政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4588 号  2018・1・27(土)

2018/01/27

 
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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4588号
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        2018(平成30)年1月27日(土)



            病気自慢と健康自慢(1):馬場伯明

           リチュウム電池原料確保だ :宮崎正弘
      
          インフルエンザの常識・非常識:石岡荘十

                   
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4588号
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病気自慢と健康自慢(1)
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      馬場 伯明

本誌主宰者の渡部亮次郎氏は糖尿病であると公表されている。病気になら れたことは仕方がないが、服薬、インスリン注射、および毎日の歩行など によりQOL(quality of life)を保っておられる。何よりである。

本誌投稿者を見ると、心臓手術に成功された石岡荘十氏は最近動脈硬化に よる脚の付け根の血管狭窄をステント挿入手術で克服されたとか(本誌第 4576号2018/1/15)。前田正昌氏も病気を適切に治療し体調を整えておら れる。

シーチン修一氏は心の病からの復帰途上だ。その「報告」は小説のように 面白い「読み物」になっている。修一氏の筆力である。一刻も早い「娑 婆」への生還を祈る。

人間は必ず死ぬ。病気や体調不良(以下「病気」という)は何とか治した い。努力して病気を克服したか、または、克服しつつあることを他人に話 し、文章などでも発信したい気持ちはよくわかる。

それは(世間では)「病気自慢」と言われる。(以下は本誌への投稿者諸 氏を傷つけるためではなく、一般論的な「私見」を述べるものである)。

ここで言う「病気自慢」とは、病気持ちという事実を単に自慢するのでは なく(それはあまり自慢にならない!)、病気への自分の対処方法がいか に適切であるかを、滔々と披歴し「自慢」することである。さらに、自分 の独自の「健康法」を自慢し他人に押し付ける人もいる。

病気自慢は病気に苦しみ様々な努力の末に克服するという一種の「成功物 語」だから、同病者の中には共感し、また健康な人でも同情し拍手する人 もいる。何せ、病気自慢の人たちは病気や治療に詳しい。深刻な実体験だ から本物であり、まるで戦場での名誉の武功のように語る人もいる。

一方、「あなたの病気と克服のことをくどくどと言われてもねえ」と冷淡 な人もいるだろう。病気自慢に共感する人と冷淡・不快に思う人の割合は 半々くらいかな。各人の病気の種類と程度は様々で数字では示せない。

じつは、真っ当な医療機関の場合はさて置き、多くの健康食品や健康関連 企業などが「病気自慢」の人たちを支援するふりをして実質的には脅迫に 近い言葉で商品等を売り込む。病気弱者は甘言のCMなどにころっと参って しまい、それを受け売りし病気自慢を補強してしまう。困ったものだ。

以前2004年、高校の同級生の還暦の会で私(会長)はこう挨拶した。「今 日は子供自慢と病気自慢の話はやめよう。60歳までの人生を振り返り、青 春時代を振り返り、今後どう生きるのか、前向きな話をしよう」と。

そうしたら即座に猛烈なブーイング。「おい、馬場、なんば言いよっと か。そいじゃ、話す中身がなかごて(ないように)なる!」と。「う〜〜 ん、じゃあ、なるべく・・・自慢はやめよう」と反論せず打ち切った。

10年後の2014年に古稀の同級生会をした。私は「もう70歳だ。今日は子供 自慢も病気自慢もすべて解禁としたい。どんどん話してください」と挨拶 した。

その結果は、(出世等で先が見えた)子供自慢は影を潜め、(ピアノや絵 の「天才」らしい!)孫自慢が増え、さらに精緻を極めた病気自慢の手柄 話で盛りあがった。でも、最適の対応は自分であると自説を譲らない。病 例は異なり所詮素人なので議論はバラバラの平行線に終始した。

ところで、私事父の話をする。「一病息災」と言われる。父は病気持ち だった。40代に結核で3年間療養し(治癒)、その後も、痔を切り、胆管 結石の手術、大腸がんも判明した(高齢のため手術せず)。しかし、認知 症(ボケ)になることなく自宅で死んだ。94歳。一病息災を地で行った。

病気自慢の人だった。3年間の療養生活で同病の隣人から病気自慢のコツ を伝授されたと思われる。病気自慢の人は研究熱心でその方面の情報に詳 しい。でも、そうして、いい医院・病院や医師に辿りついている。

「近くに持つべき友は(信頼できる)警察官・弁護士・医師」と言われ る。父の周りには良医がいた。地元では小学校の同級生の平野伊都夫先生 (近所の開業医)。そのご子息で私の友人の愛野記念病院貝田英二理事長 (著名な整形外科医)にも大変お世話になった。さらに、幸いにも子供ら が医師になった。長女(私の姉・小児科医)、次男(私の弟・循環器内科 医・開業医)、義弟(私の妹の夫・内科医)らである。

彼らと父の病気と治療の方針を協議した。晩年の2年余、自宅で過ごした いという父の希望に沿い、愛野記念病院と連携し、自宅の一室を病室ない しICU(集中治療室)もどきに整備した。可動式ベッド(母のベッドも隣 に併設)、食事テーブル、酸素濃度計、酸素吸入器、痰吸引器、室内空調 機、点滴装置、薬剤保管棚、など。また、医師往診(1回/2週・主治医は 義弟)、看護師訪問(1回/週)を実施した。

介護では、地元の介護士の生活支援(毎日午前・午後2時間)、専用食 器、風呂専用車椅子、尿自動排泄器、移動トイレを設置。リハビリ療法士 施術(1回/週)など。私も千葉市から帰省し介護した(1回/2月)。水準 以上の医療・介護の態勢だった。父は医師の姉や弟らに安心して身を任 せ、訪問者らに得意げに「病気自慢」を語りつつ、夕食を摂った翌日の早 朝、母の横で悠々と大往生を遂げた。

私の自慢は足腰が不自由になった父を抱いて湯船に入れたことである。女 性介護士の力ではできない。手引書は「専用車椅子に乗せシャワー等で洗 浄」である。広い湯船だ。「やっぱ、湯舟はよかな」と喜んでくれた。親 孝行ができた。父は昔幼児の私を抱いて五右衛門風呂に入ったと話した。

私見だが「病気は大半が遺伝である」と思う。先祖から受け継いだ身体で ある。いいも悪いも含め観念して付き合うしかないのではないか。

病気は自分が治ればそれでいいものであり、本来は、治療方法などを他人 に自慢するべきものではなかろう。また、それを聴かされる人も「ああ、 そう、大変でしたね。でもよかったですね」とは言ってくれても、本心か らの言葉ではなく内心は迷惑がっている人が多いのではないか。

でも、病気自慢をしたいのが人情である。その昔、吉田兼好が書いたよう に「おぼしき事言はぬは腹ふくるるわざ(徒然草19段)」かもしれない。 腹が膨れてしまっては困る。だが、ほんとは、治療が成功すれば、身内で 静かに祝い(他人には)「言わぬが花」ということだろうなあ〜〜〜。

(・・・と言いつつも、結局父の「病気自慢」を代行してしまった。謝!  「つづき(2)」では「健康自慢」について記す。2018/1/22千葉市在住)



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リチュウム電池原料確保だ
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)1月26日(金曜日)弐
        通巻第5595 号   
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 コバルトの次はリチュウム電池原料(リシア鉱石)確保だ
   中国、EV市場の急拡大を予想し豪企業などへ連続的に出資
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中国が血相を変えて狂乱的な投資を展開している。目標はEV(電気自動 車)の開発だ。エンジンならびに電池に必要なコバルトとリチュウムの、 あわよくば「独占」も狙って動いていることは周知の事実だろう。

コバルトはコンゴ民主共和国の山奥にある鉱山。これを経営する米国企業 から株式を購入し、26億ドルをぽんと支払ったことは小誌でも伝えた。

 コンゴは大航海時代前まで現在のアンゴラ、コンゴ人民共和国、コンゴ 民主共和国のみっつに跨る王国があった。植民地として乗り出してきたの はポルトガル、仏蘭西、そしてベルギーだった。80年代初頭のコバルト危 機のときはフランスとベルギーが空挺団をおくり、パラシュート部隊が反 乱軍を制圧した。

当時、日本鉱業はコバルト鉱山の山奥に技師を派遣していたが、「よもや 自衛隊が救援にくることはないだろう」と諦めていた。救援にやって来た のはベルギーの特殊部隊だった。

中国はそうした教訓を知ってか知らずか、リスクの高い国に投資するのは 平気である。典型がリビアだった。

豪への投資も、中国人はもっぱら個人の不動産買いに熱中してきたが、国 有企業は鉄鉱石鉱山、レアメタル鉱区に投資してきた。最近はリチュウム 電池原料を産出する鉱区、精製する企業への投資が際立ってきた。2015年 に豪は世界需要の36%を供給し、このシェアは2021年に48%まで伸びると される。

リチュウムを含む鉱石は「リシア輝石」である。輝石というのは宝石の一 種、世界でもメキシコ、パキスタン、マダガスカル、アフガニスタンなど ややこしい国々に埋蔵が確認されてきた。

これまでの需要といえば、宝石だけだから、コストが引き合わず、チリの SQM社や南米の塩湖などが、供給元とされた。しかしEVの本格開発を 決めた中国では2017年に需要が強大化し価格が30%も高騰した。

こうなると目の色を変えるのが華僑の投機筋である。早速、豪の供給先へ 唾をつけ、ボリビアの塩湖にも開発資金を投じる。

就中、西オーストラリアに位置する鉱区開発に中国の大手「天済鉱業」 (ティアンチ・リチュウム社)は6億ドルを投資し、またパース郊外のグ リーンブッシュ鉱山にも米社タリソ社と協同で精製プラントを建設中、す でに2億5000万ドルを投じた。年間4800トンの原籍採掘能力に高めるとい う計画だ。

このほか江西省のリチュウム電池企業は西オーストラリアのマウント・マ リソン社株の25%を取得した。


▼先行きの需要を目先の計算だけでみると投機心が生まれる

こうした先乗り行為にかけては日本企業、韓国企業を中国企業が出し抜い ている。

ただしトヨタはアルゼンチンでリチュウム鉱山を経営する豪企業オロコブ ロ社に2億2400万ドルを投資した。 

 数年前、スマホに欠かせないレアアースをめぐって中国は対日輸出を制 限し、コストが三倍四倍となっても供給しなかった事例がある。けっきょ く日本勢はカザフスタンなどに供給元を多元化し、昭和電工などは中国国 内に生産拠点を移し、また日本ではリサイクル運動がさかんとなった。

このため中国の寡占によるコスト操作は泡と消えた。いまでは日本企業に 買ってくれと泣きついている始末。
 ということはEVブームが見込めても、すでに世界各地のリチュウム電 池原料鉱山が増産に踏み切っており、需給関係が落ち着くと価格も底をう つだろう。
 先行きの需要を目先の計算だけでみると投機心が生まれるものらしい。
          

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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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知道中国 1694回】            
――「支那人に代わって支那のために考えた・・・」――内藤(1)
  内藤湖南『支那論』(文藝春秋 2013年)

                 ▽
すでに取り上げた『支那漫遊 燕山楚水』(博文館 明治33年)(1642 回〜1507回)を著した当時、内藤は『萬朝報』の記者だった。その後、さ らに研究を積み、明治40(1907)年には狩野享吉の推薦によって京都帝国 大学講師となる。

以後、記者時代の経験を背景に学問研究の成果に基づいた時局的評論を積 極的に展開した。京都帝国大学から現在に連なる「京都の支那学」の系譜 に大きな影響を与えているだけに、大正期を考える上では彼の『支那論』 は、北一輝の『支那革命外史』や橘樸の一連の論考と同じように、やはり 避けては通れない。これに加えたいのが辻聴花、中江丑吉、鈴江言一、さ らには吉野作造か。

 大正期の最初に取り上げるのは、内藤の『支那論』(文春学藝ライブラ リー 2013年)である。同書は付録を含む「支那論」と「新支那論」で構 成されている。前者は大正3(1913)年、後者は大正13(1924)年の発表 だが、「新支那論」については後日に廻すとして、先ずは「支那論」から 取り掛かりたい。

付録に納められた論考は明治期、つまり辛亥革命に先立つ数年の清末混乱 期を扱っている。発表時を考え、先ず付録の部分(表題は以下)を読んだ うえで、本論の「支那論」に進むことにする。

1)明治44年5月:「清国の立憲政治」
2)明治44年10月:「革命軍の将来」
3)明治44年11月:「支那時局の発展」
4)明治45年3月:「中華民国承認について」
5)大正元年8月:「支那の時局について」
6)大正2年7月:「支那現勢論」
7)大正2年7月:「革命の第二争乱」

それにしても、である。書店の店頭で文春学藝ライブラリー版『支那論』 を手にして先ず驚いたのは、表紙帯封に記された「100年前の大ベストセ ラー 近代日本最高の中国論」の惹句だった。

些か大袈裟に過ぎはしないか。「100年前の大ベストセラー」はともか く、「近代日本最高の中国論」は、はたして正鵠をえた評価なのか。そん なわけで「近代日本最高の中国論」の最高ぶりをジックリと“堪能”してみ たいと考えた。

 先ず明治44(1911)年5月というから辛亥革命勃発の5ヶ月ほど前の大阪 での講演を基に「大阪朝日新聞」(同年6月25日)に発表された「清国の 立憲政治」だが、「近頃支那では立憲政治というものは大変に評判の好い 語になっておる」と説き起こす。

「支那のような守旧国が立憲政治に対して興味をもつのは誠に不思議のよ う」だが、じつは「守旧国であるが、また時としては非常に急進の国であ る」。では、なぜ「守旧国」が最近になって一気に「急進の方に大分傾い ておる」のか。それというのも「殊に支那では立憲政治を一つの護符、大 層結構なお守りのように考え、何でも立憲政治をやれば国が盛んになるよ うに考えておる」。

日本は明治維新を経て立憲政治を進めたゆえに興隆し、朝鮮は立憲政治を 受け入れなかったため日本に併合され国が滅びたと、「非常に簡単に一刀 両断に判断し」ている。そこで、「立憲政治さえやったら、支那の分割も なく、また決して滅びない、段々えらくなると信じておる傾きがある」と いうのだ。

「何でも立憲政治をやれば国が盛んになる」という短絡的実利主義こそ、 林語堂が「勧善懲悪の基本原則に基づき至高の法典を制定する力量を持つ と同時に、自己の制定した法律や法廷を信じぬこともでき」ると説く「民 族としての中国人の偉大さ」に通ずるように思う(『中国=文化と思想』 講談社学術文庫 1999年)。目の前の実利のためなら、さっきまでの原理 原則など擲ってしまっても平気の平左・・・無原則の大原則であります。
《QED》
         
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)宮崎正弘先生が松本道弘先生との珍しいトーク番組です。
Global Inside サムライトークの動画を下記URLにアップロードいたしま した。

Part 1(中国経済をめぐって。『連鎖地獄』を中心に)
https://youtu.be/HqmhRvVwwRM
Part 2 (『西郷隆盛』をめぐって)
https://youtu.be/Qz3CaKWfHOA



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(読者の声2)講演会のお知らせです。新著『AIが文明を衰滅させる   〜ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社)をめぐって、宮崎正 弘さんの独演会があります。

▼スマホをあやつるのは猿か、ゴジラか。AIの近未来は明るいのか、暗 いのか?
 ▲AIが人間を超える日はあり得ないのではないか

 ▼サイバー攻撃でSNSが破壊され、ロボット戦争が世界秩序を変える 可能性

 ▼文明の進化に背を向けたガラパゴスの古代生物のたくましさに教訓がある
  https://www.amazon.co.jp/dp/4286193462/
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 この『AIが文明を衰滅される』をめぐって宮崎正弘先生の独演会があ ります。どなたでも予約なしで御参加いただけます

                 記

とき     来月です。2月17日(土曜) 18:30(開場18:15)
ところ    文京シビックセンター26階『スカイホール』
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
講師     宮崎正弘
演題     「AIが日本文明を滅ぼす?」
参加費    おひとり 1000円(学生無料)
お問い合わせ (090)6709−9380(佐藤)
主催者    英霊の名誉を守り顕彰する会



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(読者の声3)世界を混乱の渦に陥れたマルクスの学問的誤り、について。
 現在の世界の混乱の根底にはマルクスの犯罪的な学問的誤りがありま す。にも拘らず未だに隠然とマルクス主義の亡霊が世界中を覆って人類を 不幸にしているのは、そのマルクスの誤りを誰も指摘できないでいるから に他なりません。

そのマルクスの誤りとは、せっかくヘーゲルが人類が歩むべき道を学問的 に明らかにし、そのために必須な概念の弁証法(統一の弁証法)を創り上 げたのに、マルクスはその価値も分からずに否定して壊してしまい、対立 を絶対化して他方を殲滅する(観念論を殲滅した)唯物弁証法なる紛いも のの弁証法にしてしまったことです。

具体的には、マルクスは「ヘーゲル国法論批判」の中でヘーゲルが統一の ための媒介を重用することをナンセンスだと批判して、対立させることが 大事だと強調しました。

また、ヘーゲルが人間の解放について人類が学問を己がものとして必然性 と自由とを統一した意志をもつことが真の人間の解放だとしたのに対し て、マルクスは抑圧されている労働者がその解放の担い手であり、労働者 が抑圧をはねのけて権力を握ることが人間の解放だとしました。

そして「万国の労働者、団結せよ」と、国境を否定し、国家を否定する共 産主義グローバリズムを提唱しました。

ですからマルクスは、ヘーゲルが「法の哲学」において国家の本質を見事 に定義しているのに、その価値が分からずに見当違いな批判をしています。

ヘーゲルは、自由と不自由、国家と個人(国民)とを弁証法的に統一し て、「自由とは必然性の洞察で」あり、個人(国民)の自由とは、国家と 個人(国民)との統一における自由な意志だとしています。したがって、 今のマルクス主義者がいうような、国家のない単なる個人の自由の絶対化 とは、全く違います。

このヘーゲルの学問的な国家第一主義を、唯一見事に実現した国がありま す。それは江戸時代の日本です。

しかもそれをヘーゲルが生まれる前に実現していたのです。これはもの凄 いことです。江戸時代の日本は、指導層の武士が、その武士道で自ら生き 方を厳しく律して生活していたので、下々にもその姿勢が深く浸透して、 見事にヘーゲル的な国家第一主義の国家を創り上げたのです。

だから幕末に世界各国を見てきた西洋人がその日本を見て一様に、下層民 がこのように幸せそうにしている国は、自分の国を含めてみたことがない と驚いたのです。

日本にその見事な社会力・国家力があったからこそ、圧倒的な学問力・技 術力をもって押し寄せてきた欧米列強による国難に際して、国家・国民が 一丸となって、あっと言う間に、その学問と技術を吸収して自分の実力と 化して対抗することができたのです。日本が世界のほかの国と違う理由は ここにこそあるのです。

このヘーゲル的な国家第一主義こそが、現在その対立が顕在化しているナ ショナリズムとグローバリズムとの対立を見事に統一できる唯一のものと 言えるでしょう。

世界各国がこのヘーゲル的な国家第一主義で国家・社会をまともに発展さ せ熟成させてはじめて、世界が一つになる真のグローバリズムが成就でき るのです。国家を破壊してグローバリズムは決して成就できません。

そのことはすでに歴史的に証明済みのことです。したがって、これからは 日本が世界を導いていかなければ、人類は不幸になるばかりです。

 最後に結論として、日本の再建・再興は、ヘーゲルの復権とその本物の 学問をもって国創りを行うべきだ、と私は思います。

したがって、そのためにはまず、学問の府といわれる大学を、その名にふ さわしい、本物の学問を体系化していく聖地として再建する必要があると 思います。

この学問立国を世界中に普及していかねばなりません。それこそが、世界 から日本が再び尊敬される国になる最良の道だと信じています。

さすれば、事実を捏造して他国を貶めるような国は存在できなくなってい くことでしょう。(天寿堂整復院 稲村正治) 



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インフルエンザの常識・非常識
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        石岡 荘十

正直言って、「インフルエンザとは何か」、関心を持って集中的に学習し 始めた。まず気がついたのは、今までインフルエンザに関して持っていた 知識・感覚、“常識”が、いかにいい加減で、非常識なものだったかという ことである。

と同時に、専門家の話を聴いたり本を読んだりすると、ことによると国家 を滅亡させる引き金ともなりかねないほどの猛威を振るう“身近な”病につ いていかに無知であるかを思い知らされる。

まず、
・病名について、である。
「インフルエンザ」はなんとなく英語のinfluenceから来たものと思って いたが、その語源はイタリア語の「天体の影響」を意味する「インフルエ ンツァ」であった。中世イタリアでは、インフルエンザの原因は天体の運 動によると考えられていたからだそうだ。

・「スペイン風邪」は濡れ衣

歴史のなかでインフルエンザを疑わせる記録が初めて現れるのは、もっと ずっと前の紀元前412年、ギリシャ時代のことだったという。その後もそ れと疑わせるインフルエンザは何度となく起こっているが、苛烈を極めた のは1580年アジアから始まったインフルエンザで、全ヨーロッパからアフ リカ大陸へ、最終的には全世界を席巻し、スペインではある都市そのもの が消滅したと記録されている。

より詳細な記録は1700年代に入ってからで、人類は以降、何度もパンデ ミック(世界的大流行)を経験している。なかでも、史上最悪のインフル エンザは「スペイン風邪」である。

というとスペインが“震源地”、あるいはスペインで流行ったインフルエン ザだと誤解されがちだが、発祥は、じつは中国南部という説とアメリカの どこかで始まったという説がある。

が、確かなことは1918年3月、アメリカ・デトロイト、サウスカロライナ 州、そして西海岸で姿を現したということだ。

その頃世界は第1次世界大戦の真っ只中にあり、アメリカからヨーロッパ 戦線に送られた兵士を宿主としたウイルスがヨーロッパ席巻の端緒を開い た。大戦の当事国は兵士が病気でバタバタ倒れている事態を隠蔽し続けた といわれる。
ところが参戦していなかったスペインでは情報統制を行わなかったため、 大流行がことさらフレームアップされ伝わったのではないか、と推測され ている。「スペイン風邪」はとんだ濡れ衣なのである。

・第二波の毒性をなめるな
スペイン風邪の猛威は、その後2年間、第2波、第3波---と毒性を強めな がら津波のように襲い掛かり、猖獗を極めた。第2波の初期、アメリカ東 海岸から公衆衛生担当者が国内担当者に送ったアドバイス。

「まず木工職人をかき集めて棺を作らせよ。街にたむろする労働者をかき 集め墓穴を掘らせよ。そうしておけば、少なくとも埋葬が間に合わず死体 がどんどんたまっていくことは裂けられずはずだ」(『アメリカ公衆衛生 学会誌』1918)積み上げられた死体の山を「ラザニアのようだ」と表現す るほどだった。

毒性が弱い新型インフルエンザの場合はこんなことにはならないと言うの が今の見方だが、少なくとも秋口と予想される第二波がこの春よりはるか に強烈なものとなる可能性は否定できない。これが常識である。なめては いけない。

・「寒い地域の病気」はウソ
つい先だってまで、インフルエンザは寒いところで流行るもの、と思い込 んでいた。ただ、それにしては夏になってもじりじりと患者が増え続ける のはどうしたことか。そこで、先日「ウイルスは季節に関係なく拡散して いるのではないか、と疑わせる」と根拠もなく書いたが、最近の定説は私 の山勘どおりだった。

インフルエンザは熱帯地域でさえ年間を通して穏やかに流行っている。だ が熱帯ではマラリアやデング熱など、臨床症状がインフルエンザに似てい るので、インフルエンザと診断されなかった可能性が否定できないとい う。人口当たりの死亡率は温帯・寒帯地域より高いという報告さえある。

新型インフルエンザの蔓延を経験した兵庫県医師会は、「兵庫県において も、初期規制の徹底で一旦ゼロとなったものが、再 び5月を上回るレベ ルになりつつあり、全数調査の全国的中止にもめげず、可能なPCR検査実 施による確定数は増え続けています」と報告している。

日本では、新型インフルエンザは冬であるオーストラリアなど南半球に 移っていったという一服感が支配的だ。世界中で笑いものになった日本の あの“マスクマン”も見かけなくなった。マスコミもあの騒ぎをお忘れに なってしまったようだ。

しかし、ウイルスは日本だけでなく北半球のイギリス、ドイツでも決して 衰えてはいとWHO(世界保健機関)に報告している。いまや新型インフ ルエンザは「地域の寒暖に関係なく1年を通して穏やかに流行している」 というのが常識である。

最近の厚労省の報道リリースを見ても緊張感はない。記憶に新しい水際検 疫作戦は、世界の非常識だったことを最近になってしぶしぶ認め、方針転 換に踏み切ったが、日本国内の企業は秋口に備えてマスクの買いだめに 走っている。

やはり、この際の世界の常識は、WHOのホームページで確認するしかな いと私は考えている。   


       
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最 新 情 報
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  ◎「頂門の一針」4587号 2018(平成30)年1月26日(金)の「病気自慢と健康自慢(1):馬場伯明」の前から3〜4行目を訂正していただきたく。馬場伯明

(誤)前田正昌氏も病気を適切に治療し体調を整えておられる。

(正)前田正晶氏も病気を適切に治療し体調を整えておられる。

「晶」を「昌」と間違えました。ずっと以前にも同じ間違いを犯し、お叱りを受けた
ことがありました。前田正晶様、まことに申し訳ありませんでした。

     



  ◎<参院代表質問>公明、改憲に触れず 自民と温度差

公明党の山口那津男代表は26日午前、参院本会議での代表質問で憲法に触 れなかった。井上義久幹事長も25日の衆院代表質問で憲法を取り上げず、 改憲に意欲を示す安倍晋三首相や自民党との温度差が鮮明になっている。

 山口氏は「働き方改革」や生活困窮者の自立支援強化、復興政策などを 首相に質問。来年春の統一地方選を見据え「公明党は国と地方のネット ワークを生かし、地域の現場に根ざした政治を貫く」と結んだ。

衆参両院の代表質問で、自民党や希望の党、民進党などは相次いで首相に 改憲に関する見解をただしており、公明党の「沈黙」が際立っている。

憲法を質問しなかった理由について、山口氏は「憲法改正は、憲法尊重・ 擁護義務を負う首相が答弁すべきことではない」と記者団に説明した。井 上氏も25日、「改憲を発議するのは国会だ。あえて代表質問の場で取り 上げる必要はない」と指摘。同党幹部は「党内論議をそう急ぐことはな い」と語っている。

一方、自民党憲法改正推進本部は26日午前、執行役員会を開き、3月25日 の党大会までに同党の改憲案策定を目指すことを確認した。
毎日新聞1/26(金) 12:25配信



 ◎<塩中毒死>正式裁判へ 盛岡簡裁「略式命令不相当」

盛岡市で2015年8月、認可外保育施設に預けられていた下坂彩心(したさ かあこ)ちゃん(当時1歳)が塩化ナトリウム中毒で死亡した事件で、盛 岡簡裁は26日、業務上過失致死罪で略式起訴された吉田直子元経営者 (34)について「略式命令を出すのは不相当」と判断し、25日付で検察側 に通知したことを明らかにした。今後、元経営者が出廷して正式な刑事裁 判が開かれる。

事件を巡り、盛岡区検は23日、腎臓などの機能が十分発育していない彩心 ちゃんに、健康を害するおそれのある食塩入りの乳幼児用イオン飲料を飲 ませ、塩化ナトリウム中毒で死亡させたとして、元経営者を同罪で盛岡簡 裁に略式起訴した。

  これに対し、彩心ちゃんの遺族側は「死の真相を知る機会がなくな る」などとして正式裁判を求める意見書を簡裁に提出していた。刑事訴訟 法では、略式命令が不相当のときは通常の裁判を開かなければならないと 規定している。毎日新聞1/26(金) 11:19配信



  ◎韓国南部の病院火災、死者41人に増加

26日午前7時半ごろ慶尚南道密陽(ミリャン)のセジョン病院で発生した 火災による死者が41人に増えた。

26日午前7時半ごろ慶尚南道密陽(ミリャン)のセジョン病院で発生した 火災による死者が41人に増えた。この日午前11時ごろ死者33人が確認され ていたが、午後1時ごろには41人に増え、被害が拡大している。

 消防当局によると、セジョン病院には2−6階の入院患者100人と、後 方の療養型病院に入院中の94人の計194人の入院患者がいたという。

 出火場所がセジョン病院1階の救急室と推定される中、死者も世宗病院 1階と2階付近で最も多かったことが分かった。死者が全員入院中の患者 だったかどうかは確認されていない。療養型病院の患者に死傷者はいな かった。

チェ・マンウ密陽消防署長はこの日午前、「セジョン病院で午前7時35分 に火災が発生し、9時29分ごろ大きな火は消え、10時26分に完全に鎮火し た」と述べた。続いて「午前10時53分現在、死者31人、重体8人、軽傷 69人と計112人の死傷者が発生した」と伝えたが、この発表の直後、死 者は33人に増えた。
中央日報日本語版1/26(金) 13:36配信


  ◎櫻井よしこさんの説くトランプ大統領論:前田正晶

週刊新潮の2月1日号の櫻井よしこさんの連載「ルネッサンス」は見出しが 掲題のようになっていて、私には興味深い立派な読み物だった。特に前半 の内容は言うなれば「トランプ大統領論」なのだが、私は流石に桜井さん だと感心したほど、これまでに星の数ほど出たであろうトランプ大統領を 論じた評論とは違っていると思った。

その中で桜井さんは「ウオールストリートジャーナルが1月19日にトラン プ大統領に実際に会ったことのある50人による印象をまとめていた。彼ら は以下のように特徴を語っていた」として10項目ほどの興味ある「トラン プ大統領とは」を挙げておられた。だが、桜井さんは「このようなコメン トを並べてもトランプ氏の戦略や政策の理解にどこまで役立つのか、わか らない。だが、トランプ氏が歴代の大統領と較べて型破りであることは明 確に伝わってくる」と指摘されている。

私にとって更に印象的だった点は、桜井さんが「米ヴァンダービルト大学 名誉教授で同大日米研究協力センター所長のジェームス・アワー氏の助言 を思い出す。トランプ氏の言葉やツイッターでの発言には気をとられず彼 が実際に行っている政策を見るべきだ、というのである」と言われた件 だった。

確かに眉をひそめたくなるようなことをトランプ大統領は言われることが あるが、現在のアメリカの景気回復や株高や失業率の改善を成し遂げてお られる辺りが、アワー氏の言われる「実際に行っている政策を見よ」と符 合するのだと思う。大いに勉強させて頂けた次第だ

このコラムは見開き2ページと長いのだが、私は前半のこの辺りまでで十 分読んだ価値はあると思っている。


 ◎広辞苑に相次ぐミス指摘 “国民的辞書”、

10年ぶりに改訂された岩波書店の国語辞典「広辞苑」第7版(12日発 売)をめぐり、台湾が中国の一部と記載されただけでなく、ミス指摘が相 次いでいる。同社は25日、一部について公式ウェブサイトで誤りを認め、 謝罪文を掲載。“国民的辞書”の信頼が揺らいでいる。

 第7版には、「ブラック企業」「LGBT」(性的少数者)など約1万 項目を追加し約25万項目を収録。しかし、「LGBT」を「多数派とは 異なる性的指向をもつ人々」とする記述に対し、「LGBは性的指向と関 係する言葉だが、Tは身体的な性と心の性の不一致を示す『トランスジェ ンダー』で性的指向とは関係がない」などとインターネット上で指摘され た。また、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ自動車道「しまなみ海道」 についても、海道の経由地を山口県周防大島町の屋代島(通称・周防大 島)と、愛媛県今治市の大島を取り違えて説明していたことが分かった。

さらに、寺での役職などを示す「坊守」を「浄土真宗で、僧の妻」とした ことについて、岐阜県で坊守を務める男性(65)が「女性住職の配偶者や 家族も坊守になれる」と、訂正を要求した。

 岩波書店側は、「LGBT」と「しまなみ海道」については「解説文に 誤りがあることが判明しました。まことに申し訳なく、お詫(わ)び申し 上げます」などとして公式ウェブサイトで謝罪。LGBTは「広く、性的 指向が異性愛でない人々や、性自認が誕生時に付与された性別と異なる 人々」に変更する。「しまなみ海道」についても、「大島」と修正。2項 目とも正しい解説文を印刷した紙を用意し希望者に送付する。一方、「坊 守」は、「一般的、典型的な意味を掲載するのも国語辞典の役割。誤りと までは考えていない」とする。

 早稲田大教育学部の金井景子教授は「更新されてしまうインターネット 情報より、紙媒体に信頼を置くよう学校現場では指導している。新語は専 門家でないと正確な意味は分からない。もっと丁寧に調べてほしかった」 と苦言を呈する。

広辞苑の編集は各分野の200人以上の外部専門家から追加すべき項目を 募って執筆してもらい、4、5回のチェックを経て印刷する。以前の版か ら誤記はあり、版を重ねることで修正してきたといい、担当者は「指摘を 真摯(しんし)に受け止めたい」と話す。

 「三省堂国語辞典」の編集委員、飯間浩明さんは、ミス指摘が続出した 背景について、他の辞典と比べて「行数の制限が厳しく、簡潔ゆえにこの 説明は違う、との印象を持たれやすいのではないか」と推測。「どの辞書 も間違いを含む」とした上で、広辞苑を実態以上に権威視せず、「複数の 辞書を比較検討しながら使ってほしい」とアドバイスする。
産経新聞1/26(金) 7:55配信


 ◎照ノ富士悲痛「ゼロから…」昭和以降4人目十両陥落

照ノ富士の、来場所の十両陥落が確実となった。かつての力強さをまるで 見せることができないまま、大奄美に寄り切りで敗れて0勝5敗7休と なった。「見ての通り。気持ちは思い切ってやりたいけど…」と、193セン チ、178キロの大きな体をすぼめて話した。遠い1勝についてはしばら く黙った後に「頑張ります」と、必死で前を向いた。

 今場所は2型糖尿病で3日目から休場し、その後インフルエンザにか かってさらに休場が長引いた。前日11日目に9日ぶりに再出場したが連 敗。幕内に残るために必要最低限の4勝に届かなかった。昭和以降で大関 から十両まで番付を落としたのは大受、雅山、把瑠都と過去3人。「もう 1回体をゼロから鍛え直したい」と前を向いた。
日刊スポーツ1/26(金) 9:06配信



 ◎<日弁連>弁護士4万人を突破 10年で1.5倍

◇訴訟数は横ばい 「司法試験合格者数を抑制すべきだ」の声も

国内の弁護士数が今月、初めて4万人を超えたことが、日本弁護士連合会 への取材で明らかになった。司法制度改革が本格始動した2002年以降、弁 護士が大半を占める法曹人口の拡大が続き、ここ10年間で約1.5倍に増 えた。日弁連は活動領域の拡大に力を入れているが、裁判件数が増えてい ないこともあり「司法試験の合格者数を抑制すべきだ」との声もある。

 日弁連によると、弁護士登録者数は昨年3月末時点で3万8980人だった が、今月に入り4万人を突破し、25日現在で4万103人となっている。

  政府は02年、国民が利用しやすい司法制度の実現を掲げ、司法試験 の年間合格者目標を「年間3000人程度」と設定。1万人台で推移してきた 弁護士数は04年に2万人台、11年に3万人台に達した。

 しかし、最高裁などの調べでは、全国の地裁に起こされた民事裁判の件 数は、一時的に激増した過払い金訴訟を除くと過去10年、年間9万〜10万 件でほとんど変わらない。このため、限られた仕事を奪い合う状況になっ ているとして一部の弁護士が反発。法曹志願者数の減少もあり、政府は15 年に年間合格者目標を「1500人程度を下回らないようにする」と修正した。

日弁連の中本和洋会長は24日の定例記者会見で、交通事故などに遭った人 の弁護士費用を保険会社が負担する「弁護士保険」が広がっていることか ら「交通事故の受任件数が飛躍的に増えている」と話し、弁護士の活動領 域は今後も広がりうるとの見解を示した。

また、司法制度改革に詳しい飯考行(いいたかゆき)・専修大教授(法社 会学)は「大都市圏では弁護士の就職状況が改善され、過疎地域ではむし ろ弁護士の確保が難しくなっている。企業や自治体による弁護士の採用は 増えつつあり、現状の合格者数1500人を維持することが望ましいのではな いか」と話す。

 一方、埼玉、千葉、兵庫など地方の17弁護士会は16年に「(弁護士の) 供給過剰を食い止めなければ、危機を深める」と指摘し、合格者数をさら に減らすよう求める共同声明を発表している。
毎日新聞1/26(金) 8:00配信


 ◎『モンハン:ワールド』早朝の渋谷に約150人のハンターが集う!

2018年1月26日、ついに狩猟解禁を迎えた『モンスターハンター:ワール ド』。本作の発売を記念したイベントが、SHIBUYA TSUTAYAにて実施され ました。

凍える早朝でも笑顔を振りまく受付嬢

SHIBUYA TSUTAYAでのパッケージ版販売に合わせて行われるため、イベン トの開始は朝6時40分頃。しかも平日です。さらにこの日の東京は寒波に 見舞われ、身を切るような寒さに覆われていました。しかし会場には、こ の瞬間を楽しみにしていたであろう約150人のハンターたちが集結してい ました。

イベントには、本作のプロデューサー・辻本良三氏、ディレクター・徳田 優也氏に加え、大のモンハンファンで知られる、次長課長・井上聡さん、 ゴールデンボンバー・歌広場淳さんが登壇。7時の発売開始までトーク セッションが行われました。

“一番楽しみにしていることは?”という問いに、井上さんは「ずっと家に こもるので、新しい出前に出会えるかも」と、笑いを誘います。一方、歌 広場さんは、“注目しているモンスターは?”という質問に、「ネルギガン テ」と答えていました。

歴代メインモンスターの中でも群を抜いて凶悪そうなネルギガンテ。やは り気になっているようです。また、イベントの後半からはアメリカ出張中 のアートディレクター・藤岡要氏がテレビ電話という形で登場。集まった ハンターと登壇者全員で発売カウントダウンが行われました。

そして迎えた午前7時。おなじみの“ひと狩り行こうぜ!”という掛け声と ともについに『モンスターハンター:ワールド』の発売が開始!先頭に並 んでいた3人のハンターには、辻本氏直々にパッケージ版とプレゼントが 手渡されました。

ちなみに、登壇したハンターの中には“1月25日”の午前8時10分から並んで いたという方も。そんな気合の入り方が半端ないハンターのエピソードが 披露された後、イベントは終了となりました。

イベント終了後、TSUTAYAのすぐ近くにある渋谷MODIへ。こちらの店頭ス ペースでもイベントが実施されており、高さ2m超えの巨大PS4パッケージ をバックに、大剣を構えて写真を撮ることができます。

また、撮影した写真を「#モンハンワールド」のハッシュタグ付きでSNS に投稿すると、B2ポスターやステッカーが当たる「肉焼き抽選会」に参加 できます。」」1月26日から28日の12:00〜20:00に開催されているの で、ビッグタイトル発売のお祭り感を味わいたいハンターは足を伸ばして みるのもいいかもしれません。インサイド1/26(金) 8:47配信



 ◎関東で記録的な冷え込み続く 東京都心 2日連続で−3℃以下は5

さいたまでは−10℃に迫る寒さに

26日(金)朝も非常に強い寒気に覆われ、全国的に極寒の朝を迎えていま す。特に関東では今日も記録的な冷え込みになり、さいたま市ではおとと い観測した観測史上最低気温を更新、東京都心では2日連続で−3℃以下と なりました。これは53年ぶりのこととなります。

 さいたま市の7時時点での最低気温は−9.8℃。1977年に観測を始めてか ら最も低い気温となりました。東京都心でも−3.1℃まで下がりました。

  <今朝の最低気温(26日7時まで)>
   前橋   −5.4℃
  宇都宮  −5.3℃
  水戸   −5.8℃
  さいたま −9.8℃★
  東京   −3.1℃
  横浜   −1.8℃
  千葉   −0.8℃
 (★は観測史上最も低い気温)

 この冷え込みにより、東京23区内でも水道管が破裂してしまったという 報告もあります。路面も凍結しているところがあるので、歩く際には足元 に注意してください。ウェザーニュース1/26(金) 5:58配信


 ◎有望事業発掘へ規制緩和…3年間の時

 新ビジネスを生み出すために大胆な規制緩和を行う「規制のサンドボッ クス」制度の創設を柱とした「生産性向上特別措置法案」の全文が25 日、明らかになった。

 政府は法案を3年間の時限立法とし、短期集中で取り組むことで、日本 発の有望事業を掘り起こしたい考えだ。来月にも法案を国会提出し、早期 成立を目指す。

法案は、今の法規制で認められない事業を事業者主導で行えるようにする 狙いがある。国家戦略特区とは異なり、自治体が手続きに絡まないため、 事業者の手間が省ける。一方で、特区のように地域を限定する必要はな く、事業をいきなり全国展開することもできる。

 法案によれば、サンドボックスは、事業者が実現を目指す事業の計画を 国に申請し、事業に関連する閣僚が認定する仕組みを取る。認定時には、 首相が任命した有識者による「革新的事業活動評価委員会」の意見を踏ま える。制度の公平性を保つためだ。読売新聞1/26(金) 6:10配信


 ◎「額賀降ろし」本格化 会長退任求め全参院議員が会合欠席

自民党第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)で、会長の額賀福志郎元財 務相の退任を求める「額賀降ろし」が本格化した。同派所属の参院議員 21人全員が25日の派閥会合を欠席した。参院側トップの吉田博美参院幹 事長は今月上旬、額賀氏に月内に退任を決断するよう求めた。

「クーデ ター」の背景には9月の自民党総裁選への対応があるとみら れ、参院側は 集団離脱も辞さない構えだ。

 額賀氏は同派会合で「衆参はお互いに同志として協力していきたい」と 述べ、続投する考えを示した。会合前の役員会でも続投の意思を示し、了 承を得た。

一方、吉田氏は同時刻に参院メンバー全員を国会内に集めた。額賀氏に月 末までの決断を求めた経緯を説明し、今後の対応について一任を得た。3 月中旬の派閥パーティーまでに退任時期の明示を求める考えだ。額賀氏が 月内に退任の意向を吉田氏に伝えなければ参院メンバーが退会し、吉田氏 を中心に新たなグループを立ち上げる構想もある。

「額賀降ろし」には、有力な総裁候補が育たず額賀氏の求心力が弱まっ ていることが背景にある。総裁選に向けて存在感を高めるため、派内では 同派副会長の竹下亘総務会長に交代すべきだとの意見がある。

 額賀派は他派と比べ参院議員の割合が高い。参院では額賀派以外の10人 も加わった31 人で「参院平成研究会」として独自に活動しており、吉田 氏らが新しい派閥を立ち上げた場合、30人規模にふくらむ可能性がある。

  ■総裁選にらみクーデター 自民第3派閥就任9年、候補育たず

「われわれは一致結束してサポートして、国の予算を一日でも早く成立さ せることが政治家の責務…」

 額賀派会長の額賀福志郎元財務相は25日の派閥会合で続投を宣言し、衆 院(34人)、参院(21人)両院のメンバーの結束をこう訴えた。ただ、会 場は欠席した参院議員用の空席と手の付いていない弁当箱ばかりが目立 ち、かえって事態の深刻さが浮き彫りになった。

  ◆影響力増す吉田氏

 吉田博美参院幹事長は25日午前、参院本会議場で額賀派の複数の側近に 対し、同派の参院議員全員にこう耳打ちするよう指示した。

「本会議が終わったら、派閥例会には行かず、集まってほしい」

本会議が終わった午前11時半過ぎ、同派55人の4割を占める参院メンバー が国会内の一室に集結 し、集団離脱も辞さないとする吉田氏に対応を一 任することを決めた。派 閥会合を欠席したのは、額賀氏退任を求める本 気度と結束を示す意味があ る。吉田氏ら幹部数人が前日に決め、大半の 所属議員には当日伝えられた。

 参院側の「額賀降ろし」は今に始まったわけではない。平成28年秋にも 創設者・竹下登元首相の弟、竹下亘総務会長が会長に就く「竹下派」復活 論が駆けめぐった。以降、額賀氏は参院側に何度も退任を求められてきた が、なお会長職にとどまった。

 昨年8月の内閣改造で、派閥が推す「待望組」は入閣ゼロに終わった。 この間、吉田氏は参院幹事長として人事や国会運営などで影響力を増した。

昨年10月の衆院選後には、吉田氏は安倍晋三首相に大島理森衆院議長の後 任として額賀氏を推した。穏便に派閥の会長交代を図る狙いもあったが、 首相は額賀氏の素養も見定め、要請を断った。ここで吉田氏は「額賀氏に 義理を尽くした」と判断し、今回の強硬手段へかじを切った。

  ◆「月末までに決断を」

 吉田氏は年明けから参院メンバーに会長退任を求める方針を説明。その 後額賀氏と2人で会い、「月末までに退任を決断してほしい」と通告し た。額賀氏は「私には失うものがない」と反論し、いまだ返事をしていな い。吉田氏には、9月の総裁選に向け竹下氏が領袖(りょうしゅう)と なった方が、首相側や他派と実のある交渉ができるとの思惑もある。

 25日朝に動きを知った額賀氏は、同派の複数の衆院議員に「『現体制で 結束して国会に臨もう』と今日の派閥会合で発言してほしい」と頼んだと いう。衆院側からは「総裁選に向け額賀氏では心もとないが、会長人事を 決めるのは参院ではない」との声や、引退後も影響力を持つ青木幹雄元参 院議員会長が「後ろで糸を引いている」と見る向きもあり、疑心暗鬼が広 がる。

 一方、参院メンバーはこう吐き捨てた。

「派閥会長になって9年、有力議員が次々と抜け総裁候補も育っていない」

 吉田氏は25日、周囲に「けんかは勝たなければ意味がない」と語った。 かつて最大派閥として権勢をふるった名門は党内第3派閥に落ち込んだ現 状を象徴するように分裂含みの局面に入った。(田中一世)
産経新聞1/26(金) 7:55配信


 ◎(1)道路事情が悪くて入荷が:前田正晶

昨24日だった。食パンの在庫が切れそうなので、我が家から道路を隔てた 反対側にあるイオン系の食品スーパー「マイバスケット」に昼過ぎに入っ てみた。するとどうだろう、多くの棚が欠品だらけだった。家内と「パン がないね」と語り合ていると、通りがかった女性店員が「道路事情が悪く てトラックが来ないのです。済みません」と謝ったのだった。

実は、24日も23日も我が家の前を走る東中野から高田馬場駅に行くKBバス の路線は「道路事情」で運休だった。だが、まさかスーパーに納品するト ラックまでが運休とは考えてもいなかった。矢張り東京は雪に弱いのだと あらためて痛感させられた。それではと調べてみれば、敷島製パンの工場 は昭島市にあるようだった。それでは首都高等が通行止めでは新宿区まで は来ない訳かと何となく納得した。


25日には「もう良いか」と何時もその店にトラックが来る時刻の12時前に
行ってみた。すると店内は昨日よりも何もない棚が多くて閑散としている ではないか。道路事情は一向に解消していなかったのかと思わせられた が、KBバスは営業所に電話で確認したが早朝から運行していた。その頃に 何処のテレビ局だったか、首都高は除雪しても下に投げ落とす訳にはいか ず、運び出すのに手間取っていると報じていた。

そこで、再度1時半過ぎに訪れてみると店員さんたちが忙しげに到着した ばかりの商品を棚に並べているところで、敷島(PASCO)のパン「超熟」 も並んでいたので一安心とばかりに購入した。


(2)メダル獲得競争偏重に思う:

大雪とは関係ないが、テレビがしきりに採り上げていたのが安倍総理の平 昌オリンピックの開会式出席の件だ。自民党の議員の中にも反対派がかな り多く、何も行くことはないと主張する山田宏議員の顔が大写しになって いた。私はそれも一理あるとは思うが、昨日主張したように相手が親北一 筋の文在寅大統領とあっては総理が顔を合わせて言うべき事を言って悟ら せる必要はあると思っている。特に不可逆的合意の実行を厳しく迫る絶好 の機会になるとも考えている。

確かTBSのヒルオビだったと思うが、「アメリカ政府筋からは文在寅の北 への傾倒を食い止めるべく総理から釘を刺すようにと依頼されている」と 報じていた。総理とトランプ大統領の間柄から考えればありそうな話では あるが、それならば訪韓されるペンス副大統領からトランプ大統領の意向 として厳しく伝える方が先ではないかという気がするのだが。

オリンピックの話で思うのだが、我が国からは平昌には約260名の選手団 が送り込まれるそうで、その壮行会が昨24日に開催されたそうだ。そこで すぐ話題になったのが「何個のメダルを獲得するか」だった。正確には覚 えていないが前回の冬季オリンピックでは7個だったかで、今回はそれを 超える数を期待しているかだった。

私はオリンピックは「メダル獲得競争」の会ではないと考えている。マス コミの扱いでは3位までに入賞しないと何でもないような邪険さである。 時にはメダル獲得者だけ集めて記者会見を開いたりする。彼ら選手たちは オリンピックに国の代表として選ばれる為に日夜きつい練習に耐えてきた のであって、その点を忘れて「メダルだ、メダルだ」と騒ぎ立てるのは如 何なものかと思う。確か8位までが入賞となっているはずだ。

「その種目で世界の8番目に入ったことは素晴らしくないのか」と彼らマ スコミに問いかけたい。私は今頃になって「参加することに意義がある」 などと古き良き時代のようなことは言わないが、彼らマスコミと競技団体 のメダル獲得競争偏重には疑問を感ぜざるを得ない。大雪の話から少し脱 線してしまったが、一寸言わせて頂いた次第。


 ◎◎重要人物◎ Randall G. Shriver氏

私の粗相にて、前便の標題を間違えていました。この情報は、宮?正弘氏 のメルマガとは別の【JB Press】でした。
お詫びして訂正いたします。

『トランプ政権の国防総省のアジア政策面での実務最高責任者のポストに 就く。日本にとって大きな意義があることは明白といえよう』
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-- 坂元 誠 <<mailto:sakamoto@e-mail.jp>sakamoto@e-mail.jp> Forwarded by 坂元 誠 <<mailto:sakamoto@e-mail.jp>sakamoto@e-mail.jp> ----------------------- Original Message ----------------------- From: 坂元 誠 <<mailto:sakamoto@e-mail.jp>sakamoto@e-mail.jp> To: _Patio Patriots_ <<mailto:pats_patio@freeml.com>pats_patio@freeml.com> Date: Thu, 25 Jan 2018 18:46:11 +0900 (JST) Subject: [pats_patio:7412] 〓『ト ランプ政権のアジア担当要職に反中のベテラン−古森 義久』 「宮崎正弘 の国際ニュース・早読み」 第號 ---- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= トランプ政権の アジア担当要職に反中のベテラン−古森 義久  米国のトランプ政権が、 国防総省のアジア担当の要職にランディ・シュライバー氏を任命した。 シュライバー氏は歴代政権のアジア専門ポストで活躍してきたベテラン戦 略家である。共和党保守本流と位置づけられる同氏の起用によって、トラ ンプ政権の対アジア政策は保守、現実志向へと向かうことが予測される。

 中国に対する抑止政策の必要性を主張  2017年12月、トランプ政権は ランディ・シュライバー氏を国防総省のアジア太平洋問題担当の次官補に 任命し、この1月、連邦議会に正式に通告した。議会では上院外交委員会 が主体となって人事を審議し、そこで承認されれば最終的な就任が確定す る。  

現在、民間のアジア安全保障研究機関「プロジェクト2049研究所」の所長 を務めるシュライバー氏は、ワシントンのアジア安全保障の関係者の間で きわめて知名度が高い。  シュライバー氏はハーバード大学で中国研究 の修士課程を終えて海軍士官となった後、民主党クリントン政権下の国防 長官補佐官、国務省中国部員や国防総省中国部長、在北京米国大使館武官 などを歴任した。

その後、共和党のジョージ・W・ブッシュ政権では、政治任命の次官補代 理(東アジア太平洋担当)や国防次官補代理(同)を務めている。  

シュライバー氏は、ブッシュ政権で国務副長官を務めたリチャード・アー ミテージ氏との絆が強く、両氏が共同で2005年に創設した民間のアジア関 連コンサルタント機関、「アーミテージ・インターナショナル」の副代表 も務める。  政治面では一貫して共和党支持を表明し、共和党議員のア ジア政策への助言を続けてきた。自ら創設した「プロジェクト2049研究 所」でも、中国の軍拡や領土拡張

を主要な研究テーマとして、中国に対する厳しい抑止政策の必要性を主張 してきた。同時に対日関係の重要性を強調し、日米同盟の強化を一貫して 訴えてきた。また、台湾への支持も顕著だった。

こうしたシュライバー氏の基本政策は、共和党保守本流の見解と一致する 部分が多い。 それでもシュライバー氏を任命した大統領  ただし、シュ ライバー氏が親しいアーミテージ氏は、2016年の大統領選挙中に共和党員 であるにもかかわらず、トランプ候補を支持せず民主党候補のヒラリー・ クリントン氏に投票する意向を宣言していた。

当時、共和党主流派の間ではトランプ氏に反対する動きが顕著だった。ま た、アーミテージ系の共和党の専門家や活動家の間には、トランプ氏の大 統領就任後もトランプ政権への参加を拒む向きが少なくなかった。  

そんな背景の中で、シュライバー氏は反トランプ宣言こそしなかったが、 アーミテージ氏とのつながりからトランプ政権への起用が疑問視される時 期があった。  それでもなお、トランプ大統領はシュライバー氏の任命 に踏み切った。

その背景としては、政権のアジア政策部門を充実する目的に加えて、昨年 12月の「国家安全保障戦略」で打ち出した中国への強固な抑止政策の遂行 にシュライバー氏のような専門家が必要だったことが挙げられるだろう。  

いずれにせよ、この人事は、トランプ政権の対アジア政策、対中政策が保 守本流の方向へ確実に舵を切る動きだといえそうだ。 「歴史を悪用して いるのは中国」  シュライバー氏は、歴史問題を持ち出して日本を非難 する中国に対して手厳しい批判を表明してきたことでも知られる。たとえ ば2015年10月に「プロジェクト2049研究所」がワシントンで開いた、中国 の対外戦略についての討論会では、次のような諸点を指摘していた。

 ・中国の習近平政権は歴史を利用して日本を叩いて悪者とし、日米同盟 を骨抜きにしようとしている。だが歴史に関しては中国こそが世界で最大 の悪用者なのだ。中国ほど歴史を踏みにじる国はない。

・中国が歴史を利用する際は、1931年から45年までの出来事だけをきわめ て選別的に提示し、その後の70年間の日本が関わる歴史はすべて抹殺す る。日本の国際貢献、平和主義、対中友好などは見事に消し去るのだ。 ・中国の歴史悪用は、戦争の悪のイメージを現在の日本にリンクさせ、国 際社会や米国に向けて、日本は今も軍国主義志向がありパートナーとして 頼りにならないと印象づけることを意図している。

 ・中国はそうした宣伝を、中国と親しく頻繁に訪中する一部の政治家ら を巻き込んで日本の一般国民にも訴える。だがこの10年間、防衛費をほと んど増やしていない日本が軍国主義のはずはない。

中国の訴えは虚偽なのだ。 ・中国は日本に「歴史の直視」を求めるが、 大躍進、文化大革命、天安門事件での自国政府の残虐行為の歴史は、教科 書や博物館ですべて改竄し隠蔽している。

朝鮮戦争など対外軍事行動の歴史も同様だ。  こうした見解を堂々と表 明してきた人物が、トランプ政権の国防総省のアジア政策面での実務最高 責任者のポストに就く。日本にとって大きな意義があることは明白といえ よう。 【写真】 © Japan Business Press Co., Ltd. 提供 中国・北京の 天安門広場。ランディ・シュライバー氏は中国こそ歴史を捏造、悪用して いると非難する <https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%94%BF%E6%A8%A9%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E6%8B%85%E5%BD%93%E8%A6%81%E8%81%B7%E3%81%AB%E5%8F%8D%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%83%99%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%B3/ar-AAuWwxw?ocid=iehp&amp;page=2&amp;fullscreen=true#image=1>https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%94%BF%E6%A8%A9%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E6%8B%85%E5%BD%93%E8%A6%81%E8%81%B7%E3%81%AB%E5%8F%8D%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%83%99%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%B3/ar-AAuWwxw?ocid=iehp&page=2&fullscreen=true#image=1 【JB Press】 2018/01/21 06:00 〔情報収録 − 坂元 誠〕



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身 辺 雑 記
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27日の東京湾岸は快晴、爽快。

かつて田中角栄は県会議員上がりの国会議員はダメだと竹下をいじめた。 額賀派で額賀会長おろしが表面化した、というのでこのことを思い出し た。額賀氏は産経新聞で田中派を担当してから茨城県会議員を経て代議士 という経歴。角栄氏が生きていたらなんというだろうか。県会議員上がり は人間のスケールが小さいというだろうか。


胆石で入院以後、毎週火曜日と金曜日に訪問リハビリテーションに来てい ただいている。結構疲れる。

25日夜、亀戸駅隣の呑み屋で宴会、大変な美人が一緒で楽しかった。

歳を取るととも短気になったときづく。困ったものだ。




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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>








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