政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4738 号  2018・7・12(木)

2018/07/12

                       
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4738号
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      2018(平成30)年7月12日(木)



              心筋梗塞は予知できる:石岡荘十

        安倍一強にないないづくしの候補ら:杉浦正章

         イラン、深刻な外貨不足が表面化:宮崎正弘
           
        極東情勢大転換、日本の正念場だ:櫻井よしこ     
       
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4738号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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心筋梗塞は予知できる
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     石岡 荘十

まず、死因について。

私の父親も死因は「心不全」とされていたが、長い間、この死亡診断書に 何の疑問も感じなかった。しかし、よく考えてみれば「心不全」というの は単に「心臓が動かなくなった」という意味であるから、病気の「結果」 そのものであり、死のトリガー、「原因」ではない。

<最初は背中が痛いと言われたと報じられていた。亡くなった後では容易 に心筋梗塞だったとは解らないのではないか。誰でも経験して学習し教訓 に出来る病ではないので、発症した場合の対処は困難だろう>、これこそ が「死因」となった心筋梗塞を疑わせる症状だ。

私も大動脈弁がうまく開閉しなくなり、10数年前人工の弁に置き換える手 術を受けているが、そこに至る症状として<背中が痛い>を何年にもわ たって、何度も経験している。

心臓の血流が途絶えると、背中が重苦しくなる。痛いと感じる人もいる。 この苦しさは、血流が滞った程度(狭心症)の場合は、15分程度で回復す る。不整脈のひとつ心房細動の時もそうだ。

私が何度も経験したが、それ以上自覚症状が長く、30分とか続くのは血管 (冠動脈)が完全に詰まっている(心筋梗塞)だと考えた方がいい。ほっ ておけば死に至る。

胸が痛くなるという症状だと、「心臓がおかしいのではないか」と分かり やすいが、心筋梗塞になると左の奥歯がうずいたり痛くなったり、肩が 凝ったりすることもある。歯医者や整形外科に駆け込む人もいるが、これ は心筋梗塞の症状のひとつなのである。

歯医者で鎮痛剤をもらって「一丁上がり」となるが、じつは心筋梗塞の症 状だ。こういうのを「放散痛」という。

不幸にして、こんな知識がなく死んでしまった後、患者を解剖すると死因 が心筋梗塞であったことは明らかになる。

<発症した場合の対処は困難だろう>といっておられるが、心臓疾患の9 割は、対処の仕方を誤らなければ、決して「死に至る病」ではないのである。

本誌常連の前田正晶さんが書いておられる記事が見事にそのポイントを突 いている。

その要点をまとめると、

<失神するほどの、激痛と胸部に圧迫感があった。自分で119番に電話し て症状を説明していた>

<放っておけば治るとかとは思ったが、何故かこれは「一過性の痛みでは ない」と判断した>

<救急患者を受付けてくれる大病院が多いこと、救急車が搬送してくれた 先が国立国際医療センターだったこと、最も偉い先生が日曜日の当直だった>

<心筋梗塞に対応する準備が整っていたのだった。処置も素早かった>

<その判断が正しかったと後で解るのだが、私の場合は幸運の連続だった>

つまり、前田さんのケースは<幸運が重なった>結果であり、誰でもがこ ううまくいくわけではない。

年間の死者5千人を切る交通事故死にあの大騒ぎで安全運動を展開してい る。なのに、心臓疾患で年間15万人以上が死ぬ。なぜか。前田さんのよう な幸運の女神の恩寵に浴する人はそんなに多くない、それだけ啓蒙が行き わたっていないということだ。

<時間との争いであるなどとは知る由もないだろう。知識は皆無だった> とおっしゃるが、そんな人に幸運が訪れることは滅多にない。

この歳になったら、天下国家の危機を憂うる高邁な論議をする前に、わが 身の危機管理に少しのエネルギーを注ぐべきだというのが私からのアドバ イスだ。心臓病は<誰でも経験して学習し教訓に出来る病>なのである。

http://www.melma.com/backnumber_108241_4024688/



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安倍一強にないないづくしの候補ら
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           杉浦 正章

石破も打つ手なしのの苦衷

宮本武蔵の決闘伝説のようで、初めから勝負が分かっている果たし合いが 行われようとしている。9月の自民党総裁選である。どこか首相・安倍晋 三に隙がないかと鵜の目鷹の目で探してみるが、はっきり言って兎の毛で 突くほどの隙もない。

だからときの声を上げる元幹事長・石破茂や総務相・野田聖子も、横綱に ふんどし担ぎが群がるような感じであり、岸田文雄に至っては土俵に上が るのさえちゅうちょしている。

はっきりいって五十数年政局一筋で観察してきて、これほど簡単に見通せ る総裁選も珍しい。だから面白くないが、筆者としては正直に書くしかない。

豪雨被害優先は当然で、政局は休戦の状態だが、反安倍に凝り固まったよ うな民放テレビ出演などでホットなのは石破だ。8日のTBS「時事放談」 では、昔の親分の渡辺美智雄の言葉を引用して、出馬の弁をまくし立てた。

石破によれば渡辺は「政治とは勇気と真心を持って真実を語ること」と述 べていたそうで、石破はこれを踏襲するのだそうだ。踏襲すれば「国民に 分かったもらえる」のだそうだ。

この発言から分かることは石破は「国 民」に照準を合わせているので あって、国会議員は二の次なのである。石 破戦略は、今後党員票獲得に 向けて発言を強め、その“効果”を背景に、国 会議員票を動かそうとして いるかのようである。

石破のこの戦略は12年の自民党総裁選で石破が地方票で勝って、安倍 の 心胆を寒からしめたことが経験則として根強く存在する。しかし、12年の 総裁選は安倍が首相になる前であり、今回の総裁選で同様の地方票が 出 るかというと甘くない。首相になった安倍を地方組織といえども敵に回 せばどうなるかは自明の理であり、安倍側に油断のない限り、勝てっこな い石破に投ずる地方票は激減することは確実だ。

それでは国会議員票はどうか。まず国会議員の心理を読めば、3選確実 の現職首相をさておいて、誰がみても敗北する石破に自らの“身命”をなげ うって投票するケースが大量に生ずるだろうか。

石破支持は、今後3年間 の“冷や飯”につながりかねないのである。議員 は陳情などで選挙区とつな がっているのであり、陳情の効果がない議員 からは票が逃げるのが実情 だ。加えて、石破派なるものの実態がどうも 弱々しいのだ。

2015年に 旗揚げしたときは、石破を含めて20人であったが、それ以来増 えていな いのである。立候補するには本人を除いて20人の推薦人が必要 だが、誰 か派閥以外から引っ張り込まないと立候補できない。その注目 の「誰か」 のなまえがなかなか出てこないのである。

 自民党幹部は「石破さんのないないづくしはきりがない」と揶揄してい るが、そのないないづくしとは「カネがない。面倒をみない。閣僚や党役 員のポストを取ってこない」のだそうだ。

石破のただ一つの期待は筆頭副 幹事長小泉進次郎の支持だ。小泉はこの ところ反安倍色を強めており、そ の発言も民放テレビで頻繁に取り上げ られている。新潟知事選で党本部が 応援を依頼しても、独自路線を行く 小泉は応じなかった。石破派は、この 小泉を抱き込んで気勢を上げたい のだ。これを察知した安倍陣営は、官房 長官・菅義偉が小泉と会談、言 動に気をつけた方がよいと忠告している。

一方、野田聖子も口だけはやる気十分だが、立候補できるかどうかも危 うい。危ういと言うよりできない公算の方が強い。とても推薦人20人が 集まるような雰囲気ではないのだ。本人は「安倍さんとの約束は大臣の職 を務め上げることだ」と言うかと思えば「独自の政策を7月の終わりか8 月には発表する」と立候補に意欲を見せたり、大きくぶれている。どうも 器ではないような気がする。

岸田は主戦論者から「いつまでハムレットをやっているのか」とじれる 声が出始めているが、まだ悩んでいるようだ。岸田はかつて「熟柿が落ち るのを待っていられるほど世の中は甘くはない。

ただ戦う以上は勝たねば ならない」と“名言”を述べている。その“ハム レット路線”を打ち消すため に「派閥のメンバーの意見を聞かせてもらい つつ最後は私が判断する」と 言明しているが、このような優柔不断の背 景には、安倍からの禅譲を期待 する心理状況が垣間見える。

所属する池田勇人以来の名門派閥宏池会は、 2000年の「加藤の乱」でみ そを付けて分裂。以来首相を輩出すること なく、今日に至っている。た だ3年後のポスト安倍を見渡したところ、 やっと“本命”の呼び声がかか りそうな気配となって来ている。ここは安倍 に協力して立候補せず、次 を狙うのが常道であるかのように見える。 


             
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イラン、深刻な外貨不足が表面化
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)7月11日(水曜日)
        通巻第5757号 
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イラン、深刻な外貨不足が表面化。革命防衛隊、ハマス、ヒズボラの資金 が困窮
   米国、ドイツの3億ユーロの資金洗浄の協力にストップをかけた
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トランプ政権の「イラン核合意」離脱と新たな経済制裁で、日本は原油の 輸入に支障が出る。

イランに日本は原油の10%を依拠してきたが、これが5%ていどに下がる と予測される。代替地はあるのか。

EU諸国も、イランの原油に依存している国々があり、またフランスのト タル社は、開発中だったイランの油田鉱区開発の継続が不可能と判断し、 虎視眈々と狙っている中国のシノペックに売却する。

現在、米国が注視しているのはドイツのハンブルグにある銀行が、イラン へ3億ユーロの送金をしようとしていることで、これは制裁措置に違反す るとして、送金停止措置を要求している。

7月12日にトランプはEU本部へ乗り込み、NATO諸国の防衛費増大な どを主張する予定だが、ドイツに対しても、イランへの送金を思いとどま るよう、強く要求する構えだという。


イランはシリアのアサド政権擁護のために革命防衛隊を派遣するなど軍事 支援を展開してきた。

レバノン、ヨルダン、パレスチナ人の多いガザ地区に盤踞する、イスラム 過激派のハマス、ヒズボラなどにも資金援助をなし、イエーメンでも反政 府武装集団を公然と支援している。

問題は、イランが外貨不足に陥り、従来のような資金援助が出来ず、また 国内の国民の不満は「外国のことより、国民の生活を優先せよ」として、 各地でデモや抗議行動の高まりがみられる。

ドイツが送金すると、過激派が息を吹き返す可能性があり、「間接的な資 金援助、ひいてはテロリストに手を貸すマネーロンダリングではないか」 とトランプ政権はドイツを批判している。

対してイラン側は「海外旅行者の外貨手当が出来ず、またクレジットカー ドの決済資金として外貨が必要」と説明している。
       
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1758回】              
――「支那人は巨人の巨腕に抱き込まるゝを厭はずして・・・」――中野(14)
中野正剛『我が觀たる滿鮮』(政?社 大正4年)

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敢えて言わせてもらうなら、中野にしてから甘い。だが、当時の日本の勢 い、国際社会に占める日本の影響力からすれば、日本が相手の風下に立つ ことなど考えられなかっただろうから、一概に中野を責めても致し方がない。

むしろ「事毎に卑屈退讓」するばかりの政府当局に較べるまでもなく正し い。だが、中野にも時代の限界はあろう。

「實は隣邦互いに有無相通ずるの妙法」を説いたところで聞く耳を持たな い彼らには、「99回言い聞かせても判らないなら、100回目にはブン殴 れ」という毛沢東の教えを実践するしかなさそうだ。だが言い聞かせる回 数の多寡はともあれ、「ブン殴」る心構えと準備が問題となる。

 優れた知日派知識人で新儒家の代表ともいえる徐復観(1903年〜82年) は日本民族を評して、「日本民族の性格は極端に流れやすく、悲劇的な性 格を現出する」「誇り高く向上心に富む民族だが、同時に熱狂的ですぐさ ま自滅に向かう民族である」

「普段は慎ましく自分の殻を守っていたのに歯止めが利かなくなる」 (『儒教と革命の間 東アジアにおける徐復観』黄俊傑 集広舎 2018 年)とするが、これに宮崎滔天の「一気呵成の業は我人民の得意ならんな れども、此熱帯国にて、急がず、噪がず、子ツツリ子ツツリ遣て除ける支 那人の氣根には中々及ぶ可からず」(「暹羅に於ける支那人」『國民新 聞』明治29=1896年12月15日)を重ね合わせれば、99回分の説得であれ 100回目のガツーンであれ、効果的に試みることは容易ではなさそうだ。

 たとえば国連機関から東シナ海の海底に有望なエネルギー資源が埋蔵さ れている可能性が指摘される1970年代初頭以前、彼らはこの海域に関心を 示すことはなかった。

ところが国連機関が動き出すや、先ず台湾の国民党政権は「中華民国政 府」の立場から東シナ海に強い関心を示し、次いで北京の共産党政権が 「中華人民共和国政府」として当該海域は有史以来中国が領有するもので あると言い出した。

ここで日本側が如何に情理を尽くしても、いや情理を尽くせば尽くして説 得するほどに彼らは耳を貸すわけでもなく、「後世の人々は知恵がある。 いずれ的確な判断をするはずだから、それまで領有権問題は棚上げ」と言 い張るばかり。中国側による問題先送りの申し出を受け、「事毎に卑屈退 讓」する我が政府当局(親中政治家に外務省)は得たりかしこしと同意す るのみ。

 これが中国側の時間稼ぎであることは明白。海底資源をゴッソリと掻き 集める技術開発に励む(産業スパイの暗躍!)一方、海上兵力を増強させ る。かくして今に至って日本側は動きがとれない。

 だが、だからといって現時点で東シナ海において「我人民の得意」を発 揮できるかというと、これまた至難。いやムリだろう。

では、どうすればいいのか。現実的に毛沢東の「100回目」を行使するわ けにはいかないだろうし、俄かに即効性のある方策を思いつくわけでもない。

ならば「100回目」に備えるべくハード・ソフト両面で内外態勢を調えな がら、「99回」を繰り返すしかないと思うのだが。

ここで中野に戻りたい。

 既往の合弁鉄道の実態に接し我が政府の満州政策の失敗を思い知らされ た中野は、新たに浮上している「滿蒙五鐵道の中、?南府四平街間、長 春?南府間の二路線は最も重要」だと指摘する。

それというのも、この両路線は共に「滿洲を根據として蒙古に延びんとす る積極的の意味を有」するだけではなく、「單に滿洲を本位として西方に のみ眼界を限ることなく、北のかた露西亞を望み、東のかた吉林を經て、 松花江及び圖們江の上流一圓の地を經營するに於て、最も貴重なる價値を 有する」からである。
        
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)通巻第5756号、「それ(在韓米軍の撤退)が2年半後、そ して在韓アメリカ人が不在となれば、安心して(?)、北朝鮮攻撃に移れ る展望が開ける。 どうやら、そうしたシナリオがトランプ政権にはある と筆者は推測するのである。だから、非核化交渉の詰めを急いでいないの ではないのか。」

的確な推測、予想、見通しでしょうね。そして、在韓米軍撤退とともに、 日本は、対北朝鮮、さらには対中国の最前線となる・・・・・ 2年半後 というと、東京オリンピックの後、2020年末から2021年始めころ。日本財 政とともに、「状況」はどう展開されるのか???? そして、財政破綻 と同様に、「時期」は不可測ながら「発生」そのものはほぼ確実と言える 大地震の勃発。「日本の近未来」には、どういう「順序」で「事件」が起 こることになるのか?????? 

日本の戦後復興に朝鮮戦争が大きな影響を及ぼしたことも、また、明治以 降の日本の国防戦略の中核、日清・日露戦争の基底に、朝鮮半島問題が あったことも明白でしょう。今回は、どういう現実の展開となること か???? 

関東大震災が起こったのは満州事変の約8年前でした。ここで「改元」が 行われるのも、象徴的であるように思えます。

前にも書きましたが、私は、学部の憲法を小林直樹教授(三島由紀夫氏と 高文を同期に合格されている。三島さんと違い、一兵卒としての従軍経験 があります。)から受講しました。およそ愚劣な9条論でした。

それを何冊もの著書に書いておられた。あんなものを読んだのは全くの時 間の無駄でした。永井陽之助教授は、『平和の代償』のなかで、小林教授 の論稿に対して「『国際政治は、幼稚園の遊戯ではないから、みんな仲良 く、お手々をつないで、というわけにはいかない』と答えているはずであ る。」と述べられています(p.160)。小林教授は今もご存命のようです が、何を考えて生きておられるのだろうか・・
  (CAM)

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(読者の声2)「王岐山の不在」について、宮崎さんの前作でしたか、 『アメリカの「反中」は本気だ』(ビジネス社)でも大きく論じられてい たと思いますが、中国共産党高層部における最終政策決定の陰の主役は王 岐山国家副主席でしょ?

彼が米中貿易戦争の火消し役で登場すると予想していたのですが、ま るっきり音を干していますね。(BC生、神奈川)


(宮崎正弘のコメント)外国要人が訪ねると、ふらりあらわれて習近平の 次のポジションを固めていた王岐山ですが、ステーブ・バノンが北京を訪 問した折に出てきただけで、以後、重要な外交場面には登場していまぜ ん。金正恩の北京訪問のときは習近平のとなりに座っていましたが。。。

外交は楊潔チ(国務委員)と王毅外相に任せ、また対米通商交渉は副首相 の劉?に丸投げしているかのようです。

なぜかと言えば、米中貿易戦争はそんな簡単に片付かず、長期化すると 王岐山は推定しているに違いなく、みすみす得点を上げられないゲームは 傍観するのでしょうね。

展望がひらけ、トランプ政権となんらかの手打ちが行われるとき に、 ひょいと表舞台に登場してくるような気がしております。

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(読者の声3)前から不思議に思っているのですが、トルコのエルドアン 大統領のことを「強権的」とか批判しながらも、メディアは「独裁政治」 の習近平をなぜ、独裁者、全体主義の皇帝と批判しないのでしょうか。

ハンガリーのオルバン首相に対しても、「極右」のレッテルを貼って、 要するにリベラルなメディアが不愉快としている人物は、みな、気に入ら ないのでしょう。(HT生、千葉)

       
        
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極東情勢大転換、日本の正念場だ
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          櫻井よしこ

全世界が注目した6月12日の米朝首脳会談の共同声明を読んで、つい、 「耐震偽装」という言葉を思い出した。スカスカで強度が足りない。「北 朝鮮の完全非核化」を達成させるといっても、そこに至る具体的取り決め が盛り込まれていない、これで大丈夫かと、疑問を抱く。 

共同声明には、「完全で検証可能、不可逆的な核の廃棄」(CVID)と いう言葉はない。「北朝鮮の非核化」もない。代わりに「朝鮮半島の非核 化」が3度繰り返されている。

朝鮮半島の非核化は、北朝鮮が非核化を達成する前提として、韓国が米国 の核の傘から外れることを想定するものだ。つまり、米韓同盟の解消が前 提で、中国や北朝鮮が長年主張してきたことに他ならない。

韓国は長年、米韓同盟によって守られてきた。歴代政権も同盟を重視して きた。だが、文在寅大統領の下の、今日の韓国は必ずしもそうではない。 韓国は驚く程大きな政治的変化を遂げてしまったのである。

米朝首脳会談という史上初の派手な出来事の陰に隠れて、韓国では6月13 日に統一地方選挙が行われた。米朝会談の翌日に行われたこの選挙につい て、なぜか日本では殆ど報道されていないが、文大統領の与党で左翼政党 の「共に民主党」が圧勝した。

文氏は昨年、経験も不十分な左翼の判事をいきなり大法院(最高裁)長官 に抜擢した。新長官は前長官の「非合法な行為」をあげつらい、前長官を 刑事告訴しようとして、他の判事と対立中である。

統一日報論説主幹の洪熒(ホンヒョン)氏は、「司法の左傾化が決定的に なるかもしれず、熾烈な戦いが進行中です」と語る。

韓国では左派勢力が、文大統領と共に行政府を握った。マスコミ界、教育 界も親北朝鮮の左派勢力が席巻している。いま、議会(立法府)が左翼勢 力に席巻され、司法も危ういのだ。結果として韓国は本当に別の国のよう になりつつある。このことを、日本人はもっとはっきり認識しておくのが よい。

「戦争ゲーム」

そもそも、6月13日の選挙前日に米朝首脳会談が設定されたのはなぜか。 韓国では文氏と朝鮮労働党委員長の金正恩氏が共謀したという見方が濃厚 だ。事実、選挙前日に行われた米朝首脳会談の効果は絶大だった。

米朝会談への流れを作ったのは文氏だと喧伝され、支持率は70%を超え、 決定的な追い風となった。こうして文氏の左翼政党が圧勝し、正恩氏に批 判的な保守勢力は潰滅的敗北を喫して力を失った。韓国の保守論壇の中心 人物ともいえる趙甲濟(チョガプジェ)氏は「韓国は国家自殺の道を進ん でいる」と警告した。

権力基盤を固めた文氏は、かねてより掲げていた南北朝鮮の連邦政府樹立 をはじめとする対北宥和策を加速させるだろう。米韓同盟の後退もしくは 破棄は、中朝両国のみならず、文氏をはじめとする韓国左派勢力が長年渇 望してきたことだ。無論、ロシアも大歓迎であろう。

こうした状況を知ってか知らずか、米朝首脳会談直後の記者会見でトラン プ大統領は、米韓合同軍事演習を「戦争ゲーム」と呼んで、中止を示唆し たのである。中止の理由は、「恐ろしく金がかかる」「(軍事演習は)挑 発的だ」からだそうだ。グアムからB─1B爆撃機を北朝鮮上空付近まで飛 行させた件についても、トランプ氏は「6時間半の飛行だ。非常に金がか かる」と批判した。

安全保障戦略や軍事行動のひとつひとつを「金勘定」を基準に評価するの では、北朝鮮の背後に構える中国に最初から白旗を掲げるようなものだ。 米韓合同軍事演習の中止について、日本政府中枢の安全保障問題の専門家 はこう述べた。

「米国でも専門家は皆、馬鹿げた考えだと言っています」

だが、米大統領の言葉は非常に重い。合同軍事演習は、「北朝鮮が真摯に 非核化に向けての話し合いを続けている限り」との条件つきながら中止す ることになってしまった。

シンガポールでの6月12日の記者会見で、トランプ氏はさらに在韓米軍撤 退の可能性にまで触れた。米朝首脳会談とは別に、在韓米軍3万2000人を 家に戻すことは大統領選挙のときの自分の公約だと強調したのである。

トランプ氏の国家安全保障問題担当大統領補佐官、ボルトン氏は別の意味 で在韓米軍の撤退を前向きにとらえている。米軍を日本や台湾に移すこと で、米兵が朝鮮半島で人質にとられている現状を変えられるというのが理 由のひとつだと、氏は説明している。

また、米国内には、朝鮮半島よりも台湾にコミットすべきだとの見方が生 まれている。台湾を中国に奪われれば南シナ海はほぼ完全に中国の海に なってしまう。戦略的に台湾の重要性は韓国のそれを上回るという分析 だ。その考えに従えば、釜山に戦略的拠点さえ確保できれば、米軍は朝鮮 半島から引き揚げてもよいことになる。

国民を守る

無論、米国内にも反対論は根強い。それでもトランプ氏が決意すれば、日 米中露南北朝鮮の6か国の中で、明確に米軍引き揚げに反対するのは、日 本だけになりそうな状況だ。

朝鮮半島からの米軍の引き揚げは、間違いなく極東情勢を一変させずには おかない。その場合、日本の姿はどうなるか。米軍の核の傘から韓国が脱 け出し、残るのはわが国だけになる。このような国の在り方でよいのか と、私たちは問うべきだ。

安倍首相は、いまやトランプ氏以下米国政府が掲げるインド・太平洋戦略 を提起した首脳である。トランプ氏が突然拒否した環太平洋パートナー シップ協定(TPP)を米国抜きで取りまとめ、欧州連合(EU)との EPAもまとめ上げた。国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁決議を 採択に導いたのも、安倍首相だ。

日本が掲げる価値観は、国際社会に遍(あまね)く通用する普遍的価値観 であることを確信して、世界の秩序構築に貢献してきた。日本の進むべき 道筋をきちんと押さえた外交・安保戦略を提示してきた。

だが、それでも、拉致問題は解決されていない。日本国は40年以上も国民 を救出し得ていないのである。どれほど立派な提言ができても、国民を守 るという国家の基本的責務を果たし得ないのでは、日本は国家として立つ 瀬がない。

トランプ大統領は拉致問題交渉のとば口まで、道をつけてくれた。今後の ことは、韓国からの米軍撤退も含めて何があっても不思議ではない。米朝 交渉で米国が劣勢に立つこともあり得る。極東情勢は大転換してしまった のだ。そのことを覚悟して、日本が力を発揮して拉致被害者を取り戻すに は、迂遠かもしれないが憲法改正を含めて力の外交もできる国にならなけ ればならない。
『週刊新潮』 2018年6月28日号 日本ルネッサンス 第808回



          
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重 要 情 報
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 ◎稲村様

7月11日の『渡部亮次郎の頂門の一針』所載の貴論文には、

洵に同感いたします。

 貴殿が結論で述べてをられますやうに、憲法改正は焦眉の急の題であります。しかしながら、国内の国会論議でのすったもんだのために、改憲問題も年内には埒があかないかもしれません。

さうかうしてゐるうちに、チャイナもコリアも「歳月人を待たず」で、実際の戦争が勃発する惧れもなしとしません。さうなったら、「法律が整備されてないので」といふ言ひ訳は、もはや通用せず、かつて福田赳夫首相が「超法規的処置」として犯人にお金までつけて解放したやうに、今度は「超憲法的措置」とでも言ひ訳をつけて、兎に角自衛隊に日本を守らせることをせざるを得なくなるでせう。

このシナリオは、既に誰かが考へてゐることかもしれません。さうなったときに、敵のスパイのやうなマスコミも野党も、どんな顔をするか見ものですが、折角ある破防法を援用することも現実とし
あるかもしれませんね。北村維康

 ◎中国の強硬姿勢に従ったJALとANA:前田正晶

中国の習近平は例によって例の如き横暴な強硬姿勢に出て「台湾を中国台 湾と表記せよ」と諸外国に要求したことは承知していた。彼ならば言い出 しそうなことだとなという程度にな認識していた。習近平のやることは、 トランプ大統領得意のデイールとは全く異なって、全て自分の思うままに 諸外国を屈服させることにあるようだ。

10日の産経新聞の正論欄に静岡大学教授の揚海英氏(モンゴル自治区「= 南モンゴル」出身)が「中国は従わなければ中国の国内法に基づき処罰す るという。北京の求めに応じた会社には日本航空と全日本も含まれてい る」と述べておられた。我が国が唯々諾々と応じる気があるのかとは考え ていたが、まさかこれの2社が応じていたとは少なからぬ驚きだった。

受けざるを得なかった背景くらいは当方でもいつくが、「営業上はそこま でせざるを得なかったのか」と寧ろ哀れを催してきた。

言うまでもないことだが、中国は常に台湾は自国の一部と公言してきた し、その存在と位置が彼らの今後の東南アジア一帯へ制圧というか航行権 や制空権や港の獲得等の世界制覇とまでは言わないが、アジアを自国の統 治下に置く為に非常に重要な役割を果たすので、如何なることがあっても 抑えきっておく必要があるのだと見做している。

その為には世界各国に「台湾は俺のもの」と如何なる手段を講じても知ら しめたいのだろうと思っている。

そこに「アメリカファースト」を強行に推し進めるトランプ大統領は台湾 に接近する挙に出られたし、この度の中国を干上がらせる貿易戦争にも 打って出られた。中国にとっては生易しい事態ではないなので、兎に角 「中国台湾」ちいう呼称の要求を始めたのだろう。

しかしながら、「アメリカファースト」を強行されているトランプ大統
領が何処まで東南アジアでの中国の横暴さに戦われる作戦があるのだろう かには、多少の不安感が残る。

10日のPrime News では木村太郎氏はトランプ大統領の推進されているの は「アメリカファーストではなくアメリカ・アローン」であって、何処ま でアメリカファーストに付き合って良いかに疑問を呈していた。

今後益々トランプ大統領対世界制覇を視野に収めているかも知れない習近 平との水面上と水面下の争いが具体化するだろうから、我が国も当該地区 の諸国は十分に注意しておくべきだと思う。トランプ大統領が木村氏の指 摘のように「アメリカ・アローン」であれば、事は予断を許さないと思
う。


 ◎うるさいだけで意味不明のCM:前田正晶

本11日辺りはやや下火になったが、2〜3日前まではそれこそ「暇さえあれ ば」という具合で、何処の誰だか知らない若い女性が声張り上げて「紅に 染まるこの俺を〜」と謳うというか、がなり立てるドコモのCMが出てくる のだった。私にはあれはとても歌など言う代物ではなく単なる騒音としか 聞こえず、うるさいのには参っていた。

そこで、あの女性は誰かと当てずっぽうに「ドコモ、紅、女性歌手」と入 れて検索してみれば、Xジャパンの「紅」という曲で、歌っているのは高 畑充希と判明した。

「やった」とは思ったが、テレビタレントか女優か知らないが、高畑充希 という女性がいるのは風の便りで承知していた。だが、Xジャパンは小泉 元総理のご贔屓である事は知っていたが、彼らの曲というか歌などは聞こ うとも考えたこともなく、YOSHIKIなる大有名人がリーダーで彼が今はLA に住んでいると聞いたことがある程度だ。しかも、あの高畑充希が歌って いるのは、紅という曲の歌詞の途中からだとも知り得た。なお、歌詞の出 だしが英文だったのには恐れ入った。

寧ろ、私は検索したお陰で勉強になったことがあった。それは現代の若者 からは「高畑充希、半端ない」と礼賛する声が上がっている事だった。私 は「半端ない」のような、妙な日本語としか言いようがない言葉が流行っ ていることだけでも十分すぎるほどウンザリなのに、あの怒鳴っているだ けの歌い方が受けるとは「世も末だ」とまでは言わないが、あのようなCM を出してくるドコモの感覚を疑うのだ。

検索した結果で、初めてXジャパンの実演の場面も見させて貰えた。あれ は音だけ聞いていれば、あのドコモのCMよりはマシだと解ったが、私はあ のようなCMは願い下げにしたいと思わざるを得なかった。

同じように、私には何で受けるのか理解に苦しむ携帯電話のCMがある。そ れも何と言って評したら良いかとウンザリさせられるAUのものである。私 には主演なのだろう桐谷健太しか顔も名前も判らないのだ。兎に角、何を 言いたいのかサッパリ見えてこないし、彼らの芝居も私の理解を遙かに超 える意味不明さなのである。

あのCMの人気高いと聞かされては、明らかに私の感性は過ぎ去った昭和も しくはそれ以前にしか通用しない時代遅れと化したかと嘆きたくなった次 第だ。

尤も、よく考えるまでもないことで、ドコモにせよAUにせよ、懸命にス マートフォンの宣伝をしようとしているのである。それでは、未だに折り 畳みの在来型携帯電話(蔑称でガラケイ)を公衆電話代わりに持っている 私というか、我々高齢者を対象にしていないのである以上、私にあの2社 のCMを理解できず鬱陶しいとだけしか聞こえないのは当たり前なのだろう。



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身 辺 雑 記
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12日の東京湾岸は雨、残念。

11日、家人は姉たちとお出かけ。夜は次姉の案内で武蔵小杉の中華料理屋へ。

10日夜は都内亀戸の韓国居酒屋で会合。7時から9時15分まで、楽し かっ たが帰宅後焼酎を?み足した。

11日の東京湾岸は薄曇り。それでも隣の第3亀戸中学校のプールでは生徒 たちが朝9時から泳いでいた。

散歩する都立猿江恩賜公園」では、その後セミの声はしない。どうしたん だろう。


                  
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  • 名無しさん2018/07/12

    夏の井戸 まわりに樹(いつき) 夏井いつき

  • 名無しさん2018/07/12

    最近は、世を挙げて健康志向である。誰もが、自分の食べるものに注意を払うようになってきた。体は食べたものでできている。だから、変なものを食べれば、変な体になる。わかりやすく言えば不健康になる。病気になる。企業の中にも、目覚めた良心的な会社が出てきている。「化学調味料、無添加!」をアピールする商品も目にするようになってきた。



     化学調味料と言えば、子供のころからおなじみの「味の素」。化学物質名はグルタミン酸ナトリウム。グルタミン酸とナトリウムが化合した化学物質だ。グルタミン酸はアミノ酸の一種であり、ナトリウムは金属元素だ。味の素を取り上げたのは、それを批判することがマスコミの最大のタブーだったからだ。同社は食品業界の最大のスポンサーだ。だから、メデイアは怯み、口をつぐんでいる。



     味の素「白いインベーダー」。「知らないうちに世界中の食卓に侵入してきた白い粉の実態は?」「タイの小学校の教科書には、味の素は体に有害だから、食べ過ぎてはいけない、と書いてあります。・・・また自然な食べ物には、化学調味料とか着色料なんかは、必要ない、とも書いてある」



     「味の素は有害である」と、タイの大使館の参事官が証言している。「初めて聞いた!」とびっくりする日本人が多いのではないか。



     実は、生理学界で味の素(グルタミン酸ナトリウム)が有害物質であることは常識である。脳生理学の分野では、神経毒物(ニューロ・トキシン)と呼ぶ。脳への毒性は凄まじい。味の素は脳細胞を破壊する。



     1970年、米ワシントン大学のオルニー博士が行った実験結果は衝撃的だった。「生後10から12日目のマウスに体重1キロ当たり味の素を0・5グラム経口投与する。すると、その52%に、1グラム投与群では100%に、神経細胞の損傷や破壊が起こった」



     100%とは投与したマウス全匹の脳が破壊されたということ。



     本来、脳には「血液ー脳関門」と呼ばれる保護機能がある。ちょうど、関所の様に有害物質の侵入を阻止し、脳を守る働きである。ところが、出生直後の幼いうちは、この関所を閉じていない。それで神経毒物味の素は自由に侵入し、未成熟の脳を直撃する。だから52%から100%と言う高率で幼い脳が破壊された。



     このショッキングなオルニー報告を受けて、WHO(世界保健機構)も「グルタミン酸ナトリウムは、生後12週(約3か月)未熟の幼児には投与しないように」と勧告を出した。



     神経毒・味の素は、幼児の脳を破壊するだけではない。子供や成人でも、程度の差はあれ、この神経毒物でダメージを受ける。つまり、脳細胞が損傷される。脳破壊は深刻な後遺症をもたらす。「幼児期に味の素を食べてもその害は成人後でないと現れない」(1977年、米ノーザン・イリノイ大学の報告)



     幼児期に化学調味料添加の食べ物を与えられると、潜在的な脳損傷を受けるが、その害は成人してから現れる。つまり、味の素は発達障害の原因になる。その証拠もある。「少量の味の素をヒヨコに与えて育てると知覚能力が遅れる」これはオーストラリア・モナシュ大学、薬理学教室の警告だ。



     海外でも良心的な学者は、この神経毒の化学調味料に警鐘を鳴らしてきた。「味の素(MSG)は子供に危険」と一面トップで警告するのはマレーシア最大の消費者団体CAPの機関誌「ウタサン・コンシューマー」(1981年7月)である。



     東南アジアでは、野犬を捕まえるのに、缶詰の魚に味の素を振り掛け、広場に置くと、腹を減らした野犬が食べて、しばらくすると野犬は足がふらつき、昏倒するので、それを捕まえる。彼らは味の素に野犬を倒すほどの毒性があることを知っているのだ。



     暴力キャバレーでホステスたちが、客のビールに味の素を多量に混ぜて飲ませ、悪酔いさせ、法外な高額料金をぼったくっていた。警察は、ホステスたちを強盗罪で逮捕した。窃盗ではなく強盗逮捕とは、化学調味料を混ぜた酒を飲ませた行為が、強盗とみなされたのだ。この顛末は毎日新聞夕刊(1972年12月14日付)で大きく報道された。



     味の素の急性毒性で有名なのが「中華料理店症候群」である。中華料理店で食事をした直後に多発することから命名された。最初は原因不明の奇病とされていたが、やがて厨房でワンタンやスープなどに多量に入れた化学調味料(味の素)が原因だと判明した。アメリカ厚生省もこれを化学調味料による急性の独立疾患と認定し警告している。



     中華料理店症候群は、実際に研究者たちが人体実験した報告もある。36人の被験者に化学調味料(味の素)をどれだけ与えると症状が出るかを、測定したものである。わずか4グラムで最多の10人が発症している。味の素たっぷりのラーメンを食べて、気持ちが悪くなった人もいるだろう。その急性毒性は、死者すら出している。



    「中国に旅行中、アメリカ老人ツアーのうち14名が死亡した。うち1人は化学調味料の過剰摂取による拒絶反応によると断定された。味の素による中華料理喘息発作で死亡したという」(AP外電、1980年10月31日)

  • 名無しさん2018/07/12

    謎の人物と関係者の沈黙

    http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53286895.html

    デマ!有田芳生「精神鑑定ない死刑執行」・オウム事件真相究明の会←江川紹子「裁判見てない人達」

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7143.html

    タネが危ない!わたしたちは「子孫を残せない野菜」を食べている。

    http://nextwisdom.org/article/1156/

    祇園祭

    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A5%87%E5%9C%92%E7%A5%AD&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwix4_vJwJbcAhWrCqYKHeHHCVYQ_AUICygC&biw=1097&bih=531

    鎌倉広町緑地

    http://blog.fmyokohama.jp/sky/2015/10/103-46b9.html

    国立感染症研究所長のご教示を乞う―インフルエンザワクチンへの疑問 

    http://homepage2.nifty.com/sisibata/infuruenza.html

    公明党が伸びるとロクなことが起きない

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-339.html

    国土が荒れた韓国を復興させた日本

    http://jjtaro.cocolog-nifty.com/nippon/2012/04/post-b261.html

    白山比咩神社

    http://iso4z.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-dd73.htm