政治・経済

頂門の一針

急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。

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頂門の一針4494号  2017・10・21(土)

2017/10/21

   
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4494号
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           2017(平成29)年10月21日(土)



          北の“貢献”で自民の選挙戦が有利に:杉浦正章

             西アフリカのトーゴで反政府暴動:宮崎正弘
                                                      お邪魔虫共産党:渡部亮次郎 

                                                             話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4494号
                            発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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北の“貢献”で自民の選挙戦が有利に
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            杉浦 正章

 若年有権者層の反北感情も影響

野党は時代錯誤の極み
 
隠れて見えない「影」から衆院選で自民党を応援してくれる国がある。ど んどん応援しても外国だから公職選挙法違反にならない。貧乏国だから資 金援助はないが、トップや幹部の発言が全て票に結びつく。

与党にとってこんなありがたい国はないのが北朝鮮だ。最近一番利いたの が外相李容浩が、「金正恩委員長が声明で言及した『超強硬対応措置』と は過去最大の水爆実験を太平洋上ですること」と言明したことだ

。防衛相小野寺五典は「水爆を運搬する手段が弾道ミサイルであれば、日 本上空を通過することも否定できない」と応じたが、これを聞いた有権者 は自民党に投票しようと“決意”する。

なぜかと言えば傍若無人にも日本を超えたミサイルで日本の庭の太平洋で 水爆実験を行うなどと言うことは、国民感情の琴線に触れる最たるものだ からだ。

多くの国民は、野党、とりわけ立憲民主、共産、社民の各党は北朝鮮と同 じ社会主義に根源を発していることもあり、北に関して何を言おうと信頼 できない傾向がある。希望の党も大挙して元社会党の民進党から押しかけ ているから油断が出来ない。やはり頼りになるのは自民党ということに なってしまうのだ。

安倍も抜け目がない。歴代首相は、“ありがたい票田効果”が北朝鮮にある のに気がつかず、手を付けなかった。しかし、安倍は国連総会で北朝鮮対 策一色の演説をした流れをそのまま、選挙戦の演説に直結させた。

安倍は北朝鮮のミサイル発射について「動きを完全に捕捉している。私た ちは、しっかりと国民の命と幸せな暮らしを守り抜いていく」と訴え、米 国とも連携していることに触れ、「強い外交力で核・ミサイル問題や拉致 問題を解決していく」と主張。

経済制裁を強化していることについては「しっかり圧力をかけ、政策を変 えさせていく」と理解を求めた。聴衆の中からは批判勢力が秋葉原の例に ならって「やめろ」のシュプレヒコールを繰り返すケースがあるが、最近 では一般の聴衆が「選挙妨害だ」「黙れ」と憤りの声を上げる事例が相次 いでいる。

野党各党は、この最大の争点になっている北朝鮮問題には触れないように して演説を展開しているが、これがまた信用がおけないということになる。

安倍が強行突破した安保法制についても、今ほど必要とされている時はな い。同法制に基づき政府は自衛隊の艦船で米軍の補給艦を守る平時の米艦 防護や、補給艦による米軍イージス艦への給油を行っている。

公式発表がないケースも増えてきているようだ。こうした政府の「日米共 同作戦」に対して、批判すれば野党は不利になるとみて沈黙を続けている。

確かに「給油反対」などと言える雰囲気ではないからだ。そもそも野党は 安倍政権が成立させた安保法制には反対であり、共産、社民は「安保法制 は憲法違反。廃止を求める」と選挙で主張することになっているが、公言 はしない。

しかし選挙民の選択は共産党を“マイナス成長”にさせようとしている。減 りそうなのだ。一方立憲も「北朝鮮対策としては個別的自衛権で対応でき る。領域警備法と周辺事態法の強化で対処出来る」としているが、今そこ にある危機に対しては説得力がない。まさに北朝鮮問題で野党は時代錯誤 の極みの状態にあるのだ。

そもそも根本的に与野党が異なるのは、自民党が北朝鮮への圧力に重点を 置くのに対して、野党は対話に重点を置く傾向にあり、その基本姿勢の差 は大きい。

具体的には自民党が「全ての核ミサイル計画を放棄させる」としているの に対して、立憲は「北をテーブルに着かせるための圧力を強める」として いる。この主張は、空想的社会主義のからが抜けないのか、今そこにある 危機に対して空想的で現実感が伴わない。話し合いに応じない金正恩に対 して「話し合いを」という空々しさと無責任さを感ずる。

一方、憲法改正への取り組みも、安保がらみで各党主張が異なる。与党も 割れる。自民党が9条に自衛隊を明記する方向での改正を主張している が、公明党は「多くの国民は自衛隊を憲法違反と考えていない」として消 極的だ。

安倍も「国会の議論を活発化させるために投じた一石」として、それほど こだわる気配がない。従って、総選挙の大きな争点として浮上していると は言えないだろう。

このように、最近では珍しく北朝鮮が、大きなテーマとなっているが、野 党の主張が総じて現実性に乏しく、与党側を有利に導いている事は確か だ。とりわけ18歳選挙権で若い世代が選挙に影響を生ずる傾向が増える ことが予想されるが、高校、大学生は北に対して「むかつく」と反応する 傾向が強い。

若い世代ほど右に寄っているのが世論調査でも如実に現れて いる。その 作用が大きい気がする。




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西アフリカのトーゴで反政府暴動
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月20日(金曜日)弐
        通巻第5489号  
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 今度は西アフリカのトーゴで反政府暴動。死傷者多数
   気がつけば中国がトーゴにも、大々的に進出していた
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ギニア湾に面し縦に長く内陸部の砂漠へ突きだしたかたちの国。西がベナ ン、北はブルキナファソ、東隣はガーナ。これらは大航海時代にポルトガ ル、その後ドイツも介入し、フランスと英国が資源を奪い合って国境を細 かく別けたアフリカ西海岸の国々の歴史的経緯から誕生した。
トーゴはフランス語圏である。

トーゴは共和制を敷くが、政治安定には程遠く、クーデターが繰り返さ れ、反政府暴動も、この国の名物だ。

特産品はカカオ、珈琲、綿花とリン鉱石くらい。最貧国の1つで旧宗主国 フランスが援助してはいるが、少額であり、経済支援の2位は、なんと日 本である。

10月に入って首都ロメは反政府団体、政党の抗議デモが連続し、18日には 警官隊と衝突、多数の死傷者がでた。アムネスティは、死者が少なくとも 13名、負傷者は無数と言っているが、現地からの情報は錯綜している。

トーゴを治めているのはニャンシベ大統領一族で、独裁色が強いと不評で ある。これまでは西アフリカにあって地域紛争の仲裁役として外交手腕が 評価されてきたこともあったが、権力に座る時間が長くなれば腐敗が蔓延 るのは世の常である。

中国はここにも目を付けた。2000年頃から中国のミッションがたびたびロ メを訪問し、近年は中国人民解放軍の幹部が数回にわたって訪問してい る。そのうえ2016年5月には訪中したニャンシベ大統領が習近平と北京で 会談している。

中国がトーゴで展開しているのは40のプロジェクトで、道路補修からイン フラ構築、ロメの中国大使館はたいそう立派な建物である。

気がつけば、中国がトーゴの貿易相手国のトップとなっていた。

こうした文脈から下記の新聞記事を読むと意外な含蓄を含んでいることが 分かる(産経、10月20日)

「ティラーソン米国務長官は18日、ワシントン市内で講演し、経済発展が 著しい太平洋・インド洋地域の新興諸国に対しての中国によるインフラ投 資に関し、『中国の融資を受ける国々の多くは膨大な債務を背負わされ る』と指摘した。

また、『インフラ整備事業には外国人労働者が送り込まれる事例が大半 で、雇用創出に結びつかない。融資の仕組みも、些細なことで債務不履行 に陥るようにできている』と批判。米国を中心に東アジアサミット参加国 の間で、中国に対抗する形での代替の融資枠組みの構築に向けた協議がす すめられていることを明らかにした。

ティラーソン氏は一方、中国が南シナ海で造成した人工島の軍事拠点化を 進めていることについて、『国際的な法や規範に対する直接的な挑戦だ』 と指摘し、『中国は法に基づく国際秩序をしばしば侵害している』と強く 批判した」。

      
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1645回】         
――「支那の國はまだ夢を見て居る」(小林1)
  小林愛雄『支那印象記』(敬文堂 明治44年)

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小林愛雄(明治14=1881年〜昭和20=1945年)は東京生まれの詩人・作詞 家・翻訳家で、夏目漱石や佐佐木信綱は師匠筋に当る。東京帝国大学英文 科卒業後、東西の音楽や歌劇の研究・保存・創作・演奏を目的に「楽苑 会」を結成した。

日本のオペラ界の草分け的存在であり、浅草オペラ全盛期にペラ・ゴロを 熱狂させたエノケンの「ベアトリ姐ちゃん」、田谷力三の「恋はやさし野 辺の花よ」を代表作とする。上田敏や蒲原有明などの系列に属する象徴 詩、ブラウニングやロセッティなどの英詩の翻訳でも知られる。文部省教 科書編纂委員のほか、常盤松高等女学校や早稲田実業で校長を歴任した。

この経歴であればこそ、巻頭に森林太郎(鴎外)、服部宇之吉、佐佐木信 綱の3人が「序」を寄せていることも肯けるところだ。

森の「序」には、「西洋行脚の書物はだいぶ多いやうだが、支那行脚の それは一向に現れない。何故だらう。支那には驚異がないのか、興味とい ふものに乏しいのか。いやたしかに支那は秘密の多い、奇談の多い、怪し い面白い國だ。

そこを旅した人も多からうと思ふが、紀行文の出ないところを見ると、筆 の人がたんと見物に行かなかつたであらう」。ところが「突然小林君が來 て支那印象記といふものを發行する」という。はたして小林は「漢學者が するやうに、懷古の涙ばかり流して支那を見はしなかつた」。「そこにこ の一巻の意義があるとおもふのである」と記されている。

小林は、これまでの紀行文の書き手とは些か毛色が違い「懷古の涙ばかり 流して」いるわけではない。加えて明治44年といえば辛亥革命が起り清朝 が崩壊し、長かった中華封建帝国に終止符が打たれた1911年に当る。

 「『人の眠てゐる國』がある。/何億といふ人間が、何年も昔から高鼾 をかいて眠てゐる國がある。その國には、何處まで探ぐつて行つても源泉 が分らず、對岸さへもよく見へない大きな河がある。又その國には晴れた 日にいくら望遠鏡で見ても山はおろか家も樹も見えない廣い野原がある」。

世界の3大偉人の1人である孔子を生み、万里の長城を築き、数多の英 雄・詩人を輩出したにもかかわらず、「今の人は何とも思はないで、うま い老酒や阿片の香にひたつて悠々と眠てゐる」と現状を記した後、「その 國の傍にあまり大きくない島がある」と続ける。

「島の若者は、『人の眠てゐる國』から育てられたことを忘れ、近頃は遠 い海を越した先の、『人の醒めてゐる國』を拝んで、模倣て、ひとりでえ らくなつたやうに鼻をうごめかして居た」。ある日、「島の若者の一人が この『人の眠てゐる國』へ旅をした。思ふには、『きつとガリヴ?ァが小 人國へ行つたやうだらう』と」。

だが豈はからんや、予想は大いに違っていた。「自分の島では近頃この 『人の眠てゐる國』の聖人の書物がマツチのやうな小さな本になつて」い て、電車のなかでも読まれるようになっているが、「その本元の國では根 本からもつと新しい思想が人間の頭に植えつけられてゐた」。一方、「島 の人がしきりに苦しんでゐる東西文化の融和といふやうな事も、ぢきにや つてのけさうに見えてゐた」のである。

かくて「島の若者の1人はどつちが大人だか、小人だかわからないやう に思ひながら歸つて來た」。だが、この旅行で若者は心に「大層得るとこ ろがあつた」。それというのも、「『人の眠てゐる國』の覺醒した暁を考 へて、しばらく夜着をかけていたはり、やがて起き上つたら手をとつてい つしよに歩かななればならないと思つた」からだ。

「自序」の最後は「一九一一年晩秋南清革命軍の戰報を耳にしつつ」と 結ばれる。

「島の若者の一人」は『人の眠てゐる國』の新しい時代を、どう捉えんと したのか。《QED》
         
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)何処が歴史の転換点だったのか? 小村・ハリマン問題か?
 外務省の外交史料館を調べてもこの間の資料が終戦時消失しているとか で調べが進みませんが、私にとって一番納得できるのは、朝河貫一・著 「日本の禍機」(講談社学術文庫。

著者は当時エール大学教授の歴史学 者)にある、日本が日露戦前に建て た二大原則を戦後、自ら覆し欧米から 「世を欺く偽善」と批判を受ける ことになった、という指摘です。

その二大原則とは、一つは清帝国の独立及び領土保全、もう一つは列国民 の機会均等であった。しかし、戦後日本は朝鮮はともかくとしても満州を 私物化し欧米の疑念の始まりとなった。

この列国民の疑惑はポーツマス条約交渉中に突如始まったように思 えま すが、残念ながら、この二大原則を守らなかった日本側の責任者が誰 で あるのかまでは解りません。

桂が小村の承認を条件に受けたハリマンの提案を小村が拒絶したのはポー ツマスから帰国後です。

日露戦争が日本にとり如何に大変だったかはシフの借金を払い終えたのが 1986年ということだけでも良く理解できる。

が、セオドア・ルーベルトが当時の日本を「のぼせた」と言う表現で観察 していた冷徹な目線を記憶しておく必要があろう。
(杉並の噛みつき亀)



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(読者の声2)宮崎先生、このところ大活躍のご様子(「月刊宮崎」との異 名をお持ちとか)、慶賀の至りです。

福島香織さんとの対談本、藤井厳喜さんとの対談本、また『西郷隆盛』と 続き、先日、ようやく渡辺惣樹氏との対談本を拝読しました。

先生の該博な知識とは別に、渡辺氏の言うとおり、「現場を実際に訪れて 土地の空気を知っている」だけに、非常に説得力がおありで、いつも知的 刺激を頂戴しております。

西郷の取材では宮崎県の各地もお回りになったのですね。小生は宮崎に住 んでいても、延岡の北側も飫肥の小村寿太郎記念館も行ったことがありま せんでしたので、刺戟を受けてこんどの連休に訪ねてみたくなりました。 (YY生、宮崎県)



                 
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お邪魔虫共産党
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  渡部 亮次郎

中国では幹部でも汚職がばれれば死刑になる。それでも幹部の汚職が引き もきらない。いくら共産主義に共鳴しても、私欲とは人間の本 能に等し いものだからである。

こうした目で中国を見ていれば、共産党が政権を掌握している限り人権尊 重や政治の民主化なぞは絶対実現しないと思うのが普通だが、経済 の改 革開放が進むのに比例して民主化が進むはずだと考える人々がいる。 特 にアメリカの人たちに多い。

中国が何故、共産革命に成功したか。それは国家権力を手中にしようとし た毛沢東の策謀が成功したからである。国家の形態は何でも良かったが、 とりあえず貧民が国民の大多数だったので、「金持ちの財産を分捕り、皆 で平等に分配しよう」と言う呼びかけに合致したのが共産主義だった。

共産主義政府の樹立が毛沢東の望みではなかった。真意は権力の奪取だっ た。日中戦争の終結で、日本軍の放棄して行った近代兵器を手中にして蒋 介石と国内戦争を続けた結果、蒋介石は台湾に逃亡した。毛沢東は昭和 24(1949)年10月1日、中華人民共和国建国を宣言した。

人民も共和も中国語には無い。日本語だ。畏友加瀬英明氏の説明だと、中 国語には人民とか共和と言う概念が無いのだそうだ。北朝鮮はそれに民主 主義が加わって嘘が深化している。

権力は掌握したが、人民への約束を果たす手段が無い。とりあえず人民公 社と大躍進政策が当時のソ連をモデルに実施されたが、農民は生産意欲の 低下とサボタージュで抵抗。

結果として食糧不足に陥って各地で飢饉が発生。餓死者は1500万人から 4000万人と推定されている(「岩波現代中国事典」P696)。

毛沢東の死(1976年)後2年、失脚から3度目の復活を遂げていたトウ小平が 経済の開放改革を断行。開放とは日本など外国資本の流入を認め、改革と は資本主義制度への転換を意味した。

4つの近代化を掲げたのだ。工業、農業、国防、科学技術の近代化であ る。今のところ実現に近付いているのは軍事の近代化である。

トウ小平は政治の近代化だけは断乎として拒否した。肥大化した経済が政 治(共産政府)を圧倒する危険を回避したのである。だから第2天安門事件 には反革命の匂いを嗅ぎ、断乎、弾圧した。

しかし発展する資本主義にとって共産党政府による様々な統制は邪魔以外 の何物でも無い。工場用地の確保一つとってみても、土地すべての国有は 障害でしかないが、自由にならない以上、共産党幹部を「買収」する以外 に方法が無い。

したがって多発する共産党幹部による汚職事件はいわば構造的なことで あって、客観的にみれば「事件」ではなく「日常茶飯事」に過ぎない。

しかも冒頭に述べたように「私欲」は本能のようなものだ。所有を否定す るのが共産主義の思想でも「本能」には勝てっこない。つまり共産主義体 制化で経済だけを改革開放すれば汚職簸自動的に起きるし、共産党幹部に すれば、現状を変更するメリットは全く無いわけだ。

汚職は時たましか発覚しない。摘発で死刑になるのは不運な奴で政府の知 るところではないのだ。かくて中華人民共和国政府は汚職にデンと腰を下 ろした政権。民主化を抑え、人権無視の批判など絶対耳に留めない。耳が 左右に付いているのは右から聞いたら左から逃す為にあるのだ。2010・12・5


           
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話 の 耳 袋
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 ◎立民躍進で菅元首相に「副議長」説急浮上 屋山太郎氏激怒「とんでもないことだ」 

「菅直人元首相が、衆院副議長になるのではないか…」。永田町・霞が関の関係者の間で、こんな会話が交わされている。10・22衆院選の情勢調査で、立憲民主党が野党第一党に躍進する勢いとなっているためだ。東日本大震災発生時の首相として現場を大混乱させ、「史上最悪の宰相」と呼ばれた菅氏が「三権の長」に準ずるポストにつくことがあり得るのか。

産経新聞・FNNの合同世論調査(12〜15日)によると、野党陣営では、小池百合子代表(都知事)の希望の党は失速し、代わりに枝野幸男代表の立憲民主党が急伸している。

立憲民主党が野党第一党となった場合、国会運営を与党第一党と協議して進めるとともに、慣例として衆院議長の職務を代行する副議長を出すことになる。ベテラン議員から選ばれるケースが多く、同党で最も当選回数が多いのは、現在、当選12回の菅氏である。

首相経験者の議長就任としては、第2次世界大戦後の1945年10月に首相になり、49年2月に衆院議長となった幣原喜重郎(しではら・きじゅうろう)氏がいる。

ただ、戦後の混乱期であり、平成の現代と同様には考えられない。次期議長・副議長は、皇室のあり方にも影響を及ぼす立場になるのだ。

菅氏の副議長就任には、衆院選当選が不可欠だが識者はどう思うか。

政治評論家の屋山太郎氏は「とんでもないことだ」と激怒し、続けた。

「菅内閣は『日本政治史上、最も失敗した内閣』といえる。東日本大震災時の大混乱を振り返れば、国家・国民に甚大な被害を与えた。その反省もなく、副議長にするなど許されない。そもそも、立憲民主党の枝野代表は、菅内閣の官房長官であり、決して逃れられない重い責任がある。菅氏を同党の最高顧問にしたことすら、時局認識がおかしい。もし、菅氏が副議長就任を望むとすれば『肩書中毒者』というしかない」 

【写真】  立憲民主党と民主党政権 立憲民主党と民主党政権
<http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171020/soc1710200010-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto>http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171020/soc1710200010-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】 2017.10.20  〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎首相指名選挙、来月1日 特別国会召集で最終調整政府・与党は18 日、衆院選(22日投開票)を受けた特別国会を11月1日 に召集し、同日 に首相指名選挙を実施する日程で最終調整に入った。選挙 で指名された 首相はただちに組閣に着手し、皇居での閣僚認証式などを経 て同日中に 新内閣が発足する運びだ。政府・与党関係者が明らかにした。

特別国会は憲法54条で衆院選後30日以内に召集することが定められてい る。現在の安倍晋三内閣は衆院解散中の職務執行内閣だが、衆院選の結果 にかかわらず特別国会の召集は安倍内閣が決める。来月1日召集案は、10 月28日にも比例代表の当選者に当選証書が手渡される日程を踏まえた。ト ランプ米大統領が来月5日に来日する前に新内閣を発足させる必要もある。

会期は1週間程度とし、首相指名と衆院議長選挙などを行う日程が有力 だ。与党内では首相の所信表明演説や代表質問に加え、国家公務員給与法 改正案などを処理するため1カ月程度の会期案も浮上している。

その場合、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議が終わる11月 中旬まで事実上休会とするが、与党幹部は「選挙結果と野党再編を見極め なければ、会期は決められない」としている。
産経新聞10/19(木) 7:55配信



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読 者 の 声
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 1)戦いは大袈裟かも知れないが:前田正晶

20日朝5時の室内の温度は22度を僅かに切っていた本格的な寒さ。19日は 12度という寒さに緊張させられて、たった1度だけこのアパートの敷地外 に出ただけで、コンクリート住宅内でも早朝5時の温度が23度しかなかっ た寒さの中で、厚着をして過ごしていた。19日だというのに、未だに選挙 カーを見たのが高田馬場駅前で又吉イエスという候補のものだけで、何時 まで経っても静かなものだ。

夕刻からはしようことなしに、またもやプロ野球のクライマックスシリー ズをTBSのBSで観戦したのだったが、奇妙だったのはこの局では最後まで 言わば裏番組のはずのセントラルリーグの広島対DeNAの試合の状況を(私 が見損なったのかも?)一切報じなかったこと。私は広島地区では雨天順 延かと解釈していた。ここに22日に台風が本当に襲来したどうなってしま うのだろうか。野球のことではない、選挙日の心配をしているのだが。

野球だが、緊張の投手戦と言うべきか、両方の貧打とすべきか判断に迷う が、1回表のソフトバンクの俄仕立ての外野手・川島がエラーと記録され た大きく右に曲がって172 cm しかない彼の頭上を飛び越えていったイレ ギュラーバウンド(これは立派な和製語で、アメリカでは bad hop と 言っているようだ)で失った1点が命取りとなって、まさかのソフトバン クの連敗となった。こういう試合では一寸した失策がこのような結果とな る悪い例だった。

川島にとってはさぞかし後味が悪い試合だっただろうが、私はあの試合に 不慣れな者を外野に使った監督の選手起用の失態を責めたい。裏番組では Prime Newsに各党の代表者が出て激論という名の悪態合戦をやっていた。

不思議と私がチャンネルを合わせると、私が最も嫌悪する立憲民主党の福 山と社民党の福島が悪態をつく場面に何度もぶつかるので、敬遠すること にした。

19日は幸いにしてブロック注射の効果があって自律神経が失調せずに過ご せたので安心して静養できたが、22日辺りには効果が切れてきそうで心配 である。

総選挙の投票日であること以外に、日曜日には掛かりつけのSクリニック は お休みなので、救っては頂けないからだ。予定では間もなくジムに出 掛け て軽くウオーミングアップをして体をほぐしてから十分に入浴する つもりだ。

この気温の変動と絡んだ何とも鬱陶しい自律神経失調症との戦いは何時終 わるのだろう。19日からは下着も何も全て冬支度に変えたのだから、少し は好転するのだろうか。



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身 辺 雑 記
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21日野東京湾岸は朝から雨。


20日の東京湾岸も朝から雨。散歩は傘をさして。雨は9時半ごろには一旦 上がったらしく隣の中学校の校庭では男子生徒たちがヴァレーボールで遊 んでいた。私の服装は19日から股引など冬装備である。

家人の手配により午後、リハビリ師が来た。ベッドの上で何が何だか体を 弄られた。こんなことをして体が楽になるとは思えないがね。

19日懇談していただいたPC の師匠(日本人女性)は20日夕、ヴェトナム へ帰られた。
                         読者:5574人 
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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>



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創刊日:2004-01-18  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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