政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4591 号  2018・1・30(火)

2018/01/30

 
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4591号
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        2018(平成30)年1月30日(火)




  「措置入院」精神病棟の日々(84):“シーチン”修一 2.0
     
          「反NATO」のゼマン氏が再選:宮崎正弘

          「軍事同盟」で退陣した内閣:渡部亮次郎

                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4591号
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「措置入院」精神病棟の日々(84)
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     “シーチン”修一 2.0

前回、資産家の「ウメダのオジサン」の話を書いたが、わが街の大地主
たちが皆「苦虫を嚙み潰したような」顔つきをしている理由が「ははー ん、 そうだったのか」と合点がいった。

つまり彼らは、細切れで貸した土地をいつかは返して欲しいのだが、借地 人は「お貸し下され」で、返却するつもりなんてまったくないのだ。昭和 30年(1955)、今から60余年も前にわが家はこの街に越してきたのだが、 駅前は畑と原っぱで、店は米屋、豆腐屋、菓子屋、文房具屋、駅の売店し かなく、民家がぽつぽつあるくらいだった。

新築のわが家は桃畑の中で、秋にはガチャガチャなどの虫の声が大きく、 母は「うるさくて眠れない」とこぼしていたものである。

土地は溢れるほどあり、地主=農家は「キャッシュが入るのなら」と、ま ともな賃貸借契約書などを交わすことなく、細切れで安く貸したのだ。敗 戦からまだたったの10年で、借りてくれるのなら御の字、という時代だった。

(わが街は昭和初期(1930年頃)に国鉄の旅客駅ができたことで発展の芽 が吹き始めたのだが、祖父などが「無償で土地を提供するから」と誘致し たのである。それから半世紀余を過ぎて国鉄が民営化された折(1987 年)、駅前広場の所有者が祖父たちの名儀のままになっていたのでひと悶 着あった。昔は土地取引ものんびりしていたのだ。境界線の杭なんて「♪ おら、見たことねえ」。)

1960年あたりから経済成長が始まり、1964年の東京五輪特需で高度経済成 長に火がついた感じだった。わが街では東名高速建設で農地が高額で買収 されたことで街の経済が一気に加速された。首都圏の郊外は多分そんな風 にして発展していったに違いない。

農林水産業などの第一次産業しかなかったところに、アパート、工場、戸 建てなどがどんどんできていった。農家は大小あれど地主になっていった のだ。そして今はバブルの時のようにすさまじいほどの勢いで大きなマン ションが生まれている。

今、祖父から数えると2代目(80歳代)、3代目(70〜60歳代)、4代目 (60歳未満)の時代で、大地主は細切れで貸し出した土地を一つにまとめ てビルを建てたいから、きっちりと賃貸借契約を交わしたいのだが、借地 人は「契約書を作れば返済期日が明記されるから嫌だ」とまったく話に乗 らないし、会計士や税理士は「出て行ってもらうには土地代と同額の補償 金を払わないと、まず無理ですね」と言うから、地主たちはウーンとう なって、苦虫顔になるのである。

小生はミニ地主でもあるが、借地人に契約書を作りましょうと声をかけた が「なしのつぶて」。借地人は東京工大出の国交省官僚、その兄貴は弁護 士、小生がいくらワーワーやったところで勝てるわけがない。今の法律は 借りた者勝ちなのだ。小生が何十年も世話になっている税理士も「出て 行ってもらうには結構なカネがかかりますから・・・」と、暗喩で「諦め なさい」という顔つきだ。

地方を含めて全国の駅前はそんな事情で、地主は動きたくても動けず、借 地人は跡継ぎもなく、シャッター通りと化し、権利関係がすっきりしてい る郊外には大型店舗ができ、駅前はますます閑散としていくという、どう しようもない状況だろう。

今さら駅前再開発を叫んだところで、車の普及もあって消費者の動線は郊 外の大型店舗に向かっているのだから、もう駅前の賑わいなんてとても取 り戻せやしない。第一、跡継ぎがいないのだからどうしようもない。

♪白樺 青空 南風 こぶし咲く あの丘 北国の ああ北国の春

それは大層美しいだろうが、都会に出た人々にとって故郷はもはやとっく に「遠くにありて思うもの」なのだ。山本夏彦翁曰く「なったらなった で、ならなかった昔には戻れない」。

戦後の農業政策は独立自営農家の発展を基礎にしていたが、企業が農業分 野にどしどし進出しない限り地方はひたすら寂れるばかりだろう。AI、ロ ボットなどが発展するからそれほどの雇用にはならないだろうが、優秀な 若者が地元にとどまる可能性はある。あるいは「地方でやってみよう」と いう若者が都会から来るかもしれない。

何かをやるには狂気じみた信念と行動力が必要で、お行儀のよい政治家や 官僚ではできない。「あんたは個人農家を殺す気か!?」と非難されても 「そうだ、お前ら死ね、死屍累々の中から日本の新しい農業が生まれるの だ」と強引に事を進めるリーダーが求められている。

反原発で頭がおかしくなっている純ちゃんみたいなキャラ、HISの澤田と かSBの孫、ユニクロの柳井・・・トランプやプーチン、高杉晋作、西郷 翁、大村益次郎、後藤新平みたいな剛腕、鉄腕、辣腕、泣く子も黙る士、 非常のときの非常の人、泣いて馬謖を斬るくらいの非情の人でないと地方 再生、郊外の街の発展などはできないだろう。

まずは東北全体を農業特区にしてはどうだろう。

ま、以上はキチ〇イの思い付きで、日本の農業どころか自分自身のことさ え持て余しているのだ。まったくウンザリするほど悩ましい。晴れたり 曇ったりで躁鬱を繰り返す発狂亭“揺れまくり”雀庵の病棟日記から。

【2017/1/28】土曜日、快晴。

*9:50〜10:50、山すそを多分、最後の散歩。2度と入院したくない。 酒を止め続けるしかない。一升瓶換算で6000本飲んだのだから「もういい や」と思う一方で、「せめてコップ1杯ぐらいなら」と思う心もある。こ の1杯が命取りになるのだが、「分かっちゃいるけどやめられない」のが 人間であり、煩悩だから、よほど気張らないと悲惨な晩年になる。これは 確かだ。

あな怖ろしや、一度アル中、一生アル中、今が年貢の納め時だが・・・ 「別れても好きな人」ああ・・・未練タラタラ・・・

散歩の山中でオレンジ色のベストを着た老人2人と出会い、話を聞いたと ころ、この辺は猿の被害が多く、「今の時期は大根や白菜がやられる」と のこと。

――猟友会では撃たないんですか?

「同じヒト目だし、昔から猿は物語にもいっぱい登場するし・・・桃太郎 の鬼退治とか・・・身近過ぎるので猟友会は昔から猿を撃たないよ、嫌がる」

――この冬は秋からのいい天気が続いているから、山にはエサが十分あるん じゃないですか?

「ドングリや椎の実なんかエサになるものは、天気が良ければ豊作という わけではなく、波があるのよ。それに猿はゴミをあさって『人間の残飯は 旨い』と知っちゃったから山から下りてくる」

――どうやって駆除するんですか?

「捕まえた猿は発信機をつけて放してあり、群が麓に近づくのが分かるよ うにしている。近づかないようにパンパンパンと音を立てて追い返すわけ だ、云々」

猿蟹合戦ならぬ猿ヒト合戦だ。猿は生き残りと子育てで必死。猿が増えす ぎたというのは人の勝手過ぎるだろうが、食物連鎖で言えば、猿を食べな かったのは正しかったのかどうか。

猿を食べる民族はそこそこあるだろう。支那では脳ミソを食べるし、南シ ナ海あたりの島民はカレーなどにして猿肉を珍味として食べるとか。「猿 の丸焼きにはさすがに手が出なかった」という話を読んだことがあるが、 形が人に似すぎているからだろう。

アマゾン流域では昔(1960年頃)は猿を見つけるとやたらと銃撃したが、 これは害獣駆除のためで、つまり人間と猿は縄張りを争っているわけだ。

今は寿司や刺身は世界中へ広まりつつあるが、40年前は米国でもそれは少 数派のセレブに“ヘルシー”と支持されていたものの、一般には敬遠されて いた。その頃西海岸の人から「ウナギはどんな味か?」と聞かれたことが ある。ウナギ≒ヘビ≒ゲテモノと思われていたようだが、今やかば焼きは世 界中に広まりつつあるのではないか(修一:アナゴのように主に寿司ネタ として普及)。

*13:00、K来、退院手続きで会計や薬をもらったり、Dr.、ケースワー カー、ナースからアドバイスを受けたりしてようやく15:00退院、病院発。

ここまでは良かったが、車内でKはノンストップであーだこーだ言うの で、「脳ミソが回復していないので今は考えられない」と答えたら静かに してくれた。

海老名SAで小休止し16:10、帰宅。3か月ぶりで、まるで他人の家みた い。小生の隠居所になった3Fの15畳間はきれいに片付いており、PCは使え るようになっていた。「頂門」渡部氏と学友のSAM、先輩のTOMYから安否 を問うメールが来ていたので退院を伝えた。

どっさりの洗濯物を洗って干し、ボーゼンとして過ごした。

【1/29】日曜日、快晴。わが部屋は隠居所、避難所、隠れ家、引きこもり 部屋というよりもリトリート、リゾートと考えた方がいいだろう。荷物を 整理したり、部屋を使い勝手がいいようにしたり、散歩したり。

散歩中に「責めるより 許す心と 思いやり」というスローガンを見つけ た。「うん、その通りだ」と思ったが、これは非行少年/触法少年の再生 を願うスローガンで、非行老人向けではなかった。小生は見捨てられては いないから大いに恵まれているのだろうが、これからのことはどうなるの か、全然分からない。

夕食は退院祝いで孫・子も集合し、オデン、稲荷寿司、刺身、サラダな ど。Dr.、カウンセラーの教えに従って謝罪と感謝の挨拶をすると、皆は 納得したようだ。退院時にナースの“女帝”が「女はね、文書で書いても通 じないの。言葉で言わなきゃダメよ」と言っていたが、その通りで、皆は 小生の挨拶にうなづいていた。何か嫌な予感が・・・

【1/30】月曜日、快晴。夕べは就寝中に下痢、パッドをしていたので良 かったが、体調は相変わらずパッとしない。

心の整理がつかず、入院中の書類、メモ、日記類を整理する。近く「頂 門」渡部氏に新シリーズの掲載をお願いしよう。
・・・

<読者諸兄姉の皆さまへ>

本シリーズの第1章「病棟編」はこれでひとまず終わりです。一般的には 見聞する機会のない精神病棟での日々をざっくりスケッチしただけのもの ですが、「ふーん、こんなものか」と分かってもらえれば幸甚です。

今年も大学センター試験が終わりましたが、早朝に17歳の青年が病棟から 試験会場へ向かっていました。小生はほぼなすべきことは終え、今はロス タイム消化状態ですが、青年はこれからの人です。精神病が残酷なのは完 治しないことです。いつ再発症するか分からない。大丈夫だと思っている と道が陥没して転落したりする・・・患者の多くはいつも不安に思ってい るでしょう。

再入院する人は70%ほどではないかと思います。早い人は1か月で出戻 り、3か月、6か月で戻る人は珍しくありません。患者は「また来たよ」と 躁状態の人(働き盛り、40前後の男が多い)もおり、知り合いと久闊を叙 したり、わが家(落ち着ける場所)に帰ってきて安心しているような感じ の人もいますが、大体は「また来てしまった」と、自信喪失でしおれてい る人が、特に年配の女性には目立ちます。

ナースも「また来たの!?」という顔つき、雰囲気で、「こんなに悪化す る前に外来で治療しなけりゃダメよ」などと言いつつ、なんとなく「もう しょうがないわね」と結構優しく受け入れています。

市民社会、さらに家族から見離される患者は多いでしょう。身体障碍者へ の社会的理解は進んでいるようですが、精神障碍者/患者へのそれはあま り進んではいないようです。小生には静かな環境、作業療法、臨床心理士 によるカウンセリング、薬がとても有効ですが、“見えない病気”なので 「これぞ」という治療法や社会的受け皿は進んでいないように思われます。

作業療法では、軽度の言語・知的障碍の山下清画伯が得意とした「ちぎり 紙細工」がとても人気のようで、毎月、グループで大作を発表、展示して います。ビックリするほどの芸術作品もあり、なぜだろうと考えたのです が、貼り絵/油絵は「やり直しが効く」のです。人生はやり直しがなかな かできない。それを癒すために患者は貼り絵/油絵に没頭するのかもしれ ない。ゴッホが自死の1年前あたりから膨大な作品を描いたのはそういう ことだったのかなあなどと思っています。

次回から本シリーズは第2章「政治経済社会編」になり、病棟で考えたそ の分野のことを綴っていきたいと思います。テーマの多くは産経新聞に刺 激されたもので、ちょうどトランプ氏が大統領に選出される時期を挟んで いますので、書いていてとても興奮しました。結構、普遍的な「正論」で はないかと自分では思っていますが、他者から見れば「キチ〇イの妄想」 かもしれません。

英キャメロン、仏オランドが消え、独メルケルは失速、習近平は軍を掌握 できずイライラ状態・・・歴史の大きな転換点を実感します。

引き続きお目通しをお願い申し上げます。(つづく)2018/1/19



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「反NATO」のゼマン氏が再選
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)1月29日(月曜日)
        通巻第5599号  
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チェコ大統領に「反移民」、「反EU」、「反NATO」のゼマン氏が再選
  中欧に政治の地殻変動が始まっている。
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チェコは、もともとドイツ経済圏だが、移民問題がもつれた。

ゼマン大統領は移民流入阻止を謳い、国境にバリケードを築いて流入を阻 止した。またEU、NATOへの加盟継続をよしとするか、否かを国民投 票で問うとして大統領選挙を戦い抜き、51・8%の得票を得た。

野党候補は48・2%と接戦だった。次の問題はドイツと同様に野党と「連 立」が組めるか、どうかにある。

ゼマン政権に協力姿勢を強めているのは日系人オカムラ・トミオで、彼が 率いる政党(「自由と直接民主党」)は22議席を占める(チェコ議会の定 員は200)。そのうえオカムラはゼマン再選に協力したうえ、フランスの ルペン、オランドのワイルダーら保守系政治家をプラハに一堂にあつめて 決起集会的な国際会議を主催した。

ゼマンはプーチンを称賛している政治家でもあるが、72歳。大酒飲み、愛 煙家。

この結果に不愉快な顔をしたのはメルケル独首相だが、総選挙後3ヶ月し てもまだ連立政権を組めないという国内政治状況のため発言を控えた。

チェコの北側に控えるのはポーランドが揉めている。
 
ポーランドは連帯のワレサが大統領となって以来、自由主義を選択してき たが、少数政党乱立時代を経て、最近は保守系の「法と正義」党が第1党 となった。チェコと同様に、ポーランドはNATOのメンバーだが「ユー ロ」には加わらず、しかしチェコと異なるのは、ポーランドは反ロシア、 親米である。トランプはすでにワルシャワを訪問し演説している。

じつは英国へ100万人のポーランド人が移民したが、逆にウクライナから 百万人がポーランドに職を求めてやってきた。ややこしい。

あまつさえポーランドでは、いまアウシェビッツ収容所問題、すなわち実 際のホロコーストは過剰なプロパガンダであり、真実の歴史を知ろうとい う「歴史戦」が開始されており、国会は人数への疑問などを言うと五年以 下の懲役とするという法律を通したばかりだが、国民の声は別のところに あるようだ。

真っ先にポーランド批判に立ち上がったのは、もちろんイスラエルであ り、独メルケル首相もポーランドの動きには批判的だ。

          
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 キルケゴールに触発され、スペイン独自の宗教文化、神秘主義を背景に 
  実存主義の魁となった思想家ウナムーノが甦った

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佐々木孝著、執行草舟監修『情熱の哲学』(法政大学出版会)
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日本でももっとも有名なスペインの哲学者といえば、オルテガ・イ・ガ ゼットだろう。なにしろ西部遭氏の著作には必ずオルテガからの引用が あった。

ミゲル・デ・ウナムーノは同世代人、オルテガに少なからぬ影響を与え、 また与えられた。ウナムーノはサラマンカ大学総長に36歳の若さで就任 し、数年後には突然解任され、六年間外国で亡命生活を余儀なくされた。 帰国後は大統領に擬せられたこともあるほどに、その影響力は甚大だった。

彼が生涯かけて挑んだ作品の一つがドンキホーテの思想的解明だった。
 ウナムーノは思想家であり、同時に詩人であり、作家でもあった。
生きることの意味、死ぬことの意味、燃えさかる魂とは何かを追求し、西 洋の思想界に巨大な足跡を残した。

著者の佐々木孝氏はムナムーノの思想的背景をこう説かれる。

「現代のわれわれは、理性を神として崇めたりはしない。また、合理的で あることが必ずしも人間を真の幸福に導くものでないことも承知してい る。いくたびかの苦い経験によって、人類はコント流の楽観主義がまやか しであり、理性神の支配する楽園がユートピアであることも知っている。

しかしそのかつての理性崇拝から無数の『小さな神』が誕生し、それらが われわれの日常をいかに不自由に縛っていることか。『小さな神』とは、 たとえばスピード、能率、効率、利潤など人間を時間性あるいは彼岸性に 縛り付ける卑小な神々である」(13p)

いきなり現代文明批判、本来の思考を喪失した現代人の知性批判から始まる。

ウナムーノは「民族のうちに眠っている無意識的なるもの、内――歴史的な るものは言語のうちに具体化され、そしてその民族の意識された理念は文 学のなかに具現されると考える」

だから彼はセルバンテスのドンキホーテの考察に立ち向かったのだ。


ウナムーノはデンマークの思想家キルケゴールの哲学に惹かれた。
 
2人は「キリスト教が形骸化して、ほとんど死に瀕していることを認めな いではいられなかった。人間は神との直接的、個別的繋がりを回復しなけ ればならない。かくしてキルケゴールは、硬化したデンマーク教会を激し く糾弾する」(81p)。

なぜなら神は検証される対象ではなく、心に感じられるもの、である。
 「キルケゴールは、生暖かい遵奉主義よりもむしろ熱情的な異端を選ぶ ことで、また苦しい自己探求の道を進むことで、何よりも、危険を内包す る新約のあの根源的反抗精神とはまったく対蹠的な惰弱な精神を弾劾する ことで、ウナムーノの精神的先達であった」のである。

つまりスペインのニヒリズムとは「激しい精神の運動であり、燃え上がる 魂のダイナミズムである」

ニーチェは一世代前の人だが、まだこの時代、欧州ではまっとうに評価さ れていない。

正統と異端を峻別する一点は「教会への恭順と従順の拒否」であるとウナ ムーノは『生粋主義をめぐって』に書いた。

ドンキホーテの哲学とは「存在することは存在することを欲することであ る」。

これを佐々木氏は「生は夢もしくは現実ごときものである。今まさ に過 去の薄明のなかに消失してゆくその現在の瞬間を、絶えず超え出るこ と によって生は成り立つ。すなわち存在は、現実的にあることではなく、 あり続けようと欲することなのだ」と言う。


ウナムーノは『生の悲劇的感情』のなかで書いた。

「夢見るのだ。生を夢見るのである。なぜなら人生は夢だからだ」と。
 本書にはスペイン独特の歴史と宗教の神秘主義思想、そして伝統主義と は一線を画した生粋主義などの説明が縷々なされているが、ウナムーノ哲 学の神髄は、難しく考えるとややこしくなり、つまりは情熱への希求、本 書の題名にある『情熱の哲学』なのである。

ことしは日本とスペインの外交関係樹立150年、またウナムーノが総長を つとめたサラマンカ大学創立800年を記念したイベントが行われるが、本 書は、その記念事業の一環でもある。

    
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「腐敗した儒者」と呼ぶべきは左翼だと西部氏は言う。そうしたニッポン ジンの夥しきは、「グローバリズム」とか「規制撤廃」とかの怪しげな米 国製思想に洗脳されたからである。 

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西部遭『どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由』(幻戯書房)
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「快刀乱麻を斬る」というより「『妖刀』乱麻を斬る」ですかね。いささ か長い題名だが、中味はまさに腐敗儒者=左翼への挑戦状である。
 基本的に左翼は思考停止の愚か者が多いという指摘は正確ではないのか。
 
文中に出でてくる、その豊饒な語彙力と多彩な比喩力による辛辣批評を展 開させて、この人の右に出る批評家はいない。言葉の原義、その語彙の魔 力と同一視反応、その魅力と愚かさと明瞭に提示する。それを悪用 する のが左翼だ。

極左のノーム・チョムスキーが唱えた「一般意味論」は逆説的に言えば、 言葉によっていかに相手を騙すかのテクニックである。

そもそも「冷戦」に勝ったのは自由陣営ではなかったのか。マルクスも
レーニンも毛沢東も思想的には死滅したのではないのか。

それなのに冷戦終結以後も、日本ばかりか欧米でも、左翼の天下が続き、 政治はマヒし、マスコミは依然として左翼に乗っ取られ、経済はグローバ リズムに逃げ 込んだ左翼の跳梁跋扈、文化は怪しげな国際主義とやらに おかされて、日本人は脳幹をおかされ、日本の政治も経済も本当におかし くなった。西部氏はあえて 「日本人」と述べず、本書では「ニッポンジ ン」と意図的に表現している。

じつは西部氏の前作『金銭の咄噺』(NTT出版)をようやく読み終えて ホッとしたのも束の間、早くも西部氏は新作を出された。前者は金銭と無 縁の人生を淡々と振り返る西部氏の心的風景の切なさが、いかにも私小説 的であったため、読むのに時間を要した。人生の総決算のように思えた。 こうした物語を しんみりと読むのが好きである。

本書は心的風景はそのまま、舞台は日米関係を視座にした哲学風景である。

ともかく冷戦以後も敗北を続けるのは保守陣営ではないのか?その貧困な 思想状況に切れ味の良い、正宗ならぬ面妖な日本刀をひっさげて、西部さ んは果てしなきサヨク病原菌に挑む。

「反左翼を名乗るものがむしろ多数となっている、という時代認識は完全 に狂っている」とまず西部氏は挑戦的言辞を駆使しつつ独自の分析をする。

つまり「反左翼は、左翼のアンチテーゼを述べ立てているに過ぎません。 自称左翼の空疎な理想主義が無視している事実を、フェクチュアリズム (事実主義)とでも名付けるべき無思想ぶりで、丹念に列挙しているだけ なのが反左翼です」(41p)。

シュペングラーが『中世の秋』で言ったように「文明の秋から冬にかけて 流行るのは『新技術への異常な関心』と『新宗教への異様な熱狂』だとい いました。今見られるのは『テクノロジズム』(技術主義)というカルト (邪教)の大流行なのです」(220p)

 ▼IT革命は左翼の逃げ場所だったか

そして「左翼が、個人主義はと社会主義派とにかかわらずIT革命に簡単 に飛びついて、いったのは専門主義における合理への過剰なり歪曲なり が、テクノロジ ズム(技術主義)に、テクノマニアック(発明狂)に、 そしてテクノカルト(技術邪教)にまでおちたことの現れ」であるとい う。(248p)

だから構造改革とか規制撤廃とか、アメリカから価値観をごり押しされ て、見るも無惨な非日本化のために執念を燃やした現代の政治家と官僚と マスコミは、 「数百年、数千年の歴史を持つ日本国家を、大して知識も 経験も能力もない」人たちがムードに便乗して破壊した結果であり、「日 本および日本国家がアメリカ から受け取った構造改革のイメージは、さ すがアメリカの属国、もっと(悪い意味で)理想主義的なものでした。
 
『日本的なるもの』のすべてを、つまり経済における(談合を含めた)日 本的経営法、政治における(派閥をはじめとする)政党間協調体制や(天 下りを含む) 政官癒着(というより政官協調)、社会・文化における地 域共同体保存のための規制体系や地域間格差是正のための所得再分配など を一掃せよと叫ばれたのです。それが規制撤廃の運動でした」(63p)
 さらに西部氏は強調する。

「その造反を自由や平等の価値によって正当化しようとするのは『弱者の ルサンチマン』(ニーチェ)に他なら」ず(中略)「自由、平等、友愛、 合理といった 価値で偽装すると、やがて、責任なき自由が拡がって放縦 放埒な社会となり、平等が行きすぎて能力や努力と関係なしに分配が平準 化され、友愛のキレイゴトが まき散らかされて偽善的な世論が幅を利か し、合理のみが追求されて技術主義が蔓延します。こういう価値の堕落に 深入りするにつれ、日本に限らず世界中の左 翼陣営はイデオロギーとし ての力を失っ」た(80p)。

戦後欺瞞の最大のものは第一に生命尊重主義という欺瞞だとする西部氏は 続ける。

「自由平等友愛合理の理想が次第に色褪せ、その理想喪失の空虚感を埋め ようとして、生命尊重が理想の玉座に押し上げられた」。

かくして「腐儒としての左翼思想が身に染みついたニッポンジンがわんさ かいて、日本の国語を穢し壊しすてている」(258p)のである。

    
       
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1695回】         
――「支那人に代わって支那のために考えた・・・」――内藤(2)
  内藤湖南『支那論』(文藝春秋 2013年)

                  ▽

「支那でやる立憲政治はどういうものであるか、支那人はそういう細かい 考えはない」。「ただ立憲政治をやりさえすれば国が盛んになると思って おる」。だが「立憲政治が順当に行われる基礎」である「中等階級の健全 ということ」に彼らは考えを及ぼさないというのが、内藤の主張である。

  振り返れば?小平が「4つの現代化」――工業、農業、国防、科学技術 ――を掲げて対外開放に踏み切った際、先ず目指したのは重厚長大産業だっ た。その象徴ともいえる上海の宝山製鉄所を建設するに当たって、当時の 世界最先端技術を駆使した新日鉄の君津製鉄所級の施設を日本側に求めた と聞く。いわば世界最先端技術を取り入れさえすれば、君津製鉄所を同じ ような質と量の鋼鉄が生み出されると考えたわけだろう。

ここで内藤の考えを援用するなら、当時の中国のレベルで動かす製鉄所は どういうものであるか、中国人はそういう細かい考えはなかった。ただ世 界最高レベルの製鉄所さえ建設すれば君津並みの最高品質の鉄鋼を大量に 生産できると思っておった。だが最先端技術を駆使した製鉄所を十全に稼 働させるためには、「中等階級の健全」、つまりは一定レベルの科学技術 と民度が不可欠だった。にもかかわらず?小平以下の当時の共産党首脳 は、なにがなんでも君津級の最新製鉄所を求めた――となろうか。

当時を思い出せば、たしか京都大学で国際政治学者を講じていた高坂正堯 が近代化とは、技術もさることながら、その近代化を支えるヒト(ノーハ ウ)が必要不可欠と説き、トウ小平が性急に進めた近代化を戒めていたと 記 憶する。

そういえばアヘン戦争敗北後、清国指導層と知識人は敗北の原因を清国の 貧しさと弱さに求め、かくて富強を目指すことになったが、最初に思いつ いたのが「中体西用」策だった。中華の理念は正しい(中体)。ただ西洋 の近代的な機器(西用)――具体的には西洋の兵器に敗れただけ。

だから、「中体」に「西用」を組み合わせれば、蛮族に近い西洋列強に敗 れるわけがない。「中体」は絶対的に正しいのだから、と考えた。そこで 西洋の最新兵器(西用)をセッセと取り入れ第2次アヘン戦争(アロー号 事件)となるわけだが、敢え無くもイギリス・フランス軍に惨敗を喫して しまう。

かくて次に考え付いた富強策が「洋務運動」ではなかったか。つまり機器 というハード面のみを取り入れてもダメ。やはりハードを支える社会の仕 組みと人材を養成することが肝要だというわけで、近代的な兵器工場を作 り、翻訳体制を整え西洋から最新技術を導入し、軍隊の近代化を図り、多 くの留学生を送り出した。

この時、彼らを多くアメリカが受け入れたことから、中国社会に親米感情 が根付く。同時並行的にアメリカが意図的に大量の宣教師を送り込んだこ とも、親米感情の涵養に大いに与ったといえる。

たとえばルーズベルト大統領の母方の実家は対中貿易(アヘン?)で財を 成し、第2次大戦後のアメリカにおける一貫して主導したJ・K・フェアバ ンクは父親が宣教師だったことから幼少時を中国で過ごしているはずだ。

孫文夫人の宋慶齢や蒋介石夫人の宋美齢の父親である宋嘉樹(チャーリー 宋)はアメリカ人宣教師の知遇を得て留学し、メソジスト派宣教師として 帰国した後、聖書印刷を手始めに財を成していった。

このように、中国の親米感情はアメリカにおける親中感情と共鳴し、現在 につながり、米中関係の底流に一貫していることを忘れるべきではないだ ろう。

本題に戻る。

かく「洋務運動」に励んだわけだが、また戦争して敗北を喫した。然も相 手が日本であるから、さぞや愕然としたはず。

そこで彼らは敗北の要因を、日本にありながら清国に備わっていないもの ――憲法と議会、つまり立憲主義に求めたのである。《QED》
        
  
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)日本の宗教といえば基本は神道と仏教。仏教伝来のころに は蘇我氏と物部氏の争いがあったものの、平安時代以降は本地垂迹思想な ど仏教優位が定着したように思います。

子供のころテレビで見た日本映画に出てくる海賊船、「南無八幡大菩薩」 の幟を掲げて日本近海を荒らし回る。神仏習合なのですが、どうしてこれ ほど簡単に神仏が混じり合ってしまったのか不思議でした。宗教書にして も神道と仏教の記述が断絶してしまい明治維新による神仏分離以前の日本 人の宗教観がよくわかりません。
 
先日たまたま手にした山本七平氏の「池田大作と日本人の宗教心」(2017 年5月 さくら舎)に興味深い記述がありました。同書は山本七平氏の雑誌 掲載記事・論文をテーマ別にまとめたもので、創価学会の出版妨害事件や 本山の大石寺との確執などの前半部分は今さら感がありますが、第四章の 「日本人と宗教のかかわり」は面白い。

 『ユダヤ教・キリスト教・イスラム教では「宗教混交」を否定し異端と するが、日本が受容した唐時代の仏教は三教合一論(三教とは儒教・仏 教・道教)以後の仏教であり、唐はそれを正統として、それを認めないも のを異端としていた。

これは、後漢末の3世紀ごろから起こってきた考え方で、唐の時代には仏 教中心の三教合一論となった。日本に仏教が定着していくのと、仏教中心 の三教合一論が中国の中心的で絶対的な思想となっていく時期とがほぼ並 行し、日本はその影響を強く受け、それを「正統的な思想」としていった のはむしろ当然といわねばならない。

したがって以後の日本はこの三教合一論の日本化すなわち「神儒仏合一 論」を当然として明治まで来たわけである。この間、この伝統に異論を唱 えたのはキリシタンと、こちこちの朱子学者だけといってもよい・・・異 論はあろうが。しかしその朱子学者も、神儒妙合は当然と考えていた』

具体例として、徳川家康の顧問の天海は山王一実神道を起こし、『貞永式 目』に鶴岡八幡宮の供僧に関する規定がある。さらに僧侶が儒学を講じて 不思議ではなく、それが当然だったとして『林羅山は形式的には僧侶であ り、僧形をして法印であった。これを改めるよう強硬に主張したのが水戸 の光圀だが、僧形でない儒官が出現するのは羅山の孫の時代である』とい う指摘は知りませんでした。

同書ではイスラエルを例に現在でも宗教法が 生きているのに日本では貞 永式目の時代から宗教法がないとしています。 イスラエルではユダヤ教 徒の結婚は正統派のラビによるものでないと認め られず、わざわざ海外 で民事婚をするカップルもいるといいます。

日本人の宗教観が一神教の人々からみて、ある種いいかげんに見えるの も歴史的なものだったのですね。三教合一の本家である中国、著者は忘れ ましたが自称クリスチャンの女性が観音様も拝んでいるという話がありま した。

パール・バックの「大地」第一部では父親が亡くなり僧侶と道士を 呼び 経を上げてもらう場面がでてくるのも納得です。

 欧州では移民の増加とともにロンドンでは市長がイスラム系になるほど で、イスラム法を認めよと要求する声も高まっています。イスラム系の移 民がこれ以上増えるならばそう遠くない将来に宗教戦争・紛争が起きても 不思議ではありませんね。(PB生、千葉)



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(読者の声2)37回 家村中佐の兵法講座 兵法書として読む『古事 記』 『日本書紀』

日本最古の史書とされる『古事記』『日本書紀』には、遠い昔から今に 伝わる日本人の戦争観や武力行使のあり方、優れた戦略・戦術や軍隊の指 揮・統率など、現代社会においても十分に役立つ最高の兵法書としての教 えが数多あります。

今回の兵法講座では、『古事記』『日本書紀』の中でも謎の多い第22代 清寧天皇、第23代 顕宗天皇、第24代 仁賢天皇、第25代 武烈天皇の四 代にわたる御代についてです。

特に『古事記』『日本書紀』で唯一、極悪非道の暴帝として描かれている 武烈天皇の実像や、このように描かれた理由、そして反逆や陰謀が渦巻 き、国體(こくたい)が危機的状況にあったことなどについて、図や絵を用 いながらビジュアルに、分かりやすく解説いたします。

              記

日時   2月24日(土)13:00開場、13:30開演 (16:00終了予定)
場所   文京シビックセンター5階 会議室A
講師   家村和幸(日本兵法研究会会長、元陸上自衛隊戦術教官・予備 2等陸佐)
演題   第10話 清寧天皇から武烈天皇まで
参加費  1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
 FAX 03-3389-6278(件名「兵法講座」にてご連絡ください)



    
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「軍事同盟」で退陣した内閣
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        渡部 亮次郎

若い頃、NHK記者として4年間駐在した岩手県には、後に総理大臣になる 鈴木善幸(ぜんこう)のほか小沢佐重喜(さえき)、椎名悦三郎ら、錚々 たる政治家がいた。言うまでも無く佐重喜は小沢一郎の父、椎名は副総裁 として田中角栄の後継首相に三木武夫を推して大失敗した。

そうした中で目立つようで目立たなかった男が鈴木善幸だった。三陸沿岸 の漁民の出。はじめは日本社会党から代議士になったが、間違いに気付い て保守党に鞍替え、とうとう自民党総裁、総理大臣になった。

だが日米安保条約の何たるかも知らずに過ごし、自民党内のバランスに のっていただけだったので総理大臣にまつり上げられたものの、「能力不 足」を晒して途中退陣した。

日本大百科全書(小学館)にはこう書かれている。

<国内では自民党の絶対多数を背景に、軍事力増強、実質的な靖国(やす くに)神社公式参拝、参議院の比例代表制導入、人事院勧告凍結を実現し た>。


鈴木善幸内閣]は1980(昭和55)年7月成立した。前任の大平正芳が総選挙 中、糖尿病の合併症たる心筋梗塞で急死したところ、「闇将軍」といわれ て評判の悪かった田中角栄が裏で動いて、突如、鈴木善幸を後任として指 名した。私はその現場に居合わせた。

昭和55(1980)年6月12日未明、大平が死んだ。それに先立って、ホテルに いた私に園田直(当時は無役)から電話。「大平さんが亡くなったらしい、 調べてくれ」で確認。弔問の為、虎ノ門病院で落ち合う。

彼も当時、糖尿病が悪化。減量の為服用していた利尿剤が効き過ぎてゲッ ソリしていたので、マスコミの目を引いたことを覚えている。

病室から出てきた園田。車に乗ると「ナベしゃん、これからどうした方が いいかな」。すかさず「目白へ行きましょう」「そうだワシもそう考えて いた」。

角栄は先に弔問から戻っていたが、客は園田がその朝は初めてだった。約 1時間して出てきた園田。車中「善幸に決まった」と。「それは妥当なと ころでしょう。大平派の後継者でもあるし」と私。

大平の死で有権者の同情は自民党に集まって総選挙は、大勝。分裂寸前 だった自民党を結束させ、抗争なしで鈴木政権は成立したのだった。

<「増税なき財政再建」を公約とし、1981年3月には臨時行政調査会を設 置し行政改革を最大の課題とした>。

9月になって厚生大臣齋藤邦吉の不正献金がばれて辞職。その後任に園田 が推されたのは、多分に角栄の押しがあったと思われた。

<1981年1月鈴木首相が東南アジア諸国を歴訪、5月には日米首脳会談を開 き日米「同盟関係」を明記し、西側陣営の一員としてアメリカの対ソ戦略 に協力していく姿勢を明らかにした>。

しかし鈴木首相は首脳会談では、そんなことは話題にならなかったと一旦 は否定。共同声明から軍事同盟云々を消そうとした。日米の首脳が会談す るという事は要するに日米安保体制を確認し、軍事同盟を再確認する事だ という外交上の初歩的知識に首相は欠けていたのだ。

この混乱で鈴木首相は党内で孤立感を深めた。同一派閥であった外相伊東 正義が辞任した後を埋めるのに、厚生大臣のピンチヒッターだった園田を またピンチヒッターにした。

しかし、園田は糖尿病が悪化。外遊しても飛行機から車まで歩けない場面 がしばしばとなった。マニラではとうとう日米首脳会談の共同声明なんて どうでもいい軽い問題でしかない、といった趣旨の問題発言をして政権の 足を引っ張った。

事後になって鈴木は日米首脳会談について「オレは踊り(外交)の素人なん だから、手ぶり身振りの最後まで教えないと踊れないよ。教えない外務省 が悪い」といった。外務省側は「初歩知識をお教えするのは失礼に当る か、と」。

政治における知識や情報の扱い方はビジネスの世界とまるで異なる。ビジ ネス界は「儲け」で一丸となっているが、政治の世界では役人と政治家の 間に抗争が隠されていたり、遠慮がはさまれたりして要は単純ではない。

しかし1982年6月2兆円以上の歳入欠陥が明らかとなって「増税なき財政再 建」は破綻し、行政改革も自民党・官僚の抵抗で後退を余儀なくされた。

さらに日米経済摩擦、日韓経済協力、教科書記述に対するアジア各国から の批判といった難問を適切に処理できず、内外ともに手詰まりの状態のな か、1982年10月12日突如退陣を表明した。

鈴木政治は難問を先送りにして解決を図るといった消極的姿勢を特徴とし ていた。また党幹事長に二階堂進を起用するなど田中角栄の影響力を強く 受け「角影内閣」との異名をとった。>
日本大百科全書(小学館) (文中敬称略) 2010・4・4



     
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最 新 情 報
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 ◎【大前研一のニュース時評】対中、対露を最優先する「米国の国防戦略」 日本など同盟国の役割を重視も 

米国のマティス国防長官は19日、トランプ政権下では初めての「国家防衛戦略」を公表し、中国、ロシアとの軍事的な競争への対応を最優先の課題とした。米国は9・11以降の過去15年、イスラム過激派との戦いを国防戦略の優先課題としてきたが、その方針を転換したものと思われる。

中身は、対テロの軍事作戦は続ける一方、中長期的な国防戦略では、中露の軍事的な台頭に対し、米国の優位を維持するため、核を含む軍事力の近代化と増強を急ぐとしている。また、日本などの同盟国の役割を重視することも強調している。優先事項は今後の国防予算の要求に反映される。

この米国の新国防戦略について、中国国防省は「脅威を誇張している」などと反発している。また、ロシアのラブロフ外相も国連で、「通常の対話の機会や国際法の根拠に基づかず、米国がこのような対立的な戦略を通じて指導力を証明しようとしていることは残念だ」と発言した。

こうした反発も理解できないわけではないが今回のマティス長官の指摘、私は正しいと思う。確かに中国やロシアは軍拡を急速に進め、米国と対抗できる状況になっている。

ロシアはシリアを演習場のようにして、自分たちの兵器を使いまくった。カスピ海からクルーズミサイルでシリアの反政府軍の基地を攻撃する、など兵器の性能テスト以外には考えられない派手な演出であった。おかげでロシア製の兵器は世界の軍事産業の中で一番売れるようになってしまった。米国およびその軍需産業が危機感を持つのは当然だと思う。

中国も、航空母艦はまだ遅れてはいるものの、経済発展を背景にかなりのカネをかけて軍備の近代化と増強を進めている。南シナ海に人工島を造成し、アジア太平洋での存在感も拡大している。地域によっては、米国より優位という所もできている。

そういう意味で国防の基本を対露、対中としたのは正しいと思う。だからといって軍拡競争をしようというのではなく、だからこそ軍縮の話し合いをしようと言うべきだが、今回はそこまでは踏み込んでいなかった。

この新国防戦略では、核ミサイルだけでなく生物化学兵器なども保有する北朝鮮を、イランとともに「ならず者国家」と名指しして、地域や国際社会を不安定化させていると指摘している。日本にとっては、こちらのほうが現実的な脅威だ。

その北朝鮮の問題についてトランプ米大統領は17日、ロイター通信のインタビューで「ロシアが国連安全保障理事会の制裁決議に反して北朝鮮に物資を供給している」と非難した。

私も以前から指摘しているように、中国が国連の制裁決議を守った分、ロシアが特に油関係を中心にその埋め合わせをするという構図は変わらないのではないか。

しかし、米国は中国に対しては、貿易不均衡ということで、「30%の関税だぞ」と脅かすことができるが、ロシアはすでに欧米から制裁を受けているし、何を言われても、「ケロッ」と無視するだけだろう。米国は「国連は何をやっているのだ」と非難することぐらいしかできない。原油価格が上がって舞い上がっているロシアに対してできることは非常に限られているのだ。〔ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋〕

【写真】  中露との“対決”姿勢を明確にした米国のマティス国防長官(AP)
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180129/soc1801290001-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180129/soc1801290001-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2018.1.29 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎与党の質問切り上げにやじ=衆院予算委

29日の衆院予算委員会で、自民党の堀内詔子氏が持ち時間を数分残して質 問を終えようとし、野党から「余っているじゃないか」とやじられる場面 があった。

自民党が質問時間の拡大を求め、野党と駆け引きを続ける中、時間を短縮 された野党側としては看過できなかったようだ。

 堀内氏が質問を切り上げようとすると、野党席から「まだ終わっていな いだろ」などと激しいやじが飛んだ。堀内氏は「申し訳ありません。では 質問を続けさせていただく」と釈明。与党席から野党側への応酬もあり、 場内が騒然とする中、堀内氏は「まだまだ質問はあるが、逆に私自身の時 間を超えてしまうという思いから質問を削除した部分もある」などと述 べ、持ち時間を消化した。時事通信1/29(月) 12:38配信 


  ◎息子の交際相手の少女に売春させた疑い 55歳の女逮捕

息子の交際相手の少女に売春をさせたとして、警視庁は29日、東京都練馬 区の無職の女(55)を児童福祉法違反などの疑いで逮捕し、発表した。 「少女が勝手にやっていた」と容疑を否認しているという。

 少年育成課によると、女はツイッターで客を募り、2016年12月、豊島区 内のホテルで当時17歳だった少女(18)に50代の男=児童買春・児童ポル ノ禁止法違反容疑で書類送検=と性交させ、4万5千円を得た疑いがある。

 捜査関係者によると、少女は女の長男(18)の交際相手。少女は家出を して女の家に住んでいたが、女に「生活費を稼ぎなさいよ」と言われて売 春をさせられていたという。警視庁は、女が16年12月〜17年1月、ツイッ ターで客を募って20回以上売春をさせ、約70万円を得ていたとみている。 翌2月、少女が逃げ出し、被害が発覚した。
朝日新聞デジタル1/29(月) 12:17配信


  ◎アメリカには“job offer”というものがある:前田正晶

私は27日に「英語のjobは雇用のことではない」と論じたが、ここでは更 にその先に生じるだろうこともあらためて採り上げたい。それが掲題の “job offer”なのである。


27日はあらためて我が国とアメリカのビジネスの世界での文化の明らかな 違いを指摘した。その動機はマスコミが“job”を「雇用」と訳すのは誤解 を招くと思うことにあった。また英語のことかと思われても良いから講釈 を言えば「“job”と「雇用」は言うなれば“different animal”なのであ る。それが文化の違いだと言いたかったのであり、標的は飽くまでもマス コミの誤解だった。

ここまで言ってきた以上、我が国にはない、あり得ないアメリカの企業社 会の独特の文化というか習慣の解説を以て、この議論の締め括りとした い。それは、アメリカのビジネスの世界には“job offer”というものがあ り、上司や同僚からはまるで当たり前であるかのように「君は何処か他社 から勧誘されていないか」と尋ねることがあるのだ。即ち、「君は何処か 別の会社から良い条件で誘われていないか」と真っ向から尋ねているのだ。

「そんな失礼なことを良くも訊くものだ」と思われるか、呆れる向きもあ るだろうが、これがアメリカのビジネスの世界なのである。本社の事業部 で周りを見回せばほとんどが即戦力として途中入社してきた者ばかりであ る以上「君は前に何処の会社で何の仕事をしていたのか」と尋ねるのは非 礼でも何でもないし、現に私は何度も訊かれたものだった。

そういう世界であるということは「事業部の責任者はその中途入社してき た者が、何時また何処か同業者か他業種に転進していく可能性(危険性) の有無を把握しておく必要があるだろう」というものだ。

そういう他社や他業種からかの勧誘を“job offer”と呼んでいるのであ り、それの一つや二つないようでは能力がある奴ではないという評価にも なってしまうことすらあるのだ。換言すれば「一度転進したからには二度 目も三度目もあって不思議ではない」と見なす世界だ。

これは「雇用」の機会とは違うと思う。「そういうチャンスがある」と思 えば解りやすいだろうか。同業他社でも、競合する相手の会社の腕利きが 誰であるかくらいは先刻承知だし、彼または彼女が持つ営業の地盤ごと引 き抜くことだってあるのだ。

但し、好条件で転進して行った場合の“job security”には非常に微妙(危 険?)なものがあり、高額な年俸に見合うだけの実績を挙げない場合であ るとか、売り込んだ評判通りでなかったような際には即座に失職が待って いるのもアメリカである。この辺りが、私が言うjobに内在された「雇 用」の難しさである。アメリカのビジネスの世界には“job offer”という 仕組みもあるのだとご承知置き願えれば、この一文を草した意味もあると 思う。


  ◎【ソフトバンク】柳田、侍背番号コレクションを「やめてくれと言 われるまで変える」

14年侍ジャパンでは44をつけた柳田

ソフトバンク・柳田悠岐外野手(29)が28日、仰天のプランをぶち上げ た。3月3、4日(ナゴヤD、京セラD)に行われるオーストラリア代表 との強化試合で、3年ぶりに侍ジャパンに復帰する和製大砲。「背番号を 何番にしようかな。『やめてくれ』と言われるまで変え続ける」と、日本 代表に選ばれる度、背番号の違うユニホームをゲットする珍計画を明かした。

侍ジャパンでは所属球団と同じ背番号をつけるケースが多く、かぶった場 合は年長者が優先されることが通例。入団時に「44」で2015年から「9」 を背負う柳田も既に「44」の侍ユニホームは入手しているが、同じ背番 号には興味がない。「いろんな番号があった方がみんなが喜ぶし、楽し い」。自称カープ男子の柳田なら候補に挙がるのは少年時代に憧れた野村 謙二郎氏の「7」や、ミスター赤ヘルこと山本浩二氏の「8」。また、恩 師・王会長の「1」などチームでは他の選手が背負う番号か。代表メン バーが確定すれば、空き番号からお気に入りを探すつもりだ。

 2年後の20年東京五輪までの日本代表のスケジュールは未定。だが、 例年通りなら開幕前とシーズン終了後の2度、強化試合が行われ、五輪本 番も含めると6枚前後の“新ユニホーム”を手にできる計算になる。

「オリンピックに出たいし、そこまで結果を出し続けたい。違う背番号の をゲットできるように、何回も選ばれるように頑張りたい」。15年にトリ プル3を達成するなど走攻守で球界トップクラスの力を誇る柳田は、稲葉 ジャパンに欠かせない存在。金メダル獲得とともにユニホームコレクショ ンもモチベーションに、結果を残し続ける。(戸田 和彦)
スポーツ報知1/29(月) 6:05配信


   ◎ため口の生徒、一喝したいが躊躇 保護者、教委の存在よぎる

保護者や生徒とどう向き合うべきか、クラスを預かる教師たちは戸惑って いる=福井県内の中学校の教室(記事中の学校とは関係ありません)

学校現場が萎縮している、と福井市の公立中に勤務するベテラン男性教師 (58)は訴える。

「先生が『バカ』なんて言うていいんか? 教育委員会に言うぞ」

騒がしさを注意された生徒の一部が、インターネットから得たであろう情 報をちらつかせ、同級生と話すような「ため口」で教師に迫る。一喝した いが、保護者や市教委の存在がよぎり躊躇する。そんな光景が当たり前の ようにあるという。

同市の20代の教師は池田中の男子生徒自殺の調査委員会報告書に戸惑う。 大きな声で叱る。忘れた宿題を何度もやらせる。自殺の要因に挙げられた

点は、普段やっている指導と変わらない気がしたからだ。
「大声を出さず、一人一人の心情を思って…」。頭では理解できるが、そ れで授業中に騒がしい生徒や、意図的に宿題をやらない生徒は変わるの か。手に負えない生徒を見るたび疑問が浮かぶ。

            ■  ■  ■

福井市教委には毎年120件前後、保護者からの「訴え」が直接届く。「学 校で受け止めているものを加えればもっと多い」(市教委)。

 同市の中学校に勤める50代後半の校長は「学校に対する批判、非難の声 が強すぎないだろうか」と考えている。「教師が“聖職”と呼ばれていたこ ろは、学校で問題が起きると、親御さんはまず子どもたちが何をしたかを 確認してくれた」。今は教師の言動だけを切り取って、あげつらうかのよ うなケースが少なくないと感じる。

 福井市の50代の女性教師も「能力のある先生が、親とのトラブルに悩ん で疲弊していくケースを何回も見てきた」と話す。

 正しくても生徒に強く言えない先生、騒いで注意されても謝らない生 徒、過ちを犯した子を怒れない親…。現場教師の話からは、かつてと一変 した3者の姿が浮かび上がる。

 校長や女性教師らベテランは「親御さんが学校と一緒に考えてくれれ ば、子どもは期待以上の成果を出す」と強調する。逆だと子どもが抱える 問題は解決せず、むしろ悪化するという。

           ■  ■  ■

「問題を抱えた生徒1人をなんとかしようとすると、クラス全体を見るこ とはできない」

 福井県内の40代教師は言う。目標だった中学校教師になって20年余り。 クラス担任以外に、校務では主に生徒指導を任されてきた。

 新人のころは、指導のやり方が分からず、生徒の心をつかんでいそうな 先輩をまねた。あえて生徒を怒鳴るような指導を取り入れたときは「あっ という間に生徒が離れていった」という苦い経験もした。

 学校を何度か移り、失敗したり、うまくいったりを繰り返し、自分なり に生徒と向き合うスタイルができた。

 何人か問題を抱える生徒に出会った。授業の途中で教室を抜け出し喫煙 する。他校の生徒にけんかを売る。そのたびに生徒を追いかけ、授業は 「自習」。警察からの連絡に応じたり、けんかの相手先との話し合いに出 向いたり、保護者と面談したり。「1人に向き合うだけで相当の時間とエ ネルギーがいる」

保護者が頼りにする「担任の先生」だが、さまざまな考え方、個性を持つ 30人の子どもの“全て”を受け持つのは困難、というのが20年の経験を経た 今の正直な思いだ。
.福井新聞ONLINE1/29(月) 8:09配信


 ◎片山さつき氏「首相の訪韓は極東の安全保障」 “決断”ウラに有事 『在韓邦人の保護・救出』問題

安倍晋三首相が、平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式に合わせて訪韓す ることには、日本国内でも反対意見が多い。安倍首相が決断した背景の1 つには、朝鮮半島有事の「在韓邦人の保護・救出」問題があるという。自 民党政調会長代理の片山さつき参院議員を直撃した。

                 ◇

「安倍首相が訪韓するのは、韓国の要請に応じるからではありません。 『日韓合意の履行』を求めることはもちろんですが、日本の責任をまっと うするためです」

片山氏はまず、こう語った。日本の責任とは「極東の安全保障」を意味す るという。

北朝鮮にルーツを持つ文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、平昌五輪を事 実上、「南北朝鮮の共催」にしようとしているように見える。開会式で は、韓国と北朝鮮の選手が共同で入場行進し、アイスホッケー女子は合同 チームが結成された。文氏の「従北」姿勢は明らかだが、金正恩(キム・ ジョンウン)朝鮮労働党委員長の増長が懸念される。

片山氏は「北朝鮮のことだから、今後、何をするのか予想できない。だか らこそ、安倍首相とマイク・ペンス米副大統領が訪韓して、『日米韓トラ イアングルの安全保障体制は鉄板だ』と示すべきなのです」と述べた。

 最重要案件は「在韓邦人の保護・救出」だ。

「韓国には、観光客も含めて約6万人の邦人が滞在すると言われていま す。半島有事などが発生した場合、彼らを保護し、日本に移送しなくては ならない。だが、情勢によって民間機が使用できないこともある。こうな ると、自衛隊機や艦船が出動する必要があります」

ところが、韓国では自衛隊にアレルギーが強く、自衛隊機の派遣や、艦船 の接岸に難色を示している。それを緩和させるため、米国やオーストラリ ア、カナダを中心とした有志連合による避難も検討されている。

「自国民が危機にひんするとき、政府には一刻の猶予も許されません。政 府・与党は何を置いても『日本人の救出』に邁進(まいしん)すべきで す。その重要性を文氏に伝え、自衛隊機や艦船の韓国入りを容認させるた め、安倍首相は訪韓するのだと思います」

韓国では、駐韓米大使がテロに遭うなど、治安・警備に不安がある。文氏 に五輪開催国としての責任を自覚させることも、安倍首相の使命だと片山 氏はいう。

「韓国は開催国として、参加国全体の安全を保障しなくてはいけません。 それを文氏に伝えることも、隣国たる日本の役割でもあるわけです」 (ジャーナリスト・安積明子)

【写真】 片山さつき氏
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【ZakZak】  2018.1.29 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎GENKING、性別適合手術を初告白 戸籍上でも「女性」に

タレントでマルチクリエイターのGENKINGが29日、フジテレビ系『ノンス トップ!』(月〜金 前9:50)に出演。昨年5月にタイで性別適合手術を していたことを初告白した。

今月16日に番組のインタビューに応じたGENKINGは、テレビでこれまで発 言していた“ユニセックス”(中性的)は偽りであったことを明かし、昨 年、性別適合手術をしたことを告白。昨年7月に戸籍上で「女性」と認め られ、同年8月に戸籍上の「本名変更」が認められ、元輝(げんき)から 沙奈(さな)になった。

 物心ついた頃から性別に違和感があったというGENKING。インタビュー では、幼少時代の差別的な言葉による“いじめ”にあったことなどに触れ、 つらい日々を変えてくれたのがファッションだったと明かした。その後 “美男子”スタイルを確立し、芸能界入り。

しかし、ウソをつき続ける日々に心に限界がきていたといい、ブレイクし た頃の2016年ホルモン治療を開始。体形や胸が変化することで“女性に戻 る喜び”を感じ、手術を決断した。「テレビに出なくなったとか、消えた とか言われた時期があって、事務所から仕事の依頼とか全部断っていた」 と話し「本当は“女の子に戻る”手術をしていた期間」と説明し、タイでの 手術を明かした。

6時間に及ぶ手術終え「目が覚めたら女の子になっていて、みんながおめ でとうって言う」と目を潤ませ振り返ったGENKING。「自分で新しい自分 を“生んだんだな”って」と思いを吐露した。

今後、芸能活動を本格的に再開するが「ユニセックスでやっていたときは バラエティー番組とかたくさん出させていただいたんですけど、本来がユ ニセックスではない、本心は。だからやりきれなかった」と素直な思いも 話しつつ「今は本来あるべき姿に戻っているので『GENKING第2章』とし て、一から頑張れたらいいなと思います」と前を向いた。

GENKINGがテレビに初登場したのは、2015年3月1日放送の『行列のできる 法律相談所』(日本テレビ系)。タレントの鈴木奈々の“気になる人”とし て登場したのだが、そのイケメンフェイスと、繰り出されるオネエ口調と のものすごいギャップ、違和感が視聴者たちの興味を引いた。その後もテ レビやドラマなどに出演し、2015年7月にはテレビ番組で人気ヘアメイク アーティストのおぐねー(小椋ケンイチ)と交際していたことを告白して いる。オリコン1/29(月) 10:12配信



  ◎大分−松山、海底トンネル新幹線「黒字も可能」

大分、愛媛の両県を結ぶ「豊予海峡ルート構想」の実現を目指す大分市 は、新幹線用の海底トンネルを整備した場合の調査結果をまとめた。

JR大分(大分市)―松山駅(松山市)間で1日往復32本の運行が可能 で、最速約36分で結ぶことができるとし、1日当たり約6800人が利用す れば採算性が確保できると結論づけている。

大分市は2016年度、トンネルと橋、鉄道と道路を組み合わせた計11パター ンの概算事業費を試算し、新幹線(単線)を海底トンネルで通す場合が最 も安い6800億円になると導き出した。この海底トンネル案が最も実現可能 性が高いとして、今年度は専門業者に委託してルートやダイヤ、営業損益 などを調査した。

調査結果によると、単線のため、すれ違いや追い抜きに必要な中間駅を大 分市佐賀関、愛媛県伊方町、同県大洲市付近に設けた場合、松山駅から大 分駅に直行する下り列車の所要時間は約36分、上り列車は約43分となり、 各駅停車は下りが約59分、上りが約53分と見積もった。この結果、1日 往復32本の運行ができるとした。

また、北海道新幹線や九州新幹線を参考に旅客運輸収入や経費などを計算 したところ、1日当たり約6800人が利用すれば営業収益は年間141億円と なるとした。大分市は16年度調査で1日当たりの利用者数を約1万8000人 と推計しており、初年度から黒字になると見込んでいる。

大分市企画課は「豊予海峡を新幹線でつなぐことは実現性があり、地域活 性化に向けて大きな意義がある。国や四国側の自治体だけでなく、県内で も機運の醸成を図っていきたい」と話している。

2018年01月29日 09時27分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


 ◎<東京五輪選手村>4000戸の分譲は“瞬間蒸発”?

東京都中央区の晴海エリアで、2020年東京五輪に向けた選手村の建設がす でに始まっています。5000戸を超える住戸は、五輪後に大部分が分譲さ れ、一部が賃貸住宅として活用される予定です。その影響を住宅ジャーナ リストの櫻井幸雄さんが予測します。

東京五輪選手村の5000戸以上のうち、分譲されるのは4000戸程度。マン ションは総戸数が200「戸を超えると大規模とされるため、4000戸は大規 模マンション20個分に当たる。それだけのマンションが短期間に分譲さ れることは今まで日本にはなかった。

これまでも総戸数が2000戸、3000戸規模となる分譲マンションはあった が、それらは10年、15年という長い期間をかけて複数の建物を順次建設。 その都度分譲されてきたので、1回当たりの分譲戸数はせいぜい200戸か ら500戸だ。

  ◇1年で1000戸の大量供給

また、総戸数が500戸を超える大規模超高層マンションの場合、着工から 完成・入居までに2〜3年かかるものが多い。その2年、3年の間に複数 回の分譲を行う。こちらも、1回当たりの分譲戸数は少なくなる。

 今回のように「できあがっている建物を改修しながら短期間に分譲」と いうことはなかったわけだ。もちろん、1年間で4000戸を売り切るような ことはないだろう。しかし、建物は既にできあがっているので、改修しな がら分譲するとして数年がかりというのが現実的と思われる。仮に3年が かりとして、1年当たり1000戸以上だ。

 となると、「そんなに多くのマンションが一度に分譲されたら、売れ残 りが生じるのではないか」という懸念が出てくるのは当然である。売れ残 りが生じることで、湾岸エリア全体の不動産相場が下がるのではないか、 と心配する声まである。

 これは一大事、という結論を出したくなるのだが、はたしてそうなるか どうか。35年もの長い間、不動産を見続けてきた私の経験からすると、 「そうはならない」と言いたい。

  ◇「予測は外れる」が過去の経験

これまで不動産の歴史は「大方の予測は、たいてい外れる」だった。

 1980年代後半のバブルが始まる前は、「不動産価格が上がるわけがな い」と信じられていた。しかし、そのバブルが崩壊したときは逆に「絶頂 期より少し下がったところで止まる」というのが大方の予測で、これも外 れた。まさか、20年間も下がり続けるとは思わなかったのである。

 近年でも、都心の不動産価格は下がると言う人が多かったが、実際は上 がり続けた。大方の予測は外れることが多いのだ。その理由の一つとし て、「多くの人が信じる予測が出ると、それに対抗する動きが生じる」こ とがあげられる。

 たとえば、「住宅が売れなくなる」という予測が出ると、政府は住宅 ローン控除を大型化するなどして購入を後押しする。住宅の売れ行き不振 で、景気が悪化するのを止めようとするわけだ。結果、むしろ住宅の売れ 行きが上がる状況が生まれてしまう。

 では、「東京五輪の選手村が大量放出」された場合はどうだろう。ここ でも、不動産相場崩れに対する政策が出てくる可能性がある。たとえば、 選手村が位置する中央区の場合、これまで定住人口増加策をとり、マン ション建設の規制緩和が行われてきた。結果、50階を超えるような「超高 層」の上にもうひとつ「超」が付くような巨大マンションが次々につくら れてきた。

  ◇中央区の政策が変わる可能性

 中央区の人口は1953年の約17万人をピークに97年には約7万人にまで減 少。これを回復させようとして、住宅を増やしたわけだ。その結果、16年 には約14万人にまで増加。05年から10年までの国勢調査で、人口増加率 が23区内で1位、全国でも2位となった。

 すでに人口が増えているうえ、東京五輪選手村効果で1万2000人から1 万5000人程度の人口増加が見込まれる。となると、「そろそろ、定住人口 増加策を見直してもよいのでは」という議論が出てきておかしくない。そ の結果、マンション建設の規制緩和がなくなれば、今までのような巨大超 高層マンションを建設しにくくなる。

20年までに新規の巨大マンションが減り、「中央区のマンションが買いに くくなったし、借りにくくなった」という状況が生まれたら、どうなる か。そのとき放出される東京五輪選手村の人気は一気に上がるだろう。

選手村マンションは「再利用」であるため、価格は割安になるはず。そう なると、爆発的に人気となり、40戸が“瞬間蒸発”する可能性もありう る。私自身、あれほど便利な場所で割安なマンションが分譲されれば購入 してみたいと思う。

 東京五輪選手村の5000戸強は人気物件になることはあっても、 “負の遺産”になることはあり得ない。
毎日新聞1/29(月) 9:30配信


 ◎<25年万博>誘致費、70年万博基金の収益から3億円充当


2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致を巡り、誘致委員会の活動に 必要な経費の財源として、1970年大阪万博の収益金を積み立てた「日 本万国博覧会記念基金」の運用益約3億円を充てる方針が決まった。28 日、誘致委員会関係者への取材で分かった。基金を管理する公益財団法人 「関西・大阪21世紀協会」が月内にも、法人を所管する内閣府に使途の 変更を申請する方針。

【写真特集】1970年の大阪万博を振り返る

基金は、70年万博の収益金約195億円から万博記念公園(大阪府吹 田市) の大規模改修費約40億円を除いた約155億円を元に設立され た。14年まで に約190億円にまで積み増しされ、運用益は年間約3億 円。協会は半額の 約1億5000万円を万博記念公園の維持管理費として 大阪府に寄付し、残 りを文化振興の助成事業に充ててきた。

 万博の誘致活動費は、海外での関係者への働きかけや国内の機運醸成 事業などで当初4億5000万円と見積もった。しかし、開催地を争うロ シ アやアゼルバイジャンとの誘致合戦が激化しており、誘致活動を円滑に 進めるには6億9000万円まで経費が膨らむと算定。財源を確保するた め にも、万博基金の運用益に頼る必要があると判断した。

 誘致活動に充てる運用益は、17、18両年度に府が受け取る予定だった計 3億円を想定。残りの3億9000万円は府、大阪市、経済界で 3分の1ず つ負担する。17、18両年度の万博記念公園の維持管理費 は、府が公園の 維持管理のため積み立てている別の基金を取り崩して対応 する方針だ。 毎日新聞1/29(月) 7:40配信



  ◎中国、安倍首相に不信感募る=習氏訪日、道のり遠く

【北京時事】中国の習近平指導部は初訪中した河野太郎外相に対して、序 列2位の李克強首相が会談に応じ厚遇した。

だが、安倍晋三首相に対する不信感は残っており、安倍首相が望む習氏の 訪日実現までの道のりはなお遠い。

「正常な関係に戻る一年にしましょう」。会談冒頭に李首相は、両国関係 改善を訴える河野氏に、にこやかな表情で力強く応じた。李首相は、今年 が日中平和友好条約締結40周年に当たることを指摘し、「真に中日関係が 正常発展の軌道に向かうチャンスにしていかなければならない」と強調した。

ただ、中国側が歓迎ムード一色だったわけではない。河野氏と向かい合っ た王毅外相は、安倍首相が最近、関係改善に前向きな姿勢を見せているこ とを高く評価したが、記者団に公開された会談冒頭で表情は固いままだっ た。国内の報道を意識し、日本に強い姿勢を見せる必要があったようだ。

 中国の安倍政権に対する警戒感は根強い。米国やオーストラリア、イン ドと連携して中国の海洋進出に対抗しようとする安倍政権の「インド太平 洋戦略」は、「中国との関係改善に本気ではない証拠」(中国の日本専門 家)と中国側は受け止めている。

李首相も「(日中関係は)まだまだ暖かくなったばかりで、寒いところも 残っている」と指摘。王氏は河野氏に対し、「口頭の態度表明を実際の行 動に移してほしい」とくぎを刺した。

習指導部は安倍政権との対話を進めているものの、河野氏に対して沖縄 県・尖閣諸島を「固有の領土」とする自らの立場を改めて主張した。中国 の潜水艦が尖閣周辺の接続水域を航行したことも、「軍に対する統制を強 める習氏の意向が反映されている」(外交筋)との見方が強い。

河野外相は潜水艦の航行について抗議し、中国側に再発防止を求めた。し かし、対外的な強硬姿勢を崩さない習氏が、日本側の要求に耳を傾けるか どうかは不透明だ。時事通信1/29(月) 6:31配信 


  ◎寒波襲来他:前田正晶

相撲界とマスコミに告ぐ:

文部科学大臣に暴力行為の再発防止策を講じるように求められたこの興行 界を、スポーツの枠内で取り扱うのをもう好い加減に止めたらどうだろう か。私は既に繰り返して相撲は歴史と伝統に輝く江戸時代からの興行であ り、歌舞伎などと同じに庶民にも武家にも贔屓にされてきた催し物である と指摘してきた。

更に一般人の社会とは異なる文化、即ち言語・風俗・習慣・仕来りを持つ 特殊な集団であり、そこに外部から改革せよの何のと介入すること自体が 無意味であると指摘して来た。

思うに、外部から見れば暴力であっても相撲界の中では「可愛がり」等の 表現があるように、それが彼らの文化であると同時に一種の訓練の手段 だったかも知れないのだ。歌舞伎が芸能のニュースとして扱われている以 上、相撲も独立した分野として採り上げれば如何か。

高梨沙羅さんに思う:

遂に54回目の優勝が出来ずに終わったと報じられている。私はあの小さな 体であそこまで鍛え上げて世界の場で53回も優勝した実績は偉大であり、 いくら褒めても褒めきれない偉業だと思っている。

だからと言って、マスメデイアがオリンピックでも優勝せねばならないと いったような圧力をかけるのは不当だと思っている。彼女が勝ち続けてい る間はあれだけ持ち上げておいて、勝てなくなってしまえば「またも優勝 を逃した」とまるで詰問するかのような扱いは不当だと思う。

私が思うには、高梨さんが勝ち続けている間には、他の世界の強豪選手乃 至はオリンピックを目指していた人たちは切歯扼腕して彼女に蹂躙されて いることを悔しがっていたのだろう。そして、「高梨に追いつけ、追い越 せ」とばかりに猛練習をしてきたのだろう。

高梨さんがその間に退化したとか慢心していた訳ではなく、もしかして同 じところに止まっている間に他国の選手たちが彼女を追い抜いたのかも知 れない。となれば、高梨さんは一層の努力をして抜き返すしかないのでは ないか。そうだったのならば、無用な圧力をかけずに黙って見ていてあげ るべきだと思うのだが如何。

そういう無用な圧力をかけてはならない人たちはフィギュアスケートにお ける羽生結弦や宇野昌磨や宮原知子らにも当てはまるし、スキーの渡部暁 斗、スケート界の小平奈緒、高木美帆たちにも言えると思うのだ。

モリ、カケにスパだそうだ:

野党は来たるべき予算委員会で又ぞろこれらの問題を採り上げて政府を攻 撃する予定と報じられていた。スパの件はいざ知らず、他の2件は言うな れば fake newsが基である。それを何時までも採り上げては貴重な国費と 時間の空費に血道を上げる野党は全く仕方がない連中だと思う。

総理は真剣に憲法改正を採り上げておられるではないか。と言って批判を しても、自分は野党には一票を投じていないと言っても、彼らを選んだの は我々国民なのだ。

大寒波:

漸く気象病から脱却できたと思っているところに、未だ未だ寒波の襲来が 続いている。我が家の加湿器は室内の相対湿度が低い時には赤いランプが 点灯して知らせてくれる。

その赤ランプはここ数日ほど点いたままである。そういう過乾燥が続いて いる状況では、掛かりつけのSクリニックのS医師は「兎に角インフルエン ザと風邪の患者さんが多いので、マスクの着用を忘れないように」と言わ れた。

だ何となく、室内外の温度差が怖いような気がするので、つい外出を控え るようになってしまう。春は何時やってくるのかと思っても、未だ1月で ある。寒波の為に今年も冬を乗り切るのに苦労させられている。という具 合で28日などは安全第一とばかりに一歩も外に出ることなく、無為に終 わってしまった。


 ◎柴橋氏が岐阜市長に当選

過去最多の7人が争った岐阜市長選挙は、無所属の新人で元民主党の衆議 院議員、柴橋正直さんが、6万400票あまりを獲得して他の6人の新人を 破り岐阜市長に初当選しました。

柴橋氏は挨拶で『私は終始一貫無所属で、市民党という立場で選挙戦を戦 いました。本当に開かれた市民のための岐阜市政を実現していきたい』と 話しました。

岐阜市長選挙の投票率は36.35%で、前回を2.58ポイント下回りました。

自民党が推薦した中西謙司さんは、柴橋さんに及ばず、野田聖子総務大 臣の地元で自民党が敗れる結果となりました。
CBCテレビ1/29(月) 5:44配信


 ◎楽天、朝日火災海上の買収を検討

[東京 29日 ロイター] - 楽天<4755.T>は29日、朝日火災海上保険 (東京都千代田区)の買収を検討していると発表した。損保を傘下に収め ることで、電子商取引(EC)など他のサービスとの連携を強化する。

 朝日火災海上は野村ホールディングス<8604.T>傘下。2017年3月末時 点の総資産は3689億円。正味収入保険料は前年比13.7%増の366億円、 純利益は同14.2%増の5億円。

 楽天は携帯電話事業にも参入する方針で、顧客基盤を拡大するととも に、会員を結びつける「経済圏」を固める。
ロイター1/29(月) 8:25配信



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身 辺 雑 記
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29 日、放課後の隣の第3亀戸中学校の芝生校庭、男子生徒が相手を肩車に 載せて歩いている。私の中学生活は野球に夢中だった。投手、4番、キャ プテンだった。100Mを裸足で11秒、遠投103M。生徒会長だった。

突然童謡がよみがえった。「カラスの赤ちゃん、なぜ泣くの。コケコッコ のおじちゃんの赤い絵帽子ほーしいの欲しいのと啼くなくんだよ」。自分 で自 分が信じられない。幼少時に私自身が歌った覚えが無いのだ。北記 憶だけなのだ。

真冬だから寒いのは当然だが、秋田など日本海側の吹雪に比べれば連日快 晴の東京は天国のようなものだ。亀戸1丁目の拙宅の南向きの書斎など温 室だ。芽が出かねない。朝の最高血圧「135」

メルマガを編集している南向きの書斎はさながら春。しかし向かいの第3 亀戸中学校の屋根には22日降った雪がまだ残っている。春の音はすれど
まだ1月だものナ。しかし校庭は柴が青々と春を待っている。書き手はと かく詩人でなければいけない。詩人は文中『そして』を使ってはいけない い。文章にリズムが無くなる。文章はとかくリズムのある『詩』なのだ。

グラウンドを女生徒たちが走っている。今3人の子育てをしながらしんぶ ん記者をしている私の娘もマラソンの選手だった。秋田高校の駅伝の選手 だった亡兄に似たかと思ったものだ。わたしといえば裸足で100Mを11秒と 速かったが遺伝で偏平足なものだからちょうきょりははしれなかった。


                           読者:5576人

                     

渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>








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