政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4570号  2018・1・9(火)

2018/01/09

  ?<北朝鮮内部>ガソリン急騰し最高値記録 軍も木炭車と牛車で物 資運搬 制裁影響じわり

<北朝鮮内部>ガソリン急騰し最高値記録 軍も木炭車と牛車で物資運搬  制裁影響じわり

◆ガソリンは日本の1.8倍

北朝鮮国内の燃料価格が年明けから急騰していることが、アジアプレスの 調査で分かった。(カン・ジウォン)

燃料価格の調査は、1月4日〜6日に北部の咸鏡北道(ハムギョンプクド)の 都市部と、両江道(リャンガンド)の計3地点で、北朝鮮住民の取材協力者 が行った。

ガソリンは2万6,000ウォン(約346円)、 軽油は1万1,700ウォン(約155 円)だった(価格は1キロ当たりの北朝鮮ウォン)。これは、北朝鮮に対する 経済制裁が強化された2016年以降の最高値である。特にガソリンは、リッ トル換算で日本の約1.8倍になる。調査に当たった協力者は「燃料価格は どんどん上がるという噂が流れている」と述べた。

 昨年12月24日に国連安保理で採択された制裁決議「2397号」によって、 北朝鮮への石油精製品の輸出は2016年に比べ9割削減され50万バレルが上 限に設定された。燃料価格急騰の原因は、経済制裁を見越した金正恩政権 が供給統制をしているためと考えられるが、燃料商人が売り惜しみを始め た可能性もある。アジアプレス・ネットワーク1/8(月) 5:10配信
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 ◎ ?東海テレビ、送信機器故障で5分40秒にわたって放送が一時中断す るトラブル 

東海テレビ(本社・名古屋市)で8日、放送が約6分間にわたって一時中 断するトラブルがあった。同局によると、トラブルがあったのは午前7時 58分02秒から8時3分42秒までの約5分40秒間。この時間帯は「めざまし テレビ」と「とくダネ!」が放送されていた。

 同局は公式サイト上に「視聴者の皆さまには大変、ご迷惑をおかけしま したことをお詫び申し上げます」と謝罪する文章を掲載。トラブルの原因 は送信機器の故障によるものと説明した。

 SNS上ではトラブル中に、「めざましじゃんけんの寸前で、東海テレ ビが消えました。映らない」「他のチャンネルは映るのに東海テレビだけ 映らないなんてありえるか」「テレビ壊れたかと思った」などのコメント が相次いで投稿された。
スポーツ報知1/8(月) 11:47配信


 ◎大学ラグビー選手権観戦記:前田正晶

結局は勝ち方を知っていた帝京大学が優勝したのだったが、私の試合開始 前の閃きでは「もしかして明治大学が勝つこともあるのではないか」と危 惧していた決勝戦では、矢張り8連勝をしてきた帝京大学が勝ち方を心得 ていたので、21対20の1点差で9連勝を達成してしまった。

21大会ぶりの優勝を目指してきた明治大学は健闘して確かに勢い良く前半 を17対7とリードして見せたまでは良かった。

だが、ここ一番の大勝負には勝ち馴れていなかったのだろう、キッカーが 先ず楽な位置からのペナルティー・キックを失敗したかと思えば、2回の コンヴァージョン・キックも外してしまった。私はこの3回の失敗は高く つくだろうと思って見ていた。

即ち、結果論だが合計7点も取り損なっていたのだから。だが、この手の 「だろう話」は無意味で、このように3回も続けて外した辺りが明治の実 力の限界だったと見るのが順当だと思う。善戦健闘はしたが、この7点を 取り損なったのが明治の現時点での実力が帝京には及ばなかったということ。

試合の内容は白熱した大接戦だったが、双方が大きな目標の前に固くなり すぎていたと見た。即ち、私には意余って力足らずと言うか、ここぞとい う時にミスが出てトライを取り切れずに終わったという攻撃を繰り返して いたように見えた。見方によっては「手に汗握る熱戦だった」ともなるだ ろうが。

天理大学との準決勝戦の帝京には昨年までの破壊的な強さが見えず、ごく 普通のFWとバックスに適度の力がある人材を揃えているだけのテイ―ムと しか見えなかった。一方の明治は往年の北島監督時代の「前へ」という猪 突猛進の強力FW依存の単調なラグビーから中々容易に脱却できず、何がし たいのか良く解らないラグビーから漸く近代化が緒に就いたと見えるよう になっていた。

私にとってはどちらが勝っても良いという気楽な立場で見ていたので、後 半になって明治が20対7と13点のリードとなった時点で「帝京がトライを2 本取ってコンヴァージョンにも成功して21点を取って勝つことがあり得 る」と予想したところ、何とその通りになってしまった。その辺りが8覇 を続けてきた帝京の「勝ち方を知っている強さ」だという結論に達したの だった。

別に確信を持って言う訳ではないが、帝京大学には2名のニュージーラン ド人の留学生がいたことが、明治を僅かに上回った強さの一因ではなかっ たかという気がするのだ。確認はしていないが、対抗戦グループの慶応に も早稲田にも外国人の選手はいないと思う。



 ?トランプ氏、「フェイクニュース賞」発表へ 今月17日

トランプ米大統領は7日、自身のツイッターで「最も腐敗し、偏見に満ち た主要メディアに贈られる『フェイクニュース賞』は1月17日に、敗者に 贈呈される」と述べた。「この賞への関心の高さと重要性は、誰もが予想 していた期待をはるかに超えている」ともツイートした。

 自身に否定的な報道を批判し続けるトランプ氏は昨年11月、ツイッター で「最も不誠実で腐敗し、ねじ曲げられた政治報道を行うテレビ局 (CNNは入るが、FOXは含まれない)を競うコンテストを開催するべ きだ。勝者には『フェイクニュース・トロフィー』が授与される」などと 語っていた。

 トランプ氏は今月8日に発表する意向だったが、米メディアによると、 国内出張の予定があるため、延期された可能性があるという。

 トランプ氏の言うように、このフェイクニュース賞への関心は高いよう だ。米国の有名なシェフは受賞者を自身のレストランに招待し、無料でラ ンチをふるまうと公表。トランプ氏に批判的なグループは同賞に対抗し、 「最も不誠実で腐敗した政権賞」をトランプ政権に贈る計画を発表してい る。(ワシントン=土佐茂生)
朝日新聞デジタル1/8(月) 9:30配信


 ◎保育施設への自治体立ち入り、3分の1実施せず

2016年度に自治体による立ち入り調査を受けた保育施設が、対象施設の 65%にとどまることが読売新聞の調査でわかった。

 国は児童福祉法などに基づき、自治体に原則、年1回以上の立ち入りを 求めている。待機児童解消のため保育施設が急増する一方、子供の安全や 保育の質を担保するチェックが不十分な実態が明らかになった。

 自治体への調査は17年11月から今月にかけ、立ち入りや改善指導の権限 を持つ47都道府県と20政令市、48中核市に実施し、計115自治体すべてが 回答した。

 その結果、各自治体が対象とする計約3万4000か所の施設のうち、立ち 入りを受けていたのは約2万2000か所で、3分の1が未実施だった。保育 施設は国の基準を満たしている認可保育所と、それ以外の認可外施設に大 別される。立ち入りの実施割合は、認可が65%と、認可外の64%より、 わずかに高かった。
読売新聞1/8(月) 9:11配信








































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        2018(平成30)年1月9日(火)



         FBI,クリントン財団を捜索:宮崎正弘

  朝日新聞は「言葉のチカラ」を信じないのか:阿比留瑠比

       憲法改正の機会は2018年しかない:櫻井よしこ         
                      
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4570号
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FBI,クリントン財団を捜索
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)1月7日(日曜日)弐
        通巻第5571号  
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 トランプ政権の暴露本『炎と怒り』売り切れ続出という報道に隠れたが
  FBI,クリントン財団を捜索、怪しげな献金と活動の偽善が明るみ にでるか
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2018年1月6日、FBIは選挙のために遅らせてきた「クリントン財団」 に捜査チームを派遣し、書類などを押収した。

容疑は脱税、あるいは不正な資産形成にあり、慈善団体を自称する同財団 の活動内容と資金の流れなどを捜索する。

クリントン財団の怪しげな「営業」とは、ロシア企業へのM&Aへの便宜 協力、とりわけ献金を目当てにした政策への介入など、あまりにも露骨 で、「クリントン夫婦は国務省を『クリントン商会』に変えた」(政治学 者・藤井厳喜氏)といわれるほどスキャンダルに溢れていた。

FBIは一昨年にも一度、手入れしたこともあるが、選挙最中だったこと もあって不十分な捜索に終わった。FBIはかねてから捜査範囲の拡大を 要求してきた。捜索は1年ぶりだが、いまとなっては証拠書類も「処分」 されているのではないのか。

 2016年の大統領選挙最中にも、リンチ司法長官(当時)とクリント ン夫妻が機内で密談したり、FBI幹部に圧力をかけたりし、トランプ陣 営がその不正をつくと、逆に民主党が「トランプのロシアゲート」を誇大 に報じて、マスコミに印象操作させるなど手が込んでいた。しかし、その ブーメラン、フェイクニュースの源に戻ってきた。
 
トランプに解任されたFBI前長官のコメィは、訴追されそうだし、特別 検察官のミュラーも自身のスキャンダルが噴出している。

国民の信用調査を見ても、ヒラリーへの信頼度は極めて低い。民主党の世 論調査で「次の大統領候補に誰がふさわしいか」と問えばバニー・サン ダースと答える。

そこへタイミング良く、ホワイトハウスの内幕を描き、スタッフの殆どが 「トランプ大統領は精神的に可笑しい」と思っている等と、フェイクと思 われるセンセイショナルな内容の『炎と怒り』が出版された。

トランプはすかさず「私は精神的に安定した天才である」とジョークを飛 ばし、著者のウルフ氏自身も「書かれたことが100%真実であると断言する 自信はない」と表明している始末だ≪『ポリティカルインサイダー』、1 月6日)。

メディアが騒いだ所為で当該本は売れ行き好調、ホワイトハウスは「あれ は紙くず」と否定して火消しに追われる。

しかし執筆したのがボブ・ウッドワード級ならともかく、マイケル・ウル フという無名のコラムニストではねぇ。

ボブはニクソンのウォーターゲート事件報道で一躍有名になり、その後は ブッシュ、クリントン、オバマと歴代大統領の一連のホワイトハウスの内 幕を絵がした。トランプはなぜ、彼に頼まなかったのだろう?

そもかくトランプ陣営は『炎と怒り』は虚偽に満ちた内容であるとして、 「出版差し止め」の仮処分を要求していたが、版元は意表を突いて発売予 定日の4日前に店先に並べるというゲリラ戦術にでた。

この騒ぎでクリントン財団へのFBIの手入れ報道が霞んでしまった。
          
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)来週です。「正論を聞く会」は宮崎正弘先生をゲストに独 演会を開催します。演題は「2018 外交展望」。
どなたでも予約なしで御参加いただけます。

                 記

とき    1月16日 午後6時半
ところ   大手町「産経プラザ」3階 大会議室(定員120人)
http://www.s-plaza.com/assets/pdf/access/map-jp.pdf

講師    宮崎正弘
演題    「2018 外交展望」
資料代   おひとり 1500円
主催    正論の会(代表三輪和雄)



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(読者の声2)12月29日に北京からチェコのプラハへ向かっていた海南航空 の機内で、中国人乗客十数名から、現金が盗まれていることがわかりまし た。被害額は平均でひとりあたり240ドルから5000ドル。

着陸30分前に騒ぎが起こり、機内を捜索した結果、ある乗客の座席の下か ら現金が見つかり、逮捕された事件がありました。泥棒は機内で、寝てる 間にも活動している。これは中国に飛行機で、中国人だから起きたのか、 それとも日本の飛行機でもおこりうる問題でしょうか?
在プラハ中国大使館は旅行者に警告を発したそうです。(RU生、宇都宮)


       
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朝日新聞は「言葉のチカラ」を信じないのか
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              阿比留 瑠比


朝日新聞は「言葉のチカラ」を信じないのか 裁判所へ駆け込む自己否定

一方、朝日は26日付朝刊で千葉光宏・執行役員広報担当のこんなコメ ン トを載せていた。

 「(小川氏の著書は)言論の自由の限度を超えています。建設的な言論 空間を維持・発展させていくためにも、こうしたやり方は許されるべきで はありません。やむを得ず裁判でこの本の誤りを明らかにするしかないと 判断しました」

 朝日は慰安婦報道をはじめ、自分たちが好き放題に報じてきたこと、 やってきたことを振り返り、本当に恥じ入ることなくそう言えるのだろう か。(論説委員兼政治部編集委員)
産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】



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憲法改正の機会は2018年しかない
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         櫻井よしこ

「憲法改正の機会は2018年しかない 成し遂げねば日本の真の再生は難しい」

2018年は、大袈裟でなく日本の命運を決する年になる。戦後72年間かけて 日本人の「常識」となった種々の価値観が根底から覆される年になるだろ う。私たちはそのような大変化に対処する覚悟ができているだろうか。
  
17年12月18日にドナルド・トランプ米大統領は、米政権の基本方針を示す 「国家安全保障戦略」(以下「戦略」)を発表した。56頁にわたる「戦 略」は、(1)力による平和の達成、(2)米本土と米国民、米国の価値観 と暮らし方の防衛、(3)米国の繁栄の推進、(4)米国の影響力の拡大、 を柱とする。

「アメリカ第一主義」を全分野にわたって実現し、米国を守り抜くという 視点から、トランプ氏は世界を分析した。この1年間の外交で必ずしも明 確にされてこなかった対中、対露政策も明確にされた。両国に対する分析 は厳しく、力によって米国優位を守り抜く決意が溢れている。
  
たとえば南シナ海における中国の行動を「拠点の建設と軍事化が南シナ海 における自由貿易の流れを危険に晒し、中国は他国の主権を脅かし地域の 安定を揺るがしている」と、客観的に見て正しく分析した。

「中国は急速に軍の近代化を進めているが、それは米国のインド・太平洋 地域への接近を制限し、中国優位を確立することになる」「中国の大戦略 は、相互に利益をもたらすと彼らは主張するが、中国勢力の強化はイン ド・太平洋諸国の主権制限につながる危険がある」
  
このようにも書いたうえで、米国は地域の安定と諸国の主権の相互尊重、 諸国の独立性尊重という価値観を掲げる国々と協力して問題に対処してい くと、謳い上げた。
  
 米国の対中、対北朝鮮への厳しい見方は、日本にとって心強い。それだ けに日本も努力しなければならない。
  
 現に北朝鮮問題に関して、「同盟国との関係強化」「公平に責任を分担 する同盟国との協力」の重要性を重視すると強調したのは日本への直接の 要請、要求と見てよいだろう。
  
 北朝鮮情勢、トランプ政権、中韓両国の歴史問題を含む執拗な対日攻 勢、中国の尖閣諸島への侵略行動など、日本周辺の状況はとてつもなく厳 しくなる。米国が守ってくれた戦後体制は様変わりし、国家としてどう対 処するのかが問われる1年になる。
  
 一番よいのは、無謀な挑発を日本に仕掛けても、それを退けるだけの力 が日本にあること、究極の場合、その力を行使できる国であることを示せ る体制をつくることだ。しかし、これは憲法改正なくしては不可能だ。眼 前の北朝鮮危機、中国による軍事的脅威には間に合わない。
  
だからこそ、日本は日米同盟を堅持しなければならず、そのために、イー ジスアショアなど、1セット1000億円といわれる高額な買物もせざるを得 ないのだ。だが、こんなふうに他国に頼りきりの国防政策は1日も早く変 えなくてはならない。自国と自国民は自国が守るという鉄則を確立しなく てはならず、憲法改正が必要だ。チャンスは実はこの1年しかない。
  
政治日程を考えてみよう。19年は、4月に統一地方選挙、同月末には今上 陛下ご退位、5月には新陛下ご即位、7月には参院選挙、G20の主催に加え て10月には消費税増税の予定もある。重要な国事が目白押しの19年に憲法 改正を発議し、国民投票を実施する余裕はないと思う。
  
その次の20年は東京オリンピックだ。安倍晋三首相三選の任期も終わりに 近づく時期であり、どれだけの影響力を残していられるのかは予測が難し い。こうして政治日程を考えれば、憲法改正の機会は18年しかない。
  
この1年で憲法改正を成し遂げることができなければ、日本の真の意味で の再生は難しい。18年こそが試練の年だ。頑張るときでもある。

『週刊ダイヤモンド』 2017年12月30日・2018年1月6日合併号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1213 



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最 新 情 報
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 ◎秋田のクマ、推定生息数の6割捕殺 「前代未聞」懸念も

秋田県内で今年度、ツキノワグマの捕殺数が前年度の1・7倍に急増し、 推定生息数の6割弱にあたる817頭に上っている。自然保護団体が駆除の 中止を求めているが、クマによる死傷者も2009年以降、最多の20人。住民 の要請に応じた結果、捕殺数が増えたといい、県は人とクマの共存に頭を 悩ませている。

ツキノワグマは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで危急種 に分類される。環境省によると、国内では九州で絶滅と考えられ、四国で は絶滅の恐れがあるとされている。「日本熊森(くまもり)協会」(本 部・兵庫県、会員・約1万7千人)は昨年10 月、「根絶殺害に近い」 と、秋田県の佐竹敬久知事に有害駆除と冬の猟の中止を強く求める要望書 を提出した。熊森協会の森山まり子会長は「前代未聞の数でむちゃく ちゃ。共存に取り組むのではなく、見つけたら殺さなあかんという流れが あまりに残念です」。

 秋田での捕殺数は全国で群を抜く。環境省のまとめによると、今年度は 昨年10月末時点で全国で最も多く、昨年度も全国最多の476 頭。この10 年で唯一、2年続けて300m頭以上を殺した。今年度は冬の猟も9年ぶりに 解禁し、解禁の昨年11 月15 日から12 月末までに26頭を捕殺した。

  ただ、県によると、12月末までの捕獲数は817 頭に上り、すべて殺さ れた。このうち、767 頭は住宅地や農地への出没による「有害駆除」。増 加は、住民の要請に応えた結果という。県警などによると、目撃頭数 (12月末まで)も過去最多の延べ1500頭余。クマによる死者が1人、重 傷者が5人出ており、死傷者数は計20 人に上る。例年は山に食べ物が少 ない夏に出没が多いが、ドングリ類が凶作で、昨年は秋も目撃が多かっ た。県自然保護課は「人が襲われる事故も多く、生活圏の近くで目撃さ れ、住民から求められれば、対応せざるをえない」という。
朝日新聞デジタル1/7(日) 19:07配信


 ◎成人式当日、振り袖業者が突然行方不明に 新成人の女性「着付け会 場はかなりパニック」

成人の日の1月8日早朝、多くの新成人が依頼していた振り袖販売やレンタ ルを手掛ける業者「はれのひ(harenohi)」が突如閉店し、店側と連絡が 取れなくなっているという被害報告がネット上で相次いでいる。

「最も美しい顔100人」 石原さとみが5年連続ランクイン、日本人トップ はTWICEサナ

ハフポスト日本版の取材に対して、同社で振り袖を購入、着付け予定だっ た新成人の女性は「一生に一度しかない晴れ舞台を、こんな形にされて、 悲しい気持ちもたくさんあるし、2度とこんなことが起こってほしくな い」と話している。

女性は、「はれのひ」横浜みなとみらい店で振り袖を購入。着付けの会場 となった近隣のホテルに直接届けてもらう形とし、成人式に向かうため、 1月8日早朝から同社に着付けを依頼していた。

段取りに手間取る場面があり、2日前に電話をした際には「振袖はこちら でホテルまで郵送するので、心配しなくて大丈夫です。成人おめでとうご ざいます」と言われたという。

しかし、8日早朝、同じ会場で着付けをしてもらう予定だった友人から 「ホテルに業者が来ておらず、振り袖も届いていない」との連絡を受け た。女性も慌てて会場に向かったが、スタッフと連絡を取ることができな かったという。

女性によると会場は「パニック状態」だが、着付け会場のホテルスタッフ や会場として利用していた他のレンタル業者らが協力して、着付けや振り 袖を探すなどのサポートをしていたという。「人の優しさが身にしみま す」と話している。
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「はれのひ」とは

公式サイトによると「はれのひ株式会社」(横浜市中区)は、成人式用の 振り袖販売、レンタル、写真撮影、着付けなどを手がけている。サイトに よると着物の幅広い品揃えや女性スタッフによるサービスを売りにしていた。

2008年に創業し2012年7月末に初の直営店を横浜にオープンさせ、現在は 横浜みなとみらい店、つくば店、福岡天神店と全国に4店舗を構えてい る。ハフポスト日本版1/8(月) 10:13配信

ハフポスト日本版でも8日朝に連絡を試みたが、いずれの店舗の電話もつ ながらなかった。泉谷 由梨子 / ハフポスト日本版



 ?みそ輸出 伸び最高 日本食店増加 追い風 国産原料で高級路線

世界的な和食人気の高まりを受け、みその輸出が過去最高ペースで伸びて いる。財務省の貿易統計によると、2017年の輸出量は11月までの累計で過 去最高だった16年同期を7・9%上回る。このままいけば通年で初めて1万 5000トンを超える勢いだ。海外での日本食レストランの増加が追い風と なっている。国内メーカーは国産原料を使った高級路線を打ち出すほか、 イスラム教徒に対応したハラール認証を取得するなど、市場開拓を進め る。(田中秀和)

17年の11月までの輸出量は前年同期を1049トン上回る1万4298トン。金額 ベースでは同8・6%増の29億7590万円。通年で数量、金額ともに5年連続 で過去最高を更新する見込みだ。

主な輸出先は米国や韓国などで、北米とアジア地域が7割。近年は、英国 やフランスなど欧州連合(EU)や、中東にも市場が広がっている。

 堅調な輸出を後押しするのは、海外での日本食ブームだ。農水省による と、17年10月現在、国外の日本食レストランの店舗数は約11万8000店。前 回の15年調査から3割増え、アジアや北米、EUでの出店が多くなってい る。全国味噌(みそ)工業協同組合連合会は「みその輸出量は日本食レス トランの増加に連動している」とみる。

 日本産みそは、原料の大豆に輸入品を使うことも少なくない。その中 で、国産を使ったこだわり製品で販路を切り開く動きが出てきた。2000年 から輸出を始めたヤマト醤油(しょうゆ)味噌(金沢市)は石川県産を 使って北米やEUに売り込む。

米国や香港を中心に20カ国以上で販売する西京味噌(京都市)は、13年か ら海外での営業を本格化した。16年の輸出量は前年比2割増え、17年も好 調だ。原料の一部に国産米を使用するなど素材へのこだわりも訴求し、 「高級レストランなどからの注文が多くなっている」(同社)。

 イスラム圏での市場開拓も加速する。長野県下諏訪町のひかり味噌は12 年にみそ業界初となるハラール認証を取得。酒精を使わない独自製法でア ジアや中東に仕向ける。16年度の輸出額は、認証商品の発売当初より3・6 倍に拡大。日本食レストランなどへの販売をきっかけに「現地の一般家庭 への普及を進めたい」と展望する。

全国味噌工業協同組合連合会は「日本食レストランの出店地域の拡大な ど、和食文化の広がりによって、みその輸出量は今後も伸び続ける」と期 待している。日本農業新聞1/8(月) 7:01配信


 ?日本統治時代に学べ。台湾の若者はなぜ「日本」を懐かしむのか?− 『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』

●台湾 湾生回家 日本統治時代
 
日台友好の歴史についてたびたび紹介しているメルマガ『黄文雄の「日本 人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で台湾出身の評論 家・黄文雄さん。今回は、2015年に台湾でヒットしたドキュメンタリー映 画『湾生回家』をきっかけに、日本統治時代を知らなかった台湾人の若者 たちが日本に親近感を抱くようになったという現象を紹介。さらに、日台 友好を深めるイベントが台湾各地で開催されているという現状も、統治時 代の歴史を交えながら明かしています。

台湾−日本文化の再発見と発信が大ブームとなっている台

● 101歳迎えた寺院 祝賀イベントで「七五三」/台湾

2015年に台湾でヒットした映画『湾生回家』は、皆さんはご覧になりまし たか? 日本統治下の台湾で生まれた日本人のこと湾生と呼び、彼らの激 動人生を振り返ったドキュメンタリーです。

湾生たちは、日本が日清戦争に勝利し台湾を接収して間もなく、移民募集 の呼びかけに応じて日本での財産を棄てて台湾へ渡りました。荒 れ地に バラックというひどい状況を与えられながらも、日本人移民たちは 真面 目に荒れ地を耕し、首狩り族の襲来やマラリアなどの伝染病という困 難 も乗り越えて、少しずつ生活の基盤を台湾で築きました。そうした日本 人村は、かつて台湾各地にありましたが、特に現在の花蓮県を含む東台湾 に多くありました。

その中の一つに吉野村というのがあります。吉野村は(現在は「吉安郷」 という名前になっています)、徳島県の吉野川流域の人々が集まっていた 集落だったことから名付けられました。一説によると、度重なる吉野川の 氾濫に困っていた人々が、新天地を求めて台湾への移民募集に応じたとい うことです。

その集落の守り神として建てられたお寺が「吉野布教所」、現在の「吉安 慶修院」です。真言宗高野派で本尊の弘法大師像は日本から取り寄せたも のでした。終戦によって本尊は日本に戻されましたが、1997年に国家第三 級古蹟に指定されたのを機に、再び台湾の本堂へ戻ってきたそうです。境 内には本尊のほか、四国八十八カ所霊場を模した八十八体の石仏、不動明 王像、百度石などもあり、日本統治時代当時の写真や歴史的意義を記した 展示もあります。

●イベントを通じた「日台友好」

東台湾は日本時代に入ってから本格的に開発が進められました。そのシン ボルのひとつが吉野村です。吉野村ができる前までは、原住民(アミ族) の数戸があっただけでしたが、吉野村ができてからは、まるでかつての江 戸の町さながらの様相にまで発展したといいます。

このような「王道楽土」としてのユートピアは、日本が占領・統治したア ジア東方部で数々生まれ、戦乱や内戦から逃れてきた人々の駆け込み寺と なりました。しかし、そうした美談も戦後はマスコミによって「虐殺」や 「三光」などというウソで隠蔽され、日本の「戦争犯罪」として流布され るようになってしまいました。情報操作が難しいネット時代の今こそが、 真実を究明するいいチャンスです。

日本統治時代、吉野村の日本人たちはこの吉野布教所を心の支えに、厳し い環境の中で生き抜いてきました。東台湾への移民について語る際、最も 重要な登場人物がいます。以前のメルマガでもご紹介した賀田金三郎です。

彼は大倉喜八郎の大倉組の台湾支社総支配人として台湾へ渡り、その後賀 田組を設立し、東台湾の鉄道、道路の敷設、銀行、郵便事業の創設、学校 や病院などの建設と、あらゆるインフラ建設に貢献した人です。しかも、 それら事業はすべて民間事業として行いました。賀田の死後、後藤新平に 「賀田君の働きがなければ、台湾の近代化は成し得なかった」と述べさせ たほど、彼の功績は大きいものでした。

そんな日本統治時代の東台湾で生き抜いてきた日本人たちのことについて 描いた映画『湾生回家』は、日本では岩波ホールや映画祭で上映された程 度で、あまり話題にはなりませんでしたが、台湾では若者世代を中心に多 くの感動を呼びました。日本統治時代を知らない台湾の多くの若者たち が、この映画を見て涙を流したといいます。

そうした日台の交流秘話も、生き証人として歴史を語り継いできた戦中世 代がいなくなりつつある今、だんだんと消え去りつつあります。書物や資 料での保存も乏しく、すでに消失して探しようのない過去もたくさんあり ます。

東日本大震災以来、日台間に流れる歴史と絆の深さにスポットがあてら れ、日台の若者の間にそうした認識が広がってからというもの、互いに若 者の観光客が増加の一途をたどり、より良好な友好関係となっている今、 日台の各自治体も互いを意識したイベントや友好都市協定締結などを行っ ています。

そのひとつとして、今回の花蓮件文化局による七五三イベントがありまし た。建立101周年を迎える慶修院(かつての吉野布教所)で、和服を着て 寺院を訪れた子供たちに「千歳飴」が贈られたほか、日本民謡や和楽器の パフォーマンスが披露されました。花蓮県の粋な図らいですね。

●101歳迎えた寺院 祝賀イベントで「七五三」/台湾

桃園市では今年9月に日本統治時代の土俵を復元し、11月18日には台湾人 に相撲をよく知ってもらうために日本と台湾のマスコットキャラクターが 相撲で対決するというイベントを開催しました。日本からは千葉の「チー バくん」や成田市の「うなりくん」などが参加したそうです。

●台湾と日本のマスコットキャラが相撲 復元された日本時代の土俵で

鄭文燦・桃園市長は、「日本で900年以上も前から発展し続けた相撲は力 と知恵を融合させたスポーツだ」と紹介し、来年7月に桃園市で50を超え る国々の選手が集まって世界相撲選手権大会が開かれることを告知、「ぜ ひ観戦に訪れて相撲や日本文化の魅力に触れてほしい」と述べました。

外国都市の市長が日本文化の魅力をここまで力説するというのも、台湾な らではのことでしょう。台湾で日本文化の再発見、再評価と発信が大きな ブームとなっています。

逆に日本でも、なかなかユニークな台湾人向けのイベントがありました。 広島県の呉市が、呉という名字を持つ台湾人に、呉市の観光大使にならな いかと呼びかけるイベントです。これは台湾のニュースでも大きく報道さ れたほど、台湾では話題になっていました。

名字が呉で台湾在住なら誰でも応募ができ、当選者には3泊4日の呉市観光 旅行が贈られます。観光大使としての使命は、呉市から発せられる情報を 自身のFacebookやインスタなどを駆使して台湾人に向けてどんどん宣伝す るというもの。呉市は軍港で知られる地域であり、気候や街のあり方が基 隆に似ていると台湾では言われています。

●台湾人と日本人は似ている?

日台が互いに積極的に交流を促進しようとするこうしたイベントの数々に よって、若者世代の相互理解が深まることで、かつての日台間に流れる歴 史にも関心がいき、過去を知った上で日台が同じ未来予想図を描いていけ たら、こんな素晴らしいことはありません。

東日本大震災のとき、台湾の民間から集まった義援金は200億円とも言わ れています。赤十字で公表された額は200億円ですが、さらに被災地へ直 接持っていた義援金などを含めると、さらに大きな額になっていたはずで す。ここが、台湾と中韓の違う点です。台湾の心性がここにあらわれてい ます。

人間不信の中韓では、いわゆる「辛災楽禍」、つまり他人の不幸を喜ぶ心 性があります。インド洋の大津波では、中国のネットの書き込みで「これ でインドは中国に追いつけなくなった」という声が溢れ、四川大地震で大 勢の犠牲者が出れば、「中国人は多すぎるから死んでちょうどいい」など と暴言が続出しました。

2011年9月に韓国で開催されたプロサッカー試合(アジア・チャンピオン ズリーグ)では、日本のセレッソ大阪と韓国の全北現代の試合において、 韓国側の観客スタンドに「日本の大地震をお祝いします」という横断幕が 掲げられたことが日本の国会でも話題になりました。

一方の台湾ですが、日本が台湾を領有した十年あまりしか経っていなかっ た当時、日露戦争への戦費の義援金を募ったところ、当時の「日日新聞」 によれば、多額の寄付が集まった都市の1位は東京、2位は大阪、3位は台 湾でした。


また、4代目台湾総督の児玉源太郎の没後、江ノ島にその名を冠した児玉 神社を建立するにあたり募金を行ったところ、わずか2週間でその建立費 のほとんどが台湾から集まり、大正10年(1921年)に建立されるに至りま した。設置されている狛犬も、台湾の有志から贈られたものです。2006年 には李登輝元総統が揮毫した扁額が贈られました。

児玉神社の例大祭で盛大に李登輝前総統の揮毫になる扁額の除幕式 藤沢 市観光協会会長や藤沢市議会議長ら150人が参列

これが台湾人の心性です。その根本的理由は、やはり台湾人と日本人は、 もともと似ているところが多かったというのが私の持論です。島国として の環境が育んだ類似性かもしれません。いまだ解明されていない文化的相 似点については、まだまだ研究の余地がありますが、陸、海、島で暮らす 人々はそれぞれエトスが異なるのです。

中華大陸と陸続きの朝鮮半島と、海によって大陸と隔絶された島国の台湾 で、民族性から日本に対する感覚まで180度違うのも、そうした地理的環 境が大きく作用しているのではないかと思います。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学 院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、 評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国 人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。


【写真】 日本統治時代建立・台湾総督府
<http://www.mag2.com/p/news/345571?l=pcv06fc009>http://www.mag2.com/p/news/345571?l=pcv06fc009
【Mag2 News】 2018.01.04  〔情報収録 − 坂元 誠〕


 
 ◎大学ラグビー選手権観戦記:前田正晶

結局は勝ち方を知っていた帝京大学が優勝したのだったが、私の試合開始 前の閃きでは「もしかして明治大学が勝つこともあるのではないか」と危 惧してい決勝戦では、矢張り8連勝をしてきた帝京大学が勝ち方を心得て いたので、21対20の1点差で9連勝を達成してしまった。21大会ぶりの優勝 を目指してきた明治大学は健闘して確かに勢い良く前半を17対7とリード して見せたまでは良かった。

だが、ここ一番の大勝負には勝ち馴れていなかったのだろう、キッカーが 先ず楽な位置からのペナルティー・キックを失敗したかと思えば、2回の コンヴァージョン・キックも外してしまった。私はこの3回の失敗は高く つくだろうと思って見ていた。

即ち、結果論だが合計7点も取り損なっていたのだから。だが、この手の 「だろう話」は無意味で、このように3回も続けて外した辺りが明治の実 力の限界だったと見るのが順当だと思う。善戦健闘はしたが、この7点を 取り損なったのが明治の現時点での実力が帝京には及ばなかったということ。

試合の内容は白熱した大接戦だったが、双方が大きな目標の前に固くなり すぎていたと見た。即ち、私には意余って力足らずと言うか、ここぞとい う時にミスが出てトライを取り切れずに終わったという攻撃を繰り返して いたように見えた。見方によっては「手に汗握る熱戦だった」ともなるだ ろうが。

天理大学との準決勝戦の帝京には昨年までの破壊的な強さが見えず、ごく 普通のFWとバックスに適度の力がある人材を揃えているだけのテイ―ムと しか見えなかった。一方の明治は往年の北島監督時代の「前へ」という猪 突猛進の強力FW依存の単調なラグビーから中々容易に脱却できず、何がし たいのか良く解らないラグビーから漸く近代化が緒に就いたと見えるよう になっていた。

私にとってはどちらが勝っても良いという気楽な立場で見ていたので、後 半になって明治が20対7と13点のリードとなった時点で「帝京がトライを2 本取ってコンヴァージョンにも成功して21点を取って勝つことがあり得 る」と予想したところ、何とその通りになってしまった。その辺りが8連 覇を続けてきた帝京の「勝ち方を知っている強さ」だという結論に達した のだった。

別に確信を持って言う訳ではないが、帝京大学には2名のニュージーラン ド人の留学生がいたことが、明治を僅かに上回った強さの一因ではなかっ たかという気がするのだ。確認はしていないが、対抗戦グループの慶応に も早稲田にも外国人の選手はいないと思う。

                                 ツ イッ ターに「パレス チナがこれ 以 上、和平につい て話す気がない な ら、 ど うして彼らに多額 の支払いを しなければなら ないのか」と 投 稿。 パレ スチ ナ自治政府がイ スラエ ルと の和平交渉 に取り組ま な い限 り、支 援 の打ち切 りもあり得る と警告して いた。
時事通信1/6(土) 8:19配信


 ◎大嘗祭、来年11月14日軸 即位の礼は分離、10月に 宮内庁が提案へ

新天皇となる皇太子さまが初めて執り行う新嘗祭(にいなめさい)「大嘗 祭(だいじょうさい)」について、宮内庁が来年11月14〜15日を軸に検討 を始めたことが5日、分かった。国内外に広く即位を宣明される「即位礼 正殿(せいでん)の儀」を中心とする「即位の礼」は大嘗祭と分離する形 で同10月に行う方向。菅義偉官房長官をトップとする譲位・即位関連儀式 の日程などを検討する組織で、宮内庁側が提案するとみられる。

 即位の礼と大嘗祭は、明治期に皇位継承に関する法令を定めた「登極令 (とうきょくれい)」(昭和22」年廃止)で秋から冬の間に行うと定めて いた。大正は即位の礼が11月10日、大嘗祭が同14日と近接する日程で挙 行。昭和も同様のスケジュールが組まれた。いずれも京都で行われたた め、参列する関係者への配慮もあったとされる。登極令が廃止された平成 は11月12日と22日に、それぞれ執り行われている。

 一方、明治期までは多くの事例で、即位の礼と大嘗祭が別の時期に行わ れてきた。

 即位の礼(近代以前の即位式)は即位から数カ月以内が大半を占めるの に対し、大嘗祭は平安時代の儀式書「延喜(えんぎ)式」で、新天皇の即 位が7月以前ならその年に、それより後なら翌年と定められていたためだ。

 こうした過去の事例も踏まえ、宮内庁は当初、来年4月1日にご即位の 場合は、同月中に即位の礼、11月に大嘗祭というスケジュールを検討。 「同年に日本で実施される20カ国・地域(G20)首脳会議など国際会議の 前のお披露目が望ましい」(宮内庁幹部)ことも背景にあった。

 その後、陛下の4月30日譲位、皇太子さまの5月1日ご即位が決まった ため、改めて庁内で再検討を行った。

 その過程で、大嘗祭は近世までの慣例で旧暦11月の2回目の「卯の日」 に挙行されてきたことから、新暦の「二の卯」にあたる来年11月14日を軸 とする案が浮上。一部に例年、新嘗祭を行う同月23日を推す声 もあり、 調整を進める。

 即位の礼は、5月中は勲章関連行事が続くため困難という認識で一 致。一方、平成では即位の礼に伴う「饗宴(きょうえん)の儀」が計7 回、大嘗祭では「大饗(だいきょう)の儀」が計3回実施されており、新 天皇、皇后両陛下や皇族方へのご負担にも配慮し、即位の礼と大嘗祭は一 定の間隔をあけて執り行う。政府の会議体では陛下の譲位の儀式、秋篠宮 さまが皇嗣(こうし)となられたことを示す儀式のあり方も検討される。 産経新聞1/6(土) 7:55配信


 ◎南北会談「五輪のみ議題」=韓国との足並み強調―米国防長官

【ワシントン時事】マティス米国防長官は5日、韓国の宋永武国防相と電 話会談し、9日に板門店で開かれる南北高官級会談では北朝鮮の平昌五輪 参加問題だけが話し合われることを確認した。

また、北朝鮮の非核化を目指すことについて米韓両国の立場に「1度の差 異もない」と述べ、足並みの乱れがないことを強調した。

マティス長官は国防総省で記者団に対し、「(今回の南北会談では日米な ど)他の関係国が出席しておらず、五輪参加の先にある(核開発)問題を 話し合う場ではない」と指摘。北朝鮮に核問題解決の意思があるかどうか には懐疑的な見方を保ちつつも、北朝鮮が対話に前向きな姿勢を示したこ とは評価した。 時事通信1/6(土) 6:34配信



 ◎アメリカ人が操る巧みな社交辞令:前田正晶

先日のライスボウル観戦記の終わり頃に、富士通のMVPを獲ったQBのキャ メロンが「1〜2年先のフェニックスが怖い」と言ったのを、彼ら独特の巧 みな社交辞令であると指摘した。一般的にアメリカ人、それもある程度以 上の教養を備えた者たちはこのようなお世辞とでも言いたいような社交辞 令を実に巧みに操るのだ。

しかし、落ち着いて良く考えてみれば解ることだが、「1〜2年先」と言っ たのは、その裏を返すというか、私の好む「コインの裏側」を落ち着いて 良く読めば「今は怖れるほど強くない」と言っているのに過ぎないと解る だろう。

彼らはフェニックスを圧倒して勝った上にキャメロンは最高殊勲選手に選 ばれてコメント求められて「フェニックスは大したことはなかった」など と言えば礼に反するからこそ、キャメロン君はそこに社交性を発揮して 「1〜2年先は」と如才なく言ったのだと、私は解釈している。

アメリカ人、それも数少ない支配階層に属する者が多い組織の中で20年以 上も過ごして見れば、彼らが実務の面でも私生活(言っておくが rivate という名詞には「私生活」という使い方はないのだ)でも、彼らの豊かな 社交性を発揮して、実に巧みに社交辞令を使うものだと解ってきた。

言い方を変えれば「善くぞそこまで心にもないお世辞を面と向かって言え るものだ」と感心させられるほど、巧みに社交辞令を駆使するのである。 それをそうとは知らずに聞かされた方は、非常に嬉しくもなるし良い気分 にさせられることは疑いもないと思う。しかも、我々の場合はほとんどの 場合に単なる社交辞令だとは容易に見抜けないものだ。慣れが必要だと思う。

私が彼らのそういう裏腹があるというか、社交性というか外交的という か、お世辞の上手さを思い知らされたのは、未だ英語そのものも良く解っ ていない戦後間もなくのことだった。1949年だったと記憶する。実はマイ ナーリーグ所属のサンフランシスコ・シールズが来日して何試合かして、 未熟な我が国のプロ野球と対戦して大勝したことがあった。

監督のオドールはラジオのインタビューを受けて「日本のプロ野球も立派 なものである。我々を相手の善戦したのだから、将来性がある」というよ うなことを語った。

ところが、それとは別にFENだったかに英語で(当然か)インタービュー されたのを、我が英語の師匠であるGHQの秘書の方が聞いておられ、私を 呼ばれて「これを聞いてご覧」となった。

そこではおドール監督が「日本の野球はレベルは未だ未だ。あれでは我々 に追い付くのは未だ未だ先のことだ」と平然と言ってのけていたのだっ た。今となれば、オドール監督が最初に褒めたのは社交辞令だと解るが、 あの頃は「アメリカ人という奴らはなんて酷いことを言うのか」と無性に 腹が立ったものだった。

この例が示すように、彼らは心の中では決して礼賛も評価も尊敬もしてい ない時でも、相手の立場を尊重するか慮って(彼らに顔を立てるという習 慣はないが)、巧みな社交辞令を駆使して美辞麗句を使って褒め称えてみ せるものなのだ。ましてや、その場合がテレビ等のインタビューであれ ば、必ず巧みに褒めるべき相手を綺麗な表現で称えてみせるものだ。

その辺りの巧みさを、私はこれも彼らの文化の一つだとすら考えている。 彼ら最初から人の上に立つような可能性が高い家に生まれ、私立の有名大 学の修士号を取るような若者は、そういう訓練を経てきていると私は解釈 していた。

言うなれば、彼らに何か言葉巧みに褒められたならば「巧言令色鮮仁」か と疑ってみれば良いのだ。決して額面通りに受け止めないことが必要だと 言える。

家内などは多くのアメリカ人に接し、彼らの家庭にも招かれるという経験 をしている。だが、悲しいかな英語などは一言も解らず、亭主の通訳を聞 いているだけだった。だが、そこは女性の勘で「アメリカ人は何故皆あれ ほどお世辞が上手いのか。あれを本気で額面通りに受け止めたら大間違い だ」と見破っていたものだった。

だが、これの裏返しをすれば「我が国の人たちも、彼らの中に入っていこ うとするならば、彼ら並みの社交性を備えて、巧みに社交辞令を操れるよ うに修行する必要があるのでないか」なのだ。


 
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身 辺 雑 記
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8日も東京湾岸は晴れていたが夕方には久しぶりの雨となった。

常々南の空を見ていると羽田から北の都市を目指した飛行機が高度を上 げて行くのが見える。他方東の窓からは多分成田から飛び立った飛行機が 西を目指して流れるように飛んで行く。中国を目指しているのだ。

中国へは国交回復時と平和友好条約交渉時それに誘われて上海観光と3度 行ったがもう行きたくない。汚い国だ。少雨で国全体が常時水不足だからだ。

そういえば秘書官として園田直外務大臣に随行、訪中した際、空港に出迎 えた中国側 高官が発した歓迎第一声が「園田先生、幸せの雨を持ってき ていただき誠 にありがとうございます」だった。この国は余程水不足に 悩んでいる国か 感じさせた。我が国のように飲み水をトイレの水洗に使 うなど政府高官は いざ知らず庶民にとっては夢のまた夢なのだ。


                           読者:5576人

                     

渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>








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創刊日:2004-01-18  
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