政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4708号  2018・6・12(火)

2018/06/12

 


     


 
                           
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4708号
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      2018(平成30)年6月12日(火)



         ステルス戦闘機の開発競争で衝撃:宮崎正弘

          北をめぐる米中の闘いが激化:櫻井よしこ

            インスリン注射不要の夢:渡部亮次郎

       シンガポール会談はプロセスの出発点:杉浦正章
                                               
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4708号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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ステルス戦闘機の開発競争で衝撃
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)6月8日(金曜日)
         通巻第5720号 
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AI兵器開発、ドローン攻撃機、ステルス戦闘機の開発競争で衝撃
「中国はアメリカに追いつき、追い越しつつある」(ペンタゴン報告)
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将棋の名人達がつぎつぎとAIに負けている。パターン認識において、 AIは疲れを知らず、健忘症もない。だから人間を超えることが出来るのだ。

このAIとビッグデータ技術を重ね合わせ、次世代兵器開発に血道を上げ るのは、いうまでのないが、中国人民解放軍である。

昨秋11月、広東の「国際見本市」で展示されたCH5偵察機、ならびに無 人攻撃機ドローンは、関係者の度肝を抜くに十分なハイテク兵器の新型 だった。しかも中国製なのである。

5月初頭、習近平は人民解放軍を統括する中央軍事委員会において、兵器 開発の責任者であるエンジニア畑の幹部らを招き、秘密の会合を開催した (アジアタイムズ、5月30日。ビル・ガーツ記者=ちなみにガーツは安全 保障関係のすっぱ抜きで有名なジャーナリストで前ワシントンタイムズの 辣腕記者)。

習近平と握手を交わしたのはリー・ディイ(音訳不明)中将らで、とくに リーはAI兵器開発部門の責任者とされる。この軍事委員会での会合は殆ど 注目されなかったが、観察を続けてきたペンタゴンは「異様なスピードで 中国のAI兵器開発は飛躍的進歩を遂げている」と総括した。

AI、ビッグデータ、クラウドの開発に一貫した戦略的な整合性をもたせ、 無人攻撃機や戦車の無人化、ロボット兵士などの開発を急げと習近平は2 年前に軍に発破をかけていた。

この軍事委員会では、劉国治・少将が「AI兵器が近い将来、戦争のかた ちを大きく変革するだろう」として、軍の科学技術部門を統括する。

楊衛(成都軍事アカデミー)はステルス戦闘機(J20)開発の責任者だった。

楊衛は「AI搭載の戦闘機は空中戦での優位を確保することになるだろ う」と昨秋の兵器展示会で演説したという。

また深海を遊弋する無人の潜水艦にも攻撃力をもたせる技術の開発に余念 がない。


 ▲アメリカの優位性は崩れ始めている

すでにサイバー戦争においてアメリカの軍ネットワークも中国のハッカー 部隊の攻撃を受けているように、「将来、中国の巡航ミサイルにAIを搭 載した新型は(巡航中も)リアルタイムで地図や速度などを判断し、目的 を瞬時に変更したり出来るスグレモノになる」(中国軍兵器デザイナーの 王長慶)

ペンタゴンの専門家は口を揃えて、「AI技術によるインテリジェンスの 優位が中国側に確保されれば、ほかの如何なる分野で(アメリカが)優位 性を保とうとも忽ちにして軍事的意味を失う」と中国軍の異様な開発加速 の現実を脅威視している。

敵のモラルを分裂させ、士気を喪失させるのは第一撃でインテリジェンス の優位を破壊することであり、電子戦争の第5世代ではベテラン兵士より AI兵器が優れた機能を持ち、敵のデータベース破壊、通信網の寸断など で、敵の指揮系統をずたずたに出来れば、戦争はどちらの勝利となるか、 火を見るよりも明らかだろう。

マティス国防長官は「こうした中国の開発状況を精密に分析し、これから の米軍は、優先的に、この方面の準備を急がなければ、優位性が脅かされ る」と2月の演説で警告している。

なぜ、アメリカの優位がいとも簡単に喪失したのかと言えば、シリコンバ レーの私企業が、開発費用を掛けすぎて、新興のベンチャーキャピタルに 依存し、そのベンチャーキャピタルが、面妖な株主、多くは香港の実業家 を詐って、じつは中国軍の関係者であることによる。

すでに対米外交投資委員会(USFIC)の調査によれば、2013年から 2015年の外国からの投資物件387件のうちの、74件が中国からだった。全 体2割である。


 ▲「ハイテクを無造作に売り渡す行為を、中国はバカかと嘲笑している に違いない」

典型例はデラウエア州裁判所に会社更生法で訴えたシリコンバレーの 「Atop テクノロジー社」のケースだった。裁判の過程で、同社の買 収に乗り込んできたのは「アバター・インタグレィテッド・システム」と いうわけの分からないファンド系企業、株主を調べると香港に登録されて いた。

私企業のベンチャーは、連邦政府との契約関係がないため、裁判所の段階 で明るみにでるケースが多い。連邦政府や軍との契約がないからだ。

 「バラ園に侵入してきたブルドーザーのようだ」と譬喩するのはクリ ス・ニコルソン(シリコンバレーでAI開発企業を創業した一人)は言 う。(サウスチャイナモーニングポスト、5月22日)

「ハイテクを無造作に売り渡す行為を、中国はバカかと嘲笑しているに違 いない」と、議会で最も対中強硬派のシューマー上院議員が言う。

この言葉でレーニンの譬喩を思い出した。「やつらは自分を吊すロープを 売り渡している」とレーニンは西側の対ソ武器援助を嗤いながら受け取った。

「中国ば米国のハイテク企業買収を『投資の武器化』を目指して行ってい る」との譬喩は上院共和党院内総務のジョン・コ−ミャン(テキサス州) である。

アメリカの対中警戒は本物なのである。



               
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北をめぐる米中の闘いが激化
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       櫻井よしこ

6月12日の米朝首脳会談はどうやら開催されそうだ。劇的な展開の中で、 はっきりしなかった展望が、少し明確になってきた。米国が圧倒的優位に 立って会談に臨み、拉致問題解決の可能性にも、安倍晋三首相と日本が一 歩近づくという見込みだ。

5月24日夜、トランプ大統領は6月の米朝会談中止を宣言した書簡を発表 し、朝鮮労働党委員長、金正恩氏の鼻っ柱を叩き潰した。9日にポンペオ 国務長官が3人の米国人を連れ戻してから2週間余り、トランプ氏の考えは どう変化したのか。

まず、5月16日、北朝鮮の第一外務次官・金桂寛氏が、ボルトン国家安全 保障問題担当大統領補佐官を個人攻撃し、米国が一方的に核放棄を要求す れば「会談に応じるか再考せざるを得ない」と警告した。

1週間後の23日、今度は桂寛氏の部下の崔善姫外務次官がペンス米副大統 領を「政治的に愚鈍」だと侮蔑し、「米国が我々と会談場で会うか、核対 核の対決場で会うか、米国の決心と行動次第だ」と語った。

トランプ氏は23日夜に暴言を知らされた後就寝し、翌朝、ペンス、ポンペ オ、ボルトン各氏を集めて協議し、大統領書簡を作成したそうだ。

内容は首脳会談中止と、核戦力における米国の圧倒的優位性について述べ て、「それを使用する必要のないことを神に祈る」とする究極の恫喝だっ た。24時間も待たずに正恩氏が音を上げたのは周知のとおりだ。

首脳会談が開催されるとして、結果は2つに絞られた。?北朝鮮が完全に核 を放棄する、?会談が決裂する、である。これまでは第三の可能性もあっ た。それは米本土に届くICBMの破棄で双方が合意し、北朝鮮は核や 中・短距離ミサイルなどについてはさまざまな口実で時間稼ぎをする、そ れを中韓両国が支援し、米国は決定的な打開策を勝ち取れず、年来のグズ グズ状態が続くという、最悪の結果である。

不満だらけの発言

今回、第三の可能性はなくなったと見てよいだろう。米国は過去の失敗に 学んで、北朝鮮の自分勝手な言動を許さず、中国への警戒心も強めた。ト ランプ氏は22日の米韓首脳会談で語っている。

「北朝鮮の非核化は極めて短期間に一気に実施するのがよい」「もしでき なければ、会談はない」

トランプ氏は米国の要求を明確にし、会談延期の可能性にも言及しなが ら、正恩氏と会うのは無条件ではないと明確に語ったわけだ。

中国関連の発言は次のとおりだ。

・「貿易問題を巡る中国との交渉においては、中国が北朝鮮問題でどう助 けてくれるかを考えている」

・「大手通信機器メーカー中興通訊(ZTE)への制裁緩和は習(近平) 主席から頼まれたから検討している」

・「金正恩氏は習氏との2度目の会談後、態度が変わった。気に入らな い。気に入らない。気に入らない」
  トランプ氏は3度繰り返して強い嫌悪感を表現している。

・「正恩氏が中国にいると、突然報道されて知った。驚きだった」

・「習主席は世界一流のポーカー・プレーヤーだ」

北朝鮮問題での中国の協力ゆえに貿易問題で配慮しているにも拘わらず、 正恩氏再訪中について自分には通知がなく、米国が求める短期間の完全核 廃棄に関して、習氏は北朝鮮同様、段階的廃棄を主張しているという、不 満だらけの発言だ。

この時までに、トランプ氏は自分と習氏の考えが全く異なることを実感し 始めていたであろう。中国は国連の制裁決議違反とも思える実質的な対北 朝鮮経済援助を再開済みだ。中朝国境を物資満載のトラックが往き交い、 北朝鮮労働者は通常ビザで中国の労働生産現場に戻っている。

こんな中国ペースの首脳会談はやりたくない、だが、米国の対中貿易赤字 を1年間で約10兆円減らすと中国は言っている。2年目にはもう10兆円減ら すとも言っている。どうすべきか。こうした計算をしていたところに、善 姫氏によるペンス副大統領への攻撃があり、トランプ氏はこれを利用した のではないか。

いま、米国では民主、共和両勢力において対中警戒心が高まっている。米 外交に詳しい国家基本問題研究所副理事長の田久保忠衛氏が指摘した。

「米国の中国問題専門家、エリザベス・エコノミー氏が『中国の新革命』 と題して、フォーリン・アフェアーズ誌に書いています。習氏の中国を、 『自由主義的な世界秩序の中でリーダーシップを手にしようとしている非 自由主義国家である』と的確に分析し、国際秩序の恩恵を大いに受けなが ら、その秩序を中国式に変え、自由主義、民主主義を押し潰そうとしてい ると警告しています」

中国に厳しい目

エコノミー氏は、習氏の強権体制の下、あらゆる分野で共産党支配の苛烈 かつ非合法な、搾取、弾圧が進行中で、米国は中国との価値観の闘いの 真っ只中にあると強調する。

米国は本来の価値観を掲げ、同じ価値観を共有する日豪印、東南アジア諸 国、その他の発展途上国にそれを広げよと促している。

「もう一つ注目すべきことは、米国のリベラル派の筆頭であるカート・ キャンベル氏のような人物でさえも中国批判に転じたことです。彼はオバ マ政権の、東アジア・太平洋担当の国務次官補で、非常に中国寄りの政策 を推進した人物です」

キャンベル氏は、これまで米政府は中国が米国のような開かれた国になる と期待して助力してきたが、期待は裏切られた、もっと中国の現実を見て 厳しく対処すべきだという主張を同誌で展開している。

米国が全体として中国に厳しい目を向け始めたということだ。米中間経済 交流は余りに大規模なために、対中政策の基本を変えるのは容易ではない が、変化は明らかに起きている。

5月27日には、米駆逐艦と巡洋艦が、中国とベトナムが領有権を争ってい る南シナ海パラセル諸島の12海里内の海域で「航行の自由」作戦を実施し た。同海域で、中国海軍と新たに武装警察部隊に編入された「海警」が初 めて合同パトロールを実施したことへの対抗措置だろう。

それに先立つ23日、米国防総省は環太平洋合同軍事演習(リムパック)へ の中国軍の招待を取り消した。18日に中国空軍が同諸島のウッディー島 で、複数の爆撃機による南シナ海で初めての離着陸訓練を行ったことへの 対抗措置か。

中国の台湾への圧力を前に、トランプ政権は3月16日、台湾旅行法を成立 させ、米台政府高官の交流を可能にした。トランプ政権の対中認識は厳し さを増しているのである。

シンガポールで、中国はいかなる手を用いてでも北朝鮮を支えることで、 朝鮮半島の支配権を握ろうとするだろう。それをトランプ氏はもはや許さ ないのではないか。許さないように、最後の瞬間まで、トランプ氏に助言 するのが安倍首相の役割だ。
『週刊新潮』 2018年6月7日号 日本ルネッサンス 第805回


     
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インスリン注射不要の夢
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     渡部 亮次郎

2006年8月、京大の山中伸也教授が、人の皮膚から採った細胞に4つの遺伝 子を入れて培養したら、万能細胞ができた。iPS細胞=人工多能性幹細胞 と言うそうだ。

万能細胞から、神経細胞、心臓細胞、臓器細胞、血液細胞、軟骨などが作 られ糖尿病や心臓病に使えるとされている。

自分の皮膚から採った細胞だから、自分の体に入れても拒否反応がない。 ノーベル賞だという声が上がって本当に受賞した。細胞や臓器の再生へ、 万能細胞の研究競争が激化するだろう。

山中教授は、何年かしたら、人工細胞ができると言う。激しい競争がある からだ。

しかし、4つの遺伝子は、癌細胞から採っているので、人に応用すると思 わぬ事故になる可能性があると言う。

山中氏は、神戸大→大阪市立大→カリフォルニア大と研究を続けて、世界初 の万能細胞を作った。

人工細胞は、糖尿病、心筋梗塞(しんきんこうそく)、脊髄損傷(せきず いそんしょう)などの治療に使える。
http://www2.ocn.ne.jp/~norikazu/Epageh3.htm

このうち糖尿病治療への展望について専門家に聞いて見ると、うまくすれ ばインスリン注射が要らなくなる可能性があるという明るい見通しがある らしい。

糖尿病は、食べたものを血肉にするホルモン「インスリン」が膵臓から十 分に出てこないため、溢れた栄養(ブドウ糖)が血管を内部から攻撃した 末に小便に混じって出る病気である。小便が甘くなるから糖尿病。

糖尿病それ自体ではなかなか死なないが、内部から血管を糖分で攻撃され ると、脳梗塞、心筋梗塞、盲目、足の切断、癌多発といった「合併症」を 招いて、寿命より10年は早く死ぬ。

栃木県にある自治医科大学内分泌代謝科の石橋俊教授によると、駄目に なった膵臓や膵頭を何らかの方法で丈夫なものを移植すれば問題は一挙に 解決し、インスリン注射も要らなくなる。

しかし日本ではドナーが不足し、膵頭を調整する試薬の供給がストップし たりして、こうした治療を受ける患者は2桁どまりだ。

そこで注目されたのが、インスリン「製造工場」ともいえる膵ベーター細 胞の再生治療だったがヒトの受精卵の仕様に付随する倫理的制約や拒否反 応が壁になって進んでいなかった。

そこへ登場したのが山中教授の万能細胞。ヒトES細胞から膵ベーター細胞 を作る研究は壁に突き当たったが、山中教授のiPS細胞なら、自分の皮膚 から出来た物だから拒否反応も倫理的な問題も起きない。

問題は今回できた4つの遺伝子が、がん細胞からとっているので、人に応 用すると思わぬ事故になる可能性があることだ。石橋教授は「この問題が 解消されれば、実用化は意外に早いかも知れない」と言っている。

資料:(社)日本糖尿病協会関東甲信越地方連絡協議会機関紙「糖友 ニュース」91号(2008・7・1)  執筆 08・06・28



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シンガポール会談はプロセスの出発点
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           杉浦 正章

「戦争終結宣言」のあとは日本の支援が焦点

12日の米朝首脳会談で最優先となるのは、安全保障と引き換えに、北
朝鮮の朝鮮労働党委員長金正恩に核兵器開発を放棄する用意があるという
確約をとりつけることだろう。

事態は戦争勃発以来70年ぶりの「朝鮮戦争の終結宣言」に向かう。拉致問 題はトランプが取り上げる方向だが環境整備にとどまるだろう。安倍自身 が金正恩との直接会談で話し合うしかない。トランプはシンガポール会談
を、「複数の首脳会談へのプロセスの出発点」と位置づけており、解決は
長期化するだろう。

シンガポール会談では終戦宣言を発出することで一致するだろう。しか
し、具体的には当事国が米朝に加えて中国、韓国の4か国による調印とな
る必要があるから、早くても秋以降となる可能性が高い。

トランプも「シンガポールでは戦争終結に関する合意で署名できる」と述
べている。1950年に始まった朝鮮戦争は53年に米国と北朝鮮、中国に
よって休戦協定が結ばれたが、平和協定が締結されていないため、現在も
法的には戦争が継続状態となっている。

4月27日の韓国と北との板門店宣言では「今年中に終戦を宣言、休戦協定
を平和協定に転換して恒久的で堅固な平和体制の構築に向けた南北米の3
者または南北米中の四者会談を開催する」方針が確認されている。

北の非核化で米国が理想とするのは南アフリカの例だ。南アは1989年の
F・W・デクラーク大統領の就任後、自主的に6つの核兵器を解体。核不拡
散条約(NPT)に加盟し、自国施設に国際原子力機関(IAEA)の査察団を
受け入れた。 

北朝鮮の場合には、兵器や技術が隠されている可能性があり、北が申告し
た施設だけでなく大々的な査察が必要になる。ただ金正恩は「段階的かつ
同時的」アプローチを呼び掛けており、そこに北のトリックがあるという
見方もある。北朝鮮が核兵器放棄を正直に進めるのか、可能な限り非核化
を先延ばしする“策略”なのかは分からないからだ。過去の例から見れば信 用出来ない最たるものなのだ。

トランプは秋の米中間選挙に北朝鮮問題を結びつけようとしていることが
歴然としており、そのための象徴となるのが「朝鮮戦争の終結宣言」とな
ることは間違いない。まさにこれといった成果のないトランプにとって、
北朝鮮問題はアピールするにうってつけの材料だが、事実上終結している
戦争終結を改めて宣言しても、米国のマスコミが成果として認めるか疑問
だ。 

日本にとって核問題と並んで重要なのは拉致問題だが、トランプと金正恩
との会談での優先順位はどうしても非核化に置かれるだろう。おそらく金
正恩もそれを見抜いており、従来の「解決済み」との方針から離脱するの
は難しいかも知れない。

4月29日に韓国大統領文在寅は安倍に電話で「金正恩委員長は日本と対話
の用意がある」と伝えてきたが、北との融和の過程としての日朝首脳会談
は極めて重要なものとなることは確かだ。

なぜならトランプがたとえ拉致問題を取り上げても、それは「交渉」には
なりにくいからだ。交渉はあくまで日朝間で行うことになる。トランプは
「拉致問題が解決すれば日朝関係が劇的に変わる」と述べているが、これ
は3人の米国人の解放と米国の変化を重ね合わせたものだろう。安倍もそ
の辺は認識しており、「最終的には金正恩委員長との間で解決しなければ
ならないと決意している」と述べている。

一方、経済問題が密接な関わり合いを持つが、国務長官ポンペオは、「経
済支援は北朝鮮が真の行動と変化を起こすまであり得ない。日本による経
済支援も同じだ」と述べており、一挙に経済支援に結びつける方針は示し
ていない。安倍も「国交正常化の上で経済協力を行う用意がある」とクギ
を刺している。

しかし、最終的には日本の経済支援を、北朝鮮ばかりか米国も当てにして
いることは間違いないことだ。総書記金正日が日本人拉致を認めた2002年
には、首相小泉純一郎が、北朝鮮に100億ドルを支払う構想があったが、
実現していない。気をつけなければならないのは北による“やらずぶった
くり” であろう。


           
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重 要 情 報
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 ◎苦しい一日だった:前田正晶

朝から台風の影響とやらで雨降り。となれば高湿度。となれば、もう9ヶ月も悩まされている自律神経失調症(なのだろう)が良いはずがなく、首筋に始まる全身の筋肉痛(なのだろう)で、起き上がるのもやっと。しかも折悪しく本日は国立国際医療研究センター病院で採血と採尿の日。

採血の日は朝食を抜いて朝の薬だけを飲んで出掛けるのだ。だが、痛み止めを服用して良いか判断が出来ず、暫く悩んだ。

結論としては、7時前に少し食べてから痛み止めを飲んで、10時過ぎに病院に向かおうと考えて、その通りにした後で横になって休養。

何とか痛み止めが効いてきた10時少し前に雨降りをものともして?病院に向かった。そこに折良く空車のタクシーが来たので乗り込めば「新人で国際医療研究センター病院は何処にあるか知りません」と言うのだ。止むく道案内をして無事に病院に到着。10時を過ぎていれば、普段は大混雑の採血もがら空きで直ぐに順番が回ってきたし、採尿も終えて会計に回った。そこまでで緊張感が切れて、どっと疲労感が出た。

初めて気付いたのだが、自動支払機には Automatic payment machine と看板が出ていた。ここは案外の混雑で約20分待ち。

ボンヤリと待っている間に思い出したように首筋の痛みが出てきて、よくぞ今朝はここまで来られたものだと自分を褒めてやりたい気分になった。
朝起きた頃にはとても動けるとは思えない辛さだったのだから。悪い巡り合わせだったなと思ったが、結局は自分を恨むしかないかと思うに至った。

そこで、今のうちにと本当は昨日のうちに取りに行っているべきだった眼鏡屋さん(パリミキである、念の為)に電話をして出来上がりを確認してから「体の為には出費を厭うまい」とばかりにタクシーで新大久保駅近くのパリミキに向かった。個人タクシーの運転手さんから聞いたのだが、近頃都内に増えている一見白いナンバープレートを付けていると見える黒いタクシーは大手のみが使っている車で、オリンピック宣伝のマークを付けているので、国と都から合計で100万円の助成金が出ているのだそうだ。

眼鏡屋では、先日掛かりつけの眼科医で診断された白内障を手術した結果で「まぶしさ」は仕方がないとのことで、常用する眼鏡のレンズを全て少し濃いめの色(専門的には35%となるのだそうだ)を付けて貰うことにしてあった。それを受け取りに立ち寄ったのだった。

今日のような天候では35%の効果のほどは解らないが、そろそろ世に言う「終活」でも始めようかと考えだした私には、無駄な投資にならないように自らに言い聞かせて帰宅。

帰ってみれば、昔の同僚のL氏から「トランプ大統領と金正恩委員長をどう見ているか」と「トランプ大統領がG7(実際にはG6かも知れないが)
を敵に回したことをどう考えるか」と言う難しい質問が来ていた。在職中から quick response を売り物にしてきた以上即答せねばと、久し振りに英語でものを考える事態に追い込まれた。寧ろ、最悪の時にである。

当方の答えは「トランプ氏が America first を標榜され続ける以上、今後ともG6との間柄は改善されないだろう。

誰かが取りなすとすれば、それは安倍晋三の仕事かも。恐らくG6とのアメリカの貿易は衰退するだろう。

トランプ大統領が目指す貿易赤字削減策としての高率の関税賦課が本当に赤字削減策であるか否かは、少し時間をかけてみなければ解るまいと思う。

私は以前としてトランプ大統領はアメリカが輸出国であるかな否かはお解りではないと思う。だが、その点は言うなれば Let’s wait and see
how his import duty imposing policy will work.だと思う」だった。


トランプ大統領と金正恩委員長の会談の結果の予想は私には不可能だ。ある評論家は言うが「世界中がアットと驚くような良い結果が出るか、
トランプ大統領が60秒で席を蹴って立つかも知れない」と。何れにせよ、かれのunpredictabilityと争っても無意味だろうと思うと伝えた。

それに「非核化」とは言うがトランプ大統領は2度とDPRKの嘘に付き合う気はないと思うが、何を以て非核化の完了と見なすのかなどは私には解らないとも述べておいた。

他に彼に強調して伝えたことは「トランプ氏はデトロイトの『買わない日本が怪しからん』という訴えを聞いて信じてしまったのではないか」という点だった。「ドイツもイタリアも日本向けには右ハンドルの車をずっと前から作っている。その姿勢を未だに変えずに何を言うかであるし、労働力の質の改善も遅れているのではないか。我が社では副社長以下貴君も当方もどれほど頻繁に労組に『品質あっての成功であり、我が社と君ら組合員の職の安全保障である』と説き聞かせたではないか」とも伝えた。

私が常に指摘し続けた1994年7月のカーラヒルズ大使の言「対日輸出を増やす為にはアメリカでは初等教育の充実と識字率の向上」にトランプ大統領はもう一度立ち返るべきではないか」も、改めて強調した。L氏には言うなれば釈迦に説法的な言辞だとは承知で言っているのであって、彼には一般論を述べてみたつもりだった。彼は「日本市場は米国の大統領がもっと輸入せよと言ったくらいで『はい、そうですか』と素直に買い増す市場ではない」と承知のはずである。対日輸出で最大の問題は品質であり、更にはそれに見合う価格である。

こんな内容を久し振りに英語で考えたので、かなり脳力を消耗する結果になった。せめて明日だったならば、もう少しまとな意見が出たかも知れないと思ったが、兎に角quick response は出来たので満足である。あー、疲れた。

 ◎北恐れる…「死神」ボルトン氏が米朝会談に参戦へ 「ボルトン外し」 国務省との主導権争いか

世界が注目する米朝首脳会談(12日)に、北朝鮮が「死神」と恐れる、 ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が“参戦”す る。北朝鮮の「完全非核化」をめぐる強硬発言で、ドナルド・トランプ政 権内で「ボルトン外し」が進んでいると報じられたが、復権したようだ。 ボルトン氏は日本人拉致問題も熟知しており、北朝鮮を冷徹に追い詰めて いく。

ロイター通信などは8日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働 党委員長が10日にシンガポール入りするとの見通しを伝えた。トランプ大 統領を乗せた「エアフォースワン」も同日夜、シンガポールのパヤレバ空 軍基地に着陸する見通しとされている。

首脳会談の米国代表団には、ボルトン氏も加わる方針であることが発表さ れている。

ボルトン氏をめぐっては最近、《脇に追いやられた》《影響力を失いつつあ る》とメディアで伝えられていた。トランプ氏と、北朝鮮の金英哲(キ ム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長の会談にボルトン氏が同席しなかっ たのも、マイク・ポンペオ国務長官が「逆効果だ」と進言したためと報じ られた。

4月末に米報道番組に出演したボルトン氏は、北朝鮮の非核化について、 短期間で核放棄させてその後に見返りを与える「リビア方式」の採用を提 唱し、北朝鮮が反発した。これにトランプ氏が激怒し、米朝首脳会談の準 備から外されたとも伝えられていた。

だが、狡猾な北朝鮮との交渉には、同国の欺瞞(ぎまん)性を熟知するボ ルトン氏の存在は欠かせない。

「ボルトン外し」の背景には、北朝鮮問題をめぐって、国務省とボルトン 氏の主導権争いがあるとの見方もある。

米国政治に詳しい福井県立大学の島田洋一教授は「国務省は板門店(パン ムンジョム)での米朝実務者協議を本筋のルートにしたい意向だが、ボル トン氏はNSC(国家安全保障会議)で仕切りたいと考えているようだ」 と指摘する。

今後、北朝鮮との実務者協議の交渉団トップになる可能性のある東アジア 太平洋担当の国務次官補(現在空席)の人事をめぐっても、両者の駆け引 きがあるという。

島田氏は「ボルトン氏は大量破壊兵器の拡散問題について、豊富な専門知 識と実務経験を持っている。トランプ氏としては、保守派から『北朝鮮に だまされた』と言われると困ったことになるため、ボルトン氏のアドバイ スを重視しているだろう」と話した。

【写真】  対北強硬派のボルトン氏。北朝鮮からも恐れられている(ロイ ター)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180611/soc1806110006-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180611/soc1806110006-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.6.11 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎アメリカ対DPRKの首脳会談の最大にして最難関な議題:前田正晶

原子力だの核兵器だのについてこれという知識もない一市民が「DPRKの非 核化とは如何なる事か」をふと考えてみた。予想以上に面倒なことだと思 えてきた。

来たるべきトランプ大統領と金正恩委員長の会談では「非核化」 (=denuclearization)こそが最重要な議題である事は論を待たないと思 う。アメリカ側でもDPRK側でも世界中でも、如何にしてDPRKを非核化させ るかが論じられているし、マスコミも大きく採り上げている。この点に関 しては私でさえも解ることで「何時、何処で、誰が、どのようにして非核 化が完了したと認定できるのか」(この辺りが巷間伝えられているCVIDの “V”の部分)即ち verify のところだろう。

一口に「非核化」とは言うが、一体「DPRKにどれほどの核兵器乃至は核実 験用の施設があるか」を「何処の国かUNかが非核化かの作業開始の前に、 どのようして調査するのだろうか。アメリカ乃至はUNにでも極秘に調査し た資料が完備しているのだろうか。またはDPRKの自主申告に依存するのだ ろうか。非常に重要な事柄だと思う」が、私には何処かにある何を排除す るのかなと思う以外には、皆目見当もつかない。

また、“V”即ち、verify という作業乃至は verificationの作業は、何処 の国乃至はどの機関が担当するのだろうか。アメリカが単独でやることだ ろうか?DPRKは以前にIAEAを排除したかの記憶があるが、今回はトランプ 大統領はそういう細部までお決めになる予定で会談に臨まれるのだろう か。DPRKといえども主権国家である。事前の取り決め無しにアメリカ乃至 は第三国かUNの調査団を「はい、そうですか」と受け入れるのだろうか。

仮にアメリカ一国だけの調査と作業に合意されたとして、アメリカにそこ までの態勢が直ちに整うのだろうか。アメリカは会談の前から準備をして いるものなのだろうか。

更に、具体的に核兵器なり何なりをDPRKから排除する段階に至ったとし て、何処でどのようにして非核化するのかなどは単なる一市民に過ぎない 私には見当もつかないのだ。国外に運び出すことなど政治的にも物理的に 可能とは考えにくいのである。中国にでも受け入れて貰うとでの言うのだ ろうか。疑問に思わざるを得ないのだが。国内で破壊することなどもあり 得ないとも思うのだが、如何なものだろうか。

何れにせよ、「非核化」を開始すれば、制裁なるものもUNのSecurity Councilが作業開始ともに直ちに解除に合意するものなのだろうか。い や、どの時点で誰が「解除しても良し」と認定するのだろうか。私でもア メリカは非常に難しい問題に敢えて挑戦して抱えたものだと思案している 次第だ。しかも、報道によれば「金正恩委員長は核兵器の放棄の代償に 『体制の維持』を望んでいる」とのことだが、トランプ大統領は何時如何 なる時点で、如何なる根拠で「維持」を承認する予定なのだろうか。

今や「蚊帳の外」なる我が国が置かれているかの如き立場を表現する言葉 をマスコミが好んで用いるが、私はトランプ大統領と金正恩委員長の歴史 的な首脳会談の落ち着く先乃至は結果などとは全く縁もゆかりもない、蚊 帳の中に入ったこともない一日本国民に過ぎない。だが、上記のように一 寸考えただけでも、「非核化」には非常に複雑で且つ難しい決定を必要す る事案が数多く含まれているものだと思わざるを得ないのだ。この複雑さ をトランプ大統領は「快刀乱麻を断つ」が如くに解決されることを願うだ けだ。

 ◎アメリカ対DPRKの首脳会談の最大にして最難関な議題:前田正晶

原子力だの核兵器だのについてこれという知識もない一市民が「DPRKの非 核化とは如何なる事か」をふと考えてみた。予想以上に面倒なことだと思 えてきた。

来たるべきトランプ大統領と金正恩委員長の会談では「非核化」 (=denuclearization)こそが最重要な議題である事は論を待たないと思 う。アメリカ側でも DPRK側でも世界中でも、如何にしてDPRKを非核化さ せるかが論じられてい るし、マスコミも大きく採り上げている。この点 に関しては私でさえも解 ることで「何時、何処で、誰が、どのようにし て非核化が完了したと認定 できるのか」(この辺りが巷間伝えられてい るCVIDの“V”の部分)即ち verify のところだろう。

一口に「非核化」とは言うが、一体「DPRKにどれほどの核兵器乃至は核実 験用の施設があるか」を「何処の国かUNかが非核化かの作業開始の前に、 どのようして調査するのだろうか。アメリカ乃至はUNにでも極秘に調査し た資料が完備しているのだろうか。またはDPRKの自主申告に依存するのだ ろうか。非常に重要な事柄だと思う」が、私には何処かにある何を排除す るのかなと思う以外には、皆目見当もつかない。

また、“V”即ち、verify という作業乃至は verificationの作業は、何処 の国乃至はどの機関が担当するのだろうか。アメリカが単独でやることだ ろうか?DPRKは以前にIAEAを排除したかの記憶があるが、今回はトランプ 大統領はそういう細部までお決めになる予定で会談に臨まれるのだろう か。DPRKといえども主権国家である。事前の取り決め無しにアメリカ乃至 は第三国かUNの調査団を「はい、そうですか」と受け入れるのだろうか。

仮にアメリカ一国だけの調査と作業に合意されたとして、アメリカにそこ までの態勢が直ちに整うのだろうか。アメリカは会談の前から準備をして いるものなのだろうか。

更に、具体的に核兵器なり何なりをDPRKから排除する段階に至ったとし て、何処でどのようにして非核化するのかなどは単なる一市民に過ぎない 私には見当もつかないのだ。国外に運び出すことなど政治的にも物理的に 可能とは考えにくいのである。中国にでも受け入れて貰うとでの言うのだ ろうか。疑問に思わざるを得ないのだが。国内で破壊することなどもあり 得ないとも思うのだが、如何なものだろうか。

何れにせよ、「非核化」を開始すれば、制裁なるものもUNのSecurity Councilが作業開始ともに直ちに解除に合意するものなのだろうか。い や、どの時点で誰が「解除しても良し」と認定するのだろうか。私でもア メリカは非常に難しい問題に敢えて挑戦して抱えたものだと思案している 次第だ。しかも、報道によれば「金正恩委員長は核兵器の放棄の代償に 『体制の維持』を望んでいる」とのことだが、トランプ大統領は何時如何 なる時点で、如何なる根拠で「維持」を承認する予定なのだろうか。

今や「蚊帳の外」なる我が国が置かれているかの如き立場を表現する言葉 をマスコミが好んで用いるが、私はトランプ大統領と金正恩委員長の歴史 的な首脳会談の落ち着く先乃至は結果などとは全く縁もゆかりもない、蚊 帳の中に入ったこともない一日本国民に過ぎない。だが、上記のように一 寸考えただけでも、「非核化」には非常に複雑で且つ難しい決定を必要す る事案が数多く含まれているものだと思わざるを得ないのだ。この複雑さ をトランプ大統領は「快刀乱麻を断つ」が如くに解決されることを願うだ けだ。


  ◎北恐れる…「死神」ボルトン氏が米朝会談に参戦へ 「ボルトン外 し」国務省との主導権争いか

世界が注目する米朝首脳会談(12日)に、北朝鮮が「死神」と恐れる、 ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が“参戦”す る。北朝鮮の「完全非核化」をめぐる強硬発言で、ドナルド・トランプ政 権内で「ボルトン外し」が進んでいると報じられたが、復権したようだ。 ボルトン氏は日本人拉致問題も熟知しており、北朝鮮を冷徹に追い詰めて いく。

ロイター通信などは8日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働 党委員長が10日にシンガポール入りするとの見通しを伝えた。トランプ大 統領を乗せた「エアフォースワン」も同日夜、シンガポールのパヤレバ空 軍基地に着陸する見通しとされている。

首脳会談の米国代表団には、ボルトン氏も加わる方針であることが発表さ れている。

ボルトン氏をめぐっては最近、《脇に追いやられた》《影響力を失いつつ あ る》とメディアで伝えられていた。トランプ氏と、北朝鮮の金英哲(キ ム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長の会談にボルトン氏が同席しなかっ たのも、マイク・ポンペオ国務長官が「逆効果だ」と進言したためと報じ られた。

4月末に米報道番組に出演したボルトン氏は、北朝鮮の非核化につい て、短期間で核放棄させてその後に見返りを与える「リビア方式」の採用 を提唱し、北朝鮮が反発した。これにトランプ氏が激怒し、米朝首脳会談 の準備から外されたとも伝えられていた。

だが、狡猾な北朝鮮との交渉には、同国の欺瞞(ぎまん)性を熟知する ボルトン氏の存在は欠かせない。

「ボルトン外し」の背景には、北朝鮮問題をめぐって、国務省とボルト ン氏の主導権争いがあるとの見方もある。

米国政治に詳しい福井県立大学の島田洋一教授は「国務省は板門店(パ ンムンジョム)での米朝実務者協議を本筋のルートにしたい意向だが、ボ ルトン氏はNSC(国家安全保障会議)で仕切りたいと考えているよう だ」と指摘する。

今後、北朝鮮との実務者協議の交渉団トップになる可能性のある東アジ ア太平洋担当の国務次官補(現在空席)の人事をめぐっても、両者の駆け 引きがあるという。

島田氏は「ボルトン氏は大量破壊兵器の拡散問題について、豊富な専門 知識と実務経験を持っている。トランプ氏としては、保守派から『北朝鮮 にだまされた』と言われると困ったことになるため、ボルトン氏のアドバ イスを重視しているだろう」と話した。

【写真】  対北強硬派のボルトン氏。北朝鮮からも恐れられている(ロイ ター)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180611/soc1806110006-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180611/soc1806110006-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.6.11 〔情報収録 − 坂元 誠〕


  ◎アメリカ対DPRKの首脳会談の最大にして最難関な議題:前田正晶

原子力だの核兵器だのについてこれという知識もない一市民が「DPRKの非 核化とは如何なる事か」をふと考えてみた。予想以上に面倒なことだと思 えてきた。

来たるべきトランプ大統領と金正恩委員長の会談では「非核化」 (=denuclearization)こそが最重要な議題である事は論を待たないと思 う。アメリカ側でもDPRK側でも世界中でも、如何にしてDPRKを非核化させ るかが論じられているし、マスコミも大きく採り上げている。この点に関 しては私でさえも解ることで「何時、何処で、誰が、どのようにして非核 化が完了したと認定できるのか」(この辺りが巷間伝えられているCVIDの “V”の部分)即ち verify のところだろう。

一口に「非核化」とは言うが、一体「DPRKにどれほどの核兵器乃至は核実 験用の施設があるか」を「何処の国かUNかが非核化かの作業開始の前に、 どのようして調査するのだろうか。アメリカ乃至はUNにでも極秘に調査し た資料が完備しているのだろうか。またはDPRKの自主申告に依存するのだ ろうか。非常に重要な事柄だと思う」が、私には何処かにある何を排除す るのかなと思う以外には、皆目見当もつかない。

また、“V”即ち、verify という作業乃至は verificationの作業は、何処 の国乃至はどの機関が担当するのだろうか。アメリカが単独でやることだ ろうか?DPRKは以前にIAEAを排除したかの記憶があるが、今回はトランプ 大統領はそういう細部までお決めになる予定で会談に臨まれるのだろうか。

DPRKといえども主権国家である。事前の取り決め無しにアメリカ乃至は第 三国かUNの調査団を「はい、そうですか」と受け入れるのだろうか。

仮にアメリカ一国だけの調査と作業に合意されたとして、アメリカにそこ までの態勢が直ちに整うのだろうか。アメリカは会談の前から準備をして いるものなのだろうか。


更に、具体的に核兵器なり何なりをDPRKから排除する段階に至ったとし て、何処でどのようにして非核化するのかなどは単なる一市民に過ぎない 私には見当もつかないのだ。国外に運び出すことなど政治的にも物理的に 可能とは考えにくいのである。中国にでも受け入れて貰うとでの言うのだ ろうか。疑問に思わざるを得ないのだが。国内で破壊することなどもあり 得ないとも思うのだが、如何なものだろうか。

何れにせよ、「非核化」を開始すれば、制裁なるものもUNのSecurity Councilが作業開始ともに直ちに解除に合意するものなのだろうか。い や、どの時点で誰が「解除しても良し」と認定するのだろうか。私でもア メリカは非常に難しい問題に敢えて挑戦して抱えたものだと思案している 次第だ。しかも、報道によれば「金正恩委員長は核兵器の放棄の代償に 『体制の維持』を望んでいる」とのことだが、トランプ大統領は何時如何 なる時点で、如何なる根拠で「維持」を承認する予定なのだろうか。

今や「蚊帳の外」なる我が国が置かれているかの如き立場を表現する言葉 をマスコミが好んで用いるが、私はトランプ大統領と金正恩委員長の歴史 的な首脳会談の落ち着く先乃至は結果などとは全く縁もゆかりもない、蚊 帳の中に入ったこともない一日本国民に過ぎない。だが、上記のように一 寸考えただけでも、「非核化」には非常に複雑で且つ難しい決定を必要す る事案が数多く含まれているものだと思わざるを得ないのだ。この複雑さ をトランプ大統領は「快刀乱麻を断つ」が如くに解決されることを願うだ けだ。


  ◎プーチン大統領、米ロ首脳会談の用意できている

【6月10日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は10日、米国側 の準備が整い次第、いつでもドナルド・トランプ大統領との会談に臨む用 意があると述べ、米ロ首脳会談の候補地としてオーストリアのウィーンを 挙げた。

プーチン大統領は上海協力機構(SCO)首脳会議が開催された中国の青島 (Qingdao)で記者会見し、「米国側の準備が整い次第、米ロ首脳会談が 開催されるだろう。もちろん私のスケジュールも考慮してのことだが」と 語った。また「米国大統領も米ロ首脳会談は有益だと何度も述べており、 私もそのことを認めている。これは事実だ」と付け加えた。

会談の開催地についてはまだトランプ大統領と話し合っていないとした上 で、オーストリアを含む「多くの」国々が関心を示していると述べた。

一方、カナダ・ケベック州で開催された先進7か国(G7)首脳会議(サ ミット)が、ロシア批判を含む首脳宣言を採択したことについては、「創 造的なおしゃべり」と一蹴し、G7はロシアとの真の協力関係へと移行する 時だと強調。さらに、英国でのロシア人元二重スパイと娘の毒殺未遂事件 に対するロシア非難についても、G7は相変わらずロシアが関わったという 「証拠を示せていない」と批判した。(c)AFP

【写真】中国・山東省青島で、上海協力機構(SCO)の首脳会議(サミッ ト)に出席するロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2018年6月10日 撮影)。(c)AFP/WANG ZHAO

【AFP】2018年6月10日 20:20  青島/中国〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎【新潟県知事選】 与党、新潟での連敗ストップ “地上戦”に徹し“空 中戦”僅差でかわす 花角英世氏「なんとかゴールできた」

10日投開票の新潟県知事選は、事実上の与野党一騎打ちの戦いを与党候補 が制した。新潟県の大型選挙で敗北を重ねてきた与党にとって、大きな意 味を持つ一勝となった。

平成28年10月の前回知事選も事実上、与野党一騎打ちの構図。元長岡市長 を擁立した与党は、共産、自由、社民の野党3党が推薦した米山隆一前知 事の前に屈した。

平成28年7月の参院選(改選数1)でも、野党共闘候補で無所属の元職、 森裕子氏=民進、共産、社民、生活推薦=にわずか約2千票差で競り負 け、返り咲きでの3選を許した。

かつて「保守王国」といわれた新潟の地も、近年は野党共闘の効力を実証 する地となっていた。

前回知事選では、東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働 問題が主な争点となり、反原発の姿勢を明確にした米山前知事が勝利した。

今回は与野党候補とも米山前知事が始めた検証作業を継承するとして慎重 な姿勢を示し、前回ほど大きな争点にはならなかっただけに、両陣営の戦 い方が試された選挙戦だった。

初当選を果たした元副知事で元海上保安庁次長の花角英世氏(60)は与党 色を薄め、「県民党」で臨んだ。自民、公明の推薦は受けず、支持にとど めた。大物議員の応援演説はほとんどなく、新潟県入りしても組織固めの “黒子”に徹した。

一方、元県議の池田千賀子氏(57)には最初の選挙サンデーから、野党5 党1会派の国対委員長らが応援演説に駆けつけ、森友・加計学園問題を追 及。官僚出身の花角氏を「官邸の言いなりになる」と批判した。2日には 各党派の党首がそろい踏みした。市民団体の集会やSNS(会員制交流サ イト)なども活用した。

いわば、“地上戦”に徹した花角氏が、“空中戦”を仕掛ける池田氏をかわ し、逃げ切った選挙戦だったといえる。

「こんなにも大変な選挙とは全く思わなかった。なんとかゴールでき た」。当選確実となり、新潟市内のホテルで万歳三唱を終えた花角氏は選 挙戦を振り返った。与党も何とか勝利したとはいえ、結果は最後まで分か らない僅差だった。来年の統一地方選や参院選では、野党統一候補と与党 候補の事実上の一騎打ちが多発する見通しだが、与党にとって楽観視でき る結果ではなかった。

新潟県が抱えるのは、原発再稼働問題だけではない。人口減少や地盤沈下 する経済、停滞する農業と課題が山積している。“花角丸”は船出するが、 前途洋々とまでは言えない状況だ。(池田証志)

【写真】 当選確実の一報を受け、笑顔の花角英世氏=10日午後、新潟市 中央区(宮崎瑞穂撮影)
http://www.sankei.com/politics/photos/180611/plt1806110006-p1.html
【産經ニュース】 2018.6.11 00:30 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎ president online.logo


 歴史が予見する"北朝鮮はまた必ず裏切る"

    朝鮮半島「コウモリ外交」のDNA
>
 2018.6.10

    宇山 卓栄
>
    著作家 宇山 卓栄
>
 中国との連携を強め、米副大統領を罵倒したかと思えば、「トランプ
大統領を内心評価してきた」と手のひら返し。その一方 金正恩・朝鮮労 働党委員長のあ
からさまな「コウモリ外交」について、著述家の宇山卓 栄氏は「強大な 中華帝国に隷属し続けた朝鮮半島の過酷な歴史がその背景にある」と指
> 摘する――。
> //
> /大国の間を上手に飛び回りつつ、自国の生き残りを図るのは朝鮮半島
の伝統だ――。平
> 壌を訪問したロシアのラブロフ外相(左)と、笑顔で会話しながら歩
く北朝鮮の金正恩
> 朝鮮労働党委員長。(写真=AFP/時事通信フォト)/
>
>
>         米中ロの間を渡り歩く北朝鮮
>
> 『イソップ寓話』の中に、「卑怯なコウモリ」という一話がありま
す。かつて、獣の一 族と鳥の一族が戦争をしていました。両者の戦いを 見ていたコウモリは、獣の一族が優 勢な時、彼らに「私は全身に毛が生 えているので、獣の仲間です」と言いました。鳥の 一族が優勢になる と、コウモリは彼らに「私は羽があるので、鳥の仲間です」と言いま
> した。
>
> 『イソップ寓話』は紀元前6世紀に、ギリシアのアイソーポス(英語読
み:イソップ)  という人物によって編纂されました。こうした寓話に は、時代を超越した普遍の真理が 隠されているものです。
>
>北朝鮮の外交はまさに、イソップのコウモリと同じです。北朝鮮は中国
との連強 め、ペンス副大統領を罵倒するなど、アメリカを揺さぶっていまし
た。トランプ大統領
> が5月24日、米朝首脳会談を中止すると発表すると、突如態度を変え
て、「トランプ大
> 統領を内心高く評価してきた」などと言い、今度はアメリカに抱き付
いてきたのです。
>
> その一方で、5月31日、ロシアのラブロフ外相との会談で、金正恩委員
長は「(アメ カの)覇権主義に対抗して、(ロシアの)指導部と綿密に 意見交換し
ていきたい」と述
> べ、プーチン大統領を持ち上げました。
>
>
>         反故にされるとわかっている「合意」
>
> 6月12日の米朝首脳会談やそれ以降の会談で、どんな合意がなされよう
とも、北朝鮮は
> お得意の「コウモリ外交」で、また手のひらを返し、約束を破ること
は間違いありませ
> ん。北朝鮮との外交において大切なのは、「どのような合意をする
か」ではなく、合意
> が破られた後、軍事オプションも含めて、「どのように制裁するか」
ということです。
> アメリカが多少の妥協をして、何らかの合意をしたとしても、どうせ
その合意は紙屑に
> なるだけのこと。「トランプ大統領が妥協するかどうか」を詮索する
こと自体、無意味
> です。
>
> ボルトン補佐官をはじめとするトランプ政権の強硬派の面々は、「卑
怯なコウモリ」が
> 裏切ることを前提にして、その首をどのように斬るかということを考
えていると思いま
> す。それが彼らの最大の役割だからです。もし、それができないのな
らば、トランプ政
> 権はオバマ政権と同様に、歴史に汚名を残すことでしょう。
>
>
>         *19**世紀末李氏朝鮮の「コウモリ外交」*
>
> とはいえ北朝鮮には、「コウモリ」を演じているという自覚がありま
せん。なぜなら
> ば、それは歴史的に培ってきた彼らのDNAであり、体に染み付いた自然
の習性であるか
> らです。
>
> 19世紀後半の李氏朝鮮時代に閔妃(びんひ)という人物がいました。
彼女は王妃でした
> が、夫の高宗に代わり、実権を掌握していました。
>
> 中国の歴代王朝は、朝鮮を属国にしていました。閔妃の時代の清(し
ん)も同様です。
> 閔妃は宗主国の清にすり寄る一方、明治維新後の日本にも接近しまし
た。日本を後ろ楯
> にすることで、清を揺さぶることができると考えたのです。
>
> 日本は閔妃の「コウモリ外交」を知りながら、惜しみなく朝鮮に資金
を援助し、技術開
> 発を支援しました。また、日本人の教官が派遣され、近代式の軍隊を
創設して軍事教練
> を施したりもしました。
>
> 清は日本に対抗するため、朝鮮への駐在軍を増強し、朝鮮支配を強化
します。この時、
> 清の駐在軍を指揮していたのが、若き日の袁世凱でした。袁世凱らの
軍勢は朝鮮で略
> 奪・強姦を繰り返し、暴虐の限りを尽くします。こうして清の支配が
強まると、閔妃は
> 日本を裏切り、清にすり寄りはじめました。
>
> しかし、この時、日本は閔妃を非難しませんでした。当時の対朝鮮外
交の責任者であっ
> た井上馨は、閔妃の「コウモリ外交」を、属国ゆえの悲哀として憐れ
んだのです。
>
>
>         国の創始者が「事大主義」を国是に
>
> 清と日本の両勢力が朝鮮半島でぶつかった結果、ついに戦争が始まり
ます。これが日清
> 戦争(1894〜1895年)です。閔妃をはじめ、朝鮮の廷臣の誰もが「日
本が大国の清に勝
> てるわけがない」と考え、清にますます追従しました。
>
> しかし、日本が優勢になると、閔妃は清を裏切り、親清派の廷臣を切
り捨て、親日派の
> 廷臣を登用し、日本にすり寄りました。その一方で、閔妃はロシアに
もすり寄りはじ
> め、日本の影響力を削ごうとします。ロシアが三国干渉に成功し、日
本が清に遼東半島
> を返還すると、閔妃はロシアへの依存を強めていきます。ここに、閔
妃の「コウモリ外
> 交」が極まりました。最終的に閔妃は内乱に巻き込まれ、暗殺されま
す(*注)。
>
> 朝鮮半島は岩盤地質の山岳に覆われ、土地の痩せた貧弱な地域です。
肥沃な中国大陸の
> 東の果てに付随する半島国家として、中国など強い勢力に隷属するし
かなかったので
> す。それが朝鮮の悲しい宿命でした。
>
> この隷属は「事大主義」と呼ばれます。李氏朝鮮の創始者の李成桂
(イ・ソンゲ)は
> 「小をもって大に事(つか)ふるは保国の道」と言い残しています。
これは『孟子』の
> 「以小事大」からとったもので、大国の中国に事(つか)えることが
肝要とする儒教の
> 考え方で、李氏朝鮮の国是となり、代々受け継がれていきました。
>
> そのときどきに力を持つ者にすり寄り、状況が変わればすり寄る相手
を乗り換えること
> は、「事大主義」という名のもと、儒教によって大義名分を与えられ
た立派な倫理規範
> であるのです。長きにわたる属国としての歴史の中で受け継がれた彼
らの価値観は、
> 「コウモリ」的な振る舞いを悪しきものとするわれわれの価値観とは
異なります。
>
>
>         *トランプの「ディール」の真の意味*
>
> トランプ大統領は6月1日、北朝鮮の金正恩委員長の右腕とされる金英
哲(キム・ヨン
> チョル)党副委員長とホワイトハウスで会談しました。この会談で、
トランプ大統領は
> 「非核化はゆっくりで良い」と伝えたことを明らかにしました。その
上で、「最大限の
> 圧力(制裁)に変更はなく、現状のままだ。しかし、どこかの時点で
ディールをしたい
> と思う」と述べ、北朝鮮の主張する「段階的非核化」を受け入れる可
能性に言及しました。
>
> CVID(完全で検証可能かつ不可逆的な非核化)が達成される前に、
「圧力をディールす
> る」というのは明らかに妥協です。トランプ大統領のこの発言には、
多くの人ががっか
> りしました。
>
> しかし、トランプ大統領が妥協をしたからと言って、大した問題では
ありません。そも
> そも、CVIDを達成するには、5年かかるという専門家もいれば、15年か
かるという専門
> 家もいます。たとえCVIDを追及したとしても、時間稼ぎをされるだけ
のこと。CVIDであ
> ろうが、「段階的非核化」であろうが、「卑怯なコウモリ」は結局、
裏切るのです。
>
> そのことをトランプ政権はよく理解しており、次に裏切った時が「卑
怯なコウモリ」の
> 首が飛ぶタイミングでしょう。北朝鮮の背後にいる中国の存在を睨み
ながら、アメリカ
> は今、諜報力・外交力・軍事力などありとあらゆる力を使っています。
>
>
>         日本も「裏切り」を前提とした対応を
>
> トランプ政権にも色々と策略があるのでしょうが、日本の立場からす
れば、「首斬り」
> はできるだけ早い方が望ましい。ただ、トランプ大統領は日本のため
に動いているので
> はなく、アメリカのために動いていることを忘れてはなりません。
>
> アメリカの利益と日本の利益が常に一致するわけではないことをきち
んとふまえ、日本
> はアメリカにただ追従するのではなく、「拉致、核、ミサイルの包括
的な解決がなけれ
> ば、北朝鮮支援はしない」という従来の方針を維持するべきです。解
決があいまいなま
> ま資金援助を要請されたとしても、キッパリと断らなくてはなりません。
>
> (*注)誰が閔妃暗殺の首謀者だったのかというかことについては、
大院君首謀説、三
> 浦梧楼首謀説など諸説あります。史料に乏しく、はっきりとしたこと
はわかりません。
> よく教科書や概説書では、「三浦梧楼によって暗殺された」と断定さ
れていますが、根
> 拠不十分である限り、そのような断定は不当であると考えます。
>
> *宇山卓栄*(うやま・たくえい)
> 著作家。1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。おもな著
書に、『世界一お
> もしろい世界史の授業』(KADOKAWA)、『経済を読み解くための宗教史』
> (KADOKAWA)、『世界史は99%、経済でつくられる』(育鵬社)、
『「民族」で読み解
> く世界史』(日本実業出版社)などがある。
>
>  (情報収録 中山)
>


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身 辺 雑 記
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12日の東京湾岸は曇天。それでも楽しい気分、夕方亀戸駅近くで楽しい会合があるから。

11日の東京湾岸は久し振りの雨。新緑木々の肥やしなのだから仕方ない。 小降 りになった夕方やっと散歩をすますことができた。


                          


                      
              






        


             
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重 要 情 報
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身 辺 雑 記
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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
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