政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4565 号  2018・1・4[(水)

2018/01/04

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わたなべ りやうじらうのメイ ル・マガジン「頂門の一針」4565号
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        2018(平成30)年1月4日(木)



              歳は足にくる(前):石岡荘十

          アフガニスタンへ大量に潜入:宮崎正弘  

   「慰安所の帳場人の日記」は何を物語るか:櫻井よしこ
                                                           
                      話 の 福 袋
                       反     響
                       身 辺 雑 記


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第4565号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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歳は足にくる(前)
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   石岡 荘十

学生時代から体育会系で足腰には自信があるつもりだったが、古稀を過
ぎる頃から歳が足にきた。

ことの始まりは、高校の友人と花見がてら玉川浄水伝いの小道を小金井公 園まで数キロ歩いたときだった。暫く歩くと左足がだるく、重くなって思 うように歩けない。しばらく(数分)休むと回復してまた歩けるようにな るのだが、また、だるく重くなる。

こういうのを間欠性跛行(かんけつせいはこう)といい、腰部脊柱管狭窄 症の典型的な症状だとされている。跛行とはビッコを引くということだ。

人間の脊椎骨は上から頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙骨 (1個)、それに数個の尾骨から成っている。脊椎骨の中心を走る脊柱管 の中に神経の柱がある。

一つひとつの脊椎と脊椎の骨の間には椎間板というクッションの役割を果 たす軟骨組織がある。そしてさらにこれらは靭帯や背筋などの筋肉で支え られている。

ところが、40代後半になってデスクワークが増えたせいか、足に痺れや 傷みが来た。背筋が脊椎を支えきれなくなって5番目の腰椎がずれている と診断された。それから、少なくとも一キロ/週、泳ぐ習慣をつけて今日 に至っているので、重い足を引きずってビッコを引くようになろうとは思 いもしなかった。

脊柱管狭窄症、つまり神経の管が腰のところで狭まっている疑いがあると のことで、腰のレントゲン、さらにMRIを撮ってみると、確かに、5番目 の腰椎がずれている。が、神経には触っていないことが確認できた。脊柱 管はどこも狭くなっているところはない。

しかし、MRIをよく見ると、3番目と4番目、4番目と5番目の間の椎間 板がほかの椎間板より白く写っていて、炎症を起こしていると認められ、 そのせいでごくわずか椎間板がはみ出して、脊柱管を押している。

治療法としては、腰椎を引っ張る、固定装具を使う、消炎鎮痛剤や飲み薬 を使う、重症でそれでもダメなら外科手術をするということになる。みの もんたさんは手術をしたといわれるが、そこまでひどい症状は患者の一割 程度だそうだ。

私の場合は軽症で、椎間板の炎症は飲み薬でなおる、ビッコの原因はほか にあるというのが整形外科医の診断だった。

では、ビッコの原因は何か。

考えられるのは、足に血液を供給する血管、動脈がどこかで狭くなってい て、栄養補給が足の筋肉の運動量に追いつかない動脈硬化ではないかと循 環器内科の医師は考えた。

これを立証するのが、「血圧波検査」だ。両腕、両足に幅広のベルトを巻 いて一斉に血圧を測定する検査法である。この検査をすると、動脈の詰ま り具合と動脈の硬さ(柔軟性)がわかる。

結果は、左足だけが標準値に達していない、(専門的には「閉塞性病変の 疑い」という)左足の血流は右足の7割しかないことが分かった。左足へ 行く動脈のどこかが詰まっていた。

血流が詰まる動脈硬化は典型的な加齢疾病だ。脳の血管が詰まれば脳梗塞 になるし、心臓の血管(冠動脈)が狭くなると、狭心症や心筋梗塞にな る。私の場合は足にきたというわけである。

治療法は、脳梗塞や心臓梗塞と同じだ。血管の狭くなったところにカテー テルを入れ込んでフーセンで拡げるとか、バイパスを作るとか、などなど。

診療科の選択は大事だ。教訓は、大雑把に言うと、足が「痛むとき」は腰 の神経になにかが触っているのだから、整形外科へ、「だるい・重いと き」は循環器内科へ、である。

多くの病気は、原因が分かり適切な治療が行なわれれば治るし、治療が適 切でなければ治るものも治らない。癌の多くが治らないのは、原因が分 かっていない。原因はわかっても治療法がそこまでいっていないか、誤っ た治療法がまかり通っているためだ、と私は思っている。

いわゆる「難病」といわれるものは、原因が明らかでなく、従って治療法 もわからないものをいう。

と、考えると、足がだるくなる間欠性跛行は難病ではない。脳や心臓の梗 塞と同じ加齢疾病だと考えればいい。治療法はあり、医師を選び抜けば高 い確率で治る。調べてみて“悲観”は飛んだ。

ただ、このような治療法は対症療法に過ぎない。創造主に逆らって老いを 押しとどめる智恵はヒトにもない。例外はない。

ガキは頭にくる、なにかというとキレるらしいが、歳は足にくる。
(続く)



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アフガニスタンへ大量に潜入
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)12月30日(土曜日)
        通巻第5561号   
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 シリアで壊滅したはずのIS兵士、アフガニスタンへ大量に潜入
  パキスタンにもISが潜り込んでテロを準備、これも「アメリカの陰 謀」?
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アジアタイムズ(12月27日)が大きく伝えている。
 シリアから追い出されたIS兵士のうち「一万人がアフガニスタンに潜 入した」というロシア情報筋の最新情報を掲載しているが、人数の検証は されていない。

ただし、10月にカルザイ元大統領がフランスのメディアとのインタビュー で、「アフガニスタンで新しい武装集団があちこちに展開しているが、こ れはIS兵士とみられる。なぜならアラビックの暗号が解読されたから だ」と発言しているのである。そのうえでカルザイはこう付け足している。

「アメリカ軍はそれを知悉しているが、なんの軍事行動もとっていない」。

パキスタンのバロチスタンで中国人ふたりが殺害されたように、パキスタ ンからの分離独立運動が盛ん。ここにISが潜入、あるいは合流の可能性 もある。

となれば、アフガニスタン、パキスタンの治安はまたも乱れ、地域の安全 保障が深刻化する。中東の攪乱が南アジアへ移転したことになる。

となると誰が得するか?

米国の長期的戦略は、世界秩序の塗り替えを図っている中国との対決である。
 
「この仮定を前提とすれば、南アジア情勢の悪化は中国のシルクロート建 設に甚大な悪影響を及ぼすだろう」

したがって、「中国のシルクロード攪乱を狙うアメリカの陰謀が背後にあ る」などとロシア情報筋は飛躍的な分析を展開している。

たしかに中東情勢に地殻変動をもたらした「アラブの春」は、オバマ政権 下で「薔薇革命」「チューリップ革命」の流れを受けていた。

ヒラリー・クリントン国務長官(当時)らが組み立てたシナリオに基づい てチュニジア、リビア、エジプト。そしてシリアが大混乱に陥った。これ らの動きに台本は米国のリベラル派とネオコンの合作だったふしがある。
ところが背後にいたヒラリーは「ベンガジ事件」で躓き、この一連の「ア ラブの春」運動はエジプトの軍事政権誕生などで頓挫した。


もともとの火元はウクライナだった。伏線としてコソボの独立、旧東欧諸 国のNATO加盟という、欧米のリベラルが企図した「民主化」の波が表 面の現象だったが、背後にはジョージ・ソロスらがいて、資金を供給した。


 ▼ロシアの反撃は反「アラブの春」に源流がある

ロシアは焦った。反撃に出たプーチンはクリミアをロシアに併合し、ウク ライナ東部を勢力圏としてとどめるための軍事介入を継続した。ジョージ アのNATO入りはサーカシビル大統領の野望をくじき、彼はウクライナ へ逃亡した。

米国のネオコンとソロスらが仕掛けたウクライナ民主化運動はヤヌコビッ チ大統領をおいだしたものの、その後、内戦状態の手前まで行った。だ が、ウクライナのNATO入りは頓挫し、シリアでも空爆に参加したロシ アによって、シリア和平の主導権を奪われた。

ところがトランプ大統領は、これらオバマ政権が企図し挫折した状況に無 関心であり、その残務処理に極めて消極的で、むしろエルサレムへの大使 館移転など、別の方向へ舵を切った。この流れを受けて、イスラム過激派 のISがアフガニスタンへの逃亡を図ったとみるのが順当だろう。

ロシア筋はISの逃亡組がアフガニスタンに一万人も潜入し、一部がバロ チスタンにも潜り込んで次のテロ、すなわち「中国の一対一路プロジェク トの周辺国に集中している」とする。

つまり背後にアメリカの陰謀があって、次の標的としていると示唆するわ けだが、こうした動きを支持するソロスらリベラル思想はアメリカで退潮 気味であり、トランプ政権はむしろ反対の戦略に傾いているのが現実だ。

          
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIE 
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フォーサイスの『オデッサ・ファイル』の追跡劇に引き込まれるようだ
北朝鮮の武器密輸ルートを追求するスリルとサスペンス

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古川勝久『北朝鮮、核の資金源――国連捜査秘録』(新潮社)
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著者の古川勝久氏は元国連安保理「北朝鮮制裁委員会」の専門家パネル委 員。つまり麻薬Gメンのように制裁対象とする企業や人物の特定、詳細調 査をする部署で多国籍のメンバーが集う。

国連が制裁を決めて物資が北には行かない筈なのに、何故、金正恩はアメ リカにも届くミサイルの新型を製造できたのか? 初歩的な疑問を持つ読 者が多いにちがいない。

闇のルートが健在だからである。

暗躍する北朝鮮の活動家、支援組織、代理人。そして面妖な看板を掲げる ダミー企業。制裁を逃れるために北の国際的なネットワークが秘密裏に組 織され、一時は日本が拠点だった。
 
会社名をしょっちゅう変えるダミー海運会社の表看板と裏看板、偽りの登 録事務所。出入りする人間、そのコネクションの先を求めつつ、北朝鮮が 核ミサイル、戦車部品からミグ戦闘機の輸出入に関わったルートを多国間 に追跡する。

すでに張り巡らされたネットワークは金正男暗殺の舞台となったマレーシ ア、国連捜査に協力しないミャンマー、タイ。いまも武器密輸の本場とい われるウクライナからベラルーシ。その他、えっ、エジプトの怪しい動き に加えて、こんなアフリカの奥地にもネットワークが構築されているのか と驚くべき秘密の全貌が、本書を通じて初めて明らかとなった。

その意味で本書の惹句にあるようにスクープ・ノンフィクションだ。

読みながら、フレデリック・フォーサイスの『オデッサ・ファイル』の波 乱に富む追跡劇に引き込まれるが如く、スリルとサスペンス、いやはや、 これを元にスパイ小説が書けそうと思うほどに迫力があった。
 
とくにベラルーシが新しい拠点に化けていたのだ2016年9月にベラルーシ に北朝鮮大使館が設立された。ここで幾つかの『商談』が成立し、とりわ け移動式ミサイル発射台は、ベラルーシの軍事産業から中国へノウハウが 渡り、中国がライセンス生産し、ほかの商品に偽装しての密輸が疑われて いる。

火星15号は移動式発射台からだが、9軸18輪だった。従来は8軸16輪が 最大だったから、日米間の専門家は衝撃を受けた。北朝鮮は、これは自国 製だと胸を張ったが、あの産業力で、このような発射台を製造できる筈が ない。

そうか、あのベラルーシか、と納得がいくことが多い。
 
評者(宮崎)が昨師走に上梓した『日本が全体主義に陥る日』(ビジネス 社)は旧ソ連15ヶ国と旧東欧15ヶ国、合計30ヶ国の元「赤い国々」を3年 かけて取材した記録だが、当然、ベラルーシ探訪記を書いている。

首都ミンスクの不気味な、宮殿のような建物がある。看板がないので、こ のビルは何かと問うと、ガイドは口ごもった。あの悪名高いKGB本部 だった。

ベラルーシの独裁者ルカシェンコ大統領は、秘密警察を駆使して反対派を 弾圧し、密告を奨励して権力を磐石にしている。そのベラルーシ政府は、 「北朝鮮制裁品目を輸出しているはずがないし、手配している人物が入国 した形跡はない」としらを切り続ける。

さて書評を書こうとして、手にした『週刊新潮』(1月4,11日合併号) を読むと、古川氏のスクープ記事がある(特集「北朝鮮制裁が骨抜きの実 態」)。

したがって、よく知られたマレーシア、ミャンマー、タイ、台湾のヤクザ 組織の暗躍など、一部はメディアで既に報じた中味より、意外なコネク ションとして登場するキューバのことを書き足しておこう。

著者の古川氏はこう書いている。
 
「2013年8月、パナマ政府が、ある国から提供された情報をもとに、パナ マ運河通過中の北朝鮮貨物船『チョンチョンガン(清川江)号』を捜索し た。容疑は、違法薬物の密輸。しかし、実際にこの船から見つかったの は、ソ連製のミグ21戦闘機や地対空ミサイルシステムなど、大量の兵器 だった。これらはパーツに分解されて、合計31のトレーラーとコンテナに 隠されていた。コンテナは上に大量の砂糖の袋を載せられ、船底に置かれ ていた。積み荷はキューバの軍港・マリエル港で船に積まれ、北朝鮮に向 かう途中だった。北朝鮮による史上最大規模の武器密輸事件であった」

この検査はパナマ官憲によっておよそ1ヶ月も続けられ、砂糖の袋だけで 20万個。地対空ミサイルの他に、アンテナからミサイル追尾装置、発電 機、はてはミグ戦闘機が分解されており、そのエンジン15基が発見され、 船長以下乗組員34名は取り調べを受けた。

ところが、キューバ政府は、「これらは北朝鮮に修理を依頼したものであ る」と言い張り、北朝鮮政府も「北朝鮮に売却予定はなく、修理したら キューバに返却予定だ」などと屁理屈をつけ、国連が制裁対象とした「メ インテナンス」ではなく、あくまでの「修理」だと喧しく自己主張を繰り 返すのであった。

自殺を図ろうとした当該船長は「兵器密輸の立役者と見られる複数の人物 の連絡先を記した手書きメモも保管していた。そこには、在ハバナ北朝鮮 大使館の講師と参事官の電話番号や匿名の『キューバ軍人』の電話番号が あった。キューバ国内で、密輸に向けた準備に当たっていた者たちだろ う」(333p)

キューバは米国と国交を回復し、開発途上の明るい国であるが、軍のダー クサイドでは、北朝鮮の独裁権力に繋がっていたのだ。

同様に巧妙な密輸の拠点が日本である。

制裁の抜け道は、たとえ国連決議2375号(史上最強の制裁強化、9月11 日。2397号、12月22日)があろうとも、代理人、工作人、活動家の暗躍に よって、存在しているのである。
      
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)2月の三島由紀夫研究会の「公開講座」ご案内です。
ゲストは西村繁樹退役一等陸佐です。要領は以下の通りです。防大を出て 青年自衛官に任官した当時、三島由紀夫先生と出逢い、その自決の直前ま で短くも濃密な交流を持った経験、秘話を語って頂きます。

とき   2月28日(水)18時半より(18時開場)
ところ  市ヶ谷「アルカディア市ヶ谷」
講師:  西村繁樹(軍事評論家、元防大教授、退役一等陸佐)
演題: 「三島由紀夫と最後に会った自衛官(おとこ)」

<講師略歴> 昭和22年生、大阪府出身。44年防大卒(13期)、陸自入隊 (職種は野戦特科=砲兵)。特科連隊、陸幕防衛部防衛課勤務、陸自幹部 学校戦略教官等を経て防大教授を歴任。平成24年定年退官。現在偕行社 参与。

我が国における軍事戦略論の権威として多くの著作や論文を発表。主な著 書:「SDI戦略防衛構想―『スターウォーズ』とは何か」(教育新 書)。「防衛戦略とは何か」(PHP新書)その他がある。
       (三島由紀夫研究会)



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(読者の声2)年末休みの初日、ツンドクだった宮崎先生の『AIが文明を 衰滅させるーーガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社)を拝読し ました。

AI(人工知能)とか、SNS(ソーシャル・ネットワーク・システム) とか、新語が新聞で並んでいても、スマホを持たない老生にとって、いっ たいどのような世の中になるのか、想像だに出来ないことでした。
この本は、いまの問題点を、空想を交えず、リアルな視点から、すべて網 羅して簡潔に解説あるいは独自の解釈をされていて、すっかり魅入られ、 五時間で読み切りました。次の時代を考えるヒントだらけでした。
 殆どのページに傍線を入れ、マーカーで標を付けながら読んだわけで、 これは熟読の証拠、年のおわりにきて多少は賢くなった気分です。よいお 年をお迎え下さい  (KK生、湯河原)



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「慰安所の帳場人の日記」は何を物語るか
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              櫻井よしこ

東亜大学人間科学部教授の崔吉城氏の近著に、『朝鮮出身の帳場人が 見た慰安婦の真実 文化人類学者が読み解く「慰安所日記」』(ハート出 版)がある。

この「慰安所日記」とは、戦中、ビルマ(現ミャンマー)やシンガポール の慰安所で帳場人として働いていた朝鮮人男性の日記だ(以下『帳場人の 日記』)。慰安所の実態を誰よりもよく知る立場にあった人物の記録であ り、慰安婦の実態を知るこの上ない手掛かりとなる。それだけに、意気込 んで手に取ってみた。

しかし、読んでもどかしい思いが残る。もっとはっきり知りたいと思うと ころに中々行きつかない。

崔氏は3年前、同じ出版社から『韓国の米軍慰安婦はなぜ生まれたのか』 も上梓している。合わせて読めば、氏が『帳場人の日記』に深い関心を寄 せ続けてきたこと、日記をできるだけ客観的に読み解こうとしていること も、明らかである。

氏は、「国家や戦争などを通じて性を考察すること」をテーマとしてきた という。背景には、10歳の頃に勃発した朝鮮戦争の体験があった。序章か ら引用する。 

「国連軍は平和軍であり、共産化、赤化から民主主義を守ってくれる天使 のような軍だと思われていた。だからみんなが手を振って迎えたのに、村 の女性に性暴行するとは、思いもよらないことであった」

氏の生まれ故郷の村では儒教的な倫理観が強かった。しかし「戦争とい う不可抗力と、性暴力の恐怖によって、住民たちは売春婦、つまり『米軍 慰安婦』を認めざるを得なかった」、「国連軍に翻弄された小さな私の故 郷の村は、売春村となった」、それによって「一般の女性たちが性暴行を 免れることができた。いま問題となっている慰安婦問題にも、そうした側 面があったのか」と、氏は問うている。重要な問いだ。

慰安婦問題は日本だけではなく、国連軍や各国の軍を含めた問題である。 さらに加害、被害の両面において、韓国自身も関係するという認識が、崔 氏の分析を公正なものにする力となっている。

韓国では「慰安婦は被害者から愛国者へと変換され、民族的英雄のように 銅像が建てられ、拝まれているが、実はその現象は、新しいものではな い」と氏は指摘し、 妓生(きーせん)の論介(のんげ)の例を引用する。

当時の事実

朝鮮の人々が日本人を「倭」と呼んでいた時代、妓生の論介は国を守るた め、敵である日本の武将を抱いて川に身を投じたそうだ。韓国の人々は慶 尚南道晋州に彼女を奉る『義妓祠』を建てて、彼女を英雄から神に祭り上 げた。妓生や売春は儒教的道徳観によって否定されるが、政治的要素で状 況は大きく変わり得るということだ。

『帳場人の日記』は4年前の2013年8月、ソウル大学名誉教授の安秉直(ア ンビョンジク)氏が解説する形をとって韓国で出版された。同書は韓国に おいて、慰安所は「揺るぎない日本軍の経営」の下にあり、従って慰安婦 も厳しく監視されていたという主張の論拠となる資料だとされた。反対に 日本では、慰安所が公娼制度の下で営まれていたことを示す証拠と見做さ れた。

前述のように崔氏は、どちらの側にも与(くみ)しないよう、慎重に本にま とめた。内容が物足りないのは、日記の日本語訳が部分的な引用にとどま り全体として示されていないからであろう。全てを日本語訳で出版できな いわけを私は知る由もないが、慰安婦問題を正しく知る上で残念なことだ と思う。

それでも崔氏の著作は、当時、慰安所がどのように位置づけられていたの か、どんな人々が関わっていたのかを、教えてくれる。過去の事象に現代 の価値観や見方を当てはめるのではなく、帳場人だった朴氏の視線を通じ て当時の事実を見せてくれる。朴氏は1942年7月に釜山からビルマのラン グーンに向かう船上にいた。第4次慰安団の一員だったのだ。同じ船に、 高額の貯金を残したことが日本でも知られている慰安婦の文玉珠氏も乗っ ていた。

ラングーン到着後、朴氏は暫くして慰安所で働き始める。11月にはアキャ ブという所に移動しているが、この地にあるシットウェーという港は、近 年中国が巨額の資金を投じて整備し、中国海軍が拠点としている。年が変 わった43年、氏は再びラングーンに戻り、その後幾つもの市や町を移動し た。慰安所は1カ所に定着して営業することはあまりないのだと実感する。

各地を移動し、43年の9月末にはシンガポールに移り、朴氏は翌年の44年 12月に故郷に戻った。

その間に朴氏は自分や同僚のために、また慰安婦の女性のためにも驚く程 の送金をしている。たとえばビルマに戻って日も浅い43年1月16日、朴氏 は慰安所経営者の山本龍宅氏から3万2000円を故郷の家族に送金するよう 指示されたと書いている。

実はこの山本氏は、朴氏の妻の兄弟である。朴氏の働いた慰安所は同胞が 経営していたのだ。朴氏の日記には慰安所経営者として多くの日本名が登 場するが、人間関係を辿っていくと、その多くが朝鮮人だと崔氏は指摘する。

「本人に戻るブーメラン」

朴氏が、妻の兄弟から送金を頼まれた3万2000円は現在の貨幣価値ではど のくらいなのか。崔氏は当時の公務員の給与を75円、それがいま約20万円 として計算した。3万2000円は現在8530万円になる。

「実に、1億円近い大金が、行き来していたわけである」と崔氏は驚いて いるが、朴氏が朝鮮の家族や自分の口座に送金した中に、1万円台、2万円 台、3万円台の額が目につく。1億円近い額を2年の間に数回送金できた 程、慰安所経営は利益が上がったということだ。

他の多くの慰安所でも同じような状況があったはずだ。女性たちも高額の 収入を手にし、経営者は慰安所を営み、時にはそれ自体を売買していた。

わずかだが、慰安所での生活も紹介されている。朴氏は公休日には映画を よく見たようだ。「たいていは同業者と一緒」だが、「時には慰安婦たち や仲居などと一緒」だった。「鉄道部隊で映画があり、慰安婦たちが見て きた」という記述もある。

朴氏の日記を精読した崔氏が結論づけている。そこには慰安婦の強制連行 に繋がるような言葉すらない、と。氏は、「性的被害をもって問題とする ことは、どの国、どの民族でも可能だ」、従って「韓国が、セックスや貞 操への倫理から相手を非難することは、韓国自身のことを語ることに繋 が」る「いつか必ず本人に戻るブーメラン」だと強調する。

韓国はそのような対日非難をただちに中止すべきだというのが氏の結論 だ。私は同感だが、トランプ大統領との晩餐会に元慰安婦を招く政権の耳 には、この直言は届かないのである。
『週刊新潮』 2017年12月14日号  日本ルネッサンス 第782回



   
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最 新 情 報
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 ◎新年明けましてお目出度う御座います。本年も宜しくお願い申し上げ ます。前田正晶

実は、12月31日の深夜に(未だ昨年中でしたが)突然38度を超える熱を出 しまして、元日は寝正月どころかどうやって熱を下げるのに懸命で、新年 を祝うことも叶いませんでした。思い起こせば昨年も大晦日にインフルエ ンザを発症して苦しめられたのと同じ状態でした。

2日の朝には熱も下がって来ましたが、どうやら昨年第4四半期に苦しめら れた自律神経失調症から未だ完全に抜け切れていなかったので、抵抗力が 衰えて風邪をひいたのかも知れないと勝手に判断しております。掛かりつ けのクリニックが5日から診察を開始されますので、それまではジッと我 慢をして静養する所存です。情けないことです。

新年お詫びを申し上げたり早々泣き言は本意ではありませんが、超高齢後 期高齢者ともなると仕方がないかと諦めております。今や早く春が来てく れることを願っております。


 ◎北への圧力「大きな影響」 金委員長の対話姿勢めぐりトランプ氏

【1月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2日のツ イッター(Twitter)投稿で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が韓国との対話姿勢を示したことに言及し、 制裁などの圧力が北朝鮮に「大きな影響」を及ぼし始めているとの見方を 示した。

金委員長は1日の新年の辞で、来たる平昌冬季五輪に関連して韓国と高位 級協議を行うことに前向きな姿勢を示した。

トランプ氏はツイッターでこれに言及し、「ロケットマン(金氏)は今、 初めて韓国との対話を望んでいる。いいニュースかもしれないし、そうで はないかもしれない。じきにわかることだ!」と投稿。最近の北朝鮮兵士 らによる脱北や金氏による南北協議の提案を引き合いに出し、「制裁や 『その他の』圧力が北朝鮮に大きな影響を及ぼし始めた」と述べた。(c)AFP

【写真】 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左、2018年1月1日撮影)と 米国のドナルド・トランプ大統領(2017年12月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / KCNA VIA KNS AND AFP PHOTO / - AND SAUL LOEB
<http://www.afpbb.com/articles/-/3157250?cx_position=4>http://www.afpbb.com/articles/-/3157250?cx_position=4 
【AFP】 2018年1月3日 4:52 ワシントンD.C
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【關聯tweet集】/〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎川内優輝、−17度で世界記録! 76度目の2時間20分切り 米仰天「極 寒最速ランナー」


全身タイツ&目だし帽、ボストンの極寒レースで2時間18分56秒…米メディ ア称賛

男子マラソンの川内優輝(埼玉県庁)が1日、米ボストンで行われた 「マーシュフィールド・ニューイヤーズデイ・マラソン」に出場し、2時 間18分56秒をマーク。気温−17度という極寒レースで自身76度目の2時間 20分切りで世界最多記録を樹立した。米メディアは、全身タイツで完走し た異様ないで立ちとともに快挙に注目し、「極寒で最も速いマラソンラン ナー」と仰天している。

川内は気温−17度という極寒レースで2時間18分56秒をマーク。蛍光オレ ンジの長袖ウェアに「4100」のゼッケンをつけ、黒の長袖パンツに手袋、 そして、顔は鼻と目だけを残してすっぽり包んだ黒の帽子をかぶった。到 底、マラソンとは思えないいで立ちで世界最多76度目の2時間20分切りを 果たしてみせた。

地元メディアは異様な服装を画像付きで紹介。米スポーツ専門局「NBCス ポーツ」は「日本人ランナーが極寒の気温の中、76度目となる2時間20分 切りを記録」と見出しを打って特集した。

過去に75度の記録を持っていた米国人ランナーを超えたことを紹介した上 で「極寒において最も速いマラソンランナーの称号も手に入れたことだろ う」と称賛している。


川内「一つだけ言えるのは、歴代のマラソンの中で最も寒かったということ」

さらに「彼はかつて地元の政府機関でフルタイムで働いていたので、数年 前までは日本の『民間人ランナー』と呼ばれていたこともあった」と異端 のキャリアを紹介している。

 米国で最も権威あるスポーツ誌「スポーツイラストレイテッド」も「日 本人ランナーが76度目の2時間20分切りで完走…−17度の中でだ」と特集。 記事によると、フルマラソンにエントリーしたのは3人で、完走したのは 川内のだけだったという。

 本人が「これまでたくさんマラソンを走ってきて、天気に関して比べる のは難しいけど、一つだけ言えるのは、歴代のマラソンの中で最も寒かっ たということ」と振り返ったコメントを紹介している。

 魂の走りでファンのハートを打ってきた30歳。−17度という極寒をもの ともしない走りで世界最多記録を樹立し、一躍、米国でも脚光を浴びている。
. THE ANSWER1/3(水) 10:27配信
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


 ◎「核ボタン」発言から1日ぶりに…「北朝鮮、早ければ今週中に ICBM発射」

米CBSニュースは2日、北朝鮮がICBMの発射を準備していると報道 し、NBCニュースとニューズウイークは新たなICBMの試験発射が今 週後半か来週に実施されるものと予想した。

これらメディアによると北朝鮮は昨年11月29日にICBM級の「火星 −15型」を発射した平安南道平城(ピョンアンナムド・ピョンソン)一 帯でまた別のミサイル試験発射に向けた動きを見せている。米当局者は 「短期間に発射できる」と話した。

ただミサイル試験発射と関連した細部事項はまだ明確に伝えられていない。

この報道は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が1日の新 年の辞で自身の机の上に核ボタンが置かれていると話してから1日ぶりに 相次いで出されたもので注目される。

 金正恩委員長は新年の辞で「米国本土全域がわれわれの核打撃射程圏内 にあり、核ボタンが私の事務室の机の上に常に置かれている。これは決し て威嚇ではなく現実であることをしっかりとわからなければならない」と 話した。

これに対しトランプ米大統領は2日、自身のツイッターに「私も核ボタン がある。金正恩の机の上にあるものよりはるかに大きくて強力だ。私のボ タンは作動する」と反撃した。
中央日報日本語版1/3(水) 13:17配信


 ◎成人誌販売、是か非か=様子見姿勢強く―コンビニ各社

コンビニエンスストアで成人向け雑誌を陳列販売する是非が問われてい る。「子どもに見せたくない」という家族連れなどの反対意見を受け、ミ ニストップは今月に入り、加盟店を含む約2250の国内全店で成人誌の販売 を中止した。一方、他のコンビニ各社は「一定の需要がある」「加盟店 オーナーの判断次第」として、本部主導で中止する動きは広がっていない。

「トイレ周辺の棚に並べられているケースが多く、嫌でも子どもの目に 入って困る」。子どもがいる東京都内の30代女性はミニストップの判断を 歓迎する。

 コンビニでの成人誌販売はこれまでも、全国の自治体で議論になってき た。表紙を隠すためカバーの装着を求める声が上がるたび、出版業界は 「『表現の自由』の侵害だ」と強く反発。コンビニ側の作業負担も大き く、カバーを付けたのは堺市の要請に応じた同市内のファミリーマート11 店舗だけだ。

 ミニストップは「取扱商品を絞っただけで(「表現の自由」の侵害に は)当たらない」(藤本明裕社長)と主張。全国販売の中止に先駆けて昨 年12月に取り扱いをやめた千葉市内の店舗では女性客が増えたといい、同 社は「誰もが安心して利用できる店」をアピールしていく考えだ。

成人誌についてはそもそも、インターネット上の通信販売などに押され、 店頭販売は低迷している。取り扱いを中止しても「売上高への影響は大き くない」(コンビニ大手)とみられるが、ネットに不慣れな高齢者を中心 に根強い需要があるのも事実。「加盟店オーナーが販売をやめたくないと 言えば続けるしかない」(大手首脳)というフランチャイズビジネス特有 の事情もあるようだ。

 ただ、かつては男性主体だったコンビニの客層も、今や女性、家族連 れ、外国人と幅広い。各社は「販売は各店の判断に委ねる」としつつ、陳 列場所や扱う商品の内容に気を使い始めている。

  ◇成人誌をめぐるコンビニ各社の対応
 【セブン―イレブン・ジャパン】
 販売継続。「あまりにひどいものは扱わず、陳列場所にも配慮する。後 は個店対応」(古屋一樹社長)。オーナー判断で3000弱の店舗は扱わず
【ファミリーマート】
 販売継続。「いろんな価値観の人がおり、ビジネスライクに判断すべ き」(高柳浩二ユニー・ファミリーマートホールディングス社長)。オー ナー判断で約1200店舗は扱わず
【ローソン】
 販売継続。「すべての商品でニーズに応じた品ぞろえをしている」(竹 増貞信社長)。オーナー判断で約2500店舗は扱わず
【ミニストップ】
 2017年12月に千葉市内で、18年1月には国内全店で販売中止。「誰もが 安心して快適に利用できる店舗を目指す」(藤本明裕社長)
 時事通信1/3(水) 14:01配信 


 ◎中国、パラオに台湾との断交を要求、パラオが断るとパラオ行き観光 商品を不法扱いニダ!

島国パラオ「中国、遊客切る?来るな」台湾断交圧迫一蹴

観光産業の依存度が高い南太平洋の小さな島国パラオが、遊客(中国人観 光客)を前面に出して台湾との断交を要求する中国の圧力に堂々と 『ノー』(NO)と対抗した。

1日、イギリスの日刊フィナンシャルタイムズ(FT)によれば、中国は昨 年11月、自国の旅行会社に承認されていない地域を対象とした団体観光の 広告を出すことは不法であると警告し、パラオを承認地域から除いた。

フィリピンとグアムの間にあるパラオは、台湾と公式に外交関係を維持す る20か国の一つだ。

アジア開発銀行(ADB)によれば、人口2万1千500人であるパラオは、観光 産業への依存度が高い。2015年の国内総生産(GDP)の半分以上を占める ほどだ。

特に今年の訪問客11万3千人の半数ほどを中国人が占めるほど遊客の割合 が高い。

中国がサード(THAAD・高高度ミサイル防衛システム)の韓半島(朝鮮半 島)配備に対する報復で韓国への団体観光商品の販売禁止令を下し時、 我が国が耐えた被害とは比較できないほど深刻な打撃を受ける可能性があ るという意味だ。

ADBは今年、中国、日本、台湾からの顕著な訪問客減少がすでにパラオの 短期経済展望に不確実性を誘発したと分析したほどだ。

しかし、トミー・レメンゲサウ(トミー・E・レメンゲサウ・Jr.Thomas Esang Remengesau, Jr.)パラオ大統領の報道官オルケリル・カズオ (Olkeriil Kazuo)は「パラオは法治国家であり、民主国家」としながら 「私たちは自ら決める」とし、台湾と断交するつもりがないということを 明確にした。

カズオはまた「中国が承認した(旅行)目的地リストからパラオを除くこ とは、我が国にいかなる影響も及ぼさない」と強調した。

中国は2016年に台湾独立を主張する民進党ツァイ・インウェン(蔡英文) 総統が当選すると、台湾と外交関係を維持する国々を対象に様々な圧力を 加えている。

このため、その年の12月にアフリカ西部の小国であるサントメ・プリンシ ペが台湾と断交し、昨年6月には台湾の南アメリカの友邦だったパナマが 台湾と外交関係を絶って中国の手を握った。(出典 ―  聯合ニュース 韓 国語 2018/01/01)(機械翻訳 若干修正)
<http://specificasia.blog.jp/archives/1069136892.html>http://specificasia.blog.jp/archives/1069136892.html
 【特定アジアニュース】2018年01月02日〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎【北ミサイル】 北朝鮮発射、即時に「航行警報」 海保がシステム改 修方針

海上保安庁が、北朝鮮のミサイル発射の際に海上の船舶に対して緊急警戒 を呼びかけるため発表する「航行警報」について、即時に通知できるよう システムを改修する方針を固めた。現状ではミサイルの発射情報を得てか ら発表まで1〜3分の時間を要しており、システムを自動化して大幅に時 間短縮を図る。海保は平成29年度補正予算案に整備費2億円を計上してお り、30年度中に運用を開始する見通しだ。

海保によると、航行警報はミサイル発射のほか、灯台の消灯や航行の障害 になる漂流物の確認、津波の発生、海洋調査や軍事訓練の実施、宇宙ゴミ 落下が想定される場合などに海域を指定して随時発表。海保職員が輪番で 泊まり込み、24時間体制で備えている。

北朝鮮がミサイルを発射すると、海保は内閣官房から伝達された情報を元 に航行警報を発表、付近を航行する船舶に周知している。現状では、内閣 官房の情報を海保職員が航行警報のひな型に変換しており、入力後に間違 いがないかを確認する作業を行っているため、最大で3分程度かかっていた。
 計画では職員の常時警戒体制は解かないが、作業を省略できるようシス テムを改修。内閣官房から受け取った情報を航行警報として即時発表でき るようにするという。海保の担当者は「付近を航行する船舶が、いち早く ミサイルに備えられるようになる」としている。

【写真】 大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型の試射 =2017 年11月29日 (朝鮮中央通信=朝鮮通信)
<http://www.sankei.com/world/photos/180103/wor1801030013-p1.html>http://www.sankei.com/world/photos/180103/wor1801030013-p1.html
【産經ニュース】   〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎【北ミサイル】「私の核のボタンは大きく強力で、しかも作動する」 トランプ氏が投稿

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が1日の「新年の辞」で「核のボタン が私の事務室の机上に常に置かれている」と述べたのに対し、トランプ米 大統領は2日夜、「私の核のボタンの方がずっと大きく強力で、しかも作 動する!」とツイッターに投稿した。

 トランプ氏は2日朝のツイートでは、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮 に対する制裁や圧力が大きな効果を上げているとの考えを表明。北朝鮮が 平昌冬季五輪への代表団派遣をめぐり、韓国と対話の用意があると表明し たことについては「良いニュースかもしれないし、そうでないかもしれな い。様子を見てみよう!」などとしていた。

 同じ「新年の辞」で表明された金氏の「核のボタン」発言への反応が半 日遅れになった事情などは不明だ。(共同)

【写真】 トランプ米大統領(ゲッティ=共同)
http://www.sankei.com/world/photos/180103/wor1801030018-p1.html
【産經ニュース】 2018.1.3 11:31
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【関連ニュース】− 〔情報収録 − 坂元 誠〕
Donald J. Trump @realDonaldTrump  23m
North Korean Leader Kim Jong Un just stated that the “Nuclear Button is on his desk at all times.” Will someone from his depleted and food starved regime please inform him that I too have a Nuclear Button, but it is a much bigger & more powerful one than his, and my Button works!
http://www.foxnews.com/politics/2018/01/02/trump-tells-king-jong-un-his-nuclear-button-is-larger-more-powerful.html


 ◎箱根駅伝にアンパンマン号伴走?運転手「悪意ない」

2日に行われた箱根駅伝往路で、走者の近くを走るアンパンマンの顔をし た車が、中継画面で注目された。1区(大手町〜鶴見中継所)や2区(鶴 見〜戸塚中継所)で中継画面に写った車は、人気アニメ「アンパンマン」 の顔に似せたデコレーションが施された軽自動車で、車内にもアンパンマ ンの人形が見えた。

ツイッターなどのSNS上では「アンパンマン号、気になった」「初笑い させていただきました」「来年も待ってるぞ!」など、好意的な投稿が多 かった。一方で「選手より目立っちゃダメ」「邪魔です」などの批判も あった。

運転していた男性は日刊スポーツの取材に「ちゃかしたりするつもりも、 悪意もまったくありませんでした」と説明。その上で「毎年、必死の走り がドラマを生む箱根駅伝の地元ファンの1人として、選手の皆さんに頑 張ってほしいと思っています」と話した。
日刊スポーツ1/3(水) 9:35配信


 ◎北への圧力「大きな影響」 金委員長の対話姿勢めぐりトランプ氏

【1月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2日のツ イッター(Twitter)投稿で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が韓国との対話姿勢を示したことに言及し、 制裁などの圧力が北朝鮮に「大きな影響」を及ぼし始めているとの見方を 示した。

金委員長は1日の新年の辞で、来たる平昌冬季五輪に関連して韓国と高位 級協議を行うことに前向きな姿勢を示した。

トランプ氏はツイッターでこれに言及し、「ロケットマン(金氏)は今、 初めて韓国との対話を望んでいる。いいニュースかもしれないし、そうで はないかもしれない。じきにわかることだ!」と投稿。最近の北朝鮮兵士 らによる脱北や金氏による南北協議の提案を引き合いに出し、「制裁や 『その他の』圧力が北朝鮮に大きな影響を及ぼし始めた」と述べた。(c)AFP

【写真】 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左、2018年1月1日撮影)と 米国のドナルド・トランプ大統領(2017年12月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / KCNA VIA KNS AND AFP PHOTO / - AND SAUL LOEB
<http://www.afpbb.com/articles/-/3157250?cx_position=4>http://www.afpbb.com/articles/-/3157250?cx_position=4 
【AFP】 2018年1月3日 4:52 ワシントンD.C
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【關聯tweet集】/〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎バスが崖から100m落下、36人死亡 ペルー

【1月3日 AFP】南米ペルーの首都リマ近郊の高速道路で2日、トラックと 衝突したバスが崖から約100メートル下に落下し、36人が死亡した。警察 当局が発表した。

 警察によると、事故が起きたのは首都リマからおよそ45キロ北の湾岸沿 いの高速道路上で、「悪魔のカーブ」として知られている場所。バスは乗 客53人を乗せ、リマの北約130キロに位置するワチョ(Huacho)からリマ に向かっていた。

 これまでに30人の遺体が収容され、車内でさらに6人の死亡が確認され たという。地元テレビでは、崖から転落したバスがひっくり返り、海岸の すぐ近くに横たわる映像を放送している。(c)AFPBB News
AFPBB News1/3(水) 9:15配信

 ◎<原発輸出>英で新設、政府債務保証 大手銀など1.5兆円

 日立製作所が英国で進める原発新設プロジェクトに対し、3メガバンク と国際協力銀行(JBIC)を含む銀行団が、総額1.5兆円規模の融資 を行う方針を固めた。事故などによる貸し倒れに備え、日本政府がメガバ ンクの融資の全額を債務保証する。政府系の日本政策投資銀行は出資によ る支援を行うほか、中部電力など電力各社も出資を検討する。総額3兆円 規模に上る原発輸出を、政府主導の「オールジャパン体制」で後押しする。

JBICや政投銀による投融資も含めると、政府が巨額のリスクを抱える 形となる。損失が発生すれば、最終的には国民負担を強いられる懸念もある。

投融資の対象となるのは、日立の英国子会社が2020年代半ばの稼働を目指 し、英中部アングルシー島で進める原発新設プロジェクト。日立は投資の 最終判断を19年度に下す予定だが、リスクを1社で負うのは不可能とし て、日英両政府や金融機関と協議を続けている。国内金融機関と政府全額 出資の日本貿易保険(NEXI)は昨年12月、日立の求めに応じ資金支援 の意思を示す趣意書を提出した。

 関係者によると、日立は現時点で原発建設の事業費を3兆円程度と見積 もり、うち1.5兆円程度を金融機関の融資、残りを出資で賄うことを見 込んでいる。融資のうち、三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3メガバ ンクは1行当たり千数百億円程度を拠出し、3行の融資総額は5000億円規 模となる見通し。NEXIが債務を保証する。残りはJBICや、英国の 民間金融機関が融資する。

 出資は政投銀が意向を日立に伝えたほか、日立製の原子炉を国内で使用 する中部電力と日本原子力発電も検討に入った。日立は東京電力など他の 電力会社や商社にも出資を打診しており、関連事業会社連合の協力でリス ク分散を図る。原発新設を急ぐ英国政府もプロジェクトに出資する意向 で、日英両エネルギー担当相は昨年12月、今後の協力に関する書簡を交わ した。

 原発建設は、11年の福島第1原発事故後の安全コスト増大で世界的に採 算が悪化しており、東芝の経営危機の原因にもなった。だが政府は「技術 を絶やさないためにも、英国のプロジェクト獲得は必要」(経済産業省幹 部)との立場で、全面支援の姿勢を示している。
毎日新聞1/3(水) 7:30配信


 ?北への圧力「大きな影響」 金委員長の対話姿勢めぐりトランプ氏

【1月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2日のツ イッター(Twitter)投稿で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が韓国との対話姿勢を示したことに言及し、 制裁などの圧力が北朝鮮に「大きな影響」を及ぼし始めているとの見方を 示した。

金委員長は1日の新年の辞で、来たる平昌冬季五輪に関連して韓国と高位 級協議を行うことに前向きな姿勢を示した。

トランプ氏はツイッターでこれに言及し、「ロケットマン(金氏)は今、 初めて韓国との対話を望んでいる。いいニュースかもしれないし、そうで はないかもしれない。じきにわかることだ!」と投稿。最近の北朝鮮兵士 らによる脱北や金氏による南北協議の提案を引き合いに出し、「制裁や 『その他の』圧力が北朝鮮に大きな影響を及ぼし始めた」と述べた。(c)AFP

【写真】 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左、2018年1月1日撮影)と 米国のドナルド・トランプ大統領(2017年12月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / KCNA VIA KNS AND AFP PHOTO / - AND SAUL LOEB
<http://www.afpbb.com/articles/-/3157250?cx_position=4>http://www.afpbb.com/articles/-/3157250?cx_position=4 
【AFP】 2018年1月3日 4:52 ワシントンD.C
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【關聯tweet集】/〔情報収録 − 坂元 誠〕
<http://www.trumpservativenews.info/2018/01/kim-jong-un-says-he-has-nuclear-button.html=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=>http://www.trumpservativenews.info/2018/01/kim-jong-un-says-he-has-nuclear-button.htm


 ◎<認知症>温厚な父、突然「犯罪者」 手にかけた妻今も案じ

脳の疾患である認知症は、まじめで穏やかな人をある日突然、「犯罪者」 に変えてしまうことがある。高齢の夫が妻を手にかけたある殺人事件に も、認知症の影があった。

 2016年夏。神奈川県の40代男性は、警察署2階の留置場で父(82)と面 会した。アクリル板越しの父は険しい表情で口を固く閉じたまま。男性は 絞り出すように言った。「お父さんに全て押しつけて我慢させすぎちゃっ たね。ごめんね」

 その数日前、父は自宅で統合失調症の母(当時79歳)を殺害したとして 逮捕された。家事ができない母を約50年間支えた父。事件の引き金となっ たのは、自らの認知症だった。

 タクシー運転手だった父が母と結婚したのは1966年。夫婦仲は良く、ハ ンドルを握らない日は日帰りで旅行に出かけた。

 一人息子の男性が高校に入った頃、母の統合失調症が悪化。誰もいない 部屋で怒鳴り続けたり、黙り込んだりし、父にも冷たく当たった。「あな たのお父さんは別の人。あそこにいるのはただの同居人よ」。母がそう言 うのを聞いて、男性は実家で暮らすのに耐え切れず、20歳を過ぎて家を出 た。今は配送業に従事している。

 父は母の不満を一切漏らさなかった。定年までタクシー運転手としてま じめに務め、母の代わりに家事をこなした。男性が「なんで離婚しない の」と尋ねても、父は笑って否定した。「お父さんが元気なうちはお母さ んの面倒を見るから、おまえは自分の人生を歩んでな」

 父の異変に気付いたのは15年春。「おかしな行動をして困る」と母が連 絡してきた。風呂の沸かし方が分からなくなり、湯飲みがないのに何度も お茶をつごうとした。男性が病院へ連れていくと、診断は「レビー小体型 認知症」。幻視や幻聴、抑うつ症状が表れる病気だった。

男性は小売店での配送が早く終わった日は実家に顔を出し、休日は両親の 通院に付き添った。ヘルパーの女性が週2回、風呂や身の回りの世話をし たが、父が母に手を上げるところは一度も見なかったという。

 16年夏。事件は前触れもなく起きた。午後11時ごろ、父は寝ていた母の 首にひもを巻き付けて殺害。翌朝、自ら警察署に電話し、自首した。動機 は「家事をしないことへの不満」とされたが、地裁は「一切暴力をふるう ことなく生活してきたのに突如、殺害を実行するのは正常な心理状態では ない」と指摘。認知症の影響を認め、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲 役5年)の判決が確定した。
毎日新聞1/3(水) 8:35配信




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身 辺 雑 記
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4日の東京湾岸は快晴、爽快。


快晴の下、3が日は平穏に明けた。来客もなく、毎夕、独酌だった。



                           読者:5576人

                     

渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>








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