政治・経済

頂門の一針

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頂門の一針4466号  2017・9・5(火)

2017/09/05

   
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わたなべりやうじらうのメイ ルマガジン「頂門の一針」4466号
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           2017(平成29)年9月5日(火)



        金の“パラノイア治療”を実行の時だ:杉浦正章

              砂漠にも無意味な幽霊都市:宮崎正弘

               友と語らん鈴懸の径:渡部亮次郎
                 
                        話 の 福 袋
                           読 者 の 声
                           身 辺 雑 記


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第4466号
                             発行周期 不定期(原則毎日発行)
             
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金の“パラノイア治療”を実行の時だ
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                      杉浦 正章

狡猾な中国に対する「圧力」がカギ
 
日本は国際包囲網の主導を                  

とどのつまりは虚勢を張り続ける北朝鮮のパラノイア(偏執病)患者を如何 に治療するかということだ。金正恩がパラノイアだという説は今に始まっ たことではない。

近年ミサイル実権や核実権を繰り返すたびに指摘されてきた。米国連大使 ヘイリーは金について「パラノイア状態(in a state of paranoia=妄想 症、偏執病)だ。

彼は、周辺のあらゆることについて非常に心配している。」と発言してい る。米国国家安全保障局の(NSA)の元首席監察官ジョエル・ブレンナー も「あの国を動かしている若者は狂っている。

彼のやり方は破壊的で幼児的、病的だ。戦略がない。3歳児と同じで注目 を浴びたいのだ」と分析してその狂気性を強調している。前韓国大統領朴 槿恵も昨年の核実験の後「北朝鮮の核実験は、国際社会に対する挑戦とし か言いようがなく、もはや私たちと国際社会の忍耐も限界を越えている。

権力を維持するために国際社会と周辺国のいかなる話にも耳を貸そうとし ない金正恩の精神状態は統制不能だと見るべきだろう」と発言した。

いずれも金正恩が「気違いに刃物」状態にあることを強調している。古くか ら独裁者の精神状態を分析するとパラノイアに行き着くといわれている。 ヒトラーはパラノイアの典型的症状だし、スターリンも、あらゆる場所に 敵の姿を見て、スパイを疑い、部下の部屋を盗聴させ、疑った人間はすぐ さま粛清した。

いずれも自分の周りの誰もが敵で、自分の命を狙っているのだ、という典 型的なパラノイアを発症している。金はそのヒトラーを限りなく信奉して おり、幹部らに就任1年目の誕生日の際、贈り物へのお礼として、『わが 闘争』を1冊ずつ配っている。

パラノイアの症状は被害妄想、誇大妄想、激しい攻撃性、自己中心的な性 格、異常な支配欲、悪魔的なものに美しさを見る悪魔主義などとして表れ てくる。金正恩の場合はその症状の全てに当てはまる。

まず悪魔主義の姿は、ミサイルを打ち上げるたびに恍惚とした表情で見上 げる姿に如実に表れている。打ち上げ後の高笑いは、自分が世界の中心に おり、絶対的な存在であると信じ込む自己中心的な性格そのものである。

そこには自らが超人、絶対者であるという誇大妄想も見られる。妥協や交 渉など一切考えずに攻撃ばかりを考える激しい攻撃性も見られる。叔父の 殺害という親族殺人を事もなく行い、昨年までに140人を処刑したのは完 全支配を行おうとする異常な支配欲であろう。

まさに紛れもないパラノイアの症状全てが当てはまる。そこには深い思慮 などはかけらも存在せず、パラノイアの本能のままに自らの行動を委ね る、まさに「3歳児」の姿だけが浮かび上がる。

この妄想人間にどう対処するかだが、治療法には挫折を味あわせるやりか たがあるという。金正恩の場合に如何にして挫折を経験させるかだが、経 済的挫折と軍事的挫折の二つがある。経済的挫折は全てが中国にかかって いる。

中国とロシアは北のミサイルが日米韓に向かう限りは何の痛痒も感ぜず、 むしろ基本的には北を米国の圧力への間衝地帯と位置づけている。中国は これまで制裁のそぶりを見せるだけで、その実は狡猾にも「バケツのだだ 漏れ対応」を行ってきた。

石油の禁輸しか手段がないことを分かっていながら、それを実施しない。 これを実施させるには、日米韓およびサミット加盟の先進諸国が結束して 対中圧力をかけるしかない。

経済的な対中包囲網をサミット加盟国も含めて実施に移すのだ。中国を動 かすには金正恩を「除去」しても、米韓とも北の国家としても存在を危うく しないという“密約”が必要となろう。

軍事的対応によるパラノイア治療は、中距離、ICBMなどいかなるミサイル も打ち落とすという「ミサイル実験拒絶」の対応だ。日米韓のミサイルを総 動員して、実験のたびに打ち落とす。

打ち落とすことによって悪魔主義を断念させる。金正恩がミサイルを打ち 落とされたことを口実に、直ちに戦闘状態に突入する“度胸”があるかとい えば、ないだろう。金は打ち落とされて初めて日米韓の本気度が分かり 「挫折」を味わう事になるのだ。いずれにしても日本は国際的な対北、対中 包囲網を主導する必要がある。

これらの手段を講じても「治療」が出来ない場合は、金除去の「斬首作戦」を 実行するしかあるまい。ピンポイント爆撃か、暗殺を得意とする米CIAが 対処するのだ。マスコミの論調は北東アジア情勢を一見行き詰まったよう に見ているが、打開策はいくらでもあるのだ。




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砂漠にも無意味な幽霊都市   
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)9月4日(月曜日)弐
       通巻第5418号  
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 タクラマカン砂漠にも無意味な幽霊都市、誰が責任をとるのか?
  新彊ウィグル自治区の安定化が目的だったが、実態は住民が不在
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カシュガル郊外。緑のすくないタクラマカン砂漠。ここに新都心を建設し 「地上の楽園」と宣伝した。2009年のウルムチ暴動ではウィグル人およそ 200名が殺害され、数万がとなりのカザフスタンへ逃げ込んだと言われる。

イスラム住民をなだめるために中国は何を思いついたか、砂漠の真ん中に 新都心建設を始めた。総費用は85億ドルと謳われた。

「2万人の新雇用、新都心、繁栄する未来」が描かれた。
これは2010年から開始されたウィグル安定化5
ケ年計画である。

もともと西部開発は胡錦涛政権以来のスローガンだった。しかもシルク ロード構想の国内版としても政治宣伝に転用でき、砂漠地帯も「第2の深 セン」が実現するなどと喧しいプロパガンダが鳴り響いた。

沿岸部は港湾設備が充実し、交通のインフラがあり、大学も多く、優秀な 人材を得やすいが、交通のアクセスは貧弱このうえなく、工業団地を建て ても、進出企業はないだろうに、当局はそういう計算ができないのだろうか。

新彊ウィグル自治区の最西端カシュガルでは古いモスクが破壊され、追い 立てられた住民の住まいにと、およそ8万人の住居、ツィンの摩天楼、三 本の大通り、商店街をつくり、有利な条件を提示して入居者を募集した。 8万人というのはカシュガルの総人口の15%にあたる。
20万平方メートルの砂漠は緑に化ける筈だった。

ツィンビルは途中で建設が止まり、道路は冠水したまま、付近は荒れ放 題、宣伝に騙されてやってきた商店主は客が殆どおらず、閉店状態となった。
「移住歓迎のネオンサインは、まるでSOSに見える」と現地を取材した 『サウスチャイナ・モーニングポスト』(2017面9月4日)の記者は書いた。
     
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之
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(読者の声1)宮崎さんと渡辺さんの共著『激動の日本近現代史  1852-1941』(ビジネス社)読ませていただいています。お2人の知の対決 というより真実を抉り出そうという共同作業ですね。

まず年表を見させていただきました。そこで非常に重大な3つの事件が 載っていないことに気付きました。

昭和16年7月23日米国統合参謀本部がルーズベルト大統領に提出した、日 本爆撃計画に大統領が署名・承認した。昭和16年7月25日対日石油禁輸を おこなえば日本の方から開戦するという進言に大統領が賛成し、日本爆撃 計画を中止とした。昭和16年8月1日米国政府が対日石油禁輸を発表した。

日本爆撃計画はそれまで中国で中国人に擬装した退役米国軍人をシェーン ノート中将が指揮して行っていました。いわゆるフライイングタイガーです。
それを拡大して、日本の三都市の工業地帯を爆撃して軍事能力を削ごうと いうのが計画でした。東京、大阪、長崎です。各編隊はそれぞれ約千五百 機です。攻撃対象は非軍事施設、宣戦布告なし。勿論、国際法違反であ り、ルーズベルト大統領の選挙公約違反です。

そういった作戦計画に大統領が署名していました。1970 年代に米国国立 公文書館で資料が見つかり、平成19年 (2007年)に米国のABCテレビ の人気番組「20/20」で放送されま した。

司会のバーバラ・ウォールターズが「日本がだまし討ちをしたとおもって いたが、実はルーズベルトはこんなことを計画していたのか」と青ざめた 顔で言っていました。

人気番組なので数千万人が観たはずですが、観た人もその時点ではショッ クを受けてもすぐにまた、元の歴史観に戻ってしまったことでしょう。大 多数の人間の歴史意識なんてそんなものなのです。

ちゃんとした資料の裏付けのあることです。少なくとも日本の中学の教科 書には載せてもらいたいものです。ちなみに、もし実行されていれば、殆 ど全てゼロ戦をはじめとする優秀な日本軍の戦闘機に殆ど全て撃墜され、 パラシュートで脱出した米国兵は捕虜となっていたはずです。
   (當田晋也)


(宮崎正弘のコメント)言い訳がましくて恐縮ですが、年表と索引は編集 部が作成しました。



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友と語らん鈴懸の径
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   渡部 亮次郎

散歩する恩賜公園は落葉樹のすべてが新芽をふいている。鈴懸(すずか
け・プラタナス)も新芽を出している。

スズカケノキ(木) (common) plane‖Platanus orientalis 日本には明
治初めに渡来し,小石川植物園に植えられた。秋に多数の小堅果からな
る直径3〜4cmの球形の集合果が山伏の着る篠懸の衣に付いている房の形
に似ているところから,鈴懸という和名がついた。

バルカン半島からヒマラヤまでの温帯に分布し,紀元前からすでにイタ
リアに入り,16〜17世紀にはフランス,イギリスでも街路樹に用いられ
たという。

日本で栽植されているものは,スズカケノキのほかに2種ある。

アメリカスズカケノキ P.occidentalis L.(英名 buttonwood)は高さ30m,
とくに大きなものでは50mになり,樹皮は乳白色で小さくはがれる。葉は
浅く切れ込み,集合果は1個が柄で垂れる。北アメリカ東部に分布し,日
本には1900年に入ったが,あまり広められていない。

日本で最も多く植栽されるのはモミジバスズカケノキ(一名カエデバスズ
カケノキ) (英名 Londonplane)で,スズカケノキとアメリカスズカケノ
キの雑種といわれ,樹皮は灰緑色で鹿の子まだらにはげ,葉の切れ込み
は両種の中間で全形がカエデの葉に似る。集合果は1〜2個ずつ垂れる。

スズカケノキの仲間は,やせ地や低湿地でもよく生長し,公害に強く,
刈込みにも耐えるので,世界の温帯で広く植栽される。

日本でもプラタナス(英名plane tree)と総称して明治40年ごろから挿木
で広がり始め,今日各地で街路樹としてはイチョウと並んで最も多く用
いられている。

スズカケノキ科 Platanaceae は1属だけからなり,ヨーロッパ南東部か
らインドまで,インドシナ半島,北アメリカからメキシコに6〜8種が隔
離的に分布する。(世界大百科事典(C)株式会社日立システムアンドサー
ビス)

「友と語らん 鈴懸の径(みち) 通いなれたる 学舎(学びや)の街 
やさしの小鈴 葉かげに鳴れば 夢はかえるよ 鈴懸の径」と灰田勝彦
が唄ったのは昭和17(1942)年。

兄の灰田晴彦が作曲、それに新聞記者出身の作詞家佐伯孝夫が詞をはめ
た。大東亜戦争に命令されて出陣する学生たちは、万感の思いを込めて
この歌を唄ったという。

あの戦争中はまず学徒動員が日中戦争が始まって間もない1938年(昭和13)
ころから、食糧、軍需品生産の人手不足を補うために行われた。学生、
生徒の勤労動員。学徒勤労動員ともいう。

大東亜争中の44(昭和19)年3月の学徒動員令からは中学生(旧制)以上は全
員、軍需工場などに動員され、45年8月の敗戦まで、学校教育は事実上、
停止した。(地域で差があるが、旧制中学の一、二、三年生は食糧増産
のために農家の勤労動員に駆り出され、軍需工場に動員されたのは四、
五年生)

学徒出陣はそれに続く措置。戦争下で、徴兵猶予制度の廃止により理工
科系・教員養成系をのぞく大学生・高専生を入営させた措置。それまで
大学生、高等専門学校の生徒には、26歳まで徴兵猶予の特典があった。

しかし満洲事変につづく日中戦争で兵員の不足に悩んでいた政府は、
1941(昭和16)年10月以降、修学年限の短縮による繰り上げ卒業の措置で
兵員を補った。

戦局の悪化でさらに兵員の不足が深刻になると、1943年10月に「在学徴
集延期臨時特例」を公布して、20歳以上の学生・生徒の徴兵を決定。
「徴兵猶予」とう特典を消して徴兵をかけたわけだ。

10月21日、冷雨のなか明治神宮外苑競技場(現在の国立競技場)で、文
部省主催の出陣学徒の壮行会出が挙行された。東京とその近県から集まっ
た出陣学徒は、東条英機首相の閲兵と激励を受け、場内を行進。

スタンドを埋め尽くした6万5000人の家族・級友・女子学生などがこれを
見送った。出陣学徒は、13万人とも20万人とも推定されている。

中国大陸や南方戦線、南太平洋へ送られ多くの戦死者を出した。1949年
には戦没学生の手記「きけわだつみのこえ」が出版され、大きな反響を
よんだ。参考:マイクロソフト「エンカルタ」
2009.11.20 Friday name : kajikablog


             
           
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話 の 耳 袋
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 ◎奄美・喜界島で50年に一度の記録的な大雨

気象庁は、奄美地方(鹿児島県)の喜界島では、50年に一度の記録的な大雨 となっているところがあると発表した。喜界島では、4日午後2時50分まで の3時間に187.5ミリの大雨が降っている。喜界島では午後2時までの1時間 に約120ミリの猛烈な雨が降ったとして、記録的短時間大雨情報も発表さ れた。

湿った空気が流れ込んでいる影響で、九州から沖縄にかけての地域は大気 の状態が不安定になっている。特に、奄美地方で雨雲が発達しやすい状況 となっていて、この方面は4日夕方まで低い土地の浸水や河川の増水に、4 日夜のはじめ頃まで土砂災害に警戒が必要だ。

■記録的短時間大雨情報とは
 
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域に とって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される 情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっ ているため警戒が必要となる。ウェザーマップ9/4(月) 15:07配信



 ◎米や同盟国への攻撃には「大規模な軍事措置」で対応=米国防長官

[ソウル/ワシントン 3日 ロイター] - マティス米国防長官は3 日、北朝鮮の核実験を受け、ホワイトハウスでダンフォード統合参謀本部 議長と臨んだ会見で「米国やグアムを含む米国領土、あるいは米国の同盟 国へのいかなる脅威にも大規模な軍事措置で対応する」と警告した。ま た、その措置は「効果的かつ圧倒的な」ものとなると述べた。

長官は「われわれは北朝鮮の完全な消滅を目指しているわけではない」と した上で「それでも、われわれはそのための多くの選択肢を持っている」 と述べた。

これに先立ち、トランプ大統領は国家安全保障チームによる協議を開 催。マティス長官は、大統領から米国が利用可能なすべての軍事的選択肢 についての説明を求められたと明らかにした。

国連安全保障理事会は4日に今回の核実験について協議する予定。

マティス長官は、安保理理事国は「朝鮮半島の非核化を目指すことで一 致している」と述べた。

これとは別に、トランプ大統領は3日、米国は北朝鮮を攻撃するかとの 問いに、「そのうち分かる」と答え、北朝鮮への対応で軍事行動を排除し なかった。

大統領はまた、「私が以前指摘した、北朝鮮との対話を図る融和政策が 機能しないということを韓国はようやく認識した」とツイート。文在寅 (ムン・ジェイン)大統領の下、核開発問題を巡り北朝鮮との対話を通じ た解決を目指す韓国政府を非難した。

トランプ大統領は、米国が北朝鮮と取引する国との通商を停止する可能 性も示唆。米国が韓国との通商停止を検討中との報道を受け、両国間の緊 張が高まっている。

【写真】 9月3日、マティス米国防長官(写真左)は、北朝鮮の核実験 を受け、ホワイトハウスでダンフォード統合参謀本部議長と臨んだ会見で 「米国やグアムを含む米国領土、あるいは米国の同盟国へのいかなる脅威 にも大規模な軍事措置で対応する」と警告した。(2017年 ロイター /Mike Theiler)
<http://jp.reuters.com/article/northkorea-missiles-idJPKCN1BE161>http://jp.reuters.com/article/northkorea-missiles-idJPKCN1BE161
【ロイター】 2017年9月4日 / 07:17 〔情報収録 − 坂元 誠〕


 ◎オバマ政権は「中国政権の転覆」について議論しなかった=元ホワイ トハウス高官

ホワイトハウス元高官によると、中国共産党の中央当局では数十年に渡り 「米国は、中国の政権を転覆させようとしている」といった被害妄想的な 恐怖を抱いており、いまだに中国の対米政策に影響をおよぼしている。し かし、実際の「転覆」計画については、オバマ政権内では「議論しなかっ た」という。

オバマ政権で対中政策上級顧問を6年間務めた親中派エバン・メデイロス 氏は、7月6日、米国の著名シンクタンク・戦略米国際研究センター (CSIS)での公開討議で、最新の米中関係について、学者や研究者たちと 議論した際、冒頭の見方を示した。

メデイロス氏によると、オバマ前大統領、バイデン前副大統領、ほか国家 安全保障担当は、中国の政治制度と米国の国家安全保障担当は、中国政権 転覆案については「誰も話さず、1度も議論しなかった」と述べた。

メデイロス氏は、オバマ政権内で最も影響ある対中政策の立案者の一人と みなされている。対アジア外交政策を指揮する国家安全保障会議(NSC) のアジア上級部長も務めた。

親中派のメデイロス氏は、中国へ「融和路線」を貫いている。討論会のな かで「米中関係はすでに38年の歴史がある。互いに異なる価値観があり、 競争している国だが、友好な関係を築くことができる」と述べた。

中国人権問題では動きが足りないと非難されてきたオバマ政権

オバマ政権が、民主主義や自由主義という米国建国の平和的な基本理念 を、独裁体制下にある中国に影響をもたらそうとしなかったと、米国保守 派の支持層や多くの中国人権団体が訴えてきた。メデイロス氏のこのたび の発言は、それを裏付けることになる。 

米国行政機関の中国問題委員会(CECC)は、オバマ政権の人権問題対応を 批判し続けている。同委員会委員長クリス・スミス議員は、オバマ政権の 中国政策は「8年間の後退だった」と、7月1日の中国の人権侵害について の公聴会で失望を示した。また、CECCは、中国の人権侵害に対する措置を 講じるようオバマ政権に「嘆願していた」と同議員は述べた。 

保守派ジャーナリストで、左派オバマ政権を批判しているビル・ガッツ氏 によると、メデイロス氏は、ホワイトハウスでの役職に就く前、中国につ いての学術論文で「中国の軍事力は米国にとって、まったく脅威にならな い」「中国政治は順調だ」と論じていたという。

対中政策では、現行のトランプ政権はより強硬政策を取っている。中強硬 派の経済学者で現トランプ政権内の貿易政策「国家通商会議」トップの ピーター・ナバロ氏は、中国の共産党政権と拡大する外交政策は、米国の 国益と国家安全保障に直接的な脅威を与えていると、トランプ大統領に助 言している。

8月、トランプ政権は中国の貿易慣行について調査を決定した。不公平な 貿易があると認められた場合、米政府は中国製品に関税を引き上げるなど して、中国に対して経済制裁を加える。

(文・ポール・ファン/翻訳編集・佐渡道世)

【写真】 2015年9月25日、訪米した習近平主席とオバマ大統領。ワシント ンDCのホワイトハウスで(Chris Kleponis-Pool/Getty Images)
http://img.epochtimes.jp/i/2015/11/26/t_xf9ukbipsqvlrxxfn8hr.jpg
【大紀元】 2017年09月02日 08時00分  〔情報収録 − 坂元 誠〕


 
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読 者 の 声       
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 1)制裁と圧力の逆効果?:前田正晶

3日は十数年ぶりで日大フェニックスのフットボール・シーズンの第1戦 を見に、調布の味の素バイタル・スタジアムに行っていた。その観戦のこ とは措くとして、試合中だったのだろうDPRKが水爆の実験を敢行してい た。私はかの国に対するUNの制裁決議だろうと何だろうと、金正恩を阻止 できることなどあり得ないと前から ずっと今もなお考えている。

私は報じられているように、DPRKと金正恩の狙いがアメリカと対話して核 保有国であることを認めさせる一点にあるのだったら、トランプ大統領が 何を言われ ようと、文在寅大統領が「対話、対話」と喚いても、習近平 がトランプ大統領の要望 に従って(そんなことがあり得るのか?)DPRK を経済的に封鎖しようと、何の効果 も発揮される訳がないと密かに危惧 していた。

私如きに良く解らないのは、複数の核保有国が、私には無用の長物としか 見えないUN如きを使ってまでも、DPRKが核とその兵器を持つことを禁じる か諦めさせ ようと企てている事なのだ。どう考えても矛盾している気が してならない。

それに、 我が国のマスコミ報道を頼りにしていると、アメリカと我が国 と韓国がDPRKの暴走を 阻止しようと雄々しくも立ち上がっているかのよ うだが、世界にはDPRKと国交を結ん でいる国が160もあり、我が国を含む 3ヵ国は国交がなく、寧ろ例外的な存在の如くな のだ。

こんなことを言っている私だって、核兵器が如何に途方もない危険なもの だということくらいは十分に認識できている。それを保持しようとしてい るDPRKを翻 意させようとトランプ様が立ち上がられたことも解ってい る。だが、国際的に見てこ れほど重大かつ難しい大問題に対して、国内 の不動産業だけで名を上げてこられた大 統領は、余りにもその対応に不 慣れではなかったのかという不安感を拭えないのだ。

選挙キャンペーン中には「対話しても良い」というようにぶち上げておら れたものが、いざ大統領に就任されれば武力による威嚇にも手を染められ てしまっ た。事ここに到って、水爆実験をされてしまうと「ごろつき」 呼ばわりに転じられ 「対話は通じないのか」と言われた。私は Mr. Unpredictable と呼ばせて頂いたが、 それに対して金正恩はどちらかと いえば「ぶれる」ことなく核実験まで進んでいって しまった。

プーテイン大統領は制裁等の威嚇は通用しないと警告したとも報じられて いるし、DPRK のmissile や核兵器などの技術陣の中心にはロシア人が加 わってい るとも伝えられている。習近平にしたところで、果たしてトラ ンプ大統領の望む通り に動くかなどは極めて疑問だ。ここまで来れば、 6ヵ国協議などと言っていた中の2国 はDPRK側に意図的に立っているので はないか。その国が本気で制裁すると思うのか。

このような世界の情勢では、平和憲法を押し頂く我が国にとって重大且つ 深刻な危機が何時襲ってくるかなどと考える時、何時までもUNだのSCだ の、安保条約 による核の傘などに依存して安閑としていて良いのかとい う疑問が湧いてくる。安倍 総理はその辺のことは十分にご承知であって も、我が国として相変わらず「厳重に抗 議して制裁と圧力の継続」と言 う以外に手段がないのだと考えざるを得ない。

トランプ大統領は「アメリカは100%我が国と共にある」と明言されたそ うだが、それが具体的に如何なる意味かを、あの大統領が完全に認識且つ 理解して 言ったのかも、私には不安に思えてならない。私は考え過ぎだ ろうか。



 2)制裁と圧力の逆効果?:前田正晶

3日は10数年ぶりで日大フェニックスのフットボール・シーズンの第一戦 を見に、調布の味の素バイタル・スタジアムに行っていた。その観戦のこ とは措くとして、試合中だったのだろうDPRKが水爆の実験を敢行してい た。私はかの国に対するUNの制裁決議だろうと何だろうと、金正恩を阻止 できることなどあり得ないと前からずっと今もなお考えている。

私は報じられているように、DPRKと金正恩の狙いがアメリカと対話して核 保有国であることを認めさせる一点にあるのだったら、トランプ大統領が 何を言われようと、文在寅大統領が「対話、対話」と喚いても、習近平が トランプ大統領の要望に従って(そんなことがあり得るのか?)DPRKを経 済的に封鎖しようと、何の効果も発揮される訳がないと密かに危惧していた。

私如きに良く解らないのは、複数の核保有国が、私には無用の長物としか 見えないUN如きを使ってまでも、DPRKが核とその兵器を持つことを禁じる か諦めさせようと企てている事なのだ。どう考えても矛盾している気がし てならない。それに、我が国のマスコミ報道を頼りにしていると、アメリ カと我が国と韓国がDPRKの暴走を阻止しようと雄々しくも立ち上がってい るかのようだが、世界にはDPRKと国交を結んでいる国が160もあり、我が 国を含む3ヵ国は国交がなく、寧ろ例外的な存在の如くなのだ。

こんなことを言っている私だって、核兵器が如何に途方もない危険なもの だということくらいは十分に認識できている。それを保持しようとしてい るDPRKを翻意させようとトランプ様が立ち上がられたことも解っている。 だが、国際的に見てこれほど重大かつ難しい大問題に対して、国内の不動 産業だけで名を上げてこられた大統領は、余りにもその対応に不慣れでは なかったのかという不安感を拭えないのだ。

選挙キャンペーン中には「対話しても良い」というようにぶち上げておら れたものが、いざ大統領に就任されれば武力による威嚇にも手を染められ てしまった。事ここに到って、水爆実験をされてしまうと「ごろつき」呼 ばわりに転じられ「対話は通じないのか」と言われた。私は Mr. Unpredictable と呼ばせて頂いたが、それに対して金正恩はどちらかとい えば「ぶれる」ことなく核実験まで進んでいってしまった。

プーテイン大統領は制裁等の威嚇は通用しないと警告したとも報じられて いるし、DPRK のmissile や核兵器などの技術陣の中心にはロシア人が加 わっているとも伝えられている。習近平にしたところで、果たしてトラン プ大統領の望む通りに動くかなどは極めて疑問だ。ここまで来れば、6ヵ 国協議などと言っていた中の2国はDPRK側に意図的に立っているのではな いか。その国が本気で制裁すると思うのか。

このような世界の情勢では、平和憲法を押し頂く我が国にとって重大且つ 深刻な危機が何時襲ってくるかなどと考える時、何時までもUNだのSCだ の、安保条約による核の傘などに依存して安閑としていて良いのかという 疑問が湧いてくる。安倍総理はその辺のことは十分にご承知であっても、 我が国として相変わらず「厳重に抗議して制裁と圧力の継続」と言う以外 に手段がないのだと考えざるを得ない。

トランプ大統領は「アメリカは100%我が国と共にある」と明言されたそ うだが、それが具体的に如何なる意味かを、あの大統領が完全に認識且つ 理解して言ったのかも、私には不安に思えてならない。私は考え過ぎだろ うか。


 3)フットボールを取り巻く環境は余り変わっていなかった:前田正晶

3日は何年振りかで関東大学フットボールのリーグの試合を見に、京王線で飛田給駅の近くある味の素バイタル・スタジアムにまで出掛けていった。急行が止まってくれなぬ不便な駅だが、久し振りに調布まで特急に乗っていった。車窓から見える景色には確かに懐かしさはあるが、東横線や京急線と大きく違うなと思ったことがあった。

それは、京王線には線路の両側に高層のアパートが林立しておらず、東横や京急のような谷底を走っているかのような感じがなかったことだ。京王電鉄の沿線の開発の方式が違うのかも知れないが、調布に近くなるにつれてプラットフォームが地下のようになっていたとは知らなかった。電車には偶には乗ってみるものだと思った。



さて、フットボールだが、お目当ての日大フェニックス対中大ラクーンズの試合開始の2時の遙か前に着いたのだが、意外にもあの狭いスタンドは結構埋まっており、斯道奨励の為には誠に結構なことだと一瞬思った。入場券売り場にいた当番校の学生に「篠竹監督って知っているか」とからかってみれば「知りません」という答えで、時代の変化を痛感。

65歳以上は通常は¥1,200が¥800に割引になっていたとは知らなかった。

アミノバイタルの客席は東京FC(サッカーの、である)のホームになっているスタジアムのサブ競技場のようであるので、狭いと思っている。だが、そこは結構埋まっていたとは言ったが、よく見れば相も変わらず、そこにいるのは各大学のフットボール部の父母の会の方が圧倒的だった。それ以外の観客はと言えば、各大学のOB等の関係者で、私のような純粋のフットボール好きは極めて例外的だと感じざるを得なかった。

忌憚なく言えば、大分以前にフットボールの練習法、就中トレーニングの方式が、我が国のあらゆるスポーツの中で最も近代的且つ科学的だと認めてくれた、私が通っていたジムのトレーナーがいた。だが、彼は褒めた後に付け加えた悲しい台詞「ではあっても、フットボールは我が国では未だにマイナースポーツの域に止まっている」が、21世紀の現在でも当たっている気さえしたのだった。

それでも良いじゃないか。試合は一本のタッチダウンとフィールドゴールを争う言わば手に汗握る熱戦で、私が座っていたフェニックスの親御さんたちが声を枯らして声援し、得点する度に肩抱き合って「ハイファイブ」(ハイタッチは誤りのカタカナ語である)で喜び合っていたのだから。私も暫く振りに得点がある度に皆が一斉に歌う日大の校歌が4回も聴けて懐かしさに胸打たれる思いだった。

フェニックスが勝って良かったのだが、私にはもう一つささやかな良いことがあった。それは7月31日に買い求めた格好良い度付きのサングラスを漸く衆人環視の環境で使えるような好天に恵まれたことだった。このまま天候不良が続けば、来年まで待っていなければならないのかと、密かに不安になっていたのだったから。



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身 辺 雑 記
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4日朝はまたまた雨中散歩。

その後は東京女子医大で内科の定期診療。問題ナシ。

雨の上がった午後、隣の中学校の芝生では女生徒たちの寛ぐ嬌声。何とな く心の落ちつく時だ。

夜は再び女子医大近くへ。秋田高校の同級生4人で一献。最も気の休まる 会合だ。いずれも家人の車に乗せてもらっての行き帰り。申し訳ナシ。

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渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>

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