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頂門の一針

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頂門の一針4633 号  2018・3・13(火)

2018/03/13

              
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4633号
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        2018(平成30)年3月13日(火)



     トランプが金正恩と直接交渉へ乗り出す?:宮崎正弘

「拉致:朝鮮半島の闇、日本の闇」第13章:“シーチン”修一 2.0

       トランプ大統領の真価が試される時では:前田正晶

             
           
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4633号
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トランプが金正恩と直接交渉へ乗り出す?
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)3月12日(月曜日)弐
         通巻第5632号
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トランプが金正恩と直接交渉へ乗り出す?
  中国とは貿易戦争を覚悟の鉄鋼に高関税、その一方で「TPP11」 が成立
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硬直状態に風穴が空いた。

金正恩とトランプが「中国を抜きに」博打に打って出た。平昌五輪に代表 団を送り込み、実妹を事実上の使節団長としてソウルに派遣した北朝鮮は 文在寅韓国大統領をして「4月末までに板門店における南北首脳会談」を 約束させ、唐突に「雪解け」を演出した。

突然の歩み寄りという変化に、トランプ大統領はこの状況の激変に対応す るかのように、「5月までに北朝鮮の金正恩と直接の首脳会談を受け入れ る」と発表した。

金正恩のメッセージを口頭で伝えに行った韓国使節団が仰天し、日本は梯 子を外されたのではないかとすぐに安倍首相はワシントンに電話をかけた。

「拙速だ」「金正恩に騙される」「素人外交故に危なっかしい」と、ト ランプ大統領の衝撃の決定に対して、一斉に批判が巻き起こった。

日本のメディアの一部には、このトランプの豹変ぶりに驚愕して、当時同 盟国だったドイツが、抜き打ち的にソ連と不可侵条約を締結するにいた り、平沼騏一郎は「国際情勢は複雑怪奇」と迷言を吐いて辞任にしたよう に、独ソ不可侵条約の衝撃に比したところがあった。

しかし、おそらく一番慌てたのは習近平だっただろう。

この伏線には「同盟」の組み替えを意図した戦略上の変更があるのではな いのか。

6カ国協議で主導権をとって、日本を蚊帳の外に置いてきた中国は、米国 を二度三度騙して、北朝鮮の時間稼ぎに結果的に協力し、さらには国連制 裁に加わって、あたかも北朝鮮を締め上げる日米の強い政策圧力に協力的 であるかのようなポーズを作ってきた。

その不誠実に、トランプ大統領のアメリカは腹に据えかねた。

トランプの急変は、中国に一言の相談もなく、こんどは中国が蚊帳の外に 置かれたのだ。中国の外交部も楊潔チ国務委員も事前に、トランプの激変 ぶりを予測してはいなかった。

それはそうだろう。米国の国務省も国防相も大統領の発言に驚きを隠せ ず、CIAもFBIも事前にトランプの方針転換を予測していなかったの だから。

直前にトランプは主として中国からの鉄鋼、アルミにそれぞれ25%、 0%の高関税をかけると宣言し、大統領命令に署名した。対中貿易戦争宣 言である。このため、中国は周章狼狽し、劉?をすぐに米国に派遣した が、成果は無かった。
 
他方で、日豪加など11ヶ国は米国抜きのTPPを成立させたが、米国は音 無の構えだった。


 ▲トランプは北朝鮮の逆利用を考えたのではないか

1971年7月15日のことを筆者は昨日のように覚えている。

時の米国大統領リチャード・ニクソンはソ連を封じ込める効果的手段とし て、同盟関係を組み替え、中国を梃子とすることを思いつき、突如敵対し てきた中国と国交を再開し、世界にニクソンショックを与えた。

トランプは深くニクソンを尊敬する大統領であり、オバマの「戦略的忍 耐」を批判し、「あらゆる選択肢は卓上にある」として北朝鮮制裁を強化 してきた。

世間は「経済制裁が効いた結果だ」とトランプとの直越対話に乗りださ ざるを得なくなった北朝鮮の孤独を言ったが、同時に多くの分析は「中国 派の張成沢を処刑し、実兄をマレーシアで殺害した非情な人間が、まじめ に非核化などを考えては居ない。時間稼ぎに騙されるな」という意見が圧 倒的である。

しかしトランプは最初から自国の国務省を相手にしていない。

リベラルの巣窟、米国の外交をこれほどまで低下させ、劣化させたのが国 務省と総括しているトランプにとって、国務省に相談しないのは基底の方 針とみると、国務省がいかに慌てようと、そのことで動揺したりはしない。

ましてやティラーソン国務長官は、歴代高官とはことなり外務経験ゼロ、 むしろ敵対国や政情不安な国々のトップと複雑な駆け引きをしてきたタフ ネゴシエーターである。ティラーソン国務長官の一連の発言が、かならず しも国務省を代弁してはいなかったように。

トランプは考えたのだ。

最終的な米国の敵は中国である。その中国のパワーを減殺させるために は、徒らに直接的な貿易戦争、技術移転阻止、スパイの摘発、中国企業制 裁だけでは効果があがらない。げんに中国は南シナ海を支配し、戦後の世 界秩序を大きく変えてしまった。
 

 ▲「中国が支配するアジアを受け入れるのか」と『フォーリン・アフェ アーズ』

「中国が支配するアジアを受け入れるのか」と『フォーリン・アフェアー ズ』にジェニファー・リンド(ダートマス大学準教授)が衝撃的論文を寄 稿した。

この論文を執筆したジェニファー・リンド女史(ダートマス大学準教授) とは何者かを先にみておく必要がある。

彼女はマサチューセッツ工科大学卒業、若手の国際政治専門家。とくに日 本研究で知られ、長期に日本に滞在した経験がある。

曰く。「外交上、謝罪は重要だが、日本の場合、中国や韓国へ謝罪を続け ることは日本国内の政治的混乱を引き起こすだけ」であり、「もう謝罪は 不要だ」と発言する気鋭の政治学者だ。基調はリベラルである。

リンド教授の「「中国が支配するアジアを受け入れるのか」と題する所論 の『フォーリン・アフェアーズ』論文の原題は「地域ヘゲモニーはいかよ うになりつつあるのか」(WHAT REGIONAL  HEGEMONY WOULD LOOK LIKE)であり、日本語訳 の題名はいささかニュアンスが異なるきらいがある。

ともかくリンド女史が言う。

「米国は東アジアでいまなお圧倒的な力を持つとはいえ、中国はその ギャップを急速に埋めてきた。もっとも経済的危機と国内政治の失敗が中 国の勢いを減退させる可能性は残るものの、いまの趨勢が持続すると仮定 すれば、中国はアジアにおいて軍事的、経済的、政治的ヘゲモニーを確立 するだろう。

となると米国の従来の同盟国であるオーストラリア、日本、フィリピン、 韓国などが独自の防衛力を増やしつつも、米国以外との協力関係の増強に 向かうか、あるいは中国の支配を受け入れるかの選択を迫られるだろう」 (同誌より要旨を拙訳)。

この論文の指摘を俟つまでもなく、中国の脅威はアジア諸国に拡大し、ア セアン諸国並びにインドは中国を極度に警戒する態度に変質している。

中国は「侵略など毛頭考えない」と外交のリップサービスで標榜しなが ら、一方では軍事的プレゼンスをいやますばかりか、経済的にアジア諸国 を圧倒し、文化的浸透を強めてきた。

いずれにしても、トランプの米国は南シナ海の中国支配を転覆させるほど の意思も実力もなく、結局北朝鮮の核施設は攻撃せず、中国に任せていた らまったく進捗せず、韓国はぬけぬけと反米的行動を取り、頼りになる日 本には肝腎の軍事力がないときている。

リンド女史はこうも続ける。

「中国は植民地主義など企図しないし、中国は近隣諸国とは友好親善とい う平和的アプローチを進めると公言しているが、ヘゲモニーを確立する国 とは、典型的に地域の安全を優先させるものである。なぜならヘゲモニー 国家はライバルの力の増大を決して望まないからである」。

したがって中国は、日本がインドなどと防衛協力体制の構築強化を進める ことに並々ならぬ関心を示すとともに、日本の国内政治に対しても異様な 関心を抱くのである。

日本が他国との軍事演習をおこなうたびに言葉を極めて非難し、すこしで も防衛予算を増やし、装備を近代化しようものなら「日本に軍国主義の復 活」などと、声高に批判し続けるのも、これによって日本政治に親中派の 輪を拡げ、日本政府の決定を内部から攪乱させる高等な外交戦術とみるべ きである。

こうした中国の増長に対して、日米も欧州も、いやアジア諸国もロシア も、決定打を欠いた。

ならば状況を変える突破口として、トランプは米朝会談という「トラン プ」(切り札)カードを切ったのではないのか。

         
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)歎異抄にある以下の部分は悪人正機と言われ、その意味が いろいろと議論されてきました。
 善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや。しかるを世の人つねにい はく、

「悪人なほ往生す、いかにいはんや善人をや」。

偶然に親鸞の師法然の言葉にこれと符合するものを見つけました。大正六 年に醍醐寺三宝院で発見された「三心料簡および御法語」の中にあります。

「三心料簡および御法語」は法然の側に仕えた勢観房源智が書き記したも のです。

此宗悪人為手本 善人摂也。
聖道門善人為手本 悪人摂也。云々

書き下すと以下のとおりです。

この宗は悪人を手本となし、善人までも摂す也。
聖道門は善人を手本となし、悪人をも摂す也と云々。

浄土宗は悪人を対象として救う方法を求め、それを善人にまで含めて適用 する。

聖道門は善人を対象として救う方法を求め、それを悪人にまで含めて適用 する。

この法語集を親鸞が読んでいたかは分かりませんが、親鸞は法然のこの考 えを理解していたはずです。そうすると悪人正機と言われる「善人なほも て往生をとぐ、いはんや悪人をや」という親鸞の言葉は「浄土門の救済方 法は悪人を対象としたものであるにもかかわらず善人までもが併せて往生 を達成する。それなら本来の救済対象である悪人は当然往生する」という 意味になります。

歎異抄は明治時代に清澤満之によって再発見されて、「三心料簡および御 法語」が発見された大正六年頃にはほぼ解釈が出尽くしていたと思いま す。したがって、法然に関する新発見の資料まで調べる人も少なく、この ような明らかな符合にも気づく人がいなかったのでしょう。(當田晋也)

 
(宮崎正弘のコメント)偶然でしょうか。先週土曜日、小生、奈良で所用 のあと時間が出来たので、京都へ行って、親鸞聖人の廟に詣でてきまし た。拙宅はご先祖以来の、浄土真宗東本願寺大谷派でもありますので。
浄土宗の総本山が知恩院、そこから500メートルほど八坂神社寄りに親鸞 の廟があり、いまも花と線香が絶えません。そういえば、あの東山全域 は、高台寺あり、各宗派の総本山ありで、日本仏教の聖地ですね。世界的 にみると、仏教各派の総本山がおよそ一ケ所で共存しているのは奇観では ありますまいか。



               

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「拉致:朝鮮半島の闇、日本の闇」第13章
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         “シーチン”修一 2.0

【措置入院」精神病棟の日々(104)】3階の隔離室から2階へ降りたら、K と、子供を学校や保育園へ預けてフリーモードの娘2人がおしゃべりして いた。

次女「自分の精神年齢、いくつだと思う?」

長女「分かんなーい・・・20歳くらいかなあ」
次女「私は18歳かな」

小生「昔から“女は死ぬまで18歳”と言うなあ」
K「フン、“男は死ぬまで14歳”、中2のまんま」

イヤミな奴・・・ここは「ハハハ、オトーサン、一本取られたな」と笑う 場面なのだが・・・でも、現代芸術とか見ると、「何だ、これ! よーや るわ、笑うしかないなあ」という“作品”が実に多い。クリスト&ジャン ヌ・クロードなんて、もう「そこまでやるか?!」と呆れ、徐々に「いい なあ」、やがて「俺もやりたい」となるね。

https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&gdr=1&p=%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A8%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89

オマケは:
https://search.yahoo.co.jp/image/search;_ylt=A2RCKwLgjKBarT4AJwCU3uV7;_ylu=X3oDMTBiaGxjcmduBHZ0aWQDanBjMDAy?p=Unbilybable&aq=-1&oq=&ei=UTF-8

メンコやビー玉集めに夢中になったガキの頃のまま、みうらじゅん的収集 癖と発表癖、興味津々、冒険心、イタズラ、チャレンジ、俺が一番 だ!・・・確かに小生は14歳の心をヂヂイになっても引きずっている。男 はそういうのが多いのではないか。

このガキの心が人間を、世界を動かすのだ、いいこともあるし、悪いこと もあるけれど。ルメイは「歴史に残る大空襲をしよう、攻撃地域の周りを ぐるりと焼夷弾で燃やし、逃げられないようにしておいてから円周の中に 爆弾を落とせば完璧に仕上がる」と無差別大量虐殺をデザインし、作品を 産み出した。

超大作「存在と無 ピカドン ヒロシマ・ナガサキ 1945」はトルーマン 他との共作だったが、衝撃の大きさにチームもおののき、2年後「ショッ ク療法で害獣を駆除するしかなかった、あれで大国間の戦争は抑止され た」と言い訳し始めたが、未だに是非論があるという、戦後最大の問題作 になってしまった。

「イタズラ坊主の好奇心では済まんで、のう、よーく考えてやらんと、永 遠に空前絶後の無差別大量殺戮国家の汚名を着るで」という教訓を世界に 発信したことは確かだったが。 

ルメイは「戦争に勝ったからいいけど、負けていたら戦犯で死刑だな」と 同僚と談笑していた。日本もこの芸術的、狂気的、爆発的作品に大いに感 動してルメイに勲章を贈ったのだった。世の中はいつでもどこでも Unbelievable!や。

産経3/4「主張 読書時間ゼロ 豊かな言葉と教養を失う」、ホンマ、 Unbelievable!やで。

<1日の読書時間が「ゼロ」の大学生は、5割超に上る。最高学府の名に値 するのだろうか。

知識と教養を高めるべき学生時代に多くの本を読まず、いつ読むのか。国 語力低下に拍車をかける、危機的状況だと認識すべきだろう。

学生の生活実態を調べた全国大学生協連の調査で、1日の読書時間は平均 23.6分だった。「0分」と回答した学生は53%と初めて半数を超えた。こ れは、電子書籍も「読書」に含めての数字である>

斎藤緑雨や大宅壮一が「ポコポコ大学を創るとバカが増えるだけだ」と 言っていたが、確かにそうなった。豪州では支那人留学生を迎えないと大 学の経営が成り立たないからズロースを脱いで「ニイハオ、イラサイマ セ!」、教育レベルは高校並みになったという。

日本も同様で、少子化で「ようこそノーナイパーランドへ、バカでも犬で も猫でもスズメでもOKよ、でも入学料と授業料はきちんと払ってね、4年 間遊べるんだから安いものよ、サークル、コンパ、カラオケ、マンガ、 ゲーム、マージャン、ゴルフ、歌って踊って恋をして・・・何でも好き放 題。お土産は“大卒”、スッゴイでしょ!」。

小生が悪さに励んでいた1970年前後でも、「学生の本分は読書だ」という 言葉が残っていたし、読んでいないと口には出さないものの「基本的なも のぐらいは読んどけよなあ」とバカにされたものだ。

その後、小生が40歳の頃に女子大卒の女の子を交えて飲んでいた際、友達 との会話の中で「三浦朱門? 曽野綾子の旦那だろ?」と言ったら、女の 子が「もう話についていけない!」と声を上げた。一葉、紅葉、露伴、鴎 外、谷崎、荷風なんて話題にしたら心肺停止になりはしまいかと心配だ で、ホンマ。

大学生の愚息から「オヤジ! 日本とアメリカが戦争していたってホント か?」と聞かれたときは、ほとんど絶望的になった。最近、若い世代の多 くは愚息並みだと知って再びビックリ。一粒で何度もオイシイのはグリコ だけでええで。

あまり言いたくないが、小生は人間を「中2以下」と「高2以上」に分類し ている。中3と高3がないのは、試験勉強という、設問者が正解とする答え をするゲームに集中している時期で、試験が終わればすべての記憶はゴミ 箱行きで、脳ミソの肥やしにならないからだ。小生の子供たちは資格試験 や公務員試験では必死になっていたが、受かればその間覚えたことはメモ リーから全部削除される。試験問題集しか見ない、読まない、買わない。 中3と高3での勉強は、およそ学問とは似て非なるものだ。

「なぜか、なんぞ考えんでええんや、今はな記憶力、暗記力競争や。新大 陸発見に至るスペインの動機、実際は誰が発見したかなんぞ、合格してか ら勉強したらええ」

そんなもん。で、大学へ行ったところで必死に学問をしなければせいぜい 高2のまま、ものにならないから企業は3か月かけて新人教育とかOJTをす るわけだ、敬語の使い方、電話の仕方とかもやっているのかもしれない。 基礎があやふやで付け焼刃だから、3年で辞めてしまう新人が少なくない。

教育無償化・・・さらに「バカが増えるだけだ」。知的レベルを上げたい のなら中3、あるいは高3までしっかり学問の基礎を教え込むことだ。そし て仕事に就くか、職業専門学校に行くか、大学へ行くかを選別し、大学は 狭き門でいい。狭いからこそいい素材が集まり、優秀な人材を産み出し、 社会の指導層になるのが合理的ではないか。優秀なのに授業料がきついと いった子弟こそを公金を使って応援するのが筋だろう。

筋を言い立てたところで、政治家は票にならないことには関心がない。政 治家そのものが、社会で居場所がなく、生活費のために自治体の議員に立 候補した人を知っている。酒を飲むと、政策ではなく、いくらカネが入る かしか関心がなかった。(この人は地方都市の郊外で飲屋を経営していた が、飲酒運転取締りが厳しくなったので客が激減、で、市会議員を目指し たわけ。呆れてしまうが、この手のアホ議員は多いのではないか。国会議 員を含めて半数にするべきではないのか。市町村議員は基本的にボラン ティアにすべきだ)

マキャベリ曰く――

<君主(最高指導者、元首など)にとって、術策など弄せず公明正大に生 きることがどれほど賞賛に値するかは、誰もが分かっている。

しかし、我々の経験は、信義を守ることなど気にしなかった方が、偉大な 事業を成し遂げている。人々の頭脳を操ることを熟知していた君主の方 が、人間を信じた君主よりも、結果から見れば超えた事業を成功させている。

成功を収めるためには、人間的「法律」の行使と、野獣的「力」の行使が ある。法律だけでは不十分だから、力の助けを借りる方が有効だ。つまり 君主には、人間的なものと、野獣的なものを使い分ける能力が必要なのだ。

この野獣だが、知恵のあるキツネと攻撃力のあるライオンに注目すべき だ。罠を見抜くのは知恵者のキツネで、狼を追い散らすのは獰猛なライオ ンだ。2つがそろっていないと事業の成功は覚束ない。

ただしキツネ的な能力は巧みに使われねばならない。非常に巧妙に内に隠 され、しらっぱくれて、とぼけて行使される必要がある。なに、人間とい うものは単純な動物だから、騙す者は騙す相手に不足することはない・・・

目的達成のために悪をなさざるを得なくなったときは、目立たないように 徐々にやるよりも、むしろ好機到来の時に一気にことを進める方が有効 だ。変化があまりにも急だと、従来からの支持者を失う前に、新しい支持 者を獲得できるからだ。グズグズしていると元も子もなくす>

大地震 津波が来るぞ 高台へ(修)

今だ!と思ったら速攻で対応しないと、元も子もなくす。後で「拙速だっ た」「立憲主義にもとる」と言われるより、国民の命、生活、国家を守る ために政府はある。危機に際しては生き残ることが最優先なのだ。拉致被 害者の奪還は「拙速」どころかひたすら「拙遅」「愚図」「無策」で、国 民が忘れ去るのをひたすら待っているようだった。

本論に入ろう。嫌われる マクラ長過ぎ 早くやれ(修)分かっておるん やが、遅漏やさかい堪忍や。

拉致報道の先駆者でありながら孤立無援の産経の阿部雅美記者は、当時、 日共の橋本敦参院議員の秘書をしていた兵本達吉氏と運命的な出会いをす る(修一:この時期は1996年か97年始めあたりだろうが、阿部氏も兵本氏 も正確には記憶していないという)。阿部氏の「私の拉致取材」#42、43 から。

<1979年の記述からスタートした拙稿はようやく90年代に入ったが、極言 すれば、北朝鮮による日本人拉致は、社会的にはまだ、存在していなかった。

私の拉致取材も、そろそろ終わりのはずだった。そこへ、1本の電話がか かってきた。

「国会の共産党の人からですよ」。いつかかったのか、記憶がはっきりし ない。

間違いだと思った。産経新聞社と日本共産党間の、自民党意見広告掲載を めぐる訴訟は産経側の全面勝訴で決着していたとはいえ、仲直りしたわけ ではない。いわば犬猿の仲。電話などかかるはずがなかった>

修一:上記の訴訟とは――

<1973年(昭和48年)12月2日にサンケイ新聞は自由民主党から広告料をも らったうえで同党の日本共産党に対する意見広告を紙面に掲載した。その 内容は「前略 日本共産党殿 はっきりさせてください。」というタイト ルで、当時の日共が参議院選挙向けに掲げていた「民主連合政府綱領」 が、自衛隊・安保条約・天皇・国会・国有化の各点について「日本共産党 綱領」と比較して矛盾していると批判するもの。

日共はこれを意見を求める挑戦的広告だとして、憲法21条から反論権(ア クセス権)が導かれるとして、「同一スペースの反論文の無料掲載」をサ ンケイ新聞に求めたが、サンケイ新聞側は「自民党と同じく有料の意見広 告であれば掲載するが、無料では応じられない」と回答した。

これに対して日共は東京地裁に仮処分を求めたが、申請を却下された。さ らに共産党は産業経済新聞社を相手取って「同一スペースの反論文の無料 掲載」をさせるよう東京地方裁判所に訴訟を起こした。

一審・二審とも憲法21条から直接に反論権は認められない、人格権の侵害 を根拠としても新聞に反論文の無料掲載などという作為義務を負わせるこ とは法の解釈上も条理上もできないとされ、また当事件では名誉毀損も成 立しないとして共産党の請求は棄却された。判決を不服とした日共はただ ちに上告したが最高裁は上告棄却し、日共の全面敗訴が確定した>(WIKI)

「よー、産経さん、誠意見せろ言うてんのや、俺らには反論権あるんやか ら、タダで載せるんが当たり前やろ、うちの組には血の気が多いミンセー ちゅう若いもんがギョーサンおるが、挨拶させようかい、のう」、ほとん ど言いがかり、ヤクザみたい。

日弁連の法匪を駆使しても日共は敗けたのだから、さぞ悔しかったろう。 今の米国民主党がトランプを呪うみたいに憎悪し、「死ね!産経」とか五 寸釘で深夜に紙面に穴を開けていたりして。閑話休題。

日共からの電話に出ると、阿部記者はびっくりした。

<あんたが昔書いたアベック蒸発の記事、読んだよ。(松本)清張の小説 より面白いな。わしも新潟、福井、鹿児島、みんな行って、家族に会って きた。北朝鮮による拉致に間違いないんだよ」

いきなり、大きな声で、そう切り出す。自分のことを「わし」と言う思わ ぬ“同志”の出現に戸惑った。それが橋本敦参議院議員の秘書、兵本達吉氏 との出会いだった。

橋本議員は1988年3月(26日)に拉致疑惑を国会で明言した「梶山答弁」 をを引き出したが、質問は秘書の兵本氏が現地調査を基に練ったことに疑 いの余地はない。被害者家族の心痛描写など、実際に会って話を聞いた人 にしか書けない>

国会でどのようなやりとりがあったのだろう、参院予算委員会議事録(昭 和63/1988)年3月26日から引用する。一部カット、( )内は修一が補足 した。

○橋本敦君 (大韓航空機爆破事件の)捜査協力の関係で、警察庁は韓国 へ派遣をして捜査をされたという事実があるわけで、それに関連して聞き ますが、この(実行犯である)蜂谷真一(父役、後に自害)、蜂谷真由美 (娘役、金賢姫)名義の偽造旅券、この旅券は偽造された場所はどこだと お考えですか。

○政府委員(城内康光君)本件の偽造旅券は蜂谷真一という実在の人の名 前を使っておるわけでございます。その関係について調べましたところ、 その偽造旅券の作成に、北朝鮮の秘密工作員であることが明らかな宮本明 こと李京雨が関係していたということがわかっております。

それからまた、(蜂谷真由美を名乗った)金賢姫からのいろいろな事情聴 取で、1984年、金賢姫が招待所におりましたときに、その年の七月に 旅 券用の写真を撮影し、それからまた八月にそれに署名をしたというよう なことがわかっております。そういったいろいろな諸点を総合いたしまし て、北朝鮮において偽造されたというふうに私どもは考えております。

・・・

○橋本 そこで自治大臣の御判断を伺いますが、日本の法を犯し、偽造旅 券を行使した金賢姫という人物は北朝鮮の工作員であったというこの判断 は、国家公安委員長としてもいろんな証拠からなさっているのではないか と思いますが、御判断はどうですか。

○政府委員(城内)技術的な事柄でございますので、私からお答えいたし ます。金賢姫の供述は、いろんな点で信憑性があるというふうに私ども考 えております。金賢姫は、全く自己にとって不利益な供述をしておりまし て、それは大変自然であり、また具体的な内容になっております。

そういったことは、1月15日のテレビなどの公開記者会見のインタ ビュー などでも明らかでございますし、また私どもの捜査員、警察庁の係 官が 韓国に赴きまして二回にわたって事情聴取をしたということからも、 大 変心証を得ておるわけでございます。それからまた、金賢姫の供述につ きましてはいろんな点で裏づけがとれておるわけでございます。

そういったような点を総合的に考えて、私どもは北の関与があるというよ うなことを考えているわけでございます。

○橋本 ところで、この金賢姫を教育したウネあるいはウンへなる人物の 問題ですが、この人物については鋭意調査を遂げられておるようですが、 経過はどうですか。

○政府委員(城内)この恩恵の所在捜査の進捗状況でございますけれど も、李恩恵なる人物を割り出すために、身元に関する情報及び似顔絵をも とにしまして、家出人の手配データなどを利用して、現在幅広く類似の行 方不明者について調べておるところでございます。また、ポスター、チラ シなどを全国に配布して、広範な広報活動をやっておるわけでございます。

特に、本件につきましては捜査というよりはむしろ人捜しという分野でご ざいますので、情報などを国民にできるだけ多く提供して御協力を得たい ということでございまして、現在進行形であるということでございます。

○橋本 これは、警察としてはこの恩恵なる人物は日本女性で、日本から 拉致された疑いが強いと見ているんじゃありませんか。

○政府委員(城内)そのように考えております。

○橋本 それが事実はっきりいたしますと、これはまさに外国からの重大 な人権侵犯事件であり、我が国の主権をも侵害する重大な事犯の可能性を 含んでいる重大な事件である。ですから、これがはっきりしますと、当然 本人の意思を確認して、主権侵害の疑いがあれば原状回復を要求するな ど、政府としての断固たる措置をとる必要がある。外務大臣、今までの捜 査の経過、答弁をお聞きになってどう御判断でしょうか。

○国務大臣(宇野宗佑)警察当局からの答弁どおり、ただいま鋭意捜査中 でございますから仮定の問題なのかもしれません。しかし仮に、真相究明 の結果,主権が侵害されたということが確認された場合には、当然日本は 主 権国家でございますから、それに対する措置を講じなければならな い、か ように考えています。

○橋本 国家公安委員長として、この恩恵の拉致事件についてどう御判断 ですか。

○国務大臣(梶山静六君)問題の女性の身元割り出しは困難な面があるこ とは否めないことでありますけれども、日本から拉致をされた疑いの持た れることから、事態の重大性にかんがみ、今後とも国民の協力を得つつ力 を尽くす所存でございます。

○橋本 拉致事件について言いますならば、単に問題はこれだけではなく て、昭和53年7月と8月、わずか2カ月間に4件にわたって若い男女 の カップルが突然姿を消すという事件が立て続けに起こっているのであり ます。これは極めて重大な事件でありますが、福井、新潟、鹿児島そして 富山、こうなりますが、一件は未遂であります。警察庁、簡単で結構です が、この三件の事件の概要について述べてください。

○政府委員(城内)まず、53年の7月7日に福井県の小浜市で起きました 男女の行方不明事件についてでございますが、当該男性は七月七日に同伴 者とデートに行くと言って軽貨物自動車で家を出たまま帰宅しなかった。 自動車はキーをつけたままの状態で発見されております。当該女性はデー トに行くと言ったまま帰宅しなかったけれども、この同伴者と結婚するこ とになり大変喜んでいた状況がございまして、自殺することは考えられま せん。

それからまた、同年7月31日に新潟県の柏崎市で起きた事件でございます けれども、やはり当該男性が家の者に、ちょっと出かけてくる、自転車を 貸してくれと言って自転車で出かけたまま帰宅しなかった。自転車は柏崎 の図書館前に置いてあったのが発見されたわけであります。当該女性は、 勤務先の化粧品店で仕事が終わった後、同伴者とデートすると店の従業員 に話しておりまして、これも家出などの動機はございません。

それから3つ目に、同年8月12日に鹿児島県で起きた事件でございます が、当該男性は同伴者を誘って浜に、海岸に夕日を見に行くと言って出た きり帰宅しなかったということでございます。14日の日に、その浜のキャ ンプ場付近でドアロックされたまま車両が発見されております。女性も家 の者に、同伴者と浜へ、海岸に夕日を見に行くと言って出たままであると いうことで、これも動機はございません。

それから、富山県で起きました未遂事件のことでございますけれども、こ の事件につきましては、8月15日の午後6時30分ごろ、海岸端を歩いてい た被害者である男女が自分たちの乗車してきた自家用車の駐車場に帰るた めに防風林の中を歩いていたということで、そうしたら前方を歩いていた 四人組がいきなり襲いかかって、防風林内に引きずり込んでゴム製猿ぐつ わあるいは手錠、タオル等を使用して縛り上げて、それぞれ寝袋様のもの に入れたと。

そして現場から数十メートル離れた松林内に運んで放置したということ で、原因はわかりませんがその四人組はいなくなりまして、その後その男 女は別々に自力で脱出いたしまして110番した、こういう事件が発生して おります。

○橋本 未遂事件を除いて忽然と姿を消した3組の男女について、今も動 機はないとおっしゃいましたが、いずれも結婚の約束をして挙式を目前に している。そういうわけで家族も、家出などは絶対考えられない、こう 言っておりますし、さらにまた残されたカメラを現像してみますと、仲よ くそれぞれ写真を撮ってそのまま残しているということで、こういう笑顔 を残して蒸発してしまうということも、これも異様である。

こういうことから、当然これは誘拐された、こう見るのが当然だと思いま すが、どうですか。

○政府委員(城内)おおむねそういうことではないかというふうに考えて おります。

○橋本 したがって、水難で海で死んだとか、自殺をしたとかいったよう な状況も一切ないわけですね。

そこで問題は、この3件について幾つかの点で重要な共通点がある。いず れも日本海側の浜辺、これが犯行現場と目される。それから若い男女がね らわれている。それからもう一つの点として言うならば、全く動機が何に もないということと、その後営利誘拐と見られるあるいはその他犯罪と国 内で見られるような国内的状況が一切ない、こういう状況がはっきりして いる。いかがですか。

○政府委員(城内)諸般の状況から考えますと、拉致された疑いがあるの ではないかというふうに考えております。

○橋本 未遂事件で遺留した物品があったようですが、これについての検 討で犯人像は何か出てきませんか。

○政府委員(城内)遺留品について見ますと、ゴム製猿ぐつわ、手錠、タ オル、寝袋などがあるわけでございますが、その使われましたタオルのう ちの一本が大阪府下で製造された品物であるということがわかっておりま すが、他のものにつきましてはいずれも粗悪品でありまして、製造場所と か販売ルートなどは不明でございます。

○橋本 袋とか手錠とか、はめた猿ぐつわとか、日本で販売している、日 本で製造されている、そういった状況は一切なかったわけですか。

○政府委員(城内)そういった点につきましては、もちろん手を尽くして いろいろ調べたわけでございますが、結果として、先ほど申し上げたよう に、製造元とかあるいは販売ルートなどがわからなかったということでご ざいます。

○橋本 ところで話は変わりますが、大阪でコックをしていた原さんとい う人が突然誘拐されたらしくて所在不明になった。ところが、この原氏と 名のる、成り済ました人物が逮捕されてこのことがはっきりしてきたとい う事件があるようですが、警察庁、説明してください。

○政府委員(城内)ただいま御質問にありました事件は、いわゆる辛光洙 事件というものでございます。これは韓国におきまして1985年に摘発した 事件でございます。その事件の捜査を韓国側でやったわけでございます が、私どもはICPOルートを通じてそういったことを掌握しておるわけ でございまして、それによりますと、1980年に、大阪の当時43歳、独身の 中華料理店のコックさんが宮崎の青島海岸付近から船に乗せられて拉致さ れたというような状況がわかっております。

○橋本 辛光洙とはどういう人物ですか。

○政府委員(城内)本件につきましては、私どもの方で捜査をしたわけで はございませんので十分知り得ませんが、私どもとしては恐らく不法に侵 入した北朝鮮の工作員であろうというふうに考えております。

○橋本 共犯があると思いますが、共犯者はどういう名前ですか。

○政府委員(城内)共犯者としては、名前が出ておりますのは、同じく北 朝鮮工作員の金吉旭という名前が出ております。

○橋本 その金吉旭は、日本女性の拉致という問題について何らか供述し ているという情報に接しておりませんか。

○政府委員(城内)この北朝鮮工作員金吉旭が1978年に次のような指示を 上部から受けておるということを承知しております。すなわち、45歳から 50歳の独身日本人男性と20歳代の未婚の日本人女性を北朝鮮へ連れてく るようにという指示を受けていたということでございます。

○橋本 それらが事実とするならば、恐るべき許しがたい国際的謀略であ ると言わなければなりません。

外務省に伺いますが、同じ昭和53年、私が問題にしている一連の事件と同 じ年ですが、レバノンでも女性の誘拐事件があったというそういう情報を 御存じですか。

○政府委員(恩田宗)昭和53年の10月30日から11月9日までの間に、数回 にわたりまして「アンナハール」、それから「ロリアン」というレバノン の日刊紙が誘拐事件について報道している、その報道内容は承知しており ます。

                     ・・・

○政府委員(恩田)内容は、昭和53年の春にレバノン人女性5人、これは 四名と言っている新聞もございます、が、東京または香港のいずれかのホ テルで働くためと言われ、レバノン人に連れられて出国し、最終的には平 壌に連れていかれ、訓練キャンプにおいて柔道、空手、諜報技術等を学ば されたが、昭和54年秋までにすべての女性がレバノンに帰国した、こうい う事実が報道されております。

○橋本 その事実が発覚をして、レバノンのブトロス外務大臣が北朝鮮に 厳重に抗議をして、ようやくみんなレバノンに帰ることができたというの が事実じゃありませんか。

○政府委員(恩田)私どもが承知しておりますのは新聞の報道でございま して、新聞の報道によりますと、レバノン外務省儀典長が当時のレバノン にある北朝鮮通商代表部に申し入れたということだそうでございます。

○橋本 基本的に私が言っている事実に合っているわけです。

もう一つ、外務省、こういう事実を知っていますか。つまり、昭和53年6 月のことですが、韓国の映画監督の申相玉氏とその夫人の崔銀姫、この2 人、これの拉致事件が起こっていた。この2人はその後脱出をして今アメ リカに在住しているようですが、御存じですか。

○政府委員(藤田公郎)私ども承知いたしておりますのは、女優の崔銀姫 さんが53年の1月、映画監督の申相玉さんが同じ年の7月にそれぞれ香港 で北朝鮮に拉致をされ、特に監督の方は後を追って行かれたわけですが、 投獄をされたりしてしばらく北鮮におられた後、映画作製に従事をされ、 すきを見て昭和61年3月、オーストリアにおきまして米国大使館に逃げ込 まれた、日本のジャーナリストの協力を得て逃げ込まれたそうですが、と いうことが三月に報道が行われまして、5月にお2人が米国において記者 会見をされて詳細な事実関係の発表をしておられます。

ちなみに、明らかになります前に、59年には韓国の国家安全企画部が既に このお2人が北朝鮮に拉致されたという発表を行いまして、これがうそだ という応酬などが双方であったわけですが、結果的にお2人が出てこられ た。それで、真相と申しますか、韓国側の発表どおりのことをお2人が詳 細に説明をされたということでございます。

○橋本 外務省にもう一点聞きますが、その申相玉氏あるいは崔銀姫氏で すが、北朝鮮に連行されたときに、いわゆる東北里招待所、これは訓練所 とも金賢姫は言っておりますが、その訓練所で日本人を目撃したというこ とを言っているという情報があるようですが、事実はどうですか。

○政府委員(藤田)私もこの金賢姫事件の起こりました後,報道で拝読した 覚えがありますが、現物は今持っておりません。

○橋本 捜査当局に伺いますが、この発言は恩恵の捜査とも関連し、私が 指摘した三組のアベックの拉致事件とも関連をして、東北里で日本人を目 撃したというこういう証言というのは、捜査上は非常に大事な関心を持た なくちゃならぬ、あるいは捜査の重大な端緒にもなり得る、こういう発 言、情報だとこう思いますが、どうお考えですか。

○政府委員(城内)東北里でその李恩恵なる人物が日本人を見たというの ではなくて、その東北里で李恩恵とそれから金賢姫が一緒だったときに、 金賢姫が李恩恵から自分、つまり李恩恵が金正日の誕生パーティーに出た ときに日本人の自分と同じような境遇の、つまり拉致されてきた日本人の 男女を見たということを言ったということを伝え聞きしておるわけでござ います。

○橋本 いずれにしても、その訓練所から脱出をしてきて現にアメリカに いるというこの2人については、十分な情報を収集するという意味で関心 を持って調査をしてもよいと私は思って聞いておるんですが、どうですか。

○政府委員(城内)今の監督とそれからその女優さんのことにつきまして は、我が国の法令違反ではございませんので捜査対象というふうなことで はありませんが、十分関心を持っているところでございます。

○橋本 外務大臣、自治大臣にお聞きいただきたいんですが、この3組の 男女の人たちが行方不明になってから、家族の心痛というのはこれはもう はかりがたいものがあるんですね。

実際に調べてみましたけれども、六人のうちの2人のお母さんを調べてみ ましたが、心痛の余り気がおかしくなるような状態に陥っておられまして ね、それで、その子供の名前が出ると突然やっぱりおえつ、それから精神 的に不安定状況に陥るというのがいまだに続いている。

それからある人は、夜中にことりと音がすると、帰ってきたんじゃないか ということで、その戸口のところへ行かなければもう寝つかれないという 思いがする。それからあるお父さんは、突然いなくなった息子の下宿代や 学費を、いつかは帰ると思って払い続けてきたという話もありますね。

それから、御存知のように新潟柏崎というのは長い日本海海岸ですが、万 が一水にはまって死んで浮かんでいないだろうかという思いで親が長い海 岸線を、列車で2時間もかかる距離ですが、ひたすら海岸を捜索して歩いた。

あるいはまた、一市民が情報を知りたいというのは大変なことですけれど も、あらゆる新聞、週刊誌を集めまして何遍も何遍も読んで、もう真っ黒 になるほどそれを読み直している家族がある。

こう見てみますと、本当に心痛というのはもう大変なものですね。上海で ああいう悲惨な事件(修一:1988/昭和63年3月24日の修学旅行の列車脱線 転覆) も起こりましたけれども、家族や両親にとっては耐えられない思 いです。

こういうことで、この問題については、国民の生命あるいは安全を守らな きゃならぬ政府としては、あらゆる情報にも注意力を払い手だてを尽くし て、全力を挙げてこの三組の若い男女の行方を、あるいは恩恵を含めて徹 底的に調べて、捜査、調査を遂げなきゃならぬという責任があるんだとい うように私は思うんですね。

そういう点について、捜査を預かっていらっしゃる国家公安委員長とし て、こういう家族の今の苦しみや思いをお聞きになりながらどんなふうに お考えでしょうか。

○国務大臣(梶山静六)昭和53年以来の一連のアベック行方不明事犯、恐 らくは北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚でございます。解明が大変困難 ではございますけれども、事態の重大性にかんがみ、今後とも真相究明の ために全力を尽くしていかなければならないと考えておりますし、本人は もちろんでございますが、御家族の皆さん方に深い御同情を申し上げる次 第であります。

○橋本 外務大臣、いかがでしょうか。

○国務大臣(宇野) ただいま国家公安委員長が申されたような気持ち、 全く同じでございます。もし、この近代国家、我々の主権が犯されておっ たという問題は先ほど申し上げましたけれども、このような今平和な世界 において全くもって許しがたい人道上の問題がかりそめにも行われておる ということに対しましては、むしろ強い憤りを覚えております。

○橋本 警備局長にお伺いしますが、これが誘拐事件だとして、時効の点 を私は心配するわけであります。しかし、今国家公安委員長もお話しのよ うに、あるいは外務大臣もお話しのように、これが北朝鮮の工作グループ による犯行だというそういう疑いがある。

これが疑いじゃなくて事実が はっきりするならば、これは犯人は外国に いるという状況がはっきりしま すから、その意味では時効にはかからな い、そういうことは法律的に言え るのではないかと思いますが、いかが でしょうか。

○政府委員(城内) まず、一連の事件につきましては北朝鮮による拉致 の疑いが持たれるところでありまして、既にそういった観点から捜査を 行っておるわけであります。

一般論としてお答えいたしますと、被疑者が国外に逃亡している場合には 時効は停止しているということが法律の規定でございます。

○橋本 そこで外務大臣、この問題が北朝鮮工作グループの犯行だという 疑いがぬぐい切れないわけですけれども、そうだといたしますと、大臣が 先ほどからおっしゃったように、誘拐された国民に対する重大な人権侵 犯、犯罪行為であると同時に、我が国の主権に対する明白な侵害の疑いが 出てまいるわけですね。だからそういう意味では、そういう立場で大臣が おっしゃったように主権国家として断固たる処置を将来とらなくてはなら ぬ、これは当然だと思いますが、その点については私はもう既に国民世論 だと思うんです。

例えば2月9日の読売新聞は、「日本の浜を無法の場にするな」、こうい う表題で、

<とまれ、「李恩恵」という人物についての真相解明を急ぐべきであり、 北朝鮮側によるら致が事実とあれば、わが国は北朝鮮に対し、原状の回復 を求め、同時に、その責任の所在を明確にするための適切な措置をとるこ とが必要である。

わが国からわが国民をら致するような国に対しては、それがどの国であ れ、動機が何であれ、毅然として対応すべきである。わが国がそのような 非人道的無法行為の現場にされるいわれはまったくない>

こう言っておりますし、また同じ日の朝日新聞は、

<事実とすれば、日本の主権にかかわるきわめて重大な事件である。他の 国の機関が、日本国内から力ずくで日本人を連れ去るといった理不尽なこ とが、許されるはずはない。

日本の警察が北朝鮮にら致されたのではないかとみている3組の男女につ いても、疑惑は大きく膨らんでいる>

こういうように言っておるわけですね。

私は、政府として、こういう重大な主権侵害事件として、これから事実が 明らかになるにつれて毅然たる態度で原状回復を含めて処置をしていただ きたいということをもう一度重ねて要求するのでありますが、いかがですか。

○国務大臣(宇野)先ほども御答弁申し上げましたが、繰り返して申し上 げますと、ただいま捜査当局が鋭意捜査中である、したがいまして、ある いは仮定の問題であるかもしれぬ、しかしながら、仮にもしもそうしたこ とが明らかになれば主権国家として当然とるべき措置はとらねばならぬ、 これが私の答えであります。

○橋本 私はきょう、3組の男女、それから未遂事件について被害に遭っ た人の名前はここでは言いませんでした。警察の方も名前はおっしゃいま せんでしたが、しかし捜査はほとんど公開捜査でなされておりますから名 前等も明らかですね。また、公開で全国民に協力を呼びかけておられる家 族もあるわけです。

そうして、家族が一番心配しているのは、いつかこの問題が大きな問題に なってくる中で、連れていった先で殺される心配があるのではないかとい うことが本当に悲痛な心配であるんですね。そういうことも含めて私は きょうは名前なしに言いましたが、客観的には氏名等ははっきりしており ます。

私はこの問題は、日本国内において断固としてこういった不法な人権侵害 や主権侵害は許さない、この男女を救わねばならぬという国民世論がしっ かり高まることと、国際的にも相手がどこの国であれこんな蛮行は許さ ぬ、そして誘拐された人たちは救出せねばならぬ、それが人道上も国際法 上も主権国家として当然だという世論が大きく沸き起こりまして、こうい う世論の中でこそ、命の安全を確保しながら捜査の資料を次々と引き出 し、捜査の目的を遂げ、そして法律的にも事実上もきちんと原状回復を含 めた始末をする、こういう方向が強まると思うんですね。

隠してはいけない。恐れてはいけない。我が党も、相手がどこの国であれ テロや暴力は一切許さないという立場で大韓航空機事件でも対処している わけですが、そういう立場で、これらの人たちが救出されること、日本政 府が毅然とした対処をとることを重ねて要求したいのでありますが、そう いう問題について法務大臣の御意見を伺っておきたいと思います。

○国務大臣(林田悠紀夫君) ただいま外務大臣、国家公安委員長から答 弁がありましたように、我が国の主権を侵害するまことに重大な事件でご ざいます。現在警察におきまして鋭意調査中でございまするので、法務省 といたしましては重大な関心を持ってこれを見守っており、これが判明す るということになりましたならばそこで処置をいたしたいと存じております。

・・・

以上である。その後、「日本政府は17名の日本人を北朝鮮による拉致被害 者として認定しており 、そのうち5名については、平成14年10月15日に24 年ぶりの帰国が実現した(御家族については、平成16年5月及び7月にそれ ぞれ帰国・来日)。残りの安否不明の方々については・・・北朝鮮側に対 し、日朝関係改善のためには拉致問題の解決が不可欠であるということを 強調しつつ、拉致問題の解決に向けた決断を早急に下し、具体的な行動を 速やかにとるよう強く求めていく」(政府のサイト「北朝鮮による拉致問 題」)。

しかし、5人が帰国して以降、16年になろうとしているのに拉致問題は1ミ リも進んでいない。北による拉致疑惑が国会で明確にされてもなお横田め ぐみさんたちは帰国できないままだ。上記の国会での質疑応答を受けて米 国政府は「自衛隊が出動するなら支援するぞ」と申し出たが、日本政府は あっけにとられたそうだ。米国なら「外交=血を流さない戦争」で埒が明 かないのであれば「戦争=血を流す外交」で解決を図る。日本政府はその 気がまったくなかった。

1988年の上記国会の政権は竹下(誉め殺しを誠意=カネで解決したと か)。以降は、女でしくじった宇野、「神輿は軽くてパーがいい」(角 栄)とかつがれた海部、ヘタレの叩頭&アル中で名を残した宮澤、バカ殿 さまの細川、2か月で消えた羽田、阪神淡路大震災で自衛隊を速攻で派遣 しなかったアカ=社会党の村山、ポマード“ハニートラップ”橋本、「平成 男」「冷めたピザ」「凡人」三冠王のまま病魔に倒れた小渕、船が沈んで もゴルフを楽しんだ18Hパー優先の蜃気楼、森(2000〜2001年)

          ・・・

これじゃあ1ミリも進まないわな。1985年からバブル景気とその余韻で95 年あたりまでは国民の懐も温かかったから、総理も議員も国民も危機感ゼ ロみたいではなかったか。「拉致」は忘れられ、家族は孤立していたよう な感じがする。

真面目な話は暗くなる。「発狂してる場合やあらへんで」、被害者と家族 の声が聞こえる。病棟日記はお休みします。(つづく)2018/3/10



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トランプ大統領の真価が試される時では
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             前田 正晶


トランプ大統領は韓国の金正恩と会談した使節団の報告を聞かれて「首脳 会談」を即決された。私には彼の政策の柱である「アメリカファースト」 を忠実に実行されようという何ものをも恐れない固い決意の表れと見た。 韓国の鄭義溶の報告ではBy Mayとなっていたことは4月中という意味であ り、その4月には南北の首脳会談の予定が入っている。金正恩は二面作戦 を強行する意図があるようだ。

私の個人的な見解では「ここから4月中にUSAとDPRKの首脳会談を実現させ る為には、その準備も兎も角アメリカ側には検証しておくべき事柄が山ほ どあるのではないかということ」になる。簡単な例を挙げれば、例の6
項目にある「朝鮮半島の非核化」ではDPRKの非核化とは言っていないし、 寧ろ在韓米軍が装備しているかも知れない核兵器の排除が含まれてしまう のだから、この点の確認は必要であろうという具合だ。

その次なる問題点と思わせる事柄は「この会談の決定をトランプ大統領は 国務省には図っていなかった」という辺りだ。最早彼の周辺には外交問題 の専門家が不在となってしまったようなので、大統領としては即断即決で 動くしかない事態に立ち至っているという見方がある。木村太郎は既に 「トランプ大統領は単身でも平壌に出向いてしまうような我が道を行かれ る傾向があるのでは」と予測して見せていた。確かに即決されていた。

次に考えておくべき点は、私も予てから指摘してきたことで「金正恩自身 が一筋縄ではいかない賢く且つ利口者であるだけではなく、その周辺には 我々の目には入ってこない尋常ではない力量の持ち主である参謀が控えて いるのではないか」という点である。国際政治学者の藤井厳喜も先週の PrimeNewsでそのことを指摘していた。

ということは、これまでにアメリカが金日成時代から何度も煮え湯を飲ま されてきたDPRKの真意が何処にあるのか、またまたアメリカと全世界を誑 かそうと企てているのか否かの確認は必須であろうという意味だ。私は少 なくとも「非核化宣言などは上っ面だけのこと」と見做している方が無難 だろう程度に考えているのだ。その確認の作業を会談前に一体誰が如何な る方法でやるというのか。

私はトランプ大統領の当選前から、昔の同僚とともに抱いていた疑問が あった。それは「ドナルド・トランプ氏はもしかして本当は何もご存じな のかも知れない。あるいは政治・経済・軍事・外交・貿易等々に精通され ていながら如何にも知らないように装って無理無体を通しておられるのか も知れない」という点だった。私は後難を恐れて言えば「ご存じない方」 に賭けたいのだし、アメリカの同僚も同意見だ。

その点では先月久し振りに懇談した対日と対アメリカの国際的事情に精通 された長老ですら「俺はトランプ大統領が本当は何も知らないのか、ある いは何もかも承知なのかが未だに解らないので弱っている」と述懐したこ とが、トランプ大統領の実態が如何にも解りにくいということを裏付けて いたと思う。藤井厳喜に至っては「知らないということを知らないので は」とまで極論していたが、極めて微妙な問題点だと思う。

その点が良く現れていたのが、この度の「安全保障の為にアメリカに輸入 される鉄鋼に25%、アルミに10%の関税をかける」と発表された辺りにあ ると思う。兎に角「アメリカファースト」と公約の前には何物もないとい う政策である。アメリカを守るのが大統領の務めだと言われたのと同じだ と思う。

対日輸出に二十数年も懸命に努力してきた経験から言えるのだが、トラン プ大統領はアメリカという市場の実態を未だに完全に把握する途上にあら れると言いたい。

それは「アメリカは輸出国ではなく、種々の止むを得ぬ事情で多くの産業 を空洞化してアジア、欧州、中国等の国からの輸入に依存せざるを得ない 態勢になってしまっている」という実態を、未だに完全に掌握されていな いということになるのだ。兎に角、アメリカの製造業は自分たちに都合の 良いスペックを設定して(需要の実態をほとんど無視してという意味)大 量生産(英語では悪い意味でproduct outというが)で、かなり質の低い 製品を需要家にも最終消費者にも押しつけてきたのだった。

その結果が自動車産業の惨敗であり何でありで、消費者は品質に対して極 めて寛容にならざるを得なかったというのが偽らざる実態だった。そこに は労働力の質の問題もあるが、その質の低い労働力の層がトランプ大統領 を支持しているのだから、そこを目指した政策を打ってこられたのは当然 だと思う。デトロイトだって何度も請願に赴き、未だに我が国の自動車が アメリカ市場を思うがままにしているだけではなく、非関税障壁でアメリ カ車の輸入を妨げていると訴えたようだ。身の程知らずである。

これなどは何十年の昔のことで、自らが設けた排気ガス規制を達成できず に我が国と欧州車に市場を取られたと訴えているデトロイトこそが、認識 不足なのである。それをトランプ様が未だに真に受けておられる様子なの が悲しいのだ。

やや遠回りしたが、私はトランプ大統領には是非とも金正恩と会談され て、我が国とアメリカの安全保障の為にも朝鮮半島の非核化ではなく、 DPRKの非核化とmissileの放棄を約束させて頂きたいものと願っている。 しかし、その会談が実現するまでにトランプ大統領にとっても金正恩に も、成し遂げておくべきhome workが沢山あるのではないだろうか。何と 言っても、CIAという機関をを有するアメリカであるから、準備おさおさ 怠りないとは思うが。



   
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最 新 情 報
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 ◎USAとDPRKの首脳会談と文書書き換えの報道ばかり:前田正晶

3.11から7年も経ってしまった日だったが、その言わば追悼番組が多かっ たのは当然としても、兎に角多くのテレビ局はさも嬉しそうに「文書書き 換えを政府が認める」件を採り上げていた。私は本日がすっきりしない天 候だったせいで、一日中気分もすっきりせずに、ボンヤリと時々テレビを 見る以外は何もしないで過ごしていた。

昼過ぎの北野武の番組では、何とこんなところに出演していた藤井厳喜が 「金正恩にはよほど優れた知恵者の参謀がついているのだろう。さもなけ れば、あれほど巧妙な6項目の条件は出せなかっただろう」と指摘してい たのが印象的だった。いや、何を隠そう、かく申す私と同じ意見だったの で意を強くしたのだった。「彼金正恩自身も中々の利口者だと思うが、彼 一人の知恵であれほど解釈を誤らせそうな条件を並べられなかったので は」と、私は考えていた。

これから先は、トランプ大統領がもし本当に会談に臨まれたとする時に 「トランプ様ご自身がどのように過去に散々誑かされてきたDPRKの嘘話で なければ虚構に対抗されるのか、あるいは側近にいるはずの参謀の知恵を 活かして対抗されるのかが、会談が上手くいくか行かないか(succeed、 即ち「成功」という言葉の意味は精々この程度だ)の鍵になってくる」と 思う。私は金正恩は「DPRKそのものの非核化は言っていない」との説を採る。

さて、森友学園とやらの国有財産の廉売と文書書き換え案件である。私は 辻元清美が佐川前長官の辞任を「トカゲの尻尾切り」と非難したのは事実 誤認であって、近畿財務局と財務省そのものがトカゲであり、佐川前長官 は本体そのものであって尻尾如きではないと思うのだ。だが、私には今に 至るも不良資産である土地を格安で処分したことは悪事でも何でもないの ではないのかとしか解釈できないのだ。

しかし、私には「そこに詐欺的な話をでっち上げて安倍総理とその夫人を 巻き込み、如何にも政治というか官邸が絡んだかの如き物語に仕立て上げ た籠池なる者の作り話にマスメディアと野党連合が飛びついて今日まで 引っ張ってきただけだ」としか思えないのだ。彼らに出来ることはこれく らいしかないのだと立証してきたのだ。

その今日までの経過を見ていると、アメリカでトランプ大統領が会見で 真っ向から“fake news”と名指ししたのと同様に、反安倍の朝日以下のメ デイアが fake newsを流しまくった効果が出ているところに、野党が「上 手くいけば倒閣」とばかりに嬉々として乗っているだけとしか考えられな い案件だと思っている。何度でも同じ言うが、我が国とその国会はこんな 案件に時間と国費を空費しているべき時期ではないのだ。

マスメディアと野党連合は近畿財務局で自殺者が出たことを何と見做して いるのだろうか。それでも彼らは内閣の責任と麻生財務相の辞任を求める のだろうか。この私でさえ、近畿財務局と財務省本省にもこの件の処理に は不手際があり過ぎたとみている。

更に言えば、国家公務員の上級職試験(こういう表現で良いのかな)を 通ってきた者たちと、そうではない地方の財務局のノンキャリヤーではな い官僚との差が現れた事件だったのか、とすら考える時がある。

私の見方は誤りなのだろうか。何れにせよ、野党とマスメディアはそろそ ろ国会を正常に戻す事を目指すべきではないのか。もしも、万が一にも安 倍内閣を退陣させたとしても、自民党と公明党の政権は変わらないと承知 で、これから先も騒ぎ立て続ける気なのだろうか。誠に始末に困る連中だ。


 ◎トランプ大統領の真価が試される時では:前田正晶

トランプ大統領は韓国の金正恩と会談した使節団の報告を聞かれて「首脳 会談」を即決された。私には彼の政策の柱である「アメリカファースト」 を忠実に実行されようという何ものをも恐れない固い決意の表れと見た。 韓国の鄭義溶の報告ではBy Mayとなっていたことは4月中という意味であ り、その4月には南北の首脳会談の予定が入っている。金正恩は2面作戦 を強行する意図があるようだ。

私の個人的な見解では「ここから4月中にUSAとDPRKの首脳会談を実現させ る為には、その準備も兎も角アメリカ側には検証しておくべき事柄が山ほ どあるのではないかということ」になる。簡単な例を挙げれば、例の6項 目にある「朝鮮半島の非核化」ではDPRKの非核化とは言っていないし、寧 ろ在韓米軍が装備しているかも知れない核兵器の排除が含まれてしまうの だから、この点の確認は必要であろうという具合だ。

その次なる問題点と思わせる事柄は「この会談の決定をトランプ大統領は 国務省には図っていなかった」という辺りだ。最早彼の周辺には外交問題 の専門家が不在となってしまったようなので、大統領としては即断即決で 動くしかない事態に立ち至っているという見方がある。木村太郎は既に 「トランプ大統領は単身でも平壌に出向いてしまうような我が道を行かれ る傾向があるのでは」と予測して見せていた。確かに即決されていた。

次に考えておくべき点は、私も予てから指摘してきたことで「金正恩自身 が一筋縄ではいかない賢く且つ利口者であるだけではなく、その周辺には 我々の目には入ってこない尋常ではない力量の持ち主である参謀が控えて いるのではないか」という点である。国際政治学者の藤井厳喜も先週の PrimeNewsでそのことを指摘していた。

ということは、これまでにアメリカが金日成時代から何度も煮え湯を飲ま されてきたDPRKの真意が何処にあるのか、またまたアメリカと全世界を誑 かそうと企てているのか否かの確認は必須であろうという意味だ。私は少 なくとも「非核化宣言などは上っ面だけのこと」と見做している方が無難 だろう程度に考えているのだ。その確認の作業を会談前に一体誰が如何な る方法でやるというのか。

私はトランプ大統領の当選前から、昔の同僚とともに抱いていた疑問が あった。それは「ドナルド・トランプ氏はもしかして本当は何もご存じな のかも知れない。あるいは政治・経済・軍事・外交・貿易等々に精通され ていながら如何にも知らないように装って無理無体を通しておられるのか も知れない」という点だった。私は後難を恐れて言えば「ご存知ない方」 に賭けたいのだし、アメリカの同僚も同意見だ。

その点では先月久し振りに懇談した対日と対アメリカの国際的事情に精通 された長老ですら「俺はトランプ大統領が本当は何も知らないのか、ある いは何もかも承知なのかが未だに解らないので弱っている」と述懐したこ とが、トランプ大統領の実態が如何にも解りにくいということを裏付けて いたと思う。藤井厳喜に至っては「知らないということを知らないので は」とまで極論していたが、極めて微妙な問題点だと思う。

その点が良く現れていたのが、この度の「安全保障の為にアメリカに輸入 される鉄鋼に25%、アルミに10%の関税をかける」と発表された辺りにあ ると思う。兎に角「アメリカファースト」と公約の前には何物もないとい う政策である。アメリカを守るのが大統領の務めだと言われたのと同じだ と思う。対日輸出に二十数年も懸命に努力してきた経験から言えるのだ が、トランプ大統領は アメリカという市場の実態を未だに完全に把握す る途上にあられると言い たい。

それは「アメリカは輸出国ではなく、種々の止むを得ぬ事情で多くの産業 を空洞化してアジア、欧州、中国等の国からの輸入に依存せざるを得ない 態勢になってしまっている」という実態を、未だに完全に掌握されていな いということになるのだ。兎に角、アメリカの製造業は自分たちに都合の 良いスペックを設定して(需要の実態をほとんど無視してという意味)大 量生産(英語では悪い意味でproduct outというが)で、かなり質の低い 製品を需要家にも最終消費者にも押しつけてきたのだった。

その結果が自動車産業の惨敗であり何でありで、消費者は品質に対して極 めて寛容にならざるを得なかったというのが偽らざる実態だった。そこに は労働力の質の問題もあるが、その質の低い労働力の層がトランプ大統領 を支持しているのだから、そこを目指した政策を打ってこられたのは当然 だと思う。デトロイトだって何度も請願に赴き、未だに我が国の自動車が アメリカ市場を思うがままにしているだけではなく、非関税障壁でアメリ カ車の輸入を妨げていると訴えたようだ。身の程知らずである。

これなどは何十年の昔のことで、自らが設けた排気ガス規制を達成できず に我が国と欧州車に市場を取られたと訴えているデトロイトこそが、認識 不足なのである。それをトランプ様が未だに真に受けておられる様子なの が悲しいのだ。

やや遠回りしたが、私はトランプ大統領には是非とも金正恩と会談され て、我が国とアメリカの安全保障の為にも朝鮮半島の非核化ではなく、 DPRKの非核化とmissileの放棄を約束させて頂きたいものと願っている。 しかし、その会談が実現するまでにトランプ大統領にとっても金正恩に も、成し遂げておくべきhome workが沢山あるのではないだろうか。何と 言っても、CIAという機関をを有するアメリカであるから、準備おさおさ 怠りないとは思うが。


 ◎USAとDPRKの首脳会談と文書書き換えの報道ばかり:前田正晶

3.11から7年も経ってしまった日だったが、その言わば追悼番組が多かっ たのは当然としても、兎に角多くのテレビ局はさも嬉しそうに「文書書き 換えを政府が認める」件を採り上げていた。私は本日がすっきりしない天 候だったせいで、一日中気分もすっきりせずに、ボンヤリと時々テレビを 見る以外は何もしないで過ごしていた。

昼過ぎの北野武の番組では、何とこんなところに出演していた藤井厳喜が 「金正恩にはよほど優れた知恵者の参謀がついているのだろう。さもなけ れば、あれほど巧妙な6項目の条件は出せなかっただろう」と指摘してい たのが印象的だった。いや、何を隠そう、かく申す私と同じ意見だったの で意を強くしたのだった。「彼金正恩自身も仲々の利口者だと思うが、彼 一人の知恵であれほど解釈を誤らせそうな条件を並べられなかったので は」と、私は考えていた。

これから先は、トランプ大統領がもし本当に会談に臨まれたとする時に 「トランプ様ご自身がどのように過去に散々誑かされてきたDPRKの嘘話で なければ虚構に対抗されるのか、あるいは側近にいるはずの参謀の知恵を 活かして対抗されるのかが、会談が上手くいくか行かないか(succeed、 即ち「成功」という言葉の意味は精々この程度だ)の鍵になってくる」と 思う。私は金正恩は「DPRKそのものの非核化は言っていない」との説を採る。

さて、森友学園とやらの国有財産の廉売と文書書き換え案件である。私は 辻元清美が佐川前長官の辞任を「トカゲの尻尾切り」と非難したのは事実 誤認であって、近畿財務局と財務省そのものがトカゲであり、佐川前長官 は本体そのものであって尻尾如きではないと思うのだ。だが、私には今に 至るも不良資産である土地を格安で処分したことは悪事でも何でもないの ではないのかとしか解釈できないのだ。

しかし、私には「そこに詐欺的な話をでっち上げて安倍総理とその夫人を 巻き込み、如何にも政治というか官邸が絡んだかの如き物語に仕立て上げ た籠池なる者の作り話にマスメディアと野党連合が飛びついて今日まで 引っ張ってきただけだ」としか思えないのだ。彼らに出来ることはこれく らいしかないのだと立証してきたのだ。

その今日までの経過を見ていると、アメリカでトランプ大統領が会見で 真っ向から“fake news”と名指ししたのと同様に、反安倍の朝日以下のメ デイアが fake newsを流しまくった効果が出ているところに、野党が「上 手くいけば倒閣」とばかりに嬉々として乗っているだけとしか考えられな い案件だと思っている。何度でも同じ言うが、我が国とその国会はこんな 案件に時間と国費を空費しているべき時期ではないのだ。

マスメディアと野党連合は近畿財務局で自殺者が出たことを何と見做して いるのだろうか。それでも彼らは内閣の責任と麻生財務相の辞任を求める のだろうか。この私でさえ、近畿財務局と財務省本省にもこの件の処理に は不手際があり過ぎたとみている。

更に言えば、国家公務員の上級職試験(こういう表現で良いのかな)を 通ってきた者たちと、そうではない地方の財務局のノンキャリヤーではな い官僚との差が現れた事件だったのか、とすら考える時がある。

私の見方は誤りなのだろうか。何れにせよ、野党とマスメディアはそろそ ろ国会を正常に戻す事を目指すべきではないのか。もしも、万が一にも安 倍内閣を退陣させたとしても、自民党と公明党の政権は変わらないと承知 で、これから先も騒ぎ立て続ける気なのだろうか。誠に始末に困る連中だ。


 ◎トランプ大統領の真価が試される時では:前田正晶

トランプ大統領は韓国の金正恩と会談した使節団の報告を聞かれて「首脳 会談」を即決された。私には彼の政策の柱である「アメリカファースト」 を忠実に実行されようという何ものをも恐れない固い決意の表れと見た。 韓国の鄭義溶の報告ではBy Mayとなっていたことは4月中という意味であ り、その4月には南北の首脳会談の予定が入っている。金正恩は2面作戦 を強行する意図があるようだ。

私の個人的な見解では「ここから4月中にUSAとDPRKの首脳会談を実現させ る為には、その準備も兎も角アメリカ側には検証しておくべき事柄が山ほ どあるのではないかということ」になる。簡単な例を挙げれば、例の6
項目にある「朝鮮半島の非核化」ではDPRKの非核化とは言っていないし、 寧ろ在韓米軍が装備しているかも知れない核兵器の排除が含まれてしまう のだから、この点の確認は必要であろうという具合だ。

その次なる問題点と思わせる事柄は「この会談の決定をトランプ大統領は 国務省には図っていなかった」という辺りだ。最早彼の周辺には外交問題 の専門家が不在となってしまったようなので、大統領としては即断即決で 動くしかない事態に立ち至っているという見方がある。木村太郎は既に 「トランプ大統領は単身でも平壌に出向いてしまうような我が道を行かれ る傾向があるのでは」と予測して見せていた。確かに即決されていた。

次に考えておくべき点は、私も予てから指摘してきたことで「金正恩自身 が一筋縄ではいかない賢く且つ利口者であるだけではなく、その周辺には 我々の目には入ってこない尋常ではない力量の持ち主である参謀が控えて いるのではないか」という点である。国際政治学者の藤井厳喜も先週の PrimeNewsでそのことを指摘していた。

ということは、これまでにアメリカが金日成時代から何度も煮え湯を飲ま されてきたDPRKの真意が何処にあるのか、またまたアメリカと全世界を誑 かそうと企てて いるのか否かの確認は必須であろうという意味だ。私は 少なくとも「非核 化宣言などは上っ面だけのこと」と見做している方が 無難だろう程度に考 えているのだ。その確認の作業を会談前に一体誰が 如何なる方法でやると いうのか。

私はトランプ大統領の当選前から、昔の同僚とともに抱いていた疑問が あった。それは「ドナルド・トランプ氏はもしかして本当は何もご存じな のかも知れない。あるいは政治・経済・軍事・外交・貿易等々に精通され ていながら如何にも知らないように装って無理無体を通しておられるのか も知れない」という点だった。私は後難を恐れて言えば「ご存じない方」 に賭けたいのだし、アメリカの同僚も同意見だ。

その点では先月久し振りに懇談した対日と対アメリカの国際的事情に精通 された長老ですら「俺はトランプ大統領が本当は何も知らないのか、ある いは何もかも承知なのかが未だに解らないので弱っている」と述懐したこ とが、トランプ大統領の実態が如何にも解りにくいということを裏付けて いたと思う。藤井厳喜に至っては「知らないということを知らないので は」とまで極論していたが、極めて微妙な問題点だと思う。

その点が良く現れていたのが、この度の「安全保障の為にアメリカに輸入 される鉄鋼に25%、アルミに10%の関税をかける」と発表された辺りにあ ると思う。兎に角「アメリカ ファースト」と公約の前には何物もないと いう政策である。アメリカを守 るのが大統領の務めだと言われたのと同 じだと思う。対日輸出に二十数年も懸命に努力してきた経験から言えるの だが、トランプ大統領は ア メリカという市場の実態を未だに完全に把握 する途上にあられると言 いたい。

それは「アメリカは輸出国ではなく、種々の止むを得ぬ事情で多くの産業 を空洞化してアジア、欧州、中国等の国からの輸入に依存せざるを得ない 態勢になってしまっている」という実態を、未だに完全に掌握されていな いということになるのだ。兎に角、アメリカの製造業は自分たちに都合の 良いスペックを設定して(需要の実態をほとんど無視してという意味)大 量生産(英語では悪い意味でproduct outというが)で、かなり質の低い 製品を需要家にも最終消費者 にも押しつけてきたのだった。

その結果が自動車産業の惨敗であり何でありで、消費者は品質に対して極 めて寛容にならざるを得なかったというのが偽らざる実態だった。そこに は労働力の質の問題もあるが、その質の低い労働力の層がトランプ大統領 を支持しているのだから、そこを目指した政策を打ってこられたのは当然 だと思う。デトロイトだって何度も請願に赴き、未だに我が国の自動車が アメリカ市場を思うがままにしているだけではなく、非関税障壁でアメリ カ車の輸入を妨げていると訴えたようだ。身の程知らずである。

これなどは何十年の昔のことで、自らが設けた排気ガス規制を達成できず に我が国と欧州車に市場を取られたと訴えているデトロイトこそが、認識 不足なのである。それをトランプ様が未だに真に受けておられる様子なの が悲しいのだ。

やや遠回りしたが、私はトランプ大統領には是非とも金正恩と会談され て、我が国とアメリカの安全保障の為にも朝鮮半島の非核化ではなく、 DPRKの非核化と

missileの放棄を約束させて頂きたいものと願っている。しかし、その会 談が実現するまでにトランプ大統領にとっても金正恩にも、成し遂げてお くべきhome workが沢山あるのではないだろうか。何と言っても、CIAとい う機関 をを有するアメリカであるから、準備おさおさ怠りないとは思うが。


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身 辺 雑 記
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東京は好天続き。18日まで雨は無いという。12日は終日、抜けるような青 空。郷里の雪国秋田の人々には申し訳の無い話だ。

13日夜は亀戸駅近くの韓国風居酒屋で飲み会。美人も参加される。
会費も食い呑み放題で3500円と格安。幹事長佐藤隆一さんの腕による。実 に楽しい毎月1回の会だ。 

私見だがテレヴィを見るとストレスがたまる。あれこれ考えさせられるか ら。そこへ行くとCDを聴くとストレスが解消する。人と会うのが最大のス トレスだ。   
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創刊日:2004-01-18  
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