政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4506号  2017・11・4(土)

2017/11/04

   
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4506号
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           2017(平成29)年11月4日(土)



      あまりに国民をバカにしていないか?:阿比留瑠比

  「措置入院」精神病棟の日々(69):“シーチン”修一 2.0

             「トランプ文書」疑惑:Andy Chang                         
                                                                                                                                    話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4506号
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あまりに国民をバカにしていないか?
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           阿比留 瑠比

あまりに国民をバカにしていないか? 野党とメディアも問われた選挙 

民意無視の印象操作

蓋を開けてみると自民党の完勝に終わった今回の衆院選は、5年近くに わたる安倍晋三政権の信任を問うものだった。ただ、国民はそれだけでな く、野党やマスメディアの姿勢もまた、問うていたのではないか。

7月の東京都議選で「神通力」を発揮した小池百合子知事が代表に就任 し、一時は政権交代もあり得るかと思わせた希望の党は、あれよあれよと いう間に失速していき、希望は失望へと変わった。

「きつい言葉だった。傷つけるつもりはなかった」

小池氏がこう反省を示す「排除発言」が、国民の反感を買ったとされる が、失敗はそれにとどまらない。選挙戦で、小池氏が森友・加計学園問題 を連呼しだしたことで新味が薄れ、「これでは旧来の民進党や共産党と変 わらない」とがっかりされた部分も大きい。

主要メンバーの顔ぶれがほとんど菅直人内閣と重なる立憲民主党のほう が、左派色が明確なだけ分かりやすく、反自民票の受け皿として選ばれた のだろう。

そしてより深刻な惨状を呈したのが、メディア報道のあり方だった。事 の軽重も優先順位もあったものではなく、ひたすら「モリカケ」「モリカ ケ」と一つ覚えのように粘着する姿はグロテスクだった。

せっかく民意を国政に届ける機会なのに、一部のメディアは安倍首相が 「国難」として提示した北朝鮮危機も少子高齢化問題もそっちのけで、モ リカケにこだわっていた。特に突出していた朝日新聞は、首相が衆院解散 を表明した9月25日以降、解散の意味を矮(わい)小(しょう)化し続 けた。

森友・加計問題とあわせ、首相にとって不都合な状況をリセットする意図 は明らかだ」(26日付社説)

「『疑惑隠し』があからさまな今回の判断に、大義は見いだせない」 (同日付根本清樹論説主幹コラム)

「首相の狙いは明白である。森友学園・加計学園の問題をめぐる野党の 追及を消し去り、選挙準備が整っていない野党の隙を突く」(29日付社説)

「『疑惑隠し解散』との批判にどう反論するのか。(中略)説明責任に 背を向ける首相の政治姿勢こそ、選挙の争点だ」(10月6日付社説)

「共産党の志位和夫委員長は首相に『森友、加計学園疑惑隠し。これ以 外にない』とただした。その通りだろう」(9日付社説)

「選挙準備が整わない野党の隙をつくとともに、森友学園・加計学園問 題の追及の場を消し去る」(11日付社説)

 「大事な政策論議の前にまず、指摘しておかなければならないことがあ る。森友学園・加計学園をめぐる首相の説明責任のあり方だ」(12日付 社説)

 「この解散総選挙も、森友・加計疑惑を隠し、逃げるという本性におい て類似のもの」(18日付福島申二編集委員コラム)

「森友・加計問題への追及をかわす大義なき解散−−」(23日付社説)

目についたものをざっと拾っただけだが、よくもこれだけ同じことを書 き続けられるものだ。

だが、読者に特定の見方を刷り込み、言うことを聞かせようという底意 がすでに国民に見透かされているのは、まさに今回の選挙結果が示す通り である。

野党も一部メディアも、国民をあまりにバカにしてはいないか。
産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】2017.10.24



          
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「措置入院」精神病棟の日々(69)
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       “シーチン”修一 2.0

食材宅配のショクブン(本社・愛知県)を前身のヨシケイ時代から10年以 上利用しているが、11月第2週で関東での業務を終了するという。価格競 争と人手不足で赤字になり、先行きも不透明だから関東から撤収、お膝元 の中部地方で踏ん張り、再起を期す決断をしたのだろう。

わが家は基本的に夕食材を発注し、それが毎日届き、小生が料理をしてい るのだが、夕食の支度を完了するまでに1時間ほどはかかる。専業主夫だ から苦にはならないが、共稼ぎで奥さんもフルタイムだと、奥さんは結構 疲れるのではないか。

帰宅する、洗濯物を取り込む、料理する、片付ける、朝食の準備をする、 洗濯物をたたむ、風呂掃除と湯沸かし、子供の世話・・・エンドレスだ。

料理はできる限り手を省きたい、オリジンキッチン、スーパーやコンビニ の惣菜、あるいは冷凍物で済ませようという方向へ向かわざるを得ないの ではないか。食材宅配を頼めば買い物に出かけなくてもいいけれど、結 局、料理はしなくてはならない。

結局、食材宅配というビジネスモデルは市場、特に首都圏市場での変化に うまく対応できなくなったのだろう。変化に対応できなくなったら、自ら が変わらざるを得ない。経営資源を中部に集中しようとなったのだろう。

ショクブンで思い出すのは2011/3/11大地震・大津波・原発事故の際の対 応だ。いつもは正午前後に届くものが、夕方になっても届かない。サプラ イチェーンがずたずたになったのだからどうしようもない。そういうひど い状況の中でもショクブンは必死で食材を集め、配達した。大したもの、 小生は感激、感動した。日本はすごい、日本人はすごいと誇りに思ったも のである。

さて、中共の党大会が終わった。習近平派、江沢民派、胡錦濤派、それぞ れ満足ではないが、「まあ良しとしよう」という感じではないか。江沢民 派は北朝鮮を使嗾してミサイルをぶっ放し、習近平を牽制していたが、不 満はあるもののとりあえずは手打ちとなったから、北は暫くは大人しくし ているだろう。

中共軍部(江沢民派、胡錦濤派)はしっかり予算を確保できそうだから、 南シナ海でもあまり目立つことは控えるかもしれない。

習近平は一帯一路でゴーストタウン、ゴーストロード造りに精を出すだろ うが、これは現代の万里の長城みたいで、かなりの無駄な投資になるだろ う。習近平の中2レベルで止まったオツム(文革の下放で学業停止)で は、「大規模企業は国際競争に勝つ」というビジネスモデルしかなく、合 併で巨大国営企業を作っている。常に先端技術/ビジネスモデル競争の トップグループにいないと入賞できないよ、「中進国の罠」から抜け出せ ないよ、ということが分かっていない。

多彩、多様な議論、研究を拒む共産党一党独裁では頭脳流出は止まらない だろうし(留学生の多くは1500万円の報奨金を用意しても戻ってこな い)、漢族の生き甲斐である「蓄財蓄妾美酒美食」の否定では人民のやる 気も萎えるばかりではないか。

世界が中共に媚びているのは14億の消費市場が魅力的だからで、人件費が 安い「世界の工場」で投資をかき集め、中産階級を増やしていった時代は 終わりつつある。

5年後に中共党大会があるのかどうか、かなり難しいのではないか。

間もなく10/29、小生の発狂1周年だが、1年後も生きて2周年を祝う、呪 う、悔いるのかどうか、すこぶる怪しい発狂亭雀庵の病棟日記から。

【2016/12/28】*45年前、1971年のこの日の夕方、20歳の小生は千葉刑務 所を出所した。波乱万丈の人生だったが、それを否定も肯定もできない。 それがあったから今の自分があるのだが、それがなければどんな自分が あったのか、想像がつかない。複雑な思いだ。

この世は分からないことだらけだ。「女性に年齢を聞くのは失礼」となっ たのはいつか、誰が言い出したのか・・・5W1Hを知りたい。この考え、判 断のもとには「女は若い方がいい、年増はいけない」という価値観がある はずだ。これは女性蔑視ではないのか。

女が主に消費行動を起こすのは、「可愛い、美味しそう、素敵、安い」と いうKOSYによるのではないか。女が女を見るときもKOSYで、「あの子、お 高くとまっていないから、同性から見ても可愛いわ」「素敵ねえ、センス がいいわ、若くて新鮮、ピチピチ。男がほっておかないわよ」とかで、 KOSYは価値があるわけだ。

女はいくつになっても若々しく綺麗でありたい、男からも女からも称賛さ れたい、そういう“商品価値”を維持したいから「年齢を聞いてはいけな い」のだろう。

男はどういう基準で伴侶を選ぶのだろう。若ければいい、美人ならいいと いうものではないだろう。人並みの知恵、良識、社会経験、キャリア=生 活力、つまり「生きる力」がKOSYよりも重視されるのではないか。若いと か可愛いなどというのはせいぜい10年ほどの賞味期限で、「生きる力」が なければ話にならない。

(修一:芸者を落籍(身請け)して嫁さんにし、親兄弟から絶縁された荷 風は「或時は(芸者、娼妓などを)家に納?(い)?れて箕帚(きそう、ハタ キとホウキ、つまり掃除などの家事)を執(と)らせたこともあったが、然 しそれは皆失敗に終った」と書いている。

芸者上がりの夫人を2人知っているが、旦那さん曰く「男が女に惚れてい る分には“浮気”ですみますがね、女が男に惚れると大変なことになります よ」と視線を奥さんに向けていた。

奥さんは三味線以外はまずできなかった。妓楼や置屋の主人にとって彼女 たちは大切な商品であり、水仕事で手が荒れたりしたら困るから、家事は 何もさせなかったのである。この辺は露伴の娘、幸田文の「流れる」に詳 しい)

イメルダ・マルコス夫人(元ミス・フィリピン)を見るといつも思うのだ が、どんな美人でもオツムが弱いと美しく老いるということがない。老 残、老醜になりやすい。中身が大事なのだ。

女から見て男は「三高」、高学歴、高給取り、高身長がいいとされている ようだ。高給取りは、それなりに市場価値があるとされているのだから意 味はあるが、高学歴、高身長はあまりあてにはならない。

タフで優しくて仕事ができる男が良さそうだが、なかなかいそうにないか ら、そういう方向へ旦那を調教したらいいと思うものの、生の人生ゲーム はとても難しく、なかなかそんな具合にはいかないだろう。

(修一:女友達は「気は優しくて力持ち」の男が大好きで、機動隊員と別 れた後はヤクザと付き合っていた。これにはビックリ! その後は学校に 来なくなったが、極妻にでもなったか、あるいは湯船にドボンか・・・)

*10:00から11:00、作業療法、ようやくオートバイのペイント開始、と ても面白い。

*14:50〜16:30、グループミーティング「わかば」最終回。昔の正月を 皆楽しく回顧した。餅つき、独楽まわし、羽根つき、凧揚げ、お雑煮、お 年玉・・・表では子供たちの楽しそうな声がしていたっけ。

昭和30年代、戦後の日本はまだまだ貧しかったが、子供も大人も明るく楽 しそうだった。懐かしいなあ、思えば遠くへ来たもんだ・・・昭和39年、 1964年の東京五輪あたりで古き良き「三丁目の夕日」は沈んでしまった。

今日で御用納め、明日から1月3日まで年末年始休暇になる。小生は毎日が ホリデーだが・・・(つづく)2017/10/26




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「トランプ文書」疑惑
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     Andy Chang

数日前に配信したウラニューム・ワン疑獄について3大テレビは今日に なっても報道しないが、FoxnewsとWashington Timesの報道によると議会 の情報調査委員会(House Intelligence Committee)と監督委員会 (House Oversight Committee)がウラニュームワン疑獄の調査を始める と発表したのでNYタイムスが関連記事を出した。来週になるとこの問題に ついて新しい報道が出るかもしれない。

このあと24日になってウラニューム・ワンの外にもう一つのスキャンダル が発表された。去年の選挙の際にヒラリー・クリントンと民主党が民主党 全国委員会の弁護士Marc Eliasを通してFusion GPSと言う情報調査会社に トランプとロシアの関係の調査を依頼したと言うニュースである。

調査を依頼されたFuson GPSは英国の元MI6情報員Christopher Steeleを雇
ってロシアでトランプに不利な情報を集め、11月の投票前に「トランプ文 書(Trump Dossier)」を作成してMarc Elias弁護士に提供したというの である。

なお、Elias弁護士はワシントンのPerkins Coie法律事務所の弁護士である。

「トランプ文書」の存在は既に2017年1月には報道されていたし、選挙の 前に政敵に不利な情報を集めるのはよくあるが、問題はヒラリーと民主党 が「トランプ文書」の調査資金を提供していたことを隠して報告しなかった。

これは連邦選挙法に抵触すると言う。しかも提供した金額が大きかったの で用途に問が生じている。外国ロシアでトランプの身辺調査をすることが 選挙法に抵触するかどうかもわからない。おまけに国会情報委員会の資金 往来についての質問にFusion GPSは黙秘権を行使したのだ。

更にわかったことはFBIもトランプ文書についてSteeleに金を提供してい たと言う。これが事実なら政府の調査機関であるFBIが違法に選挙介入し ていたことになる。

報道によるとトランプの身辺調査をFusion GPSに依頼したのは共和党の 「ある人物」だったと言う。この人物の名前は今もわかっていないが、彼 はトランプが共和党の大統領候補に決まったあと調査をストップし、その あと民主党党首とヒラリーがFusion GPSのトランプ調査に資金を提供した と言うのだ。

11月の総選挙でトランプが当選したあと民主党側はロシアのプーチンがト ランプの当選を助けたと主張した。外国政府がアメリカのせんきょに介入 したからトランプは当選無効であるというのだ。

これが「トランプのロシア癒着」と言われ、民主党側が司法部に徹底調査 を要求した。司法部はロバート・マラー元FBI長官を特別検察官に任命し た。ところが今年5月から今まで調査してもトランプのロシア癒着は何も 証拠があがらず、しかも今回の「トランプ文書」にヒラリーと民主党の でっち上げたフェイクニュースだったと言う。つまりトランプのロシア癒 着調査はブーメランのようにヒラリーに返ってきたのだ。

●トランプ文書

最初にトランプの調査を依頼した共和党側の「ある人物」についてはいろ いろな名前が挙がったが、25日にWashington Beaconが調査を依頼したと 発表した。Washinto Beacon は保守系の新聞社で、発表によると2015年の 年末にトランプの身辺調査をFusion GPSに依頼したと言う。しか2016年5 月にトランプが候補者となったので同社は調査を中止した。

このあと民主党の党首ショルツとヒラリーがFusion GPSに資金を提供して 調査を続け、Fuson GPSはSteeleに調査を依頼した。SteeleはTrump Dossierを作成しFusion GPSから民主党の弁護士Eliasに渡されたのである。

報道によると国会で諮問を受けた民主党党首のDebby Wasseruman Shultz とヒラリーの選挙対策本部長Sidney BrumenthalはFusion GPSに対する金 の提供を否定したと言う。また民主党の弁護士Marc EliasもPerkins Coie 法律事務所の関与を否認した。真偽のほどは今後の調査で判明するだろう。

●金額の大きさ

問題は提供した金額の大きいことと金額の大きさを正確に選挙委員会に報
告しなかったことである。最近発表された選挙財務記録によると、ヒラ リーの選挙事務所は2015年6月から2016年12月までに560万ドル、民主党は
2015年11月に360万ドルをPerkins Coie事務所に払ったと言う。

つまりElias がPerkins Coie事務所の関与を否認したのは真っ赤な嘘であ る。しかもこの合計920万ドルも不確かでPerkins Coie事務所の発表では 1240万ドルだった。

問題はヒラリー側が多額の資金を提供してトランプの身辺調査を選挙委員
会に報告しなかったこと、Fuson GPSがSteeleに幾ら払ったか、Steeleの 金の用途も不明である。Fuson GPSは情報委員会で黙秘権を行使した。

まだある。FBIも金を出していたと言うのである。トランプのロシア癒着 は調査を始めて年たっても証拠が挙がらず、ウラニューム・ワン疑獄、ト ランプ文書疑惑と、続いてオバマ政権とヒラリーと民主党に不利は情報が どんどん出てきた。国会はintelligence CommitteeとOversight Committeeの2つの委員会を設置して調査を開始した。実際の「ロシア癒 着」はオバマとヒラリーだった。この2つに関わったFBIと司法部も調査 の対象となるはずだ。


            
            
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話 の 耳 袋
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 ◎安倍首相、女性支援のイバンカ氏基金に57億円拠出を表明

安倍晋三首相は3日午前、海外の女性指導者らを東京に招いて女性政策を 議論する国際シンポジウム(女性版ダボス会議)の関連行事に出席した。 あいさつでは、トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官が設立に関 わった、女性起業家を支援する基金への5千万ドル(約57億円)拠出を表 明した。

 来日中のイバンカ氏も関連行事に出席して講演。5日のトランプ氏の来 日を控え、友好ムードを演出した形だ。

 首相は「日本は世界で女性活躍の旗を高く掲げ、強い指導力を発揮して いく決意だ」と強調。女性起業家への期待を示した上で「イバンカ氏が主 導した基金を強く支持する。世界中の女性たちが立ち上がれば、貧困をは じめ、世界のさまざまな課題は解決できる」と述べた。

 行事は都内のホテルで開催。この後、国際シンポジウムは3日間の討議 を踏まえた提言をまとめ、閉幕する予定だ。
産経新聞11/3(金) 9:53配信




 ◎ケンタやデニーズも「全席禁煙」 分煙はバイト採れず

居酒屋大手のワタミは、一部の店舗で喫煙ルームを設け、全席禁煙にして いる
2020年東京五輪・パラリンピックに向けて屋内禁煙の機運が高まるなか、 外食業界が分煙席を設けない全席禁煙にカジを切り始めた。先行する日本 マクドナルドなどに続き、日本KFCホールディングスやファミレス「デ ニーズ」も全店で踏み切る。背景には来店客だけでなくアルバイトの従業 員までたばこの煙を嫌っていて、従来の分煙では採用が難しくなってきた ことがある。人手不足が外食各社の背中を押した格好だ。

外食業界は禁煙強化に慎重論が根強い。飲食や飲酒と喫煙は親和性が高 く、喫煙客の反発から短期的な売り上げ減少が避けられないためだ。ただ 若年層の喫煙率が下がるなか、各社は将来にわたって来店してもらうため には禁煙が不可欠とみている。

東京都が屋内を原則禁煙とする条例案を18年2〜3月の都議会に提出する動 きを先取りし、各社は全国の店舗に全席禁煙を広げようとしている。多く は席と別に喫煙スペースを設けるが、敷地内では一切吸えないようにする ケースもある。

日本KFCは約1150店舗ある全国のケンタッキーフライドチキンで全席禁煙 にする。18年3月までに約320店舗の直営店を完全に禁煙にし、約830店舗 のフランチャイズチェーン(FC)店は改装に合わせて順次切り替える。FC 店には当初、慎重論もあったという。近藤正樹社長は「今後の顧客の主体 になる家族層に配慮した。将来に向けた一手だ」と語る。

セブン&アイ・フードシステムズも約380あるすべてのデニーズを原則禁 煙にする。壁紙を取り換えたり、喫煙ルームを置いたりする設備改修に順 次着手する。

各社はあらゆる年齢層で嫌煙家の広がりを感じており、「喫煙席の周辺に すら嫌悪感を示す人が多くなった」(大手外食)との声が聞かれる。喫煙 客が離れても「長期的には家族客の定着で売り上げは回復する」(日本 KFC)とみている。

居酒屋も例外でなくなりそうだ。串カツ田中は10月から新川崎鹿島田店 (川崎市)で週末を全席禁煙にした。1階が喫煙席、2階が禁煙席だが、家 族客から全席禁煙を望む声が多かった。実験的に実施し、週末の全国の店 に広げる検討を始める。ワタミも一部店舗で同様の試験を始めた。

外食大手で全席禁煙は日本マクドナルドやロイヤルホスト、スターバック スコーヒーなど一部にとどまる。家族客が中心だったり、店舗のイメージ を重視したりする外食が採用していた。

それが広がるのは東京都の受動喫煙防止に向けた動きが原因だ。20年の東 京五輪・パラリンピックをにらみ、屋内を原則禁煙とする罰則付きの条例 制定に動いている。全国の自治体に波及する可能性もある。サイゼリヤは 「都の条例制定を前提に先に動く」(堀埜一成社長)としており東京都と 埼玉、千葉、神奈川の3県で新規出店の全席禁煙を決めた。

外食業界は人手不足が深刻だが「喫煙席の吸い殻の掃除が嫌で辞める人も 多い」(大手外食)。非喫煙の店員が喫煙席で接客するのはストレスが大 きく、分煙は店舗運営上も問題になりやすい。

喫煙者が多い喫茶業界は「条例の制定を待つ」(ドトールコーヒー)と慎 重な姿勢を崩さない。ただ客が店舗に禁煙を求めるケースは増えると各社 は感じている。家族層の呼び込み、人手確保、店舗運営のあらゆる面で全 席禁煙が避けられなくなっている。

[日本経済新聞朝刊2017年10月21日付を再構成]
NIKKEI STYLE11/3(金) 7:47配信


 ◎<生活保護>30年ぶり等級見直し 大阪市引き下げも

厚生労働省は、生活保護受給額の等級(ランク)を示す市区町村ごとの 「級地」を30年ぶりに見直す方針を固めた。等級の下がる自治体は受給額 が低くなる。現在最上位の大阪市などが引き下げ対象に想定されている。 同省は生活水準の地域差に関するデータ収集を始めるなど市区町村を新た な等級に振り分けるための基準作りに着手。早ければ来年度にも入れ替える。

 等級は「級地」と呼ばれ、全国の市区町村を6段階に分け、級ごとに生 活保護費のうち生活費相当分が決まっている。見直しは、バブル景気最盛 期の1987年に3段階を6段階に細分化したのが最後だ。

 市町村が合併すると最も高い等級の自治体に合わせる。平成の大合併に よって、87年当時の3253市町村のうち約25%に当たる821市町村が「格上 げ」になった。例えば、京都市の旧京北町は合併で5番目から最上位に なった。

 一方、総務省の全国消費実態調査(2009年)を基に、財務省が同じ等級 内の都市について所得の低い世帯の消費額を分析したところ、最大1.6 倍の格差があった。大阪市と横浜市はいずれも最上位で受給水準は同じだ が、横浜市の消費額は大阪市の1.28倍と高い。財務省の財政制度等審議 会は昨年10月、厚労省に「実態が大きく異なっている」として見直しを求 めていた。

 ただ、30年も見直しがなかったのは、生活水準を客観的に見極めるのが 難しいからだ。等級を決める基礎資料となる全国消費実態調査は全国5万 6400世帯を対象にしているが、自治体ごとではデータが少なく、信頼 性が高くない。厚労省は他の統計も活用して補完する考えだ。

 現在、最高ランクの地域に住む高齢夫婦2人世帯の生活費分の受給額は 月約12万円。1ランク下の地域に引っ越したら約5000円減、2ランク下 では約1万1000円減になる。
毎日新聞11/3(金) 8:00配信


  【ことば】生活保護の級地

 生活保護費のうち生活費分について、物価や生活様式の地域差に合わ せ、市区町村ごとに差を設けている。6段階あり、最上位は東京23区や横 浜市、大阪市などで、受給世帯の40%に当たる約64万1000世帯が属する。 最低は兵庫県篠山市や愛媛県宇和島市などで受給額は最上位に比べ20% 低い。


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読 者 の 声
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 1)旧交を温めた2時間半:前田正晶

2日は幼稚園に入る前の幼児の頃からの友人(正確には隣人)で、2歳年上 の某通信社のOBの方と久し振りの日比谷のアラスカで2時間半も昼食を挟 んで懇談した。内容の公開はさて措いて、彼も「トランプ大統領の支持層 は揺るがず固い。彼は既に2期目の準備を開始していると聞いているし、 それは驚きではない」と指摘された。

私とも同意された点は「如何にも Twitterでの言葉遣いなどは粗暴なよう だが、インフラへの投資政策による雇用(=jobの創造、財源が何処にあ るのかな)、移民問題への対応、、メキシコ国境の壁等は明らかに支持層 の人気を保証するようだ」と言葉少なく語っておられた。

私が意外だったのは、彼のところには反トランプのインテリ層の厳しい大 統領批判の生の声が伝わっていないかのように聞こえたことで、寧ろ私
の方が現地との連絡が出来ているかのようだった。後難を恐れて言えば、 この辺りに現地の特派員の方々の取材範囲の限界があるのかと感じた。

彼とは同じ幼稚園の出身であり、その当時のことや先月の皇后様がご出席 となった同窓会や、彼と中学・高校の同期だった親友が(残念ながら既に 亡くなってから10年以上も過ぎたが)が我が紙パルプ業界の戦前の大有名 人のお孫さんだったこともあって、3人で定期的に昼食会で語り合ってい た思い出も数多い話題の中の一つだった。。

アッという間の150分だった。現在の私の体調ではこの長時間の語り合い は多少負担になるかと思ったが、全くそういうことにはならず、、旧交を 温めて楽しい時間となった。私にとっては、テレビに登場するマスコミOB の有名人の裏話などは変興味深いものがあった。振り返ってみれば、80年 を超えるお付き合いで、その有難味も一入だった。



 2)2日夜の野球は面白かった:前田正晶

既に「二塁手が安定していない球団は弱い」と指摘した。だが良く考えて みれば、これはソフトバンクにも当てはまるのだった。ここでは14年目の 明石と12年目の川島を交互に使っている。10年以上もプロで野球をやって いながら正選手になれていないというのは、どう考えてもおかしい。


つまり、この球団のアナなのである。ここには本来は本多雄一という1億 円以上の年俸を取っている言わば名手がいるのだが、工藤監督は何故か彼 を避けている。ハリルホジッチが香川真司を嫌うのと同じ現象かな?

そのアナの明石が見事に重大な勝敗を分ける場面でエラーをして、DeNAに 2勝目を献上してしまった。昨夜の解説者たちは何に気を遣ったのか温情 的なことを言うだけで「あの下手くそが」に類することは言わなかった。

DeNAの柴田が演じた醜態よりももっと悪かった。緊迫した良い試合だった が、余裕がある方に致命的な失策が出る辺りが勝負の怖さだと思わせてく れた。

中継放送したTBSのアナウンサーはヘボばかりで、ソフトバンクの先発投 手・バンデンハークは責任感に圧倒されたのか力み返って力一杯の速球を 中心に投げ続け、ほとんどが150 km 超えでは明らかに無理があった。監 督に「何回まで保たせよ」との指示を受けていただろうが、それにしても 力みすぎだった。アナウンサその速度を褒めるだけで、解説者に「あれで 良いのか」くらいの疑問をぶつけてみるべきだった。元DeNAの三浦大輔が いたのだから。

工藤監督は救援投手の起用を誤ったと反省したようだが、あの6回に筒香 にホームランを打たれた時には明らかに画面に出る球速の表示が140 km台 に落ちていたので「おかしいな」とは思っていた。そこであのセンターの 奥へのホームランを打たれた。球速表示は153 kmだったようだが、そこま でに取った数多くの三振のような切れがなかったというか、回転数が落ち ていたのだろうよ。

筒香はこのシリーズではソフトバンクの右投げの投手のアウトサイド低め への投球に全く手が出ていなかったのだから、そこにさえ投げていれば何 とかなったのだろうが、あの時の投球はそこには行っていなかった。

あのバンデンハークの失投も敗因の中に入れても良いだろう。私はあの場 面では筒香が捻られていた過去がある左投げの嘉弥真を当ててくると思っ ていた。

DeNAの先発の石田は明らかに責任の重さに圧倒された模様で、コントロー ルも悪く4点も取られてしまったので、反町が出ていないPrime Newsに切 り替えようかとすら考えたが、何となくDeNAがま盛り返しそうな気がした ので、辛抱して見ていたのだ。その結果があのエラーだった。

あの結末では「ソフトバンクは本当は弱いのだ」とでも決めつけたくなる ような負け方だった。もしかして3つも勝ってしまったことで気の緩みが 出たか、DeNA与しやすしとまで見くびったのかとまで疑っている。

今回はここで脇道に逸れて、私の好みではない選手を挙げておこう。先ず は思いがけないところでヒットやホームランを打つソフトバンクの今宮。 肩も強く守備は上手いと認めるが、あの両足を踏ん張った一塁への送球の 形が如何にも野暮ったくてプロらしい洗練されたというか言うのか、垢抜 けしたというか、そういう華麗さがないのが好ましくない。プロは高い入 場料を取って見せるのだから、もっと華麗な野球をして見せて欲しい。

そう言ってから考えると、ソフトバンクの連中の形は皆野暮ったいのだ。 特にあの救援専門の森唯斗のユニフォームの一番上のボタンを外して帽子 の庇を近頃流行の真っ平らにしてかぶる様は、一寸下品すぎる印象だ。私 の毛嫌いする選手の形だ。松田も意外なところで良く打つが、あの空振り した後に歌舞伎で言う蹈鞴を踏むようにバッターボックスから出てくる格 好は好ましくないし、あの「熱男」と叫ぶ振る舞いも何だか解らない。

DeNAも垢抜けない選手が多い球団だと思う。選手ではないがラミレス監督 について出来る通訳の田舎くさいのには辟易となる。誰か1人くらい洗練 された者がいないかと目をこらして見ているが、筒香君を始めとして無骨 者ばかりだ。ではあっても良い選手はいる。

曰く宮崎、浜口、ロペスという具合だ。筒香君は今年は3億円の年俸に相
応しい成績が残っていないと評価するから、日本シリーズで優勝した場合 にのみ褒めることにする。

この球団の選手たちは1.5流以下は揃っているのだが、桑原が見せる粗雑 さが代表するようにキメの粗さが欠陥なのだ。この問題はラミレス監督の 責任ではなく、歴代の監督を責めを負うべき問題だろう。打つ方などでは 打ってはならないか、当たっても安打にはならないような投球に手を出し ては相手の投手を助ける場面が多過ぎる。捕手も「捕逸」が多過ぎる。要 するに『基礎が出来ていない』のである。

今度は再び福岡に行くのだが、明日には出てくるだろう千賀と今永の出来 次第だ。だが、ラミレス監督は井納を残しているので彼を何処かで使う気 だろうが、その辺りの展開が気になる。ソフトバンクはサファテにどう やって繋ぐかだろうが、その前にロペス、筒香、宮崎を抑え切らねばなる まい。DeNAはやはり柳田と内川対策だ。デスパイネ対策は完全に整ったよ うだから。


 3)マスメディアが何をするのかと思えば:前田正晶

トランプ大統領補佐官であり「ファースト・ドーター」とやらの Mrs. Ivanka MarieTrump が来日された。どうやら、この女性は夫婦別姓と言う のかどうかは不詳だが、結婚前の名字を名乗っておられるようで、トラン プ姓のままのようである。

ところが、未だに欧米との文化の違い解っていないのか、例によって例の 如く最初にあるファースト・ネームに敬称を付けて報道している。本当に アホかと思わずにはいられない。

社によって異なるが、「イバンカさん」には未だ幾らか救いがあるが、 「イバンカ氏」があるのには怒る前に笑ってしまった。我が国で女性を呼 ぶのに例えば山田花子氏とすることがあっても「花子氏」とはしないだろ う。毎度も言ってきたことだが、これでは何処の花子さんかが特定できな いではないか。

イバンカさんの場合はトランプ大統領の娘て補佐官に任命されたと再三報 じたから、何処のイバンカかを特定可能だが、如何に何でも「イバンカ 氏」はおかしいと思わない感覚には恐れ入っている。そう思った当方は念 の為に色々と検索してみると、ニューヨーク州法がどうなっているのかな ど知る由もないが、上記のように彼女はトランプ姓のままのようだ。する と、もしかしてマスメディアは「クシュナー夫人」としては扱えないと承 知していたのかも知れない。そうだったのならば、チャンと解説するのが 報道するのが彼らの務めではないのか。

何れにせよ、私は矛先をマスメディアに向けて「もう好い加減に欧米人は ファースト・ネーム、即ち姓名の『名=名前』を先にするのだという文化 の違いを本当に弁えて「ポールさん」だの「マイケルさん」(本当の発は 「マイクル」だがね)と名前(=ファースト・ネーム)を名字のように扱 うのを辞めたらどうだ。

君らがそういうデタラメを止めないから、英語の勉強に熱心な同胞が何時 まで経っても世界最低水順の英語力しか身に付かないのだ」と言ってやり たい。一寸八つ当たりかも知れないが、このくらい言ってやらねば、マス メディアのアホどもには解るまいと思っている。




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身 辺 雑 記
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4日の東京湾岸は、朝のうちは曇天。

「文化の日」の3日、隣の第3亀戸中学校では国旗を掲げ、生徒たちが父兄 の見守る前でテニスの腕前を披露していた。見ていてほほえましかった。 好天である。

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>



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