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頂門の一針

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頂門の一針4497号  2017・10・24(火)

2017/10/24

   
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 わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4497号
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           2017(平成29)年10月24日(火)



      事実を伝えないメディアの責任大きい:櫻井よしこ

  「措置入院」精神病棟の日々(67):“シーチン”修一 2.0

         胡春華、陳敏爾はともに昇格出来ず:宮崎正弘                       
                                                              話 の 福 袋
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第4497号
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事実を伝えないメディアの責任大きい
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            櫻井よしこ
 
「韓国の重大事態から日本が学ぶべき教訓」

小池百合子氏が選挙戦の最前線で、安倍晋三首相への非難を強めている。 小池氏の安倍非難にちりばめられているのが「モリ・カケ問題」「お友達 だ、忖度だ」などの言葉だ。

かつての盟友も何のその、氏はあけすけな批判を繰り返すが、本当に森友 学園、加計学園問題で安倍首相が「お友達」に便宜をはかり、優遇したと 思っているのか。

だとしたら、政権与党で閣僚などの重要な地位にあり、いま東京都知事と しての重責を担う割には、氏の情報収集・精査能力には重大な欠陥があ る。「モリ・カケ」問題で安倍首相が個人として関わった事実のないこと はすでに明らかだ。前愛媛県知事、加戸守行氏らの陳述を読めばよくわか るはずだ。

それにしても、聡明なはずの小池氏をはじめ少なからぬ人々、とりわけテ レビのワイドショーをよく見る人々がモリ・カケ問題で安倍首相への疑惑 を払拭しきれないとしたら、それはメディア側の責任も大きい。事実を伝 えないメディアがいかに人々の判断を狂わせ、国を揺るがすか。韓国で発 生した重大事態が示している。

「統一日報」が10月12日付で、「タブレットPCは私が使った」という記 事を1面トップで報じた。

タブレットPCとは、朴槿恵前大統領弾劾の引き金となった「物証」で、 反政府報道で知られるテレビ局、JTBCが昨年10月にスクープした。 JTBCは、このPCは朴氏の女友達、崔順実氏の所有物で、崔氏が朴氏 の演説の草案などに修正を加えていたことが明らかになったなどと報じた。

報道の翌日、韓国の検察は、PCには大統領による不正行為の「証拠が満 ちていた」と発表、この時から朴氏と崔氏の関係に非難が集中し始め、 「スキャンダル」が暴かれ始めた。事件が崔氏の逮捕、朴氏の弾劾及び逮 捕へ、さらに文在寅政権の誕生につながったことは周知のとおりだ。

ところが、このPCは崔氏のものではなく、朴政権の事務局でSNS業務 を担当していたシン・ヘウォンという女性のものであることが、本人の記 者会見によって明らかにされた。シン氏の主張が事実なら、朴氏弾劾は根 拠を失い、大統領選挙もやり直しが必要となる。それにしてもなぜシン氏 は1年も過ぎてから事実を公表したのか。彼女は次のように語った。

「昨年12月から、(朴氏非難に使われているPCは)自分のPCではない かと、疑惑をもっていた。しかし、検察が実物を公開しなかったために確 認できなかった」

ところが検察が、問題のPCの内容についての報告書を公開したのだ。そ の中にシン氏や当時の閣僚の写真があり、それでシン氏は自分の使ってい たPCだと確信したという。

実は、検察側はPCそのものの公開も、内容についての調査結果の公表も 拒み続けていたが、朴氏の弁護人が粘り強く要請し、裁判所が検察に命令 して、公開させたのだ。

新たな展開を受けて韓国国会が真相究明に動き始めた。ただしこうしたこ とが朴氏の無実証明への第一歩となるかどうかは、まだわからない。なぜ なら、韓国メディアのほとんどがこの重大情報を報道しないからだ。

韓国の報道界には北朝鮮の工作が深く浸透していると言われる。その結 果、メディアには専ら、韓国転覆や対北朝鮮宥和策の実現を目指している かのような論調が満ちている。まさにマスメディアが大韓民国の消滅に向 けて報道しているかのようだ。

一方で、日本以上にSNSなどが普及しているのが韓国で、すでにシン氏 の記者会見は広く拡散され始めている。これからの展開は予断を許さない が、私たちが学ぶべき教訓は、NHKや朝日新聞に顕著な偏向報道を許し てはならないということであろう。

『週刊ダイヤモンド』 2017年10月21日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1203 




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「措置入院」精神病棟の日々(67)
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     “シーチン”修一 2.0

4歳女児が発熱し、10/19、20の2日間預かったが、気力、体力が衰えてい るから疲れ果ててしまった。女児は来たときは38.3度だったが、しばらく すると38.8度になり、ぐったりしている。39度を超すとひきつけを起こし かねないからヒヤヒヤものだ。

30分ごとに小生の3F隔離室から2Fの病室を訪ね、おでこのタオルを取り替 えたり、検温したり。子供は体力がないため急に症状が悪化するから本当 に怖い。「朝見たら死んでいた」というケースを知っているので神経を使う。

とにかく女児の体力を維持するためには、お菓子だろうと何だろうと食べ させなければならない。が、1回吐いてしまった。「柿が食べたい」と言 うので買いに行ったり、プリンやアイスを食べさせたり、ポカリやカルピ スを飲ませたり・・・

万一あの世行きとなれば小生は一生「やっぱりヂイヂには無理だったの よ」と恨まれかねないから、キチ〇イなりに必死で看病する。

一方で忙しくても家事はこなさなくてはならない。女児はちょっと良くな るとしゃべりまくる。静かにしていない。こちらは耳が遠いこともあって 何を言っているのか分からないが、一応は相槌を打ったりしなければなら ない。4歳にしてしっかり女なのだ。小生の病気には静かな環境が必要な のだが、そんなことは言ってられないし・・・

これが2日間続くとこちらがダウン寸前になり、Kが帰宅して女児と夕食を 食べ始めたら一安心、ベッドに倒れ込んだ。

疲れるとろくな夢を見ない。銭湯へ行って服を脱ぎ始めたら小銭を床にば らまいてしまい、指に力が入らないので上手く拾えないで焦りまくるとい う夢で、目覚めてしばらくはぐったりした。

小2の頃まで小生は小児科の常連で、女医のM先生は「修ちゃん、修ちゃ ん」と可愛がってくれた。下半身にいくつも大きな膿疱ができ歩けなくな る奇病で大病院に2週間ほど入院したことがあるが、夜中に発作を起こし て病院から家に「シキュウキタレ」と電報が届いたときは、両親は「修一 は死んだ」と思ったという。

昭和30年代の前半はまだ「富山の置き薬」の時代で、夭折する小児は珍し くなかったのではないか。実際、隣室の、いかにもお坊ちゃま風の少年は 亡くなってしまった。Kによると、小児科病棟は「治る子は目覚ましい勢 いで治るけれど、夭折する子も珍しくない」そうだ。

運命は分からない。66歳まで生きていることも驚きだが、まさか発狂する とは青天の霹靂、まったく想像もしなかったし、日赤広尾病院に勤めてい たKがわが街の精神病院に勤め、急性期病棟の看護師長になるなんて予想 もしなかった。サプライズの連続だ。

産経新聞などが主催している「怖い絵」展の目玉作品はポール・ドラロー シュの大作「レディ・ジェーン・グレイの処刑」だという。ドイツ文学 者・中野京子氏の解説(産経)にはこうあった。

<16歳のジェーン・グレイが処刑された1554年・・・イングランドも日本 も、政権をめぐる熾烈な戦いの渦中にあった。

ジェーンは故ヘンリー8世の妹の孫で、王位継承順位が低かったにもかか わらず、政治の実権を握ろうとする舅の陰謀で玉座に据えられた。たちま ち捕らえられ、10日目には早くも反逆者の仲間入りだ。あとは斧による斬 首刑が待つばかり・・・>

女王の座から速攻で刑場へ、しかも16歳! なんという運命なのだろう。 誰にもまったくの想定外だったろう。

小生はレディ・ジェーンの名をローリングストーンズの歌で知ったが、そ の歌はマリファナの隠語「メリー・ジェーン」を意味し、ボーカルのミッ ク・ジャガーがマリファナに溺れた恋人にサヨナラを告げている歌だとい う説もある。

73歳のミック・ジャガーは昨年12月に8人目の子供が生まれた。奥さんは ナント29歳! 想像を絶する世界。この世は「ハゲーっ!」(奄美語の感 嘆詞)の連続だ。毎日「ハゲーっ!」で忙しい発狂亭雀庵の病棟日記から。

【2016/12/26】*警察官が泥棒をする、消防官が放火する、教育者がハレ ンチな罪を犯す、政治家が賄賂で私腹を肥やしたり不倫したり・・・バレ ルと社会的制裁を受ける。家族も後ろ指を指され、肩身の狭い思いをする。

教育者の子供が犯罪を犯す、宗教家の奥さんが脱税する・・・これも非難 される、父親としての、あるいは夫としての監督責任があるだろう、と。

精神科急性期病棟看護師長の夫が発狂して入院すると、露骨には非難され ないだろうが、妻は面子、誇りを大いに傷つけられ、夫の発病は自分にも 責任があるのではないかと自責の念が募り、悔やみ、悩み、自信を喪失し ていく。

今のKは、そういう状態から抜け出せずにもがき苦しんでいるようだ。も ともといい加減さがないし、若い時に軽度のウツになったこともあるの で、とても心配だ。

*10:00〜11:10、作業療法、オートバイは99%組み立て完了。次回はペ イント作業だ。

【12/27】*入院当初は、特に男は無口だが、挨拶をしていると徐々に心 がほぐれてくるのだろう、17歳の“ドカベン”は笑うようになったし、 “ヒッキー”は挨拶に応えるようになった。“ムッツリ”とは昨夜、初めて会 話し、初めて笑顔を見た。

「暗いと不平を言うよりも 進んで明かりをつけましょう」、昔ラヂオで アナウンサーの石井桃子が「心の灯(ともしび)」という番組を担当して いたっけ。カトリックの番組だろう。

米国ではモルモン教がTVで布教している。モルモン教は(も)世界中に布 教したいから広宣流布には熱心で、信者にさまざまな言語を学ばせて宣教 師として派遣している。TVという最強のメディアを活用しない手はないか ら、日本でもタレントとして活躍している人も多いに違いない。ファンを 作り、信者にしていくのだろう。

組織であればどこでも指示命令系統がある。病院の場合、理事長(オー ナー、創業家が多い)、事務長(総務、経理など)、院長(経営と医療の ツナギ)、医長(外科、内科など)、医師、看護師長、看護師、看護助手 の順か。末端は非正規や派遣の職員で、清掃やシーツ交換などの雑役をし ている。

雑役担当で驚くのは、20歳前後の若い女性が多いことだ。ある程度の規模 の職場は、一定の割合で障碍者の雇用を推奨されているためだろう。高齢 者雇用と同様に補助金が出るようだ。単純反復作業から始めて社会性を身 に着け、適性があれば看護助手に昇格するようだ。

*10:00〜11:10、作業療法、オートバイの補修完了、明日からペイン ト。13:00、風呂と洗濯。(つづく)2017/10/22


   
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胡春華、陳敏爾はともに昇格で出来ず
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月22日(日曜日)参
        通巻第5493号  
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(速報)
 次期共産党トップ人事、ほぼ確定と中国メディアが一斉に
  胡春華、陳敏爾はともに昇格できず、習近平側近を多く抜擢
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サウスチャイナモーニングポスト、博訊新聞などが一斉に報じ始めた。

党大会開催中にもかかわらず、ほぼ次期執行部人事は「確定」したと分析 している。

それらによれば期待の新星、胡春華、陳敏爾はそろって常務委員会入りを 果たせず、また王岐山の勇退はほぼ本決まりという。

習近平、李克強にくわえての五人とは栗戦書、王洋、趙楽際、韓正、王コ 寧だという。
となると栗、趙、王は習近平派。王洋だけが団派。韓正は上海派。3派鼎 立のバランスを維持したかに見せながらも、習派を確実に多数派としてい ることに留意すべきだろう。

いずれにしても、人事の最終的発表は最終日に繰り上げか、あるいは党大 会翌日の一中全会であり、上記の予測があたるか、どうかはそのときまで 待たなければならない。


    
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話 の 耳 袋
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 ◎【朝鮮半島情勢】在韓米軍が家族の退避訓練開始、在日米軍基地への移送も 情勢緊迫とは「無関係」と火消し

 【ソウル=桜井紀雄】在韓米軍は23日、有事に備え、韓国在住の米兵家族らの退避訓練を始めた。27日まで、家族らを米軍基地などに集める手順を確認するほか、一部参加者を在日米軍基地に航空機で移送する訓練も行う。

 韓国国内で米兵家族の退避を対北軍事攻撃の予兆ととらえる見方が広がる中、在韓米軍は、朝鮮半島情勢の緊迫とは関係ない「定例的な訓練だ」と説明し、実施を事前発表する異例の対応を取った。

【写真】 朝鮮半島東岸を航行する米海軍の空母ロナルド・レーガン=21日(ロイター)
<http://www.sankei.com/world/photos/171023/wor1710230018-p1.html>http://www.sankei.com/world/photos/171023/wor1710230018-p1.html
※  関連記事
【北朝鮮情勢】「韓国から個人資産の移動勧める」 非公式警告したトランプ政権高官は「申し分のない立場の人物」
「韓国から個人資産の移動勧める」米政府高官が非公式警告、米情報誌報じる
【北朝鮮情勢】核の標的は「米国のみ」 訪露の北高官が対米牽制
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【野口裕之の軍事情勢】中国軍が強襲する敵は米韓軍ではなく北朝鮮軍! 米中が北を挟撃する日は来るのか? 
【産經ニュース】 2017.10.23 17:21 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎消費税10%への引き上げ焦点 「国難」の目玉、少子化にどう対応

安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」は、衆院選で北朝鮮問題と並ぶ 「国難」と位置づけた少子化への対応加速が課題になる。安倍首相は平成 31年10月に予定される消費税率8%から10%への増税を前提に、増収分の 一部を子育て支援策に振り向ける方針を表明しており、最終的な引き上げ 可否の判断も焦点だ。

国会で急務となるのは、働き方改革関連法案の成立だ。法案は(1)残業 時間の上限規制(2)正社員と非正規社員の賃金格差をなくす「同一労働 同一賃金」(3)高収入の専門職を労働時間の規制から外す「高度プロ フェッショナル制度」創設−など。もともと9月28日に召集された臨時国 会で成立を目指していた。

 長時間労働の是正による育児促進のほか、待遇改善で非正規労働者の経 済的不安をなくし、子供を安心して産み育てられる環境を整備することが 狙いの一つだ。育児中の女性などの労働参加を促し、少子化で減る労働力 を補って、日本経済の成長力を底上げする意味合いもある。

 安倍政権は次の看板政策「人づくり革命」でも教育無償化などを柱とす る2兆円規模の政策パッケージを年内に策定する。3〜5歳児の幼児教育 や低所得世帯の大学教育を無償化し、高齢者に偏る社会保障制度を若者に も手厚い「全世代型」に変える。教育費の負担を減らし出産や育児への心 理的な抵抗感を和らげる狙いなどがある。

 財源として見込む消費税の10%への増税に関し、首相は9月のテレビ番 組で「リーマン・ショック級の事態が起こらない限り、基本的に引き上げ ていく」と強調。「大きな経済的な緊縮状況が起これば、判断しなければ ならない」とも述べた。政府や市場関係者の間では「増税延期に含みを残 した」との見方もある。
産経新聞0/23(月) 7:55配信


 ◎自公勝利、立憲民主党が野党第1党へ 希望、共産は苦戦

第48回衆院選は22日、投票が行われ、一部地域を除き開票された。自 民、公明両党で定数465の過半数(233議席)を制し大勝した。最終的に憲 法改正の国会発議が可能となる3分の2(310議席)が確実な情勢だ。

安倍晋三首相(自民党総裁)の約5年間の政権運営が信任され、来年秋の 総裁選3選に向けて道が開けた。一方、小池百合子代表(東京都知事)の 希望の党は公示前勢力を割り、躍進確実の立憲民主党が野党第一党にな る見通しだ。

自民党は首相が設定していた勝敗ラインの自公両党で過半数をクリアし た。公示前の290議席を割るが、党単独でも過半数を確保する勢いだ。二 階俊博幹事長は22日のネット番組で「内閣に信任をいただいたことはあり がたい。これにおごらず対応していく」と語った。公明党は30議席台をや や上回る程度で、前回衆院選の35議席以上の目標には届きそうにない。 自公で過半数を獲得したことで北朝鮮対応や幼児教育無償化を含めた少子 化対策など重要政策が前進する。

希望の党は伸び悩み、小池氏は22日、出張先のパリで記者団の取材に「私 の言動で不快な思いを抱かせてしまい、厳しい結果につながった。私自身 もおごりがあったのではないかと反省している」と語った。細野豪志元環 境相はテレビ番組で「25日に両院議員懇談会を開き、党人事について判断 する」と述べた。

公示直前に旗揚げした枝野幸男代表の立憲民主党は、比例代表で大幅に得 票を伸ばし、公示前の16議席から倍増以上に躍進する見通しだ。

総務省が発表した午後6時現在の投票率は全国平均で29・99%と、戦後最 低だった前回を4・99ポイント下回る。総務省は同日、期日前投票は2137 万88400人で、前回衆院選に比べ62・54%増えたと発表した。 また、台 風21号の影響で愛知、愛媛、宮崎各県などの離島で投票箱を回収でき ず、22日中の開票ができなくなった。

【写真】
・  自民党本部の開票センターに集まった報道陣=226時47分、
・  自民党本部に入る安倍首相=22日午後7時53分、東京・永田町
・  テレビ局のインタビューに答える希望の党の細野豪志氏。左は樽床伸 二氏=22日午後8時6分、東京都内のホテル
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171022/soc1710220019-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171022/soc1710220019-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2017.10.22 〔情報収録 − 坂元 誠〕




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読 者 の 声
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 1)選挙の予測をしてはならぬということはない:前田正晶

MXテレビの「ニュース女子」で先々週だったか、司会の長谷川幸洋が「あ れはマスコミの自主規制であり、そのような規則はない」と言っていた。

お陰で私とは無縁の世界のことだとは知り得たが、迂闊なことを言っては ならないと思って自粛していた。


結果は希望的観測だった自公政権の3分の2以上の議席獲得に終わった。

産経新聞はこの勝利は敵失によるところがあったと指摘していたが、確か に 小池さんの「さらさらない」と「排除します」は致命傷だっただろ う。そ こで漁夫の利の如き躍進をしたのが立憲民主党だが、良く見れば それに希望の党の分を加えれば旧民進党の議席数を上回っていたのだっ た。矢張り 「敵失なかりせば」の感は濃厚だ。

もとより、私が選挙の結果の予測などきる訳もなく、専門家の仕事だと 思っていたのだ。だが、fake news の権威の偏向した新聞社などは外して いたようだった。極めて偏向した私の感想を言えば、菅直人と海江田万里 が当選してしまったのは遺憾千万だった。海江田は兎も角、菅直人は政治 の世界から葬り去られるべき存在だと思っている。

また、問題女史たちの中では村尾志桜里を当選させた地元の見識を疑い、 豊田真由美はあれほど悪し様に罵られては、彼女の人格そのものの問題よ りも、マスメディアの力の恐ろしさのようなものを感じさせてくれた。

再び小池百合子への批判に戻せば、あの問題発言の後で森友と加計の問 題を持ち出して「安倍総理の説明不足」と批判した節操の無さに「手段を 選ばず」という彼女の正体を見たような気がした。小池さんはあの一連の 問題の実態を承知していたはずの自民党員だったのではなかったか。

それにも拘わらず、あの実態のない偏向したマスコミがでっち上げたと 言っても良い問題を採り上げて安倍政権批判をするとは、見下げ果てた卑 怯な人だと思っている。この件を取り上げたマスコミはなかったが、あれ では朝日や毎日等の新聞の回し者同然の言い草ではないのか。

政治家ではないが1人ウンザリだった者がいた。それは、今朝ほどは痛み 止めの効果が切れた為によく寝ていられずに偶然に見てしまったテレ朝の 「朝まで生テレビ」での田原総一朗の発言だ。彼は「来たるべき国会では 森友と会計問題の説明不足を追及すべきだ」と声を大にして喚き、山本一 太に向かっては「総理に次回の総裁選に出るなと言え」とまで言ってのけ たのだった。お陰様で眠気が覚めた。

あれでは司会者ではなく、単なる偏向した不公平な評論家の一人でしかな い。だが、時の権威者を批判をするのは自由なのかと思って聞いていた。


 2)テレビを見ているしかなかった:前田正晶

折角、痛み止めの効果が出ていたにも拘わらず、22日にはあの雨降りでも 投票には行ったが、それ以外には何処に行くことも出来ずに、ボンヤリと テレビでスポーツ観戦で過ごしていた。注意力が散漫になっていて気が付 かなかったが、夕方には日テレで女子のサッカー代表の試合を見せてくれ たのだった。

相手はスイスの代表だったが、折角我が国までやって来られてあの豪雨の 中でサッカーをやらねばないとは本当にお気の毒だと同情していた。解説 に登場した澤穂希も言っていたが、あの長野のUスタジアムの芝生の水は けの良さは出色だったと思う。

試合の内容は中々興味深いものがあった。それは、あのW杯を獲った時の 顔触れから先発に残っていた者が、坂口、熊谷、鮫島、宇津木くらいのも のだったこと。永里も川澄もいないし、宮間の消息は寡聞にして知らない のだ。それでも、あの頃の「そこでも繋ぐのか」と驚かせてくれた自陣の ペナルティーエリア内でもパスを回していた「繋ぐサッカー」が出来かけ ていたし、新顔の連中の動きも忠実で足技もかなりの域に達していたのは 「やるじゃないか」と思わせて貰えた。

両軍にとってはあれほどの豪雨の中でサッカーをやらされたのは不運だっ たと思うが、雨にも負けずに一所懸命にやって見せてくれた。スイスは全 員が身長が高く体も大きいのは結構だったが、攻め方が単調で大味で、新 顔のデイフェンス陣を崩せずに終わった。

我が方は以前から比較的将来有望かと見ていたドイツ帰りの横山が得点で
きる形になれずに不発に終わった為に、後半になっても容易に点が取れな かった。問題は細かくパスを繋ぐ技術はあるのだが、あの顔触れ独自の決 定的な形釜で出来ていないところにあると見た。

私が好ましいと思ったことは、後半から入ってきた中島が右サイドから持 ち込んでシュートまで行った時に(私が信じる)鉄則である左足で蹴った ことだった。詳細は避けるが「シュートする時には右サイドでは左足、左 サイドでは右足」が確実性があって望ましいのだ。

更に、矢張り後半から出てきた岩淵が点にはならなかったが、小柄を補う べきスピードがある技で、相手デイフェンスの一瞬の隙を突いてシュート
をしたことも挙げておきたい。

高倉新監督は未だメンバーを固定する時期ではないという意味のことを 言っていたが、その通りだと思う。澤さんたちの頃のような十分に経験を 積んだ者たちの集団ではない以上、シュート力の向上や、往年の宮間のよ うな優秀なキッカーを育てる必要があるだろう。22日夜一寸気になったの が、右側にいた鮫島があの頃のような所謂「オーバーラップ」をして見せ なかったことだ。あの独特の走り方が見たかったのだったので「どうした のか」と思っていた。

終わりに結論めいたことを言えば、全体の印象は未だ「新監督の下に形が 出来つつあるようで、将来有望かも知れないテイ―ムかな」だった。

 2)投票に行ってきた:前田正晶

午前11時前に漸く効果が出始めた痛み止めの力を借りて、かなり激しく 降っている雨の中を投票所に行ってきた。毎回のことだが、行き交う人た ちは皆中年以上。中には杖をついて歩いてこられた老女もおられた。

それにもまして感心したし、ご苦労なことだと思ったのは雨中の寒空の下 で、小学校の校舎の外に座って投票に来る人たちを案内し、且つお辞儀を しておられた中年と思しき女性がおられたこと。帰り道では思わず「ご苦 労様です」と声をかけてしまった。

未だ考えたこともないが、あのような世話役をしておられる方々は区役所 の選挙管理委員会辺りの所属かも知れない。今日のような雨降りと寒さで は本当に「お役目ご苦労様」だと思った。投票所の入り口には若い男性が 立っておられて、全員に傘を入れるポリエチレン(だと思うが)の袋を手 渡しておられたのも、当たり前のことかも知れないが細かい気配りかと感 じた。

場内では比例の投票用紙に記載する台では行列が出来ていたほどの混雑 だったのも印象的だった。ここ東京1区の新宿区百人町の有権者の方々の 意識と熱心さの表れかと勝手に解釈した。何時かも指摘したが、私は投票 (参政)権なるものを得てから64年も経ってしまったが、未だ嘗て一度も 「出口調査員」なる者に出会ったことがないのだ。

それにも拘わらず、何時でも早い時刻に「出口調査の結果では」と称する 当選確実が報じられるのが不思議でならないのだ。今回も勿論誰にも出会 わなかった。

雨中を大事を取って厚着をして出掛けたので、帰宅してみれば汗をかいて いた。兎に角、痛み止めのお陰だったのだろう。先ほど気が付いたのだ が、楽天は無残な負け方をしていた。


 3)「サイドキック」とはサッカーのキックの種類のことではない:
前田正晶


2〜3日前のことだったか、産経新聞が「ウオール・ストリート・ジャーナ ル(WSJ)が安倍総理をトランプ大統領のサイドキック(sidekick)であ ると報じた」ことを採り上げていた。私は「なるほど、アメリカの新聞社 はあのお二方の間柄をそう見ているのか」と感じた。

実は、自分ではこういう言葉を使った記憶がないが、彼らがそう言う時に は対象となる人物を多少目下のように見ているようだと感じていた。そこ
で、ジーニアス英和を見れば「親友、仲間、助手」とあった。

Oxfordにはアメリカ英語の会話体というか口語的用法として ”a person who helps another more important or more intelligent person”と あった。何となく英和辞典とは違うことを言っているような気がする。そ れは兎も角として、確かに安倍総理はトランプ大統領の親友の如きであ り、何かにつけて助けておられる間柄であるのは間違いないようだし、 WSJの認識もそのようなものだと解っただけでも興味深いものがあった。

ではあっても、ジーニアス英和に「助手」とあったのは少し気になったの
だが。

なお、サッカーで言う「サイドキック」とは足の内側で押し出すように蹴 るキックのことで、甲のところで蹴るシュートする時のような強い蹴り方 とは違うのだ。それが何処でどのように転じて「親友や仲間」の意味に なったのだろうか。来月にはその重要な sidekickが初来日されるのだ。 それを目前にした選挙の結果が自公で3分の2以上の議席を獲得してあった のは誠に結構なことだったと思うのだ。




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身 辺 雑 記
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24日の東京湾岸は浅野うちは曇天。


23日の猿江公園は台風一過の後らしく、木々の枝葉があちこちに散らばっ ていた。

燦々たる陽の光は実に久しぶり。南向きの書斎でスリッパを脱いで足に陽 を当てた。南の空を見ているとワタみたいな千切れ雲が東の方にゆっくり 流れて行った。

隣りの中学校の芝生が陽に映えて眩しい。ベランダの鉢植え「幸福の木」 は実に久しぶりに「幸福」そうにしている。

予報では東京はしばらく秋晴れが続くとか。嬉しいね。

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>



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