政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4726 号  2018・6・30(土)

2018/06/30

                        
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4726号
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      2018(平成30)年6月30日(土)



             基礎疾患に注目しよう:石岡荘十

       極東情勢大転換、日本の正念場だ:櫻井よしこ

        人民元、11日間連続で3・8%下落:宮崎正弘          
                         
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4726号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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基礎疾患に注目しよう
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    石岡 荘十

「基礎疾患」は医学用語で「病気の大元の原因となる疾患」と定義される。

例えば、よく言われるのが心筋梗塞や脳梗塞の基礎疾患として挙げられる 「死の四重奏」。

内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)、高血圧、高脂血症、糖尿病の4つが 揃っていることを言い、死亡率は、そうでない人に比べて30倍以上も高く なるという調査結果がある。これにさらに喫煙習慣を加えた五つ揃い文で 「死の五重奏」という。

リンゴ型肥満というのは中高年男性の典型的な体型で、写真などで見る金 正日氏がその典型的な体型である。女性の場合は、体脂肪が引力に逆らえ ず臀部に下がってくるので「(西洋)ナシ型肥満」ということになる。


内臓脂肪型肥満の人は動脈硬化になりすく、心臓病や脳卒中へと進んでい くリスクが高まるからだ。

メルマガ「頂門の一針」主宰の渡部氏が治療の経緯を述べておられる。一 応、犯人は脳血栓の予防薬プレタールの副作用ということになったよう だ。渡部氏は数十年前に禁煙を実行しておられるし、お見掛けしたとこ ろ、内臓脂肪もそれほど大量に溜め込んでいる様子はない。しかし糖尿が ある。

高血圧、高脂血については伺ったことはないが、もし該当するような疾患 の症状があるとすれば、末永く健筆を振るわれるためにも基礎疾患を撃退 するよう心がけて頂きたい。

一口に「撃退」といっても、そのほとんどが、長年のいわゆる生活習慣病 の結果なのでそう簡単にはいかない。例えば禁煙。簡単に決別できる人も いるが、懲りるような事態、例えば片肺切除に追い込まれてやっと、止め ることが出来たという友人もいる。

心臓手術は不整脈の基礎疾患だ。

筆者は、13年前、心臓の大動脈弁が機能しなくなり人工の機械弁に置換す る手術を受けた。10歳の頃から大動脈弁がうまく閉じない障害がありなが ら、手術までの50余年間放置しておいた結果、心臓の筋肉が正常な人の2 倍近い厚さ(1.7ミリ)に肥厚し、弾力性を失いかかっていた。

手術後、不整脈の一つである心房細動に悩まされたのは、心臓手術によっ て傷つけられ弾力性を失った心筋が基礎疾患となって、時々、心臓の細胞 があちこちで異常な動きを見せるためだと診断された。そこで、術後8年 目(‘07年)、心房細動の根治治療に踏み切った。

カテーテル(ビニールの細い管)を腿の付け根から差し入れて、心臓まで 押し進め、異常行動を起こす細胞を捜索・特定し、高周波で焼き切る。

カテーテル・アブレーション(電気焼妁)といわれる最先端の不整脈治療 法だ。その上、術後、何種類かの薬の服用を強いられ、辛うじて心房細動 の再発を阻止している。

心臓手術を経験すると、心房細動を起こしやすくなる。橋本龍太郎元首相 は、心臓の弁(僧帽弁)がうまく閉じなくなり、私と同じように人工の機 械弁に取り替える手術を受けた。

その3年後(‘06)、同じように心房細動を起こし、心臓で出来た血栓(血 の塊)が飛んで腸に栄養を送る動脈を詰まらせ、どんな鎮痛剤も効かない 激痛を訴えながら死亡した、といわれる。

死因は「腸管虚血を原因とする敗血症ショックによる多臓器不全」だが、 この場合の基礎疾患は心臓手術→心房細動である。しかし、いまさら手術 経験をなかったことには出来ない。

そこで、薬で心房細動を抑え込むことになるのだが、「すべての薬は毒」 である。大学の薬学部で教鞭をとっている友人は、学生にまずこのことを 教えるという。

だから種類と量の処方にはくれぐれも慎重でなくてはならないのだが、日 本では2万種類の薬が使われている。この中からピタリ鍵穴に合う一本の 鍵のような薬を処方するのは、至難の技である。

マスターキーはない。そう考えると、副作用が出ないほうがおかしいとも いうことが出来る。私もプレタールを服用しているが、渡部氏のような副 作用は今のところない。鍵穴の型が異なるということだろう。

アメリカには「5種類以上の薬を処方する医者にはかかるな」というのが 常識だそうだが、日本では65歳以上の高齢者は平均して6種類の薬を服用 しているといわれる。

が、薬はあくまでその場しのぎの対症療法に過ぎない。その中で一番多い のは複数種の降圧剤だ。ほとんどの降圧剤には性的機能を不能にする副作 用があることはあまり知られていない。「そのお歳でもういいでしょう」 と、医者はなめて処方しているのかもしれない。なめるな! 

基礎疾患である生活習慣病の克服こそが根治治療法であり、それができれ ば “毒”をのまなくてよくなる理屈である。“夜明けのテント”も夢ではな くなるかもしれない。        



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極東情勢大転換、日本の正念場だ 
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         櫻井よしこ

全世界が注目した6月12日の米朝首脳会談の共同声明を読んで、つい、 「耐震偽装」という言葉を思い出した。スカスカで強度が足りない。「北 朝鮮の完全非核化」を達成させるといっても、そこに至る具体的取り決め が盛り込まれていない、これで大丈夫かと、疑問を抱く。 

共同声明には、「完全で検証可能、不可逆的な核の廃棄」(CVID)と いう言葉はない。「北朝鮮の非核化」もない。代わりに「朝鮮半島の非核 化」が3度繰り返されている。

朝鮮半島の非核化は、北朝鮮が非核化を達成する前提として、韓国が米国 の核の傘から外れることを想定するものだ。つまり、米韓同盟の解消が前 提で、中国や北朝鮮が長年主張してきたことに他ならない。

韓国は長年、米韓同盟によって守られてきた。歴代政権も同盟を重視して きた。だが、文在寅大統領の下の、今日の韓国は必ずしもそうではない。 韓国は驚く程大きな政治的変化を遂げてしまったのである。

米朝首脳会談という史上初の派手な出来事の陰に隠れて、韓国では6月13 日に統一地方選挙が行われた。米朝会談の翌日に行われたこの選挙につい て、なぜか日本では殆ど報道されていないが、文大統領の与党で左翼政党 の「共に民主党」が圧勝した。文氏は昨年、経験も不十分な左翼の判事を いきなり大法院(最高裁)長官に抜擢した。新長官は前長官の「非合法な 行為」をあげつらい、前長官を刑事告訴しようとして、他の判事と対立中 である。

統一日報論説主幹の洪熒(ホンヒョン)氏は、「司法の左傾化が決定的に なるかもしれず、熾烈な戦いが進行中です」と語る。

韓国では左派勢力が、文大統領と共に行政府を握った。マスコミ界、教育 界も親北朝鮮の左派勢力が席巻している。いま、議会(立法府)が左翼勢 力に席巻され、司法も危ういのだ。結果として韓国は本当に別の国のよう になりつつある。このことを、日本人はもっとはっきり認識しておくのが よい。

「戦争ゲーム」

そもそも、6月13日の選挙前日に米朝首脳会談が設定されたのはなぜか。 韓国では文氏と朝鮮労働党委員長の金正恩氏が共謀したという見方が濃厚 だ。事実、選挙前日に行われた米朝首脳会談の効果は絶大だった。米朝会 談への流れを作ったのは文氏だと喧伝され、支持率は70%を超え、決定的 な追い風となった。こうして文氏の左翼政党が圧勝し、正恩氏に批判的な 保守勢力は潰滅的敗北を喫して力を失った。韓国の保守論壇の中心人物と もいえる趙甲濟(チョガプジェ)氏は「韓国は国家自殺の道を進んでい る」と警告した。

権力基盤を固めた文氏は、かねてより掲げていた南北朝鮮の連邦政府樹立 をはじめとする対北宥和策を加速させるだろう。米韓同盟の後退もしくは 破棄は、中朝両国のみならず、文氏をはじめとする韓国左派勢力が長年渇 望してきたことだ。無論、ロシアも大歓迎であろう。

こうした状況を知ってか知らずか、米朝首脳会談直後の記者会見でトラン プ大統領は、米韓合同軍事演習を「戦争ゲーム」と呼んで、中止を示唆し たのである。中止の理由は、「恐ろしく金がかかる」「(軍事演習は)挑 発的だ」からだそうだ。グアムからB─1B爆撃機を北朝鮮上空付近まで飛 行させた件についても、トランプ氏は「6時間半の飛行だ。非常に金がか かる」と批判した。

安全保障戦略や軍事行動のひとつひとつを「金勘定」を基準に評価するの では、北朝鮮の背後に構える中国に最初から白旗を掲げるようなものだ。 米韓合同軍事演習の中止について、日本政府中枢の安全保障問題の専門家 はこう述べた。

「米国でも専門家は皆、馬鹿げた考えだと言っています」

だが、米大統領の言葉は非常に重い。合同軍事演習は、「北朝鮮が真摯に 非核化に向けての話し合いを続けている限り」との条件つきながら中止す ることになってしまった。

シンガポールでの6月12日の記者会見で、トランプ氏はさらに在韓米軍撤 退の可能性にまで触れた。米朝首脳会談とは別に、在韓米軍3万2000人を 家に戻すことは大統領選挙のときの自分の公約だと強調したのである。

トランプ氏の国家安全保障問題担当大統領補佐官、ボルトン氏は別の意味 で在韓米軍の撤退を前向きにとらえている。米軍を日本や台湾に移すこと で、米兵が朝鮮半島で人質にとられている現状を変えられるというのが理 由のひとつだと、氏は説明している。

また、米国内には、朝鮮半島よりも台湾にコミットすべきだとの見方が生 まれている。台湾を中国に奪われれば南シナ海はほぼ完全に中国の海に なってしまう。戦略的に台湾の重要性は韓国のそれを上回るという分析 だ。その考えに従えば、釜山に戦略的拠点さえ確保できれば、米軍は朝鮮 半島から引き揚げてもよいことになる。

国民を守る

無論、米国内にも反対論は根強い。それでもトランプ氏が決意すれば、日 米中露南北朝鮮の6か国の中で、明確に米軍引き揚げに反対するのは、日 本だけになりそうな状況だ。

朝鮮半島からの米軍の引き揚げは、間違いなく極東情勢を一変させずには おかない。その場合、日本の姿はどうなるか。米軍の核の傘から韓国が脱 け出し、残るのはわが国だけになる。このような国の在り方でよいのか と、私たちは問うべきだ。

安倍首相は、いまやトランプ氏以下米国政府が掲げるインド・太平洋戦略 を提起した首脳である。トランプ氏が突然拒否した環太平洋パートナー シップ協定(TPP)を米国抜きで取りまとめ、欧州連合(EU)との EPAもまとめ上げた。国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁決議を 採択に導いたのも、安倍首相だ。

日本が掲げる価値観は、国際社会に遍(あまね)く通用する普遍的価値観 であることを確信して、世界の秩序構築に貢献してきた。日本の進むべき 道筋をきちんと押さえた外交・安保戦略を提示してきた。

だが、それでも、拉致問題は解決されていない。日本国は40年以上も国民 を救出し得ていないのである。どれほど立派な提言ができても、国民を守 るという国家の基本的責務を果たし得ないのでは、日本は国家として立つ 瀬がない。

トランプ大統領は拉致問題交渉のとば口まで、道をつけてくれた。今後の ことは、韓国からの米軍撤退も含めて何があっても不思議ではない。米朝 交渉で米国が劣勢に立つこともあり得る。極東情勢は大転換してしまった のだ。そのことを覚悟して、日本が力を発揮して拉致被害者を取り戻すに は、迂遠かもしれないが憲法改正を含めて力の外交もできる国にならなけ ればならない。

『週刊新潮』 2018年6月28日号 日本ルネッサンス 第808回


                
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人民元、11日間連続で3・8%下落
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)6月29日(金曜日)弐
         通巻第5742号 
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民元、11日間連続で3・8%下落。向こう6ヶ月は下落容認か
   中国人民銀行筋。「輸出競争力を高め、米国の利上げには呼応しない」
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 人民元が下落を始めた。11日間連続で、(6月13日のレートに対して)現 時点(6月28日)までに3・8%の下落ぶりだ(1ドル=6・60人民元)
もし数年前の1ドル=8人民元レベルに戻るとすれば、1人民元は17円 から13円になる。

中国人民銀行筋は「米国との貿易戦争に対応するため、人民元の輸出競争 力を持たせるためであり、米国の利上げによる市場の反応ではない」と 言っているが、それは実情を反映していない。

人民元は準固定相場で操作されているため、一日の変動幅は2%。した がって、下落方向は継続的な介入でも、徐々にしか下落しないメカニズム となっている。ウォール街は「向こう6ヶ月、人民元は下落傾向」と予測 している。

直接的に下落が始まったのは6月14日からで、海外オフォショア市場の人 民元取引からである。ドル需要が高まるのは、米国の金利であり、人民元 を高い裡に売って、とりあえずはドルに交換するのは投資家の常道である。

また通貨危機に対するヘッジである。

しかし人民元はどこまで崩落するのか。
 
もとより人民元レートは高すぎたのである。なぜなら為替は金利と経常収 支が二大要素、この列に3番目の要素として政治的要因が加わる。

市場関係者は米中貿易戦争が直接的原因とみる向きが多いが、やはり金利 である。通貨は金利の高いほうへ流れるのは自然の摂理。次に経常収支で あり、中国の外貨準備が事実上、急激に減っており、対米黒字が激減すれ ば、外貨が枯渇することは明らか。
 
この傾向を確認すれば、中国から投機資金も逃げ出す。それが今回の人民 元下落の根底的な要因である。
      
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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 いまさら指摘されるまでもないが、日本の宣伝下手は直らないなぁ
  悪辣な嘘放送を中国はなぜ、アメリカで執拗に展開しているのか

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ジェイソン・モーガン『アメリカも中国の韓国も反省して日本を見習いな さい』(育鵬社)
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いやはや題名通りの内容だが、表現された日本語が平明でありすぎるの で、何故だろうと訝しんだ。

著者のモーガン氏はなるほどニューオーリンズに生まれ、大学では中国史 を専攻、韓国で英語教員。そしていま日本の麗澤大学で教鞭を執る。

いまの大学生はまったく敬語の使い方を知らないことに驚いて、そのせい か、本書の叙述が平明すぎるほどやさしい日本語になった。それが意外に 効果的なのも、題名の所為である。なぜならアメリカと中国、韓国に静か に落ち着き払って、しかし反省を促しているからである。

傲慢という治癒の見込みがないDNAの共通性をもつ米・韓・中と、「謙 虚な」、いや謙虚すぎる日本人との文化比較は、いままでにもさんざんな されてきたし、歴史捏造に関しても、議論は尽くされている。

さはさりながら、いまも日本人は若いアメリカ人からみても自虐的であり すぎ、反省することが好きなようだ。これは可笑しい、とモーガン教授は 驚くばかりだ。自省もほどほどにして、これを克服しなければいけないと 説く。

本書の中に展開された多くの指摘のなかでも、「情報戦争に後れを取る日 本」という項目がとくに重要である。

KGBは冷戦時代にアメリカ社会に入り込み、イメージ作戦で情報を繰っ ていたが、その一例をヘミングウェイにみる。

KGBは「まず、ヘミングウェイ、スタインベッグといった作家、ジャー ナリストたちをソ連に招きました。彼らの金銭欲や名誉欲を刺戟し、『貧 しい国のために協力してもらえないか』などといって正義感をくすぐり、 巧みに操ることで、ソ連が書いて欲しいものを書かせた」

これを真似る中国は「他国のメディアを買収したり、大学などの公共機関 に多額の寄付をし、中国批判をする学者にビザを与えないなど、様々な手 段を講じて、中国批判ができないようにしています」。

戦争前夜からスメドレーやエドガースノーらは中国に買収され、アメリカ 人大衆を洗脳した。

「日本は悪い国だから何をされてもしようがない。だから原爆投下や大空 襲などでの民間人の犠牲は仕方がなかった」と免罪符にしたのである」。
著者は続けてこういう。

「自国の所業を正当化するために悪人に仕立てられた日本、という訳で す。アメリカのドラマや英語でもよくこのような陰謀が描かれ、嵌められ た主人公は戦いますが、日本も戦わないと永遠に悪者扱いされるでしょ う」(71−72p)。

本書はとくに大学生、高校生に読んで欲しいと思った。
 
  
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者
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(読者の声1)国体政治研究会が主催する研究会合の案内です。
国体政治研究会 第70回例会

講師 黒田秀高氏(伏見稲荷大社正禰宜)
演題 「明治維新から第二維新へ ――先人の大志・遺訓を読み解く」
本年が明治維新百五十年の節目の年であることに因み、日本史を劃する偉 業を成し遂げた先人英傑の大志を振り返ると共に、これを今に継承する道 につき御講演をいただきます。

            記

【日時】 7月3日(火曜)18時半〜20時半
【会場】 文京シビックセンター、5A会議室(5階の会議室A)

(東京メトロ後楽園駅、都営地下鉄春日駅から徒歩1分)
【出席要件】事前申し込みが必要

【講師略歴】昭和22年、東京生れ。昭和49年、国学院大学文学部史学科卒 業。昭和50年、同大学神道学専攻科修了。同年、伏見稲荷大社に奉職し現 在に至る。専門は日本思想史。
【連絡先】中村信一郎(本会代表幹事) 090−4815−8217
Eメイル caq97080@pop11.odn.ne.jp



          
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重 要 情 報
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 ◎政府、車輸入制限反対を米に伝達 「世界経済破壊」と異例の警告 

政府は29日、トランプ米政権が検討する自動車の輸入制限を巡り、米商務省に対して反対の意見書を提出した。同盟関係にある米国の政策に真っ向から反対し、直接伝達するのは異例だ。国際社会が守ってきた自由貿易体制に悪影響を与え「米国経済、ひいては世界経済に破壊的な影響を及ぼし得る」とし、導入を見送るよう厳しい表現で警告した。

米商務省の意見公募(パブリックコメント)に応じた。7月下旬に予定する日米貿易協議の初会合を見据え、自由貿易を重視する日本の立場を明確にした形だ。米政権の保護主義的な通商政策をけん制する狙いもありそうだ。
【共同通信】2018/06/29 22:09  〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎好ましくない言葉遣いはテレビ局の軽佻浮薄さの象徴だ:前田正晶

現代ではテレビ局が使う言葉をそのまま一般人(これもテレビ局のおかし な言葉遣いで、我々が芸人と対極にあるとでも見做しているかと思うと腹 立たしい)が知らず知らずの間に真似て使って普及させているように見て いる。

テレビ局は私のような昭和一桁生まれにはとても受け入れがたい俗悪な言 葉を乱発・濫用している。私には彼らテレビ局の連中の教養の程度と軽佻 浮薄さに嫌悪感を禁じ得ない。

今や我が代表がグループリーグを通過できるかどうかの境目にまで来たW 杯のサッカーや野球の中継などで屡々聞こえてくる「ベンチスタート」か 「ベンチからのスタート」という表現は、私は好ましくないと思ってい る。敢えてカタカナ語を使って言い換えてみれば「スターテイング・メン バーから外されたか、落とされた」と言えば良いのにと考えている。

思うに、テレビ局は補欠に回された選手たちに無用な気遣いをしていると しか思えないのだ。私にはこれら2つのカタカナ語的表現は奇妙だと切り 捨てたい。

これ以外にも最近何となく流行っている表現に「真逆」というのがある。 これは私が長年使っている電子辞書の広辞苑には未だ載っていない。誰が 如何なる理由で使い始めたのか知らないが、「正反対」で何故いけないの かが私には解らない。

テレビに出てくる知識人乃至は文化人風の方々も躊躇わずに「真逆」を使 うのは、もしかしてテレビ局の意向を忖度したのかと疑っている。

他に気が付いた気に入らない言葉遣いの例を挙げてみれば、所謂「食レ ポ」(これなどはテレビ業界の隠語、即ちスラングだろうと思うが)など では「野菜がゴロッと入ったカレー」などという具合に「ゴロッと」とい うのが出てくる。

私には下品だとしか聞こえない。「〜さんが完食」というのは珍しくも漢 字が使われているが「全部食べました」ではいけないのかと不思議に思っ てしまう。芸人どもが使う「マジっすか」や「ガチで」等も下品の部類に 入れたいイヤな表現だ。正直なところ、当方には「ガチ」という言葉の意 味は解らないのだ。彼らは日本中の誰でもが解ると思っているのか、それ とも下品でイヤだと思う当方の感覚が古いのか。

スポーツ関連で気に入らないのが、身長が高いか跳躍力に優れている選手 の動きを形容して「高さがあります」との表現だ。「身長が高いことを活 かして」とか「素晴らしい跳躍力を見せた」と具体的に伝えるのがアナウ ンサーか説明者(解説者とも言うが)の使命ではないのか。これなどはテ レビ局には「スポーツ中継用語集」でも準備されていて、出演者に使えと 強制されているのか疑っている。

ヴァレーボールやサッカーで何人かの選手が並んで防御の態勢を取ること を「何人」と言わずに「〜枚」とアナウンサーが言うのも気に入らない。 これもその競技種目におけるスラングだと思う。それをアナウンサーが嬉 しそうに使う必要があるのか。

更に言えば「人間を紙のように言うな」と叱責したい。同様な隠語という の専門語は相撲界にもある。相撲に関心がない私には「おっつけて」など と言われても具体的な意味が解らない。そう言えば、野球でもバッテイン グに「おっつける」というのがあっ
た。こういう言葉はアナウンサーか説明者ガチャンと誰にも通じるように 解説すべき
だと思う。


政治の面では以前にも取り上げて批判したが、英語の”bilateral”(=2国 間の)という意味の言葉を政治家どもが頭の部分だけ採って「バイで」な どとカタ カナ語化しているのも不見識だと非難したい。政治記者でもな い私には何のことか理 解できなかった。言わせて貰えば、政治とマスコ ミの独りよがりだ。二国間交渉 であれば、そう素直に言えば良いことで はないか。これなども政界の俗語か隠語即 ち”slang”であるのだから、公 共の電波を使って言って欲しくない。「知ったかぶり するな」と言いた くなる。事の序で言っておくが、「一方だけ」か「単独の」 は”unilateral”と言う。だが、何故か「ユニ」という隠語はないようだ。

こういう種類の俗語か隠語に属する言葉は他にも沢山使われていると思う が、今回は昨年の今頃に採り上げたものに加筆訂正してみた次第だ。思い ついただけ でもこれだけあった。

テレビ局も芸人も政治家もこういう種類の言葉を得意げに使う 必要など ないと思うのだが、如何なものだろう。カタカナ語排斥論者の私から言わ せ て貰えば、それでもカタカナ語よりは罪は重くないとは思うのだ。


 ◎ポーランドに負けてもイエローカードの差でグループリーグを突破:
前田正晶

いきなり結論を言えば「我が国独特のフェアープレーがここまで有のを言 うとは予期していなかった」となる結末だった。

28日夜のW杯サッカーの対ポートランド戦は非常に不安な思いで観戦して いた。それは試合開始直前になっても一向に「閃き」がやって来なかった からだ。それは通常は引き分けか負けを暗示するのだが、幾ら待っても 「勝つ」という姿が見えてこなかったのだ。

思うにその最大の理由は西野監督が何故か先発メンバーを6人も入れ替
えただけではなく、私が評価していない川島を残し、これも駄目だと決め つけている槙野や酒井高徳を入れて、香川も長谷部も外したことにあった のだろう。

私にはその意図を全く汲み取れなかった。解説の誰かが「次を考える時 に、これまでの2試合に先発した者たちの疲労感を考慮した」と言ってい たが、私には取って付けたようにしか聞こえなかった。大事な一戦にそれ まで補欠扱いをしてきた者たちを使う勇気と大胆さと無謀さ?を、私には 評価できなかった。

まさか、あの6人には折角選ばれてロシアまで来たのだから「思い出作 り」で使おうかという温情かも知れないとも考えた。きつく言えば、そん な温情を考えている場合ではないと思った。

試合としては技術的に余り見るべきものがない詰まらない内容だったと思 う。だが「何時我が方が1点でも取ってくれてアナウンサーが喚く『引き 分けでも』に持って行けるか」だけを楽しみにして見ていた。

しかし、試合が進むにつれてそれははかない希望的観測に終わるのではな いかと思うようになっていた。それは武藤や岡崎には大迫程度を凌ぐ力が ある訳でもなく、岡崎は兎も角、特に武藤は折角出して貰えたのだから目 に物見せてやろうといったような気迫が全く感じられなかった。

ポートランドにしたところで本当にこれがFIFAの8位だったかに評価され ているとはとても思えない無為無策のサッカーで、身長が高く体が大きい ことを活かして比較的には小柄の我が代表たちに当たって押し倒すだけし か能がないようにすら見えた。

レバンドフスキなるブンデスリーガの得点王もカメラの撮り方が下手だっ たせいか、何処にいるのかも解らず、ほとんど機能していなかったと思っ た。それでもあのFW2名と、柴崎が余り機能しないように押さえ込まれて いた感があったので、引き分けでも難しいのではないかと、段々不安に なっていった。

結局のところ、あの2戦で機能していたメンバーを外してしまった為に長 友も活きず、酒井宏樹は攻めに回った時は相変わらず不正確な球出ししか 出来ず、途中から入れた大迫も乾も機能しないうちに「イエローカードの 差」でのグループ抜け出しが見えてきたので、後陣でのパス回しで逃げ切 りの作戦に入ったので、テレビを通しても観客の「ブーイング」が聞こえ るような展開になってしまった。こんな試合は初めて見た。

どんな形でも勝ち抜ければ良いのであって、私がW杯が始まる前に予想し た「一度でも勝てれば良くやったと褒めて上げよう」どころではない成績 を残したのだから「君たちは立派だった。よくぞそこまでやってくれた」 と心から褒めて上げるべき結果を出してくれたと思う。28日夜のポーラン ド のように何処まで本気だったのかが最後まで見えなかった相手と試合 をす るのは大変だったと思うが、兎に角16強に残ったのは偉かったし、 急に監 督を引き受けた西野朗氏にも感謝すべきだと思う。



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身 辺 雑 記
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30日の東京湾岸は快晴、昨日梅雨明けした。6月中の梅雨明けは早い。

29日の東京湾岸は快晴。散歩は爽快だった。午後は大学病院で心臓の診察。
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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
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  • 名無しさん2018/06/30

    パパ・ブッシュがCIAの活動に従事していた時期に、パパ・ブッシュがかかわった歴史的事件が「ケネディ暗殺」である。



     1963年11月22日、テキサス州ダラス市内のパレード中、第35代大統領ジョン・F・ケネディが狙撃された事件である。2日後、犯人とされたオズワルドもまた警察著内で、ダラスのマフィアであったジャック・ルビーに射殺されてしまう。



     ケネディ暗殺は「ドル問題」である。ケネディは、ハザールマフィアのアメリカ支配の要である「ドル発行権」を国家に取り戻そうとしていた。FRBが管理する「ドルシステム」に反旗を翻したことこそが、ケネディ暗殺の理由なのである。FRBがケネディ暗殺の指令を出し、ブッシュ一族を含む実行部隊が指揮を執って暗殺を成し遂げた。



     話は第2次世界大戦中にさかのぼる。1944年7月にアメリカのドルを基軸とした固定為替相場制を定めたブレトン・ウッズ体制が成立した。この時、「戦後、戦争で疲弊したアジアやアフリカの復興の手助けをする」と言う約束の下、アジアの王族がアメリカにドルの裏付けとなる大量の金(きん)を渡す。しかし、戦後、その金はマーシャルプラン(共産党圏拡大を防ぐ経済支援)の資金とされ、ヨーロッパや日本の復興のみに当てられる。約束は反故にされてしまった。



     アメリカに失望したアジアの王族は、アジアやアフリカの復興、発展を目指すため、独自の通貨を発行しようとして動き出す。その基盤となったのが、1955年、東西冷戦に参加しなかった非同盟諸国167か国間で締結された「グリーン・ヒルトン・メモリアル」条約である。



     この条約は、それぞれの国から資金を募り、ドルに代わる独自の金融システムにより通貨を発行する。現在、脱ドルシステムを図る中国のAIIB構想と非常によく似た動きだ。また、条約加盟国が、世界にある金など実質的な価値を持つ資産の85%を保有していたとされる点も、現在の欧米とアジアとの関係に似ている。



     一方、ケネディは、FRB支配から切り離した新たな政府紙幣、いわば「ケネディドル」の発行を目論む。ケネディがFRBに反旗を翻したのは、キューバ危機に際して、FRBの株主であるハザールマフィアが「ハルマゲドン(最終戦争)」を計画していることを知ったためである。ハザールマフィアが、世界滅亡を目論んでいるという現実に強い危機感を覚えた。そして、ケネディドルと言う政府紙幣を接点として、ケネディ政権と「グリーン・ヒルトン・メモリアル」陣営が手を組むことになったのだ。



     その後、ケネディの裏付けとなる金をはじめとした貴金属が「グリーン・ヒルトン・メモリアル」加盟国から集められる。その14万トンに及ぶ貴金属を管理し、自らも大量の金を供出したのが、当事のインドネシア大統領スカルノであった。



     1962年、スカルノがケネディに金を託した際に調印された極秘文書「グリーン・ヒルトン・メモリアル・ビルディング・ジュネーブ」にはケネディとスカルノのサインがされていた。



     そして、1963年6月4日、FRBの関与しない政府紙幣の発行を命じる大統領行政命令「第11110号」が発令される。発行量は3億ドル分と言うテスト的なものであった。



     ちなみに、ケネディドルのデザインは、FRB発行のドル紙幣とほぼ同じデザインだったが、FRBのマークを取り除き、その個所に「政府券」と印刷したものであった。FRBやハザールマフィアに対するケネディの徹底抗戦の姿勢が感じられる。しかし、ケネディドル発行のわずか5か月後、ケネディは凶弾に倒れてしまう。暗殺事件後、発行済みのケネディドルは財務省の手で速やかに回収された。



     スカルノもまた、「謎のクーデター」により失脚し、スカルノがケネディに託した莫大な金も闇に消え去ってしまった。

  • 名無しさん2018/06/30

    本紙台湾報道に中国大使館申し入れ「強く反対」

    https://www.sankei.com/world/news/180627/wor1806270030-n1.html

    NHK虚偽報道「アシモ開発やめ研究開発チーム解散」・ホンダ「開発チームは解散してなく続ける」

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7131.html

    米 不法移民の幼い少女たちが売られています。

    http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52028470.html

    自爆したハン・ソロ / 「失敗作」の汚名を得たスピンオフ作品

    http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68719820.html

    医療大崩壊

    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%A4%A7%E5%B4%A9%E5%A3%8A&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwijpPXqkPjbAhVMEbwKHeTEBLsQ_AUIDCgD&biw=1097&bih=531

    江ノ電(藤沢 鎌倉高校前)

    https://sl-taki.blog.so-net.ne.jp/2008-07-22

    会津藩

    http://konn3563.seesaa.net/category/4381047-1.html

    あのころの歌

    http://www.anokoro.biz/songs.pdf

    Fake移民の子引き離し写真 

    https://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/201806230003/

    モンサントはいらない?Occupyモンサントに寄せて

    http://blog.rederio.jp/archives/1130

    国内のワクチン被害の例 

    http://www.asyura.com/sora/bd15/msg/648.html

    熊本でも火事場泥棒多発!「東日本大震災時の火事場泥棒第一号は在日韓国人だった」事実

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-265.html

    在日の正体

    http://ncode.syosetu.com/n2536bi/26/

    中国軍が軍事力を飛躍的に向上させた理由とは?

    http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/52157172.html