政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4673 号  2018・5・2(水)

2018/05/02

                                  
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4673号
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      2018(平成30)年5月2日(水)



           米朝会談決裂なら海上封鎖か:加瀬英明

           おきゅうと って知ってる?:毛馬 一三

         野党とメディアが日本を滅ぼす:櫻井よしこ
       
                            
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4673号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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米朝会談決裂なら海上封鎖か
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         加瀬英明

金正恩委員長は、偉大な祖父と父も手が届かなかった米朝首脳会談が、ほ どなく自分の力によって実現することに、自己陶酔に浸っていよう。

6、7週間以内に、全世界のきらめく脚光を浴びるなかで、トランプ大統 領と膝を交えて、向い合うことができるのだ。

だが同時に、情緒不安定で、政治の初心者であるはずのトランプ大統領 を、もし操るのに失敗したら、アメリカから圧倒的な軍事力による攻撃を 蒙って、全てを失うことになるのに、戦(おのの)いていよう。

一方、トランプ大統領にとっても、大きな賭けだ。会談を行っても北朝鮮 を非核化する成算がないと判断した場合には、取りやめることにしている。

トランプ大統領は首脳会談を行って、目論見が大きく外れて会場を去る時 に、世界の物笑いにならないように、どのように振る舞えばよいものか、 頭を悩ませていよう。“リトル・ロケットマン”と名付けた金委員長に、位 負けするわけにゆかない。

トランプ大統領は米朝首脳会談が物別れに終わって、面子を潰された後 に、北朝鮮に対してただ経済制裁による締め付けを強めるだけでは、米朝 首脳会談が“笑い草の軽挙”にすぎなかったことになる。

だが、私はアメリカが北朝鮮に軍事攻撃を加えることは、ありえないと思う。

トランプ大統領は北朝鮮を攻撃した場合に、韓国、日本が蒙る被害が、あ まりにも大きいために、攻撃する勇気を欠いていよう。

私はアメリカの友人に会うと、「アメリカの国章を白頭鷲から、チキンに 替えたほうがよいのではないか」と、からかっている。

それに、トランプ大統領はオバマ政権に至るまで、アフガニスタンから中 東まで、外征戦争に深入りしたのに終止符を打って、米軍を引き揚げた大 統領として、輝やかしいレガシーをのこすことを、夢見ている。

といって、トランプ大統領は手を拱(こまね)いているわけに、ゆかな い。それでは、沽券(こけん)にかかわるから、何か“劇的なこと”を行わ なければならない。

私は米海空軍を使って海上封鎖を実施することを、発表することになると 思う。その場合、海空自衛隊が現行の安保法制に従って、後方支援に留ま るとしたら、日米同盟関係が崩壊してしまうこととなろう。

日本の前途に、大きな試練が待っている。



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おきゅうと って知ってる?
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       毛馬 一三

郷里福岡の同窓友人が初めて案内してくれた大阪博多料理屋で、「おきゅ うと」が出た。

エゴノリという海藻から作った食品で、生姜、ゴマ、かつおぶしなどを振 りかけ、それにポン酢を注いで食する。涼感を誘うツルッとした味わい と、磯の香りの食感が口内いっぱい広がった。

久し振りの味は、淡泊ながら旨みと滋味に溢れた、福岡特産の食感を十分 に嗜め、郷愁を身近に感じた。

ところが、この「おきゅうと」を知る人は意外に少ない。筆者自身も、福 岡出身でありながら、福岡から僅か離れた筑後・久留米で育ったので、 「おきゅうと」の名前すら幼少の頃は耳にしたこともなく、食膳に上った 記憶も無い。

筆者が、料理の一品として魅せられたのは、社会人になってからだ。以 来、「おきゅうと」の愛好者になった。下戸なので、お酒のつまみではな く、専ら深みのある味を、ゆっくり箸を付けながら食する楽しみ方だ。

エゴノリが生育する日本海側の秋田、山形、新潟、長野の各県では「え ご」、宮崎県では「キリンサイ」などと呼ばれて食用にされているらしい が、「おきゅうと」とは言わない。食べ方も福岡とは全く異なる。

さて、肝腎の「おきゅうと」の名前の由来だが、
1.「沖の独活(ウド)」説。エゴノリはウドの木の様に早く育つので、沖 のウドが転訛した。

2.沖からやってきた漁師が作り方を伝授したから「沖人」(おきうど)説。

3.飢饉の際に簡単で大量に作られ多くの人を救ったから「救人」。
などの諸説あるらしい。

「おきゅうと」の食べ方だが、
・真空パックの中に5枚入っている添加物不使用
・厚さ約3mmの「おきうと」を、水洗いして、幅2〜3mmくらいに切る。
・それを器に盛りつけ、生姜、ゴマ、かつおぶしなどをふりかけ、醤油ま たはポン酢で食べる。また、酢味噌などでもおいしい。

いとも簡単に食することができる。しかもふりかけ材の工夫では、味付け が自分の好みに合わせられるだけに,楽しみも倍増だ。

大阪人でも初めて食べた時は、独特な味覚と触覚に戸惑うらしい。しかし 2度目からは、仄かな磯の香り・海苔の風味、涼感を誘う喉ごし、溢れる 旨みと滋味に魅せられて、愛好者は増えていると云う。

「おきゅうと」は「めんたいこ」と共に、数百年の昔から朝食の一品を占 め続けて来た福岡・博多の食文化の代表であり、福岡・博多の人々はその 重みを了知している。

残念なことに大阪では、「飲み屋」か「博多料理店」に行かないと「お きゅうと」には、お目にかかれない。近郊スーパーにはその姿が消えてか ら長い。情けない話だ。

郷里福岡に帰省した福岡高校同窓会の先輩が、地元でしか味合えない特製 「おきゅうとの店に立ち寄り、味わいを実感してきた」と述懐していた。

こればかりは、郷里特性の「おきゅうと」だから、羨ましい限りだった。 (了)  参考:ウィキペディア
    

                
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野党とメディアが日本を滅ぼす
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        櫻井よしこ

米英仏は4月13日午後9時(日本時間14日午前10時)からシリアの化学兵器 関連施設3か所に、105発のミサイル攻撃を加えた。

1年前、トランプ大統領は米国単独でミサイル攻撃を加えた。今回、米国 がどう動くのかは米国が自由世界のリーダーとしての責任を引き受け続け るのか否か、という意味で注目された。それは、異形の価値観を掲げるロ シアや中国に国際社会の主導権を取らせるのか、という問いでもある。

米英仏軍の攻撃は、米国が自由主義世界の司令塔としてとどまることを示 した。決断はどのようになされたのか。

米紙、「ウォール・ストリート・ジャーナル」(WSJ)などの報道によ ると、国防総省はトランプ氏に3つの選択肢を示したという。?シリアの化 学兵器製造能力につながる施設に最小限の攻撃をかける、?化学兵器研究 センターや軍司令部施設まで幅広く標的を広げ、アサド政権の基盤を弱め る、?シリア国内のロシア軍の拠点も攻撃し、アサド政権の軍事的基盤を 破壊する、である。

トランプ氏は?と?の組み合わせを選択した。ミサイル攻撃を一定水準に限 定しつつ、化学兵器製造能力に決定的打撃を与えるが、アサド政権の転覆 は目指さないというものだ。

結論に至るまでの議論をWSJが報じている。トランプ氏は?の選択肢に 傾いており、ニッキー・ヘイリー国連大使も大統領と同様だったという。 反対したのがジェームズ・マティス国防長官で、ロシア軍の拠点まで含め た攻撃はロシアのみならず、イランからも危険な反撃を受ける可能性があ ると説得したそうだ。

攻撃4日前の4月9日に国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任したジョ ン・ボルトン氏は今年2月、WSJに、米軍には北朝鮮に先制攻撃を行う 権利があると述べた強硬派である。

マティス国防長官は国防総省でボルトン氏に初めて会ったとき、「あなた は悪魔の化身だという噂をきいています」と、冗談めかして言ったそうだ が、それほど、ボルトン氏のイメージは強硬派の中の強硬派なのである。

米朝会談の展望

しかし、今回、ボルトン氏はアサド政権に潰滅的打撃を与えながらも、過 度な攻撃を避けるという「困難な妥協点を見出した」と評価された。強硬 だが、分別を持った陣容がトランプ氏の周りにいるとの見方があるのである。

それにしてもトランプ氏の考え方は矛盾に満ちている。彼は一日も早く中 東から米軍を引き上げさせたいとする一方で、シリアに大打撃を与えるべ く、強硬な攻撃を主張する。

化学兵器の使用という、人道上許されない国家犯罪には懲罰的攻撃を断行 するが、ロシアとは戦わない。今回の攻撃の目的はあくまでも人道上、国 際条約で禁止されている化学兵器の使用をやめさせることであり、政権転 覆や中東における勢力図の変更を意図するものではないというのが米国の 姿勢だと見てよいが、トランプ氏が同じように考えているのかはよくわか らない。

もっとも、共和党にはリンゼイ・グラハム上院議員の次のような考えも根 強い。

「アサド氏は米軍による攻撃を、仕事をする(doing business)ための必 要なコストだと考えている可能性がある。ロシアとイランは今回の攻撃 を、米国がシリアから撤退するための口実の第一歩と見ている。米英仏の 攻撃がロシア、シリア、イランに戦略を変えさせ、ゲームチェンジを起こ すわけではない」

米国の攻撃は状況を根本から変えるわけではないというグラハム氏の指摘 を日本は重く受けとめなくてはならないだろう。シリア政策は北朝鮮政策 にも通じるからだ。

5月にもトランプ氏と金正恩氏は会うのである。どちらも常識や理性から 懸け離れた性格の持ち主だ。周囲の意見をきくより、即断即決で勝負に出 る可能性もある。狡猾さにおいては、正恩氏の方が優っているかもしれない。

米朝会談の展望を描くのは難しいが、万が一、米国に届く大陸間弾道ミサ イルを北朝鮮が諦めるかわりに、核保有を認めるなどということになった らどうするのか。

日米首脳会談で安倍首相がトランプ氏と何を語り合い、何を確約するか は、日本にとっても拉致被害者にとっても、これ以上ない程に重要だ。本 来、首相以下、閣僚、政治家の全てがこの眼前の外交課題に集中していな ければならない時だ。

しかし、驚いた。米英仏のシリア攻撃直後のNHKの「日曜討論」ではな んとモリカケ問題などを議論していた。メディアも政治家も一体、何を考 えているのか。私はすぐにテレビを消したが、野党とメディアが日本を滅 ぼすと実感した出来事だった。

喜ぶのは某国

4月13日夜、私の主宰するネット配信の「言論テレビ」で小野寺五典防衛 大臣が日報問題について語ったことの一部を紹介しよう。

自衛隊がイラクに派遣されていた10年以上前、日報の保存期間は1年以内 だった。隊員たちも「読み終わったら捨てるものだから、何年も前の日報 は廃棄されて存在しないだろう」と思い込んでいた。

だが、自衛隊は全国に基地や駐屯地が300か所以上あり、隊員だけで25万 人もいる。思いがけずパソコン内に日報を保存していた人がいたり、ある いは書類棚の中に残っていたのが見つかった。その時点で報告し、開示す べきだったが、そこで適切な処理が行われず、これが結果的に問題を招い てしまったというのだ。このような背景をメディアが正確に報じていれ ば、日報問題への見方も異なっていたはずで、無用な混乱もなかったはずだ。

ここ数年、防衛省には年間5000件以上の情報開示請求が集中豪雨のように なされているという。大変なのは件数だけでなく、請求内容だ。「何年何 月の資料」とピンポイントで開示請求するのでなく、「イラク派遣に関す る文書」というような大雑把な請求が少なくない。当然、膨大な量にな る。資料が特定できたとして、中身を調べ、開示して差し支えないか、関 係各省にも問い合わせる必要がある。この作業を経て黒塗り箇所を決め、 提出する。これが年間5000件以上、職員はもうくたびれきっている。

防衛省をこの種の書類探しや精査の作業に追い込んで、本来の国防がおろ そかにならないはずはない。喜ぶのは某国であろう。

ちなみに日本を除く他の多くの国々では、日報は外交文書同様、機密扱い である。日報を一般の行政文書に位置づけて、情報公開の対象にしている のは恐らく日本だけだ。

問題があれば追及し、正すのは当然だ。しかし、いま行われているのは、 メディアと野党による日本潰しだと私は思う。
『週刊新潮』 2018年4月26日号 日本ルネッサンス 第800回

        
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重 要 情 報
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  ◎(仲村覚 氏FBより収録)
沖縄の方は( 中国主権琉球、琉球回帰要提速、中華民族琉球特別自治区、などと書いてあるバナーの写真を見てください。

「誰も望んでいないから『琉球独立』なんかありえない。」

と思っている方がほとんどだと思います。

しかし、琉球独立は県民が望まなくても実現する仕組みが既に 出来上がっているのです。

ほとんどの沖縄県民が望んでいなくても

◎糸数慶子や琉球独立学会などが琉球独立を叫び、

◎チャイナの新聞テレビでは、琉球人民は古来から中華民族の一員で琉球独立運動を続けており、中国国民はそれを支持するべきとプロパガンダ報道を流し、

◎この写真のようにそれを真に受けたチャイナ国民が琉球独立を支持し、

◎また、部落解放同盟のロビー活動に騙された国連の人権委員会が琉球独立を支持し、

◎沖縄の新聞は、辺野古移設の工事を利用して、日本政府の沖縄差別を叫び、県民世論を「沖縄の自己決定権の回復」に扇動し

◎「沖縄の自己決定権の回復」というスローガンと「道州制の先駆け」という大義名分のもと沖縄県の自治記法条例の制定が行われ

◎その中に「日本が憲法9条を改正をしたら独自の憲法を制定」という条項を組み込み

◎沖縄を憲法改正阻止の基地と利用するとともに琉球独立の口実をつくろうとしています。

一方、政治経済の乗っ取り工作もすすめられており、

◎翁長知事のもと沖縄県と福建省との経済交流というスローガンのもと、チャイナ資本が沖縄にどんどん進出し

◎チャイナ系企業の仕事で経営が成り立つ沖縄の企業が増え、

◎中国資本とパイプのある政治家に票が集まる仕組みが作られ

◎沖縄の地方議会では親中派の政治家が増え

◎日本政府より中国共産党の意向で行動する政治家が増えていき、沖縄の政治経済のチャイナ化が加速し、前述したありえないシナリオの実現がより容易になっていく

左翼といえども沖縄県民は琉球独立を望んでいません。
しかし、反米感情、反日感情、親中感情は事実上、琉球独立のエネルギーとして利用されているのです。

このような未来を受け入れたくない、沖縄の皆様は、愛国、親米、嫌中のうねりを起こす運動にご参加をお願いいたいます。(収録  中山)


  ◎今、日本では、外国人留学生に一人当たり一千万円を支給してゐる さうです。しかしこれは捨て金であり、日本を破滅に導きます。

我等国民が払った税金で国を破滅させていいものでせうか。その代りに、 第三子が生れたら一千万円を支給することを提案します。

猶、宮崎県のえびの市では、入学生の9割が中国人だという、異常事態が まかり通ってゐます。
https://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2

こんな愚挙は、直ちにやめさせませう!!(北村維康)

  
◎トランプ大統領はCVIDを実現させるか:前田正晶

あの文在寅大統領と金正恩委員長の会談以来、多くの新聞とテレビであの 会談の成果とそれが今後如何なる形で具体化されるかについて、数多くの 専門家が意見を述べてきた。そのお陰でこの私にも何が問題点となるかは 少しは見えてきた。大方の観測は「あの文在寅大統領と金正恩委員長の会 談は、来たるべきトランプ大統領と金正恩委員長の会談への布石であろ う」という点に絞られているように思えた。即ち、トランプ大統領が自ら 語られたように「成り行き次第では席を蹴って立ち去る」ようなのだ。

私の見方はトランプ大統領はアメリカが過去に繰り返してDPRKに約束を反 故にされてきた経験に鑑みて、決して簡単に金正恩委員長を相手にして “CVID”(=完全なる検証可能にして変更不能な核兵器廃棄)が達成できる とは予期しておられないのだろうと思って見ている。だからこそ「席を 蹴って立ち去る」との、言わば条件の如き事を事前に表明されて圧力をか けたのだろうと思っている。

私は言わばトランプ大統領支持派ではないと言うか、個人的な好みとして 評価しないようなことをずっと言い続けてきた。だが、トランプ大統領が 就任以来の業績まで否定も批判もしてこなかった。今日までその選挙公約 を万難を排除しても実行されようとする姿勢の一環として「DPRKの非核化 (韓国に駐留する米軍の非核化にあらず)」を達成しようとして、積極的 に金正恩委員長との首脳会談にまで踏み切られた積極果敢な政策には敬意 を表するものである。

それは「今日までに歴代の米国大統領がDPRKに裏切られてきた約束を今度 こそ実現させる」との強い意志の表明であり、言うのは簡単であっても実 現には多くの困難を伴うであろう事に勇敢にも踏み切られた実行力と勇気 は、少なくともオバマ大統領の8年間の任期中には先ず見せられたことは なかったのだった。トランプ大統領の日頃の言動というかTwitterを使っ て表明される政策なり意志の表明なりには批判を招いたものが多かった。

だが、このように金正恩委員長との会談にまで積極的且つ大胆に踏み込ん だ実行力というか姿勢は、未だ嘗て歴代のアメリカ大統領には見られな かったものだったと思う。

私はポンペイオCIA長官(当時)までを平壌にまで密かに派遣して首脳会 談の下準備まで持ち込んでおられた作戦には「なるほど」と「流石CIA」 と大いなる「サプライズ」を以て受け止めたのだった。今後は事態をここ まで持ってこられた以上「席を蹴って立ち去る」ような事態を極力回避さ れるように、何も一度だけの会談に終わることなく、 “CVID”を世界の為 にも達成して頂きたいものと期待するのではなく「願っている次第」である。

専門家の中には「この度の板門店宣言も過去に何度も表明された合意事項 をなぞっただけである」とその内容の実現に懸念を表明した例もあった。 実は、正直なところ私が最も懸念しているのはこの点なのである。それは これまでのDPRKの手法というか手口から見れば。私には金正恩なる者は一 筋縄ではいかない知恵者(悪知恵も含めて)であり、側近にもかなり有能 な参謀役がいるのではないかと思わせてくれていたから懸念するのだ。

即ち、来たるべき(トランプ大統領が3〜4週間中にと表明された)会談の 後ではと言うか結果次第では、何れはトランプ大統領と金正恩委員長との 知恵比べというか、押したり引いたりと世界が固唾をのむような駆け引き の段階に入っていくのではないかと、独り密かに予測しているのだ。私は トランプ大統領は相当以上の確信を持って押し切れると想定されて事に臨 むのではと思っているのだが、如何なものだろう。


 
 ◎我が国の所為にするのは間違いでは:前田正晶

トランプ大統領はアメリカの貿易赤は輸出し続ける我が国の責任であるが 如くに非難する。その点をここでは考えて見ようと思う。

私は「我が国のトランプ大統領に関するマスコミ報道はアメリカのアン チ・トランプのテレビと新聞の fake news をそのまま垂れ流しているか ら悪評ばかりだ」という一部の有識者の意見をほぼ信じている。如何に個 人的にトランプ大統領という人物が好きではない私でも、その偏向振りは 奇怪であるというかフェアーではない思っている。

しかしながら、これまでに何度か批判してきたようにトランプ大統領は事 国際的な貿易面には疎いのではないかと本気で疑っている。その典型的な 例が我が国や中国に対してそこに長年生じている貿易赤字が怪しからん、 即ちアメリカに売り込んでいる貿易相手国の責任であるが如き事を言わ れ、安全保障の為に鉄鋼とアルミの輸入に関税をかけるといいだしたのが その揺るがぬ証拠であると診てきた。だが、専門家ではない私にはそれ以 上の解明が出来なかった。

そこに、宮崎哲弥氏が週刊文春に連載しているコラム「時々砲弾」でその 点をUKのFinancial Times(FT)の記事を引用して解りやすく説明してい たので理解できたので、一寸長くはなるがご参考までに引用してみようと 思い立った。

>引用開始

「トランプ大統領は、アメリカが全ての国に対して持つ「マクロの収支」 における赤字と特定の一国に対して持つ「二国間収支」における赤字の双 方をアメリカの損失と見做し、その責を貿易相手国に帰している。この貿 易収支、あるいは貿易収支を含む経常収支についての認識は完全に間違っ ている。そもそも貿易赤字は氏の国の損失を意味するものではないし、貿 易黒字はその国の得分を意味しない。かかる誤見を「重商主義の誤謬」と 呼ぶ。

では経常収支(>貿易収支)の赤字の原因とは何か。FTは明解に答えてい る。「経常収支の赤字は主に関税や貿易規制ではなく、財政政策や人口動 態、為替レートをふくめ主としてマクロ経済のさまざまな要因によって影 響される。そうでなければ、赤字が意味するのは、インドのような国は慢 性的な貿易赤字を抱えているから開かれた貿易体制を敷いているに違いな い、ということになる。インドに輸出しようとした人なら誰でも、明らか にそうではないと証言するだろう。

経常収支の黒字、赤字は、各国の経済主体が最も有利と判断して選択した 行動(=貯蓄投資バランス)の結果としてある。平たくいえば国内の需要 が縮小し、国民の多くが貯蓄をする場合、経常収支は黒字に傾くことがあ るし、国内消費が活発で、国民の多くが投資を行うような場合、経常収支 は赤字となる。経常収支はこうした国内の経済活動を反映するものなのだ。

従って輸入産品に思い関税を課したり、貿易相手国に「市場開放」を強要 したりしてしても、アメリカの貿易赤字は決して縮小することはない。仮 に赤字減らしという目的が正しいとしても、この種の貿易政策は先ず役に 立たない。トランプ大統領の国内向けの目玉政策である大幅な減税や巨額 の公共投資は、米国の国内消費、投資を活発化させる。その結果として貿 易赤字ますます膨れ上がるだろう」

<引用終わる

なるほどと思った。私は1970年代にM社に転出した頃に「アメリカは我が 国に対して貿易では赤字になっているが、アメリカの産業界はこれに失望 するべきで はない。それは我が国の多くの製造業界の企業では米国の大 手メーカーが持つ特許や ライセンスを受けているので、それに対する出 費というかアメリカ側が受け取ってい る毎年のローヤルテイーは決して 少額ではない。こういう状況を考えればアメリカ は必ずしも赤字を嘆く 必要ないのでは」と聞かされていた。

この宮崎氏のFTの記事を引用して解説はより具体的な説得力があったと 思って読んだ次第だ。いや、寧ろトランプ大統領とその側近にはあらため てFTをお読み 願いたいとすら考えたのだった。いや、失礼を顧みずに もっと率直にいえば、この辺 りにトランプ大統領の貿易の実務を経験さ れてこなかった弱点があるのではないかと 思うのだ。

  
 
 

 ◎ROKとDPRKの首脳会談に思う:前田正晶

結果がどう出るかは概ね予測できたので、と言うか多くの所謂「専門家」 の方々があちこちで色々と予測を語っておられたので、この私でさえ読む ことが出来ただけのことだった。午後6時過ぎだったか、両首脳の共同記 者会見(なのかどうか彼らを取りまく人数が画面では非常に少なく見え た)では金正恩は非核化に触れなかったし、如何にも「6月終わりまでに は開催されるだろうと言われるトランプ大統領との会談まで引っ張ってお くだろう」との専門家の予測通りかと思った。

先日、ジムのサロンでチラと拾い読みした NY Times では「金正恩が撒い た餌に韓国側が飛びついた」との見出しがあって、余り好意的な記事では なく、DPRKが自ら非核化を認めるまでには至るまいとあった。あの新聞な らば、トランプ大統領が金正恩との会談の開催を真剣に見込んでおられる 以上、それくらいは言うだろうと思っていた。

しかし、文在寅大統領にとっては恐らく一生一世の大仕事だっただろうか ら、その凝りに凝った演出と言うか筋書きは誠に絢爛豪華なもので、大い に印象的だった。専門家の方々のご意見では多くの狙いが籠められていた ようだったが、「南北統一」が最大の狙いだったのは間違いないようで も、金正恩が自国の非核化を真っ先に云々するだろうとは到底予測できな かった。もしもそうすれば、これまでに繰り返してきた発射の試験はどう なるか、核実験に費やした費用はどうなるのかとの疑問にぶつかるのだ。

両国間に存在する数多くの問題点と課題、それら以外にDPRKが長年にわ たって全世界でなければ少なくとも、アメリカ、中国、ロシア、フィリピ ンを始めとする東南アジアの諸国を巻き込んだ埋め立て地問題等々、それ に最後に述べるから小さな問題と思われてはならない我が国に対する拉致 問題等等々がたった一度の首脳会談で解決の糸口が見つかるはずがないと 私は思いながら、この言わば歴史的な会談の中継を見たし、専門家の解説 を聞いていた。

だが、何処まで金正恩が引っ張っていく気なのか、何処まで経済制裁に耐 え続けていく用意があるのか、本気で中国に縋り付くのか、ただ単に挨拶 に行っただけなのか、制裁が辛いから何とか落ちらでトランプ大統領に対 して援護射撃をとお願いに出たのか等々の読みにくかった事案の行く先 が、少しは見えてきたかのような会談だったと思う。だが、あのお二方が 会談しただけで世界の情勢が変わって行くのではなく、飽くまでも変わっ て行く為、変わらせる為の切っ掛けになっただけだと思う。

本番というか、世界情勢に大きな真の変化をもたらすだろう催し物は、本 当に開催されるか否かを未だに危ぶむ向きもあるし、トランプ大統領自身 が『事によっては席を蹴って立ち去る』と言われる「トランプ大統領対金 正恩との会談」であろう。それだけではない、私には未だに昨日金正恩が 約束したような事柄を信ずべきか否かなどは解らないのだ。現に文在寅大 統領が伝えると安倍総理に約束したと報じられていた「拉致問題」が採り 上げられたという話は、関連の報道にはチラとも出なかったではないか。

今や信ずべき事は、安倍総理が囲み取材の際に「我が国が蚊帳の外という ことはない」と断言された点だけである。その為に出張されて「トランプ 大統領と11時間も語り合ってきた」と強調されたことだ。



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身 辺 雑 記
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2日の東京湾岸は晴れ。

散歩した近くの都立猿江恩賜公園は銀杏やらマロニエやら緑一 色。
本格的な春になった。しかし82にもなると友人の訃報が連続して
届いて暗くなる。天気ばかりがやけに明るい。五月になった

                         読者:5576人
              






        


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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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  • 名無しさん2018/05/02

    「サワコの朝」に横田早紀江さんを出して。

  • 名無しさん2018/05/02

    医療の世界で悪魔の所業が横行すると、さすがに良心的な医師たちは、心を痛め反発する。その典型がロバート・メンデルソン博士だ。彼は、アメリカで、今も「最も民衆に愛された医者」として称賛、敬愛されている。メンデルソン博士は、その著書でズバリ断定している。



    「現代医学の神は死神である。病院は死の教会である」 つまり、現代医学の真の目的は患者を救うためではなく、殺すための学問なのである。病院が死の教会と言うのは、「殺す場所」と言う意味である。ここまで書くと、医師、看護師などの病院関係者は、顔面蒼白となって激怒するだろう。それなら問いたい。「あなたは自分が患者に施している治療を自らも受けたいか?」 ある調査で271人の医師に「自分に抗がん剤を打つか?」と聞いたら、なんと270人が「ノー!」と答えている。でも癌患者が来たら、全員「抗がん剤を打つ!」と言う。



     メンデルソン博士の残した警句を続けよう。



    「現代医学で評価できるのは1割の救命医療のみ。残りの9割は慢性病には全く無力。治せないどころか、悪化させ、死なせている」



    「医療の9割が地上から消え失せれば、人類は間違いなく健康になれる」



     この根拠として、博士は、イスラエル全土で病院がストライキをしたら、同国の死亡率が半減し、病院が再開したら元に戻った例を挙げる。そして付け足すのだ。「病院はストライキを続けるべきである。永遠に・・・」



     つまり、人類の半分は病院で殺されている。だから地上から病院がなくなれば人類の2人に1人は殺されなくて済む。



     メンデルソン博士の言う通り、医療の9割が消え失せれば人類は健康で幸福で長生きできる。それを証明するエピソードがある。北海道の夕張市が財政破綻で公立病院が閉鎖したら、同市内の病人が急減した。つまり、病院こそが、病人の大量生産施設なのだ。ある自治体で癌の集団健診を止めたら、癌患者が三分の一に激減した。癌研究が、実は癌患者をでっちあげている。ここまで医療マフィアにコケにされても、国民たちは気づきもしない。「医療の9割が消えれば健康になれる」と言うメンデルソン博士の言葉は、希望の言葉だ。



     日本の医療費50兆円のうち45兆円は不要となる。すると、財政赤字も一挙に解決する。世界の医療費1000兆円のうち900兆円が浮く。これを住居、教育、文化、福祉などの回せば、地球は平和で豊かな惑星に変貌する。



     驚くべきことにロックフェラー一族は薬を飲まない。その理由を生前に尋ねたら、魔王ロックフェラーは苦笑いでこう答えた。



    「医薬品の正体は、すべて毒だ。あれは家畜のと殺用だよ」 因みに、家畜とは病院にやってくる患者のことである。



    「奴らは、病気を治すためではなく、家畜をと殺するために雇っているのだ。勿論、家畜からと殺料はいただくがね(笑い)」



     では、薬を飲まない、医者にかからないロックフェラー一族は、病気の時どうしているのか?



    彼らがかかっているのはホメオパシー(同種療法)の医師のみである。表向きは「迷信だ!」と徹底弾圧した代替医療に、一族は全員かかっている。因みに、ロックフェラー一族は水道の水も飲まない。彼らは毒のフッ素などを添加した張本人だから、その危険性は承知している。外出のときは水筒を持参する。そして外食はしない。食物は一切農薬を使わない専用農場でオーガニック栽培をしている。ロックフェラーはモンサント社を所有していた。遺伝子組み換え食品や猛毒農薬で巨万の富をあげた最悪会社だ。その所有者の一族は、完全無農薬の作物を賞味して長寿を保っているのだ。全員フリーメーソンとして有名な英国王室も、マンツーマンで自然療法のホメオパシー医師が専属でついている。だからエリザベス女王は90歳を超えても元気なのだ。サッカーのベッカムや陸上競技のボルトも、専属ホメオパシー医師が付き、さらに彼らは肉も食べない菜食者ヴィーガンという。我々も彼らの不老長寿を見習おう。

  • 名無しさん2018/05/02

    日本乗っ取り、「スヒョン文書」でググってね 

    http://gekiokoobachan.blog.fc2.com/blog-entry-264.html

    China(支那)のカニバリズム

    https://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/b07086e1ed672c004909abc5e0e0efa4?fm=entry_awp_sleep

    先帝陛下:昭和天皇のお話・お言葉と全国ご巡幸・4月29日は「昭和の日」・「平成」もあと1年

    http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7061.html

    めぐみちゃんと家族のメッセージ

    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%81%E3%81%90%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A8%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjF4pWBveTaAhVCT7wKHf3LATMQ_AUICygC&biw=1097&bih=518

    TBS「報道特集」で『司会が嘘歴史を連発しまくる』法螺吹き展開が発生。現行憲法を擁護するのに必死

    http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50510314.html

    不当懲戒?

    http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2018/04/27/2485-%e4%b8%8d%e5%bd%93%e6%87%b2%e6%88%92%ef%bc%9f/

    【証人喚問】佐川氏 「官邸に加え、安倍昭恵氏、安倍首相秘書官、麻生大臣、麻生大臣秘書官の指示も無かった」と証言!! 森友問題終了!!野党マスコミ完全敗北wwwwwwwwww

    http://hosyusokuhou.jp/archives/48813418.html

    全ての殺人事件は

    https://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi/entry-12370876528.html

    あなたはどう思われますか? アメリカ政府から「誤って流出した」とされる遠隔マインドコントロールと「肉体に苦痛を与える遠隔操作」が記された文書。その個別の内容をすべて書き出してみました

    https://indeep.jp/this-is-the-manual-of-remote-body-control-maybe/

    これでも尼か!瀬戸内寂聴、身内を殺された被害者を罵倒!!

    https://blog.goo.ne.jp/yomogiinu/e/f6cc24d3e78dcc2abc67463272db75a2?fm=entry_awp_sleep

    「ゴーマニスト」宣言【追記編・欄外編】(18)

    https://nittablog.exblog.jp/14740888/

    ナチスがソ連に敗退した本当の理由

    http://cbn.la.coocan.jp/jpn/russia.htm

    日本における朝鮮人枠

    http://hatekorea.blog.fc2.com/blog-entry-303.html