政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4498号  2017・10・25[水)

2017/10/25

   
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4498号
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           2017(平成29)年10月25日(水)



         次期共産党トップ人事、ほぼ確定と:宮崎正弘

         政権担当の資格はありや希望の党:櫻井よしこ

              ハマナスはナシの訛り:渡部亮次郎
                             
                                                              話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4498号
                            発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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次期共産党トップ人事、ほぼ確定と
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月22日(日曜日)参
        通巻第5493号  
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(速報)
 次期共産党トップ人事、ほぼ確定と中国メディアが一斉に
  胡春華、陳敏爾はともに昇格できず、習近平側近を多く抜擢
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サウスチャイナモーニングポスト、博訊新聞などが一斉に報じ始めた。

党大会開催中にもかかわらず、ほぼ次期執行部人事は「確定」したと分析 している。

それらによれば期待の新星、胡春華、陳敏爾はそろって常務委員会入りを 果たせず、また王岐山の勇退はほぼ本決まりという。

習近平、李克強に加えての5人とは栗戦書、王洋、趙楽際、韓正、王コ寧 だという。

となると栗、趙、王は習近平派。王洋だけが団派。韓正は上海派。3派鼎 立のバランスを維持したかに見せながらも、習派を確実に多数派としてい ることに留意すべきだろう。

いずれにしても、人事の最終的発表は最終日に繰り上げか、あるいは党大 会翌日の一中全会であり、上記の予測があたるか、どうかはそのときまで 待たなければならない。
        
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)貴誌前号書評の小川榮太朗「もりかけ問題」の本質を拝読 し、朝刊を開いたら飛鳥新社の大きな広告です。すぐにアマゾンに発注し たところですが、やはり、これは安倍つぶしのための朝日のフェイク、冤 罪だったのですね。

いまさらながら腹が立ってきました。

選挙結果は今晩分かりますが、与党の大勝をいのりたいところです。
    (BN生、横浜)


            
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政権担当の資格はありや希望の党 
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         櫻井よしこ

安倍晋三氏の自民党を選ぶのか、小池百合子氏の、名目上は希望の党だが 事実上の民進党を選ぶのか、10月の選挙はわが国の命運を左右する政権選 択選挙となった。

それにしても前原誠司氏はどんなことを期待して、150億円に上る政党交 付金と680万票を有するといわれる労組、連合をつけて、小池氏に民進党 を差し出そうとしたのだろうか。前原氏が民進党全員の受け入れを小池氏 に依頼したのに対し、小池氏は安保法制と憲法改正に賛成することという 条件をつけて、1人ひとりの議員の選別をすると言い始めた。

前原氏が、このような小池氏による「排除」の論理を予測して、民進党左 派の切り捨てを目論んだとは思えないが、実はその作業こそ、ある意味で 前原氏に期待されていたことだった。

枝野幸男氏と代表の座を争ったとき、前原氏は民共共闘の見直しに言及し た。だが、代表に就任すると、その基本軸が揺らぎ始めた。笠浩史氏らの 離党はそれが原因だった。小池氏と希望の党が、これから民進党議員の選 別をどのように進めるのかは定かではないが、民進党議員全員が希望の党 にそっくりそのまま移ることはもはやない。

10月1日、枝野氏は、前原氏が「全員」新しい枠組みの中でやっていくと 「あれだけ力強く」説明したので前原提案を了承したと語っていた。恨み がましい氏の主張が、小池氏に通ずるはずもないだろう。

小池氏はこの件について問われ、「私は(前原氏に)考え方が一致する人 と言ってきました」と語り、左派切り捨ての「排除の論理」を民進党が納 得できないのは、民進党の側のコミュニケーションの問題だと言ってのけた。

結局、前原氏の詰めが大甘だったということだ。だがそれ故に見えてきた こともある。私はそれを民進党を考える上での貴重な教訓だと思う。

哀れな姿

民進党の全議員を対象にして、前原氏が自身の案を説明したとき、枝野氏 が語ったように全員が納得した。小池氏の下に結集することに、少なくと も誰も反対せず、全会一致で了承したのである。

私は民進党の支持者ではないが、同党の中の幾人かについては期待すると ころもあった。枝野氏ら左派勢力の人々とは全く考え方は異なるが、それ でも彼らなりの理論を展開する熱意や、彼らなりの筋を通そうとする姿勢 には、一定の敬意を払ってきたつもりだ。

それが一体どうしたのだ。どの議員も皆、泥船から逃げ出すように、民進 党を捨てようとした。そこまではよいが、逃げ出して身を寄せる先が小池 氏である。議席を失えば議員ではなくなる。それがどれ程大変なことかは 多少は理解しているつもりだ。しかし、民進党議員は、議席確保のためな ら、なりふり構わないという哀れな姿である。

彼らにとって小池氏の下に走り込む大義は何なのか。反安倍、打倒安倍政 権か。であるなら安倍政権のどの政策が受け入れられないのか。

だが、小池氏が掲げるのは安倍氏と基本的に同じく安保法制賛成、憲法改 正賛成である。片や、民進党の全議員が安保法制に反対した。安保法制が 成立した後も、つい先頃まで安保法制廃止を唱えていた。そんな人々が、 いま安保法制を掲げ、かつては日本の核武装にも言及した小池氏の下に結 集しようというのか。

彼らは東京都議選のような大ブームの再来を期待したのだろうか。そこに 行けば議席が確保できると考えたのであろうか。政策の違いを物ともせず に議席確保に走る姿を見せて貰ったいま、野合とはこういうものかと実感 する。小池氏の希望の党の実態はまさにここにあるのであろう。

若狭勝氏が希望の党を代表していくつかの報道番組に出ているが、氏は安 保法案採決のとき欠席して反対を表明した。その人物がいま、小池氏の右 腕となり、安保法制に反対し続ける議員は排除するというのであるから、 面妖なことだ。

氏はその件について、法律の細部を取り上げ、反対したことを正当化して いた。だが、2年前のあの場面で、日本が集団的自衛権の行使に全く踏み 込まない道を選んだ方がよかったと、氏は考えているのだろうか。だとす れば、希望の党が掲げる安保政策とは全く合わないだろう。

小池氏の動きは日替り定食のように日々変わるために、明日、何が起きる かわからない。そうした中で、10月1日の今日、この大騒動から意味のあ る事象を拾うとすると、民進党の左派勢力が彼らなりにグループを形成し ようとし、共産党がそれらの人々と連携するために門扉を開けて待ってい るということだ。

連合はどうするのか

大雑把に言えば、これで民進党が左右に2分される。そこで、次の問い は、では、連合はどうするのかである。680万票を有する巨大組織も、連 動して左右に割れるとしたら、瓢箪から駒であろう。

連合は少数派の自治労や日教組が、数の多い民間労組、たとえば電機連合 などを支配してきた。体質の全く異なる官公労と民間労組が無理を重ねて 連携を維持してきたと言ってよいだろう。

肌の合わない2つの労組群が共同歩調をとるなど、そもそも無理なのだ が、一旦連携してしまえば、分かれるのは非常に難しい。しかし、希望の 党に走る議員と別の道を歩む議員とに民進党本体が分裂すれば、連合も同 様に分裂できるのではないか。もしそうなれば、希望の党と民進党のドタ バタ劇にも歴史的な意義が付与されようというものだ。

今、私たちの眼前には北朝鮮有事が迫っている。現状のままでは、日本は この危機に対応できないだろう。たとえば、10万人から30万人規模の難民 が南北両朝鮮から日本に流入することが考えられる。韓国への脱北者の中 に韓国転覆の密命を帯びた工作員が紛れ込んでいるのと同様、わが国にも 武装難民が紛れ込む可能性は十分にある。

北九州や日本海沿岸の鳥取、島根、新潟、秋田など各県に万単位で押し寄 せる難民は警察だけでは手に負えない。陸上自衛隊が主軸となって、仮上 陸を許可し、衣食住を手当し、身元調査、感染症対策などを施して社会の 安全を維持しなければならない。だが陸上自衛隊は14万人弱しかいない。 彼らは北朝鮮有事で軍事的任務もこなさなければならないのであり、その 一方で難民にどう対処できるのか。

日本は早急に法的、物理的な準備を進めなければならない。同時進行で米 朝軍事衝突に関連して、軍事的役割も果たさなければならない。現在の安 保法制を活用して、或いはそれ以上の法整備をして備えなければならない だろう。

このような事態が今年末から来年にも現実となる可能性が高い中で、希望 の党が試されていくのだ。

『週刊新潮』 2017年10月12日号 日本ルネッサンス 第773回


     
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ハマナスはナシの訛り
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    渡部 亮次郎

 「ハマナス」の名は、浜(海岸の砂地)に生え、果実がナシに似た形を
していることから「ハマナシ」という名が付けられ、それが訛ったもの
である。ナス(茄子)に由来するものではない。

ハマナス(浜茄子、浜梨、、学名:Rosa rugosa)は、バラ科バラ属の落
葉低木。夏に赤い花(まれに白花)を咲かせる。根は染料などに、花は
お茶などに、果実はローズヒップとして食用になる。皇太子妃雅子のお
印でもある。晩夏の季語。

東アジアの温帯から冷帯にかけて分布する。日本では北海道に多く、南
は茨城県、島根県まで分布する。主に海岸の砂地に自生する。

1-1.5mに成長する低木。5-8月に開花し、8-10月に結実する。

現在では浜に自生する野生のものは少なくなり、園芸用に品種改良され
たものが育てられている。

果実は、親指ほどの大きさで赤く、弱い甘みと酸味がある。芳香は乏し
い。ビタミンCが豊富に含まれることから、健康茶などの健康食品として
市販される。

のど飴など菓子に配合されることも多いが、どういう理由によるものかそ の場合、緑色の色付けがされることが多い。中国茶には、花のつぼみを乾 燥させてお茶として飲む瑰茶もある。

バラの一種であり、多くの品種が存在する。北米では観賞用に栽培され
る他、ニューイングランド地方沿岸に帰化している。イザヨイと呼ばれ
る園芸品種は八重化(雄蕊、雌蕊ともに花弁化)したものである。

日本においては、ハマナスは北海道襟裳岬や東北地方の海岸部、天橋立
などが名所として知られる。

都道府県の花に指定 北海道
 市町村の花に指定北海道 - 石狩市、紋別市、稚内市、浦幌町、江差町、
雄武町、奥尻町、興部町、寿都町、斜里町、標津町、天塩町

岩手県 - 野田村
青森県 - 青森市、鰺ヶ沢町、大間町、風間浦村、野辺地町
福島県 - 相馬市

茨城県 - 鹿嶋市
新潟県 - 村上市、聖籠町
石川県 - かほく市、内灘町
福井県 - 高浜町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

<ハマナス(浜梨)、ナシが訛ってナスとなったとのことですが、よく見
ると実はトマトのようです。

トマトはナス科のナス属です。食べたら梨のようだから、「浜梨」と書
いてあるものが多いのですが、中国語ではトマトのことを「番茄」とい
い、意味は「外国のナス」、ですので「浜茄」で「ハマナス」と言うの
も、「ハマナシ」よりも洒落ているかもしれません。ちなみに、ハマナ
スはバラ科バラ属です。ハマナスの実を乾燥させたローズヒップティー
もなかなか美味しいですよ。>(唸声)2011・6・13



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話 の 耳 袋
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 ◎衆院選 比例復活、課題浮き彫り 12万票で落選⇔1.6万票で当選

今回の衆院選でも、選挙区で12 万近く得票した与党の前職候補が落選し た一方、1万6千票余りだった野党の新人候補が当選する現象が起きた。 選挙区で落選しても重複立候補した比例代表で復活当選できる「小選挙区 比例代表並立制」の課題が改めて浮き彫りになったといえる。

北海道3区で立候補した自民党前職、高木宏寿氏は11万8961票を得たが、 立憲民主党前職の荒井聡氏に敗退。重複立候補した比例代表北海道ブロッ クでの復活当選も、党最下位で当選した元職と惜敗率3・01の差でかなわ なかった。

 方、京都3区から立候補した日本維新の会新人の森夏枝氏は1万6511 票しか獲得できず落選。しかし、比例近畿ブロックで名簿1位に登載され たことから初当選を果たした。

 前回の衆院選で立候補者全員が当選した沖縄では、4区で自民党前職の 西銘恒三郎氏が勝利し、無所属前職の仲里利信氏らは落選。無所属候補に は比例復活の道はないため、候補者全員の当選とはならなかった。
産経新聞10/24(火) 7:55配信


 ◎野党一本化なら63選挙区で勝敗逆転 得票合算の試算

今回の衆院選は、政権批判票の受け皿となる野党が分散したのが大きな特 徴だ。複数の野党候補(野党系無所属を含む)が競合した「野党分裂型」 226選挙区のうち、約8割の183選挙区で与党候補が勝利をおさめた。一 方、朝日新聞が各野党候補の得票を単純合算して試算したところ、このう ち3割超の63選挙区で勝敗が逆転する結果となり、野党の分散が与党側に 有利に働いたことがうかがえる。

「野党分裂型」の226選挙区は全289選挙区の78%を占める。結果は与党 183勝、野党43勝と与党側の大勝だった。これに対し、「与野党一騎打ち 型」の57選挙区では、与党39勝、野党18勝。分裂型に比べて野党側が善戦 した。

野党が分散した最大の原因は、民進党の分裂だ。民進の前原誠司代表が 衆院選前に小池百合子・東京都知事率いる希望の党への合流を表明。民進 で立候補を予定していた人は希望、立憲民主党、無所属に3分裂した。

 ただ、民進は前原執行部の発足以前、共産党や社民党などとの野党共闘 を進めていた。昨年7月の参院選では、32の1人区で野党統一候補を擁立 し、11勝という成果を上げていた。

そこで、「立憲、希望、共産、社民、野党系無所属による野党共闘」が成 功していればという仮定のもと、朝日新聞は独自に、各選挙区でのこれら の候補の得票を単純に合算する試算を行った。その結果、「野党分裂型」 226選挙区のうち、65選挙区で勝敗が入れ替わり、与党120勝、野党106勝 となった。
朝日新聞デジタル10/23(月) 21:07配信


 
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読 者 の 声
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 1)政治家を志すならば先ず実社会を経験せよ:前田正晶

これは先日あらためて紹介した故緒方竹虎が同家で書生をしていた地元の 名門修猷館高校を経て早稲田大学政経学部の学生が、大学を卒業する時に 教え諭した台詞である。

私は諭された当人から聞いて、そういうものかと思った。私は政治家の手 腕の発揮の仕方にも色々と分野や乃至や種類があるのだろうくらいには考 えている。人によっては政治家になるまでに一定以上の人数で構成されて いる会社、団体のような組織の長を経験しておく必要があるだろうと ズーッと考えてきた。

それは「組織の長たる者はどのように組織を作り上げ、人を動かしていく かを経験しておくことが将来必ず役に立つはずだ」と信じているからだ。 そういう組織と人を統治していくことは県会議員等の地方議員を経て国会 に出来た方には経験する機会も暇もなかったと思っている。

そういう議員が当選回数も少なく、失礼を顧みずに言えば「数合わせ要 員」である間は何の苦労もなく問題も生じないだろう。「組織と人を動
かすこと」は秘書さんたちを使うこととどれほど違うゲームかを学ぶ機会 はないだろ
う。

また、幸運にも閣僚に任じられれば、そこにあるその議員が長となる官庁 は恐らく我が国で最強の部類の組織だろう。新大臣の能力如何に拘わらず 動いていける組織ではないのか。

そのような統治をする能力のことを、我が国の議員たちかマスコミか知ら
ないが、何故か「ガヴァナンス(governance)のようなカタカナ語を使っ て格好を付けてようとしたが、私に言わせれば、英語擬きを使って自らの 至らなさを補おうとでもする企みだろう。Oxfordには”the ability of governing a country or controlling a company or an  norganization” とあるから、意味は間違いではないようだ。

小池百合子さん率いる希望の党はこの度の選挙では、発足当時に豪語した ほどの結果が出ずに議席を減らしたのだが、私はマスコミが挙って貶すよ うな惨敗ではなく、予測できた当然の結末だったと思っている。

その主たる原因の一つとして先ず言えることは、指導者である小池百合子 東京都知事と希望の党の組織の結成と運営と指導の経験が全く無かったこ とがあると思う。しかも、小池さんは自らが掌握した全権を如何に適正に 行使するかを、全く経験してこられなかったので、独断専行も多かった し、発言にも誤りが多かった。推測すれば、側近に人を得ていなかったも 知れないのか、人を見る目を鍛えれる暇もなかったとも言えるだろう。

私は何もここで小池批判を繰り返している気はない。言いたことは「自分 が全権を掌握する組織を作り上げて(「立ち上げる」という妙な表現を流 行らせたの は何処の誰だ!?)それを成長させる経験を積んでこそ指導 者たり得るのである」な のだ。しかも、組織の長は「組織の構成員一人 一人に権限を委譲して責任を持たせて 仕事をさせることが、どれほど恐 ろしいかを知るべきなのだ。その経験なくして部下 に任せる度胸も備 わっていなかったにも拘わらず、何でも自分でやろうと思えば、失 敗す ることが多いのは当たり前ではないか。

それほど簡単ではない自分の組織の運営が滞りなく行っていない状態で、 他社(他党?)との経営統合や合併を企図するのは時期尚早であると言え る。そこ まで企てるのならば、周囲によほどカタカナ語にすれば「ス タッフ」(=参謀)であ る手練れの経験者か法律の専門家がいない限 り、組織の長が狙ったような成果が挙が る確率は低いと思う。

ここで、 いきなりアメリカの会社の例に話が飛ぶが、かの国で は事業本 部長は自ら面接してこれと思う者たちを集めて新規事業に進出を企てるの だ。アメリカ礼賛ではない、飽くまでも比較論の一端である。

矢張り、小池さんの批判の如きになってしまったかも知れないが、私は実 社会(会社勤務でも良いだろう)の経験もなく、そこで自分の責任で組織 を任され て、部下に権限を与えて仕事をしたことがある人が国政の場に 出ていく方が、故緒方竹 虎の言にもあるように、望ましいと考えてい る。では、どのような会社でも良いのか と言えば、そこには容易ではな い選択がある。その人物が会社を選べるのはなく、選 ぶのは会社側の権 限なのだから。


 2)あれは嘗ての菅内閣そのものではないか:前田正晶

枝野幸男が率いる形となった立憲民主党はまさしく菅直人内閣の、あの失 政だらけの無残な無能内閣の閣僚が糾合した政党です。その政党に「反 対」以外の何が期待できるのかという前に、私が呆れ且つ嘆いたことがあ ります。

それは福島原発後の大失政に続き、1ミリシーベルト等の数々のいらずも がなの混乱を生じさせた大失態を演じた民主党内閣の連中を、如何に希望 の党の不手際があったにもせよ、全国であの顔触れを支持する偏向した か、あるいは旧民主党を支持する者があれほど残っていたという、一種の 恐怖感です。つい5年前までの歴史認識の不足現象でしょう。

その立憲民主党を朝日新聞以下が一向に批判したいのは当然でしょう。そ れは彼ら自身が戦後の左翼を以て貴しとなす精神を引きずっている以上、 未だ以て左翼をこそ我が生きる道という考えから脱却できていません。し かも、それを援護する偏向した憲法学者や大学教授たちが数多くいるのだ から堪りません。

だからこそ、枝野は安倍政権を「上から見る政治だから、草の根からの政 治に変えよう」となどとほざくのです。辻元清美が参加したのは理解でき ますが、長妻は不思議だったと思いました。嘗て、国民会議で講演した際 に理路整然として、言わば少なくともリベラルとは聞こえないことを語っ た時には、自民党側の講演者・船田元よりは優れているとの印象がありま したので。


 3)「モリカケ」は司法と会検院に任す問題 ; N.H.

下記に引用の前田氏の感想を、老生は“よくぞ言ってくださいました”との 感をもって読ませていただきました。森友と加計の問題について付け加え れば、森友にかかる諸問題は既に司法府の手に移っていて、立法府が立ち 入る必要はないし、加計にかかる諸問題は大学設置・学校法人審議会の答 申などを待てばよい。緊急の課題ではない。これらの問題の立法府の公正 な解明力には疑問がある。

左翼野党の敗退について言えば、有権者は、彼らの生存環境・国際情勢の 厳しさ(北朝鮮、中国、露国、過激派テロリストなどの無法行為の横行、 自国第一主義の顕在化など)への無感覚さに「NO」と、彼らに政権担当 能力はないと、答えたものと解している。国政政治家は、与野党を問わ ず、過去のしがらみを超えて、国難の克服策に取り組んで行かれることを 願う。

(頂門の一針4497号 2017・10・24(火)読者の声(1)選挙の予測をし てはならぬということはない:前田正晶:より引用はじめ)「問題女史た ちの中では山尾志桜里を当選させた地元の見識を疑い、 豊田真由美はあ れほど悪し様に罵られては、彼女の人格そのものの問題よ りも、マスメ ディアの力の恐ろしさのようなものを感じさせてくれた。

再び小池百合子への批判に戻せば、あの問題発言の後で森友と加計の問 題を持ち出して「安倍総理の説明不足」と批判した節操の無さに「手段を 選ばず」という彼女の正体を見たような気がした。小池さんはあの一連の 問題の実態を承知していたはずの自民党員だったのではなかったか。

それにも拘わらず、あの実態のない偏向したマスコミがでっち上げたと 言っても良い問題を採り上げて安倍政権批判をするとは、見下げ果てた卑 怯な人だと思っている。この件を取り上げたマスコミはなかったが、あれ では朝日や毎日等の新聞の回し者同然の言い草ではないのか。

政治家ではないが1人ウンザリだった者がいた。それは、今朝ほどは痛み 止めの効果が切れた為によく寝ていられずに偶然に見てしまったテレ朝の 「朝まで生テレビ」での田原総一朗の発言だ。彼は「来たるべき国会では 森友と会計問題の説明不足を追及すべきだ」と声を大にして喚き、山本一 太に向かっては「総理に次回の総裁選に出るなと言え」とまで言ってのけ たのだった。お陰様で眠気が覚めた。

あれでは司会者ではなく、単なる偏向した不公平な評論家の一人でしかな い。だが、時の権威者を批判をするのは自由なのかと思って聞いてい た。」(引用終り)




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身 辺 雑 記
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25日の東京湾岸は今にも降りそう。


24日の東京湾岸は平穏そのもの。早朝、家人と共に近くのの都立猿江恩 賜公園を散歩した。散歩は医者に義務づけられた「日課」。糖尿病患者に とって欠くべからざる日課なのだ。

家人の指示により毎週火・金にリハビリ師による治療を受けている。それ が24日だった。あちこちこねくり回されたが、どこがどう良くなったかわ からない。600円。次回は月末31日。


                         読者:5574人 
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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>



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