政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4697 号  2018・5・26(土)

2018/05/26

                                
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4697号
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      2018(平成30)年5月26日(土)



            北朝鮮の非核化に言及なし:加瀬英明

      
           米朝会談中止の背景を探る:杉浦正章


     日本よ自立せよ、米国は保護者ではない:櫻井よしこ
           

                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4697号
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北朝鮮の非核化に言及なし
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       加瀬 英明

北朝鮮の非核化に言及なし 米朝首脳会談で成果を掴めるか

4月27日に全世界が注目するなかで、文在寅(ムンジェイン)大統領と金正 恩(キムジョンウン)委員長による南北首脳会談が、板門店の韓国側にある 「平和の家(ピンファウィ・チプ)」で行われた。

李朝時代の王宮の衛兵(ウイビョン)の、ど派手な衣装をまとった儀仗兵が 堵列するなど、文、金の2人の大根役者(オルガソイ)が演じた、まさに3 流の“韓流ドラマ”だった。

私は20代から朝鮮語を学んだが、韓国人だったら、「インマンサルソ」 (口ばっかり)というところだ。「インマンサルソ・アンデ」になると、 「いい加減なことをいうな」と、叫ぶことになる。

文在寅大統領が、個人的な功名心から、オリンピックの政治利用が固く禁 じられているのにもかかわらず、平昌(ピョンチャン)冬季大会に北から高 位の代表団や、美女応援団・合唱団を招いて、空疎な“南北融和”を演出し たのが、切掛けとなって、トランプ大統領が“勇み足癖”から、米朝首脳会 談に応じることになった。

文在寅――ムン・ジェイン大統領は、“従北(ジョンプク)”として知られ、韓 国の真当な国民から、「文災難(ムン・ジェアン)」と、呼ばれている。 もっとも、韓国のマスコミは政権を支持する国民を「市民(シミイン)」、 政権を批判する国民を「右翼(ウイク)」「保守派(ポスパ)」と、蔑んでいる。

それにしても、日本の大手テレビのキャスターたちが、今回の南北首脳会 談の映像を背景にして、「歴史的な会談」と声を潤(うる)ませて連発する のに、きっと韓流ドラマの見過ぎなのだと、思った。

トランプ大統領は、1ヶ月以内に予定されている米朝首脳会談が、行われ ない可能性もあると述べているが、そうなってほしいものだ。

金正恩がよほどの愚か者でないかぎり、北朝鮮が核兵器を手放すことは、 ありえない。

これまで、金正恩委員長は「朝鮮半島の非核化」を唱えても、「北朝鮮の 非核化」に言及したことがない。

北朝鮮に対しては、南北首脳会談も、米朝首脳会談も行なうことなく、米 日韓、中国を加えた国連による経済制裁を、粛々と強めてゆくべきだった。

トランプ大統領が金委員長の前に、米朝首脳会談というニンジンをぶら下 げなければ、金委員長が窮鳥を演じて、北京の習近平主席のもとに、走る ことがなかった。

米朝首脳会談が「世紀のショー」として行われたとしても、ニュースを娯 楽だと勘違いしているテレビを喜ばせるだけで、空騒ぎに終わることとな ろう。

トランプ大統領としては、米朝首脳会談に臨んで、何も成果がえられず、 手ぶらで帰ることになったら、「軽挙」だったということになって、沽券 (こけん)が大きく傷ついてしまう。

といって、北朝鮮に軍事攻撃を加える勇気はあるまい。

 そこで、北朝鮮が提案してきた「北朝鮮の非核化」ならぬ、「朝鮮半島 の段階的非核化」へ向けて、米朝交渉を続けてゆくことになるのではないか。

北と話し合っているあいだに、制裁を強めることは難しい。北朝鮮は中国 を後盾として時間を稼ぎ、ミサイル試射、核実験を行わなくても、性能を 向上させることができる。
 
だが、そのあいだ戦争は起らない。日本としては、“平和ボケ”から目を覚 まして、真剣に防衛力の強化に励むべきだ。「鬼のいぬ間に洗濯」だ。



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米朝会談中止の背景を探る
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        杉浦 正章
 
文在寅の「仲裁外交」失敗 トランプ、段階的非核化で“呼び水”

世紀の米朝会談が流れた。トランプが6月12日の会談予定を中止した。そ の背景には韓国大統領文在寅のトランプへのミスリードがあったようだ。

経緯を見れば、まず22日の米韓首脳会談に先立つ米韓調整で急速にトラ ンプと金正恩との会談へのムードが盛り上がった。文が“垂涎の話し”を伝 えたからに違いない。

ところが北の対米強硬路線は変化の兆しを見せず、トランプは文在寅に対 し電話で「なぜ、私に伝えた個人的な確信(assurance)と北朝 鮮の公式談話内容は相反するのか」と詰問している。従ってトランプと文 の会談は文の言い訳で、相当気まずいものとなったようだ。

 これを裏付けるようにニューヨークタイムズ(NYT)は20日、「トラ ンプ米大統領がかけた電話は文在寅韓国大統領の訪米のわずか3日前だっ た」とし「これは文大統領がワシントンに来るまで待てないという、トラ ンプ大統領の不満(discomfort)を表しているという解釈が米 政府で出ている」と報じた。

 要するに、トランプは韓国から伝え聞いた北朝鮮の非核化交渉の意志を 信じていたが、違う状況へと展開し、韓国の「仲裁外交」が失敗したと言 うことだ。

トランプは金正恩に送った書簡で6月12日の会談断念の理由について「会 談を楽しみにしていたが残念なことに北朝鮮の最近の声明で示されている 怒りや敵意を受けて私は現時点で会談を開くことは適切でないと感じた」 と述べた。

トランプが会談を断念した理由をもう一つ挙げれば、何と言っても水面下 の交渉で米国の北に対する非核化要求の内容が極めて厳しかったことが挙 げられる。これが北を硬化させたことにあるのだろう。

また補佐官ボルトンが北の非核化でカダフィ殺害に至る「リビア方式」に 言及したが、金正恩は自分もカダフィと同様の運命をたどりかねないと感 じて拒絶反応を示したのだろう。

北朝鮮外務省第1次官の金桂冠は16日「我が国は大国に国を丸ごと任せ悲 惨な末路を迎えたリビアやイラクではない」として、「リビアモデル」と これに言及したボルトン補佐官に強い拒否感を示している。

この発言に対してトランプは、怒りをあらわにして「このまま会談をやっ てもいいのか」と周辺に漏らすに至った。副大統領ペンスも「トランプ大 統領を手玉に取るような行動は大きな過ちとなる。

会談で大統領が席を立つ可能生もある」と会談決裂の可能性まで示唆し た。しかし北の“挑発”発言は止まらず、外務省で対米交渉を担当する次官 崔善姫は公然とペンスを批判「米国問題に携わる者として、ペンス副大統 領の口からそのように無知でばかげた発言が飛び出したことに驚きを禁じ 得ない」とのべた。

加えて「我が国は米国にこれまで経験も想像すらもしたことのない恐ろし い悲劇を味わわせる可能性がある」とすごんだ。「米国は『核対核の対 決』で北朝鮮と相まみえることになる」ともまくしたてた。

この崔善姫発言は米朝首脳会談の中止を改めて確定的にしたものと言えよう。

一方、日本政府には早くから会談の実現性に疑問を持つ空気が強かった。 外相河野太郎は「条件が整わないなら米朝会談をする意味がない」と述べ ると共に「会談をすることが目的ではなく、北朝鮮の核、ミサイル、拉致 問題の解決が究極の目的」と日本の立場を強調している。

官房副長官野上浩太郎は、「トランプ大統領が米朝首脳会談延期の可能性 に言及したことは北朝鮮の具体的行動を引き出すためのもの」と分析して いる。

こうして6月12日の会談は実現しない方向が定まったが、トランプが完全 に断念したかというとそうでもなさそうである。トランプは「今は適切で はない」と述べており、望みを捨てていないのだろう。

とりわけトランプの反移民政策やロシアとの不透明な関係への不満から野 党・民主党に追い風が吹いている秋の中間選挙をひかえて、北との和解は 大きなプラス材料になる。

トランプは北への圧力を維持しつつ、秋までに会談実現に向けてのアヒル の水かきが続くのだろう。トランプが北に求める非核化について「直ちに 完了してほしいが、段階的に行う必要が少しあるかもしれない。段階的で も迅速に行うべきだ」と述べたのは、北への呼び水の一環であろう。


            
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日本よ自立せよ、米国は保護者ではない
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            櫻井よしこ


 朝鮮半島を巡って尋常ならざる動きが続いている。金正恩朝鮮労働党委 員長は、3月26、27の両日、北京で習近平国家主席と初の首脳会談をし た。5月7日と8日には、大連で再び習氏と会談した。5月14日には平壌から 重要人物が北京を訪れたとの情報が駆け巡った。

北朝鮮はいまや中国の助言と指示なくして動けない。正恩氏は中国に命乞 いをし、中国は巧みに窮鳥を懐に取り込んだ。

米国からは、3月末にマイク・ポンペオ中央情報局(CIA)長官が平壌 を訪れ、5月9日には国務長官として再び平壌に飛んだ。このときポンペオ 氏は、正恩氏から完全非核化の約束とそれまで拘束されていた3人の米国 人の身柄を受け取り、13時間の滞在を満面の笑みで締めくくった。

その前日にトランプ大統領はイランとの核合意離脱を発表した。14日には 在イスラエル米大使館をテルアビブからエルサレムに移した。

一連の外交政策には国家安全保障問題担当大統領補佐官、ジョン・ボルト ン氏の決意が反映されている。

中国はこの間、海軍力強化を誇示した。4月12日には中国史上最大規模の 観艦式を南シナ海で行い、習氏が「強大な海軍を建設する任務が今ほど差 し迫ったことはない。世界一流の海軍建設に努力せよ」と檄を飛ばした。 5月13日には中国初の国産空母の試験航海に踏み切り、当初2020年の就役 予定を来年にも早める方針を示した。

2月に米国が台湾旅行法を上院の全会一致で可決し、米国の要人も軍人も 自由に台湾を訪れることが出来るようになったが、中国はそうした米国の 意図を力で阻む姿勢を見せていると考えるべきだろう。

こうした状況の下、ボルトン氏は北朝鮮にこの上なく明確なメッセージを 発し続けた。

「リビアモデル」

4月29日、CBSニュースの「フェース・ザ・ネーション」で、5月6日、 FOXニュースで、北朝鮮には「リビアモデル」を適用すると明言した。 カダフィ大佐が全ての核関連施設を米英の情報機関に開放し、3か月で核 のみならず、ミサイル及び化学兵器の廃棄を成し遂げたやり方である。

正恩氏は3月の中朝会談や4月27日の南北首脳会談で非核化は「段階的」に 進め、各段階毎に経済的支援を取りつけたいとの主張を展開していたが、 ボルトン発言はそうした考えを明確に拒否するものだった。

それだけではない。ボルトン氏は日本人や韓国人の拉致被害者の解放と米 国人3人の人質解放を求めた。その要求に応える形で、正恩氏は前述のよ うにポンペオ氏に3人の米国人を引き渡した。

ポンペオ氏の平壌行きに同行を許された記者の1人、「ワシントン・ポス ト」のキャロル・モレロ氏が平壌行きの舞台裏について書いている。氏は 5月4日には新しいパスポートと出発の準備をするよう指示を受けた。3日 後、4時間後に出発との報せを受けた。アンドリューズ空軍基地の航空機 には、ホワイトハウス、国家安全保障会議、国務省のスタッフに加えて、 医師と心理療法士も乗り込んでいた。

ポンペオ氏の再度の平壌行きは正恩氏が完全な非核化を告げ人質解放を実 行するためだったわけだ。4月29日と5月6日のボルトン氏の厳しい要求を 聞いて正恩氏がふるえ上がり、対応策と支援を習氏に求めるために5月7ー 8 日に大連に行ったということであろう。

中朝会談について、5月14日の「読売新聞」朝刊が中川孝之、中島健太郎 両特派員の報告で報じている。それによると、大連会談では正恩氏が「非 核化の中間段階でも経済支援を受けることが可能かどうか」を習氏に打診 し、習氏が「米朝首脳会談で非核化合意が成立すれば」可能だと答えてい たそうだ。

また、正恩氏が「米国は、非核化を終えれば経済支援すると言うが、米国 が約束を守るとは信じられない」と不満を表明したとも報じられた。

「読売」の報道は、大連会談で中国の支援を得た正恩氏が、中国の事実上 の指示に従ってその直後のポンペオ氏との会談に臨んだことを示唆してい る。正恩氏が米国の要求を受け入れたことで、米国側はいま、どのように 考えているかを示すのが、5月13日の「FOXニュース」でのポンペオ発 言だ。氏は次のように質問された。

「金氏が正しい道を選べば、繁栄を手にするだろうと、あなたは11日に発 言しています。どういう意味ですか」

ポンペオ氏は、米国民の税金が注ぎこまれるのではなく、米企業が事業展 開することで北朝鮮に繁栄がもたらされるという意味だとして、語った。

「北朝鮮には電力やインフラ整備で非常に大きな需要がある。米国の農業 も北朝鮮国民が十分に肉を食べ、健康な生活を営めるよう手伝える」

天国と地獄ほどの相違

同日、ボルトン氏もCNNの「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で語って いる。

「もし、彼らが非核化をコミットするなら、北朝鮮の展望は信じられない 程、強固なもの(strong)になる」「北朝鮮は正常な国となり、韓国のよ うに世界と普通に交流することで未来が開ける」

ボルトン氏は、米国が求めているのは「完全で、検証可能で、不可逆的な 核の解体」(CVID)であると述べることも忘れはしなかった。「イラ ンと同様、核の運搬手段としての弾道ミサイルも、生物化学兵器も手放さ なければならない。大統領はその他の問題、日本人の拉致被害者と韓国の 拉致された市民の件も取り上げるだろう」と明言した。

ボルトン氏とポンペオ氏の表現には多少の濃淡の差があるが、米中北の三 か国で進行していることの大筋が見えてくる。完全な非核化を北朝鮮が米 国と約束し、中国がその後ろ盾となる。米国はリビアモデルの厳しい行程 を主張しながらも、中国の事実上の介入もしくは仲介ゆえに、北朝鮮が引 き延ばしをしたとしても軍事オプションは取りにくくなる。

中国の対北朝 鮮支援が国連決議に違反しないかどうかを、米国も国際社 会も厳しく監視 するのは当然だが、中国は陰に陽に、北朝鮮の側に立つ。

これまではここで妥協がはかられてきた。今回はどうか。米国と中国の、 国家としての形や方向性はおよそ正反対だ。両国の国際社会に対するアプ ローチには天国と地獄ほどの相違がある。

台湾、南シナ海、東シナ海、ど の断面で見ても、さらに拉致問題を考え ても日本は米国と共に歩むのが正 解である。ただ、米国は日本の保護者 ではない。私たちは米国と協力する のであって依存するのではない。そ のことをいま、私たち日本国民が深く 自覚しなければ、大変なことにな ると思う。

 『週刊新潮』 2018年5月24日号 日本ルネッサンス 第803号


          
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重 要 情 報
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 ◎国を離れるのが不安? 金正恩氏が米朝首脳会談を渋る、独裁者ならではの理由とは  David Choi, Business Insider

北朝鮮の金正恩氏は、来月シンガポールで開催が予定されている米朝首脳会談に対し、不安を感じているようだ。

金正恩氏は自身が国を離れている間に、軍事クーデターが起こるもしくは他の敵対勢力が正恩氏を権力の座から追放しようとするのではないか、懸念しているという。

北朝鮮の金正恩氏は、来月シンガポールで開催が予定されている米朝首脳会談に対し、不安を感じているようだ。22日(現地時間)、ワシントン・ポストが複数の関係者の話をもとに報じた。

報道によると、金正恩氏はトランプ大統領に会うことよりも、自身が平壌を離れている間に自国で何が起こるかを心配しているという。

同氏は、シンガポール滞在中に軍事クーデターが起こるもしくは他の敵対勢力が正恩氏を権力の座から追放しようとするのではないか、懸念しているのだと関係者はワシントン・ポスト紙に語った。朝鮮戦争が1953年に休戦して以来、金王朝は北朝鮮を支配してきた。

一部の専門家によると、北朝鮮で軍部の不満が高まっているという噂こそが、金氏にここ数年、権力の掌握に心血を注がせてきたのだという。

「金(正恩)氏の権力は揺るがないという考えは、根本的に間違っている」アメリカのジョージ・W・ブッシュ政権で国家安全保障会議(NSC)のアジア部長を務めたビクター・チャ(Victor Cha)氏は2014年、コラムに書いている。

「独裁者たちは、金氏のように圧倒的な権力を行使するだろう。だが、その座を掌握し続けることに、彼らは病的なまでの不安を感じている」チャ氏は言う。「クーデターや暫定的な指導者たちに関するあらゆる世間の推測が独裁者の妄想を掻き立て、例えそれが間違いだったとしても、できるだけ早くその認識を修正しようとさせるのだ」

トランプ大統領も、北朝鮮が最近そのトーンを変えてから、米朝首脳会談について不安を示している。北朝鮮は、アメリカと韓国が定例の合同軍事演習を実施すると再び抗議の声を上げ始め、アメリカの国家安全保障担当の大統領補佐官ジョン・ボルトン氏の特定のコメントを潜在的な脅威と受け取った。

大統領は22日、予定されている金正恩氏との首脳会談について「今回の会談が実現しない可能性は極めて高い」と述べた。

「この先、開催されないという意味ではないが、6月12日は無理かもしれない」トランプ大統領は言う。
だが、韓国の文在寅大統領は楽観的な見方を崩していない。
「トランプ大統領の強いリーダーシップと、その力による平和というビジョンに感謝します。我々は史上初の米朝首脳会談を楽しみにしています」文大統領は米韓首脳会談の冒頭、トランプ大統領にこう述べた。
「わたしたちは朝鮮半島の完全なる非核化と世界平和という夢の実現に、また一歩近づきました」
[原文:Kim Jong Un is said to be worried about North Korea falling to a military coup while he's rubbing shoulders with Trump in Singapore]
(翻訳、編集:山口佳美)

【写真】North Korean leader Kim Jong Un.  Reuters / KCNA
http://www.businessinsider.com/kim-jong-un-worried-about-military-coup-singapore-summit-trump-2018-5
 【MSNニュース/B I】  2018/05/25 16:00 〔情報収録 − 坂元 誠


 ◎体育会の文化の中で育てば:前田正晶

24日は恒例の嘗てW社の日本最大の得意先だった大手メーカーの幹部だっ た方々との昼食会で、約2時間半も楽しく語り合った。なお、体育会とは 題したが、目下マスコミの話題となっている日本大学では「保健体育審議 会」となっていて、フェニックスの監督である内田正人氏がトップであ る、念の為。

その2時間半の中で最初の話題となったのが日大フェニックスだった。幹 部だった方々は関東の大学フットボールリーグでは歴史ある名門の慶応大 学のご出身。だが、フットボールそのものと今回の騒動は何故起きたの か、またその背景には何があったかについてはマスコミ報道では明らかに ならず釈然としないとの感想を持っておられた。

そこで、当方からはこれまでに蓄えてきた知識と経験、今回の問題につい て知る限りの解説をして差し上げた次第。

聞けば、矢張りと言うべきか何と言うべきか、22日の宮川泰介君の記者会 見での切々たる語りの方が真実味を帯びていたと受け止めたておられた。 しかし、23日の内田前監督と井上コーチの記者会見における説明には宮川 君の陳述との間に矛盾もあれば乖離もあって、責任逃れをしている感が拭 えなかったと言われたのだった。

私にも尤もだと思えるご意見だと承ったが、私はどちらが真実かまでは言 えない。もしも意見を言わねばならなければ、宮川君に同情票を投ずるだ ろうと申し上げるに止めた。

私も旧制中学から新制高校と大学まで運動部の一員だったので(お断りし ておくが、中学・高校では体育会もなかったし、部活などという言葉もな かった)体育会の独特の文化とは如何なるものかくらいは心得ている。そ の文化は相撲界におけるそれほどには偏っておらず、一般社会の常識とは かけ離れたことはないと思う。

簡単な例を挙げてみれば、我が国ではアメリカでは見たこともない儀礼で 試合開始と終了前にホームプレートを挟んでお辞儀をかわしている。プロ を除く野球界では未だに坊主頭が一般的なようだし、甲子園に出てきた高 校生の野球帽のかぶり方を見れば、皆同じようにひさしを丸めているし、 負けた方の学校は皆予め用意してきた袋に近くから取ってきた海岸の砂を 詰めて帰るという具合だ。

昭和24年に我が湘南高校の野球部が初めて出た夏の甲子園で優勝してし まった時に「湘南の野球部員たちの中には長髪がいる」と話題になったも のだった。それは戦時中は敵性競技の野球は禁止されていたが、戦後に なって漸く野球部の設置が認められたので、は野球界独特の「文化」には 馴染みがなかったようだった。

関東大学の1部リーグに属する大学の運動部には当然のように独特の文化 もあれば仕来りもある。その言わば俗世界とは少し距離を置いたがところ で4年間はその文化の中で純粋培養されていく。

そこには厳格な年功序列もあり監督やコーチの指示・命令は絶対服従の世 界である。そこは実力の世界である以上、1年生でもレギュラーメンバー の地位を得てしまうこともある。勿論、厳しい独特の礼儀作法も仕込まれる。

その厳格な規律の中で育った来た者たちは企業社会でも歓迎された時代も あった。

企業社会に受け入れられたも者たちは企業独自の新人教育を受けて、今ま で隔絶してきた社会でも通用する社員となって活躍の場を得ていく。とこ ろが、体育会の世界で育てられた有名選手やコーチその他の才能を買われ て者たちは卒業後も育てられた運動部に残るのだ。そういう者たちは一般 社会と途絶された世界にそのまま残った形となって指導者として視聴して いく。即ち、体育会の文化からは離れないのだ。

誇張した表現をお許し願えば、純粋培養されたままでいる以上、ややもす ると一般社会の常識とは異なる価値の基準と道徳観で世の中に接していく ことになりかねないのだ。しかも、コーチは常に部員たちよりも上に位す る指導者の地位を占めているのだ。極言すれば「無理が通れば道理引っ込 む」に近いこともあると言えると思う。

今回の内田前監督問いの上コーチの記者会見での説明と質問への答えを聞 いていると、「自分たちの言うことは絶対で反論などあり得ない」が通用 してきた世界から抜け切れておらず、宮川君の主張と矛盾があっても「そ うは言っていない」と言えば通用すると信じ切って語り且つ答えていたよ うに聞こえた。

テレビに登場する所謂専門家や記者たちは当然のようにそ 矛盾点をつい た。私には「彼ら外部の方々は体育会で過ごしたことがない ようだか ら、偉そうに言えるのだ」と聞こえた。

私はあの両名を擁護するのではなく、体育会の文化をご存じないからこ そ、あのような聞いた風なことが言えるのだと思っているだけだ。この辺 りは例として嘗て昭和30年代初期に後にNHKの運動部長になられた高校の2 期上だったKK氏が「相撲界の習慣がおかしいなどと世間が批判するのは間 違い。彼ら相撲界は長い間に築き上げた彼ら独自の文化(言語・風俗・習 慣・礼儀作法・思考体系を言う)があって、一般社会の常識は通用しない 世界だから」と喝破されたことを採り上げたい。

あのお二方の弁明にはKK氏が相撲界と一般社会と相違点を論じたのにも似 た違いがあると、私は見ている。記者たちはその点を理解していなかった ので、やたらに矛盾点ばかり論ったのだから、司会者が打ち切ろうとした のだろうと聞こえた。

日本大学側では内田常務理事に「貴殿の常識は一般社会のそれとは遊離し ています」と勇気をふるってご忠告申し上げるべきだと思う。そうでもし ない限り、この問題は「百年河清を待つ」に等しくなりはしないかと危惧 する。


 ◎貴重な★頂門の一針★をおまとめのうえ、毎日お休みなく配信してくだ さり、有難く厚く御禮申し上げます。

つきましては、★頂門の一針★の「最新情報」欄では、もっぱら前田正晶さ まが殆ど単独で寄稿していらっしゃいますので、今後私も「合いの手」な どを呈上 させて戴きたく念じてをります。

今日は、ご存知、拓殖大学の藤岡信勝先生が、橋下徹氏に評論をFacebook 上で紹介してくださいましてので、私もさっそく前口上を付けてFacebook の私自身 のページでご案内させていただきました。

ここに、★頂門の一針★の「最新情報」にご採用いただけるかとの淡い希望 を以て本稿をご覧に入れますので、もし可能ならば、ぜひよろしくご採用 のほど お願い申し上げます。

坂元 誠 拝 sakamoto@e-mail.jp

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◎藤岡信勝先生による橋下徹氏の記事紹介−Facebook公開ページより下掲 の評論を拝受 −  藤岡先生の御高見及び橋下徹氏による評論は拝讀の 價値が極めて高いこと ゆゑ、遍く傳達・擴散させて戴きます。
 
更に、藤岡先生が近い将來に別途御開示御豫定の「安倍政權の問題多き 意見開陳様式」に就いては、私も豫てより大いに疑問及び不滿を感じて來 てをりますので、是非、從來通りの快刀亂麻を斷つが如き御託宣を賜りま すやう期待致して居ります。

【轉載】--------------------------------
藤岡 信勝 1時間前

「日大アメフト対応はなぜ最悪か」という記事が PRESIDENT Online に 載っている。筆者は橋下徹氏。あの、維新の会の、前大阪市長・元大阪府 知事の橋下氏である。書かれていることは真っ当で、全く同じ事を感じて いたので違和感はない。日大に危機管理学部というのがあるそうで、何と なく笑ってしまう。

言葉だけで実践に役立たず、実践しない学問は無意味 だ。よく、やたら と「戦略」「戦略」という人がいるが、その人の考える ことや実際の行 動は全く戦略的ではない、という例もいっぱい観てきた。 橋下氏は、ご 自分で言うとおり、日大の危機管理学部の学部長となるのが 丁度よいか も知れない。安倍政権の「モリ・カケ」問題への対応もあまり にお粗末 だが、これは別の機会に。

(以下、引用)

日本大学のアメリカンフットボール部が大騒ぎになっている。関西学院大 学との伝統の定期戦で、日本大学のある選手がとんでもないラフ・プレー を行なった。そしてこのラフ・プレーが内田正人前監督の指示に基づいて いたのではないかとの疑惑が浮上した。

このラフ・プレーの動画がネットで流れ、瞬く間に大手メディアを通じて 日本中での大騒ぎになったけど、当事者である内田前監督はいったん雲隠 れして説明から逃げ回り、日本大学も明確な説明を行わなかった。そして 最初に公に出した声明は、「ラフ・プレーを監督が指示したことはない」 との全否定。

説明不足、謝罪不足、調査不十分のままでの疑惑全否定という、もう最悪 の初動危機管理対応の典型例だよね。森友・加計学園問題での安倍政権の 対応や、福田淳一元財務事務次官のセクハラ問題での財務省の初動対応と そっくり。
(略)
では、日本大学が最初にとるべきだった対応とはどんなものか。
まず即座の責任者会見の設定。メディアの状況から日本中で大騒ぎになる ことを素早く察知して、大学のトップである学長とアメフト部監督の共同 記者会見の設定は最初に絶対に必要だよね。

アメフト部の問題にとどまら ず、大学全体の問題だと認識して学長が乗 り出すことが必要な事案。ここ に気付かなければ、危機管理の指揮官と して失格。このようなことは危機 管理学部の授業では「リスクコミュニ ケーション」として授業が行われる 分野かな。

でも大学では小難しい抽象論ばかりやっているから、いざ実践 では役立 たないんだよ。簡単に言えば、メディアの状況を見て、どれだけ の騒ぎ になるかを察知する能力。日本大学にはこの能力が欠けていたね。

僕も大阪府知事、大阪市長のときに、役所の職員が不祥事をやった際、メ ディアの報道状況をみてこれは役所全体の問題になるなと感じれば、担当 部署の幹部に任せっきりにせずに、知事・市長自ら会見の前面に立ったね。

ラフ・プレーの映像を観る限り、日本大学・アメフト部としては、自分た ちの行動を正当化する要素は全くない。対外的に死ぬほど謝らなければな らない事案であることは明らかである。

そうであれば、とにかくまず公に 被害相手に謝る必要がある。そして謝 る時には、中途半端な形は最悪で、 ここまで謝るか! というくらい、 最初にしっかりと謝らなければならな い。後から小出しに謝ることは全 く効果なし。

日本大学の最初の躓きは、第一次責任者である内田前監督とそして組織 トップである学長がすぐに会見を開かなかったことだけど、さらに最悪の 初動対応は、自分たちの責任を小さくしようと考え、調査不十分なまま事 実関係の安易な全否定から入ったことだ。

あのラフ・プレーは、どのような言い訳もできないもの。ところが報道で は、内田前監督の指示に基づいていたものかどうかが騒がれていた。日本 大学とアメフト部は、少しでも自分たちの責任が軽くなるようにと考えた のか、最初の公の声明において「監督の指示という事実はない」と全否定 から入った。

ほんとこの対応 が、その後の危機管理がうまくいくか、最 悪のものにな るかを決める超重 要ポイントで、たったこの1つの初動危機 管理対応の ミスが、速やかなダ メージ回復を完全に阻害した。逆に、こ こでうまく 対応すれば、ダメージ 回復はスムースに進んだと思う。

監督がラフ・プレーを指示したか指示していなかったかは、後からきっち りと調査して確定すればいい事実で、最初の段階で全否定する必要は全く ない。まず認めなければならないことは、今回のラフ・プレーはあっては ならない反則行為であり、これは内田前監督の指示に基づいたものであっ たかどうかに関係なく、チームの最高責任者である内田前監督の責任であ るということだ。

日大や安倍政権と対照的! TOKIOと山中さんが危機管理に成功した理由
まとめると危機管理指揮官としての危機管理マネジメントのポイントは次 の通り。

(1)事案の概要を見て、責任を認めるべきかどうかを判断。道義的責任 があるのであれば、後の法的賠償責任のことは考えず、全面的に責任を認 めて、真摯に徹底して謝罪する。加害当事者(加害学生)の社会的制裁を 緩和するためにも、加害当事者の反省・謝罪の意を直ちに公表する。

(2)報道の状況などを見て、組織の最高レベルのトップ(学長)が出る べきかどうかを判断する。第一次的な責任者(監督)は必ず前面に出る。

(3)責任を認めて謝罪をした上で、細かな事実関係については、第三者 調査チームで徹底調査することを宣言する。いつまでに公に報告をするか 納期を設定する。原則は1カ月後。1カ月以上の調査が必要な場合には、ま ずは1カ月後に中間報告することを約束する。

(4)メディアの報道に踊らされて、事実確認をしなければならないポイ ントを見誤らないこと。言い訳のための安易な事実否定は厳禁。事実調査 は責任を認める姿勢でやるのが原則。仮に言い訳し得る事情・責任を減じ る主張がありそうでも、それは慎重に主張する。

(5)責任を認めるにあたって、同種他事例や同業他社(者)の状況も調 べる。自分たちが特殊なのかどうかを確認し、特殊でなければ、反省・謝 罪を徹底した上で全体の改善のためにその旨も主張する。

このように言われてみれば簡単で当たり前なことだけど、事前にしっかり と勉強しておかないと、いざその場では思いつかない。現に危機管理学部 を擁する日本大学はこれらのことが全くできていないからね。日本大学 も、僕を危機管理学部長にした方がいいんじゃないの? ただ報酬もしっ かり頂くよ。安い値段では良い人材は来ないよ!

ちなみに最近の事例で、危機管理のお手本はTOKIO、ちょっと前では京都 大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授(所長)だろう。

TOKIOはメンバーである山口達也さんの未成年者に対する強制わいせつ事 件で、山中さんはiPS細胞研究所のメンバーである山水(やまみず)康 平・特定拠点助教による論文不正事件で、危機管理対応することになった。

TOKIOも山中さんも、危機管理としてあのような対応をしていたわけじゃ ないと言われるかもしれないけど、本人たちの意図はどうであれ、客観的 にはパーフェクトな危機管理対応だった。実際、もうTOKIOにも山中さん にも批判の声は続いていない。逆にTOKIOや山中さんに同情の声が上がっ たほどだ。

TOKIOは、メンバーの一人である国分太一さんが朝の情報番組の司会を やっていることもあり、番組でもたっぷりと時間を割いていた。TOKIOの メンバーは徹底した謝罪を繰り返した。山中さんも同じく徹底した謝罪と 事実解明を実施した。TOKIOは芸能事務所社長のジャニー喜多川さんが文 書で謝罪の意を伝えたものの、トップによる公の記者会見は開いていな い。トップがやらなければならない役割をTOKIOメンバーが一手に引き受 けた。

ちょうど今、加害学生が記者会見を終えた。立派な記者会見だった。監督 からラフ・プレーの指示があったとしても、それを断らなかった自分に責 任がある、と。しっかり謝罪と反省の意も伝わった。初動の危機管理対応 としてはパーフェクトだ。是非、被害学生と和解して、再びアメフトの世 界に戻ってきて欲しい。

初動対応をしっかりとやれば、無用な批判を沸き上がらせることはない し、批判は沈静化する。真逆の拙い初動対応が、安倍政権や日本大学(ア メフト部)。初動危機管理対応の巧拙が面白いぐらい比較できる事例だ ね。(引用終り)
--------------------------------【轉載終り】
【Facebook公開ページ】 2018.05.23 坂元 誠

 ◎知らぬ者どもが騒ぎ立てるからおかしくなった:前田正晶

時事通信では24日の宮川泰介君の記者会見での語りを引用して論じている が、そこにはフットボールという球技が如何なる仕組みになっているかが 全く解っていない記述があった。それは非常に基本的なことであり、それ を知らずして感情論や妙な正義感から報道されてはたまらないと思わせて くれた。即ち、時事通信は

<それなのになぜ、あんなプレーを指示するに至ったのか。そこまでして 関学大のQBを狙う必要がどこにあったのか。>

と、したり顔(で非難していたのだった。そんなことを言う前に、関西学 院までにでも出向いて、彼らファイターズがどのような練習をしているか を見てくるか良い。尤も、部外者には見せないだろうがね。

私はこれまでに何度となく「大学でも社会人でも『何とかボウル』のよう な大試合ともなれば、事前にオフェンスでは150乃至はそれ以上の数のプ レー(フォーメーションでも良いか)を準備して臨んでくるものだ」と述 べてきた。しかもご存じの方はおられると思うが、プレーははただ単に準 備するのではなく、練習で全員に徹底するように繰り返し繰り返して練習 し、絶対に間違えることがないようにするものなのである。

その為には、オフェンス・テイームの全員が全てのプレーを十分に覚えて いて、QBからの指令に基づいて、そこに指定されているように動かねばな らないのである。そこにはパスを投げるタイミング、ランプレーにする場 合のブロックの取り方と走るコースの取り方やフェイクの入れ方、スペ シャルプレーの時の精密な動き等々の細かい動きがあって、QBと全員のタ イミングと息が合っていなければならないある。誰かが一歩間違ってもプ レーは崩れてしまうし、相手のデイフェンス・テイームに動きを読まれて しまえば不成功に終わる。

という次第で、QBはその無数なプレーをベンチからの指示か、時にはその 局面における自分の判断で緊急に次のプレーを決め全員に知らせるのだ。 それが即ち、俗に言う司令塔なのである。勿論、QBには二番手の者も準備 されているが、本当の意味での呼吸が合っているのは一本目のQBとなので ある。

ここまで言えばお解りと思うが、そのQBが何らかの事情て引っ込んでしま えば、仮令長い間慣れ親しんできたQBが不在となれば、一軍のオフェン ス・テイームでも準備してきた攻撃ができなくなる危険性が生じるのだ。

時事通信にも解って欲しいのだが、相手のデイフェンス陣がQBを狙う理由 はそこにあるのだ。だが、フットボールのルールではQBは常に狙われる危 険に曝されているのだから、QBに対しては犯してはならない反則は準備さ れている。あのヘルメットをかぶると視野が狭くなるので、相手のデイ フェンスが横から迫ってきた時などはほとんど見えないのである。

また、狙って突っ込んで来るデイフェンス陣は時にはパスを投げ終わって 無防備になって時に不可抗力でタックルに行ってしまうこともある。この 行為などは何処までが反則かは最も近いところにいる審判が見ていて判定 するのだ。

この辺りは、相当フットボールの攻守の理論と反則とは何を指すかを知ら ずに観戦していては解らないものだ。そういう知識に欠けている報道の者 たちが、正義の味方のような顔で今回の一件を論じるのは如何なものかと 思ってしまう。

ではあっても、あの形の反則は許されるものではない。宮川泰介君はその 点を承知で記者会見に臨んで、彼の知る限りの実態を語ったのだと思う。 マスコミは妙なスクープを狙うのではなく、もっと深くフットボールを 知ってから取材して欲しい。




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身 辺 雑 記
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26比の東京湾岸は曇天。


25日の東京湾岸は曇天ながら爽やかな風が吹いていて爽快だった。

隣りの第3亀戸中学校の校庭の芝生も緑色に光っていた。

午前中、大学病院で定期検診。

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