政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

全て表示する >

頂門の一針4512号  2017・11・10(金)

2017/11/10

   
□■■□──────────────────────────□■■□   
わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4512号
□■■□━━━───────────────────────□■■□





           2017(平成29)年11月10日(金)



               「希望の党」が憲法改正の希望となる日:加瀬英明

         韓国の「コウモリ外交」が極まった:杉浦正章

       「措置入院」精神病棟の日々(73):“シーチン”修一 2.0

                                心筋梗塞は予知できる:石岡荘十

                                                                 話 の 福 袋
                          読 者 の 声
                          身 辺 雑 記


□■■□──────────────────────────□■■□
第4512号
                            発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
               御意見・御感想は:
                  ryochan@polka.plala.or.jp

                購読(無料)申し込み御希望の方は
                    下記のホームページで手続きして下さい。
  
       http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
    バックナムバーは http://www.melma.com/backnumber_108241/

    ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/




━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「希望の党」が憲法改正の希望となる日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━


             加瀬英明

10月22日の開票の結果によって、65にわたった日本の長い暗夜が終わっ て、日本に朝が訪れることになるかもしれない。

9月28日に、民進党の両院議員総会が開かれて、前原誠司代表の呼び掛け に従って、民進党の衆院議員全員がそろって離脱して、小池百合子代表の 希望の党に合流することに合意した。

私はその直後に、小池代表が「改憲・安保法に反対した者は、受け入れな い」といって拒んだ時に、神々は日本を見離していないと、胸が躍った。
 
一部で、「同じ女性でも、若い弁護士を弄んだ山尾先生よりも、小池先生 の方が日本を弄んでいるから、スケールがはるかに大きい」と揶揄(やゆ) していたが、私は小池代表が日本の朝を引き寄せたと、思った。

自公がどれだけとるか、希望の党がどこまで伸びるのか分らないが、日本 維新の党を加えれば、改憲勢力が日本の強い流れとなることを期待している。

私は選挙についてまったくのシロウトだから、淡い希望で終わるかもしれ ない。

もっとも、希望の党は誰でも名乗れる党名だし、「花粉症をゼロにする」 といった、手軽な公約に不安がのこる。

それにしても、前原代表を選出した民進党大会から僅か28日後に、希望 の党に雪崩をうって合流したいと望んだ民進党の“リベラル派”議員は、情 けない。慌てて「立憲民主党」をつくったが、“ホームレスの”党とか、 “おちうどの”党とかルビをふりたい。

“リベラル派”議員は「ドングリころころどんぶりこ、小池にはまってさぁ 大変」という、児童劇を演じているのだろうが、私は選良がたが醜態を演 じるのを見て、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが、かつて「日本人に とって信念は、心理的衣装(サイコロジカル・コスチューム)にしかすぎな い」と指摘したことを、思い出した。

ハーンは多くの日本人がすぐに新しい状況に身を委ねるので、信念とか、 理念といっても、借着のようなものだと皮肉ったのだった。

“リベラル派”の議員は、希望の党がまだ政策も発表していなかったのに、 全員が駆け込むことにしたのだから、信念も理念もあったものでなかっ た。なぜ、民進党に留まらなかったのか。信念は借着だったのだ。

かつて村山富市氏が、自民党との連立政権の首相となった時に、それまで 自衛隊が違憲であり、日米安保条約を解消する信念を主張していたのに、 自衛隊も、日米安保体制も受け入れた。

護憲派の多くの人々が、この程度の信念しか持っていないとすると、この 人たちに国民の生命を託してよいのか、疑わざるをえない。

護憲派が信仰する平和主義は、精神が何よりも尊いとする精神主義であっ て、精神が日本の平和を護ってくれるというものだ。北朝鮮も、中国も、 この崇高な精神を理解してくれるはずだから、日本を害することがない と、確信しているのだろう。

護憲派の人々に「『平和憲法』と呼ばれる、日本国憲法は精神主義でしか ない。呪(まじな)いの護符以外の何ものでもない」といったら、きっと怒 ることだろう。

私は護憲派の善男善女を見ていると、72年前の夏の敗戦の最後の日ま で、「神州不滅」「一億総特攻」を叫んでいた狂信的な軍人たちが、“護 憲主義”の衣をまとって舞い戻ってきたのに、ちがいないと思う。多くの 至純な軍人たちは、「“万邦無比(世界に他にない)の日本精神”があるか ら、日本は絶対に滅びない」と、確信していた。

護憲主義も、惨憺たる敗戦を招いた精神主義であって、何一つ変わらない。

先の大戦が終わってから、72年もたつのに、いまだに日本は危険きわまる 国粋主義の手から逃れることが、できないでいる。

日本国憲法が、その邪しまな聖典となっている。一日も早く憲法を改めた い。




━━━━━━━━━━━━━━━━
韓国の「コウモリ外交」が極まった
━━━━━━━━━━━━━━━━


            杉浦 正章

エビと慰安婦の文に「ルーピー賞」を差し上げる

「トランプは安倍に相談」と韓国紙
  
朝鮮日報が、韓国大統領文在寅の外交を批判した。6日の社説で「このま まだとトランプ大統領は北朝鮮問題で何か行動するときはまず安倍首相と 相談するようになり、韓国とは完全に順序が入れ替わってしまうだろう。

これは安倍首相の一言が米国の対北朝鮮政策に大きな影響を及ぼすことを 意味する。なに故このような状況になってしまったのか到底納得できな い」と見事な論調を展開している。

確かに トランプ訪韓で鮮明になったのは、文在寅の「コウモリ外交」 だ。コウモリ外交とはイソップの寓話集に収められた「卑怯なコウモリ」 に由来しており、国の外交で、見解や利害が対立している国のどちらに対 してもいい顔をして、おもねる。

そうかと思えば、寝返るような態度を指す言い方である。それもそうだろ う。文在寅はやはり「コウモリ外交」と批判された大統領盧武鉉の秘書時 代に、そのスローガンである「バランサー外交」の演説を書いた張本人だ からだ。

文在寅自身も「米国との関係を重視しながら中国との関係も一層堅固にす るバランスのよい外交を目指したい」と発言しており、最近それを実践し ている。

まさに仏壇の奥からはたきをかけて「バランサー外交」を引っ張り出した 感が濃厚だ。11月31日に戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)導入で極 度に悪化した対中関係をようやく修正した。

対中合意の柱は?アメリカのミサイル防衛システムに参加しない?日米韓の 安全保障協力を軍事同盟に発展させない?THAADの追加配備はしな いーであり、中国側の要求をそのまま飲んだような内容だ。

ところがその舌の根も乾かぬうちに、トランプと防衛力の強化に向けてミ サイル弾頭重量制限を解除することで合意した。原子力潜水艦と先端偵察 機能の獲得・開発に向けた協議も直ちに開始することになった。

こともあろうに国の安全保障を米中のバランスに利用するのはあきれるば かりである。なお、米国が本当に原潜を売るかどうかは疑問だが、もし売 れば対中戦略のみならず日本の防衛にも影響が生ずる。

 米韓会談の内容を見ても、文在寅は一応トランプに対して最大限の制裁 と圧力に協力する姿勢を見せた。しかし、その実態は別だ。文在寅のかね てからの主張である「いかなる場合でも朝鮮半島での武力行使は許されない。

韓国の事前の了承を得ることなく軍事行動を起こしてはならない」と、ト ランプ発言は見事なまでに食い違った。トランプは「必要であれば米国と 同盟国のために比類なき戦力を投入する。

北の独裁者に対してメッセージを伝える」と、軍事行動も辞さない姿勢を 鮮明にさせている。「両首脳が朝鮮半島戦略で対立」と書いてもおかしく ない会談内容だった。

おまけに北に対して世界各国が国連決議に基づく制裁を推進しようとして いるときに、文在寅は800万ドルの人道援助を承認した。米国防長官 ジェームズ・マティスが、強い懸念を表明、圧力をかけているのはもっと もだ。要するに俯瞰すれば、文在寅の安保政策は日米韓の連携よりも、明 らかに中国に傾斜し始めている。

こうした関係についても前述の朝鮮日報は「今、世界で米国の力を最もう まく活用すべき国は日本ではなく韓国だ。まず何よりも北朝鮮の核問題を 実際に解決できる国は米国以外にない。

また東アジアで厳しい緊張状態が続く中、韓国を覇権欲なしに守ってくれ る国も米国だけだ。ところが日米両国は米英関係を思わせるほど最高の親 密さをアピールしているのに対し、韓米関係は非常に形式的で儀礼的なも のへと変わりつつある。」と嘆いている。

文在寅にはこうした国際外交への認識が欠如しており一国の指導者として 致命的な欠陥であろう。

その好例が対日姿勢にも現れた。晩餐会の食卓に竹島でとれるという「独 島エビ」を出させ、常に反日宣伝材料として使っている元慰安婦を招いて トランプに抱擁させた。

独島エビは、まるで昔のしゅうとめの嫁いびりであり、日本人はあきれこ そすれ、いびられたとはいささかも感じないだろう。一方強制連行はな かったというのが常識だが、元売春婦を国際的に重要な晩餐の席にわざわ ざ招くという前代未聞の対応は、「えげつない」の一言に尽きる。

いずれも韓国内への人気取りが見え見えだが、事もあろうに米国大統領の 公式晩餐会の席を“活用”して、他国をおとしめなければならないほど自ら の人気がないのかと思わざるを得まい。第三国との外交の場で行うことか と言いたい。日本政府が抗議したのは当然だ。

 この2例は日本人の国民感情を逆なでして、一朝有事の際の日本の行動 心理に影響を及ぼす。もちろん北の軍事行動が始まれば日本は米国の軍事 行動を支援する方向は変わりはないが、危急存亡の時に対韓支援に躊躇 (ちゅうちょ)を生じさせるのだ。

戦時には手を差し伸べるのが早いか遅いかで、人命の損失度に決定的な差 を生ずるのだ。たかがエビと売春婦で韓国の受ける損失は甚大なものにな りかねない。そこが分からないのでは文在寅に「哀れでますますいかれ た」を意味するルーピーの称号を贈らざるを得まい。

ワシントンポスト紙が名付けた「ルーピー鳩山」と同様に「ルーピー文」 といわざるを得まい。「ルーピー特賞」を差し上げたいくらいだ。韓国民 にとってはこういう指導者の存在はまさに悲劇である。



             
━━━━━━━━━━━━━━━━
「措置入院」精神病棟の日々(73)
━━━━━━━━━━━━━━━━


         “シーチン”修一 2.0

秋晴れなのに11/4あたりから精神状態がすこぶる悪くなった。氷雨。

心がざわつく、粟立つ、鳥肌が立つようで、目まい、嘔吐感、ふらつきで 気持ちが悪い、気持ちが揺れる。ときどき物音がするのは幻聴かもしれな い。以前から時々目の前にモヤがたち、白内障が進んでいるのかなあと 思っていたが、幻覚かもしれない。

幻聴、幻覚はだいたい心が不安の時に起きる。これはすぐに収まるからい いが、今の心の揺れは、初めての経験だ。このまま発狂するんじゃない か、発狂寸前、自傷、他傷一歩手前のようという、「何とも言えない恐 怖」だった。絶叫マシンなんていうレベルではない。

不安の色は「黒」だ。ゴッホが自死する1か月前あたりに描いた「黒い鳥 のいる麦畑」のような、「何とも言えない暗い感じ」だ。

精神病者ならではのスリル、恐怖、“醍醐味”で、「もういいから他の画面 に移りたいなあ」と思っても、そうはいかない。つくづく「ああ、俺は精 神病だなあ」と実感するのだが、こういう気分はキチ〇イにしか分からな いだろうから記録するのもそれなりに意味があるのではないか。

そういえば病院で女の子が「引きこもらないと死んじゃう、引きこもりた い」と訴え、翌日に大発狂していた。

「ああ、俺も引きこもらないと大変なことになりそうだ」とわが3Fの隔離 室、実は冬に備えて花の鉢を室内に取り込んだので天国みたいに花いっぱ い(80鉢ほど)、見方によっては狂気じみたサナトリウム、リトリート、 シェルターと化した部屋に避難した。ドアには「精神が不安定なので、話 しかけないでください」と紙を貼っておいた。

チャップリンの「殺人狂時代」で、主人公はバラの花園を愛していた。仕 事=殺人の心を癒していたのかもしれない。

精神病患者の多くは引きこもり志向があるだろう。果物のモモや絹ごし豆 腐、薄皮マンジュウ、ガラス玩具のビードロのように、ちょっとした刺激 で心身が壊れてしまいやすいのだ。神経過敏というか、「心の花粉アレル ギー」のようなものか。「累卵の危うさ」「積み木崩し」で、心神耗弱、 心神喪失、発狂で、一気にどん底へ沈みかねない。

ぽたぽたと水が溜まって、ある時、ある一滴で堰を越え、やがて大きな堤 を崩していく・・・そんな感じか。スリル満点、ぞくぞくする。三峡ダム と“シーチン”、決壊するのはどっちが先? これは難問だが、被害の大き さから言えば三峡ダムの圧勝で、上海も潰滅、中共独裁も崩壊する・・・

が、毛沢東曰く「そもそもわが国は人口が多すぎる(当時6億人)、核戦 争で半分いなくなっても全然問題ない」。習近平には絶対言えないセリフ で、毛沢東はスケールが違う。「人間の殺し方は120あるが、半分は俺が 発明した」、狂気もここまでくるとゲージツだ。毛沢東が太陽なら小生は 微生物、いやはや・・・

微生物でも傷つきたくないのなら三十六計逃げるに如かずで、遁世、引き こもり、世捨て人になるしかない。家族から見離され、社会からも忘れら れ、静かに消えていく、というのが精神病者の理想ではないか。

統合失調症などのような犯罪者気質の患者は老化によって大人しくなって いくそうだが、小生はその委細は知らない。死刑囚でも医療刑務所で最 期、老衰死を迎える人も多いだろう。

凶悪犯 老いてしまえば 手厚い介護(修一)

ナンカナーという感じはするが、「殺人狂時代」の主人公は処刑を目前に こうウソブクのだ。

"One murder makes a villain; millions a hero. Numbers sanctify"、 「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を) 神聖化する」。

誰が言ったのか、「正義と思えば何でもできる」「奴は敵だ、敵を殺 せ」。人間の本性というか、原風景はこんなものだったのかもしれない。 だから「和を以て貴しとなす」「万機公論に決すべし」と時の指導者は民 を訓導したのだろう。日本人は概ねその教えを大事にしていると思う。

ところで、この1年ほど「“リベラル”はなぜ保守派や愛国者に暴力を振る うのか」を折に触れて考えてきたのだが、なんとなく分かってきた。原因 はキリスト教である。聖書の教えにもとるから、楽しく幸福に暮らしてい たソドムとゴモラの人々は街ごとに無差別大量逆殺されたわけだ(旧約聖 書)。

新約聖書では「キリストは親子喧嘩、きょうだい喧嘩など、平和ではなく 争いをもたらすために来た」とある。つまりキリスト教以外は認めない (異教徒との結婚はダメ、絶対!)、キリスト教に従わないソドムとゴモ ラのような奴らは虐殺して当然だ、ということになる。

一神教はおおむねそういうものだろう。イスラム教の場合はコーランに 「キリスト教徒と友達になってはいけない」とあるそうだが、過激派にな ると、異教徒よりも悪いのは無神論者らしい。テロでは犯人と同宗派のイ スラム教徒も多数死ぬのだが、「天国へ連れていくのだからいいんだ」と いう発想なのかもしれない。

“リベラル”はいつも地球市民とか、LGBT差別反対、移民と地球にやさしい 社会、などと叫んでおり、アカはかねてから格差反対、貧困をなくすため に革命、改革、革新を、と繰り返している。

アカの総本山であるソ連が自滅したため、さすがに「暴力革命で共産党/ プロレタリア独裁を!」とは言わないが、アカは昔から善人風“リベラル” を装う。今は本当(本来)のリベラルは大体保守党支持で、“リベラル”≒ アカは改革派とか民主派とか環境派を名乗ることが多いようだ。

“リベラル”≒アカがどう名乗ろうと「自分たちは絶対正義であり、反対者 は絶対悪で、叩き潰して当然」というのが彼らの初期設定である。だから 彼らはトランプ支持者を暴力で攻撃し、ドイツではAfD(ドイツのための 選択肢)を叩きまくり、日本では在特会を目の敵にしている。

朝日、毎日、東京(中日)などのマスコミを含めて日本の“リベラル”≒ア カの現在の最大の攻撃目標は安倍政権である。“リベラル”≒アカは多かれ 少なかれ中共や北朝鮮、キューバ、イスラム過激派≒“アラブの冬嵐”を支 持しており、立憲民主党のスポンサーであり陰の主役であろうJR総連≒革 マル派は毎年、「南京大虐殺博物館」詣でをしていた(今は知らないが)。

キチ〇イにも強、中、弱があり、“リベラル”≒アカでは超弩級の人も少な くない、「安倍を叩っ斬る!」と叫んだ法政大教授山口二郎や、相模原、 座間の大量殺戮犯はレッドブック入りの希少種。産経は「怖い絵展」の次 は「怖いデスマスク展」を主催してはどうか。山口や松本“オウム”智津夫 などのライブマスクも添えて。

豪州メルボルンの「監獄博物館」で超有名な(日本なら石川五右衛門)強 盗殺人死刑囚のデスマスクを見たが、どういうわけかまつ毛が一本ついて いてすごい迫力だった。死刑台体験、世界の死刑、牢屋、責め道具の変遷 などの展示もいい。犯罪予防にもなるのではないか。小生は綽名が「ホト ケ」という府中刑務所の鬼所長を演じたいなあ《山本夏彦翁が育てた安部 譲二が書いていた》。

小生は千葉刑務所独居房で「おい、3202番、正座しとらんか、正座を!」 と看守からしばしば叱られたものだが、なんと大正時代の「房内心得」が 使われていた! トラッドどころかマッドだ。

監獄を模した民泊はどうか、スタッフは看守の制服で。ミニスカの可愛い 獄卒なんてエエンデナイカ。「お客様は2泊3日の留置コースですね。御用 の際は“担当さーん”と呼んでくださいね」とか。閑話休題。

日米をはじめ先進国のマスコミの8〜9割は“リベラル”≒アカ/アカモドキの ようだが、いずこの国民も「“リベラル”は政権党や保守派を批判してきれ いごとを言うが、どういう国にしたいのかが具体的に分からないし、政策 論、経済論も不明で、国政を任せるわけにはいかない」と考えるように なってきたのではないか。

それならマスコミも変わって良さそうなものだが、記者は確信犯であり、 「自分(たち)“リベラル”≒アカこそが正義で、それに反する奴らは許せ ない」という主義主張を変えることができない。

小生の場合は20歳でお縄を頂戴してから独房でいろいろな本を読んだこと で除染の端緒を得、さらに50歳からの闘病生活で歴史を学んだことにより そこそこ除染できたが、朝日などの記者は今さら除染する気はないし、除 染すれば記事が採用されることはまずないから記者生命が終りになってし まう。

朝日の経営者は「このままでは読者が離れるばかりだから、少しずつ右に 舵を切っていかないと」と思っているだろうが、朝日では「経営陣は制作 現場に介入しない」のが慣行になっているから、現場がそれなりに除染さ れるまでには10年、20年はかかってしまう。上から下まで今の現場が定年 退職するのを待っていれば、その前に朝日は部数減、広告減で消滅してし まう。

「この際だから身売りしたいなあ、誰か買ってくれないかなあ、SBの孫さ んならいいんじゃないか」と経営陣が思ったところで、創業家や社員が結 構株を持っているからなかなか転進はできないだろう。

売上は減る一方で、先はちっとも見えないから、朝日のみならず新聞経営 者は引きこもりたいだろう。紙媒体でニュースを知るとかガソリン自動車 で移動するというのは今の小生ら60歳代でお仕舞になるに違いない。

無理すれば 倒産社長の 名を残す まず引きこもり 静かな晩年(修一)

自称「引きこもり師、委細面談」発狂亭雀庵の病棟日記から。

【2017/1/5】*10:00〜11:00、オートバイ塗装。派手にしたいが、なか なか難しい。

*15:45〜16:35、“ピーコック”による心理面接、厳しい教育的指導。

“ピーコック”「『個人主義で行きたい』と言ってはいけません。奥様も娘 さんも怒っているんです。女性は感情的で難しいけれど、“仮面夫婦じゃ なくて、ちゃんとした夫婦、家族でありたい”としっかり伝えるべきです」

小生「もうどうしていいのか分かりません。とりあえず家庭内別居で様子 を見、もしかしたら情況が改善するかもしれませんし・・・僕が何を言っ ても拒絶反応するだろうから、第三者からアドバイスしてもらうしかあり ません」

どうなるものやら、どうすべきなのか、暗中模索、五里霧中、茫然自失、 自信喪失、前途不明、意気消沈、無為無策、自暴自棄・・・思考停止して キングストン弁を開けて自沈したい気分だ。

「知恵の輪」をいじくりまわしたが、どうしても解けないので「もういい や」と放り出した感じ・・・しばらくは考えない方が良さそうだ。「明日 にしよう、明日がある・・・」、Gone with the wind でいこう。

【1/6】*「個人主義」はいけないことなのかどうか。

「大辞林」:(1)国家・社会という集団の統制、干渉を少なくし、個人 の利益追求を自由に放任することを主張する主義。(2)集団の意志・習 慣に対して個人の発展を中心とし、道徳上の責任は個人の良心に基づくと する立場。(3)俗に、利己主義。

「New Concise」:individualism(1)個人主義(国家主義、社会主義に対 する)。(2)自由経済主義(統制経済主義に対する)。(3)自己中心主 義。(4)個性、個人的特性、個性の発揮。

クリスチャンの渡辺和子氏はこう書いている。

<私は今、大学生に「人格論」という授業を教えています。人間は一人ひ とり「人格」「Person」なんだと。自己判断して、その判断に基づいて選 択、決断して、それに対しては責任をとる、そういう人が「パーソン」と 呼ばれるに値する。

「人格」である限りは、あなたと相手は違いますし、違っていていいので す。相手もあなたと同じ考えを持たないで当然、当たり前。「君は君、我 は我也、されど仲良き」という、武者小路実篤さんの言葉があったと思い ます。そういう気持ちが大事なのです>

小生はウンウンその通りだと思う。「広辞林」には「パーソン」はなかっ たが、英和辞典には「person:人(他人としての)、人間。 personalism:人間主義」とあった。

ところが渡辺氏は、クリスチャンとして生きることを選択し決断したのな ら「死ね」と、こう言うのだ。

<何事もリハーサルしておくと、本番で落ち着いていられるようになり、 大きな死のリハーサルとして“小さな死”を生きている間にしておくことが できます。“小さな死”とは、自分の我がままを抑えて、他人の喜びとなる 生き方をすること、面倒なことを面倒くさがらずに笑顔で行うこと、仕返 しや口答えを我慢することなど、自己中心的な自分との絶え間ない戦いに おいて実現できるものなのです。

「一粒の麦が地に落ちて死ねば多くの実を結ぶ」ように、私たちの小さな 死は命を生むのです」>(この稿次回へ続く)(つづく)2017/11/9


   
━━━━━━━━━━
心筋梗塞は予知できる
━━━━━━━━━━


      石岡 荘十

まず、死因について。

私の父親も死因は「心不全」とされていたが、長い間、この死亡診断書に 何の疑問も感じなかった。しかし、よく考えてみれば「心不全」というの は単に「心臓が動かなくなった」という意味であるから、病気の「結果」 そのものであり、死のトリガー、「原因」ではない。

<最初は背中が痛いと言われたと報じられていた。亡くなった後では容易 に心筋梗塞だったとは解らないのではないか。誰でも経験して学習し教訓 に出来る病ではないので、発症した場合の対処は困難だろう>、これこそ が「死因」となった心筋梗塞を疑わせる症状だ。

私も大動脈弁がうまく開閉しなくなり、10数年前人工の弁に置き換える手 術を受けているが、そこに至る症状として<背中が痛い>を何年にもわ たって、何度も経験している。

心臓の血流が途絶えると、背中が重苦しくなる。痛いと感じる人もいる。 この苦しさは、血流が滞った程度(狭心症)の場合は、15分程度で回復す る。不整脈のひとつ心房細動の時もそうだ。

私が何度も経験したが、それ以上自覚症状が長く、30分とか続くのは血管 (冠動脈)が完全に詰まっている(心筋梗塞)だと考えた方がいい。ほっ ておけば死に至る。

胸が痛くなるという症状だと、「心臓がおかしいのではないか」と分かり やすいが、心筋梗塞になると左の奥歯がうずいたり痛くなったり、肩が 凝ったりすることもある。歯医者や整形外科に駆け込む人もいるが、これ は心筋梗塞の症状のひとつなのである。

歯医者で鎮痛剤をもらって「一丁上がり」となるが、じつは心筋梗塞の症 状だ。こういうのを「放散痛」という。

不幸にして、こんな知識がなく死んでしまった後、患者を解剖すると死因 が心筋梗塞であったことは明らかになる。

<発症した場合の対処は困難だろう>といっておられるが、心臓疾患の9 割は、対処の仕方を誤らなければ、決して「死に至る病」ではないのである。

本誌常連の前田正晶さんが書いておられる記事が見事にそのポイントを突 いている。

その要点をまとめると、

<失神するほどの、激痛と胸部に圧迫感があった。自分で119番に電話し て症状を説明していた>

<放っておけば治るとかとは思ったが、何故かこれは「一過性の痛みでは ない」と判断した>

<救急患者を受付けてくれる大病院が多いこと、救急車が搬送してくれた 先が国立国際医療センターだったこと、最も偉い先生が日曜日の当直だった>

<心筋梗塞に対応する準備が整っていたのだった。処置も素早かった>

<その判断が正しかったと後で解るのだが、私の場合は幸運の連続だった>

つまり、前田さまのケースは<幸運が重なった>結果であり、誰でもがこ ううまくいくわけではない。

年間の死者5千人を切る交通事故死にあの大騒ぎで安全運動を展開してい る。なのに、心臓疾患で年間15万人以上が死ぬ。なぜか。前田さんのよう な幸運の女神の恩寵に浴する人はそんなに多くない、それだけ啓蒙が行き わたっていないということだ。

<時間との争いであるなどとは知る由もないだろう。知識は皆無だった> とおっしゃるが、そんな人に幸運が訪れることは滅多にない。

この歳になったら、天下国家の危機を憂うる高邁な論議をする前に、わが 身の危機管理に少しのエネルギーを注ぐべきだというのが私からのアドバ イスだ。心臓病は<誰でも経験して学習し教訓に出来る病>なのである。




━━━━━━━
話 の 耳 袋
━━━━━━━


 ◎「独立国家として」在韓邦人保護は自衛隊で朝鮮半島有事に石破茂氏

自民党の石破茂元幹事長は9日の派閥会合で、朝鮮半島有事における韓国在留邦人の保護には自衛隊が当たるべきだとの認識を示した。政府は状況によって在韓米軍への協力要請を検討しているが、石破氏は「自衛隊本来の責務は自国民の保護だ。それを米国に委ねるというのは独立国家としてどうか」と指摘した。

韓国では、自衛隊の艦船などを国内に受け入れることへの抵抗感が強く、自衛隊の活用に難色を示す可能性がある。小野寺五典防衛相は7日夜のBS日テレ番組で自衛隊による在韓邦人保護について「(韓国政府と)具体的な協議ができていない」と述べていた。

【産經ニュース】2017.11.9 16:35 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎高等教育などの無償化、住民税非課税世帯で検討 政府

政府は、大学などの高等教育と2歳児以下の保育園の費用について、住民 税が課されない世帯(年収約250万円未満)を対象に無償化する方向で検 討に入った。今後、与党との調整を経て、年内にまとめる約2兆円の政策 パッケージに盛り込む。

 教育無償化は、安倍晋三首相が衆院選で掲げた目玉公約。3〜5歳児は 全世帯で幼稚園と保育園の費用を無料にし、高等教育と2歳児以下は低所 得世帯に限って無料にするとしていた。

 検討中の案によると、高等教育では、住民税の非課税世帯の学生を対象 に、国立大学の授業料を原則無料にする。授業料が高い私立大学では、国 立大と授業料の平均額を比べ、その差の半分ほどを国立大の免除額に上乗 せする方針だ。

 さらに、生活費の支援として、返済のいらない給付型奨学金を大幅に拡 充。最も費用がかかる「私大・下宿」の学生の場合、年100万円程度を支 給するとしている。無償化の対象にならない一定の低所得層にも、給付額 を段階的に減らす形で給付型奨学金を配るなど、無償化対象の世帯との格 差が極端にならないように配慮する方向だ。

 2歳児以下については、すでに生活保護世帯と住民税の非課税世帯の第 2子以降などを対象に保育料が無料になっている。これを新たに非課税世 帯の第1子まで広げる。認可外の保育園は対象外とする方向だ。

 ただ、認可園に入れない待機児童の約9割が0〜2歳児に集中してい る。問題が残ったまま無償化の対象を広げれば、認可園に子どもを入れら れた人と入れられなかった人の格差がさらに広がるとの懸念もある。

 いずれも財源は、2019年10月の消費増税の税収増で賄い、増税後に実施 する予定。高等教育の無償化に8千億円弱、3〜5歳児も含めた幼児教育 の無償化に約8千億円が必要と試算している。
朝日新聞デジタル11/9(木) 3:15配信


 ◎【ニュースの核心】プーチン大統領、対北攻撃を容認か トランプ氏 とAPECで会談「準備中」、正念場の日本

ドナルド・トランプ米大統領が、日本を皮切りにアジアを歴訪中だ。最大 の焦点は、「核・ミサイル開発」を続ける北朝鮮問題である。事態は歴訪 中に大きく動く可能性も出てきた。

トランプ氏は訪日に先立ち、大統領専用機(エアフォースワン)の中で 「ロシアのプーチン大統領と会談するだろう」と語った。私はここに注目 する。

両大統領は10日、ベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議 (APEC)に出席する。ロシア側も「首脳同士の出会いを作る準備中」 と確認した。2人は一体、何を話すのか。

トランプ氏は「ロシアが北朝鮮問題でわれわれを助けてくれる可能性があ る」と語っている。ずばり言えば、プーチン氏が「対北圧力の強化」、あ るいは「米国の軍事攻撃を容認する可能性」も出てきたのではないか。

中国は8月に政府系新聞『環球時報』の社説という形で、「北朝鮮が先に 攻撃し米国が報復した場合、中国は中立を保つ。ただし米国が朝鮮半島の 版図を塗り替えようとするなら介入する」という姿勢を示している。

トランプ氏はこの点を8日、中国の習近平国家主席との首脳会談で直接、 確認するだろう。となれば、次に鍵を握るのは当然、ロシアである。

プーチン氏がもし、中国同様、米国の対北攻撃を暗黙裡にでも容認するな ら、トランプ氏は事実上、軍事攻撃のフリーハンドを得る形になる。

そこまでいかなかった*としても、ロシアから制裁圧力の強化を取り付け られれば、金正恩(キム・ジョンウン)体制に打撃を与えられる。

いずれにせよ、緊張が続く目下の局面で、米露両国が「会談調整中」と公 表したのは、ただの日程発表にとどまらない。双方の意見調整が進んでい る証拠とみるべきだ。

一方、習氏もAPEC出席を発表した。こうなるとトランプ、習、プーチ ンの3巨頭がそろって会談する可能性もある。もし実現すれば、正恩氏に は相当な圧力になるに違いない。話の中身次第では、危機終結後の新たな 朝鮮半島秩序を決める「新ヤルタ会談」になる。

そんなトランプ氏が今回のアジア歴訪で真っ先に会ったのは安倍晋三首相 だった。日米の対応策を確認すると同時に、問題解決の鍵を握る米ロ、米 中首脳会談を控えて日米の腹合わせが狙いである。安倍・トランプ関係は それほど重要なのだ。

一部マスコミは「北朝鮮危機の最中にゴルフをしている場合か」などと批 判した。首脳同士がホンネで語り合う重要性をまるで分かっていない。

実際、安倍首相はゴルフを通じて「突っ込んだ話ができた」と語った。 「テーブルを囲んだ会談だけが外交」と思い込んでいるのがピンぼけの偏 向マスコミなのだ。

そんな報道に惑わされている場合ではない。日本が米中ロの駆け引きから 取り残される事態を想像するとゾッとする。ここは正念場である。

 ■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。東京新聞論説 委員。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学 院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自 情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革推進会議委員などの公職 も務める。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア−本当の権力者 は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。最新刊に『ケント&幸洋の大放 言!』(ビジネス社)がある。

【ZakZak】 2017.11.8  〔情報収録 − 坂元 誠〕



━━━━━━━
読 者 の 声
━━━━━━━


 1)あの非礼の限りは論評に値しない:前田正晶

韓国のこの度のトランプ大統領の訪問に際しての晩餐会における所業は、 如何にもあの国らしい非礼且つ低級なやり方だった。私にはこれ以上、何 かあの常識に外れた国際的に見ても非礼極まりないやり方に対して言う言 葉を知らない。即ち、放っておけば良いとすら思うし、あのような国に対 しては今後はは無視しても良いだろうとすら考えた。菅官房長官も記者会 見でヤンワリと非難されだけだったが、あれでは上品に過ぎて彼らにはそ の意図が通じないのではと恐れた。

私はこういう時こそ我が親愛なるマスコミが奮起して、安倍内閣を「モリ とカケのように」あることないことをでっち上げて批判し非難する豊富な 語彙を駆使して、韓国の国際的に非常識な振る舞いを非難する記事を堂々 と載せ、遍く海外向けに知れ渡るように発信し、侮蔑されるように努力す べきだと思う。

日頃アメリカのメデイアのfake news を嬉々として採り上げてトランプ大 統領を貶めている力を、こういう面で発揮して、偶には少しはお国のお役 に立って見ろと言いたい。


 2)アメリカと中国の首脳会談:前田正晶

9日のこの時刻では、既にこのトランプ大統領の我が国を始めとするアジ ア歴訪の最大に重要な会談は開始されているはずだ。私はこのつい先頃ま で世界最大且つ最強の国だったはずのアメリカの大統領が、何十年でも中 国の指導者を続けるとの意思を明確に示した天上天下唯我独尊の独裁者に して何をどのように語り、如何なる問題をどのように決着するかを、未だ 嘗てなかったほどの関心と危機感で見つめている。

ところで、8日にトランプ大統領が韓国の議会で演説された内容はPrime Newsで英語のままに聞けた。その内容は格調云々を除けば見事なほどに対 DPRK対策とでも形容するか、かの国に対するアメリカ大統領の考えと決意 が表明されていたと聞こえた。

「親DPRK」であるはずの韓国の国会議員たちが、トランプ大統領が拍手を 促すかのように間を置いた際に一斉に拍手をしたのは、仕込みかと疑わせ てくれたほど強烈だった。

私の関心の一つには「トランプ大統領があの強烈なDPRK対策を習近平との 会談で、何処まで穏やか且つ強気で打ち出す用意があるか」という点があ る。即ち、トランプ大統領が何もこの重大な案件のみならず、他の話題で も習近平を押し切るような姿勢で臨むかという関心だ。DPRK問題以上に 「アメリカファースト」主義の上では、トランプ大統領にとって重大な案 件に「貿易赤字」の解消とまでは行くまいが削減の案件があるはずだ。

そうでもなければ、ロス商務長官を中国だけに派遣し、30数名とか報じら れている財界人を連れて行かなかったと思っている。これは我が国に対し ては不要な姿勢だった。私は中国の文化で重大な事柄である「面子」があ る以上、習近平がトランプ大統領の面子を立てる姿勢は見せると思ってい る。即ち、この問題は対DPRKの核兵器やmissile と比較すれば、単純明快 で取り組みやすいのだから。

私はアメリカの対日貿易の姿勢を長い年月批判してきたが、「買っておき ながら苦情を言うな。イヤならばか買わねば済むことだろう。自国内で産 業界を空洞化して輸入に依存せざるを得なくなった国にしたのは誰だ」と いうのが、内側からアメリカを見てきたからこそ言えたのだ。中国だっ て、ほぼこれと同じような非難的なことが言えるような対アメリカの貿易 を続けてきたはずだ。

具体的な例を挙げれば、中国がアメリカに大量に売り続けてきたのが(我 が国が嘗て苦情を言われた繊維製品の輸出と同様で)非耐久消費財で、ア メリカの粗雑な労働力と産業構造では最早輸入に依存する道しか残されて いないのだ。もしも、習近平に「買い続けたのは誰だ」と言われてトラン プ大統領に反論できる根拠の持ち合わせがあるのか。では、その赤字解消 の為に「我が国に迫ったように兵器を買え」トランプ大統領が言えるのか。

私はボーイングを始めとするような製品は一時的は大量の購入契約は出来 ると思う。それはそれで結構だが、それは短期的なことだ。私がロスアン ジェルスの郊外で見た広大なファッション・デイストリクトに溢れかえる 中国製の衣料・雑貨類の輸入を、アメリカは短期的に減らすことは可能か も知れないが、止めることが出来るはずがないと思っている。仮令減らし ても、他の国から入るだろうよ。

私が長年勤めてきたアメリカの紙パルプ産業界は、世界最大の紙・板紙の 生産国である中国に対する世界最大のパルプと古紙の輸出国だ。そうかと 言って、この輸出を増やさせてしまえば、世界最大の紙類の輸出国である 中国から益々安値の紙が世界市場を駆け巡るだけの結果に陥るかも知れな い。私は問題はロス商務長官とトランプ大統領が対中国貿易の実態を何処 まで認識して習近平と語るかだと思っている。

ここまでは極めて穏やかな話題である。その他に控える恐ろしい問題に は、私は習近平が目指しているとしか思えない「一帯一路」が暗示するよ うな世界最大の強国となって制覇する野望があると思っている。安倍総理 は太平洋インドと表現されたが、南シナ海における埋め立て作戦を見てい れば、習近平の野望は尽きることがないと危惧する。

これらの問題をトランプ大統領が何処まで衝いていくかだと思う。そこに 見える不安は櫻井よしこさんが週刊新潮でしておられた、名うての親中国 派の巨頭キッシンジャーとのトランプ大統領と会談があった。

キッシン ジャーの助言に大統領が傾けば、それ即ち、我が国に対しては 好ましから ぬ影響が出てくると危惧するのだ。安倍総理がその辺りをど れほどトラン プ大統領に助言されていたかが、 sidekick の影響力と なって現れて欲し いと期待するのだ。



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━

10日の東京湾岸は快晴、爽快。


9日の東京湾岸は快晴。散歩は爽快だった。夕方は久し振りに向島の洋食 屋『あきら』に義姉夫婦と一緒に出掛けた。ビーフ・シチューを肴に焼酎 とい うのは美味。

そういえば朝食には毎日、納豆を食べる。昔、三島由紀夫と呑んだ際、三 島の好きな女優が六本木で納豆を食べてましたよと教えたら、「ワタナベ さん女優が納豆を食べてどこがいけないんですか」とたしなめられた。自 決した年の正月、赤坂の『岡田』という料亭でだった。後に外務大臣とな る園田 直代議士と一緒の席だった。三島が自決したとき、時の総理大 臣・佐藤栄作は「狂気の沙汰」と吐き捨てたが、園田さんは政治家でただ 一人弔問に出かけた。


                         読者:5574人 





◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら
→ http://melma.com/contents/taikai/

渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>



規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
Score!: 97 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。