政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4496号  2017・10・23・(月)

2017/10/23

   
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4496号
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           2017(平成29)年10月23日(月)



              中欧に「反EU、反移民」:宮崎正弘

           事実を伝えないメディアの責任:櫻井よしこ

               華国鋒は毛沢東の息子:渡部亮次郎
                                                             話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4496号
                            発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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中欧に「反EU、反移民」
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月22日(日曜日)弐
        通巻第5492号  
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 ¥中欧に「反EU、反移民」の政治風潮が席巻
  オーストリアに続き、チェコでも反EU、反移民、反イスラム政党が 第1党に
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ドイツでメルケルの辛勝、メルケルに反旗を翻す「ドイツのための選択 肢」の大躍進が欧州政治の流れを大きく変えようとしている。

「反EU」「反イスラム」「反移民」が共通のスローガンであり、ブラッ セル(EU本部)のエスタブリシュメントを囂々と非難している。

2017年10月21日、チェコ総選挙は「チェコのトランプ」といわれるアンド レジ・バビシュ財務相が率いる「ANO」が第1党に躍進し、中欧の政治 風潮の流れが完全に変わっている事態を明らかにした。同党の得票率は 30%弱。
 
バビシュスは「大富豪」でもあり、2013年に総選挙でANOを第2党に躍 進させていたが、反EUを鮮明に掲げて、「ブラッセルに救うEUエスタ ブリシュメントの亜流はチェコには要らない」と獅子吼し、多くのチェコ 国民の共感を得た。

第2党も保守系の「自由と直接民主」で10・7%と前回の2倍に躍進させ た。この党首はオカムラ・トミオという日系人だ。オカムラは「反移民」 を全面に押しだしてきた。

第3党を争うのはいずれもナショナリストたちの「市民民主党」と「海賊 党」で、それぞれが10%台で鎬を削っている。

過去4半世紀チェコを主導した中道左派は7%に転落した。キリスト教民 主同盟は6%、共産党はそれ以下。

チェコにおける保守系ナショナリストの勝利は、同月15日に行われたオー ストリアの総選挙結果の流れを受けている。

オーストリアはチェコの隣国であり、31歳のクルツ外相が率いた国民党が 31・4%を獲得し、2番手の民主社会党(中道左派)が26」・7%,右派の 自由党が26「%と、3党のバランスは近似していたものの、同じ保守思想 に立脚する国民党と自由党の連立がうまれると予測されている。    
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1646回】            
――「支那の國はまだ夢を見て居る」(小林2)
  小林愛雄『支那印象記』(敬文堂 明治44年)

               △
神戸からの「海上の4日」を経て第一歩を記した上海で、小林は「商務大 臣の盛宣懷氏を訪れた。氏は實業家としても巨頭である」。盛と話をして いる「間にも十餘人の家人は室に出入して一つ水を命ずれば、一人は石? 一人は手拭といふ風に大勢がかりで運ばれる」ものの、彼らの態度からは 「主人に對する畏敬の念」が少しも感じられないのが不思議だった。食事 になると、同席の中には「親切にもその食品を自分の箸で取つて呉れる が、それが肺病の人かも知れぬので、客にとつては頗る有難迷惑と云わね ばなら」ないし、「支那のこの風俗は氣味の惡さが先立」ったという。

 1842年締結の南京条約による対外開放から60年余り。この間に上海の租 界は発展したものの、「支那街は舊態其儘で居る。そこに新舊の文明に對 する烈しい戰が現れている。やがて支那人が自覺して起つの秋に至らば新 舊思想の衝突は鋭く湧いて來る事であらう」と。

  租界に対するに「舊態其儘」の「支那街」。その対比の中に「新舊の 文明に對する烈しい戰」を捉え、さらには「支那人が自覺して起つの秋」 を思い描いたうえで「新舊思想の衝突は鋭く湧いて來る事であらう」とま で思い到るとは、さすが詩人の直観は鋭い。

 『魯迅』を引っ提げて論壇に登場して以来、現代中国論の世界で“権威” として崇め奉られ、また本人もすっかりその気で振る舞っていた竹内好 は、近代化に対する日中の違いを論じ、いとも簡単に伝統を放棄して西欧 近代をそっくりそのまま取り入れた日本を軽んじ、封建社会を通じて自ら を縛りつけてきた分厚い伝統の壁と壮絶に格闘し深く苦悶した中国の近代 を重んじた。
そこで思うが、彼が問い続けた中国の近代における中国知識人の苦悩とい う命題も、詩人としての小林の直観の前では全く以てカタナシといっていい。
 
 ここで改めて冒頭に立ち戻って読み返すと、小林の神戸出立は明治 43(=1910)年も押し詰まった「暮の廿一日」。それから10カ月ほどが過 ぎた1911年10月10日、清朝崩壊の第一歩である長江中流域の武昌における 武装蜂起が勃発している。

辛亥革命と呼ばれる一連の動きを、はたして「支那人が自覺して起つの 秋」の一環と見做せるかどうかは議論の余地のあるところだが、「新舊の 文明に對する烈しい戰」との指摘は、さすがに鋭く新鮮だ。竹内に先立つ こと半世紀ほどの昔のことである。

上海の一夜、歓楽街で知られる四馬路へ繰り出す。「試みに騒々しく 音 のする一亭へ上がる」。「卓を圍む若旦那に藝妓」、「無作法な態をし て、阿片をのんだり、茶をのんだり」。嬌声・脂粉・紫煙・嬌態・狂 態・・・「支那人の公然と遊ぶ?氣か?僞かゞ現はれて興味深い」。かく て「此に今宵一夜の天地を作つて居る」と捉え、「伊達の委は四馬路で見 やれ四馬路よいとこ伊達姿」「人の生命を四馬路に紅に溶いて流そか江の 水」と。やはり詩人。粋なもんですねえ。

 やがて南京へ。ここでも「市街の方には米人が經營する南京大學、獨 逸人の建てた病院などの大建築が眼に立つ。歐米人が無限の勢力をこの荒 野に張らうとして、切りに樣々の企畫をめぐらすのに、師範學堂あたりに 雇はれて百や二百の金を後生大事に蓄へ、學生と同じ月八圓の飯を食つ て、支那人の冷笑を買つてい居る邦人のあはれさを思はざるを得ない」 と、鋭い。

日本的な常識・感覚・基準に立つならば、「學生と同じ月八圓の飯を食」 いながら「師範學堂あたり」で教育に励むことは素晴らしいことだ

ろう。
だが、その実は「支那人の冷笑を買」うのが関の山。これでは「無限の勢 力をこの荒野に張らうとして、切りに樣々の企畫をめぐらす」欧米勢力に は敵わず、「支那人の冷笑を買」うばかり。《QED》
        
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)貴誌前号「中国が北朝鮮を攻撃するシナリオ」を拝読しま した。まず本文ですが、半島情勢は全くそのように展開すると思われま す。シナの攻撃に世間は「アッ」腰を抜かすでしょうが、十分あり得るシ ナリオです。

こうなると、その後の情勢によっては、在韓米軍の撤退もあり得るでしょ うから、わが列島は、米中対立の狭間に置かれることになり、今後の外交 軍事で苦労することになります。

選挙で「安倍戦時内閣」組閣を急ぐ必要があるでしょうが、万一そうな らなかった場合は、日本民族の劣化は救いがたい段階にあると言えます。
   (MS生、日野市)



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(読者の声2)貴誌5488号に高山正之氏の小論の紹介がありました。非常に 参考になる小論でした。

北朝鮮の核やミサイルの問題については、私もブログ『核兵器の無力化は できるか? (その3)』https://sns.orahonet.jp/blog /blog.php?key=16480で「斬首作戦」の可能性を書きました。アメリカに は韓国や日本に戦禍が 及ばないようにする「核兵器の無力化」について 様々な手があるようです ので、是非お読みください。これは、当の北朝 鮮国民も殺さず、金正恩一 人を標的にする、正に「斬首作戦 」そのもの です。

金正恩を迎えて拍手鳴りやまぬ様子や精悍な面構えの兵士らが行進する様 子がテレビでよく報じられますが、彼らは面従腹背であり、飢餓状態の兵 士や人民は最早誰一人としてアメリカには手向かわず、それどころか金正 恩に刃向かうでしょう。

従って、この面からも、「斬首作戦」による日本への影響はほとんどない と存じます。

アメリカの北朝鮮攻撃がいつになるかについては、同小論では「ピョン チャン五輪が一つの目安になる」としていますが、私はトランプ大統領の アジア歴訪の後、即ち来月半ば以降に「斬首作戦」を断行するのではない か、と考えています。

また、同小論では吉田清治と朝日新聞についても論じていますが、この問 題の経緯については『朝日新聞が遂に認めた「従軍慰安婦」のウソ』
https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=14517
に詳しく書いております。

加計問題についても言及されていますが、これは先日紹介いたした『フェ イクニュース?』https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=16393
『加計学園問題の報道について』
https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=16382
に書きましたので、よろしければ再度ご覧ください。(唯臥独村)



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(読者の声3) 貴誌3487号「インドネシアに再び反中国感情」ですが、半 年前までジャカルタにおりましたが、表面的かも知れませんが、そうした 動きはあまり感じなかった。庶民レベルでは政治の話より、下水道の完備 と交通渋滞への不満です。

ジャカルタには小規模な日本人街があり、日本食を売るスーパーや寿司、 天ぷらなどいつもごった返しています。対照的にチャイナタウンは、時間 にもよるのでしょうが、午前中はそれほどの人出はなく、また中国語の新 聞は復刊しています。(NO生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)小生もジャカルタのチャイナタウンを二回取材し ておりますが、お寺の周りに中産階級と思われる華僑の住宅地、表通りの スーパーの品揃えは結構バラエティに富み、中国語新聞は3種類買って読 んだことがあります。

北京系の影響はあまりなく、情報ソウスはシンガポール、自体は旧漢字 (繁体字)でした。

問題は政治で、中国が獲得したはずの新幹線プロジェクトがまったく進捗 しておらず、これが中国への不満の突破口になるかも知れません。


   
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事実を伝えないメディアの責任
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        櫻井よしこ

「事実を伝えないメディアの責任大きい 韓国の重大事態から日本が学ぶ べき教訓」

小池百合子氏が選挙戦の最前線で、安倍晋三首相への非難を強めている。 小池氏の安倍非難にちりばめられているのが「モリ・カケ問題」「お友達 だ、忖度だ」などの言葉だ。

かつての盟友も何のその、氏はあけすけな批判を繰り返すが、本当に森友 学園、加計学園問題で安倍首相が「お友達」に便宜をはかり、優遇したと 思っているのか。

だとしたら、政権与党で閣僚などの重要な地位にあり、いま東京都知事と しての重責を担う割には、氏の情報収集・精査能力には重大な欠陥があ る。「モリ・カケ」問題で安倍首相が個人として関わった事実のないこと はすでに明らかだ。前愛媛県知事、加戸守行氏らの陳述を読めばよくわか るはずだ。

それにしても、聡明なはずの小池氏をはじめ少なからぬ人々、とりわけテ レビのワイドショーをよく見る人々がモリ・カケ問題で安倍首相への疑惑 を払拭しきれないとしたら、それはメディア側の責任も大きい。事実を伝 えないメディアがいかに人々の判断を狂わせ、国を揺るがすか。韓国で発 生した重大事態が示している。

「統一日報」が10月12日付で、「タブレットPCは私が使った」という記 事を1面トップで報じた。

タブレットPCとは、朴槿恵前大統領弾劾の引き金となった「物証」で、 反政府報道で知られるテレビ局、JTBCが昨年10月にスクープした。 JTBCは、このPCは朴氏の女友達、崔順実氏の所有物で、崔氏が朴氏 の演説の草案などに修正を加えていたことが明らかになったなどと報じた。

報道の翌日、韓国の検察は、PCには大統領による不正行為の「証拠が満 ちていた」と発表、この時から朴氏と崔氏の関係に非難が集中し始め、 「スキャンダル」が暴かれ始めた。事件が崔氏の逮捕、朴氏の弾劾及び逮 捕へ、さらに文在寅政権の誕生につながったことは周知のとおりだ。

ところが、このPCは崔氏のものではなく、朴政権の事務局でSNS業務 を担当していたシン・ヘウォンという女性のものであることが、本人の記 者会見によって明らかにされた。シン氏の主張が事実なら、朴氏弾劾は根 拠を失い、大統領選挙もやり直しが必要となる。それにしてもなぜシン氏 は1年も過ぎてから事実を公表したのか。彼女は次のように語った。

「昨年12月から、(朴氏非難に使われているPCは)自分のPCではない かと、疑惑をもっていた。しかし、検察が実物を公開しなかったために確 認できなかった」

ところが検察が、問題のPCの内容についての報告書を公開したのだ。そ の中にシン氏や当時の閣僚の写真があり、それでシン氏は自分の使ってい たPCだと確信したという。

実は、検察側はPCそのものの公開も、内容についての調査結果の公表も 拒み続けていたが、朴氏の弁護人が粘り強く要請し、裁判所が検察に命令 して、公開させたのだ。

新たな展開を受けて韓国国会が真相究明に動き始めた。ただしこうしたこ とが朴氏の無実証明への第一歩となるかどうかは、まだわからない。なぜ なら、韓国メディアのほとんどがこの重大情報を報道しないからだ。

韓国の報道界には北朝鮮の工作が深く浸透していると言われる。その結 果、メディアには専ら、韓国転覆や対北朝鮮宥和策の実現を目指している かのような論調が満ちている。まさにマスメディアが大韓民国の消滅に向 けて報道しているかのようだ。

一方で、日本以上にSNSなどが普及しているのが韓国で、すでにシン氏 の記者会見は広く拡散され始めている。これからの展開は予断を許さない が、私たちが学ぶべき教訓は、NHKや朝日新聞に顕著な偏向報道を許し てはならないということであろう。

『週刊ダイヤモンド』 2017年10月21日号
 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1203



    
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華国鋒は毛沢東の息子
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    渡部 亮次郎

死んだ元党主席の華国鋒。忽然と現れた彼、華国鋒は毛沢東の庶子
だった。

思い起こせば、日中平和友好条約の締結・調印のため北京を訪れていた日 本の外務大臣園田直は1978年8月12日午後5時36分から6時まで人民大会堂 で華国鋒主席と会見、私も秘書官として立ち会ったが。印象に残る言葉は 皆無だった。

むしろ影が薄かった。<後の政権内部の権力争いで故・トウ小平氏に敗 け、1980年に首相を、翌年には党主席と軍のトップを退任、事実上政権か ら退く>ことを予感させた。

【大紀元日本8月23日】中国の華国鋒・元党主席が2008年8月20日午後零時 50分、病気のため北京で死去した。死因は伝えられていない。享年87。中 国当局の官製メディア「新華社」が報じた。華元党主席は政権から退いた 後、離党届を提出していたと伝えられた。

華元党主席は、1949年の中国共産党政権確立後、故毛沢東国家主席に「忠 実な部下」として認められ、湖南省第一書記、副首相と地位を高めた。 1976年、死去した周恩来・元首相の後任として首相に就任、故毛国家主席 から後継者に指名され、1976年9月に共産党主席、軍のトップにも就任し た。>

このような「ヘリコプター」出世について中国は1度も正式に認めた事は 無いが、当代随一の中国ウオッチャーたる日本人宮崎正弘氏は「華国鋒は 毛沢東の庶子」と断定する。

1920年代、湖南省で農民運動を展開していた毛沢東が「姚」という女性に 産ませた。戸籍上は「蘇祷」と名乗った」と断定している。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成20年(2008年)8月18日(月 曜日)通巻第2293号)

後の政権内部の権力争いで故・トウ小平氏に負け、1980年に首相を、翌年 には党主席と軍のトップを退任、事実上政権から退いた。

香港誌「争鳴」の2001年報道によると、華元党主席は1998年の第9回全人 大会議で2つの議案を提出した。

全人代常務委員会に対し、?憲法の職権を公正に履行、政府機構と幹部の 腐敗を監督?中央政府の高級幹部およびその家族の財産を公開の2点を求め た。結局、その議案は取り上げられることがなかった。

翌99年から、同氏はすべての中央会議を健康上の理由で欠席するようにな り、07年10月の第17回党大会には特別代表として姿を見せたのが最後だった。
C:\Documents and Settings\Owner\My Documents\大紀元時報−日本華国 鋒.htm
 
また、同誌によると、2001年9月中旬、華元党主席は最高指導部に離党届 を提出した。1ヶ月後に開かれた特別会議で、離党の理由について、「今 日の共産党は昔の国民党とどこが違うのか」と幹部の汚職などに強い怒り を示した。

その言葉の背景には、1940年代、中国共産党が内戦で「反腐敗、反専制」 のスローガンを掲げて国民党から政権を奪取した経緯がある。

その席で、華元党主席は最後の党費として、5万元(約80万円)を納め、 「貧困で、医療治療が必要とする党員のために使ってほしい」という言葉 を添えたという。

当時の報道によると、同年には計87人の共産党幹部が脱党を宣言、政治局 の元委員、国務院元委員、将軍なども含まれている。当局は「脱党の連鎖 反応を起こさないため、できるだけ慰留する」との方針で説得を続けたよ うだが、結果は不明だという。



  
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話 の 耳 袋
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 ◎改憲・消費税… 焦点の4テーマ、各党の立ち位置は

12日間にわたって繰り広げられた与野党の論戦が21日、幕を閉じた。対 立軸が明確な憲法9条改正、消費増税、原発、森友・加計(かけ)学園問 題と情報公開という四つのテーマについて、各党の立ち位置をまとめた。

■改憲 9条、各党立場くっきり

憲法9条をめぐっては、自民党、日本維新の会、日本のこころが賛成で、 希望の党が前向きだ。公明党が慎重姿勢で、共産党、社民党は明確に反 対。立憲民主党も安倍晋三首相の提案には反対の立場だ。

自民は公約集の柱に憲法改正を掲げ、首相が提案した9条への自衛隊の明 記など、四つの改憲項目を列挙する。

これに対し、公明は公約で、首相の自衛隊明記案について「意図は理解で きないわけではないが、多くの国民は自衛隊の活動を支持し、憲法違反の 存在とは考えていない」とする。

野党で9条改正に明確に賛成なのは維新だ。公約に「9条改正」を掲げ、 松井一郎代表は「自民党案が固まってくれば、まじめに正面から議論した い」と話す。希望も公約に「9条をふくめ憲法改正論議をすすめる」と盛 り込んだ。小池百合子代表は自民党時代から9条改正に前向きだが、自衛 隊明記案については「大いに疑問がある」と否定的な考えを示す。

立憲は、首相による衆院解散権の制約など、憲法に関する論議は否定して いないが、集団的自衛権の行使を可能とする安全保障法制を前提とした9 条改正には反対する。共産、社民は憲法改正そのものに反対で、共産の志 位和夫委員長は選挙戦で「9条を守り、9条を生かした日本を作ろう」と 訴えてきた

■消費税 19年10%か、凍結か中止か

2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げについて、自民、公明 は実施して税収増の一部を教育無償化などに使う立場だ。これに対し、希 望、立憲、維新、こころの野党4党は増税の凍結を主張する。共産、社民 は消費増税自体に反対で、将来も実施しない立場だ。

 自民は消費増税によって得られる年5・6兆円の税収増のうち、約2兆 円を教育無償化などに充てると主張。3〜5歳は幼稚園と保育園をすべて 無償化し、0〜2歳も低所得世帯は無償にするという。公明は対象を広 げ、0〜5歳児すべてを無償にするとしている。

 幼児教育の無償化は維新、共産、社民も掲げ、3党は大学など高等教育 の無償化も主張している。財源は消費増税の代わりに大企業や富裕層への 増税や、議員の報酬カットなどの歳出削減を想定している。

大和総研の是枝俊悟研究員によると、消費増税をすると、自由に使える実 質可処分所得は、片働きの年収500万円の4人家族で月約4千円、年収1 千万円なら月約7千円減るという。

 野党の主張通りに増税を凍結・中止すれば、こうした負担増は避けられ るが、その分、国の財政状況が悪化する可能性がある。与党は消費増税に よる税収増の一部を国の借金返済に回すことにしているからだ。

■原発 再稼働推進から「即ゼロ」まで

6年半前の東京電力福島第一原発事故による避難者はなお5万人を超え、 廃炉作業の先行きも見通せない。その原発を将来も利用し続けるか「ゼ ロ」をめざすか、足元で再稼働を認めるか、という論点で立場が分かれる。

自民は原発を「ベースロード(基幹)電源」と位置づける。安倍政権は 30年度までに電源に占める比率を20〜22%にするとの目標を掲げ、 30基程度を再稼働させる方針だ。原発事故後、安全対策費が膨らみ、欧 米では原発の廃炉や建設計画の撤回が相次ぐが、こうした流れとは一線を 画する。

  維新も「世界標準の規制」を満たすことを条件に再稼働を進める。

 公明は、達成の期限は明示せずに「原発ゼロを目指す」と公約でうた うが、現実には自民と歩調を合わせて再稼働を進めてきた。希望も当面の 再稼働を認める一方で、「30年までの原発ゼロ」を掲げる。

  これに対し、最も厳しい姿勢をとるのが「即時原発ゼロ」を掲げる共 産だ。早期の原発ゼロを目指す立憲、社民を合わせた3党が、現状で再稼 働を認めない。原発の代わりに太陽光など再生可能エネルギーを増やす考 えだが、その道筋は必ずしも明確ではない。(斎藤徳彦)


■森友・加計 行政透明化、姿勢に濃淡

 森友・加計問題をめぐっては、関係する省庁が議事録などの関連文書 について「破棄した」「ない」などと説明し、ずさんな公文書管理や消極 的な情報公開に批判が集まった。選挙戦では、野党が問題の徹底追及や法 改正による透明性の向上を掲げ、与党は運用の見直しなどによる改善を公 約に盛り込んでいる。

 立憲は情報公開法を改正し、行政を透明化することを公約に盛り込 む。枝野幸男代表は「資料を出す。情報公開をする。まっとうな民主主義 の大前提だ」と選挙戦で訴えた。希望も森友・加計問題の関連情報を「す べて公開」とし、公文書管理法の改正で文書の恣意(しい)的な廃棄を禁 じるとした。

 共産は重点政策の一番目に森友・加計問題への対応を掲げ、社民とと もに公文書管理と情報公開のあり方を根本から改めると主張。関係者の証 人喚問を求めて徹底追及するとしている。

 これに対し、自民は「国会で丁寧に説明を重ねてきた」(安倍首相) との立場。公約では森友・加計問題への具体的な言及はなく、「行政文書 の適正な管理に努める」とした。公明は公文書管理のガイドライン改正を 掲げて情報公開体制を整備するとしている。
朝日新聞デジタル10/22(日) 8:01配信



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読 者 の 声
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 1)21日朝から再び大苦戦:前田正晶

18日に受けたブロック注射の効果が20日の晩には薄れ始め、21日は台風21 号の接近(なのだろう)で低気圧と高湿度に加えて気温の変動も加わっ て、朝から最悪の不調に陥った。

そこで、2件の約束を破棄せざる羽目となり、またまたボンヤリと過ごさ
ざるを得なかった。しかし、余り服用したくはなかった痛み止めを一緒に 処方されていた胃腸薬と共に早朝に飲んだ効果が11時過ぎに出てきて、何 とか昼食を摂ろうという気にななってきた。

午後1時からは寝転がったままでの、お定まりのプロ野球のクライマック スシリーズの観戦となった。そのような芳しからざる体調でも、楽天の投 手・岸の出来が良くないくらいは一目で解った。

前日の則本と同様全く投 球に伸びがなく、コントロールも荒れていた。 楽天の敗因は昨日も投手起 用の誤りにあったと見た。それは岸を引っ込 めた後に当たりに当たってい る内川が先頭打者だったにも拘わらず、細 かい制球力がない宋を使い、そ の宋が「打って下さい」と言わんばかり の高めを投げてしまったから言う のだ。

あれは興醒めだったし、中継したテレ朝が元広島の前田智徳を解説に使っ たのも不満だった。彼の解説は内容に乏しいだけではなく、その声がマイ クに乗らず聞きにくいのだから困る。

楽天は2試合続けて投手起用を誤っているようでは、強敵のソフトバンク を相手にしては勝ち目があるまいと思った。一方のセントラルリーグは予 想通り雨に祟られてまたもや雨天順延だった。このままに推移すれば、22 日も23日も広島では野球などやっていられないだろう。連盟はどうする気 なのかな。

夜は、何となくご贔屓にしている出川哲朗の「充電させて下さい」を見て いた。この番組の面白い点は、地方に行けばテレビのタレントであるとか 芸人が(まさか仕込みではあるまいが)地元の方々に素朴に素直に歓迎さ れる様子が見られることだ。

その歓迎されるところを見るのが楽しみなのだ。ところで、地方だろうと 都会だろうと、何故人々は写真を撮られる時に(じゃんけんの)チョキを 挙って出すのだろう。あれが何とかサインだということくらいは承知して いるが、何故あのような軽佻浮薄なことが普及したのか、私には不思議に 思えてならない。

しかしながら、残念ながら、夜も10時になると痛み止めの効果も薄れてき たので、寝ることにしたのだった。だが、何故か神経が高ぶっていたのか 眠れたのは11時過ぎだったようだった。22日も朝から悪天候に苦しめられ ており、この調子では痛み止めの効果が出る頃には雨降りをものともせず に投票に行ければ良いがと希望的に考えている。



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身 辺 雑 記
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23 日の東京湾岸は雨。総選挙の結果は予想通り。


22日は雨中散歩の後、家人とともに隣の第3亀戸中学校で総選挙の投票。
最高裁判事に関する投票はどうもいい加減になるようだ。やめるのが得策だ。
雨だから東京での投票率の低下を予想した。




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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>



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