。それは石鹸であります!」



     このように与党でも見識ある政治家がいた。しかし、現在、これほど明快に自己の信念を明言する政治家が、いったいどれほどいるだろうか? 



     石鹸は、洗浄を終えると、安全物に変わる。合成洗剤は、洗浄を終えても有毒物のまま。これが、両者の決定的な違いである。



     では、合成洗剤の毒性はどのように人体を蝕むのか?



    急性毒性→誤って合成洗剤を飲み込むと急死する。悲劇は実際に起こっている。「ライポンF誤飲事件」は、32歳の父親が赤ちゃん用のミルクと間違えて台所用合成洗剤「ライポンF」を一口飲んだだけで悶絶、急死している。警察も「合成洗剤(ABS)の急性中毒死」と断定した。



    皮膚障害→台所用洗剤による手荒れ(主婦湿疹)、赤ちゃんのオムツかぶれ、衣類・シートなど残留罪による肌荒れ、アトピーなど。さらに合成シャンプーによるフケ、かゆみ、脱毛、薄毛、禿・・・。



    高齢男性の頭頂部が禿げてくるのは、頭のてっぺんにシャンプー原液を振りかけるからだ。三重大学医学部のネズミ実験では、背中にシャンプー原液を一度塗っただけで3匹が血を吐いて死亡した。残りも衰弱し、背中が脱毛しケロイド状になった。皮膚毒物エキスを日本人は何も知らずに頭に振りかけている。1980年代後半に、毎朝洗髪する朝シャンブームが熱病のように流行った。それは洗剤メーカーが仕掛けたマインドコントロールだった。テレビCMに洗脳された老若男女は禿げ、脱毛、フケの下の有毒シャンプーで今日も頭を洗いまくっている。



    肝臓障害→三重大学医学部の坂下栄助手は、ラットの実験で合成洗剤による肝細胞の壊死を電子顕微鏡で明確にとらえた。



    血清コレステロールの上昇→東京医科大学の柳沢文徳教授らの実験で、合成界面活性剤(ABS)を体内に取り込むことで、血清コレステロールが急上昇することが確認されている。ウサギの餌にコレステロールを1%混ぜて与え、さらに飲料水に合成界面活性剤(ABS)を100PPMおよび500PPM添加して飲ませると、血清コレステロールは急激に上昇した。コレステロールの激増は、高血圧、動脈硬化、脳卒中などを引き起こす。同じ実験結果は、旧ソ連でも確認されている。



    催奇形性→不妊で悩んでいれば、その原因が愛用の台所用洗剤かもしれない。「催奇形性は、動物の羊水中に発見される界面活性剤と明らかに比例関係にある」(旧ソ連・モジャエフ博士)



    肺障害→合成洗剤のラットへの塗布実験で肺気腫発症が確認されている。政府の安全量のわずか150分の一に過ぎない量で、肺細胞が破壊されている。政府の言う安全がいかに出鱈目かはっきりわかる。



    残留性→合成洗剤の有毒成分は、すすぎを繰り返しても驚くほど衣類に残留することが実験で証明されている。繊維に付着した有毒LAS(合成界面活性剤)などがかぶれ、炎症を起こすのだ。



    川崎病→戦後、乳児に爆発的に増えた謎の熱病である。それは赤ちゃんのオムツや肌着に残留した合成洗剤であった。つまり、川崎病の正体は、合成洗剤と言う有毒物質に対する激しいアレルギー症状だった。



    酵素活性阻害→ごく微量の洗剤成分LASでも、アミラーゼなどの酵素の働きを阻害する。



    体質の酸化性→体内のLAS農度に比例して体液は酸性(アシドーシス)に傾く。



    発癌促進→発癌物質とLASが一緒になると、癌が早く悪性化することが証明されている。



    化学物質の吸収促進→有害な化学物質がLASと一緒に体内に入ると腸吸収が加速される。



    溶血性→LASの作用で赤血球は破壊され、貧血症状が悪化していく。



    白血病細胞の出現→妊娠したラットにLAS系洗剤を注射すると、胎児の動脈血から白血病細胞が出現する。



    たんぱく質結合作用→LASは、たんぱく質と強く結合し、それを溶解していく。これは皮膚毒性など、種々の毒性原因にもなっている。

  • 名無しさん2018/07/24

    学校の暑さ対策は、教室の水筒の持ち込みと授業中でも水を飲むのを許可するのが良い。

  • 名無しさん2018/07/24

    トランプ政権下の司法省が大量の医療従事者を検挙、告訴します。

    http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52028648.html

    NHKの一方的な偏向報道

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53288170.html

    【SPINDLE】衆議院議員・野田聖子氏周辺に疑惑!仮想通貨「GACKTコイン」との接点 → wwwwwwww

    http://coinch.me/archives/1286/

    遺伝子組み換え大豆の農薬空中散布を止めた母親たち

    http://blog.rederio.jp/archives/726

    韓国「在日は帰国せよ」

    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%80%8C%E5%9C%A8%E6%97%A5%E3%81%AF%E5%B8%B0%E5%9B%BD%E3%81%9B%E3%82%88%E3%80%8D&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjItNe167HcAhXRMd4KHfV1CmAQ_AUIDCgD&biw=1053&bih=520&dpr=1.5

    コリアン(朝鮮民族、韓国人・北朝鮮人)が認めたがらない歴史的事実

    https://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/e1f0897014374e5340858dfb7f826ce8?fm=entry_awp_sleep

    反日教育に利用される修学旅行

    http://roboukoishi.blog36.fc2.com/blog-entry-57.html

    予防接種の長期にわたる危険 (白血病、ガン、多発性硬化症など) 

    http://www.asyura.com/sora/bd16/msg/830.html

    小林よしのり氏の漫画『新天皇論』を検証してみよう  

    https://burke-conservatism.blog.so-net.ne.jp/2011-05-29

    時事随想抄

    https://blogs.yahoo.co.jp/gakumonnoiratume

    在日朝鮮人 強制連行のウソ(転載)

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-86.html

    情報保全能力ゼロ

    http://oncon.seesaa.net/article/45066845.html

    日本の治安を脅かす在日コリアン

    https://ameblo.jp/campanera/entry-10133760217.html