政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針

2017/09/14

   
□■■□──────────────────────────□■■   わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4475号
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           2017(平成29)年9月14日(木)



           崩壊へ突き進む北朝鮮と韓国:櫻井よしこ

         「北への石油」の陰に中露の極東戦略:杉浦正章

         イスラエルはいかにして核武装したか:宮崎正弘

  異能・異端の元財務官僚が日本を救う(1):育鵬社編集部M

                              
                        話 の 福 袋
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第4675号
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崩壊へ突き進む北朝鮮と韓国
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        櫻井よしこ

9月3日正午すぎ、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水素爆弾の実験を行った。「朝鮮中央テレビ」は国際社会の怒りを尻目に、「実験は完全に成功した」と報じた。

核実験という最大のタブーに踏み込んだことで、米朝関係もアジア情勢も全く新たな次元に突入した。最終的に北朝鮮のみならず韓国のレジームチェンジにまで連鎖していく可能性がある。

シンクタンク『国家基本問題研究所』の西岡力氏がソウルで入手した北朝鮮の内部情報は、金正恩朝鮮労働党委員長が、トランプ大統領を相手に何を目標として、どこまで戦うつもりなのかを示唆するものとして興味深い。西岡氏が語る。

「金正恩が7月か8月に、人民軍作戦部に『米国に最大限の圧力をかけよ。核実験もせよ。ミサイルももっと発射せよ。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も撃て。SLBMを搭載できる大型潜水艦(まだ原子力潜水艦の製造技術はないので、原潜ではない)を造れ。100発同時に撃てば米国も迎撃できない。米国に軍事的圧力を徹底してかけ、交渉の場に引き出せ』と指示したのです」

金正恩氏は人民軍作戦部に、目的はアメリカと談判し、北朝鮮を核保有国と認めさせ、平和協定を結ぶことだと語ったそうだ。

同情報をもたらした人物は、北朝鮮が100キロトン級のこれまでにない威力の、小型化された核爆弾の実験を行う準備を整えていたこと、実験に成功すれば核弾頭の小型化が完成することを、5月の段階で述べていた。今回のICBM搭載用の核爆弾の威力は、わが国の防衛省の推定で70キロトン、5月の情報はほぼ信頼できるものだった。今回の金氏の発言とされる情報も信頼できるのではないか。

だが、それにしても、トランプ大統領が交渉に応じて平和協定を結ぶなど、あり得ない。平和協定は、不可侵条約でもある。北朝鮮の核をそのままにして、アメリカが朝鮮半島から撤退することを意味する。それ自体、明らかなアメリカの敗北であり、世界秩序の崩壊につながる。アジア諸国が無秩序の世界に放り出されれば、どうなるか。その内の何か国かは、自衛のための核武装に走りかねないだろう。

斬首作戦への恐怖

そのような道をアメリカが選ぶ可能性はゼロだ。にも拘わらず、なぜ、金氏は前述の指示を出したのか。なぜ矢継ぎ早にミサイルや、核の実験に走っているのか。「統一日報」論説主幹の洪熒(ホンヒョン)氏はそれを金氏の焦りと見る。

「彼は追い込まれていると思います。世界中で彼の側に立ってくれる指導者はロシアのプーチン大統領くらいでしょう。それもたいした助けにはなりません。日本が入国を禁止した万景峰号を、ロシアは入国させましたが、入港料が払えず入港できなくなりました。金正恩の懐(ふところ)は相当苦しいのでしょう。資金が枯渇しかかっているのかもしれません。このところずっと、各国の在外公館に上納金を納めるようにとの指示が飛んでいます」

麻薬密売をはじめ、あらゆる工作をして外貨を獲得する機関、「39号室」の資金が底をつきつつあるということは、金氏にとって支配力の源泉を失うということだ。この上なく不安であろう。

南北朝鮮の現状を冷静に分析すれば、長期的には北朝鮮に有利に働く状況であるのが容易に見てとれる。なんといっても文在寅大統領は親北朝鮮だ。文大統領は韓国国内に浸透している北朝鮮工作員を取り締まってきた国家情報院の事実上の解体に乗り出している。国家情報院が解体され、捜査権を縮小されれば、北朝鮮の工作員は自由に動ける。韓国は自ずと北朝鮮の手に落ちる。それは決して遠い未来のことではないだろう。それを待てないのは、金氏が持ち堪えられないほどの切迫した状況下にあるからだろう。

資金枯渇に加えて考えられるのは「斬首作戦」への恐怖心である。彼の父親の金正日氏もアメリカが本気で怒って攻撃を仕掛けてくると悟ったとき、妥協した。西岡氏の説明だ。

「1994年6月に、北朝鮮がIAEA(国際原子力機関)の査察官の立会いなしに寧辺の黒鉛減速炉からプルトニウムの抽出につながる燃料棒取り出しを強行したことなどで、彼らが核の開発を目指していると、当時のクリントン大統領は確信し、北朝鮮爆撃を決定したのです。かなりの犠牲者が出ても仕方がない、金正日を殺害するという決意です。アメリカの決意に金正日は引っ込み、金日成が前面に出てきました。ジミー・カーター元大統領と交渉して、結局アメリカの意向に従うことにしたのです」

“北朝鮮王朝”の面々は、他人の命は平然と奪っても自分たちの命が狙われたり、運命が暗転させられたりすることは極度に恐れる。このところの金氏の性急かつ攻撃的な姿勢は、斬首作戦への氏の恐怖心の表われであろう。

レジームチェンジ

西岡氏は金正恩体制は末期に近く逃亡者が絶えないという。

「北朝鮮の労働党や国家保衛省(秘密警察)の幹部らから、韓国側に毎日といってよいほど頻繁に連絡があるのです。脱北して韓国に亡命した場合、自分の身柄は守ってもらえるのか、処遇はどうかなど、具体的な問い合わせだそうです。皮肉なのは韓国の文政権は北朝鮮に対する工作部門を縮小しているのです」

朴槿恵前大統領は北朝鮮の体制転覆を考えて、北朝鮮に向け多くの情報を発信し、亡命を勧めた。持参した資金は全て当人のものとして認め、韓国政府は没収しないなどと呼びかけた。これで少なからぬ政府高官や軍幹部が亡命したが、文大統領はその種の措置を縮小しているのだ。だが対照的に北朝鮮からの問い合わせは増え続けている。それだけ北朝鮮情勢に彼らが不安を感じているということだろう。

金氏は誰も支持しない自分のためだけの闘いで緊張を高める。北朝鮮の崩壊を防ぎたいと考えても金氏を守るという発想は、中国を含めておよそどの国にもない。

レジームチェンジは避けられないだろう。そのとき、文政権も崩壊の道を辿り始める可能性が高い。北朝鮮の崩壊に伴って多くの情報が流出すれば、悪事が露見して自殺に追い込まれた盧武鉉元大統領のように、文大統領の北朝鮮との暗い関わりも白日の下に晒されるからだ。

南北ともにレジームチェンジの可能性がある今、わが国の課題はまず、拉致被害者の救出だ。朝鮮半島の統一を自由主義の旗の下に成し遂げることにも貢献すべきだ。そのために国際社会の連帯を実現し、先頭に立たなければならない。アメリカとの緊密な連携を保ち、政治的にも軍事的にも従来にない貢献をして、初めてそれは可能になる。現実に軸足を置いた議論、役に立たない専守防衛の考えから脱し、敵基地攻撃を含めて積極策を採用することが必要だ。

『週刊新潮』 2017年9月14日号  日本ルネッサンス 第769回


         
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「北への石油」の陰に中露の極東戦略
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           杉浦 正章

ぬかに釘の国連制裁決議 「貧者の核」は野放し状態へ
 
国連の対北制裁決議を分析すればするほど、極東における“準冷戦”構図の 厳しさに帰着する。「日米韓対中露」対峙の構図だ。その中心に位置する北 朝鮮の“ばか大将”ならぬ“核大将”金正恩が両者の力関係を見据えるかのよ うに核とミサイルの実験を繰り返す。

そのたびに国連もむなしい決議を繰り返す。2006年10月9日に北朝鮮が初 めて核実験を行ったことに対し、安保理が、同月14日に核の不拡散と北朝 鮮に関する決議を採択して以来、9回にわたり繰り返された決議がミサイ ルと核実験を止められない。

止められないから技術力はどんどん向上して、早ければ半年後には米大陸 に届くICBMが実現する。国連が如何に無力であるかを物語るものにほかな らない。もはやオリンピック精神ではないが決議に参加することに意義が あるとしか思えない。ぬかに釘なのである。

勢いづいた金正恩は今度はICBMに模擬核弾頭を載せた実験などを準備する に違いない。主要国は国連など頼りにせず、独自の制裁を行うしかあるまい。

決議のたびに国際社会は「こんどこそ」と一縷(る)の望みを抱くが、今回の 決議の一縷の望みは、ガソリンなど石油製品の55%削減と労働者の雇用の 全面禁止とされる。40か国に5万人いる北朝鮮労働者と繊維製品の輸出禁 止で北の収入を10億ドル削減できるというが、本当に削減が可能か。

中露との国境線は長い。万景峰号のロシア航路も始まった。ガソリンくら いは密輸で容易に手に入る。またシベリア開発に便利な北朝鮮労働者をず る賢いロシアが簡単に手放すだろうか。評論家は石油製品の禁輸でエネル ギー系にはじめて踏み込んだ意義を強調するが果たしてそうか。

はじめて踏み込んだから次の実験では、石油禁輸が実現するのか。そうで はあるまい。逆に言えば中露は石油の禁輸阻止に成功したのであり、予見 しうる将来においてこれを守り切るだろう。

日本が石油の供給をストップされ、破れかぶれの太平洋戦争に突入したよ うに、中露は北が破れかぶれになるのが極東の「安定」を崩すからいやなの である。従って、国連における駆け引きにおいて国連大使ヘイリーは中露 結託組に紛れもなく敗れたのである。

最初は「最強の制裁決議」と胸を張っ ていたヘイリーだが、「石油」に踏み 込め得なかったことは米国連外交の敗 北にほかならない。この結果、制 裁が北の核・ミサイル開発に打撃となり 得るかは極めて疑問だ。各紙が 朝刊で北の輸出産業の9割が制裁対象と なったと報じているが、問題は実 効性があるか疑問であるということなのだ。

中露にとっては北がミサイルと「貧者の核」を完成させても、これが自国 に向けられない限りは、米国に対する緩衝国としての役割が拡大するから ありがたいのだ。韓国が朝鮮半島を統一して、国境線まで米軍が来ること が最大の懸念材料なのだ。

“核大将”は核とミサイルを持ったと威張るが、 その本質は中露の準傀儡 (かいらい)政権なのである。中露が見放せば崩壊 するのだ。よく中国は 北の政権が崩壊すれば難民が国境を越えてなだれ込 むというが、果たし てそうか。そんな事態になれば中国陸軍と海軍を終結 させれば、容易に 阻止可能だ。

従って難民押し寄せ論は中国にとっては口 実に過ぎない。何のための口 実かと言えば、自国の安全保障のための口実 なのだ。むしろ中国の本音 は、たとえ核とミサイルを持った“核大将”で も、存在し続けてくれるこ とが、極東戦略からみればありがたいことなの だ。たとえ噛みつき犬で も番犬としては役立つのだ。

とにかく中国はワルだ。陰の北支援が止まらない。そもそも核兵器を格 段と進歩させている最大の理由は科学者の中国留学にある。米ウォール・ ストリート・ジャーナル(WSJ)紙は、海外留学した北朝鮮の科学者が持ち 帰る専門知識が、核とミサイル技術を格段と発展させた理由であると報じ ている。

留学先の筆頭は中国であり、明らかに北に核ミサイルのノウハウ を教え ること禁じた2016年の国連制裁措置に違反しているケースがあると いう。

同紙はここ数年で北朝鮮から数百人の科学者が留学、その多くは国 連が 北朝鮮の兵器開発に役立つ可能性があると指摘した学問分野だった。 同 紙は「いまや自国の科学者が核開発を担うとなれば、その野望を封じる こ とは一段と困難にならざるを得ない」とお手上げの状態に至っているこ と を明らかにしている。

こうした手詰まり状態の中で、生じているのが日韓の核保有論であ る。 韓国の場合は中央日報が「前大統領朴槿恵がオバマに昨年11月に戦術 核の 再配備を要請していた」ことをすっぱ抜いた。ホワイトハウス関係者 は 「要請があればトランプ政権が韓国に戦術核を配備する可能性があるこ と を排除しない」 と漏らしているという。

日本の場合も元幹事長・石破茂 が米軍による核持ち込み推進論である。 古くは佐藤栄作がジョンソンに日 本の核保有の可能性を述べた。その後 佐藤は沖縄返還に関連して「持た ず、作らず、持ち込ませず」の非核3原 則に転換しているが、政府見解で は答弁書で「核兵器であっても保有する ことは必ずしも憲法の禁止すると ころではない」 と明示している。狂っ た“核大将” が存在する限り、核ア レルギーは崩壊し、核保有論が日韓両 国で台頭する可能性がある。




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イスラエルはいかにして核武装したか
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)9月13日(水曜日)
       通巻第5431号   
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 イスラエルはいかにして核武装したか。日本の教訓となるか?
秘密裏に開発し、サウジがイランへの防御壁としてイスラエル重視に転換
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サウジアラビア皇太子モハンムド・ビン・サルマンがイスラエルを秘密訪 問していることが分かった。

サウジアラビアにとって、天敵はイラン。そのイランが核兵器開発に余念 がなく、ミサイル開発では北朝鮮の技術に依拠し、まったく北朝鮮と同型 のミサイル(シャバブ)を保有している。

サウジアラビアはパキスタンの核開発に資金を供与した。そもそもイスラ マバードに建設された世界最大級のモスクもサウジの寄付である。
 パキスタンの核は、サウジがいつでも確保する密約があるとされ、べつ にサウジ国内に配備されなくても、イランの背後から報復できるからだ。

 イスラエルが核兵器を保有していることは国際常識である。すくなく見 積もっても80発、コーリン・パウエルは200発保有していると推定したこ とがある。

イスラエルは中距離弾道弾(ジェリコ2,ジェリコ3)ならびに潜水艦搭 載 の巡航ミサイルを保有し、さらに爆撃機に搭載する小型化にも成功して いる。
 
核兵器は実験が絶対必須条件とされているが、イスラエルは実験をして いない。一度だけ砂漠で地震が確認されているが、あとはコンピュータの シミュレーションで済ませている。

サウジはシリア内戦におけるイランの影響力増大、今後予測されるイラ ク、レバノン、ならびにエジプトなどのイスラム過激派の跳梁と、その背 後にいるイランの脅威から身を守るためにも、イスラエル核の傘が必要と 判断したのではないか。

イランに対抗できる地域パワーはイスラエルの核である。

イスラエルが核の選択を開始したのは1969年、ゴルダ・メイヤー首相 (当時)の訪米である。ニクソン大統領、キッシンジャー補佐官がゴルダ 首相を迎え、秘密交渉が開始された。


 ▲イスラエル型の秘密開発を日本は行えるだろうか?

決定的となったのは1973年のヨムキップル戦争で、このときソ連はエ ジ プトに2隻の船舶に積んで核兵器を出荷しようとした。米軍は警戒態勢 に入った。

イスラエルは核保有を公表しない方針を固める一方で、原子炉の監査を 拒み、また核不拡散条約には署名しなかった。

このイスラエルのケースを日本と韓国に当てはめると、日本は短時日裡 に核兵器を開発できる「能力があるが、意思がない」。そのうえ、イスラ エルのような秘密を維持しての開発には不向き、日本は国家機密が守れな い国である。

韓国の場合、すでに原子力発電が全発電量の30%に達しており、またミ サイル開発では日本のような制限がないので、800キロの中距離ミサイル の他、米トマホーク型ミサイルの1500キロを3000キロの射程に伸ばす開発 に余念がない。

そのうえ韓国の国防大臣は先週も、「米国の核兵器を再び韓国に持ち込ん で欲しい」と発言したばかりである。

         
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1) 梅棹忠夫の初期の著作に『東南アジア紀行』があります。 大阪市立大時代の1957年(昭和32年)から翌年にかけてタイ・カンボジア・ ベトナム・ラオスを調査研究した際のものです。

読んで驚くのが極度の漢字の少なさ。研究者として日本語をタイプライ ターで扱うためにローマ字を主力にしたり、言語における英語帝国主義に 対抗するためエスペラントを学んだ梅棹、平明な言葉で概念を明確に伝え る文体の創始に挑んでいたのでしょう。

大日本帝国時代とは違い外貨もままならないなか、新三菱重工(三菱自動 車の前身)からジープ3台を提供してもらうなど苦労のすえ一路バンコ ク へ。外貨節約のため安宿で過ごすも日本大使の好意で大使公邸へ移る。

船荷のメインのジープを受け取るには税関が難所だが海外調査経験の豊富 なメンバーがわずか一日で通関させ大使を驚かせる。クルマの整備は現地 トヨタ代理店が行うなどオール日本の協力です。

学会発表があるチュラロンコン大学ではタイ様式の立派な建物に驚き、研 究発表では類人猿研究に質問攻めだったとか京大の類人猿研究の伝統を感 じさせます。

若きプミポン国王主催の食事会に招かれ、演し物のタイ舞踊は都踊りより もよほどいいとか、タイのチャンバラの剣はどう見ても日本刀で剣舞も洗 練されてはいないが日本の影響があるのではないかと思ったり好奇心のか たまりです。

バンコク近郊の浮稲の村では水路が道路代わりで電灯もある。農作業から 物売りまですべて舟の生活でおもちゃ売りの舟が他の舟とぶつかる交通事 故まで目撃。浮き稲だったところが工業団地に変わった結果、近年の洪水 多発につながっているのがわかります。

 バンコクの女性はザンギリ頭、チェンマイの女性は長い髪。タイでは女 性戦士の伝統があり、男の留守に都を守ったスラナーリーは有名で銅像も あちこちにあり、また何度も映画化されています。

タイでは今でも浮気男がアレをちょん切られる事件がありますからタイ女 性を怒らせると怖いです。

ベトナムでも漢の支配に対し蜂起したハイバーチュン姉妹は民族的英雄。 ベトナム戦争でも女性兵士が銃を持ち戦いました。こういう国柄ですから 国に対して誇りがあり謝罪だの賠償だのとさわぐことはありません。

対する隣国、白黒時代の韓国映画はかなり見ましたが、息子が生まれず 追い出される女の話とか暗い映画が多かった。

家系図に当たる世譜(族譜)は何十冊にもなるのに女性は一切記載されな い。民族英雄が売春婦とテロリスト、慰安婦像だけでは足りず徴用工の像 まで建てようとしている。国際的にどれほど自国を貶める行為かわかって いないのでしょうね。(PB生、千葉)



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(読者の声2)「国連の今回の制裁決議は原油の輸出禁止が、過去12か月 の実績を上限とするとなったので、これはアメリカが譲歩してしまったこ とになり、北朝鮮に対してあまり効果的ではない」と言う論調がいま現在 の日本のマスコミのほとんどで、NHKの18時のテレビニュースなどは制 裁 決議がなされたことさえも報道していません。

しかし、産経ネットニュースでは「北朝鮮への石油精製品の輸出量の上限 は年間200万バレルに定めた。米当局者によると、北朝鮮は原油を年間400 万バレル、石油精製品を450万バレル輸入しており、石油精製品の上限措 置で輸入量の約3割を削減することにつながるという。」と報じています。

この産経ネットニュースが正しいとすると、私は、この国連制裁は案外効 果的ではないかと思います。なぜなら石油製品とはJET 燃料・軽油の筈で あり、これが半分近く削減されれば 北朝鮮のトラックや飛行機の半分近 くが動けなくなるからです。

原油はそのままでは発電所の燃料に使う以外は、製油所で精製しない限 り使えません。

また中国産の原油は性能の高い製油所で精製しない限り、JET燃料や、軽 油の得率が低いのです。

恐らくマスコミの人は石油製品の方が原油より北にとっては重要品目で あることが判らないから「アメリカの強力な制裁案が腰砕け!」と思い込 んでいるのだと思います。

いずれにせよ、これからどのくらい北朝鮮が強い反発をするかを注目すべ きで、強い反発を示せば示すほど石油製品の輸出削減が事実であることを 占めすことになるような気がします。(SSA生)



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異能・異端の元財務官僚が日本を救う(1)
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            育鵬社編集部M


異能・異端の元財務官僚が日本を救う(1)
               ――国益と政策的合理性の追求

 ◆外務省には異端と評された岡崎久彦大使が

官僚は、本来ならば国益と政策的合理性の追求が求められている。

しかし、官僚組織に属すると、自らが所属する組織の「論理」に従い 「忠誠」を尽くす。その方が仕事をしやすくなり、順調に出世し権限も増 えるからだ。また、再就職する際に便宜を図ってもらえるというメリット もある。

こうして組織の論理や要請に従うと、国益よりも自らが属する省庁の利 益(省益)を追求しがちになる場合があり、政策的合理性から乖離(かい り)してしまうケースがある。

こうした中、時には所属する省益に反しても、国益の追求と政策的合理 性を貫き通そうとする官僚もいる。

外務省にあっては、戦後一貫してひたすら日米同盟の盤石化に尽力した ため、異端とも評されていた岡崎久彦大使(故人)がいた。かつて、岡崎 大使から次のような話を聞いたことがある。

何かの案件で部下が、「こうした方が外務省の利益になる」と述べたと ころ、岡崎大使は、「外務省の利益などと言うな。国益に適うかどうかで 考えろ」と叱ったという。外交官たる者は、省益よりも国益を重んじろと いう論理である。

そのためか、戦後のハト派路線の継承という論理を重んじていたかつて の外務省内部での評判は必ずしも良くなかった。岡崎大使本人もその点を 自覚していたようで、回顧録で次のように述べている。

昭和53(1978)年夏、国際関係担当参事官として防衛庁に出向しまし た。……防衛庁でやっているうちに、自民党のタカ派が私の支持者になって いきました。当時の園田直外相からは「おまえ評判いいな。だけど全部、 外務省外だけどな」などと言われたこともありました。(岡崎久彦著『国 際情勢判断・半世紀』育鵬社、2015年刊、80ページ、83ページ)

田中角栄首相が全盛期の時、「日中国交回復は時期尚早である」という 意見を述べ、ソウルの在韓国日本大使館に左遷されるなど官僚としては異 色・異端であった。しかし、外務省きっての論客と謳われた岡崎大使の遺 志は、内閣官房に設置されている「国家安全保障局」の中枢に受け継がれ ており、この組織は、現下の北朝鮮の情勢判断を誤りなきように日夜、激 務をこなしている。

◆経済学の勉強が面白く留学を1年延長したため干された高橋洋一氏

さて、前置きが長くなったが、財務省出身者においても同様の人物がい る。高橋洋一氏である。

彼は、1955(昭和30)年東京都生まれ。東京大学理学部数学科を卒業 後、学士入学で経済学部に籍を置きつつ統計数理研究所(旧文部科学省統 計数理研究所)で非常勤研究員となる。翌年の正式採用を経て数学の学者 の道を歩むはずが、採用の約束を反故(ほご)にされやむなく退職。東京 大学経済学部を卒業後、大蔵省(現・財務省)に1980(昭和55)年に入省 したという変わり種であり、異能の持ち主だ。

入省後は大蔵官僚として同省の理財局資金企画室長などを務め、その 後、1998(平成10)に留学の機会を得て米国のプリンストン大学客員研究 員となる。本来ならば2年間の予定であったが、経済学の勉強が面白くて しょうがなく、そのまま勉強した方がお国の役に立てると思い、帰国の予 定を蹴って1年延長した。

そのため、「組織の掟を乱す者」として帰国後の財務省が用意したポスト は他省庁への出向という閑職であった。組織の掟に従わない異端者として 干されたのである。

しかし、この3年間のプリンストン大学の客員研究員の経験が、高橋洋 一 氏の経済政策の理論的基盤を盤石にした。(続く)



            
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話 の 耳 袋
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 ◎教科書採択問題を歪めて報道するメディア 藤岡 信勝

歴史教科書をめぐる灘中への「圧力」事件を取り上げた9月6日のNHK「ク ローズアップ現代+」について、その背景も含め問題の基本的な構図を述 べた拙文を、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)の「今週の直言」 に依頼されて執筆しました。昨日ネット配信されましたので、こちらにも 転載いたします。

【第466】              平成29年9月11日

教科書採択問題を歪めて報道するメディア
拓殖大学客員教授 藤岡信勝

9月6日、日本の公共放送・NHKは、「クローズアップ現代+」という報 道番組で、教科書採択問題を取り上げた。関西の私立エリート校の一つで ある灘中学校が、現場の教師たちが執筆した「学び舎」刊の教科書を採択 したところ、教科書を批判する同一文面のハガキが50枚も届き、不当な圧 力をかけられたというものだった。だが、この報道には重大な問題点がい くつも隠されている。

●NHKの二重基準

第1に、教科書採択に対する圧力といえば、従来の自虐的な歴史教育の偏 向を正す立場から書かれた『新しい歴史教科書』(扶桑社刊)の採択に対 する、日教組や左翼陣営からの妨害事件があった。2001年7月、栃木県で この教科書を採択した2市8町の教育委員会に、全国から合計2万件の抗議 の電話・ファクスが洪水のように押し寄せた。

教育委員長の自宅には連日深夜、採択阻止の脅迫電話がかかった。この圧 力に屈服して10の自治体はすべて一度決めた採択を撤回し、別の会社の教 科書に変更した。マークされた教育委員の自宅にカミソリの刃が送られた 地方もあった。

しかし、NHKは現実に採択変更まで行われたこの事件を全く報道せず、 参考意見を書いただけで採択の撤回を要求しているわけではない灘中の話 を大きく取り上げた。常軌を逸したダブルスタンダードだ。

 ●新たな倒閣運動

第2に、「学び舎」の教科書の偏向ぶりは凄まじいもので、日本がいかに 悪逆非道であったかというアジテーションのオンパレードだ。執筆者には 共産党系教育団体の役員も入っている。この進学校のPTAが知れば、た だではすまないシロモノだ。

第3に、この歴史教科書は、学習指導要領が前提としている通史を書くと いう構成になっていない。教科書検定審議会歴史小委員会の委員長も「学 習指導要領の枠に合わない」と認めている。この教科書は指導要領違反 で、検定不合格とすべきだったが、萎縮した文科省が政治判断で合格させ たもので、これは不正である。

第4に、灘中学校の問題は大阪毎日放送の7月30日の特集番組が初めに火 をつけ、多くのメディアがすでに取り上げていた。そのキッカケとなった のは、灘中の和田孫博校長のエッセイだった。その中でハガキの発案者で ある近現代史研究家の水間政憲氏を「日本会議の講師」と書いているが、 事実無根の捏造だ。

バックに日本会議や安倍晋三首相がいることを匂わせることで、灘中教科 書採択問題を学校法人・森友学園への国有地払い下げ問題と加計学園の獣 医学部新設問題に続く安倍政権倒閣運動の第三のネタにしようとする悪質 な意図があったことを暗示する事実である。(了)
 【Facebook公開ページ】 2017.09.12 12:12 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎核の黒幕暴く!北最強制裁採択の裏で注目される支援国家の存在 米 紙「海外で技術吸収する科学者の卵」

国連安全保障理事会は11日午後(日本時間12日朝)、「6回目の核実験」 を強行した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮へ の制裁決議を全会一致で採択した。原油輸出や石油精製品の供給に上限を 設けるなど、石油の規制に初めて踏み込んだ。制裁効果が注目されるな か、北朝鮮による驚異的なスピードの「核・ミサイル開発」の裏に“黒幕” の存在がささやかれている。英紙は支援した国家としてイランの可能性が あると報じた。ロシアや中国、ウクライナ、パキスタンにも疑惑が取り沙 汰されている。狂乱国家に「悪魔の兵器」を持たせた世界の闇が暴かれる のか。

国連安保理の会合で、ニッキー・ヘイリー米国連大使は新たな制裁決議に ついて、対北朝鮮としては「これまでで最強だ」と強調した。

安倍晋三首相も12日、「格段に厳しい制裁措置を科す強力な安保理決議 が、全会一致で迅速に採択されたことを高く評価する」とのコメントを発 表した。

確かに、過去の制裁からは強化されたが、原案からはやや後退した。当 初、盛り込まれていた石油の全面禁輸措置は上限の設定にとどまり、渡航 禁止や資産凍結の制裁対象から、正恩氏を外した。

北朝鮮の有力な外貨獲得手段である衣料品は禁輸となり、一定の締め付け 効果はあるが、中国やロシアに米国が譲歩し、次のカードを温存した形と なった。

こうした中、北朝鮮の「核・ミサイル開発」に協力・支援した、「黒幕」 ともいえる国家の存在が注目されている。

 《北朝鮮、イランの秘密支援で核兵器を獲得 英国当局者が懸念》

英紙サンデー・テレグラフ(電子版)は9日、こんな衝撃的な見出しの記 事を伝えた。同紙によると、英国外務省は、過去と現在の核保有国が、北 朝鮮の「核・ミサイル開発」を支援したか否かを徹底調査していると明か した。

英政府高官は同紙に対し、「北朝鮮の科学者が単独で技術的進歩を成し遂 げたとは信じられない」と述べたという。

確かに、北朝鮮が「核・ミサイル開発」を進める過程で、複数の国の関与 が指摘されてきた。

ミサイルでは、旧ソ連の技術が利用されている実態が明らかになってい る。核では、パキスタンで「核開発の父」と呼ばれたカーン博士が構築し た“核の闇市場”を通じ、開発を進めていたことが判明している。

旧ソ連については先月、北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)の「火 星14」のロケットエンジンが、ウクライナ中部ドニプロの工場で製造さ れたとの見方を米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。

ウクライナ宇宙庁はエンジンの流出源について「ロシアだ」との見方を示 し、その後、ウクライナ政府は国内の工場から流出したとの疑惑を否定す る調査結果をまとめた。ただ、2012年にはベラルーシ駐在の北朝鮮通商代 表部の職員2人が、秘密指定のミサイル技術に関する論文を撮影したとし て、ウクライナで有罪判決を受けた。

近年、北朝鮮との関係が冷え込んでいるといわれる中国も例外ではない。 米紙ウォールストリート・ジャーナル(日本語版)は7日、《北朝鮮の 核、急速な技術進歩に隠された「謎」 国連制裁をかいくぐり、海外で技 術を吸収する科学者の卵》という記事を報じている。

記事では、北朝鮮の急速な技術進歩の背景に、海外留学した北朝鮮の科学 者が持ち帰る専門知識があると指摘している。同紙の調査によると、北朝 鮮留学生を近年大量に受け入れているのは中国で、15年に中国の大学院に 在籍した北朝鮮の留学生は1086人で、09年の354人から急増したという。

北朝鮮に協力・支援することは、国際社会の批判を浴びるだけでなく、一 歩間違えば、自国の安全保障にとっても脅威と思える。報道が事実だとす れば“黒幕”たちには、どんなメリットがあるのか。

評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「自国で行えない実験を、北朝 鮮で行っているのではないか」といい、続けた。

「例えば、パキスタンは、北朝鮮と同型のミサイルを使っているとの情報 があるが、隣国インドを刺激するため、ミサイル実験は簡単ではない。北 朝鮮が発射実験を繰り返すことで、いろいろな能力を確認できる。イラン についても同じことがいえるのではないか」

 ロシアの狙いは何か。

「ロシアにとっても北朝鮮はバッファゾーン(緩衝地帯)などとしての価 値がある。仮に、ロケットエンジンを流出させれば、北朝鮮が中国寄りか らロシア寄りにシフトすることは十分に起きる」

北朝鮮への支援が事実だとすれば、言語道断としかいいようがないが、国 際社会はどう対峙(たいじ)していくべきなのか。

潮氏は「『答えはない』というのが正解だろう。国連安保理の常任理事国 に拒否権を持つ中国とロシアがいる以上、米国が提出した決議案は拒否権 行使を含めて、どうなるか分からない状況になっている」と指摘する。

これでは、北朝鮮の脅威はますます増大するだけだ。日本は自国を自らの 手で守るための軍事・外交の本格的議論を行わなければならない。

【写真】  北朝鮮に対する新たな制裁決議を全会一致で可決した国連安全 保障理事会=11日(AP) 北朝鮮に対する新たな制裁決議を全会一致で 可決した国連安全保障理事会=11日(AP
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【ZakZak】 2017.9.13 〔情報収録 − 坂元 誠〕



 ◎シコ減っちゃった? 休場力士急増の「非常事態」に思う

はっきり分かるのが巡業先での風景だ。昔から会場は体育館などが使われ るため、土俵以外はタイルや板張りが多い。それでも以前は「山げいこ」 と呼ぶ空き地やグラウンドに円を描いただけの土俵を作り、そこでよくけ いこした。円の周りでは十分にシコを踏み、たっぷり汗をかいた。

ところが最近は警備上の問題もあり、山げいこはほとんどない。力士は各 部屋のけいこ以外では土俵でしか土の上でシコが踏めない。弾力性のある 土と違い、硬い床の上でシコをたくさん踏むとひざなどに負担がかかる。 結果、回数も減り、体作りを筋力トレーニングに頼る傾向が見える。

 巡業は本場所とともに相撲協会を支える2本柱。時代にあった環境作り も必要だと思うが、力士側にも基本を見直し、工夫する意識の改革が重要 だろう。

 シコの「質」と「量」を高めることは、必ずけが防止につながる。(竹 園隆浩)朝日新聞デジタル9/12(火) 21:54配信



 ◎北制裁決議 石油禁輸、効果に疑問 自前の石炭液化し代用

 ■シンクタンク研究員指摘

【ワシントン=黒瀬悦成】国連安全保障理事会が11日採択した北朝鮮に 対する追加制裁決議は、北朝鮮を核放棄に向かわせる効果があるのか。有 力政策研究機関「国際戦略研究所」(IISS)のピエール・ノエル上級 研究員は、仮に中国が北朝鮮に対して石油の全面禁輸を断行したとして も、北朝鮮は自国で大量に産出される石炭を液化させてエネルギー源とす ることができるので「効果はない」と指摘する。

米エネルギー省傘下のエネルギー情報局(EIA)によると、北朝鮮 20166年、公表されているだけで1日あたり1万5千バレルの原油と6千 バレルの石油製品を中国から輸入。年間では中国から原油約50万トンと石 油製品約20万トン、加えてロシアから原油約4万トンを毎年輸入してきた とされる。

 トランプ米政権が主導する国連安保理での制裁決議は、これらの輸入を 大きく制限することで北朝鮮を一層経済的に孤立させるとともに、エネル ギー不足に陥った北朝鮮を核・弾道ミサイル開発の断念に追い込むことを 狙う。

 しかしノエル氏は「北朝鮮が年間に約600万トンの石炭を液化させて石 油製品の代用とすれば、毎年輸入している原油・石油製品をまかなえる」 と主張する。北朝鮮は15年に約2500万トンの石炭を中国に輸出したとされ るが、国連制裁で北朝鮮の石炭輸出が厳しく制限されたことから、逆に液 化に回す石炭には事欠かない状態となっている。

北朝鮮が石炭を液化させて燃料として活用する体制にただちに転換できる 用意を整えているかは明確でないが、ノエル氏は北朝鮮が基礎的な液化技 術を会得し、工業規模での運用を開始しているとみる。

北朝鮮は06年以降、平安南道安州の化学工場「南興青年化学連合企業所」 にある石炭ガス化プラントの拡充を進めてきた。石炭のガス化は液化の前 段階で、同じ技術を使用する。

 ノエル氏は北朝鮮が核・ミサイル開発で国際社会と対決姿勢を強める 中、石油禁輸対策として石炭液化技術を実用化済みの公算は極めて大きい と強調した。産経新聞9/13(水) 7:55配信

 

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読 者 の 声       
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 1)相撲がコンタクト・スポーツの一種である以上仕方がないのでは:
前田正晶

目下開催中の秋場所とやらでは3横綱を始めとして休場者が多発している ようだ。その理由を舞の海が「力士の平均体重が右肩上がりで163 kgに達 したことが主たる原因である」と指摘していた。

それは力士が大きくなった体重をコントロール出来ない為に土俵から落ち た際などに筋や筋肉を傷めるだという意味だった。私には柔道で言う受け 身が出来ていないと言いたいのかとも聞こえたし、「違うだろー」と何処 かの療養中の代議士のように言いたい衝動にも駆られた。

この問題を別の視点から考えてみれば、(相撲をスポーツの範疇に入れる ことに懐疑的な私が言うのは自己矛盾だが)、相撲があれほど激しく裸で 当たり合う「コンタクト・スポーツ」(=contact sportsだが、適当な訳 語がないようだ)である以上、負傷するか故障者が出るのは仕方がないの ではないかと思っている。稽古に近代的合理性が欠如していないとも考え ている。

ここで、「“contact sports”とは」と検索してみると、 Wordnetには “a sportthat involves physical contact, a method of throwing an opponent callednagewaza“ と出てきた。例としてはフットボールやレス リングが挙げられていた。

何でサッカーが入っていないのかと疑問に思った。私は2度も骨折した し、捻挫だって何度もして苦しんだのに。反対の noncontact sports に はテニスやヴァレーボールやバドミントンが出ていた。

コンタクト・スポーツの例に挙がっていたフットボールではヘルメットも 着用されるし、ショルダーパッドを始めとして腰等々の方々にパッドが 入っている。練習ではウエイトトレーニングは必須であり、受け身の練習 や当たりの訓練もされている。それでも負傷はつきものである。そこで 「それにも拘わらず、相撲では・・・」となるのかなと考えている。

しかしながら、相撲については全く不案内な私だが、何時だったか「力士 の筋肉はあの稽古で非常に良く鍛え上げられているから、滅多に大きな怪 我がない」と聞いたこともあるし、力士たちもウエイトトレーニングを含 めた近代的な「練習」も採用しているとも報じられていた。すると、結論 は舞の海が言うように「体重過多」が原因なのかという所に戻ってきてし まうのかなと考え込んでしまう。


2)桂花醤:品川 丸梅亭

70歳台の10年間、毎年台湾の台北に10日ほど滞在して見物や食べ歩きをし た。そのときに知ったのだが、桂花醤というものを知った。

金木犀の花のシロップ漬けで、花の香りをシロップに閉じ込めて点心など の味と香り着けに使う調味料である。80歳台になってから脚が動脈硬化で 長歩きが出来なくなって台湾行きは中止を余儀なくされたが、桂花醤の代 わりに金木製の花の蜂蜜漬けを毎年作って愉しんでいる。

今年も、近所で彼岸花の茎が急に伸び始めた。この彼岸花が咲いた後に金 木製の花が咲くのが毎年の例である。昨年作ったものがまだ残っている が、今年もすこし作り足そうと思っている。

桂花醤は、日本でも大きい中華食材店で扱っているが、それでなくても、 蜂蜜漬けや砂糖漬けなどが簡単にできるので、これらの自家製をお薦めす る。お湯に溶かして飲んだり、パンに付けて食べたり、いろいろ楽しめ る。これを知らない人に供して反応をみるのも愉しい。

桂花醤

<https://www.spice-shikaku.org/jitenn/%E6%A1%82%E8%8A%B1%E9%86%A4-%EF%BC%88%
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 <http://tw-cai.blogspot.jp/2015/07/blog-post_11.html>
http://tw-cai.blogspot.jp/2015/07/blog-post_11.html

金木製の花の蜂蜜漬け

 <https://cookpad.com/recipe/31320> https://cookpad.com/recipe/31320

金木犀の花の砂糖漬け

 <https://cookpad.com/recipe/440686> https://cookpad.com/recipe/440686

金木犀の花のリキュール漬け

 <https://allabout.co.jp/gm/gc/185971/> https://allabout.co.jp/gm/gc/185971/


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身 辺 雑 記
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14日の東京湾岸、早朝は曇天、やがて晴れ。

散歩する近くの猿江恩賜公園のあちこちに彼岸花が赤く咲いているのを報 告するのを忘れていた。

12日夜、亀戸の韓国風居酒屋での会合、美人1人欠席で盛り上がらず。
某ゼネコン専務のお邸改装に関するトラブルのためとか。

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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